WO2007034739A1 - 骨伝導スピーカホルダー及びこれを用いた骨伝導スピーカユニット - Google Patents

Abstract

非通話時における音漏れの発生を防止し、通話時には従来のものと同等の骨伝導スピーカの性能を発揮させ得る骨伝導スピーカホルダー及びそれを用いた骨伝導スピーカユニットを提供することを課題とするであって、骨伝導スピーカ２を電話機等の通信機器の筐体２１に設置するためのホルダー１であって、ホルダー１は弾性資材製で、骨伝導スピーカ２全体を包囲して支持する容部３と、容部３の上面を覆う可動天面４とから成り、可動天面４は骨伝導スピーカ２の振動板２０と接触してそれと共に振動し得る弾性膜であって、その内面に突部８を有し、通信機器の非使用時においては、突部８のみが骨伝導スピーカ２の振動板２０に当接する。

Description

骨伝導スピー力ホルダー及びこれを用レ、た骨伝導スピーカュニット 飾分野

本発明は、骨伝導スピーカホルダー、 より詳細には、骨伝導スピーカを してこ れを竈舌機、 無！ 幾等の遍 Ϊ»の筐体に組み込むためのホルダーで、 特に、骨 伝導スピー力ュニットの音漏れを改善した骨伝導スピー力ホルダー及びこれを用レ、た 明

骨伝導スピーカュ-ットに関するものである。 書

背景漏

骨伝導スピーカは、 音声信号を纖に変換して頭體にィ ¾ "るもので、 J«* で,鶴下での ί¾¾も可能なことから、近 Β機帯^ ί機等の通ィ1«に広く用いられる ようになってきている。

この骨伝導スピーカを携帯籠舌機の筐体に組み込むに当たっては、 筐体との間のァ イソレーシヨンを確保するために、 弾性材 （緩衝材） を介在させる。 しかるに、 特に 折畳みタイプの携帯 H舌機の^、骨伝導スピー力の組み込みスペース力十分になく、 厚みを抑えること力 S要請されるところから、 弾性材は薄いものとされ、 その結果、 十 分なアイソレーション効果が得られなレ、という問題がある。

この問題を解決するために、 ； 発明者は、 図 4に示すような構成を提唱した （W

0 2 0 0 5/ 0 6 9 5 8 6 A 1 )₀これは、筐体 3 2の内面に固定される弾性ホルダー

3 3により、 骨伝導スピー力 3 1を包囲支^ fるものである。 この構成によれば、 骨 伝導スピー力 3 1は弾性ホルダー 3 3によつて筐体 3 2力らァイソレートされるため、 その は筐体 3 2に伝わりにくレ、ものとなる。

その：^、 骨伝導スピー力 3 1の β板 3 4の βを頭骨に {Stさせるために漏 板 3 4に、頭部に当接するコンタクト咅附 3 5が固定されるが、 «3板 3 4の ί¾¾を コンタクト咅附 3 5に効率良く縫させるために、 コンタクト咅财 3 5 miM 3 4 に広域に面状に固定される。 その結果、 »¾ 3 4の»は、 常 ^にコンタクト 咅附 3 5にィ Stされることになる。 このような構成の齢は、 非通話時、 即ち、 コンタクト咅附 3 5を麵に押し付け ていないときにも、 骨伝導スピーカ 3 1力 S動作するに伴い、 コンタクト咅附 3 5力 S振 動して音声纏 (気導音） を発生させてしまうため、 どうしても、 ある禾！^の音漏れ 力 S発生してしまうという問題がある。

特許文献 1 W02 0 0 5/0 6 9 5 8 6 A 1

糲午文献 2 特開 2 0 0 3— 3 4 8 2 0 8号公報

稱午文献 3 特開 2 0 0 4 - 1 8 7 0 3 1 報

特許文献 4 嫌第 2 5 7 8 8 2 3号公報 発明の開示

発明力 S解決しようとする讓

したように、 従来の骨伝導スピー力を用レ、た携帯 ¾|舌勝にぉレ、ては、 コンタ クト音附が画に当接していなレ、非通話時においても、 コンタクト部材がす通して音 声漏を発生させてしまうため、 どうしても、 ある禾 Sの音漏れが生ずるという問題 があった。 本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、 非通話時にお ける音漏れの発生を防止し、 通話時には従来のものと同等の骨伝導スピー力の性能を 発揮さ¾ る骨伝導スピー力ホルダー及びそれを用 、た骨伝導スピーカュニットを提 t することを 1¾ とする。

i¾sを解決するための手段

上記! ¾ を解決するために、請求項 1に係る発明は、 骨伝導スピーカを mi舌機等の 適 I»の筐体に言耀するためのホルダーであつて、 鎌己ホルダーは弾性資欄で、 till己骨伝導スピーカ全体を包囲して る^ ¾と、 嫌 B ^の上面を覆う 天面 とから成り、 ftn己 天面は廳己骨伝導スピーカの攝板と翻虫してそれと共に纖 し得る弾 ia莫であって、その内面に舞を有し、膽己衝1«の非使用時においては、 膽己鶴のみが膽己骨伝導スピー力の に当接することを樹數とする骨伝導スピ 一力ホルダーを提唱する。

謙 ¾¾¾ま 1つ又はネ复数、 l己" の内面中:^ (5に設けられ、 tiff己 天面は、 嫌 15の上面に一体に形成され、鎌 B^!Lh面との連鶴 [5を薄肉部とすることによ り + な 性を付与される。 本ホルダーは全体が弾 !■生プラスチック又はゴム製で、 籠 !5の上面に、 人体に押し当てられるコンタクト眘附を受容する周壁を有する。 上記 Ϊ廳を解決するための請求項 8に記載の骨伝導スピーカュニットは、上記ホル ダ一によつて骨ィ云導スピー力を支持させると共に、 teii壁に歸己コンタクト咅附を して成る。 発明の効果

本発明に係る骨伝導スピー力ホルダー及びそれを用レ、た骨伝導スピーカュニットに よれば、骨伝導スピーカの と撤 fr る面全体が弾倒莫とされ、 その内面中央に が形成され、 非通話時には、 突部のみが骨伝導スピーカの 反に点状に当接す るようにされることでコンタクト咅附に が伝わりにくくなり、 コンタクト音附が ίϋτΤることによる音声観の発生も抑えられ、以て音漏れの発生が†助抑えられる。 そして、通話時には、 コンタクト咅附を頭部等に押し当てることで^ ¾力 ^、 Bj¾

¾Bの内面が骨ィ云導スピー力の i¾b板に面状に纖 frTることにより、 板の i¾が コンタクト咅附に確実且つ十分に碰され、骨伝導スピーカの機能を + に発揮させ 得る効果がある。

また、本発明に係るホルダー内に 内される骨伝導スピーカの上疏 15は、該ホルダ 一内に密閉状態に収まるので、 骨伝導スピーカに财る防水性、 防塵 I"生カ 保される 効果がある。 発明を するための最良の形態

本発明を霊するための最良の形態について、 謝図面に維して説明する。 図 1 は、本発明に係る骨伝導スピーカホルダーを用いた骨伝導スピーカュニットの ί豪面 図、 図 2はその 見図である。

本発明に係る骨伝導スピーカホルダー 1は、 弾性プラスチック、 ゴム等の弾性資材 製で、 骨伝導スピー力 2の全体を包囲して支財る^ ¾ 3と、 ^ ¾ 3の上面を覆う可 動 4とから成る。 竊 は、 そこに械内 ¾ ^する骨伝導スピーカ 2の形状に対応 するもので、 図示した例では、 角を丸めた 体形状となっている。

雜 の内周面の 黯及 υπ¾ ^には、 それぞれ張出部 5、 6力 s形成される。 可 動天面 4は、 竊 3の上側張出部 5を内方に延長して一体に形成されるが、 その周縁 部が薄肉部 7とされることにより、+^な 性を付与される。 漸4の内面の、 通例中：^ ¾に、 1又は複数の雜 158力 S形成される。 この雜 は、 その先総が常時 骨伝導スピーカ 2の ig¾板に点状に当接状態となる。

骨伝導スピーカホノレダー 1の底面の開口部 1 3は、 骨伝導スピー力 2の揷入口とし て利用され、また、骨伝導スピー力 2の電気配锒の弓 I出口となる。下側の張出部 6は、 骨伝導スピーカ 2の装填後の抜け止めとなる。 また、 額 3の外側面下 |5に、 固定 用張出部 9が形成される。 固定用張出部 9は、 骨伝導スピーカホルダー 1を利用して 構成される骨伝導スピーカュニットを、 受話 »^帯 l舌の筐体 2 1等に固定するた め ^佣されるもので、 ネジ孔 1 0など力 S適前城される。

竊 153の上面周縁は Ji*に延長されて、雜 3の外側面と面一の周壁 1 1力 S形成さ れる。 周壁 1 1内には、 人体 （主 ^IM部） に押し当てられることになるコンタクト部 材 1 2力 S密 され、 コンタクト咅财 1 2はそこに職される。 コンタクト咅附 1 2の 人体に当接する外表面は僅かに曲面にされ、 その内面は、 周壁 1 1内 時において 天面 4の上面に密着状態となるようにされる（通例鶴される)。カゝくして "SJ»天 面 4の が、 Iffig且つ確実にコンタクト咅附 1 2に されることになる。

骨伝導スピーカ 2の構成は、 従来用いられているものと特に違いはなレ、。 即ち、 ョ ーク 1 5の中^ こボイスコィノレ 1 6を酉己し、 その両彻 jにマグネット 1 7を定着し、 ヨーク 1 5の両職から立ち上げた側板 1 8で β支持板 1 9を、 ボイスコイル 1 6 上にィ動ゝな隙間を膽して支持させる。 観支持板 1 9には中央開口力 S形成され、 そ こに臨ませて 板 1 9上にプレートヨーク 2 0が固定され、 ^ 8はこのプレ ートヨーク 2 0上面に当接することになる。 なお、 マグネットをボイスコイルの内側 に酉己 m~る、 戸」 胃内 βのネ冓成とすることあでさる。

雜 158は、 骨伝導スピー力 2を装填した時に、 その先端が骨伝導スピー力 2のプレ ートヨーク 2 0に軽く擲虫して 、るカ、 !58自体も弾性があるので、通話時にコン タクト咅附 1 2を頭部に押し当てると、 ^¾ 8力 S潰されて骨伝導スピー力 2のプレー トヨーク 2 0の 面が" 4に密着する。 この状態で音声信号により纖カ S発 生すると、 4を通じてその がコンタクト咅附 1 2にィ され、従来のも のと何ら変わりなく骨伝導受話を行なうことが可能となる。

また、 非通話時には、 骨伝導スピー力 2のプレートヨーク 2 0には雜 |58の先端が 軽く角!^ているだけなので、 プレートヨーク 2 0力 S謹しても、 その繊はコンタク ト咅附 1 2にィ Stし難く、 以て意図しない音漏れが発生すること力 Sネ助抑えられる。 本発明に係る骨伝導スピーカュニットは上 ΪΒί冓成であって、 骨伝導スピーカ 2はそ の攝面側が骨伝導スピーカホルダー 1内に密閉されるため、 防水、 防慰様力 S容易 となるという ί敷を有する。

本発明の有効 1生を実 SEするために、 図 4に示す従来のタイプの骨伝導スピー力ホル ダ一によつたものと、 本発明の ¾品との比^ ¾を行なった。 この試験は、 各骨伝 導スピー力にサイン波入力を印カロした際の 音としての音漏れを測定したものであ る。 その結果を示す図 3のダラフから明らかなように、 本発明の難品は、 5 0 0 H z〜 6 k H zの廳周波数帯域の全域に亘り、 従来の骨伝導スピー力ホルダーを用！/ヽ たものよりも良好な結果が得られ、 本発明の； )†生を廳、することができた。

この発明をある 詳細にその最も好ましレ、» ^態にっレ、て説明してきたが、 こ の発明の精ネ申と範囲に反することなしに広範に異なる 態を構^"ることができ ることは明白なので、 この発明は爾寸請求の範囲にぉレヽて限定した はその特定の 態に制約されるものではない。 図面の簡単な説明

図 1 本発明に係る骨伝導スピー力ホルダーを用!/、た骨伝導スピー力ュニットの繊 面図である。

図 2 本発明に係る骨伝導スピーカホルダーを用いた骨伝導スピーカ用ユニットの分 角军^見図である。

図 3 本発明にィ系る骨伝導スピー力ホルダーを用レ、た の音漏れ改善効果を実証す るために行なった纖の結果を示すダラフである。

図 4 従来の骨伝導スピー力ホルダーを用レヽた骨伝導スピーカュニットの 面図で ある。

Claims

請求の範囲

1. 骨伝導スピーカを電舌機等の通信 «の筐体に^ gするためのホノレダーであつ て、 嫌己ホルダーは弾' 14¾機で、 鎌己骨伝導スピーカ全体を包囲して支持する^ ¾ と、 ΙίΐΐΒ^^の上面を覆う ΐ]»^®と力ら成り、 tirf己 は t&t己骨伝導スピーカ の漏板と擲虫してそれと共に纖 L る弾倒莫であって、 その内面に 15を有し、 嫌己通 if»の非棚時にぉレ、ては、 鎌己^ ¾のみが嫌己骨伝導スピー力の に 当接することを ί敷とする骨ィ云導スピーカホノレダー。

2. Ιΐίΐ己^ ¾は 1つ設けられる請求項 1に雄の骨伝導スピー力ホルダー。

3. ΙίίΙ己^ ¾は複 けられる請求項 1に言識の骨ィ云導スピー力ホルダー。

4. 膽己舞 15は fijf己 の内面中 に設けられる請求項 1乃至 3のレ、ずれか に纖の骨伝導スピー力ホルダー。

5. ΙΐίΙ己^ ¾ι¾®は、 ΙίίΐΒ^^の上面に一体に形成され、 上面との連! を薄肉部とすることにより十分な 性を付与される請求項 1に記載の骨伝導スピー 力ホルダー。

6. 全体が弹 I"生プラスチック又はゴム製である請求項 1に言識の骨伝導スピーカホ ノレダー。

7. ttitfi^^の上面に、 人体に押し当てられるコンタクト咅附を受容する周壁を有 する請求項 1に言織の骨伝導スピーカホノレダー。

8. 請求項 7に のホルダーによって骨伝導スピーカを支持させると共に、 lijfB 周壁に編己コンタクト咅附を嵌合して成る骨伝導スピーカュニット。