明 細 書 ポリァセタール樹脂組成物及びその製造方法 技術分野
本発明は、 ホルムアルデヒド発生量が著しく抑制されたポリアセ タール樹脂組成物及びその製造方法、 並びに前記樹脂組成物で形成 されたポリァセタール樹脂成形品に関する。 背景技術
ポリァセタール樹脂は、 押出又は成形工程などの加工工程におい て分解し、 金型への付着物 (モールドデポジッ ト) が発生したり、 成形性や機械的物性などが低下し易い。 分解により発生したホルム アルデヒドは化学的に活性であり、 耐熱性に悪影響を及ぼしたり、 電気 ·電子機器の部品などに用いると、 金属製接点部品が腐蝕した り有機化合物の付着により変色し、 接点不良を生じる。 さらにホル ムアルデヒド自体が、 部品組立工程での作業環境や最終製品の使用 環境を汚染する。 そのため、 ポリアセタール樹脂には、 高い熱安定 性、 成形加工過程又は成形品からのホルムアルデヒドの発生を抑制 することが要求される。
そこで、 ポリアセタール樹脂を安定化させるため、 酸化防止剤や その他の安定剤 (含窒素化合物、 アルカリ金属又はアルカリ土類金 属化合物など) が使用されている。 特に、 前記含窒素化合物として は、 メラミン、 グアナミン、 ァセトグアナミンなどのアミノ 卜リア ジン類が有効であることが知られている。 しかし、 このようなアミ ノ トリアジン類は低分子量であり、 さらにポリアセタール樹脂との 相溶性が低いため、 成形加工に伴って、 金型への付着 (モールドデ ポジット) や成形品から染み出し (ブルーミング) が発生し、 成形 性の低下、 成形品の外観不良、 染み出し物による汚染トラブルを引
き起こす。
このような欠点を改良するため、高分子量化したトリアジン類(例 えば、 メラミンホルムアルデヒド樹脂)、又はトリアジン類と酸性化 合物との塩 (例えば、 メラミンシァヌレート、 グアナミンシァヌレ —トなど) などを用いて樹脂を変性する方法が試みられている。 し かし、 これらの変性物は、 未変性物と比較してポリアセタールの安 定化作用が大幅に低下するとともに、通常、不溶不融であるために、 染み出しは少ないものの、 成形表面が凹凸となり成形品の外観特性 を低下させる。
従って、 本発明の目的は、 安定剤の染み出しを抑制して成形加工 性及び成形品の表面の外観特性に優れ、 かつホルムアルデヒドの発 生が抑制されたポリァセタール樹脂組成物及びその製造方法を提供 することにある。
本発明の他の目的は、 表面の外観特性に優れ、 ホルムアルデヒド の発生が抑制されたポリァセタール樹脂成形品を提供することにあ る。 発明の開示
本発明者らは、 上記の目的を達成するため、 ポリアセタール樹脂 の安定剤に関して一連のァミノ トリアジン類の探索検討を行なった 結果、 酸化防止剤と、 特定のグアナミン化合物とを組み合わせて用 いた場合に、 成形加工性及び成形品表面の外観特性を改善 き、 成 形品からのホルムアルデヒドの発生を抑制できることを見いだし、 本発明を完成するに至った。
すなわち、 本発明のポリアセタール樹脂組成物は、 ポリアセ夕ー ル樹脂と、 酸化防止剤と、 少なくとも 1つの下記式 ( 1 )
(式中、 R 1及び R 2は同一又は異なって、 水素原子又はアルキル基 を示し、 mは 2以上の整数を示す)
で表わされるュニッ トを有するグアナミン化合物又はその塩とで構 成されている。 前記グアナミン化合物は下記式 (2 ) で表わされる 化合物であってもよい。
(式中、 ユニット一 N— Xは、 アンモニア又はアミン残基を示し、 nは 1〜6の整数を示す。 R 1及び R 2、 並びに mは前記に同じ) 前記グアナミン化合物は、 例えば、 イミダゾール残基を有してい てもよい。
前記酸化防止剤は、 ヒンダ一ドフエノール系化合物及びノ又はヒ ンダードアミン系化合物であってもよい。 ポリアセ夕一ル樹脂 1 0 0重量部に対して、 酸化防止剤 0 . 0 0 1〜5重量部、 及びグアナ ミン化合物 0 . 0 0 1〜 1 0重量部を含んでいてもよい。 樹脂組成 物は、 さらに加工安定剤及び耐熱安定剤から選択された少なくとも 一種を含んでもよい。 前記加工安定剤は、 長鎖脂肪酸又はその誘導 体、 水及び Z又はアルコール類、 オルガノシロキサン、 フッ素化合 物及びワックス類から成る群より選択された少なくとも一種であり、 耐熱安定剤は、 塩基性窒素化合物 [ピウレア、 アラントイン又はそ の金属塩、 カルボン酸ヒドラジド (脂肪族又は芳香族カルボン酸ヒ ドラジド、 力ルポン酸ヒドラジドを含む樹脂マスターバッチなど)、 ポリアミド樹脂など]、有機カルボン酸金属塩、 アル力リ又はアル力
リ土類金属化合物、 ハイ ド口タルサイト、 ゼォライ ト及び酸性化合 物 (ホウ酸類、 ヒドロキシル基を有する窒素含有環状化合物、 カル ポキシル基含有化合物、 (ポリ) フエノール類、 及びアミノカルボン 酸類など) から成る群より選択された少なくとも一種などであって もよい。 加工安定剤及び耐熱安定剤の割合は、 それぞれ、 ポリアセ タール樹脂 1 0 0重量部に対して、 加工安定剤 0 . 0 1〜 5重量部 及び耐熱安定剤 0 . 0 0 1〜 5重量部程度である。 樹脂組成物は、 さらに耐候 (光) 安定剤 (ベンゾトリアゾール系化合物、 ベンゾフ エノン系化合物、 芳香族べンゾエート系化合物、 シァノアクリレー ト系化合物、 シユウ酸ァニリ ド系化合物、 及びヒンダ一ドアミン系 化合物など)、 着色剤 (カーボンブラックなど)、 光沢制御剤、 耐衝 撃性改良剤、 摺動性改良剤、 及び充填剤から選択された少なくとも 一種の添加剤を含んでもよい。
本発明には、 ポリアセタール樹脂、 酸化防止剤、 及び前記グアナ ミン化合物又はその塩を混合するポリァセタール樹脂組成物の製造 方法、 前記ポリァセ夕一ル樹脂組成物で構成されたポリァセタール 樹脂成形品、 並びに前記ポリァセタール樹脂組成物を成形するポリ ァセタール樹脂成形品の製造方法も含まれる。 前記成形品は、 温度 8 0 °Cで 2 4時間密閉空間で保存した時、 発生ホルムアルデヒド量 が成形品の表面積 1 c m2 当り 1 . 5 ^ g以下であってもよい。 ま た、 成形品は、 温度 6 0 °Cで飽和湿度の密閉空間で 3時間保存した 時、 発生ホルムアルデヒド量が成形品の表面積 1 c m 2当り 2 . 5 g以下であってもよい。
また、 成形品は、 自動車部品、 電気 ·電子部品 (電気及び 又は 電子部品)、 建材 ·配管部品 (建材及び Z又は配管部品)、 生活 ·化 粧品用部品(生活及び/又は化粧品用部品)、 医用部品及び写真用部 品などであってもよい。 発明の詳細な説明
本発明の樹脂組成物は、 ポリアセタール樹脂と、 酸化防止剤と、 特定のグアナミン化合物とで構成されている。 前記グァナミン化合 物を添加することにより、 ポリァセタール樹脂の加工安定性を著し く向上でき、 ホルムアルデヒドの発生を抑制できる。
[グァナミン化合物又はその塩]
グアナミン化合物は、 下記式 ( 1 ) で表わされるユニッ トを少な くとも 1つ有している。
(式中、 R1及び R2は同一又は異なって、 水素原子又はアルキル基 を示し、 mは 2以上の整数を示す)
前記式 ( 1) において、 R1及び R2で表わされるアルキル基とし ては、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 n—プチル、 t 一ブチル基などのアルキル基が挙げられる。 これらのアルキル基の うち、 C -eアルキル基 (例えば、 C!— 4アルキル基) が好ましい。 R1及び R2としては、 特に、 水素原子又はメチル基が好ましい。 mは、 好ましくは 2〜4、 さらに好ましくは 2又は 3である。 原 料として入手が容易な (メタ) アクリロニトリルを用いて製造可能 である点から、 mは 2であるのが好ましい。 なお、 m= 2である場 合、 (メタ)ァクリロ二トリルを用いて得られるグアナミン化合物は、 下記式で表わされるユニットを有している。
(式中、 Rlaは水素原子又はメチル基を示す)
このようなユニット ( 1) を有するグアナミン化合物には、 例え
ば、 下記式 (2 ) で表わされる化合物などが含まれる
(式中、 ユニッ ト一 N— は、 アンモニア又はアミン残基を示し、 nは 1〜 6の整数を示す。 R 1及び: 2、 並びに mは前記に同じ) ユニット一 N— は、 アンモニア又はアミン (第 1級及び第 2級 ァミン) から少なくとも 1つの活性水素原子 (ァミノ基又はイミノ 基などの水素原子) が除かれた残基である。
前記ュニット— N— Xを形成可能なァミン(H N— X )としては、 少なくとも 1つの活性水素原子 (ァミノ基又はイミノ基) を有する 限り、 特に制限されず、 種々の 1級又は 2級ァミン類 (環状又は非 環状ァミン、 環状又は非環状尿素化合物、 アミ ド類、 イミ ド類、 ヒ ドラジン類など) が例示できる。
前記非環状ァミンとしては、 脂肪族ァミン類 [メチルァミン、 ジ メチルァミン、 ェチルァミン、 ジェチルァミンなどのアルキルアミ ン (モノ又はジ〇卜6アルキルァミンなど) ; 2—ヒドロキシェチル ァミン、 3—ヒドロキシプロピルアミンなどのヒドロキシアルキル ァミン (ヒドロキシモノ又はジ C !— 6アルキルァミンなど) ; ェチレ ンジァミン、 プロピレンジァミン、 テトラメチレンジァミン、 へキ サメチレンジァミン、 ジエチレントリアミン、 トリエチレンテトラ ミンなどの (ポリ) アルキレンポリアミン類 ((ポリ) C !— 6アルキ レンージ乃至テトラアミンなど) など]、 脂環族ァミン類 [シクロへ キシルァミン、 ジァミノシクロへキサンなどのアミノシクロアルカ ン (モノ乃至トリアミノ C 5— 8シクロアル力ンなど) ;水添キシリレ ンジァミンなどのジアルキルシクロアルカンに対応するジアミンな ど] ;芳香族ァミン類 (ァニリン、 トルイジン、 ジァミノベンゼンな どのァニリン類;キシリレンジァミンなどのジアルキルベンゼンに
対応するジァミンなど) などが挙げられる。
環状ァミンとしては、 ピぺリジン類 (ピペリジン; ピペコリンな どのアルキルピぺリジンなど)、 ピぺラジン類 (ピペラジン; 2 , 5 ージメチルピペラジン、 ヒドロキシェチルピペラジンなどのアルキ ル又はヒドロキシアルキル置換ピぺラジン; N—メチルビペラジン などの N—アルキルピぺラジンなど)、 モルホリン類 (モルホリン ; 2 一メチルモルホリンなどのアルキル置換モルホリンなど)、ピロ一 ル類 (ピロ一ル、 インド一ル、 力ルバゾールなど)、 イミダゾ一ル類 [イミダゾール、 置換イミダゾ一ル (アルキル基、 ァリール基、 ァ ミノアルキル基、 及びヒドロキシアルキル基などの置換基を有する イミダゾ一ル類、 例えば、 2—メチルイミダゾール、 2—ゥンデシ ルイミダゾール、 2 —ヘプ夕デシルイミダゾ一ル、 2—ェチルー 4 ーメチルイミダゾールなどのアルキルイミダゾ一ル (モノ又はジ C 卜 20アルキルイミダゾールなど); 2—フエ二ルイミダゾ一ル、 2— フエ二ルー 4—メチルイミダゾ一ルなどのァリ一ルイミダゾール ( C 6一 20ァリールイミダゾールなど); 1 一アミノエチルイミダゾー ル、 1 一アミノエチル— 2—メチルイミダゾ一ルなどのアミノアル キルイミダゾール (ァミノ〇卜6アルキル—イミダゾ一ルなど) ; 2 一ヒドロキシメチルイミダゾール、 2 —フエニル— 4 —メチルー 5 ーヒドロキシメチルイミダゾール、 2 —フエ二ルー 4, 5 —ビス(ヒ ドロキシメチル) ィミダゾールなどのヒドロキシアルキルィミダゾ —ル (ヒドロキシ アルキル一イミダゾ一ルなど) など) ; ベン ズィミダゾールなど] ;メラミンなどのアミノ基を有するトリアジン 類などが挙げられる。
非環状尿素化合物には、 尿素、 アルキル基などの置換基が置換し た N—置換尿素、非環状の尿素縮合体 [尿素の多量体(ピウレツト、 ピウレア、 I B窒素などの二量体など)、尿素とアルデヒド化合物と の縮合体 (メチレン二尿素、 ホルム窒素など) など] などが含まれ る。
環状尿素化合物には、 少なくとも 1つの尿素ュニットー N H C O N H—を環の構成ユニットとして有する化合物、 例えば、 アルキレ ン尿素 [メチレン尿素、 エチレン尿素、 クロトニリデン尿素 (C D U )、 プロピレン尿素、 ブチレン尿素、 4, 5—ビス (ヒドロキシメ チル) エチレン尿素、 4, 5—ジメトキシエチレン尿素などの C卜 1 0 アルキレン尿素 (好ましくは C卜 6アルキレン尿素) ; アセチレン尿 素(グリコ一ルゥリル)などの架橋式アルキレン尿素;ゥロンなど]、 アルケニレン尿素 (ビニレン尿素、 シトシン等の C 2_10 アルケニレ ン尿素など) など]、 ァリ一レン尿素 (ィメサチンなど)、 ジカルポ ン酸のウレイド [トリァゾン類、 パラバン酸類 (パラバン酸、 ジメ チルパラパン酸など)、 パルピツル酸類 (バルビツル酸、 5 , 5—ジ ェチルバルビツル酸など)、 ジリツル酸、 ジアルル酸類 (ジアルル酸 など)、 ァロキサン類 (ァロキサン、 ァロキサン酸など)、 イソシァ ヌール酸類 (イソシァヌール酸、 N—置換イソシァヌール酸など)、 ゥラミルなど]、 iS —アルデヒド酸のウレイ ド [ゥラシル類 (ゥラシ ル、 5—メチルゥラシル (チミン)、 ジヒドロウラシルなど)、 ゥラ ゾール、 ベンゾィレン尿素など]、 ひ 一ォキシ酸のウレイド [ヒダン トイン類、 例えば、 ヒダントイン ; 5—メチルヒダントイン、 5 , 5ージメチルヒダントイン、 5—イソプロピルヒダントインなどの アルキルヒダントイン (モノ又はジ C !-e アルキルヒダントインな ど) ; 5—フエニルヒダントインなどのァリールヒダントイン (C 6_10ァリールヒダントインなど); 1, 1, ーメチレンビス ( 5, 5 —ジメチルヒダントイン)、アラントインなどのヒダントイン骨格を 有するジゥレイ ドなど]、 尿酸類 [尿酸、 アルキル置換尿酸 (3—メ チル尿酸などの C ! アルキル尿酸)、 プソイ ド尿酸など]、 p—ゥラ ジンなどのジゥレア、ジカルボン酸のジゥレイ ド(ァロキサンチン、 プルプル酸など) 又はそれらの誘導体などが例示できる。
アミ ド類としては、 例えば、 ホルムアミ ド、 ァセトアミド、 マロ ンアミ ドなどの脂肪族アミ ド ;ベンズアミ ド、 イソフタル酸ジアミ
ドなどの芳香族アミド ; 一ピロリ ドン、 ε—力プロラクタム、 グ リシン無水物などの複素環式アミ ドなど) などが挙げられる。 イミ ド類としては、 例えば、 スクシンイミ ド、 マレイミドなどの脂肪族 イミド類; フタルイミ ド、 ピロメリットジイミ ド、 トリメリッ トィ ミ ドなどの芳香族イミ ド類などが挙げられる。 ヒドラジン類として は、例えば、 ヒドラジン、 ジメチルヒドラゾンなどのヒドラゾン類; アジピン酸ジヒドラジドなどの脂肪族ヒドラジド類; フタル酸ジヒ ドラジドなどの芳香族ヒドラジド類などが挙げられる。
前記アミン類又はアンモニアのうち、 脂肪族ァミン類、 環状アミ ン類 (ピペラジン類、 モルホリン類、 イミダゾール類など)、 環状尿 素化合物 (アルキレン尿素類、 イソシァヌール酸類、 ヒダントイン 類など)、 及びイミド類が好ましい。
ηは、 好ましくは 1〜4の整数である。 ηはアンモニア又はアミ ン残基 (ユニット一 Ν— X) に応じて選択でき、 例えば、 一 Ν— X がァミノ基 (すなわち、 アンモニア残基) の場合、 η= 1〜 3であ り、 (ポリ) アルキレンポリアミン残基の場合、 η== 1〜 6であり、 イミダゾ一ル残基の場合、 η== 1であり、 アルキレン尿素残基の場 合、 η= 1〜4であり、 イソシァヌール酸残基の場合、 η= 1〜 3 であり、 ヒダントイン残基の場合、 η= 1〜2であり、 イミ ド残基 の場合、 η= 1〜3であり、 ピぺラジン残基の場合、 η = 1〜 2で ある。
代表的なグアナミン化合物としては、 下記式 ( 3) 又は (4) で 表わされる化合物などが例示できる。
[式中、 R3、 R4、 及び R6' R8は、 同 又は異なって、 水素原子、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリ ル基、 ァ.ラルキル基、 カル ポキシアルキル基、 アルコキシカルボニルアルキル基、 ァリ ルォ キシカルボニルアルキル基、 下記式 ( 5 a) 又は ( 5 b)
で表わされるグアナミルアルキル基又はシァノアルキル基を示し、 R3 及ぴ R4 は隣接する窒素原子とともにヘテロ環を形成してもよ い。 R5 は、 アルキレン基、 二価の脂環族基、 二価の芳香族基、 又 は下記式 (6)
(式中、 R 3 及び R1Q は同一又は異なって、 アルキレン基を示し、 は水素原子、 前記式 ( 5 a) のグアナミルアルキル基又は前記
式 (5 b) のシァノアルキル基を示す。 Yは酸素原子又は窒素原子 を示し、 Yが酸素原子である場合 pは 0であり、 Yが窒素原子であ る場合、 pは 1である。 qは 1以上の整数を示す)
で表わされる二価基を示す。 R1 R2、 及び mは前記に同じ] 前記 R3、 R\ 及び R6〜R8で表わされるアルキル基としては、 前記 R1 及び R2 の項で例示のアルキル基と同様のアルキル基が挙 げられる。 シクロアルキル基としては、 シクロへキシル基などの C
5- 8シクロアルキル基、 好ましくは C5_6シクロアルキル基が挙げら れる。 ァリール基としては、 フエニル、 ナフチル基などの c 6— 10 ァ リ一ル基; ビフエ二リル基、 4— ( 2 ', 2, 一ジメチルー 2 ' —フ ェニルメチル) フエニル基などのァリールアルキルァリール基 (C
6- 10ァリ一ルー C 6アルキル一 C6_]0ァリール基など) などが挙げ られる。 ァラルキル基としては、 ベンジル、 フエネチル基などの C
6ー10ァリール一 C 4アルキル基などが挙げられる。
カルポキシアルキル基、 アルコキシカルポニルアルキル基、 及び ァリールォキシカルボニルアルキル基は、 下記式 (5 c) で表わす ことができる。
(式中、 X2 はヒドロキシル基、 アルコキシ基、 又はァリールォキ シ基を示し、 R1, R2及び mは前記に同じ)
前記式( 5 c ) において、 X2で表されるアルコキシ基としては、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 イソプロボキシ、 ブトキシ、 t 一ブトキシ基などの Ci-eアルコキシ基 (好ましくは アルコキ シ基) などが挙げられる。 ァリールォキシ基としては、 フエノキシ 基、 ナフトキシ基などの C6 4ァリールォキシ基(好ましくは C6_10 ァリールォキシ基) などが挙げられる。 ハロゲン原子としては、 フ ッ素原子、 塩素原子、 臭素原子及びヨウ素原子 (特に、 塩素原子及
び臭素原子) が挙げられる。
このようなカルポキシアルキル基としては、カルポキシェチル基、 カルポキシプロピル基などのカルポキシ C2_5アルキル基(カルポキ シ C2-4アルキル基など) などが挙げられる。 また、 アルコキシカル ポニルアルキル基としては、 メトキシカルポニルェチル基、 ェトキ シカルボニルェチル基、 エトキシカルボニルプロピル基などの C2_6 アルコキシ力ルポ二ルー C 2—4アルキル基などが挙げられる。ァリ一 ルォキシカルポニルアルキル基としては、 フエノキシ力ルポニルェ チル基、 フエノキシカルポニルプロピル基などの C6—1() ァリールォ キシーカルボ二ルー C2_4アルキル基が挙げられる。
隣接する窒素原子とともに R3 及び R4 が形成するへテロ環とし ては、 ピロリジン、 ピロリン、 ピロール、 イミダゾリジン、 ピラゾ リジン、 イミダゾリン、 ピラゾリン、 イミダゾール、 ピラゾ一ル、 ピぺリジン、 モルホリン、 ピぺラジン、 1 H, 3 H, 5 H- 1 , 3 —ジァジン、 1 H, 3 H- 1 , 3—ジァジン、 1 H— 1, 3—ジァ ジン、 1 H, 3 H, 5 H— 1 , 3 , 5—卜リアジン、 1 H, 3 H— 1, 3, 5—トリアジン、 1 H— 1 , 3, 5—トリァジンなどの 5 乃至 8員へテロ環 (例えば、 5又は 6員へテロ環);インドリン、 ィ ソィンドリン、インドール、ィソィンドール、 1 H—ィンダゾ一ル、 プリン、 力ルバゾールなどの縮合へテロ環などが例示できる。 前記 ヘテロ環は、 前記窒素原子とともに他のへテロ原子 (酸素原子、 ィ ォゥ原子、窒素原子) を有していてもよい。 また、 前記へテロ環は、 例えば、 アルキル基 (メチル、 ェチル、 プチル、 へキシル、 ォクチ ル、 デシル、 ゥンデシル基などの(^—16 アルキル基、 好ましくは C 卜12 アルキル基、 特に( 卜 6アルキル基など)、 ヒドロキシル基、 ォ キソ基 (-0)、 シァノ基、 アミノ基などの置換基を 1つ又は 2以上 有していてもよい。
R5 で表わされるアルキレン基としては、 メチレン、 エチレン、 プロピレン、 テトラメチレン基などの C!—eアルキレン基、 好ましく
は C _4アルキレン基などが挙げられる。 二価の脂環族基としては、 シクロアルキレン基(シクロへキシレン基などの C5_8シクロアルキ レン基など) ; — Ra— A1— Rb—、 —A2— Rc— A3— [式中、 Ra 及び Rbは、 同一又は異なって C!—eアルキレン (例えば、 C卜 4アル キレン) 基を示し、 Reは、 直鎖又は分岐鎖 Ci_6アルキレン (例え ば、 C!_4アルキレン) 基を示し、 AJ A3は同一又は異なって、 C
5一 8シクロアルキレン (例えば、 C5_6シクロアルキレン) 基を示す] などで表わされる二価基が挙げられる。 二価の芳香族基としては、 ァリーレン基 (フエ二レン、 ナフチレン基などの C6— 1() ァリーレン 基など) ; — Ra— Ar— Rb—、 - Ar- Rc- Ar- (式中、 Arは、
C6-ioァリーレン基を示す。 Ra、 Rb及び Reは前記に同じ) などで 表わされる二価基などが挙げられる。
R 9及び R1Qで表わされるアルキレン基としては、前記 R5の項で 例示と同様のアルキレン基が挙げられる。
Qは、 好ましくは 1〜6、 さらに好ましくは 1〜4 (特に 1又は 2 ) の整数を示す。
前記式 (4) において、 R
6〜R
8は、 通常、 前記式 ( 5 a) のグ アナミルアルキル基である。 前記式 ( 6) において、 R
9 及び R
1Q は、 通常、 C
2_
4アルキレン基であり、 R
11は、 通常、 前記式 ( 5 a) のグアナミルアルキル基であり、 Yは、 通常、 窒素原子である。 前記グアナミン化合物は、 ( I )塩基性触媒の存在下、下記式( 7 )
(式中、 R1 R2、 及び mは前記に同じ)
で表わされるュニッ トを有するニトリル(シァノアルキル化体) (例 えば、 下記式 ( 8) で表わされる二トリル) と、 ジシアンジアミ ド 又はビグァニド類 [ビグァニド;ピグァ二ドの塩(塩酸塩、硫酸塩、 硝酸塩などの無機酸塩;金属塩など); ビグァニル又はその塩 (塩酸
塩、 硫酸塩、 硝酸塩などの無機酸塩;金属塩など) など] とを反応 させる方法、 又は (II) 前記二トリル (シァノアルキル化体) の誘 導体 [前記二トリル (シァノアルキル化体) のシァノ基が、 力ルポ キシル基、アルコキシカルポニル基、ァリ一ルォキシカルボ二ル基、 又はハロホルミル基などで置き換わった誘導体、 すなわち、 力ルポ キシアルキル化体、 アルコキシカルポニルアルキル化体、 ァリール ォキシ力ルポニル化体、 ハロホルミルアルキル化体など] とビグァ ニド類 (前記例示のビグアニド類) とを反応させる方法などにより 製造できる。
(式中、 R1, R2、 m、 n及びユニット— N— Xは前記に同じ) 前記シァノアルキル化体は、 慣用の方法、 例えば、 対応するシァ ノアルケン化合物 (例えば、 (メタ) ァクリロ二トリルなど) と、 活 性水素原子を有するァミン又はアンモニアとの反応 (以下、 単に反 応 Aと称する場合がある) により製造できる。
前記反応 Aの詳細は、 例えば、 O r g a n i c R e a c t i o n s , V o l . 5, 7 the d . , p 7 9、 J o h n W i e y& S o n s , I n c . ( 1 9 6 7), E n c y l o p e d i a o f C h e m i c a 1 T e c h n o l o g y V o l . 6 , 2 nd e d . , p 6 34、 日本化学会誌, 9 0巻, p 7 04 ( 1 9 6 9)、 特公昭 4 3 - 2 7 8 6 9号公報、 特開昭 48 - 2 242 2号公報、 特公昭 4 3 - 6 6 2 6号公報、 特公昭 4 7 - 3 6 3 9 1号公報、 特開昭 5 0 - 1 42 8 1 7号公報、 特開昭 5 5 - 43 7 9号公報、 特開平 4— 2 1 6 64号公報、 特開平 1 1— 8 0 1 1 2号公報、 特開平 1 1一 1 8 0 9 6 3号公報、 特開 2 0 0 0— 1 54 1 8 1号公報、 及び米 国特許 3 2 3 5 5 5 3号明細書、 並びにこれらの文献に記載されて
いる関連文献に記載の方法などを参照できる。 前記反応 Aに関連す る文献などに記載されている各種二トリル(シァノエチル化体など) から得られる 2—置換グアナミン化合物も前記グアナミン化合物と 同様に使用できる。
反応 Aは、 溶媒の非存在下又は存在下で行ってもよい。 前記溶媒 としては、 水、 アルコール系溶媒 (メタノール、 エタノール、 プロ パノール、 イソプロパノール、 ブ夕ノール、 tーブタノール、 ェチ レンダリコール、ジエチレンダリコール、トリエチレンダリコール、 グリセリンなど)、 ェ一テル系溶媒 (ジメチルェ一テル、 ジェチルェ 一テルなどのジアルキルエーテル; エチレングリコールモノアルキ ルエーテル、 エチレングリコールジアルキルエーテル、 ジエチレン ダリコールモノアルキルエーテル、 ジエチレンダリコールジアルキ ルエーテル、 ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル、 ポリ エチレンダリコールジアルキルエーテルなどのアルキレングリコー ルのアルキルェ一テルなど)、炭化水素類(デカリンなどの脂環族炭 化水素類など)、 芳香族系溶媒 (ベンゼン、 トルエン、 キシレン、 ピ リジン、 ニトロベンゼンなど)、 ハロゲン系溶媒 (塩化メチレン、 ク ロロホルム、 塩化工チル、 塩化エチレン、 クロ口ベンゼン、 クロ口 ナフ夕レンなど)、 非プロトン性極性溶媒 [ジォキサンなどの環状ェ 一テル; アセトン、 メチルェチルケトンなどのケトン類、 ァセ卜二 トリル、 プロピオ二トリル、 ベンゾニトリルなどの二トリル類; ジ メチルスルホキシドなどのスルホキシド類;ジメチルホルムアミド、 ジメチルァセトアミ ドなどのアミ ド類; スルホラン、 N—メチルピ 口リ ドン、 へキサメチルホスフアミ ドなど) などが挙げられる。 反応 Aにおいて、 2—シァノエチル基などのシァノアルキル基は、 前記アミン又はアンモニアの活性水素原子の数に応じて導入可能で あり、 シァノアルキル基の導入量は、 原料の二トリルと前記アミン 又はアンモニアとの割合や反応条件などにより調整してもよい。 原 料二トリルとァミン又はアンモニアとの割合は、 特に制限されず、
例えば、 前者(モル) /後者の活性水素当量 = 0. 5 / 1 2 / 1 好ましくは 0. 7ノ 1〜; L . 5/ 1、 さらに好ましくは 0. 8 1 〜: L . 2 1程度である。
グァナミン化合物は、.( I )塩基性触媒の存在下、 前記シァノアル キル化体 (前駆体二トリル) と、 ジシアンジアミ ド又はビグアニド 類との反応 (以下、 単に反応 B1 と称する場合がある) 又は (II) 前 記シァノアルキル化体の誘導体とビグアニド類との反応 (以下、 単 に反応 B2 と称する場合がある) により得ることができる。 反応 B1 及び B2は溶媒(前記反応 Aの項で例示の溶媒など) の存在下で行つ てもよい。
反応 B1 の詳細については、例えば、 ジニトリル化合物とジシアン ジアミ ドとを、 アルコール系有機溶媒中、 塩基性触媒の存在下、 高 圧で反応させる方法 (特開平 5— 3 2 6 64号公報)、 有機溶媒中、 塩基性触媒の存在下で反応させる方法 (特公昭 44一 8 6 7 6号公 報、 特公昭 4 7 3 6 3 9 1号公報、 特公昭 4 7 - 4 1 1 2 0号公 報、 特開 2 0 0 0— 1 54 1 8 1号公報、 及び米国特許 2 9 0 1 4 64号,明細書)、 J . C h em. S o c . 1 2 5 2頁, ( 1 9 5 2)、 C omp r e h e n s i v e H e t e r o c y c l i c C h e m i s t r y I I , V o l . 6 6 1 3頁、 二トリル化合物とビ グアニド類とを、 アルコール系溶媒中、 塩基性触媒の存在下で反応 させる方法 (米国特許 2 7 7 7 848号明細書) 並びにこれらの文 献に記載されている関連の文献に記載の方法などを参照できる。 反応 B1で使用する塩基性触媒としては、 無機塩基 [アル力リ金属 (金属カリウム、 金属ナトリウムなど)、 金属水酸化物 (水酸化カリ ゥム、 水酸化ナトリウム、 水酸化リチウムなどのアルカリ金属水酸 化物;水酸化マグネシウム、 水酸化カルシウムなどのアル力リ土類 金属水酸化物;水酸化銅などの遷移金属水酸化物など)、炭酸塩類(炭 酸カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸リチウムなどのアルカリ金属炭 酸塩;炭酸マグネシウム、 炭酸カルシウム、 炭酸バリウムなどのァ
ルカリ土類金属炭酸塩;炭酸水素力リゥム、 炭酸水素ナトリゥム、 炭酸水素リチウムなどのアル力リ金属炭酸水素塩など)、アルコキシ ド (カリウムメトキシド、 ナトリウムメトキシドなどのアルカリ金 属アルコキシド)、 有機カルボン酸アル力リ金属塩(酢酸ナトリゥム など)、 アンモニアなど〕、 有機塩基 [アルカリ金属アミ ド (力リウ ムアミ ド、 ナトリウムアミ ドなど)、 ァミン又はアンモニゥム類 (卜 リエチルアミンなどのアルキルアミン ; N, N—ジメチルァニリン などの第 3級ァリ一ルアミン; ピリジンなどの複素環式アミン ; 4 級アンモニゥム水酸化物など) など] などが挙げられる。
塩基性触媒の割合は、原料二トリルの二トリル基 1モルに対して、 0. 0 1〜 3モル、 好ましくは 0. 0 5〜 2モル、 さらに好ましく は 0. 1〜 1. 5モル程度である。
反応 B1では、原料二トリルの少なくとも 1つの二トリル基をグァ ナミン環に変換できればよく、 二卜リルとジシアンジアミ ド又はビ グアニド類との割合は、 目的とする生成物に応じて広い範囲から選 択できる。 二トリルとジシアンジアミ ド及びビグアニド類との割合 は、 例えば、 前者/後者 (モル比) = 1 Z 1〜: L Z1 0、 好ましく は 1ノ 1〜 1 / 6、 さらに好ましくは 1ノ 1〜 1ノ4 (例えば、 1 / 1 ~ 1 / 2 )程度である。特に、二トリルの二トリル基に対して、 1〜 1. 3倍モル程度のジシアンジアミ ドを用いるのが好ましい。 反応 B1 において、 溶媒を用いる場合、 溶媒の量は、 特に制限され ず、 例えば、 原料二トリル及びジシアンジアミ ドの総量 1 0 0重量 '部に対して、 1 0 ~ 1 00 0重量部(例えば、 1 0〜 5 0 0重量部)、 好ましくは 3 0〜 5 00重量部程度である。
反応 B1 において、反応温度は、特に制限されず、 0〜 2 0 0 °C (例 えば、 2 0〜 2 0 0 °C) 程度の範囲から選択できるが、 室温以下で は、 反応速度が遅くなるため、 通常、 5 0〜 1 7 0°C程度が好まし い。 反応は、 常圧下であっても十分進行するが、 加圧下 (例えば、 オートクレープなどを用いて高圧下) で行ってもよい。
反応 B で用いられるシァノアルキル化体の誘導体は慣用の方法 により製造できる。 例えば、 カルボキシアルキル化体は、 前記シァ ノアルキル化体の加水分解反応などにより製造できる。 また、 得ら れたカルポキシアルキル化体から慣用の方法により、 アルコキシ力 ルポニルアルキル化体、 ァリールォキシカルポニルアルキル化体、 酸ハロゲン化体 (八口ホルミルアルキル化体) などの誘導体を製造 することもできる。
前記シァノアルキル化体の誘導体の製造法は、 例えば、 特開 2 0 0 1 - 3 9 9 5 6号公報、 特開 2 0 0 1— 1 1 0 5 7号公報、 特開 平 1 1一 2 7 9 1 6 2号公報、 米国特許 3 2 3 5 5 3号明細書に記 載の方法などを参照できる。
前記シァノアルキル化体の誘導体と、 前記ビグアニド類 (特に、 ビグァニル類) と反応させることにより新規グァナミン化合物を得 ることができる。 このような製造法の詳細については、 例えば、 米 国特許 242 30 7 1号明細書、米国特許 242 3 3 5 3号明細書、 米国特許 242 5 2 8 7号明細書、 英国特許 5 6 9 1 0 0号明細書 に記載されている方法などを参照できる。
このようにして得られるグアナミン化合物のうち、 脂肪族ァミン 残基を有すグアナミン化合物の例としては、 N— ί β - ( 2 , 4 - ジァミノー s —トリアジンー 6—ィル) ェチル] 一 Ν—メチルアミ ンなどの Ν—グアナミルアルキル一 Ν—モノ又は Ν, Ν—ジアルキ ルァミン(Ν—グアナミル C2_4アルキル一 Ν—モノ又は Ν, N—ジ C卜 6アルキルァミンなど) ; N, N—ビス [/3— (2 , 4—ジアミ ノ一 s—トリアジンー 6—ィル) ェチル] アミノエタノ一ルなどの N—グアナミルアルキル一 N—モノ又は N, N—ジ (ヒドロキシァ ルキル) ァミン [N—グアナミル C2_4アルキル一 N—モノ又は N, N—ジ (ヒドロキシ C!-eアルキル) ァミンなど] ; ビス [i3— (2 , 4ージアミノー s—トリアジン一 6—ィル) ェチル] エチレンジァ ミン、 テトラキス [ |3— (2 , 4—ジァミノ一 s—卜リアジン一 6
一ィル) ェチル] エチレンジァミン、 テトラキス [/3— (2 ', 4 ' ージアミノー s—トリアジン一 6 ' —ィル) ェチル] 一 1, 3—プ 口パンジァミン、 テ卜ラキス []3— (2,, 4 ' ージアミノー s—ト リアジン一 6, 一ィル) ェチル] ー 1, 2—プロパンジァミン、 テ 卜ラキス [3— ( 2 ', 4 ' ージアミノー s—トリアジン一 6 ' —ィ ル) ェチル] — 1, 4一ブタンジァミン、 ペン夕キス [ β - (2 , 4ージァミノ— s—トリァジン— 6—ィル) ェチル] ジエチレント リアミンなどの (ポリ) グアナミルアルキル一 (ポリ) アルキレン ポリアミン [ジ乃至ペン夕 (グアナミル C2_4アルキル) — ァ ルキレンージ乃至テトラアミンなど] などが挙げられる。
環状アミン残基を有するグアナミン化合物のうち、 ピぺラジン残 基を有する化合物としては、 1 , 4一ビス [ 一 (2 ', 4 ' ージァ ミノー s—トリアジン一 6 ' —ィル) ェチル] ピぺラジンなどの N —グアナミルアルキルピぺラジン (N—モノ又は N, N—ビスグァ ナミル C2—4アルキルピぺラジンなど) などが挙げられ、 モルホリン 残基を有する化合物としては、 4一 [ β - ( 2 4 ' ージァミノ— s—トリアジン一 6 ' —ィル) ェチル] モルホリン、 Ν—グァナミ ルアルキルモルホリン(Ν—グアナミル C2_4アルキルモルホリンな ど) などが挙げられる。 また、 環状アミン類のうち、 イミダゾール 残基を有するグアナミン化合物の例としては、 2, 4ージァミノ— 6 - [ jS - (イミダゾ一ルー 1, —ィル) ェチル] 一 s—トリアジ ン、 2 , 4—ジァミノー 6— [α—メチル一 j3— (イミダゾ一ル— 1ーィル)]ェチルー s—トリァジンなどの N—グアナミルアルキル イミダゾール ( N—グアナミル C 2—4アルキルイミダゾールなど)、 及びそれらの誘導体 [例えば、 2 , 4—ジアミノー 6— ( 2 ' ーメ チルーイミダゾ一ルー 1 ' 一ィル) ェチル— s—トリアジン、 2, 4ージァミノ— 6— ( 2 ' —ゥンデシルーイミダゾ一ルー 1 ' —ィ ル) ェチル— s—トリアジン、 2, 4ージァミノ一 6— ( 2 ' ーェ チルー 4, —メチルーイミダゾール— 1 ' —ィル) ェチルー s—ト
リアジンなどの N—グアナミルアルキル—アルキルイミダゾール (N—グアナミル C 2—4 アルキル一 C卜 12 アルキルーィミダゾール など);特公昭 4 7 - 3 6 3 9 1号公報及び特公昭 4 7 - 1 1 2 0 号公報記載のィミダゾ一ル部位にアルキル基ゃシクロアルキル基を 有していてもよい 2—グアナミルェチルイミダゾール又は 2—グァ ナミルー 2—メチルェチルイミダゾ一ル化合物など] などが挙げら れる。
環状尿素化合物残基を有するグァナミン化合物のうち、 アルキレ ン尿素残基を有する化合物の例としては、 1, 3—ビス [/3— ( 2 ', 4 ' ージアミノー s—トリアジンー 6 ' —ィル) ェチル] エチレン 尿素、 1 , 3—ビス [3— (2 ', 4, ージアミノー s —トリアジン — 6 ' —ィル) ェチル] プロピレン尿素、 1 , 3 , 5 , 7—テトラ キス [ )3— ( 2 4 ' —ジアミノー s—トリアジン一 6 ' —ィル) ェチル] アセチレン尿素などのグアナミルアルキル—アルキレン尿 素 (グアナミル C2_4アルキル一。卜 アルキレン尿素、 グアナミル C2_4アルキル一架橋式アルキレン尿素など) などが挙げられる。 環状尿素化合物残基を有するグァナミン化合物のうち、 イソシァ ヌール酸残基を有する化合物の例としては、 モノ乃至トリス (2, 4ージアミノー s—トリアジンー 6—ィル) メチルイソシァヌレー ト、 モノ乃至トリス [/3— (2, 4ージアミノー s —トリアジン一 6—ィル) ェチル] イソシァヌレート、 モノ乃至トリス [ ーメチ ル一 /3— ( 2 , 4—ジアミノー s —トリアジン一 6—ィル) ェチル] イソシァヌレートなどのモノ乃至トリス (グアナミルアルキル) ィ ソシァヌレ一ト [モノ乃至トリス (グアナミル C2—4アルキル) イソ シァヌレート ; モノ又はビス ( 3—力ルポキシェチル) 一ビス又は モノ [|8— ( 2 , 4—ジアミノー s —トリアジン一 6—ィル) ェチ ル] イソシァヌレート、 モノ又はビス (γ—カルボキシプロピル) 一ビス又はモノ [ァ一 (2 , 4—ジアミノー s —卜リアジン一 6— ィル) プロピル] イソシァヌレートなどのモノ又はビス (カルポキ
シ 卜 6アルキル) 一ビス又はモノ [( 2 , 4—ジァミノー s — トリ ァジン一 6—ィル) アルキル〕 イソシァヌレート ;モノ又はビ ス (β一アルコキシ力ルポニルェチル) 一ビス又はモノ — ( 2 , 4ージアミノー s — トリアジンー 6—ィル) ェチル] イソシァヌレ —ト、 モノ又はビス (ァーアルコキシカルボニルプロピル) 一ビス 又はモノ [γ— (2 , 4—ジアミノー s —トリアジン一 6—ィル) プロピル] ィソシァヌレ一トなどのモノ又はビス (C卜 5アルコキシ カルボ二ル(:卜 6アルキル) 一ビス又はモノ [( 2, 4ージァミノ一 s — トリアジン一 6—ィル) C!-e アルキル] ィソシァヌレートな ど] ; モノ (シァノメチル) モノ [ /3— ( 2 , 4—ジアミノー s — ト リアジン一 6—ィル) メチル] イソシァヌレート、 モノ (/3—シァ ノエチル) 一モノ [ ^一 ( 2, 4—ジァミノ一 s — トリアジンー 6 —ィル) ェチル] イソシァヌレートなどのモノ (シァノアルキル) 一モノ (グアナミルアルキル) イソシァヌレート [モノ (シァノ C 2-4アルキル) 一モノ (グアナミル C2—4アルキル) イソシァヌレー トなど〕;モノ又はビス(シァノメチル) 一ビス又はモノ [ j3— ( 2, 4—ジァミノー s — トリアジン一 6—ィル) メチル] イソシァヌレ ート、モノ又はビス( —シァノエチル)一ビス又はモノ [)9— ( 2 , 4ージァミノ一 s— トリアジンー 6—ィル) ェチル] イソシァヌレ ートなどのモノ又はビス (シァノアルキル) 一ビス又はモノ (グァ ナミルアルキル) イソシァヌレ一ト [モノ又はビス (シァノじ2一 4 アルキル) 一ビス又はモノ (グアナミル C2—4アルキル) イソシァヌ レートなど]、 モノ又はビス ( β一力ルポキシェチルービス又はモノ [ 13 - (2 , 4—ジァミノ— s — トリアジン— 6—ィル) ェチル] イソシァヌレート · イソシァヌール酸塩などのモノ又はビス (カル ポキシ C卜 6アルキル) 一ビス又はモノ [(2 , 4—ジァミノ一 s — トリアジン— 6—ィル) C卜 6アルキル] イソシァヌレート 'イソシ ァヌ一ル酸塩などのモノ又はビス ( /3—アルコキシ力ルポ二ルェチ ル) 一ビス又はモノ [ — 2 , 4—ジアミノー s —トリアジン一 6
一ィル] ェチル) イソシァヌレート · イソシァヌール酸塩などのモ ノ又はビス (Ci_5アルコキシカルポニル C卜 6アルキル) 一ビス又 はモノ [( 2, 4ージアミノー s — トリアジンー 6—ィル) C卜 6ァ ルキル] イソシァヌレート · イソシァヌール酸塩] などが挙げられ る。
環状尿素化合物残基を有するグアナミン化合物のうち、 ヒダン卜 イン残基を有する化合物の例としては、 3— [ β - ( 2 ', 4 ' ージ アミノー s —トリアジン— 6 ' —ィル) ェチル] ヒダントイン、 1 , 3—ビス [/3— ( 2 4 ' —ジアミノー s —トリアジン一 6 , ーィ ル) ェチル] ヒダントインなどのグアナミルアルキルヒダントイン
(モノ又はビスグアナミル C2_4アルキルーヒダントインなど) ; 3 一 [ β - (2,, 4, ージアミノー s — トリアジンー 6, —ィル) ェ チル] — 3— η—プロピルヒダントイン、 3— [ β - ( 2 ', 4 ' 一 ジァミノー s —トリアジンー 6 ' —ィル) ェチル] 一 3—イソプロ ピルヒダントイン、 3— [ J3 - ( 2 ', 4, ージアミノー s — トリア ジン一 6 ' —ィル) ェチル ] — 5 , 5·—ジメチルヒダントイン、 1 , 3—ビス [/3— ( 2 ', 4, ージアミノー s —卜リアジン一 6, ーィ ル) ェチル] 一 5, 5—ジメチルヒダントインなどのグアナミルァ ルキルーアルキルヒダントイン [モノ又はビス (グアナミル C2_4 アルキル) 一 C!—6アルキルーヒダントインなど] が挙げられる。 イミ ド残基を有するグアナミン化合物の例としては、 N— [ j3 - ( 2 ', 4, ージアミノー s — トリアジンー 6, 一ィル) ェチル] フ タルイミ ド、 N, N, 一ビス [ j3— ( 2 ', 4, ージァミノ一 s — ト リアジン— 6 ' —ィル) ェチル] ピロメリッ トジイミ ド、 N, N', Ν' '—トリス []3— ( 2 ', 4, ージァミノ— s —トリアジン一 6, —ィル) ェチル] トリメリッ トイミ ドなどが挙げられる。
前記グアナミン化合物には、 グアナミン化合物の塩も含まれる。 グアナミン化合物は、 通常、 グアナミン環のアミノ基を介して、 こ のアミノ基と塩形成可能な化合物と塩を形成している。 このような
化合物は、ァミノ基と塩形成可能であれば特に制限されず、例えば、 無機系プロトン酸、 有機系プロトン酸などであってもよいが、 ヒド 口キシル基含有化合物、 特に、 ヒドロキシル基を有する窒素含有環 状化合物であるのが好ましい。
前記ヒドロキシル基を有する窒素含有環状化合物には、 少なくと も 1つのヒドロキシル基と、 少なくとも 1つの窒素原子を環のへテ 口原子として有するヘテロ環とで構成された化合物が含まれる。 前 記へテロ環としては、 複数の窒素原子を環の構成原子として有する 5又は 6員窒素含有環、 特に'、 トリアジン環が挙げられる。
トリアジン化合物としては、 1 , 3 , 5 —トリアジン類、 1, 2, 3 —トリアジン類、 1, 2, 4ートリアジン類が挙げられる。 ヒド 口キシル基を有するトリアジン化合物において、ヒドロキシル基は、 トリアジン環の適当な部位(窒素原子及び炭素原子、特に炭素原子) に置換していてもよい。ヒドロキシル基の個数は、特に制限されず、 1〜4個、 特に 1〜3個 (例えば、 2〜3個) 程度である。 好まし ぃヒドロキシル基含有トリアジン化合物は、ヒドロキシル基含有 1, 3, 5—トリアジン類、 特にシァヌ一ル酸又はイソシァヌ一ル酸、 アンメリン、 アンメリ ドなどのシァヌ一ル酸又はその誘導体などで あ
グアナミン化合物の塩において、 ヒドロキシル基を有する窒素含 有環状化合物の割合は、 前記グァナミン化合物のグァナミン部位 1 モルに対して、 0 . 1〜1 . 2モル、 好ましくは 0 . 4〜1モル程 度である。 グァナミン化合物が複数のグァナミン環を有する場合、 各グアナミン環は、 同種又は異種のヒドロキシル基を有する窒素含 有環状化合物と塩を形成してもよい。
このようなグアナミン化合物の塩には、 ィソシァヌ一ル酸との塩 又は反応生成物を例にとって説明すると、 前記例示のグアナミン化 合物とイソシァヌール酸との塩が含まれる。 これらの塩のうち、 ィ ソシァヌール酸残基を有するグァナミン化合物とイソシァヌール酸
との塩としては、 トリス [ ]3— ( 2, 4ージァミノ一 s — トリアジ ンー 6—ィル) ェチル] イソシァヌレート ' ィソシァヌ一ル酸塩な どのモノ乃至卜リス [( 2, 4ージアミノー s — 卜リアジン一 6—ィ ル) C卜 6アルキル] イソシァヌレート 'ィソシァヌ一ル酸塩; モノ ()3—シァノエチル) 一モノ []3— ( 2, 4ージアミノー s — トリ アジンー 6—ィル) ェチル] イソシァヌレ一ト · ィソシァヌ一ル酸 塩などのモノ (シァノじ卜6アルキル) 一モノ [( 2, 4ージァミノ 一 s —トリアジンー 6—ィル) C卜 6アルキル] イソシァヌレート · イソシァヌール酸塩; モノ又はビス (/3—シァノエチル) 一ビス又 はモノ [/3— (2 , 4—ジアミノー s— トリアジン一 6—ィル) ェ チル] ィソシァヌレート · イソシァヌ一ル酸塩などのモノ又はビス (シァノ C卜 6アルキル) 一ビス又はモノ [( 2, 4ージアミノー s 一トリアジンー 6—ィル) Cト 6アルキル] イソシァヌレ一卜 ·ィソ シァヌ一ル酸塩などが挙げられる。 なお、 これらのイソシァヌール 酸残基を有する化合物は、 新規である。
グアナミン化合物の塩において、 ィソシァヌール酸の割合は特に 限定はないが、 グアナミン化合物 1モルに対して、 例えば、 0. 2 〜6モル、 好ましくは 0. 3〜4モル程度であり、 0. 5〜3モル (例えば、 1 ~ 3モル) 程度であってもよい。 例えば、 トリス [ /3 一 (2 , 4—ジアミノー S—トリアジン一 6—ィル) ェチル] イソ シァヌレート ' イソシァヌ一ル酸塩としては、 トリス [/3— ( 2 , 4ージアミノー s —トリアジン一 6—ィル) ェチル] イソシァヌレ —ト · 1倍モルイソシァヌール酸塩、 トリス [(3— ( 2 , 4—ジァ ミノー s — トリアジン一 6—ィル)ェチル]イソシァヌレート ' 1. 5倍モルイソシァヌ一ル酸塩、 トリス [ — ( 2, 4ージアミノー s —トリアジンー 6—ィル) ェチル〕 イソシァヌレート · 3倍モル イソシァヌ一ル酸塩などが挙げられる。 また、 ビス [ /9一 ( 2 , 4 ージアミノー s —トリアジンー 6—ィル) ェチル] イソシァヌレー ト · イソシァヌール酸塩としては、 ビス []3— ( 2, 4—ジァミノ
一 s—トリアジン一 6 —ィル) ェチル] イソシァヌレート · 1倍モ ルイソシァヌ一ル酸塩、 ビス [ ]3— (2, 4—ジァミノー s—トリ ァジン— 6 —ィル) ェチル] イソシァヌレート · 2倍モルイソシァ ヌール酸塩などが挙げられる。
グアナミン化合物の塩は、 例えば、 グアナミン化合物とヒドロキ シル基を有する窒素含有環状化合物などの塩形成化合物とを反応さ せることにより製造できる。 反応は、 溶媒中で行ってもよい。 溶媒 としては、水、 前記反応 A及び反応 B1 の反応溶媒の項で例示の有機 溶媒、 水と前記有機溶媒との混合溶媒などが使用できる。 例えば、 グアナミン化合物と塩形成化合物 (イソシァヌ一ル酸など) とを溶 媒中に溶解又は分散させ、 必要により加熱し、 両者を反応させるこ とによりグァナミン化合物の塩を製造できる。
本発明の樹脂組成物において、 前記グァナミン化合物又はその塩 は、 定剤として機能する。 樹脂組成物において、 前記グアナミン 化合物又はその塩の割合は、 樹脂 1 0 0重量部に対して、 0 . 0 0 1〜 1 0重量部、 好ましくは 0 . 0 1〜 5重量部、 さらに好ましく は 0 . 0 1〜 1重量部程度である。
[ポリアセタール樹脂]
ポリアセタール樹脂とは、 ォキシメチレン基 (一 C H 20—) を主 たる構成単位とする高分子化合物であり、 ポリアセタールホモポリ マー (例えば、 米国デュポン社製、 商品名 「デルリン (登録商標)」 ; 旭化成工業 (株) 製、 商品名 「テナック (登録商標) 4 0 1 0」 な ど)、ォキシメチレン基以外に他のコモノマー単位を含有するポリァ セタールコポリマー (例えば、 ポリプラスチックス (株) 製, 商品 名 「ジユラコン (登録商標) j など) が含まれる。 コポリマーにおい て、 コモノマー単位には、 炭素数 2〜 6程度 (好ましくは炭素数 2 〜4程度) のォキシアルキレン単位(例えば、 ォキシエチレン基(一
C H 2 C H 2〇一)、 ォキシプロピレン基、 ォキシテトラメチレン基な ど) が含まれる。 コモノマ一単位の含有量は、 少量、 例えば、 ポリ
ァセタール樹脂全体に対して、 0 . 0 1〜 3 0モル%、 好ましくは 0 . 0 3〜 2 0モル% (例えば、 0 . 0 5〜 1 8モル%)、 さらに好 ましくは 0 . 1〜 1 5モル%程度の範囲から選択できる。
ポリアセタールコポリマーは、 二成分で構成されたコポリマー、 三成分で構成された夕一ポリマーなどであってもよい。 ポリアセタ ールコポリマーは、 ランダムコポリマ一の他、 ブロックコポリマー (例えば、 特公平 2 - 2 4 3 0 7号公報、 旭化成工業 (株) 製、 商 品名 「テナック L A」 「テナック L M」 など)、 グラフトコポリマー などであってもよい。 また、 ポリアセタール樹脂は、 線状のみなら ず分岐構造であってもよく、架橋構造を有していてもよい。さらに、 ポリアセタール樹脂の末端は、 例えば、 酢酸、 プロピオン酸などの カルボン酸又はそれらの無水物とのエステル化などにより安定化し てもよい。 ポリアセタールの重合度、 分岐度や架橋度も特に制限は なく、 溶融成形可能であればよい。 ポリアセタール系樹脂の分子量 は特に制限されず、 例えば、 重量平均分子量 5, 0 0 0〜 5 0 0 , 0 0 0、 好ましくは 1 0, 0 0 0〜 4 0 0 , 0 0 0程度である。 前記ポリアセタール樹脂は、 例えば、 ホルムアルデヒド、 パラホ ルムアルデヒド、 ァセトアルデヒドなどのアルデヒド類、 トリオキ サン、 エチレンオキサイ ド、 プロピレンオキサイ ド、 ブチレンォキ シド、 スチレンォキシド、 シクロへキセンォキシド、 1 , 3—ジォ キゾラン、 1, 3 —ジォキサン、ジエチレングリコールホルマール、 1, 4 一ブタンジオールホルマールなどの環状エーテルや環状ホル マールを重合することにより製造できる。 さらには、 共重合成分と' して、 アルキル又はァリ一ルグリシジルエーテル (例えば、 メチル グリシジルェ一テル、 ェチルダリシジルエーテル、 フエニルダリシ ジルエーテル、 ナフチルダリシジルエーテルなど)、 アルキレン又は ポリオキシアルキレングリコールジグリシジルエーテル (例えば、 エチレンダリコールジグリシジルエーテル、 トリエチレンダリコー ルジグリシジルエーテル、 ブタンジオールジグリシジルェ一テルな
ど〉、アルキル又はァリ一ルグリシジルアルコール、環状エステル(例 えば、 /3—プロピオラクトンなど) 及びビニル化合物 (例えば、 ス チレン、 ビニルエーテルなど) を使用することもできる。
[酸化防止剤]
また、 本発明の樹脂組成物は、 長期間安定に耐熱性を維持するた めに酸化防止剤 (又は安定剤) を含んでいる。 酸化防止剤又は安定 剤には、 例えば、 フエノール系 (ヒンダードフエノール類など)、 ァ ミン系 (ヒンダードアミン類など)、 リン系、 ィォゥ系、 ヒドロキノ ン系、 キノリン系酸化防止剤 (又は安定剤) などが含まれる。 これ らの酸化防止剤は一種で又は二種以上組合せて使用できる。
前記ヒンダ一ドフエノール系化合物には、 慣用のフエノール系酸 化防止剤、 例えば、 単環式ヒンダードフエノ一ル化合物 ( 2, 6— ジー t一プチルー p—クレゾールなど)、炭化水素基又はィォゥ原子 を含む基で連結された多環式ヒンダ一ドフエノール化合物 [ 2 , 2 ' —メチレンビス(4—メチルー 6— t—ブチルフエノール)、 4, 4 ' ーメチレンビス (2 , 6—ジ一 t一ブチルフエノール)、 1, 1 , 3 ートリス( 2—メチルー 4ーヒドロキシ— 5— t一ブチルフエニル) ブタンなどの C!— 1G アルキレンビス乃至テトラキス ( t一プチルフ エノ一ル) 類; 4, 4 ' ーブチリデンビス ( 3—メチルー 6— t— ブチルフエノール) などの C2_1() アルケニレン又はジェニレンビス 乃至テトラキス ( t一ブチルフエノール) 類; 1 , 3, 5— トリメ チルー 2, 4, 6—卜リス ( 3, 5—ジ— tーブチルー 4ーヒドロ キシベンジル) ベンゼンなどの C6_2() ァリーレン又はァラルキレン ビス乃至テトラキス ( t一ブチルフエノール) 類; 4, 4 ' ーチォ ビス (3—メチル一 6— t—ブチルフエノール) などのィォゥ原子 を有する基で連結されたビス ( t一ブチルフエノール) 類など]、 ェ ステル基又はアミ ド基を有するヒンダ一ドフエノ一ル化合物 [n— ォク夕デシル— 3— (4 ' ーヒドロキシー 3 ' , 5 ' —ジ— t—ブ チルフエニル) プロピオネート、 n—ォクタデシルー 2— ( 4 ' ―
ヒドロキシー 3 ' , 5 ' —ジー t一プチルフエ二ル) プロビオネ一 トなどの C2_10 アルキレンカルボ二ルォキシ基を有する t一ブチル フエノール; 1, 6—へキサンジォ一ルービス [ 3— ( 3 , 5—ジ 一 t一プチルー 4ーヒドロキシフエニル) プロビオネ一ト]、 卜リエ チレングリコ一ルービス [ 3— ( 3— t一プチルー 5—メチルー 4 ーヒドロキシフエニル) プロピオネー卜]、 ペン夕エリスリ トールテ トラキス [ 3— (3, 5—ジー tーブチルー 4ーヒドロキシフエ二 ル) プロピオネート] などの脂肪酸のポリオールエステルで連結さ れたビス乃至テトラキス ( t一ブチルフエノール) 類; 3, 9ービ ス [ 2— { 3— (3— t一ブチル一 4—ヒドロキシー 5—メチルフ ェニル) プロピオ二ルォキシ} 一 1 , 1ージメチルェチル] 一 2, 4, 8 , 1 0—テトラオキサスピロ [ 5. 5 ] ゥンデカンなどのへ テロ環基と C2_1() アルキレンカルボニルォキシ基とを有するビス乃 至テトラキス ( t一プチルフエノ一ル) 類; 2— t一プチルー 6— ( 3 ' 一 t一プチルー 5 ' —メチルー 2 ' —ヒドロキシベンジル) 一 4一メチルフエ二ルァクリレー卜、 2— [ 1— ( 2—ヒドロキシ 一 3 , 5—ジ一 t一ペンチルフエニル) ェチル] 一 4, 6—ジー t
—ペンチルフエ二ルァクリレートなどの C3— 1() アルケニルカルポ二 ルォキシ基を有する t—アルキルフエノール (例えば、 t一ブチル フエノール及び t一ペンチルフエノ一ルなど);ジー n—才クタデシ ルー 3, 5—ジー t—ブチルー 4—ヒドロキシベンジルホスホネー 卜などのホスホン酸エステル基を有するヒンダ一ドフヱノール化合 物; N, N ' 一へキサメチレンビス ( 3 , 5—ジ一 tーブチルー 4 ーヒドロキシージヒドロシンナムアミ ド) などのアミ ド基を有する ヒンダードフエノール化合物など] などが含まれる。 中でも、 t _ ブチル (特に複数の!:ーブチル) 基を有するフエノール化合物 (特 に複数の t一ブチルフエノール部位を有する化合物) が好ましい。 特に、 前記脂肪酸のポリオールエステルで連結されたビス乃至テ卜 ラキス (モノ乃至テトラ t —プチルフエノ一ル) 類、 特に、 C2_10
脂肪酸(特に C 2— 6脂肪酸) のジ乃至テトラオールエステル基で連結 されたビス乃至テトラキス (モノ又はジ t —ブチルフエノール) 類 が好ましい。
アミン系酸化防止剤には、 ヒンダードアミン類、 例えば、 トリ又 はテトラ アルキルピペリジン又はその誘導体(4一位にメトキ シ、 ベンゾィルォキシ、 フエノキシなどが置換していてもよい 2, 2 , 6 , 6 —テトラメチルピペリジンなど)、 ビス (トリ、 テトラ又
'はペンタ, アルキルピペリジン) C 2— 2oアルキレンジカルボン酸 エステル [例えば、 ビス (2, 2, 6 , 6—テトラメチルー 4ーピぺ リジル) オギザレート、 オギザレートに対応するマロネート、 アジ ペート、 セバゲート、 テレフ夕レートなど; ビス ( 1 , 2 , 2 , 6 , 6—ペン夕メチルー 4ーピペリジル) セバケ一ト、 ビス [ 1ーォク チルォキシー 2 , 2 , 6 , 6 —テトラメチルー 4ーピペリジル] セ バケートなど]、 1 , 2—ビス ( 2, 2 , 6, 6—テトラメチルー 4 ーピペリジルォキシ) ェタンなど]、 芳香族ァミン類 [例えば、 フエ 二ルナフチルアミン、 N , N ' ージフエ二ルー 1 , 4 一フエ二レン ジァミン、 N—フエ二ルー N ' —シクロへキシルー 1 , 4 一フエ二 レンジァミン、 4 , 4 ' ージ (ひ, 《—ジメチルベンジル) ジフエ ニルァミンなど] などが含まれる。
リン系安定剤 (又は酸化防止剤) には、 例えば、 トリイソデシル ホスファイト、 トリスノニルフエニルホスファイ ト、 ジフエ二ルイ ソデシルホスファイ ト、 フエニルジイソデシルホスファイ ト、 2 , 2—メチレンビス (4, 6—ジ一 t —ブチルフエニル) ォクチルホ スフアイ ト、 4, 4 ' -プチリデンビス ( 3—メチルー 6— tーブ チルフエニル) ジトリデシルホスファイ ト、 トリス (分岐 C 3— 6アル キルフエニル) ホスフアイ ト [例えば、 トリス (2 , 4 —ジー tーブ チルフエニル) ホスファイ ト、 トリス ( 2— t—プチルー 4 —メチ ルフエニル) ホスファイ ト、 トリス (2 , 4—ジー tーァミルフエ ニル) ホスフアイ トなど]、 ビス又はトリス (2— t 一ブチルフエ二
ル) フエニルホスファイ ト、 トリス (2—シクロへキシルフェニル) ホスフアイ ト、 ビス (C3— 9アルキルァリール) ペンタエリスリ トー ルジホスファイ ト [例えば、 ビス (2, 4—ジー t一ブチルフエ二 ル) ペン夕エリスリ ト一ルジホスフアイ ト、 ビス (2 , 4—ジー t 一プチルー 4一メチルフエニル) ペンタエリスリ トールジホスファ イ ト、 ビス (2, 6—ジー t—プチルー 4一メチルフエニル) ペン タエリスリ ト一ルジホスファイ ト、 ビス (ノニルフエニル) ペン夕 エリスリ トールジホスフアイ トなど]などのホスフアイ 卜系安定剤、 トリフエニルホスフェート系安定剤 (例えば、 4一フエノキシ一 9 一 α;—(4ーヒドロキシフエニル)一 p—クメニルォキシー 3 , 5 , 8 , } 0—テトラォキサ一 4, 9ージホスファスピロ [ 5. 5 ] ゥ ンデカン、 トリス ( 2, 4ージー t一ブチルフエニル) ホスフエ一 トな )、 ジホスフォナイ ト系安定剤 (例えば、 テトラキス (2, 4 ージ t一ブチルフエニル) 一 4, 4'ービフエ二レンジホスフォナイ ト、 テトラキス (2, 4ージ t一プチルー 5—メチル) 一 4, 4 ' ービフエ二レンジホスフォナイ トなど)、 次亜リン酸金属塩(ナトリ ゥム、 カリウム、 カルシウム、 マグネシウム、 バリウム、 亜鉛、 ァ ルミニゥム塩など) などが含まれる。 また、 リン系安定剤には、 ホ スフィン系安定剤も含まれる。
前記ホスフィン系安定剤には、 アルキルホスフィン (例えば、 ト リエチルホスフィン、 トリプロピルホスフィン、 卜リブチルホスフ イン等のトリ アルキルホスフィンなど)、 シクロアルキルホス フィン (例えば、 トリシクロへキシルホスフィンなどのトリ C5_12 シクロアルキルホスフィンなど)、 ァリールホスフィン (例えば、 ト リフエニルホスフィン、 p— トリルジフエニルホスフィン、 ジ p— トリルフエニルホスフィン、 トリ m—ァミノフエニルホスフィン、 トリ 2, 4ージメチルフエニルホスフィン、 トリ 2 , 4, 6—トリ メチルフエニルホスフィン、 トリ o— トリルホスフィ ン、 トリ m— トリルホスフィン、 トリ p—トリルホスフィン等のトリ C6_12 ァリ
ールホスフィンなど)、 ァラルキルホスフィン (例えば、 トリ 0—ァ ニシルホスフィン、 トリ p—ァニシルホスフィン等のトリ C6— 12 ァ リール C!— 4アルキルホスフィンなど)、 ァリールアルケニルホスフ イン (例えば、 ジフエ二ルビニルホスフィン、 ァリルジフエ二ルホ ' スフィ ン等のジ C6— 12 ァリール C2— 10 アルケニルホスフィンなど)、 ァリールァラルキルホスフィン (例えば、 p—ァニシルジフエニル ホスフィンなどのジ C6— 12ァリール一 C6— 12ァリール C!— 4アルキル ホスフィン ; ジ p—ァニシルフェニルホスフィンなどの C6— 12 ァリ ールジ (C6— 12 ァリール C — 4アルキル) ホスフィン等)、 アルキル ァリールァラルキルホスフィン (例えば、 メチルフエ二ルー p—ァ ニシルホスフィンなどの C!—!o アルキル C6_12 ァリール C6_12. ァリ ール アルキルホスフィンなど)、 ビスホスフィン類 [例えば、
1, 4一ビス (ジフエニルホスフィ ノ) ブタンなどのビス (ジ C6—12 ァリ一ルホスフイノ) アルカン] 等のホスフィン化合物など が含まれる。
ヒドロキノン系酸化防止剤には、 例えば、 2, 5—ジー t 一プチ ルヒドロキノンなどが含まれ、キノリン系酸化防止剤には、例えば、 6—エトキシー 2, 2, 4一トリメチルー 1, 2—ジヒドロキノリ ンなどが含まれ, ィォゥ系酸化防止剤には、 例えば、 ジラウリルチ ォジプロピオネート、 ジステアリルチオジプロピオネートなどが含 まれる。
これらの酸化防止剤のうち、 ヒンダ一ドフエノール系及ぴヒンダ 一ドアミン系酸化防止剤から選択された少なく とも一種が好ましい。 本発明の樹脂組成物において、 酸化防止剤の割合は、 ポリアセ夕 ール樹脂 1 0 0重量部に対して、 0. 0 0 1〜5重量部、 好ましく は 0. 0 0 5〜3重量部、 さらに好ましくは 0. 0 1〜1重量部程 度である。
本発明の樹脂組成物は、 必要により加工安定剤及び耐熱安定剤か ら選択された少なく とも一種を含んでもよい。 加工安定剤及び耐熱
安定剤は一種で又は二種以上組合せて使用できる。 特に、 加工安定 剤及び耐熱安定剤を含むのが好ましい。
[加工安定剤]
加工安定剤としては、 (a)長鎖脂肪酸又はその誘導体、 (b)水及び /又はアルコ一ル類、 (c)オルガノシロキサン、 (d)フッ素化合物、 及び(e)ワックス類などから選択された少なくとも一種が挙げられ る。 '
(a)長鎖脂肪酸又はその誘導体
前記長鎖脂肪酸は、 飽和脂肪酸であってもよく、 不飽和脂肪酸で あってもよい。 また、 一部の水素原子がヒドロキシル基などの置換 基で置換されたものも使用できる。このような長鎖脂肪酸としては、 炭素数 1 0以上の 1価又は 2価の脂肪酸、 例えば、 炭素数 1 0以上 の 1価の飽和脂肪酸 [力プリン酸、 ラウリン酸、 ミリスチン酸、 ぺ ン夕デシル酸、 パ ミチン酸、 ステアリン酸、 ァラキン酸、 ベヘン 酸、 モンタン酸などの C 1 ()_34飽和脂肪酸(好ましくは C i o_3()飽和脂 肪酸) など]、 炭素数 1 0以上の 1価の不飽和脂肪酸 [ォレイン酸、 リノール酸、 リノレン酸、 ァラキドン酸、 エル力酸などの C 10— 34不 飽和脂肪酸 (好ましくは C 1 ()__3Q 不飽和脂肪酸) など]、 炭素数 1 0 以上の 2価の脂肪酸(二塩基性脂肪酸) [セバシン酸、ドデカン二酸、 テトラデカン二酸、 夕プシァ酸などの 2価の C o-so飽和脂肪酸 (好 ましくは 2価の C 1 ()— 2 ()飽和脂肪酸)、 デセン二酸、 ドデセン二酸な どの 2価の C 1 0_30不飽和脂肪酸(好ましくは 2価の C 10-20不飽和脂 肪酸) など] が例示できる。 これらの脂肪酸は一種で又は二種以上 組合せて使用できる。 前記脂肪酸には、 1つ又は複数のヒドロキシ ル基を分子内に有する脂肪酸 (例えば、 1 2—ヒドロキシステアリ ン酸などのヒドロキシ飽和 C 1 ()_26脂肪酸な.ど) も含まれる。
前記長鎖脂肪酸の誘導体には、 脂肪酸エステル及び脂肪酸アミ ド などが含まれる。 前記長鎖脂肪酸エステルとしては、 その構造は特 に制限されず、 直鎖状又は分岐状脂肪酸エステルのいずれも使用で
き、 前記長鎖脂肪酸とアルコールとのエステル (モノエステル、 ジ エステル、' トリエステル、 テトラエステルなどの 1つ又は複数のェ ステル結合を有するエステルなど) が挙げられる。 長鎖脂肪酸エス テルを構成するアルコールは、 その種類は特に制限されないが、 多 価アルコールが好ましい。 前記多価アルコールとしては、 炭素数が 2〜 8程度、 好ましくは 2〜 6程度の多価アルコ一ル又はその重合 体、例えば、 アルキレンダリコール(例えば、 エチレンダリコール、 ジエチレンダリコール、プロピレングリコールなどの C 2_8アルキレ ングリコール (好ましくは C 2 6アルキレングリコール) など) など のジオール類、 グリセリン、 トリメチロールプロパン又はこれらの 誘導体などのトリオール類、 ペン夕エリスリ トール、 ソルビ夕ン又 はこれらの誘導体などのテトラオール類、 及びこれらの多価アルコ —ル類の単独又は共重合体 (例えば、 ポリエチレングリコール、 ポ リプロピレンダリコールなどのポリオキシアルキレンダリコールの 単独又は共重合体、 ポリグリセリン、 ジペン夕エリスリ トール、 ポ リペンタエリスリ 卜一ルなど) などが例示できる。 前記ポリアルキ レンダリコールの平均重合度は 2以上 (例えば、 2〜 5 0 0 )、 好ま しくは 2〜4 0 0 (例えば、 2〜 3 0 0 ) 程度であり、 平均重合度 1 6以上 (例えば、 2 0〜 2 0 0程度) が好ましく、 このようなポ リアルキレングリコ一ルは、 炭素数 1 2以上の脂肪酸とのエステル として好適に使用される。 好ましい多価アルコールは、 平均重合度 が 2以上のポリアルキレンダリコールである。 これらの多価アルコ ールは一種で又は二種以上組合せて使用できる。
このような長鎖脂肪酸エステルの例としては、 エチレングリコー ルモノ又はジパルミチン酸エステル、 エチレングリコールモノ又は ジステアリン酸エステル、 エチレンダリコ一ルモノ又はジべヘン酸 エステル、 エチレングリコールモノ又はジモンタン酸エステル、 グ リセリンモノ乃至トリパルミチン酸エステル、 グリセリンモノ乃至 トリステアリン酸エステル、 グリセリンモノ乃至トリべヘン酸エス
テル、 グリセリンモノ乃至トリモンタン酸エステル、 ペンタエリス リ トールモノ乃至テトラパルミチン酸エステル、 ペン夕エリスリ ト —ルモノ乃至テトラステアリン酸エステル、 ペンタエリスリ トール モノ乃至テトラべヘン酸エステル、 ペン夕エリスリ トールモノ乃至 テトラモンタン酸エステル、 ポリグリセリントリステアリン酸エス テル、 トリメチロールプロパンモノパルミチン酸エステル、 ペン夕 エリスリ トールモノウンデシル酸エステル、 ソルビタンモノステア リン酸エステル、 ポリアルキレングリコール (ポリエチレングリコ ール、 ポリプロピレングリコールなど) のモノラウレート、 モノパ ルミテ一卜、 モノステアレート、 モノべへネ一卜、 モノモンタネ一 ト、 ジラウレート、 ジパルミテート、 ジステアレ一ト、 ジベへネー ト、 ジモンタネ一ト、 ジォレエ一ト、 ジリノレート、 前記グリセリ ンモノ又はジ長鎖脂肪酸エステル類の三塩基性無機酸の金属塩 (グ リセリンモノステアレー卜のモノホウ酸エステルのカルシウム塩、 グリセリンモノステアレー卜のモノホウ酸エステルのマグネシウム 塩など) などが挙げられる。 '
前記脂肪酸アミ ドとしては、 前記長鎖脂肪酸 ( 1価又は 2価の長 鎖脂肪酸) とァミン類 (モノアミン、 ジァミン、 ポリアミン類など) との酸アミ ド (モノアミ ド、 ビスアミ ドなど) が使用できる。 モノ アミ ドとしては、 例えば、 力プリン酸アミ ド、 ラウリン酸アミ ド、 ミリスチン酸アミ ド、 パルミチン酸アミ ド、 ステアリン酸アミ ド、 ァラキン酸アミ ド、 ベヘン酸アミ ド、 モンタン酸アミ ドなどの飽和 脂肪酸の第 1級酸アミ ド、 ォレイン酸アミ ドなどの不飽和脂肪酸の 第 1級酸アミ ド、 ステアリルステアリン酸アミ ド、 ステアリルォレ イン酸アミ ドなどの飽和及び Z又は不飽和脂肪酸とモノアミンとの 第 2級酸アミ ドなどが例示できる。 好ましい脂肪酸アミ ドはビスァ ミ ドである。前記ビスアミ ドには、 ^— 6アルキレンジアミン(特に、 C卜 2アルキレンジァミン)と前記脂肪酸とのビスアミ ドなどが含ま れ、 その具体例としては、 エチレンジァミン—ジパルミチン酸アミ
ド、 エチレンジァミン一ジステアリン酸アミド (エチレンビスステ ァリルアミ ド)、 へキサメチレンジァミン一ジステアリン酸アミド、 エチレンジァミンージべヘン酸アミ ド、 エチレンジアミンージモン タン酸アミ ド、 エチレンジァミンージォレイン酸アミ ド、 エチレン ジアミンージエル力酸アミ ドなどが挙げられ、 さらにエチレンジァ ミン一 (ステアリン酸アミド) ォレイン酸アミ ドなどのアルキレン ジアミンのアミン部位に異なるァシル基が結合した構造を有するビ スアミ ドなども使用できる。 前記酸アミ ドにおいて、 酸アミ ドを構 成する脂肪酸は飽和脂肪酸であるのが好ましい。
これらの長鎖脂肪酸又はその誘導体は、 単独で又は二種以上組み 合わせ t使用できる。
(b)水及び Z又はアルコール類
前記アルコール類としては、 飽和又は不飽和脂肪族アルコール類 [メタノール、 エタノール、 プロパノール、 2—プロパノール、 ブ チルアルコール、 イソブチルアルコール、 s 一ブチルアルコール、 t —ブチルアルコール、 ォクチルアルコール、 デシルアルコール、 ステアリルアルコールなどの C !— 34 アルキルアルコール; ァリルァ ルコールなどの C 2— 34 アルケニルアルコール; プロパギルアルコー ルなどの C 2_34 アルキニルアルコールなど]、 脂環族アルコール類 (シクロペンタノール、 シクロへキサノールなどの C 5—1 0 シクロア ルカノールなど)、芳香族アルコール類(ベンジルアルコールなどの
C 6_1 4ァリール一 C卜 6アルキルアルコールなど)、 多価アルコール 又はその誘導体 (多価アルコールの重合体、 置換多価アルコールな ど)、 糖類 (グルコース、 ガラクト一ス、 フルクトースなど単糖類: トレ八ロース、 スクロース、 マルトース、 ラフイノースなどオリゴ 糖類:エリ トリット、 キシリット、 ソルビットなどの糖アルコール; セルロース、 デンプンなどの多糖類など) などが挙げられる。
前記多価アルコール又はその誘導体としては C 2—8 多価アルコー ル (好ましくは C 2—6多価アルコール) 又はその重合体 (オリゴマー
も含む)、 例えば、 アルキレングリコール (例えば、 エチレングリコ ール、 ジエチレングリコール、 プロピレングリコールなどの C 2_8 アルキレングリコール(好ましくは C 2—6アルキレングリコール) な ど) などのジオール類、 グリセリン、 トリメチ口一ルプロパン又は これらの誘導体などのトリオ一ル類、 ペン夕エリスリ ト一ル、 ソル ビタン又はこれらの誘導体などのテトラオール類; これらの多価ァ ルコ一ルの部分エステル化物 (例えば、 アルキルエステルなど); こ れらの多価アルコール類のオリゴマー (例えば、 ジペンタエリスリ トールなど)、 単独又は共重合体 (例えば、 ポリオキシアルキレング リコ一ルの単独又は共重合体、 ポリグリセリンなど) などが例示で きる。
また、その他の多価アルコール類として、シクロアミロ一ス類(ひ 一, β —, r - , <5—又は ε—シクロデキス卜リンなど)、 キトサン 類、キチン類、ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリ酢酸ビエル、 ォレフィン—ビエルアルコール共重合体なども含まれる。
前記ポリォキシアルキレンダリコールには、 アルキレンダリコー ル (例えば、 エチレングリコール、 プロピレングリコール、 テトラ メチレングリコールなどの C 2_6アルキレングリコール(好ましくは C 2—4アルキレングリコール) など) の単独重合体、 共重合体、 及び それらの誘導体などが含まれる。 具体例としては、 ポリエチレング リコール、 ポリプロピレングリコール、 ポリテトラメチレングリコ ールなどのポリ C 2— 6ォキシアルキレンダリコール(好ましくはポリ
C 2-4ォキシアルキレングリコ一ル)、 ポリォキシエチレン一ポリォ キシプロピレン共重合体(ランダム又はブロック共重合体など)、 ポ リオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル、 ポリ ォキシエチレンポリォキシプロピレンモノブチルエーテルなどの共 重合体類が挙げられる。 好ましいポリオキシアルキレンダリコール は、 ォキシエチレン単位を有する重合体、 例えば、 ポリエチレング リコール、 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体及び
それらの誘導体などである。 また、 前記ポリオキシアルキレンダリ コールの数平均分子量は、 3 X 1 02〜: L X 1 06 (例えば、 5 X 1 02〜 5 X 1 05)、 好ましくは 1 X 1 03〜 1 X 1 03 (例えば、 I X 1 03〜 5 X 1 (Γ) 程度である。
水及びアルコール類は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用で きる。
(c)オルガノシロキサン
オルガノシロキサンとしては、ポリオルガノシロキサン、例えば、 ジアルキルシロキサン (例えば、 ジメチルシロキサンなど)、 アルキ ルァリールシロキサン (例えば、 メチルフエエルシロキサンなど)、 ジァリールシロキサン (例えば、 ジフエニルシロキサンなど) 等の 単独重合体 (例えば、 ポリジメチルシロキサン、 ポリフエ二ルメチ ルシロキサン等) 又は共重合体等が例示できる。 ポリオルガノシロ キサンは、 オリゴマーであってもよく、 また架橋ポリマーであって もよい。 また、 (ポリ) オルガノシロキサンとしては、 分岐オルガノ シロキサン (ポリメチルシルセスキォキサン、 ポリメチルフエニル シルセスキォキサン、 ポリフエ二ルシルセスキォキサンなどのポリ オルガノシルセスキォキサンなど) [例えば、 東芝シリコーン (株) の商品名「X C 9 9— B 5 6 64」、信越化学工業(株)の商品名「X 一 4 0— 9 2 4 3」、 「X - 4 0 — 9 2 4 4」、 「X— 4 0 - 9 8 0 5 J、特開 2 0 0 1 — 4 0 2 1 9号公報、特開 2 0 0 0— 1 5 9 9 9 5号公報、 特開平 1 1一 1 5 8 3 6 3号公報、 特開平 1 0— 1 8 2 8 3 2号公報、特開平 1 0— 1 3 9 9 6 4号公報記載の化合物など]、 分子末端や主鎖に、 エポキシ基、 水酸基、 アルコキシ基、 カルボキ シル基、 アミノ基、 エーテル基、 ピエル基、 (メタ) ァクリロイル基 などの置換基を有する変性 (ポリ) オルガノシロキサン (例えば、 東レ ' ダウコ一二ング ' シリコーン (株) の商品名 「S iパウダー D C 4 - 7 0 5 1 , D C 4 - 7 0 8 1 , D C 4 - 7 1 0 5 , D C 1 — 9 6 4 1など」 など) なども使用できる。 これらのシリコーン系
化合物 (オルガノシロキサン) は、 単独で又は二種以上組み合わせ て使用できる。
(d)フッ素化合物
フッ素化合物には、 フッ素含有オリゴマー、 フッ素系樹脂などが 含まれる。 フッ素含有オリゴマー及びフッ素系樹脂には、 テトラフ ルォロエチレン、 クロ口トリフルォロエチレン、 ビニリデンフルォ ライド、 へキサフルォロプロピレン、 パーフルォロアルキルビニル エーテルなどのフッ素含有モノマ一の単独又は共重合体; 前記フッ 素含有,モノマーと共重合性モノマ一 (エチレン、 プロピレンなどの ォレフィン系単量体;アルキル (メタ) ァクリレ一トなどの (メタ) アクリル系単量体など) との共重合体;前記フッ素含有モノマーと 酸素との光酸化重合体などが含まれる。 このようなフッ素含有ォリ ゴマー及びフッ素系樹脂としては、 例えば、 ポリテトラフルォロェ チレン、 ポリクロ口トリフルォロエチレン、 ポリビニルデンフルォ ライ ドなどの単独重合体; テトラフルォロエチレン一へキサフルォ 口プロピレン共重合体、 テトラフルォロエチレン一パーフルォロア ルキルビニルエーテル共重合体、 エチレンーテ卜ラフルォロェチレ ン共重合体、 エチレン一クロ口トリフルォロエチレン共重合体など の共重合体などが例示できる。 これらのフッ素化合物は、 一種で又 は二種以上組み合わせて使用できる。
(e)ワックス類
ワックス類には、 ポリオレフイン系ワックスなどが含まれる。 ポ リオレフイン系ワックスとしては、 ポリエチレンワックス、 ポリプ ロピレンワックス等のポリ C 2_4ォレフィン系ワックス、エチレン共 重合体ワックスなどのォレフィン共重合体ワックスが例示でき、 こ れらの部分酸化物又は混合物等も含まれる。 ォレフィン共重合体に は、 例えば、 ォレフィン (エチレン、 プロピレン、 1ーブテン、 2 ーブテン、 イソブテン、 3—メチルー 1ーブテン、 4—メチルー 1 ーブテン、 2—メチルー 2—ブテン、 4 —メチル— 1 一ペンテン、
1—へキセン、 2 , 3—ジメチルー 2—ブテン、 1—ヘプテン、 1 ーォクテン、 1—ノネン、 1ーデセン、 1ードデセン等の α—ォレ フィン等) の共重合体や、 これらのォレフィンと共重合可能なモノ マ一、 例えば、 不飽和カルボン酸又はその酸無水物 [無水マレイン 酸、 (メタ) アクリル酸等]、 (メタ) アクリル酸エステル [(メタ) アクリル酸メチル、 (メタ) アクリル酸ェチル、 (メタ) アクリル酸 プロピル、 (メタ) アクリル酸プチル、 (メタ) アクリル酸 2—ェチ ルへキシル等の (メタ) アクリル酸 10 アルキル (好ましくは C 1_4アルキル) エステルなど]等の重合性モノマーとの共重合体等が 挙げられる。 また、 これらの共重合体には、 ランダム共重合体、 ブ ロック共重合体、 又はグラフト共重合体が含まれる。 ォレフィン共 重合体ワックスは、 通常、 エチレンと、 他のォレフィン及び重合性 モノマ一から選択された少なくとも一種のモノマーとの共重合体で ある。
これらのワックス類は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用で きる。これらのワックスのうち、ポリエチレンワックスが好ましい。 ヮックス類の数平均分子量は、 1 0 0〜 2 0 0 0 0、 好ましくは 5 0 0〜 1 5 0 0 0、 さらに好ましくは 1 0 0 0〜 1 2 0 0 0程度で ある。
前記加工安定剤は、 一種で又は二種以上組合せて使用できる。 加工安定剤の割合は、ポリアセ夕一ル樹脂 1 0 0重量部に対して、 0〜 5重量部 (例えば、 0. 0 1〜5重量部)、 好ましくは 0. 0 3 〜 5重量部 (例えば、 0. 0 5〜 3重量部) 程度、 特に 0. 0 5〜 2重量部程度である。
[耐熱安定剤]
前記耐熱安定剤には、 )塩基性窒素化合物、 (b)有機カルボン酸 金属塩、 (c)アルカリ又はアルカリ土類金属化合物、 (d)八イ ド口夕 ルサイ ト、 (e)ゼォライ ト及び(f)特定酸性化合物などが含まれる。
(a)塩基性窒素化合物
塩基性窒素含有化合物には、 低分子化合物や高分子化合物 (窒素 含有樹脂) が含まれる。 窒素含有低分子化合物としては、 例えば、 脂肪族ァミン類 (モノエタノールアミン、 ジェタノ一ルァミン、 ト リス一('ヒドロキシメチル)ァミノメタンなど)、芳香族アミン類( o 一トルイジン、 p— トルイジン、 p —フエ二レンジァミン、 o—ァ ミノ安息香酸、 p—ァミノ安息香酸、 o—ァミノ安息香酸ェチル、 P —ァミノ安息香酸ェチルなどの芳香族第 2級ァミン又は第 3級ァ ミン)、 イミ ド類 (フタルイミ ド、 トリメリ トイミ ド、 ピロメリ トイ ミ ドなど)、 トリァゾール類 (ベンゾトリアゾールなど)、 テトラゾ ール類 ( 5, 5 ' ―ビテトラゾールのァミン塩又は金属塩など)、 ァ ミ ド化 物 (マロンアミ ド、 イソフタル酸ジアミ ドなどの多価カル ボン酸アミ ド、 p —ァミノべンズアミ ドなど)、 ヒドラジン又はその 誘導体 [ヒドラジン、 ヒ ドラゾン、 カルボン酸ヒドラジド (ステア リン酸ヒドラジド、 1 2—ヒドロキシステアリン酸ヒドラジド、 ァ ジピン酸ジヒドラジド、 セバシン酸ジヒドラジド、 ドデカンニ酸ジ ヒドラジドなどの脂肪族カルボン酸ヒドラジド ;安息香酸ヒドラジ ド、 ナフトェ酸ヒドラジド、 イソフタル酸ジヒドラジド、 テレフ夕 ル酸ジヒドラジド、 ナフタレンジ力ルポン酸ジヒドラジド、 ベンゼ ントリカルボン酸トリヒドラジドなどの芳香族カルボン酸ヒ ドラジ ドなど) など]、 ポリアミノ トリアジン類 [グアナミン、 ァセトグァ ナミン、 ベンゾグアナミン、 サクシノグアナミン、 アジポグァナミ ン、 1 , 3, 6 —トリス (3 , 5 —ジァミノ _ 2, 4 , 6 — 卜リア ジニル) へキサン、 フタログアナミン、 C T U—グアナミンなどの グアナミン類又はそれらの誘導体、 メラミン又はその誘導体 (メラ ミン ; メラム、 メレム、 メロンなどのメラミン縮合物など)]、 メラ ミン及びメラミン誘導体を含むポリアミノ トリアジン類と有機酸と の塩 [ (イソ) シァヌ一ル酸塩 (メラミンシァヌレ一トなど) など]、 メラミン及びメラミン誘導体を含むポリアミノ トリアジン類と無機 酸との塩 [メラミンポレ一トなどのホウ酸との塩、 メラミンホスフ
エートなどのリン酸との塩など]、 ゥラシル又はその誘導体(ゥラシ ル、 ゥリジンなど)、 シトシン又はその誘導体 (シトシン、 シチジン など)、 グァニジン又はその誘導体 (グァ二ジン、 シァノグァニジン などの非環状グァニジン;クレアチニンなどの環状グァニジンなど)、 尿素又はその誘導体 [ビウレッ ト、 ピウレア、 エチレン尿素、 プロ ピレン尿素、 アセチレン尿素、 アセチレン尿素誘導体 (アルキル置 換体、 ァリール置換体、 ァラルキル置換体、 ァシル置換体、 ヒドロ キシメチル置換体、 アルコキシメチル置換体など)、 ィソブチリデン ジゥレア、 クロチリデンジゥレア、 尿素とホルムアルデヒドとの縮 合体、 ヒダントイン、 置換ヒダントイン誘導体 ( 1ーメチルヒダン トイン、 5—プロピルヒダントイン、 5, 5—ジメチルヒダントイ ンなどのモノ又はジ アルキル置換体; 5—フエニルヒダントイ ン、 5, 5—ジフエニルヒダントインなどのァリ一ル置換体; 5— メチル— 5—フエニルヒダントインなどのアルキルァリール置換体 など)、 アラントイン、 置換ァラントイン誘導体 (例えば、 モノ, ジ またはトリ C _4アルキル置換体、 ァリール置換体など)、 アラント インの金属塩 (アラントインジヒドロキシアルミニウム、 アラント インモノヒドロキシアルミニウム、 アラントインアルミニウムなど の周期表 3 B属金属との塩など)、アラントインとアルデヒド化合物 との反応生成物(アラントインホルムアルデヒド付加体など)、 ァラ ントインとイミダゾール化合物との化合物 (アラントインソジゥム 一 d 1 ピロリ ドンカルポキシレートなど)、 有機酸塩など]などが例 示できる。
窒素含有樹脂としては、 例えば、 ポリビニルァミンの単独又は共 重合体、 ポリアリルァミンの単独又は共重合体、 ホルムアルデヒド との反応により生成するァミノ樹脂 (グアナミン樹脂、 メラミン樹 脂、 グァニジン樹脂などの縮合樹脂、 フエノールーメラミン樹脂、 ベンゾグアナミン一メラミン樹脂、 芳香族ポリアミン一メラミン樹 脂などの共縮合樹脂など)、 芳香族ァミン一ホルムアルデヒド樹脂
(ァニリン樹脂など)、 ポリアミ ド樹脂 (例えば、 ナイロン 3 (ポリ j3—ァラニン)、 ナイロン 46、 ナイロン 6、 ナイロン 6 6、 ナイ口 ン 1 1、 ナイロン 1 2、 ナイロン MXD 6、 ナイロン 6— 1 0、 ナ ィロン 6— 1 1、 ナイロン 6— 1 2、 ナイロン 6— 6 6— 6 1 0な どの単独又は共重合ポリアミ ド、 メチロール基やアルコキシメチル 基を有する置換ポリアミ ドなど)、ポリエステルアミ ド、 ポリアミ ド イミド、 ポリウレタン、 ポリ (メタ) アクリルアミド、 (メタ) ァク リルアミ ドと他のビニルモノマーとの共重合体、 ポリ (ビニルラク タム)、ビエルラクタムと他のビエルモノマ一との共重合体(例えば、 特開昭 5 5 - 5 2 3 3 8号公報、 米国特許第 3 2 040 1 4号明細 書に記載の単独又は共重合体など)、ポリ(N—ビニルホルムアミド) 又はその誘導体 (N—ビニルホルムアミ ドー N—ピニルアミン共重 合体など) (例えば、 三菱化学 (株) 製、 商品名 「PNVEシリーズ」 など)、 N—ビニルホルムアミ ドと他のビニルモノマーとの共重合体、 ポリ (N—ビニルカルボン酸アミ ド)、 N—ビニルカルボン酸アミ ド と他のビニルモノマ一との共重合体 (例えば、 特開 2 0 0 1— 24 7 74 5号公報、 特開 2 0 0 1— 1 3 1 3 8 6号公報、 特開平 8 - 3 1 1 3 0 2号公報、 特開昭 5 9 - 8 6 6 1 4号公報、 米国特許第 545 5 042号明細書、 米国特許第 540 7 9 9 6号明細書、 米 国特許第 5 3 3 8 8 1 5号明細書に記載の単独又は共重合体、 昭和 電工 (株) 製、 商品名 「ノニォレックス」 「クリアチック」 など) な どが例示できる。
これらの塩基性窒素含有化合物は、 単独で又は二種以上組み合わ せて使用できる。
好ましい窒素含有化合物には、グアナミン類(アジポグアナミン、 CTU—グアナミンなど)、 メラミン又はその誘導体 [特にメラミン 又はメラミン縮合物(メラム、 メレムなど)]、 グァニジン誘導体(シ ァノグァニジン、 クレアチニンなど)、 尿素誘導体 [ピウレア、 尿素 とホルムアルデヒドとの縮合体、 アラントイン、 アラントインの金
属塩 (アラントインジヒドロキシアルミニウムなど)]、 ヒドラジン 誘導体(力ルポン酸ヒドラジドなど)、窒素含有樹脂 [アミノ樹脂(メ ラミン樹脂、 メラミン一ホルムアルデヒド樹脂などのアミノ樹脂; 架橋メラミン樹脂などの架橋アミノ樹脂など)、 ポリアミ ド樹脂、 ポ リ (メタ) アクリルアミ ド、 ポリ (N—ピニルホルムアミ ド)、 ポリ ( N—ビニルカルボン酸アミ ド)、 ポリ (ビニルラクタム) など] が 含まれる。 これらのうち、 特に、 ピウレア、 アラントイン、 ァラン 卜インの金属塩、 力ルポン酸ヒドラジド及びポリアミ ド樹脂から選 択された少なくとも一種と、 前記式 ( 1 ) で表されるュニッ トを有 するグアナミン化合物とを併用すると、 成形品からの発生ホルムァ ルデヒド量を大幅に低減することができる。 窒素含有化合物は、 こ の窒素含有化合物 [特に、 カルボン酸ヒドラジド (例えば、 脂肪族 力ルポン酸ヒドラジド及び芳香族力ルポン酸ヒドラジドから選択さ れた少なくとも一種) など] を含む樹脂マスターバッチとして用い てもよい。 窒素含有化合物 [例えば、 前記尿素系化合物 (ピウレア など)、 力ルポン酸ヒドラジド (例えば、 脂肪族力ルポン酸ヒドラジ ド及び芳香族力ルポン酸ヒドラジドから選択された少なくとも一 種) など] は、 熱可塑性樹脂 '(例えば、 ポリアセタール樹脂、 スチ レン系樹脂、 アクリル系樹脂、 ォレフィン系樹脂、 ポリアミ ド系樹 脂、 ポリウレタン系樹脂、 ポリエステル系樹脂など) と溶融混合し マスタ一バッチの形態で使用してもよい。 この窒素含有化合物を含 む樹脂マス夕一バッチとして用いてもよい。 樹脂マスターバッチに おいて、 窒素含有化合物の割合は、 例えば、 1〜8 0重量%程度で あってもよい。
(b)有機カルボン酸金属塩
有機カルボン酸金属塩としては、 有機カルボン酸と金属 (N a, Kなどのアルカリ金属; M g , C aなどのアル力リ土類金属 ; Z n などの遷移金属など) との塩が挙げられる。
前記有機カルボン酸は、 低分子又は高分子のいずれであってもよ
く、 前記長鎖脂肪酸の項で例示した長鎖飽和又は不飽和脂肪族カル ボン酸などの他、 炭素数 1 0未満の低級の飽和又は不飽和脂肪族力 ルボン酸、 不飽和脂肪族カルボン酸の重合体なども使用できる。 ま た、 これらの脂肪族カルボン酸はヒドロキシル基を有していてもよ い。 前記低級の飽和脂肪族カルボン酸としては、 飽和 C j— 9モノカル ボン酸 (酢酸、 プロピオン酸、 酪酸、 イソ酪酸、 吉草酸、 イソ吉草 酸、 ピバル酸、 カブロン酸、 力プリル酸など)、 飽和 C 2_9ジカルポ ン酸 (シユウ酸、 マロン酸、 コハク酸、 ダルタル酸、 アジピン酸、 ピメリン酸、 コルク酸、 ァゼライン酸など)、 及びこれらのォキシ酸 (グリコール酸、 乳酸、 グリセリン酸、 ヒドロキシ酪酸、 クェン酸 など) などが例示できる。
低級の不飽和脂肪族カルボン酸としては、不飽和 C 3_9モノカルボ ン酸 [ (メタ〉 アクリル酸、 クロトン酸、 イソクロトン酸など]、 不 飽和 C 4— 9ジカルボン酸 (マレイン酸、 フマル酸など)、 及びこれら のォキシ酸 (プロピオール酸など) などが例示できる。
また、 不飽和脂肪族カルボン酸の重合体としては、 重合性不飽和 カルボン酸 [ α, —エチレン性不飽和カルボン酸、例えば、 (メタ) ァクリル酸などの重合性不飽和モノカルボン酸、 重合性不飽和多価 カルボン酸 (ィタコン酸、 マレイン酸、 フマル酸など)、 前記多価力 ルボン酸の酸無水物又はモノエステル (マレイン酸モノェチルなど のモノ C卜 1 0 アルキルエステルなど) など] とォレフイン (ェチレ ン、 プロピレンなどの《— C 2— 1 ()ォレフィンなど) との共重合体な どが挙げられる。
これらの有機カルボン酸金属塩は、 単独で又は二種以上組み合わ せて使用できる。
好ましい有機カルボン酸金属塩は、 アル力リ土類金属有機力ルポ ン酸塩 (酢酸カルシウム、 クェン酸カルシウム、 ステアリン酸カル シゥム、 ステアリン酸マグネシウム、 1 2—ヒドロキシステアリン 酸カルシウムなど)、 アイオノマー樹脂(前記重合性不飽和多価カル
ボン酸とォレフィンとの共重合体に含有されるカルボキシル基の少 なくとも一部が前記金属のイオンにより中和されている樹脂) など である。前記アイオノマ一樹脂は、 例えば、 ACL YN (ァライ ド - シグナル社製)、 ハイミラン (三井デュポンポリケミカル社製)、 サ 一リン (デュポン社製) などとして市販されている。
(c)アル力リ又はアル力リ土類金属化合物
アルカリ又はアルカリ土類金属化合物には、 C a〇、 Mg Oなど の金属酸化物、 C a (OH)2、 Mg (OH)2などの金属水酸化物、 金 属無機酸塩 (N a2C〇3、 K2C〇3、 C a C〇3、 Mg C〇3 などの 金属炭酸塩、 ホウ酸塩やリン酸塩などの無機酸塩など) などの無機 化合物が含まれ、 特に、 金属酸化物及び金属水酸化物が好ましい。 前記化合物のうち、 アル力リ土類金属化合物が好ましい。
これらのアル力リ又はアル力リ土類金属化合物は、 単独で又は二 種以上組み合わせて使用できる。
(d)八ィ ドロタルサイト
ハイ ドロタルサイ トとしては、 特開昭 6 0— 1 24 1号公報及び 特開平 9 - 5 947 5号公報などに記載されているハイ ドロタルサ イト類、 例えば、 下記式で表されるハイ ド口タルサイ ト化合物など が使用できる。
[M2+!_XM3+ X (OH) 2] x+ [An_ x/n · mH2〇] x一
(式中、 M2+は Mg2+、 Mn2+、 F e 2+、 C o2+などの 2価金属ィ オンを示し、 M3+は A 13+、 F e3+、 C r 3+などの 3価金属イオンを 示す。 An—は C 03 2—、 OH―、 HP〇4 2—、 S 04 2—などの n価 (特に 1価又は 2価) のァニオンを示す。 Xは、 0く Xく 0. 5であり、 mは、 0≤mく 1である。)
これらのハイ ドロタルサイ 卜は、 単独で又は二種以上組み合わせ て使用できる。
なお、ハイ ド口タルサイ トは、 「DHT— 4A」、 「DHT— 4A— 2」、 「アル力マイザ一」 などとして協和化学工業 (株) から入手可
能である。
(e)ゼォライ ト
ゼォライトとしては、 特に制限されないが、 例えば、 特開平 7— 6 2 1 42号公報に記載されているゼォライト [最小単位セルがァ ルカリ及びノ又はアル力リ土類金属の結晶性アルミノケィ酸塩であ るゼオライト (A型、 X型、 Y型、 L型、 )3型,及び Z S M型ゼオラ ィ ト、 モルデン沸石型ゼォライ ト ; チヤバザィ ト、 モルデン沸石、 ホージャサイ トなどの天然ゼォライ トなど) など] などが使用でき る。
これらのゼォライ トは、 単独で又は二種以上組み合わせて使用で さる。
なお、 A型ゼオライ トは、 「ゼオラムシリーズ (A— 3、 A— 4、 A— 5)、 「ゼォスタ一シリーズ (KA 1 0 0 P、 NA— 1 0 0 P、 C A— 1 00 P)」 などとして、 また、 X型ゼォライ トは、 「ゼオラ ムシリーズ (F— 9)」、 「ゼォスタ一シリーズ (NX— 1 0 0 P)」、 γ型ゼォライ トは、 「HS Zシリーズ 3 20 NAA」などとして東ソ 一 (株)、 日本化学工業 (株) から入手可能である。
( f ) 特定酸性化合物
特定酸性化合物には、ホウ酸類(オルトホウ酸、メタホウ酸など)、 ヒドロキシル基を有する窒素含有環状化合物 (シァヌール酸、 イソ シァヌ一ル酸、 アンヌリン、 アンメリ ド、 バルビツール酸、 尿酸な ど)、 カルボキシル基含有化合物 [ダリコール酸などのヒドロキシカ ルボン酸;ポリ (メタ) アクリル酸などの (メタ) アクリル酸の単 独又は共重合体;(メタ)アクリル酸一才レフィン共重合体などの(メ 夕) アクリル酸と他の共重合性モノマー (エチレン、 プロピレンな どのォレフィン系モノマーなど) との共重合体;不飽和 (無水) 力 ルボン酸変性ォレフィン ;特開 2 0 0 0— 2 3 948 4号公報記載 の pK aが 3. 6以上のカルボキシル基含有化合物など]、 (ポリ) フエノール類(フエノール、メチルフエノールなどのフエノール類;
ソグニン、 カテキンなどのポリフエノール類; ノボラック樹脂、 ポ リビニルフエノールなど)、 ァミノカルボン酸類 (アミノ酸など) な どが使用できる。 これらの酸性化合物は、 単独又は 2種以上組み合 わせて使用できる。
前記耐熱安定剤は、 1種で又は 2種以上組み合わせて使用できる。 塩基性窒素含有化合物と、 有機カルボン酸金属塩、 アルカリ又はァ ルカリ土類金属化合物、 八イ ド口タルサイ 卜、 ゼォライ 卜及び特定 酸性化合物から選択された少なくとも一種とを組み合わせて用いる と、 少量で耐熱安定性を付与することもできる。
耐熱安定剤の割合は、 例えば、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部 に対して、 0〜 5重量部 (0 . 0 0 1〜 5重量部)、 好ましくは 0 . 0 0 1〜 3重量部 (特に 0 . 0 1〜 2重量部) 程度の範囲から選択 できる。特に、耐熱安定剤として塩基性窒素化合物を使用する場合、 塩基性窒素化合物の割合は、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に対 して、 0 . 0 0 1〜 1重量部、 好ましくは 0 . 0 0 5〜 0 . 5重量 部 (特に 0 . 0 1〜 0 . 1 5重量部) 程度の範囲から選択できる。
[添加剤]
また、 本発明のポリアセタール樹脂組成物は、 さらに耐候 (光) 安定剤、 着色剤、 光沢制御剤、 耐衝撃性改良剤、 摺動性改良剤、 及 び充填剤から選択された少なくとも一種の添加剤を含んでいてもよ い。
(耐候 (光) 安定剤)
耐候 (光) 安定剤としては、 ベンゾトリアゾール系化合物、 ベン ゾフエノン系化合物、 芳香族べンゾエート系化合物、 シァノアクリ レート系化合物、 シユウ酸ァニリ ド系化合物、 及びヒンダードアミ ン系化合物などが挙げられる。 これらの耐候 (光) 安定剤は一種又 は二種以上組合せて使用できる。
( a ) ベンゾトリアゾール系化合物
ベンゾトリアゾ一ル系化合物としては、 2— ( 2 ' —ヒドロキシ
- 5 ' —メチルフエ二ル) ベンゾトリァゾール、 2— (2 ' ーヒド 口キシ— 3 ' , 5 ' ージー t 一ブチルフエニル) ベンゾトリアゾー ル、 2— ( 2 ' ーヒドロキシ一 3 ' , 5 ' ージー tーァミルフエ二 ル) ベンゾトリァゾ一ル、 2— ( 2 ' —ヒドロキシー 3 ' , 5 ' - ジ—イソアミルフェニル) ベンゾトリアゾール等のヒドロキシル基 及びアルキル アルキル)基置換ァリール基を有するベンゾト リ アゾール類; 2— [ 2 ' ーヒド ロキシ一 3 ' , 5 ' 一ビス ( ひ, ひ —ジメチルベンジル) フエニル] ベンゾトリアゾールなどのヒド 口キシル基及びァラルキル (又はァリール) 基置換ァリール基を有 するベンゾトリアゾ一ル類; 2— (2 ' —ヒドロキシ— 4 ' ーォク トキシフエニル) ベンゾトリァゾ一ルなどのヒドロキシル基及びァ ルコキシ (0 12 アルコキシ) 基置換ァリール基を有するベンゾト リアゾール類等が挙げられる。 これらのベンゾトリァゾール化合物 は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。 これらのベンゾ トリアゾール系化合物のうち、ヒドロキシル基及び C3_6アルキル基 置換 C6— 10 ァリ一ル (特にフエニル) 基を有するベンゾトリアゾー ル類、 並びにヒドロキシル基及び C6— 1Q ァリール— Ci— 6 アルキル (特にフエ二ルー Ci— 4アルキル)基置換ァリ一ル基を有するベンゾ トリァゾ一ル類などである。
(b) ベンゾフエノン系化合物
ベンゾフエノン系化合物としては、 複数のヒドロキシル基を有す るべンゾフエノン類 (2, 4—ジヒドロキシベンゾフエノンなどの ジ乃至テトラヒドロキシベンゾフエノン; 2—ヒドロキシー 4一才 キシベンジルベンゾフエノンなどのヒドロキシル基及びヒドロキシ ル置換ァリ一ル又はァラルキル基を有するベンゾフエノン類な ど); ヒドロキシル基及びアルコキシ (C!-!eアルコキシ) 基を有す るべンゾフエノン類 (2—ヒドロキシ一 4—メトキシベンゾフエノ ン、 2—ヒドロキシ一 4ーォクトキシベンゾフエノン、 2—ヒドロ キシ一 4ードデシルォキシベンゾフエノン、 2, 2 ' ージヒドロキ
シー 4 —メトキシベンゾフエノン、 2 , 2 ' —ジヒドロキシー 4 , 4 ' ージメトキシベンゾフエノン、 2—ヒドロキシー 4—メトキシ 一 5—スルホベンゾフエノン等) などが挙げられる。 これらのベン ゾフエノン化合物は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。 これらのベンゾフエノン系化合物のうち、 ヒドロキシル基と共にヒ ドロキシル基置換 C 6— 10ァリール (又は C 6— 1 0ァリール一じ卜4アル キル) 基を有するベンゾフエノン類、 特に、 ヒドロキシル基と共に ヒドロキシル基置換フエ二ルー アルキル基を有するベンゾフ ェノン類が好ましい。
( c ) 芳香族べンゾエート系化合物
芳香族べンゾエート系化合物としては、 p— t 一ブチルフエニル サリシレート、 p—才クチルフエ二ルサリシレ一トなどのアルキル ァリールサリシレート類が挙げられる。 芳香族ベンゾェ一ト化合物 は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
( d ) シァノアクリレート系化合物
シァノアクリレー卜系化合物としては、 2 一ェチルへキシルー 2 ーシァノー 3, 3—ジフエニルァクリレート、 ェチルー 2 —シァノ 一 3, 3—ジフエニルァクリレート等のシァノ基含有ジァリールァ クリレート類などが挙げられる。 シァノアクリレート系化合物は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
( e ) シユウ酸ァニリ ド系化合物
シユウ酸ァニリ ド系化合物としては、 N— (2—ェチルフエニル) 一 N ' — ( 2 —エトキシ— 5— t —ブチルフエニル) シユウ酸ジァ ミ ド、 N— (2—ェチルフエニル) — N ' — (2—エトキシ—フエ ニル) シユウ酸ジアミ ド等の窒素原子上に置換されていてもよいァ リール基などを有するシユウ酸ジアミド類が挙げられる。 シユウ酸 ァニリ ド化合物は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
( f ) ヒンダードアミン系化合物
ヒンダードアミン系化合物としては、 立体障害性基を有するピぺ
リジン誘導体、 例えば、 エステル基含有ピぺリジン誘導体 [4ーァ セトキシ— 2, 2 , 6, 6—テ卜ラメチルピペリジン、 4—ステア ロイルォキシー 2, 2, 6, 6—テトラメチルピペリジン、 4ーァ クリロイルォキシー 2, 2 , 6 , 6—テトラメチルピペリジンなど の脂肪族ァシルォキシピペリジン (C 2— 脂肪族ァシルォキシーテ トラメチルビペリジンなど) ; 4一ベンゾィルォキシ一 2, 2, 6, 6ーテトラメチルピペリジンなどの芳香族ァシルォキシピペリジン
(C7_n芳香族ァシルォキシーテトラメチルピペリジンなど);ビス (2, 2 , 6 , 6—テト'ラメチルー 4ーピペリジル) オギザレート、 ビス (2 , 2, 6, 6—テトラメチルー 4—ピペリジル) マロネー ト、 ビス (2, 2, 6, 6—テトラメチル— 4ーピペリジル) アジ ペート、 ビス ( 1, 2, 2 , 6, 6—ペンタメチル一 4ーピベリジ ル) アジペート、 ビス (2 , 2, 6 , 6—テトラメチルー 4ーピぺ リジル) セバケ一ト、 ビス ( 1, 2 , 2, 6, 6—ペンタメチルー 4一ピペリジル) セバゲ一ト、 ビス ( 1ーォクチルォキシー 2 , 2 , 6 , 6—テトラメチルー 4ーピペリジル) セバケ一ト) などの脂肪 族ジ又はトリカルボン酸一ビス又はトリスピペリジルエステル (C
2-20脂肪族ジカルボン酸一ビスピペリジルエステルなど);ビス(2, 2 , 6 , 6—テトラメチルー 4ーピペリジル) テレフタレート、 ト リス ( 2, 2, 6, 6—テトラメチル— 4ーピペリジル) ベンゼン — 1 , 3 , 5— トリカルポキシレートなどの芳香族ジ乃至テトラ力 ルボン酸一ビス乃至テトラキスピペリジルエステル (芳香族ジ又は トリカルボン酸—ビス又はトリスピペリジルエステルなど) など]、 エーテル基含有ピぺリジン誘導体 [4ーメ トキシ— 2 , 2 , 6 , 6 ーテトラメチルピペリジンなどの C!— o アルコキシピペリジン (C 1-6アルコキシーテトラメチルピペリジンなど) ; 4ーシクロへキシ ルォキシー 2 , 2 , 6 , 6—テトラメチルピペリジンなどの C5_8 シクロアルキルォキシーピペリジン; 4一フエノキシ一 2, 2 , 6 , 6ーテトラメチルビペリジンなどのァリールォキシピペリジン ; 4
一ベンジルォキシ— 2 , . 2 , 6 , 6—テトラメチルピペリジンなど
C 6- 1 0ァリール一 C i_4アルキルォキシーピペリジンなど; 1 , 2— ビス (2, 2 , 6, 6—テトラメチルー 4ーピペリジルォキシ) ェ タンなどのアルキレンジォキシビスピぺリジン (C -i o アルキレン ジォキシービスピぺリジンなど) など]、 アミド基含有ピぺリジン誘 導体 [ 4一 (フエ二ルカルバモイルォキシ) 一 2, 2, 6, 6—テ トラメチルピペリジンなどの力ルバモイルォキシピぺリジン; ビス ( 2 , 2 , 6, 6—テトラメチルー 4ーピペリジル) へキサメチレ ン— 1 , 6 —ジカルバメ一トなどの力ルバモイルォキシ置換アルキ レンジォキシ一ビスピぺリジンなど] などが挙げられる。 また、 高 分子量のピぺリジン誘導体重縮合物 (コハク酸ジメチルー 1一 (2 —ヒドロキシェチル) 一 4—ヒドロキシ一 2, 2 , 6 , 6—テトラ メチルビペリジン重縮合物など) なども含まれる。 これらのヒンダ 一ドアミン系化合物は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用でき る。
これらのヒンダードアミン系化合物のうち、 エステル基含有ピぺ リジン誘導体、 特に、 脂肪族力ルポン酸ピペリジルエステル (好ま しくは C 2_1 6脂肪族ジカルボン酸一ビスピペリジルエステル、 さら に好ましくは C 6— 14脂肪族ジカルボン酸一ビステトラメチルピペリ ジルエステルなど)、芳香族ジ又はトリカルボン酸一ビス又はトリス ピペリジルエステル等が好ましい。
耐候 (光) 安定剤は、 単独で又は二種以上組み合わせて使用でき る。
耐候 (光) 安定剤の割合は、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に 対して、 0 . 0 1〜5重量部、 好ましくは 0 . 0 1〜3重量部、 さ らに好ましくは 0 . 1〜2重量部程度である。
(着色剤)
着色剤としては、 各種染料または顔料が使用できる。 染料はソル ベント染料が好ましく、 ァゾ系染料、 アントラキノン系染料、 フタ
ロシアニン系染料、 又はナフトキノン系染料などが挙げられる。 顔 料については、 無機顔料及び有機顔料のいずれも使用できる。
無機顔料としては、 チタン系顔料、 亜鉛系顔料、 カーボンブラッ ク (ファーネスブラック、 チャンネルブラック、 アセチレンブラッ ク、 ケッチェンブラックなど)、 鉄系顔料、 モリブデン系顔料、 力 ド ミゥム系顔料、 鉛系顔料、 コバルト系顔料、 及びアルミニウム系顔 料などが例示できる。
有機顔料としては、 ァゾ系顔料、 アンスラキノン系顔料、 フタ口 シァニン系顔料、 キナクリ ドン系顔料、 ペリレン系顔料、 ペリノン 系顔料、 イソインドリン系顔料、 ジォキサジン系顔料、 又はスレン 系顔料などが例示できる。
上記のような着色剤は、 単独で用いてもよく、 また複数の着色剤 を組み合わせて用いてもよい。 光遮蔽効果の高い着色剤 (力一ボン ブラック、 チタン白 (酸化チタン)、 フタロシアニン系顔料、 ペリ レ ン系顔料 (特に、 カーボンブラック、 ペリレン系黒色顔料など) な ど) を用いると、 耐候 (光) 性を向上できる。
着色剤の含有量は、 例えば、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に 対して、 0〜 5重量部 (例えば、 0. 0 1〜 5重量部)、 好ましくは 0. 1〜 4重量部、 さらに好ましくは 0. 1〜 2重量部程度である。
(耐衝撃性改良剤)
耐衝撃性改良剤としては、 アクリル系コアシェルポリマー (特開 平 1 2— 2 67 0 5号公報記載のコアシェルポリマーなど)、ポリウ レタン系樹脂、 ポリエステル系樹脂 (熱可塑性ポリエステル)、 スチ レン系エラストマ一 [スチレン一ブタジエン一スチレン (S B S) ブロック共重合体、 スチレン一イソプレン一スチレン (S I S) ブ ロック共重合体、 スチレン一エチレン * ブチレン一スチレン (S E B S) ブロック共重合体、 スチレン一イソプレン一プロピレンース チレン (S I P S) プロック共重合体、 スチレン—エチレン · プロ ピレン—スチレン (S E P S) ブロック共重合体、 アタリロニトリ
ルーブタジエン一スチレン (AB S) 樹脂、 アクリロニトリル一ェ チレン · プロピレン—スチレン (AE S) 樹脂など] などが例示で きる、 これらの耐衝撃性改良剤は、 単独で又は二種以上組み合わせ て使用できる。
耐衝撃性改良剤の割合は、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に対 して、 例えば、 0〜 1 0 0重量部 (例えば、 1〜 1 0 0重量部)、 好 ましくは 2〜 7 5重量部、 さらに好ましくは 3〜 6 0重量部程度で あってもよい。
(光沢制御剤)
光沢制御剤としては、 耐衝撃性改良剤の項で例示の樹脂 (エラス トマ一も含む) を低光沢剤として使用できる。 また、 アクリル系樹 脂 [ポリアルキル (メタ) ァクリレート単独又は共重合体 (ポリメ チルメタクリレートなど)、 ァクリロニトリル一スチレン共重合体 ( A S樹脂)、 アクリロニトリル一エチレン ·プロピレン—スチレン (AE S) 樹脂など]、 スチレン系樹脂 (ポリスチレンなど) を光沢 付与剤として使用できる。 光沢制御剤は単独で又は二種以上組み合 わせて使用できる。
光沢制御剤の割合は、ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に対して、 例えば、 0〜 30重量部 (例えば、 0. 0 1〜 2 0重量部)、 好まし くは 0. 0 2〜 1 0重量部、 さらに好ましくは 0. 0 5〜 5重量部 程度であってもよい。
(摺動性改良剤)
摺動性改良剤としては、 例えば、 ォレフィン系樹脂、 シリコーン 系樹脂、 フッ素系樹脂、 ポリアルキレングリコ一ル樹脂、 炭酸カル シゥム、 タルクなどが例示できる。 耐衝擊性改良剤は単独で又は二 種以上組み合わせて使用できる。
摺動性改良剤の割合は、 ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に対し て、 0〜 5 0重量部 (例えば、 0. 1〜 5 0重量部)、 好ましくは 1 〜 3 0重量部、 さらに好ましくは 3〜 2 0重量部程度であってもよ
い。
(充填剤)
必要に応じて、 本発明の成形品の性能を向上させるために、 慣用 の繊維状、 板状、 粉粒状などの充填剤を単独で又は二種以上組み合 わせて配合してもよい。 繊維状充填剤としては、 無機繊維 (ガラス 繊維、 炭素繊維、 ボロン繊維、 チタン酸カリウム繊維 (ゥイス力一) 等)、 有機繊維 (アミ ド繊維など) 等が例示できる。 板状充填剤とし ては、 ガラスフレーク、 マイ力、 グラフアイ ト、 各種金属箔等が例 示できる。 粉粒状充填剤としては、 金属酸化物 (酸化亜鉛、 アルミ ナなど)、 硫酸塩 (硫酸カルシウム、 硫酸マグネシウムなど)、 炭酸 塩 (炭酸カルシウムなど)、 ガラス類 (ミルドファイバ一、 ガラスビ ーズ、ガラスバル一ンなど)、ケィ酸塩(タルク、力オリン、 シリカ、 ケィソゥ土、 クレ一、 ウォラスナイ トなど)、 硫化物 (二硫化モリブ デン、 二硫化タングステン、 硫化亜鉛など)、 炭化物 (フッ化黒鉛、 炭化ケィ素など)、 窒化ホウ素等が例示できる。
充填剤の割合は、 充填剤の種類や配合目的に応じて、 調整するこ とができる。 例えば、 ポリアセタール樹脂の強度や剛性等の機械的 特性の向上を目的とする場合には、 充填剤の割合は、 ポリアセ夕ー ル樹脂 1 0 0重量部に対して、 0〜 2 0 0重量部 (例えば、 1〜 2 0 0重量部)、好ましくは 1〜 1 0 0重量部、 さらに好ましくは 3〜 7 0重量部程度であってもよい。
本発明のポリアセタール樹脂組成物には、 必要に応じて、 慣用の 添加剤、 例えば、 離型剤、 核剤、 帯電防止剤、 難燃剤、 界面活性剤、 抗菌剤、 抗カビ剤、 芳香剤、 香料、 各種ポリマー [アクリル系樹脂 (ポリメチルメタクリレートなどの C !-io アルキル (メタ) ァクリ レートの単独又は共重合体)、 アクリル系コアシェルポリマ一、 ポリ カーボネート系樹脂、 ポリオレフイン系樹脂、 ポリウレタン系エラ ストマー又は樹脂、 ポリエステル系エラストマ一又は樹脂、 ポリア ミド系エラストマ一又は樹脂、 フッ素系樹脂、 シリコーン系エラス
トマ一又は樹脂など] などを 1種で又は 2種以上組み合わせて添加 してもよい。
(ポリァセタール樹脂組成物の製造方法)
本発明のポリァセ夕一ル樹脂組成物は、 粉粒状混合物や溶融混合 物であってもよく、 ポリアセタール樹脂と、 酸化防止剤と、 前記グ アナミン化合物と、 加工安定剤及び/又は耐熱安定剤と、 必要によ り他の添加剤とを慣用の方法で混合することにより調製できる。 例 えば、 ( 1 )各成分を主フィーダ一からフィードして、一軸又は二軸 の押出機 (こより混練して押出してペレツ トを調製した後、 成形する 方法、 (2 ) グアナミン化合物を含まない成分を主フィーダ一から、 そして少なくともグアナミン化合物を含む成分 (他成分として、 ポ リアセタール樹脂、 安定剤、 他の添加剤など) をサイドフィーダ一 からフィードして、 一軸又は二軸の押出機により混練押出してペレ ットを調製した後、成形する方法、 ( 3 )一旦組成の異なるペレツ ト (マスターバッチ) を調製し、 そのペレットを所定量混合 (希釈) して成形に供し、所定の組 の成形品を得る方法、 (4 )ポリァセタ —ル樹脂のペレツ トに抑制剤を散布、 表面コートなどにより共存又 は付着させた後、 成形し、 所定の組成の成形品を得る方法などが採 用できる。 また、 成形品に用いられる組成物の調製において、 基体 であるポリアセタール樹脂の粉粒体 (例えば、 ポリアセタール樹脂 の一部又は全部を粉砕した粉粒体) と他の成分 (酸化防止剤、 加工 安定剤、 耐熱安定剤、 グアナミン化合物など) を混合して溶融混練 すると、 添加物の分散を向上させるのに有利である。
特に、 本発明のグアナミン化合物に加えて、 塩基性窒素化合物と して、 尿素系化合物 (特に、 ピウレア、 アラントイン、 アラントィ ンの金属塩) 及び/又はヒドラジン化合物 (特に、 カルボン酸ヒド ラジド) を併用し、 押出機を用いて溶融混合によりポリアセタール 樹脂組成物を調製する場合には、 ( a )少なくとも前記塩基性窒素化 合物を押出機の途中部 (例えば、 脱揮口の前又は後ろ) からフィー
ドして混合する製造方法、 及び/又は (b) 樹脂の押出機内での平 均滞留時間を 3 0 0秒以下 (例えば、 前記塩基性窒素化合物を押出 機の主フィ一ドロ及び Z又は押出機のサイドフィ一ドロから添加す る場合に、 ポリアセタ一ル樹脂の平均滞留時間を 1 0〜 2 0 0秒と する)で溶融押出調製するのが好ましい。さらに、押出機としては、 一軸又は二軸押出機の何れも適用でき、 好ましくは、 一つ以上の脱 揮口を有する押出機などが使用できる。 例えば、 真空下 (例えば、 1〜 5 0 0 mmH g ( 0. 1 3〜 6 6. 7 k P a)、 通常、 5〜 3 0 0 mmH g (0. 6 7〜40 k P a) のベント真空度) で脱揮口か ら揮発成分を除去した後に、 少なくとも前記塩基性窒素化合物を含 む添加剤を押出機の途中部 (サイ ドフィード口) から添加してもよ い。
本発明のポリアセタール樹脂組成物は、 特に成形加工 (特に溶融 成形加工) 工程において、 ポリアセタール樹脂の酸化又は熱分解な どによるホルムアルデヒドの生成を顕著に抑制でき、 作業環境を改 善できる。 また、 金型への分解物や添加物などの付着 (モールドデ ポジット)、 成形品からの分解物や添加物の浸出を顕著に抑制でき、 成形加工時の諸問題を改善できる。
(成形品)
本発明のポリアセタール樹脂成形品は、 前記ポリアセタール樹脂 組成物を成形することにより製造できる。成形は、慣用の成形方法、 例えば、 射出成形、 押出成形、 圧縮成形、 プロ一成形、 真空成形、 発泡成形、 回転成形、 ガスインジェクションモールディングなどの 方法により行うことができる。
前記ポリァセタール樹脂組成物で構成された本発明のポリァセ夕 一ル榭脂成形品は、 酸化防止剤と、 特定のグアナミン化合物と、 必 要により、 加工安定剤及びノ又は熱安定剤とを組み合わせて含んで おり、 押出及び Z又は成形加工安定性に優れるとともに、 ホルムァ ルデヒド発生量が極めて少ない。 すなわち、 酸化防止剤などの安定
剤を含む従来のポリァセタール樹脂で構成された成形品は、 比較的 多量のホルムアルデヒドを生成し、 腐食や変色などの他、 生活環境 や作業環境を汚染する。 例えば、 一般に市販されているポリアセ夕 ール樹脂成形品からのホルムアルデヒド発生量は、 乾式 (恒温乾燥 雰囲気下)において、表面積 1 じ !112当たり 2〜 5 g程度であり、 湿式 (恒温湿潤雰囲気下) において、 表面積 1 cm2 当たり 3〜 6 g程度である。
これに対して、 本発明のポリアセタール樹脂成形品は、 乾式にお いて、 ホルムアルデヒド発生量が成形品の表面積 1 c m2当たり 1. 5 g以下、 好ましくは 0〜 1. 3 g、 さらに好ましくは 0 ~ 1 U. g程度であり、 通常、 0. 0 1〜 1 g程度である。 また、 湿式 において、 ホルムアルデヒドの発生量が成形品の表面積 1 c m2 当 たり 2. 5 z g以下、 好ましくは 0〜 1. マ a g さらに好ましく は 0〜 1. 程度であり、 通常、 0. 0 1〜 1. 5 ^A g程度で ある。
なお、 乾式でのホルムアルデヒド発生量は、 次のようにして測定 できる。
ポリアセタール樹脂成形品を、 必要により切断して表面積を測定 した後、 その成形品の適当量 (例えば、 表面積 1 0〜 5 0 c m2 と なる程度) を密閉容器 (容量 2 0m l ) に入れ、 温度 8 0 °Cで 2 4 時間放置する。 その後、 この密閉容器中に水を 5 m 1注入し、 この 水溶液のホルマリン量を J I S K 0 1 0 2, 2 9 (ホルムアルデ ヒドの項) に従って定量し、 成形品の表面積当たりのホルムアルデ ヒド発生量 ( i gZcm2) を求める。
また、 湿式でのホルムアルデヒド発生量は、 次のようにして測定 できる。
ポリァセ夕一ル樹脂成形品を、 必要により切断して表面積を測定 した後、 その成形品の適当量 (例えば、 表面積 1 0〜 1 0 0 c m2 となる程度) を、 蒸留水 5 0 m 1 を含む密閉容器 (容量 1 L) の蓋
に吊下げて密閉し、 恒温槽内に温度 6 0 °Cで 3時間放置する。 その 後、 室温で 1時間放置し、 密閉容器中の水溶液のホルマリン量を J I S K 0 1 0 2 , 2 9 (ホルムアルデヒドの項)に従って定量し、 成形品の表面積当たりのホルムアルデヒド発生量 n g / c m 2) を 求める。
本発明における前記ホルムアルデヒド発生量の数値規定は、 ポリ ァセタール樹脂と、 酸化防止剤と、 特定のグアナミン化合物とを含 む限り、 慣用の添加剤 (加工安定剤、 耐熱安定剤、 耐候 (光) 安定 剤、 着色剤、 光沢制御剤、 耐衝撃性改良剤、 摺動性改良剤、 充填剤、 通常の安定剤、 離型剤など) を含有するポリアセ夕一ル樹脂組成物 の成形品についてだけでなく、 無機充填剤、 他のポリマーなどを含 有する組成物の成形品においても、 その成形品の表面の大部分 (例 えば、 5 0〜 1 0 0 % ) がポリアセ夕一ル樹脂で構成された成形品 (例えば、 多色成形品や被覆成形品など) についても適用可能であ る。
本発明のポリアセタール樹脂組成物は、 酸化防止剤と、 特定のグ アナミン化合物とを含んでいるので、 ポリァセタール樹脂の押出 · 成形加工時の熱安定性を大幅に改善したうえに、 前記成分を少量添 加するだけで、 ポリァセタール樹脂及び成形品からのホルムアルデ ヒドの発生量を極めて低レベルに抑制でき、 周辺環境 (作業環境、 使用環境など) を大きく改善できる。 さらには、 過酷な条件下であ つてもホルムアルデヒドの生成を抑制でき、 金型への分解物や添加 物などの付着(モールドデポジッ ト)、成形品からの樹脂分解物や添 加物の浸出や成形品の熱劣化を抑制でき、 成形品の品質や成形性を 向上できる。 さらに、 耐候 (光) 安定剤、 耐衝搫性改良剤などの添 加によりポリァセタール樹脂の特性を向上させることもできる。 産業上の利用可能性
本発明の成形品は、 ホルムアルデヒドが弊害となるいずれの用途
にも使用可能であるが、 自動車部品や電気,電子部品 (能動部品や' 受動部品など)、 建材 ·配管部品、 日用品 (生活) ·化粧品用部品、 及び医用 (医療 ·治療) 部品及び写真用部品として好適に使用され る。
より具体的には、 自動車部品としては、 インナーハンドル、 フエ —エルトランクオープナー、 シートベルトバックル、 アシストラッ プ、 各種スィッチ、 ノブ、 レバ一、 クリップなどの内装部品、 メー ターやコネクターなどの電気系統部品、 オーディォ機器やカーナビ ゲーシヨン機器などの車載電気 ·電子部品、 ウィンドウレギュレー 夕一のキャリアープレートに代表される金属と接触する部品、 ドア ロックァクチェ一ター部品、 ミラー部品、 ワイパ一モ一ターシステ ム部品、 燃料系統の部品などの機構部品が例示できる。
電気 ·電子部品 (機構部品) としては、 ポリアセタール樹脂成形 品で構成され、かつ金属接点が多数存在する機器の部品又は部材 [例 えば、 カセットテープレコーダなどのオーディオ機器、 V T R (ビ デォテープレコーダー)、 8 mmビデオ、 ビデオカメラなどのビデオ 機器、 又はコピー機、 ファクシミリ、 ワードプロセッサー、 コンビ ユー夕一などの O A (オフィスオートメーション) 機器、 更にはモ 一ター、 発条などの駆動力で作動する玩具、 電話機、 コンピュータ などに付属するキーボードなど] などが例示できる。 具体的には、 シャーシ (基盤)、 ギヤ一、 レバ一、 カム、 プーリ一、 軸受けなどが 挙げられる。 さらに、 少なくとも一部がポリアセタール樹脂成形品 で構成された光及び磁気メディア部品 (例えば、 金属薄膜型磁気テ ープカセッ ト、 磁気ディスクカートリッジ、 光磁気ディスクカート リッジなど)、 更に詳しくは、 音楽用メタルテープカセット、 デジ夕 ルオーディオテ一プカセット、 8 mmビデオテープカセット、 フロ ッピ一 (登録商標) ディスクカートリッジ、 ミニディスク力一トリ ッジなどにも適用可能である。 光及び磁気メディァ部品の具体例と しては、 テープカセット部品 (テープカセッ トの本体、 リール、 ハ
ブ、 ガイ ド、 口一ラ一、 ストッパー、 リッドなど)、 ディスクカート リッジ部品 (ディスクカートリッジの本体 (ケース)、 シャッター、 クランビングプレートなど) などが挙げられる。
さらに、本発明のポリァセタール樹脂成形品は、照明器具、建具、 配管、 コック、 蛇口、 トイレ周辺機器部品などの建材 ·配管部品、 ファスナー類 (スライドファスナ一、 スナップファスナー、 面ファ スナ一、レ一ルファスナーなど)、文具、 リップクリーム ·口紅容器、 洗浄器、 浄水器、 スプレーノズル、 スプレー容器、 エアゾール容器、 一般的な容器、 注射針のホルダ一、 (デジタル) カメラ部品、 フィル ム周辺部品などの広範な生活関係部品 ·化粧関係部品 · 医用関係部 品 ·写真用部品に好適に使用される。 実施例
以下に、 実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、 本発 明はこれらの実施例により限定されるものではない。
なお、 実施例及び比較例において、 成形性 (金型付着物の量)、 乾 式での成形品からのホルムアルデヒドの発生量、 及び耐候 (光) 性 について、 以下のようにして評価した。
[成形性 (金型付着物の量)]
ポリァセタール樹脂組成物で形成されたペレツ トから特定形状の 成形品 (径 2 O mm x 1 mm) を、 射出成形機を用いて連続成形( 1 0 0 0ショット) し、金型付着物の程度を 5段階に評価した。なお、 数字が小さい程、 金型付着物が少ない、 すなわち、 モールドデポジ ットが少ないことを意味する。
[乾式での成形品からのホルムアルデヒド発生量]
試験片 (2 mm X 2 m m X 5 0 m m) 1 0個 (総表面積約 4 0 c m2)の樹脂サンプルを密閉容器(容量 2 0 m l )に入れ、温度 8 0 °C で 2 4時間、 恒温槽内で加熱した後、 室温に空冷し、 蒸留水 5 m l をシリンジにて注入した。 この水溶液のホルムアルデヒド量を、 J
I S K 0 1 02 , 29 (ホルムアルデヒドの項)に従って定量し、 表面積当たりのホルムアルデヒドガス発生量( i g/cm2) を算出 した。
[湿式での成形品からのホルムアルデヒド発生量]
平板状試験片 (1 00 mmx 40 mmX 2 mm: 総表面積 8 5.
6 cm2) を、 蒸留水 50 m 1含むポリエチレン製瓶 (容量 1 000 m l ) の蓋に吊り下げて密閉し、 恒温槽内に温度 60°Cで 3時間放 置した後、 室温で 1時間静置した。 ポリエチレン製瓶中の蒸留水に 吸収されたホルムアルデヒドの量を J I S K 0 1 02. 29 (ホ ルムアルデヒドの項) に従って定量し、 試験片の表面積当たりのホ ルムアルデヒド発生量を算出した。
[添加剤の滲出 (ブルーミング性)]
成形品 (直径 20 mmx厚さ 1 mm) を、 ギヤ一オーブンに入れ て 130°Cで 5時間加熱処理した後、 成形品の表面を目視観察によ り下記の 3段階の基準で添加剤の滲出状態を評価した。
〇: なし
△: 少しあり
X:非常に多い
[耐候 (光) 性試験]
平板状成形品 ( 7 0 mmx 40 mmX 3 mm) をウエザーメータ 一 [スガ試験機 (株) 製, WEL— SUN— HCH型] により 83°C のフエ一ド条件で 600時間照射し、 照射前後における色相及び光 沢の変化を観察し、 それぞれについてその変化の程度を 5段階に評 価した。 数字が小さい程、 変化が少ない、 すなわち、 光沢の低下及 び変色が少ないことを意味する。
[耐衝撃性試験]
I S01 79/l eAに準じて、 シャルピ一衝撃強さ (ノツチ付) を評価した。
実施例 1〜 3 1及び比較例 1〜 5
ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に、 酸化防止剤、 耐候 (光) 安 定剤、 グアナミン化合物、 着色剤、 加工安定剤、 及び耐熱安定剤を 表 1及び表 2に示す割合で混合した後、 1ケ所に脱揮ベント口を有 する 3 O mm径の 2軸押出機により溶融混合し、 ペレツ ト状の組成 物を調製した (押出条件:押出温度 = 2 0 0 °C、 スクリユー回転数 = 1 0 0 r p m、 ベント真空度- 2 0 mm H g ( 2 . 6 7 k P a )、 吐出量 = 1 5 k g / h r、平均滞留時間 = 1 0 0秒)。 このペレツ ト を用いて、 射出成形機により、 所定の試験片を成形し、 成形時のモ —ルドデポジッ トと添加剤の滲出を評価した。 また、 所定の試験片 からのホルムアルデヒド発生量を測定するとともに、 耐候 (光) 性 の評価を行った。 結果を表 1及び表 2に示す。
なお、比較のために、グアナミン化合物を添加しない例について、 上記と同様にして評価した。 結果を表 3に示す。
実施例 3 2 〜 4 3
実施例 1 、 2 、 1 9及び 2 0で調製したペレッ ト状の樹脂組成物 に、 耐熱安定剤 i を所定量添加、 混合し、 得られた混合物から射出 成形機を用いて、 所定の試験片を成形した。 成形に伴うモールドデ ポジット及び添加剤の滲出について評価した。 また、 所定の試験片 からのホルムアルデヒド発生量を測定した。 さらに、 実施例 3 8 〜 4 3は所定の試験片を用いて耐候 (光) 性の評価を行った。 結果を 表 4に示す。
実施例 4 4及び 4 5
比較例 1で調製したペレツ ト状の樹脂組成物に、 グアナミン化合 物 c及び耐熱安定剤 iを所定量添加、 混合し、 得られた混合物から 射出成形機を用いて、 所定の試験片を成形した。 成形に伴うモール ドデポジット及び添加剤の滲出について評価した。 また、 所定の試 験片からのホルムアルデヒド発生量を測定した。結果を表 4に示す。 実施例 4 6
比較例 4で調製したペレツト状の樹脂組成物に、 グアナミン化合
物 c及び耐熱安定剤 iを所定量添加、 混合し、 得られた混合物から 射出成形機を用いて、 所定の試験片を成形した。 成形に伴うモール ドデポジット及び添加剤の滲出について評価した。 また、 所定の試 験片からのホルムアルデヒド発生量を測定した。 さらに、 所定の試 験片を用いて耐候 (光) 性の評価を行った。 結果を表 4に示す。 実施例 47〜 50及び比較例 6〜 8
ポリアセタール樹脂 100重量部に、 酸化防止剤、 グアナミン化 合物、 加工安定剤、 耐熱安定剤を表 5に示す割合でプリブレンドし た。 得られたプリブレンド材を、 1ケ所の脱揮ベント口を有する 3 0mm径のニ軸押出機の主フィード口に投入して、 溶融混合 (押出 条件:押出温度 = 200°C、 スクリュ一回転数 = 1 00 r pm、 ベ ント真空度 = 2 OmmHg (2. 67 k P a)、 吐出量 1 5 k gノ h r、平均滞留時問 = 1 00秒) し、ペレツ ト状の組成物を調製した。 このペレッ ト状組成物を用いて、 射出成形機により、 所定の試験 片を成形し、 モールドデポジット、 並びに乾式及び湿式におけるホ ルムアルデヒド発生量を評価した。 結果を表 5に示す。
実施例 5 1〜 56
ポリアセタール樹脂 95重量部に、 酸化防止剤、 耐侯 (光) 安定 剤、 着色剤、 加工安定剤、 耐熱安定剤 (h) を表 5に示す割合で混 合したプリブレンド材を調製した。 このプリブレンド材を、 1ケ所 の脱揮ベントロを有する 30 mm径のニ軸押出機の主フィードロよ り投入して、 溶融混合 (押出条件:押出温度- 200 °C , スクリュ 一回転数 = 100 r pm、 ベント真空度 = 20 mmH g (2. 67 kP a)、 吐出量 1 5 kg/h r、 平均滞留時間 = 100秒) すると ともに、 前記押出機の脱揮ベント口後ろのサイ ドフィード口より、 ブレンド材 (前記と同様のポリアセ夕一ル樹脂の粉粒体 5重量部、 グアナミン化合物及び耐熱安定剤 ( i ) を含む) をフィードして、 ペレツト状の組成物を調製した。 このペレツ ト状組成物を用いて、 射出成形機により、 所定の試験片を成形し、 モールドデポジッ ト、
並びに乾式及び湿式におけるホルムアルデヒド発生量を評価した。 また、 実施例 5 6では、 耐侯 (光) 性評価も行った。 結果を表 5に 示^。
実施例 5 7、 5 9〜 6 1及び 6 3〜 6 5
ポリアセタール樹脂 9 5重量部に、 酸化防止剤、 耐侯 (光) 安定 剤、 着色剤、 加工安定剤、 耐熱安定剤 (h)、 及びその他の添加剤を 表 6に示す割合で混合したプリブレンド材を調製した。 このプリブ レンド材を、 1ケ所の脱揮ベント口を有する 3 0 mm径のニ軸押出 機の主フィード口より投入して、 溶融混合 (押出条件:押出温度- 2 0 0 °C、 スクリュー回転数 = 1 0 0 r pm、 ベント真空度 = 2 0 mmH g ( 2 . 6 7 k P a), 吐出量 = 1 5 k g h r、 平均滞留時 間 = 1 0 0秒) するとともに、 前記押出機の脱揮ベント口後ろのサ イ ドフイード口より、 ブレンド材 (前記と同様のポリアセタール樹 脂の粉粒体 5重量部、 グアナミン化合物及び耐熱安定剤 ( i ) を含 む) をフィードしてペレッ ト状の組成物を調製した。 このペレット 状組成物を用いて、 射出成形機により、 所定の試験片を成形し、 モ —ルドデポジット及び湿式におけるホルムアルデヒド発生量を評価 した。また、実施例 5 7及び実施例 5 9〜 6 1においては、耐候(光) 性評価を行うとともに、 実施例 5 9〜 6 5では、 耐衝撃性も評価し た。 結果を表 6に示す。
実施例 5 8、 6 2、 及び比較例 9、 1 0
ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に、 酸化防止剤、 グアナミン化 合物、 耐候 (光) 安定剤、 着色剤、 加工安定剤、 耐熱安定剤、 及び その他の添加剤を表 6に示す割合でプリプレンドした。 得られたプ リブレンド材を、 1ケ所の脱揮ベント口を有する 3 0 mm径のニ軸 押出機の主フィード口に投入して、 溶融混合 (押出条件:押出温度 = 2 0 0 °C , スクリユー回転数 = 1 0 0 r pm、 ベント真空度- 2 O mmH g ( 2. 6 7 k P a)、 吐出量 I S k g/h r , 平均滞留時 問 = 1 0 0秒) し、 ペレット状の組成物を調製した。
このペレッ ト状組成物を用いて、 射出成形機により、 所定の試験 片を成形し、 モールドデポジット、 湿式におけるホルムアルデヒド 発生量、 及び耐衝撃性を評価した。 また、 実施例 5 8及び比較例 9 では、 耐候 (光) 性の評価も行った。 結果を表 6に示す。
尚、 比較例 1の耐衝撃性を評価したところ、 6. O k J Zm2 で あった。
実施例 6 6〜 6 7及び比較例 1 1
ポリアセタール樹脂 1 0 0重量部に、 酸化防止剤、 グアナミン化 合物、 加工安定剤、 耐熱安定剤、 及びその他の添加剤を表 6に示す 割合で混合したプリブレンド材を調製した。 このプリブレンド材を 1ケ所の脱揮ベント口を有する 3 Omm径のニ軸押出機の主フィー ドロより投入して、 溶融混合 (押出条件:押出温度 == 2 0 0 °C、 ス クリュ一回転数 = 1 2 0 r pm、ベント真空度 = 2 0 mmH ( 2. 6 7 k P a)、 吐出量: l S k gZh r ) するとともに、 前記押出機 の脱揮ベント口前のサイ ドフィード口より、 その他の添加剤 [ガラ ス繊維( j 一 4 ) ] 3 3重量部をフィードしてペレット状の組成物を 調製した。 このペレット状組成物を用いて、 射出成形機により、 所 定の試験片を成形し、 モールドデポジット、 湿式におけるホルムァ ルデヒド発生量、及び耐衝撃性の評価を行った。結果を表 6に示す。 実施例および比較例で使用したポリァセタール樹脂、酸化防止剤、 グアナミン化合物、 耐候 (光) 安定剤、 着色剤、 加工安定剤、 耐熱 安定剤、 及びその他の添加剤は以下の通りである。
1. ポリアセタール樹脂 a
(a— 1 ):ポリアセタール樹脂コポリマ一 (溶融加水分解法安定 化樹脂、 メルトインデックス = 9 g/ 1 0分;下記の方法により調 製した)
二つの円が一部重なった断面形状を有するとともに、 外側に熱 (冷) 媒を通すジャケットを備えたバレルと、 このバレル内部の長 手方向において、 それぞれ攪拌及び推進用パドルを備えた 2本の回
転軸とを有する連続式混合反応機を用いて、 以下のように重合反応 を fxつた。
ジャケ.ッ卜に 80 °Cの温水を通し、 二本の回転軸を 1 0 0 r p m の速度で回転させ、 酸化防止剤として 0. 0 5重量%のトリヱチレ ングリコールビス [ 3— ( 3— t—プチルー 5—メチルー 4—ヒド ロキシフエニル) プロピオネート]、 コモノマーとして 3. 3重量% の 1 , 3—ジォキゾラン、 及び連鎖移動剤として 7 0 0 p pm (重 量基準) のメチラールを含有するトリオキサンを連続的に反応機に 供.給するとともに、 並行して、 三フッ化ホウ素ブチルエーテラート をシクロへキサンに溶解させた溶液 ( 1重量%濃度) を、 全モノマ 一 (トリオキサン及び 1, 3—ジォキゾランの総量) に対して、 三 フッ化ホウ素として 1 O p pm (重量基準)の濃度で連続添加して、 共重合を行った。 次いで、 反応機の吐出口より排出された粗ポリア セタール樹脂コポリマ一を、 0. 1重量%のトリエチルァミンを含 有する水溶液に添加し、 触媒を失活させた。 この混合物を遠心分離 処理し、 得られた粗ポリァセタ一ル樹脂コポリマーを乾燥させた。 乾燥した粗ポリアセタール樹脂コポリマー 1 0 0重量部に対して 0. 3重量部のトリエチレングリコールビス [ 3— ( 3— !; 一プチルー 5ーメチルー 4ーヒドロキシフエニル)プロピオネート〕を添加し、 この混合物を脱揮口付き二軸押出機に供給した。 押出機内で溶融し ている粗ポリアセタ一ル樹脂コポリマ一 1 0 0重量部に対して、 2 重量部のトリェチルァミン水溶液 (3重量%濃度) をインジェクシ ヨンし、 2 OmmHg (2. 6 7 k P a ) のベント真空度、 2 0 0 °C のシリンダー温度、 3 0 0秒の平均滞留時間で、 熱分解物を (ベン ト) 脱揮口より除去しながら、 溶融混練し、 ペレット状のポリアセ タール樹脂コポリマー (a— 1 ) を得た。
( a - 2 ):ポリアセタール樹脂コポリマ一 (溶液加水分解法安定 化樹脂、 メルトインデックス = 9 gZ l 0分;下記の方法により調 製した)
上記コポリマ一 (a— 1 ) の調製と同様の反応機を用いて、 同様 の方法により共重合を行い、 粗ポリァセタールコポリマ一を調製し た。
反応機の吐出口より排出された粗ポリァセタール樹脂コポリマー を、 0. 2 5重量%のトリエチルァミンを含有するメタノール水溶 液に投入し、 加圧下、 1 7 0°Cで溶解加熱処理し、 その後、 冷却し てポリァセタール樹脂コポリマーを析出させた。次いで、遠心分離、 乾燥を行い、 粉体状のポリアセ夕一ル樹脂コポリマー (a— 2) を 得た。
(a— 3) :実施例 1で調製したポリアセタール樹脂組成物 (a— 4) :実施例 2で調製したポリアセタール樹脂組成物 ( a - 5 ) :実施例 1 9で調製したポリアセタール樹脂組成物 (a - 6) :実施例 2 0で調製したポリアセタール樹脂組成物 (a - 7 ) : 比較例 1で調製したポリアセ夕一ル樹脂組成物 (a - 8) : 比較例 4で調製したポリアセタール樹脂組成物.
(a— 9):ポリアセタール樹脂コポリマー (溶融加水分解法安定 化樹脂、 メルトインデックス = 9 gZ 1 0分;下記の方法により調 製した)
上記コポリマー (a— 1 ) の調製と同様の反応機を用いて、 同様 の方法により共重合を行い、 粗ポリアセタールコポリマーを調製し た。
反応機の吐出口より排出された粗ポリァセタール樹脂コポリマー を、 0. 1重量%のトリエチルァミンを含有する水溶液に添加し、 蝕媒を失活させた。 この混合物を遠心分離処理に供し、 粗ポリアセ タール樹脂コポリマー 1 0 0重量部に対して、 2重量%の 2—ヒド ロキシェチルトリメチルアンモニゥムホルメート [(HOCH2CH 2) M e 3N + HCOO— ] を含む水溶液の 1重量部を均一に添加混合 し、 次いで乾燥処理を行った。
この乾燥した粗ポリアセタール樹脂コポリマー 1 0 0重量部に対
して、 0. 3重量部のトリエチレングリコールビス [ 3— ( 3 - t 一プチルー 5—メチルー 4ーヒドロキシフエニル)プロピオネート] を添加し、 脱揮口付き二軸押出機に供給した。 押出機内で溶融して いる粗ポリァセ夕一ル榭脂コポリマー 1 0 0重量部に対して、 3重 量部の水をインジェクションし、 2 0mmHg (2. 6 7 k P a ) のベント真空度、 2 0 0 °Cのシリンダー温度、 3 0 0秒の平均滞留 時間で、熱分解物を(ベント)脱揮口より除去しながら溶融混練し、 ペレット状のポリアセタール樹脂コポリマー (a— 9) を得た。
(a— 1 0) : ポリアセタール樹脂コポリマー(溶融加水分解法安 定化樹脂、 メルトインデックス = 9 g/ 1 0分;下記の方法により 調製した)
上記コポリマ一 ( a— 1 ) の調製と同様の反応機を用いて重合を 行った。
ジャケッ トに 80°Cの温水を通し、 二本の回転軸を 1 0 0 r pm の速度で回転させ、 酸化防止剤として 0. 0重量 5 %のトリエチレ ングリコールビス [ 3— ( 3— t一プチルー 5—メチルー 4ーヒド ロキシフエニル) プロピオネート]、 コモノマーとして 4. 0重量% の 1 , 3—ジォキソラン、 及び連鎖移動剤として 7 0 0 p pm (重 量基準) のメチラールを含有するトリオキサンを連続的に供給する とともに、 並行してトリフルォロメタンスルホン酸をギ酸メチルに 溶解させた溶液(トリフルォロメタンスルホン酸の濃度: 1重量%) を、 全モノマー (トリオキサン及び 1 , 3—ジォキソランの総量) に対して、 トリフルォロメタンスルホン酸として 3 p pm (重量基 準) の濃度で連続添加して、 共重合を行った。
次いで、 反応機の吐出口より排出された粗ポリアセタール樹脂コ ポリマーを、 トリェチルァミン水溶液 (濃度 0. 1重量%) に添加 し、 触媒を失活させた。 この混合物を遠心分離処理に供し、 得られ た粗ポリァセタール樹脂コポリマ一 1 0 0重量部に対して、 2重 量%の 2—ヒドロキシェチルトリェチルアンモニゥムホルメート
[(H〇CH2CH2) E t 3N + HCOO— ] を含む水溶液の 1重量部 を均一に添加混合し、 次いで乾燥処理を行った。
この乾燥した粗ポリアセタール樹脂コポリマ一 1 0 0重量部に対 して、 0. 3重量部のトリエチレングリコールビス [ 3— ( 3 - t 一プチルー 5—メチルー 4—ヒドロキシフエニル)プロビオネ一ト ] を添加し、 脱揮口付き二軸押出機に供給した。 押出機内で溶融して いる粗ポリアセタール樹脂コポリマー 1 0 0重量部に対して、 3重 量部の水をインジェクションし、 2 0mmH g (2. 6 7 k P a) のベント真空度、 2 0 0 °Cのシリンダー温度、 3 0 0秒の平均滞留 時間で、 熱分解物を (ベント) 脱揮口より除去しながら、 溶融混練 し、 ペレット状のポリアセタール樹脂コポリマー (a— 1 0) を得 た。
なお、 上記のポリアセタール樹脂 aにおいて、 上記メルトインデ ックスは、 A S TM— D 1 2 3 8に準じ、 1 9 0 °C、 2 1 6 0 gの 条件下で求めた値 (gZ l O分) である。
2. 酸化防止剤 b
(b - 1 ) : トリエチレンダリコールビス [ 3— ( 3 - t一ブチル - 5一メチル— 4ーヒドロキシフエニル) プロピオネート〕
(b— 2) :ペンタエリスリ トールテトラキス [3— ( 3, 5—ジ — t—ブチル— 4ーヒドロキシフエニル) プロピオネート]
3. グアナミン化合物 c
( c - 1 ): 2 , 4ージアミノー 6— ( 2 ' ーメチルイミダゾリル 一 1 ') ーェチルー s—トリアジン [四国化成工業 (株) 製, キュア ゾール 2 MZ— A]
( c - 2 ) : 2 , 4ージアミノー 6— ( 2 ' ーゥンデシルイミダゾ リル一 1 ') ーェチルー s ―トリアジン [四国化成工業 (株) 製, キ ユアゾール C 1 1 Z— A]
( c - 3 ) : 2 , 4—ジァミノ— 6— (2, —ェチルー 4 ' ーメチ ルイミダゾリルー 1 ') —ェチルー s —トリアジン [四国化成工業
(株) 製、 キュアゾ一ル 2 E 4 M Z— A]
( c - 4) : 3 - [ /3 - ( 2 ', 4 ' ージァミノ一 s —卜リアジン 一 6 —ィル) ェチル] 一 5 , 5—ジメチルヒダントイン [特開 2 0 0 0 - 1 5 4 1 8 1号公報の実施例 6に準じて調製した]
( c 一 5 ) : テトラキス [ j3— ( 2 ', 4 ' —ジアミノー s — トリ アジンー 6—ィル) ェチル] エチレンジアミン [特開 2 0 0 0 — 1 5 4 1 8 1号公報の実施例 8に準じて調製した]
( c - 6 ) : 2 , 4—ジァミノ _ 6 — ( 2 ' ーメチルイミダゾリル - 1 ') 一:;!:チルー s — トリアジン · ィソシァヌール酸塩
( c - 7 ) : トリス — ( 2 , 4—ジアミノー s —トリアジン一 6—ィル) ェチル] イソシァヌレート
( c 一 8 ) : ビス [ — ( 2 , 4—ジアミノー s —卜リアジン一 6 一ィル) ェチル] イソシァヌレート
( c - 9 ) : 2 , 4ージアミノー 6— ( 2, 一フエ二ルイミダゾ一 ルー 1 ') ーェチルー s—トリアジン
4. 耐候 (光) 安定剤 d
( d - 1 ) : 2 - ( 2, ーヒドロキシ一 3,, 5 ' ージー t —アミ ルフエニル) ベンゾトリアゾ一ル
( d— 2 ) : 2 —ヒドロキシー 4一ォキシベンジルベンゾフエノン ( d - 3 ) : 2 - [ 2, ーヒドロキシー 3,, 5, 一ビス ( a, ージメチルベンジル) フエニル] ベンゾトリアゾール
5. 耐候 (光) 安定剤 e
( e — 1 ) : ビス (2, 2 , 6 , 6—テトラメチルー 4—ピベリジ ル) セバケ一ト
6. 着色剤 f
( f - 1 ) 力一ボンブラック (アセチレンブラック)
( f 一 2 ) フタロシアニン系青色顔料
( f - 3 ) 酸化チタン
7. 加工安定剤 g
(g— 1 ) : エチレンビスステアリルアミ ド
(g - 2 ) : グリセリンモノステアレー卜
(g— 3):ポリエチレンダリコールモノステアリン酸エステル(日 本油脂 (株) 製, ノニオン S— 40)
(g— 4) : エチレングリコールジステアレー卜
( g— 5 ) : ポリエチレンダリコール [分子量 = 3 5 0 0 0 ] (g - 6) : 蒸留水
8. 耐熱安定剤 (有機カルボン酸金属塩、 アルカリ土類金属塩) ( - 1 ) : 1 2—ヒドロキシステアリン酸カルシウム
(h— 2 ) : ステアリン酸マグネシウム
(h— 3) :アイオノマー [三井 ·デュポンポリケミカル(株)製、 ハイミラン 1 7 0 2]
( - 4 ) : 酸化マグネシウム
(h - 5 ) : クェン酸カルシウム
(h - 6 ) : 酢酸カルシウム
( h - 7 ) : ステアリン酸カルシウム
9. 耐熱安定剤 (塩基性窒素化合物) i
( i 一 1 ) : メラミン
( i — 2 ) : メラミンホルムアルデヒド樹脂
メラミン 1モルに対してホルムアルデヒド 1. 2モルを用い、 水 溶液中、 pH 8、 温度 7 0°Cで反応させ、 反応系を白濁させること なぐ水溶性初期縮合体のメラミン—ホルムアルデヒド樹脂を生成さ せた。 次いで、 攪拌しながら反応系を pH 6. 5に調整して、 攪拌 を継続し、 メラミン一ホルムアルデヒド樹脂を析出させ、 乾燥によ り粗製メラミンーホルムアルデヒド樹脂の粉粒体を得た。 この粉粒 体を 6 0 の温水で 3 0分間洗浄し、 濾過した後、 残渣をアセトン で洗浄し、 これを乾燥することにより白色粉末の精製メラミンーホ ルムアルデヒド樹脂を得た。
( i— 3 ) : シァノグァニジン
( i一 4) : ナイロン 6— 6 6— 6 1 0
( i — 5) : ァラン卜イン
( i 一 6) : アラントイン ( i 一 5) とポリァセタール樹脂 [ポリ プラスチックス (株) ジユラコン M9 0— 44] から押出調製した 3重量%のアラントインを含有するマスタ一バッチペレツ 卜
( i 一 7) : ピウレア
( i 一 8 ) : アジピン酸ジヒドラジド
( i — 9) :アラントインジヒドロキシアルミニウム [川研フアイ ンケミカル (株) 製、 「ALDA」]
( i 一 1 0) : ナイロン 6 6 (平均粒子径 = 3 m)
( i 一 1 1 ) : セバシン酸ジヒドラジド
( i - 1 ) : ドデカン二酸ジヒドラジド
1 0. その他の添加剤
( j — 1 ) : ポリスチレン [東洋スチレン (株) 製、 東洋スチロー ル G 1 9 ]
( j - 2) : ァクリル系コアシェルポリマー [武田薬品工業 (株) 製、 ス夕フィロイ ド PO]
( j - 3 ) : 熱可塑性ポリウレタン [日本ミラク トラン (株) 製、 ミラク トラン E]
( j - 4) :ガラス繊維 [直径 9 111、 長さ 3 mmのチヨップドス 卜ランド]
表 1
実施'列
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 1 12 1 3 14 15 1 6 17 ホ'リアセタ-ル樹脂 a a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a- 1 a-1 a-2 a-2 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 重量部 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 1 00 100 酸化防止剤 b b - 1 b-1 b-2 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-3 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 重量部 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 1 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 ク'アナミン化合物 c c-1 c-2 c-2 c-3 c - 4 c-5 c-6 c-7 c-8 c-2 c-1 c-2 c-1 c-2 c-1 c-1 c-2 重量部 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 耐候 (光) 安定剤 ― ― ― 一 - - - 一 ― 一 一 - - ― 一 - - 重量部 ― 一 - ― - 一 - - - - - - - - - ― - 着色剤 f 一 一 - 一 - - - - - - - - - 重量部 一 - - f - 1
0. 5 加工安定剤 g g-i g-i g-2 g-i g-i g-i g-i g-i g-i g-i g-1 g-i g-i g-2 g-i g-3 g-4 重量部 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 Q. 2 0. 2 0. 2 0. 2 h-1 h-1 h- 2 h-1 h-1 h-1 h-1 h-1 h-4 h-1 h-1 h-2 h-2 h-3 h-4 h~1 h-1 耐熱安定剤 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 02 0. 1 0. 1 重量部 ― 一 - 一 - - - - - - 一 - i -1 i -2 i -3 i -4 i - 1
0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 05 モールトテ'ホ' /ッ卜
1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 1000ショット
本 アル ϊ'ヒト'発生量
乾式 cm2) 0. 7 0. 7 0. 7 0. 7 0. 8 0. 8 1. 1 0. 7 0. 6 0. 9 0. 5 0. 5 0. 6 0. 7 0. 6 0. 7 0. 9 ル-ミンク'性 0 0 〇 〇 〇 0 〇 〇 0 0 〇 0 O 0 0 〇 O
表 2
実施例
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 ホ 'リアセタ-ル樹脂 a a-1 a-1 a-1 a - 2 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 a-1 · a-1 a-1 重量部 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 酸化防止剤 b b - 2 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 b-1 重量部 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 ク'アナミン化合物 c c-2 c-3 c-1 c-2 c-3 c-7 c-1 c-2 c-3 c-1 c-1 c-3 c-1 c-2 重量部 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 0. 3 d-1 d-2 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 d-3 耐候 (光) 安定剤 0. 5 0. 25 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 重量部 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1 e-1
0. 25 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 1 0. 2 0. 2 0. 1 0. 2 0. 1 着色剤 f f-1 f-1 f - 2 f一 3 重量部 0. 5 0. 5 0. 5 0. 5 加工安定剤 g g-i g-i g-i g-i g-3 g-i g-2 g-4 g-5 g-i g-i g-1 g-i g-1 重量部 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 0. 2 h-1 h-1 h-1 h-1 h-1 h-1 h-3 h-4 h-5 h-6 h-1 h-1 h-1 h-1 耐熱安定剤 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. OZ 0. 02 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 重量部 i -1 ト 2 i -3 i -4 i -1 i -3 i -1 i -1
0. 03 0. 03 0. 03 0. 03 0. 05 0. 05 0. 05 0. 05 モールト'テ'本'シ'ット 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 1000ショット
ホルムアル i'ヒ卜'発生量
0. 9 0. 8 0. 8 0. 6 0. 6 0. 6 0. 7 0. 8 0. 8 0. 8 0. 7 0. 6 0. 9 0. 8 乾式 ( g/cm2)
耐 (光 候性評価 3 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 フ'ル-ミンク'性 0 0 0 〇 〇 0 0 〇 0 〇 0 0 0. 〇
表より明らかなように、 比較例に比べて、 実施例の樹脂組成物は、 成形に 伴うモールドデポジッ卜及び添加剤の滲出が少ないため、 成形性及び成形品 外観を向上でき、 ホルムアルデヒドの発生量が極めて小さいため、 環境を大 きく改善できるとともに、 成形品の耐候 (光) 性を向上できる。 また、 耐衝 撃性改良剤の添加により、 耐衝搫性も向上させることができる。