JP2000265038A - 半導体封止用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた半導体装置 - Google Patents
半導体封止用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた半導体装置Info
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Abstract
体装置を得ることのできる半導体封止用エポキシ樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】エポキシ樹脂〔(A)成分〕と、フェノー
ル樹脂〔(B)成分〕と、アルミナ粉末〔(C成分)〕
を含有するエポキシ樹脂組成物であって、その硬化体が
下記の特性(α)を有する半導体封止用エポキシ樹脂組
成物である。(α)エポキシ樹脂組成物硬化体の抽出水
中のナトリウムイオン含有量が50ppm以下、塩素イ
オン含有量が30ppm以下、フッ素イオン含有量が2
0ppm以下であり、かつ抽出水の電気伝導度が100
μS/cm以下。
Description
湿性等に優れた半導体封止用エポキシ樹脂組成物および
その硬化体ならびに半導体装置に関するものである。
素子は、通常、セラミックパッケージもしくはプラスチ
ックパッケージ等により封止され半導体装置化されてい
る。上記セラミックパッケージは、構成材料そのものが
耐熱性を有し、耐透湿性にも優れているため、温度,湿
度に対して強く、信頼性の高い封止が可能である。しか
しながら、構成材料が比較的高価なものであることと、
量産性に劣るという欠点があるため、最近では上記プラ
スチックパッケージを用いた樹脂封止が主流になってい
る。この種のプラスチックパッケージ材料には、従来か
らエポキシ樹脂組成物が用いられている。このようなエ
ポキシ樹脂組成物からなる封止材料に対する要求特性の
一つとして、熱放散性に優れることがあげられる。
要求に応えるために、例えば、従来から、上記エポキシ
樹脂組成物を構成する成分としてアルミナ粉末が用いら
れている。しかしながら、上記アルミナ粉末を用いるこ
とにより、熱放散性に関しては所望の良好な結果を得る
ことができるが、一方でアルミナ粉末自身に起因して耐
湿性に劣ってしまうという問題が生じる。このように、
優れた熱放散性とともに良好な耐湿性を備えた封止材料
が未だ得られていないのが実状である。
もので、熱放散性および耐湿性の双方ともに優れた半導
体装置を得ることのできる半導体封止用エポキシ樹脂組
成物およびその硬化体ならびに半導体装置の提供をその
目的とする。
めに、本発明は、下記の(A)〜(C)成分を含有する
半導体封止用エポキシ樹脂組成物であって、その硬化体
が下記の特性(α)を有する半導体封止用エポキシ樹脂
組成物を第1の要旨とする。 (A)エポキシ樹脂。 (B)フェノール樹脂。 (C)アルミナ粉末。 (α)エポキシ樹脂組成物硬化体の抽出水中のナトリウ
ムイオン含有量が50ppm以下、塩素イオン含有量が
30ppm以下、フッ素イオン含有量が20ppm以下
であり、かつ抽出水の電気伝導度が100μS/cm以
下。
成物を用いて半導体素子を封止してなる半導体装置を第
2の要旨とする。
脂組成物硬化体の抽出水」とは、エポキシ樹脂組成物硬
化体の粉体化物とこの粉体化物の10倍量の純水を抽出
容器に入れ、この容器を160℃×20時間の条件で抽
出した抽出水をいう。
ともに耐湿性に関しても良好な結果を得ることのできる
封止材料を求めて鋭意検討を行った。そして、その研究
の過程で、上記耐湿性の低下を招く原因を突き止めるべ
く研究を重ねた結果、得られる封止材料の硬化物の物性
となる、不純物イオン濃度と抽出水中の電気伝導度が上
記耐湿性の低下に大きく関与することを突き止めた。そ
して、この不純物イオン濃度および電気伝導度を中心に
さらに研究を重ねた結果、エポキシ樹脂およびフェノー
ル樹脂とともにアルミナ粉末を含有するエポキシ樹脂組
成物の硬化体から抽出される抽出水中の、不純物イオン
である、ナトリウムイオン、塩素イオンおよびフッ素イ
オンの各濃度をそれぞれ特定値以下に設定するととも
に、上記抽出水の電気伝導度を特定値以下に設定する
と、この封止材料により封止して得られる半導体装置
は、熱放散性に優れるとともに、耐湿性の低下を防止す
ることができることを見出し本発明に到達した。
の構成成分として、上記各成分とともにブタジエン系ゴ
ム粒子を用いることにより、一層優れた低応力性を得る
ことができるようになる。
も、球状アルミナ粉末を用いることにより、良好な流動
性が得られ、かつ金型摩耗性にも優れるようになる。
しく説明する。
は、エポキシ樹脂(A成分)と、フェノール樹脂(B成
分)と、アルミナ粉末(C成分)を用いて得られるもの
であり、通常、粉末状もしくはこれを打錠したタブレッ
ト状になっている。
に限定するものではなく従来公知の各種エポキシ樹脂が
用いられる。例えば、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ノボラッ
クビスA型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、ジシクロペンタジエン系エポキシ樹脂、ビフェニ
ル型エポキシ樹脂等があげられる。これらは単独でもし
くは2種以上併せて用いられる。
樹脂(B成分)は、エポキシ樹脂の硬化剤として作用す
るものであって、特に限定するものではなく従来公知の
各種フェノール樹脂が用いられる。例えば、フェノール
ノボラック、クレゾールノボラック、ビスフェノールA
型ノボラック、ナフトールノボラックおよびフェノール
アラルキル樹脂等があげられる。これらは単独でもしく
は2種以上併せて用いられる。
樹脂(B成分)との配合割合は、エポキシ樹脂中のエポ
キシ基1当量当たりフェノール樹脂中の水酸基が0.8
〜1.2当量となるように配合することが好適である。
より好適なのは0.9〜1.1当量である。
るアルミナ粉末(C成分)は、特に限定するものではな
く通常のアルミナ粉末が用いられるが、例えば、つぎに
示す特性を有するものを用いることが耐湿性等の観点か
ら好ましい。すなわち、アルミナ粉末の抽出水中の各イ
オン(Na+ ,Cl- ,F- )が特定値以下であるアル
ミナ粉末である。詳しく説明すると、アルミナ粉末の抽
出水中の、ナトリウムイオン濃度が50ppm以下、塩
素イオン濃度が0.25ppm以下、フッ素イオン濃度
が20ppm以下である。特に好ましくは、抽出水中
の、ナトリウムイオン濃度が30ppm以下、塩素イオ
ン濃度が0.2ppm以下、フッ素イオン濃度が10p
pm以下である。なお、通常、抽出水中の、ナトリウム
イオン濃度は10〜20ppm、塩素イオン濃度は0.
08〜0.12ppm、フッ素イオン濃度は6〜10p
pmである。上記のように、各イオン濃度(含有量)が
上記値以下であることにより、得られるエポキシ樹脂組
成物を用いた半導体装置が熱放散性および耐湿性の双方
ともに優れるようになる。
して行われる。すなわち、測定対象となるアルミナ粉末
の10倍重量の純水をアルミナ粉末に加え、160℃×
20時間の条件で抽出を行い、この抽出水を用いてイオ
ンクロマトグラフィーにて各イオン濃度を分析測定す
る。なお、上記イオンクロマトグラフィーには、例え
ば、ダイオネックス(DIONEX)社製のDX−10
0が用いられる。
も、球状アルミナ粉末を用いることが、良好な流動性、
耐金型磨耗性という点から好ましい。上記球状アルミナ
粉末は、その球状の度合いとして、真円度が0.7〜
1.0であることが好ましい。特に好ましくは真円度が
0.8〜1.0である。上記真円度が0.7〜1.0で
あるとは、つぎに説明する真円度の定義において、0.
7〜1.0となる、より真円に近いものが用いられると
いうことである。上記真円度は、つぎのようにして算出
される。すなわち、図1に示すように、真円度の測定対
象となる対象物の投影像1〔図1(a)参照〕におい
て、その実面積をαとし、上記投影像1の周囲の長さを
PMとした場合、上記投影像1と周囲の長さが同じPM
となる真円の投影像2〔図1(b)参照〕を想定する。
そして、上記投影像2の面積α′を算出する。その結
果、上記投影像1の実面積αと投影像2の面積α′の比
(α/α′)が真円度を示し、この値(α/α′)は下
記の数式(1)により算出される。したがって、真円度
が1.0とは、この定義からも明らかなように、真円で
あるといえる。そして、対象物の外周に凹凸が多ければ
多いほどその真円度は1.0よりも順次小さくなる。な
お、本発明において、上記球状アルミナ粉末の真円度と
は、測定対象となる球状アルミナ粉末から一部を抽出し
上記方法にて測定して得られる値であり、通常、平均の
真円度をいう。また、上記球状アルミナ粉末の平均粒径
は10〜50μmの範囲が好ましく、特に好ましくは2
0〜40μmである。この平均粒径は、例えば、レーザ
ー式粒度測定機により測定できる。
は、エポキシ樹脂組成物全体中50〜92重量%の範囲
に設定することが好ましく、特に好ましくは70〜88
重量%である。すなわち、アルミナ粉末(C成分)の含
有割合が50重量%を下回り少な過ぎると、所望の熱放
散性を得ることが困難となり、逆に92重量%を超え多
過ぎると、流動性が低下する傾向がみられるからであ
る。
ン系ゴム粒子(D成分)を配合してもよい。このブタジ
エン系ゴム粒子を配合することにより、低応力化、耐熱
衝撃性の向上効果を得ることができる。上記ブタジエン
系ゴム粒子は、通常、メタクリル酸アルキル,アクリル
酸アルキル,ブタジエン,スチレン等の共重合反応によ
って得られるものが用いられる。例えば、アクリル酸メ
チル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリル酸メチ
ル−ブタジエン−ビニルトルエン共重合体、ブタジエン
−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−ブタジエン
−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−ブタジエン
−ビニルトルエン共重合体、メタクリル酸メチル−アク
リル酸エチル−ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジ
エン−ビニルトルエン共重合体、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体等をあげることができる。そして、上
記共重合体のなかでも、メタクリル酸メチル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体を用いることが好ましく、特にブ
タジエンの組成比率が70重量%以下、メタクリル酸メ
チルの組成比率が15重量%以上のメタクリル酸メチル
−ブタジエン−スチレン共重合体が好適に用いられる。
特に好ましくはブタジエンの組成比率が40〜70重量
%であり、メタクリル酸メチルとスチレンの合計組成比
率が30〜60重量%である。この場合、メタクリル酸
メチルとスチレンの組成比率(重量比)はメタクリル酸
メチル1に対してスチレンが0.5〜2.0の範囲とな
ることが好ましい。
分)として、コア−シェル構造を有するものが好ましく
用いられる。このコア−シェル構造を有するブタジエン
系ゴム粒子は、核となるコア部分がブタジエン系ゴム類
からなる粒子で形成され、この核を被覆するよう核の外
表面に、重合体樹脂からなるシェル部分(外層)が形成
されたゴム粒子である。上記核の形成材料であるブタジ
エン系ゴム類としては、スチレン−ブタジエン共重合体
ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラ
テックス等があげられる。また、上記核を被覆する外層
の形成材料となる重合体樹脂としては、例えば、ガラス
転移温度が70℃以上となる重合体樹脂があげられ、こ
の重合体樹脂は不飽和二重結合を有する不飽和単量体の
重合によって得られる。上記不飽和単量体としては、メ
タクリル酸メチル、アクリロニトリル、スチレン等があ
げられる。このようなコア−シェル構造を有するブタジ
エン系ゴム粒子は、例えば、水媒体重合法によって得ら
れる。詳しく述べると、上記核の形成材料であるブタジ
エン系ゴム類と水を配合し重合させて核となるブタジエ
ン系ゴム粒子を調製する。ついで、この水媒体中に、外
層の形成材料となる不飽和単量体を添加して上記核であ
るブタジエン系ゴム類の表面に不飽和単量体をグラフト
共重合させ、重合体樹脂を上記核の外周面上に積層形成
することによってコア−シェル構造を有するブタジエン
系ゴム粒子が得られる。このようなコア−シェル構造を
有するブタジエン系ゴム粒子としては、コア(核)部分
がスチレン−ブタジエン共重合体からなり、シェル部分
がメタクリル酸メチルあるいはメタクリル酸メチルとス
チレンからなるものが特に好ましく、その組成比は、前
述のように、ブタジエンの組成比率が70重量%以下、
メタクリル酸メチルの組成比率が15重量%以上のもの
が好ましい。特に好ましくはブタジエンの組成比率が4
0〜70重量%であり、メタクリル酸メチルとスチレン
の合計組成比率が30〜60重量%である。この場合、
メタクリル酸メチルとスチレンの組成比率(重量比)は
メタクリル酸メチル1に対してスチレンが0.5〜2.
0の範囲となることが好ましい。
合割合は、エポキシ樹脂組成物全体中0.1〜5重量%
の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは0.
5〜2重量%である。すなわち、ブタジエン系ゴム粒子
(D成分)の配合割合が少な過ぎると、所望の低応力効
果を得ることが困難となり、逆に多過ぎると、流動性が
低下し過ぎる傾向がみられるからである。
には、上記A〜D成分とともに、必要に応じて、上記ア
ルミナ粉末以外の無機質充填剤,シランカップリング
剤,硬化促進剤,離型剤,難燃剤,難燃助剤,カーボン
ブラック等の着色剤等の各種添加剤が適宜配合される。
ては、特に限定するものではなく従来公知のものが用い
られ、例えば、溶融シリカ粉末や結晶性シリカ粉末等の
シリカ粉末、タルク、炭酸カルシウム、窒化ホウ素、窒
化ケイ素等があげられる。これらは単独でもしくは2種
以上併せて用いられる。
ドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等が
あげられる。
ル等のイミダゾール類、1,8−ジアザビシクロ(5,
4,0)ウンデセン−7(DBU)等の三級アミン類、
有機リン化合物等があげられる。
酸等の長鎖カルボン酸、ステアリン酸亜鉛,ステアリン
酸カルシウム等の長鎖カルボン酸の金属塩、カルナバワ
ックス,モンタンワックス等のワックス類、ポリエチレ
ン系のワックス類等があげられる。
あげられる。
酸化アンチモン等があげられる。
には、上記添加剤の他に、さらに、耐湿信頼性テストに
おける信頼性向上を目的として、ハイドロタルサイト類
等のイオントラップ剤等を配合してもよい。
は、例えば、つぎのようにして製造することができる。
すなわち、前記エポキシ樹脂(A成分),フェノール樹
脂(B成分),特定のアルミナ粉末(C成分)および場
合によりブタジエン系ゴム粒子(D成分)ならびに必要
に応じて各種の添加剤をそれぞれ適宜の割合で配合し、
予備混合する。そして、ミキシングロール機等の混練機
により加熱状態で混練して溶融混合する。ついで、これ
を室温に冷却した後、公知の手段によって粉砕し、必要
に応じて打錠するという一連の工程により製造すること
ができる。
シ樹脂組成物を用いてなる硬化体中の不純物イオンの含
有量は、下記に示すように設定される。すなわち、エポ
キシ樹脂組成物硬化体の抽出水中、ナトリウムイオン含
有量が50ppm以下、塩素イオン含有量が30ppm
以下、フッ素イオン含有量が20ppm以下である。特
に好ましくは、エポキシ樹脂組成物硬化体の抽出水中、
ナトリウムイオン含有量が20ppm以下、塩素イオン
含有量が20ppm以下、フッ素イオン含有量が15p
pm以下である。さらに、抽出水の電気伝導度が100
μS/cm以下である。なお、通常、抽出水中のナトリ
ウムイオン含有量は3〜15ppm、塩素イオン含有量
は5〜15ppm、フッ素イオン含有量は0.3〜1.
0ppmであり、また、抽出水の電気伝導度は40〜6
0μS/cmである。すなわち、エポキシ樹脂組成物硬
化体の抽出水の不純物イオン量および電気伝導度が上記
値を有することにより、得られる半導体装置は優れた耐
湿性を備えるようになる。
れる各不純物イオンは、つぎのようにして測定される。
すなわち、エポキシ樹脂組成物硬化体の粉体化物5gと
純水50ccを専用の抽出容器に入れ、この容器を16
0℃の乾燥機内に20時間放置して抽出水(pH6.0
〜8.0)を抽出する。そして、上記抽出水をイオンク
ロマト分析して各イオン量(α)を測定する。なお、上
記抽出水のpHは6.0〜8.0の範囲が好ましい。さ
らに、上記エポキシ樹脂組成物硬化体の作製にあたっ
て、その硬化体成形条件は、175℃×2分間で加熱硬
化による成形を行い、175℃×5時間の後硬化に設定
されることが好適である。また、上記抽出水のイオンク
ロマト分析の測定には、先に述べたアルミナ粉末の測定
と同様、例えば、ダイオネックス(DIONEX)社製
のDX−100が用いられる。また、上記電気伝導度の
測定は、上記抽出水を用いNIS−TM−521M法に
準じ、例えば、電気伝導度計としてアドバンテック(A
DVANTEC)社製の電気伝導度測定装置を用いて測
定することができる。
物を用いての半導体素子の封止方法は、特に制限される
ものではなく、通常のトランスファー成形等の公知のモ
ールド法により行うことができる。
明する。
て、下記の成分を準備した。
量195、軟化点70℃)
1℃)
83℃)
状アルミナ粉末a〜dを準備した。なお、球状アルミナ
粉末の各イオン性不純物濃度は、先に述べた方法に準
じ、ダイオネックス(DIONEX)社製のDX−10
0を用いて測定した。
−ブタジエン−スチレン共重合体
す原料を同表に示す割合で配合し、ミキシングロール機
を用いて100℃で3分間混練してシート状組成物を得
た。そして、このシート状組成物を粉砕し、目的とする
粉末状エポキシ樹脂組成物を得た。
イラルフロー値、熱伝導率を下記の方法に従って測定し
た。その結果を後記の表4〜表5に示す。
測定用金型を用い、175±5℃にてEMMI 1−6
6に準じてスパイラルフロー値を測定した。
い、大きさ:80×50×20mmの硬化体を作製した
(条件:175℃×2分間の加熱硬化,175℃×5時
間の後硬化)。そして、上記硬化体の熱伝導率(λ)を
熱伝導率測定装置(京都電子工業社製、QTM−D3)
を用いて測定した。
硬化体を作製(条件:175℃×2分間の加熱硬化,1
75℃×5時間の後硬化)し、その不純物イオンの含有
量を先に述べた測定方法に準じて測定した。なお、不純
物イオン含有量の測定となるイオンクロマト分析には、
ダイオネックス(DIONEX)社製のDX−100を
用いた。また、電気伝導度の測定には、アドバンテック
(ADVANTEC)社製の電気伝導度測定装置を用い
た。
めに、アルミニウム電極を蒸着した半導体素子(サイ
ズ:3mm×5mm)を、16ピンのデュアルインライ
ンパッケージ(「DIP−16」と略す)用のフレーム
に組み立てて、ワイヤーボンディングを行った。つい
で、上記各エポキシ樹脂組成物を用いて樹脂封止(条
件:175℃×2分間の加熱硬化,175℃×5時間の
後硬化)することによりそれぞれ10個の半導体装置を
得た。そして、上記半導体装置の初期の導通試験を行っ
た後、さらにその合格品を125℃/85%RHの高温
高湿条件下に曝してバイアス電圧30Vをかけて〔プレ
ッシャークッカーバイアス試験(PCBT)〕、一定時
間毎にオープン不良(断線)の発生の有無を確認し、そ
の発生が生じた時間を測定した。この測定を一つのエポ
キシ樹脂組成物について10個のパッケージを作製し、
10個の平均時間として求めた。この結果を下記の表4
および表5に示した。
イラルフロー値が適正な値を示しており、流動性に優れ
ていることがわかる。さらに、熱伝導率も高く、かつP
CBTによる平均寿命時間も長いことから、優れた熱放
散性とともに良好な耐湿性を備えていることがわかる。
ロー値は適正な値を示し、熱伝導率も高いことから、流
動性および熱放散性には優れているが、PCBTによる
平均寿命が短いことから、耐湿性に劣っていることがわ
かる。
(A成分)と、フェノール樹脂(B成分)と、アルミナ
粉末(C成分)を含み、かつその硬化物特性として、不
純物イオン濃度が特定値以下で、電気伝導度が特定値以
下のとなる半導体封止用エポキシ樹脂組成物である。こ
のため、これを用いて半導体素子を封止してなる半導体
装置は、熱放散性に優れるとともに、良好な耐湿性をも
有しており、高い信頼性を備えた半導体装置となる。
成物として、上記各成分とともに、ブタジエン系ゴム粒
子(D成分)を用いることにより、一層優れた低応力性
を得ることができる。
かでも、球状アルミナ粉末を用いることにより、高流動
性を有し、金型摩耗性に優れるようになる。
度の測定方法を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の(A)〜(C)成分を含有する半
導体封止用エポキシ樹脂組成物であって、その硬化体が
下記の特性(α)を有することを特徴とする半導体封止
用エポキシ樹脂組成物。 (A)エポキシ樹脂。 (B)フェノール樹脂。 (C)アルミナ粉末。 (α)エポキシ樹脂組成物硬化体の抽出水中のナトリウ
ムイオン含有量が50ppm以下、塩素イオン含有量が
30ppm以下、フッ素イオン含有量が20ppm以下
であり、かつ抽出水の電気伝導度が100μS/cm以
下。 - 【請求項2】 上記(A)〜(C)成分に加えて、下記
の(D)成分を含有する請求項1記載の半導体封止用エ
ポキシ樹脂組成物。(D)ブタジエン系ゴム粒子。 - 【請求項3】 上記(C)成分であるアルミナ粉末が球
状アルミナ粉末である請求項1または2記載の半導体封
止用エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の半
導体封止用エポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封
止してなる半導体装置。
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