WO2002034540A1

WO2002034540A1 - Cassette pour bande

Info

Publication number: WO2002034540A1
Application number: PCT/JP2001/009061
Authority: WO
Inventors: Yoshihito Nonomura
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 2000-10-19
Filing date: 2001-10-16
Publication date: 2002-05-02
Anticipated expiration: 2003-04-19
Also published as: AU2001294263A1; JP4003068B2; JPWO2002034540A1

Description

明細書テープ力セッ卜

技術分野

本発明は、文字付テープを作成するテープ印字装置に使用され、テープスプールの周囲に印字テープを巻回してなるテープュニットがカセットケース本体に対して交換可能なテープカセットの構成に関し、より詳しくは、カセットケース本体の上面開放部を覆うための着脱 ¾j能なカセット蓋が不用意に外れないようにする構成に関するものである。背景技術

従来より、テープ印字装置により作成される文字付テープの使用目的等を勘案した場合、複数種類のテープ幅を有する印字テープが必要であることや、印字テープが使い切られた場合のカセットケースの再使¾を望む省資源の観点から、本出願人が先に提案した、特開平 7— 2 5 1 2 3号公報では、テープが使い切られた場合に新たな印字テープを予めセットしたテープュニットをカセットケース本体に詰め替え可能に構成すると共に、複数種類のテープ幅を有する各印字テープに対応して複数種類のテープュニッ卜を 1種類の力セッ卜ケース本体内に収納でき、' その場合に各テープュニットにテープ幅判別部材を備えることが開示されている。。 '

そして、その場合、カセットケース本体の上面開放部に対してカセット蓋を着脱自在に装着できるように構成し、その係止手段として、カセットケース本体における外周壁のうち後部壁に複数の係止孔を穿設する一方、それと平行な前部壁には一対の突起部の間係止溝を形成する。カセット蓋の後縁には、前記係止孔に係脱する下向き係止爪を設け、カセット蓋の前縁には、下向きの屈曲部と、該屈曲部の上端に連設された摘み部とからなる弾性係止部材を設け、この弾性係止部材の付け根部が前記係止溝に係脱する構成が開示されていた。発明の開示

しかしながら、前記公知技術では、テープユニットの交換に際して、テープ印字装置の収納部からテープカセットを取り出すとき、当該テープカセッ卜の外周を指で摘み上げるという動作を行うから、必然的に上側のカセット蓋の外周縁を指で摘むことになる。このとき、前記弾性係止部材がカセット蓋の外周縁の一方に配置されているので、これを不用意に摘むことになり、カセット蓋がカセットケース本体から外れてしまうが、カセットケ一ス本体は、テープ印字装置の収納部に取り残された状態となり、テープカセットの取り扱いが不便となるという問題があった。 '

また、テープカセットを持ち運ぶときにも、前記弾性係止部材の箇所にュ —ザ一が不用意に触れ易いから、カセット蓋が開いてしまい、中のテープュニットが脱落してしまうという問題もあった。 '

本発明は前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、カセットケース本体に対して着脱自在可能なカセット蓋の弾性係止部をユーザ一が不用意に触れない箇所に配置したテープ力セッ.トを提供することを目的とする。 .

前記目的を達成するために本発明のテープカセットは、印字テープが卷回されてなる交換可能なテ一プユニットを、カセットケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自可能に収納するように構成し、前記カセットケース体に対して係脱するフック体をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテープカセットにおいて、前記カセットケース体には、その外周壁より内径部にテープ印字装置側の部品が嵌まる凹状空間を形成し、該凹状空間に対峙する中間壁に、前記フック体を係止するための係止部を備えたものである。図面の簡単な説明

第 1図は、テープカセット収納部のカバ一体を閉じて示すテープ印字装置の平面図である。

第 2図は、テープカセットの分解斜視図である。

第 3図は、カセット蓋を外した状態のテープカセットの斜視図である。第 4 A図はカセット蓋の平面図、第 4 B図はカセットケース本体の平面図である。 . ' .

第 5 A図はテープユニットの平面図、第 5 B図はテープユニットの下面図である。

第 6図は、下スプールを外した状態のテープュニットの側面図である。第 7図は、テープユニットにおける回転支持部とテープの巻回部と下スプ一ルの各断面図である。

第 8 は、テ.ープユニットにカセット蓋を被せた状態の第 2図の VI I I - VI I I線矢視拡大断面図である。

第 9 A図は弾性係止フック体の下方から見た拡大斜視図、第 9 B図は第 2 係止孔としての係止長孔と弾性係止フック体との拡大斜視図である。

第 1 0図は、別の実施例において、テープカセットをテープ印字装置に装着した状態を示す図である。発明を実施するための最良の形態.

次に、本発明を具体化した実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。第 1図はカセット収納部 8の収納カバー 6を閉じた状態のテープ印字装置 1の平面図、第 2図はテープ力'セットの分解斜視図、第 3図はテープュニットをセットした状態のカセットケース本体の斜視図である。第 1図において、テープ印字装置 1の本体 1 aの上面には、文字等のキヤラク夕を複数行に渡って入力し、文書デ一夕（コードデータ）からなるテキストを作成するための文字入力キー、テキストの印字を指令する印字キ一、液晶ディスプレイ 3上でカーソルを上下、左右に移動させるカーソルキー、及び、改行指令や各種処理の実行、選択を指令する制御キー等が設けられたキーポ一ド部 2と、キーポード部 2にて入力された文字等を表示する液晶デイスプレイ. 3及び後述するテープカセット 5を収納するカセット収納部 8が配設され、このカセット収納部 8を覆うための収納カバー 6が本体 1 aの後端に開閉可能に枢支されている。なお、第 1図に示すように、カセット収納部 8の左側には、印字済みのテープが本体 1 aの排出口 1 bから排出される箇所で切断するためのテープ力ッター 7が配置され、その押し操作ポタン 7 aが本体 1 aの左側面の後寄り部位に配置されている。

また、カセット収鈉部 8には、本体 1 a内に配置のデープ送りモ一夕から適宜の駆動機構（共に図示せず）を介して回転駆動されるテープ送りローラ軸 9とリポン巻取軸 1 0とが立設されている。但し、このリポン卷取軸 1 0 は、インクリボンを内蔵し、インクリポンを介してフィルムテープ上に文字等の印字を行なう際に使用される従来のテープカセットにおいてインクリポンを巻取るためのものであるが、本実施形態に係るテープカセット 5では、インクリポン及びその卷取りスプールが内臓されておらず、インクリポンを使用することなく文字等の印字が可能な感熱発色性の印字テープ Tを使用することから、リボン巻取軸 1 0は印字テープ Tの送り動作には関与しない。 , インクリポン巻取軸 1 0の斜め前方（キーボード部 2側）に位置する前記テープ送りローラ軸 9は、テープカセット 5におけるテープ送り.ローラ 1 1 に嵌合するように立設されている。更に、カセット収納部 8の前方には、印字テープ T上に文字等の印字を行なうサ一マルへッド 1 2が固設されている。また、前記印字テープ Tを前記サーマルへッド 1 2及びテープ送りローラ 1 1に押しつけるためのプラテンローラ 1 3 a及びテープ送り補助口一ラ 1 3 bがローラホルダ（図示せず）に装着され、該ロ一ラホルダは、テープカセット 5に対して接離可能に配置されている。

カセット収納部 8の後部（第 1図の右寄り後方）には、図示しないが 7個のマイクロスィッチを有して、テープの種類やテープ幅を検出するためのテ —プ種類検出部（図示せず）が設けられており、このテープ種類検出部は後述のテープカセット 5に設けられているテープ被検出部 5 0 a、 5 O b及びテープュニット 2 0におけるテープ特定部 3 0と協働してテープカセット 5 内に収納されている印字テープ Tのテープ幅やテープの種類（テープの色や透明半透明、発色可能な文字等の色、テープ材質等の別）を検出するものである。

なお、前記各マイクロスイッチに対して後述の遮蔽部 5 1が当接（押圧）したかどうかを検出して、そのオン ·オフ信号の組み合せにより印字テープ Tのテープ幅等のテープ種類を検出するものである。尚、前記テープ種類検出部は、マイクロスイッチに代えて、フォトセンサ等の光学的センサや磁気センサ等を用いても良い。 '

なお、このように構成されるテープ印字装置 1の制御は、 C P U、 R〇M、 C G R〇M、及び、 R AM、バス等からなるマイクロコンピュータ等の電子式制御装置により実行される。 R〇 Mは各種のプログラムを記憶させておくものであり、印字制御プログラム等のテープ印字装置 1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。そして、 C P Uはかかる R OMに記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、 R OMには、多数の文字等のキャラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デ一夕（アウトラインデータ）が各書体（ゴシック系書体、明朝体^書体等）毎に分類きれてコードデータに対応して記憶されてる。このアウトラインデータに基づいてドットパターンデータがィメ：展開される。

また、 C G R OMにはキーボード部 2から入力される各キャラクタに対応するドットパ夕一ンデ一夕が記憶されており、ドットパターンデータが C G R OMから読み出され、そのドットパ夕一ンデ一夕に基づいて液晶ディスプレイ 7 ドットパターンが表示される。更に、 R AMは C P Uにより演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、 R AMにはテキストメモリ、イメージバッファ、印字バッファ等の各種のメモリが設けられている。

キ一ボード部 2及び印字テープ Tの幅を検出するための前記テープ種類検出部が入出力インターフェイスを介して、また、液晶ディスプレイ 3、ディスプレイコントローラが入出力インターフェイスを介してそれぞれ前記制御装置に接続されており、キーポ一ド部 2の文字入力キ一を介して文字等が入力された場合、その文書データがテキストメモリに順次記憶されていくとともに、ドット /\°夕一ン発生制御プロダラム及び表示制御プログラムに基づいて、前記入力された文字等に対応するドットパターンが液晶ディスプレイ 3 上に表示される。また、サーマルヘッド 1 2は図示しない駆動回路を介して駆動され、イメージバッファから印字バッファに転送されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期してテープ送りモータは駆動回路を介して印字テープ Tの送り制御を行なうものである。 ' 次に、第 2図〜図 9に基づいて、前記のように構成されるテープ印字装置 1のカセット収納部 8に収納されるテープカセット 5の構成について説明する。第 2図はテープカセ.ット 5の分解斜視図、第 3図はカセット蓋 3 3を外した状態でテープュニット 2 0を収納したテープカセット 5の斜視図である。テープカセット 5は、基本的に、カセットケース本体 3 2と、これに対して着脱可能とされたカセット蓋 3 3と、カセットケース本体 3 2のうちカセット蓋 3 3にて覆われなかうたテープ引き出し部 3 6及びテープ送りローラ 1 1等が配置されたテープ送り部等の上方を覆う補助カバー体 3 1とから構成されている。これらは各々合成樹脂製の射出成形品である。第 2図及び第 4 B図では、後述の係止長孔 3 9等カセットケース本体 3 2の前部の形状を明示するため、テープ送り口一ラ 1 1及び補助カバー体 3 1を外して図示している。 .

カセットケース本体 3 2は、上側が開放された略矩形状のケースからなり、かかるカセットケース本体 3 2の後壁 3 2 aの両側位置には、第 1係止孔としての一対の係止孔 3 4、 S 4が穿設されている。これらの各係止孔 3 4には、後述するカセット蓋 3 3の後縁から下向きに突設した各係止爪 3 5が係止される。

また、カセットケース本体 3 2における前壁 3 2 bの右側位置から左方に向かって、テ一プ引き出し部 3 6がー体的に設けられており、該テープ引き出し部 3 6の後方にはサ一マルへッド案内部 3 7がー体的に^けられている。サーマルヘッド案内部 3 7は平面視「コ」字状に形成されており、「コ」字状の凹状空間 3 8にはサーマルヘッド 1 2が配設される。凹状空間 3 8の後ろ側である中間壁 2 9には、第 2係止孔としての係止長孔 3 9が形成される（第 2図、第 3図及び第 9 B図参照)。拡大斜視図である第 9 B図から理解できるように、幅寸法 W 1で深さ H Iの正面視略矩形状であって、上開放された係止長孔 3 9の上端には、カセットケース本体方向に略水平に延びる左右一対の係止片 3' 9 a， 3 9 aがー体的に設けられている。この係止長孔 3 9には後述するカセット蓋 3 3に形成された弾性係止フック体 4 0 (第 2図、第 4 A図、第 9 A図及び第 9 B図参照）が係止される。更に、サーマルへッド案内部 3 7とカセットケース本体 3 2の左側壁との間には、テープ印字装置 1 におけるカセット収納部 8の底壁から立設された前記テ一プ送り口一ラ軸 9 に係合可能なテープ送り口一ラ 1 1が配置されている（第 1図、第 4 B図参照）。カセットケース本体 3 2において、その左後方位置にはテープュニット 2 0を収納するためのテープユニット収納部 4 1 (第 2図、第 4 B図参照）が設けられており、テープユニット 2 0の巻回部 T 0は、かかるテープュニット収納部 4 1内にて回転可能に収納される。

. テープュニット 2 0に巻回されている印字テープ Tを前記サーマルへッド案内部 3 7まで円滑に案内すべく、カセットケース本体 3 2の底壁からは平面視円弧状のテープガイド壁 4 2、 4 3が突設されている（第 2図、第 4 B 図参照）。また、その両テープガイド壁.4 2、 4 3を挟んで形成された一対の角孔 4 4、 4 5には、図示しないが、力セッド収納部 8内に立設されている発光器と受光器とからなるフォトセンサが嵌まり、前記テープガイド壁 4 2、 4 3の直前を通過する印字テープ Tの有無を検知するようにしている。

また、カセットケース本体 3 2及びカセット蓋 3 3の右後部には、後述するテープュニット 2 0におけるテ一プ特定部 3 0における遮蔽部 5 1が嵌まつてセットされるテープ被検出部 5 0 a、 5 O bが設けられている。このテ —プ被検出部 5 0 a、 5 0 bの実施形態は、 7つの丸孔からなり、丸棒状等の突出状の遮蔽部 5 1が選択的に嵌まるものである。また、カセットケース本体 3 2側のテープ被検出部 5 0 aには、テープュニット 2 0のセット位置を決定するための丸棒状等のセット突起 5 2が上向きに突設されている（第 2図、第 4 B図参照）。

第 2図、第 3図、第 5 A図及び第 5 B図等に示すように、テープユニット 2 0は、巻管 5 3に巻回された印字テープ Tと、該印字テープ Tの上側を支持する支持体 2 1と、前記巻管 5 3の下側から嵌め入れて印字テープ Tの巻回部 T Oを抜け不能にする下スプール 2 2とから構成されている。合成樹脂製の支持体 2 1には、印字テープ Tの巻回部 T 0のうち上側側面と対峙して支持する板状の回転支持部 2 1 aが、前記巻回部 T 0の最大半径より大きい半径の樹脂フィルム製のセパレー夕 5 4より若干大きく延設されている。そして、回転支持部 2 1 aの先端部には、印字テープ Tの幅方向の下縁に向かつて屈曲した連設部 5 5と、該連設部.5 5に続いて前記テープ特定部 3 0とがー体的に成形されている。 . 前記連設部 5 5では、巻回部 T Oから巻き解いた印字テ一プ Tの幅方向の下縁を、前記一対のテープガイド壁 4 2、 4 3に向かって案内するための断面略 U字状の案内溝 5 5 aが形成されている（第 2図、第 3囪参照）。

ところで、カセットケース本体 3 2のテープュニット収納部 4 1の底面には、放射状に 7つのリブ 4 1 aが突出形成されており'、テープュニット 2 0 がテープュニット収納部 4 1に収納される際、印字テープ Tの巻回部 T 0が前記リブ 4 1 a上に載置される。そして、巻回部 T Oから引き出された印字テープ Tが、その幅方向に上下動することなく走行するために、前記案内溝 5 5 aの底面と前記リブ 4 1 aの上面とがほぼ同じ高さとなるように、前記案内溝 5 5 aの底面を形成する部分が薄型化されている。そこで、この案内溝 5 5 aの底面を形成する部分を補強するために、案内溝 5 5. aの裏側には、下方に向かって突出する突出部 5 5 bが形成され、案内溝 5 5 aの底面を形成する部分の厚みを増している。

そして、テープュニット 2 0がテープュニット収納部 4 1に収納された際に、前記突出部 5 5 bと対向する位置には、該突出部 5 5 bが嵌,挿される逃げ孔 4 6が穿かれている。尚、前記突出部 5 5 bが逃げ孔 4 6に嵌挿された状態で、テープュニット収納部 4 1のリブ 4 1 a上面と案内溝 5 5 aの底面とがほぼ同じ高さとなり、巻回部 T Oから引き出された印字テープ丁が，その幅方向に上下動することなく案内溝 5 5 aに向かって走行する。また、力セットケース本体 3 2.の下面と突出部 5 5 bの下面とは同一面を形成し、突出部 5 5 bがカセットケース本体 3 2の下面から突出することはない。

前記回転支持部 2 1 aの下面側には、前記巻管 5 3の内周に嵌まる凸座部 5 6を下向き突設し、該凸座部 5 6の外周には、後述する下スプール 2 2における係止爪 2 4 aが係止する係止孔 5 7が複数（実施形態では 4つ）形成されている（第 7図、第 8図及び図 9参照）。他方、第 7図、第 8図及び図 1 0に示すように、前記下スプール 2 2における鰐部 2 3から上向きに突出する筒部 2 4の内壁面には複数個（実施形態では 4つ）の係止爪 2 4 aを内向きに突設し、筒部 2 4を巻回部 T Oの卷管 5.3内に挿入して、各係止爪 2 4 aを前記各係止孔 5 7に係止することにより、両者が離脱不能な状態となつて、印字テープ Tの巻回部 T 0は筒部 2 4に対して回転可能で且つ離脱不能に支持されることになる。なお、筒部 2 4上端には上向きに開放溝 2 5を複数穿設することにより、前記係止爪 2 4 aが前記各係止孔 5 7に係止するとき、筒部 2 4の上端が弹性的に窄まるようになる。

また、前記テープュニット 2 0の支持体 2 1のうち、前記板状の回転支持部 2 1 aには、前記印字テープ Tの卷回部 T Oの巻回半径方向に延^ る観察窓 5 9を備える。実施形態では、巻管 5 3に巻き付いた印字テープ Tのェンドまで視認できるように、観察窓 5 9の一端（半径内寄り端）は前記凸座部 5 6の外周縁に近い部分まで延長し、また、巻回部 T Oの巻回半径が最大のとき（未使用状態のとき）も観察できるにょうに連設部 5 5方向に延びている。

そして、カセット蓋 3 3の上板部 3 3 aには、前記板状の回転支持部 2 1 aが移動不能に嵌まる支持部 6 0を設け、該支持部 6 0から前記観察窓 5 9 の全体が見えるように構成するものであり、実施形態では、'回転支持部 2 1 aを非円形状に形成し、この回転支持部' 2 1 aの一部もしくは全部がきつちりと嵌まる孔状の支持部 6 0を穿設するものである。支持部 6 0の他の実施形態としては、回転支持部 2. 1 aの一部のみ上向き突設し、この突出部が嵌まるように、カセット蓋 3 3の上板部 3 3 aより上側に凹んだ支持部 6 0を形成レ、その支持部 6 0を透明材料にて 2色成形しても良い。さらには、回転支持部 2 1 aに係合孔（図示せず）を穿設し、前記上板部 3 3 aの下面に、前記係合孔に係合する係合突起を設けると共に前記観察窓 5 9と同じ位置に同じ形状の透かし孔（図示せず）を設けて良い。いずれの場合にも、カセット蓋 3 3の外側から、前記観察窓 5 9の全体が見えるようにすることが肝要である。

5 カセット蓋 3 3の上板部 3 3 aの後緣は、カセットケース本体 3 2の後壁

3 2 aに沿う第 1周縁であり、この後縁には、前記第 1係止孔としての一対' の係止孔 3 4、 3 4に対して係脱する一対の係止爪 3 5、 3 5が下向きに突設されている。また、第 9 A図及び第 9 B図に示す詳細図から理解できるように、上板部 3 3 aの前縁は、前記テープ引き出し部 3 6の内側に隣接する0 前記凹状空間 3 8に対峙する中間壁 2 9に沿う第 2外周縁であり、この前縁に設ける弹性係止フック体 4 0は、下向き屈曲板部 4 0 aと、その下端から上向きに屈曲した弾性片 4 0 と、該弾性片 4 0 bの上端から前向きに突設した摘み片 4 0 cとからなり、弾性片 4 0 bの上端部の左右両縁には、前記一対の係止片 3 9 a、 3 9 aに係脱する略矩形状の係止溝 4 0 d、 4 0 01カ5 凹み形'成されている。そして、前記弾性片 4 0 bの幅寸法 W 2を前言己係止長孔 3 9の幅寸法 W 1より若干大きく設定する一方、前記一の係止溝 4 0 d、

4 0 dの間の寸法は前記係止長孔 3 9の幅寸法 W 1'より若干小さく設定し、

' 前記弾性片 4 0 bの上端側が下向き屈曲板部 4 0 aが離れた状態のとき、該一対の係止溝 4 0 d、 4 0 dにて、前記係止長孔 3 9の一対の係止片 3 .9 a， 0 3 9 aに係合できるものであり、摘み片 4 0 cを摘んで弾性片 4 0 bの上端側を下向き屈曲板部 4 0 aに近づけると、係止片 3 9 aから係止溝 4 O .dが外れて係止解除できるように構成されている。 . ' 上記の構成において、力ットケース本体 3 2に対してカセット蓋 3 3を閉蓋した場合、弹性係止フック体 4 0は：カセットケース本体 3 2の外周壁 5 には位置せず、サーマルへッド 1 2を配置する凹状空間 3 8内に位置し、テ • —プ引き出し部 3 7にて囲われているので、テープカセット 5をユーザーが指で掴んだ場合に、不用意に前記中間壁や弾性係止フック体 4 0の摘み片 4 0 c等に触れることがないから、カセット蓋 3 3が不用意に外れることがなく、中身のテープユニット 2 0が脱落しない。

また、テープカセット 5をテープ収納部 8に収納した状態では、前記凹状空間 3 8内にサ一マルへッド 1 2が位置するので、前記弾性係止フック体 4 0の摘み片 4 0 cに直接触れることができなくなるから、カセット蓋 3 3が外れ、テープュニット 2 0が外れ可能になるというおそれも無くなる。

そして、テープカセット 5をテ一プ収納部 8に収納すると、テープュニット 2 0における支持体 2 1におけるテープ特定部 3 0の下面に垂設された棒状の遮蔽部 5 1は、テ一プ種類検出部の各マイクロスィツチを選択的に押圧する。即ち、 .前記複数の遮蔽部 5 1の数と位置との組み合わせを検知する各マイクロスイッチから出力されるオン ·オフ信号に基づいて、前記テープュニット 2 0に装着されている印字テープ Tのテ一プ幅ゃテープの種類等を検出できるものである。

なお、前記テープ特定部 3 0の上面にも同じ位置と数の遮蔽部 5 1を突設し、この遮 K部 5 1をカセット蓋 3 3におけるテープ被検出部 5 0 bに嵌め合わせることにより、テープユニット 2 0における支持体 2 1が傾いたり、位置ずれすることを回避できる。なお、遮蔽部 5 1が存在しない組み合わせも考えられるため、前記テ一プ特定部 3 0に位置決め孔 6. 1を穿設しておき、テープュニット収納部 4 1へのテ一プュニット 2 0のセット時に、この位置決め孔.6 1を、カセットケース本体 3 2側のテープ被検出部 5 0 aにおける上向きに突設したセット突起 5 2に係合させることでテープュニット 2 0をガタツキなく正規の位置にセットできる。（第 2図、第 4 B図参照)。

前記のように構成されたテープカセット 5をテープ印字装置 1のカゼット収納部 8に収納した場合、カセット収納部 8に固設されたサ一マルへッド 1 2がサーマルへッド案内部 3 7の凹状案内部 3 8内に配置される。ここに、サ一マルへッド 1 2はテープカセット 5の内方に配設されることとなり、サ一マルへッド 1 2に設けられた複数個の各発熱素子は、前記のように印字テープ Tが下スプール 2 2の周囲に感熱発色層を内側に向けて巻回されていることから、印字テープ Tの感熱発色層に対向接触されるものである。

そして、テープ印字装置 1の作動時において、プラテン口一ラ 1 3 aはサ一マルへッド 1 2に当接されるとともに、テープ送り補助口一ラ 1 3 bはテープ送りローラ 1 1と当接される。これにより、カセットケース本体 3 2のテープュニット収納部 4 1に収.納されたテープュニット 2 0から引き出された印字テープ Tは、テープ送りローラ 1 1どテープ送り補助ローラ 1 3 bとの協働により、各テープガイド壁 4 2、 4 3を介してテープ引き出し部 3 6 にスムースに案内され T引き出されるとともに、サ一マルヘッド案内部 3 7 の凹状案内部 3 8においてサーマルへッド 1 2とプラテンローラ 1 3 aとの協働により、印字テープ Tの感熱発色層上に文字等の印字が行なわれるものである。この後、文字等の印字された印字テープ Tは、テープ送りローラ 1 1とテープ送り補助ローラ 1 3 bとの協働により、テ一プ排出部 l bからテ —プ印字装置 1の外部に排出される。

前記のように印字テープ τω感熱発色層上に文字等が印字されて文字付テ

—プが作成されることにより、巻管 5 3に巻回された印字テープ Τの残量が少なくなつたか、無くなつたかは、前記カセット蓋 3 3の上側から観察窓 5 9の箇所で巻回部 T Oの半径を観察するだけで ffi単に視認できる。字テープ Tが無くなつた場合、未使用の新たな印字テープ Tを卷回してなるテープユニット 2 0に交換される。

この場合、先ず、テープカセット 5をカセット収納部 8から取り出す。次いで、カセット蓋 3 3における弾性係止フック体 4 0の摘み片 4, 0 cをカセットケース本体 3 2の内径方向に押して、カセットケース本体 3 2における係止長孔 3 9との係合を外し、カセットケース本体 3 2の後壁面 3 2 a側の係止孔 3 4の箇所を中心にしてカセット蓋 3 3を上向き回動させて係止爪 3 5を外し、カセット蓋 3 3をカセットケース本体 3 2から取り外す。この後、印字テープ Tが使い切られた支持体 2 1を下スプール 2 2と共にテープュニッ卜収納部 4 1から取り出し、未使用の印字テープ Tを巻回してなる新たな交換用テープュニット 2 0をテープュニット収納部 4 1に収納する。

' そして、カセットケース本体 3 2の上面はカセット蓋 3 3が取り外されていることから開放されているので、使用者は印字テープ Tの幅方向における上端を掴んで、巻回部 Τ (から印字テープ Tを引き出して、テープユニット 2 0の案内溝5 5 &、テープガイド壁 4 2、 4 3を介してテープ引き出し部 3 6へと印字テープ Τを送込み、さらに、印字テープ Τの先端がテープ送り口一ラ 1 1と対向する位置まで送り込む。

' このとき、支持体 2 1と下スプール 2 2とにより、巻管 5 3及び印字テ一プ Τの卷回部 Τ 0は外れ不能で且つ回動可能に一体に取り付けられており、しかも、前記支持体 2 1には、テープ特定部 3 0がー体的に形成されているから、テープユニット 2 0を交換し、印字テープ Τの先端をテープ送り口一ラ 1 1と対向する位置へ送り込んだ後、テープカセット 5を元の位置（テ一プ印字装置 1のカセット収納部 8 ) に戻せば、テープ印字装置 1側で自動的にテ一プの種類等も判別可能となる。

以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るテープカセット 5では、テープユニット 2 0の交換の際に、カセットケース本体 3 2及びカセット蓋 3 3 を再利用できて、ランニングコストを低減することができる。

尚、本実施例では、カセット蓋 3 3がカセットケ一ス本体 3 2を上方から覆うように装着され、その状態、つまりカセット蓋 3 3がテープユニット 2 0よりも上方に位置する状態ででテープ印字装置 1に装着される場合について説明したが、第 1 0図に示されるように、テープュニッ卜 2 0をテープュニット 4 1に収納し、カセット蓋 3 3を上方から覆うように装着した後、テープ印字装置 1への装着時に上下を逆に装着する構成にしても良い。この場合は弾性係止フック体 4 0が下方に位置することになるので、カセットケース本体 3 2がテープ印字装置 1に装着された状態でユーザーが摘み片 4 0 c を.操作してカセット蓋 3 3を開蓋してテープュニット 2 0を交換することが •5 不可能になり、カセットケ一ス本体 3 2がテープ印字装置 1に装着された状態でテープュニット 2 0を交換することによるテープュニット 2 0の不完全な装着状態で発生していた印字テープ Tの蛇行やからみを確実に防止することができる。

また、本実施例では、弾性係止フック体 4 0の摘み片 4 0 cを、カセット0 ケース本体 3. 2に対してカセット蓋 3 3を閉蓋した状態でカセット蓋 3 3とぼ同一平面となるように構成したが、弾性片 4 0 bを下方に延設し、同様にカセットケース本体 3 2の係止長孔 3 9及び係止片 3 9 a、 3 9 a'も下方に形成することにより、カセット蓋 3 3を閉蓋した状態で、摘み片 4 0 cが - カセット蓋 3 3と離れた下方に位置するように構成しても良い。この場合も、5 ユーザ一が摘み片 4 0 cを操作してカセット蓋 3 3を開蓋してテープュニット 2 0を交換することが不可能になり、上記テープュニット 2 0の不完全な装着状態で発生していた印字テープ Tの蛇行やからみを確実に防止することができる。

さらに、実施形態における印字テープ Tは、ベーステープの一面に感熱発0 色層を形成し、他面にほ粘着剤層を介して剥離紙を貼付してなる構成を有する。 .また、印字テープ Tは、その感熱発色層 ¾内側にして巻管 5 3に巻回されている。これにより、感熱発色層の変色等が防止され得る。そして、前記粘着剤が巻回部 T 0テープ幅方向の両端面から滲み出して支持体 2 1における回転支持部 2 1 aの下面や下スプール 2 2における鍔部 2 3の上面に貼着5 して印字テープ Tの引き出しに際して円滑な回転ができなくなるのを、前記

P E T (ポリエチレンテレフ夕レート樹脂フイルム）等のセパレー夕 5 4の配置にて防止できる。尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、 . 本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿 Ϊ5ΠΗ C、める。

例えば、本実施形態では、カセット盖 3 3を設けているが、カセット蓋 3 3は必ずしも必要でなく、カセットケース本体 3 2とテープユニット 2 0のみの構成であっても良く、また、テープユニット 2 0の回転支持部 2 1 aとカセット蓋 3 3力一体となる構成であっても良い。

また、本実施形態では、カセット蓋 3 3がカセットケース本体 3 2から分離する構成としたが、カセット蓋 3 3を周知のヒンジ機構を用いてカセットケース本体 3 2に連結し、カセットケース本体 3 2に対して開閉するが、力セットケース本体 3 2からは分離しない構成としても良い。産業上の利用可能性

以上説明した通り、本発明のテープカセットは、印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、カセットケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自可能に収納するように構成し、前記カセットケ一ス体に対して係脱するフック体をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテープカセットにおいて、前記カセットケース体には、その外周壁より内径部にテープ印字装置側の部品が嵌まる凹状空間を形成し、該凹状空間に対峙する中間壁に、前記フック体を係止するための係止部を備えたものである。従って、テープカセットを単独で持ち運びするときにカセットケース本体を 'ユーザ一が掴んだ場合にも前記凹状空間や中間壁に指が触れることが少ないので、その中間壁に位置するフック体に指が触れず、カセット蓋が不用意に外れることがないという効果を奏する。カセット蓋を外す場合には、前記凹状空間に指を入れてフック体を外せば良い。そして、テープ印字装置に装着した状態では、前記凹状空間にテープ印字装置側の部品が嵌まった状態となるから、その部品が邪魔して、フック体に触れることができず、やはりカセ、、'卜を外すことができなくなり、テープユニットの交換ができず、ユーザ

-による誤使用が無くなるという効果を奏する'

Claims

請求の範囲

1 . 印字テープが巻回されたテープュニットを交換可能に収納するテ一プ収納部を有する、テープ印字装置に使用されるテープカセットは、

外周壁と、前記外周壁に対し内側に形成された内周壁と、前記内周壁に形成された係止部とを有するカセットケース本体と、

前記係止部に係合する係合部を有し、前記カセットケース本体を覆うカセット蓋とを備える。

2 . · 前記内周壁は、前記外周壁に対し前記テープ収納部側に形成されたこと 'を特徴とする請求項 1に記載のテープカセット。

3 . 前記力セッ卜ケース本体は、前記外周壁と前記内周壁との間に空間部を有し、前記係止部は前記空間部を介して前記外周壁と対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項 1に記載のテープカセット。

4 . 前記カセットケ一ス本体は前記カセット蓋と対向する位置にケース底を有し、前記ケース底は、前記テープ印字装置にテープカセットが装着された状態で前記テープ印字装置に設けられたープカセット載置面に載置される " ことを特徴とする請求項 1に記載のテープカセット。

5 . 前記カセットケース本体は前記カセット蓋と対向する位置にケース底を有し、前記カセット蓋の係合部は、前言己テープ印字装置にテープカセットが装着された状態で前記テープ印字装置に設けられたテープカセット載置面側に位置することを特徴とする請求項 1に E載のテープカセット。

6 . 前記カセット蓋は、前記テープカセットが前記テープ印字装置へ装着された状態で、前記テープカセット載置面に載置されることを特徴とする請求項 5に記載のテープカセット。

7 . 前記カセット蓋の前記係合部は弾性係止フック体からなり、前記カセットケース本体の係止部と係合することにより前記カセット蓋が前記カセット本体を覆う位置に位置決めされることを特徴とする請求項 1に記載のテープカセッ卜。 ·

8 . 前記係合部は摘み片を有する弾性係止フック体からなり、前記テープ力セットが前記テープ印字装置に装着された状態で、前記摘み片が前記テープカセット載置面側に位置することを特徴とする請求項 5に記載のテープカセッ卜。 .

9 . 前記カセット蓋は、'前記カセットケース本体に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項 1記載のテープカセット。

1 0 . 印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、カセットケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自在可能に収納するように構成

,し、前記カセットケース本体に対して係脱する係脱部材をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテ一プカセットにおいて、

前記カセットケース本体は、第 1周壁と、前記第 1周壁よりテープュニット収納部側にテープ印字装置側の部品が嵌まる空間部を形成し、前記空間部に対峙する第 2周壁に、前記係脱部材を係止するための係止部を備えたことを特徴とするテープカセット。

1 1 . 前記係脱部材はフック体からなることを特徴とする請求項 1 0に記載のテープカセッ卜。

.

1 2 . 前記空間部は凹状空間からなり、前記カセットケース本伴には、前記テープユニットの収納部を挟ん、一方の第 1周壁に第 1係止孔を設け、他方の第.1周壁には、印字部が配置される前記凹状空間を囲むようにしてテープ引き出し部を前記一方の第 1周壁と略平行状に形成し、。前記凹状空間と対 ,峙する第 2·周壁に第 2係止孔を形成し、前記カセット蓋には、前記第 1係止孔に係止する係止部と、前記第 2係止孔に係止する弾性係止フック体とを設けたことを特徴とする請求項 1 1に記載のテープカセット。

1 3 . 前記カセット蓋の平面視形状は、前記一方の第 1周壁に沿う第 1周縁と、前記テープ引き出し部に隣接する前記凹状空間に対峙する前記第 2周壁に沿う第 2周縁とを有し、該第 2周縁に、前記弾性係止フック #：が設けられていることを特徴とする請求項 1 2に記載のテープカセット。

1 4 . 印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、カセット 5 ケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自可能に収納するように構成し、前記カセットケース本体に対して係脱するフック体をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテ一プカセトにおいて、

前記カセットケース本体には、その外周壁より内径部にテープ印字装置側 . の部品が嵌まる凹状空間を形成し、該凹状空間に対峙する中間壁に、前記フ 10 ック体を係止するための係止部を備えたことを特徴とするテープカセット。

1 5 . 前記カセットケ一ス本体には、前記テープユニットの収納部を挟んで、一方の外周壁面に第 1係止孔を設け、他方の外周壁面側には、印字部が配置

' される凹状空間を囲むようにしてテープ引き出し部を前記一方の外周壁面と略平行状に形成し、前記凹状空間と対峙する中間壁に、第 2係止孔を形成し、 15 前記カセット蓋には、前記第 1係止孔に係止する係止部と、前記第 2係止 - 孔に係止する弾性係止フック体とを設けたことを特徴とする請求項 1 4に記載のテープカセット。 .

1 6 . 前記カセット蓋の平面視形状は、前記一方の外周壁面に沿う第 1周縁 .と、前記テープ引き出し部に隣接する前記凹状空間に対峙する中間壁に沿う

20 第 2外周縁とを有し、該第 2外周縁に、前記弾'生係止フック体が設けられていることを特徴とする請求項 1 5に記載のテープカセット。