JP2001031717A - ポリビニルアミンの製造法および製造装置 - Google Patents
ポリビニルアミンの製造法および製造装置Info
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- JP2001031717A JP2001031717A JP11203946A JP20394699A JP2001031717A JP 2001031717 A JP2001031717 A JP 2001031717A JP 11203946 A JP11203946 A JP 11203946A JP 20394699 A JP20394699 A JP 20394699A JP 2001031717 A JP2001031717 A JP 2001031717A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F26/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
- C08F26/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a single or double bond to nitrogen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリビニルアミンを少ない工程数で効率良く製
造する。 【解決手段】反応器11と、反応器11を加熱する手段12
と、反応器11内部を撹拌する手段13と、反応器11へ水、
N−ビニルホルムアミド、および重合開始剤を供給する
手段1,2,3と、反応器11へ不活性ガスを導入する手段4を
備えてなる製造装置を用い、反応器11内でN−ビニルホ
ルムアミド重合体を製造し、引き続いてこの反応器11内
でN−ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ
飽和蒸気圧力以上となる条件の水と無触媒下で反応させ
て加水分解してポリビニルアミンを製造する。
造する。 【解決手段】反応器11と、反応器11を加熱する手段12
と、反応器11内部を撹拌する手段13と、反応器11へ水、
N−ビニルホルムアミド、および重合開始剤を供給する
手段1,2,3と、反応器11へ不活性ガスを導入する手段4を
備えてなる製造装置を用い、反応器11内でN−ビニルホ
ルムアミド重合体を製造し、引き続いてこの反応器11内
でN−ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ
飽和蒸気圧力以上となる条件の水と無触媒下で反応させ
て加水分解してポリビニルアミンを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリビニルアミンの
製造法およびその製造装置に関するものである。
製造法およびその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアミンは特に、製紙用の添加
剤および排水処理用の凝集剤として、従来品に対して卓
越した効果を有する塩基性重合物であり、将来性が期待
されている。ポリビニルアミンの製造法としては、例え
ば、N−ビニルホルムアミドを重合してN−ビニルホル
ムアミド重合体を得、次いで、この重合物中のホルムア
ミド基の少なくとも一部を酸性条件下或いは、塩基性条
件下で加水分解することにより得る方法が知られている
(特公昭63−9523号公報)。
剤および排水処理用の凝集剤として、従来品に対して卓
越した効果を有する塩基性重合物であり、将来性が期待
されている。ポリビニルアミンの製造法としては、例え
ば、N−ビニルホルムアミドを重合してN−ビニルホル
ムアミド重合体を得、次いで、この重合物中のホルムア
ミド基の少なくとも一部を酸性条件下或いは、塩基性条
件下で加水分解することにより得る方法が知られている
(特公昭63−9523号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では以下のような問題点があった。すなわち、N−
ビニルホルムアミド重合体を加水分解してポリビニルア
ミンを製造する際に、酸性触媒を用いる場合には、N−
ビニルホルムアミド重合体中のホルムアミド基と当量の
酸たとえば塩酸、臭化水素酸、ハロゲン化水素、リン酸
又は硫酸を必要とする。そして、酸性触媒による加水分
解では対応する重合体の塩が生じ、この塩から遊離アミ
ン基を有するポリビニルアミン単体を得る場合、塩基例
えば苛性ソーダ溶液又は苛性カリ溶液を添加することが
行われる。しかし、苛性ソーダ、苛性カリの塩の除去操
作が必要となる。一方、塩基性触媒を用いる場合には、
N−ビニルホルムアミド重合物中のホルムアミド基と当
量の塩基たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
アンモニア、アミン及び水酸化カルシウムが必要であ
る。しかしながら、塩基性触媒を用いた場合には、蟻酸
との塩が多量に生成するので、ポリビニルアミンを単体
として製造するためには後処理工程が複雑となる。本発
明は、これらの課題を解決して、ポリビニルアミンを少
ない工程数で効率良く製造することを目的とする。
方法では以下のような問題点があった。すなわち、N−
ビニルホルムアミド重合体を加水分解してポリビニルア
ミンを製造する際に、酸性触媒を用いる場合には、N−
ビニルホルムアミド重合体中のホルムアミド基と当量の
酸たとえば塩酸、臭化水素酸、ハロゲン化水素、リン酸
又は硫酸を必要とする。そして、酸性触媒による加水分
解では対応する重合体の塩が生じ、この塩から遊離アミ
ン基を有するポリビニルアミン単体を得る場合、塩基例
えば苛性ソーダ溶液又は苛性カリ溶液を添加することが
行われる。しかし、苛性ソーダ、苛性カリの塩の除去操
作が必要となる。一方、塩基性触媒を用いる場合には、
N−ビニルホルムアミド重合物中のホルムアミド基と当
量の塩基たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
アンモニア、アミン及び水酸化カルシウムが必要であ
る。しかしながら、塩基性触媒を用いた場合には、蟻酸
との塩が多量に生成するので、ポリビニルアミンを単体
として製造するためには後処理工程が複雑となる。本発
明は、これらの課題を解決して、ポリビニルアミンを少
ない工程数で効率良く製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実情に
鑑み、N−ビニルホルムアミド重合体を加水分解するこ
とによってポリビニルアミンを生成する方法について鋭
意検討を重ねた結果、N−ビニルホルムアミドを重合し
て得たホルムアミド基を有する重合体を、100℃以上
でかつ飽和蒸気圧力以上となる状態の水と無触媒下にて
反応させて加水分解を行わせることにより効果的にポリ
ビニルアミンを生成できることを見い出し、本発明を完
成させるに至った。
鑑み、N−ビニルホルムアミド重合体を加水分解するこ
とによってポリビニルアミンを生成する方法について鋭
意検討を重ねた結果、N−ビニルホルムアミドを重合し
て得たホルムアミド基を有する重合体を、100℃以上
でかつ飽和蒸気圧力以上となる状態の水と無触媒下にて
反応させて加水分解を行わせることにより効果的にポリ
ビニルアミンを生成できることを見い出し、本発明を完
成させるに至った。
【0005】すなわち前記課題を解決するために本発明
のポリビニルアミンの製造法は、N−ビニルホルムアミ
ド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上となる
状態の水と無触媒下にて反応させて加水分解を行わせる
ことを特徴とする。特に、反応温度100〜300℃、
圧力0.3〜28MPaの条件で加水分解を行わせるこ
とが好ましい。また、N−ビニルホルムアミドに水およ
び重合開始剤を添加してN−ビニルホルムアミド重合体
を合成し、引き続いて該N−ビニルホルムアミド重合体
の加水分解を行わせることができる。さらに、反応器内
でN−ビニルホルムアミド重合体を合成した後、引き続
いて同じ反応器内でN−ビニルホルムアミド重合体の加
水分解を行わせることができる。
のポリビニルアミンの製造法は、N−ビニルホルムアミ
ド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上となる
状態の水と無触媒下にて反応させて加水分解を行わせる
ことを特徴とする。特に、反応温度100〜300℃、
圧力0.3〜28MPaの条件で加水分解を行わせるこ
とが好ましい。また、N−ビニルホルムアミドに水およ
び重合開始剤を添加してN−ビニルホルムアミド重合体
を合成し、引き続いて該N−ビニルホルムアミド重合体
の加水分解を行わせることができる。さらに、反応器内
でN−ビニルホルムアミド重合体を合成した後、引き続
いて同じ反応器内でN−ビニルホルムアミド重合体の加
水分解を行わせることができる。
【0006】本発明のポリビニルアミンの製造装置は、
N−ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽
和蒸気圧力以上、好ましくは100〜300℃、0.3
〜28MPaで水と無触媒下で加水分解させうる反応器
と、該反応器を加熱する手段と、該反応器内部を撹拌す
る手段と、該反応器へN−ビニルホルムアミド重合体ま
たはN−ビニルホルムアミド重合体を含む水溶液を供給
する手段とを備えてなるものである。あるいは、N−ビ
ニルホルムアミド重合体の合成が可能であり、かつN−
ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸
気圧力以上、好ましくは100〜300℃、0.3〜2
8MPaで水と無触媒下で反応させうる反応器と、該反
応器を加熱する手段と、該反応器内部を撹拌する手段
と、該反応器へ水、N−ビニルホルムアミド、および重
合開始剤を供給する手段と、該反応器へ不活性ガスを導
入する手段を備えてなるポリビニルアミンの製造装置で
ある。あるいは、N−ビニルホルムアミド重合体を10
0℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上、好ましくは100〜
300℃、0.3〜28MPaで水と無触媒下で反応さ
せうる反応器と、N−ビニルホルムアミド重合体または
N−ビニルホルムアミド重合体を含む水溶液を該反応器
へ連続的に供給する手段と、前記反応器を加熱する手段
と、前記反応器から排出されるポリビニルアミンを含む
排出液から水を分離する手段を備えてなるポリビニルア
ミンの製造装置である。
N−ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽
和蒸気圧力以上、好ましくは100〜300℃、0.3
〜28MPaで水と無触媒下で加水分解させうる反応器
と、該反応器を加熱する手段と、該反応器内部を撹拌す
る手段と、該反応器へN−ビニルホルムアミド重合体ま
たはN−ビニルホルムアミド重合体を含む水溶液を供給
する手段とを備えてなるものである。あるいは、N−ビ
ニルホルムアミド重合体の合成が可能であり、かつN−
ビニルホルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸
気圧力以上、好ましくは100〜300℃、0.3〜2
8MPaで水と無触媒下で反応させうる反応器と、該反
応器を加熱する手段と、該反応器内部を撹拌する手段
と、該反応器へ水、N−ビニルホルムアミド、および重
合開始剤を供給する手段と、該反応器へ不活性ガスを導
入する手段を備えてなるポリビニルアミンの製造装置で
ある。あるいは、N−ビニルホルムアミド重合体を10
0℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上、好ましくは100〜
300℃、0.3〜28MPaで水と無触媒下で反応さ
せうる反応器と、N−ビニルホルムアミド重合体または
N−ビニルホルムアミド重合体を含む水溶液を該反応器
へ連続的に供給する手段と、前記反応器を加熱する手段
と、前記反応器から排出されるポリビニルアミンを含む
排出液から水を分離する手段を備えてなるポリビニルア
ミンの製造装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、N−ビニルホルムアミド重合体として
は、N−ビニルホルムアミドのホモポリマーのみなら
ず、他のビニルモノマーとの共重合体も使用することが
できる。このようなビニルモノマーとしては水溶性のビ
ニルモノマーが好ましく、(メタ)アクリルアミド、N
−アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルア
ミドアルキルトリメチルアンモニウム塩、(メタ)アク
リルアミドアルカンスルホン酸塩、(メタ)アクリロニ
トリル、(メタ)アクリル酸塩、ジアルキルアミンアル
キル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、N
−アルキル−N−ビニルホルムアミド、N−アルキル−
N−ビニルアセトアミド、ジアリルアルキルアンモニウ
ム塩、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、ビニルベ
ンジルトリアルキルアンモニウム塩、ビニルスルホン酸
塩などが挙げられる。
本発明において、N−ビニルホルムアミド重合体として
は、N−ビニルホルムアミドのホモポリマーのみなら
ず、他のビニルモノマーとの共重合体も使用することが
できる。このようなビニルモノマーとしては水溶性のビ
ニルモノマーが好ましく、(メタ)アクリルアミド、N
−アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルア
ミドアルキルトリメチルアンモニウム塩、(メタ)アク
リルアミドアルカンスルホン酸塩、(メタ)アクリロニ
トリル、(メタ)アクリル酸塩、ジアルキルアミンアル
キル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、N
−アルキル−N−ビニルホルムアミド、N−アルキル−
N−ビニルアセトアミド、ジアリルアルキルアンモニウ
ム塩、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、ビニルベ
ンジルトリアルキルアンモニウム塩、ビニルスルホン酸
塩などが挙げられる。
【0008】N−ビニルホルムアミドの重合または共重
合は、公知法に従ってモノマー水溶液を曝気した後、ラ
ジカル性重合開始剤を加えることにより実施できる。こ
の重合または共重合を、N−ビニルホルムアミド重合体
の加水分解を行う反応器内で行うと、同一反応器内で連
続して重合体の合成と加水分解を行うことができるとい
う利点が得られる。ラジカル性重合開始剤としてはたと
えば過酸化物、ヒドロパーオキシド、酸化還元触媒又は
ラジカルに分解するアゾ化合物が挙げられる。特に、ア
ゾ化合物の使用が好ましく、たとえば、2,2’−アゾ
ビス(2−アミノジプロパノール)塩酸塩、4,4’−
アゾビス(4’−シアノ吉草酸)などが好適に使用され
る。また、アゾ化合物の使用量は、通常、モノマー10
0重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは1〜
5重量部である。重合は、モノマー濃度が5〜60重量
%、好ましくは10〜50重量%のモノマー水溶液を用
いて行ない、重合体水溶液を得る方法で行われる。重合
開始温度は通常、20〜80℃である。重合時間は通
常、0.5〜10時間程度である。反応は水溶液中で行
うが、水中、水に可溶な溶剤中、水と水に可溶な溶剤と
からの混合物中での溶液重合、あるいは水と混合しうる
溶剤中で油中水滴型エマルジョン重合の様式に従って重
合を行うこともできる。また微細な重合物を製造するた
めの逆転懸濁重合も可能である。重合時のpHは4〜9
好ましくは5〜7に調整すると品質の良好なポリマーが
得られるので望ましい。
合は、公知法に従ってモノマー水溶液を曝気した後、ラ
ジカル性重合開始剤を加えることにより実施できる。こ
の重合または共重合を、N−ビニルホルムアミド重合体
の加水分解を行う反応器内で行うと、同一反応器内で連
続して重合体の合成と加水分解を行うことができるとい
う利点が得られる。ラジカル性重合開始剤としてはたと
えば過酸化物、ヒドロパーオキシド、酸化還元触媒又は
ラジカルに分解するアゾ化合物が挙げられる。特に、ア
ゾ化合物の使用が好ましく、たとえば、2,2’−アゾ
ビス(2−アミノジプロパノール)塩酸塩、4,4’−
アゾビス(4’−シアノ吉草酸)などが好適に使用され
る。また、アゾ化合物の使用量は、通常、モノマー10
0重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは1〜
5重量部である。重合は、モノマー濃度が5〜60重量
%、好ましくは10〜50重量%のモノマー水溶液を用
いて行ない、重合体水溶液を得る方法で行われる。重合
開始温度は通常、20〜80℃である。重合時間は通
常、0.5〜10時間程度である。反応は水溶液中で行
うが、水中、水に可溶な溶剤中、水と水に可溶な溶剤と
からの混合物中での溶液重合、あるいは水と混合しうる
溶剤中で油中水滴型エマルジョン重合の様式に従って重
合を行うこともできる。また微細な重合物を製造するた
めの逆転懸濁重合も可能である。重合時のpHは4〜9
好ましくは5〜7に調整すると品質の良好なポリマーが
得られるので望ましい。
【0009】本発明では、N−ビニルホルムアミド重合
体を特定の条件下で加水分解してポリビニルアミンを得
るものであるが、N−ビニルホルムアミド重合体の加水
分解を行わせる温度は、通常100℃以上、好ましくは
100〜300℃、特に好ましくは140〜280℃で
あり、圧力は、飽和蒸気圧以上、好ましくは0.3〜2
8MPa、特に好ましくは0.5〜25MPaである。
本発明の方法によりポリビニルアミンを製造するに際
し、N−ビニルホルムアミド重合体の加水分解時に使用
する反応器は、飽和水蒸気圧以上という製造条件の圧力
に対して耐久性があればどのような素材の容器でも使用
可能である。また、反応器内の生成物はそのまま取り出
して製品としてもよく、あるいは反応器内の生成物を分
離装置に導入して水を分離し、高濃度の製品として取り
出してもよい。
体を特定の条件下で加水分解してポリビニルアミンを得
るものであるが、N−ビニルホルムアミド重合体の加水
分解を行わせる温度は、通常100℃以上、好ましくは
100〜300℃、特に好ましくは140〜280℃で
あり、圧力は、飽和蒸気圧以上、好ましくは0.3〜2
8MPa、特に好ましくは0.5〜25MPaである。
本発明の方法によりポリビニルアミンを製造するに際
し、N−ビニルホルムアミド重合体の加水分解時に使用
する反応器は、飽和水蒸気圧以上という製造条件の圧力
に対して耐久性があればどのような素材の容器でも使用
可能である。また、反応器内の生成物はそのまま取り出
して製品としてもよく、あるいは反応器内の生成物を分
離装置に導入して水を分離し、高濃度の製品として取り
出してもよい。
【0010】以下、本発明のポリビニルアミンの製造装
置について実施例を挙げて説明するが、これらの実施例
は特に本発明を限定するものではない。本発明の製造装
置は、より効率的にポリビニルアミンを製造することを
可能とするものである。図1は本発明の製造装置の最も
基本的な要素で構成される第1の実施例を示した概略構
成図である。本実施例の装置は、1つの反応器内でN−
ビニルホルムアミド重合体の合成と加水分解とを行うバ
ッチ式の装置であり、N−ビニルホルムアミド重合体の
合成が可能であるとともに100℃以上でかつ飽和蒸気
圧力以上で水と無触媒下にてN−ビニルホルムアミド重
合体の加水分解を行わせうる反応器11と、この反応器
11を加熱する加熱手段12と、反応器11内部を撹拌
する攪拌手段13と、反応器11へ水を供給する手段1
と、反応器11へN−ビニルホルムアミドを供給する手
段2と、反応器11へ重合開始剤を供給する手段3と、
反応器11へ不活性ガスを導入する手段4を備えてい
る。
置について実施例を挙げて説明するが、これらの実施例
は特に本発明を限定するものではない。本発明の製造装
置は、より効率的にポリビニルアミンを製造することを
可能とするものである。図1は本発明の製造装置の最も
基本的な要素で構成される第1の実施例を示した概略構
成図である。本実施例の装置は、1つの反応器内でN−
ビニルホルムアミド重合体の合成と加水分解とを行うバ
ッチ式の装置であり、N−ビニルホルムアミド重合体の
合成が可能であるとともに100℃以上でかつ飽和蒸気
圧力以上で水と無触媒下にてN−ビニルホルムアミド重
合体の加水分解を行わせうる反応器11と、この反応器
11を加熱する加熱手段12と、反応器11内部を撹拌
する攪拌手段13と、反応器11へ水を供給する手段1
と、反応器11へN−ビニルホルムアミドを供給する手
段2と、反応器11へ重合開始剤を供給する手段3と、
反応器11へ不活性ガスを導入する手段4を備えてい
る。
【0011】反応器11は、本発明のポリビニルアミン
の製造法における製造条件に耐えうる圧力容器であり、
特に圧力の上限値などは規定されず、飽和蒸気圧以上、
好ましくは0.3〜28MPaという製造条件の圧力以
上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好ましくは10
0〜300℃という製造条件の温度に耐えうる耐圧容器
であればよい。加熱手段12としては、反応器11を外
部および/または内部からヒーターやその他の熱媒体に
より加熱する方法によるもの等があげられる。攪拌手段
13としては、図1に示すようなインペラーなどの形状
の撹拌翼により攪拌するものの他に、反応器11の外部
に循環ポンプなどを設置し反応器11内部の液を強制的
に循環させる方法によるものなどがあげられる。図1に
おいて符号Mは攪拌翼を駆動させるモーターを示す。水
およびN−ビニルホルムアミドおよび重合開始剤をそれ
ぞれ供給する手段1,2,3としては、タンクなどの容
器を反応器11よりも高い位置に設置し重力を利用して
供給する方法によるもの、ポンプにより供給するもの、
ガス圧などを利用して供給するものなどがある。またN
−ビニルホルムアミドの供給手段2および重合開始剤3
の供給手段を滴下供給可能なものとすれば、重合反応の
制御が容易になる。不活性ガスを導入する手段4として
は、ボンベなどにより直接供給する方法によるものなど
がある。また図示していないが、反応器11には温度計
および冷却管を設けることが好ましい。
の製造法における製造条件に耐えうる圧力容器であり、
特に圧力の上限値などは規定されず、飽和蒸気圧以上、
好ましくは0.3〜28MPaという製造条件の圧力以
上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好ましくは10
0〜300℃という製造条件の温度に耐えうる耐圧容器
であればよい。加熱手段12としては、反応器11を外
部および/または内部からヒーターやその他の熱媒体に
より加熱する方法によるもの等があげられる。攪拌手段
13としては、図1に示すようなインペラーなどの形状
の撹拌翼により攪拌するものの他に、反応器11の外部
に循環ポンプなどを設置し反応器11内部の液を強制的
に循環させる方法によるものなどがあげられる。図1に
おいて符号Mは攪拌翼を駆動させるモーターを示す。水
およびN−ビニルホルムアミドおよび重合開始剤をそれ
ぞれ供給する手段1,2,3としては、タンクなどの容
器を反応器11よりも高い位置に設置し重力を利用して
供給する方法によるもの、ポンプにより供給するもの、
ガス圧などを利用して供給するものなどがある。またN
−ビニルホルムアミドの供給手段2および重合開始剤3
の供給手段を滴下供給可能なものとすれば、重合反応の
制御が容易になる。不活性ガスを導入する手段4として
は、ボンベなどにより直接供給する方法によるものなど
がある。また図示していないが、反応器11には温度計
および冷却管を設けることが好ましい。
【0012】本実施例の装置を用いてポリビニルアミン
を製造するには、まず、反応器11内でN−ビニルホル
ムアミド重合体を製造する。すなわち、反応器11内に
水を供給し、重合反応温度に昇温し、該温度を保持しつ
つ、N−ビニルホルムアミドおよび重合開始剤を好まし
くは滴下により供給する。N−ビニルホルムアミドおよ
び重合開始剤の供給前から重合終了後までは、例えば窒
素ガス等の不活性ガスを反応器11内に供給する。この
ようにして反応器11内において、N−ビニルホルムア
ミド重合体を合成した後、この反応器11内でN−ビニ
ルホルムアミド重合体を加水分解してポリビニルアミン
を製造する。すなわち、不活性ガスの供給を止め、N−
ビニルホルムアミド重合体製造後の反応器11に必要に
応じて水を添加し、反応器11を100℃以上に加熱し
て内部の圧力を飽和蒸気圧以上とする。これにより、N
−ビニルホルムアミド重合体は、100℃以上、飽和蒸
気圧力以上、かつ無触媒なる条件下で水と反応して加水
分解され、ポリビニルアミンが生成される。なお、N−
ビニルホルムアミド重合体として、N−ビニルホルムア
ミドと他のビニルモノマーとの共重合体を用いる場合
は、N−ビニルホルムアミドと他のビニルモノマーと
を、それぞれ別に、あるいは予め混合して、反応器11
へ供給すればよい。
を製造するには、まず、反応器11内でN−ビニルホル
ムアミド重合体を製造する。すなわち、反応器11内に
水を供給し、重合反応温度に昇温し、該温度を保持しつ
つ、N−ビニルホルムアミドおよび重合開始剤を好まし
くは滴下により供給する。N−ビニルホルムアミドおよ
び重合開始剤の供給前から重合終了後までは、例えば窒
素ガス等の不活性ガスを反応器11内に供給する。この
ようにして反応器11内において、N−ビニルホルムア
ミド重合体を合成した後、この反応器11内でN−ビニ
ルホルムアミド重合体を加水分解してポリビニルアミン
を製造する。すなわち、不活性ガスの供給を止め、N−
ビニルホルムアミド重合体製造後の反応器11に必要に
応じて水を添加し、反応器11を100℃以上に加熱し
て内部の圧力を飽和蒸気圧以上とする。これにより、N
−ビニルホルムアミド重合体は、100℃以上、飽和蒸
気圧力以上、かつ無触媒なる条件下で水と反応して加水
分解され、ポリビニルアミンが生成される。なお、N−
ビニルホルムアミド重合体として、N−ビニルホルムア
ミドと他のビニルモノマーとの共重合体を用いる場合
は、N−ビニルホルムアミドと他のビニルモノマーと
を、それぞれ別に、あるいは予め混合して、反応器11
へ供給すればよい。
【0013】本実施例の装置によれば、1つの反応器1
1内でN−ビニルホルムアミド重合体の合成に引き続い
てポリビニルアミンの生成を行うことができる。すなわ
ち1つの反応器で重合とアミン化が行われるので、バッ
チ替えのための生成物の移送が不要であり、エネルギー
ロスを生じず、エネルギー面でも設備面でも効率的にポ
リビニルアミンを製造することが可能である。
1内でN−ビニルホルムアミド重合体の合成に引き続い
てポリビニルアミンの生成を行うことができる。すなわ
ち1つの反応器で重合とアミン化が行われるので、バッ
チ替えのための生成物の移送が不要であり、エネルギー
ロスを生じず、エネルギー面でも設備面でも効率的にポ
リビニルアミンを製造することが可能である。
【0014】また図1の実施例では、1つの反応器内で
N−ビニルホルムアミド重合体の合成と加水分解とを行
うバッチ式の装置を示したが、N−ビニルホルムアミド
重合体の合成と加水分解とをそれぞれ別の反応器を用い
て行うことも無論可能である。この場合、N−ビニルホ
ルムアミド重合体の加水分解を行わせる反応器は、飽和
蒸気圧以上、好ましくは0.3〜28MPaという製造
条件の圧力以上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好
ましくは100〜300℃という製造条件の温度に耐え
うる耐圧容器であればよい。また、N−ビニルホルムア
ミド重合体の加水分解を行わせる反応器には、上記第1
の実施例と同様の加熱手段および攪拌手段に加えて、こ
の反応器に、別の反応器内で合成されたN−ビニルホル
ムアミド重合体またはN−ビニルホルムアミド重合体を
含む水溶液を供給する手段を設ける。特に、N−ビニル
ホルムアミド重合体を水溶液として、加水分解を行わせ
る反応器に供給することが好ましく、また加水分解を行
わせる容器には必要に応じて水を供給できるように構成
することが好ましい。
N−ビニルホルムアミド重合体の合成と加水分解とを行
うバッチ式の装置を示したが、N−ビニルホルムアミド
重合体の合成と加水分解とをそれぞれ別の反応器を用い
て行うことも無論可能である。この場合、N−ビニルホ
ルムアミド重合体の加水分解を行わせる反応器は、飽和
蒸気圧以上、好ましくは0.3〜28MPaという製造
条件の圧力以上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好
ましくは100〜300℃という製造条件の温度に耐え
うる耐圧容器であればよい。また、N−ビニルホルムア
ミド重合体の加水分解を行わせる反応器には、上記第1
の実施例と同様の加熱手段および攪拌手段に加えて、こ
の反応器に、別の反応器内で合成されたN−ビニルホル
ムアミド重合体またはN−ビニルホルムアミド重合体を
含む水溶液を供給する手段を設ける。特に、N−ビニル
ホルムアミド重合体を水溶液として、加水分解を行わせ
る反応器に供給することが好ましく、また加水分解を行
わせる容器には必要に応じて水を供給できるように構成
することが好ましい。
【0015】図2は本発明の製造装置の第2の実施例を
示したもので、N−ビニルホルムアミド重合体から連続
的にポリビニルアミンを製造する連続式の装置の概略構
成図である。本実施例の装置は、N−ビニルホルムアミ
ド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上で水と
無触媒下にて加水分解を行わせうる反応器21と、N−
ビニルホルムアミド重合体またはN−ビニルホルムアミ
ド重合体を含む水溶液を反応器21へ連続的に供給する
手段30と、反応器21を加熱する加熱手段23と、反
応器21から排出されるポリビニルアミンを含む排出液
から水を分離する分離手段24を備えている。本実施例
において、N−ビニルホルムアミド重合体またはN−ビ
ニルホルムアミド重合体を含む水溶液を反応器21へ連
続的に供給する手段30は、N−ビニルホルムアミド重
合体を生成するため反応を行う重合槽31とこの重合槽
31内の液体を反応器21へ供給する供給手段32とか
らなる。また本実施例では、反応器21に供給されるN
−ビニルホルムアミド重合体またはN−ビニルホルムア
ミド重合体を含む水溶液の濃度が低い場合や製品濃度を
制御する場合など、必要に応じて反応器21へ水を供給
する供給手段25が好ましく設けられている。さらに、
分離手段22により分離された水を一時貯水するための
タンク24が好ましく設けられるとともに、このタンク
24内の水を供給手段25、26を介して、反応器21
および重合槽31へそれぞれ供給できるように構成され
ている。
示したもので、N−ビニルホルムアミド重合体から連続
的にポリビニルアミンを製造する連続式の装置の概略構
成図である。本実施例の装置は、N−ビニルホルムアミ
ド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上で水と
無触媒下にて加水分解を行わせうる反応器21と、N−
ビニルホルムアミド重合体またはN−ビニルホルムアミ
ド重合体を含む水溶液を反応器21へ連続的に供給する
手段30と、反応器21を加熱する加熱手段23と、反
応器21から排出されるポリビニルアミンを含む排出液
から水を分離する分離手段24を備えている。本実施例
において、N−ビニルホルムアミド重合体またはN−ビ
ニルホルムアミド重合体を含む水溶液を反応器21へ連
続的に供給する手段30は、N−ビニルホルムアミド重
合体を生成するため反応を行う重合槽31とこの重合槽
31内の液体を反応器21へ供給する供給手段32とか
らなる。また本実施例では、反応器21に供給されるN
−ビニルホルムアミド重合体またはN−ビニルホルムア
ミド重合体を含む水溶液の濃度が低い場合や製品濃度を
制御する場合など、必要に応じて反応器21へ水を供給
する供給手段25が好ましく設けられている。さらに、
分離手段22により分離された水を一時貯水するための
タンク24が好ましく設けられるとともに、このタンク
24内の水を供給手段25、26を介して、反応器21
および重合槽31へそれぞれ供給できるように構成され
ている。
【0016】反応器21は、本発明のポリビニルアミン
の製造法における製造条件に耐えうる圧力容器であり、
その内部でN−ビニルホルムアミド重合体の加水分解反
応を行いうるものであればよく、具体的には、飽和蒸気
圧以上、好ましくは0.3〜28MPaという製造条件
の圧力以上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好まし
くは100〜300℃という製造条件の温度に耐えうる
耐圧容器であればよい。本実施例において加熱手段12
としては、反応器21を断熱構造とするとともに反応器
21に入る手前にヒーター23や他の加熱媒体等を設け
た構成となっているが、反応器21を外部および/また
は内部からヒーターやその他の熱媒体により加熱する方
法によるものでもよい。本実施例において、重合槽31
内の液体を反応器21へ供給する供給手段32、および
水の供給手段25、26はポンプが好ましく用いられて
いるが、重力を利用して供給する方法によるもの、ガス
圧などを利用して供給するものなどで構成することも可
能である。反応器21から排出されるポリビニルアミン
を含む排出液から水を分離する手段22は、反応圧力か
ら減圧することにより行うフラッシュ蒸留法、蒸留法、
薄膜蒸留法、単蒸留法などによるものを用いることがで
きる。重合槽31はN−ビニルホルムアミド重合体を合
成しうるものであれば適宜の構成とすることができる
が、例えば、水供給手段26の他に、図示していないが
N−ビニルホルムアミドを供給する手段、重合開始剤を
供給する手段、不活性ガスを導入する手段、加熱手段、
攪拌手段、温度計、および冷却管を設けた構成とするこ
とができる。
の製造法における製造条件に耐えうる圧力容器であり、
その内部でN−ビニルホルムアミド重合体の加水分解反
応を行いうるものであればよく、具体的には、飽和蒸気
圧以上、好ましくは0.3〜28MPaという製造条件
の圧力以上の耐圧性を有し、かつ100℃以上、好まし
くは100〜300℃という製造条件の温度に耐えうる
耐圧容器であればよい。本実施例において加熱手段12
としては、反応器21を断熱構造とするとともに反応器
21に入る手前にヒーター23や他の加熱媒体等を設け
た構成となっているが、反応器21を外部および/また
は内部からヒーターやその他の熱媒体により加熱する方
法によるものでもよい。本実施例において、重合槽31
内の液体を反応器21へ供給する供給手段32、および
水の供給手段25、26はポンプが好ましく用いられて
いるが、重力を利用して供給する方法によるもの、ガス
圧などを利用して供給するものなどで構成することも可
能である。反応器21から排出されるポリビニルアミン
を含む排出液から水を分離する手段22は、反応圧力か
ら減圧することにより行うフラッシュ蒸留法、蒸留法、
薄膜蒸留法、単蒸留法などによるものを用いることがで
きる。重合槽31はN−ビニルホルムアミド重合体を合
成しうるものであれば適宜の構成とすることができる
が、例えば、水供給手段26の他に、図示していないが
N−ビニルホルムアミドを供給する手段、重合開始剤を
供給する手段、不活性ガスを導入する手段、加熱手段、
攪拌手段、温度計、および冷却管を設けた構成とするこ
とができる。
【0017】本実施例の装置を用いてポリビニルアミン
を製造するには、まず、重合槽31内でN−ビニルホル
ムアミド重合体を製造する。すなわち、重合槽31内に
供給手段26から水を供給して、重合反応温度に昇温
し、該温度を保持しつつ、N−ビニルホルムアミドおよ
び重合開始剤を供給する。またN−ビニルホルムアミド
および重合開始剤の供給前から重合終了後までは、例え
ば窒素ガス等の不活性ガスを重合槽31内に供給する。
次に重合槽31内のN−ビニルホルムアミド重合体を含
む水溶液を、供給手段32を介して反応器21へ導入す
るが、反応器21へ導入する前に、加熱手段23で10
0℃以上に加熱し、反応器21内が飽和蒸気圧力以上と
なるように調製する。また加熱前、または加熱時に必要
に応じて供給手段25を介して水を加える。これにより
反応器21内では、100℃以上、飽和蒸気圧力以上、
かつ無触媒なる条件下でN−ビニルホルムアミド重合体
が加水分解され、ポリビニルアミンが生成される。そし
て反応器21内から、生成されたポリビニルアミンを含
む排出液を取り出して分離手段22へ導入し、水とポリ
ビニルアミンとに分離して製品を得る。一方、分離され
た水はタンク24に一時貯留し、必要に応じて重合反応
時または加水分解反応時に必要な水として使用される。
なお、N−ビニルホルムアミド重合体として、N−ビニ
ルホルムアミドと他のビニルモノマーとの共重合体を用
いる場合は、N−ビニルホルムアミドと他のビニルモノ
マーとを、それぞれ別に、あるいは予め混合して、重合
槽31へ供給すればよい。
を製造するには、まず、重合槽31内でN−ビニルホル
ムアミド重合体を製造する。すなわち、重合槽31内に
供給手段26から水を供給して、重合反応温度に昇温
し、該温度を保持しつつ、N−ビニルホルムアミドおよ
び重合開始剤を供給する。またN−ビニルホルムアミド
および重合開始剤の供給前から重合終了後までは、例え
ば窒素ガス等の不活性ガスを重合槽31内に供給する。
次に重合槽31内のN−ビニルホルムアミド重合体を含
む水溶液を、供給手段32を介して反応器21へ導入す
るが、反応器21へ導入する前に、加熱手段23で10
0℃以上に加熱し、反応器21内が飽和蒸気圧力以上と
なるように調製する。また加熱前、または加熱時に必要
に応じて供給手段25を介して水を加える。これにより
反応器21内では、100℃以上、飽和蒸気圧力以上、
かつ無触媒なる条件下でN−ビニルホルムアミド重合体
が加水分解され、ポリビニルアミンが生成される。そし
て反応器21内から、生成されたポリビニルアミンを含
む排出液を取り出して分離手段22へ導入し、水とポリ
ビニルアミンとに分離して製品を得る。一方、分離され
た水はタンク24に一時貯留し、必要に応じて重合反応
時または加水分解反応時に必要な水として使用される。
なお、N−ビニルホルムアミド重合体として、N−ビニ
ルホルムアミドと他のビニルモノマーとの共重合体を用
いる場合は、N−ビニルホルムアミドと他のビニルモノ
マーとを、それぞれ別に、あるいは予め混合して、重合
槽31へ供給すればよい。
【0018】本実施例によれば、重合槽31において生
成したN−ビニルホルムアミド重合体を反応器21に連
続的に供給してポリビニルアミンへ転化させることがで
きる。そして、反応器21から生成したポリビニルアミ
ンのみを取り出せば、未反応のN−ビニルホルムアミド
重合体をさらに反応に供することができるので、アミン
転化率を向上させることができ、生産性が向上する。ま
た、分離器22により分離された水を、重合用あるいは
加水分解に必要な溶媒としての水として再度循環使用す
る構成とすると製造効率を向上させることができるので
好ましい。さらに、本実施例において、重合槽31にお
けるN−ビニルホルムアミド重合体の生成はバッチ操作
であるので、重合槽31を複数設ければ、反応器21へ
の供給が途絶えないで済むので、さらに生産性を向上さ
せることができる。
成したN−ビニルホルムアミド重合体を反応器21に連
続的に供給してポリビニルアミンへ転化させることがで
きる。そして、反応器21から生成したポリビニルアミ
ンのみを取り出せば、未反応のN−ビニルホルムアミド
重合体をさらに反応に供することができるので、アミン
転化率を向上させることができ、生産性が向上する。ま
た、分離器22により分離された水を、重合用あるいは
加水分解に必要な溶媒としての水として再度循環使用す
る構成とすると製造効率を向上させることができるので
好ましい。さらに、本実施例において、重合槽31にお
けるN−ビニルホルムアミド重合体の生成はバッチ操作
であるので、重合槽31を複数設ければ、反応器21へ
の供給が途絶えないで済むので、さらに生産性を向上さ
せることができる。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、以下の例において「部」は重量基準である。 (重合物製造例1)撹拌器、温度計、環流冷却管、窒素
導入管及び滴下槽を具備した重合用反応装置に、水44
0部を仕込み、60℃まで昇温した。そして、反応槽内
に窒素ガスを導入するとともに、温度を60℃に保持し
つつ、滴下槽よりNVF(三菱化学製:N−ビニルホル
ムアミド)50部、および別の滴下槽よりV−50(和
光純薬製:2,2'−アゾビス(2−アミノジプロパノ
ール)塩酸塩)10重量%水溶液10部を4時間で滴下
し、さらに、60℃で2時間保持した。得られたN−ビ
ニルホルムアミド重合体の加熱残分は10重量%、粘度
(ガードナー粘度)Z2であった。
る。なお、以下の例において「部」は重量基準である。 (重合物製造例1)撹拌器、温度計、環流冷却管、窒素
導入管及び滴下槽を具備した重合用反応装置に、水44
0部を仕込み、60℃まで昇温した。そして、反応槽内
に窒素ガスを導入するとともに、温度を60℃に保持し
つつ、滴下槽よりNVF(三菱化学製:N−ビニルホル
ムアミド)50部、および別の滴下槽よりV−50(和
光純薬製:2,2'−アゾビス(2−アミノジプロパノ
ール)塩酸塩)10重量%水溶液10部を4時間で滴下
し、さらに、60℃で2時間保持した。得られたN−ビ
ニルホルムアミド重合体の加熱残分は10重量%、粘度
(ガードナー粘度)Z2であった。
【0020】(重合物製造例2)撹拌器、温度計、環流
冷却管、窒素導入管及び滴下槽を具備した重合用反応装
置に、水445部を仕込み、60℃まで昇温した。そし
て、反応槽内に窒素ガスを導入するとともに、温度を6
0℃に保持しつつ、滴下槽よりNVF(三菱化学製:N
−ビニルホルムアミド)40部とN−ビニルピロリドン
10部の混合物、および別の滴下槽よりV−50(和光
純薬製:2,2'−アゾビス(2−アミノジプロパノー
ル)塩酸塩)10重量%水溶液5部を4時間で滴下し、
さらに、60℃で2時間保持した。得られたN−ポリビ
ニルホルムアミド重合体の加熱残分は10重量%、粘度
(ガードナー粘度)Z5であった。
冷却管、窒素導入管及び滴下槽を具備した重合用反応装
置に、水445部を仕込み、60℃まで昇温した。そし
て、反応槽内に窒素ガスを導入するとともに、温度を6
0℃に保持しつつ、滴下槽よりNVF(三菱化学製:N
−ビニルホルムアミド)40部とN−ビニルピロリドン
10部の混合物、および別の滴下槽よりV−50(和光
純薬製:2,2'−アゾビス(2−アミノジプロパノー
ル)塩酸塩)10重量%水溶液5部を4時間で滴下し、
さらに、60℃で2時間保持した。得られたN−ポリビ
ニルホルムアミド重合体の加熱残分は10重量%、粘度
(ガードナー粘度)Z5であった。
【0021】以下の実施例において、反応器としては小
型ステンレス製耐圧容器を使用し、分離手段としては薄
膜蒸留装置を使用した。 (実施例1〜9)上記重合物製造例1で得られた重合物
(10重量%濃度)5gを、10mlの反応器に下記表
1に示す反応温度下において水の飽和蒸気圧力以上とな
るように仕込み、外部より加熱を行うバッチ式の装置に
よりポリビニルアミンを製造する実験を行った。実験
は、表1に示した反応条件で行い、実験後は室温まで急
冷して反応生成物を回収し、分析を実施した。分析は、
塩酸滴定法により、生成物のアミン当量を測定し、原料
のN−ビニルホルムアミド重合体のアミド当量と生成物
のアミン当量の比から転化率を算出した。表1には実験
結果としてアミン転化率を示した。表1の結果より、1
40℃〜280℃の間でアミン転化率は、40モル%以
上となり、また180℃〜260℃においては70モル
%の高転化率を示した。
型ステンレス製耐圧容器を使用し、分離手段としては薄
膜蒸留装置を使用した。 (実施例1〜9)上記重合物製造例1で得られた重合物
(10重量%濃度)5gを、10mlの反応器に下記表
1に示す反応温度下において水の飽和蒸気圧力以上とな
るように仕込み、外部より加熱を行うバッチ式の装置に
よりポリビニルアミンを製造する実験を行った。実験
は、表1に示した反応条件で行い、実験後は室温まで急
冷して反応生成物を回収し、分析を実施した。分析は、
塩酸滴定法により、生成物のアミン当量を測定し、原料
のN−ビニルホルムアミド重合体のアミド当量と生成物
のアミン当量の比から転化率を算出した。表1には実験
結果としてアミン転化率を示した。表1の結果より、1
40℃〜280℃の間でアミン転化率は、40モル%以
上となり、また180℃〜260℃においては70モル
%の高転化率を示した。
【0022】(実施例10〜16)上記重合物製造例1
で得られた重合物を水に溶解させて3重量%濃度に調整
したものを用い、上記実施例1〜9と同様にしてバッチ
式の装置によりポリビニルアミンを製造する実験を行っ
た。また得られた反応生成物について上記実施例1〜9
と同様にして分析を実施した。結果を表1に示した。表
1の結果より、使用する重合物の濃度を低下させると、
アミン転化率は向上することが認められた。
で得られた重合物を水に溶解させて3重量%濃度に調整
したものを用い、上記実施例1〜9と同様にしてバッチ
式の装置によりポリビニルアミンを製造する実験を行っ
た。また得られた反応生成物について上記実施例1〜9
と同様にして分析を実施した。結果を表1に示した。表
1の結果より、使用する重合物の濃度を低下させると、
アミン転化率は向上することが認められた。
【0023】
【表1】
【0024】(実施例17)連続式の装置を用いてポリ
ビニルアミンを製造する実験を行った。上記重合物製造
例1で得られた重合物を水に溶解させて3重量%濃度に
調整した水溶液をポンプにより連続的に反応器へ供給
し、反応器内で加水分解させた。反応条件は下記表2に
示すとおりとした。反応器から排出される反応物などは
冷却した後、大気圧力まで減圧し、薄膜蒸留装置により
水と生成物に分離した。回収した生成物に対して、上記
実施例1〜9と同様にして分析を実施した。結果を表2
に示した。表2より、バッチ式おいてはアミン転化率が
80モル%程度であったのに対し、連続式にすることに
よりアミン転化率はほぼ100モル%まで向上すること
が認められた。
ビニルアミンを製造する実験を行った。上記重合物製造
例1で得られた重合物を水に溶解させて3重量%濃度に
調整した水溶液をポンプにより連続的に反応器へ供給
し、反応器内で加水分解させた。反応条件は下記表2に
示すとおりとした。反応器から排出される反応物などは
冷却した後、大気圧力まで減圧し、薄膜蒸留装置により
水と生成物に分離した。回収した生成物に対して、上記
実施例1〜9と同様にして分析を実施した。結果を表2
に示した。表2より、バッチ式おいてはアミン転化率が
80モル%程度であったのに対し、連続式にすることに
よりアミン転化率はほぼ100モル%まで向上すること
が認められた。
【0025】
【表2】
【0026】(実施例18)上記実施例4において、重
合物製造例1の重合物に代えて、重合物製造例2の重合
物(10重量%濃度)5gを用いた他は同様にして、バ
ッチ式の装置によりポリビニルアミンを製造する実験を
行った。実験は、反応温度200℃、圧力10MPaで
行った。得られた反応生成物について上記実施例1〜9
と同様にして分析を行った結果、アミン転化率が70モ
ル%の高転化率を示した。
合物製造例1の重合物に代えて、重合物製造例2の重合
物(10重量%濃度)5gを用いた他は同様にして、バ
ッチ式の装置によりポリビニルアミンを製造する実験を
行った。実験は、反応温度200℃、圧力10MPaで
行った。得られた反応生成物について上記実施例1〜9
と同様にして分析を行った結果、アミン転化率が70モ
ル%の高転化率を示した。
【0027】(比較例1)撹拌装置、温度計、冷却管を
具備した500mlフラスコに重合物製造例1の重合物
を100gと35重量%塩酸を23.9g仕込んだ後、
60℃で10時間反応した。重合物の50モル%が加水
分解されていてポリビニルアミンの塩酸塩として得られ
た。 (比較例2)撹拌装置、温度計、冷却管を具備した50
0mlフラスコに重合物製造例1の重合物を100gと
30重量%水酸化ナトリウム31.0g仕込んだ後、6
0℃で10時間反応した。重合物の60モル%が加水分
解されてポリビニルアミンが得られたが、副生成物とし
て蟻酸ナトリウムが生成した。
具備した500mlフラスコに重合物製造例1の重合物
を100gと35重量%塩酸を23.9g仕込んだ後、
60℃で10時間反応した。重合物の50モル%が加水
分解されていてポリビニルアミンの塩酸塩として得られ
た。 (比較例2)撹拌装置、温度計、冷却管を具備した50
0mlフラスコに重合物製造例1の重合物を100gと
30重量%水酸化ナトリウム31.0g仕込んだ後、6
0℃で10時間反応した。重合物の60モル%が加水分
解されてポリビニルアミンが得られたが、副生成物とし
て蟻酸ナトリウムが生成した。
【0028】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、N−ビニルホ
ルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以
上となる状態の水と無触媒下にて反応させて加水分解を
行わせることによって、ポリビニルアミンを、塩の形態
でなく、また副生成物を生じずに、効率良く製造するこ
とができる。したがって、製造に要する時間を短縮する
事ができると共に、製品の安定化も可能となる。更に、
塩の生成がない事から後処理が不要となる。また本発明
の製造装置によれば、N−ビニルホルムアミド重合体を
100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上となる状態の水と
無触媒下にて反応させて加水分解を行う方法で、ポリビ
ニルアミンを効率良く製造することができる。
ルムアミド重合体を100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以
上となる状態の水と無触媒下にて反応させて加水分解を
行わせることによって、ポリビニルアミンを、塩の形態
でなく、また副生成物を生じずに、効率良く製造するこ
とができる。したがって、製造に要する時間を短縮する
事ができると共に、製品の安定化も可能となる。更に、
塩の生成がない事から後処理が不要となる。また本発明
の製造装置によれば、N−ビニルホルムアミド重合体を
100℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上となる状態の水と
無触媒下にて反応させて加水分解を行う方法で、ポリビ
ニルアミンを効率良く製造することができる。
【図1】本発明のポリビニルアミンの製造装置の第1の
実施例を示す概略構成図である。
実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明のポリビニルアミンの製造装置の第2の
実施例を示す概略構成図である。
実施例を示す概略構成図である。
1…水を供給する手段、2…N−ビニルホルムアミドを
供給する手段、3…重合開始剤を供給する手段、4…不
活性ガスを導入する手段、11、21…反応器、12,
23…加熱手段、13…攪拌手段、22…分離手段、3
0…N−ビニルホルムアミドまたはこれを含む水溶液を
供給する手段。
供給する手段、3…重合開始剤を供給する手段、4…不
活性ガスを導入する手段、11、21…反応器、12,
23…加熱手段、13…攪拌手段、22…分離手段、3
0…N−ビニルホルムアミドまたはこれを含む水溶液を
供給する手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 佳之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所内 (72)発明者 福里 隆一 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 株式会社神戸製鋼所内 Fターム(参考) 4J100 AN01P AN04P BA29H CA01 CA31 FA03 HA08 HA61 HE12 HE32 HE35 HF01 JA13 JA18
Claims (8)
- 【請求項1】 N−ビニルホルムアミド重合体を100
℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上となる状態の水と無触媒
下にて加水分解を行わせることを特徴とするポリビニル
アミンの製造法。 - 【請求項2】 反応温度100〜300℃、圧力0.3
〜28MPaの条件で加水分解を行わせる請求項1記載
のポリビニルアミンの製造法。 - 【請求項3】 N−ビニルホルムアミドに水および重合
開始剤を添加してN−ビニルホルムアミド重合体を合成
し、引き続いて該N−ビニルホルムアミド重合体の加水
分解を行わせることを特徴とする請求項1または2のい
ずれかに記載のポリビニルアミンの製造法。 - 【請求項4】 反応器内でN−ビニルホルムアミド重合
体を合成した後、引き続いて同じ反応器内でN−ビニル
ホルムアミド重合体の加水分解を行わせることを特徴と
する請求項1ないし3のいずれかに記載のポリビニルア
ミンの製造法。 - 【請求項5】 N−ビニルホルムアミド重合体を100
℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上で水と無触媒下で加水分
解させうる反応器と、該反応器を加熱する手段と、該反
応器内部を撹拌する手段と、該反応器へN−ビニルホル
ムアミド重合体またはN−ビニルホルムアミド重合体を
含む水溶液を供給する手段とを備えてなることを特徴と
するポリビニルアミンの製造装置。 - 【請求項6】 N−ビニルホルムアミド重合体の合成が
可能であり、かつN−ビニルホルムアミド重合体を10
0℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上で水と無触媒下で加水
分解させうる反応器と、該反応器を加熱する手段と、該
反応器内部を撹拌する手段と、該反応器へ水、N−ビニ
ルホルムアミド、および重合開始剤を供給する手段と、
該反応器へ不活性ガスを導入する手段を備えてなること
を特徴とするポリビニルアミンの製造装置。 - 【請求項7】 N−ビニルホルムアミド重合体を100
℃以上でかつ飽和蒸気圧力以上で水と無触媒下で加水分
解させうる反応器と、N−ビニルホルムアミド重合体ま
たはN−ビニルホルムアミド重合体を含む水溶液を該反
応器へ連続的に供給する手段と、前記反応器を加熱する
手段と、前記反応器から排出されるポリビニルアミンを
含む排出液から水を分離する手段を備えてなることを特
徴とするポリビニルアミンの製造装置。 - 【請求項8】 前記反応器が、N−ビニルホルムアミド
重合体を反応温度100〜300℃、圧力0.3〜28
MPaの条件で加水分解させうるものであることを特徴
とする請求項5ないし7のいずれかに記載のポリビニル
アミンの製造装置。
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|---|---|---|---|
| JP11203946A JP2001031717A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | ポリビニルアミンの製造法および製造装置 |
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| JP11203946A JP2001031717A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | ポリビニルアミンの製造法および製造装置 |
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-
2000
- 2000-07-13 WO PCT/JP2000/004682 patent/WO2001005847A1/ja not_active Ceased
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