明細
画画像像処処理理方方法法おおよよびび画画像像処処理理装装置置
技技術術分分野野
【【00 00 00 11】】 本本発発明明ははスステテレレオオママッッチチンンググにによよっってて物物体体をを 33次次元元立立体体物物ととししてて 55 復復元元すするる画画像像処処理理方方法法おおよよびび画画像像処処理理装装置置にに関関すするる。。
背背景景技技術術
【【00 00 00 22】】 近近年年、、 画画像像処処理理技技術術のの発発達達にに伴伴いい、、 異異ななるる方方向向かからら対対象象物物をを撮撮影影 ししたた複複数数のの画画像像にに基基づづいいてて、、 対対象象物物のの立立体体モモデデルルをを画画像像処処理理にによよっってて得得るる方方法法がが ああるる。。 ここののよよううなな画画像像処処理理方方法法ととししててはは、、 たたととええばば特特開開 22 00 00 00—— 99 99 77 66 00号号
1100 公公報報 ((33ペペーージジ、、 図図 22 )) にに開開示示さされれたた 33次次元元モモデデルル生生成成方方法法ががああるる。。 ここのの 33次次元元 モモデデルル生生成成方方法法でではは、、 複複数数のの異異ななるる方方向向かからら物物体体をを観観測測ししててスステテレレォォ画画像像をを取取得得 しし、、 ここののスステテレレオオ画画像像にに基基づづいいてて物物体体のの 33次次元元輪輪郭郭線線をを生生成成すするるとと共共にに、、 33次次元元 領領域域 ((テテククススチチャャ領領域域ややシシェェーーデディィンンググ領領域域)) をを生生成成すするる。。 33次次元元輪輪郭郭線線情情報報、、 及及びび、、 33次次元元領領域域情情報報にに基基づづいいてて、、 既既存存のの 33次次元元モモデデルルとと適適合合すするるももののががああるる場場
1155 合合ははここれれららのの情情報報をを更更新新しし、、 適適合合すするるももののががなないい場場合合ははここれれららのの情情報報をを新新たたなな 33 次次元元モモデデルルととししてて登登録録すするる。。 ままたた、、 物物体体のの 33次次元元モモデデルル全全体体がが完完成成ししてていいなないい場場 合合はは、、 観観測測方方向向をを移移動動ししてて全全体体ののモモデデルルをを生生成成すするる。。
【【00 00 00 33】】 上上記記公公報報にに開開示示さされれたた 33次次元元モモデデルル生生成成方方法法でではは、、 33次次元元輪輪郭郭線線 をを生生成成 ((復復元元)) すするる際際にに、、 スステテレレオオ画画像像 ((基基準準画画像像とと参参照照画画像像)) かからら物物体体ののエエツツ
2200 ジジをを抽抽出出ししててセセググメメンントトにに分分割割しし、、 画画像像間間ののセセググメメンントト毎毎のの対対応応をを探探索索すするるスステテ レレオオママッッチチンンググ処処理理をを行行っってていいるる。。 ここののスステテレレオオママッッチチンンググはは、、 たたととええばば、、 面面のの 連連続続性性をを考考慮慮ししてて、、 ああるる評評価価関関数数がが最最小小ととななるるよよううににスステテレレオオママツツチチンンググのの対対応応
【【00 00 00 44】】 上上述述ししたた特特開開 22 00 00 00—— 99 99 77 66 00号号公公報報にに記記載載ののスステテレレオオママッッ 2255 ·· チチンンググににおおいいててはは、、 ミミススママッッチチンンググがが生生じじるるとと、、 対対象象物物をを正正確確にに復復元元すするるここととがが ででききななくくななるるとといいうう問問題題ががああっったた。。 ままたた、、 ここののよようう *
繰り返しの計算が多く、 処理が遅くなってしまうという問題があった。
発明の開示
【0 0 0 5】 本発明の課題は、 基準画像と参照画像におけるステレオマツチン グを正確に行うことができるようにするとともに、 画像処理時間の短縮を図った 画像処理方法および装置を提供することにある。
【0 0 0 6】 上記課題を解決する本発明の画像処理方法は、 基準画像撮影手段 および参照画像撮影手段で同一の対象物を撮影し、 基準画像撮影手段で撮影され た基準画像および参照画像撮影手段で撮影された参照画像を用いたステレオマッ チングによって対象物の形状を復元するものである。 そして、 本発明の画像処理 方法は、 基準画像および参照画像に対して、 それぞれ所定の相関関係に基づいて 対応付けされた複数のウィンドウを設定し、 基準画像に設定した複数のウィンド ゥの並び順と、 参照画像に設定した複数のウィンドウの並び順との関係に基づい て、 前記基準画像のウィンドウと前記参照画像のウィンドウとのステレオマッチ ングを行い、 前記対象物の形状を復元する。
【0 0 0 7】 基準画像に設定した複数のウィンドウの並び順と、 参照画像に設 定した複数のウィンドウの並ぴ順との関係に基づいて、 前記基準画像のウィンド ゥと前記参照画像のウィンドウとのステレオマッチングを行うので、 基準画像と 参照画像におけるステレオマッチングを容易に行うことができるようになり、 画 像処理時間の短縮を図ることができる。
【0 0 0 8】 ここで、 ステレオマッチング時に、 前記基準画像に設定した複数 のウィンドウの並び順と、 前記参照画像に設定した複数のウィンドゥの並び順と の関係に基づいて、 前記基準画像に対する前記参照画像の対応付けの適否を判断 することが好ましい。
【0 0 0 9】 このように、 基準画像と対象画像との両画像に複数のウィンドウ を設定し、 この複数のウィンドウの並び順に基づいて基準画像と対象画像との対 応付けの適否を判断することで、 参照画像におけるゥィンドウの並び順を基準画
像におけるウィンドウの並び順に一致させることにより、 基準画像と参照画像の 対応付けを行うことができる。 したがって、 ステレオマッチングを正確に行うこ とができるようになり、 対象物を確実に復元することができる。
【0 0 1 0】 また、 ステレオマッチング時に、 参照画像における複数のウィン ドウの並び順が、 基準画像における複数のウィンドウの並び順と一致するように 参照画像における複数のウィンドウの並び順を修正することが好ましい。
【0 0 1 1】 このように、 基準画像および参照画像における複数のウィンドウ の並び順を修正するにあたり、 所定の相関関係に基づいて複数のウィンドウを基 準画像および参照画像の双方に設定する。 それから、 参照画像における複数のゥ インドウの並び順が、 基準画像における複数のウィンドウの並び順に一致するよ うに、 参照画像における複数のウィンドウの並び順を修正している。 このため、 参照画像における複数のウィンドウの並び順を修正する際の精度を向上させるこ とができ、 さらに正確にステレオマッチングを行うことが可能となり、 より確実 に対象物を復元することができる。
【0 0 1 2】 さらに、 ここで、 基準画像におけるウィンドウの並び順との対応 が異なる参照画像における誤対応ウィンドウと、 基準画像におけるウィンドウの 並び順との対応が正しい参照画像における正対応ウィンドウのうち、 誤対応ウイ ンドウの並び順を修正するにあたり、 誤対応ウィンドウに隣接する正対応ウィン ドウの割合に基づいて、 誤対応ウィンドウの並び順を修正する順序を決定するの が好適である。
【0 0 1 3】 このように、 基準画像におけるウィンドウの並び順に対する参照 画像における対応が正しい正対応ウィンドウを利用して、 誤対応ウィンドウを対 応付けすることにより、 各ウィンドウに対する個別に対応が取れているか否かの 判断を省略することができる。 このため、 参照画像における並び順の修正を迅速 に行うことができる。
【0 0 1 4】 あるいは、 基準画像におけるウィンドウの並び順との対応が異な
る参照画像における誤対応ウィンドウと、 基準画像におけるウィンドウの並び順 との対応が正しい参照画像における正対応ウィンドウのうち、 誤対応ウィンドウ の並び順を修正するにあたり、 誤対応ウィンドウに隣接する正対応ウィンドウの 位置に重み付けを行い、 重み付けがされた正対応ウィンドウの割合に基づいて、 誤対応ウィンドウの並び順を修正する順序を決定するのが好適である。
【0 0 1 5】 このように、 正対応ウィンドウを利用して誤対応ウィンドウを対 応させるにあたり、 正対応ウィンドウに重み付けを行うことで、 重み付けによつ て、 修正が容易な誤対応ウィンドウを先に選択して並び順の修正を行うことがで きるので、 より迅速にウィンドウの並び順の修正を行うことができる。
【0 0 1 6】 また、 本発明の画像処理装置は、 基準画像撮影手段および参照画 像撮影手段でそれぞれ撮影された同一対象物の基準画像および参照画像に対して、 それぞれ複数のウィンドウを設定するウィンドゥ設定手段と、 基準画像に設定し た複数のウィンドゥの並び順と参照画像に設定した複数のウィンドゥの並び順と の関係に基づいて、 基準画像に対する参照画像の対応付けを行い、 対象物の形状 を復元するステレオマツチング手段とを備えるものである。
【0 0 1 7】 ここで、 ステレオマッチング手段が、 参照画像における複数のゥ ィンドウの並び順が、 基準画像における複数のウィンドウの並び順と一致するよ うに、 参照画像における複数のウィンドウの並び順を修正することが好ましい。
【0 0 1 8】 また、 ステレオマッチング手段は、 基準画像におけるウィンドウ の並び順との対応が異なる参照画像における誤対応ウィンドウと、 基準画像にお けるウィンドウの並び順との対応が正しいである参照画像における正対応ウィン ドウのうち、 誤対応ウインドウの並び順を修正するにあたり、 誤対応ウィンドウ に隣接する正対応ウィンドウの割合に基づいて、 誤対応ウィンドウの並び順を修 正する順序を決定するのが好適である。
【0 0 1 9】 あるいは、 ステレオマッチング手段は、 基準画像におけるウィン ドゥの並び順との対応が異なる参照画像における誤対応ウィンドウと、 基準画像
におけるウィンドウの並び順との対応が正しい参照画像における正対応ウィンド ゥのうち、 誤対応ウィンドウの並び順を修正するにあたり、 誤対応ウィンドウに 隣接する正対応ウィンドウの位置に重み付けを行い、 重み付けがされた正対応ゥ ィンドウの割合に基づいて、 誤対応ウィンドウの並び順を修正する順序を決定す るのが好適である。
図面の簡単な説明
【0 0 2 0】 図 1は、 本発明に係る画像処理装置のブロック構成図である。 図 2は、 画像処理装置による画像処理の工程を示すフローチャートである。 図 3は、 参照画像における誤対応ウィンドゥの並び順の修正を行う工程の詳細 を示すフローチャートである。
図 4 Aは、 基準画像を示す図である。
図 4 Bは、 参照画像を示す図である。
図 5 Aは、 誤対応ウィンドウの並び順を修正する工程を概略的に説明する基準 画像に関する説明図である。
図 5 Bは、 誤対応ウィンドウの並び順を修正する工程を概略的に説明する参照 画像に関する説明図である。
図 6 Aは、 図 4 Bに続く参照画像を示しており、 参照画像における正対応ウイ ンドウが生成される工程を示す図である。
図 6 Bは、 図 6 Aに続く参照画像を示しており、 参照画像における正対応ウイ ンドウが生成される工程を示す図である。
図 7 Aは、 図 6 Bに続く参照画像を示しており、 参照画像における正対応ウイ ンドウが生成される工程を示す図である。
図 7 Bは、 図 7 Aに続く参照画像を示しており、 参照画像における正対応ウイ ンドウが生成される工程を示す図である。
図 8は、 第 2の実施形態に係る誤対応ウィンドウと正対応ウィンドウとの関係 を示す図である。
図 9は、 第 2の実施形態に係る誤対応ウィンドウの並ぴ順を修正する工程を説 明するための説明図である。
図 1 0は、 第 3の実施形態に係る誤対応ウィンドウと正対応ウィンドウとの関 係を示す図である。
図 1 1は、 第 3の実施形態に係る誤対応ウィンドウの並び順を修正する工程を 説明するための説明図である。
発明を実施するための最良の形態
【0 0 2 1】 以下、 図面を参照して、 本発明の好適な実施形態について詳細に 説明する。
【0 0 2 2】 図 1は、 本発明の第 1の実施形態に係る画像処理装置のプロック 構成図である。 図 1に示すように、 本実施形態に係る画像処理装置 1には、 基準 画像カメラ 2と、 参照画像カメラ 3と、 モニタ 4とが接続されている。 また、 画 像処理装置 1は、 前処理部 1 1と、 ウィンドウ生成部 1 2と、 ステレオマツチン グ部 1 3とを備えている。 画像処理装置 1、 カメラ 2, 3、 および、 モニタ 4は. たとえば図示しない車両に取り付けられている。 具体的には、 たとえば画像処理 装置 1は車室内の適宜の位置に設置されている。 また、 基準画像カメラ 2および 参照画像力メラ 3は、 たとえば車両の側面における互いに近傍位置に設けられて いる。 さらに、 モニタ 4は、 たとえば車室内におけるドライバの視界が届く位置、 たとえばィンストルメントパネルに取り付けられている。
【0 0 2 3】 基準画像カメラ 2と参照画像カメラ 3は、 いずれも C C Dカメラ からなり、 同一対象物をアナログ画像として撮影している。 基準画像カメラ 2お よび参照画像カメラ 3で撮影されたアナログ画像は、 画像処理装置 1における前 処理部 1 1に出力される。 画像処理装置 1に出力されたアナログ画像は、 画像処 理装置 1における前処理部 1 1、 ウィンドウ生成部 1 2、 およびステレオマッチ ング部 1 3で所定の画像処理が施された後、 デジタル画像からなる投影像 ( 3次 元物体を二次元平面上に表示した像) としてモニタ 4に出力される。 画像処理装
置 1における画像処理手順については後述する。 モニタ 4は、 ステレオマツチン グされて画像処理装置 1から出力された投影像を画面に表示する。
【0 0 2 4】 次に、 画像処理装置 1による画像処理の手順について説明する。 図 2は、 画像処理装置による画像処理の工程を示すフローチャートである。 ここ では、 画像処理の全体的な流れについて説明する。
【0 0 2 5】 画像処理装置 1における画像処理を行うために、 基準画像力メラ 2および参照画像力メラ 3で同一対象物を撮影する。 基準画像力メラ 2で対象物 が撮影された基準画像は、 画像処理装置 1における前処理部 1 1に出力される。 同様に、 参照画像カメラ 3で対象物が撮影された参照画像は、 画像処理装置 1に おける前処理部 1 1に出力される。 こうして、 画像処理装置 1による画像処理が 開始される。
【0 0 2 6】 画像処理が開始されると、 前処理部 1 1において、 前処理として、 基準画像および参照画像に対してカメラキヤリブレーションを行 ヽ ( S 1 ) 、 続 いて基準画像おょぴ参照画像の平行化を行う (S 2 ) 。 これらの前処理が施され た画像は、 前処理部 1 1からウィンドウ生成部 1 2に出力される。
【0 0 2 7】 ウィンドウ生成部 1 2では、 基準画像おょぴ参照画像のそれぞれ を複数の領域に分割する領域分割を行う (S 3 ) 。 続いて、 基準画像および参照 画像において分割された各領域をウィンドウとして設定する (S 4 ) 。 基準画像 および参照画像でウィンドウが設定されたら、 各画像がステレオマツチング部 1 3に出力され、 基準画像におけるウィンドウおよび参照画像におけるウィンドウ の間で、 相関演算を行って対応付け (ウィンドウマッチング) が行われる (S
5 ) 。 この相関演算では、 各ウィンドウにおける色、 輝度、 明度等の相関がある しきい値を超えたときに対応付けされるなどとして、 対応付けの判断を行ってい る。
【0 0 2 8】 続いて、 参照画像におけるウィンドウの並ぴ順の修正を行う (S
6 ) 。 並び順の修正は、 参照画像における複数のウィンドウのうち、 対応付けを
行つた結果、 基準画像における複数のウィンドウとの並ぴ順が異なる誤対応ゥィ ンドウを検出し、 誤対応ウィンドウの並び順の修正を行う。 この修正を行った後、 レ、まだ誤対応が修正されていないウィンドウを再探索するなどして、 参照画像に おけるウィンドウの並び順の修正を完了させる (S 6 ) 。 ウィンドウの並び順の 修正を行う工程については、 後に詳述する。 このように、 ウィンドウ生成部 1 2 では、 ウィンドウの設定、 基準画像と参照画像との間のウィンドウの対応付け、 およびウィンドウの並び順の修正を行っており、 ウィンドウ生成部 1 2は、 本発 明のウィンドウ設定手段として機能する。 また、 ステレオマッチング手段は、 基 準画像と参照画像とのウィンドウもマッチング (対応付け、 及び、 その修正) を 行い、 対象となる物体 3次元物体として復元するステレオマッチング手段として 機能する。
【0 0 2 9】 こうして、 ウィンドウの並び順の修正が済んだら、 参照画像にお けるウィンドウ間の隙間を埋めるためのウィンドウの変形を行う (S 7 ) 。 ウイ ンドウの変形が完了した時点で、 全ウィンドウ内がーつの平面となっているか否 かを判断する (S 8 ) 。 その結果、 全ウィンドウ内が一つの平面となっていない 場合には、 同一の平面から外れたウィンドウ (該当ウィンドウ) を再分割し (S 9 ) 、 再び相関演算を行う (S 1 0 ) 。 それから、 ステップ S 7に戻って、 ウイ ンドウの変形を行い、 再び全ウィンドウ内が一つの平面か否かを判断する (S 8 ) 。 この工程を繰り返した後、 ステップ S 8で全ウィンドウ内が一つの平面で あると判断されたら、 各ウィンドウの 4隅の 3次元座標が計算される (S l l ) 。 【0 0 3 0】 ステレオマッチング部 1 3では、 各ウィンドウの 4隅の 3次元座 標に基づいて、 立体プリミティブのあてはめ (立体を球、 直方体、 円錐などのプ リミティブと呼ばれる基本立体の組み合わせで表現すること) が行われる (S 1 2 ) 。 そして、 投影像を生成して (S 1 3 ) 、 画像処理が終了する。 こうして生 成された投影像は、 モニタ 4に出力され、 表示される。
【0 0 3 1】 上記の画像処理工程において、 本実施形態では、 参照画像におけ
るウィンドウの並び順の修正 (S 6 ) に特徴がある。 以下に、 この特徴的な工程 についてさらに説明する。
【0 0 3 2】 図 3は、 参照画像における誤対応ウィンドウの並び順の修正を行 う工程の詳細を示すフローチャートである。
【0 0 3 3】 ウィンドウの並び順の修正を行うにあたり、 各画像における複数 のウィンドウにおける各行の列の出現順を調べる (S 2 1 ) 。 本実施形態では、 図 4 Aに示すように、 基準画像では対象物である自動車の画像 Vに対して、 1 0 行のウィンドウ列が設定されている。 このうち 1行目には 8列、 2行目には 1 2 列、 3行目には 1 4列、 4行目には 1 5列、 5行目および 6行目には 1 6列のゥ インドウ W, W…がそれぞれ設定されている。 また、 7行目には 1 5列、 8行目 には 1 1列、 9行目には 1 0列、 1 0行目には 5列のウィンドウ W, W…がそれ ぞれ設定されている。 なお、 図 4 Bには、 ウィンドウの整列が完了する前の参照 画像を示している。
【0 0 3 4】 このように設定された複数のウィンドウについて、 参照画像に対 応付けされたウィンドウの設定手順を、 図 5 A及び図 5 Bを用いて説明する。 図 5 Aに模式的に示すように、 基準画像では、 第 1行から第 3行の 3行と、 A列〜 F列の 6列のウィンドウが設定されたとする。 これに対して、 参照画像では、 図 5 Bに模式的に示すように、 所定の相関関係に基づいて、 基準画面の各ウィンド ゥともつとも相関関係が高い位置を対応するウィンドウとして設定される。 この とき、 基準画像における第 1行ウィンドウ A 1〜F 1に対して、 参照画像におけ るそれぞれの相関関係のもっとも高い領域をウィンドウ A 1〜F 1として設定す る。 同様にして、 基準画像における第 2行、 第 3行ウィンドウ A 2〜F 2、 A 3 〜F 3に対して、 参照画像におけるそれぞれの相関関係のもっとも高い領域をゥ インドウ A 2〜F 2、 A 3〜F 3として設定する。 こうして対応付けがされた図 5 Bにおける参照画像の各行について列の出現順を調べる。
【0 0 3 5】 いま、 基準画像に設定されたウィンドウの並び順と参照画像に出
現したウィンドウの並び順の関係について説明する。 基準画像に設定されたウイ ンドウは、 第 1行〜第 3行とも、 左から順に AB CD EF列が並んで設定されて いる。 これに対して、 参照画像では、 第 1行でウィンドウが左から順に AB CD
EF列の順番で並んで出現している。.次に、 第 2行でウィンドウが左から順に A CBDEFの順番で並んで出現している。 また、 第 3行でウィンドウが左から順 に ABD EC F列の順番に並んで出現している。 ここまでが、 図 3のフローチヤ ートの S 21である。
【0036】 このようにして列の出現の順番を調べたら、 次に、 出現順のつな がり (対応) が正しいウィンドウを正対応ウィンドウとし、 残りを誤対応ウィン ドウとして、 誤対応ウィンドウの数 (総数 =K) を検出する (S 2 2) 。
【0037】 このときの検出状態の正誤判断では、 基準画像におけるウィンド ゥと参照画像におけるウィンドウそれぞれの両側に隣接するウィンドウの種類を 判別し、 両側に隣接するウィンドウがいずれも一致している場合に、 そのウィン ドウは正対応していると判断する。 一方、 両側に隣接するウィンドウのうちの一 方または双方が相違する場合には、 基準画像と参照画像でのウィンドウが誤対応 していると判断する。 ' 【0038】 さらに具体的に説明すると、 基準画像における第 1行のウィンド ゥと参照画像における第 1行のウィンドウでは、 V、ずれも左から順に A B C D Ε
F列に並んでおり、 いずれのウィンドウも正対応していると判断する。 なお、 最 外端のウィンドウ A2は、 片側にしかウィンドウがないので、 この片側にウィン ドゥが一致しているか否かで対応の正誤を判断する。 他の最外端のウィンドウに ついても、 同様にして対応の正誤を判断する。
【0039】 次に、 第 2行では、 AB CD列は両側に隣接するウィンドウの一 方または両方が一致していないので、 誤対応であると判断する。 そして、 EF列 は、 両側に隣接するウィンドウが一致しているので、 正対応であると判断する。 また、 第 3行では、 A列のみが両側に隣接するウィンドウが一致しているので、
正対応であると判断する。 その他の B列〜 F列では、 両側に隣接するウィンドウ の一方または両方が一致していないので誤対応と判断する。
【0 0 4 0】 このような処理にしたがい、 参照画像における各ウィンドウの基 準画像に対する対応の正誤が判断される。 図 4 Bには、 参照画像の各ウィンドウ のうち、 基準画像のウィンドウに正対応しているウィンドウのみを示し、 誤対応 のウィンドウは示していない。
【0 0 4 1】 こうして、 ウィンドウの正対応と誤対応とを判断したら、 誤対応 ウィンドゥの並び順の修正を行う。 この並び順の修正は、 誤対応ウィンドウのう ち、 周囲 (近傍) に正対応のウィンドウの数が多いものから少ないものの順で行 う。 このため、 周囲の正対応ウィンドウ数をカウントするための N nが設定され る (S 2 3 ) 。 いま、 図 5 A及び図 5 Bの場合、 各ウィンドウにおける周囲 (近 傍) のウィンドウの数は 8 (最大) であるので、 N nはまず初期値 8に設定され る。 続いて、 誤対応している全ウィンドウについて、 周囲の正対応ウィンドウの 数をそれぞれ検出する (S 2 4 ) 。 そして、 周囲に N n (ここでは初期値 8 ) 個 の正対応ウィンドウを有する誤対応ウィンドウが存在するか否かを判断する (S 2 5 ) 。
【0 0 4 2】 周囲に 8個の正対応ウィンドウがある 対応ウィンドウが存在す る場合には、 その数を J ( J≤K) とする。 S 2 5が肯定され、 周囲に 8個の正 対応ウィンドウがある誤対応ウィンドウがある場合には、 その J個の誤対応ウイ ンドウについて、 周囲の正対応ウィンドウに基づいて探索範囲を絞って再探索
(再ステレオマッチング) を行い (S 2 6 ) 、 誤対応ウィンドウの並び順の修正 を行う。
【0 0 4 3】 この再探索による並び順の修正が済んだら、 誤対応ウィンドウの 総数 から、 周囲の正対応ウィンドウ数が N n (ここでは初期値 8 ) である誤対 応ウィンドウの総数 Jを減算し (S 2 7 ) 、 新たな Kとする。 そして、 誤対応ゥ インドウの総数 K == 0となったか否かを判断する (S 2 8 ) 。 ステップ S 2 8が
否定され、 誤対応ウィンドウが残っている (K≠ 0) 場合には、 再度ステップ S 2 3からの制御が実行される。 このように、 隣接する正対応ウィンドウ数が多い 方から順に誤対応ウィンドウを修正していくことにより、 誤対応ウィンドウの修 正が容易となる。 このため、 画像処理全体としての演算量を少なくすることがで き、 さらには、 演算時間の短縮を図ることができる。
【0044】 ステップ S 2 9が否定された後、 全ての誤対応ウィンドウについ て、 再度その周囲 (近傍) の正対応しているウィンドウの数を検出し (S 24) 、 その数が Νη (ここでは初期値 8) となる誤対応ウィンドウが存在するか否かを 判断する (S 2 5) 。 ここで、 周囲 (近傍) の正対応しているウィンドウの数が Νη (ここでは初期値 8) となる誤対応ウィンドウが存在する場合には、 上記の 場合と同様に再度ステップ S 26に進むが、 上述した J個の誤対応ウィンドウに ついては再探索が行われているので、 周囲の正対応ウィンドウ数が初期値の 8の ままである誤対応ウィンドウは修正されていることが多く、 最終的にはステップ S 2 6は否定される。 この場合には、 Nnを 1減算し (S 2 9) 、 Nn = 7とす る。 そして、 Nn = 7の条件の下で、 再びステップ S 2 5に戻って、 その後、 周 囲の正対応ウィンドウ数が 7となる誤対応ウィンドウが存在するか否かを判断し (S 26) 、 同様な再検索による修正が行われる (S 2 7) 。
【004 5】 この工程を繰り返すことにより、 参照画像における誤対応ウィン ドウが徐々に減少していく。 参照画像における誤対応ウインドウが減少する工程 について、 図 4 Bに続く参照画像を図 6 A、 図 6 B、 図 7 A、 及び、 図 7 Bに示 す。 図 6A、 図 6 B、 図 7A、 及び、 図 7 Bに示す参照画像では、 図 4 Bに示す 画像から、 図 3に示すフローチヤ一トのステップ S 2 5からステップ S 2 8のェ 程を 1回経るごとに変化する状態を示している。 図 6 Aに示す画像では、 図 4B に対して、 正対応ウィンドウ W, W…の近傍位置に新たに正対応ウィンドウ W, W…が表示されているのがわかる。 また、 図 6 Aに対して、 図 6 Bに示す画像で は、 さらに多くの正対応ウィンドウ W, W…が表示されているのがわかる。 そし
て、 図 7 Aに示すように、 ほとんどのウィンドウが正対応ウィンドウ W, W…と して表示され、 最後には、 図 7 Bに示すように、 すべてのウィンドウが正対応ゥ インドウ W, W…として表示され、 誤対応ウィンドウの並び順の修正が完了する。 そして、 対応付けが完了した後に、 図 2のフローチャートのステップ S 7以降の 処理がなされて、 基準画像と参照画像との間のステレオマッチングが完了し、 自 動車の画像 Vを立体物として復元することができる。
【0 0 4 6】 このようにして、 基準画像に対する参照画像の並び順の修正を行 うことにより、 基準画像と参照画像との対応付けが明確となるので、 確実なステ レオマッチングを行うことができ、 対象物を確実に復元することができる。 また、 基準画像におけるウィンドウの並び順に一致させるように、 参照画像におけるゥ ィンドウの並び順を修正するので、 ステレオマッチングおよび対象物の復元を高 い精度で実現することができる。 しかも、 この対応付けを行う際に、 並び順の変 更にあたつて相関関係の大小を参照したり、 ウィンドウのズレ量を判断したりす る必要はないので、 そのためのしきい値を設定する必要がない。 したがって、 演 算処理量を過大にすることがなくなるので、 演算に掛かる時間や負担を軽減する ことができる。
【0 0 4 7】 次に、 一つの誤対応ウィンドウの周囲に正対応ウィンドウが 8個 ある場合の再探索の手順について詳しく説明する。
【0 0 4 8】 図 8は、 本実施形態における誤対応ウィンドウと正対応ウィンド ゥとの関係を示す図である。 図 8に示す状態では、 8個の正対応ウィンドウ L 1 〜L 8がすでに対応付けられている。 ここでは、 これらの正対応ウィンドウ L 1 〜 L 8に基づいて、 誤対応ウインドウ M 1の並び順を修正する。
【0 0 4 9】 いま、 各正対応ウィンドウ L 1〜L 8の中点 (重心) の X座標を それぞれ x l〜x 8とし、 各ウィンドウ M l, L 1〜L 8の X軸方向の幅を X 0、 Y軸方向の幅を y 0とする。 このときの誤対応ウィンドウ M lの再探索する探索 範囲を設定するにあたり、 まず以下の式 (1 ) より平均値 X 9を求める。 この平
均値 x 9は、 正対応ウィンドウ L 1〜L 8の X軸方向に沿つた位置の平均値を求 めたものである。
【0 0 5 0】 9 = [ ( 1 - X 0) + ( x 2 - 0) + x 3 + ( x 4 + x 0) + ( x 5 + x 0 ) + (x 6 + x 0) + x 7 + (x 8 - x 0) ]/8 … (1)
平均値 x 9を求めたら、 下記 (2) 式の範囲に探索範囲 Xを絞って設定する。 Max (x 9 - X 0/2, x 5) < x <Min (x 9 + x 0/2 , 1 ) ··· (2) 【005 1】 このように、 探索範囲 xの X座標を、 x 9— χ θΖ2と x 5のう ちの大きい方の値を超え、 χ 9 + χ θ/2と X 1のうちの小さい方の値未満に設 定している。 ここで、 図 9に示すように、 正対応ウィンドウ L 1〜L 8が離間し ている場合であっても、 少なくとも正対応ウィンドウ L 5、 L 1の間で誤対応ゥ ィンドウの再探索を行うことができるので、 正対応ウィンドウ L 5、 L 1に対し て、 誤対応ウィンドゥの並び順が逆転しない範囲で、 誤対応ウィンドウ M 1に代 わる正対応ウィンドウとして再探索することができる。 こうして設定した探索範 囲 X内を探索して誤対応ウィンドウの位置を修正することにより、 正対応ウィン ドウの位置によらず、 誤対応ウィンドウの位置の修正を行うことができる。 この ため正対応ウィンドウの位置による場合分けを行う必要がなくなるので、 演算処 理を迅速に行うことができる。 また、 誤対応ウィンドウに隣接する正対応ウィン ドウ L 5、 L 1の X軸方向の中点 (重心) 位置 x 5、 X 1を考慮して探索範囲 X を限定している。 このため、 正対応ウィンドウ L 5、 L 1に対する誤対応ウィン ドウ Mlの位置関係を逆転させないようにして、 正対応ウィンドウを設定するこ とができる。
【005 2】 次に、 本発明の第 2の実施形態について説明する。 本実施形態に 係る画像処理装置は、 上記第 1の実施形態における図 1に示したものと同一の画 像処理装置を利用することができる。 本実施形態では、 正対応ウィンドウの位置 から誤対応ウィンドウの再探索位置を絞り込む際、 正対応ウィンドウに重み付け
を行う。 重み付けを行う際には、 誤対応ウィンドウの周囲 (近傍) にあり、 誤対 応ウィンドウに対する影響力が大きく、 支配的な位置にある正対応ウィンドウに 大きな重み付けを行う。 逆に、 誤対応ウィンドウから遠い位置にあるなど、 誤対 応ウィンドウに対する影響力が小さい正対応ウィンドウには、 小さな重み付けを 行う。 その態様について、 以下に具体的に説明する。
【0053】 図 10は、 本実施形態における誤対応ウィンドウと正対向ウィン ドウとの関係を示す図である。 図 10に示す状態では、 8個の正対応ウィンドウ P 1〜P 8がすでに対応付けられており、 これらの正対応ウィンドウ P 1〜P 8 に基づいて誤対応ウィンドウ Q 1の並び順を修正する。
【0054】 いま、 各正対応ウィンドウ P 1〜P 8の中点 (重心) の X座標を それぞれ X 1〜χ 8とし、 各ウィンドウ Q 1, P 1〜P 8の X軸方向の幅を X 0、 Y軸方向の幅を y 0とする。 このときの誤対応ウィンドウ Q1の再探索する探索 範囲を設定するにあたり、 (3) 式を用いて重み付けした平均値 X 10を求める。 【0055】 各正対応ウィンドウ P 1〜P 8に設定された重み付けは、 その影 響力によって設定され、 具体的には次のとおりである。 まず、 誤対応ウィンドウ Q 1が設定されるべき位置の四隅に位置するウィンドウは、 誤対応ウィンドウ Q 1に対する影響力が比較的小さいので、 その重み付けを 1W (W) とする。 次に、 誤対応ウィンドウ Q 1が設定されるべき位置の両隣は、 四隅よりも影響力が大き いので、 その重みを 2Wとする。 そして、 誤対応ウィンドウ Q 1が設定されるべ き位置の上下は、 その影響力がもっとも大きいので、 その重みを 3Wとする。 1)、 かる重み付けを考慮した (3) 式を以下に示す。
[0056 ] X 10 = [ ( 1 X 2 - X 0) + ( x 2 - x 0) + ( x 3 X 3) + ( x 4 + x 0 ) + (x 5 X 2 + X 0) + (x 6 + 0) + (x 7 X 3) + ( x 8— χ θ) ]/ (2+ 1 + 3+ 1 + 2+ 1 + 3 + 1) … (3)
こうして、 重み付けした平均値 X 10を求めたら、 下記 (4) 式の範囲に探索 範囲 Xを絞って設定する。
Max ( x 1 0 - x 0 / 2 , x 5 ) < x < Min ( x l O + x O / 2 , 1 ) ( 4 )
【0 0 5 7】 以下、 この探索範囲 x内を探索して誤対応ウィンドウの位置を修 正することにより、 正対応ウィンドウの位置によらず、 誤対応ウィンドウの位置 の修正を行うことができる。
【0 0 5 8】 本実施形態に係る態様では、 上記第 1実施形態で述べた作用効果 のほか、 誤対応ウィンドウを設定する位置に影響力の大きい正対応ウィンドウに 大きな重み付けを行っている。 このため、 誤対応ウィンドウを設定すべき位置に 対して支配的な正対応ウィンドウの影響を大きくすることができ、 誤対応ウィン ドウをさらに容易に適正な位置に修正することができる。
【0 0 5 9】 また、 図 1 0に示すように、 正対応ウィンドウが正方形状に並ん でいる場合のみならず、 種々の並び順の場合でも適宜の重み付けをすることがで きる。 その例を、 図 1 1を参照して説明する。 図 1 1における参照画像では、 正 対応ウィンドウ R 1〜R 1 2が示されているほか、 誤対応ウィンドウ S 1〜S 4 が示されている。 これらのほかに、 第 2行における正対応ウィンドウ R 1 2、 R
7の間に 3つの誤対応ウィンドウの修正位置 (空白部分) が存在する。 これらの 誤対応ウィンドウの修正位置を求める際に、 各正対応ウィンドウ R 1〜R 1 2に 重み付けを行う。 たとえば、 第 2行における左から 2番目に位置する誤対応ウイ ンドウの修正位置では、 正対応ウィンドウ R 6、 R 7の重みを大きく、 この位置 から遠ざかるにしたがって、 その重みを小さくしていき、 もっとも遠い位置の正 対応ウィンドウ R 3、 R 1 1の重みをもっとも小さくする。 このようにして各正 対応ウィンドウの重みを設定することにより、 誤対応ウィンドウを設定する位置 対して支配的な正対応ウィンドウの影響をさらに大きくすることができ、 誤対応 ウィンドウをさらに容易に適正な位置に修正することができる。
【0 0 6 0】 以上、 本発明の好適な実施形態について説明したが、 本発明は上 記各実施形態に限定されるものではない。 たとえば、 上記実施形態においては、
並び順を水平方向に沿って設定しているが、 鉛直方向に沿って、 または斜め方向 に沿って設定することができる。 画像処理装置 1によって生成された画像は、 モ ユタ 4に表示するようにしているが、 モニタ 4に表示することなく、 他の画像処 理の用途に使用することもできる。
産業上の利用可能性
【0 0 6 1】 以上のとおり、 本発明によれば、 基準画像と参照画像におけるス テレオマッチングを容易に行うことができるようにすることにより、 画像処理時 間の短縮を図つた画像処理方法および装置を提供することができる。