明 細 書
1, 3_ビス(置換フエニル) _ 3—ヒドロキシプロパン _ 1 _オンおよび 2_ プロペン— 1 _オンィ匕合物およびその塩
技術分野
[0001] 本発明は、農薬の製造中間体として有用であり、かつ未だ文献に記載されていな い新規な 1, 3 ビス(置換フエ-ル)ー3 置換ー3 ヒドロキシプロパンー1 オン 化合物又はその塩および 1, 3 ビス(置換フエ-ル) 3 置換 2 プロペン 1 —オンィ匕合物又はその塩に関するものであり、特に国際公開第 05Z085216号パ ンフレットに記載の有害生物防除剤の製造中間体として有用な化合物又はその塩で ある。
背景技術
[0002] 従来、 1, 3 ビス(置換フエ-ル)ー3 置換ー3 ヒドロキシプロパンー1 オン化 合物に関しては、 3 ブロモアルキル置換ィ匕合物(例えば非特許文献 1ないし非特許 文献 3参照。)、 3—クロ口アルキル置換ィ匕合物 (例えば非特許文献 4および非特許文 献 5参照。)、 3—フルォロアルキル置換ィ匕合物(例えば非特許文献 6および非特許 文献 7参照。)等が知られており、 3 ヒドロキシ 1一(4 メチルフエニル)ー3 フエ 二ルー 4, 4, 4 トリフルォロブタンー1 オンがケムブリッジ ·コーポレーション [Che mBridge Corporation]力り販売 れて ヽる。
また、 1, 3 ビス(置換フエ-ル) 3 置換 2 プロペン 1 オンィ匕合物に関 しては、 3—ノ、口(フッ素原子以外)アルキル置換化合物(例えば非特許文献 8および 非特許文献 9参照。)等が知られている。 3—フルォロアルキル置換ィ匕合物としては、 農薬の製造中間体として 4 [3—(4ークロロフヱニル)ー3 ォキソー1 (トリフルォ ロメチル) 1—プロべ-ル] 2—メチルフエ-ルカルバミン酸ターシャリーブチルェ ステル (特許文献 1参照。)が知られており、その他にも 3 フルォロアルキル置換ィ匕 合物 (例えば非特許文献 10ないし非特許文献 12参照。)等が知られている。農薬と して記載のある 1, 3 ビス(置換フエ-ル) 3 置換 2 プロペン 1 オン化合 物としては、特許文献 2および特許文献 3に、置換フエニル上にベンジルォキシ基を
有する化合物の記載がある。
し力しながら、これら文献記載の化合物は特許文献 4記載の化合物へと誘導可能 な製造中間体として用いることのできる 1, 3 ビス (置換フエ-ル) 3 置換一 3— ヒドロキシプロパン 1 オン化合物および 1, ビス(置換フエ-ル) 置換
2—プロペン— 1—オンィ匕合物に関しては、未だ文献に記載されていない。
特許文献 1:国際公開第 04Z018410号パンフレット
特許文献 2:特開平 11 236363号広報
特許文献 3:欧州特許出願公開第 811608号明細書
特許文献 4:国際公開第 05Z085216号パンフレット
非特許文献 1 :ジャーナル'ォブ 'ジ'アメリカン'ケミカル'ソサイエティ一 Qi. Am. Ch em. Soc. ] 1935年、 57卷、 217頁
非特許文献 2:シンセシス [Synthesis] 2000年、 1259頁
非特許文献 3 :ザ'ジャーナル'ォブ 'オーガニック 'ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 19 94年、 59卷、 4386頁
非特許文献 4:ジャーナル'ォブ 'ジ'アメリカン'ケミカル'ソサイエティ一 Q[. Am. Ch em. Soc. ] 2002年、 124卷、 7440頁
非特許文献 5:ジャーナル ·ォブ ·ザ ·ケミカル ·ソサイエティー 'パーキン'トランスァク シヨンズ 1 [J. Chem. Soc. , Perkin Trans. 1] 1993年、 859頁
非特許文献 6 : [Zhurnal Organicheskoi Khimii] 1992年、 28卷、 518頁 非特許文献 7 :ザ'ジャーナル'ォブ 'オーガニック 'ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 19
91年、 56卷、 4925頁
非特許文献 8 :ザ'ジャーナル'ォブ 'オーガニック 'ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 19 54年、 19卷、 522頁
非特許文献 9 :シンセティック 'コミュニケーションズ [Synth. Commun. ] 2004年、 3 4卷、 3609頁
非特許文献 10 :ジャーナル'ォブ 'フルォリン'ケミストリー ϋ. Fluorine Chem. ] 20 04年、 125卷、 1629頁
非特許文献 11 :ヘテロアトム'ケミストリー [Heteroatom Chem. ] 1999年、 10卷、
非特許文献 12 :テトラへドロン'レターズ [Tetrahedron Lett. ] 1990年、 31卷、 59 25頁
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0003] 農薬の製造中間体として有用な新規な 1, 3 ビス (置換フ ニル) 3 置換 3 ーヒドロキシプロパン 1 オン化合物又はその塩および 1, 3 ビス(置換フエ-ル) —3 置換— 2 プロペン— 1—オン化合物又はその塩を提供する。
課題を解決するための手段
[0004] 本発明者らは、農薬の製造中間体として有用な新規な化合物を開発すべく鋭意研 究を重ねた結果、下記一般式(1)で表される 1, 3 ビス (置換フエニル) 3 置換 3 ヒドロキシプロパン 1 オンィ匕合物又はその塩および下記一般式(2)で表さ れる 1 , 3 ビス(置換フエ-ル) 3 置換 2 プロペン 1 オン化合物又はそ の塩を見い出し、本発明を完成した。
[0005] すなわち、本発明は下記〔1〕ないし〔6〕に関するものである。
〔1〕 一般式 (1) :
[化 1]
[式中、 Xは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 SF、 C— Cアルキル基、 C— C
5 1 6 1 6 ハロアルキル基、ヒドロキシ(C— C )ハ口アルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )
1 6 1 6 1 6 ハロアルキル基、 C— Cハロアルコキシ(C— C )ハ口アルキル基、 C— Cハロシク
1 6 1 6 3 8 口アルキル基、 OR3、— OSO R3又は— S (O) R3を表し、 mが 2以上を表すとき、各
2 r
々の Xは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、
Yは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C
1 4 1 4 1 6 1
Cハロアルキルチオ基、 C—Cアルキルスルホ-ル基、 C—Cハロアルキルスルホ
6 1 6 1 6
-ル基、 NH又は— N(R5)R4を表し、 nが 2以上を表すとき、各々の Yは互いに同
2
一であっても又は互いに相異なっていてもよぐ
R1は、 C -Cハロアルキル基又は C -Cハロシクロアルキル基を表し、
1 6 3 8
R2は、メチル基、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 -NH、 一N(R5)R4、 -OH,
2
-OR3,ベンジルォキシ基、 OSO R3、フエ-ルスルホ-ルォキシ基、(Z) によつ
2 pi て置換されたフエ-ルスルホ-ルォキシ基、 C(0)OH、— C(0)OR3、— C(0)N H、ーじ(0)?^(1^) 又はーじ(3)?^(1^) を表し、
2
R3は、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、 C— Cハロア
1 6 1 4 1 4 1 6 ルキル基又は C—Cハロアルコキシ(C—C )ハロアルキル基を表し、
1 3 1 3
R4は、 C— Cアルキル基、 CHO、 C— Cアルキルカルボ-ル基、 C— Cハロア
1 6 1 6 1 6 ルキルカルボ-ル基、 C Cアルコキシカルボ-ル基、 C Cアルキルチオカルボ
1 6 1 6
ニル基、 C Cアルコキシチォカルボ-ル基、 C Cアルキルジチォカルボ-ル基
1 6 1 6
、 C—Cアルキルスルホ -ル基又は C—Cハロアルキルスルホ -ル基を表し、
1 6 1 6
R5は、水素原子又は C Cアルキル基を表し、
1 6
Raは、 C—Cアルキル基、 R6によって任意に置換された (C—C )アルキル基、 C
1 6 1 6 3
—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基、 C—Cハロアルケ-ル基、 C—Cァ
6 3 6 3 6 3 6 ルキニル基、 N(R9)R8、— C(0)OR7、— C(0)NH、— C(0)NHR7、— C(R15)
2
= NOR"、フエ-ル基、(Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 5、 D— 7、 D— 10 pi
、 D—ll、 D—12、 D—14、 D—15、 D—18、 D— 31、 D— 32、 D— 38、 D— 39、 D —41、 D— 42、 D— 44、 E— 1、 E— 2、 E— 3、 E— 4又は E— 7を表し、
Rbは、水素原子、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、シ
1 6 1 4 1 4
ァノ(C— C )アルキル基、 C— Cアルキ-ル基、 C(0)R7又は— C(0)OR7を表
1 6 3 6
し、
R6は、ハロゲン原子、シァノ基、 C— Cシクロアルキル基、 C— Cハロシクロアルキ
3 6 3 6
ル基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C
1 6 1 6 1 6 1
— Cハロアルキルチオ基、 C— Cアルキルスルフィエル基、 C— Cハロアルキルス
ルフィ-ル基、 c—Cアルキルスルホ-ル基、 C—Cハロアルキルスルホ-ル基、
1 6 1 6
C(0)R12、 C(0)OR12、 C(0)NH、 C(0)N(R13)R12、 C(S)NH、 一 C(
2 2
S)N(R13)R12、 C(R15) =NOH、 C(R15) =NOR14、フエ-ル基、 (Z) によって
pi 置換されたフエ-ル基、 D— 1ないし D— 46又は E— 1ないし E— 8を表し、
前記 D— 1ないし D— 46は、それぞれ下記の構造式で表される芳香族複素環を表 し、
[化 2]
D-31 D-32 D-33 D-34 D-35
zは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
1 6 1 6
基、 C— Cアルコキシ基、 C— Cハロアルコキシ基、 C— Cアルキルスルホ-ル基、
1 6 1 6 1 6
C— Cハロアルキルスルホ-ル基、 C— Cアルコキシカルボ-ル基、 C(0)NH
1 6 1 6 2
、 C—Cアルキルアミノカルボ-ル基、ジ(C—Cアルキル)ァミノカルボ-ル基、
1 6 1 6
C(S)NH、— S(O) NH、 C— Cアルキルアミノスルホ -ル基又はジ(C— Cアル
2 2 2 1 6 1 6 キル)アミノスルホ-ル基を表し、 pl, p2, p3又は p4が 2以上の整数を表すとき、各 々の Zは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、
E— 1ないし E— 8は、それぞれ下記の構造式で表される飽和複素環を表し、
[化 4]
E-5 E-6 E-7 E-8
R7は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )ァ
1 6 1 6 1 6 1 4 ルキル基、 c—Cアルキルチオ(c -c )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C
1 6 1 4 3 8 3 Cァルケ-ル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
6 3 6
R8は、 C— Cハロアルキル基、 C (0)R12、 C (0) OR12、フエ-ル基、(Z) によ
1 6 pi つて置換されたフエ-ル基、 D— 3、 D— 4、 D— 18、 D— 38、 D— 41、 D— 42、 D— 44又は D— 45を表し、
R9は、水素原子、 C Cアルキル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
1 6 3 6
R1Qは、 C—Cアルキル基、フエ-ル基又は(Z) によって置換されたフエ-ル基を
1 6 pi
表し、
R11は、 C—Cアルキル基を表し、 ql, q2, q3又は q4が 2以上の整数を表すとき、
1 4
各々の R11は互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよぐさらに、 2つ の R11が同一の炭素原子上に置換している場合、 2つの R11は一緒になつてォキソ環 を形成してもよ!/ヽことを表し、
R12は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cシクロアルキル(C -
1 6 1 6 3 6 1
C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基又は C—Cアルキ
4 3 6 3 6 3 6 二ノレ基を表し、
R13は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
1 6
R14は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 6 1 6
R15は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
mは、 1ないし 5の整数を表し、
nは、 0ないし 4の整数を表し、
piは、 1ないし 5の整数を表し、
p2は、 0ないし 4の整数を表し、
p3は、 0ないし 3の整数を表し、
p4は、 0ないし 2の整数を表し、
p5は、 0又は 1の整数を表し、
q2は、 0ないし 5の整数を表し、
q3は、 0ないし 7の整数を表し、
q4は、 0ないし 9の整数を表し、
rは、 0ないし 2の整数を表し、
tは、 0又は 1の整数を表す。 ]で表される 1, 3 ビス (置換フエ-ル)ー3 置換ー3 ーヒドロキシプロパン 1 オン化合物又はその塩。
[0006] 〔2〕前記式中、 Xは、ハロゲン原子又は C Cハロアルキル基を表し、 mが 2又は
1 4
3を表すとき、各々の Xは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、 Yは、ハロゲン原子、ニトロ基、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表
1 4 1 4
し、
R1は、 C—Cハロアルキル基を表し、
1 4
mは、 1ないし 3の整数を表し、
nは、 0又は 1を表す上記 [1]記載の 1, 3 ビス (置換フエ-ル)ー3 置換ー3 ヒド ロキシプロパン 1 オン化合物又はその塩。
[0007] 〔3〕前記式中、 R2は、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 -NH 、 一 NHR4、—O
2
H、 -OR3,ベンジルォキシ基、 OSO R3、フエ-ルスルホ-ルォキシ基、パラトル
2
エンスルホ-ルォキシ基、 C (0) OH、— C (0) OR3、— C (0) NH又は— C (0) N
2
(Rb)Raを表し、
R3は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 4 1 4
R4は、 C— Cアルキル基、 CHO、 C— Cアルキルカルボ-ル基又は C— Cァ
1 4 1 4 1 4 ルコキシカルボ-ル基を表し、
Raは、 C -Cアルキル基、 R6によって任意に置換された (C—C )アルキル基、
1 4 1 4
N (R9)R8、— C (0) OR7、— C (0) NH、— C (0) NHR7、— C (R15) =NOR"、フエ
2
-ル基、 (Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 5、 D— 7、 D— 10、 D— 11、 D— pi
12、 D— 14、 D— 15、 D— 18、 D— 31、 D— 32、 D— 38、 D— 39、 D— 41、 D— 42 、 D— 44、 E—1又はE— 7を表し、
Rbは、水素原子、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、シ
1 6 1 4 1 4
ァノ(C— C )アルキル基、 C— Cアルキ-ル基、 C (0)R7又は— C (0) OR7を表
1 4 3 6
し、
R6は、ハロゲン原子、シァノ基、 C— Cシクロアルキル基、 C— Cアルコキシ、 C -
3 6 1 4 1
Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C—Cハロアルキルチオ基、 C—C
4 1 4 1 4 1 4 アルキルスルホ-ル基、 C—Cハロアルキルスルホ-ル基、 C (0) N (R13)R12、 -
1 4
C (R15) =NOH、— C (R15) =NOR14、フエ-ル基、(Z) によって置換されたフエ- pi
ル基、 D— 11ないし D— 14、 D— 18、 D— 19、 D— 25、 D— 26、 D— 31、 D— 32、 D— 36、 D— 38、 D— 41、 D— 44、 D— 45、 E— 1、 E— 2又は E— 5を表し、
Zは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
1 4 1 4
基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルスルホ -ル基
1 4 1 4 1 4
又は C—Cハロアルキルスルホ -ル基を表し、 pi, p2, p3又は p4が 2以上の整数を
1 4
表すとき、各々の zは互いに同一であっても又は互いに相異なって 、てもよく、
R7は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )ァ
1 6 1 6 1 6 1 4 ルキル基、 C—Cアルキルチオ(C—C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C
1 6 1 4 3 8 3 Cァルケ-ル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
6 3 6
R8は、 C— Cハロアルキル基、 C (0)R12、— C (0) OR12、フエ-ル基、(Z) によ
1 4 pi つて置換されたフエ-ル基、 D— 3、 D— 4、 D— 18、 D— 38、 D— 41、 D— 42、 D— 44又は D— 45を表し、
R9は、水素原子又は C Cアルキル基を表し、
1 6
R1Qは、 C— Cアルキル基を表し、
1 4
R11は、 C—Cアルキル基を表し、 ql, q2, q3又は q4が 2以上の整数を表すとき、
1 4
各々の R11は互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよぐさらに、 2つ
の R11が同一の炭素原子上に置換している場合、 2つの R11は一緒になつてォキソ環 を形成してもよ!/ヽことを表し、
R12は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cシクロアルキル(C -
1 4 1 4 3 6 1
C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基又は C—Cアルキ
4 3 6 3 6 3 6 二ノレ基を表し、
R13は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
1 4
R14は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 4 1 4
R15は、水素原子又は C—Cアルキル基を表す上記 [2]記載の 1, 3 ビス (置換フ
1 4
ェ-ル)ー3 置換ー3 ヒドロキシプロパン 1 オン化合物又はその塩。
〔4〕 一般式 (2) :
[化 5]
[式中、 Xは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 SF 、 C— Cアルキル基、 C— C
5 1 6 1 6 ハロアルキル基、ヒドロキシ(C— C )ハ口アルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )
1 6 1 6 1 6 ハロアルキル基、 C— Cハロアルコキシ(C— C )ハ口アルキル基、 C— Cハロシク
1 6 1 6 3 8 口アルキル基、 OR3、— OSO R3又は— S (O) R3を表し、 mが 2以上を表すとき、各
2 r
々の Xは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、
Yは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
1 4 1 4
基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C
1 4 1 4 1 6 1
Cハロアルキルチオ基、 C—Cアルキルスルホ-ル基、 C—Cハロアルキルスルホ
6 1 6 1 6
-ル基、 NH又は— N (R5)R4を表し、 nが 2以上を表すとき、各々の Yは互いに同
2
一であっても又は互いに相異なっていてもよぐ
R1は、 C—Cハロアルキル基又は C—Cハロシクロアルキル基を表し、
1 6 3 8
R2は、メチル基、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 NH 、 一 N (R5)R4、— OH、
2
-OR3,ベンジルォキシ基、 OSO R3、フエ-ルスルホ-ルォキシ基、(Z) によつ
て置換されたフエ-ルスルホ-ルォキシ基、 C(0)OH、— C(0)OR3、— C(0)N H、 一 C(0)N(Rb)Ra又は C(S)N(Rb)Raを表し、
2
R3は、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、 C— Cハロア
1 6 1 4 1 4 1 6 ルキル基又は C—Cハロアルコキシ(C—C )ハロアルキル基を表し、
1 3 1 3
R4は、 C— Cアルキル基、 CHO、 C— Cアルキルカルボ-ル基、 C— Cハロア
1 6 1 6 1 6 ルキルカルボ-ル基、 C Cアルコキシカルボ-ル基、 C Cアルキルチオカルボ
1 6 1 6
ニル基、 C Cアルコキシチォカルボ-ル基、 C Cアルキルジチォカルボ-ル基
1 6 1 6
、 C—Cアルキルスルホ -ル基又は C—Cハロアルキルスルホ -ル基を表し、
1 6 1 6
R5は、水素原子又は C Cアルキル基を表し、
1 6
Raは、 C—Cアルキル基、 R6によって任意に置換された (C—C )アルキル基、 C
1 6 1 6 3
—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基、 C—Cハロアルケ-ル基、 C—Cァ
6 3 6 3 6 3 6 ルキニル基、 N(R9)R8、— C(0)OR7、— C(0)NH、— C(0)NHR7、— C(R15)
2
= NOR"、フエ-ル基、(Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 5、 D— 7、 D— 10 pi
、 D—ll、 D—12、 D—14、 D—15、 D—18、 D— 31、 D— 32、 D— 38、 D— 39、 D —41、 D— 42、 D— 44、 E— 1、 E— 2、 E— 3、 E— 4又は E— 7を表し、
Rbは、水素原子、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、シ
1 6 1 4 1 4
ァノ(C— C )アルキル基、 C— Cアルキ-ル基、 C(0)R7又は— C(0)OR7を表
1 6 3 6
し、
R6は、ハロゲン原子、シァノ基、 C— Cシクロアルキル基、 C— Cハロシクロアルキ
3 6 3 6
ル基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C
1 6 1 6 1 6 1
— Cハロアルキルチオ基、 C— Cアルキルスルフィエル基、 C— Cハロアルキルス
6 1 6 1 6
ルフィ-ル基、 C—Cアルキルスルホ-ル基、 C—Cハロアルキルスルホ-ル基、
1 6 1 6
C(0)R12、— C(0)OR12、— C(0)NH、— C(0)N(R13)R12、— C(S)NH、 一 C(
2 2
S)N(R13)R12、— C(R15) =NOH、— C(R15) =NOR14、フエ-ル基、 (Z) によって pi 置換されたフエ-ル基、 D— 1ないし D— 46又は E— 1ないし E— 8を表し、
前記 D— 1ないし D— 46は、それぞれ下記の構造式で表される芳香族複素環を表 し、
D-43 D-44 D-45 D-46 zは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
1 6 1 6
基、 C— Cアルコキシ基、 C— Cハロアルコキシ基、 C— Cアルキルスルホ-ル基、
1 6 1 6 1 6
C— Cハロアルキルスルホ-ル基、 C— Cアルコキシカルボ-ル基、 C(0)NH
1 6 1 6 2
、 C—Cアルキルアミノカルボ-ル基、ジ(C—Cアルキル)ァミノカルボ-ル基、
1 6 1 6
C(S)NH、— S(O) NH、 C— Cアルキルアミノスルホ -ル基又はジ(C— Cアル
2 2 2 1 6 1 6 キル)アミノスルホ-ル基を表し、 pl, p2, p3又は p4が 2以上の整数を表すとき、各 々の Zは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、
前記 E— 1ないし E— 8は、それぞれ下記の構造式で表される飽和複素環を表し、 [化 8]
E-5 E-6 E-7 E-8
R7は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )ァ
1 6 1 6 1 6 1 4 ルキル基、 c—Cアルキルチオ(c -c )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C
1 6 1 4 3 8 3 Cァルケ-ル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
6 3 6
R8は、 C— Cハロアルキル基、 C (0)R12、 C (0) OR12、フエ-ル基、(Z) によ
1 6 pi つて置換されたフエ-ル基、 D— 3、 D— 4、 D— 18、 D— 38、 D— 41、 D— 42、 D— 44又は D— 45を表し、
R9は、水素原子、 C Cアルキル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
1 6 3 6
R1Qは、 C—Cアルキル基、フエ-ル基又は(Z) によって置換されたフエ-ル基を
1 6 pi
表し、
R11は、 C—Cアルキル基を表し、 ql, q2, q3又は q4が 2以上の整数を表すとき、
1 4
各々の R11は互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよぐさらに、 2つ の R11が同一の炭素原子上に置換している場合、 2つの R11は一緒になつてォキソ環 を形成してもよ!/ヽことを表し、
R12は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cシクロアルキル(C -
1 6 1 6 3 6 1
C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基又は C—Cアルキ
4 3 6 3 6 3 6 二ノレ基を表し、
R13は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
1 6
R14は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 6 1 6
R15は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
mは、 1ないし 5の整数を表し、
nは、 0ないし 4の整数を表し、
piは、 1ないし 5の整数を表し、
p2は、 0ないし 4の整数を表し、
p3は、 0ないし 3の整数を表し、
p4は、 0ないし 2の整数を表し、
p5は、 0又は 1の整数を表し、
q2は、 0ないし 5の整数を表し、
q3は、 0ないし 7の整数を表し、
q4は、 0ないし 9の整数を表し、
rは、 0ないし 2の整数を表し、
tは、 0又は 1の整数を表す。 ]で表される 1, 3 ビス (置換フエ-ル)ー3 置換ー2 プロペン 1 オン化合物又はその塩。
[0009] 〔5〕前記式中、 Xは、ハロゲン原子又は C Cハロアルキル基を表し、 mが 2又は
1 4
3を表すとき、各々の Xは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよく、 Yは、ハロゲン原子、ニトロ基、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表
1 4 1 4
し、
R1は、 C—Cハロアルキル基を表し、
1 4
mは、 1ないし 3の整数を表し、
nは、 0又は 1を表す上記 [4]記載の 1, 3 ビス (置換フエ-ル)ー3 置換ー2 プ 口ペン 1 オン化合物又はその塩。
[0010] 〔6〕前記式中、 R2は、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 -NH 、 一 NHR4、—O
2
H、 -OR3,ベンジルォキシ基、 OSO R3、フエ-ルスルホ-ルォキシ基、パラトル
2
エンスルホ-ルォキシ基、 C (0) OH、— C (0) OR3、— C (0) NH又は— C (0) N
2
(Rb)Raを表し、
R3は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 4 1 4
R4は、 C— Cアルキル基、 CHO、 C— Cアルキルカルボ-ル基又は C— Cァ
1 4 1 4 1 4 ルコキシカルボ-ル基を表し、
Raは、 C -Cアルキル基、 R6によって任意に置換された (C—C )アルキル基、
1 4 1 4
N (R9)R8、— C (0) OR7、— C (0) NH 、— C (0) NHR7、— C (R15) =NOR"、フエ
2
-ル基、 (Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 5、 D— 7、 D— 10、 D— 11、 D— pi
12、 D— 14、 D— 15、 D— 18、 D— 31、 D— 32、 D— 38、 D— 39、 D— 41、 D— 42 、 D— 44、 E—1又はE— 7を表し、
Rbは、水素原子、 C— Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、シ
1 6 1 4 1 4
ァノ(C— C )アルキル基、 C— Cアルキ-ル基、 C (0)R7又は— C (0) OR7を表
1 4 3 6
し、
R6は、ハロゲン原子、シァノ基、 C— Cシクロアルキル基、 C— Cアルコキシ基、 C
3 6 1 4 1
—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルチオ基、 C—Cハロアルキルチオ基、 C
4 1 4 1 4 1
Cアルキルスルホ-ル基、 C— Cハロアルキルスルホ-ル基、 C (0) N (R13)R12、
4 1 4
— C (R15) =NOH、 一C (R15) =NOR14、フエ-ル基、 (Z) によって置換されたフエ pi
二ノレ基、 D— 11ないし D— 14、 D— 18、 D— 19、 D— 25、 D— 26、 D— 31、 D— 32 、 D— 36、 D— 38、 D— 41、 D— 44、 D— 45、 E— 1、 E— 2又は E— 5を表し、
Zは、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル
1 4 1 4
基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロアルコキシ基、 C—Cアルキルスルホ -ル基
1 4 1 4 1 4
又は C—Cハロアルキルスルホ -ル基を表し、 pi, p2, p3又は p4が 2以上の整数を
1 4
表すとき、各々の zは互いに同一であっても又は互いに相異なって 、てもよく、
R7は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )ァ
1 6 1 6 1 6 1 4 ルキル基、 C—Cアルキルチオ(C—C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C
1 6 1 4 3 8 3 Cァルケ-ル基又は C Cアルキ-ル基を表し、
6 3 6
R8は、 C— Cハロアルキル基、 C (0)R12、— C (0) OR12、フエ-ル基、(Z) によ
1 4 pi つて置換されたフエ-ル基、 D— 3、 D— 4、 D— 18、 D— 38、 D— 41、 D— 42、 D— 44又は D— 45を表し、
R9は、水素原子又は C Cアルキル基を表し、
1 6
R1Qは、 C— Cアルキル基を表し、
1 4
R11は、 C—Cアルキル基を表し、 ql, q2, q3又は q4が 2以上の整数を表すとき、
1 4
各々の R11は互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよぐさらに、 2つ
の R11が同一の炭素原子上に置換している場合、 2つの R11は一緒になつてォキソ環 を形成してもよ!/ヽことを表し、
R12は、 C— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cシクロアルキル(C -
1 4 1 4 3 6 1
C )アルキル基、 C—Cシクロアルキル基、 C—Cァルケ-ル基又は C—Cアルキ
4 3 6 3 6 3 6 二ノレ基を表し、
R13は、水素原子又は C—Cアルキル基を表し、
1 4
R14は、 C—Cアルキル基又は C—Cハロアルキル基を表し、
1 4 1 4
R15は、水素原子又は C—Cアルキル基を表す上記 [5]記載の 1, 3 ビス (置換フ
1 4
ェ-ル) 3 置換 2 プロペン 1 オン化合物又はその塩。
発明の効果
[0011] 本発明は農薬、特に国際公開第 05Z085216号パンフレット記載の農業害虫、ハ ダニ類、哺乳動物又は鳥類の内部もしくは外部寄生虫に対して優れた殺虫 *殺ダニ 活性を有する化合物の新規な製造中間体を提供することができる。
発明を実施するための最良の形態
[0012] 本発明の一般式(1)で表される化合物は置換基によっては、 E 体および Z—体の 幾何異性体が存在し、また、一般式(2)で表される化合物には、 E 体および Z—体 の幾何異性体が存在するが、本発明はこれら E 体、 Z 体又は E 体および Z 体 を任意の割合で含む混合物を包含するものである。また、本発明の一般式(1)で表 される化合物には、 1個又は 2個以上の不斉炭素原子の存在に起因する光学活性体 が存在し、また、一般式 (2)で表される化合物は置換基によっては、 1個又は 2個以 上の不斉炭素原子の存在に起因する光学活性体が存在するが、本発明は全ての光 学活性体又はラセミ体を包含する。
本発明に包含される化合物のうちで、常法に従って酸付加塩にすることができるも のは、例えば、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸等のハロゲン化水素 酸の塩、硝酸、硫酸、燐酸、塩素酸、過塩素酸等の無機酸の塩、メタンスルホン酸、 エタンスルホン酸、トリフルォロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、 p トルエンス ルホン酸等のスルホン酸の塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルォロ酢酸、フマー ル酸、酒石酸、蓚酸、マレイン酸、リンゴ酸、コハク酸、安息香酸、マンデル酸、ァスコ
ルビン酸、乳酸、ダルコン酸、クェン酸等のカルボン酸の塩又はグルタミン酸、ァスパ ラギン酸等のアミノ酸の塩とすることができる。
或いは、本発明に包含される化合物のうちで、常法に従って金属塩にすることがで きるものは、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウムといったアルカリ金属の塩、カルシ ゥム、ノ リウム、マグネシウムといったアルカリ土類金属の塩又はアルミニウムの塩とす ることがでさる。
[0013] 次に、本明細書において示した各置換基の具体例を以下に示す。ここで、 n—はノ ルマル、 i—はイソ、 s はセカンダリーおよび t—はターシャリーを各々意味し、 Phは フエニルを意味する。
本発明化合物におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子お よびヨウ素原子が挙げられる。尚、本明細書中「ノ、口」の表記もこれらのハロゲン原子 を表す。
[0014] 本明細書における C Cアルキル基の表記は、炭素原子数が a— b個よりなる直鎖
a b
状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、例えばメチル基、ェチル基、 n プロピル基、 i—プロピル基、 n—ブチル基、 i—ブチル基、 s ブチル基、 t—ブチル基、 n—ペンチ ル基、 1 メチルブチル基、 2 メチルブチル基、 3 メチルブチル基、 1ーェチルプ 口ピル基、 1, 1ージメチルプロピル基、 1, 2—ジメチルプロピル基、 2, 2—ジメチルプ 口ピル基、 n—へキシル基、 1ーメチルペンチル基、 2—メチルペンチル基、 1, 1ージ メチルブチル基、 1, 3 ジメチルブチル基、ヘプチル基、ォクチル基、ノニル基、デ シル基、ゥンデシル基、ドデシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素 原子数の範囲で選択される。
[0015] 本明細書における C Cハロアルキル基の表記は、炭素原子に結合した水素原
a b
子がハロゲン原子によって任意に置換され炭素原子数力 b個よりなる直鎖状又は 分岐鎖状の炭化水素基を表し、このとき、 2個以上のハロゲン原子によって置換され ている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていても よい。例えばフルォロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ョードメチル基、ジ フルォロメチル基、クロ口フルォロメチル基、ジクロロメチル基、ブロモフルォロメチル 基、トリフルォロメチル基、クロロジフルォロメチル基、ジクロロフルォロメチル基、トリク
ロロメチル基、ブロモジフルォロメチル基、ブロモクロロフルォロメチル基、ジブロモフ ルォロメチル基、 2—フルォロェチル基、 2—クロ口ェチル基、 2—ブロモェチル基、 2 , 2—ジフルォロェチル基、 2—クロロー 2—フルォロェチル基、 2, 2—ジクロロェチル 基、 2—ブロモー 2—フルォロェチル基、 2, 2, 2—トリフルォロェチル基、 2—クロ口 - 2, 2—ジフルォロェチル基、 2, 2—ジクロロー 2—フルォロェチル基、 2, 2, 2—ト リクロロェチル基、 2—ブロモー 2, 2—ジフルォロェチル基、 2—ブロモー 2—クロロー
2—フルォロェチル基、 2—ブロモ 2, 2—ジクロロェチル基、 1, 1, 2, 2—テトラフ ルォロェチル基、ペンタフルォロェチル基、 1 クロロー 1, 2, 2, 2—テトラフルォロ ェチル基、 2—クロロー 1, 1, 2, 2—テトラフルォロェチル基、 1, 2—ジクロロー 1, 2 , 2—トリフルォロェチル基、 2—ブロモー 1, 1, 2, 2—テトラフルォロェチル基、 2— フルォロプロピル基、 2—クロ口プロピル基、 2—ブロモプロピノレ基、 2—クロロー 2—フ ルォロプロピル基、 2, 3 ジクロ口プロピル基、 2 ブロモー 3 フルォロプロピル基、
3 ブロモー 2 クロ口プロピル基、 2, 3 ジブロモプロピル基、 3, 3, 3 トリフルォ 口プロピル基、 3 ブロモー 3, 3 ジフルォロプロピル基、 2, 2, 3, 3—テトラフルォ 口プロピノレ基、 2 ク口口 3, 3, 3 トリフノレ才ロプ口ピノレ基、 2, 2, 3, 3, 3 ペンタ フルォロプロピル基、 1, 1, 2, 3, 3, 3 へキサフルォロプロピル基、ヘプタフルォロ プロピル基、 2, 3 ジクロロー 1, 1, 2, 3, 3 ペンタフルォロプロピル基、 2 フルォ ロー 1 メチルェチル基、 2—クロロー 1 メチルェチル基、 2—ブロモー 1ーメチルェ チル基、 2, 2, 2—トリフルォロ— 1— (トリフルォロメチル)ェチル基、 1, 2, 2, 2—テ トラフルオロー 1 (トリフルォロメチル)ェチル基、 2—フルォロブチル基、 2—クロ口 ブチル基、 2, 2, 3, 3, 4, 4 へキサフノレオロブチル基、 2, 2, 3, 4, 4, 4 へキサ フルォロブチル基、 2, 2, 3, 3, 4, 4一へキサフルォロブチル基、 2, 2, 3, 3, 4, 4, 4 ヘプタフルォロブチル基、 1, 1, 2, 2, 3, 3, 4, 4ーォクタフルォロブチル基、ノ ナフルォロブチル基、 4 クロロー 1, 1, 2, 2, 3, 3, 4, 4ーォクタフルォロブチル基
、 2 フルオロー 2 メチルプロピル基、 1, 2, 2, 3, 3, 3 へキサフルオロー 1—(ト リフルォロメチル)プロピル基、 2—クロロー 1, 1ージメチルェチル基、 2—ブロモー 1 , 1ージメチルェチル基、 5 クロロー 2, 2, 3, 4, 4, 5, 5 ヘプタフルォロペンチル 基、トリデカフルォ口へキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子
数の範囲で選択される。
[0016] 本明細書におけるシァノ (C C )アルキル基の表記は、炭素原子に結合した水素
a b
原子がシァノ基によって任意に置換され炭素原子数が a— b個よりなる直鎖状又は分 岐鎖状のアルキル基を表し、例えばシァノメチル基、 1ーシァノエチル基、 2—シァノ ェチル基、 2 シァノプロピル基、 3 シァノプロピル基、 2 シァノブチル基等が具 体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0017] 本明細書における C Cシクロアルキル基の表記は、炭素原子数力 b個よりな
a b
る環状の炭化水素基を表し、 3員環から 6員環までの単環又は複合環構造を形成す ることが出来る。また、各々の環は指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって 任意に置換されていてもよい。例えばシクロプロピル基、 1ーメチルシクロプロピル基 、 2—メチルシクロプロピル基、 2, 2 ジメチルシクロプロピル基、 2, 2, 3, 3—テトラ メチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、 2—メチルシクロペンチ ル基、 3—メチルシクロペンチル基、シクロへキシル基、 2—メチルシクロへキシル基、 3—メチルシクロへキシル基、 4ーメチルシクロへキシル基、ビシクロ [2. 2. 1]ヘプタ ンー 2—ィル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択 される。
[0018] 本明細書における C Cハロシクロアルキル基の表記は、炭素原子に結合した水
a b
素原子がハロゲン原子によって任意に置換され炭素原子数力 —b個よりなる環状の 炭化水素基を表し、 3員環から 6員環までの単環又は複合環構造を形成することが 出来る。また、各々の環は指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって任意に置 換されていてもよぐハロゲン原子による置換は環構造部分であっても、側鎖部分で あっても、或いはそれらの両方であってもよぐさらに、 2個以上のハロゲン原子によつ て置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異 なっていてもよい。例えば 2, 2—ジフルォロシクロプロピル基、 2, 2—ジクロロシクロ プロピル基、 2, 2—ジブ口モシクロプロピル基、 2, 2—ジフルオロー 1ーメチルシクロ プロピル基、 2, 2—ジクロロー 1ーメチルシクロプロピル基、 2, 2—ジブ口モー 1ーメ チルシクロプロピル基、 2, 2, 3, 3—テトラフルォロシクロブチル基、 2 (トリフルォロ メチル)シクロへキシル基、 3—(トリフルォロメチル)シクロへキシル基、 4 (トリフルォ
ロメチル)シクロへキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の 範囲で選択される。
[0019] 本明細書における C Cアルケニル基の表記は、炭素原子数が a— b個よりなる直
a b
鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に 1個又は 2個以上の二重結合を有する不飽和 炭化水素基を表し、例えばビュル基、 1 プロべ-ル基、 2—プロべ-ル基、 1ーメチ ルェテュル基、 2—ブテュル基、 1ーメチルー 2—プロぺ-ル基、 2—メチルー 2—プ 口べ-ル基、 2 ペンテ-ル基、 2—メチルー 2 ブテュル基、 3—メチルー 2 ブテ -ル基、 2—ェチルー 2—プロぺ-ル基、 1, 1 ジメチルー 2—プロぺ-ル基、 2—へ キセ-ル基、 2—メチルー 2 ペンテ-ル基、 2, 4 ジメチルー 2, 6 へプタジェ- ル基、 3, 7 ジメチルー 2, 6—ォクタジェ -ル基等が具体例として挙げられ、各々の 指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0020] 本明細書における C Cハロアルケニル基の表記は、炭素原子に結合した水素
a b
原子がハロゲン原子によって任意に置換され炭素原子数力 b個よりなる直鎖状又 は分岐鎖状で、且つ分子内に 1個又は 2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水 素基を表す。このとき、 2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それら のハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えば 2, 2 —ジクロロビニル基、 2—フルオロー 2—プロぺ-ル基、 2—クロ口一 2—プロぺ-ル基 、 3 クロ口 2 プロぺ-ル基、 2 ブロモ—2 プロぺ-ル基、 3 ブロモ—2 プ 口ぺ-ル基、 3, 3 ジフルオロー 2 プロぺ-ル基、 2, 3 ジクロロ 2—プロべ- ル基、 3, 3 ジクロロー 2 プロぺ-ル基、 2, 3 ジブ口モー 2 プロぺ-ル基、 2, 3, 3 トリフルオロー 2—プロべ-ル基、 2, 3, 3 トリクロロー 2—プロべ-ル基、 1 (トリフルォロメチル)エテュル基、 3 クロロー 2 ブテュル基、 3 ブロモー 2 ブテ -ル基、 4, 4ージフルオロー 3—ブテュル基、 3, 4, 4 トリフルオロー 3—ブテュル 基、 3 クロロー 4, 4, 4 トリフルオロー 2 ブテュル基、 3 ブロモー 2—メチルー 2 プロぺニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選 択される。
[0021] 本明細書における C Cアルキニル基の表記は、炭素原子数が a— b個よりなる直
a b
鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に 1個又は 2個以上の三重結合を有する不飽和
炭化水素基を表し、例えばェチニル基、 1 プロピ-ル基、 2—プロピニル基、 2—ブ チュル基、 1ーメチルー 2—プロピ-ル基、 2—ペンチ-ル基、 1ーメチルー 2—ブチ -ル基、 1, 1 ジメチルー 2—プロピ-ル基、 2—へキシニル基等が具体例として挙 げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0022] 本明細書における C Cアルコキシ基の表記は、炭素原子数力 b個よりなる前
a b
記の意味であるアルキル— O 基を表し、例えばメトキシ基、エトキシ基、 n—プロピ ルォキシ基、 i プロピルォキシ基、 n ブチルォキシ基、 i ブチルォキシ基、 s ブ チルォキシ基、 t ブチルォキシ基、 n ペンチルォキシ基、 n—へキシルォキシ基 等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0023] 本明細書における C Cハロアルコキシ基の表記は、炭素原子数が a— b個よりな
a b
る前記の意味であるハロアルキル—O 基を表し、例えばジフルォロメトキシ基、トリ フルォロメトキシ基、クロロジフルォロメトキシ基、ブロモジフルォロメトキシ基、 2—フ ルォロェ卜キシ基、 2—クロロェ卜キシ基、 2, 2, 2—卜!;フルォロェ卜キシ基、 1, 1, 2, 2, —テトラフルォロエトキシ基、 2—クロ口一 1, 1, 2—トリフルォロエトキシ基、 2—ブ 口モー 1, 1, 2—トリフルォロエトキシ基、ペンタフルォロエトキシ基、 2, 2—ジクロロー 1, 1, 2—卜!;フノレ才 Pエトキシ基、 2, 2, 2—卜リク — 1, 1ージフノレ才 Pエトキシ基 、 2 ブロモ 1, 1, 2, 2—テ卜ラフルォロェ卜キシ基、 2, 2, 3, 3—テ卜ラフルォロプ 口ピルォキシ基、 1, 1, 2, 3, 3, 3 へキサフルォロプロピルォキシ基、 2, 2, 2 トリ フルオロー 1 (トリフルォロメチル)エトキシ基、ヘプタフルォロプロピルォキシ基、 2 ーブロモー 1, 1, 2, 3, 3, 3 へキサフルォロプロピルォキシ基等が具体例として挙 げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0024] 本明細書における C Cアルキルチオ基の表記は、炭素原子数力 b個よりなる
a b
前記の意味であるアルキル S 基を表し、例えばメチルチオ基、ェチルチオ基、 n プロピルチオ基、 i プロピルチオ基、 n—ブチルチオ基、 iーブチルチオ基、 s ブ チルチオ基、 t プチルチオ基、 n ペンチルチオ基、 n—へキシルチオ基等が具体 例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0025] 本明細書における C Cハロアルキルチオ基の表記は、炭素原子数が a— b個より
a b
なる前記の意味であるハロアルキル—S 基を表し、例えばジフルォロメチルチオ基
、トリフルォロメチルチオ基、クロロジフルォロメチルチオ基、ブロモジフルォロメチル チォ基、 2, 2, 2—トリフルォロェチルチオ基、 1, 1, 2, 2—テトラフルォロェチルチ ォ基、 2—クロロー 1, 1, 2—トリフルォロェチルチオ基、ペンタフルォロェチルチオ基 、 2 ブロモ 1, 1, 2, 2—テ卜ラフルォロェチルチオ基、 1, 1, 2, 3, 3, 3 へキサ フルォロプロピルチオ基、ヘプタフルォロプロピルチオ基、 1, 2, 2, 2—テトラフルォ ロー 1 (トリフルォロメチル)ェチルチオ基、ノナフルォロブチルチオ基等が具体例と して挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0026] 本明細書における C Cアルキルスルフィエル基の表記は、炭素原子数が a— b a b
個よりなる前記の意味であるアルキル— s(o)—基を表し、例えばメチルスルフィエル 基、ェチルスルフィ-ル基、 n—プロピルスルフィエル基、 i—プロピルスルフィエル基 、 n—ブチルスルフィ-ル基、 iーブチルスルフィ-ル基、 s ブチルスルフィ-ル基、 t プチルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範 囲で選択される。
[0027] 本明細書における C Cハロアルキルスルフィエル基の表記は、炭素原子数が a a b
—b個よりなる前記の意味であるハロアルキル— s(o)—基を表し、例えばジフルォロ メチルスルフィ-ル基、トリフルォロメチルスルフィ-ル基、クロロジフルォロメチルスル フィエル基、ブロモジフルォロメチルスルフィ-ル基、 2, 2, 2—トリフルォロェチルス ルフィ-ル基、 2—ブロモー 1, 1, 2, 2—テトラフルォロェチルスルフィエル基、 1, 2, 2, 2—テトラフルオロー 1 (トリフルォロメチル)ェチルスルフィエル基、ノナフルォロ プチルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲 で選択される。
[0028] 本明細書における C Cアルキルスルホ-ル基の表記は、炭素原子数が a— b個 a b
よりなる前記の意味であるアルキル so—基を表し、例えばメチルスルホ -ル基、
2
ェチルスルホ -ル基、 n—プロピルスルホ-ル基、 i—プロピルスルホ-ル基、 n—ブ チルスルホ-ル基、 iーブチルスルホ -ル基、 s ブチルスルホ -ル基、 tーブチルス ルホニル基、 n—ペンチルスルホ -ル基、 n—へキシルスルホ -ル基等が具体例とし て挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0029] 本明細書における C Cハロアルキルスルホ-ル基の表記は、炭素原子数が a—
b個よりなる前記の意味であるハロアルキル SO—基を表し、例えばジフルォロメチ
2
ノレスノレホニノレ基、トリフノレオロメチノレスノレホニノレ基、クロ口ジフノレオロメチノレスノレホニノレ 基、ブロモジフルォロメチルスルホ-ル基、 2, 2, 2—トリフルォロェチルスルホ -ル 基、 1, 1, 2, 2—テトラフルォロェチルスルホ -ル基、 2—クロ口— 1, 1, 2—トリフル ォロェチノレスノレホ二ノレ基、 2—ブロモー 1, 1, 2, 2—テトラフノレォロェチノレスノレホ二ノレ 基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0030] 本明細書における C Cアルキルカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a— b個 a b
よりなる前記の意味であるアルキル— c(o)—基を表し、例えばァセチル基、プロピ ォニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、 2—メチルブタノ ィル基、ビバロイル基、へキサノィル基、ヘプタノィル基等が具体例として挙げられ、 各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0031] 本明細書における C Cハロアルキルカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a— a b
b個よりなる前記の意味であるハロアルキル— C (O)—基を表し、例えばフルォロアセ チル基、クロロアセチル基、ジフルォロアセチル基、ジクロロアセチル基、トリフルォロ ァセチル基、クロロジフルォロアセチル基、ブロモジフルォロアセチル基、トリクロロア セチル基、ペンタフルォロプロピオ-ル基、ヘプタフルォロブタノィル基、 3—クロロー 2, 2—ジメチルプロパノィル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子 数の範囲で選択される。
[0032] 本明細書における C Cアルコキシカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a— b a b
個よりなる前記の意味であるアルキル— o—c(o)—基を表し、例えばメトキシカルボ ニル基、エトキシカルボ-ル基、 n—プロピルォキシカルボ-ル基、 i プロピルォキ シカルボニル基、 n—ブトキシカルボ-ル基、 i—ブトキシカルボ-ル基、 t—ブトキシ カルボニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択さ れる。
[0033] 本明細書における C Cアルキルチオカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a— a b
b個よりなる前記の意味であるアルキル—S— C (0)—基を表し、例えばメチルチオ — C (O)—基、ェチルチオ— C (O)—基、 n—プロピルチオ— C (O)—基、 i—プロピ ルチオ— C (O)—基、 n—プチルチオ— C (O)—基、 i—プチルチオ— C (O)—基、 t
プチルチオ c (o)—基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の 範囲で選択される。
[0034] 本明細書における C Cアルコキシチォカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a
a b
—b個よりなる前記の意味であるアルキル—o c (s)—基を表し、例えばメトキシー
C (S)一基、エトキシ—C (S)—基、 n—プロピルォキシ—C (S)—基、 i—プロピルォ キシー C (S)—基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選 択される。
[0035] 本明細書における C Cアルキルジチォカルボ-ル基の表記は、炭素原子数が a
a b
b個よりなる前記の意味であるアルキル S— c (s)—基を表し、例えばメチルチオ — C (S)—基、ェチルチオ— C (S)—基、 n—プロピルチオ— C (S)—基、 i—プロピ ルチオ C (S)—基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で 選択される。
[0036] 本明細書における C Cアルキルアミノカルボ-ル基の表記は、水素原子の一方
a b
が炭素原子数力 —b個よりなる前記の意味であるアルキル基によって置換された力 ルバモイル基を表し、例えばメチルカルバモイル基、ェチルカルバモイル基、 n—プ 口ピル力ルバモイル基、 i プロピル力ルバモイル基、 n—ブチルカルバモイル基、 i ブチルカルバモイル基、 s ブチルカルバモイル基、 tーブチルカルバモイル基等が 具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0037] 本明細書におけるジ(C—Cアルキル)ァミノカルボ-ル基の表記は、水素原子が
a b
両方とも、それぞれ同一でも又は互いに相異なって 、てもよ 、炭素原子数力 MS よりなる前記の意味であるアルキル基によって置換された力ルバモイル基を表し、例 えば N, N ジメチルカルバモイル基、 N ェチルー N—メチルカルバモイル基、 N, N ジェチルカルバモイル基、 N, N—ジ—n—プロピル力ルバモイル基、 N, N ジ n プチルカルバモイル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数 の範囲で選択される。
[0038] 本明細書における C Cアルキルアミノスルホ -ル基の表記は、水素原子の一方
a b
が炭素原子数力 —b個よりなる前記の意味であるアルキル基によって置換されたス ルファモイル基を表し、例えばメチルスルファモイル基、ェチルスルファモイル基、 n
プロピルスルファモイル基、 i—プロピルスルファモイル基、 n—ブチルスルファモイ ル基、 iーブチルスルファモイル基、 s ブチルスルファモイル基、 tーブチルスルファ モイル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される
[0039] 本明細書におけるジ(C Cアルキル)アミノスルホ -ル基の表記は、水素原子が
a b
両方とも、それぞれ同一でも又は互いに相異なって 、てもよ 、炭素原子数力 MS よりなる前記の意味であるアルキル基によって置換されたスルファモイル基を表し、例 えば N, N ジメチルスルファモイル基、 N ェチルー N—メチルスルファモイル基、 N, N ジェチルスルファモイル基、 N, N—ジ—n—プロピルスルファモイル基、 N, N ジー n—ブチルスルファモイル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素 原子数の範囲で選択される。
[0040] 本明細書における C— Cシクロアルキル(C— C )アルキル基、 C— Cアルコキシ
a b d e a b
(c—c )アルキル基又は c -cアルキルチオ(c—c )アルキル基等の表記は、そ d e a b d e
れぞれ前記の意味である任意の c Cシクロアルキル基、 C Cアルコキシ基又は
a b a
C Cアルキルチオ基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換され a b
炭素原子数が d e個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、各々の指 定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0041] 本明細書における R6によって任意に置換された (C C )アルキル基の表記は、任
a b
意の R6によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換され炭素原子数が a— b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、各々の指定の炭素原子数の 範囲で選択される。このとき、それぞれの(C -C )アルキル基上の置換基 R6が 2個
a b
以上存在するとき、それぞれの R6は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよ い。
[0042] 本明細書におけるヒドロキシ(C -C )ハ口アルキル基、 C— Cアルコキシ(C -C
d e a a e
)ハ口アルキル基又は c -cハロアルコキシ(
a b c d -c )ハ口アルキル基の表記は、そ
e
れぞれ前記の意味である任意の c Cアルコキシ基、 C Cハロアルコキシ基又は
a b a b
水酸基によって炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換され 炭素原子数が d e個よりなる前記の意味であるハロアルキル基を表し、例えば 2, 2
, 2—トリフルオロー 1ーヒドロキシー1 (トリフルォロメチル)ェチル基、ジフルォロ(メ トキシ)メチル基、 2, 2, 2—トリフルォロ— 1—メトキシ— 1— (トリフルォロメチル)ェチ ル基、ジフルォロ(2, 2, 2—トリフルォロエトキシ)メチル基、 2, 2, 2—トリフルオロー 1 - (2, 2, 2 トリフルォロエトキシ) 1 (トリフルォロメチル)ェチル基、 3—(1, 2 —ジクロ口 1, 2, 2 トリフルォロェトキシ)— 1, 1, 2, 2, 3, 3 へキサフルォロプ 口ピル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される
[0043] 本発明に包含される化合物において、 Xで表される置換基としては、好ましくはハロ ゲン原子および C Cハロアルキル基が挙げられ、より好ましくは塩素原子、臭素原
1 4
子、ヨウ素原子およびトリフルォロメチル基が挙げられる。このとき Xで表される置換基 の数を表す mが 2以上の整数を表すとき、各々の Xは互いに同一であっても又は互 いに相異なっていてもよい。
本発明に包含される化合物において、 Xで表される置換基の数を表す mとしては、 好ましくは 1、 2および 3が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Xで表される置換基の位置としては、より好 ましくは R1が結合する炭素との結合位置に対して、メタ位およびパラ位が挙げられる
[0044] 本発明に包含される化合物において、 Yで表される置換基としては、好ましくはハロ ゲン原子、ニトロ基、 C Cアルキル基および C Cハロアルキル基が挙げられ、よ
1 4 1 4
り好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、メチル基、ェチ ル基およびトリフルォロメチル基が挙げられる。このとき、 nが 2の整数を表すとき、各 々の Yは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよ!/、。
本発明に包含される化合物において、 Yで表される置換基の数を表す nとしては、 より好ましくは 0および 1が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Yで表される置換基の位置としては、より好 ましくは R2との結合位置に対して、オルト位が挙げられる。
[0045] 本発明に包含される化合物において、 R1で表される置換基としては、好ましくは C
1 Cハロアルキル基が挙げられ、より好ましくはジフルォロメチル基、クロロジフルォ
ロメチル基、ブロモジフルォロメチル基およびトリフルォロメチル基が挙げられ、極め て好ましくはクロロジフルォロメチル基およびトリフルォロメチル基が挙げられる。 本発明に包含される化合物において、 R2で表される置換基としては、好ましくはハ ロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 -NH 、 一 NHR4、 -OH, -OR3,ベンジルォキシ
2
基、—OSO R3、フエ-ルスルホ-ルォキシ基、パラトルエンスルホ-ルォキシ基、
2
C (0) OH、—C (0) OR3、—C (0) NHおよび C (0) N (Rb)Raが挙げられ、より好
2
ましくは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、シァノ基、ニトロ基、アミノ基、 NHR4、ヒ ドロキシ基、メトキシ基、メトキシメチルォキシ基、ァセチルォキシ基、ベンジルォキシ 基、メタンスルホ-ルォキシ基、トリフルォロメタンスルホ-ルォキシ基、パラトルエンス ルホ-ルォキシ基、—C (0) OH、メトキシカルボ-ル基、エトキシカルボ-ル基、—C (O) NHおよび— C (O) N (Rb) Raが挙げられる。
2
本発明に包含される化合物において、 R3で表される置換基としては、好ましくは C
1
—Cアルキル基、 C—Cアルコキシ(C—C )アルキル基および C—Cハロアルキ
4 1 4 1 4 1 4 ル基が挙げられ、より好ましくは、メチル基、ェチル基、メトキシメチル基、メトキシェチ ル基、エトキシメチル基およびトリフルォロメチル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R4で表される置換基としては、好ましくは一 CHO、 C—Cアルキルカルボニル基および C—Cアルコキシカルボ-ル基が挙げ
1 4 1 4
られ、より好ましくは、ホルミル基、ァセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボ-ル 基およびエトキシカルボニル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R5で表される置換基としては、好ましくは水 素原子が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Raで表される置換基としては、好ましくは R6 によって任意に置換された (C—C )アルキル基、 N (R9)R8、— C (0) OR7、— C (
1 4
0) NH 、— C (0) NHR7、— C (R15) =NOR"、フエ-ル基、(Z) によって置換され
2 pi
たフエ二ノレ基、 D— 5、 D—7、 D—10、 D—l l、 D—12、 D—14、 D—15、 D—18、 D— 31、 D— 32、 D— 38、 D— 39、 D— 41、 D— 42、 D— 44、 E— 1又は E— 7が挙 げられる。
本発明に包含される化合物において、 Rbで表される置換基としては、好ましくは水
素原子、 c Cアルキル基、 C— Cアルコキシ(C— C )アルキル基、シァノ(C -
1 6 1 4 1 4 1
C )アルキル基、 C Cアルキ-ル基、 C (0)R7および C (0) OR7が挙げられ、
4 3 6
より好ましくは水素原子、メチル基、ェチル基、メトキシメチル基、シァノメチル基、プ 口パルギル基、ァセチル基、プロピオ-ル基、プチリル基、ビバロイル基、メトキシカル ボ-ル基およびエトキシカルボ-ル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R6で表される置換基としては、好ましくはハ ロゲン原子、シァノ基、 C—Cシクロアルキル基、 C—Cアルコキシ基、 C—Cハロ
3 6 1 4 1 4 アルコキシ基、 C (0) N (R13)R12、— C (R15) =NOR14、フエ-ル基、(Z) によって pi 置換されたフエ-ル基、 D— 11ないし D— 14、 D— 18、 D— 19、 D— 25、 D— 26、 D — 31、 D— 32、 D— 36、 D— 38、 D— 41、 D— 44、 D— 45、 E— 1、 E— 2又は E— 5 が挙げられ、より好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、シァノ基、シクロプロピ ル基、メトキシ基、エトキシ基、 2, 2, 2—トリフルォロエトキシ基、 C (0) N (R13)R12 、— CH = NOCH、フエ-ル基、(Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 14、 D—
3 pi
19、 D—31、 D—32、 D—36、 D— 38および E— 5が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基としては、好ましくはハロ ゲン原子、シァノ基、ニトロ基、 C—Cアルキル基、 C—Cハロアルキル基および C
1 4 1 4 1 Cハロアルコキシ基が挙げられ、より好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、
4
シァノ基、ニトロ基、メチル基、トリフルォロメチル基およびトリフルォロメトキシ基が挙 げられる。このとき Zで表される置換基の数を表す pi, p2, p3又は p4が 2以上の整数 を表すとき、各々の Zは互いに同一であっても又は互いに相異なって!/、てもよ!/、。 本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基の数を表す piとしては、 好ましくは 1および 2が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基の数を表す p2としては、 好ましくは 0および 1が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基の数を表す p3としては、 好ましくは 0および 1が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基の数を表す p4としては、 好ましくは 0および 1が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 Zで表される置換基の数を表す p5としては、 0および 1が挙げられる。
[0047] 本発明に包含される化合物において、 R7で表される置換基としては、好ましくは C
1
-Cアルキル基、 c -cハロアルキル基、 c -cアルコキシ(C—C )アルキル基、
4 1 4 1 4 1 4
C— Cアルキルチオ(C— C )アルキル基、 C— Cシクロアルキル基、 C— Cアル
1 4 1 4 3 8 3 6 ケニル基および C Cアルキ-ル基が挙げられ、より好ましくはメチル基、ェチル基
3 6
、 n プロピル基、 i プロピル基、 n ブチル基、 i ブチル基、 s ブチル基、 tーブ チル基、トリフルォロメチル基、クロ口ェチル基、 2, 2, 2—トリフルォロェチル基、メト キシメチル基、エトキシメチル基、メトキシェチル基、メチルチオメチル基、シクロプロ ピル基、ァリル基およびプロノ ルギル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R8で表される置換基としては、好ましくは C
1
-Cハロアルキル基、 C (0)R12、— C (0) OR12、フエ-ル基、(Z) によって置換さ
4 pi れたフエ-ル基、 D— 3、 D— 4、 D— 18、 D— 38、 D— 41、 D— 42、 D— 44又は D —45が挙げられ、より好ましくは 2, 2, 2 トリフルォロェチル基、 C (0)R12、— C (
0) OR12、フエ-ル基、(Z) によって置換されたフエ-ル基、 D— 18、 D— 38および pi
D— 41が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R9で表される置換基としては、好ましくは水 素原子、 C Cアルキル基および C Cアルキ-ル基が挙げられ、より好ましくは
1 6 3 6
水素原子、メチル基、ェチル基およびプロパルギル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R1Qで表される置換基としては、好ましくは C
1 Cアルキル基が挙げられ、より好ましくはメチル基およびェチル基が挙げられる。
4
[0048] 本発明に包含される化合物において、 R11で表される置換基としては、好ましくは C
1
— Cアルキル基が挙げられ、より好ましくはメチル基が挙げられる。このとき R11で表さ
4
れる置換基の数を表す q2、 q3又は q4が 2以上の整数を表すとき、各々の R11は互い に同一であっても又は互いに相異なっていてもよぐさらに、 2つの R11が同一の炭素 原子上に置換して 、る場合、 2つの R11は一緒になつてォキソ環を形成してもよ 、。 本発明に包含される化合物において、 R11で表される置換基の数を表す q2としては 、好ましくは 0、 1および 2が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R11で表される置換基の数を表す q3としては 、好ましくは 0、 1および 2が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R11で表される置換基の数を表す q4としては 、好ましくは 0、 1および 2が挙げられる。
[0049] 本発明に包含される化合物において、 R12で表される置換基としては、好ましくは C
1
— Cアルキル基、 C— Cハロアルキル基、 C— Cシクロアルキル(C— C )アルキル
4 1 4 3 6 1 4 基、 C Cシクロアルキル基、 C Cァルケ-ル基および C Cアルキ-ル基が挙
3 6 3 6 3 6
げられ、より好ましくはメチル基、ェチル基、 2—フルォロェチル基、 2—クロ口ェチル 基、 2—ブロモェチル基、 2, 2, 2—トリフルォロェチル基、シクロプロピルメチル基、 シクロプロピル基、ァリル基およびプロパルギル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R13で表される置換基としては、好ましくは水 素原子および C Cアルキル基が挙げられ、より好ましくは水素、メチル基およびェ
1 4
チル基が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、 R14で表される置換基としては、好ましくは C
1 Cアルキル基が挙げられ、より好ましくはメチル基およびェチル基が挙げられる。
4
本発明に包含される化合物において、 R15で表される置換基としては、好ましくは水 素原子および C Cアルキル基が挙げられ、より好ましくは水素原子およびメチル
1 4
基が挙げられる。
[0050] 本発明に包含される化合物において、硫黄原子上の酸素の数を表す rとしては、 0 、 1および 2が挙げられる。
本発明に包含される化合物において、ピリジン環の窒素原子上の酸素の数を表す t としては、 0および 1が挙げられる。
[0051] 本発明製造中間体は、例えば以下の方法により製造することが出来る。
製造法 A
[化 9]
すなわち、公知の一般式(3) [式中、 Y, R
2および nは、前記一般式(1)又は(2)に おける定義と同じ意味を表す。 ]で表される化合物と公知の一般式 (4) [式中、 X, R
1 および mは、前記一般式(1)又は(2)における定義と同じ意味を表す。 ]で表される 化合物を文献記載の公知の方法、例えば、アジアン'ジャーナル'ォブ 'ケミストリー [ Asian J. Chem. ] 2001年、 13卷、 1560頁等に記載された方法に準じて一般式( 2) [式中、 X, Y, R
1, R
2, mおよび nは前記と同じ意味を表す。 ]で表される化合物を 得ることができる。
また、一般式 (3)で表される化合物と一般式 (4)で表される化合物を文献記載の公 知の方法、例えば、テトラへドロン [Tetrahedron] 2002年、 58卷、 8269頁、シンセ シス [Synthesis] 1996年、 330頁、 1990年、 26卷、 2205頁等に記載された方法 に準じて一般式(1) [式中、 X, Y, R1, R2, mおよび nは前記と同じ意味を表す。 ]で 表される化合物とした後に、文献記載の公知の方法、例えば、テトラへドロン [Tetra hedron] 2003年、 59卷、 4363頁、ザ'ジャーナル'ォブ'オーガニック 'ケミストリー [ J. Org. Chem. ] 1990年、 55卷、 132頁、オーガニック ·シンセシス [Org. Synth. ] 1987年、 65卷、 12頁等に記載された方法に準じて一般式(2)で表される化合物 を得ることができる。
さらに、一般式(1)で表される化合物の製造方法としては、一般式 (3)で表される化 合物を文献記載の公知の方法、例えば、ザ ·ジャーナル ·ォブ ·オーガニック 'ケミスト リー Q[. Org. Chem. ] 1969年、 34卷、 2324頁等に記載された方法に準じてシ リルエノレート、テトラへドロン [Tetrahedron] 1984年、 40卷、 2329頁等に記載さ れた方法に準じてスズエノレートのように一般式(6) [式中、 Y, R2および nは前記と同 じ意味を表し、 Mは C -Cトリアルキルシリル基 (例えばトリメチルシリル基)又は C
1 4 1
Cトリアルキルスズ基 (例えばトリブチルスズ基)、 J1は塩素原子又は C— Cアルコキ
6 1 4 シ基 (例えばメトキシ基)を表す。 ]で表されるエノレートとした後、文献記載の公知の 方法、例えば、ジャーナル ·ォブ 'ジ'アメリカン ·ケミカル'ソサイエティ一 Q[. Am. Ch em. Soc. ] 1974年、 96卷、 7503頁、ブレティン'ォブ 'ザ'ケミカル'ソサイエティー •才ブ 'ジヤノ ン [Bull. Chem. Soc. Jpn. ] 1995年、 68卷、 1180頁等【こ記載され た方法に準じて、一般式(1)で表される化合物を得ることができる。
また、一般式(2)で表される化合物は、例えば次のようにして合成することもできる。 製造法 B
[化 10]
(10) (11) すなわち、公知の一般式(3) [式中、 Y, R2および nは前記と同じ意味を表す。 ]で 表される化合物とハロゲン化剤 (例えば、臭素)との反応により、一般式 (7) [式中、 Y , R2および nは前記と同じ意味を表し、 J2は塩素原子又は臭素原子を表す。 ]で表さ れる化合物とした後、文献記載の公知の方法、例えば、ジャーナル'ォブ 'ジ'インデ イアン 'ケミカル'ソサイエティ一 Q[. Indian Chem. Soc. ] 1988年、 65卷、 134頁 に記載された方法に準じて、一般式 (8) [式中、 Y, R2, nおよび J2は前記と同じ意味 を表す。 ]で表されるホスホ-ゥム塩を得た後、公知の一般式 (4) [式中、 X, R1およ び mは前記と同じ意味を表す。 ]で表される化合物と塩基存在下に反応させること〖こ より、一般式(2) [式中、 X, Y, R1, R2, mおよび nは前記と同じ意味を表す。 ]で表さ れる化合物を得ることができる。
また、一般式(7)で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えば、ザ'ジャー
ナル 'ォブ 'オーガニック 'ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 1988年、 53卷、 5558頁に 記載された方法に準じて一般式 (8)で表されるホスホニゥム塩とした後、公知の一般 式 (9) [式中、 R1は前記と同じ意味を表す。 ]で表される化合物と反応させることにより 得られる一般式(10) [式中、 Y, R1, R2および nは前記と同じ意味を表す。 ]で表され る化合物を文献記載の公知の方法、例えば、ジャーナル ·ォブ ·ザ'ケミカル'ソサイ エティ^ ~ ·パーキン 'トランスアクションズ 1 [J. Chem. Soc. , Perkin Trans. 1] 1996年、 2531頁等に記載の方法に準じて、一般式(11) [式中、 Xおよび mは前記 と同じ意味を表し、 J3は臭素原子又はヨウ素原子を表す。 ]で表される化合物のハロ ゲン 金属交換反応により得られるリチウム塩と反応させることにより、一般式 (2)で 表される化合物を得ることができる。
一般式(2)で表される化合物にぉ 、て、 R2がカルボ-ル構造を有する一般式(2— 2)な 、し一般式(2—4)で表される化合物は、次のようにして得ることもできる。
製造法 C
[化 11]
すなわち、一般式(2—1) [式中、 X, Y, R
1, mおよび nは前記と同じ意味を表し、 R 1は臭素原子、ヨウ素原子、ハロスルホ -ルォキシ基(例えば、フルォロスルホ -ルォ キシ基)、 C -Cハロアルキルスルホ -ルォキシ基(例えば、トリフルォロメタンスルホ
1 4
-ルォキシ基)又はァリールスルホ -ルォキシ基(例えば、ベンゼンスルホ-ルォキシ 基)等を表す。 ]で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えばザ'ジャーナル' ォブ'オーガニック 'ケミストリー [[. Org. Chem. ] 1974年、 39卷、 3318頁等に記 載のパラジウム等の遷移金属触媒を用いる CO挿入反応等の反応条件に準じて反 応させることにより、一般式(2— 2) [式中、 X, Y, R1, R3, mおよび nは前記と同じ意 味を表す。 ]で表される化合物を得ることができる。
また、一般式(2— 1)で表される化合物を、例えばザ'ジャーナル'ォブ 'オーガニッ
ク 'ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 1999年、 64卷、 6921頁等に記載のパラジウム等 の遷移金属触媒を用いる CO挿入反応等の反応条件に準じて反応させることにより、 一般式(2— 3) [式中、 X, Y, R1, mおよび nは前記と同じ意味を表す。 ]で表される 化合物を得ることができる。
さらに、一般式 (2— 3)で表される化合物と一般式(17) [式中、 Raおよび Rbは前記 と同じ意味を表す。 ]で表される化合物とを、必要ならば該反応に対して不活性な溶 媒を用い、必要ならば塩基の存在下、縮合剤を用いて反応させることにより、一般式 (2-4) [式中、 X, Y, R1, Ra, Rb, mおよび nは前記と同じ意味を表す。 ]で表される 本発明化合物を得ることができる。
[0055] 反応基質の量は、一般式(2— 3)で表される化合物 1当量に対して 1ないし 100当 量の一般式(17)で表される化合物を用いることができる。
縮合剤は、通常のアミド合成に使用されるものであれば特に制限はないが、例えば 向山試薬(2 クロ口一 N—メチルピリジ -ゥム アイオダイド)、 DCC (1, 3 ジシクロ へキシルカルボジイミド)、 WSC (1 ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)—力 ルボジイミド 塩酸塩)、 CDI (カルボ-ルジイミダゾール)、ジメチルプロピニルスルホ -ゥム ブロマイド、プロパルギルトリフエ-ルホスホ -ゥム ブロマイド、 DEPC (シァノ 燐酸ジェチル)等を、一般式(2— 3)で表される化合物に対して 1な 、し 4当量用いる ことができる。
[0056] 溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応の進行を阻害しないものであれば 特に制限はないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、へ キサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、シクロへキサン等の脂環式炭化水素類、 クロ口ベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、ジクロロメタン、 クロロホノレム、四塩化炭素、 1, 2—ジクロロエタン、 1, 1, 1—トリクロロェタン、トリクロ 口エチレン、テトラクロロエチレン等の脂肪族ハロゲンィ匕炭化水素類、ジェチルエー テル、 1, 2 ジメトキシェタン、テトラヒドロフラン、 1, 4 ジォキサン等のエーテル類 、酢酸ェチル、プロピオン酸ェチル等のエステル類、 N, N ジメチルホルムアミド、 N, N ジメチルァセトアミド、 N—メチル—2—ピロリドン等のアミド類、トリェチルアミ ン、トリブチルァミン、 N, N ジメチルァ-リン等のアミン類、ピリジン、ピコリン等のピ
リジン類、ァセトニトリルおよびジメチルスルホキシド等が挙げられる。これらの溶媒は 単独で用いても、これらのうちの 2種類以上を混合して用いてもよい。
[0057] 塩基の添カ卩は必ずしも必要ではないが、塩基を用いる場合、例えば水酸ィ匕ナトリウ ム、水酸ィ匕カリウム等のアルカリ金属水酸ィ匕物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のァ ルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属重炭酸 塩、トリェチルァミン、トリブチルァミン、 N, N ジメチルァ-リン、ピリジン、 4— (ジメ チルァミノ)ピリジン、イミダゾール、 1, 8 ジァザビシクロ [5, 4, 0]—7 ゥンデセン 等の有機塩基等を一般式 (2— 3)で表される化合物に対して 1ないし 4当量用いるこ とがでさる。
[0058] 反応温度は 60°C力 反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定すること ができ、反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常 5分から 100時間の範囲で任意に設定できる。
[0059] 一般的には、例えば一般式(2— 3)で表される化合物 1当量に対して 1ないし 20当 量の一般式( 17)で表される化合物および 1な 、し 4当量の WSC ( 1 ェチル 3—( 3 ジメチルァミノプロピル) カルボジイミド 塩酸塩)、 CDI (カルボ-ルジイミダゾ ール)等の縮合剤を用い、必要ならば 1ないし 4当量の炭酸カリウム、トリェチルァミン 、ピリジン、 4 (ジメチルァミノ)ピリジン等の塩基存在下にて、無溶媒か又はジクロロ メタン、クロ口ホルム、ジェチルエーテル、テトラヒドロフラン、 1, 4 ジォキサン等の溶 媒を用い、 0°C力 これらの溶媒の還流温度の範囲で、 10分から 24時間反応を行な うのが好ましい。
[0060] また、一般式(2— 3)で表される化合物から文献記載の公知の方法、例えば、塩ィ匕 チォニル、五塩化リン又は塩ィ匕ォキザリル等のハロゲン化剤と反応させる方法、塩ィ匕 ビバロイル又はクロルギ酸イソブチル等の有機酸ノヽロゲンィ匕物と、必要ならば塩基の 存在下、反応させる方法、或いは、カルボ-ルジイミダゾール又はスルホ -ルジイミダ ゾール等と反応させる方法等を用いて合成することのできる一般式(2— 5) [式中、 X , Y, R1, mおよび nは前記と同じ意味を表し、 J8は塩素原子、臭素原子、 C— Cアル
1 4 キルカルボニルォキシ基(例えば、ビバロイルォキシ基)、 C Cアルコキシカルボ二
1 4
ルォキシ基 (例えば、イソプチルォキシカルボニルォキシ基)又はァゾリル基 (例えば
、イミダゾールー 1ーィル基)を表す。 ]で表される化合物と一般式(17)で表される化 合物とを、必要ならば該反応に対して不活性な溶媒を用い、必要ならば塩基の存在 下、反応させることにより、一般式(2— 4)で表される化合物を合成することもできる。 反応基質の量は、一般式(2— 5)で表される化合物 1当量に対して 1な 、し 50当量 の一般式(17)で表される化合物を用いることができる。
[0061] 溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応の進行を阻害しないものであれば 特に制限はないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、へ キサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、シクロへキサン等の脂環式炭化水素類、 クロ口ベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、ジクロロメタン、 クロロホノレム、四塩化炭素、 1, 2—ジクロロエタン、 1, 1, 1—トリクロロェタン、トリクロ 口エチレン、テトラクロロエチレン等の脂肪族ハロゲンィ匕炭化水素類、ジェチルエー テル、 1, 2 ジメトキシェタン、テトラヒドロフラン、 1, 4 ジォキサン等のエーテル類 、酢酸ェチル、プロピオン酸ェチル等のエステル類、 N, N ジメチルホルムアミド、 N, N ジメチルァセトアミド、 N—メチル—2—ピロリドン等のアミド類、トリェチルアミ ン、トリブチルァミン、 N, N ジメチルァ-リン等のアミン類、ピリジン、ピコリン等のピ リジン類、ァセトニトリルおよび水等が挙げられる。これらの溶媒は単独で用いても、こ れらのうちの 2種類以上を混合して用いてもょ 、。
[0062] 塩基の添カ卩は必ずしも必要ではないが、塩基を用いる場合、例えば水酸ィ匕ナトリウ ム、水酸ィ匕カリウム等のアルカリ金属水酸ィ匕物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のァ ルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属重炭酸 塩、トリェチルァミン、トリブチルァミン、 N, N ジメチルァ-リン、ピリジン、 4— (ジメ チルァミノ)ピリジン、イミダゾール、 1, 8 ジァザビシクロ [5, 4, 0]—7 ゥンデセン 等の有機塩基等を、一般式 (2— 5)で表される化合物に対して 1ないし 4当量用いる ことができる。
反応温度は 60°C力 反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定すること ができ、反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常 5分から 100時間の範囲で任意に設定できる。
[0063] 一般的には、例えば一般式(2— 5)で表される化合物 1当量に対して 1ないし 10当
量の一般式(17)で表される化合物を、必要ならば 1ないし 2当量の炭酸カリウム、トリ ェチルァミン、ピリジン、 4 (ジメチルァミノ)ピリジン等の塩基存在下にて、無溶媒力 又はジクロロメタン、クロロホノレム、ジェチノレエーテノレ、テトラヒドロフラン、 1, 4ージォ キサン、酢酸ェチル、ァセトニトリル等の溶媒を用い、 0°Cからこれらの溶媒の還流温 度の範囲で、 10分から 24時間反応を行なうのが好ましい。
[0064] 上記反応で用 、られる一般式( 17)で表される化合物の或るものは公知化合物で あり、一部は市販品として入手できる。また、それ以外のものも、例えばュスタス'リー ビッヒス'アンナ一レン'デァ 'へミー Clustus Liebigs Ann. Chem. ] 1979年、 9 20頁、アメリカ合衆国特許出願公報 (US 5, 990, 323号公報)、国際特許出願公 報 (WO 96Z11200号公報)等に記載の方法および文献記載のその他 1級又は 2 級アルキルアミン類それぞれの一般的な合成方法に準じて合成することができる。
[0065] 製造法 Aないし製造法 Cにおいて、反応終了後の反応混合物は、直接濃縮するか 、又は有機溶媒に溶解し、そして水洗後濃縮するか、又は氷水に投入し、有機溶媒 抽出後濃縮するといつた通常の後処理を行ない、 目的の本発明化合物を得ることが できる。また、精製の必要が生じたときには、再結晶、カラムクロマトグラフ、薄層クロ マトグラフ、液体クロマトグラフ分取等の任意の精製方法によって分離、精製すること ができる。
[0066] 一般式 (4)で表される化合物は、例えば次のように合成できる。
反応式 1
[化 12]
すなわち、公知の一般式(12) [式中、 Xおよび mは前記と同じ意味を表す。 ]で表 される化合物と公知の一般式(13) [式中、 R
1は前記と同じ意味を表し、 J
4はハロゲン 原子、トリフルォロメタンスルホニルォキシ基、 2—ピリジルォキシ基等の脱離基を表 す。 ]で表される化合物又は公知の一般式 (9) [式中、 R
1は前記と同じ意味を表す。 ] で表される化合物とを文献記載の一般的な芳香環のァシルイ匕反応、例えばケミストリ 一'レターズ [Chem. Lett. ] 1990年、 783頁、ザ'ジャーナル'ォブ 'オーガニック' ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 1991年、 56卷、 1963頁等に記載の方法に準じて反 応させることにより、一般式 (4) [式中、 X, R
1および mは前記と同じ意味を表す。 ]で 表される化合物を得ることができる。
或いは、公知の一般式(11) [式中、 X, mおよび J3は前記と同じ意味を表す。 ]で表 される化合物を文献記載の一般的な方法、例えばリチォ化した後、公知の一般式(1 4) [式中、 R1は前記と同じ意味を表し、 J5はハロゲン原子、水酸基、金属塩 (例えば、 — OLi、— ONa)、 C— Cアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基)、ジ(C— C
1 4 1 アルキル)アミノ基(例えば、ジェチルァミノ基)、 C— Cアルコキシ(C— Cアルキル
4 1 4 1 4
)ァミノ基 (例えば、 O, N ジメチルヒドロキシァミノ基)又は環状アミノ基 (例えば、ピ ペリジン 1ーィル基、モルホリンー4ーィル基、 4ーメチルピペラジン 1ーィル基) を表す。 ]で表される化合物又は公知の一般式(9)で表される化合物と反応させるジ ヤーナル 'ォブ 'ジ'アメリカン'ケミカル'ソサイエティ一 Am. chem. Soc. ]
1955年、 77卷、 3657頁、テトラへドロン ·レターズ [Tetrahedron Lett. ] 1980年 、 21卷、 2129頁および 1991年、 32卷、 2003頁、アメリカ合衆国特許出願公報 (U
5 5, 514, 816号公報)等に記載の方法、或いはグリニャール反応剤を形成した後 、一般式(14)で表される化合物又は一般式(9)で表される化合物と反応させるへテ 口サイクルズ [Heterocycles] 1987年、 25卷、 221頁、シンセティック 'コミュニケ一 シヨンズ [Synth. Commun. ] 1985年、 15卷、 1291頁および 1990年、 20卷、 1 469頁、ドイツ国特許出願公報 (DE 19727042号公報)等に記載の方法に準じて 反応させることにより、一般式 (4)で表される化合物を得ることもできる。
また、一般式 (4)において、 R1がトリフルォロメチル基である一般式 (4—1)は次の ようにして合成することもできる。
[0068] 反応式 2
[化 13]
すなわち、公知の一般式(15) [式中、 Xおよび mは前記と同じ意味を表し、 J°はハロ ゲン原子又は C Cアルコキシ基 (例えばメトキシ基)を表す。 ]で表される化合物と
1 4
公知の一般式(16) はトリ(C Cアルキルシリル基 (例えばトリメチルシリル基)を
1 4
表す。 ]で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えば、ザ ·ジャーナル'ォブ' オーガニック.ケミストリー Q[. Org. Chem. ] 1999年、 64卷、 2873頁、ザ'ジャーナ ル 'ォブ 'オーガニック 'ケミストリー [[. Org. Chem. ] 1991年、 56卷、 984頁等に記 載の方法に準じて反応させることにより、一般式 (4 1) [式中、 Xおよび mは前記と 同じ意味を表す。 ]で表される化合物を得ることもできる。
これらの各反応においては、反応終了後、通常の後処理を行なうことにより製造法 Aおよび製造法 Bの原料ィ匕合物となる各々の製造中間体を得ることができる。
また、これらの方法により製造された各々の製造中間体は、単離'精製されることな ぐそれぞれそのまま次工程の反応に用いることもできる。
[0069] 本発明に包含される製造中間体としては、具体的に例えば、下記の第 1表に示す 化合物が挙げられる力 本発明はこれらのみに限定されるものではない。
尚、表中 Etとの記載はェチル基を表し、以下同様に n— Prおよび Pr— nはノルマ ルプロピル基を、 ー !:ぉょび!^ー まィソプロピル基を、。ー !:ぉょび!^ーじはシクロ プロピル基を、 Phはフエ二ル基をそれぞれ表し、
表中 D— laないし D— 46aで表される芳香族複素環は、それぞれ下記の構造を表 し、
[化 14]
8T8SZC/900Zdf/X3d 68L L0/L00Z OAV
[9ΐ^]
ZC/900Zdf/X3d 917 68L L0/L00Z OAV
00Zdf/X3d 917 68.17.0/.00Z OAV
'N
D-46a 例えば、 [CH (D— 14a)CH ]の表記は、 1—メチルビラゾール
2 3
を表し、 [CH (D-19b)CH ]の表記は、 2—メチルチアゾールー
2 3
を表す。
例えば、 [CH (E-5b)CH ]の表記は、 2—メチルー 1, 3—ジォキソラン
2 3
ルメチル基を表す。
[化 19]
[1ト1
[l]-9 , [1]-10
[化 21]
[化 22]
[化 23]
表中、一の表記は、無置換を表す。
[表 1]
X R2 一 F
一 CI
一 Br
- CN
一 N02
一 H2
- NHC(0)CH3
- NHC(0)OCH3
一 NHC(0)OEt 一 OH
一 0C(0)CH3
- 0CH2Ph
- 0S02CH3
- 0S02CF3
一 0S02Ph
― 0S02(Ph-4-CH3) 一 C(0) OH
一 C(0)0CH3
- C(0) OEt
- C(0)m2
一 C(0)NHCH2Pr-c
― C(0)NHCH2CF3 一 C(0)N(CH2OCH3)CH2CF3
- C(0)N[C(0)CH3]CH2CF3
― C (0; N[C(0)0CH3]CH2CF3 一 C (0: NHCH2CH=CH2
― C (0: NHCH2CH≡CH
一 C (0; NHCH2CN
- C (0: NHCH20CH2CF3
一 C (0) NHCH2CH20CH3
C (0) HCH2CH20Et
一 C (0) NHCH=N0CH3
一 C (0〕 NHCH=N0Et
― C (0) NHCH2CH=N0H
一 C (0: NHCH2CH=N0CH3
― C (0) NHCH2C(0)0H
- C (0: NHCH2C(0)0CH3
一 C (0: NHCH2C(0)NH;,
一 C (0) NHCH2C(0)NHCH2CH2C1 一 C (0) NHCH2C(0)NHCH2CH2Br
- C (0) NHCH2C(0)NHCH2CF3
- C (0) NHCH2C(0)NHCH2CH20H
- C (0〕 NHCH(CH3)C(0) OH
― C (0) NHCH(CH3)C(0)0CH3 一 C (0) NHCH(CH3)C(0)NHCH2CH2C1
― C ;0) NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
― C (0) NHPh
一 C (0) H(Ph-4-F)
― C :0) NH(Ph-4-CN)
- C (0) NH(D-lla)
― C :0) NH(D-38a)
― C 10) NH(D-38d)Cl
― CI :0) NH(D-39e)Cl
- CI :0) NH(D-41a)
― C( :0) N(CH3) (D-41a)
― CI :0) [C(0) CH3] (D - 41a)
- CI :0) N[C(0)0CH3] (D-41a)
- Cl [0) NH(D-41c)Cl
― CI (0) N(CH3) (D-41c)Cl
― CI (0) N[C(0)CH3] (D-41c)Cl
― CI (0) >N[C(0)0CH3] (D- 41c)Cl
― Ci (0) 'NH(D- 42a)
― c' (0) 'NH(D- 44a)
― c' (0〕 iNH(E-la)
― C' (0: iNHCH"D- 11a)
― c (0: i HCH2(D-14a)CH3
- c (0; iNHCH2(D-14b)Cl
- c (0: l HCH2(D-18a)
― c (0: INHCH2(D-19a)
― c (0: IN[C(0)CH3]CH2(D-19a)
― c (0: IN[C(0)Et]CH2(D-19a)
― c (0: ΙΝ[0(0)00Η3]€Η;,(β-193)
- c (0: )NHCH2(D-25a)
― c (0: )NHCH2(D-27a)
― c (0: )NHCH2(D-28a)
― c (0: )NHCH2(D-31a)
― c (0: )NHCH2(D-34a)
― c (0: >NHCH"D- 36a)
一 c (0:園 CH D- 38a)
― c (0; >N(CH2CN)CH2 (D- 38a)
― C 0) N(CH20CHa)CH2 (D-38a)
― C 0) N[C(0)CH3]CH2(D-38a)
― C ,0) N[C(0)Et]CH2(D-38a)
― C !0) N[C(0)0CH3]CH2 (D-38a)
― C :0) NHCH2(D-40a)
― C :0) NHCH2 (D-41a)
― C :0) NHCH2(D-42a)
- C :0) NHCH2(D-44a)
一 C (0) NHCH2 (E-la)
― C (0) NHC(0)OCH3
― C (0) N(CH3)C(0)0CH3
― C (0) N(Et)C(0)0CH3 一 C (0) N(CH2CN)C(0)0CH3
― C (0) N(CH20CH3)C(0) 0CH3
― C (0) N[C(0) Et]C(0)0CH3
- C (0: N[C(0)Pr-n]C(0) 0CH3
- C (0: N[C(0)Pr-i]C(0)OCH3 一 C (0: N[C(0)0CH3]C(0)0CHa 一 C (0: NHC(0)0Et
- C (0: N(CH3)C(0) OEt 一 C (0: N(Et)C(0)0Et 一 C (0: N(CH2CN)C(0)OEt
― C (0: N(CH20CH3)C(0)0Et
― C (0: N[C(0)CH3]C(0) OEt
― C (0 N[C(0)Et]C(0)0Et
― C (0 N[C(0)Pr-n]C(0)OEt
― C (0 )N[C (0)Pr-i]C(0)OEt 一 C (0 )N[C (0)0CH3]C(0)0Et
- C(0)NHC (0) OPr-i
― C(0)N(CH3)C(0)0Pr-i
― C(0)N(Et)C(0) OPr-i 一 C(0)N(CH2CN)C(0) OPr-i
C(0)N(CH20CH3)C(0) OPr-i
C(0)N[C(0)CH3]C(0) OPr-i
― C(0)N[C (0) Et]C(0) OPr-i
― C (0) N [C (0) Pr-n] C (0) OPr-i
― C(0)N[C(0)Pr-i]C(0)OPr-i
- C(0)N[C(0)0CH3]C(0) OPr-i
― C(0)N[C(0)OEt]C(0) OPr-i
― C(0)NHC(0)NH2
― C(0)NH (CH3)Ph
- C(0)N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
― C(0)N[C(0)0CH3]N(CH3)Ph
― C(0)NHN(CH3) (D 41a) 一 C(0)N[C(0)CH3]N(CH3) (D- 41a)
― C(0)N[C(0)0CH3]N(CH3) (D- 41a)
N02 CI
NO 2 Br
N02 I
N02 CN
N02 NH2
NO 2 NHC (0)CH3
NO 2 NHC(0)OCH3
NO 2 NHC (O)OEt
NO 2 OH
N02 0C(0)CH3
NO 2 OCH 2Ph
NO 2 OSO zCF3
NO 2 OSO 2Ph
NO 2 OSOパ Ph- 4- CH3)
N02 c(o: OH
N02 C(0] OCH
NO 2 C(0) OEt
NO 2 c(o) NH2
N02 c(o) NHCH2Pr-c
N02 C(0) NHCH2CF3
N02 c(o) N(CH20CH3)CH2CF;i
NO 2 C(0) N[C(0)CH3]CH2CF3
N02 c(o) N[C(0)0CH3]CH2CF3
NO 2 C(0) HCH2CH=CH2
NO 2 c(o) NHCH2CH≡CH
NO 2 C(0) NHCH2CN
NO 2 c(o〕 NHCH 2 OCH 2 CF,
NO 2 c(o) HCH2CH20CH3
NO 2 C(0) NHCH 2 CH 2 OEt
NO 2 c(o) NHCH=NOCH3
N02 c(o) NHCH=NOEt
NO 2 c(o) NHCH2CH=NOH
N02 c(o) NHCH2CH=N0CH3
NO 2 c(o) NHCH2C(0)0H
N02 C(0) NHCH2C(0) OCH
NO 2 c(o) NHCH2C(0)NH2
NO 2 C(0) NHCH2C(0)NHCH2CH2C1
NO 2 C (0' NHCH2C(0)NHCH2CH2Br
NO 2 C (0; NHCH2C(0)NHCH2CF3
N02 C (0; NHCH 2 C(0) NHCH 2CHZ OH
NO 2 C (0; NHCH(CH3)C(0)0H
N02 C (0: NHCH(CH3)C(0) 0CH3
N02 C (0; NHCH (CH 3 ) C (0) NHCH2CH2C1
NO 2 C (0: HCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
N02 C (0: NHPh
NO 2 C (0: NH(Ph-4-F)
NO 2 C (0: NH (Ph-4-CN)
NO 2 C (0: H(D-lla)
NO 2 C (0: NH(D-38a)
NO 2 c (0: NH(D-38d)Cl
NO 2 c (0) NH(D-39e)Cl
NO 2 c (0: NH(D-41a)
NO 2 c (0: N(CH3) (D-41a)
NO 2 c (0: N[C(0)CH3] (D-41a)
NO 2 c (0: N[C(0) OCH3] (D-41a)
N02 c (0) NH(D-41c)Cl
N02 c (0) N(CH3) (D- 41c) CI
N02 c (0) N[C (0)CH3] (D-41c)Cl
N02 c (0〕 N[C(0)0CH3] (D-41c)Cl
N02 c (0) NH(D-42a)
N02 c (0) NH(D-44a)
N02 c (0) NH(E-la)
N02 c (0) NHCH2(D-lla)
NO 2 c :0) NHCH 2 (D-14a)CH3
N02 c :0) NHCH2(D-14b)Cl
NO 2 C (0) NHCH, (D- 18a)
N02 C (0) NHCH: (D-19a)
N02 C (0) N[C(0) CH3]CH2(D-19a)
NO 2 C (0) N[C (0)Et]CH2(D-19a)
N02 C (0) N[C (0)0CH3]CH2(D-19a)
N02 c (0) NHCH, (D- 25a)
NO 2 c (0) NHCH. (D-27a)
N02 c (0) NHCH. (D-28a)
N02 c (0) NHCH, (D - 31a)
N02 c (0) NHCH, (D-34a)
N02 c (0) NHCH, (D- 36a)
NO 2 c (0) NHCH. (D-38a)
N02 c (0) N(CH2CN)CH2(D-38a)
N02 c (0) N(CH20CH3)CH2(D-38a)
N02 c (0) N[C(0)CH;j]CH2 (D-38a)
N02 c (0) N[C(0) Et]CH2(D-38a)
NO 2 c (0) N[C(0) 0CH;j]CH2(D-38a)
N02 c (0) NHCH∑ (D - 40a)
NO 2 c (0) NHCH, (D-41a)
N02 c (0) NHCH, (D - 42a)
NO 2 c (0) NHCH, (D - 44a)
N02 c (0) NHCH, (E-la)
N02 c (0) NHCH. (E- 3a)
NO 2 c (0) NHCHS (E-5a)
NO 2 c (0) NHC (0)0CH3
NO, c (0) N(CH3)C(0)OCH3
NO 2 c (0) N(Et)C(0)OCH3
N02 c (0) N(CH2CN)C(0)0CH3
N02 C (0: )N(CH2OCH3)C(0) 0CH3
N02 C (0: )N[C (0) Et]C(0)0CH3
N02 C (0: )N[C (0)Pr-n]C(0)0CH3
N02 C (0: )N[C(0)Pr i]C(0)0CH3
N02 C (0; )N[C(0)0CH3]C(0)0CH3
NO 2 C (0: )NHC(0)OEt
NO 2 C (0: )N(CH3)C(0)0Et
NO 2 c (0: I (Et)C(0)OEt
NO 2 c (0: )N(CH2CN)C(0)OEt
N02 c (0: )N(CH20CH3)C(0)0Et
N02 c (0; IN[C (0)CH3]C(0)0Et
NO 2 c (0; lN[C(0)Et]C(0) OEt
N02 c (0: lN[C(0)Pr-n]C(0)OEt
N02 c (0: >N[C(0)Pr-i]C(0)OEt
N02 c (0: I [C(0)0CH3]C(0)0Et
N02 c (0: INHC (O)OPr-i
N02 c (0) iN(CH3)C(0)0Pr-i
N02 c' (0) iN(Et)C(0)OPr-i
NO, c' (0) iN(CH2CN)C(0)0Pr-i
NO 2 Ci (0) 'N(CH20CH;i)C(0)0Pr-i
N02 Ci (0) iN[C (0)CH3]C(0)0Pr-i
NO 2 ci (0) 'N[C(0)Et]C(0)OPr-i
N02 Cl :0) 'N[C(0)Pr- n]C(0)OPr - i
NO 2 CI :0) N[C (0) Pr-i]C(0)OPr-i
NO 2 CI :0) N[C(0)0CH3]C(0)0Pr-i
NO 2 CI :0) 'N[C(0)OEt]C(0)OPr-i
NO 2 c< :0) NHC(0)NH2
NO 2 C( :0) NHN(CH3)Ph
NO 2 C(0)N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
NO 2 C(0)N[C(0)OCH3]N(CH3)Ph
NO 2 C(0)NHN(CH3) (D-41a)
NO 2 C(0)N[C(0)CHa]N(CH3) (D-41a)
NO 2 C(0)N[C(0)0CH3]N(CH3) (D- 41a)
CH3 F
CH3 CI
CH3 Br
CH3 I
CH3 CN
CH3 N02
CH3 NH2
CH3 NHC (0)CH3
CH3 NHC(0)0CH3
CH3 NHC(O) OEt
CH3 OH
CH3 0C(0)CH3
CH3 OCH.Ph
CH3 0S02CH3
CH3 0S02CF3
CH3 0S02Ph
CH3 0S02(Ph-4-CH3)
CH3 C(0)OH
CH3 C(0) 0CH3
CH3 C(0)OEt
CH3 C(0)NH2
CH3 C(0)NHCH3
CH3 C(0)NHEt
CH3 CI :0) NHCH2Pr-c
CH3 Cl :0) N(CH3)CH2Pr-c
CH3 CI :0) N[C(0)CH3]CH2Pr-c
CH3 CI (0) N[C(0)0CH3]CH2Pr-c
CH3 Ci (0) NHCH2CF3
CH3 Ci :0) N(CH3)CH2CF:j
CH3 Ci (0) N(Et)CH.^CF3
CH3 c' Co) N(CH20CH;i)CH2CF3
CH3 c' (0) N[C(0)CH3]CH2CF3
CH3 c 〔0) 'N[C(0)0CH3]CH2CF3
CH3 C' (0) iNHCH2CH=CH2
CH3 c (0) 'NHCH2CH≡CH
CH3 c (0) 'NHCH20CH2CF3
CH3 c (0) iNHCH2CH20CH3
CH
3 c (0) iNHC(CH
;i)=N0CH
3
CH3 c (0: INHCH2CH=N0H
CH3 c (0:謹 CH2CH=N0CH3
CH3 c (0: )NHCH2C(CH3)=CN0CH3
CH3 c (0: INHCH2CN
CH3 c (0: INHCH(CN)0CH2CF3
CH3 c (0: )NHCH2C(0)0H
CH3 c (0; )NHCH2C(0)0CH3
CH3 c (0: )NHCH2C(0)OEt
CH3 c (0: )NHCH2C(0)0CH2CF3
CH3 c (0: )NHCH2C(0)NH2
CH3 C (0: NHCH2C(0)NHCH3
CH3 C (0) NHCH2C(0)N(CH3) 2
CH3 C (0) NHCH2C(0) HEt
CH3 C (0) NHCH2C(0)NHCH2CH2C1
CH3 C (0) NHCH2C(0)N(CH3)CH2CH2C1
CH3 C (0) N(CH3)CH2C(0)NHCH2CH2C1
CH3 C (0) N[C (0)CH3]CH2C(0) HCH2CH2C1
CH3 C (0) N [C (0) OCH 3 ] CH 2 C (0) NHCH ^CH.Cl
CH3 c (0) NHCH 2C(0) NHCH 2CH2Br
CH3 c (0) NHCH 2C(0) NHCH 2CF3
CH3 c (0) NHCH2C(0)N(CH3)CH2CF3
CH3 c (0: N(CH3)CH2C(0)NHCH2CF3
CH3 c {0) N [C (0) CH 3 ] CH 2 C (0) NHCH 2 CF 3
CH3 c (0) N [C (0) OCH 3 ] CH 2 C (0) NHCH 2 CF 3
CH3 c (0: NHCH2C(0)NHCH2CH20H
CH3 c (0; NHCH(CH3)C(0)0H
CH3 c (0: NHCH(CH3)C(0)OCH3
CH3 c (0: NHCH (CH3)C (0) NHCH2CH2C1
CH3 c (0) NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
CH3 c (0) NHCH2(E- la)
CH3 c (0; NHCH 2 (E-2a)
CH3 c (0: NHCH2(E-3a)
CH3 c (0 NHCH 2 (E-5a)
CH3 c (0: NHCH 2 (E-7a)
CH3 c (0) NHPh
CH3 c (0) NH(Ph-4-F)
CH3 c (0: N(CH3) (Ph - 4- F)
CH3 c 〔0〕 N(Et) (Ph— 4 - F)
CH3 C (0 N(CH2CH=CH2) (Ph-4-F)
CH3 c (0 N(CH2CN) (Ph-4-F)
CH3 c (0 N(CH;,0CH3) (Ph-4-F)
CH3 c (a N[C(0)CH3] (Ph-4- F)
CH3 c (0 N[C (0) 0CH3] (Ph-4-F)
CH3 c (0; NH(Ph-4-CN)
CH3 c (a N(CH3) (Ph - 4 - CN)
CH3 c (0: N[C(0)CH3] (Ph- 4- CN)
CH3 c (o: N[C (0)OCH3] (Ph-4-CN)
CH3 c (o: NH(Ph-4-N02)
CH3 c (o: NH(D-5a)
CH3 c (0: NH(D-5b)CH3
CH3 c (0: H(D-10b)CH3
CH3 c (0: NH (D-lla)
CH3 c (0: N(CH3) (D-lla)
CH3 c (0: N[C(0)CH3] (D-lla)
CH3 c (0 N[C(0)0CH3] (D-lla)
CH3 c (0〕 NH(D-12a)CH3
CH3 c (0〕 NH(D-18a)
CH3 c (0: NH (D-32a)
CH3 c (0: NH(D-38a)
CH3 c (0; N(CH3) (D- 38a)
CH3 c (0) N[C(0)CH3] (D-38a)
CH3 c (0) N[C (0)OCH3] (D- 38a)
CH3 c (0) NH(D-38d)Cl
CH3 c (0) NH(D-39e)Cl
CH3 c (0) N(CH3) (D-39e)Cl
CH3 c (0) N[C(0) CH3] (D-39e)Cl
CH3 C (0、 N[C(0) 0CH3] (D-39e)Cl
CH3 c (0; NH(D-41a)
CH3 c (0) N(CH3) (D-41a)
CH3 c (0) N[C(0)CH3] (D-41a)
CH3 c (0) N[C (0)0CH3] (D- 41a)
CH3 c (0) NH(D-41b)CH3
CH3 c (0) NH(D-41c)Cl
CH3 c (0) N(CH3) (D-41c)Cl
CH3 c (0) N[C(0)CH3] (D-41c)Cl
CH3 c (0〕 N[C(0)0CH3] (D-41c)Cl
CH3 c (0〕 NH(D-41c)Br
CH3 c (0) N[C(0) CH3] (D-41c)Br
CH3 c (0) N[C(0)0CH3] (D-41c)Br
CH3 c (0) NH(D-42a)
CH3 c (0〕 NH(D-44a)
CH3 c (0) NH(E-la)
CH3 c (0〕 NHCH2Ph
CH3 c (0) NHCH(CH3)Ph
CH3 c (0: NHCH(CF3)Ph
CH3 c (0: NHCH(CN) Ph
CH3 c (0: NHCH2(Ph-4-N02)
CH3 c (0) NHCH2(D-8a)
CH3 c (0) NHCH2(D-lla)
CH3 c (0〕 NHCH(CN) (D-lla)
CH3 c (0〕 NHCH2 (D-12a)CH3
CH3 c (0) NHCH2(D-13b)Cl
CH3 c (0) NHCH2(D-13c)Cl
CH3 c (0) NHCH2(D-14a)CH3
CH3 C (0) NHCH. (D-14b)Cl
CH3 c (0) NHCH, (D-18a)
CH3 c (0) NHCHj (D-19a)
CH3 c (0) N(CH3)CH2(D-19a)
CH3 c (0) N[C (0)CH3]CH2(D-19a)
CH3 c (0) N[C (0) Et]CH2 (D-19a)
CH3 c (0) N[C(0)0CH3]CH2(D-19a)
CH3 c (0) NHCH, (D - 20a)
CH3 c (0) NHCH^ (D-22a)CH3
CH3 c (0) NHCH, (D - 24a) CH3
CH3 c (0) NHCH2 (D-25a)
CH3 c (0) NHCH2 (D-27a)
CH3 c (0) NHCH, (D- 28a)
CH3 c (0) NHCH£ (D - 31a)
CH3 c (0) NHCH, (D - 34a)
CH3 c (0) NHCH5 (D-36a)
CH3 c (0) NHCH(CN) (D - 36a)
CH3 c (0) NHCH, (D - 38a)
CH3 c (0〕 NHCH(CH3) (D- 38a)
CH3 c (0) NHCH(CFg) (D - 38a)
CH3 c (0) NHCH(CN) (D-38a)
CH3 c (0: N(CH3)CH2(D-38a)
CH3 c (0) N(CH2C≡CH)CH2(D-38a)
CH3 c (0) N(CH2CN)CH2(D-38a)
CH3 c (0; N(CH20CH3)CH2(D-38a)
CH3 c (0: N[C (0)CH3]CH2(D-38a)
CH3 c (0) N[C(0)Et]CH2(D- 38a)
CH
3 c (0) N[C (0) 0CH
3]CH
2(D-38a)
T-JdO(0)3(N3;:H3)N (0) 3 eHD
ΐ-¾0(Ο)3(13)Ν (0) 3 EH3
T-idO(0)D( HD)N (0) 3 εΗ3
ΐ- 0(0) (0) 3 εΗ3
ΐ30(0)3[εΗ30(0)3]Ν (0) 3 εΗ3
iaO(0)D[i-id(0)3]N (0) 3 CH3
130 (0)3[u-Jd(0)0]N (0) 3 εΗ3
130 (0)0 [13(0)つ] M (0) 3 εΗつ 30(0):)[ (0) 3]N (0) 3 εΗ3
^30(0)D(t:H30r:H3)N (0: 3 εΗ3
30 (0)コ つ) M (0) 3 εΗ3
130(0) 3 (¾)N (0) 3 εΗ3
^30(0)3(εΗ3)Ν (0) D εΗ3
¾0(0)3HN (0) 3 ΕΗ3
CH30 (0) H30 (0) 3]N (0) 3 εΗ3
EH00(0)3[T-¾ (0)3]N (0) 3 ΕΗ3
εΗΟ0(Ο)つ [U-Jd(0) 3]N (ο: 3 εΗ。
εΗつ 0(0) 303 (0)3]N (0) 3 εΗ3
εΗ30(0)3[ί:Η3(0)0]Ν (0) 3 εΗ3
Ή30(0)3(εΗ302Η3)Ν (0) 0 εΗ3
BHD0(0)3(N3JH3)N (0) D εΗ3
εΗ30 (0)3(¾)Ν (0) D SH3
εΗ30 (0)3(ΕΗ3)Ν 〔0) 3 ΕΗ3
ΕΗ30(0)3ΗΝ (0) D ΕΗ3
( - α Η3ΗΜ (0) 3 ΕΗ0
(0) 3 εΗ3
(Ε - α) ZHDHN (0) 3 εΗ3
(eo卜 α) ΗΝ :0) 3 εΗ3
8l8SZC/900Zdf/X3d 01 6SLtL0/L00Z OAV
CH3 c(o: )N(CH20CH3)C(0)0Pr-i
CH3 c(o; )N[C(0)CH3]C(0)0Pr-i
CH3 c(o: I [C(0)Et]C(0) OPr-i
CH3 c(o: )N[C(0) Pr-n]C(0) OPr-i
CH3 c(o: IN[C (0)Pr-i]C(0) OPr-i
CH3 c(o: IN[C (0)OCH3]C(0) OPr-i
CH3 c(o: IN[C (0)OEt]C(0) OPr-i
CH3 C(0: I NHC (0)NH2
CH3 c(o: INHC(0)NHCH3
CH3 C(0) I NHNH 2
CH3 C(0) I NHNHPh
CH3 c(o) I画(CH3)Ph
CH3 C(0) iN(CH3)NHPh
CH3 C(0) iN[C(0)0CH3]N(CH3)Ph
CH3 C(0)棚 H(D - 41a)
CH3 C(0) 'NHN(CH3) (D-41a)
CH3 C(0) 'N(CH3)N(CH3) (D-41a)
CH3 c(o) 'N[C(0)CH3]N(CH3) (D-41a)
CH3 C(0) 'N[C(0)OCH3]N(CH3) (D- 41a)
Et F
Et CI
Et Br
Et I
Et N02
Et NH2
Et NHC (0)CH3
[0600]
130(0)3ZH3HN(0)3 ^3
H30(0)DZH3HN(0)D *H
HO(0)3'HDHN(0)D
H30N=H3'HDHN(0)3
匪 H畴)つ 13
130N=H3HN(0)3 13
CHD0N=H3H (0)3 13
Ϊ30ΖΗ3'Η3ΗΝ(0)3 13
εΗ30κΗ3"Η3ΗΝ(0)3 ia
cd3EH00zH3HN(0)3
N3ZH3HN(0)3 3
H3≡H3"H3HN(0)3 13
¾3=H3^H3HN(0)3
ε H3H謂:) la
つ- H3H峰):)
ΖΗΝ(0)3
130(0)3
εΗ30(0)3
HO (0)3 13
(εΗっ个1 ld 0S0
OSO ia
Ed3z0S0
EH3"0S0 i3
dzH30
ΕΗ3(0)30 13
HO 13
130 (0)0HN
εΗ30 (0) 3HN
8T8SZC/900idT/X3d 3Z 68 ん 0婦 Z OAV
Et C (0) NHCH2C(0)NH2
Et C (0 NHCH2C(0)NHCH2CF3
Et C (0) NHCH(CH3)C(0)OH
Et C (0 NHCH(CH3)C(0)0CH3
Et C (0) NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
Et C (0) NH(D-lla)
Et C (0) NH(D-38a)
Et C (0: NH(D-38d)Cl
Et C (0) NH(D-39e)Cl
Et C (0)畴 - 41a)
Et C (0) N[C(0)CH3] (D- 41a)
Et C (0 N[C(0)0CH3] (D-41a)
Et C (0: NH(D-41c)Cl
Et C (0: N[C(0)CH:j] (D-41c)Cl
Et C (0 N[C(0)OCH3] (D-41c)Cl
Et C (0 NH(D-42a)
Et C (0: NH(D-44a)
Et C (0) NH(E-la)
Et C (0 NHCH2 (D-lla)
Et C (0 NHCH2(D-14a)CH3
Et C (0 H (D- 14b) CI
Et C (0 NHCH2(D-18a)
Et C (0 NHCH2 (D- 19a)
Et C (0) N[C (0)CH3]CH2(D - 19a)
Et C (0: N[C(0)Et]CH2(D-19a)
Et C (0: N[C(0)0CH3]CH2(D-19a)
Et C (0: NHCH2 (D-25a)
Et c (0 NHCH2 (D-27a)
Et C (0) NHCHz(D-28a)
Et C (0) NHCH2(D-31a)
Et C (0) NHCH2(D-34a)
Et C (0) NHCH2(D-36a)
Et C (0) NHCH2(D-38a)
Et C (0) N(CH2OCH3)CH2 (D-38a)
Et C (0) N[C(0) CH3]CH2(D - 38a)
Et C (0) N[C(0)Et]CH2(D-38a)
Et C (0) N[C (0) 0CH3]CH2(D-38a)
Et C (0) NHCH 2 (D - 40a)
Et C (0) NHCH2(D-41a)
Et C (0) NHCH2(D-42a)
Et C (0) NHCH2(D-44a)
Et C (0) NHCH (E-la)
Et C (0) NHCH 2 (E - 3a)
Et C (0) NHCH E_5a)
Et C (0) NHC(O) 0CH3
Et C (0) N(CH3)C(0)0CH3
Et c (0) N(Et)C(0)0CH3
Et c (0) N(CH2OCH3)C(0)OCH3
Et c (0) N[C(0)Et]C(0)0CH3
Et c (0) N[C(0)Pr-n]C(0) OCH3
Et c (0) N[C(0)Pr-i]C(0)OCH3
Et c (0) N[C(0)0CH3]C(0) OCH
Et c (0) NHC (O)OEt
Et c (0) N(CH3)C(0)0Et
Et c (0) N(Et)C(0)OEt
Et c (0) N(CH20CH3)C(0)0Et
Et c(o〕 N[C(0)CH3]C(0)OEt
Et C(0) N[C(0)Et]C(0)OEt
Et C(0) N[C(0)Pr-n]C(0)OEt
Et C(0) N[C(0)Pr-i]C(0)OEt
Et C(0) N[C(0)0CH3]C(0)0Et
Et c(o) NHC(0)OPr-i
Et c(o) N(CH3)C(0)0Pr-i
Et c(o) N(Et)C(0)OPr-i
Et C(0) N(CH20CH3)C(0) OPr-i
Et c(o〕 N[C(0)CH3]C(0)OPr-i
Et c(o〕 N[C(0)Et]C(0) OPr-i
Et c(o: N[C(0)Pr-n]C(0) OPr-i
Et c(o: N[C(0)Pr-i]C(0) OPr-i
Et c(o: N[C (0)OCH3]C(0) OPr-i
Et c(o: N[C(0)OEt]C(0) OPr-i
Et c(o: NHC(0)NH2
Et c(o: NHN(CH3)Ph
Et c(o: N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
Et c(o: N[C(0)OCH3]N(CH:!)Ph
Et c(o: NHN(CH3) (D- 41a)
Et c(o: N[C(0)CH3]N(CH3) (D-41a)
Et c(o: N[C(0)0CH3]N(CH3) (D-41a)
CF3 F
CF3 CI
CF3 Br
CF3 I
CF3 N02
CF3 NH2
CF3 NHC(0)CH3
CF3 NHC(0)0CH3
CF3 NHC(O) OEt
CF3 OH
CF3 0C(0)CH3
CF3 0CH2Ph
CF3 0S02CH3
CF3 0S02CF3
CF3 0S02Ph
CF3 0S02(Ph-4-CH3)
CF3 C(0)0H
CF3 C(0)0CH3
CF3 C(0) OEt
CF3 C(0) H2
CF3 C(0)NHCH2 .Pr-c
CF3 C(0)NHCH2 CF3
CF3 C(0)NHCH, CH=CH2
CF3 C(0)NHCH2 CH≡CH
CF3 C(0)NHCH2 CN
CF3 C(0)NHCH2 CH2CF3
CF3 C(0)NHCH2 CH2OCH3
CF, C(0)NHCH2 CH2OEt
CF3 C(0)NHCH=NOCH:i
CF3 C(0)NHCH=NOEt
CF3 C(0)NHCH2 CH=NOH
CF3 C(0)NHCH2 ;CH=NOCH
CF3 C(0)NHCH2C(0)0H
CF3 C(0)NHCH2C(0)0CH
CF3 C (0: NHCH2C(0)0Et
CF3 c (0〕 NHCH2C(0)NHa
CF3 c (0: NHCH2C(0)NHCH2CF3
CF3 c (0〕 NHCH(CH3)C(0)0H
CF3 c (0) NHCH(CH3)C(0)0CH3
CF3 c (0〕 NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
CF3 c (0) NH(D-lla)
CF3 c (0〕 NH(D-38a)
CF3 c (0〕 NH(D-38d)Cl
CF3 c (0〕 NH(D-39e)Cl
CF3 c (0) NH(D-41a)
CF3 c (0) N[C(0) CH3] (D- 41a)
CF3 c (0〕 N[C(0) 0CH3] (D- 41a)
CF3 c (0) NH(D-41c)Cl
CF3 c (0) N[C(0)CH3] (D-41c)Cl
CF3 c (0) N[C(0) 0CH3] (D-41c)Cl
CF3 c (0) NH(D-42a)
CF3 c (0) NH(D-44a)
CF3 c (0) NH(E-la)
CF3 c (0〕 NHCH2(D-lla)
CF3 c (0) NHCH2(D-14a) CH3
CF3 c (0) NHCH2(D-14b)Cl
CF3 c 〔0) NHCH2(D-18a)
CF3 c :0) NHCH2(D-19a)
CF3 c :0) N[C (0)CH3]CH2(D-19a)
CF3 c :0) N[C (0) Et]CH2(D-19a)
CF3 c :0) N[C (0)0CH3]CH2(D-19a)
23())() 0Nc00CHCHD3sa- 2)()()Nco EtCHD38a oI
())( oNcoCHD
2( ■))0HCHDa38-
2) (HNHCD 0
CF3 C(0)N(CH2CN)C(0) OEt
CF3 C(0)N(CHg0CH3)C(0)0Et
CF3 C(0)N[C (0)CH3]C(0)0Et
CF3 C(0)N[C (0)Et]C(0)0Et
CF3 C(0)N[C (0)Pr-n]C(0)0Et
CF3 C(0)N[C (0) Pr-i]C(0) OEt
CF3 C(0)N[C (0) 0CH3]C(0)0Et
CF3 C(0)NHC(0)0Pr-i
CF3 C(0)N(CH3)C(0)OPr-i
CF3 C(0)N(Et)C(0)OPr-i
CF3 C(0)N(CH2CN)C(0)0Pr-i
CF3 C(0)N(CH20CH3)C(0)0Pr-i
CF3 C(0)N[C(0)CH3]C(0)0Pr-i
CF3 C(0)N[C(0)Et]C(0) OPr-i
CF3 C(0)N[C(0)Pr-n]C(0)OPr-i
CF3 C(0)N[C(0)Pr-i]C(0)OPr-i
CF3 C(0)N[C (0)0CH3]C(0)0Pr-i
CF3 C(0)N[C (0)0Et]C(0)0Pr-i
CF3 C(0)NHC(0)NH2
CF3 C(0)NHN(CH3)Ph
CF3 C(0)N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
CF3 C(0)N[C (0)0CH3]N(CH3)Ph
CF3 C(0)NHN(CH3) (D-41a)
CF3 C(0)N[C(0)CH3]N(CH3) (D_41a)
CF3 C(0)N[C(0)0CH3]N(CH3) (D-41a)
F CH3
F CI
F Br
()H300 MI " ()H。0 。
σο
() H00リ
) H〕(H〕SHM03≡"
H。o ()¾¾HN03 =
()HHN。o。
()H。0NH。HM03=
雲) £0NH。=
〔〕8600
F CI :o) NHCH2CH=N0CH3
F CI :0) NHCH2C(0) OH
F CI :0) NHCH2C(0) OCH
F CI :0) NHCH2C(0)NHCH2CF3
F C( :0) HCH(CH3)C(0)0H
F C( :0) NHCH(CH3)C(0) OCH 3
F C< :0) NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
F C( :0) NH (D-lla)
F Ci :0) NH(D-38a)
F CI (0) 'NH(D-38d)Cl
F c' (0) i [C(0)CH3] (D-41a)
F c' (0〕 IN[C(0) 0CH3] (D- 41a)
F c (0: • H(D-41c)Cl
F c (0: >N[C(0)CH3] (D-41c)Cl
F c ω IN[C(0) 0CH3] (D-41c)Cl
F c (0: lNH(D-42a)
F c (0: INH(D-44a)
F c (0: INH(E-Ia)
F c (0: 1 NHCH 2 (D-lla)
F c (0: I HCH2(D-14a)CH3
F c (0: INHCH2(D-14b)Cl
F c (0: )NHCH2(D-18a)
F c (0: ) NHCH 2 (D- 19a)
F c (0: )N[C (0)CHjCH,(D-19a)
F c (0: )N[C (0)Et]CH2(D-19a)
F c (0: )N[C (0)0CH3]CH2(D- 19a)
F Ci :0) NHCH2(D-25a)
F CI !0) NHCH2(D-27a)
F C( :o) NHCH2(D-28a)
F Cl 〔0) 'NHCH2(D- 31a)
F Cl :0) 'NHCH2 (D-34a)
F Ci (0) ■H2(D- 36a)
F ci (0) iNHCH2(D-38a)
F c' (0) 'N(CH3)CH2(D- 38a)
F c' (0) 'N(CH2CN)CH2(D_38a)
F c' (0) i (CH20CH3)CH2(D-38a)
F c' (0) 'N[C(0)CH3]CH2(D-38a)
F c (0) • N[C(0)Et]CH2(D-38a)
F c' (0) iN[C(0)0CH3]CH2(D-38a)
F c' (0: »NHCH2(D-40a)
F c (0: (NHCH2(D-41a)
F c (o: (NHCH2(D-42a)
F c (0: INHCH2(D-44a)
F c (0: INHCH2(E-la)
F c (0; INHCH2(E-3a)
F c (0; )NHCH2(E-5a)
F c (0: )NHC(0) OCH
F c (0: IN(CHa)C(0)0CH3
F c (0: )N(Et)C(0)0CH3
F c (0: )N(CH2CN)C(0)OCH3
F c (0: )N(CH20CH3)C(0) OCH
F c (0: )N[C(0)Et]C(0)0CH3
F c (0: )N[C(0)Pr-n]C(0)0CH3
F c (0: )N[C(0)Pr-i]C(0)0CH3
F C (0: N[C (0)0CH3]C(0)0CH3
F C (0: NHC(0)0Et
F C (0) N(CHa)C(0)0Et
F C (0) N(Et)C(0) OEt
F C (0) N(CH2CN)C(0) OEt
F C (0) N(CH2OCH;j)C(0)0Et
F C (0) N[C(0)CH3]C(0)0Et
F C (0: N[C(0)Et]C(0)0Et
F C (0) N[C(0)Pr-n]C(0)OEt
F C (0) N[C(0)Pr-i]C(0)OEt
F C (0) N[C(0)0CH3]C(0)0Et
F C (0) NHC(0)0Pr-i
F C (0) N(CH3)C(0)0Pr-i
F C (0) N(Et)C(0)0Pr-i
F C (0) N(CH2CN)C(0)0Pr-i
F C (0) N(CH20CH3)C(0)0Pr-i
F C (0) N[C(0) CHa]C(0)0Pr-i
F C (0: N[C(0)Et]C(0)OPr-i
F C (0; N[C (0)Pr-n]C(0)0Pr-i
F C (0: N[C (0) Pr-i]C(0) OPr-i
F C (0) N[C(0)0CH3]C(0) OPr-i
F C (0) N[C (0)OEt]C(0) OPr-i
F C (0) NHN(CH3)Ph
F C (0) N[C (0)CH3]N(CH3)Ph
F c (0) N[C(0)0CH3]N(CH3)Ph
F c (0) NHN(CH3) (D-41a)
F c (0: N[C (0)CH3]N(CH3) (D-41a)
F c (0) N[C(0)0CH3]N(CH3) (D- 41a)
CI CHa
CI F
CI Br
CI I
CI NO 2
CI H2
CI NHC (0)CH3
CI NHC (0)0CH3
CI NHC (O)OEt
CI OH
CI OC (0)CH3
CI 0CH2Ph
CI 0S02CH3
CI 0S02CF3
CI 0S02Ph
CI 0S02(Ph- 4 - CH3)
CI C(0)OH
CI C(0) OCH
CI C(0)OEt
CI C(0)NH2
CI C(0)NHCH2Pr
CI C(0)NHCH2CF3
CI C(0)N(CH2OCH3)CH2CF3
CI CMNtCiOCH CH.CF^
CI C(0)N[C (0)0CH;j]CH2CF
CI C(0)NHCH2CH=CH2
CI C(0)NHCH2CH≡CH
CI C(0) HCH2CN
[0102] [表 31]
CI c (0) NHCH20CH2CF3
CI c :0) NHCH2CH20CH3
CI c (0) NHCHzCH20Et
CI c (0) NHCH=N0CH3
CI c (0) NHCH=N0Et
CI c (0) NHCH2CH=N0H
CI c (0) NHCH2CH=N0CH3
CI c (0) NHCH2C(0)0H
CI c (0) NHCH2C(0)0CH3
CI c (0) NHCH2C(0)NH2
CI c (0) NHCH2C(0)NHCH2CH2C1
CI c (0) NHCH2C(0)NHCH2CH2Br
CI c (0) NHCH2C(0)NHCH2CF3
CI c (0) HCH2C(0)NHCH2CH2OH
CI c (0) NHCH(CH3)C(0)0H
CI c (0) NHCH(CH3)C(0)0CH3
CI c (0: NHCH(CH3)C(0) HCH2CH2C1
CI c (0: NHCH(CH3)C(0)NHCH2CF3
CI c (0〕 NH(D-lla)
CI c (0) NH(D- 38a)
CI c (0〕 H(D-38d)Cl
CI c (0: NH(D-39e)Cl
CI c (0: NH(D-41a)
CI c (0: N(CH3) (D - 41a)
CI c (0; N[C(0)CH3] (D - 41a)
CI c (a N[C(0)0CH3] (D-41a)
CI c (0: NH(D-41c)Cl
CI c (0: N(CH3) (D - 41c) CI
[0103] [表 32]
CI c (0) N[C (0)CH3] (D-41c)Cl
CI c (0) N[C(0)0CH3] (D-41c)Cl
CI c (0) NH (D- 42a)
CI c (0) NH (D- 44a)
CI c (0) NH (E-la)
CI c (0) NHCH, (D-lla)
CI c (0) NHCH2(D-1 a)CH3
CI c (0) NHCH2(D-14b)Cl
CI c (0〕 NHCH2 (D - 18a)
CI c (0) NHCH2(D-19a)
CI c (0) N[C (0)CH3]CH2(D-19a)
CI c (0) N[C (0)Et]CH"D- 19a)
CI c (0) N[C (0)OCH3]CH2(D-19a)
CI c (0) NHCH2 (D-25a)
CI c (0: NHCH2 (D-27a)
CI c (0: NHCH2(D-28a)
CI c (0: NHCH2(D-31a)
CI c (0: NHCH2(D-34a)
CI c (0; NHCH2(D-36a)
CI c (0: NHCH2(D- 38a)
CI c (0: N(CH2CN)CH2(D-38a)
CI c (0: N(CH20CH3)CH2(D-38a)
CI c (0: N[C(0)CH3]CH2(D-38a)
CI c (0: N[C(0)Et]CH2(D-38a)
CI c (0 N[C(0)0CH3]CH2(D-38a)
CI c (0; NHCH2(D-40a)
CI c (0: NHCH2 (D- 41a)
CI c (0: NHCH2 (D-42a)
[0104] [表 33]
CI c (0: NHCH2(D-44a)
CI c (0) NHCH2(E-la)
CI c (0〕 NHCH2(E-3a)
CI c (0: NHCH2(E-5a)
CI c (0) NHC(O) OCH a
CI c (0) N(CH3)C(0)0CH3
CI c (0) N(Et)C(0)0CH3
CI c (0) N(CH2CN)C(0)0CH3
CI c (0) N(CH20CH3)C(0)0CH3
CI c (0) N[C (0)Et]C(0)0CH3
CI c (0) N[C(0)Pr-n]C(0)0CH3
CI c (0) N[C (0)Pr-i]C(0) 0CH3
CI c (0) N[C(0)OCH3]C(0) OCH 3
CI c (0) NHC(0)OEt
CI c (0) N(CH3)C(0)0Et
CI c (0) N(Et)C(0)OEt
CI c (0) N(CH2CN)C(0)0Et
CI c (0) N(CH20CH3)C(0)0Et
CI c (0) N[C (0)CH3]C(0)0Et
CI c (0) N[C(0)Et]C(0)OEt
CI c (0) N[C(0)Pr-n]C(0)OEt
CI c (0) N[C (0)Pr-i]C(0)OEt
CI c (0) N[C(0)OCH3]C(0)OEt
CI c (0) HC(0)OPr-i
CI c (0) N(CH3)C(0)OPr-i
CI c (0) N(Et)C(0) OPr-i
CI c (0) N(CH2CN)C(0)0Pr-i
CI c (0) N(CH20CH3)C(0)0Pr-i
[0105] [表 34]
CI C(0)N[C(0)CH3]C(0)0Pr-i CI C(0)N[C(0)Et]C(0) OPr-i CI C (0) N [C (0) Pr-n] C (0) OPr-i CI C(0)N[C(0)Pr- i]C(0)OPr i CI C(0)N[C(0)OCH3]C(0) OPr-i CI C(0)N[C(0)OEt]C(0) OPr-i CI C(0)NHC(0)NH2
CI C(0)NHN(CH3)Ph
CI C(0)N[C(0)CH3]N(CH3)Ph CI C(0)N[C(0)OCH3]N(CH3)Ph CI C(0)NHN(CH3) (D-41a)
CI C(0)N[C(0)CH3]N(CH3) (D- 41a) CI C(0)N[C(0)0CH3]N(CH3) (D- 41a) Br CH3
Br F
Br I
Br N02
Br NH2
Br NHC(0)CH3
Br NHC(0)0CH3
Br NHC(0)OEt
Br OH
Br OC(0)CH3
Br 0CH2Ph
Br 0S02CH3
Br 0S02CF3
Br 0S02Ph
Br 0S02(Ph-4-CH3)
Br C (0: OH
Br C (0) 0CH3
Br C (0) OEt
Br C (0) NH2
Br C (0) NHCH2Pr-c
Br C (0) NHCH2CF3
Br C (0) N(CH20CH3)CH2CF3
Br C (0〕 N[C(0)CH3]CH2CF3
Br C (0〕 N[C(0) 0CH3]CH2CF3
Br C (0〕 NHCH2CH=CHZ
Br C (0) NHCH2CH≡CH
Br C (0) NHCH2CN
Br C (0: NHCH20CH2CF3
Br C (0) NHCH2CH20CH3
Br C (0) NHCHaCH,OEt
Br C (0) NHCH=N0CH3
Br C (0: NHCH=NOEt
Br C (0〕 NHCH2CH=NOH
Br C (0) NHCH2CH=NOCH3
Br C (0: NHCH2C(0)0H
Br C (0) NHCH2C(0) 0CH3
Br C (0) NHCH2C(0)NH2
Br C (0) NHCH2C(0)NHCH2CF3
Br C (0) HCHaCWNHCH.CH.OH
Br C (0) NHCH(CH3)C(0)0H
Br C (0) NHCH(CH3)C(0)0CH3
Br c (0: NHCH(CH )C(0)NHCH2CF
Br c (0) NH(D-lla)
Br C (0) H(D-38a)
Br C :0) H(D-38d)Cl
Br C (0) NH(D-39e)Cl
Br C ;o) NH(D-41a)
Br C (0) N(CH3) (D-41a)
Br C (0) N[C(0)CHa] (D- 41a)
Br C (0) N[C(0) 0CH3] (D-41a)
Br C (0) NH(D-41c)Cl
Br C :0) N(CH3) (D-41c)Cl
Br C (0) N[C(0)CHJ (D-41c)Cl
Br C (0: N[C(0) OCH3] (D-41c)Cl
Br C (0: NH(D-42a)
Br C (0) NH(D-44a)
Br C (0〕 NH(E-la)
Br C (0) NHCH2(D-lla)
Br C (0) NHCH2(D-14a)CHa
Br C (0) NHCH2 (D-14b)Cl
Br C (0: NHCH2 (D-18a)
Br C (0: NHCH2 (D - 19a)
Br C (0) N[C(0)CH3]CH2(D- 19a)
Br c (0) N[C(0)Et]CH2(D-19a)
Br c (0) N[C(0)0CH3]CH2(D-19a)
Br c (0: NHCH2(D-25a)
Br c (0: NHCH2(D-27a)
Br c (0: NHCH2 (D- 28a)
Br c (0; NHCH2 (D-31a)
Br c (0: NHCH2(D-34a)
Br c (0: NHCH2(D-36a)
Br C (0 )NHCH2 (D-38a)
Br C (0 N(CH2CN)CH2(D-38a)
Br C (0 )N(CH20CH3)CH2(D-38a)
Br C (0 N[C(0)CH3]CHa(D-38a)
Br C (0 N[C(0)Et]CH2(D-38a)
Br C (0: N[C(0)0CH3]CH2(D-38a)
Br C (0 NHCH2 (D-40a)
Br C (0: NHCH2(D-41a)
Br C (0: NHCH2 (D - 42a)
Br c (0: NHCH2(D-44a)
Br c (0; NHCH2(E-la)
Br c (0: NHCH2 (E-3a)
Br c (0: NHCH2(E-5a)
Br c (0: NHC(0)0CH3
Br c (0: N(CH3)C(0)OCHa
Br c (0; N(Et)C(0)OCH3
Br c (0〕 N(CH2CN)C(0) OCH3
Br c (0〕 N(CH20CH3)C(0)0CH3
Br c 〔0〕 N[C(0)Et]C(0)0CH3
Br c (0) N[C (0)Pr-n]C(0)0CH3
Br c (0) N[C(0)Pr-i]C(0)0CH3
Br c (0) N[C(0) 0CH3]C(0)0CH3
Br c (0) NHC(0)OEt
Br c :0) N(CH3)C(0)0Et
Br c to) N(Et)C(0)OEt
Br c :0) N(CH2CN)C(0) OEt
Br c :0) N(CH20CH3)C(0)OEt
Br c :0) N[C (0)CH3]C(0)0Et
Br C (0、 N[C(0)Et]C(0)0Et
Br C (0: N[C (0)Pr-n]C(0)0Et
Br c (0: N[C(O)Pr-i]C(0)0Et
Br c (0: N[C(0)0CH3]C(0)0Et
Br c (0) NHC(O) OPr-i
Br c (0: N(CH3)C(0)0Pr-i
Br c (0) N(Et)C(0) OPr-i
Br c (0) N(CH2CN)C(0)0Pr-i
Br c (0) N(CH20CH3)C(0) OPr-i
Br c (0) N[C(0)CH;¾]C(0)OPr-i
Br c (0) N[C (0)Et]C(0) OPr-i
Br c (0) N[C(0)Pr-n]C(0) OPr-i
Br c (0) N[C (0) Pr-i]C(0) OPr-i
Br c (0) N[C (0)0CH3]C(0) OPr-i
Br c (0) N[C(0)OEt]C(0)OPr-i
Br c Co) NHC (0)NH2
Br c (0)画 (CH3)Ph
Br c (0) N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
Br c (0) N[C (0)0CH3]N(CH3)Ph
Br c (0)匪(CH3) (D-41a)
Br c :0) N[C(0)CH3]N(CH3) (D - 41a)
Br c (0) N[C(0) OCH3]N(CH3) (D-41a)
I CH3
I N02
I NH2
I NHC(0)CH3
I NHC(0)OCHa
I NHC (O)OEt
I OH
I 0C(0)CH3
I 0CH2Ph
I 0S02CF3
I C(0)0H
I C(0)0CH3
I C(0)0Et
I C(0)NH2
I C(0)NHCH2Pr-c
I C(0)NHCH2CF3
I C(0)NHCH2CH=CH2
I C(0)NHCH2CH≡CH
I C(0)NHCH2CN
I C(0) HCH20CH2CF3
I C(0)NHCH2CH20CH3
I C(0)NHCH2CH20Et
I C(0) HCH=N0CH3
I C(0)NHCH=N0Et
I C(0)NHCH2CH=匪
I C(0)NHCH2CH=N0CH3
I C(0)NHCH2C(0)0H
I C(0)NHCH2C(0) 0CH3
I C(0)NHCH2C(0)NHCH2CF
I C(0)NHCH(CH3)C(0)0H
I C(0)NHCH(CH3)C(0)0CH:)
I C (0) NHCH (CH 3 ) C (0) NHCH 2CF 3
I C(0)NH(D-lla)
I C(0)NH(D - 38a)
;o)NH(D-38d)Cl
;0)NH(D-39e)Cl
!0)NH(D-41a)
;0)N[C(0)CH3] (D-41a)
;0)N[C (0) 0CH3] (D— 41a)
:0)NH(D-41c)Cl
;0)N[C(0)CH3] (D-41c)Cl
;0)N[C(0)0CH3] (D-41c)Cl
;0)NH(D-42a)
;0)NH(D-44a)
;o)NH(E-la)
:0)NHCH2(D- 11a)
;0)NHCH2(D-14a)CH3
;0)NHCH2(D-14b)Cl
;0)NHCH2(D-18a)
;0)NHCH2(D-19a)
;0)N[C(0)CH3]CH2(D-19a)
;0)N[C(0)Et]CH2(D-19a)
;0)N[C(0)0CH3]CH2(D-19a)
;0)NHCH2(D-25a)
;0)NHCH2(D-27a) iO)NHCH2(D-28a)
:0)NHCH2(D- 31a)
;0)NHCH2(D-34a)
[0)NHCH2(D-36a)
(0)NHCH2(D-38a)
:0)N(CH2CN)CH2(D- 38a)
〔0)N(CH20CH3)CH2(D- 38a)
0)N[C(0)CH;i]CH2(D-38a)
0)N[C(0)Et]CH2(D-38a)
0)N[C (0)0CH3]CH2(D-38a)
0)NHCH2(D-40a)
0)^^2(0-413)
0)NHCH2(D-42a)
0)NHCH2(D-44a)
0) NHCH 2 (E-la)
0) NHCH 2 (E - 3a)
0)NHCH2(E-5a)
0)NHC(0)0CH3
0)N(CH3)C(0) OCH a
0)N(Et)C(0)0CH3
0)N(CH2CN)C(0)0CH3
0)N(CH2OCH3)C(0)OCH3
0)N[C(0)Et]C(0)0CH3
0)N[C(0)Pr-n]C(0)0CH3
0)N[C(0)Pr-i]C(0) OCH^
0)N[C(0)0CH3]C(0)0CH3
O)NHC(O) OEt
0)N(CH3)C(0)0Et
0)N(Et)C(0)OEt
0)N(CH2CN)C(0)0Et
0)N(CH2OCH3)C(0)OEt
0)N[C(0)CH3]C(0)OEt
0)N[C(0)Et]C(0) OEt
0)N[C(0)Pr-n]C(0)OEt
,0)N[C(0)Pr-i]C(0) OEt
[0113] [表 42]
I C(0) N[C(0)0CH3]C(0)0Et
I c(o) NHC(0)0Pr-i
I C(0) N(CH3)C(0)0Pr-i
I C(0) N(Et)C(0) OPr-i
I c(o) N(CH2CN)C(0)OPr-i
I c(o) N(CH20CH3)C(0)0Pr-i
I c(o) N[C(0) CH3]C(0) OPr-i
I C(0) N[C(0)Et]C(0)OPr-i
I C(0) N[C(0)Pr-n]C(0) OPr-i
I c(o) N[C(0)Pr-i]C(0) OPr-i
I c(o) N[C(0)0CH3]C(0) OPr-i
I c(o) N[C(0)0Et]C(0) OPr-i
I C(0) NHC(0)NH2
I C(0) NHN(CH3)Ph
I C(0) N[C(0)CH3]N(CH3)Ph
I C(0) N[C(0)0CH3]N(CH3)Ph
I c(o) NH (CH3) (D- 41a)
I C(0) N[C(0)CH3]N(CH3) (D-41a)
I c(o) N[C(0)0CH3]N(CH3) (D- 41a)
実施例
以下に本発明の実施例を示す力 本発明はこれらのみによって限定されるもので はない。
[合成例]
合成例 1
1— (4 ブロモ 3—メチノレフエ-ノレ) -3- (3, 5 ジクロロフエ-ノレ)ー3 ヒドロ キシ—4, 4, 4 トリフルォロブタン 1 オン(本発明化合物 No. 1— 06)。
工程 1; 3, 5 ジクロ口安息香酸メチルの製造
メタノール 120g中 3, 5 ジクロロ安息香酸 50gの溶液に濃硫酸 10gを添カ卩し、 5時 間加熱還流を行った。反応液を室温まで冷却した後、溶媒を減圧下で留去した。得
られた残留物を酢酸ェチル 200gに溶解し、水洗浄(200g X 2)を行い、次いで飽和 炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後、さらに水洗浄を行った。有機層を無水硫酸 マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で留去することにより、 目的物 48. 6gを白 色固体として得た。
JH NMR (CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 90 (s, 2H) , 7. 54 (s, 1H) , 3. 94 (s
3 4
, 3H)。
工程 2 ; 3,, 5,一ジクロロ一 2, 2, 2 トリフルォロアセトフエノンの製造
ジメトキシェタン 300g中 3, 5 ジクロロ安息香酸メチル 25gおよびトリフルォロメチ ルトリメチルシラン 22. 5gの溶液に、氷冷下でフッ化セシウム 0. 37gを添加後、室温 まで昇温し、 4時間撹拌した。前記原料の消失を確認した後、反応液に水 200gを投 入し、酢酸ェチル 200gにて抽出した。有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸マグ ネシゥムの順で脱水 '乾燥した後、減圧下で溶媒を留去することにより、 1一(3, 5— ジクロロフエ二ル)一 2, 2, 2—トリフルォロ一 1—トリメチルシリルォキシ 1—メトキシ ェタン 35. 5gを黄色液体粗物として得た。得られた粗物をテトラヒドロフラン lOOmL に溶解し、室温にてテトラブチルアンモ -ゥムフルオライドの 1Mテトラヒドロフラン 10 OmL溶液 9. 75mLを滴下し、同温度にて 2時間撹拌した。反応完了後、減圧下で 溶媒を留去し、得られた残留物を酢酸ェチルに溶解し、有機層を水洗浄した後、無 水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧留去した。得られた残留物を減圧蒸留 精製することにより、 目的物 24. 2gを無色液体として得た。
沸点 87°C ( 1. 7kPa)
JH NMR (CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 92— 7. 93 (m, 2H) , 7. 70— 7. 71 (
3 4
m, 1H)。
工程 3 ; 1— (4 ブロモ 3—メチノレフエ-ノレ) 3— (3, 5 ジクロロフエ-ノレ) - 3 ーヒドロキシ 4, 4, 4 トリフルォロブタン 1 オンの製造
テトラヒドロフラン 40mL中国際公開第 96/019477号パンフレットの方法に準じて 合成できる 4 -ブロモ 3—メチルァセトフエノン 7. Ogの溶液をドライアイス一アセトン で— 60°Cまで冷却し、リチウム ビス(トリメチルシリル)アミドの 1Mテトラヒドロフラン溶 液 32. 8mLを 30分かけて滴下した。滴下終了後、同温度にて 1時間撹拌した後、テ
トラヒドロフラン 15mL中 3,, 5, 一ジクロロ一 2, 2, 2 トリフルォロアセトフエノン 7. 9 8gの溶液を滴下後、反応液を徐々に室温まで昇温し、室温にて 3時間撹拌した。反 応終了後、反応液に 2N塩酸を加え、溶媒を減圧下で留去し、得られた残留物を酢 酸ェチルに溶解し、水洗した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を 減圧下で留去した。得られた固体をジイソプロピルエーテルにて洗浄することにより、 目的物 9. 19gを白色固体として得た。
融点 141ないし 142°C
JH NMR (CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 77 (d, J = 2. 1Hz, 1H) , 7. 68 (d, J
3 4
= 8. 4Hz, 1H) , 7. 48 (dd, J = 8. 4, 2. 1Hz, 1H) , 7. 49 (brs, 2H) , 7. 34 (br s, 1H) , 5. 72 (s, 1H) , 3. 81 (d, J = 17. 4Hz, 1H) , 3. 63 (d, J = 17. 4Hz, 1 H) , 2. 48 (s, 3H)。
合成例 2
1— (4 ブロモ 3—メチルフエ-ル)一 3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4— トリフルォロ 2 ブテン 1 オン (本発明化合物 No. 2—15)。
トルエン 3g中合成例 1で合成した 1 (4ーブロモー 3 メチルフエ-ル)ー3— (3, 5 ジクロロフエ二ル)一 3 ヒドロキシ一 4, 4, 4 トリフルォロブタン一 1—オン 0. 3g の溶液に、室温にて塩ィ匕チ才ニノレ 0. 39 lgおよびピリジン 0. 104gを添カロし、 80°C にて 1時間撹拌した。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、トルエンおよび 2N塩 酸を加え分液した後、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を 減圧下で留去した。得られた残留物は幾何異性体の混合物を含んでいるが、この残 留物を酢酸ェチルーへキサン(1: 10)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィ 一にて精製し、 目的物 0. 244gを黄色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定により幾何異性体のうち主成 分のみであり、また差 NOE測定において、ォレフィン部のプロトンと 3, 5—ジクロ口べ ンゼン環上の 2位あるいは 6位のプロトンとの間に相関が観測されたことより、下記の 構造で表される Z 体であると同定した。
JH NMR (CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 67 (d, J = 2. 1Hz, 1H) , 7. 63 (d, J
3 4
= 8. 4Hz, 1H) , 7. 48 (dd, J = 8. 4, 2. 1Hz, 1H) , 7. 32— 7. 36 (m, 2H) , 7. 12 - 7. 17 (m, 2H) , 2. 44 (s, 3H)。
合成例 3
1— (4 ブロモフエ-ル)一 3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ 2—ブテン 1 オン (本発明化合物 No. 2— 01)。
工程 1 ; 4 ブロモフエナシルホスホ-ゥム ブロマイドの製造
テトラヒドロフラン 50mL中 4 ブロモフエナシルブロマイド 10gおよびトリフエニルホ スフイン 9. 63gの溶液を 40°Cにて 1時間撹拌した。反応完了後、室温まで冷却した 後に、析出した固体を濾別し、テトラヒドロフランにて洗浄し、 目的物 19gを白色固体 として得た。
工程 2 ; 1— (4 ブロモフエ-ル)— 3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4 トリフ ルォロ 2—ブテン 1 オンの製造
クロ口ホルム 150mL中 4 ブロモフエナシルホスホ-ゥム ブロマイド 7gおよび合成 例 1の工程 1ないし 2で合成した 3,, 5,一ジクロロ一 2, 2, 2 トリフルォロアセトフエノ ン 3gの溶液に、室温下にてトリェチルァミン 1. 52gをゆっくり添カ卩し、同温度にて 2時 間撹拌した。反応完了後、溶媒を減圧留去し、得られた残留物を酢酸ェチル 150m Lに溶解し、希塩酸にて洗浄(100mL X 2)した後、飽和食塩水、次いで無水硫酸マ グネシゥムの順で脱水 ·乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた幾何異性体混 合物を含む残留物を酢酸ェチルーへキサン(1 : 8)にて溶出するシリカゲルカラムク 口マトグラフィ一にて精製し、 目的物 4. 6gを黄色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体のうち主成分
のみであった。
融点 58ないし 60。C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 69 (d, J = 8. 1Hz, 2H) , 7. 60 (d, J
3 4
=8. 1Hz, 2H) , 7. 30- 7. 40 (m, 2H) , 7. 15 (brs, 2H)。
[0117] 合成例 4
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィル]安息 香酸メチル (本発明化合物 No. 2— 06)。
クロ口ホルム 50mL中 4ーァセチル安息香酸メチル 2. Ogの溶液に、室温にて臭素 1. 98gを添加し、 30分間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。得られた残留物を テトラヒドロフラン 40mLに溶解し、そこにトリフエ-ルホスフィン 2. 94gを添加し、 50 °Cで 30分間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。得られた残留物をクロ口ホルム 5 OmLに溶解し、そこに合成例 1の工程 2で合成した 3,, 5,一ジクロロ一 2, 2, 2 トリ フルォロアセトフエノン 2. 72gおよびトリェチルァミン 1. 4gを添加し、室温にて 4時間 撹拌した。その後、反応溶液を水洗 (50mL)し、有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾 燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸ェチル—へキサン(1 : 9)に て溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、次いでへキサンから結晶 ィ匕させることにより、 目的物 1. Ogを淡黄色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 19対 1 の混合物であった。
融点 65. 5ないし 67. 5°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz)主成分のみ δ 8. 11 (d, J = 8. 4Hz, 2H)
3 4
, 7. 87 (d, J = 8. 4Hz, 2H) , 7. 30— 7. 42 (m, 2H) , 7. 15 (d, J= l. 8Hz, 2H ) , 3. 95 (s, 3H)。
[0118] 合成例 5
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィル]安息 香酸 (本発明化合物 No. 2— 05)。
ターシャリーブチルアルコール 10mL、ジォキサン 10mLおよび水 5mL中オートク レーブ中の合成例 3で合成した 1一(4 ブロモフエ-ル) 3— (3, 5 ジクロロフヱ
-ル)—4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテン— 1—オン 1. 95gおよびトリェチルァミン 0. 56gの溶液に、 1, 1,一ビス(ジフエ-ルホスフイノ)フエ口セン 5 lmgおよび酢酸パ ラジウム(Il) lOmgを添カ卩し、 0. 5MPaの一酸化炭素雰囲気下 110°Cにて 4時間攪 拌した後、室温まで放冷し、さらに酢酸パラジウム (Il) lOmgを添加し、 0. 5MPaの 一酸ィ匕炭素雰囲気下 110°Cにて 4時間攪拌した。その後、室温まで放冷し、固形物 を濾別した後、希塩酸を添加し、酢酸ェチルにて抽出した後、有機層を無水硫酸ナ トリウムにて乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸ェチルーへキ サン(1 : 8)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 目的物 1. 5 6gを榭脂状物質として得た。
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 8. 18 (d, J = 8. 5Hz, 2H) , 7. 91 (d, J
3 4
=8. 5Hz, 2H) , 7. 40 (s, 1H) , 7. 34 (s, 1H) , 7. 16 (s, 2H)。
合成例 6
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルオロー 2 ブテノィル]—2 メチル安息香酸 (本発明化合物 No. 2— 17)。
1, 2—ジメトキシェタン 20mLおよび水 20mL中オートクレーブ中の合成例 1および 合成例 2に準じて合成した幾何異性体混合物 (異性体比; 8対 1)である 1一(4 プロ モ一 3—メチルフエ-ル)一 3— (3, 5—ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4—トリフルォロ一 2 ブテン— 1—オン 4. 85gおよび酢酸ナトリウム 1. 36gの溶液に、 1, 1,—ビス(ジ フエ-ルホスフイノ)フエ口セン 0. 25gおよび酢酸パラジウム(II) 50mgを添カ卩し、 1. 0 MPaの一酸ィ匕炭素雰囲気下 110°Cにて 5. 5時間攪拌した。その後、室温まで放冷 し、固形物を濾別した後、希塩酸を添加し、酢酸ェチルにて抽出した後、有機層を飽 和食塩水次!、で無水硫酸マグネシウムの順で脱水 ·乾燥、減圧下にて溶媒を留去し た。得られた残留物を酢酸ェチルーへキサン(1: 5)にて溶出するシリカゲルカラムク 口マトグラフィ一にて精製、次 、でへキサンおよび少量の酢酸ェチルの混合溶媒から 結晶化させ、 目的物 2. 6gを白色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 10対 1 の混合物であった。
融点: 123. 0—126. 5°C
Ή NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 8. l l (d, J = 8. 7Hz, 1
3 4
H) , 7. 65- 7. 70 (m, 2H) , 7. 30— 7. 40 (m, 2H) , 7. 16 (d, J= l. 8Hz, 2H ) , 2. 69 (s, 3H)。
[0120] 合成例 7
4— [3— (3, 5—ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4—トリフルォロ一 2—ブテノィル]—N 一(2—ピリジルメチル)安息香酸アミド (本発明化合物 No. 2—12)。
N, N—ジメチルホルムアミド 6mL中合成例 4で合成した 4— [3— (3, 5—ジクロロ フエ-ル)— 4, 4, 4—トリフルォロ— 2—ブテノィル]安息香酸 0. 5gおよび 2—ピコリ ルァミン 0. 21gの溶液に、室温にて 1— [3— (ジェチルァミノ)プロピル]— 3—ェチ ルカルポジイミド塩酸塩 0. 32gを添加し、 72時間撹拌した。反応完了後、反応液に 酢酸ェチル 20mLおよび飽和食塩水 15mLをカ卩え、分液し、水層を酢酸ェチル 10 mLにて抽出し、有機層を合わせて、水 10mLにて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて 乾燥した後、溶媒を減圧下で留去した。得られた残留物を酢酸ェチルーへキサン (5 : 1)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、 目的物 0. 17gを榭脂状物質として得た。
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 8. 56 (d, J = 5. 1Hz, 1H) , 7. 85— 8.
3 4
10 (m, 5H) , 7. 65— 7. 75 (m, 1H) , 7. 15— 7. 50 (m, 6H) , 4. 75 (d, J=4. 5 Hz, 2H) 0
[0121] 合成例 8
N— (5—クロ口一 2—ピリミジ-ル)一 4— [3— (3, 5—ジクロロフエ-ノレ)一 4, 4, 4 -トリフルォロ— 2—ブテノィル]安息香酸アミド (本発明化合物 No . 2— 10)。
工程 1 ;4— [3— (3, 5—ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4—トリフルォロ— 2—ブテノィ ル]安息香酸クロライドの製造
トルエン 10mL中合成例 6に準じて合成した幾何異性体混合物(異性体比; 10対 1 )である 4— [3— (3, 5—ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4—トリフルォロ一 2—ブテノィル] 安息香酸 1. Ogの溶液に、 N, N—ジメチルホルムアミド 1滴および塩化チォ -ル 0. 4 6gを添加し、 90°Cにて 1. 5時間撹拌した。その後室温まで放冷し、不溶物を濾過に より除去した後、減圧下で溶媒を留去し、 目的物 1. Ogを茶色固体として得た。
なお、得られた目的物はこれ以上精製することなく次の反応に用いた。
工程 2 ;N— (5 クロ口一 2 ピリミジ -ル) 4— [3- (3, 5 ジクロロフエ-ル) - 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィル]安息香酸アミドの製造
ピリジン 20mL中 2 ァミノ一 5 クロ口ピリミジン 0. 5gの溶液に、 4— [3— (3, 5— ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]安息香酸クロライド 0. 5g を室温にて投入し、 2. 5時間撹拌した。その後反応液に水を加え、酢酸ェチルにて 抽出し、有機層を水および希塩酸にて洗浄した後、飽和食塩水次いで無水硫酸マ グネシゥムの順で脱水 ·乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸 ェチルーへキサン(5 : 2)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し 、次いでへキサンおよび少量の酢酸ェチルの混合溶媒力 結晶化させ、 目的物 0. 3 lgを白色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 10対 1 の混合物であった。
融点: 71. 0- 76. 0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 8. 73 (brs, 1Η) , 8. 62 (
3 4
s, 2H) , 8. 00 (d, J = 8. 1Hz, 2H) , 7. 94 (d, J = 8. 1Hz, 2H) , 7. 30— 7. 40 ( m, 2H) , 7. 16 (d, J = 2. 1Hz, 2H)。
合成例 9
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィル]安息 香酸アミド (本発明化合物 No. 2— 07)。
テトラヒドロフラン 5mL中合成例 8の工程 1で合成した 4 [3— (3, 5 ジクロ口フエ -ル) 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィル]安息香酸クロライド 0. 5gの溶液を 2 8%アンモニア水 10mLに室温にて滴下し、 2時間撹拌した。反応完了後、反応液を 酢酸ェチルにて抽出し、有機層を水および希塩酸にて洗浄した後、飽和食塩水次 いで無水硫酸マグネシウムの順で脱水 '乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られ た残留物を酢酸ェチルーへキサン(2 : 1)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトダラ フィ一にて精製し、次 、でへキサンおよび少量の酢酸ェチルの混合溶媒力 結晶化 させ、 目的物 0. 38gを淡黄色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 10対 1 の混合物であった。
融点: 156.0-159.5°C
JH NMR(CDC1 -DMSO-d , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 8.00 (d, J
3 6 4
=7.8Hz, 2H), 7.89(d, J = 7.8Hz, 2H), 7.30— 7.50 (m, 3H), 7.16 (d, J=l.5Hz, 2H), 6.48(brs, 1H)。
[0123] 合成例 10
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]—N - (2—テトラヒドロフラ -ル)安息香酸アミド (本発明化合物 No.2— 09)。
ジクロロメタン 3mL中合成例 9で合成した 4 [3— (3, 5—ジクロ口フエ-ル) 4, 4 , 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]安息香酸アミド 0.25gの溶液に、 2, 3 ジヒドロ フラン 68mgおよび触媒量の p—トルエンスルホン酸一水和物を添カ卩し、室温にて 18 時間撹拌した。反応液から溶媒を減圧下で留去し、得られた残留物を酢酸ェチルー へキサン(2 :3)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、次いで へキサンおよび少量の酢酸ェチルの混合溶媒力も結晶化させ、 目的物 0.12gを黄 色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 12対 1 の混合物であった。
融点: 140.5-146.0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 7.91 (d, J = 8.1Hz, 2
3 4
H), 7.83(d, J = 8.1Hz, 2H), 7.30— 7.40 (m, 2H), 7.15(d, J=l.5Hz, 2H), 6.45(brd, J = 6.6Hz, 1H), 5.85— 5.95 (m, 1H), 3.95—4.05 (m, 1H), 3.82-3.92 (m, 1H), 2.25— 2.40 (m, 1H), 1.80— 2.10 (m, 3H)。
[0124] 合成例 11
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]—N 一(2—メトキシェチル)安息香酸アミド (本発明化合物 No.2— 08)。
トルエン 3mL中合成例 6に準じて合成した幾何異性体混合物(異性体比; 10対 1) である 4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルオロー 2 ブテノィル]
安息香酸 0. 2gの溶液に、 N, N ジメチルホルムアミド 1滴および塩化チォ -ル 0. 1 gを添加し、 90°Cにて 1. 5時間撹拌した。その後室温まで放冷し、不溶物を濾過によ り除去した後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残留物をジクロロメタン 3mLに溶 解し、氷冷した 2—メトキシェチルァミン 0. 5gおよびトリェチルァミン 80mgのジクロ口 メタン 2mL溶液に滴下し、同温度にて 30分間撹拌した。反応液より溶媒を減圧下で 留去し、得られた残留物を酢酸ェチルーへキサン(2 : 1)にて溶出するシリカゲルカラ ムクロマトグラフィーにて精製し、次 、でへキサンおよび少量の酢酸ェチルの混合溶 媒カも結晶化させ、 目的物 0. 18gを黄色固体として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 24対 1 の混合物であった。
融点: 150. 5 - 153. 0°C
JH NMR (CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 7. 89 (d, J = 8. 1Hz, 2
3 4
H) , 7. 85 (d, J = 8. 1Hz, 2H) , 7. 30— 7. 40 (m, 2H) , 7. 15 (d, J = l . 8Hz, 2H) , 6. 55 (brs, 1H) , 3. 55— 3. 70 (m, 4H) , 3. 40 (s, 3H)。
合成例 12
N— [4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル] 2—メチルベンゾィル] N—(2—ピリジルメチル)力ルバミド酸メチル(本発明化合 物 No. 2— 23)。
工程 1 ; 4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)— 4, 4, 4 トリフルォロ 2 ブテノィ ル] 2—メチル安息香酸クロライドのジクロロメタン溶液の製造
トルエン 15mL中合成例 6で合成した幾何異性体混合物(異性体比; 10対 1)であ る 4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]安息 香酸 0. 6gの溶液に、 N, N ジメチルホルムアミド 1滴および塩化チォ -ル 0. 3mL を添加し、 90°Cにて 1. 5時間撹拌した。その後室温まで放冷し、不溶物を濾過により 除去した後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残留物をジクロロメタンに溶解し、 目 的の溶液 6gを得た。
なお、得られた酸塩ィ匕物のジクロロメタン溶液は、分割して次の反応に用いた。 工程 2 ; N— [4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテ
ノィル ] 2—メチルベンゾィル] N—(2—ピリジルメチル)力ルバミド酸メチルの製 造。
テトラヒドロフラン 2mL中 t—ブトキシカリウム 70mgのテトラヒドロフラン 2mL懸濁液 に、 N- (2 ピリジルメチル)力ルバミド酸メチル 90mgの溶液を氷冷にて添カ卩し、同 温度にて 30分間攪拌した。次いで、この反応混合物に工程 1で調製した酸塩化物の ジクロロメタン溶液 2gを滴下し、室温にて 1. 5時間撹拌した。その後、反応液に希塩 酸をカ卩えて酢酸ェチルにて抽出し、有機層を飽和食塩水次!、で無水硫酸マグネシ ゥムの順で脱水 '乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸ェチル —へキサン(1: 1)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 目的 物 0. 15gを黄色油状物として得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 16対 1 の混合物であった。
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 8. 57 (d, J=4. 8Hz, 1
3 4
H) , 7. 65- 7. 75 (m, 2H) , 7. 10— 7. 45 (m, 8H) , 5. 22 (s, 2H) , 3. 56 (s , 3H) , 2. 41 (s, 3H)。
合成例 13
N— [4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル] 2—メチルベンゾィル]力ルバミド酸メチル(本発明化合物 No. 2— 20)。
ジクロロメタン 3mL中合成例 9に準じて合成した幾何異性体混合物(異性体比; 10 対 1)である 4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノ ィル]—2—メチル安息香酸アミド 0. 2gの溶液に、塩ィ匕ォキザリル 76mgを添カロし、 加熱還流下にて 2時間攪拌した。反応完結後、減圧下で溶媒を留去し、得られた残 留物をジクロロメタン 3mLに溶解し、室温にてメタノール 5mLに滴下した。 2時間撹 拌した後、溶媒を減圧下にて留去し、得られた残留物を酢酸ェチルーへキサン (2 : 1 )にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、次いでへキサンおよび 少量の酢酸ェチルの混合溶媒力も結晶化させ、 目的物 0. 15gを白色固体として得 た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、幾何異性体比が 13対 1
の混合物であった。
融点: 145. 5- 149. 0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) 主成分のみ δ 7. 96 (brs, 1H) , 7. 65
3 4
- 7. 70 (m, 2H) , 7. 30— 7. 45 (m, 3H) , 7. 16 (d, J= l. 5Hz, 2H) , 3. 79 (s , 3H) , 2. 45 (s, 3H)。
[0127] 合成例 14
4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテノィル]—N (メトキシイミノメチル) 2 メチル安息香酸アミド (本発明化合物 No. 2— 26)。 テトラヒドロフラン 3mL中合成例 9に準じて合成した幾何異性体混合物 (異性体比; 10対 1)である 4— [3— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 4, 4, 4 トリフルォロ一 2 ブテ ノィル ] 2 メチル安息香酸アミド 0. 18gの溶液に、 N, N ジメチルホルムアミドジ メチルァセタール 0. l lgを添加し、室温にて 2時間撹拌した。その後、溶媒を減圧下 にて留去し、得られた残留物をテトラヒドロフラン 3mLに溶解し、室温にて水 ImL中メ トキシァミン塩酸塩 45mgの溶液を滴下した。 1. 5時間撹拌した後、酢酸ェチルを投 入し、有機層を 2回水洗した後、飽和食塩水次いで無水硫酸マグネシウムの順で脱 水'乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた固体をジイソプロピルエーテルお よびァセトニトリルの混合溶媒にて洗浄することにより、 目的物 60mgを淡黄色固体と して得た。
なお、本合成例で単離した目的物は1 H NMR測定より、ォレフィン由来の幾何異 性体については 1成分のみ観測され、イミノメチル構造由来の幾何異性体比は 4対 1 の混合物であった。
融点: 162. 0- 168. 0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz)主成分のみ δ 8. 58 (d, J = 9. 9Hz, 1
3 4
H) , 7. 65- 7. 80 (m, 3H) , 7. 50 (d, J = 8. 4Hz, 1H) , 7. 30— 7. 40 (m, 2H ) , 7. 15 (d, J= l. 5Hz, 2H) , 3. 80 (s, 3H) , 2. 52 (s, 3H)。
[0128] 本発明化合物は、前記製造法および実施例に準じて製造することができる。合成 例 1ないし合成例 14と同様に製造した本発明化合物の例を第 2表および第 3表に示 す力 S、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
また、表中、 Phとの記載はフエ-ル基を表し、 D— 19a、 D— 38aおよび D— 41cで 表される芳香族複素環並びに E— laで表される飽和複素環は、それぞれ下記の構 造を表し、
[C (0) NH (D— 41c) Cl]の表記は、 N— (5—クロ口— 2—ピリミジ -ル)カルバモ ィル基を表す。
さらに、表中、置換基 (X)
mの置換位置を表す番号は、それぞれ下記の構造式に於 いて記された番号の位置に対応するものであり、一の表記は、無置換を表す。
表中、 * 1は「油状あるいは榭脂状」を意味する。
なお、第 3表に表した化合物にはォレフイン構造に起因する幾何異性体が存在す る力 E—体、 Z—体又は E—体および Z—体を任意の割合で含む混合物であること を表し、表中、 A、 Bおよび Mxの記載は、幾何異性体における、それぞれ主成分、副 成分および主成分と副成分の混合物であることを表し、例えば、 [ (Mx; 10Zl) ]の 表記は、 ¾ NMRデータより算出した主成分 (Α)と副成分 (Β)の割合がそれぞれ 1 0対 1で含まれる混合物であることを表す。
第 2表
[化 27]
[表 43]
No. R1 Y R2 融点 rc)
1-01 3, 5_C12 CF3 一 CN 100.0-101.5
1-02 3, 5-Cl2 CF3 ― NO 2 85.0-86.0
1-03 3, 5 - Cl2 CF3 ― NHC(0)0CH3 105.0-107.0
1-04 3, 5 - Cl2 CF3 NO 2 CI 111.0-116.0
1-05 3, 5-Cl2 CF, CH3 CI 135.0-136.0
1-06 3, 5- Cl2 CF3 CH3 Br 141.0-142.0
1-07 3, 5-Cl2 CF3 CH3 OH 114.0-116.0
1-08 3, 5- CI 2 CF3 CH3 C(0)NHCH2 (D-38a) 155.0-156.0
1-09 3, 5-Cl 2 CF3 F CH3 100.0-101.0
1-10 3, 5-Cl2 CF3 CI CI 155.0-156.0
1-11 3, 5-Cl2 CF3 Br CH3 141.0-142.0
1-12 3, 5- CI 2 CF3 CF3 F 75.0-76.0
1-13 3, 5- CI 2 CF2C1 CH3 Br 134.0-136.0
1-14 3, 4, 5-Cl CFa CH3 Br *1
1-15 3-CF3 CF3 CH3 Br 1
1-16 3, 5-(CF3)z CF3 CHa Br 97.0-99.0
第 3表
[化 28]
【表 45】
2-17 3, 5-Cl2 CF3 CH3 C(0)OH 123.0-126.5 (Mx; 10/1)
2-18 3, 5 - Cl2 CFa CH3 C(0)0CH3 47.0-49.0(Mx; 5/1)
2-19 3, 5-Cl2 CFa CH, C(0)NH2 116.0-121.0( x; 10/1)
2-20 3, 5- CI a CF3 CH3 C(0)NHC(0)0CH3 145.5-149.0(Mx; 13/1)
2-21 3, 5- CI 2 CF3 CH3 C(0)NHCH2(D-19a) *l(Mx;9/l)
2-22 3, 5-Cl2 CF, CH, C(0)NHCH2(D-38a) 115.0-118.0(Mx;40/l)
2-23 3, 5 - CI 2 CF3 CH3 C(0)N[C(0)0CH3]CH2(D-38a) *l(Mx;l6/l)
2-24 3, 5- Cl2 CF3 CH3 C(0)NHN(CH3)Ph 132.5- 136.0(Mx;不明)
2-25 3, 5-Cl2 CF3 CH3 C(0)NHCH2C(0)NHCH2CF3 136.5-140.5 (Mx; 9/1)
2-26 3, 5 - CI 2 CF3 CH3 C(0)NHCH=NOCH3 162.0-168.0(A)
2-27 3, 5-Cl2 CF3 F CH3 *l(Mx;20/l)
2-28 3, 5 CI 2 CF3 CI CI 67.0-71.0(Mx;8/l)
2-29 3, 5 - CI 2 CF3 Br CH3 45.0-47.5 (Mx; 3/1)
2-30 3, 5-Cl2 CF3 CF3 F *l(Mx;5.5/1)
2-31 3, 5- Cl2 CF2C1 CH3 Br *1(A)
2 - 32 3,4, 5-Cl3 CF3 CH, Br *1(A)
167.0-168.0(B)
2-33 3- CF3 CF3 CH3 Br *1(A)
77.0-79.0(B)
2-34 3, 5_(CF3)2 CF3 CH3 Br *1(A)
69.0-71.0(B)
第 2表および第 3表に示した本発明化合物のうち、 * 1表記により融点を記載してい な!、化合物並びに、 2— 32な!、し 2— 34につ 、ては主成分 (A)および副成分(B)の JH NMRデータを第 4表に示す。
なお、表中 (i)との記載は重クロ口ホルム溶媒中、テトラメチルシランを標準物質とし て
用い、 300MHzにて測定した条件(CDC1 , Me Si, 300MHz)を表し、(ii)との記
3 4
載は(CDC1 , Me Si, 400MHz)の測定条件をそれぞれ表す。
さらに、幾何異性体混合物の1 H NMRデータに関しては、主成分のみを表す。
[0133] 第 4表
[表 46] 第; 4表
【表 46】
No. lH NMR
1-14 (i) δ 7.55-7.80 (m, 5H), 5.73 (s, 1H), 3.80 (d, J=18. OHz, 1H), 3.64 (d
, J=18. OHz, 1H), 2.49 (s, 3H)。
1- 15 (i) δ 7. 0-8.00 (m, 7H), 5.75 (s, 1H), 3.93 (d, J=17.4Hz, 1H), 3.66 (d
, J=17. Hz, 1H), 2.46 (s, 3H)。
2- 03 (ii) 68.03 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.98 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.39 (q, J=l.5Hz,
1H), 7.35 (t, J=l.8Hz, 1H) , 7.15 (d, J=l.8Hz, 2H)。
2-05 (i) S8.18 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.91 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.34
(s, 1H), 7.16 (s, 2H;)。
2—12 (i) 68.56 (d, J=5.1Hz, 1H), 7.85-8.10 (m, 5H), 7.65-7.75 (m, 1H), 7.1
5-7.50 (m, 6H), 4.75 (d, J=4.5Hz, 2H)。
2-21 (i) 68.77 (d, J=l.5Hz, 1H) , 7.60—7.70 (m, 2H), 7.30-7.50 (m, 4H), 7.1
4(s, 2H), 6.62 (brs, 1H), 4.77 (d, J=5.4Hz, 2H), 2.45 (s, 3H)。
2-23 (i) δ 8.57 (d, J=4.8Hz, 1H), 7.65-7.75 (m, 2H), 7.10—7.45 (m, 8H), 5.2
2 (s, 2H), 3.56 (s, 3H) , 2.41 (s, 3H)。
[0134] [表 47]
【表 47】
2-27 (ii) δ 7.52 (dd, J=7.9, 1.6Hz, 1H), 7.47 (dd, J=9.9, 1.6Hz, 1H), 7.35 (q , J=l.5Hz, 1H), 7.34 (t, J=l.8Hz, 1H) , 7.28 (t, J=7.9Hz, 1H), 7.16 (d, J=l.8Hz, 2H), 2.34 (d, J=2. OHz, 3H)。
2—30 (ii) 68.00-8.10 (m, 2H), 7.35 (t, J=l.8Hz, 1H), 7.33 (q, J=l.5Hz, 1H)
, 7.30 (t, J=9.2Hz, 1H), 7.15 (d, J=i. 8Hz, 2H)。
2-31 (i) 67.15-7.70 (m, 7H), 2.44 (s, 3H)。
2-32 (A) (i) δ 7.20-7.70 (m, 6H), 2.45 (s, 3H)。
(B) (i) δ 7.50-7.85 (m, 5H), 6.84 (s, 1H), 2.50 (s, 3H)。
2-33 (A) (i) δ 7.30-7.65 (m, 8H), 2.41 (s, 3H)。
(B) (i) 67.55-7.90 (m, 7H), 6.85 (s, 1H), 2.50 (s, 3H)0
2-3 (A) (i) 67.40-7.90 (m, 7H), 2.43 (s, 3H)。
(B) (i) δ 7.55-8.05 (m, 6H), 6.92 (s, 1H), 2.51 (s, 3H)。 [参考例]
4— [5— (3, 5—ジクロロフエ二ル)一 5—トリフルォロメチル一 4, 5—ジヒドロイソォ キサゾ一ルー 3—ィル]—2—メチル—N— (2—ピリミジ -ル)安息香酸アミド。
工程 1;3— (4—ブロモフエ-ル)一5— (3, 5—ジクロロフエ-ル)一5—トリフルォロ メチルー 4, 5—ジヒドロイソォキサゾールの製造
1, 2—ジメトキシェタン lOmL中 1— (4—ブロモフエ二ル)一 3— (3, 5—ジクロロフ ェ-ル)一4, 4, 4—トリフルォロ一 2—ブテン一 1—オン 430mg(l. Ommol)の溶液 に、ヒドロキシルァミン塩酸塩 140mg(2. Ommol)および水酸化ナトリウム 160mg (4 . Ommol)の水溶液 2mLを室温にて滴下した。同温度にて 2時間撹拌した後、反応 液に酢酸ェチル 80mLを投入し、希塩酸 50mLにて洗浄し、有機層を飽和食塩水次 Vヽで無水硫酸マグネシウムの順で脱水 ·乾燥した後、減圧下にて溶媒を留去した。 得られた残留物を冷へキサンにて結晶化することにより、目的物 360mg(0. 8mmol ;収率 80. 9%)を淡黄色固体として得た。
融点 122なぃし124°0
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 7. 50— 7. 60 (m, 6H), 7.40— 7.4
5 (m, 1H) , 4. 07 (d, J= 17. 4Hz, 1H) , 3. 68 (d, J= 17. 4Hz, 1H)。
工程 2 ;4— [5— (3, 5 ジクロロフエ-ル)一 5 トリフルォロメチル一 4, 5 ジヒド ロイソォキサゾールー 3 ィル] 2 メチルベンゾィル =クロリドの製造
1, 2 ジメトキシェタン 42mLおよび水 42mL中オートクレーブ中の 3—(4 ブロモ —3—メチルフエ-ル) 5— (3, 5—ジクロロフエ-ル) 5—トリフルォロメチル一 4, 5 ジヒドロイソォキサゾール 18. lgおよび酢酸ナトリウム 3. 94gの溶液に、トリフエ- ルホスフィン 0. 42gおよび酢酸パラジウム(11) 0. 09gを添加し、 1. 5MPaの一酸ィ匕 炭素雰囲気下 110°Cにて 7時間攪拌した。反応完結後、室温まで放冷し、固形物を 濾別した後、酢酸ェチル lOOmLに投入した。有機層を 1%炭酸水素ナトリウム水溶 液(70mLx2)、次いで 1N塩酸(55mLxl)にて洗浄し、飽和食塩水にて乾燥した後 、溶媒をトルエンに置換した。このトルエン溶液に N, N ジメチルホルムアミド 2滴を 添加し、 80°Cにて攪拌下、塩ィ匕チォニル 6. Ogを滴下、同温度にてさらに 1. 5時間 攪拌を継続した。反応完結後、不溶物を濾別し、減圧下にて全量が約 1Z3となるま で溶媒を留去した。次いで、 60°Cにて攪拌下、へキサン 50mLをゆっくりと滴下し、 滴下終了後室温まで攪拌下にて放冷し、室温でさらに 1時間攪拌を継続した。析出 した結晶を濾別'乾燥し、 目的物 13. 4gを白色結晶として得た。
融点 140. 5ないし 143. 0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 8. 25 (d, J = 8. 7Hz, 1H) , 7. 64 (d, J
3 4
=8. 7Hz, 1H) , 7. 59 (s, 1H) , 7. 51 (s, 2H) , 7. 43 (s, 1H) , 4. l l (d, J= 17 . 4Hz, 1H) , 3. 73 (d, J= 17. 4Hz, 1H) , 2. 60 (s, 3H)。
工程 3 ;4— [5— (3, 5—ジクロロフエ-ル)一 5—トリフルォロメチル一 4, 5—ジヒド ロイソォキサゾールー 3—ィル ] 2—メチルー N—(2 ピリミジ -ル)安息香酸アミド の製造
1, 2 ジクロロェタン 40mL中 2 アミノビリミジン 0. 52gの溶液に、室温にてピリジ ン 0. 51gを添加し、続いて 1, 2 ジクロロェタン 20mL中 4— [5— (3, 5 ジクロロフ ェニル) 5 トリフルォロメチルー 4, 5 ジヒドロイソォキサゾール 3—ィル]—2— メチルベンゾィル =クロリド 2. Ogの溶液を滴下し、室温にて 18時間撹拌した。反応 完了後、減圧下で溶媒を留去し、得られた残留物を酢酸ェチルにて溶出するシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、目的物 1.86gを白色固体とし て得た。
融点 98.0ないし 100.0°C
JH NMR(CDC1 , Me Si, 300MHz) δ 8.64 (d, J=4.8Hz, 2H), 8.46 (brs
3 4
, 1H), 7.40-7.60 (m, 6H), 7.08(t, J=4.8Hz, 1H), 4.10(d, J=17.2 Hz, 1H), 3.72(d, J=17.2Hz, 1H), 2.57(s, 3H)。
産業上の利用可能性
本発明に係る 1, 3 ビス(置換フエ-ル)一 3 置換一 3 ヒドロキシプロパン一 1— オン化合物および 1, 3 ビス(置換フエ-ル)ー3 置換ー2 プロペンー1 オン 化合物は、優れた有害生物防除効果を有するイソキサゾリン置換べンズアミド化合物 の製造中間体として有用な化合物である。