WO1993017283A1 - Packaged air conditioner - Google Patents

Description

明 細 書

発明の名称

一体形空気調和機

技術分野

本発明 上下開閉窓に取り付ける一体形空気調和櫸の構^ 組立方法及び、 その取付装置に関する ものであ る。

背景技術

米国等で 住居の窓と して上下開閉の窓が広く 使用 されて おり、 空気調和機と して、 その上下開閉窓に挟む形態のものが 多く 使用されている。

以下、 図面を参照に しながら上述の従来からある空気調和機 について説明を行な う。

まず 第 1 図から第 5 図を参考に説明する。 1 0 1 は一体形 空気調和機の本体 前面グリ ル 1 0 2、 外箱 1 0 3及びこの 外箱 1 0 3 の内部へ引出 し可能に納め られている内部ュニッ ト 1 0 4 から構成されている。 この外箱 1 0 3 は板金部品であ り、 天面 · 側面にそれぞれ切り起こ しによ りルーバ 1 0 5 が設け ら れており、 背面には金網 1 0 6が溶接され ま た底面の前面側 および背面側には補強を兼ねて連結機 1 0 7 ， 1 0 8 が溶接さ れ 防錡のため塗装が施されており、 また断熱及び風漏れ防止 のため断熱材やシール材が貼られている。 つぎに内部.ュニッ ト 1 0 4 板金で作られた基板 1 0 9 と、 その基板 1 0 9上に 設けられた室外側風回路 1 1 0 と室内側風回路 1 1 1 を区分す るバルクへッ ト 1 1 2 によ り構成されている。 また室外側風回 路 1 1 0 に 凝縮器 1 1 3 とプロペラ フ ァ ン 1 1 4 とモータ 1 1 5 とモータ合 1 1 6 とエアガイダ一 1 1 7 と、 そのエアガ イダー 1 1 7 とバルクへッ ト 1 1 2 の補強を行う連結桟 1 1 8 と、 周知の冷凍サイ クルを構成する圧縮機 1 1 9 と凝縮器カバ - 1 2 0 が設けられている。 まナ 凝縮器 1 1 3 はその両端が エアガイダ一 1 1 7 の両端へネジ止めされ 基板 1 0 9 上に固 定されている。 次に 室内側風回路 1 1 1 蒸発器 1 2 1 と 氷受け皿 1 2 2 とシロ ッ コ フ ァ ン 1 2 3 とシロ ッ コエアガ^ダ 1 2 4 とシロ ッ コエアガイダ側板 1 2 5 とダク ト 1 2 6 とダク ト 1 2 6 を保護する と同時にパルクへッ ト 1 1 2 の強度を確保 するための天面カバ一 1 2 7 から構成されている。 次に風の流 れに付いて説明する。 まず室内側 シロ ッ コフ ァ ン I 2 3 に よ り前面グリ ル 1 0 2 の吸い込み部 1 2 8 から室内空気を吸い 込^ 蒸発器 1 2 1 で冷やされ シロ ッ コエアガイダー 1 2 4 ダク ト 1 2 6 を通って吹き出しグリ ル 1 2 9から室内側に吹き 出す。 次に室外側 . プロペラフ ァ ン 1 1 4 によ り外箱 1 0 3 の背面に設けられた吸い込み口 1 3 0 から室外空気を吸い込み 凝縮器 1 1 3 により加熱され エアガイダ— 1 1 . 7 を通ってル ーパ 1 0 5から室外側に吹き出される。 次に据え付けについて 説明する。 まず 外箱 1 0 3 の天面に窓枠と重なり合う L型板 1 2 8 をネジにより固定する。 そ して、 外箱 1 ひ 3 の底面にコ ノ字板 1 2 9 をネジによ り固定する。 次にこの L型板 1 2 8 と コノ字板 1 2 9 に据え付け具 （図示せず） を揷入し 窓に本体 1 0 1 を設置する。

しかしなが ^ 上記従来の構成で 強度を確保するための 基本部品がすべて板金部品であり、 かつ構成部品点数が多いた ¾ 部品単品の寸法精度、 組立精度による品質パラ ツキが発生 し易すいた ^ 高品質化が要求されている。 ま た板金部品が主 であるので防錡処理および断熱材等の使用量が多いため部品点 数の消滅が求め られている。

また凝縮器 1 1 3 基板 1 0 9 ♦ バルクへッ ト 1 1 2 · 連 結機 1 0 7 * 1 0 8 等によ り寸法規制をしているエアガイダー 1 1 7 にネ ジで固定されているた & この構成部品のいずれの 寸法精度が変化しても取付寸法が変化するため品質バラ ツキが 発生し易く、 高品質化が要求されている。 ，

また本体を据え付けるに L型板 1 2 8 と コ ノ字板 1 2 9 がなければ据え付けでき またこの据え付け部品は全て据え 付け者によ ってネジ等によ り取り付け られているの 据え付 け状態にバラツキが発生し易いた 据え付け状態の安定化と 据え付けの簡素化が要求されている。 また本体の組立 あ ら ゆる方向から部品とネジを取り付けなければな らないた 作 業性が悪く、 かつ自動組立などを実施する ことが困難であるの で自動組立化等の省人化が要求されている。

発明の開示

そこで本発明 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹 脂によ り一体成形品で形成し この室内側と室外側の境に板金 で出来たバルクへッ トを設け、 このバルクへッ トの上下を室外 側の一体成形品と係合し 力'、つ室内側の一体成形品をバルクへ ッ 卜 と係合した ものである。

さ らに本発明は室内側及び室外側各々で基板と外箱を樹脂に よ り一体成形品で形成し かっこの室外側一体成形品の下部の 一部が室内側に延出 し この室内側と室外側の境に板金で出来 たバルクへッ トを設け、 このバルクへッ 卜の上下を室外側の一 体成形品と係合し かつ室内側の一体成形品をバルクへッ ト と 係合したものである。

さらに本発明 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹 脂により一体成形品で形成し かっこの室外側一体成形品背面 のほぼ中心で、 かつ凝縮器の雨サイ ド端板が位置する部分にネ ジボスを設け、 また凝縮器の両サイ ド端板にネ ジ用の取付穴を 設けたものである。

さらに本発明 ^ 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹 脂により一体成形品で形成し この室内側と室外側の境に板金 でできて、 かつ上端を室外側の一体成形品より上に延出したバ ルクへッ トを設けたものである。

さらに本発明 室内側および室外側各々で基板と外箱を榭 脂により一体成形品で形成し この一体成形された室外側成形 品天面及び底面に据え付け具を揷入する溝を形成する リ プを設 けたものである。

さらに本発明 全ての部品及びネ ジを室内側から取付およ び締め付けできる様な構成としたものである。

基本構成部品が樹脂化され また部品点数が減少するため部 品精度及び組立精度が向上し品質が安定する。 さ らに 樹脂化 された室外側の基板部分が室内側に延出しているため室内側で できた凝縮水 この樹脂化された基板に溜るため防鐯処理及 ぴ断熱材が不要となる。

さらに 凝縮器は樹脂化された室外側一体成形品の背面に直 接固定されるので取付寸法精度が向上する。

さ らに バルクへッ 卜が据え付け具と しての役目 も担うた & 部品点数が減少し据え付け精度が向上する と共に据え付けの簡 素化が図られる。

さ らに 室外側成形品の リ ブによ り精度良く 所定の状態に本 体を据え付ける こ とができる。

さ らに 本体部品及びネジを室内側からのみ取り付けるた 組立の自動化が出來 省人化及び品質の安定化が図られる。 図面の簡単な説明

第 1 図は従来の一体形空気調和機の正面斜視 ¾ 第 2 図は同 —体形空気調和機の背面斜視 第 3 ¾ 第 4 図はそれぞれ同 一体形空気調和機の内部を示す斜視 ^ 第 5図は同一体形空気 調和機の外箱斜視 ¾ 第 6 図は本発明の一実施例における一体 形空気調和機の正面斜視 ¾ 第 7 図は同一体形空気調和機の背 面斜視 ¾ 第 8 図は同一体形空気調和機の縦断面 第 9図は 同一体形空気調和機の横断面 ¾ 第 1 0 図は同一体形空気調和 機の分解斜視 ¾ 第 1 1 図は同一体形空気調和機の室内側グリ ルの斜視 ¾ 第 1 2 図は同一体形空気調和機のバルクへッ トの 斜視 ¾ 第 1 3 図は同一体形空気調和機のエアガイ ダの斜視 第 1 4 図は同一体形空気調和機のエアガイ ダの断面 ¾ 第 1 5 図は同一体形空気調和機の据え付け具斜視 ¾ 第 1 6 図は同一 体形空気調和機の据え付け具半断面 El 第 1 7 図（a )、 （b )は同 —体形空気調和機の風向き変更羽根斜視 ¾ 第 1 8 図は同一体 形空気調和機の合枠要部 （ F部） 斜視 EL 第 } 9 図は同一体形 空気調和機の合枠ルーバ断面 HL 第 2 0 図は同一体形空気調和 機の合枠要部リ ブ斜視 El 第 2 1 図は同一体形空気調和機の要 部組立断面匮 第 2 2図（a )〜（c)は同一体形空気調和機の圧縮 機取付説明 第 2 3図は同一体形空気調和機の室内側グリ ル 取付断面 11 第 2 4'図は同一体形空気調和機の据え付け状態を 示す半断面図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の実施例を添付図面にも とづいて説明する。 ま ず一体型空気調和機における全体構造について説明する。 第 6 図〜第 2 4 図において 1 は一体形空気調和機の本体で、 室内側 グリル 2、 合枠 3、 バルクへッ ト 4および室内風回路 A · 室外 風回路 Bから構成されている。 室内側グリ ル 2 は本体 1 の前面 からパルクへッ ト 4 および合枠 3 に,着脱可能に取り付け られ 吸い込み口 5 を有している。 また合枠 3 は樹脂で成形されてお り室外風回路 Bを覆う外箱部 6 と室内グリ ル 2 の中まで揷入さ れている基板部 7が設けられている。 さ らにこの外箱部 6 の外 面に 左側面から背面を通って右側面までつながっていて、 かつ外箱部 6 の補強を兼ねるルーパ 8 と、 本体天面から垂直方 向に飛び出てかつ外箱部 6 の補強を兼ねる吸い込みルーバ 9 と、 この吸い込みルーパ 9 の室内側 （前面側） に据え付け具 65を取 り付ける レール部 1 0 と、 この据え付け具 6 5 の本体 1 の幅方 向の動きを規制する波状部 1 1 が設けられている。 1 4 はルー バ 8 によ り構成された吸い込み部であ り、 1 5 は吹き出 し部で ある。 ルーバ 8 の形状 製品内部にむかって太く なつている クサビ形状でかつ先端は丸く なっている。 また外箱部 6 の内部 に 前記吹き出し部 1 5 のルーバ 8 を補強し かつ室内側に 飛び出ている縦リ ブ 1 6 と、 周知の冷凍サイ ク ルを構成する凝 縮器 1 7 を合枠 3 に固定するためのボス 1 8 · 1 9 と、 室内側 と室外側を区画するバルクへッ ト 4 の ] ¾端を固定するボス 2 0 と中心を固定するボス 2 1 と、 凝縮器 1 7 の端板 2 2 · 2 3 と 外箱部 3 とによ る接触音を防止する為の リ ブ 2 4 · 2 5 が端板

2 2 · 2 3 の上端及び下端に当たるよ う に設けられている。 次 に室内側グリ ル 2 に一部が挿入されている基板部 7 について説 明する。 室内側グリ ル 2 に挿入されている基板部 7 Aに 前 記ルーバ 8 の下端よ り高い リ ブ 2 6 が全周設けられており外箱 部 6 につながっている。 また リ ブ 2 6 の前面側には周知の冷凍 サイクルを構成する蒸発器 3 3 をネジで固定するための穴 3 4 が設けられている。

また基板部 7 の内部に 周知の冷凍サイ クルを構成する圧 縮機 2 7 をゴムマウ ン ト 2 8 を介して固定するための 2 本のポ ル ト 2 9 と、 ゴムマウ ン ト 2 8 の外周を支持する円形状の リ ブ

3 0 と、 前記バルタへッ ト 4 の下部を基板部 7 に位置決めする ための リ ブ 3 1 と この リ ブ 3 1 を介してバルクへッ ト 4 を基板 部 7 に固定するための U溝 3 2 と水飛び防止部 6 6 が設けられ ている。 また基板部 7 の底面には据え付け具 6 5 を取り付ける レール部 1 2 と、 基板部 7 の補強を行う リ ブ （図示せず） が設 け られている。 この レール部 1 2 室内側寄りの リ ブ 1 2 A と背面側寄り リ ブ 1 2 B及び据え付け具 6 5 の上下 （高さ） 方 向の動きを規制する リ ブ 1 2 Cよ り構成されている。 こ こでリ ブ 1 2 Bの内側に 据え付け具 6 5 の本体 1 幅方向の動きを 規制する波状部 1 3 が設けられている。 ま リ ブ 1 2 C 本体 1 を据え付けたときおよび本体 1 を下に置いたときに直接 床面に当たらないよう隙間 Cを有する様に設けられており、 リ プ 1 2 A · 1 2 Bにつな力くつている。

次に室外風回路 B 前記吹き出し部 15に対向して前記凝縮 器 1 7 と この凝縮器 1 7 の熱を放熱するために通風する と同時 に基板部 7上の水を飛散させるためのスリ ンガーリ ングを設け たプロペラフ ァ ン 7 0 と、 バルクへッ ト 4 にネジにより固定さ れプロペラフ ァ ン 7 0 を駆動するフ ァ ンモ一夕 7 1 とエアガイ ダー 3 5 とフ ァ ンモータ 7 1 のリ ー ド線をカバーする リ ー ド線 カバー 3 6 と圧縮機 2 7 及び配管等によって構成されている。 こ こで前記基板部 7 の内部に設けられた水飛び防止部 6 6 につ いて説明する。 これはプロペラフ ァ ン 7 0 の下部に基板部 7 か ら突出した平面部 & 7 と、 エアガイダー 3 5 の下端の位置決め をする斜めの面 6 8 (以下斜面） と、 平面部 6 7 の外周の室内 側寄り とプロペラフ ァ ン 7 0 の回転方向に対して入口側に平面 部 6 7 から突出 したリ ブ 6 9 から構成されている。 次にバルク へッ ト 4 (第 7 図） について説明する。 このパルクへッ ト 4 は 板金部品により作られており、 フ ァ ンモータ 7 1 の取付穴 3 7 と、 圧縮機 2 7 の逃がしょ う絞り 3 8 とフ ァ ンモータ 7 1 の リ 一 ド線逃がしょ う絞り 3 9 とフ ァ ンモータ 7 1 及び圧縮機 2 7 の リ ー ド線を室内側の電源板 4 0 に通すための穴 4 1 と前記合 枠 3 にネジで固定するための穴 4 2 と両端の室外側への祈り曲 げ 4 3 と据え付け具 6 5 を固定するための取付穴 4 と室内側 への折り曲げ 4 5 と吹き出しグリ ル 4 6 のッメ 4 7 を係合する 溝 4 8 と基板部 7 の上に設置する為の折り曲げ 4 9 と電源板 4 0 を固定するための穴と溝 （いずれも図示せず） と据え付け具 6 5 の上下 （高さ） 方向の動きを規制する両端の折り曲げ 7 2 と本体完成時台枠 3 から上方向にとび出ていて据え付け時、 窓 枠の一部に重な り合う据え付け部 73と圧縮機 2 7 の脚 2 7 Aの 逃がし部分 7 4 と室内側グリ ル 2 と係合する切欠き 7 8 と折り 曲げ 7 9 から構成されている。 ま たフ ァ ンモータ 7 1 との共振 や強度不足を避けるため必要な絞りが施されている。

次にエアガイ ダー 3 5 (第 1 3 図） 〖 通風の気密性確保と 水滴飛散防止の為凝縮器 1 7 の上端を覆っている凝縮器カバー 部 5 0 とバルクへッ ト 4 から凝縮器 1 7側へ半円上に曲がって、 かつ下部の一部のみ上方向に曲がっていて、 さ らにプロペラ フ ア ン 7 0 の中心より上方向に中心があり、 かつ上下方向に長い 長穴のオリ フ ィ ス 5 1 と凝縮器 1 7 と共にボス 1 8 · 1 9 を介 して台枠 3 に固定されるための穴 7 5 · 7 6 を有している。

次に室内側風回路 A 前面に室内側グリ ル 2 と室内側グリ ル 2 の吸い込み口 5 に対向して設けられかつ下端を基板部 7 に 係合した蒸発器 3 3 と、 この蒸発器 3 3 と吸い込み口 5 の間に エアフ ィ ルタ ー 5 2 と、 蒸発器 3 3 によ り作られた凝縮水を室 外風回路 B に導き、 かつ前記フ ァ ンモータ 71に取り付け られて 蒸発器 3 3 へ通風する シロ ッ コフ ァ ン 5 3 のエアガイ ダーを兼 ねた断熱発泡体のシロ ッ コエアガイダ 5 4 と、 吹き出しグリ ル 4 6 と操作パネル 5 5 と シロ ッ コ フ ァ ン 5 3 の風の吸い込み口 6 3 と蒸発器 3 3 の天面カバー 5 6 と蒸発器 3 3 の端板上端を 固定する係合片 5 7 とサーモキヤ ピ 5 8 を固定する溝 5 9 とサ 一モキャ ピ 5 8 付近の風をシロ ッ コ フ ァ ン 5 3 に送るための切 欠き 6 0 と、 バルクへッ ト 4 に係合するッメ 4 7 とエアフィ ル ター 5 2の案内をする室内レール 7 7 を兼ねた吹き出しグリ ル 4 6 と、 この吹き出 しグリ ル 4 6 から吹き出した風を変更する 変更羽根 6 1 と、 電装部品を収納する電源板 4 0 と、 バルクへ ッ ト 4 を越えて室内側へ出てきた圧縮機 2 7 を覆う防音板 6 2 と配管等から構成されている。

ここで 室内側グリ ル 2 について説明する。 この室内側グリ ル 2 (第 1 4 図） に 前面に吸い込み口 5 と、 上端にバルク へッ 卜 4の切欠き 7 8 と係合する左右のッメ 8 0 と、 バルクへ ッ ト 4 の折り曲げ 7 9 と係合するッメ 8 1 と、 吹き出しグリ ル 4 6を揷入する穴 8 2 と、 合枠 3 の基板部 7 にネジで固定する ための穴 8 3 が設けられている。 こ こで、 吸い込み口 5 の上端 (高さ方向） 蒸発器 3 3 より上でサーモキャ ピ 5 8 のほぼ 正面に位置するよう に成っている。

次に 変更羽根 6 1 (第 1 7図） について説明する。 この変 更羽根 6 1 前記吹き出しグリ ル 4 6 に回転 （変更） 可能に 取り付けられており、 2枚の羽根 6 1 Aと 1枚の羽根 6 1 Bか ら構成されている。 こ こで 2枚の羽根 6 1 A ^ P P榭脂の ヒ ンジ勃果を有する連結桟 6 1 Cで回転 （変更） 可能なよう に —体成形されつながっている。 また変更羽根 6 1 B 変更羽 根 6 1 Aと共に回転 （変更） 可能なよう に連結桟 6 1 Cに有す る溝 6 1 Dに弓 Iつ力、けられている。

次に据え付け具 6 5 について説明する。 この据え付け具 6 5 (第 1 5図） 据え付け枠 8 4 と本体 1 の幅方向に伸縮自在 な蛇腹 8 5 から構成されており、 蛇腹 8 5 のヒ ッ カケ部 8 6 が 据え付け枠 8 4 のッ メ 8 7 に係合されている。 据え付け枠 8 4 (第 1 5 EI 第 1 6 図） 窓枠が乗る窓枠受け部 8 8 と前記 台枠 3 の レール部 1 0 に挿入されるコの字部 8 9 と前記基板部 7 レール部 1 2 に挿入される コの字部 9 0 とバルクへッ ト 4 の 折り曲げ 7 2 の下に挿入される リ ブ 9 1 から構成されて.、いる。 ま コの字部 8 9 · 9 0 に 台枠 3 の波状部 1 1 · 1 3 と 接触して据え付け具 6 5 の幅方向の動きを規制する突起部 9 3 • 9 4 が設けてある。 次に組立方法について説明する。 まず合 枠 3 に 配管 （図示せず） をつけた凝縮器 1 7 を室内側より挿 入する。 次にエアガイダー 3 5 の下端を前記水飛び防止部 6 6 を乗り越え斜面 6 7 に沿って斜めに挿入し ボス 1 8 · 1 9 を 介して凝縮器 1 7 とエアガイ ダー 3 5 をネ ジ 9 . 5 によ り合枠 3 に共締めする。 この時、 ボス 1 8 · 1 9 と凝縮器 1 7 およびリ ブ 2 4 * 2 5 の関係 第 2 1 図のごと く 合枠 3 が変形する寸 法関係と成っている。

次に圧縮機 2 7 に吸入管及びゴムマ ウ ン ト 2 8 をつけて室内 側より挿入し 第 2 5 図のごと く 設置し 2本のポル ト 6 4 に よ り ゴムマウ ン ト 2 8 を介して基板部 7 に固定する。 次に配管 (図示せず） のロウ付け及び圧縮機 2 7 の配線を行う。 次にバ ルクへッ ト 4 にフ ァ ンモータ 7 1 をネ ジによ り取付け、 リ ー ド 線カバー 3 6 をフ ァ ンモータ 7 1 のリ ー ド線上に固定し かつ こ のリ ー ド線を絞り 3 9 に沿わせて引き回 し 穴 4 1 を通し室 内側へ出 し プロペラ フ ァ ン 7 0 をフ ァ ンモータ 7 1 に取付け、 室内側よ り リ ブ 3 1 を乗り越えて設置し ネジ 9 6 によ り外箱 部 6 と基板部 7 に固定する。 この時圧縮機 2 7 の配線は穴 4 1 を通して室内側へ導く。 次に防音板 6 2 をバルクへッ ト 4 に取 付け、 シロ ッ コエアガイダー 5 4 を室内側から基板部 7 に設置 し シロ ッ コフ ァ ン 5 3 をフ ァ ンモータ 7 1 に取り付ける。

次に蒸発器 3 3 を基板部 7 のリ ブ 2 7 にネジで固定し 吹き 出しグリ ル 4 6 を揷入し かつ蒸発器 3 3 の雨端板にッメ 5 7 を係合し ッメ 4 7 をバルタへッ ト 4 の切欠き 4 8 に係合する。 次に電源板 4 0 をバルクへッ 卜 4 に固定し サーモキャ ピ 5 8 を溝 4 7 に沿って蒸発器 3 3 の上を引き回す。 次に前面側グリ ル 2 を前からかぶせ前面側グリ ル 2 の穴 8 2 を吹き出しグリ ル 4 6 を揷入し ッメ 8 0 · 8 1 によりパルクへッ ト 4 に係合し ネジ 9 7 によ り基板部 7 に固定し エアフ ィ ルタ ー 5 2 を揷入 する。 こ によ り前面側グリ ル 2 ί バルタへッ ト 4及び合枠 3 を覆うよう に成っている。 ま 吹き出 しグリ ル 4 6 の回り (外周） 吹き出しグリ ル 4 6 と室内側グリ ル 2 2 によって 溝 9 8 が形成されている。

次に 据え付けについて説明する。 まず 合枠 3 の レール部 1 0 · 1 2 に据え付け具 6 5 を揷入し 蛇腹 8 5 をネジによ り バルクへッ ト 4 の穴 4 4 に固定する。 この時、 据え付け枠 8 4 の突起部 9 3 · 9 4 が波状部 1 1 * 1 3 と接触しているた& 据え付け具 6 5 を自 由な位置で固定する こ とが出来る。 次に本 体 1 の据え付けである力 ί まず窓枠合 9 9 の縦面 1 0 0 に前記 合枠 3 の リ ブ 1 2 Αが沿う よ うに本体 1 を窓枠合 9 9上に置ぐ、 次に窓枠 1 0 1 を据え付け具 6 5 のリ ブ 9 1 に沿って、 かつ据 え付け具 6 5 の窓枠受け部 8 8 の上に下ろす。 これによ り、 本 体 1 窓に設置される。 次に据え付け具 6 5 を本体 1 の幅方向に変化させ、 窓の横幅 に合う よ う に調整し 据え付け具 6 5 をネ ジによ り窓枠 1 0 1 に固定し 据え付けは完了する。 この時、 前記据え付け具 6 5 の リ ブ 9 1 と台枠 3 の リ ブ 1 2 Aの奥行き方向の位置関係 リ ブ 9 1 の室外側の面 1 0 2 と リ ブ 1 2 Aの室外側の面 1 0 3 が同じである力 \ ま たは リ ブ 1 2 Aの室内側の面 1 0 3 が室外 側に寄っている。 ま た、 第 9 図のごと く 据え付けられてい'るた め圧縮機 2 7 窓枠合 9 9 の上に乗った状態となっている。

次に風の流れ及び氷の流れについて説明する。 まず室内側の 風の流れであるカ 矢印 Dのごと く シロ ッ コフ ァ ン 5 3 によ り 室内空気を前面側グリ ル 2 の吸い込み口 5 から吸い込みエア フ ィ ルタ ー 5 2 と吸い込み口 6 3 を通り蒸発器 3 3 で冷やされ シロ ッ コエアガイダー 5 4 と吹き出しグリ ル 4 6 を経て室内側 に吹き出される。 次に室外側の風の流れ 矢印 Eのごと く プ 口ペラ フ ァ ン 7 0 によ り台枠 3 の吸い込みルーパ 9 と吸い込み 部 1 4 から室外空気を吸い込みエアガイダー 3 5 を通って凝縮 器 1 7 で加熱され吹き出 し部 1 5 から室外に吹き出される。 室 外側をこのよ う な風回路 （風の流れ） する ことによ り、 凝縮器 1 7 で加熱された空気がすぐに室外に吹き出されるため耐熱温 度が低い材料を合枠 3 に採用する こ とが出来、 また室内側への 熱漏れも低減する こ とができ る。

次に水の流れである力《、 蒸発器 3 3 で凝縮された凝縮水はシ ロ ッ コエアガイ ダー 5 4 'によ り室外側に導き られ 合枠 3 の基 板部 7 に溜められプロペラフ ァ ン 7 0 に設けられたス リ ンガー リ ングによ り凝縮器 1 7 にかけられる。 この時プロペラ フ ァ ン 7 0 の風圧によ り波立っ た凝縮水をプロペラフ ァ ン 7 0 がかき 上げるのを水飛び防止部 6 6 が防いでいる。 上記構成におい！:、 構造の基本部品が樹脂で成形された室内側グリ ル 2 と合枠 3 と 板金で出来たバルクへッ ト 4 であるた & 部品点数が少なく か つ部品及び組立寸法精度が向上できる。 一方、 合枠 3 の基板部 7 が室内側ダリ ル 2 の中に揷入されているため凝縮水を確実に 室外側に導く こ とが出来、 かつ凝縮水の処理に断熱材などが不 要となる。 一方、 凝縮器 1 7 を直接台枠 3 に固定するた & 取 付寸法精度が向上できる。 また バルクへッ 卜 4 の一部を据え 付け具と して使用するた ¾ 据え付け具の部品点数が少なく、 かつ確実に本体 1 を据え付けできる。

また、 据え付け具 6 5 のリ ブ 9 1 と台枠 3 の リ ブ 1 2 Aが第 2 4図のごと く 位置関係と成っているので、 簡単に所定の状態 に本体 I を据え付けでき る。 さ らに 本体 1 の構成部品及びネ ジを室内側から取り付けるため組立の自動化が図られる。

産業上の利用可能性

以上詳述したよう に 本発明は構造の基本部品が室内側及び 室外側各々で基板と外箱を樹脂により一体成形品で形成され かっこの室内側と室外側の境に板金でできたバルクへッ トを設 けた構造と成っているため構造の基本部品の部品点数が少な く 高品質化が図れる。

さ らに 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹脂'によ り 一体成形品で形成し かっ この室外側一体成形品の下部の一部 が室内側に延出 し この室内側と室外側の境に板金で出来たバ ルクへッ トを設ける こ とにより、 凝縮氷を確実に室外側に導く こ とができ、 かつ凝縮水の処理に断熱材などが不要となる。

さ らに 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹脂によ り —体成形品で形成し かっ この室外側一体成形品背面のほぼ中 心で、 かつ凝縮器の両サイ ド端板が位置する部分にネジボスを 設け、 また凝縮器の両サイ ド端板にネ ジ用の取付穴を設ける こ とによ り、 凝縮器を直接室外側一体成形品 （合枠） に固定され ているた & 部品点数が減少し かつ取付寸法精度がおよぴ n 質向上が図れる。

さ らに 室内側および室外側各々で基板と外箱を樹脂によ り —体成形品で形成し この室内側と室外側の境に板金で出来て、 かつ上端を室外側の一体成形品よ り上に延出したバルクへッ ト を設ける こ とにより、 このバルクへッ トを据え付け具と して使 用するた & 部品点数削減と確実な据え付けが行える。

さ らに本発明 室内側および室外側各々で基板と外箱を榭 脂によ り一体成形品で形成し この一体成形された室外側成形 品天面および底面に据え付け具を挿入する溝を形成する リ ブを 設ける こ と によ り、 据え付け時この リ ブが窓枠接触し簡単に本 体を所定の状態に据え付けできる。

さ らに本発明 全ての部品及びネ ジを室内側から取付およ び締め付け出来る様な構成となっているため組立の自動化が出 来、 省人化および高品質化が図られる。

Claims

請 求 の 範 囲

1. 圧縮機 * 凝縮器 · 蒸発器などを具備した一体形空気調和機 の室外側基板および外箱を榭脂成形品によ り一体形成し 室内側基板および外箱も樹脂成形品により一体形成し さ らにこの室内側および室外側の境に板金によ り仕切板を設 けた一体形空気調和 ¾

樹脂成形品によ り一体形成された室外側基板と外箱の基板 部分が室内側まで延出している請求の範囲第 1 項記載の一 体形空気調和^

3. 凝縮器の両端板の高さ方向でのほぼ中心を榭脂成形品によ り一体形成された室外側基板と外箱に直接ネジ止め した請 求の範囲第 1項記載の一体形 気調和^

一体形空気調和機の室外側基板および外箱を樹脂成形品に よ り一体形成し また室内側基板および外箱も樹脂成形品 によ り一体形成し さ らにこの室内側および室外側の境に 板金によ り仕切板を設け、 この仕切り板の上端が室外側樹 脂成形品よ り上方に延出 している請求の範囲第 1 項記載の 一体形空気調和^

室内側および室外側各々で基板と外箱を樹脂によ り一体成 彤品で形成し この一体成形された室外側成形品天面およ び底面に据え付け具を揷入する溝と窓枠に接触する リ ブを 設けた、 請求の範囲第 1 項記載の一体形空気調禾 11 ^ 室内側から構成部品全てを取り付ける請求の範囲第 1項記 載の一体形空気調和 ¾

部品を取り付ける全てのネジを室内側から締め付ける請求 の範囲第 1 項記載の一体形空気調和