WO1990012529A1 - Recipient calorifuge - Google Patents

Description

明 細

断熱容器

〔技術分野〕

本発明 は、 保冷或い は保温が望ま し い物品を収容 し た 収納容器、 例え ば、 缶 ビー ル、 缶 ジ ュ ー ス 、 缶 コ ーラ 等 の飲料入缶やス ー プ、 シ チ ュ ー 、 サラ ダ等を入れた容器 を、 そ の ま ま 入れて保冷ま た は保温す る こ と ので き る 断 熱容器に関す る。

〔背景技術〕

各種の飲料を保温ま た は保冷す る為に、 魔法瓶が広 く 使用 さ れてお り 、 近年では、 耐衝撃性に優れ る ス テ ン レ ス製の携帯用魔法瓶が普及 し.て き てい る。

と こ ろが魔法瓶は、 充填 さ れ る 飲料の種類に制限があ り 、 例えば、 ビール、 コ ーラ 等の炭酸入飲料は魔法瓶に 直接充填す る に は適さ な い た め、 こ れ ら炭酸入飲料を、 屋外で冷え た ま ま 飲みた い時に はア イ ス ボ ツ ク スが使用 さ れてい る 。

し か し なが ら 、 ア イ ス ボ ッ ク スの断熱性能は、 魔法瓶 に較べて著 し く 劣 り 、 ま た外形が大き く 重い こ と か ら携 帯に不便であ り 、 殊に、 飲料入缶等の容器が少数の場合 に は不向 き であ っ た。

そ こ で本考案は、 断熱性能 と 防鲭及び携帯性に優れ、 少数の飲料入缶等の容器を長時間に亙っ て保冷ま た は保 温す る こ と がで き 、 さ ら に、 飲料入缶等の収納容器の径 と高 さ の異な る 2 種類の収納容器をがたつ く こ と無 く 入 れ る こ と の で き る 断熱容器を提供す る こ と に あ る。

〔発明の開示〕

本発明は、 有底状の金属製内筒 と有底状の金属製外筒 と の間に断熱雇を有す る寸網容器と 、 該寸鹛容器内 に揷 入さ れる広口 の合成樹脂製内ケー ス と 、 前記寸胴容器の 上部開口 を塞 ぐ キ ャ ッ プ と で断熱容器を構成 し 、 該キ ヤ ッ プに、 前記内ケ ー ス の 口部に嵌入す る断熱性の栓部材 を設け る と共に、 該栓部材内面に、 内ケ ー ス に入れた大 径収納容器の上部周縁と 当接す る係合部 と 内ケ ー ス に入 れた小径収納容器の上部が挿入される 凹部又は /及び前 記内ケ ー ス の底部に、 前記大径収納容器の下部周縁 と 当 接す る係合部 と前記小径収納容器の下部が揷入 さ れる 凹 部と を形成 し た も のであ る。

し たがっ て、 こ の断熱容器は、 内ケ ー ス に前記収納容 器を、 1 個若 し く は複数を直列に して入れる こ と がで き 、 少数の収納容器を、 長時間に亙っ て保冷ま た は保温が可 能で、 断熱性能と携蒂性に優れてい る。 しか も 、 こ の断 熱容器は、 内ケ ー ス に大径で高さ の低い大径収納容器を 入れる と 、 該大径収納容器の上部周縁又は 及び下部周 縁が前記栓部材の係合部又は 及び内ケ ー ス の係合部に 当接 して、 がたつ く こ と無 く 保持さ れる。 ま た、 小径で 高 さ の高い小径収納容器を内ケ ー ス に入れた場合は、 該 小径収納容器の上部又は /及び下部が前記栓部材の凹部 又はノ及び内ケ ー ス の凹部に挿入 さ れて、 がたつ く こ と 無 く 保持 さ れ る 。 こ の為、 こ の断熱容器は、 前記大径収 納容器或い は小径収納容器を、 選択的に入れ る こ と がで き 、 汎用性が高い。 さ ら に、 こ の断熱容器は、 内ケ ー ス が、 合成樹脂材料で製造さ れてい る た め、 収納容器の外 面に結露が生 じ て も 、 鐯の発生がな い。

ま た、 本発明 は、 上述の断熱容器の キ ャ ッ プを、 前記 栓部材 と 、 該栓部材を回転自在に支承す る リ ン グ と で構 成 し、 こ のキ ャ ッ プを前記寸脶容器の上縁に配設 し た キ ヤ ッ プ取付部材に、 リ ン グ軸線方向 に移動可能かつ ヒ ン ジ結合 し た も のであ る 。 し たが っ て、 断熱容器に収納容 器を 出入れす る 際に、 キ ャ ッ プが邪魔にな ら ず、 ま た、 キャ ッ プが断熱容器か ら外れな い の で、 キ ャ ッ プを紛失 す る こ と がな い。

〔図面の簡単な説明〕

第 1 図乃至第 7 図は、 本発明の第 1 実施例を示す も の であ る。 第 1 図 は斜視図、 第 2 図は 2 個の大径収納容器 を入れた断熱容器の断面正面図、 第 3 図は 2 個の小径収 納容器を入れた断熱容器の断面正面図、 第 4 図はキ ヤ ッ プ と キ ャ ッ プ取付部材 と を示す分解斜視図、 第 5 図はキ ヤ ッ プ取付状態を示す要部断面図、 第 6 図は第 5 図の 6 - 6 線断面図、 第 7 図 はキ ャ ッ プが開い た状態を示す断 面図であ る 。

第 8 図及び第 9 図はキ ヤ ッ プの他の実施例を示す も の であ る。 第 8 図は斜視図、 第 9 図は一部切欠き 正面図で め る 0

第 1 0 図はキ ヤ ッ プの さ ら に别の実施例を示す断熱容 器の断面正面図であ る。

第 1 1 図は本発明の第 2 実施例を示す断熱容器の断面 正面図であ る。

〔発明を実施す る ための最良の形態〕

本発明を よ り 詳細に説明す る ために、 添付の図面に し たがっ て説明す る。 尚、 以下の実施例においては、 保冷 或い は保温が望ま し い物品を収容 し た収納容器 と し て、 一般に市販 さ れてい る缶 ビー ル、 缶 ジ ュ ー ス 、 缶 コーラ 等の飲料入缶を例示 し てい る 。 そ し て、 径と高 さ の異な る 2 種類の収納容器、 即ち、 大径収納容器 （以下、 大径 缶 と云 う ） は、 直径 6 6 M X 長 さ 1 2 3 anの 3 5 0 ml缶、 ま た、 小径収納容器 （以下、 小径缶と云 う ） は、 直径 5 3 M X 長 さ 1 3 3 Mの 2 5 0 ml缶を例示 し てお り 、 こ れ ら の缶は、 ア ル ミ ニ ウ ムや塗装辆扳ま た は メ ツ キ親板で 製造さ れてい る。

ま ず、 本発明の第 1 実施例を第 1 図乃至第 7 図に基づ いて説明す る。 こ の実施例は、 2 個の大径缶 A或い は 2 個の小径缶 B を直列に入れる こ と ので き る断熱容器に関 す る も のであ る。

こ の断熱容器は、 断熱層 2 1 を有する寸鹛容器 2 0 と 、 該寸飼容器 2 0 内に挿入 さ れ る 広口 の合成樹脂製内 ケ ー ス 3 0 と 、 前記寸胴容器 2 0 の上部開口 を塞 ぐ キ ャ ッ プ 4 0 と で構成 さ れてい る 。

前記寸腕容器 2 0 は、 有底筒状の 内筒 2 2 を有底筒状 の外筒 2 3 に挿入 し 、 両筒 2 2 , 2 3 の上縁部を気密に 接合 し 、 両筒 2 2 , 2 3 間に真空の断熱層 2 1 を形成 し て い る 。 こ の両筒 2 2， 2 3 は、 ス テ ン レ ス ス チ ール製 で あ る 。

前記寸飼容器 2 0 の底部に は、 保護用の合成樹脂製底 部材 2 4 が嵌着 さ れて い る 。 前記寸胴容器 2 0 の上部口 縁に は、 環状の.合成樹脂製キ ヤ ッ プ取付部材 2 5 が嵌着 さ れてい る。 該キャ ッ プ取付部材 2 5 の外周部に は、 前 記キ ャ ッ プ 4 0 を ヒ ン ジ結合す る 為の支軸 2 6 , 2 6 カ 、 接線方向 に形成 さ れてい る。 ま た、 該キ ャ ッ プ取付部材 2 5 の 内周部に は、 キ ャ ッ プ 4 0 を係止す る 為の係止溝 2 7 が 3 か所形成 さ れてい る。

前記底部材 2 4 と キ ャ ッ プ取付部材 2 5 と に は、 ス ト ラ ッ ブ 7 0 の両端が着脱可能に取付け られる 。

前記内ケ ー ス 3 0 は、 有底筒状に形成 さ れ、 底部に、 前記大径缶 Aの下部周縁と 当接す る係合部 3 1 と 前記小 径缶 B の下部が挿入さ れ る 凹部 3 2 と を有 し て い る 。 ま た 内ケ ー ス 3 0 の上部口縁は、 内筒 2 2 と キ ャ ッ プ取付 部材 2 5 と の間に嵌入 さ れてい る。 こ の 内ケ ー ス 3 0 の 外径は、 内筒 2 2 の 内径と 実質的に同一であ り 、 そ の 内 径は、 大径缶 Aの外径と 実質的に同一であ る。 前記キ ャ ッ プ 4 0 は、 前記内ケ ー ス 3 0 の 口部に嵌入 す る 断熱性の栓部材 4 1 と 、 該栓部材 4 1 を回転 自在に 支承す る リ ン グ 5 1 と で構成 さ れてい る。 こ れ ら栓部材 4 1 と リ ング 5 1 は、 合成樹脂製であ る。

該栓部材 4 1 は、 そ の脯部 4 2 の上部に フ ラ ン ジ 4 3 が形成され る と と も に、 該フ ラ ン ジ 4 3 の外周面に周溝 4 4が形成さ れてい る。 該胸部 4 2 の上面に は、 摘み 4 5が形成さ れてい る 。 該胴部 4 2 の外周面に は、 前記係 止溝 2 7 に係合す る 突起 4 6が 3か所形成さ れ る と と も に、 パ ツ キ ン 4 7 が装着 さ れてい る。 さ ら に胴部 4 2 の 内面に は、 前記大径缶 A の上部周縁と 当接す る 係合部 4 8 と前記小径缶 B の上部が挿入される 凹部 4 と を有 し てい る 。 前記栓部材 4 1 は、 内部に中空状或い は断熱材 を充填 した断熱層 5 0 を有 して る。

前記 リ ン グ 5 1 は、 内周面に前記周溝 4 4 が係合する 周状突起 5 2が形成 さ れ、 該周状突起 5 2 に周溝 4 4 を 係合す る こ と に よ り 、 栓部材 4 1 は リ ン グ 5 1 に回転自 在に支承 さ れ る。 ま た、 前記 リ ン グ 5 1 に は、 前記支軸 2 6 , 2 6 と ヒ ン ジ結合す る溝 5 3 を有す る ϋ字状の連 結部 5 4が形成されて い る 。 該溝 5 3 は、 キ ャ ッ プ 4 0 が支'軸 2 6 , 2 6 に案内 さ れて、 リ ン グ軸線方向 に移動 可能に形成さ れてい る。

こ の よ う に構成 さ れたキ ヤ ッ プ 4 0 を開け る 場合に は、 摘み 4 5 を掴んで栓部材 4 1 を第 4 図において、 反時計 方向 に回す と突起 4 6が係止溝 2 7 に案内 さ れて栓部材 4 1 が上昇 し 、 こ れに伴い リ ン グ 5 1 も上昇 し、 キ ヤ ッ プ 4 0 は、 第 5 図に示す如 く 、 閉 じ た状態を保持 し た ま ま 上昇す る 。 こ の状態でキ ャ ッ プ 4 0 を支軸 2 6 , 2 6 を中心に回す と 、 第 7 図に示す如 く 開け る こ と がで き 、 缶の 出 し入れがで き る。

キ ャ ッ プ 4 0 を閉 じ る場合に は、 上記 と逆の順序で操 作すれば良い。

前記断熱容器に 2個の大径缶 Aを入れた場合は、 第 2 図に示す如 く 、 上方の大径缶 Aの上部周縁は、 キ ャ ッ プ 4 0 の係合部 4 8 に当接 し、 下方の大径缶 Aの下部周縁 は、 内ケ ー ス 3 0 の係合部 3 1 に 当接 し、 2個の大径缶 A はがたつ く こ と 無 く 保持さ れ る。 し たが っ て、 両係合 部 4 8 , 3 1 間の距離は、 2個の大径缶 Aの高 さ と 実質 的に同一に な る よ う 設定する。

前記断熱容器に 2個の小径缶 B を入れた場合は、 第 3 図に示す如 く 、 上方の小径缶 B の上部は、 キ ャ ッ プ 4 0 の凹部 4 9 に挿入 し、 下方の小径缶 B の下部は、 内ケ ー ス 3 0 の凹部 3 2 に揷入 し、 2個の小径缶 B はがたつ く こ と無 く 保持さ れる 。 し たが っ て、 両凹部 4 9 , 3 2 の 底壁間の距離は、 2 個の小径缶 B の高 さ と 実質的に同一 にな る よ う 設定す る と と も に、 両凹部 4 9 ， 3 2 の径は、 小径缶 B の外径 と実質的に 同一に な る よ う 設定す る。

尚、 小径缶 B が揷入さ れる 凹部は、 いずれか 1 つ の み で も良い。

第 8 図及び第 9 図はキ ヤ ッ プの他の実施例を示す も の あ る。

こ の実施例のキ ャ ッ プ 4 0 は、 上述の実施例のキ ヤ ッ プと 同様に、 前記内ケ ー ス 3 0 の 口部に嵌入す る 断熱性 の栓部材 4 1 と 、 該栓部材 4 1 を回転 自在に支承す る リ ン グ 5 1 と を有 し てい る。 さ ら に、 該 リ ン グ 5 1 に は、 リ ン グ軸線方向の支軸 5 5 が設け ら れて い る 。 該支軸 5 5 の下端に は、 抜止用のス ト ッ パ 5 6 が設け ら れてい る。

—方、 キ ャ ッ プ取付部材 2 5 に は、 キ ャ ッ プ取付部材 軸線方向の支轴揷通孔 2 8 が形成 さ れてい る。 こ の支軸 揷通孔 2 8 に支轴 5 5 を揷通 さ せる こ と に よ り 、 キ ヤ ッ プ 4 0 は、 上述の実施例 と 同様に、 リ ン グ軸線方向 に移 動可能 と な る 。 し た力《 つ て、 キ ャ ッ プ 4 0 は、 支軸 5 5 を中心に回動 し て、 第 8 図及び第 9 図に示す如 く 、 開い た状態 と な る。

第 1 0 図はキ ヤ ッ プの さ ら に別の実施例を示す も ので め る 。

こ の実施例の断熱容器は、 キ ャ ッ プの取付け構造を除 いて上述の実施例 と 同様に構成さ れてい る 。

こ の実施例の キ ャ ッ プ 4 0 は、 前記内ケ ー ス 3 0 の 口 部に嵌入す る 栓部材 4 1 に ス リ ー ブ 5 7 を一体に設け、 該ス リ ー ブ 5 7 に雌ね じ 5 8 を形成す る 。 一方、 キ ヤ ッ プ取付部材 2 5 に は、 該維ね じ 5 8 と嫘合す る雄ね じ 2 を形成す る 。

第 1 1 図は本発明の断熱容器の第 2 実施例を示す も の で あ る 。

こ の実施例は、 1 個の大径缶 A 或い は 1 個の小径缶 B を入れる こ と ので き る 断熱容器に関す る も のであ る 。

こ の断熱容器は、 口部外周 に雄ね じ 6 0 を形成 し た寸 飼容器 2 0 と 、 該寸嗣容器 2 0 内 に挿入さ れ る 広口 の合 成樹脂製内ケ ー ス 3 0 と 、 前記雄ね じ 6 0 に嫘合 し て寸 網容器 2 0 の上部開 口 を塞 ぐ キ ヤ ヅ プ 4 0 と で構成 さ れ て い る 。

前記寸胴容器 2 0 は、 第 1 実施例のキ ャ ッ プ取付部材 の代わ り に 口部外周 に雄ね じ 6 0 を形成 し た も ので、 そ の他は、 第 1 実施例 と 同様の構成であ る。

前記内ケ ー ス 3 0 の底部に は、 第 1 実施例の係合部 と 凹部に相当す る も の は、 形成 さ れていな い。 内ケ ー ス 3 0 の上部口縁に は、 前記寸胸容器 2 0 の 口縁に係止さ れ る フ ラ ン ジ 3 3 を備え て い る 。

前記キ ヤ ッ プ 4 0 は、 第 1 0 図に示すキ ヤ ッ プ と 同様 に形成さ れ、 該キ ャ ッ プ 4 0 の雌ね じ 5 8が寸胴容器 2 0 の雄ね じ 6 0 に嫘合す る 。

前記断熱容器に 1 個の大径缶 A を入れた場合は、 第 1 1 図に示す如 く 、 大径缶 A の上部周縁は、 キ ャ ッ プ 4 0 の係合部 4 8 に 当接 し 、 そ の底部は、 内ケ ー ス 3 0 の底 壁 3 4 に 当接 し、 大径缶 A はがたつ く こ と無 く 保持 き れ る。 し たがっ て、 係合部 4 8 と底壁 3 4 と の間の距離は、 1 個の大径缶 A の高 さ と 実質的に同一に な る よ う 設定す る

前記断熱容器に 1 個の小径缶 B を入れた場合は、 第 1 1 図に示す如 く 、 小径缶 B の上部は、 キ ャ ッ プ 4 0 の凹 部 4 9 に揷入 し、 そ の底部は、 内ケ ー ス 3 0 の底壁 3 4 に 当接 し、 小径缶 B はがたつ く こ と無 く 保持さ れ る 。 し たが っ て、 凹部 4 9 の底壁と 内ケ ー ス 3 0 の底壁 3 4 と の間の距離は、 1 個の小径缶 B の高さ と 実質的に同一に な る よ う 設定す る と と も に、 凹部 4 9 の径は、 小径缶 B の外径と実質的に同一にな る よ う 設定す る。

尚、 本発明の断熱容器は、 そ の長 さ を適宜設定す る こ と に よ り 、 3 本以上の収納容器を入れる こ と がで き る。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 有底状の金属製内筒 と有底状の金属製外筒 と の 間 に断熱層を有す る 寸胴容器と 、 該寸胴容器内に挿入 さ れ る 広口 の合成樹脂製内ケ ー ス と 、 前記寸鹏容器の上部開 口 を塞 ぐ キ ヤ ヅ ブ と で構成 さ れ、 該キ ャ ッ プに 、 前記内 ケ ー ス の 口部に嵌入す る断熱性の栓部材を設け る と共に、 該栓部材内面に、 内ケ ー ス に入れた大径収納容器の上部 周縁 と 当接す る 係合部 と 内ケ ー ス に入れた小径収納容器 の上部が挿入 さ れ る 凹部 と を形成 し た断熱容器。

2 . 有底状の金属製内筒 と有底状の金属製外筒 と の 間 に断熱層を有す る 寸胴容器と 、 該寸胴容器内 に挿入さ れ る 広口 の合成樹脂製内ケ ー ス と 、 前記寸胴容器の上部開 口 を塞 ぐ キ ャ ッ プ とで構成さ れ、 該キ ャ ッ プに、 前記内 ケ ー ス の 口部に嵌入す る 断熱性の栓部材を設け る と共に、 前記内ケ ー ス の底部に、 内ケ ー ス に入れた大径収納容器 の下部周縁 と 当接す る 係合部 と 内ケ ー ス に入れた小径収 納容器の下部が挿入 さ れる 凹部 と を形成 し た断熱容器。

3 . 有底状の金属製内筒 と有底状の金属製外筒 と の間 に断熱層を有す る 寸胴容器と 、 該寸胴容器内に挿入さ れ る 広口の合成樹脂製内ケ ー ス と 、 前記寸鹏容器の上部開 口 を塞 ぐ キ ャ ッ プ と で構成 さ れ、 該キ ャ ッ プ に 、 前記内 ケ ー スの 口部に嵌入す る断熱性の栓部材を設け る と共に、 該栓部材内面に、 内ケ ー ス に入れた大径収納容器の上部 周縁 と 当接す る 係合部 と 内ケ ー ス に入れた小径収納容器 の上部が揷入 さ れ る 凹部と を形成 し 、 前記内ケ ー ス の底 部に、 前記大径収納容器の下部周縁 と 当接す る 係合部 と 前記小径収納容器の下部が挿入さ れ る 凹部 と を形成 し た 断熱容器。

4 . 前記キ ャ ッ プは、 前記栓部材 と 、 該栓部材を回転 自在に支承す る リ ン グと で構成 さ れ、 前記寸胴容器の上 縁にキ ャ ッ プ取付部材を配設 し 、 該キ ャ ッ プ取付部材に 接線方向の支軸を設け、 前記 リ ン グ に は該支軸に ヒ ン ジ 結合す る 連結部を設け、 該連锆部に前記キ ヤ ッ プが リ ン グ軸線方向 に移動可能な溝を有 し てい る請求項 1 又は 2 又は 3 記載の断熱容器。

5 . 前記キ ャ ッ プは、 前記栓部材 と 、 該栓部材を回転 自在に支承す る リ ン グと 、 該 リ ン グに設けた リ ン グ軸線 方向の支軸 と で構成さ れ、 前記寸艉容器の上縁にキ ヤ ッ プ取付部材を配設 し、 該キ ャ ッ プ取付部材に前記支軸を、 回動可能かつ前記キ ヤ ッ プが リ ン グ軸線方向に移動可能 に取付けた請求項 1 又は 2 又は 3 記載の断熱容器。