WO2003056119A1 - Mecanisme double action d'un dispositif de verrouillage de porte d'un vehicule - Google Patents

Description

明 細 書 車両ドアラッチ装置のダブルアクション機構 発明の技術分野

本発明は、 車両ドアラツチ装置のダブルアクション機構に関するものであり、 特に、 アンチパニック機構を備えたダブルアクション機構に関するものである。 . 発明の背景技術

従来の一般的な車両ドアラッチ装置では、 内側ロックボタンやリモコン発信器 等によるアンロック操作は、 ドアの外側開扉ハンドルが開扉操作された状態では 正常に完了せず、 開扉も行われない。 このような状態を業界ではパニック状態と 称している。 パニック状態になったときは、 外側開扉ハンドルを非操作状態に戻 してから、 再度リモコン等でアンロック操作し、 その後、 外側開扉ハンドルによ る再度の開扉操作をすれば、 開扉が行われる。 つまり、 開扉までにアンロック操 作が 2回と、 開扉操作が 2回必要となる。 このように 2回のアンロック操作と 2 回の開扉操作が必要な状態を本発明ではパニック状態と定義する。

前記パニック状態の発生による操作の煩雑さを軽減するアンチパニック機構を 備えたドアラッチ装置も公知である （実開昭 5 8 - 1 0 1 9 4 9号公報■特開平 1 1 - 3 2 4 4 5 1号公報） 。 公知のアンチパニック機構は、 2度目のアンロッ ク操作を省くことを目的とする機構であり、 1 回目のアンロック操作が 1 回目の 外側開扉ハンドルの開扉操作により正常に完了しなかったときでも、 外側開扉ハ ンドルを非操作状態に戻すと、 これに追従するようにアンロック状態への切替が 完了する。 このため、 引き続いて 2回目の開扉操作をすれば、 2回目のアンロッ ク操作をしなくても開扉可能となる。

また、 従来、 ドアラッチ装置がロック状態であるときに、 ドアの内側開扉ハン ドルが開扉操作されると、 ラッチ装置をアンロック状態に切り替え、 このアン口 ック状態で内側開扉ハンドルが再度開扉操作されるとラッチ装置を解放して開扉 させるダブルアクション機構も公知である （特開 2 0 0 0— 3 0 3 7 3 1号公報 ) o

しかし、 従来、 前記ダブルアクション機構と前記アンチパニック機構の双方を 備えたドアラッチ装置は開発されていない。

これは、 単にこの組み合わせが存在しないのではなく、 組み合わせが困難であ つたから実用化されていないのである。 つまり、 ダブルアクション機構が内側開 扉ハンドルに関連する機構であるのに対して、 アンチパニック機構が外側開扉ハ ンドルに関連する機構であるからで、 単純に組み合わせると、 とても大きなラッ チ装置となって実用的でなくなる。 発明の簡単な概要

よって、 本発明の目的は、 ダブルアクション機構とアンチパニック機構の双方 を備えた実用的なドアラッチ装置を提供することにある。

また、 本発明の目的は、 ダブルアクション機構のコンポーネントのみから構成 できるアンチパニック機構を成立させることで、 実用性のあるドアラッチ装置を 提供することにある。 図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明のドアラッチ装置の正面図。

図 2は、 前記ドアラッチ装置のラッチアッシーの断面図。

図 3は、 アンロック状態におけるレバ一群を示す背面図。

図 4は、 口ック状態におけるレバ一群を示す背面図。

図 5は、 ァゥ夕一オープンレバーの背面図。

図 6は、 インナ一才一プンレバーの背面図。

図 7は、 オープンリンクの背面図。

図 8は、 ロック状態におけるオープンリンクとラチエツ卜ピンとの関係を閉め する背面図。

図 9は、 ダブルアクション機構及びアンチパニック機構の説明図。 発明を実施するための最良の形態 本発明のドアラッチ装置は、 ドア （図示なし） に取付られるラッチアッシー 1 0と、 車体 （図示なし） に固定されるストライカ 1 1 とから構成される。 ラッチ アッシー 1 0は、 ドアが閉じられるとストライカ 1 1 と係合するラッチ 1 2と、 ラッチ 1 2とストライカ 1 1 との係合を保持するラチエツ卜 1 3とを有する。 ラ ツチ〗 2は、 ラッチボディ 1 4の表側に形成された凹部 1 5内に前後方向のラッ チ軸 1 6により回転自在に収納され、 前記ラチェット 1 3は凹部 1 5内に前後方 向のラチェット軸 1 7により回転自在に収納される。

前記ラッチ 1 2はラッチパネ 1 8の弾力により図 1 において時計回転方向に付 勢され、 前記ラチエツ卜 1 3は、 ラチエツトバネ 1 9の弾力により反時計回転方 向に付勢される。 図 1のラッチ 1 2はラッチパネ 1 8の弾力によりアンラッチ位 置にあり、 ドアを閉扉位置に向けて移動させると、 前記ス卜ライカ 1 1 はラッチ 1 2の U型溝 2 0に当接してラッチ 1 2を反時計回転させ、 ラッチ 1 2がハーフ ラッチ位置まで回転すると、 前記ラチエツ卜 1 3はラッチ 1 2の第 1ステップ 2 1 に係合してドアはハ一フ閉扉位置となり、 また、 ラッチ 1 2がフルラッチ位置 に至ると、 ラチエツ卜 1 3はラッチ 1 2の第 2ステップ 2 2に係合して、 ドアは フル閉扉位置に保持される。

前記ラチエツ卜 1 3は、 前記ラッチボディ 1 4の開口 2 3を介してラッチボデ ィ 1 4の裏側に突出するラチエツ卜ピン 2 4を有する。 ラッチボディ 1 4の表面 には、 前記凹部 1 5に被せられる金属カバ一プレー卜 2 5が固定される。 カバ一 プレー卜 2 5は、 図 1 において部分的に示されている。

前記ラッチボディ 1 4の裏面には、 図 2のように、 金属バックプレート 2 6が 固定される。 前記バックプレー卜 2 6は、 カバ一プレー卜 2 5と略平行でラッチ ボディ 1 4の裏面に固定される平行プレ一卜 2 6 Aと、 平行プレ一卜 2 6 Aの室 内側側部から後方に伸びるように屈曲させた屈曲プレー卜 2 6 Bとを備える。 屈 曲プレー卜 2 6 Bには、 カバ一プレー卜 2 5と略平行のサブプレー卜 2 6 Cが一 体又は別体に設けられる。

前記サブプレー卜 2 6 Cには、 前記ラチエツ卜軸 1 7と同一軸芯の取付軸 2 7 によりァゥ夕一オープンレバ一 2 8 (図 5 ) 及びインナ一オープンレバー 2 9 ( 図 6 ) を軸止する。 ァゥ夕一オープンレバ一 2 8は、 図 3のように、 ロッド等を 介してドアの外側開扉ハンドル 3 0に連結され、 外側開扉ハンドル 3 0の開扉操 作で待機位置 Xから作動位置 Yに向けて反時計回転する。 インナーオープンレバ 一 2 9の室内側端部に形成された屈曲部 2 9 Aは、 中継レバ一 3 2の端部に係合 可能に臨む。 中継レバ一 3 2は前記屈曲プレート 2 6 Bに軸止されると共にドア の内側開扉ハンドル 3 1 にロッド等を介して連結され、 これによりインナ一才一 プンレバ一 2 9は内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作で反時計回転する。

前記ァウタ一オープンレバー 2 8は戻しパネ 3 3 (図 2 ) により前記作動位置 Yから前記待機位置 Xに向かって付勢される。 アウターオープンレバ一 2 8は、 インナ一オープンレバ一 2 9の係合スロッ卜 3 4にロス卜モーションをもって係 合する屈曲部 3 5を有し、 内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作でインナ一才一プン レバー 2 9が反時計回転すると、 作動位置 Yに向けて反時計回転する。

前記ラッチアッシー 1 0はラッチアッシー 1 0をロック状態とアンロック状態 とに切り替えるロックレバ一 3 6を有する。 ロックレバ一 3 6は前後方向のロッ ク軸 3 7によりラッチボディ 1 4又はバックプレート 2 6に軸止され、 ドアの内 側ロックボタン 3 8に連結される。 ロックレバ一 3 6の上方アーム 3 9には支持 ピン 4 0が設けられる。 支持ピン 4 0はロックレバ一 3 6がロック位置 Lにある ときは、 図 4のように、 取付軸 2 7の右方に位置するが、 ロックレバー 3 6がァ ンロック位置 Uに切リ替ると、 取付軸 2 7と同一軸芯位置に変位し、 このため、 図 3では示していない。

前記支持ピン 4 0は、 図 8、 9のように、 オープンリンク 4 1 (図 7 ) に形成 した支持スロッ卜 4 2にスライド自在に係合させる。 オープンリンク 4 1 には、 アウターオープンレバ一 2 8に形成したガイドスロッ卜 4 3にスライド自在に係 合するガイ ドピン 4 4を設ける。 オープンリンク 4 1 は、 ァウタ一オープンレバ - 2 8が前記外側開扉ハンドル 3 0又は内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作で反時 計回転すると、 ガイ ドスロッ卜 4 3とガイ ドビン 4 4との係合により支持ピン 4 0を中心に反時計回転する。

前記支持ピン 4 0と前記オープンリンク 4 1 との間には押圧パネ 4 5が設けら れる。 押圧パネ 4 5は、 オープンリンク 4 1のスタッド 4 6に取付けられ、 その 第 1脚部 4 5 Aは支持ピン 4 0に当接し、 第 2脚部 4 5 Bはオープンリンク 4 1 の段部 4 7に当接する。 オープンリンク 4 1 は、 押圧パネ 4 5により左方に向け て付勢される。

前記オープンリンク 4 1の室外側端部には、 第 1当接部 4 8が設けられる。 押 圧パネ 4 5により左方に向けて押し出されたオープンリンク 4 1 は、 ロックレバ —3 6がロック位置 Lからアンロック位置 Uに切り替ると、 図 3のように、 第 1 当接部 4 8が前記ラチエツ卜ピン 2 4と上下方向において係合可能に対峙する係 合位置に変位する。 このアンロック状態において、 アウター才一プンレバー 2 8 が待機位置 Xから作動位置 Yに移動して、 オープンリンク 4 1がガイドスロッ卜 4 3とガイ ドピン 4 4との係合により支持ピン 4 0を中心に反時計回転すると、 第 1 当接部 4 8はラチエツトビン 2 4に当接してラチエツ卜ピン 2 4を下動させ 、 これにより、 ラチエツ卜 1 3がラッチ 1 2から外れてドアは開扉される。 図 3の状態で内側ロックボタン 3 8がロック操作されると、 ロックレバー 3 6 はアンロック位置 Uからロック位置 Lに切り替り、 オープンリンク 4 1 は、 図 4 のように右方に移動して、 第 1 当接部 4 8がラチエツ卜ピン 2 4と非対峙となる 非係合位置に変位する。 このロック状態では、 アウターオープンレバ一 2 8が待 機位置 Xから作動位置 Yに移動してオープンリンク 4 1が反時計回転しても、 ラ チェットピン 2 4を下動させることはできないから、 ドアは開扉状態のまま保持 される。

前記オープンリンク 4 1の室外側端部には、 更に、 第 2当接部 4 9が設けられ る。 第 2当接部 4 9は、 ロックレバ一 3 6がロック位置 Lにあるときに、 前記ァ ウタ一オープンレバ一 2 8が待機位置 Xから作動位置 Yに移動すると、 図 4にお いて下動して前記ラチエツ卜ピン 2 4と左右方向において当接可能に対峙する。 この状態では、 ロックレバ一 3 6のアンロック操作によりオープンリンク 4 1 を 係合位置に向けて左方に移動させようとしても、 図 9のように、 第 2当接部 4 9 とラチエツトビン 2 4との当接により才一プンリンク 4 1は左方に移動できない 。 しかし、 ロックレバ一 3 6は押圧パネ 4 5を圧縮させることでアンロック位置 Uに変位できる。

前記インナ一オープンレバ一 2 9には、 逆 L型のフックレバ一 5 0がピン 5 1 により軸止される。 フックレバ一 5 0の下部には前記ロックレバ一 3 6に設けた 係合ピン 5 2に係合可能のフック部 5 3が設けられる。 フックレバ一 5 0は、 図 4のロック状態において、 内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作でインナ一オープン レバ一 2 9が反時計回転すると、 フック部 5 3と係合ピン 5 2との当接により口 ックレバ一 3 6をアンロック位置 Uに変位させる。 作用

(ダブルアクション機構）

図 4のロック状態において、 内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作でインナ一才一 プンレバー 2 9が反時計回転すると、 係合スロッ卜 3 4と屈曲部 3 5の係合によ りアウターオープンレバ一 2 8は待機位置 Xから作動位置 Yに向けて反時計回転 し、 ガイドビン 4 4とアウターオープンレバ一 2 8のガイドスロッ卜 4 3との係 合により才一プンリンク 4 1 も反時計回転する。 これにより、 第 2当接部 4 9は 下動して前記ラチエツ卜ピン 2 4の側方に移動するが、 第 1 当接部 4 8はラチェ ットピン 2 4に当接しないため、 ドアの開扉は行われない。 更に、 インナ一才一 プンレバー 2 9の反時計回転により、 フックレバー 5 0は上動してフック部 5 3 が係合ピン 5 2を押し上げ、 ロックレバ一 3 6はアンロック位置 Uに向けて反時 計回転する。

ロックレバ一 3 6がアンロック位置 Uに向けて変位を始めると、 ロックレバ一 3 6の支持ピン 4 0は、 押圧パネ 4 5の弾力を介して、 オープンリンク 4 1 を非 係合位置から係合位置に向けて左方に押し出すが、 図 9のように、 第 2当接部 4 9がラチエツ トビン 2 4に当接するため、 オープンリンク 4 1は左方に移動でき ない。 し力、し、 ロックレバ一 3 6は押圧パネ 4 5を圧縮させることで更に反時計 回転が可能で、 この結果、 図 9のように、 ロックレバ一 3 6はアンロック位置 U に変位する。

ロック状態での内側開扉ハンドル 3 1の開扉操作により、 図 9の状態になった ら、 内側開扉ハンドル 3 1 を非操作位置に戻す。 すると、 戻しパネ 3 3の弾力で アウターオープンレバー 2 8は待機位置 Xに戻されて、 オープンリンク 4 1の第 2当接部 4 9はラチエツ卜ピン 2 4より上方に移動し、 これにより、 押圧パネ 4 5の弾力によりオープンリンク 4 1 は左方に押し出されて係合位置に変位し、 ラ ツチアッシー 1 0は図 3のアンロック状態となる。 このように、 ロック状態にお いて内側開扉ハンドル 3 1 を一回開扉操作すると、 ドアは開扉されないがラッチ アッシー 1 0はロック状態からアンロック状態に切り替る。

図 3のアンロック状態において、 再度、 内側開扉ハンドル 3 1 による開扉操作 を実行すると、 ァウタ一オープンレバ一 2 8が反時計回転し、 これにより、 才一 プンリンク 4 1 はガイドスロッ卜 4 3とガイドビン 4 4との係合により支持ピン 4 0を中心に反時計回転し、 オープンリンク 4 1の第 1当接部 4 8がラチエツ卜 ピン 2 4を下動させ、 これにより、 ラチエツ卜 1 3がラッチ 1 2から外れてドア は開扉される。

このように、 本発明のラッチアッシー 1 0は、 ロック状態における内側開扉ハ ンドル 3 1の第 1開扉操作により、 アンロック状態に切り替り、 アンロック状態 における内側開扉ハンドル 3 1の第 2開扉操作により、 解放されてドア開扉を行 う。 これがダブルアクション機構である。

以上において、 ァゥ夕一才一プンレバ一 2 8、 インナ一オープンレバ一 2 9、 ロックレバ一 3 6、 オープンリンク 4 1、 フックレバ一 5 0等のダブルァクショ ン機構を構成する部材は、 ラッチ 1 2ゃラチエツ卜 1 3の回転面と平行の移動面 を備えているので、 ラッチボディ 1 4の裏側にコンパクトに取付けることができ る。

(アンチパニック機構）

図 4のロック状態において、 外側開扉ハンドル 3 0を開扉操作すると、 ァゥ夕 —オープンレバ一 2 8は反時計回転して作動位置 Yに変位し、 オープンリンク 4 1 はガイドスロッ卜 4 3とガイドビン 4 4との係合により支持ピン 4 0を中心に 反時計回転する。 このとき、 オープンリンク 4 1の第 1当接部 4 8はラチエツ卜 ピン 2 4とは係合しないから開扉はされない。 アウターオープンレバ一 2 8が作 動位置 Yにある状態で、 内側ロックボタン 3 8をアンロック操作すると、 ロック レバ一 3 6がアンロック位置 Uに向けて変位を始める。 ロックレバ一 3 6の変位 により、 ロックレバー 3 6の支持ピン 4 0は、 押圧バネ 4 5の弾力を介して才一 プンリンク 4 1 を非係合位置から係合位置に向けて左方に押し出すが、 図 9のよ うに、 第 2当接部 4 9がラチエツ卜ピン 2 4に当接するため、 オープンリンク 4 1は左方に移動できない。 しかし、 ロックレバ一 3 6は押圧パネ 4 5を圧縮させ ることで更に反時計回転が可能で、 この結果、 図 9のように、 ロックレバ一 3 6 はアンロック位置 Uに変位する。

図 9の状態で、 外側開扉ハンドル 3 0から手を離すと、 ァウタ一オープンレバ - 2 8は戻しパネ 3 3の弾力で待機位置 Xに戻されて、 オープンリンク 4 1の第 2当接部 4 9はラチエツトビン 2 4より上方に移動し、 これにより、 押圧パネ 4 5の弾力によりオープンリンク 4 1 は左方に押し出されて係合位置に変位し、 ラ ツチアツシ一 1 0は図 3のアンロック状態となる。 従って、 外側開扉ハンドル 3 0の開扉操作により内側ロックボタン 3 8によるアンロック操作が正常に完了し なくても、 外側開扉ハンドル 3 0が待機位置 Xに戻されると、 これに追従するよ うにアンロック状態への切替が完了するから、 内側ロックボタン 3 8による再度 のアンロック操作をすることなく、 外側開扉ハンドル 3 0による 2回目の開扉操 作で開扉が可能となり、 パニック状態を円滑に解消できる。 発明の効果

以上のように、 本発明では、 ダブルアクション機構のコンポーネントのみから 構成できるアンチパニック機構を成立させることで、 実用性のあるドアラッチ装 置を提供できる。

Claims

請求の範囲

1 . ドアの外側開扉ハンドル 3 0の開扉操作で待機位置 Xから作動位置 Yに向け て変位するアウターオープンレバー 2 8と、 前記ドアの内側開扉ハンドル 3 1 の 開扉操作で回転すると前記ァウタ一オープンレバ一 2 8を変位させるインナ一才 ープンレバ一 2 9と、 前記ドアの内側ロックボタン 3 8に連結されアンロック位 置 Uとロック位置 Lとに切り替るロックレバ一 3 6と、 前記ロックレバ一 3 6が 前記アンロック位置 Uにあると前記ァゥ夕一オープンレバ一 2 8の変位をラチェ ッ卜 1 3のラチエツ卜ピン 2 4に伝達できる係合位置に前記ロック位置 Lにある と前記アウターオープンレバー 2 8の変位をラチエツ卜 1 3のラチエツ卜ピン 2 4に伝達しない非係合位置に切り替る才一プンリンク 4 1 とを有するものにおい て、 前記インナーオープンレバー 2 9には前記ロック位置 Lにある前記ロックレ バー 3 6を前記インナ一才一プンレバ一 2 9が回転すると前記アンロック位置 U に切り替えるフックレバ一 5 0を設け、 前記ロックレバ一 3 6と前記才一プンリ ンク 4 1 とは押圧パネ 4 5を介して連結して、 前記アウターオープンレバ一 2 8 が前記作動位置 Yにあるときに前記ロックレバ一 3 6を前記ロック位置 Lから前 記アンロック位置 Uに切り替えると、 前記オープンリンク 4 1は前記係合位置に 変位しないが前記押圧パネ 4 5は圧縮され、 前記才一プンリンク 4 1は、 更に、 前記押圧パネ 4 5が圧縮された状態のときに前記ァウタ一オープンレバ一 2 8が 前記待機位置 Xに戻されると前記押圧パネ 4 5の弾力で前記係合位置に押し出さ れる構成とした車両ドアラッチ装置。

2 . 請求項 1 において、 前記オープンリンク 4 1は前記ロックレバ一 3 6が前記 ロック位置 Lであって前記アウター才一プンレバ一 2 8が前記作動位置 Yにある ときは前記ラチエツ卜ピン 2 4と係合可能に対峙して前記オープンリンク 4 1の 前記係合位置への変位を規制できる第 2当接部 4 9を有する車両ドアラッチ装置