WO2003001794A1

WO2003001794A1 - Advice system for image pickup method and image edition

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Publication number: WO2003001794A1
Application number: PCT/JP2002/006154
Authority: WO
Inventors: Akira Ohmura; Hiroyuki Akiya; Setsu Mitsuhashi
Original assignee: Nikon Corp; Nikon Technologies Inc; Nippon Kogaku KK
Current assignee: Nikon Corp; Nikon Technologies Inc
Priority date: 2001-06-20
Filing date: 2002-06-20
Publication date: 2003-01-03
Anticipated expiration: 2003-12-20
Also published as: EP1427190B1; EP1427190A4; ATE455434T1; CN1524376A; EP1427190A1; CN100505833C; DE60235096D1

Description

明細書撮影方法や画像編集に対するァ

技術分野

第 1〜第 3の発明は、撮影方法や画像編集に対するァドバイスを提供するァドバイスシステムに関する。

第 4の発明は、送信した撮影画像に対する第 3者によるアドバイスに基づいて力メラの撮影条件を設定するカメラに関する。

第 5の発明は、送信した撮影画像に基づいてカメラの異常診断を行うシステムに関する。

第 6の発明は、送信した撮影画像に基づいてユーザが必要とするカメラ関連商品を紹介する商品推奨システムに関する。背景技術

( 1 ) 第 1〜第 3の発明：

投稿者が自分の撮影した写真画像を投稿し、サイト運営者が用意した特定の評価者が写真画像を評価して画像データと評価文を掲載するインタ一ネットサイトが存在する。

また、投稿者が自分の描いたイラストを電子掲示板に掲載し、掲示板を閲覧した不特定の第三者の評価者が電子掲示板にイラストに対する評価文を掲載するィン夕ーネットサイトが存在する。

しかし、評価を依頼した依頼者は、評価者の評価文を掲載してくれるのを待たなくてはならない。また、依頼が多くなると評価者も対応できなくなる。

更に、不特定の第三者に評価を任せた場合には、評価を行うために必要な依頼者の情報を誰でも見ることが可能にしなければならないためにプライバシの侵害が発生する可能性がある。

( 2 ) 第 4の発明：

カメラでは、いろいろな撮影シーンにおいて適切な画像デ一夕を得られるように撮影設定デ一夕をカメラ内に記憶している。

しかし、膨大な撮影設定データをカメラ内に持たすことはできないので、代表的な撮影シーンに対してのみ記憶していた。また、ユーザ所有のカメラァクセサリゃユーザの好み等まで考慮した撮影設定データを記憶することはできない。 ( 3 ) 第 5の発明：

ユーザは、カメラメーカが提供しているサービスセンター等において、カメラの異常を診断し、修理することができる。また、カメラの異常がソフトウェアの原因である場合には、ユーザはィンタ一ネット等を使って最新のソフトウエアをダウン口一ドして異常を解消することができる。

しかし、ユーザは、カメラの異常診断を行うためにサービスセンター等に足を運ぶ必要があった。また、ソフトウェアをダウンロードするためにわざわざイン夕一ネットに接続しなければならなかった。更に、カメラの異常に気づかないュ —ザは、上記の方法を取ることをせず、最適な画像データを得られない撮影を続けている可能性がある。

( 4 ) 第 6の発明：

ユーザは、所有しているカメラで思うような写真を撮影できない場合に、商品カタログ等の商品スペックを見て、適切な写真を撮影するために必要なスペックを持ったカメラアクセサリを購入していた。

しかし、写真撮影についてあまり知識を持たないユーザにとっては、適切な写真を撮影するためにどのようなカメラアクセサリが必要か全くわからない。また、必要なカメラアクセサリがわかっても商品力夕ログの商品スペックを見ても理解できないことがあった。発明の開示

第 1〜第 3の発明は、撮影方法や画像編集に対するアドバイスを提供するアドバイスシステムを提供する。

第 4の発明は、送信した撮影画像に対する第 3者によるアドバイスに基づいてカメラの撮影条件を設定するカメラを提供する。

第 5の発明は、送信した撮影画像に基づいて力メラの異常診断を行うシステムを提供する。

第 6の発明は、送信した撮影画像に基づいてユーザが必要とするカメラ関連商品を紹介する商品推奨システムを提供する。

( 1 ) 撮影ァドバイスシステム

第 1の発明による撮影ァドバイスシステムは、ユーザにより撮影された画像デ一夕を解析する解析手段と、解析手段による解析結果に基づいて撮影方法に関するアドバイスを作成するァドバイス手段と、ァドバイス手段により作成したァドバイスをユーザに提供する提供手段とを有する。アドバイス手段は、最適化した画像データをユーザに提供することができる。

解析手段は、画像データに基づいて最適な画像データが得られる撮影方法を解析する。そして、アドバイス手段は、ユーザが使用しているカメラに対応した撮影方法をアドバイスする。この場合には、アドバイス手段は、ユーザが所有しているカメラアクセサリも加味してァドパイスを作成することができる。

画像デー夕に対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な撮影方法の解析を行うように、解析手段を構成することができる。

第 1の発明の撮影ァドバイスシステムは、画像データに関連する関連情報を取得する取得手段をさらに備え、アドバイス手段により、解析手段の解析結果と関連情報とに基づいてアドバイスを作成するようにしてもよい。この場合、関連情報は、画像デ一夕に付加された撮影環境データ、ユーザ登録時に収集したユーザ情報、あるいは、アドバイスサービス中に収集したユーザからの情報である。第 1の発明の撮影ァドバイスシステムが、ユーザにより撮影された画像データを送信するユーザが使用するユーザ端末から送信された画像デ一夕を受信するサ一バコンピュー夕を備える場合、アドバイス手段および提供手段はサーバコンビユー夕に備えることができる。この撮影アドバイスシステムでは、解析手段は種々の手法で撮影方法を解析できる。たとえば、サーバコンピュータにより画像デ一夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行うことができる。あるいは、ユーザ自身により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行うことができる。さらには、サーバコンピュー夕と通信が可能な第三者の端末から第三者により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行うこともできる。このサーバコンピュータは、画像データに施した画像処理とアドバイスとを対応させるデータを格納するデ一夕べ一スを備える。

ユーザ端末とサーバコンピュータとがネットワークにより通信可能に接続されたシステム上において第 1の発明による撮影ァドバイスシステムを構築する場合、ユーザ端末は、ネットワークを介して提供手段からアドバイス情報を受信することができる。サーバコンピュータは、画像デ一夕を蓄積するメモリを備える。第 1の発明のアドバイス手段は、撮影方法を説明したァドバイスコメントを作成することもできる。このような撮影アドバイスシステムでは、アドバイス手段が作成したアドバイスコメントの中に、予め定めた用語がある場合には、予め用意した用語解説を一操作で見ることを可能にするのが好ましい。アドバイス手段は、カメラの設定方法を説明するアドバイスであってもよい。

第 1の発明による撮影ァドバイスシステムは、ユーザ情報を取得する取得手段と、取得手段により取得したユーザ情報に基づいて撮影に関するアドバイスを作成するァドバイス作成手段と、作成したァドバイスをユーザに提供する提供手段とを有するように構成してもよい。このシステムにおけるユーザ情報は、ユーザが使用しているカメラに関する情報や、ユーザが使用しているカメラのァクセサリに関する情報である。

第 1の発明による撮影アドバイス提供方法は、カメラにより撮影され、ユーザが使用するユーザ端末から送信される画像データを、ユーザ端末とネッ卜ワークを介して接続されているサーバコンピュータで受信し、受信した画像データに基づいてアドバイスを作成し、作成したアドバイスをユーザ端末に送信する。この撮影アドバイス提供方法において、サーバコンピュータは、画像データに対して最適化のための画像処理を加え、最適化するときに施された画像処理から最適な撮影方法を解析し、アドバイスを作成する。

第 1の発明によれば、画像データに適した撮影方法のァドバイスを容易に提供できる。また、ユーザに取って最適な撮影方法のアドパイスを提供することができる。

( 2 ) 画像編集アドバイスシステム

第 2の発明は、上記撮影方法のァドバイスに代えて画像編集方法に関するァドバイスを作成する画像編集アドバイスシステムである。この場合、アドバイス手段は、最適化した画像データをユーザに提供することができる。

解析手段は、画像デー夕に基づいて最適な画像デ一夕が得られる画像編集方法を解析する。また、アドバイス手段は、ユーザが使用している画像編集ソフトゥエアに対応した画像編集方法をァドバイスする。

解析手段は、画像データに対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な画像編集方法の解析を行うことができる。第 2の発明による画像編集ァドバイスシステムは、画像データに関連する関連情報を取得する取得手段をさらに備え、アドバイス手段は、解析手段の解析結果と関連情報とに基づいてアドパイスを作成する。この画像編集ァドバイスシステムにおいて、関連情報は、画像データに付加された撮影環境データ、ユーザ登録時に収集したユーザ情報、ァドバイスサービス中に収集したユーザからの情報である。

ユーザの使用している端末に対応したアドバイス、たとえば、ユーザが使用している端末の周辺機器を加味してァドパイスを作成することができる。

第 2の発明による画像編集アドバイスシステムは、画像データを送信するユーザが使用するユーザ端末から送信された画像デー夕を受信するサーバコンビユー夕を備えるシステムとして構築できる。アドバイス手段および提供手段は、サーバコンピュー夕に備ることができる。

解析手段は、サーバコンピュータにより画像デ一夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行うことができる。あるいは、ユーザ自身により画像デ一夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行つてもよい。サーバコンピュータと通信が可能な第三者の端末から第三者により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行うように構成してもよい。サーバコンビユー夕は、画像デー夕に施した画像処理とァドバイスとを対応させるデータを保持するデータベースを備える。

ユーザ端末とサ一バコンピュー夕とがネットワークにより通信可能に接続されたシステム上において第 1の発明による画像編集ァドバイスシステムを構築する場合、ユーザ端末は、ネットワークを介して提供手段からアドバイス情報を受信することができる。サ一バコンピュー夕は、画像データを蓄積するメモリを備える。

ァドバイス手段は、画像編集方法を説明したァドバイスコメントを作成するようにしてもよい。アドバイスコメントの中に予め定めた用語がある場合には、予め用意した用語解説を一操作で見ることを可能にするようにシステムを構成するのが望ましい。画像編集ソフトウェアの操作方法を説明するアドバイスを作成してもよい。

第 2の発明による画像編集アドバイスシステムは、ユーザ情報を取得する取得手段と、取得手段により取得したユーザ情報に基づいて画像編集に関するアドバイスを作成するアドバイス作成手段と、作成したァドバイスをユーザに提供する提供手段とを有する。この画像編集アドバイスシステムにおいて、ユーザ情報は、ユーザが使用している画像編集ソフトウェアに関する情報、もしくは、ユーザが使用している端末の周辺機器に関する情報である。

第 2の発明による画像編集ァドバイス提供方法は、ユーザ端末から送られる画像データを受信し、受信した画像データを解析し、解析結果に基づいて、ユーザ端末から送信された画像デ一夕を、ユーザが所有するプリン夕に適合した画像デ —夕に変換してユーザ端末に送信する。あるいは、受信した画像データを、ユーザが所有するモニタに適合した画像データに変換してユーザ端末に送信する。画像データをユーザに送信することに代えて、受信した画像データの解析結果に基づいて、受信した画像データに対するアドバイスを作成し、作成したアドバイスをユーザ端末に送信することもできる。このようなアドバイスは、画像データに対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な画像編集方法を解析することにより、作成することができる。

第 2の発明によれば、画像データに適した画像編集ァドバイスを容易に提供できる。また、ユーザに取って最適な画像編集アドバイスを提供することができる。 ( 3 ) アドバイスシステム

第 3の発明によるアドバイスシステムは、ユーザ端末からユーザが撮影した画像データを受信する第 1受信手段と、ァドバイザ端末から画像データに対するァドバイス情報を受信する第 2受信手段と、アドバイス情報を受信したことを確認する確認手段と、確認手段がァドバイス情報を受信したことを確認するとユーザにァドバイスが完了したことを通知する通知手段とを有する。

このアドバイスシステムにおいて、アドパイス情報は、カメラによる撮影方法をアドバイスする情報、あるいは、画像編集ソフトウェアによる画像編集方法をァドバイスする情報である。

第 3の発明によるアドバイスシステムは、ユーザ端末からユーザが撮影した画像デー夕を受信する第 1受信手段と、アドバイザ端末から画像デー夕に対するァドバイス情報を受信する第 2受信手段と、ユーザ及びァドバイザ保有のボイント情報を管理する管理手段と、ァドバイス情報を受ける対価のボイントをユーザ保有ポイントからアドバイザに移動させる移動手段とを有する。ァドバイス情報を受ける対価のポイントはアドバイザが指定することができる。

第 1のァドバイスシステムにおいて、ユーザ端末から受信した画像データとァドバイザ端末から受信したアドバイス情報を関連付けして表示する電子掲示板として提供することができる。

このようなアドバイスシステムは、ユーザ端末とアドバイザ端末とがネットヮークにより通信可能に接続されるシステム環境上で構築することができる。

第 3の発明による、ュ一ザからの画像デ一夕に対してァドバイザがァドバイスを行うアドバイスシステムは、画像データ内のァドバイスの対象箇所をァドバイザに指定させる画面を作成する指定箇所提供手段と、対象箇所に対するアドパイスコメントをァドバイザに入力させる画面を作成するアドパイス入力手段と、対象箇所とアドバイスコメントと画像データとを関連付けて表示するために配置する配置手段とを有する。配置手段は、対象箇所の範囲をラインで示すことができる。この場合、対象箇所の範囲を画像デー夕にオーバラップさせて配置するのが好ましい。

配置手段により配置されたァドバイス情報を含む画像データをダウンロード可能にするダウンロード手段をさらに有することができる。

第 3の発明によるアドバイス提供方法は、ユーザ端末からユーザが撮影した画像データを受信し、ァドバイザ端末から画像データに対するアドバイス情報を受信し、アドバイス情報を受信したことを確認し、アドパイス情報を受信したことを確認するとユーザにァドバイスが完了したことを通知する。

また第 3の発明によるアドバイス提供方法は、ユーザ端末からユーザが撮影した画像データを受信し、ァドバイザ端末から画像データに対するアドバイス情報を受信し、ユーザ及びアドバイザ保有のポイント情報を管理し、ユーザ保有ボイントからアドバイス情報を受ける対価のポイントをアドバイザに移動させる。さらに第 3の発明によるアドバイス提供方法は、画像デー夕内のアドバイスの対象箇所をァドバイザに指定させる画面を作成してァドバイザ端末へ送信し、対象箇所に対するアドバイスコメントをァドバイザに入力させる画面を作成してァドバイザ画面に送信し、指定された対象箇所と入力されたァドバイスコメントとを関連付けして、画像データとともに表示する画面を作成してユーザ端末へ送信する。

第 3の発明によれば次のような効果を奏することができる。

①ァドバイス依頼者であるユーザは第三者によりァドバイスが完了したことを直ちに知ることができる。

②ユーザとアドバイザの間におけるポイントの授受によりアドバイスシステムが活性化する。

③依頼者であるユーザは、ァドパイスコメントに対応するァドバイス箇所が一見してわかので、アドバイスを瞬時に理解できる。また、アドバイザもいちいちァドバイスのレイアウトを考える必要がない。

④依頼者であるユーザは、いつでもァドバイスを見直すことができる。

( 4 ) ァドバイスに従って撮影設定を変更可能なカメラ

第 4の発明による、サ一バコンピュー夕と通信を行うことが可能なカメラは、撮影した画像デー夕をサ一バコンピュー夕に転送する転送手段と、画像データに基づいたァドバイス情報をサーバコンピュータから受信する受信手段と、ァドバイス情報に従って撮影設定を変更する設定手段とを有する。

また第 4の発明による、サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメラは、撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転送手段と、画像データに基づいたァドバイス情報をサーバコンピュータから受信する受信手段と、ァドバイス情報を表示する表示手段とを有する。

これらのカメラにおいて、転送手段は、撮影後に自動的に画像データをサーバコンピュータに転送するように構成することが望ましい。アドバイス情報は、サーパコンピュータに格納されている、カメラを所有するユーザに関する情報と画像データとに基づいて作成することができる。

このようなカメラにさらに、本撮影前に予備撮影を実施する撮影制御手段を設け、転送手段により、予備撮影で得られた画像データをサーバコンピュータに転送するように構成してもよい。

転送手段によりサーバコンピュータに転送する画像デー夕は、カメラに搭載される撮影画像保存用メモリに記憶する際の画像データ量よりデータ量を少なくすることが好ましい。

転送手段で転送する画像データをサーバコンピュータのメモリに蓄積させるのが好ましい。

第 4の発明による、サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメラは、撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転送手段と、画像データに基づいてサーバコンピュータで判定したカメラの異常情報を受信する受信手段と、異常情報を表示する表示手段とを有する。

第 4の発明によれば、様々撮影シーンにおいて最適な撮影設定を行うことができる。また、様々撮影シーンにおいて最適な撮影方法を知ることができる。転送した画像に基づいた診断結果が表示されるので、カメラの異常を認識できる。 ( 5 ) カメラ異常診断システム

第 5の発明によるカメラ異常診断システムは、カメラユーザが使用するユーザ端末から送信された画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信した画像データに基づいて、画像データを撮影したカメラに異常がないかを診断する診断手段とを含むサーバコンピュータを有する。ユーザ端末とサーバコンピュー夕とはネットワークを介して接続可能である。サーバコンピュータには、ユーザ端末から送信された画像データを蓄積するメモリを備える。

診断手段は、画像データと画像データに関する情報とに基づいて診断を行う。診断手段による異常診断の結果が、カメラにインストールされているソフトウェァの不具合による異常である場合にはソフトウェアのダウン口一ドを可能にする _c 診断手段による異常診断の結果がカメラの機構部の異常である場合にはユーザに修理を推奨する。

診断手段により異常が発見されたときには、異常箇所をユーザに指摘するだけでもよい。診断手段により異常が発見されたとき、異常を解消するために必要な費用を算出して通知するのが好ましい。

診断手段により異常が発見された時、異常を修理するサービスセンタ、該当するカメラの開発担当者に異常を知らせるのが好ましい。

ユーザ端末に撮影手段が設けられている場合、その撮影手段で撮影した画像デ一夕がサーバコンピュータに送信されたときは、撮影手段の異常診断が行われる。第 5の発明によるカメラの異常診断方法は、ユーザ端末から送信された画像デ —夕を受信し、受信した画像データに基づいて、画像データを撮影したカメラに異常がないかを診断する。

第 5の発明によれば、ュ一ザは使用しているカメラの異常を家庭等においても知ることができる。また、異常に気づかずに撮影を続けてしまうことがない。 ( 6 ) 商品推奨システム

第 6の発明による商品推奨システムは、ユーザが撮影した画像データを解析する解析手段と、解析手段による解析結果からユーザに必要なカメラ関連商品を選別する選別手段と、選別手段により選別されたカメラ関連商品をユーザに紹介する紹介手段とを有する。

選別手段は次のようにしてカメラ関連商品を選別することができる。画像デー夕に基づいて最適な画像データが得られるカメラ関連商品を選別する。ユーザが使用しているカメラに対応したカメラ関連商品を選別する。解析手段により、画像データに対して最適化のための画像処理を施するようにした場合は、最適化するときに施された画像処理から最適なカメラ関連商品を選別することができる。あるいは、選別手段は、画像データを撮影したカメラに対応したカメラ関連商品を選別することもできる。この場合に選別手段は、ユーザが所有しているカメラアクセサリを加味してカメラ関連商品を選別してもよい。

第 6の発明による商品推奨システムは、ュ一ザにより撮影された画像データを送信するユーザ端末から送信された画像データを受信するサーバコンピュータを備えるように構成できる。この場合、選別手段はサーバコンピュータに備えられる。

サーバコンピュータを備えるシステム構成の場合、選別手段は次のようにして商品を選別することができる。サ一バコンピュー夕により画像デ一夕に対して施された最適化の画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別する。ユーザ自身により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別する。

サーバコンピュータと通信が可能な第三者の端末から第三者により画像デ一夕に対して画像処理を行うことができるシステム構成では、第三者により指示された画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別することができる。サーバコンビュ一夕は、画像デー夕に施した画像処理とカメラ関連商品とを対応させるデータを保持するデータベースを備える。

サーバコンピュータとネットワークにより通信可能にユーザ端末が接続されるシステム構成の場合、ユーザ端末は、ネットワークを介して紹介手段からカメラ関連商品情報を受信する。サーバコンピュータは、画像データを蓄積するメモリを備える。

第 6の発明の商品推奨システムは、画像データに関連する関連情報を取得する取得手段をさらに備え、選別手段は、解析手段の解析結果と関連情報とに基づいてカメラ関連商品を選別する。この商品推奨システムにおいて、関連情報は、画像データに付加された撮影環境データ、ユーザ登録時に収集したユーザ情報である。

また第 6の発明による商品推奨システムは、ユーザ情報を取得する取得手段と、取得手段により取得したユーザ情報に基づいてユーザに必要なカメラ関連商品を選別する選別手段と、選別手段により選別されたカメラ関連商品をユーザに紹介する紹介手段とを有する。この商品推奨システムにおいて、ユーザ情報はユーザが使用しているカメラに関する情報、あるいは、ユーザが使用しているカメラのアクセサリに関する情報である。

さらに第 6の発明による商品推奨方法は、ユーザが撮影した画像データを解析し、解析した結果からユーザに必要なカメラ関連商品を選別し、選別したカメラ関連商品を紹介する。このような商品推奨方法において、カメラ関連商品は次のようなものである。最適な画像を得るために必要なカメラ関連商品、あるいは、画像デ一夕を撮影したカメラ本体に取り付けられるアクセサリである。使用しているカメラと異なるカメラであってもよい。

第 6の発明によれば、ユーザが適正な撮影を行うために必要なカメラ関連商品を推奨することができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の実施形態 1のシステム構成を説明するための図である。図 2は、サーバ側コンピュータ 2内のコンポーネント構成を示す機能ブロック図である。

図 3は、ユーザにァドバイスサ一ビスに口グインするためのページの一例を示す図である。

図 4は、口グインによりサーバ側パソコン 2で行われる制御を示すフローチヤ ―卜図である。

図 5は、ァドバイスサービスにログインしたときのページの一例を示す図である。

図 6は、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1の画像データ領域 2 1 4に記憶されている、ログインしたユーザ所有の画像デ一タを選択するためのページの一例を示した図である。

図 7は、ュ一ザ側パソコン 1内メモリまたはユーザ側パソコン 1に接続された周辺機器メモリ内に記憶された画像データを選択するためのページの一例を示した図である。

図 8は、ユーザに画像データに関する情報を入力してもらうためのページの一例を示した図である。

図 9は、ユーザに画像内の主要被写体の領域を選択してもらうためのページの —例を示した図である。

図 1 0は、アドバイス処理を示すフローチャート図である。

図 1 1は、アドバイス処理を示すフローチャート図である。

図 1 2は、ユーザが選択した画像デー夕を取得した情報により画像解析を行い、画像処理により最適化した画像を表示するページの一例を示す図である。

図 1 3は、サーバ側コンピュータ 2が画像処理した画像を更にユーザが操作して好みの画像にするためのページの一例を示す図である。

図 1 4は、サーバ側コンピュータ 2が画像処理した画像を更にユーザが操作して好みの画像にするためのページの一例を示す図である。

図 1 5は、ステップ S 2 1 1で実行される処理を示すフローチャート図である。図 1 6は、アドバイスページの一例を示す図である。

図 1 7は、アドバイスページの一例を示す図である。

図 1 8は、アドバイスページの一例を示す図である。

図 1 9は、代替手段を提案するアドバイスページの一例を示す図である。

図 2 0は、図 1 1のステップ S 2 1 2で実行する処理を示すフローチャート図である。

図 2 1は、画像編集アドバイスページの一例を示す図である。

図 2 2は、故障診断を行う制御を示すフローチヤ一卜図である。

図 2 3は、正確なアドバイスができない旨を記したページの一例を示す図である。

図 2 4は、図 2 2のステップ S 5 0 4で行われる制御を説明するためのフローチャート図である。

図 2 5は、画像データを撮影したカメラが故障している可能性がある旨を記したページの一例を示す図である。

図 2 6は、修理費用を記したページの一例を示す図である。図 2 7は、修理受付番号と修理を受ける方法を説明したページの一例を示す図である。

図 2 8は、図 2 2のステップ S 5 0 5で行われる制御を説明するためのフローチャート図である。

図 2 9は、画像データを撮影したカメラが故障している可能性がある旨を記したページの一例を示す図である。

図 3 0は、アップデートソフトウェアをダウンロードするため規約、方法を記載したページの一例を示す図である。

図 3 1は、アドバイスサービスにログインしたときのページの一例を示す図である。

図 3 2は、本発明の実施形態 3のシステム構成を説明するための図である。図 3 3は、掲示板ページの一部を抽出した図である。

図 3 4は、ァドバイス依頼者が掲示板に画像データ他の情報をアツプロ一ドするときに使用するページの一例を示す図である。

図 3 5は、アドバイザがアドバイス作業をするためのページの一例を示す図である。

図 3 6は、アドパイザが掲示板にアップする前に確認するためのページを示す図である。

図 3 7は、実施形態 3におけるアドバイス提供に関する処理を示すフローチヤ一卜図である。

図 3 8は、実施形態 4のアドバイスサービスで実行される制御を示すフローチヤー卜図である。

図 3 9は、アドバイザがアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 0は、アドバイザが構図に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。

図 4 1は、アドバイザが露出補正に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。

図 4 2は、アドバイザが補助光に閧するアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 3は、アドバイザが彩色補正に関するアドパイス作業を行うためのページの一例である。

図 4 4は、ァドバイザがフリーに様々なァドパイス作業を行うためのページの一例である。

図 4 5は、アップロードされた画像データに関連する情報、ユーザ情報等の諸情報を確認するためのページの一例を示す図である。

図 4 6は、ァドバイザがァドバイス結果を最終確認するページの一例を示す図である。

図 4 7は、アドバイス依頼者がアドパイス結果を閲覧するページの一例を示す図である。

図 4 8は、本発明の実施形態 5のシステム構成を説明するための図である。図 4 9は、デジタルカメラ 5内で行われる制御を示すフローチャート図である。図 5 0は、サーバ側コンピュータ 2内で行われる制御を示すフローチャート図である。

図 5 1は、カメラモニタに表示される表示例を示す図である。

図 5 2は、画像を選択するためにカメラモニタに表示される表示例を示す図である。

図 5 3は、ァドバイス制御を示すフロ一チャート図である。

図 5 4は、カメラモニタに表示される選択メニュー画面の一例を示す図である。図 5 5は、カメラモニタに表示されるアドバイス画面の一例を示す図である。図 5 6は、デジタルカメラ 5内で行われる制御を示すフローチャート図である。図 5 7は、サーバ側コンピュータ 2で行われる制御を示すフローチャート図である。発明が実施するための最良の形態

以下に本発明の実施形態について図を用いて説明する。

(実施形態 1 )

図 1は、本発明の実施形態 1のシステム構成を説明するための図である。

図 1に示すように、実施形態 1のシステムは、ユーザ側パソコン 1と、サーバ側コンピュータ 2と、それらを通信可能につなぐインターネット 3により構成される。イン夕一ネット 3により通信可能な環境を得るためには、モデム等の機器とインターネットプロバイダ等が必要であるが、本発明と直接関係ないので今回説明を省略する。また、図 1ではインタ一ネット 3を使用したシステムを例示しているが、 L A N (Local Area Network) やェクストラネット等のネットワークを使用したシステムでも実現できる。

ュ一ザ側パソコン 1は、ユーザの自宅等に設置され、ユーザが操作する端末である。ユーザ側パソコン 1は、ユーザが撮影した画像データ等様々な情報をサ一' バ側コンピュータ 2に送信するために使用される。また、ユーザ側パソコン 1は、サーバ側コンピュータ 2から送信されてきた情報を受信するためにも使用される。サーバ側コンピュー夕 2は、ユーザ側パソコン 1からの画像データ等の様々な情報を受信する。サーバ側コンピュータ 2は、図 2に示すように膨大な情報を記憶できるメモリ 2 0 1を備えている。図 2は、サーバ側コンピュータ 2内のコンポーネント構成を示す機能ブロック図である。

図 2に示すようにサーバ側コンピュータ 2内には、メモリ 2 0 1、送受信部 2 0 2、 C P U 2 0 3が設けられている。

メモリ 2 0 1は、画像情報データベース領域 2 1 1とユーザ情報データベース領域 2 1 2とプログラム領域 2 1 3と画像データ領域 2 1 4を有する。なお、説明の都合でメモリ 2 0 1内を領域で区分してあるが、実際には図 2に示すような物理的領域区分はない。

画像情報データベース領域 2 1 1には、画像に関する情報、撮影に関する情報、カメラに関する情報等を記憶している。ユーザ情報データベース領域 2 1 2には、登録ュ一ザに関するデータを記憶している。プログラム領域 2 1 3には、画像デ —夕に対して画像処理を施す画像処理プログラム等の後述する処理を実行する様々なプログラムを記憶している。画像データ領域 2 1 4には、登録ユーザがァップロ一ドした画像デー夕を記憶している。

送受信部 2 0 2は、外部装置と信号の送受信を行うための回路である。送受信部 2 0 2は、ユーザ側パソコン 1等から送信された信号を受信し、また、ユーザ側パソコン 1等に向けて信号を送信することができる。 C P U 2 0 3は、以下に説明する様々な制御を実行するプロセッサである。

以下にユーザ側パソコン 1とサーバ側コンピュータ 2との間で行われる制御について説明する。

<口グイン制御 >

ュ一ザ側パソコン 1とサーバ側コンピュータ 2とがインターネット 3を介して、接続されると、図 3に示すページがュ一ザ側パソコン 1のモニタに表示される。図 3は、ユーザがァドバイスサービスに口グインするためのページの一例を示す図である。

ュ一ザは、サーバ側コンピュータ 2が提供するアドバイスサービスを使用するためには口グインの作業を必要とする。ログインするためにユーザは予めユーザ登録を完了させておく必要がある。

図 3中の「初めての方はこちら」ポタン 3 0 4がクリックされると、サーバ側コンピュータ 2はユーザ登録のためのページ（不図示）を配信する。ユーザ登録では、使用カメラ機種名、所有カメラアクセサリ、使用しているパソコンモニタの機種名、モニタの設定ガンマ値、使用するプリンタ機種名、画像処理ソフト名等の情報を入力する。入力が終了するとァドバイスサービスへの口グインに必要なログイン名とパスワードが発行される。

ユーザは、図 3中の「ログイン名」、「パスワード」の右側の空欄 3 0 1、 3 0 2にユーザ登録時に発行された口グイン名とパスワードとを入力し、「ログイン」ポタン 3 0 3をクリックすることによりアドバイスサービスにログインすることができる。以下にログインにより行われる制御について説明する。

図 4は、ログインによりサ一バ側コンピュータ 2で行われる制御を示すフロ一チャート図である。本フローは、サーバ側コンピュータ 2がユーザ側パソコン 1 からのログイン名とパスワードの情報を受信することによりスタートする。

ステップ S 1 0 1では、ユーザ情報データベース領域 2 1 2のデータ中に、受信したログイン名とパスワードとに一致する登録ユーザが存在するか検索する。一致する登録ユーザが見つかった場合にはステップ S 1 0 2に進み、一致する登録ユーザが見つからなかった場合にはステップ S 1 0 6に進み、ログインをやり直してもらうため再度図 3に示すページを送信する。ステップ S 1 0 2では、ユーザ情報データベース領域 2 1 2から、登録ュ一ザと対応して記憶された使用しているコンピュータに関する情報を読み出す。ステップ S 1 0 3では、ユーザ情報データべ一ス領域 2 1 2から登録ユーザと対応して記憶された使用しているデジタルカメラに関する情報を読み出す。これら、情報は、ユーザ登録時に収集した情報の他に口グイン後に収集した情報も蓄積されている。

コンピュータに関する情報には、登録ユーザが使用しているモニタ機種名、モ二夕のガンマ情報、プリンタ機種名、使用している画像処理ソフト名等の情報がある。デジタルカメラに関する情報には、カメラ以外に所有しているアクセサリ情報、撮影経験年数、好みの撮影手法（例えばストロボは使用しない）、良く撮影するシーン等がある。所有アクセサリ情報、撮影経験年数、好みの撮影手法、良く撮影するシーン等の情報は、後述する撮影アドバイスのために用いられ、モニ夕機種名、モニタのガンマ情報、プリンタ機種名、使用画像処理ソフト名等は画像編集アドバイスに用いられる。

ステップ S 1 0 4では、図 5に示すような登録ユーザに対応したページを作成する。ステップ S 1 0 5では、登録ユーザに対応したページをユーザ側パソコン 1に送信する。これによりユーザはログインに成功したことがわかり、後述するアドバイスサービスを受けることが可能になる。

また、このようにして取得したユーザに関する情報は、アドバイスサービス以夕 μこも、オンラインショッピング、プリントアウトサ一ビス、サポート等でも利用される。

<画像データ選択、情報収集制御 >

以下に、アドバイス対象となる画像データのュ一ザによる選択作業と、アドバイスを実行するための情報収集の制御処理について説明する。ユーザ側パソコン 1におけるユーザ操作と、その操作に応答してサーバ側コンピュータ 2が行う制御を説明する。

インターネット 3を使用してァドバイスサービスサイトに接続し、上述した口グィン処理が完了すると、サーバ側コンピュータ 2は、図 5に示すようなページがユーザ側パソコン 1のモニタに表示されるよう配信する。図 5は、ァドバイスサービスにログインしたときのページの一例を示す図である。図 5に示すページでは、ログインに成功したことをユーザに示すとともに、ュ一ザに対してァドバイス対象の画像データの選択を催促する。ユーザが図 5中の「マイアルバムから」ポタン 3 0 5をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1に既にアップ口一ドされている画像データを選択するための図 6に示すページを配信する。

ユーザが図 5中の「アップロード」ポタン 3 0 6をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、ユーザ側パソコン 1内のメモリまたはュ一ザ側パソコン 1に接続された周辺機器に保管された画像データを選択する図 7に示すページを配信する。ユーザが「戻る」ポタン 3 0 7をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、アドバイスサービスからログオフして図 3に示す口グインのページに戻り、他のユーザを口グイン可能にする。

図 6は、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1の画像データ領域 2 1 4に記憶されている、ログインしたユーザ所有の画像デー夕を選択するためのページの一例を示した図である。ユーザによりアップロードされた画像データはァルバム毎に分類され記憶されている。

ページ左側の「アルバム」の下にある「運動会」「パーティ」「花見」等のアルバム名 3 0 8は、画像データをサーバ側パソコン 2内のメモリ 2 0 1の画像データ領域 2 1 4へ登録したときにユーザが付けたアルバムの名称である。ユーザがアルバム名 3 0 8のいずれか 1つをクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、そのアルバム内に登録された画像データのサムネイル 3 0 9をページ右側に表示させる。

ユーザがサムネイル 3 0 9をクリックすることにより画像デ一夕を選択した状態になる。図 6では、アルバム「花見」内の 1番目の画像データが選択された状態を示している。画像データが選択されると「O K」ポタン 3 1 0がクリック可能となる。ユーザが画像データを選択し、「Ο Κ：」ポタン 3 1 0をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、図 8に示すページを配信する。また、ユーザが「戻る」ポタン 3 1 1をクリックすると図 5に示すページに戻る。

図 7は、ユーザ側パソコン 1内メモリまたはュ一ザ側パソコン 1に接続された周辺機器メモリ内に記憶された画像デー夕を選択するためのページの一例を示した図である。ページ左側にはユーザ側パソコン内メモリの構造がフォルダごとッリー表示される。

ユーザがフォルダ名 3 1 2のいずれか 1つをクリックすることにより、そのフオルダ内の画像データに対応するサムネイル 3 1 3がページ右側に表示される。画像データの選択方法は図 6のアルバム内の画像データを選択する場合と同じである。ユーザが画像データを選択して、「O K」ポタン 3 1 4をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、図 8に示すページを配信する。ユーザが「戻る」ポタン 3 1 5をクリックすると図 5に示すページに戻る。

図 8は、ュ一ザに画像デー夕に関する情報を入力してもらうためのページの一例を示した図である。図 8に示すページでは、画像データに付加されている情報、および、ユーザ登録等で既にサ一パ側コンピュータ 2内のメモリに記憶されている情報以外に、ァドバイスの精度を上げるために必要とする情報をユーザに入力してもらう。サーバ側コンピュータ 2は、ュ一ザに入力してもらいたい項目について質問形式で問い合わせ、ユーザ入力欄 3 1 6に質問の答えの入力を促す。ページ右側には選択されている画像データの縮小画像 3 1 7を表示する。ユーザは、縮小画像 3 1 7を見ることにより質問に対する答えを導きやすくなる。ユーザが答えの入力を終わり、「0 KJポタン 3 1 8をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は図 9に示すページを配信する。また、ユーザが「戻る」ボタン 3 1 9をクリックすると図 6または図 7に示すページに戻り、画像データを選択し直すことを可能にする。

図 9は、ュ一ザに画像内の主要被写体の領域を選択してもらうためのページの一例を示した図である。図 9における点線の範囲が主要被写体領域 3 2 0である。主要被写体領域 3 2 0は、ユーザが画像内をマウス等によりクリックアンドドラッグすることにより選択される。図 9では、クリックアンドドラッグにより矩形状に領域を選択する例を示しているが、円形状に領域を選択するようにしてもよい。できるだけ正確に主要被写体領域 3 2 0が選択されることによりアドバイスの精度を向上することができる。

ユーザが領域の選択を終了し、「O K」ポタン 3 2 1をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は画像データに関する情報収集を終了し、図 1 2に示すページを配信する。また、ユーザが「戻る」ポタン 3 2 2をクリックすると図 8に示すページに戻る。以上で画像データ選択、情報収集制御は終了する。

以上のようにサーバ側コンピュータ 2は、ユーザ側パソコン 1に対して複数のベージを順次配信して対話形式で情報を収集していくので、初めてアドバイスサ一ビスを利用するユーザでもわかりやすい。情報の入力項目を 1ページ毎に少なくしているので、ュ一ザは情報の入力漏れを防ぐことができる。

<アドバイス制御 >

サーバ側コンピュータ 2は、画像データに関連する情報の収集が完了すると、ァドパイスのための処理を開始する。

収集した情報に基づいて実行されるアドバイスの具体的な処理について以下に説明する。図 1 0、図 1 1は、アドバイス処理を示すフローチャート図である。本フローは、図 9に示すページで「O K」ポタン 3 2 1がクリックされたことを示す信号を受信することによりスタートする。

ステップ S 2 0 1では、ユーザが選択した画像データを解析する。ステップ S 2 0 2では、解析結果と収集した情報とから最適な画像となる画像処理を判断する。ステップ S 2 0 3では、解析結果と収集した情報とに基づいて、画像データを撮影したデジタル力メラが故障している可能性があるか否かを判断する。例えば、故障している可能性ありと判断する事例としては、被写体までの距離が短く、ストロボを発光している情報があるのに、画像デ一夕にはストロボが発光された形跡がないといったものである。故障の可能性がある場合にはステップ S 2 0 4 に進み、後述する故障診断の制御を実行する。故障の可能性がない場合にはステップ S 2 0 5に進む。

ステップ S 2 0 5では、画像データに対して画像処理を実行する。ここで、実行する画像処理は、ユーザが選択した画像データを最適な画像になるように明るさ、カラーバランス等を調整するものである。サーバ側コンピュータ 2は、画像データの解析結果と取得した情報とに基づいて画像データを最適化する画像処理を施す。以下にサーバ側コンピュータ 2で行われる画像デー夕の解析結果と取得した情報とに基づく画像処理について説明する。逆光撮影された画像デー夕を一例として説明する。

サーバ側コンピュータ 2は、中央部が暗く周囲が明るい画像データと、撮影シーンが人物、主要被写体領域として中央部、ストロボの発光なしという取得情報とに基づいて撮影環境を判断する。サーバ側コンピュータ 2は、中央部の主要被写体のみが暗いので撮影環境として逆光撮影であると判断することができる。次に、サーバ側コンピュータ 2は、最適な画像処理として逆光撮影により暗い主要被写体を明るくする処理を施す。主要被写体を明るくする画像処理として、画像全体を均一に明るくする、主要被写体領域のみ明るくする、といったような選択肢が生じる。選択肢が生じた場合には、サーバ側コンピュータ 2は、更に判断をしてどちらの選択をした方が最適な画像になるかを決定する。例えば、主要被写体の背景が適正な明るさである場合にはサーバ側コンピュータ 2は、主要被写体領域のみ明るくする画像処理を選択する。

以上の通り、サーバ側コンピュータ 2は、画像データの解析結果と収集した情幸艮とから最適化する画像処理を施すことが可能になる。

ステップ S 2 0 6では、図 1 2に示すような、画像処理を施した画像を含むぺージを作成する。図 1 2は、ユーザが選択した画像データを取得した情報により画像解析を行い、画像処理により最適化した画像を表示するページの一例を示す図である。図 1 2に示すページでは、ページ左側にユーザが選択した画像データの画像 3 2 3を表示し、左側に画像処理を施した画像 3 2 4を表示する。また、ページには、「バリエーション」ボタン 3 2 5、「手動補正」ポタン 3 2 6、「撮影ァドバイス」ポタン 3 2 7、「画像編集ァドバイス」ポタン 3 2 8が付されている。ステップ S 2 0 7では、作成したページをユーザ側パソコン 1に送信する。ステツプ S 2 0 8では、「手動補正」ポタン 3 2 6または「バリエーション」ポタン 3 2 5が押されたか否かを検出する。押されたことを検出した場合にはステップ S 2 0 9に進み、押されていない場合にはステップ S 2 1 0に進む。ステップ S

2 0 9では、手動補正またはバリエーション処理を実行する。「手動補正」ポタン

3 2 6または「バリエーション」ポタン 3 2 5がクリックされたことを検出すると図 1 3、図 1 4に示すページをユーザ側パソコン 1に送信する。

図 1 3、図 1 4は、サーバ側コンピュータ 2が画像処理した画像を更にユーザが操作して好みの画像にするためのページの一例を示す図である。ユーザが図 1 2における「手動補正」ポタン 3 2 6をクリックした場合には、サ一バ側コンビユー夕 2は図 1 3に示すページを配信する。図 1 3に示すページは、右上側にュ一ザが選択した画像 3 2 9を表示し、ページ右下側にサーバ側コンピュータ 2が画像処理を加えた画像 3 3 0を表示する。

また、図 1 3に示すページは、画像処理を加えた画像 3 3 0の左側に「明るさ」「コントラスト」「彩度」を変更するためのスライダ 3 3 1を設けている。ユーザはこれらスライダ 3 3 1を左右にドラッグすることにより画像 3 3 0に対して手動補正を行う。ユーザが「O K」ポタン 3 3 2をクリックすると、サーバ側コンピュー夕 2は、ユーザにより施された手動補正を反映して図 1 2に示すページを再配信する。また、ユーザが「戻る」ポタン 3 3 3をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は、ユーザにより施された手動補正を反映せずに図 1 2に示すぺ一ジを再配信する。

ユーザが図 1 2における「バリエ一シヨン」ボタン 3 2 5をクリックした場合には、サーバ側コンビュ一夕 2は図 1 4に示すぺ一ジを配信する。

図 1 4に示すページには、右上側にユーザが選択した画像 3 3 4を表示し、下側にサーバ側コンピュータ 2により異なる画像処理がされた画像 3 3 5を複数同時に表示する。ここで、表示される複数の画像 3 3 5は、カメラにおける異なる撮影設定に合わせて、それぞれ異なる画像処理が施されている。例えば、画像全体の明るさを変更する画像処理を施した画像、主要被写体と背景の明るさを別々に変更する画像処理を施した画像等、カメラにおいて変更できる撮影設定（撮影条件）に合わせて画像処理が施されている。

画像全体の明るさを変更する画像処理に対応する撮影設定とは露出補正である。主要被写体と背景の明るさを別々に変更する画像処理に対応する撮影設定とは、電子閃光装置を使用した撮影設定が相当する。ユーザが複数の画像 3 3 5内の 1 つをクリックすることにより、クリックされた画像が選択された状態となる。そして、ユーザが図 1 4に示すページにおける「〇Κ」ボタン 3 3 6をクリックすると、サ一バ側コンピュータ 2は図 1 2に示すページを配信する。その時、図 1 2のページの画像 3 2 4には、図 1 4に示すページにおいて選択した画像と同様の画像が表示される。また、選択した画像になされた画像処理が最適化の画像処理として使用される。

また、ユーザが「戻る」ポタン 3 3 7をクリックすると、サーバ側コンビユータ 2は、いずれかの画像が選択されていても反映しないで図 1 2に示すページを再配信する。

ここで施された手動補正、バリエーション処理の情報は、サーバ側コンピュー夕内メモリ 2 0 1のユーザ情報データベース領域 2 1 2に蓄積されていき、ユーザの好みの画像情報として次のアドバイスに反映される。例えば、ユーザが手動補正で画像を明るくする補正を施した場合、次にアドバイスを行う際には、サーバ側コンピュータ 2が実行する最適化の画像処理で通常より明るめの画像にするようにする。

ステップ S 2 1 0では、図 1 2のページにおいてユーザが「撮影アドバイス」ポタン 3 2 7をクリックしたことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 2 1 1に進み、受信しない場合にはステップ S 2 1 2に進む。ステップ S 2 1 1では、撮影アドバイス用の処理を施す。撮影アドバイス制御については後述する。ステップ S 2 1 2では、ユーザが「画像編集アドバイス」ポタン 3 2 8をクリックしたことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 2 1 3に進み、受信しない場合にはステップ S 2 0 8に戻る。ステップ S 2 1 3では、画像編集アドバイス用の処理を施す。画像編集ァドバイス制御については後述する。

<撮影ァドバイス制御 >

以下に図 1 1のステップ S 2 1 1で実行される撮影アドバイス制御について説明する。撮影アドバイス制御では、ユーザがどのような撮影方法で撮影していれば、サーバ側コンピュータ 2が最適化した画像が得られたかを解析し、アドバイスを作成する。

例えば、サーバ側コンピュータ 2が、最適化の画像処理において主要被写体のみ明るさを明るくする画像処理を施した場合について説明する。

撮影設定において、主要被写体の明るさを明るくするには、露出補正するか、ストロボを発光させる等の補助光を使用することが考えられる。最適化の画像処理では主要被写体のみ明るくしているので、サーバ側コンピュータ 2は、画像全体を均一に明るくしてしまう露出補正より主要被写体のみ明るくすることが可能な補助光を使用する撮影をァドバイスする。

しかし、主要被写体までの距離が遠い、カメラにストロボが内蔵されていない、所有アクセサリにもストロポがない、ストロボが嫌い等の情報がある場合には、サーバ側コンピュータ 2は、ストロポを使用しないで主要被写体を明るくする露出補正を行うようにァドバイスする。

また、ユーザの写真経験年数が短く、カメラに逆光補正ポタン等が設けられている場合には、サーバ側コンピュータ 2は、簡単に設定できる逆光補正ポタンを使用するようにァドバイスする。

このように、サーバ側コンピュータ 2は、取得した情報からュ一ザに合った最適なアドバイスを作成する。

また、何種類か候補アドバイスを作成し、ユーザに採用するアドバイスを選択してもらうようにしてもよい。

以上のようなァドバイスを可能にするため、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1の画像情報データベース 2 1 1には、画像データに対して自動的に施された最適化の画像処理と撮影設定とを関連付けして記憶するテーブルを備える。例えば、画像情報データベース 2 1 1には、主要被写体等の画像内の一部のみ明るくする画像処理と、ストロボを発光するという撮影設定とを関連付けして記憶されている。また、画像全体の明るさを明るくする画像処理と、露出補正する、スポット測光にするという撮影設定とを関連付けして記憶している。更に、ユーザの使用カメラ、使用アクセサリ、好み等の取得情報とも関連付けして記憶している。これにより、ユーザの使用カメラ、使用アクセサリ、好みに合った撮影設定を選択することができる。

また、画像情報データベース 2 1 1には、撮影設定とアドバイスデータとを関連付けして記憶するテーブルを備える。

サーバ側コンピュータ 2は、画像情報データベース 2 1 1に記憶されたこれらデータにより最適なァドバイスを作成する。

以下に撮影アドバイス制御について具体的に説明する。図 1 5は、ステップ S 2 1 1で実行される処理を示すフローチャート図である。

ステップ S 3 0 1では、図 1 0のステップ S 2 0 5及びステップ S 2 0 9で最適化のために施した画像処理情報を読み出す。ステップ S 3 0 2では、上述した画像情報データベース 2 1 1に記憶されたデ一夕を使用して、現在設定されている撮影条件を、最適化のために施した画像処理に対応した撮影条件に置き換える。ステップ S 3 0 3では、ュ一ザの使用カメラ、ユーザの所有アクセサリで画像処理した画像が得られるような撮影設定を行うことが可能であるか否かを検出する。撮影設定が可能な場合にはステップ S 3 0 4に進み、撮影設定が不可能な場合にはステップ S 3 0 5に進む。

ステップ S 3 0 4では、ュ一ザの使用カメラ、所有アクセサリを所定の撮影設定に変更して撮影すれば最適化した画像と同様の画像データを得ることができるので、その撮影設定にするための操作方法等を記載したァドパイスページを作成する。図 1 6、図 1 7、図 1 8は、アドバイスページの一例を示す図である。図 1 6におけるコメント欄 3 5 0は、アドバイスコメントが記載される。図 1 6に示したページ例では、適切な画像が得られる撮影方法をコメントしている。コメント欄 3 5 0に記載されたコメント中の「日中シンクロ撮影」「スポット測光」「逆光補正」の用語には参照先リンク下線 3 5 1が設けられている。参照先リンク下線 3 5 1は、用語をクリックすることにより、その用語を解説するページにジャンプできることを示している。図 1 8に解説ページの一例を示す。

図 1 8に示すページの解説欄 3 5 7にクリックした用語の解説が記載されている。 Γ Ο Κ：」ポタン 3 5 8をクリックすることにより図 1 6のページに戻る。図 1 6に示すページにおける Γ θ ϋ ポタン 3 5 3がクリックされるとァドバイスを終了する。「カメラ設定」ポタン 3 5 2は、ユーザが使用しているカメラにおいてどのように操作すれば適切な画像が得られる撮影設定になるかを知るときにクリックするポタンである。「カメラ設定 Jポタン 3 5 2をクリックすると図 1 7に示すページが表示される。設定説明欄 3 5 4には、ユーザが使用しているカメラを示す図と操作解説を記載する。「コメント」ボタン 3 5 5をクリックすると図 1 6 に示すページに戻る。また Γ Ο Κ：」ポタン 3 5 6を操作するとアドバイスを終了する。図 1 5におけるステップ S 3 0 5では、最適化した画像と同様の画像データを得るために、ユーザが所有していないアクセサリ等の代替手段を使用すれば撮影設定可能か否かを検索する。例えば、外付けストロボを使用すれば最適化処理された画像と同等の画像を撮影条件の変更のみで得ることができる場合には、代替手段がありと判断する。また、カメラ本体を'買い換えることを代替手段有りと判断してもよい。代替手段がある場合にはステップ S 3 0 6に進み、代替手段がない場合にはステップ S 3 0 7に進む。ステップ S 3 0 6では、代替手段の使用を提案するアドバイスページを作成する。

図 1 9は、代替手段の使用を提案するァドバイスページの一例を示す図である。図 1 9に示すページにおける画像 3 5 9は、撮影に使用することを推奨する代替手段の画像を表示する。画像 3 5 9に表示される代替手段の画像データは、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1に記憶されている。

「商品紹介」ポタン 3 6 0は、画像 3 5 9に表示されている代替手段のスぺック等を紹介するページにジャンプさせるためのポタンである。「オンラインショップ」ポタン 3 6 1は、代替手段を購入することができるオンラインショップぺ —ジにジャンプさせるためのボタンである。このように代替手段を提案することにより、ユーザは時間を費やして代替手段を探す必要がない。購入することができるオンラインショップページに簡単にジャンプすることができるので、ユーザは煩わしい操作をすることなく代替手段を購入することができる。図 1 9に示すページにおける「O K：」ボタン 3 6 2を操作するとアドバイスを終了する。

次に図 1 5におけるステップ S 3 0 7では、撮影設定だけでは無理なので、撮影ァドバイスと後述する画像編集ァドバイスとを含むァドバイスページを作成する。ステップ S 3 0 8では、作成したアドバイスページをユーザ側パソコン 1に送信する。

く画像編集ァドバイス制御 >

画像編集ァドバイス制御は、どのように画像編集を施せばよいかァドバイスする制御処理である。

当然、ユーザが使用しているソフトウェアの操作に合わせてァドバイスする。ソフトウェアに逆光補正機能がある場合には、それのみを操作することをァドパ >。画像処理を施すときには処理を施す順序も重要であるので順序についてもアドバイスする。

以下に具体的に説明する。図 2 0は、図 1 1のステップ S 2 1 3で実行する処理を示すフローチャート図である。

ステップ S 4 0 1では、図 1 0のステップ S 2 0 5及びステップ S 2 0 9で最適化のために施した画像処理情報を読み出す。ステップ S 4 0 2では、施した画像処理で行われた画像データの修正と等価の修正が行われるような、ユーザ使用画像編集ソフトの編集設定（編集条件）に置き換える。画像処理に対応する編集設定のデータは、撮影設定と同様に画像情報データベース 2 1 1に記憶されている。

ステップ S 4 0 3では、ユーザの使用画像編集ソフトで編集設定が可能であるか否かを検出する。編集設定が可能な場合にはステップ S 4 0 4に進み、編集設定が不可能な場合にはステップ S 4 0 5に進む。ステップ S 4 0 4では、最適化した画像を得るためのユーザ使用画像編集ソフトにおける操作方法等を記載したァドバイスページを作成する。

図 2 1は、画像編集アドパイスページの一例を示す図である。図 2 1に示すぺージにおける画像表示領域 3 6 3は、アドバイス対象の画像を表示する領域である。ライン 3 6 4、 3 6 6は、画像編集を加える箇所を示す。コメント 3 6 5、 3 6 7は、画像編集の操作方法等のアドバイスコメントが表示される。図 2 1に示すページでは、ライン 3 6 4とコメント 3 6 5とが矢印で対応付けられおり、ライン 3 6 4で示した箇所をコメント 3 6 5のアドバイスコメントに従って画像編集すれば最適な画像が得られるようになる。また「O K」ポタン 3 6 8を操作するとァドバイスを終了する。

図 2 0におけるステップ S 4 0 5では、ユーザが使用している画像編集ソフトでは編集設定できないので、編集設定可能な画像編集ソフトを紹介するページを作成する。ステップ S 4 0 6では、作成したアドバイスぺ一ジをユーザ側バソコン 1に送信する。

<故障診断制御 >

次に図 1 0のステップ S 2 0 4で実行される故障診断制御について説明する。上述したようにアドバイスのために収集した情報と画像デ一夕の解析結果との関係が著しく一致しない場合には、撮影に用いたカメラが故障している可能性がある。

故障診断制御では、更に詳細な故障診断を行い、ユーザに故障診断結果を伝える。また、故障原因がソフトウェアによるものである場合には最新のソフトゥェァへの更新を可能にし、故障原因がメカニカルに起因する場合には修理することを推奨し、修理費用の見積もりを出力する。

以下に、故障診断制御について詳細に説明する。図 2 2は、故障診断を行う制御を示すフローチャート図である。本フローは、図 1 0のステップ S 2 0 3において、アドバイスのために取得した情報と画像デー夕の解析結果とに基づいて、カメラが故障している可能性が有ることが判断されることによりスタートする。ステップ S 5 0 1では、アドバイスに使用したデータに更にデータを追加して故障しているかどうかを詳細に調査する。追加するデータとは、同機種デジタルカメラの故障状況、デジタルカメラの製造ロット、デジタルカメラ内のソフトゥエアのバージョン、デジタルカメラの購入日、現在までのストロボの発光回数、シャツ夕の開閉回数等の情報である。このように、より多くのデータから故障診断を実施することにより正確な診断が可能となる。

なお、本実施形態で故障診断に使用すると挙げた追加データのいくつかは、ァドバイスを実行するために使用するデータであってもよい。ァドバイスに使用するデータとして挙げたデータも故障診断に使用するようにしてもよい。

ステップ S 5 0 2では、詳細検討プログラムによる診断の結果、異常であるか否かを判断する。異常であると診断された場合にはステップ S 5 0 3に進み、正常と診断された場合には本フローを終了し、ァドバイスのフローに戻る。

ステップ S 5 0 3では異常がメカニカルな要因によるものであるか否かを判断する。メカニカルな要因である場合にはステップ S 5 0 4に進み、メカニカルでないソフトウェアによる要因である場合にはステップ S 5 0 5に進む。

ステップ S 5 0 4では、メカニカル要因による故障に対する処理を行う。ステップ S 5 0 5では、ソフトウェア要因による故障に対する処理を行う。それぞれの処理については図 2 4と図 2 8を用いて後述する。ステップ S 5 0 6では、図 2 3に示すような、故障している可能性があるので正確なァドバイスができない旨のページを送信し、「O K」ポタン 3 3 8がクリックされるとアドバイスのフローに戻る。

ぐメカニカル故障制御 >

以下にメカニカル要因による故障に対する処理について説明する。図 2 4は、図 2 2のステップ S 5 0 4で行われる制御を説明するためのフローチヤ一ト図である。

ステップ S 6 0 1では、図 2 5に示すような、画像データを撮影したカメラが故障している可能性がある旨のページを送信する。ページには修理時にかかる費用の見積もりを出力する「見積作成」ポタン 3 3 9が設けられている。更に、ぺ —ジにはアドバイスサ一ビスを継続するための「アドパイス」ポタン 3 4 0が設けられている。ステップ S 6 0 2では、「見積作成 jポタン 3 3 9がクリックされたことを示す信号を受信したか否かを検出する。「見積作成」ポタン 3 3 9がクリックされたことを受信した場合にはステップ S 6 0 4に進み、「見積作成」ポタン 3 3 9がクリックされたことを受信していない場合にはステップ S 6 0 3に進む。ステップ S 6 0 3では、「アドバイス Jポタン 3 4 0力クリックされたことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した場合には本フローを終了し、受信しない場合にはステップ S 6 0 2に戻る。

ステップ S 6 0 4では、故障診断の結果から料金テーブルを参照して修理料金を計算する。ステップ S 6 0 5では、図 2 6に示すような、修理費用を記したぺ —ジを送信する。また、ページには実際に修理の予約をする「修理予約」ポタン 3 4 1が設けられている。更に、ページにはアドバイスサービスを継続するための「ァドバイス」ポタン 3 4 2が設けられている。ステップ S 6 0 6では、「修理予約」ポタン 3 4 1がクリックされたことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 6 0 8に進み、受信しない場合にはステップ S 6 0 7に進む。ステップ S 6 0 7では、「ァドパイス」ポタン 3 4 2がクリックされたことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した場合には本フローを終了し、受信しない場合にはステップ S 6 0 6に戻る。

' S 6 0 8では、図 2 7に示すような、修理受付番号と修理を受ける方法を説明したページを送信する。ステップ S 6 0 9では、修理を行うサービスセン夕に修理を受け付けたカメラの機種名、修理受付番号、故障状態等の情報を電子メールで送信する。また、カメラの開発担当者宛に同様の内容を電子メールで送信するようにしてもよい。

ぐソフトウェア故障制御 >

以下にソフトウェア要因による故障に対する処理について説明する。図 2 8は、図 2 2のステップ S 5 0 5で行われる制御を説明するためのフローチャート図である。

ステップ S 7 0 1では、図 2 9に示すような、カメラが故障している可能性がある旨と、ソフトウェアをアツプデートすれば故障が解消する可能があることを記載したページを送信する。ページにはアップデートソフトウエアをダウンロードするページに移行するための「アップデート」ポタン 3 4 4とアドバイスサ一ビスに戻るための「アドバイス」ボタン 3 4 5が設けられている。

ステップ S 7 0 2では、「アップデート」ポタン 3 4 4がクリックされた信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 7 0 4に進み、受信しない場合にはステップ S 7 0 3に進む。ステップ S 7 0 3では、「アドバイス」ボタン 3 4 5がクリックされた信号を受信したか否かを検出する。受信した場合には本フローを終了し、受信しない場合にはステップ S 7 0 2に戻る。

ステップ S 7 0 4では、図 3 0に示すような、アップデ一卜ソフトウェアをダゥンロードするため規約、方法を記載したページを送信する。ページにはダウンロードを開始する「ダウンロード」ポタン 3 4 6とアドバイスサ一ビスに戻る「ァドバイス」ポタン 3 4 7とを備える。ステップ S 7 0 5では、「ダウンロード」ポタン 3 4 6がクリックされた信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 7 0 7に進み、受信しない場合にはステップ S 7 0 6に進む。

ステップ S 7 0 6では、「ァドバイス」ポタン 3 4 7がクリックされた信号を受信したか否かを検出する。受信した場合には本フローを終了し、受信しない場合にはステップ S 7 0 5に戻る。

ステップ S 7 0 7では、ダウンロードのためソフトウェアの送信を行う。ステップ S 7 0 8では、ダウンロードが終了したか否かを検出し、終了している場合 fcは本フローを終了し、終了していない場合にはダウンロードを継続する。このように、単にソフトウェアが古い場合に更新するのではなく、ソフトゥェァが要因の故障があると診断された場合に更新できる。無駄なダウンロードをすることがない。また、診断するのでソフトウェアの異常箇所がわかる。

また、本実施例では、ソフトウェアが要因の故障の場合にアップデートするようにしたが、アップデートでは解決できない場合もあるのでそれを判断した後に、アップデートさせるようにしてもよいが、最新のソフトウェアを提供することにより他の不都合を解消することができる。また、カメラが既に最新のソフトゥェァであっても壊れている可能性があるのでアツプデ一トを行わせる。

このように、実施形態 1では、アドバイスサービスにおいて収集した情報により故障診断についても行うようにした。ユーザはアドバイスサービスを受けるための作業により故障診断が行われるので、故障診断のためにユーザは何ら負担はない。

当然、故障診断のみを行う故障診断サービスをァドバイスサービスと別途運用してもよい。アドバイスサービスとの連携でなく、他のサービスと連携して故障診断を行ってもよい。

自動的な診断だけでなく、故障の可能性有りと診断された場合には、サービス担当者に画像データを含む警告メールを送信し、人手を介した故障診断を行うようにしても良い。

以上の説明した実施形態 1のアドバイスサービスでは、撮影ァドパイスと画像編集ァドバイスとの両者についてそれぞれ別に受けることができるようにした。また、撮影時の撮影設定と画像編集時の補正とにはそれぞれ限界があるので、撮影ァドバイスと画像編集ァドバイスとを組み合わせてァドバイスするようにしている。

実施形態 1では、撮影アドバイスを受けるか、画像編集アドバイスを受けるかを利用者の情報の入力が済んでから選択させるようにした。利用者による情報入力の前に、撮影アドバイスか画像編集アドバイスかを選択するようにして、その選択に応じて利用者が入力する情報の入力項目を異ならすようにしても良い。これらアドバイスサービスは、インターネットを経由したオンラインのサービスではなく、パソコンその他で駆動するソフトウエアのサービスとして販売しても良い。

(実施形態 2 )

実施形態 1では、ユーザによる画像データの選択作業、情報の入力作業を複数のページを遷移させて実行させるものであった。実施形態 2では、ほぼ 1ページにユーザによる作業項目を用意した点を特徴とする。

なお、実施形態 2におけるシステム構成、アドバイス制御等、実施形態 1と同様であるので説明を省略する。

実施形態 1と同様の操作で口グインが完了すると、ユーザ側パソコン 1には図 3 1に示すようなページが表示される。図 3 1は、アドパイスサービスに口グインしたときのページの一例を示す図である。

図 3 1における、「諸情報表示」ポタン 4 0 1は、画像データに関連して付加されたデータを確認するときにクリックするポタンである。諸情報表示ポタンをクリックすることにより画像データに付加された情報が表示される。デジタルカメラにより撮影時に自動的に付加される情報がほとんどである。

「シーン選択」メニュー 4 0 2は、アドバイス対象として選択された画像デー夕がこの中のどのシーンに相当するのかをユーザに設定してもらうためのものである。「シーン選択」メニュー 4 0 2の右側の部分をクリックすることにより、風景、人物等の撮影シーンを選択可能になる。

「範囲指定」ボタン 4 0 3は、画像内の主要被写体の領域を指定するときにクリックするポタンである。「範囲指定」ポタン 4 0 3をクリックした後に画像領域内をクリックアンドドラッグすることにより範囲指定できる。「拡大表示」ポタン 4 0 4は、画像表示領域 4 0 0に表示された画像を拡大表示するためのポタンである。また、「縮小表示」ボタン 4 0 5は、画像表示領域 4 0 0に表示された画像を縮小表示するボタンである。

「画像選択」ポタン 4 0 6は、サーバ側コンピュータ 2内に保管されているァルバムの中の画像デ一夕をアドバイス対象として選択するためのボタンである。画像データが選択されると画像表示領域 4 0 0に表示される。「画像保存」ポタン 4 0 7は、ァドバイス制御の画像処理により最適化された画像データをサーバ側コンピュータ 2内に保管する時にクリックするポタンである。

「アップ口一ド」ポタン 4 0 8は、ユーザパソコン 1内または周辺機器内のメモリに保管されている画像デ一夕をアドバイス対象としてアップロードするためのポタンである。画像データがアップロードされると画像表示領域 4 0 0に表示される。

「ダウンロード」ポタン 4 0 9は、アドバイス制御の画像処理により最適化された画像デー夕をユーザパソコン 1内にダウンロードするためのポタンである。また、「ダウンロード」ポタン 4 0 9の下には、プリントラジオポタン 4 2 4、観賞ラジオポタン 4 2 5が設けられている。

プリントラジオポタン 4 2 4が選択されている場合には、ユーザの所有しているプリン夕情報から、ユーザの所有プリン夕により最適にプリントァゥトできるように画像処理して画像デ一夕をダウンロードさせるようにする。観賞ラジオポタン 4 2 5が選択されている場合には、ユーザ側パソコン 1のモニタの情報から、モニタ観賞が最適になるように画像処理して画像データをダウンロードさせるようにする。プリンタ情報、モニタ情報は、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1のユーザ情報データべ一ス領域 2 1 2に記憶された情報を使用する。また、ダウンロードするときにプリン夕情報、モニタ情報をユーザに入力させるようにしてもよい。

「全自動」ポタン 4 1 0、「レベル」ポタン 4 1 1、「明るさ」ポタン 4 1 2、「階調」ボタン 4 1 3、「コントラスト」ボタン 4 1 4は、ァドバイス対象として選択した画像に対して露出に関わる画像処理を施すときにクリックするポタンである。

「全自動」ポタン 4 1 0をクリックするとサーバ側コンピュータ 2内のプロダラムに従って画像解析を行い、最適な露出になるように画像処理を施す。そして、画像表示領域 4 0 0に画像処理後の画像を表示する。「レベル」ポタン 4 1 1、

「明るさ」 4 1 2、「階調」ポタン 4 1 3、「コントラスト」ポタン 4 1 4のいずれかをクリックすると、それぞれユーザが手動により画像処理を施すことが可能になる。

「全自動」ボタン 4 1 5、「シャープネス」ポタン 4 1 6、「ノイズ」ポタン 4 1 7は、アドバイス対象として選択した画像に対して解像、粒状に関わる画像処理を施すときにクリックするポタンである。「全自動」ボタン 4 1 5をクリックするとサーバ側コンピュータ 2内のプログラムに従つて画像解析を行い、最適な解像、粒状になるように画像処理を施す。そして、画像表示領域 4 0 0に画像処理後の画像を表示する。「シャープネス」ポタン 4 1 6、「ノイズ」ポタン 4 1 7のいずれかをクリックすると、それぞれユーザが手動により画像処理を施すことが可能になる。

「全自動」ポタン 4 1 8、「カラーバランス」ポタン 4 1 9、「適応色 J ポタン 4 2 0は、ァドバイス対象として選択した画像に対して色再現に関わる画像処理を施すときにクリックするポタンである。「全自動」ポタン 4 1 8をクリックするとサーバ側コンピュータ 2内のプログラムに従つて画像解析を行い、最適な色再現になるように画像処理を施す。そして、画像表示領域 4 0 0に画像処理後の画像を表示する。「カラーバランス」ポタン 4 1 9、「適応色」ポタン 4 2 0のいずれかをクリックすると、それぞれユーザが手動により画像処理を施すことが可能になる。

「操作取消」ポタン 4 2 1は、画像処理を施した操作を 1つ取り消すためのポタンである。

ここで、ァドバイス対象の画像データの画像解析及び最適化のための画像処理は実施形態 1で行われる制御と同様である。なお、実施形態 1では、必ず一度サーバ側コンピュータ 2により自動的に画像処理を施したものに対して手動補正で再調整するようにしていたが、実施形態 2でもそのようにしてもよい。

このように、実施形態 2では、ほぼ 1ページ内でアドバイスに必要な情報入力ができるようにしたので、いちいちページを遷移させることなく、短時間で情報の入力が完了する。

図 3 1における、「撮影アドバイス」ポタン 4 2 2、「画像編集アドバイス」ボタン 4 2 3のいずれかのポタンをクリックすることにより、ユーザが入力した情報に基づいて、アドバイス処理を実行する。

「撮影ァドバイス」ポタン 4 2 2、「画像編集ァドバイス」ボタン 4 2 3は、実施形態 1の「撮影ァドバイス」ボタン 3 2 7、「画像編集アドバイス」ポタン 3 2 8と同様の目的でクリックされるボタンである。「撮影ァドバイス」ポタン 4 2 2、「画像編集アドバイス」ポタン 4 2 3をクリックした後に実行される制御も実施形態 1の「撮影アドバイス」ポタン 3 2 7、「画像編集アドバイス」ポタン 3 2 8 をクリックした後に行われる制御と同様であるので説明を省略する。

(実施形態 3 )

実施形態 1、 2では、予め決められたプログラムに従ってサーバ側コンビユータ 2が画像データに対して自動的に最適化する画像処理を施した。また、画像を撮影したユーザ自身が手動で画像処理を施した。そして、画像データに対して施した画像処理に基づいてアドバイスを行うという実施形態であった。実施形態 3 では、画像を撮影したユーザでなく第三者が画像データに対して手動で最適化のための画像処理を施し、その画像処理に基づいてァドバイスを行う。

図 3 2は、本発明の実施形態 3のシステム構成を説明するための図である。ュ一ザ側パソコン 1と、サーバ側コンピュータ 2と、アドバイザ側パソコン 4 と、それらを通信可能につなぐインターネット 3により構成される。図 3 2ではインタ一ネット 3を使用したシステムを例示している力 L A Nやェクストラネット等のネットワークを使用したシステムでも実現できる。

図 3 2におけるユーザ側パソコン 1はァドバイスを依頼するュ一ザ（以下ァドバイス依頼者）が使用しているパソコンである。アドバイザ側パソコン 4は、ァドバイス依頼者にァドバイスするアドバイザが使用しているパソコンである。以下に、実施形態 3におけるァドパイスサービスについて具体的に説明する。実施形態 3におけるァドバイスサービスは、電子掲示板形式を使用して行われる仕組みである。本サービスは、アドパイスを必要とするアドバイス依頼者がコメント、画像データと関連情報を掲示板上にアップし、掲示板ページを閲覧した第三者のァドバイザがァドパイスを掲示板上にアップすることにより成立する。図 3 3は、実施形態 3におけるアドパイスサービスの掲示板ページの一部を抽出した図である。図 3 3では、あるアドパイス依頼者による 1つのアドバイス依頼と、アドパイス依頼に対するアドバイザのアドバイスのみを抽出している。図 3 3において、アドパイス依頼者がアップした画像とコメントがコメント掲載領域 5 0 1及び画像掲載領域 5 0 に掲載される。「ァドバイスする」ポタン 5 0 4 は、掲示板を見たアドバイザがアドバイスをするときにクリックするポタンである。「ァドバイスする」ポタン 5 0 4がクリックされた後の動作については後述する。

ァドバイザによるアドバイスがアップされた場合には、ァドバイザがアップした画像とコメントがコメント掲載領域 5 0 5及び画像掲載領域 5 0 6に掲載される。「撮影アドバイス」ポタン 5 0 7は、アドバイス依頼者が撮影方法に閧するァドバイスを得たいときにクリックするポタンである。「撮影ァドパイス」ポタン 5 0 7がクリックされることによりサーバ側コンピュータ 2で実行される制御については後述する。「撮影ァドバイス」ポタン 5 0 7の右横のポイント 5 0 9は、撮影ァドバイスを受ける時に、ァドバイス依頼者がァドバイザに支払うボイント数を示している。実施形態 3のアドパイス掲示板は、アドバイス依頼者がアドバイザに対してポイントを支払うシステムになっている。

「画像編集ァドバイス」ポタン 5 0 8は、ァドバイス依頼者が画像編集ソフトにおける画像編集方法に関するアドバイスを得たいときにクリックするポタンである。「画像編集アドバイス」ポタン 5 0 8がクリックされることによりサーバ側コンピュータ 2で実行される制御については後述する。「画像編集ァドバイス」ポタン 5 0 8の右横のポイント 5 1 0は、画像編集アドバイスを受ける時に、アドパイス依頼者がァドバイザに支払うボイント数を示している。

以下に、ァドバイス依頼者のユーザがどのようにして画像とコメントとをアツプするか具体的に説明する。なお、実施形態 3において実施形態 1、 2と共通部分についての説明を省略する。

アドバイス依頼者は、実施形態 1での説明と同様にサーバ側コンピュータ 2が配信する図 3，図 5〜図 9に示すページに従ってユーザ情報、画像データの情報を入力する。アドバイス依頼者が図 9に示すページで「O K」ポタン 3 2 1をクリックすると、サーバ側コンピュータ 2は図 3 4に示すページを配信する。図 3 4は、ァドバイス依頼者が掲示板に画像データを含む情報をアツブロードするときに使用するページの一例を示す図である。アドバイス依頼者は、図 3 4 に示すページ内のコメント欄 5 1 1にコメントを記入して「掲示板にアップ」ポタン 5 1 3をクリックすることにより掲示板に選択した画像とコメント等をアツプすることができる。画像領域 5 1 2には、選択した画像が表示される。また、アドバイス依頼者は「戻る」ボタン 5 1 4をクリックすることにより図 9に示すページに戻り、情報の入力等をやり直すことができる。

次に、ァドバイザがどのようにしてァドパイス依頼者へのァドバイスを掲示板にアップするか説明する。

図 3 3のアドバイス依頼者のアップした画像の右にある「アドバイスする」ポタン 5 0 4をアドバイザがクリックすることにより、サーバ側コンピュータ 2はアドバイザ側パソコン 4に向けて図 3 5に示すページを配信する。図 3 5は、ァドバイザがアドバイス作業をするためのページの一例を示す図である。図 3 5に示すページを受信したアドパイザは自分が最適と考える画像になるよう画像編集を加える。

図 3 5における画像領域 5 1 8は、アドバイス依頼者が掲載した画像データの画像を表示する領域である。画像領域 5 1 9は、アドパイザにより画像編集された画像を表示する領域である。

編集メニュー 5 1 5は、スライダ 5 1 6で編集する機能を選択するためのものである。編集メニュー 5 1 5で選択した項目によりスライダ 5 1 6で編集できる機能が変わる。編集メニュー 5 1 5において選択できる項目には、「全般」「カラ一バランス」等がある。例えば、編集メニュー 5 1 5において「全般」が選択された塲合には、スライダ 5 1 6により編集できる機能は、図 3 5に示すように「明るさ」、「コントラスト」、「彩度」である。また、編集メニュー 5 1 5において「力ラーパランス」が選択された場合には、スライダ 5 1 6により編集できる機能は、赤、緑、青のカラーバランスとなり、スライダ 5 1 6右側の表示も「赤」、「緑」、

「青」に変わる。「操作取消」ポタン 5 1 7は、スライダ 5 1 6で行われた画像編集を取り消すためのポタンである。

図 3 5に示すページは、アドバイザが画像に対して施した画像編集の項目、手順等が、ァドバイザ側パソコン 4に一時的に画像編集情報として記憶されるように、作成されている。サーバ側コンピュータ 2は、ここで記憶したデータを受け取って、データに基づいてァドバイス制御を実行する。

アドバイザが画像編集処理を終了して「O K」ボタン 5 2 0をクリックするとサーバ側コンピュータ 2は図 3 6に示すぺ一ジを配信する。また、アドバイザが「戻る」ポタン 5 2 1をクリックするとアドバイス作業をキャンセルし、図 3 3 のページに戻る。

図 3 6は、アドバイザが掲示板にアップする前に確認するためのページを示す図である。アドバイザは、図 3 6に示すページで画像編集した結果を画像領域 5 2 4に表示された画像にて最終チェックする。アドバイザは、掲示板に掲載するアドバイスコメントをコメント欄 5 2 2に記入する。ァドバイスの対価として支払って欲しいポイント数をポイント欄 5 2 3に記入する。そして、アドバイザが

「掲示板にアップ」ポタン 5 2 5をクリックすることにより、画像編集を施した画像データとアドバイスコメント等がサーバ側パソコン 2に送信され、ァドバイスを掲示板にアップすることができる。同時にァドバイザ側パソコン 4に一時的に記憶された画像編集情報をサーバ側コンピュータ 2に送信する。ァドバイザが

「戻る」ポタン 5 2 6をクリックすることにより図 3 5に示すページに戻り、画像編集を再度やり直すことができる。

実施形態 3のアドバイスサービスは以下の機能を備える。

サーバ側コンピュータ 2が自動的に作成したァドバイス文章の中で、予めサーバ側コンピュータ 2に登録されている用語を使用した塲合には、その用語の解説ページに自動的にリンクが貼られる。実施形態 1でも同様の機能を有し、図 1 6、図 1 8を用いて簡単に説明した。ここでは詳細に説明する。例えば、アドバイス文章に「日中シンクロ撮影する。」とのコメントがあった場合（図 1 6参照）に、「日中シンクロ撮影 J 等の用語それぞれにその用語の解説ページ（図 1 8参照）にジャンプするリンクが貼られる。用語のわからないァドバイス依頼者はリンクが貼られた用語をクリックすることにより、用語の解説ページを読むことが可能になる。また、サーバ側コンピュータ 2が作成したアドバイス文章以外にも、ァドバイザが作成したコメントにも同様にリンクが貼られるようにしてもよい。以下に、解説ページへのリンクを作成する処理を含め、アドバイス依頼者にァドバイスを提供する時にサーバ側コンピュータ 2が実行する処理について説明する。

図 3 7は、実施形態 3におけるアドバイス提供に関する処理を示すフローチヤート図である。本フローは、図 3 3に示すページ中の「撮影アドバイス」ポタンまたは「画像編集アドバイス」ポタン 5 0 8がクリックされた信号を受信することによりスタートする。

ステップ S 1 0 0 1では、アドバイザが設定したポイント情報を取得する。ステツプ S 1 0 0 2では、アドバイス依頼者が保有しているポイント数がアドバイザにより設定したポイント数に足りるか否かを検出する。足りる場合にはステツプ S 1 0 0 4に進み、足りない場合にはステップ S 1 0 0 3に進む。ステップ S 1 0 0 3では、アドバイス依頼者が保有しているポイント数が足りなくてアドバィスを受けられない旨のページを作成し、ァドバイス依頼者のュ一ザ側パソコン 1に送信する。ステップ S 1 0 0 4では、アドバイザから受信しているアドパイス情報を取得する。

ステップ S 1 0 0 5では、ァドバイス依頼者のユーザ情報とアドバイス情報とから実施形態 1で説明した処理と同様のアドパイス処理を実行する。ステップ S 1 0 0 6では、ステップ S 1 0 0 5でのアドバイス処理で作成されるアドバイス文章を解析する。ステップ S 1 0 0 7では、ステップ S 1 0 0 6での解析において、登録された用語があつたか否かを検出する。登録用語があった場合にはステップ S 1 0 0 8に進み、登録用語がない場合にはステップ S 1 0 0 9に進む。ステツプ S 1 0 0 8では、登録用語が解説されているページのアドレスを検出する。ステップ S 1 0 0 9では、図 1 6に示すようなアドバイスページを作成し、アドバイス依頼者のユーザ側パソコン 1に送信する。ステップ S 1 0 1 0では、アドバイス依頼者のポイントをマイナスさせる。ステップ S 1 0 1 1では、アドバイザのポィントをプラスさせる。

以上の通り、実施形態 3では、電子掲示板形式でアドバイスサービスを提供する。これにより、複数のアドバイザがアドバイスすることができるので、アドバイス依頼者は比較的短時間でアドバイスを受けることができると考えられる。ァドバイス依頼者の撮影経験年数、使用カメラ機種等に沿った的確なァドバイスするためには、ァドバイス依頼者のプライバシ一情報を使用しなければできなレしかし、他人である第三者のアドバイザにプライバシ一情報を提供すればァドバイス依頼者のプライバシー情報を悪意に使用されてしまう可能性がある。実施形態 3では、最終的なアドバイスはサーバ側コンピュータ 2が行うので、アドバイス依頼者に関する諸情報をァドバイザに知られることなく、的確なァドバイスが得られるようにした。また、最終的にアドバイス依頼者に提供されるアドバイスもアドバイザに見ることができないようにしているので、カメラ機種名、ァクセサリ等のプライバシ一情報を推測することもできない。このように実施形態 3では、ァドバイス依頼者のプライバシ一を尊重したァドバイスサービスを実現できる。

また、実施形態 3では、アドパイザである人がアドバイス対象の画像を見て画像編集を施すので実施形態 1、 2で必要であった主要被写体領域を選択する作業を省略することもできる。

また、複数の人にアドバイスをもらった場合には、アドバイス依頼者は、アドバイザのコメント、編集後の画像を見て、気に入つたものについて「撮影アドバイス」ポタン 5 0 7、「画像編集ァドバイス」ボタン 5 0 8をクリックすればよい。当然、クリックしていないアドバイザにポイントが支払われることはない。また、ァドバイス依頼者が特定のァドバイザを予め指定してァドバイスを依頼してもよレ、。また、アドバイザでなくアドバイス依頼者がポイント数を決めてアドバイスを依頼してもよい。

実施形態 3の場合には、実施形態 1、 2と異なり、アドバイスを依頼してからアドバイザによるアドバイスを行われるまでにタイムラグが生じる。そこで、ァドバイザによるアドバイスが完了した時点でァドバイス依頼者に電子メールで伝えるようにしてもよい。また、アドバイスが済んだ旨をアドバイス依頼者にメールで伝え、アドパイス依頼者が所定のページを閲覧するようにしてもよい。

なお、アドバイザが作成した画像デ一夕は、アドバイス依頼者が自由にプリント、コピー等で使用できるように許可が得られるようにしておく必要がある。 (実施形態 4 )

実施形態 4は、アドバイス依頼者がアップした画像、諸情報に基づいて、第三者であるアドバイザが撮影方法等の最終的なァドバイスまで提供する。実施形態 1から実施形態 3ではサーバ側コンピュー夕 2により最終的なァドバイスを提供していた。実施形態 4では、コンピュータでなく人間がアドパイスを行うので、構図等についても正確にァドバイスを行える。実施形態 4におけるシステム構成は、図 3 2に示す実施形態 3のシステム構成と同様である。

実施形態 4におけるアドバイスサービスの概要を説明する。まず、アドバイスを依頼するユーザ（以下、アドバイス依頼者）がユーザ側パソコン 1を使用してサーバ側コンピュータ 2にァドバイス依頼する。ァドパイス依頼を受けたサーバ側コンピュータ 2が特定のァドバイザに電子メールでァドバイス依頼を受けたことを通知する。通知を受けたァドバイザはァドバイザ側パソコン 4を使用してァドバイスを行い、アドバイス結果をサーバ側コンピュータ 2に送信する。アドバイス結果を受けたサーバ側コンピュータ 2はアドバイス依頼者に電子メールでァドバイス結果が出たことを通知する。通知を受けたァドバイス依頼者はユーザ側パソコン 1を使用してァドバイス結果を閲覧する。

以下に実施形態 4におけるアドバイスサービスについて具体的に説明する。ァドバイスサービスを受けるアドバイス依頼者が画像データと諸情報をサーバ側コンピュータ 2にアップロードする。アドバイス依頼者による画像データ、諸情報のァップロード方法は実施形態 1で説明した方法と同様であるので説明を省略する。

図 3 8は、実施形態 4のアドバイスサービスで実行される制御を示すフローチヤート図である。図 3 8のフ口一は、サーバ側コンピュータ 2で実行され、アドバイス依頼者から画像デー夕と諸情報のアツプが行われることによりスタートする。

ステップ S 1 1 0 1では、第三者であるアドバイザによりアドバイス作業を行つてもらうためのページを作成する。作成するページの一例を図 3 9に示す。図 3 9に示すページについての説明は後述する。ステップ S 1 1 0 2では、アドバィザ宛にァドバイス依頼を受信した旨の電子メールを送信する。電子メールには、図 3 9に示すページを閲覧できるアドレスを記載する。

ステップ S 1 1 0 3では、アドバイスが完了したか否かを検出する。アドバイザからアドバイス結果を受信していればアドバイスが完了していると検出される。完了している場合にはステップ S 1 1 0 4に進み、完了していない場合には完了の検出を継続する。ステップ S 1 1 0 4では、アドバイザからのアドバイスに基づいて、アドバイス依頼者が閲覧するページを作成する。図 4 7にアドバイスべ

—ジの一例を示す。図 4 7に示すページの説明は後述する。

次にステップ S 1 1 0 5では、アドバイス依頼者にアドパイスが完了していることを示す電子メールを送信する。電子メールには、アドバイス結果のページを閲覧できるアドレスを記載する。

次にアドバイザが行うアドバイスのための作業について具体的に説明する。アドバイザは、ステップ S 1 1 0 1で作成された図 3 9に示すページに付された様々なポタンをクリックすることによりジャンプするページを使用してアドパイスを作成する。

図 3 9は、アドバイザがアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 3 9に示すページには、画像領域 6 0 1、画像領域 6 0 2、「構図」ポタン 6 0 3、「露出補正」ポタン 6 0 4、「補助光」ボタン 6 0 5、「彩色補正」ポタン 6 0 6、「フリー」ボタン 6 0 7、「諸情報表示」ポタン 6 0 8、「アドバイス表示」ポ夕ン 6 0 9が備えられている。画像領域 6 0 1は、アドバイス依頼者がアドバイス対象として選択した画像を表示する。画像領域 6 0 2は、アドバイザによりアドバイス作業が反映された後の画像を表示する。各種ポタンについては以下に説明する。

図 3 9に示すページ中の「構図」ポタン 6 0 3は、アドバイザが構図についてアドパイスしたいと考えた時にクリックするポタンである。「構図」ボタン 6 0 3 をクリックすることにより構図についてァドバイスを施す図 4 0に示すページにジャンプする。図 4 0は、アドバイザが構図に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。

図 4 0を用いて構図についてのァドバイス作業を説明する。図 4 0に示すぺージにおける画像領域 6 1 5には、アドバイス対象の画像が表示される。アドバイザは画像領域 6 1 5に表示された画像内をマウス等のクリックアンドドラッグ操作で最適な構図となるように矩形範囲 6 1 6を指定する。

「たて」ラジオポタン 6 1 1、「よこ」ラジオボタン 6 1 2は、構図の矩形範囲 6 1 6を縦長にするか横長にするかを選択するポタンである。「たて」ラジオボタン 6 1 1の左側にあるプルダウンメニュー 6 1 0では、構図として選択できる矩形範囲 6 1 6の縦横比を選択できる。プルダウンメニュー 6 1 0で選択できる縦横比は、「オリジナル」「3 : 4」「5 : 8」等がある。デフォルトでは、「オリジナル」が選択されており、アドバイス対象の画像データの縦横比が選択された状態になっている。

「たて」ラジオボタン 6 1 1、「よこ」ラジオポタン 6 1 2のいずれかを選択した場合には、矩形範囲 6 1 6の端をクリックアンドドラッグすることにより、プルダウンメニュー 6 1 0で選択されている縦横比を保ったまま矩形範囲 6 1 6の大きさを変更することができる。

「フリー」ラジオポタン 6 1 3は、画像領域 6 1 5に表示された画像内で自由な縦横比で構図の範囲設定するときにクリックするポタンである。コメント欄 6 1 4は、構図アドバイスに関するコメントを記入する欄である。アドバイザがこのページでの作業を終えて「O K」ポタン 6 1 7をクリックすると、このページで施した作業が反映されて図 3 9に示すページに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ボタン 6 1 8をクリックすると、このページで施した作業が反映されずに図 3 9に示すページに遷移する。

図 3 9における「露出補正」ポタン 6 0 4は、アドバイザが露出補正についてァドバイスしたいと考えた時にクリックするポタンである。「露出補正」ボタン 6 0 4をクリックすることにより露出補正についてアドバイスを施す図 4 1に示すページにジャンプする。

図 4 1は、アドバイザが露出補正に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 1を用いて露出補正についてのァドバイス作業を説明する。図 4 1に示すページにおける画像領域 6 2 2には、ァドバイス対象の画像が表示される。「 +」ポタン 6 1 9、「一」ポタン 6 2 0は、画像領域 β 2 2に表示された画像の明るさを調整するためのボタンである。「 +」ポタン 6 1 9をクリックすると画像領域 6 2 2に表示された画像の明るさを明るくする。「一」ポタン 6 2 0をクリックすると画像領域 6 2 2に表示された画像を暗くする。

コメント欄 6 2 1には、露出補正ァドバイスに関するコメントを記入することができる。アドバイザがこのページでの作業を終えて「Ο Κ」ポタン 6 2 3をクリックすると、このページで施した作業が反映されて図 3 9に示すページに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ボタン 6 2 4をクリックすると、このページで施した作業が反映されずに図 3 9に示すページに遷移する。

図 3 9における「補助光」ポタン 6 0 5は、アドバイザが補助光についてアドバイスしたいと考えた時にクリックするポタンである。「補助光」ポタン 6 0 5をクリックすることにより補助光についてァドバイスを施す図 4 2に示すページにジャンプする。

図 4 2は、ァドバイザが補助光に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 2に示すページにおける画像領域 6 3 0には、アドバイス対象の画像が表示される。「領域選択」ポタン 6 2 5は、補助光を照らす範囲を選択する時にクリックするポタンである。「領域選択」ポタン 6 2 5をクリックすると画像領域 6 3 0内において補助光を照らす範囲を選択領域 6 2 9として選択可能にする。「 +」ポタン 6 2 6をクリックすると、選択領域 6 2 9内を明るくする画像処理を施す。「一」ポタン 6 2 7をクリックすると、選択領域 6 2 9内を暗くする画像処理を施す。

コメント欄 6 2 8には補助光ァドバイスに関するコメントを記入することができる。アドバイザがこのページでの作業を終えて「O K」ボタン 6 3 1をクリツクすると、このページで施した作業が反映されて図 3 9に示すページに遷移する。アドバイザが「戻る」ボタン 6 3 2をクリックすると、このページで施した作業が反映されずに図 3 9に示すページに遷移する。

図 3 9における「彩色補正 J ポタン 6 0 6は、アドバイザが彩色補正についてァドバイスしたいと考えた時にクリックするポタンである。「彩色補正」ポタン 6 0 6をクリックすることにより彩色補正についてァドバイスを施す図 4 3に示すページにジャンプする。

図 4 3は、アドバイザが彩色補正に関するアドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 3に示すページにおける画像領域 6 3 6には、アドバイス対象の画像が表示される。プルダウンメニュー 6 3 3は、カメラの撮影レンズに装着する光学フィル夕の名称を選択するためのものである。プルダウンメニュー 6 3 3の右側をクリックしてフィルタ名を選択すると、画像領域 6 3 6に表示された画像に対して選択したフィルタを装着したときの効果を画像処理で反映する。プルダウンメニュー 6 3 4は、カメラにおいて設定可能なホワイトバランス項目である太陽光、蛍光灯、ランプ等を選択するためのものである。プルダウンメニュー 6 3 4の右側をクリックしてホワイトバランスを選択すると、画像領域 6 3 6に表示された画像に対して選択したホワイトバランスを設定したときの効果を画像処理で反映する。

コメント欄 6 3 5にはフィルタまたはホワイトバランス等のァドバイスに関するコメントを記入することができる。 7ドバイザがこのページでの作業を終えて「O K」ポタン 6 3 7をクリックすると、このページで施した作業が反映されて図 3 9に示すページに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ポタン 6 3 8をクリックすると、このページで施した作業が反映されずに図 3 9に示すページに遷移する。

図 3 9における「フリー」ポタン 6 0 7は、アドバイザがフリーにアドバイスしたいと考えた時にクリックするポタンである。「フリー」ポタン 6 0 7をクリックすることにより、フリ一に様々なアドバイスを施す図 4 4に示すページにジャンプする。

図 4 4は、ァドバイザがフリーに様々なァドバイス作業を行うためのページの一例である。図 4 4に示すページでは、プルダウンメニュー 6 4 0と「 + J ポ夕ン 6 4 1、「一」ポタン 6 4 2を使用して様々なァドバイス作業をすることができる。プルダウンメニュー 6 4 0は、アドバイス作業を行う項目を選択するためのもので、露出補正、補助光等の今まで説明したアドバイス項目の他にもカラ一バランス赤、カラーバランス青等の項目を備える。

そのため、図 4 4に示すページでは、より細かなアドバイス作業を行える。「領域選択」ポタン 6 3 9は、図 4 2における「領域選択」ボタン 6 2 5と同等の機能を有する。コメント欄 6 4 3にはァドバイス全般に関するコメントを記入することができる。アドバイザがこのページでの作業を終えて「O K」ポタン 6 4 5 をクリックすると、このページで施した作業が反映されて図 3 9に示すページに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ボタン 6 4 6をクリックすると、このべージで施した作業が反映されずに図 3 9に示すページに遷移する。

図 3 9における「諸情報表示」ポタン 6 0 8は、アップロードされた画像デー夕に関連する情報、ユーザ情報を見たいときにクリックするポタンである。「諸情報表示」ボタン 6 0 8をクリックすると図 4 5に示すページを受信する。

図 4 5は、アップロードされた画像デ一夕に関連する情報、ユーザ情報等の諸情報を確認するためのページの一例を示す図である。ここで情報表示領域 6 4 7 に表示された諸情報を見ることにより、撮影データ、使用カメラ、アクセサリ等がわかり、アドバイザは的確なアドバイスが可能になる。「戻る」ポタン 6 4 8をクリックすることにより図 3 9に示すページに戻ることができる。

図 3 9における「アドバイス表示」ボタン 6 0 9は、アドバイス作業の結果を確認するときにクリックするポタンである。「ァドバイス表示」ポタン 6 0 9をクリックすると図 4 6に示すページを受信する。

図 4 6は、ァドバイザがァドバイス結果を最終確認するページの一例を示す図である。図 4 6に示すページは、アドバイス結果を示すページの一例であり、ァドバイス依頼者が閲覧するページとほぼ同じである。図 4 6に示すページにおける、ライン 6 5 0、 6 5 2は、アドパイスの箇所等を示し、アドバイスをわかりやすくするためのものである。コメント欄 6 5 1、 6 5 3には、アドバイザが記入したコメントが表示される。

図 4 6に示すページ例では、ライン 6 5 0は、ァドバイザが指定した適正構図領域を示す。ライン 6 5 2は、補助光を照らすように指定した領域を示す。また、図 4 6に示すページ例では、コメント欄 6 5 1には、構図に関してアドパイザが記入したコメントが、適正構図領域を示すライン 6 5 0と関連して表示される。コメント欄 6 5 3には、補助光に関してアドバイザが記入したコメントが、ライン 6 5 2と関連して表示される。このように、アドバイスがわかりやすくなるように、サーバ側コンピュータ 2は、アドバイザによるコメントとライン等を自動的にレイァゥトする。

「拡大表示」ポタン 6 5 6は、画像領域 6 4 9に表示された画像を拡大するときにクリックするポタンである。また。「縮小表示」ポタン 6 5 7は、画像領域 9 4 9に表示された画像を縮小するときにクリックするポタンである。

ァドバイザは図 4 6に示すページでァドパイス結果を確認したのちに「送信」ポタン 6 5 4をクリックし、アドバイス情報をサーバ側コンピュータ 2にアップロードすることができる。アドバイザは「戻る」ポタン 6 5 5をクリックすることにより図 3 9のページに戻ることができ、アドバイス作業を継続することがでさる。

アドバイス依頼者が閲覧するページを図 4 7に示す。図 4 7は、アドパイス依頼者がァドバイス結果を閲覧するページの一例を示す図である。図 4 7に示すように、この閲覧ページには、図 4 6に示すページの「送信」ポタン 6 5 4、「戻る」ポタン 6 5 5の代わりに「ダウンロード」ポタン 6 5 9と「画像保存」ポタン 6 5 8が配置されている。

「ダウンロード」ポタン 6 5 9は、アドバイザが、アドバイス作業により画像処理された画像デ一夕をユーザ側パソコン 1内にダウンロードするときにクリックする。「画像保存」ポタン 6 5 8は、アドバイザが、アドバイス作業により画像処理された画像デ一夕をサーバ側コンピュータ 2のュ一ザの領域に保存するときにクリックする。

「画像保存」ボタン 6 5 8、「ダウンロード」ポタン 6 5 9の付近にそれぞれにラジオポタン 6 6 0 , 6 6 1が設けられている。ラジオボタン 6 6 0、 6 6 1は、画像デー夕とともにォ一バーレイのアドバイス情報を保存、ダウンロードするか否かを選択するためのものである。アドバイス依頼者がラジオポタン 6 6 0をチエックして「ダウンロード」ポタン 6 5 9をクリックした塲合には、アドバイザにより最適化された画像デ一夕のみダウンロードする。アドバイス依頼者がラジォポタン 6 6 1をチェックして「ダウンロード」ポタン 6 5 9をクリックした場合には、画像データにオーバーレイされたァドバイス情報が表示されるようなデ一夕をダウンロードする。

以上のとおり実施形態 4では、最適な構図領域を示すラインや、画像内のどの部分をどのようにすればよいかをオーバーレイで表示するので、ァドバイス依頼者は文章だけでされるアドバイスよりアドバイスを正確に理解することができる。また、このようなァドバイスページのレイアウトを自動的に作成するようにしたのでァドバイザは最小限の負担でァドバイスをすることができる。

また、電子メール等を使用してァドバイスの完了を伝えるようにすることにより、ァドバイス依頼者はァドバイスの完了を容易に知ることができる。 (実施形態 5 )

実施形態 5は、自宅等に設置されたパソコンではなく、通信機能を有するデジ夕ルカメラと直接通信して、ァドパイスサービスを受ける実施形態である。通信機能を内蔵したデジタルカメラ、通信端末（携帯電話）等に接続されたデジタルカメラであってもよい。

図 4 8は、本発明の実施形態 5のシステム構成を説明するための図である。図 4 8に示すように、デジタルカメラ 5と、サーバ側コンピュータ 2と、それらを通信可能につなぐインターネット 3により構成される。

実施形態 1から 4におけるアドバイスサービスは、デジタルカメラ等で撮影した画像デー夕を、バソコン等の端末を利用してサーバ側コンピュータ 2にアップロードすることによりアドバイスが受けられるものである。しかし、例えば、旅行先で撮影した画像データについてァドバイスを受け、撮影方法がわかったとしても、同じ場所で撮影するチャンスがない可能性がある。また、同じ場所で撮影できるとしても、季節、時刻、天候が異なっていればアドバイスされた撮影方法を実行しても最適な画像を得ることができない可能性がある。

実施形態 5におけるァドバイスサ一ビスは、デジタルカメラ 5とサーバ側コンピュー夕 2との間で通信制御が行われ、デジタルカメラ 5で撮影を行うときにァドパイスが得られるようにする。

以下に実施形態 5のァドバイスサ一ビスの概要を説明する。

先ず、アドバイスを受けたいユーザは、デジタルカメラ 5をアドバイスモードにして、本撮影の前に予備撮影を行う。デジタルカメラは、予備撮影により得た画像デ一夕を自動的にサーバ側コンピュータ 2に転送する。サーバ側コンピュー夕 2は、画像デ一夕と諸情報とに基づいてアドバイス制御を行う。デジタルカメラ 5は、サーバ側コンピュータ 2よりアドバイス結果を受信し、アドバイス結果に応じたカメラ設定に変更する。ユーザは、アドバイス結果に応じたカメラ設定で本撮影することにより最適な画像データを得られる。

本撮影の前に予備撮影するのでなく、既に撮影されている画像データと諸情報とに基づいてアドパイスを受けることもできる。その際、デフォルトとして直前に撮影された画像データが選択される。ここで、画像データは、カメラに内蔵または挿入されたメモリに保存されたものであるとは限らない。例えば、撮影された画像デ一夕を他の保存塲所に転送するシステム構成の場合には、転送先の画像を選択することができる。

以下に図 4 9、図 5 0を用いてデジタルカメラ 5及びサーバ側コンピュータ 2 で行われる制御についてフローチャートを用いて説明する。

図 4 9は、デジタルカメラ 5内で行われる制御を示すフローチャート図である。デジタルカメラ 5に.設けられたアドバイスポタン（不図示）が操作されことにより本フ口一はスタートする。

ステップ S 2 0 0 1では、デジタルカメラ 5はサーバ側コンピュータ 2と接続を試みる。ステップ S 2 0 0 2では、サーバ側コンピュータ 2と接続したか否かを検出する。接続した場合にはステップ S 2 0 0 5へ進み、接続していない場合にはステップ S 2 0 0 3へ進む。ステップ S 2 0 0 3では、接続処理を開始してから所定時間が経過したか否かを検出する。所定時間が経過した場合にはステツプ S 2 0 0 4に進み、所定時間が経過していない場合にはステップ S 2 0 0 2に戻る。

ステップ S 2 0 0 4では、サーバ側コンピュータ 2との接続に失敗したので、カメラモニタにサーバ側コンピュータ 2との接続不可である旨を表示する。ステップ S 2 0 0 5では、サーバ側コンピュータ 2との接続が成功したので、サーバ側コンピュータ 2から送信される信号に基づいて制御されるようになる。ここでサーバ側コンピュータ 2主導で行われる制御については図 5 0を用いて後述する。ステップ S 2 0 0 6では、アドバイス結果の受信を完了し、サーバ側コンビュ —夕 2との接続が切れたか否かを検出する。デジタルカメラ 5では、アドバイス結果を受信すると自動的にサーバ側コンピュータ 2との接続を切断する。サーバ側コンピュータ 2との接続が切れた場合には、ステップ S 2 0 0 7に進み、アドバイス制御を行う。ステップ S 2 0 0 7のアドバイス制御については図 5 3を用いて後述する。サーバ側コンピュータ 2との接続が切れていない場合にはステツプ S 2 0 0 5でサーバ側コンピュータ 2主導の制御を継続する。

図 5 0は、サーバ側コンピュータ 2内で行われる制御を示すフローチャート図である。本フローは、デジタルカメラ 5と接続がなされることによりスタートする。

ステップ S 2 1 0 1では、接続したカメラが撮影モードであるか否かを検出する。撮影モードである場合にはステップ S 2 1 0 2に進み、撮影モードでない場合にはステップ S 2 1 0 5に進む。撮影モードである場合には、これから撮影する被写体像に対する撮影ァドバイスをして欲しいものと判断する。撮影モードでない場合には、既に撮影済みの画像データに対して撮影ァドバイスをして欲しいものと判断する。

ステップ S 2 1 0 2では、カメラモニタのビューファインダ表示にスーパーィンポーズ表示できるように「シャツ夕ポタンを押して下さい」のデータを送信する。図 5 1にカメラモニタに表示される表示例を示す。「シャッ夕ポタンを押して下さい」をス一パーインポーズするとともにァドバイスのための撮影であることを示すスーパーィンポーズも行う。

ステップ S 2 1 0 3では、シャツ夕ポタンが操作され撮影が実行されたか否かを検出する。撮影が実行された場合にはステップ S 2 1 0 4に進み、撮影されない場合にはステップ S 2 1 0 3を繰り返す。

ステップ S 2 1 0 4では、撮影した画像デ一夕と撮影設定データとを転送するように指示する。転送する画像データの解像度、サイズは、アドバイスのための画像解析ができる程度であればよいので、カメラで設定されている解像度、サイズまたはデジタルカメラ 5で設定できる最高の解像度、サイズの画像データを転送することはない。例えば、転送時間を短くすることも考慮に入れて、中程度の解像度、サイズの画像データを転送するようにする。転送する画像データの解像度、サイズはサーバ側コンピュータ 2との間の通信速度に応じて選択できるようにしてもよい。

ここで撮影した画像デ一夕はアドバイス用に撮影したものであるがカメラ内メモリに保存される。メモリに保存される画像データの解像度、サイズ等は設定されているとおりにする。ここで撮影した画像デ一夕が唯一のシャッ夕ーチャンスになる可能性があるからである。

ステップ S 2 1 0 5では、カメラモニタに「画像を選択して下さい」と表示できるようにカメラにデータを送信する。図 5 2に、画像を選択するためにカメラモニタに表示される表示例を示す。上述したように直前に撮影された画像データが選択された状態になっている。ステップ S 2 1 0 6では、画像データの選択が行われたか否かを検出する。選択が行われた場合にはステップ S 2 1 0 7に進み、選択が行われない場合にはステップ S 2 1 0 6を繰り返す。

ステップ S 2 1 0 7では、カメラのメモリ内に記憶されている画像デ一夕と撮影設定情報とを転送するように指示する。ステップ S 2 1 0 8では、データの受信が完了したか否かを検出する。完了した場合にはステップ S 2 1 0 9に進み、完了していない場合にはステップ S 2 1 0 8を繰り返す。ステップ S 2 1 0 9では撮影アドバイス処理を実行する。ステップ S 2 1 1 0では、結果を送信する。なお、デジタルカメラ 5のモニタに表示するビューフアインダ表示にスーパーィンポーズする文字は、その度にサーバ側コンピュータ 2からダウンロードせずに、カメラ内のメモリに保存し、そのデータを表示するように指示してもよい。次に、サーバ側コンピュータ 2から受信したァドバイス結果を使ってどのようにデジタルカメラ 5がアドバイス制御を実行するか図 5 3を用いて説明する。図 5 3は、アドバイス制御を示すフローチャート図である。

ステップ S 2 2 0 1では、カメラモニタに図 5 4に示す選択メニュー画面を表示する。図 5 4は、カメラモニタに表示される選択メニュー画面の一例を示す図である。図 5 4における「自動設定」が選択された場合にはデジタルカメラ 5のカメラ設定をァドバイス結果に従って自動的に変更する。「ァドバイス表示」が選択された場合にはァドバイス結果に従つたデジタルカメラ 5におけるカメラの設定方法をカメラモニタに表示する。従って、ユーザは「自動設定」を選択すれば瞬時に最適な設定で次の撮影をすることが可能になるし、「ァドバイス表示」を選択すれば設定方法を覚えることが可能になる。

次にステップ S 2 2 0 2では、自動設定が選択されたか否かを検出する。選択されたことを検出した場合にはステップ S 2 2 0 3に進み、選択されない場合にはステップ S 2 2 0 4に進む。ステップ S 2 2 0 3では、サーバ側コンピュータ 2から受信したァドバイス結果に従ってカメラ設定を自動的に変更する。なお、カメラ自身が自動的に設定変更できず、ユーザが手動による設定操作を必要とする場合には、設定手順をモニタに表示する。 ' S 2 2 0 4では、アドバイス表示が選択されたか否かを検出する。選択されたことを検出した場合にはステップ S 2 2 0 5に進み、選択されない場合にはステップ S 2 2 0 2に戻る。ステップ S 2 2 0 5では、カメラモニタに図 5 5に示すようなァドバイスを表示する。

図 5 5は、カメラモニタに表示されるアドバイス画面の一例を示す図である。図 5 5に示すアドパイス表示では、デジタルカメラ 5をどのように操作すれば最適な画像データが得られるカメラ設定にできるかをアドバイスする。

以上のとおり、実施形態 5では、デジタルカメラ 5とサーバ側コンピュータ 2 との間でアドバイスサービスを実現できるようにした。

なお、実施形態 5では、デジタルカメラ 5で受信するアドバイスであるので撮影ァドバイスのみを行う説明をしたが、画像編集ァドバイスを行うようにしてもよい。また、実施形態 1のように故障診断を行ってもよい。その場合に、ソフトウェアの不具合による故障である場合には、自動的にカメラ内のソフトウェアを書き換えてしまってもよい。

実施形態 5のアドバイスサービスのように、デジタルカメラ 5内の処理負荷を減らすためにサーバ側コンピュータ 2で撮影ァドバイス処理を行うことは極めて有効である。また、サーバ側コンピュータ 2は、ユーザに関するデ一夕を記憶する大容量メモリを持てるため的確にァドバイスすることができる。

また、実施形態 5では、インターネット 3を介してデジタルカメラ 5とサーバ側コンピュータ 2との間でァドパイスサービスを行う例を説明したが、カメラ内に撮影ァドバイスのプログラムを記憶しておき、カメラ単体で撮影ァドバイスを行えるようにしてもよい。

(実施形態 6 )

実施形態 5では、本撮影前に予備撮影を行い、予備撮影時の画像データをアドバイスサービスのためだけにサーバ側コンピュータ 2に送信し、ァドバイスを得るようにした。

実施形態 6では、撮影が終了した後にサーバ側コンピュータ 2に画像データを転送し、サーバ側コンピュータ 2内のメモリ 2 0 1の画像データ領域 2 1 4に格納する画像データ格納サービスの一環としてァドバイスサービスを提供する。そのため、ユーザは通常の撮影動作、画像アップロードのみでアドバイスサービス、故障診断サービスが受けることが可能になる。

以下に実施形態 6で行われる制御を図 5 6、図 5 7のフローチヤ一ト図を用いて説明する。図 5 6は、デジタルカメラ 5内で行われる制御を示すフローチヤ一ト図である。本フローはデジタルカメラ 5により撮影操作がなされることによりスタートする。

ステップ S 3 0 0 1では、サーバ側コンピュータ 2との接続を行う。ステップ S 3 0 0 2では、撮影した画像データをサーバ側コンピュータ 2に送信する。ステツプ S 3 0 0 3では、アドパイス情報または故障診断情報のデータを受信したか否かを検出する。受信した場合にはステップ S 3 0 0 4に進み、受信しない場合には受信検出を繰り返す。ステップ S 3 0 0 4では、受信したアドバイス情報に従ってデジタルカメラ 5の撮影設定を自動的に変更する。故障診断情報を受信した場合には故障していることをモニタに表示する。また、故障原因がソフトゥエアによるものである場合には最新のソフトウエアをダウンロードし、アップデ ―卜する。

図 5 7は、サーバ側コンピュータ 2で行われる制御を示すフローチャート図である。本フローはデジタルカメラ 5と接続され、画像データを受信が開始されることでスター卜する。

ステップ S 3 1 0 1では、デジタルカメラ 5からの画像デ一夕の受信を行う。ステップ S 3 1 0 2では、画像データの受信が完了したか否かを検出する。完了している場合にはステップ S 3 1 0 3に進み、完了していない場合にはステップ S 3 1 0 1で受信を継続する。ステップ S 3 1 0 3では、メモリ 2 0 1内の画像データ領域 2 1 4に割り当てた、送信したユーザの格納領域に画像データを格納する。ステップ S 3 1 0 4では、受信した画像データを画像解析する。ステップ S 3 1 0 5では、アドバイス制御、故障診断制御を実行する。画像解析、アドバイス制御、故障診断制御は実施形態 1と同様であるのでここでは詳細な説明を省略する。ステップ S 3 1 0 6では、アドバイス情報、故障診断情報をデジタル力メラ 5に送信する。

なお、実施形態 6では、デジタルカメラ 5での撮影直後に画像データをサーバ側コンピュータ 2に転送する例を説明したが、任意のタイミングで転送するようにしてもよい。

デジタルカメラ 5から直接サーバ側コンピュータ 2に転送するシステムでなく. 実施形態 1のように撮影した画像デー夕をパソコンによりサーバ側コンピュータ 2に転送するシステムにおける画像デー夕格納サービスの一環でアドバイスサービスを行うようにすることもできる。

以上、様々な実施形態を説明したが、これらのアドバイスサービスはユーザからアドバイス料金を徴収する有料サ一ビスとして行ってもよい。ァドバイスサービスを有料にした塲合の課金システムは従来の技術を使用することにより可能であるので説明は省略する。

Claims

請求の範囲

1. 撮影アドバイスシステムは、

ユーザにより撮影された画像データを解析する解析手段と、

前記解析手段による解析結果に基づいて撮影方法に関するアドバイスを作成するァドバイス手段と、

前記ァドバイス手段により作成したアドバイスをユーザに提供する提供手段とを有する。

2. 請求項 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、画像データに基づいて最適な画像データが得られる撮影方法を解析する。

3. 請求項 2の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、ユーザが使用しているカメラに対応した撮影方法をァドバイスする。

4. 請求項 2の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、画像データに対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な撮影方法の解析を行う。

5. 請求項 1の撮影アドバイスシステムは、

画像デー夕に関連する関連情報を取得する取得手段をさらに備え、

前記ァドバイス手段は、前記解析手段の解析結果と前記関連情報とに基づいてァドバイスを作成する。

6. 請求項 5の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記関連情報は、画像デー夕に付加された撮影環境データである。

7. 請求項 5の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記関連情報は、ユーザ登録時に収集したユーザ情報である。

8. 請求項 5の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記関連情報は、ァドバイスサ一ビス中に収集したユーザからの情報である。

9. 請求項 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、最適化した画像デ一夕を提供する。

10. 請求項 3の撮影ァドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、ユーザが所有しているカメラアクセサリを加味してァドバイスを作成する。

11. 請求項 1の撮影アドバイスシステムは、

ユーザにより撮影された画像データを送信するュ一ザが使用するユーザ端末から送信された画像データを受信するサーバコンピュータを備え、

前記ァドバイス手段および前記提供手段は前記サーバコンピュータに備えられている。

12. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、前記サーバコンピュ一夕により画像デ一夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行う。

13. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、ユーザ自身により画像デー夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行う。

14. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、前記サーバコンピュータと通信が可能な第三者の端末から、第三者により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な撮影方法の解析を行う。

15. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記サーバコンピュータは、前記画像デ一夕に施した画像処理とアドバイスとを対応させるデータを格納するデータベースを備える。

16. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ端末と前記サーバコンピュー夕とはネットワークにより通信可能に接続され、前記ユーザ端末は、前記ネットワークを介して前記提供手段から前記ァドバイス情報を受信する。

17. 請求項 1 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記サーバコンピュータは、画像データを蓄積するメモリを備える。

18. 請求項 1の撮影ァドバイスシステムにおいて、

前記ァドパイス手段は、撮影方法を説明したアドバイスコメントを作成する。

19. 請求項 1 8の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段が作成したァドバイスコメントの中に、予め定めた用語がある場合には、予め用意した用語解説を一操作で見ることを可能にする。

20. 請求項 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ァドパイス手段は、カメラの設定方法を説明するアドバイスを作成する。

21. 撮影アドバイスシステムは、

ユーザ情報を取得する取得手段と、

前記取得手段により取得したユーザ情報に基づいて撮影に開するァドバイスを作成するアドバイス作成手段と、

作成したァドバイスをユーザに提供する提供手段とを有する。

22. 請求項 2 1の撮影アドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ情報はユーザが使用しているカメラに関する情報である。

23. 請求項 2 1の撮影アドバイスシステムは、

前記ュ一ザ情報はユーザが使用しているカメラのアクセサリに関する情報である。

24. 撮影アドバイス提供方法は、

カメラにより撮影され、ユーザが使用するユーザ端末から送信される画像デー夕を、前記ユーザ端末とネットワークを介して接続されているサ一バコンピュー夕で受信し、前記受信した画像データに基づいてアドバイスを作成し、前記作成したァドパイスをユーザ端末に送信する。

25. 請求項 2 4の撮影アドバイス提供方法において、

前記サーバコンピュータは、画像データに対して最適化のための画像処理を加え、最適化するときに施された画像処理から最適な撮影方法を解析し、アドバイスを作成する。

26. 画像編集アドパイスシステムは、

画像データを解析する解析手段と、

前記解析手段による解析結果に基づいて画像編集方法に関するアドバイスを作成するアドバイス手段と、

前記ァドパイス手段により作成したアドバイスをュ一ザに提供する提供手段とを有する。

27. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、画像データに基づいて最適な画像データが得られる画像編集方法を解析する。

28. 請求項 2 7の画像編集アドパイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、ユーザが使用している画像編集ソフトウェアに対応した画像編集方法をァドパイスする。

29. 請求項 2 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、画像デ一夕に対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な画像編集方法の解析を行う。

30. 請求項 2 6の画像編集アドパイスシステムは、

'画像データに関連する関連情報を取得する取得手段をさらに備え、

31. 請求項 3 0の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記関連情報は、画像データに付加された撮影環境データである。

32. 請求項 3 0の画像編集アドバイスシステムにおいて、

33. 請求項 3 0の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記関連情報は、ァドバイスサービス中に収集したユーザからの情報である。

34. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、最適化した画像データを提供する。

35. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、ユーザの使用している端末に対応したアドバイスを作成する。

36. 請求項 3 5の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、ユーザが使用している端末の周辺機器を加味してァドバイスを作成する。

37. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムは、画像デー夕を送信するユーザが使用するユーザ端末から送信された画像データを受信するサーバコンピュータを備え、」

前記ァドパイス手段および前記提供手段は、前記サーバコンピュータに備えられている。

38. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、前記サーバコンピュータにより画像デー夕に対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行う。

39. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、ユーザ自身により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行う。

40. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記解析手段は、前記サーバコンピュータと通信が可能な第三者の端末から第三者により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいて最適な画像編集方法の解析を行う。

41. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記サーバコンピュー夕は、前記画像データに施した画像処理とァドバイスとを対応させるデータを保持するデータベースを備える。

42. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ端末と前記サーバコンピュータとはネットワークにより通信可能に接続され、前記ュ一ザ端末は、前記ネットワークを介して前記提供手段から前記ァドバイス情報を受信する。

43. 請求項 3 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記サ一バコンピュー夕は、画像データを蓄積するメモリを備える。

44. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、画像編集方法を説明したァドバイスコメントを作成する。

45. 請求項 4 4の画像編集アドバイスシステムにおいて、

46. 請求項 2 6の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス手段は、画像編集ソフトウェアの操作方法を説明するァドバイスを作成する。

47. 画像編集アドバイスシステムは、

ユーザ情報を取得する取得手段と、

前記取得手段により取得したユーザ情報に基づいて画像編集に関するアドバイスを作成するアドバイス作成手段と、

作成したァドパイスをユーザに提供する提供手段とを有する。

48. 請求項 4 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ情報はユーザが使用している画像編集ソフトウエアに関する情報であ。

49. 請求項 4 7の画像編集アドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ情報はユーザが使用している端末の周辺機器に関する情報である。

50. 画像編集ァドバイス提供方法は、

ユーザ端末から送られる画像データを受信し、

受信した画像デ一夕を解析し、

解析結果に基づいて、前記ユーザ端末から送信された画像データを、ユーザが所有するプリン夕に適合した画像デー夕に変換してユーザ端末に送信する。

51 . 画像編集ァドバイス提供方法は、

ユーザ端末から送られる画像デ一タを受信し、

受信した画像デ一夕を解析し、

解析結果に基づいて、前記ユーザ端末から送信された画像データをユーザが所有するモニタに適合した画像デ一夕に変換してユーザ端末に送信する。

52. 画像編集アドバイス提供方法は、

ユーザ端末から送られる画像データを受信し、

受信した画像デー夕を解析し、

解析結果に基づいて、前記受信した画像データに対するアドバイスを作成し、前記作成したァドバイスをユーザ端末に送信する。

53. 請求項 5 2の画像編集ァドバイス提供方法において、画像データに対して最適化のための画像処理を施し、最適化するときに施された画像処理から最適な画像編集方法を解析し、ァドバイスを作成する。

54. アドバイスシステムは、

ユーザ端末からユーザが撮影した画像デ一夕を受信する第 1受信手段と、ァドバイザ端末から前記画像データに対するァドバイス情報を受信する第 2受信手段と、

前記ァドバイス情報を受信したことを確認する確認手段と、

前記確認手段が前記ァドバイス情報を受信したことを確認すると前記ユーザにァドバイスが完了したことを通知する通知手段とを有する。

55. 請求項 5 4のアドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス情報は、カメラによる撮影方法をァドバイスする情報である。

56. 請求項 5 4のアドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス情報は、画像編集ソフトウェアによる画像編集方法をァドバイスする情報である。

57. アドバイスシステムは、

ユーザ端末からユーザが撮影した画像デー夕を受信する第 1受信手段と、ァドバイザ端末から前記画像デ一夕に対するアドバイス情報を受信する第 2受信手段と、

ユーザ及びァドバイザ保有のポイント情報を管理する管理手段と、

ァドバイス情報を受ける対価のボイントをユーザ保有ボイントからアドバイザに移動させる移動手段とを有する。

58. 請求項 5 7のアドバイスシステムにおいて、

前記ァドバイス情報を受ける対価のポイントはァドバイザが指定する。

59. 請求項 5 7のアドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ端末から受信した画像データと前記ァドバイザ端末から受信したァドバイス情報を関連付けして表示する電子掲示板として提供する。

60. 請求項 5 4または請求項 5 7のァドバイスシステムにおいて、

前記ユーザ端末と前記ァドバイザ端末とネットワークにより通信可能に接続されている。

61. ユーザ端末からの画像データに対してァドバイザがァドバイスを行うアド画像データ内のァドバイスの対象箇所をアドバイザに指定させる画面を作成してアドバイザ端末へ提供する指定箇所提供手段と、

前記対象箇所に対するアドパイスコメントをァドバイザに入力させる画面を作成してァドバイザ端末へ提供するアドバイス入力手段と、

前記対象箇所と前記ァドバイスコメントと画像データとを関連付けて表示するために配置してユーザ端末へ提供する配置手段とを有する。

62. 請求項 6 1のアドバイスシステムにおいて、

前記配置手段は、前記対象箇所の範囲をラインで示す。

63. 請求項 6 2のアドバイスシステムにおいて、

前記配置手段は、前記対象箇所の範囲を画像デ一夕にオーバラップさせて配置する。

64. 請求項 6 1のアドバイスシステムは、

前記配置手段により配置されたァドバイス情報を含む画像データをダウンロード可能にするダウンロード手段さらに有する。

65. アドバイス提供方法は、

ユーザ端末からユーザが撮影した画像デー夕を受信し、

ァドバイザ端末から前記画像デ一夕に対するァドバイス情報を受信し、前記ァドバイス情報を受信したことを確認し、

前記ァドバイス情報を受信したことを確認すると前記ユーザにァドバイスが完了したことを通知する。

66. アドバイス提供方法は、

ユーザ端末からユーザが撮影した画像デー夕を受信し、

ァドバイザ端末から前記画像データに対するアドバイス情報を受信し、ユーザ及びァドバイザ保有のポイント情報を管理し、

ユーザ保有ボイントからアドバイス情報を受ける対価のボイントをァドバイザに移動させる。

67. ユーザ端末からの画像データに対してァドバイザがァドバイスを行うァドバイス提供方法は、

画像デ一夕内のアドパイスの対象箇所をアドバイザに指定させる画面を作成してァドバイザ端末へ送信し、

前記対象箇所に対するアドバイスコメントをァドバイザに入力させる画面を作成してァドバイザ画面に送信し、

指定された対象箇所と入力されたァドバイスコメントとを関連付けして、画像データとともに表示する画面を作成してユーザ端末へ送信する。

68. サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメラは、

撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転送手段と、

前記画像デー夕に基づいたァドバイス情報をサーバコンピュータから受信する受信手段と、

前記ァドバイス情報に従って撮影設定を変更する設定手段とを有する。

69. サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメラは、

前記画像デー夕に基づいたァドパイス情報をサーバコンピュータから受信する受信手段と、

前記ァドバイス情報を表示する表示手段とを有する。

70. 請求項 6 8または請求項 6 9のカメラにおいて、

前記転送手段は、撮影後に自動的に画像データをサーバコンピュータに転送する。

71. 請求項 6 8または請求項 6 9のカメラにおいて、

前記アドバイス情報は、前記サ一バコンピュー夕に格納されている、カメラを所有するユーザに関する情報と画像データとに基づいて作成される。

72. 請求項 6 8または請求項 6 9のカメラは、

本撮影前に予備撮影を実施する撮影制御手段をさらに有し、

前記転送手段は、前記予備撮影で得られた画像データを前記サーバコンビユー夕に転送する。

73. 請求項 6 8または請求項 6 9のカメラは、

撮影した画像データを記憶するメモリをさらに有し、前記転送手段により前記サーバコンピュータに転送する画像データは、前記メモリに記憶する画像データよりデータ量が少ない。

74. 請求項 6 8または請求項 6 9のカメラにおいて、

前記サーバコンピュータは、画像データを蓄積するメモリを有し、

前記転送手段は、転送する画像デ一夕を前記メモリに蓄積させる。

75. サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメラは、

前記画像デ一夕に基づいてサーバコンピュータで判定したカメラの異常情報を受信する受信手段と、

前記異常情報を表示する表示手段とを有する。

76. カメラ異常診断システムは、

カメラユーザが使用するユーザ端末から送信された画像デー夕を受信する受信手段と、

前記受信手段により受信した画像データに基づいて、画像データを撮影した力メラに異常がないかを診断する診断手段とを含むサーバコンピュータを有する。

77. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段は、画像デー夕と前記画像デー夕に関する情報とに基づいて診断を行う。

78. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段による異常診断の結果が、カメラにィンストールされているソフトウエアの不具合による異常である場合にはソフトウエアのダウンロードを可能にする。

79. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段による異常診断の結果がカメラの機構部の異常である場合にはュ一ザに修理を推奨する。

80. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段により異常が発見されたときには、異常箇所をユーザに指摘する。

81. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段により異常が発見されたときには異常を解消するために必要な費用を算出する。

82. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段により異常が発見された時には異常を修理するサービスセンタに異常情報を伝達する。

83. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記診断手段により異常が発見されたときには、該当するカメラの開発担当者に異常を知らせる。

84. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記サーバコンピュータは、前記端末から送信された画像データを蓄積するメモリを備える。

85. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記ユーザ端末には撮影手段が設けられ、前記端末自身で撮影した画像データを前記サーバコンピュータに送信したときは、前記撮影手段の異常診断が行われる。

86. 請求項 7 6のカメラ異常診断システムは、

前記ユーザ端末と前記サーバコンピュータとはネットワークを介して接続可能である。

87. カメラの異常診断方法は、

ユーザ端末から送信された画像データを受信し、

受信した画像データに基づいて、画像データを撮影した力メラに異常がないかを診断する。

88. 商品推奨システムは、

ユーザが撮影した画像データを解析する解析手段と、

前記解析手段による解析結果からユーザに必要なカメラ関連商品を選別する選別手段と、

前記選別手段により選別されたカメラ関連商品をユーザに紹介する紹介手段とを有する。

89. 請求項 8 8の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、画像データに基づいて最適な画像データが得られるカメラ関連商品を選別する。

90. 請求項 8 9の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、ユーザが使用しているカメラに対応したカメラ関連商品を選別する。

91. 請求項 8 9の商品推奨システムにおいて、

前記解析手段は、画像デ一夕に対して最適化のための画像処理を施し、前記選別手段は、最適化するときに施された画像処理から最適なカメラ関連商品を選別する。

92. 請求項 8 8の商品推奨システムは、

前記選別手段は、前記解析手段の解析結果と前記関連情報とに基づいてカメラ関連商品を選別する。

93. 請求項 9 2の商品推奨システムにおいて、

94. 請求項 9 2の商品推奨システムにおいて、

95. 請求項 8 8の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、前記画像デ一夕を撮影した力メラに対応した力メラ関連商品を選別する。

96. 請求項 9 5の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、ユーザが所有しているカメラアクセサリを加味してカメラ関連商品を選別する。

97. 請求項 8 8の商品推奨システムは、 '

ユーザにより撮影された画像データを送信するユーザ端末から送信された画像データを受信するサーバコンピュータを備え、

前記選別手段は前記サーバコンピュータに備えられている。

98. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、前記サーバコンピュータにより画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別する。

99. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、ユーザ自身により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別する。

100. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

前記選別手段は、前記サーバコンピュータと通信が可能な第三者の端末から第三者により画像データに対して施された最適化の画像処理に基づいてカメラ関連商品を選別する。

101. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

前記サーバコンピュ一夕は、前記画像データに施した画像処理とカメラ関連商品とを対応させるデ一夕を保持するデ一夕ベースを備える。

102. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

前記ユーザ端末と前記サーバコンピュータとはネットワークにより通信可能に接続され、前記ユーザ端末は、前記ネットワークを介して前記紹介手段から前記カメラ関連商品情報を受信する。

103. 請求項 9 7の商品推奨システムにおいて、

104. 商品推奨システムは、

ユーザ情報を取得する取得手段と、

前記取得手段により取得したユーザ情報に基づいてユーザに必要なカメラ関連商品を選別する選別手段と、

105. 請求項 1 0 4の商品推奨システムにおいて、

106. 請求項 1 0 4の商品推奨システムにおいて、

前記ユーザ情報はユーザが使用しているカメラのアクセサリに関する情報である。

107. 商品推奨方法は、

ユーザが撮影した画像デー夕を解析し、解析した結果からユーザに必要なカメラ関連商品を選別し、選別したカメラ関連商品を紹介する。

108. 請求項 1 0 7の商品推奨方法において、

前記カメラ関連商品は、最適な画像を得るために必要なカメラ関連商品である。

109. 請求項 1 0 7の商品推奨方法において、

前記カメラ関連商品は、前記画像データを撮影したカメラ本体に取り付けられるアクセサリである。

110. 請求項 1 0 7の商品推奨方法において、

前記カメラ関連商品は、使用しているカメラと異なるカメラである。