WO2003066683A1 - Mucopolysaccharides and process for producing the same - Google Patents

Description

明細書

ム コ多糖類及びその製造方法

技術分野

本発明 は， 魚類の軟骨か ら製造 される ム コ 多糖類に関する。 発明の背景

例えば鮭の鼻軟骨な ど と いった魚類の軟骨中には， コ ン ドロ ィ チン硫酸な どのム コ多糖類が存在する こ と が， これまでの調查 研究で明 ら かになつ ている。 ま た最近では， 鮭の鼻軟骨由来の コ ン ドロイ チン硫酸を化粧料や食品な どに利用する こ と が検討さ れている。

従来， 鮭の鼻軟骨な どか ら ム コ多糖類を製造する方法と して 特開 2 0 0 1 - 2 3 1 4 9 7 号公報ゃ特開 2 0 0 1 - 2 4 7 6

0 2 号公報が開示されている。 これ ら従来の方法では， 鮭の鼻軟 骨な どをマ イ ナス 3 0 〜 6 0 で低温粉砕 して脱脂 した後， アル 力 リ 処理 · 加熱 して， 酵素処理 し， その消化液をエタ ノ ール沈殿 · ろ過 · 遠心分離後， 乾燥させさ ら にイ オン交換樹脂に よ る溶解 - ろ過後凍結乾燥する こ と によ り コ ン ドロ イ チ ン硫酸な どのム コ 多糖類を取得する よ う に している。

しか しなが ら， 従来の製造方法では， ろ過の際にイ オン交換 樹脂を使用 し多量のエタ ノ ールを必要 と する こ と から， 製造コ ス ト が高 く な り ， ム コ多糖類が相当 に高額と なっ て しま う 。 ま た， エタ ノ ール沈殿 · ろ過 · 遠心分離を数回行 う ために製造に要する 時間が長 く なつて しま う 。 発明の開示 従っ て本発明の 目 的は， なるべく 低コ ス ト で短時間にム コ多 糖類を製造でき る方法を提供する こ と にある。

こ の 目 的を達成する ため， 本発明 に よれば， 魚類の軟骨を， 酵素処理も し く はア ルカ リ 処理 して得た水溶液を， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過 し， 乾燥する こ と を特徴と する， ム コ 多糖類の製造方 法が提供される。 ま た本発明によれば， 魚類の軟骨を， 加圧処理 して得た水溶液を， 酵素処理 し， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過 し， 乾 燥する こ と を特徴と する ， ム コ 多糖類の製造方法が提供さ れる。

また本発明にあっては， こ の よ う な製造方法によ っ て製造さ れたム コ多糖類である こ と を特徴と している。 こ う して製造され たム コ多糖類は， 例えば化粧品原料又は食品素材 と して利用 され る。

本発明において， 魚類と しては， 例えば鮫， エイ ， 鮭な どが 例示 される。 また魚類の軟骨 と しては， 例えば鮭の鼻軟骨が例示 される。 本発明にあっては， 例えば魚類の軟骨を約 1 2 0 で 1 時間程度加圧 し溶解 させて得た水溶液を， 酵素処理し， 脱脂， 脱 臭， 脱色， ろ過 し， 乾燥する こ と に よ り ， ム コ 多糖類を製造する。 本発明によれば， エタ ノ ール沈殿 · ろ過 · 遠心分離後， 乾燥させ さ ら にイ オン交換樹脂によ る溶解 ·ろ過後凍結乾燥の工程を省 く こ と によ り ， 短時間に低コ ス ト でコ ン ドロ イ チン硫酸な どのム コ 多糖類を製造でき る よ う になる。

なお， 魚類の軟骨を溶解させる方法の相違によ り ， 製造され る ム コ多糖類の組成は異なる こ と と なる。 本発明によ っ て製造さ れたム コ多糖類から なる食品素材は， ビタ ミ ン c と配合 して も褐 変 しなかった。 発明 を実施する ため の最良の形態 以下， 本発明の好ま しい実施の形態を説明する。

先ず， 鮭の頭部から表皮， 硬骨， 肉などを除いて分離した鼻 軟骨を得る。

次に， 鼻軟骨を溶解させて水溶液を得る。 この場合， 鼻軟骨 をアル力 リ 処理も しく は酵素処理して水溶液を得る こ と ができ る。 また， 例えば約 1 2 0 ( 1 . 2 気圧） で 1 時間程度加圧 し， 鼻軟骨を溶解させても良い。

次に， 得られた水溶液にタ ンパク分解酵素（プロティ ァーゼ） を混ぜる。

その後， 不溶物を除去 し， ろ過助剤を入れ， フ ィ ルタ ープ レ スでろ過する。 この場合， 脱臭の必要がある と き は， 活性炭を入 れ フ ィ ルタ ー プ レス でろ過する。

次に， 水溶液をス プ レー ドライ で噴霧乾燥する。 乾燥前に濃 縮して も よい。 こ う して短時間に低コス トでコ ン ドロイ チン硫酸 を製造する こ とができ る。

こ う して製造されたコ ン ドロイ チン硫酸は， いわゆるムコ多 糖類であ り ， 分析の結果， コ ン ド ロ イ チ ン硫酸が平均 2 0 〜 6 0 重量％， コ ラーゲンが平均 1 0 〜 4 0重量％ , ア ミ ノ 酸 2 0 〜 4 0重量％の割合で分布している。 また， 少量のヒ アル ロ ン酸， グ ルコサ ミ ンも含まれてレ、る。

また， 本発明の別の実施の形態によれば， 魚類の軟骨をアル 力 リ 又は酵素の少なく と も 1 つを用いて溶解させて水溶液を得 て， P H調整， ろ過， 脱脂， 脱臭， 脱色， 乾燥する。

具体的には， 先ず鮭の軟骨を 4 0 〜 5 0 の温水で 1 時間〜 2 時間洗浄する（脱脂 ·脱臭）。 この場合，塩酸で洗浄しても よい（脱 脂 ·脱臭）。こ の時軟骨には骨 ·皮及び魚肉が付着 していても よい。 加圧処理及び高温で処理する と製品が変色する こ と がある。 次いで， 軟骨に同量の水を加え， こ の水溶液に固形分濃度 0 . 2 %のタ ンパク分解酵素 （ァ ロアーゼ） を入れ 5 0 〜 6 0 で 4 時間攪拌して， 水溶液を得る。

その後， 9 5 で 5 分間加熱し， 酵素失活させる。

更に， 活性炭を原料に対して 2 . 5 %の重量で添加 し 4 0

〜 5 0 で 1 時間〜 2 時間攪拌し， 脱脂 · 脱臭 · 脱色を行 う。

次いで， 酢酸で p Hを 5 〜 6 に調整する。

次いで， 濾過助剤を加えフ ィ ルタ プ レスで濾過する （脱脂）。 得られた水溶液を， 濃縮しても よい。 水溶液を放置し油分が浮く 時は分液する（脱脂）。

次いで， スプレー ドライ で乾燥する。

こ う して得られたムコ多糖類は， コ ン ドロイ チン硫酸 4 0 % コ ラーゲン 2 0 %を含み， その他， ア ミ ノ酸， ヒ アルロ ン酸， グ ルコサ ミ ン等を含んでいる。

また，鮭の軟骨を 4 0 〜 5 0 の温水で 1 時間〜 2 時間洗浄 する （脱脂 · 脱臭）。 塩酸で洗浄しても よい （脱脂 · 脱臭）。 こ の 時軟骨には骨及ぴ魚肉が付着 していても よい。 加圧処理及び高温 で処理する と製品が変色する こ とがある。

次いで， 軟骨の半分の水を加え， 水溶液を得る。 こ の水溶液 に タ ンパク分解酵素 （パンク レアチン） を 0 . 1 重量⁰ /₀， 入れ 4 0 〜 5 0 で 1 時間攪拌する。

次いで， 9 0 以上で 1 0分間加熱 し， 酵素失活させる。 次いで， 酢酸で p Hを 5 〜 6 に調整する。

次いで， 濾過助剤を加え， 脱臭後フ ィ ルタ ープレスで濾過す る。 得られた水溶液を， 濃縮しても よい。 水溶液を放置し油分が 浮く 時は分液する （脱脂）。 次いで， 5 0重量％濃度のアル コ ールを水溶液を攪拌しなが ら加え， 沈殿物を回収する。

次いで， 回収した沈殿物を減圧乾燥する。

こ う して得られたムコ多糖類は， コ ン ドロイチン硫酸 6 0 重 量％， コ ラーゲン 1 0重量％を含み， その他， ア ミ ノ酸， ヒ アル ロ ン酸， ダルコサミ ン等を含んでいる。

また，鮭の軟骨を 4 0 〜 5 0 で 1 時間〜 2 時間温水洗浄す る （脱脂 · 脱臭）。 塩酸で洗浄して も よい （脱脂 · 脱臭）。 こ の時， 軟骨には骨及び魚肉が付着 していても よい。 加圧処理及び高温で 処理する と製品が変色する こ とがある。

次いで， 2 5 重量。/。濃度のアルカ リ （苛性ソーダ） を軟骨量 に対し 2 重量％入れた水溶液を得る。 この水溶液を 5 0 〜 6 0 で 4 時間攪拌する。

次いで， 酢酸で p Hを 6 〜 7 に調整する。 次いで， 更に， 活性炭を水溶液に対して 0 . 3重量％の重量 で添加 し， 8 0 で 1 5分間攪拌 し， 酵素失活と脱脂 · 脱臭 · 脱 色を行 う 。

次いで， 濾過助剤を加えフ ィ ルタ プ レス で濾過する （脱脂）。 得られた水溶液を， 濃縮しても よい。 水溶液を放置し油分が浮く 時は分液する（脱脂）。

次いで， ス プ レー ドライ で乾燥させる。

こ う して得られたムコ多糖類は， コ ン ドロイ チン硫酸 2 0 % コ ラーゲン 3 0 %を含み， その他， ア ミ ノ 酸， ヒ アル ロ ン酸， グ ルコサ ミ ン等を含んでいる。

実施例 (実施例 1 )

先ず， 鮭の頭部から表皮， 硬骨， 肉などを除いて分離した鼻 軟骨を得た。 そ して， 原料 （鼻軟骨） に 1 . 5倍の水を加え 1 2 0 で 1 時間圧力加熱し， 鼻軟骨を溶解させて水溶液と した。 そ の後， 不溶物を除去し， 固形分濃度に対して 0 . 2重量％の タ ンパ ク分解酵素 （プ ロティ アーゼ） を入れ， 6 0 で 1 時間攪拌した。 そ して， 9 5 で 5 分間加熱し酵素失活させた。 更に， 活性炭を 水溶液に対して 0 . 3 重量％の重量で添加 し 8 0 で 1 5分攪拌 した （脱脂 · 脱臭 · 脱色）。 次いで， ろ過助剤を入れフ ィルター プ レス でろ過し， ろ過した水溶液を噴霧乾燥してム コ多糖を得た 得られたムコ多糖の分析値では， 乾燥減量 7重量％， 灰分 5 重 量％， 塩分 0 . 2重量％， 脂肪 0 . 3重量％， 全窒素 1 1 重量％， タ ンパク質 6 2 重量⁰ /₀， コ ン ドロイチン硫酸 3 0重量⁰ /₀， コ ラー ゲン 4 0重量％を含んでいた。

(実施例 2 )

先ず， 鮭の軟骨を 5 0 の温水で 2 時間洗浄した。 この軟骨 に同量の水を加え， 原料の 0 . 2 重量。 /。のタ ンパク分解酵素 （ァ ロ アーゼ） を入れ， 5 0 で 4 時間攪拌して水溶液と した。 その 後， 9 5 で 5分間加熱し， 酵素失活させた。 更に， 活性炭を原 料に対して 2 . 5重量。 /₀の重量で添加 し， 5 0 で 2 時間攪拌し， 脱脂 ' 脱臭 ' 脱色を行った。 そ して， p Hを 6 に調整した後， 濾 過助剤を加え， フ ィルタプ レス で濾過 （脱脂） した。 更に， スプ レー ドライ で乾燥 してム コ多糖を得た。 得られたムコ 多糖類は， コ ン ドロイ チン硫酸 4 0重量％， コ ラーゲン 2 0 重量％を含み， その他， ア ミ ノ酸， ヒ アル ロ ン酸， ダルコサ ミ ン等を含んでレ、た。 収率は 6 . 5 %であった。

(実施例 3 ) 先ず， 鮭の軟骨を 4 5 の温水で 2 時間洗浄した （脱脂 ' 脱 臭）。 その軟骨に半分の水を加え， これにタ ンパク分解酵素 （パ ン ク レアチ ン） を 0 . 1 重量％入れ， 5 0 で 2 時間攪拌して水 溶液を得た。 そ して， 9 0 以上で 1 0 分間加熱し， 酵素失活さ せた。 更に， 酢酸で p Hを 6 に調整してから， 濾過助剤を加え， 脱臭後フ ィ ルタープ レス で濾過 した。 更に， 5 0重量％濃度のァ ルコール水溶液を攪拌しなが ら加え， 沈殿物を回収 し， 回収 した 沈殿物を減圧乾燥した。 得られたム コ多糖類は， コ ン ド ロ イ チ ン 硫酸 6 0 重量％ , コ ラーゲン 1 0重量％を含み， その他， ァ ミ ノ 酸， ヒ アルロ ン酸， ダルコサミ ン等を含んでいた。 収率は 3 %で あった。

(実施例 4 )

先ず， 鮭の軟骨を 4 5 の温水で 2 時間洗浄した （脱脂 ' 脱 臭）。 その軟骨量に対し， 2 5重量％濃度のアルカ リ （苛性ソー ダ） を 2重量％入れ， これを 5 5 で 4 時間攪拌し水溶液を得た。 そ して， 酢酸で p Hを 7 に調整し， 更に， 活性炭を水溶液に対し て 0 . 3 重量％の重量で添加 し， 8 0 で 1 5分間攪拌し， 酵素 失活と脱脂 · 脱臭 · 脱色を行った。 その後， 濾過助剤を加え， フ ィ ルタ プ レス で濾過 （脱脂） し， ス プ レー ドライ で乾燥した。 得 られたムコ多糖類は， コ ン ドロ イ チ ン硫酸 2 0重量％， コ ラーゲ ン 3 0 重量⁰ /₀を含み， その他， ア ミ ノ 酸， ヒ アル ロ ン酸， ダルコ サ ミ ン等を含んでいた。 収率は 5 %であった。

(実施例 5 ) 鮭の頭部から表皮， 硬骨， 肉などを除いて分離した鼻軟骨を 得た。 そ して， 原料 （鼻軟骨） に 1 . 5倍の水を加え 1 2 0 で 1 時間圧力加熱し， 鼻軟骨を溶解させて水溶液と した。 その後， 不溶物を除去 し， その軟骨量に対 し， 2 5 重量％濃度のアルカ リ (苛性ソーダ） を 2 重量。 /₀入れ， これを 5 5 で 4 時間攪拌 した。 そ して， 酢酸で p Hを 7 に調整 し， 更に， 活性炭を水溶液に対 し て 0 . 3 重量％の重量で添加 し， 8 0 で 1 5 分間攪拌 し， 酵素 失活 と 脱脂 · 脱臭 · 脱色を行っ た。 その後， 濾過助剤を加え， フ ィ ルタ プ レス で濾過 （脱脂） し， ス プ レー ド ラ イ で乾燥 した。 得 られたム コ多糖類は， コ ン ド ロ イ チン硫酸 2 0 重量％， コ ラーゲ ン 3 0 重量％を含み， その他， ア ミ ノ 酸， ヒ アルロ ン酸， ダルコ サ ミ ン等を含んでいた。 収率は 6 %であっ た。

次に， 本発明に よ っ て製造されたム コ多糖類 （コ ン ドロ イ チ ン含有量 6 0 重量％ ) を主成分と する健康食品 （錠剤） を作成 し， 実際に人間が試飲 して様子を調べた。 ム コ多糖類は， コ ン ドロ イ チン硫酸 6 0 重量 ⁰ /₀， コ ラーゲン 1 0 重量⁰ /₀， ア ミ ノ 酸 2 0 重 量％， ヒ アル ロ ン酸 2 . 0 重量％を含んでいる。 こ のム コ 多糖類 に対 して， ビタ ミ ン Cを 8 . 0 重量 ⁰ /₀， ビール酵母を 7 . 0 重量⁰ /₀， 乳糖を 4 5 . 5 重量％， 難消化性デキス ト リ ンを 1 0 . 0 重量 ⁰ /₀， シ ョ 糖脂肪酸エステルを 3 . 0 重量％が配合さ れた一粒 3 0 0 m g の錠剤を， 一 日 に 1 2 粒 （ 3 . 6 g ) 摂取 した。 摂取期間は 3 0 であ る。 その結果， 表 1 の結果を得た。

氏名 （ィ ニ 年齢 性別 試飲結果

シャ ル）

M S 2 0 女性 一週間程で肌に潤い感 じた。

代

Y U 2 0 女性 10日位で， 友人に最近肌が綺麗になつ 代 たね と言われた。

R A 2 0 女 te 便 Wか角军消 した。

代

A O 3 0 女性 朝起き た時に肌のハ リ を感 し る。 ィ匕被 代 の り がよ く なつ た。

T W 3 0 女性 少 し瘦せた。

代

Y O 3 0 女性 生理時の吹き 出物力 無力 つた。

代

M K 3 0 男性 禾 IJ尿数力 増 x_た。

代

Y I 3 0 男性 マ フ ソ ンで傷めた関節痛力、朵に な つ 代 フ

4 0 日日 、 _ 、 、 、 、、

Y K 女性 関節の痛み力 ネ卩 らいた。

代

K N 4 0 女性 兀気になった 力、する。

代

八

M I 4 0 女 te 肌にノヽ リ 力 出てき た 力、する。

代

八

K T 4 0 田 ふ4- 男性 力 すみ 目 力 f台つ 7こ。

代

M K 4 0 男性 疲れ力 と れた。

代

H Y 5 0 女性 関節の傷 力、無 く なった。 一枚爪力 治

/ 十 1

N T 5 0 女性 肌のハ リ を感 じる。 代

M K 5 0 女性 関節の傷みが無 く なっ た。

代

H M 6 0 女性 関節の傷みが無く なっ た。

代

T S 6 0 女性 肌の調子が良 く なっ た。

代

T K 6 0 男性 関節の傷みが無 く なっ た。

代

産業上の利用可能性

本発明によれば， 低コ ス ト で短時間にム コ 多糖類を製造でき る よ う になる。 ま た， 一素材から， コ ン ドロ イ チン硫酸と コ ラー ゲン， ア ミ ノ 酸， ヒ アルロ ン酸， ダルコサ ミ ンから組成される優 良な化粧品原料， 食品素材を製造でき る。

Claims

請求の範囲

1 . ム コ多糖類の製造方法であって， 魚類の軟骨を， 酵素処 理も し く はアルカ リ 処理して得た水溶液を， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過し， 乾燥する こ と を特徴とする。

2 . ム コ多糖類であって， 魚類の軟骨を， 酵素処理も しく は アルカ リ 処理して得た水溶液を， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過 し， 乾 燥して製造されたこ と を特徴とする。

3 . 請求項 2 のム コ多糖類であって， 化粧品原料又は食品素 材である こ と を特徴とする。

4 . ム コ多糖類の製造方法であって， 魚類の軟骨を， 加圧処 理して得た水溶液を， 酵素処理も し く はアルカ リ 処理 し， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過し， 乾燥する こ と を特徴とする。

5 . ム コ多糖類であって， 魚類の軟骨を， 加圧処理して得た 水溶液を， 酵素処理も しく はアル力 リ 処理し， 脱脂， 脱臭， 脱色， ろ過 し， 乾燥して製造されたこ と を特徴とする。

6 . 請求項 5 のム コ多糖類であって， 化粧品原料又は食品素 材である こ と を特徴とする。