[go: up one dir, main page]

JP2000019411A - 実体顕微鏡の照明装置 - Google Patents

実体顕微鏡の照明装置

Info

Publication number
JP2000019411A
JP2000019411A JP10187502A JP18750298A JP2000019411A JP 2000019411 A JP2000019411 A JP 2000019411A JP 10187502 A JP10187502 A JP 10187502A JP 18750298 A JP18750298 A JP 18750298A JP 2000019411 A JP2000019411 A JP 2000019411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
illumination
optical system
light source
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10187502A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nonoda
幸雄 野々田
Minoru Sukegawa
実 祐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10187502A priority Critical patent/JP2000019411A/ja
Publication of JP2000019411A publication Critical patent/JP2000019411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は装置の小型化を可能にした実体顕微鏡
の照明装置を提供する。 【解決手段】光源1から出射した照明光を、略水平方向
に沿って配置された凸レンズ4、フィルタ5a〜5c、
凹レンズ7を介して凸レンズ8で集光し、反射部材10
bによって垂直下方に反射するとともに、円錐状ミラー
9での上方向への反射と円形遮光板15の遮光による外
周上方に向けての反射により、円筒形の反射部材11よ
り上方に向けて反射し試料載置透明部材13を通して試
料14を暗視野照明し、一方、拡散部材6を通して拡散
された凸レンズ8からの照明光を反射部材10bによっ
て垂直上方に反射し、試料載置透明部材13を通して試
料14を明視野照明している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡の観察
光学系に用いられる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実体顕微鏡の照明装置として、例
えば実公昭45−11051号公報に開示されたものが
ある。図14は、このような照明装置の断面図を示すも
ので、光源18を円筒形のミラー19中に配置し、光源
18から周囲方向へ向かう光をミラー19内面で反射
し、上方に位置される試料20を照明する暗視野照明系
と、光源18から直接上方向に向かう光を拡散板21を
通して均一化し、試料20を照明する明視野照明系を有
し、これらの暗視野照明系と明視野照明系をシャッター
22の挿脱により選択的に切替え可能にしている。ここ
で、図面中、23は容器、24は蓋、25は窓、26は
支え枠、27は連結棒、28は支持部、29は椀状フロ
スト板、30は虹彩絞り、31は迷光防止用の遮光部、
32は支承枠、33はアームである。
【0003】一方、従来の実体顕微鏡の照明装置の他の
例として、特公平5−16567号公報に開示されたも
のもある。図15は、このような照明装置の断面図を示
すもので、光源34の上方に円筒状のミラー35を配置
するとともに、この円筒状のミラー35の中空部に遮光
板36を配置していて、光源34から上方へ向かう光の
うち遮光板36を避けて内側反射面35aに入射した光
は、そこで反射されて遮光板36と虹彩絞り37との間
から試料38を斜めから照射するようにした暗視野照明
系を構成している。ここで、図面中、Oは光軸、39は
対物レンズである。このような偏斜照明系を有するもの
は、透明物体の立体的コントラストが得られることで、
試料観察上大変便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に実体
顕微鏡では、試料の検査、生きた細胞の観察、作業等が
行われるが、これらの操作を長時間行う観察者にとっ
て、透過照明用架台の試料を載せる透明部材上面(以
下、試料載置面と称す)の位置が高い所にあると、試料
の置き換え、マニピュレータの操作等の試料操作に掛か
る負担が増加し、作業効率の減少、作業上のミスの誘発
を招くことがあり、このため、透過照明用架台底面から
試料載置面までの高さが低いことが求められている。ま
た、透過照明用架台の横方向の大きさについても、試料
操作、持ち運びの便利さ、置き場所の確保等の理由によ
り、小さいものが求められている。
【0005】ところが、実公昭45−11051号公報
に開示された従来技術では、明視野照明系および暗視野
照明系に用いられる光源18が、試料20を載置する窓
25の垂直下方に縦方向に配置されている。このため、
光源18を縦方向に配置するのに必要な高さが、窓25
から透過照明用架台の底面までの高さを構成する要素の
一つとなり、この高さをこれ以上低くすることは困難で
ある。そこで、光源18を横方向に倒して対応すること
が考えられ、このようにすれば、光源18を縦方向に配
置するよりは、配置に必要な高さを減少するが可能にな
る。しかし、光源18を横方向に配置することは、光源
18のソケットが照明光を遮光して均一な暗視野照明が
得られないばかりか、光源18自体の持つ照明の方向性
によっても均一な照明が得られないという問題が生ず
る。このことからも、かかる従来技術では、透過照明用
架台底面から試料載置面までの高さを低くすることは困
難である。
【0006】また、特公平5−16567号公報に開示
された従来技術においても、暗視野照明に用いられる光
源34を試料38の垂直下方に配置されるため、上述し
たと同様な理由により、光学的配置により構成される試
料載置面から暗視野照明装置の底面までの高さを低くす
ることは困難であった。本発明は、上記事情に鑑みてな
されたもので、装置の小型化を可能にした実体顕微鏡の
照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
試料面の下方から照明光を照射する実体顕微鏡の照明装
置において、前記試料面の垂直下方に配置される反射部
材と、光源の照明光を前記反射部材に入射させる照明光
学系と、前記反射部材の垂直下方に配置され、前記反射
部材より反射された前記照明光学系の照明光を前記試料
面側に反射する円錐状ミラーとを具備し、前記照明光学
系の焦点位置に結像される前記光源の実像を前記反射部
材と円錐状ミラーを介して該円錐状ミラーの垂直下方に
虚像として結像させるようにしている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、さらに、前記照明光学系に挿脱可能に配置
され、前記光源からの光を拡散する拡散板を有する明視
野光学系と、前記試料面の垂直下方に挿脱可能に配置さ
れ前記円錐状ミラーからの光を一部遮光する円形遮光板
および前記試料面と前記円形遮光板との間に配置され前
記円錐状ミラーからの光を前記試料面側に反射する円筒
形の反射部材を有する暗視野光学系とを具備し、前記反
射部材は、前記照明光学系より入射される前記光源から
の照明光を前記円錐状ミラー側または前記試料面側に選
択的に切換え可能にしている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記反射部材は、回転可能に設けられ、前
記照明光学系より入射される前記光源からの照明光によ
り前記試料面を偏斜照明可能にしている。
【0010】この結果、請求項1記載の発明によれば、
円錐状ミラーの下方には、実際に光源が存在しないにも
かかわらず、光源が存在するのと同等の照明効果を得ら
れるので、従来例と同等の照明効果を維持しつつ、試料
載置面の上面から透過照明用架台の底面までの高さを低
くできる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、明視野光学
系の光学配置の中に暗視野光学系の光学部品である円錐
状ミラーや反射部材が含まれており、明視野光学系と暗
視野光学系の切換えは、明暗視野の独立した光学系をす
べて切換えるのでなく、一部を切換えればよいので、光
学系切換えのための退避に必要とするスペースを最小限
にでき、透過照明用架台の横幅を小さくできる。請求項
3記載の発明によれば、明視野照明の際に、適宜反射部
材を傾けることにより光源からの照明光により試料面を
偏斜照明することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の照明装置が適用
される実体顕微鏡の概略構成を示している。図におい
て、SKは透過照明用架台で、この透過照明用架台SK
は、暗視野光学系と明視野光学系を切換え可能にしたも
ので、ここでは、明暗視野光学系切換ツマミL2および
フィルタ挿脱ツマミFを有している。また、この透過照
明用架台SKは、ランプハウスLHを設けるとともに、
焦準ハンドルSHを有する焦準部Sを介して鏡体KBを
設けている。この鏡体KBは、交換可能な対物レンズT
および接眼鏡筒Kを設けていて、対物レンズTを介して
投影される透過照明用架台SK上の図示しない試料の観
察像を接眼鏡筒Kを介して目視可能にしている。
【0013】図2は、このように構成した実体顕微鏡の
暗視野光学系を構成した場合の概略構成を示している。
この場合、ランプハウスLHは、光源1を有するととも
に、この光源1の垂直下方にコレクタレンズ2および反
射ミラー3を配置し、光源1から垂直下方に出射した照
明光を反射ミラー3との交点P1で略水平方向に反射す
るようにしている。
【0014】透過照明用架台SKは、反射ミラー3によ
り、略水平方向に反射された照明光の光軸に沿って照明
光学系を構成する凸レンズ4、フィルタ5a,5b,5
c、凹レンズ7、凸レンズ8を介して反射部材10bを
配置している。この場合、フィルタ5a,5b,5cは
上述したフィルタ挿脱ツマミFの操作により図示しない
挿脱機構を介して光軸に対し挿脱可能になっている。
【0015】反射部材10bは、暗視野光学系と明視野
光学系を切換えるもので、暗視野光学系を形成する場合
は、入射光軸を交点P2で垂直下方に反射させるように
している。そして、この交点P2を通る試料載置面に対
し垂直な光軸上に円錐状ミラー9を配置している。この
円錐状ミラー9は、反射部材10bにより下方に向けて
反射された光線を上方に向けて反射するものである。
【0016】この円錐状ミラー9の上方には、円筒形の
反射部材11を配置するとともに、この反射部材11の
中心軸上に円形遮光板15を配置し、円錐状ミラー9で
上方に反射した光線を円形遮光板15により外周上方向
のみに限定して、円筒形の反射部材11の内周面11a
に入射し、この内周面11aより上方に向けて反射させ
るようにしている。つまり、円錐状ミラー9による上方
向への反射と円形遮光板15による遮光により外周上方
に向けて反射された光線を円筒形の反射部材11の内周
面11aで内側上方に向けて反射し、透過照明用架台S
K上面に配置された試料14のための試料載置透明部材
13に光源1からの照明光を照射させるようにしてい
る。
【0017】このような照明光学系によれば、光源1か
ら出射した照明光は、垂直下方のコレクタレンズ2を通
り、反射ミラー3の交点P1で略水平方向に反射し、略
水平方向の光軸に沿って配置された凸レンズ4、フィル
タ5a,5b,5cを透過した後、凹レンズ7によって
リレーされ、凸レンズ8で集光し、反射部材10bによ
って下方向に反射され、円錐状ミラー9での上方向への
反射と円形遮光板15による遮光により外周上方に向け
ての反射により、円筒形の反射部材11より内側上方に
向けて反射されて大きな開口角の輪帯照明となって、試
料載置透明部材13を通して試料14を暗視野照明する
ようになる。
【0018】一方、明視野光学系を構成する場合は、図
3に示すように、反射部材10aは、入射光軸を交点P
2で垂直上方に反射させるようにしている。つまり、反
射ミラー3の交点P1で略水平方向に反射した光線が、
凸レンズ4、フィルタ5a,5b,5c、拡散部材6、
凹レンズ7、凸レンズ8を介して反射部材10aの交点
P2に入射すると、この交点P2で垂直上方に反射させ
るようにしている。この交点P2を通る垂直な光軸上
に、円筒状の反射部材11、大きなレンズにしても厚み
がほとんど増さないフレネル面12aと拡散面12bを
有する拡散部材12、試料載置透明部材13および試料
14を配置している。
【0019】このような照明光学系によれば、光源1か
ら出射した照明光は、垂直下方のコレクタレンズ2を通
り、反射ミラー3の交点P1で略水平方向に反射し、略
水平方向の光軸に沿って配置された凸レンズ4、フィル
タ5a,5b,5cを透過後、拡散部材6に入射し、こ
こで拡散された光は、凹レンズ7によってリレーされ、
凸レンズ8で集光し、反射部材10aによって上方向に
反射され、拡散部材12のフレネル面12aに入射し、
拡散面12bで拡散され、試料載置透明部材13を通し
て試料14を明視野照明するようになる。
【0020】次に、これら暗視野光学系および明視野光
学系の切換機構を図4および図5に従い説明する。この
場合、図4は、透過照明用架台SKの試料載置透明部材
13を取り除いて上面から見た場合の暗視野光学系を示
し、図5は、同様の場合の明視野光学系を示すもので、
図4は図2に、図5は図3にそれぞれ対応するととも
に、これら図2および図3と同一部分には、同符号を付
している。
【0021】この場合、図2で述べた反射部材10bと
円形遮光板15は、スライダS2により一体に連結され
ており、また、図3で述べた反射部材10aとフレネル
面12aおよび拡散面12bを有する拡散部材12、さ
らに拡散部材6は、スライダS1により一体に連結され
ている。そして、スライダS1とスライダS2を連結部
材L1で連結するとともに、スライダS2に設けた明暗
視野光学系切換ツマミL2を水平方向に挿脱操作するこ
とにより、図示しないスライド機構により図4に示す暗
視野光学系または図5に示す明視野光学系を選択的に切
換えられるようになっている。
【0022】このような構成とすると、図2に示す暗視
野照明の場合、図6に示される仮想光源1’から出射さ
れた暗視野照明と同一の照明となる。つまり、図6に示
した仮想光源1’からの暗視野照明は、従来例として挙
げた図15の場合と同じである。しかし、従来のもの
は、図6の仮想光源1’の位置に実際の光源1を配置し
なければならないため、光源1を配置させる為のスペー
スが必要になり、透過照明用架台SKは、仮想底面H’
の位置まで下げなければならない。これは、従来例であ
る図14の場合についても同様なことが言える。つま
り、図14の場合は、明視野照明に問題が生じ、図3で
述べた明視野照明と同等の照明効果を得ようとすると、
図6の円錐状ミラー9の付近に縦方向に、実際の光源1
を配置することになり、そのためのスペースを確保する
ため、透過照明用架台SKの底面を仮想底面H’の位置
まで下げなければならない。
【0023】これに対し、本実施の形態の光学系によれ
ば、凸レンズ8の焦点位置に作られるはずの光源1の実
像が、反射部材10bと円錐状ミラー9の反射によっ
て、円錐状ミラー9の垂直下方に虚像として作られる。
そのため、円錐状ミラー9の下方には、実際に光源が存
在しないにもかかわらず、光源が存在するのと同等の照
明効果を得られるようになり、これにより、従来例と同
等の照明効果を維持しながら、試料載置透明部材13の
上面から透過照明用架台SKの底面までの高さを低くで
きる。
【0024】また、本実施の形態では、明視野光学系の
光学配置の中に、暗視野光学系の光学部品である円錐状
ミラー9と反射部材11が含まれており、明視野光学系
と暗視野光学系の切換えは、明暗視野の独立した光学系
をすべて切換えるのでなく、一部を切換えればよいの
で、光学系切換えのための退避に必要とするスペースを
最小限にできるので、透過照明用架台SKの横幅を小さ
くすることもできる。
【0025】従って、試料載置透明部材13から透過照
明用架台SKの底面までの高さを低くできるため、試料
の検査、生きた細胞の観察、マニピュレータを使用した
実験等において、作業者の試料操作に掛かる負担を大幅
に軽減することができる。また、透過照明用架台SKの
横幅も小さくすることができるので、試料操作が行い易
く、持ち運びに便利で、置き場所のスペースも小さくす
ることができる。
【0026】なお、好ましくは明暗視野光学系切換ツマ
ミL2は、挿脱距離を小さくするため、この原理を利用
した機構および、タイミングベルト、歯車を利用した機
構などを用いてもよい。また、暗視野光学系のスライダ
S2と明視野光学系のスライダS1との切換え方向に付
いては、所望の切換えが得られる方向であれば必ずしも
水平方向の移動でなくてもよく、また、全てが一体とな
って移動しなくてもよい。 (第2の実施の形態)図7は、本発明の第2の実施の形
態の概略構成を示すもので、図2と同一部分には、同符
号を付している。
【0027】この場合、図7では、図1で述べた光源1
を内蔵したランプハウスLHの代わりにファイバー16
を凸レンズ4と同一光軸上に配置している。そして、フ
ァイバー16の光の出射口16aより出射した光は、凸
レンズ4を通り、以後図2で述べたと同様の光路で試料
14を明視野照明するようにしている。また、暗視野照
明では、図4、図5に示す明暗視野光学系切換ツマミL
2の挿脱操作により、スライダS2をスライダS1に切
換えることで行う。
【0028】このような構成とすれば、光源としてファ
イバー16を利用して、略水平方向に光を出射している
ため、ファイバー16の光の出射口16aの径に対応し
た光学系を形成することができる。これにより、出射口
16aの径の小さいファイバー16を採用することで、
試料載置透明部材13の上面から透過照明用架台SKの
底面までの高さを低くすることができる。
【0029】従って、ファイバー径の小さいファイバー
16を用いることにより、試料載置透明部材13から透
過照明用架台SKの底面までの高さを低くできるので、
試料の検査、生きた細胞の観察、作業等において、観察
者の試料操作に掛かる負担を軽減する透過照明用架台を
実現することができる。
【0030】なお、ファイバー16の挿入位置、挿入方
向については、必ずしも同様の位置、方向でなくてもよ
く、例えば、図3のランプハウスLHと同様の位置に略
垂直下方に向けて挿入してもよい。 (第3の実施の形態)図8乃至図13は、本発明の第3
の実施の形態の概略構成を示すもので、これら図面は、
図2と同一部分には、同符号を付している。
【0031】この場合、明暗視野光学系の光路切換え
は、図8に示すように透過照明用架台SK上に示される
ダイヤルE3と、ツマミ棒L3の操作により行われる。
ダイヤルE3は、回転軸J3を中心に回転可能になって
いる。この回転軸J3は、棒状になっていて、その両端
部には、図9に示すようにタイミングベルトB1および
B2を設けている。
【0032】このうちのタイミングベルトB1には、回
転軸J1を介して回転可能な円盤E1を連結している。
この円盤E1は、拡散部材6を設けるとともに、図9に
示すように連結棒17を介して円形遮光板15を設けて
いる。この場合、これら拡散部材6と円形遮光板15の
位置関係は、ダイヤルE3の回転により、図8に示すよ
うに円形遮光板15が光軸上に位置する場合は、拡散部
材6は光軸上から外れ、また、図10に示すように拡散
部材6が光軸上に位置する場合は、円形遮光板15は光
軸上から外れるようになっている。
【0033】また、タイミングベルトB2には、回転軸
J2を介してホルダE2を回転可能に連結している。こ
のホルダE2には、拡散部材12が一体に設けられてい
て、ダイヤルE3の回転により、図10に示すように拡
散部材6が光軸上に位置する場合に、拡散部材12を光
軸上に位置させるようになっている。
【0034】一方、ツマミ棒L3には、反射部材10a
を設けている。この反射部材10aは、ツマミ棒L3の
回転により回転可能になっており、この回転状態を調整
することにより、図11に示す暗視野光学系から、図1
2に示す明視野光学系への切換えを可能にしている。な
お、ツマミ棒L3の操作による明暗視野の切換えは、図
示しない回転止め機構により自動的に定まるが、任意の
回転位置で止めることも可能である。
【0035】このような構成において、まず、暗視野光
学系を設定する場合は、ダイヤルE3の操作によりタイ
ミングベルトB1を介して円盤E1を回転させ、図8に
示すように円形遮光板15を光軸上に位置させるととも
に、拡散部材6を光軸上から外し、同時に、タイミング
ベルトB2を介してホルダE2を回転させて、拡散部材
12を光軸上から外すようにする。また、ツマミ棒L3
の操作により、反射部材10aを図11の状態に設定す
る。
【0036】これらの操作により、図11に示す暗視野
光学系が設定され、第1の実施の形態で述べたと同様な
暗視野照明が行なわれる。次に、暗視野光学系から明視
野光学系への切換えは、ダイヤルE3を回転軸J3を中
心に時計回りに回転させることで行う。この場合、タイ
ミングベルトB1によって連結された回転軸J1および
タイミングベルトB2によって連結された回転軸J2も
時計回りに回転し、図10に示すよう円形遮光板15は
明視野照明の光線と干渉しないような位置まで移動し、
逆に拡散部材6は、明視野光学系の照明光路に挿入され
る。同様に、回転軸J2の回転により、ホルダE2の拡
散部材12も明視野光学系の照明光路に挿入される。な
お、この場合のダイヤルE3の回転と回転軸J1、回転
軸J2の回転比率は最小限の回転で各光路の切換えが行
えるように設定されている。また、ダイヤルE3の操作
による明暗視野の切換えは、図示しない回転止め機構に
より自動的に定まる。また、ツマミ棒L3の操作によ
り、反射部材10aを図12の状態に設定する。
【0037】これらの操作により、図12に示す明視野
光学系が設定され、第1の実施の形態で述べたと同様な
明視野照明が行なわれる。このような構成とすれば、明
暗視野の切換えを、ダイヤルE3の回転操作とツマミ棒
L3の回転操作により行なうことにより、光学系部品の
水平方向の移動は第1の実施の形態の場合よりもかなり
短くなり、透過照明用架台SKの横幅をさらに短くする
ことができる。また、反射部材10aを取り付けたツマ
ミ棒L3は、任意の位置で回転を止めることができるの
で、明視野照明の際に、適宜反射部材10aを傾けるよ
うにすれば、凸レンズ8を通った略水平方向の光軸は、
交点P2で垂直に反射するのではなく、図13に示すよ
うに垂直軸に対し少し傾いて反射されるようになり、こ
れにより試料14に対し偏斜照明を行うことができる。
【0038】従って、透過照明用架台の横幅をかなり小
さくすることができるため、試料操作が行い易く、持ち
運びの便利で、置き場所のスペースも小さい透過照明用
架台を実現できる。また、ツマミ棒L3の回転操作によ
り偏斜照明を行うことができるので、観察の行いにくい
透明物体であっても立体的コントラストを得られ易く、
これにより、生きた細胞の観察、作業を使用した実験等
を行う場合に、観察および、操作上、大変便利にでき
る。
【0039】なお、回転軸J1、回転軸J2および回転
軸J3は、必ずしも図示する位置になくてもよく、所望
の切換えが行え、透過照明用架台の横幅を小さく構成で
きる位置であればどこの位置でもよい。また、これら3
つの軸を連結する部材もタイミングベルトでなく、歯車
でもよい。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、試
料載置面の上面から透過照明用架台の底面までの高さを
低くできるので、試料の検査、生きた細胞の観察、マニ
ピュレータを使用した実験等において、作業者の試料操
作に掛かる負担を大幅に軽減することができる。
【0041】また、透過照明用架台の横幅も小さくでき
るので、試料操作が行い易く、持ち運びに便利で、置き
場所のスペースも小さくすることができる。さらに、試
料面に対して偏斜照明を行うことができるので、観察の
行いにくい透明物体であっても立体的コントラストを得
られ易く、生きた細胞の観察、作業を使用した実験等を
行う場合に、観察および操作上便利にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用される実体顕
微鏡の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態の暗視野光学系の概略構成を
示す図。
【図3】第1の実施の形態の明視野光学系の概略構成を
示す図。
【図4】第1の実施の形態の明暗視野光学系の切換え機
構の概略構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態の明暗視野光学系の切換え機
構の概略構成を示す図。
【図6】第1の実施の形態の作用を説明するための図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の明暗視野光学系の
切換え部の概略構成を示す図。
【図9】第3の実施の形態の明暗視野光学系の切換え部
の概略構成を示す図。
【図10】第3の実施の形態の明暗視野光学系の切換え
部の概略構成を示す図。
【図11】第3の実施の形態の暗視野光学系の概略構成
を示す図。
【図12】第3の実施の形態の明視野光学系の概略構成
を示す図。
【図13】第3の実施の形態の他の動作例の概略構成を
示す図。
【図14】従来の実体顕微鏡の照明装置の一例の概略構
成を示す図。
【図15】従来の実体顕微鏡の照明装置の他例の概略構
成を示す図。
【符号の説明】
SK…透過照明用架台 H…底面 H’…仮想底面 L2…明暗視野光学系切換ツマミ F…フィルタ挿脱ツマミ LH…ランプハウス SH…焦準ハンドル S…焦準部 KB…鏡体 T…対物レンズ K…接眼鏡筒 P1、P2…交点 S1、S2…スライダ L1…連結部材 L2…切換えツマミ L3…ツマミ棒 J1、J2、J3…回転軸 B1、B2…タイミングベルト E1…円盤 E2…ホルダ E3…ダイヤル 1…光源 2…コレクタレンズ 3…反射ミラー 4…凸レンズ 5…特公平 5a.5b…フィルタ 6…拡散部材 7…凹レンズ 8…凸レンズ 9…円錐状ミラー 10a、10b…反射部材 11…反射部材 11a…内周面 12…拡散部材 12a…フレネル面 12b…拡散面 13…試料載置透明部材 14…試料 15…円形遮光板 16…ファイバー 16a…出射口 17…連結棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料面の下方から照明光を照射する実体
    顕微鏡の照明装置において、 前記試料面の垂直下方に配置される反射部材と、 光源の照明光を前記反射部材に入射させる照明光学系
    と、 前記反射部材の垂直下方に配置され、前記反射部材より
    反射された前記照明光学系の照明光を前記試料面側に反
    射する円錐状ミラーとを具備し前記照明光学系の焦点位
    置に結像される前記光源の実像を前記反射部材と円錐状
    ミラーを介して該円錐状ミラーの垂直下方に虚像として
    結像させることを特徴とする実体顕微鏡の照明装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記照明光学系に挿脱可能に配
    置され、前記光源からの光を拡散する拡散板を有する明
    視野光学系と、前記試料面の垂直下方に挿脱可能に配置
    され前記円錐状ミラーからの光を一部遮光する円形遮光
    板および前記試料面と前記円形遮光板との間に配置され
    前記円錐状ミラーからの光を前記試料面側に反射する円
    筒形の反射部材を有する暗視野光学系とを具備し、 前記反射部材は、前記照明光学系より入射される前記光
    源からの照明光を前記円錐状ミラー側または前記試料面
    側に選択的に切換え可能にしたことを特徴とする請求項
    1記載の実体顕微鏡の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記反射部材は、回転可能に設けられ、
    前記照明光学系より入射される前記光源からの照明光に
    より前記試料面を偏斜照明可能にしたことを特徴とする
    請求項2記載の実体顕微鏡の照明装置。
JP10187502A 1998-07-02 1998-07-02 実体顕微鏡の照明装置 Withdrawn JP2000019411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187502A JP2000019411A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 実体顕微鏡の照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187502A JP2000019411A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 実体顕微鏡の照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000019411A true JP2000019411A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16207196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10187502A Withdrawn JP2000019411A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 実体顕微鏡の照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000019411A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002038111A (ja) * 2000-04-28 2002-02-06 Lintec Corp 粘着シートおよび貼着体
JP2003075725A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Olympus Optical Co Ltd 透過照明装置
US6989925B2 (en) * 2003-06-12 2006-01-24 Olympus Corporation Dark field illumination device
JP2010213582A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Olympus Corp 培養細胞照明装置、及び培養細胞照明方法
RU2413263C1 (ru) * 2009-06-17 2011-02-27 Открытое акционерное общество "ЛОМО" Микроскоп отраженного света
KR101229246B1 (ko) 2011-02-16 2013-02-04 주식회사 휴비츠 원터치 확산판을 구비한 세극등 현미경
WO2024058394A1 (ko) * 2022-09-14 2024-03-21 한국표준과학연구원 생체조직 분석을 위한 명암시야 현미경

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002038111A (ja) * 2000-04-28 2002-02-06 Lintec Corp 粘着シートおよび貼着体
JP2003075725A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Olympus Optical Co Ltd 透過照明装置
US6989925B2 (en) * 2003-06-12 2006-01-24 Olympus Corporation Dark field illumination device
JP2010213582A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Olympus Corp 培養細胞照明装置、及び培養細胞照明方法
RU2413263C1 (ru) * 2009-06-17 2011-02-27 Открытое акционерное общество "ЛОМО" Микроскоп отраженного света
KR101229246B1 (ko) 2011-02-16 2013-02-04 주식회사 휴비츠 원터치 확산판을 구비한 세극등 현미경
WO2024058394A1 (ko) * 2022-09-14 2024-03-21 한국표준과학연구원 생체조직 분석을 위한 명암시야 현미경

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910006736B1 (ko) 투광, 반사광, 또는 투광 반사광 현미경
JP5764455B2 (ja) 顕微鏡照明システム、顕微鏡および傾斜入射照明方法
US20050207005A1 (en) Microscope switchable between observation modes
WO1999012068A1 (en) Transmission illuminator for microscopes
JPH06317532A (ja) 検査装置
JP2003075725A (ja) 透過照明装置
JP4436862B2 (ja) 実体顕微鏡透過照明装置
JP2000019411A (ja) 実体顕微鏡の照明装置
JP3861357B2 (ja) 光学装置と一体化された顕微鏡用レボルバおよび顕微鏡
JP2011027906A (ja) 顕微鏡
EP1118033B1 (en) Method and apparatus for producing diffracted-light contrast enhancement in microscopes
US6865021B2 (en) Incident illumination unit and microscope to which incident illumination unit is applied
JP4231561B2 (ja) 実体顕微鏡透過照明装置
JPH0593869A (ja) 顕微鏡の照明装置
JPH0720650Y2 (ja) 偏射照明式倒立顕微鏡
JPH10288741A (ja) 顕微鏡
JP2002196218A (ja) 顕微鏡
JP4149304B2 (ja) 顕微鏡
JP2004085811A (ja) 顕微鏡
JP4487359B2 (ja) 実体顕微鏡および暗視野照明装置
JPH05173078A (ja) システム顕微鏡
JP3841484B2 (ja) 顕微鏡の落射照明システム
JP2006171025A (ja) 照明装置
JP3176678B2 (ja) 顕微鏡照明装置
US3493285A (en) Microscope selective illuminator

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906