明 細 書
3 -置換チォフェンの製法
技術分野
[0001] 本発明は、 3-置換チォフェンの製法に関する。 3-置換チォフェンは、例えば、医薬 •農薬等の合成中間体や原料、写真用薬品等の合成原料として有用な化合物であ る。
背景技術
[0002] 従来、 3-置換チォフェンを製造する方法としては、例えば、以下の方法が開示され ている。
(1)炭酸ナトリウムの存在下、アクリル酸メチルと 2,5-ジヒドロキシ -1,4-ジチアンとをァ セトニトリル中にて反応させて、 3-ヒドロキシ -4-メトキシカルボ-ルテトラヒドロチォフエ ンの粗生成物とし、次いで、トリェチルァミンの存在下、 3-ヒドロキシ -4-メトキシカルボ -ルテトラヒドロチォフェンの粗生成物と塩化メタンスルホ -ルとをトルエン中で反応さ せて、 3-メトキシカルボ-ル -2,5-ジヒドロチォフェンのトルエン溶液を得、更に、このト ルェン溶液に塩化スルフリルを加えて反応させ、 3-メトキシカルボ-ルチオフェンを 総合単離収率 54.4%で製造する方法が開示されている (例えば、特許文献 1参照)。
(2) 2,5-ジヒドロキシ- 1,4-ジチアンとァクロレインとを水中で反応させて、 2,5-ジヒドロ チォフェン- 3-カルボキサルデヒドを得、次いで、 2, 5-ジヒドロチォフェン- 3-カルボキ サルデヒドとスルフリルクロライドとを 1,2-ジクロロェタン中で反応させて、 3-ホルミルチ オフヱンを総合反応収率 62.8%で製造する方法が開示されている(例えば、特許文 献 2参照)。
(3)既存の方法で合成した 3-ホルミルチオフェンとヒドロキシルァミン塩酸塩とを N-メ チル -2-ピロリドン中で反応させて、 3-シァノチォフェンを製造する方法が開示されて いる(例えば、特許文献 3参照)。
し力しながら、上記いずれの方法においても、反応系の異なる複数の工程が必要 であり、それに伴い操作や後処理が煩雑となる等、工業的製法という側面からは、決 して有効な方法ではなかった。
(4) β -チォフェンカルバルデヒドとジァゾメタンを 12時間反応させて、 3-ァセチルチ ォフェンを製造する方法が開示されている (例えば、非特許文献 1参照)。しかしなが ら、この方法では、反応時間が長い上に、工業的に取扱いが難しいジァゾメタンを使 用しなければならな!/ヽと ヽぅ問題があった。
(5) 3-ェチルチオフェンと臭素を反応させて 3-ブロモェチルチオフェンとした後、こ れを加水分解及び酢酸鉛で酸化して 3-ァセチルチオフェンを製造する方法が開示 されている(例えば、非特許文献 2参照)。し力しながら、この方法では、工業的に取 扱!、が難 U、臭素ガスや毒性の高!、鉛化合物を使用しなければならな!/、と 、う問題 かあつた。
(6) 3-ブロモチォフェンと η-ブチルリチウムとを反応させ、次いで、ァセトアルデヒドを 反応させて 1-(3-チェニル)エタノールとした後、これを酢酸鉛で酸ィ匕して 3-ァセチル チォフェンを製造する方法が開示されている (例えば、非特許文献 3参照)。しかしな がら、この方法では、工業的に取扱いが難しい η-ブチルリチウムや毒性の高い鉛ィ匕 合物を使用しなければならな 、と 、う問題があった。
(7)チォフェン- 3-カルボ-ルクロライドと有機カドミウムとを反応させ、ァシルチオフ ェンやべンゾィルチオフェンを製造する方法が開示されている(例えば、非特許文献 4参照)。し力しながら、この方法では、毒性の高い有機カドミウム化合物を使用しな ければならな ヽと ヽぅ問題があった。
即ち、上記いずれの場合においても、種々の問題があり、工業的な製法としては満 足いくものではなかった。
(8)メタノール中、 3-ァセチルチオフェンと二セレン化ジフエ二ルとを反応させて、 3-( 2,2-ジメトキシァセチル) -チォフェンを合成する方法が開示されている(例えば、非特 許文献 5参照)。又、 3-ァセチルチオフェンに、塩化水素ガスと亜硝酸メチルとを反応 させて、 3-(2,2-ジメトキシァセチル) -チォフェンを合成する方法が開示されている(例 えば、特許文献 4参照)。し力しながら、これらの方法では、高価な 3-ァセチルチオフ ンを原料として使用しなければならないという問題があった。
特許文献 1:特開 2003-206286号公報
特許文献 2:特開 2001-199979号公報
特許文献 3:特開 2001-233873号公報
特許文献 4:米国公開第 5159117号公報
非特許文献 1: Chem.Ber.98,3187(1965)
非特許文献 2: Tetrahedron Lett., 52,4705(1975)
非特許文献 3: J . Org. Chem. ,43(8), 1591 (1978)
非特許文献 4 : J.Am.Chem.Soc., 77,5365(1955)
非特許文献 5 :J.Org.Chem.,55(15),4523(1990)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] 本発明の課題は、上記問題点を解決し、簡便な方法により、温和な条件下、単ェ 程で収率良く 3-置換チオフ ンが製造可能な、工業的に好適な 3-置換チオフ ンの 製法を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0005] 本発明は、一般式(1) :
[0006] RCH=CHY (1 )
[0007] 式中、 Rは、シァノ基、ホルミル基、カルボキシル基、置換基を有して ヽても良 ヽヒド 口カルビルォキシカルボ-ル基または置換基を有して 、ても良 、ァシル基を示し、 Y は、脱離基を示す、
で示されるビニルイ匕合物と a -メルカプトァセトアルデヒドまたはその多量体とを反応 させることを特徴とする、一般式 (2):
[0009] 式中、 Rは、前記と同義である、
で示される 3-置換チォフェンの製法を提供する
発明の効果
[0010] 本発明によれば、簡便な方法により、温和な条件下、収率良く 3-置換チォフェンが 製造可能な、工業的に好適な 3-置換チォフェンの製法を提供することが出来る。 発明を実施するための最良の形態
[0011] 本発明の反応において使用するビニル化合物は、前記の一般式(1)で示される。
その一般式(1)において、 Rは、シァノ基、ホルミル基、カルボキシル基、置換基を有 して 、ても良 、ヒドロカルビルォキシカルボ-ル基、置換基を有して!/、ても良いァシ ル基を示す。ヒドロカルビルォキシカルボ-ル基としては、例えば、メトキシカルボ- ル基、エトキシカルボ-ル基、プロポキシカルボ-ル基、ブトキシカルボ-ル基、ペン チロキシカルボ-ル基等の炭素原子数 2〜6の直鎖または分岐状アルコキシカルボ -ル基;ベンジルォキシカルボ-ル基等の炭素原子数 8〜21のァラルキルォキシ力 ルボニル基;フエノキシカルボ-ル基等の炭素原子数 7〜 21のァリールォキシカルボ -ル基等が挙げられる。又、ァシル基としては、例えば、ァセチル基、プロピオニル基 、プチリル基、バレリル基、へキサノィル、ヘプタノィル基、オタタノィル基等の炭素原 子数 2〜9の直鎖または分岐状のアルキルカルボ-ル基;ベンジルカルボ二ル基等 の炭素原子数 8〜21のァラルキルカルボニル基;ベンゾィル基等の炭素原子数 7〜 21のァリールカルボ-ル基等が挙げられる。これらの中でも、シァノ基、ホルミル基、 炭素原子数 2〜4の直鎖または分岐状のアルコキシカルボニル基、炭素原子数 2〜9 の直鎖または分岐状のァシル基、が好ましぐ更に好ましくは、シァノ基、ホルミル基 、メトキシカルボ-ル基、ァセチル基、ベンゾィル基、バレリル基、オタタノィル基、 2,2 -ジメトキシァセチル基である。
[0012] 前記のヒドロカルビルォキシカルボ-ル基及びァシル基は置換基を有して!/、ても良 ぐその置換基としては、例えば、炭素原子を介して出来る置換基、酸素原子を介し て出来る置換基、窒素原子を介して出来る置換基、硫黄原子を介して出来る置換基 、ハロゲン原子等が挙げられる。なお、置換基の数は特に制限されない。
[0013] 前記炭素原子を介して出来る置換基としては、例えば、メチル基、ェチル基、プロ ピル基、ブチル基、ペンチル基、へキシル基、ヘプチル基、ォクチル基、ノニル基、 デシル基、ゥンデシル基、ドデシル基等の炭素原子数 1〜20の直鎖または分岐状の アルキル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロへキシル
基、シクロへプチル基等の炭素原子数 3〜7のシクロアルキル基;ビュル基、ァリル基 、プロぺ-ル基、シクロプロぺ-ル基、シクロブテュル基、シクロペンテ-ル基等の炭 素原子数 2〜7の直鎖または分岐状のァルケ-ル基;キノリル基、ピリジル基、ピロリジ ル基、ピロリル基、フリル基、チェ-ル基等の、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子か ら選択される少なくとも 1つの異項原子を有する複素環基;フエニル基、トリル基、フル オロフヱ-ル基、キシリル基、ビフヱ-ル基、ナフチル基、アントリル基、フエナントリル 基等の炭素原子数 6〜20のァリール基;ベンジル基、フエネチル基、フエ-ルプロピ ル基等の炭素原子数 7〜: L0のァラルキル基;ァセチル基、プロピオ-ル基、アタリ口 ィル基、ピバロイル基、シクロへキシルカルボ-ル基、ベンゾィル基、ナフトイル基、ト ルオイル基等の炭素原子数 2〜 11のァシル基 (ァセタールイ匕されて 、ても良い);力 ルボキシル基;メトキシカルボ-ル基、エトキシカルボ-ル基等の炭素原子数 2〜7の 直鎖または分岐状のアルコキシカルボニル基;フ ノキシカルボ-ル基等の炭素原 子数 7〜20のァリールォキシカルボニル基;トリフルォロメチル基等の炭素原子数 1 〜6の直鎖または分岐状のアルキル基に少なくとも 1つのハロゲン原子が置換したハ ロゲン化アルキル基が挙げられる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。
[0014] 前記酸素原子を介して出来る置換基としては、例えば、ヒドロキシル基;メトキシル 基、エトキシル基、プロポキシル基、ブトキシル基、ペンチルォキシル基、へキシルォ キシル基、へプチルォキシル基等の炭素原子数 1〜7の直鎖または分岐状のアルコ キシル基;ベンジルォキシル基等の炭素原子数 7〜20のァラルキルォキシル基;フエ ノキシル基、トルィルォキシル基、ナフチルォキシル基等の炭素原子数 6〜20のァリ ールォキシル基が挙げられる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。
[0015] 前記窒素原子を介して出来る置換基としては、例えば、メチルァミノ基、ェチルアミ ノ基、ブチルァミノ基、シクロへキシルァミノ基、フエ-ルァミノ基、ナフチルァミノ基等 の炭素原子数 1〜6の直鎖または分岐状のアルキル基 (環を形成しても良い)、又は 炭素原子数 6〜20のァリール基を有する第一アミノ基;ジメチルァミノ基、ジェチルァ ミノ基、ジブチルァミノ基、メチルェチルァミノ基、メチルブチルァミノ基、ジフエニルァ ミノ基、 N-メチル -N-メタンスルホニルァミノ基等の前記置換基を 2個有する第二アミノ 基;モルホリノ基、ピペリジノ基、ピペラジニル基、ビラゾリジ-ル基、ピロリジノ基、イン
ドリル基等の複素環式ァミノ基;ィミノ基が挙げられる。なお、これらの基は、各種異性 体を含む。
[0016] 前記硫黄原子を介して出来る置換基としては、例えば、メルカプト基;メチルチオ基 、ェチルチオ基、ピロピルチオ基等のアルキルチオ基;フエ-ルチオ基、トルイルチオ 基、ナフチルチオ基等のァリールチオ基等が挙げられる。なお、これらの基は、各種 異性体を含む。
[0017] 前記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げ られる。
[0018] 式(1)において Yは、脱離基であるが、例えば、モノアルキルアミノ基、モノアリール アミノ基、ジアルキルアミノ基、ジァリールアミノ基等の置換アミノ基; [NRiRSRTx—基 (式中、 Ri〜R3は、同一又は異なっていても良ぐ炭素数 1〜4のアルキル基、フエ- ル基又はベンジル基を示し、 Xは、ハロゲン原子を示す。 );フッ素原子、塩素原子、 臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;アルキルチオ基、ァリールチオ基等の置換 チォ基;メシル基等のアルキルスルホ -ル基;ベンゼンスルホ-ル基、トシル基等のァ リ一ルスルホ -ル基;メタンスルホ -ルォキシル基、エタンスルホ-ルォキシル基等の アルキルスルホ -ルォキシル基;ベンゼンスルホ -ルォキシル基、 p-トルエンスルホ -ルォキシル基等のァリールスルホ-ルォキシル基;ァセトキシル基、プロピオ-ル ォキシル基、ベンゾィルォキシル基等の炭素原子数 2〜7のァシルォキシル基;置換 基を有して 、ても良 、ヒドロカルビルォキシル基が挙げられる力 好ましくはジアルキ ルァミノ基、ジァリールアミノ基、ハロゲン原子及び置換基を有していても良いヒドロカ ルビルォキシル基であり、特に好ましくは、ジアルキルアミノ基、又は置換基を有して Vヽても良 、ヒドロカルビルォキシル基である。
[0019] 前述の置換基を有して 、ても良!、ヒドロカルビルォキシル基としては、例えば、メト キシル基、エトキシル基、プロポキシル基、ブトキシル基、ペンチ口キシル基等の炭素 原子数 1〜5の直鎖または分岐状のアルコキシル基;シクロプロボキシル基、シクロブ トキシル基、シクロペンチ口キシル基、シクロへキシロキシル基、シクロへプチ口キシル 基等の炭素原子数 3〜7のシクロアルコキシル基;ベンジロキシル基、フエネチロキシ ル基、フエ-ルプロポキシル基等の炭素原子数 7〜20のァラルキルォキシル基;フエ
ノキシル基、ナフトキシル基、アントキシル基等の炭素原子数 6〜20のァリールォキ シル基が挙げられる力 好ましくは炭素原子数 1〜6のアルコキシル基である。なお、 これらの基は、各種異性体を含む。
[0020] なお、前記一般式(1)の Rが 2,2-ジヒドロカルビルォキシァセチル基であり、 Yがァ ルコキシル基であるビュルィ匕合物は、下記の反応工程式(1):
[0021] [反応工程式 (1) ]
Y
[0022] 式中、 R4及び R5は、それぞれ、置換基を有していても良い炭化水素基を示し、 R6は 、アルキル基を示し、 Mは、アルカリ金属原子又はアルカリ土類金属原子、 nは、 1又 は 1/2である、
で示されるように、 1,1-ジヒドロカルビルォキシ -2-プロパノンとギ酸エステルとを縮合 反応させた後、これにアルキル化剤を反応させることによって得られる(後の参考例 6 〜7に記載)。
[0023] 前述の R4及び R5は、置換基を有していても良い炭化水素基であり、具体的には、 例えば、メチル基、ェチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、へキシル基、へ プチル基、ォクチル基、ノニル基、デシル基、ゥンデシル基、ドデシル基等のアルキ ル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロへキシル基、シク 口へプチル基等のシクロアルキル基;ベンジル基、フエネチル基、フエ-ルプロピル 基等のァラルキル基;フエニル基、ナフチル基、アントリル基等のァリール基が挙げら れる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。なお、 R4と R5は、互いに結合して環 を形成していても良い。
[0024] 前記の炭化水素基は、置換基を有していても良い。その置換基としては、炭素原子
を介して出来る置換基、酸素原子を介して出来る置換基、窒素原子を介して出来る 置換基、硫黄原子を介して出来る置換基、ハロゲン原子等が挙げられる。
[0025] 前記炭素原子を介して出来る置換基としては、例えば、メチル基、ェチル基、プロ ピル基、ブチル基、ペンチル基、へキシル基等のアルキル基;シクロプロピル基、シク ロブチル基、シクロペンチル基、シクロへキシル基、シクロへプチル基等のシクロアル キル基;ビュル基、ァリル基、プロべ-ル基、シクロプロべ-ル基、シクロブテュル基、 シクロペンテ-ル基等のァルケ-ル基;キノリル基、ピリジル基、ピロリジル基、ピロリ ル基、フリル基、チェ-ル基等の複素環基;フエ-ル基、トリル基、フルオロフヱ-ル 基、キシリル基、ビフヱニル基、ナフチル基、アントリル基、フエナントリル基等のァリー ル基;ァセチル基、プロピオ-ル基、アタリロイル基、ビバロイル基、シクロへキシルカ ルボニル基、ベンゾィル基、ナフトイル基、トルオイル基等のァシル基(ァセタール化 されていても良い);カルボキシル基;メトキシカルボ-ル基、エトキシカルボ-ル基等 のアルコキシカルボ-ル基;フエノキシカルボ-ル基等のァリールォキシカルボ-ル 基;トリフルォロメチル基等のハロゲンィ匕アルキル基;シァノ基が挙げられる。なお、こ れらの基は、各種異性体を含む。
[0026] 前記酸素原子を介して出来る置換基としては、例えば、ヒドロキシル基;メトキシル 基、エトキシル基、プロポキシル基、ブトキシル基、ペンチルォキシル基、へキシルォ キシル基、ヘプチルォキシル基、ベンジルォキシル基等のアルコキシル基;フエノキ シル基、トルィルォキシル基、ナフチルォキシル基等のァリールォキシル基が挙げら れる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。
[0027] 前記窒素原子を介して出来る置換基としては、例えば、メチルァミノ基、ェチルアミ ノ基、プロピルアミノ基、ブチルァミノ基、シクロへキシルァミノ基、フエ-ルァミノ基、 ナフチルァミノ基等の第一アミノ基;ジメチルァミノ基、ジェチルァミノ基、ジプロピル アミノ基、ジブチルァミノ基、メチルェチルァミノ基、メチルプロピルアミノ基、メチルブ チルァミノ基、ジフエ-ルァミノ基、 N-メチル -N-メタンスルホ -ルァミノ基等の第二ァ ミノ基;モルホリノ基、ピペリジノ基、ピペラジ-ル基、ビラゾリジニル基、ピロリジノ基、 インドリル基等の複素環式ァミノ基;ィミノ基が挙げられる。なお、これらの基は、各種 異性体を含む。
[0028] 前記硫黄原子を介して出来る置換基としては、例えば、メルカプト基;チオメトキシ ル基、チォエトキシル基、チォプロポキシル基等のチオアルコキシル基;チオフエノキ シル基、チオトルイルォキシル基、チォナフチルォキシル基等のチオアリールォキシ ル基等が挙げられる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。
[0029] 前記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げ られる。
[0030] 又、 R6は、アルキル基であるが、これは前記 R4及び R5で定義したものと同義である
[0031] 本発明の反応において使用する α -メルカプトァセトアルデヒドまたはその多量体と しては、例えば、安定な二量体である 1,4-ジチアン- 2,5-ジオールが好適に使用され る。
[0032] 前記 α -メルカプトァセトアルデヒドまたはその多量体の使用量は、ビニル化合物 1 モルに対して、 α -メルカプトァセトアルデヒド換算で、好ましくは 0.2〜20モル、更に 好ましくは 0.5〜10モルである。
[0033] 本発明の反応は、溶媒の存在下で行うのが望ましぐ使用される溶媒としては、反 応を阻害しないものならば特に限定はされないが、例えば、水:メタノール、エタノー ル、 η-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、 η-ブチルアルコール、イソブチ ルアルコール、 t-ブチルアルコール等のアルコール類; Ν,Ν-ジメチルホルムアミド、 Ν ,Ν-ジメチルァセトアミド、 Ν-メチル -2-ピロリドン等のアミド類; Ν,Ν'-ジメチル -2-イミダ ゾリジノン等の尿素類;ァセトニトリル、プロピオ-トリル、ベンゾ-トリル等の-トリル類 ;ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン等の芳香族炭化水素類;塩化メチレン、 1,2-ジ クロ口エタン、 1 , 1-ジクロロェタン等のハロゲン化脂肪族炭化水素類;クロ口ベンゼン 等のハロゲンィ匕芳香族炭化水素類;ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テ トラヒドロフラン等のエーテル類が挙げられる力 好ましくはアルコール類、アミド類、 二トリル類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類、ハロゲン化芳香族 炭化水素類、エーテル類、更に好ましくはメタノール、エタノール、 t-ブチルアルコー ル、 Ν,Ν-ジメチルホルムアミド、ァセトニトリル、プロピオ-トリル、トルエン、 1,2-ジクロ 口エタン、クロ口ベンゼン、テトラヒドロフランが使用される。なお、これらの溶媒は、単
独又は二種以上を混合して使用しても良い。
[0034] 前記溶媒の使用量は、反応液の均一性や攪拌性により適宜調節するが、ビニルイ匕 合物 lgに対して、好ましくは l〜100ml、更に好ましくは 2〜50mlである。
[0035] 本発明の反応は、例えば、ビ-ルイ匕合物、 α -メルカプトァセトアルデヒドまたはそ の多量体、及び溶媒を混合して、攪拌する等の方法によって行われる。その際の反 応温度は、好ましくは- 10〜200°C、更に好ましくは 0〜150°Cであり、反応圧力は特に 制限されない。
[0036] なお、本発明の反応においては、反応の活性を高めるために添加物の存在下で行 うことが望ましぐ使用する添加物としては、例えば、トリェチルァミン、ピリジン、 1,8- ジァザビシクロ [5.4.0]- 7-ゥンデセン、 1,5-ジァザビシクロ [4.3.0]- 5-ノネン、 1,4-ジァ ザビシクロ [2.2.2]オクタン等の有機塩基;炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム 、炭酸ルビジウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化ナト リウム、水酸ィ匕カリウム等の無機塩基;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、力リウ ム t-ブトキシド、カリウム n-ブトキシド等の金属アルコラート;酢酸、プロピオン酸、メタ ンスルホン酸、 p-トルエンスルホン酸等の有機酸;四塩化チタン、四塩化スズ、三フッ 化ホウ素(エーテル、メタノール、 n-プロピルアルコール、水、酢酸、ェチルァミン、テ トラヒドロフラン等と錯体を形成していても良い)、チタンテトライソプロポキシド、塩ィ匕 マグネシウム、塩ィ匕アルミニウム、塩ィ匕亜鉛等のルイス酸、塩酸、硫酸等の鉱酸、 15 クラウン 5エーテル、 18 クラウン 6 エーテルなどの環状ポリエーテル類、ポリ エチレングリコールジアルキルエーテルなどの非環状ポリエーテル類、テトラメチルァ ンモ -ゥムクロリド、テトラエチルアンモ -ゥムクロリド、テトラプチルアンモ -ゥムブロミ ド、テトラプチルアンモ -ゥムョーダイド、ベンジルトリメチルアンモ -ゥムクロリド、ァリ コート 336などの四級アンモ-ゥム塩、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、 臭化ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム等のハロゲン化アルカリ が挙げられるが、好ましくは 1,8-ジァザビシクロ [5.4.0]- 7-ゥンデセン、炭酸カリウム、 炭酸セシウム、炭酸ルビジウム、四塩化チタン、四塩化スズ、三フッ化ホウ素ジェチル エーテル錯体、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、塩酸、硫酸、 P-トルエンスルホン酸が 使用される。
なお、これらの添加物は、単独又は二種以上を混合して使用しても良い(二種以上 の添加物を使用する場合には、同時又は分割して添加しても良い。 ) o
[0037] 前記添加物の使用量は、式(1)で示されるビ-ルイ匕合物 1モルに対して、好ましく は 0.01〜10モル、更に好ましくは 0.02〜5モルである。
[0038] 本発明によって得られる式(2)で示される 3-置換チォフェンの具体例としては、例 えば、 3-シァノチォフェン、 3-ホルミルチオフェン、 3-メトキシカルボ-ルチオフェン、
3-ァセチルチオフェン、 3-ベンゾィルチオフェン、 3-パレリルチオフェン、 3-オタタノィ ルチオフェン、 3-(2,2-ジメトキシァセチル) -チォフェン等が挙げられる。
[0039] 本発明の反応によって得られる 3-置換チオフ ンは、反応終了後、例えば、中和、 抽出、濾過、濃縮、蒸留、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の一般的な方法によつ て単離 '精製される。
実施例
[0040] 次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する力 本発明の範囲はこれらに限 定されるものではない。
[0041] 実施例 1 ( [尺=メトキシカルボ-ル基] ; 3-メトキシカルボ-ルチオフェンの合成) 攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 1 ,2-ジクロロ ェタン 10ml、 3-メトキシアクリル酸メチル 1.16g(10.0mmol)及び 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジォ ール 0.91g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 12mmol)をカ卩えた後、液温を 20°Cに保 ちながら、四塩ィ匕チタン 0.38g(2mmol)をゆるやかに滴下して、攪拌しながら 67°Cで 2 時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過した後、濾液を減圧下で濃縮した。濃 縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル = 5/1 →1/1 (容量比))で精製し、無色粉末として、 3-メトキシカルボ-ルチオフェン 0.62gを 得た (単離収率; 44%)。
3-メトキシカルボ-ルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0042] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ; 3.87(3H,s)ゝ 7.30(lH,dd,J=5.1 ,2.9Hz)ゝ 7.53(lH,dd,J=5.1 , l
3
•2Hz)、 8.11(lH,dd,J=2.9, 1.2Hz)
[0043] 実施例 2 ( =メトキシカルボ-ル基]; 3-メトキシカルボ-ルチオフェンの合成) 攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 1 ,2-ジクロロ
ェタン 10ml、 3-メトキシアクリル酸メチル 1.39g(12.0mmol)及び 1,4-ジチアン- 2,5-ジォ ール 0.76g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして lOmmol)をカ卩えた後、液温を 20°Cに保 ちながら、四塩化スズ 0.52g(2mmol)をゆるやかに滴下して、攪拌しながら 25°Cで 20時 間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で 分析したところ、 3-メトキシカルボ二ルチオフェンが 0.98g生成して 、た (反応収率; 69 %)。
[0044] 実施例 3 ( [1^=メトキシカルボ-ル基]; 3-メトキシカルボ-ルチオフェンの合成) 攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 1,2-ジクロロ ェタン 10ml、 3-メトキシアクリル酸メチル 1.39g(12.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジォー ル 0.76g -メルカプトァセトアルデヒドとして lOmmol)及び塩化亜鉛 0.54g(2.0mmol)を 加えた後、攪拌しながら 83°Cで 4時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、濾 液を高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-メトキシカルボ- ルチオフェンが 0.61g生成して 、た (反応収率; 43%)。
[0045] 実施例 4 ( [1^=メトキシカルボ-ル基]; 3-メトキシカルボ-ルチオフェンの合成) 攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 1,2-ジクロロ ェタン 10ml、 3-メトキシアクリル酸メチル 1.39g(12.0mmol)及び 1,4-ジチアン- 2,5-ジォ ール 0.76g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして lOmmol)をカ卩えた後、液温を 20°Cに保 ちながら、三フッ化ホウ素ジェチルエーテル錯体 1.42g(10mmol)をゆるやかに滴下し て、攪拌しながら 60°Cで 4時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマト グラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-メトキシカルボ二ルチオフェンが 0.55g 生成して!/、た (反応収率; 39%)。
[0046] 実施例 5 ( [R=シァノ基] ; 3-シァノチォフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシプ 口ペン-トリル 2.58g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセ トアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸カリウム 2.76g(20mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムァ ミド 20mlを加えた後、攪拌しながら 100°Cで 16時間反応させた。反応終了後、反応液 を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展 開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル =5/1→1/1 (容量比))で精製し、無色粉末として、
3-シァノチォフェン 0.91gを得た(単離収率; 42%)。
3-シァノチォフェンの物性値は以下の通りであった。
[0047] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 7.31(lH,dd,J=5.1, 1.2Hz)、 7.43(lH,dd,J=5.1,2.9Hz)、 7.95(
3
lH,dd,J=2.9,1.2Hz)
[0048] 実施例 6 ( [R=シァノ基] ; 3-シァノチォフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシプ 口ペン-トリル 2.58g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセ トアルデヒドとして 20.0mmol)、及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミド 25mlを加えた後、液温を 60°Cに保ちながら、同温度で 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 1.52g(10mmol) を滴下して、攪拌しながら 100°Cで 16時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液 体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-シァノチォフェンが 1.31g生成 していた (反応収率; 60%)。
[0049] 実施例 7 ( [R=シァノ基] ; 3-シァノチォフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシプ 口ペン-トリル 2.58g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセ トアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸ルビジウム 2.31g(10mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルム アミド 20mlを加え、攪拌しながら 100°Cで 6時間反応させた。反応終了後、反応液を濾 過し、濾液を高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3_シァノチ オフ ンが 1.21g生成して 、た (反応収率; 55%)。
[0050] 実施例 8 ( [R=シァノ基] ; 3-シァノチォフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシプ 口ペン-トリル 2.58g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセ トアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸セシウム 1.63g(5mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムァ ミド 20mlを加え、攪拌しながら 100°Cで 6時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過 し、濾液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析したところ、 3-シァノチォ フェンが 0.88g生成して 、た (反応収率; 40%)。
[0051] 実施例 9 ( [R=シァノ基] ; 3-シァノチォフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシプ
口ペン-トリル 2.58g(30.0mmol)、 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセ トアルデヒドとして 20.0mmol)、カリウム t-ブトキシド 0.56g(5mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホ ルムアミド 20mlを加え、攪拌しながら 25°Cで 67時間反応させた。反応終了後、反応液 を濾過し、濾液を高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3_シァ ノチォフェンが 0.71g生成して 、た (反応収率; 33%)。
[0052] 実施例 10 ( [R=ホルミル基] ; 3-ホルミルチオフ ンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 3-メトキシァ クロレイン 1.72g(20.0mmol)、 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g -メルカプトァセトァ ルデヒドとして 20.0mmol)及びァセトニトリル 10mlをカ卩えた後、液温を 10°Cに保ちなが ら、 1 ,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 1.52g(10mmol)をゆやかに滴下して、攪 拌しながら 10°Cで 2時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧下で蒸留(60〜61 。C、 2.4 X 10— 3MPa)して、無色油状物として、 3-ホルミルチオフェン 0.51gを得た(単離 収率; 23%)。
3-ホルミルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0053] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ; 7.38(lH,ddd,J=5.1 ,2.9,0.7Hz), 7.54(lH,dd,J=5.1 , 1.2Hz)、
3
8.13(lH,dd,J=2.9, 1.2Hz),9.93(lH,d,0.7Hz)
[0054] 参考例 1 ( [R= 7セチル基、 Y=ジメチルァミノ基];ト (Ν,Ν-ジメチルァミノ)-トブテン -3-才ンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 300mlのフラスコに、 4,4-ジメト キシ- 2-ブタノン 142.7g(1.08mol)及び 50質量0 /0ジメチルァミン水溶液 106.7g(1.18mmo 1)を加え、攪拌しながら 25°Cで 4時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃 縮物を減圧蒸留(115〜120°C、 900Pa)し、薄黄色液体として、 1-(N,N-ジメチルァミノ )- 1-ブテン- 3-オン 117. lgを得た (単離収率; 95%)。
1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オンの物性値は以下の通りであった。
[0055] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 2.10(3H,s)ゝ 2.94(6H,brs)ゝ 5.05(lH,d,J=12.7Hz)、 7.47(1H,
3
d,J=12.7Hz)
[0056] 実施例 11 ( [R= 7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 300mlのフラスコに、参考例 1と
同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)及 び 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.14g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 14.8mmol)を 加え、攪拌しながら 110°Cで 30時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮 物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル =5/1〜1 /1 (容量比))で精製し、無色粉末として、 3-ァセチルチオフェン 0.1 lgを得た (単離収 率; 9%)。
3-ァセチルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0057] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ; 2.54(3H,s)ゝ 7.32(lH,dd,J=5.0,2.9Hz)、 7.54(lH,dd,J=5.0,l
3
•2Hz)、 8.04(lH,dd,J=2.9,1.2Hz)
[0058] 実施例 12 ( [R=7セチル基] ;3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 2.26g(20.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 20.0mmol)、 1,8- ジァザビシクロ [5,4,0]- 7-ゥンデセン 0.15g(1.0mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミド 20 mlを加え、攪拌しながら 67°Cで 10時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体 クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.41g生 成して!/、た (反応収率; 16%)。
[0059] 実施例 13 ( [R=7セチル基] ;3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 2.26g(20.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール1.52§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸 カリウム 0.28g(2.0mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミド 20mlをカ卩え、攪拌しながら 80°C で 8時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量 法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.43g生成していた (反応収率; 17%)
[0060] 実施例 14 ( [R=7セチル基] ;3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1,
4-ジチアン- 2,5-ジォール1.16§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 15.0mmol)、濃硫 酸 0.51g(5.0mmol)及び n-ブチルアルコール 15mlを加え、攪拌しながら 90°Cで 10時間 反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分 祈したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.42g生成して 、た (反応収率; 33%)。
[0061] 実施例 15 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、 p-ト ルエンスルホン酸一水和物 0.95g(5.0mmol)及びトルエン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 90 °Cで 3時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検 量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.35g生成して 、た (反応収率; 28 %)。
[0062] 実施例 16 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール1.16§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 15.0mmol)、濃塩 酸 0.50g(5.0mmol)及びトルエン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 90°Cで 10時間反応させた。 反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析したところ、 3 -ァセチルチオフェンが 0.40g生成して 、た (反応収率; 32%)。
[0063] 実施例 17 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、塩化 亜鉛 0.54g(4.0mmol)及びプロピオ-トリル 10mlをカ卩え、攪拌しながら 97°Cで 17時間反 応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析し たところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.31g生成して 、た (反応収率; 25%)。
[0064] 実施例 18 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、参考例 1と
同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、塩化 マグネシウム 0.48g(5.0mmol)及びプロピオ-トリル 10mlをカ卩え、攪拌しながら 97°Cで 17 時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法) で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.29g生成して 、た (反応収率; 23%)。
[0065] 実施例 19 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、チタ ンテトライソプロポキシド 0.57g(2.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlをカ卩え、攪拌しな 力 82°Cで 2時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー(絶 対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.25g生成して 、た (反応収率 ; 20%)。
[0066] 実施例 20 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩 化チタン 0.38g(2.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 82°Cで 2時 間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で 分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.68g生成して 、た (反応収率; 54%)。
[0067] 実施例 21 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩 化チタン 0.38g(2.0mmol)及びトルエン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 82°Cで 2時間反応さ せた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析したと ころ、 3-ァセチルチオフェンが 0.58g生成して!/、た (反応収率; 46%)。
[0068] 実施例 22 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩 化チタン 0.38g(2.0mmol)及びクロ口ベンゼン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 82°Cで 2時間 反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分 祈したところ、 3-ァセチルチオフェン力 0.59g生成して 、た (反応収率; 47%)。
[0069] 実施例 23 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩 化チタン 0.38g(2.0mmol)及びテトラヒドロフラン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 67°Cで 2時 間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で 分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.63g生成して 、た (反応収率; 50%)。
[0070] 実施例 24 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1- (Ν,Ν-ジメチルァミノ)- 1-ブテン- 3-オン 3.40g(30.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2, 5-ジオール 2.78g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 36.0mmol)、四塩 化チタン 1.14g(6.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 54mlをカ卩え、攪拌しながら 80°Cで 6時 間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で 分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.76g生成して 、た (反応収率; 60%)。
[0071] 実施例 25 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩 化スズ 0.52g(2.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 80°Cで 2時間 反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分 祈したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.48g生成して 、た (反応収率; 38%)。
[0072] 実施例 26 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、三フ ッ化ホウ素'ジェチルエーテル錯体 1.42g(10.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlをカロ え、攪拌しながら 67°Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマト グラフィー(絶対検量法で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.65g生成してい た (反応収率; 52%)。
[0073] 実施例 27 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、三フ ッ化ホウ素'ジェチルエーテル錯体 1.42g(10.0mmol)及びテトラヒドロフラン 10mlをカロえ 、攪拌しながら 67°Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグ ラフィー(絶対検量法で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.64g生成して 、た( 反応収率; 51%)。
[0074] 実施例 28 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、三フ ッ化ホウ素'ジェチルエーテル錯体 1.42g(10.0mmol)及びトルエン 10mlをカ卩え、攪拌し ながら 67°Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー( 絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.55g生成して 、た (反応収 率; 44%)。
[0075] 実施例 29 ( [R=7セチル基] ;3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 10.0mmol)、三フ ッ化ホウ素'ジェチルエーテル錯体 1.42g(10.0mmol)及びァセトニトリル 10mlをカロえ、
攪拌しながら 67°Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトダラ フィー(絶対検量法で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.60g生成して 、た( 反応収率; 48%)。
[0076] 実施例 30 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 1と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ブテン- 3-オン 1.13g(10.0mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.93§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 12.0mmol)、三フ ッ化ホウ素'ジェチルエーテル錯体 1.42g(10.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlをカロ え、攪拌しながら 67°Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマト グラフィー(絶対検量法で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.71g生成してい た (反応収率; 56%)。
[0077] 参考例 2 ( [R =ベンゾィル基、 Y=ジメチルァミノ基] ; 3- (Ν,Ν-ジメチルァミノ) -1-フエ ニル -2-プロぺノンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、ァセトフエノ ン 9.62g(80mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミドジメチルァセタール 10.5g(88mmol)を 加え、攪拌しながら 88〜90°Cで 30時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、 濃縮物に n-ブチルアルコール 8mlを加えて結晶を析出させ、黄色針状結晶として、 3- (Ν,Ν-ジメチルァミノ)- 1 -フエ-ル- 2 -プロべノン 11. lgを得た(単離収率; 79%)。
3-(N,N-ジメチルァミノ) -1-フエ-ル- 2-プロべノンの物性値は以下の通りであった。
[0078] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 2.94(6H,brs)ゝ 5.72(lH,d,J=12.5Hz)、 7.35〜7.50(3H,m)、 7
3
•80(lH,d,J=12.5Hz)、 7.85〜7.93(2H,m)
[0079] 実施例 31 ( [R=ベンゾィル基]; 3-ベンゾィルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 2と 同様な方法で合成した 3-(N,N-ジメチルァミノ) -1-フエ-ル- 2-プロべノン 1.75g(10.0m mol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジォール0.76§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして lO.Ommo 1)、四塩化チタン 0.38g(2.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlを加え、攪拌しながら 67 °Cで 7時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (展開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル =3/1〜1/1 (容量比))で精製し、
薄黄色液体として、 3-ベンゾィルチオフヱン 1.10gを得た (単離収率; 58%)。
3-ベンゾィルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0080] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 7.38(lH,dd,J=5.1 ,2.9Hz)ゝ 7.45〜7.59(3H,m)、 7.61(lH,dd,
3
J=5.1 , 1.2Hz)、 7.80〜7.89(2H,m)、 7.93(lH,dd,J=2.9, 1.2Hz)
[0081] 実施例 32 ( [R=ベンゾィル基] ; 3-ベンゾィルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 2と 同様な方法で合成した 3-(N,N-ジメチルァミノ) -1-フエ-ル- 2-プロべノン 3.50g(20.0m mol)、 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.86g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 24.0mmo 1)、四塩化チタン 0.76g(4.0mmol)及び 1 ,2-ジクロロェタン 20mlを加え、攪拌しながら 80 °Cで 5時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検 量法)で分析したところ、 3-ベンゾィルチオフェンが 2.50g生成して 、た (反応収率; 67 %)。
[0082] 参考例 3 ( [R=n-バレリル基、 Y=ジメチルァミノ基]; 1-(Ν,Ν-ジメチルァミノ) -1-ヘプ テン- 3-才ンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 300mlのフラスコに、 2-へキサノ ン 100.2g(1.0mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミドジメチルァセタール 59.6g(0.50mol) を加え、攪拌しながら 115〜120°Cで 10時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮 し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸ェチル)で精製し、 薄褐色液体として、 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ヘプテン- 3-オンの 45.0gを得た(単離 収率; 58%)。
1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ヘプテン- 3-オンの物性値は以下の通りであった。
[0083] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 0.91(lH,t,J=7.3Hz)ゝ 1.30〜1.41(2H,m)、 1.53〜1.70(2H,m
3
)、 2.25〜2.37(2H,m)、 2.93(6H,brs)、 5.40(lH,d,J=12.7Hz)、 7.51(lH,d,J=12.7Hz) [0084] 実施例 33 ( [R=n-バレリル基] ; 3 -パレリルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 3と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-ヘプテン- 3-オン 3.11g(20.0mmol) 、 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.85g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 24.0mmol)、 四塩化チタン 0.76g(2.0mmol)及び 1 ,2-ジクロロェタン 36mlをカ卩え、攪拌しながら 82°C
で 10時間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (展開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル =3/1〜1/1 (容量比))で精製し、 薄黄色液体として、 3-バレリルチオフェン 2.10gを得た(単離収率; 63%)。
3-パレリルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0085] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ;0.95(3H,t,J=7.3Hz)ゝ 1.38〜1.45(2H,m)、 1.67〜1.80(2H,m
3
)、 2.83〜2.90(2H,m)、 7.31(lH,dd,J=5.0,2.8Hz)、 7.55(lH,dd,J=5.0,1.2Hz)ゝ 8.04(1H, dd,J=2.8,1.2Hz)
[0086] 参考例 4 ( [R=n-オタタノィル基、 Y=ジメチルァミノ基]; 1-(Ν,Ν-ジメチルァミノ) -1- デセン- 3-オンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 300mlのフラスコに、 2-ノナノン 1 4.2g(0.10mol)、 Ν,Ν-ジメチルホルムアミドジメチルァセタール 5.96g(0.05mol)及び Ν,Ν -ジメチルホルムアミド 36mlを加え、攪拌しながら 110〜120°Cで 10時間反応させた。 反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (展開溶 媒;酢酸ェチル)で精製し、薄褐色液体として、ト (Ν,Ν-ジメチルァミノ)-トデセン- 3- オンの5.73gを得た (単離収率;58%)。
1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-デセン- 3-オンの物性値は以下の通りであった。
[0087] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ;0.87(lH,t,J=6.8Hz)ゝ 1.20〜1.50(8H,m)、 1.50〜1.70(2H,m
3
), 2.28〜2.38(2H,m)、 2.90(6H,brs)ゝ 5.04(lH,d,J=12.7Hz)、 7.53(lH,d,J=12.7Hz) [0088] 実施例 34 ( [R=n-オタタノィル基]; 3-オタタノィルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、参考例 4と 同様な方法で合成した 1-(N,N-ジメチルァミノ) -1-デセン- 3-オン 1.86g(9.43mmol)、 1, 4-ジチアン- 2,5-ジォール0.87§( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 11.3mmol)、四塩 化チタン 0.36g(1.9mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 15mlをカ卩え、攪拌しながら 82°Cで 4時 間反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー (展開溶媒; n-へキサン/酢酸ェチル = 8/1 (容量比) )で精製し、薄黄色液体と して、 3-オタタノィルチオフェン 1.10gを得た (単離収率; 56%)。
3-オタタノィルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0089] 'H-NMRCCDCI , δ (ppm)) ; 0.88(3H,t,J=6.8Hz)ゝ 1.25〜1.40(8H,m)、 1.60〜1.80(2H,m
)、 2.82〜2.90(2H,m)、 7.31(lH,dd,J=5.1,2.9Hz)、 7.54(lH,dd,J=,5.1,1.2Hz)、 8.04(1H, dd,J=2.9,1.2Hz)
[0090] 実施例 35 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.OOg(lO.Ommol)及び 1 ,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.14g( α -メルカプ トァセトアルデヒドとして 14.8mmol)をカ卩え、攪拌しながら 110°Cで 30時間反応させた。 反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (展開溶 媒; n-へキサン/酢酸ェチル =5/1〜1/1 (容量比))で精製し、無色粉末として、 3-ァ セチルチオフェン 0.26gを得た(単離収率; 21 %)。
3-ァセチルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0091] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ; 2.54(3H,s)ゝ 7.32(lH,dd,J=5.0,2.9Hz)、 7.54(lH,dd,J=5.0,l
3
•2Hz)、 8.04(lH,dd,J=2.9,1.2Hz)
[0092] 実施例 36 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 2.00g(20.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 20.0mmol)、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]- 7-ゥンデセン 0.15g(l.0mm ol)及びァセトニトリル 20mlをカ卩え、攪拌しながら 67°Cで 3時間、次いで、濃塩酸 0.4g(4. Ommol)及び水 5mlをカ卩え、攪拌しながら 60°Cで 3.5時間更に反応させた。反応終了後 、反応液を高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチル チォフェンが 2.35g生成して 、た (反応収率; 93%)。
[0093] 実施例 37 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 3.00g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸カリウム 0.28g(2.0mmol)及びプロピオ-トリル 20m 1を加え、攪拌しながら 97°Cで 8時間、次いで、濃塩酸 0.4g(4.0mmol)及び水 5mlを加え 、攪拌しながら 60°Cで 4時間更に反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマ トグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3_ァセチルチオフェンが 2.25g生成して いた (反応収率; 89%)。
[0094] 実施例 38 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 3.00g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 20.0mmol)、炭酸カリウム 0.28g(2.0mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルム アミド 20mlを加え、攪拌しながら 97°Cで 8時間、次いで、濃塩酸 0.4g(4.0mmol)及び水 5 mlを加え、攪拌しながら 60°Cで 4時間更に反応させた。反応終了後、反応液に酢酸 ェチル 10mlをカ卩えた後、高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ 、 3-ァセチルチオフェンが 1.95g生成して 、た (反応収率; 77%)。
[0095] 実施例 39 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 3.00g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.52g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 20.0mmol)、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 1.52g(10mm ol)及びテトラヒドロフラン 20mlを加え、攪拌しながら 67°Cで 8時間反応させた。反応終 了後、反応液を高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセ チルチオフェンが 0.71g生成して 、た (反応収率; 28%)。
[0096] 実施例 40 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.14g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 14.8mmol)及びァセトニトリル 60mlをカ卩えた後、液温を 50°Cまで加 熱し、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 0.76g(5mmol)をゆるやかに加え、攪拌 しながら 60°Cで 8時間反応、次いで、濃塩酸 1.04g(10mmol)及び水 40mlを加え、攪拌 しながら 60°Cで 2.5時間更に反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、濃縮物を減 圧下で蒸留(82°C、 1.07〜1.2kPa)し、無色粉末として、 3-ァセチルチオフェン 10.8g を得た(単離収率; 86%)。得られた粉末を n-へキサン 16mlZトルエン 1.5mlを用いて 再結晶し、無色粉末として、より高純度の 3-ァセチルチオフヱン 9.93gを得た(単離収 率; 79%)。
[0097] 実施例 41 ( [R=7セチル基] ;3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3
-ブテン- 2-オン 4.20g(42.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 2.13g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 28.0mmol)及びァセトニトリル 28mlをカ卩えた後、液温を 50°Cまで加 熱し、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]- 7-ゥンデセン 0.021g(0.14mmol)をゆるやかに加え、 攪拌しながら 67°Cで 10時間反応、次いで、濃塩酸 O. lOg(l.Ommol)及び水 lmlを加え、 攪拌しながら 60°Cで 2.5時間更に反応させた。反応終了後、反応液に酢酸ェチル 20 mlを加えた後、高速液体クロマトグラフィー (絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチ ルチオフェンが 2.54g生成して 、た (反応収率; 72%)。
[0098] 実施例 42 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 4.20g(42.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 2.13g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 28.0mmol)及び Ν,Ν-ジメチルホルムアミド 28mlを加えた後、液温 を 50°Cまで加熱し、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 0.021g(0.14mmol)をゆる や力にカ卩え、攪拌しながら 67°Cで 10時間反応、次いで、濃塩酸 O.lOg(l.Ommol)及び 水 lmlを加え、攪拌しながら 60°Cで 2.5時間更に反応させた。反応終了後、反応液に 酢酸ェチル 20mlを加えた後、高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したと ころ、 3-ァセチルチオフェンが 2.14g生成して 、た (反応収率; 61 %)。
[0099] 実施例 43 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 50mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 4.20g(42.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 2.13g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 28. Ommol)及び t-ブチルアルコール 28mlを加えた後、液温を 50°C までカ卩熱し、 1,8-ジァザビシクロ [5,4,0]- 7-ゥンデセン 0.021g(0.14mmol)をゆるやかに 加え、攪拌しながら 67°Cで 10時間反応、次いで、濃塩酸 O. lOg(l.Ommol)及び水 lmlを 加え、攪拌しながら 60°Cで 2.5時間更に反応させた。反応終了後、反応液に酢酸ェ チル 20mlをカ卩えた後、高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3 -ァセチルチオフェンが 2.25g生成して 、た (反応収率; 64%)。
[0100] 実施例 44 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 3.00g(30.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 1.54g( a -メルカプトァ
セトアルデヒドとして 20.0mmol)、 p-トルエンスルホン酸一水和物 0.19g(1.0mmol)及びト ルェン 10mlを加え、攪拌しながら 67°Cで 5時間反応させた。反応終了後、反応液を高 速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0. 75g生成して 、た (反応収率; 59%)。
[0101] 実施例 45 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 0.76g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 10.0mmol)、濃塩酸 0.49g(5.0mmol)及びトルエン 10mlをカ卩え、攪 拌しながら 65°Cで 3時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィ 一(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.25g生成して 、た (反 応収率; 20%)。
[0102] 実施例 46 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 0.76g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩化チタン 0.19g(1.0mmol)及びトルエン 10mlをカロ え、攪拌しながら 85°Cで 30分間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマト グラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.67g生成して ヽ た (反応収率; 53%)。
[0103] 実施例 47 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 0.76g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 10.0mmol)、四塩化チタン 0.19g(1.0mmol)及び 1,2-ジクロロェタン 10mlを加え、攪拌しながら 85°Cで 30分間反応させた。反応終了後、反応液を高速液 体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3-ァセチルチオフェンが 0.87g 生成して!/、た (反応収率; 69%)。
[0104] 実施例 48 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 0.76g( a -メルカプトァ
セトアルデヒドとして 10.0mmol)、塩化亜鉛 0.27g(1.0mmol)及びプロピオ-トリル 10mlを 加え、攪拌しながら 97°Cで 3時間反応させた。反応終了後、反応液を高速液体クロマ トグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3_ァセチルチオフェンが 0.61g生成して いた (反応収率; 48%)。
[0105] 実施例 49 ( [R=7セチル基] ; 3-ァセチルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 25mlのフラスコに、 4-メトキシ -3 -ブテン- 2-オン 1.00g(10.0mmol)、 1,4-ジチアン- 2,5-ジオール 0.76g( a -メルカプトァ セトアルデヒドとして 10.0mmol)、チタンテトライソプロポキシド 0.57g(2.0mmol)及びプロ ピオ-トリル 10mlを加え、攪拌しながら 90°Cで 5時間反応させた。反応終了後、反応 液を高速液体クロマトグラフィー(絶対検量法)で分析したところ、 3_ァセチルチオフ ェンが 0.89g生成して 、た (反応収率; 71%)。
[0106] 参考例 5 ( [R=ベンゾィル基、丫=メトキシル基] ; 3-メトキシ- 1-フエ-ルプロべノンの 合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 500mlのフラスコに、ナトリウムメ トキシド 16.2g(0.30mol)及びジェチルエーテル 400mlを加えた。次!、で、液温を 10°Cに 保ちながら、ァセトフヱノン 39.7g(0.33mol)及びギ酸メチル 21.7g(0.36mol)の混合液を ゆるやかに加え、攪拌しながら 25°Cで 3時間反応させた。反応終了後、反応液を濾 過し、濾液を減圧下で濃縮して、濃縮物 44.3gを得た。攪拌装置、温度計及び還流冷 却器を備えた内容積 100mlのフラスコに、該濃縮物のうち 17.1g、炭酸カリウム 11.4g(8 2.5mmol)、アセトン 70ml及びジメチル硫酸 12.36g(98.0mmol)を加え、攪拌しながら 54 〜56°Cで 3時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮し、濃縮物を減圧 下で蒸留 (120〜123°C、 667Pa)し、薄黄色液体として、 3-メトキシ- 1-フエ-ルプロぺノ ン 11. lgを得た (単離収率; 59%)。
3-メトキシ- 1-フエ-ルプロべノンの物性値は以下の通りであった。
[0107] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 3.82(3H,s)ゝ 6.34(lH,d,J=12.2Hz)ゝ 7.40〜7.60(3H,m)、 7.7
3
9(lH,d,J=12.2Hz)、 7.80〜7.92(2H,m)
[0108] 実施例 50 ( [R=ベンゾィル基] ; 3-ベンゾィルチオフェンの合成)
攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容積 100mlのフラスコに、参考例 5と
同様な方法で合成した 3-メトキシ- 1-フエ-ルプロべノン 10.1g(62.2mmol)、 1 ,4-ジチ アン- 2,5-ジオール 4.30g( a -メルカプトァセトアルデヒドとして 56.4mmol)及びテトラヒド 口フラン 60mlを加え、液温を 50°Cに保ちながら、 1 ,8-ジァザビシクロ [5,4,0]-7-ゥンデ セン 4.3g(28.8mmol)及び 1 ,2-ジクロロェタン 10mlをカ卩え、攪拌しながら 67°Cで 3時間、 次いで、 3mol/l塩酸 l lg(112mmol)をカ卩えて、攪拌しながら 60°Cで 2.5時間反応させた 。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮した後、濃縮物を酢酸ェチル 20mlで 2回抽出 し、抽出液を濃縮した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶 媒; n-へキサン/酢酸ェチル = 5/1〜1/1 (容量比))で精製し、薄黄色液体として、 3- ベンゾィルチオフェン 8.50gを得た(単離収率; 80%)。
3-ベンゾィルチオフェンの物性値は以下の通りであった。
[0109] ^-NMRCCDCl , δ (ppm)) ; 7.38(lH,dd,J=5.1 ,2.9Hz)ゝ 7.45〜7.59(3H,m)、 7.61(lH,dd,
3
J=5.1 , 1.2Hz)、 7.80〜7.89(2H,m)、 7.93(lH,dd,J=2.9, 1.2Hz)
[0110] 参考例 6 ( [R4=R5=メチル基、 M =ナトリウム原子、 n= l] ; 1-ヒドロキシ- 4,4-ジメト キシ -1-ブテン- 3-オンのナトリウム塩の合成)
攪拌装置、温度計及び滴下漏斗を備えた内容積 1000mlのフラスコに、 1 , 1-ジメトキ シ- 2-プロパノン 129.9g(1.10mol)及びギ酸ェチル 370.4g(5.00mol)を加えた後、室温 でナトリウムメトキシドの 28%メタノール溶液 192.9g(1.00mol)をゆるやかに加え、同温度 で 24時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮し、濃縮物にジェチルェ 一テル 1240mlをカ卩え、室温で 30分間攪拌した。濾過後、濾物をジェチルエーテルで 洗浄して乾燥させ、黄土色粉末として、純度 90% (高速液体クロマトグラフィーによる 分析値)の 1-ヒドロキシ -4,4-ジメトキシ- 1-ブテン- 3-オンのナトリウム塩 91.9gを得た( 単離収率; 49.2%)。
1-ヒドロキシ- 4,4-ジメトキシ- 1-ブテン- 3-オンのナトリウム塩の物性値は以下の通り であった。
[0111] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ; 3.19(6H,s)、 4.25(lH,s)ゝ 4.79(lH,d)、 9.27(lH,d)
3
[0112] 参考例 7 ( [R4=R5=R6=メチル基] ; 1 ,4,4-トリメトキシ- 1-ブテン- 3-オンの合成) 攪拌装置、温度計及び滴下漏斗を備えた内容積 500mlのフラスコに、参考例 5で得 られた純度 90%の 1-ヒドロキシ- 4,4-ジメトキシ- 1-ブテン- 3-オンのナトリウム塩 74.7g(
0.40mol)、炭酸カリウム 66.3g(0.48mol)及びアセトン 160mlをカ卩えた後、室温で硫酸ジ メチル 60.5g(0.48mol)をゆるや力にカ卩え、同温度で 24時間反応させた。反応終了後、 反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、暗褐色液体として、純度 95% (高速液体ク 口マトグラフィ一による分析値)の 1 ,4,4-トリメトキシ- 1-ブテン- 3-オン 57.3gを得た (単 離収率; 85.0%)。
1,4,4-トリメトキシ- 1-ブテン- 3-オンの物性値は以下の通りであった。
[0113] 'H-NMRCCDCl , δ (ppm)) ;3.42(6H,s) 3.76(3H,s) 4.59(lH,s) 5.87(lH,d)、 7.82(1H,
3
d)
[0114] 実施例 51 ( [R= 2,2-ジメトキシァセチル基] ; 3- (2,2-ジメトキシァセチル) -チォフエ ンの合成)
攪拌装置、温度計及び滴下漏斗を備えた内容積 300mlのフラスコに、参考例 6で得 られた純度 90%の 1,4,4-トリメトキシ- 1-ブテン- 3-オン 53.4g(0.30mol)、 1,4-ジチアン- 2 , 5-ジオール 22.8g(0.15mol)及びァセトニトリル 75mlをカ卩えた後、室温で 1 , 8-ジァザビ シクロ [5,4,0]-7-ゥンデセン 45.7g(0.30mol)をゆるやかに加え、同温度で 2時間反応さ せた。反応終了後、濾液を減圧下で濃縮し、酢酸ェチル及び水を加えて有機層を分 液した。得られた有機層を濃縮し、暗褐色液体として、純度 85% (高速液体クロマトグ ラフィーによる分析値)の 3- (2,2-ジメトキシァセチル) -チォフェン 39.4gを得た (単離 収率; 60.0%)。
3- (2,2-ジメトキシァセチル) -チォフェンの物性値は以下の通りであった。
[0115] 1H-NMR(CDC1 , δ (ppm)) ;3.47(6H,s) 5.02(lH,s) 7.30(lH,dd)、 7.65(lH,dd)、 8.39(1
3
H,dd)
産業上の利用可能性
[0116] 本発明において得られる、 3-置換チォフェンは、例えば、医薬'農薬等の合成中間 体や原料、写真用薬品等の合成原料として有用な化合物である。