WO2000019323A1 - Network system - Google Patents

Description

明 細 書

ネ ッ ト ワ ー ク シス テ ム

技術分野

本発明は、 イ ンタ ーネ ッ ト 等のネ ッ ト ワーク システムに関 し、 特に、 ネ ッ ト ワーク に接続する際のユーザ認証に関する。

背景技術

近年、 パー ソ ナルコ ン ピュータ等の普及、 及びイ ンターネ ッ ト 等のネ ッ ト ワーク 環境の整備拡充に よ り 、 イ ンターネ ッ ト を用いた電子メ ール、 情報提供サー ビス 、 ネ ッ ト ワーク シ ョ ッ ビング等が広 く 行われる よ う になつ てき た。

こ こ で、 電子 メ ール、 情報閲覧、 ネ ッ ト ワ ー ク シ ョ ッ ピ ン グを行 う 際、 ユーザはユーザ端末をイ ン タ ーネ ッ ト に接続す る必要があ る が、 ユーザがユーザ端末をイ ン タ ーネ ッ ト に直 接接続する こ と は困難であ り 、 通常は、 イ ンターネ ッ トサー ビス プ ロ ノくイ ダの ア ク セ ス ポイ ン ト を介 してイ ン タ 一ネ ッ ト に接続 してレ、る。

こ の様子を図 1 を参照 して説明する。 イ ンターネ ッ ト 2 に は各イ ンターネ ッ ト サー ビスプロ ノくイ ダ （ I S P ) 6 A、 6 B 、 … の 固有の ア ク セ ス ポイ ン ト （ A P ) 4 A ！ , 4 A ₂ 、 · · · ； 4 B I , …が接続されている。 イ ン タ ーネ ッ ト の接続料 金は遠近に関わ らず時間制を と っている こ と が多いが、 ァ ク セスポイ ン A P と ユーザ端末 と の間の接続料金は一般の電 話料金体系に沿つ ている ので、 ユーザの使用料を低減する た めに、 ア ク セ スポイ ン ト A P は各地域 （市外局番） 毎に設け られる こ と が一般的である。 イ ンターネ ッ ト サー ビスプロ ノく イ ダ I S P は認証サーバ、 メ ールサーバ、 ド メ イ ンネームサ ーバ、 ゲー ト ウ ェイ 等力、ら なる。 イ ンターネ ッ ト 2 には、 ホ ームページを提供する W W Wサーバ 1 0 も接続されている。

ア ク セ スポイ ン ト A P は 自 社と 契約 したユーザの端末 8 A 1 , 8 A 2 、 … をイ ン タ ーネ ッ ト 2 に接続する ための機能を 有する。 こ のた め 、 ユーザ端末からア ク セ ス要求がある と 、 認証サーバを用いてユーザの認証を行い、 ア ク セ ス しょ う と しているユーザが 自 社と 契約 している正規のユーザである か 否かを判定する。 これによ り 、 契約 しているユーザ端末 8 A 1 , 8 A ₂ 、 … のみが ア ク セ ス ポイ ン ト 4 A ₁ 4 A ₂、 · · · を介 してイ ンターネ ッ ト に接続されるが、 契約 していないィ ンターネ ッ ト サー ビスプロ ノくイ ダ 6 B のア ク セ スポイ ン ト 4 B ！ , …等を介 しては接続でき ない。

近年、 ポータ ブルなユーザ端末が種々 開発 されてき てお り 、 ユーザ端末がオフ ィ ス に固定的に設置されている のではな く 、 ポータ ブル端末を用いて外出先、 出張先でもイ ンターネ ッ ト に接続 したい場合がある。 自 分が契約 しているィ ンターネ ッ ト サー ビスプロ バイ ダのア ク セスポイ ン ト が近く にない場合、 遠く のア ク セ スボイ ン ト を経由する と 電話料金がかさむので、 近く にある他のイ ンターネ ッ トサー ビスプロ バイ ダのァ クセ スポイ ン ト を一時的に利用 してイ ンターネ ッ ト に接続したい 要求がある。 また、 自 分が契約 しているイ ンターネ ッ トサー ビスプロ ノくイ ダのア ク セスポイ ン ト が近く にあって も、 ァ ク セ スポイ ン ト が混んでお り 、 同様に、 他のイ ンターネ ッ トサ 一ビスプロ ノくイ ダのア ク セ ス ポィ ン ト を一時的に利用 してィ W 0 /1 P

3 ンタ ーネ ッ ト に接続 したい要求がある。 ま た、 各イ ンタ 一ネ ッ ト サー ビス プロ バイ ダのイ ンタ ーネ ッ ト接続能力は一律で はな く 、 ブロ バイ ダ毎に違いがあ り 、 ユーザが利用するイ ン タ ーネ ッ ト サー ビスプロバイ ダをその使用 目 的に応 じて適宜 選択でき る よ う にする こ と が望まれていた。 さ ら に、 イ ンタ ーネ ッ ト サー ビスプロ ノく ィ ダ側に と って も、 自 社のア ク セス ポイ ン ト が混んでいる場合は、 一時的に他のイ ンターネ ッ ト サー ビス プロ バイ ダのア ク セスポイ ン ト を利用 して も ら っ た 方が好ま しレ、 こ と も ある。

従来は、 これに対処する ためには、 各ユーザがい く つかの イ ンタ ーネ ッ トサー ビスプロ バイ ダ と 個別に契約をする必要 があ り 、 使わない時でも 、 基本料金を支払 う 必要があ り 、 ュ 一ザの経済的負担が大き かっ た。 また、 複数のイ ンターネ ッ ト サー ビスプロ ノくイ ダど契約する と レ、 う こ と は、 ユーザ I D (電子メ ールア ド レス も） Zパス ワー ドが複数設定される こ と であ り 、 経済的な問題以外にも、 イ ンターネ ッ トサー ビス プロ バイ ダ毎にユーザ端末の設定 （ダィ ャルア ップ接続の設 定） をする必要があっ た り 、 電子メ ールア ド レスが複数にな り 、 メ ールの一括管理ができ ない等の不便な点が多かった。 また、 従来の電子メ ールア ド レスは、 図 2 に示すよ う に、 ドメ イ ン名 PATE NT . C O M の前 （ @ マー ク の左側） にイ ン タ ーネ ッ ト サー ビスプ口 バイ ダの規定に従って英数字が羅列 さ れてなるユーザ名 X02AT4375が配列 されてなる も ので、 ュ 一ザが親 しみに く い、 覚えに く いユーザ名が 自 動的に付され る ものであった。 なお、 ユーザの希望に沿ったユーザ名 を登 録でき る よ う になっ ている と して も、 同一のユーザ名が既に 使用 されている場合、 ユーザはユーザ名 を作成 し直 して再び 登録申請を行 う 必要があ り 、 き わめて手間がかかる もの と な つ てレヽる。

本発明の 目 的は、 1 つのイ ンターネ ッ トサー ビスプロノくィ ダ と の契約のみで多数のィ ンターネ ッ ト サー ビスプロバイ ダ のア ク セ スポイ ン ト を選択的に利用 してネ ッ ト ワ ー ク に接続 でき るネ ッ ト ワーク シス テ ムを提供する こ と である。

本発明の他の 目 的は、 自 社と 契約 している正規のユーザの みな らず、 自 社と 所定の提携契約を している プロ バイ ダのュ 一ザか ら の接続要求でも 、 ユーザ認証を行い、 ネ ッ ト ワーク に接続でき る イ ン タ ーネ ッ ト接続装置を提供する こ と である。

本発明の別の 目 的は、 ユーザが所望するユーザ名 を含む電 子メ ールァ ド レ ス を与える こ と ができ る電子メ ールァ ド レ ス 決定システム を提供する こ と である。

発明の開示

本発明に よ るネ ッ ト ワーク システ ムはそれぞれが固有のァ ク セ スボイ ン ト を備える複数の個別サー ビスプロバイ ダと 、 複数の個別サー ビスプロ バイ ダに接続されるノ、。ラ レルサ一ビ ス プロ ノくイ ダと を具備 し、 ノ、。ラ レルサー ビス プロ ノくィ ダは認 証サーバを有するネ ッ ト ワーク シス テ ムにおいて、

複数の個別サー ビスプロ バイ ダのそれぞれは、 当該プ口 バ イ ダのア ク セ ス ポィ ン ト がノ、。 ラ レルサー ビス プロ バイ ダ と 契 約 しているユーザからの接続要求を受ける と 、 ノ、。ラ レルサ一 ビスプロバイ ダの認証サーバにュ 一ザ認証を実行させ、 認証 の結果に応 じて当該ア ク セ スボイ ン ト を介 してユーザをネ ッ ト ワーク へ接続させる こ と を特徴と する ものである。

好ま しい態様に よれば、 ノ、。 ラ レルサー ビスプロバイ ダと 契 約 しているユーザはパラ レルサー ビスプロ バイ ダの ドメ イ ン 名 を含む接続要求をア ク セ スポイ ン トへ送信 し、 ア ク セ スポ ィ ン ト は ドメ イ ン名 の有無に応 じてユーザがパラ レルサー ビ スプロバイ ダと 契約 しているユーザか否かを判定 して も よい。 ノ、 °ラ レルサ一ビスプロバイ ダは複数の個別サー ビスプロ バイ ダと 専用線を介 して接続されて も よい。 個別サー ビスプロ バ ィ ダは各ユーザの接続記録をノ ラ レルサー ビスプロ バイ ダへ 送信 して も よい。

本発明のネ ッ ト ワーク接続方法は、 ユーザは複数の個別サ 一ビスプロ バイ ダのいずれかの ア ク セ ス ポィ ン ト へ接続要求 を送 り 、 当該ア ク セ スポイ ン ト は、 ユーザが当該ア クセスポ イ ン ト を含む個別サー ビスプロ バイ ダの会員か、 あるいは当 該複数の個別サー ビスプロバイ ダと 契約 しているパラ レルサ 一ビスプロ バイ ダの会員かを判定 し、 当該ア ク セ スボイ ン ト は、 ユーザが個別サー ビスプロ バイ ダの会員である場合は、 自 身でユーザ認証処理を実行 し、 認証の結果に応 じてユーザ と ネ ッ ト ワ ー ク を接続し、 当該ア ク セ ス ポイ ン ト は、 ユーザ がパラ レルサ一ビスプロ バイ ダの会員である場合は、 ノ、。ラ レ ルサー ビスプロ バイ ダにユーザ認証処理を実行させてから、 認証の結果に応 じてユーザ と ネ ッ ト ワーク を接続する も ので める。

好ま しい態様によれば、 ノ、。ラ レルサー ビスプロバイ ダ と 契 約 しているユーザはパラ レノレサ一 ビ スプロ ノくイ ダの ドメ イ ン 名 を含む接続要求をア ク セ ス ボイ ン トへ送信 し、 ア ク セ スポ ィ ン ト は ド メ ィ ン名 の有無に応 じてユーザがノ ラ レルサー ビ スプロ バイ ダ と 契約 しているユーザか否かを判定 して も よい。 個別サー ビスプ口 バイ ダは各ユーザの接続記録をパラ レルサ 一 ビスブロ バイ ダへ送信 して も よい。

本発明に よ る電子メ ールァ ド レ ス決定シス テ ムは、 ユーザ 名 が入力 される と 、 ユーザ名 と 複数の所定のサブ ドメ イ ン名 のいずれかの組み合わせから なる電子メ ールァ ド レ ス が既登 録か否か判定する手段 と 、 既登録の場合は、 順次、 他のサブ ドメ ィ ン名 と ユーザ名 と の組み合わせから なる電子メ ールァ ド レ ス が既登録か否かを判定する手段 と を具備 し、 既登録で はないサブ ドメ イ ン名 と ユーザ名 と の組み合わせからなる電 子メ ールァ ド レ ス を設定する ものである。

本発明に よ るネ ッ ト ワーク接続装置は、 ユーザからの接続 要求がある と 、 ユーザが 自 社の正規会員であ るカ 自 社と 所 定の提携契約を している提携会員である かを判定する手段 と 、 ユーザが正規会員である場合は、 自 身でユーザ認証処理を実 行 し、 認証の結果に応 じてユーザと ネ ッ ト ヮ一ク を接続する 手段 と 、 ユーザが提携会員である場合は、 特定の認証サーバ へ接続要求を転送 し、 そ こでユーザ認証処理を実行させ、 認 証の結果に応 じてユーザ と ネ ッ ト ワーク を接続する手段 と を 具備する も のであ る。

好ま しい態様に よれば、 提携会員のユーザは所定の ドメ ィ ン名 を接続要求に含め、 判定手段は接続要求中の ドメ イ ン名 の有無に応 じてユーザが提携会員である か否かを判定 して も よい。 特定の認証サーバは複数の会社のネ ッ ト ワーク接続装 置に接続され、 共通に使用 されて も よい。

図面の簡単な説明

第 1 図は従来のイ ンターネ ッ ト システムの構成を示す図、 第 2 図は従来のイ ンターネ ッ ト メ ールのメ ールァ ド レス を 示す図、

第 3 図は本発明に係るネ ッ ト ワーク システ ムの一実施例の 構成を示す図、

第 4 図は本発明の一実施例における電子メ ールァ ド レス の 設定例を示す図、

第 5 図は本発明の一実施例におけるィ ンタ ーネ ッ ト接続時 の処理の流れを示すフ ロ ーチヤ一 ト である。

発明 を実施する ための最良の形態

以下、 図面を参照 して本発明に よ るネ ッ ト ワーク シス テ ム の実施例を説明する。

図 3 は本発明の実施例に係るィ ンタ一ネ ッ ト の構成を示す。 イ ンターネ ッ ト 1 2 には各イ ンターネ ッ ト サー ビスプロ ノく イ ダ （以下、 個別 I S P と 称する） 1 4 A 、 1 4 B 、 1 4 C 、 … の固有のア ク セ ス ポイ ン ト （ A P ) 2 0 A ！ , 2 0 A ₂ 、 … ； 2 0 B ！ , … ； 2 0 C ！ , …が接続されている。 ァ ク セ スポイ ン ト A P は 自 社と 契約 しているユーザの端末 5 0 、 5 2 、 …をイ ンターネ ッ ト 1 2 に接続する ための機能、 及び後 述するイ ンタ 一ネ ッ ト サー ビス ノ、。ラ レノレプロ ノくイ ダ （ ノ、°ラ レ ノレ I S P ) 1 6 と 契約 しているユーザの端末 5 0 、 5 2 、 · · · をイ ンターネ ッ ト 1 2 に接続する ための ロ ー ミ ング機能を有 する ₌ ノ ラ レノレ I S P 1 6 はイ ンターネ ッ トへの接続のため のア ク セス ポイ ン ト を有 しない点以外は、 通常の I S P 1 4 A、 1 4 B 、 … と 同様である。 ノ、。ラ レノレ I S P 1 6 と 通常の I S P 1 4 A、 1 4 B 、 …はイ ンターネ ッ ト で接続されてレヽ て も よいが、 セキュ リ テ ィ の点力 ら は専用線で接続されて レ、 る こ と が望ま しい。 ノ ラ レノレ I S P 1 6 は個別 I S P 1 4 A、 1 4 B 、 … と 所謂 ロ ー ミ ング契約を してレ、る。 こ の契約には、 ノ、。ラ レノレ I S P 1 6 のユーザ力 S個別 I S P 1 4 A、 1 4 B 、 …のア ク セスボイ ン ト を利用 した場合の料金をユーザに代わ つ てノ、。ラ レノレ I S P 1 6 が支払 う と い う 事項も含まれてレ、る。

個另 IJ I S P 1 4 A、 1 4 B 、 …は認証サー ノく 2 2 、 メ ール サー ノく 2 4 、 課金サーバ 2 6 、 ゲー ト ウ ェイ 2 8 、 ダイ アル ア ッ プサー ノく 3 0 を含み、 ノ ラ レル I S P 1 6 は認証サーバ 3 2 、 メ ーノレサーバ 3 4 、 課金サー ノく 3 6 、 ゲー ト ウ ェイ 3 8 、 ダイ アルア ッ プサー ノく 4 0 、 ドメ イ ンネームサー ノく ( D S N ) 4 2 を含む。 なお、 D S Nは通常の I S P 1 4 A、 1 4 B 、 …に も含まれる が、 本発明の動作に直接関係がないの で、 図示は省略する。 これ らのサーバはそれぞれが一つの コ ン ピュ一タ カ、ら なる のではな く 、 単一の コ ン ピュータ 力、ら構 成されていて も よい。 また、 これらのサーバは 1 箇所に配置 する の ではな く 、 遠隔地に配置され、 専用線等を介 して接続 されていて も よい。 なお、 ホームページを提供する WWWサ ー ノく 1 8 もイ ンターネ ッ ト 1 2 に接続されている。 WWWサ ー ノく 1 8 はプロバイ ダに含まれていて も よい。 W 1 32

9 以上の よ う に構成された本実施例の動作を説明する。

イ ンタ ーネ ッ ト サー ビス を利用する場合、 ユーザは、 先ず、 いずれかのプロ バイ ダと 契約する必要がある。 従来の よ う に、 個別 I S P 1 4 A 、 1 4 B 、 1 4 C 、 … と それぞれ契約 して も よいが、 こ こ では、 ノ ラ レノレ I S P 1 6 のみ と 契約する場 合を説明する。 上述 した よ う に、 ノ、"ラ レル I S P 1 6 のみ と の契約に よ り 、 口 一 ミ ング契約が交わされてレ、る個別 I S P 1 4 A 、 1 4 B 、 1 4 C 、 … のア ク セスポイ ン ト を全て利用 する こ と 力；でき る。 ノ、。ラ レノレ I S P 1 6 と の契約 （オンラ イ ンサイ ンア ッ プ） のために、 図示 してはいないが、 パラ レル I S P 1 6 もサイ ンア ッ プ専用のア ク セスポイ ン ト を有 して い る 。 オンライ ンサイ ンア ッ プ用のプロ グラ ムは C D — R O M等の媒体に よ り 各ユーザに渡される。 各ユーザは こ のプロ グラ ムに従っ て種々 の設定を行 う 。 例えば、 ユーザは 自 分の 氏名 、 住所、 電話番号、 使用パー ソナルコ ン ピュータ名 、 希 望ユーザ名 、 銀行 口座等必要 と する情報を入力する。 なお、 これ ら の情報は個人の秘密情報である ので、 ィ ンタ一ネ ッ ト を利用 して送信する代わ り に、 郵送な どによ り 発送する こ と をユーザが選択でき る よ う に してお く こ と が好ま しい。 こ の ノ、。ラ レノレ I S P 1 6 と のサイ ンア ッ プが通常のライ ンサイ ン ア ッ プと 異なる点は、 イ ン タ ーネ ッ トへの接続に使用する ァ ク セ スポイ ン ト を選ぶために個別 I S P の選択 （ 1 つの I S P 、 こ こ では I S P 1 4 Aを選択 ： し力 し、 選択は随時変更 でき る） を伴 う 点 と 、 電子メ ールア ド レ ス の決定の仕方であ り 、 それ以外は、 通常のオンラ イ ンサイ ンア ップと 同 じであ る。 ュ一ザ I D 、 パ ス ワー ド等のユーザに関する情報は認証 サーバ 3 2 に格納される

電子メ ールア ド レ ス の決定を第 4 図を参照 して説明する。 周知の よ う に、 電子メ ールア ド レ スはユーザ名 （ I D ) と ド メ イ ン名 と か ら なる。 本発明では、 ユーザの希望するユーザ 名 （通常は、 自 分の氏名） をメ ールア ド レ ス に使える こ と を かな り 高い確率で保証されている。 すなわち、

"PARALLELNET.COM"と レ、 う ドメ イ ン名 の下に " 0 0 " 力 ら " Z Z " と レ、 う 数字と ァ ノレ フ ァベッ ト と 力 ら なる 1 2 9 6 個のサブ ドメ イ ンを作 り 、 1 2 9 6 人の重複ユーザ名 に も対 処でき る よ う に してレ、る。 も し、 1 2 9 6 人で足 り ない場合 は、 サブ ドメ イ ン名 を 3 桁に して 4 6 6 5 6 人の重複ユーザ 名 に対処すればよい。 こ の よ う にサブ ドメ イ ン名 の桁数を增 や してレ、 く こ と に よ り 、 無限のユーザに希望するユーザ名 を 含んだ電子メ ールァ ド レ ス を発行する こ と ができ る。

具体的には、 プロ バイ ダへの電子メ ールァ ド レ ス登録の際 に、 ユーザ名 を例えば "KOJIMA"と して、 ドメ イ ンネームサ ーバ 4 2 に送信する。 ドメ イ ンネームサーバ 4 2 は新規ユー ザの希望するユーザ名 "KOJIMA"に ドメ イ ン名 （初期値）

"00.PARALLELNET.COM"を付けた電子メ ールァ ド レ ス力 S 既に登録されている か否か判定する。 "KOJIMA®

00.PARALLELNET.COM"と レ、 う メ ールァ ド レ ス が既に登録 されていない場合は、 "KOJIMA® 00.PARALLELNET.COM" を当該ユーザの電子メ ールァ ド レス と して登録し、 ユーザに こ のメ ーノレア ド レ ス を通知する。 一方、 "K0JIMA@ 00. PARALLELNET.COM"が ドメ イ ンネ ームサーバ 4 2 に既に登録されている場合は、 次のサブ ドメ イ ン名 "01. PARALLELNET.COM' 'がついた電子メ ールァ ド レ ス が登録されているか否かを判定する。 登録されている場 合は、 以下、 同様に、 "02.PARALLELNET.COM"、

"03.PARALLELNET.COM"、 …がついた電子メ ールァ ド レ ス と して登録されている か否か判定 し、 重複 しない電子メ ー ノレア ド レス を決定する。 ユーザは @マー ク の前のユーザ名 に は こ だわ り があ る が、 @マーク の後の ドメ イ ン名 はあま り 気 にな ら ないので、 こ のよ う にサブ ドメ イ ン名 をつける こ と に よ り 、 ユーザの希望するユーザ名 を含んだ電子メ ールァ ド レ ス を必ず与える こ と ができ る。

次に、 第 5 図のフ ロ ーチヤ一 ト を参照 してユーザ端末のィ ンターネ ッ ト への接続手順を説明する。

ス テ ッ プ S 2 で、 ユーザ端末 （例えば、 5 0 ) から選択さ れてレ、る個別 1 S P (こ こ では I S P 1 4 A ) のア ク セスポ イ ン ト （例えば、 2 0 A 丄 ） へ接続要求がな される。 こ の要 求には、 接続 I D と ノ、。ス ワー ドが含まれる。 接続 I D (ァカ ゥ ン ト） と しては、 通常のダイ アルア ッ プ接続と は異な り 、 ドメ イ ン名 も含む電子メ ールア ド レス

KOJIMA@00.PARALLELNET.COMが使われる。

ステ ッ プ S 4 で、 ア ク セスポイ ン ト 2 O A 力 ら 当該 I S

P 1 4 Aの認証サーバ 2 2 へ接続要求 （接続 I D 、 パス ヮ 一 ド） が送信 される。

ステ ッ プ S 6 で、 認証サーノく 2 2 は接続 I D にサフ ィ ッ ク ス （こ の場合は、 ドメ イ ン名 である PARALLE LNE T . C O M ) が含まれている か否かによ り 、 ユーザがパラ レル I S P の会 員か否か判定する。 サフ ィ ッ ク スが含まれていない場合は、 通常の 自 社の会員である ので、 ユーザ認証 （パス ワー ドが正 しレ、 こ と の確認） を行い、 認証が N G の場合は、 処理を中止 する

認証が O K の場合は、 ステ ッ プ S 1 0 でア ク セスポイ ン ト 2 O A へユーザ端末 5 0 の接続の許可を与え、 イ ンターネ ッ トへの接続を開始する と と も に、 課金サーバ 2 6 に よ る課 金処理も 開始する。 イ ン タ ーネ ッ ト 1 2 に接続でき たユーザ は、 有料又は無料の コ ンテ ン ツ に接続 した り 、 電子メ ールを 送受信 した り 、 オ ン ラ イ ン シ ョ ッ ピン グを行な う 。 ユーザの ネ ッ ト ワ ー ク使用料、 有料コ ンテ ンツ に接続した場合はそ の 使用料等の課金情報は課金サーバ 2 6 に取 り 込まれる。 ス テ ッ プ S 1 2 で接続が終了する と 、 課金も終了する。 通常、 課 金情報は一 ヶ 月 毎に集計され、 ユーザに請求書が発行され、 ユーザの銀行 口座から請求金額が 自 動的に引 き落と される。

接続 I D にサフ ィ ッ タ スが含まれている場合は、 自 社の会 員ではない （ ノ、 " ラ レル I S P の会員であ る ） ので、 ス テ ッ プ S 1 4 で認証サーバ 2 2 は接続要求 （接続 I D 、 パス ヮー ド） をノ ラ レル I S P 1 6 の認証サー ノく 3 2 へ転送する 。 こ の転送は暗号化されている。 ノ ラ レル I S P 1 6 の認証サー ノく 3 2 は各個別 I S P 1 4 A、 1 4 B 、 1 4 C 、 … 力、ら転送 されて く る接続要求に対 して認証を行い、 認証結果を返送す る。 I S P 1 4 A の認証サーバ 2 2 はステ ッ プ S 1 6 で認証結 果を受信する。 こ の結果が N Gの場合は、 処理を中止する。 認証が O K の場合は、 ステ ッ プ S 1 8 でア ク セスポイ ン ト 2 O A i へユーザ端末 5 0 の接続の許可を与え、 イ ンターネ ッ ト への接続を開始する と と も に、 利用 ロ グデータ （利用者、 利用時間等） を課金サーバ 2 6 に記録する。 ステ ッ プ S 2 0 で接続が終了する と 、 ステ ッ プ S 2 で利用 ロ グデータ を I S P 1 4 A の課金サーバ 2 6 力 ら ノ ラ レノレ I S P 1 6 の課金サ ーバ 3 6 へ転送 し、 処理を中止する。 この よ う に、 個別 I S P P 1 4 A 、 1 4 B 、 1 4 C 、 …は各ユーザに接続料金を請 求する のではな く 、 ノ、 °ラ レノレ I S P 1 6 に請求する。

ノ ラ レノレ I S P 1 6 の課金サーバ 3 6 は個別 I S P 1 4 A 、 1 4 B 、 1 4 C 、 …毎の料金の合計を一括 して各ユーザへ請 求 し、 ユーザから集金する。

なお、 ステ ッ プ S 2 で、 ユーザはア ク セス ポイ ン トへ接続 要求を発する時に、 ア ク セ スポイ ン ト （個別 I S P ) を随時、 任意に変更可能である。 こ のため、 外出先、 出張先等で、 通 常使っている I S P のア ク セ ス ポイ ン ト が近く にない場合、 近く にあ る他の I S P (ノ ラ レノレ I S P と ロ ー ミ ング契約を してレヽる I S P ) の ア ク セ スポイ ン ト を一時的に利用する こ と ができ る。 また、 通常使っ てレ、る I S P のア ク セスポイ ン ト が混んでいる場合、 他の I S P のア ク セスポイ ン ト を一時 的に利用する こ と ができ る。 さ らに、 イ ンターネ ッ ト の使用 目 的に応 じた最適な I S P を選択する こ と ができ る。

以上説明 した よ う に、 本実施例によれば、 予め多数の個別 プロ ノくイ ダと ロ ー ミ ング契約 されている単一のノ、 °ラ レルブ口 バィ ダ と 契約する だけで、 多数の個別プロ バイ ダのア ク セ ス ボイ ン ト を選択的に使っ てィ ンターネ ッ ト に接続する こ と 力 S でき 、 世界中の何処に行って も 、 アクセスポイ ン ト に困 る こ と が無い：. 個別プロ ノくイ ダの選択は 自 由 に変える こ と ができ 、 イ ンターネ ッ ト の使用 目 的、 プロ バイ ダの回線の混雑状況等 に応 じて、 その都度、 最適のプロ バイ ダを選ぶこ と ができ 、 経済的でも あ る。 さ ら に、 契約はパラ レルプロ バイ ダのみ と な されている ので、 複数のアカ ウ ン ト 、 電子メ ールア ド レ ス を管理する必要がな く 、 電子メ ールを一元的に管理でき る。 ま た、 電子メ ールア ド レ ス の決定において、 重複するユーザ 名 が存在する場合は、 多 く のサブ ドメ イ ン名 を用意 しておき 、 にメ イ ン名 にサブ ドメ イ ン名 を付 して、 重複を回避する こ と ができ る ので、 ほ と ん どの場合、 ユーザが希望するユーザ名 を含む電子メ ールア ド レ ス を与える こ と ができ る。

なお、 本発明は上述 した実施例に限定されず種々変形 して 実施可能である。 例えば、 ネ ッ ト ワーク の形態は上述 した形 態に限 ら ない。

産業上の利用可能性

以上のよ う に本発明によれば、 1 つのイ ンターネ ッ トサー ビ スプロ バイ ダと の契約のみで多数のィ ンターネ ッ トサー ビ スプロ バイ ダのア ク セスポイ ン ト を選択的に利用 してネ ッ ト ワーク に接続でき るネ ッ ト ワーク シス テ ムを提供する こ と 力 S でき る。

また、 本発明によれば、 自 社と 契約 している正規のユーザ のみな らず、 自 社と 所定の提携契約を している プロ バイ ダの ユーザから の接続要求でも、 ユーザ認証を行い、 ネ ッ ト ヮー ク に接続でき るイ ン タ ーネ ッ ト接続装置を提供する こ と がで さ る。

さ ら に、 本発明に よれば、 ユーザが所望するユーザ名 を含 む電子メ ールァ ド レ ス を与える こ と ができ る電子メ ールァ ド レ ス決定シ ス テ ム を提供する こ と ができ る。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . それぞれが固有のア ク セ ス ポイ ン ト を備える複数の個 別サー ビス ブ ロ バイ ダと 、 前記複数の個別サー ビスプロ バイ ダに接続されるノ ラ レルサー ビスプロバイ ダと を具備 し、 前 記パ ラ レルサー ビス プ ロ ノくィ ダは認証サーバを有するネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ムにおレヽ て 、

前記複数の個別サー ビスプロ バイ ダのそれぞれは、 当該プ ロ ノく ィ ダのア ク セ ス ポィ ン ト が前記ノヽ⁰ラ レノレサー ビスプロノく イ ダ と 契約 しているユーザか ら の接続要求を受け る と 、 前記 ノヽ。ラ レノレサ一ビス プロ ノくィ ダの認証サーバにユーザ認証を実 行させ、 認証の結果に応 じて当該ア ク セスポイ ン ト を介 して ユーザをネ ッ ト ワーク へ接続させる こ と を特徴と するネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム _c

2 . 前記パラ レルサー ビスプロ バイ ダと 契約 しているユー ザはパラ レルサー ビスプロバイ ダの ド メ イ ン名 を含む接続要 求を前記ア ク セ スボイ ン トへ送信 し、

前記ア ク セ ス ポイ ン ト は前記 ドメ イ ン名 の有無に応 じて前 記ユーザが前記パラ レルサ一ビスプロバイ ダ と 契約 している ユーザか否かを判定する こ と を特徴と する請求項 1 記載のネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム。

3 . 前記ハラ レルサー ビスプロ バイ ダは前記複数の個別サ 一ビスプロバイ ダ と 専用線を介 して接続される こ と を特徴と する請求項 1 記載のネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム。

4 . 前記個別サー ビスプロ バイ ダは各ユーザの接続記録を 前記パラ レルサー ビスプロ バイ ダへ送信する こ と を特徴と す る請求項 1 記載のネ ッ ト ワー ク システム。

5 . ユーザは複数の個別サー ビスプロバイ ダのいずれかの ア ク セ スボイ ン トへ接続要求を送 り 、

当該ア ク セ スボイ ン ト は、 前記ユーザが当該ア ク セ スボイ ン ト を含む個別サー ビスプロ バイ ダの会員か、 ある いは当該 複数の個別サー ビスプロバイ ダと 契約 しているパラ レルサ一 ビス ブ ロ バイ ダの会員かを判定 し、

当該ア ク セ ス ポイ ン ト は、 前記ユーザが前記個別サー ビス プロ バイ ダの会員である場合は、 自 身でユーザ認証処理を実 行 し、 認証の結果に応 じて前記ユーザと ネ ッ ト ワーク を接続 し、

当該ア ク セ スボイ ン ト は、 前記ユーザが前記パラ レルサ一 ビスブロ バイ ダの会員である場合は、 前記パラ レルサ一ビス ブロ バイ ダにユーザ認証処理を実行させてから、 認証の結果 に応 じて前記ユーザと ネ ッ ト ワーク を接続する こ と を特徴と するネ ッ ト ワ ー ク接続方法。

6 . 前記パラ レルサー ビス プロ バイ ダと 契約 しているユー ザはパラ レルサ一 ビスプロ バイ ダの ドメ イ ン名 を含む接続要 求を前記ア ク セ スボイ ン トへ送信 し、

前記ア ク セスポイ ン ト は前記 ドメ イ ン名 の有無に応 じて前 記ユーザが前記パラ レルサ一ビス プロ バイ ダと 契約 している ユーザか否かを判定する こ と を特徴と する請求項 5 記載のネ ッ ト ワーク接続方法。

7 . 前記個別サー ビスプロ バイ ダは各ユーザの接続記録を 前記パラ レルサー ビスプロ バイ ダへ送信する こ と を特徴と す る請求項 5 記載のネ ッ ト ワー ク 接続方法。

8 . ユーザ名 が入力 される と 、 ユーザ名 と 複数の所定のサ ブ ドメ ィ ン名 のいずれかの組み合わせから なる電子メ 一ルァ ド レス が既登録か否か判定する手段 と 、

既登録の場合は、 順次、 他のサブ ドメ イ ン名 と ユーザ名 と の組み合わせか ら なる電子メ ールァ ド レス が既登録か否かを 判定する手段 と を具備 し、

既登録ではないサブ ドメ イ ン名 と ユーザ名 と の組み合わせ 力 ら な る電子メ ールァ ド レス を設定する電子メ ールァ ド レ ス の決定シス テ ム。

9 . ユーザか ら の接続要求がある と 、 ユーザが 自社の正規 会員である 力 、 自 社と 所定の提携契約を している提携会員で あ る かを判定する手段 と 、

前記ユーザが正規会員である場合は、 自 身でユーザ認証処 理を実行 し、 認証の結果に応 じて前記ユーザと ネ ッ ト ワーク を接続する手段 と 、

前記ユーザが前記提携会員である場合は、 特定の認証サー バへ接続要求を転送 し、 そ こ でユーザ認証処理を実行させ、 認証の結果に応 じて前記ユーザと ネ ッ ト ワーク を接続する手 段 と

を具備する ネ ッ ト ワーク 接続装置。

1 0 . 前記提携会員のユーザは所定の ドメ イ ン名 を接続要 求に含め、

前記判定手段は接続要求中の前記 ドメ ィ ン名 の有無に応 じ て前記ユーザが前記提携会員である か否かを判定する こ と を 特徴 と する請求項 9 記載のネ ッ ト ワーク 接続装置。

1 1 . 前記特定の認証サーバは複数の会社のネ ッ ト ワーク 接続装置に接続され、 共通に使用 される こ と を特徴と する請 求項 9 記載のネ ッ ト ワーク接続装置。