WO1986007570A1 - Tampon du type carte - Google Patents

Description

明 細 書

発明の名称

カー ド状印

発明の分野

本発明は携蒂用スタ ンプに関 し、 特に詳し く いえば、 カー ドのよ う なフ ラ ッ 卜な基板に担持されたイ ンク含 浸形多孔質合成樹脂材料からなるスタ ンプエ レ メ ン ト を有するカー ド状スタ ンプに関する。

磬名に代えて自分のネームを表わすスタ ンプを重ん ずる習慣を有する国、 たとえば日本や中国では、 自分 所有のスタ ンプを携行する こ と が日常的に行なわれて いる。 そのよ う なスタ ンプは、 普通、 竹、 動物の骨や 角、 象牙などからな る直径 5 〜 3 0 腿、 長さ 2 0 ~ 5 0 程度の柱状体からな り、 その端部にスタ ンプ表面 が形成されている。 使用に当っては、 スタ ンプ表面を イ ン ク含浸材料に接触する 。 イ ン ク含浸形多孔質合成 樹脂材料からなる 自 己イ ンキングスタ ンプも知られて いるが、 この自 己イ ンキングスタ ンプは柱状体からな るグリ ッ プボディ の端部にイ ン ク含浸形多孔質合成樹 脂材料のスタ ンプエレメ ン トを貼着したものである。 柱状ボディ を有する公知のスタ ンプは明 らかに携蒂に 不向きである。

発明の概要 本発明の目的は、 ク レジッ トカー ドやバンキング力 ー ドなどのような形態を構成することができる携帯に 便利なスタンプを提供しょう とするにある。

特に本発明の目的は、 フラッ トな基板に担持された イ ンク含浸形多孔質合成樹脂材料からなる自己イ ンキ ングスタ ンプエレメン トを有するカー ド状スタ ンプを 提供しょう とするにある。

本発明によれば、 一方の表面から他方の表面に貫通 するァパチユアを有するフラ ッ 卜な基板と， 前記ァパ チユア内に配置されたスタ ンプサブァセンプリ とを備 え、 前記スタ ンプアセンブリは、 インク含浸形多孔貿 合成樹脂材料からなるスタ ンプエレメン ト と、 このェ レメ ン トを担持するキャ リ アメ ンバと を有し、 前記キ ャ リアメ ンバは、 前記スタ ンプエレメ ン トを収容され たレセプタ クルを有するフィ ンガタ ツチ部分と、 この フィ ンガタ ツチ部分を該タ ツチ部分の表面と直角の方 向に反覆的に変位可能に支持する変形可能部分と を含 み、 前記スタ ンプサブアセンブリは， 前記基板の一方 の表面の側に前記スタ ンプエレメン 卜の表面が位置し、 かつ該基板の他方の表面の側に前記フィ ンガタ ツチ部 分の背面が位置するよう に該基板に支持され、 前記基 板の他方の側から前記フィ ンガタ ツチ部分の背面を指 で押圧されると、 前記変形可能部分の作用によって前 記スタ ンプエレ メ ン 卜の表面が前記基板の一方の表面 の側に突出する よ う になっているスタ ンプを提供する こ と ができる。

本発明の望ま しい実施例によれば、 スタ ンプエ レメ ン 卜 を担持するキャ リ アメ ンバの変形可能部分は、 フ イ ンガタ ツチ部分のまわ り から突出する複数のフ レキ シブルなアームからなっていてよ く 、 また、 それらの アームに代えて レジリエン 卜なダイ ア フ ラムによっ て 形成されていてもよい。 キャ リ アメ ンバを基板に取付 ける方法もい く つか考える こ と ができ、 前記変形可能 部分の端部または周緣を基板上に接着剤によって固定 する こ と も よいであろう し、 その端部または周縁を基 板と押え板との間にサン ドィ ツチ状に挾持する こ とも 望ま しい。

好適な実施例に したがえば、 基板の一方の表面の側 には、 その側に位置するスタ ンプエレ メ ン ト を保護す るスライ ドカバーが設け られ、 このカバーはスタ ンプ の使用時にのみ開かれ、 それ以外のと きはスタ ンプェ レメ ン 卜のイ ンク乾燥や塵埃の付着を防止するよ う に 閉鎖される。

図面の簡単な説明

第 1 図は本発明によるカ ー ド状印の正面図、 第 2 図は第 1 図に示されたカー ド状印の裏面図、 第 3図および第 4図は第 1 図における 3 — 3線に沿 う斬面図であって、 それぞれ異なる動作状態を示す、 第 5図は第 1 図の 5 — 5線に沿う断面図、

第 6図は第 1図から第 5図に示されたスタ ンプサブ アセンブリの斜視図、 および

第 7図は第 6図に示されたものに代って使用可能な スタ ンプサブアセンブリの変形例を示す斜視図である。

好適な実施例の説明

第 1 図を参照すると、 フラッ トなカー ド状基板 1 は ちょ う どク レジッ トカー ドやバンキングカー ドのよう に硬質合成樹脂から作られているが、 その一方の表面 (第 1 図）の側には、 説明の便宜上、 円の図形の中に符 号 " A " のイ ンデシァを表わす凸板 4 をもつスタ ンプ エレメン ト 3 を含むスタ ンプアブアセンブリ 2が装着 されている。 この基板 1 には、 スタ ンプエレメン ト 3 の表面を該基板上に露出させたリ閉鎖したりするスラ ィ ドカバー 18が設けられているが、 第 1 図に示された 状態では、 このスライ ドカバー 18は開放されている。

第 6図を参照すると、 スタ ンプサブアセンブリ 2は、 スタ ンプエレメン ト 3 を支持する合成樹脂からなるキ ャ リ アメ ンバ 6 を備え、 このキヤ リ アメ ンバ 6 は方形 のリジッ 卜なフィ ンガタ ツチ部分 7 と 4個のフ レキシ ブルアームからなる変形可能部分 8 と を含んでいる。 フィ ンガタ ツチ部分 7 は方形の囲いを有する レセプタ クノレ 9 を もっ ていて、 その レセプタ ク ノレ 9 内にスタ ン プエレメ ン ト 3 を収容しているが、 この例ではレセプ タ クル 9 を定義する方形はフィ ンガタ ツチ部分 7 を定 義する方形に対して 4 5度の回転位相差をもっている。 スタ ンプエ レ メ ン ト 3 はイ ン ク含浸形多孔質合成樹脂 材料からなる公知の自己イ ンキング形である。

基板 1 の一方の表面の側には比較的大きな長方形の 浅い第 1 凹部 1 0 (第 1 図）が形成されており、 こ の第 1 凹部 10内の一端には第 1 凹部 10よ り深い方形の第 2 凹 部 11 (第 3 図）が形成されている。 そ して、 この第 2 凹 部 11内には、 基板 1 の他方の表面の側に貫通する方形 のァパチユア 12 (第 4 図）が形成されている。 このァパ チユア 12を定義する方形は第 2 凹部 11を定義する方形 に対して 4 5度の回転位相差を有する。 スタ ンプサブ アセ ンブ リ 2は基板 1 の第 2 凹部 11内にセキュアされ、 こ の場合、 キヤ リ ア メ ンバ 6 の フ ィ ンガタ ジ チ部分 7 はァパチユア 12内に遊嵌され、 その背面が基板 1 の他 方の表面の側に露出（第 2 図）するのに対して、 このキ ャ リ ア メ ンノ 6 の 4 つの フ レ キシブルア ー ム 8 と レセ プタ クル 9 は第 2 の凹部 11内に位置する。 第 1 凹部 10 内には窓 15つき押え板またはリティ ナ 14が嵌込まれ、 この リ ティ ナ 14は第 2 凹部 11内にセキュアされたスタ ンプサブアセンブリ 2 を作動的に支持している。 第 3 図および第 4 図から明らかなとおり、 キヤ リ アメ ンバ 6 の 4個のフ レキシブルアーム 8 は、 それぞれ自 由端 に爪 16を有しているが、 これらの爪 16は第 2凹部 11上 に リテ.イ ナ 14が配置される と、 該リ ティ ナ 14と基板 1 との間にサン ドイ ッチ状に挾持され、 これによつてス タ ンプサブアセンブリ 2 を第 2 凹部 11にマウン ト して いる。 リ ティ ナ 14の窓 15は、 スタ ンプサブアセンブリ 2 の レセプタ クル 9 の寸法よ り大き く作られていて、 この窓 15を通って レセプタ クル 9 と ともにスタ ンプェ レメ ン ト 3 が基板 1 上にわずかに突出しえる よう にな つている。 リ ティ ナ 14と基板 1 との間には、 その リテ イ ナ 14の窓 15の長竽方向の両側縁に沿って蟻みぞ 17が 形成されていて、 この蟻みぞ 17にスライ ドカバー 18が 可動的に係合している。 このスライ ドカバー 18は第 2 凹部 11を開閉 し、 該第 2 凹部 11内にセキュアされてい るスタ ンプエレメ ン ト 3 を保護する。

使用に当っては、 スライ ドカバー 18をオープン位置 に動かし、 第 2 凹部 11内のスタ ンプエレメ ン ト 3 を露 出させた後、 基板 1 の一方の表面を押印すべき書類上 に突き合せ、 その状態において、 該基板 1 の他方の表 面の側に位置するスタ ンプサブアセンブリ 2 のフィ ン ガタ ツチ部分 7 の背面を指で押圧する。 こ うする と、 フィ ンガタ ツチ部分 7 から延びる 4個の フ レキシブル ア ー ム 8 が弹性的に変形し、 該フ ィ ンガタ ツチ部分 7 と と も に レセプタ クル 9 内に収容されたスタ ンプエ レ メ ン 卜 3 が基板 1 の一方の表面の側にある リティ ナ 14 の窓 15を通ってわずかに突出し、 それによつ てスタ ン プエ レ メ ン ト 3上の凸版 4 が書類上にイ ンデシァを表 わす。 この場合、 4個のフ レ キシブルアーム 8 の端部 に設け られた爪 16は、 第 2 凹部 11内における キヤ リ ア メ ンバ 6 の動き を保証する ギヤ ジ プを形成するスぺー サと して役立つ。

このカ ー ド状印は次のよ う に して簡単に組立てる こ と ができ る。 すなわち、 基板 1 の一方の表面（第 1 図） の側から第 2 凹部 11内へスタ ンプサブアセンブリ 2 を セキュア し、 次いでスライ ドカバー 18を窓 15に係合さ せた リ ティ ナ 14を第 1 凹部 10内に嵌込むだけでよい。 基板 1 と リ ティ ナ 14と の結合は， 摩擦係合であっても よい し、 接着剤の使用によって行なっても よい。

第 7 図は第 6 図に示されたスタ ンプサブアセンブリ 2 に代って使用可能な変形例を図解している。 こ の変 形スタ ンプサブアセンブリ 20は前の例における 4個の フ レ キシブルアームに代ってダイヤフラム 21を設けた 点において実質的に異なっている。 このダイヤフ ラム 21は可撓性合成樹脂によって フ ィ ンガタ ツチ部分 22と —体的に成形されていて、 その周縁には前の例におけ る爪に相当する突起 23が設けられ、 この突起 23が第 2 凹部 11内におけるスぺーザと して作用するよ う になつ ている。 フィ ンガタ ツチ部分 22を指で押圧される と、 その部分から—体に延びるダイヤフラム 21が変形し、 前の例と同様のマナーによってスタ ンビングが行なわ れる。 この例では、 フィ ンガタ ツチ部分 22とダイヤフ ラム 21とは同じ材料から一体的に形成されているが， 雨者は別々 の材料によっ て作られた後、 ダイヤフラム 21の内面にフィ ンガタ ツチ部分 22を接着する こ とによ つても製作する こ と が可能である。

Claims

請求の範囲

1 . 一方の表面から他方の表面に貫通するァパチユア を有する フ ラ ッ 卜な基板と、 前記ァパチユア内に配置 されたスタ ンプサブアセンブリ と を備え、 前記スタ ン プサブアセ ンブ リ は、 スタ ンプエ レ メ ン 卜 と 、 このェ レメ ン ト を担持するキャ リ アメ ンバと を有し、 前記キ ャ リ アメ ンバは、 前記スタ ンプエ レ メ ン ト を取付けら れたフ ィ ンガタ ツチ部分と、 こ の フ ィ ンガタ ツチ部分 を該タ ツチ部分の表面と直角の方向に反覆的に変位可 能に支持する変形可能部分と を含み、 前記スタ ンプサ ブアセンブ リ は、 前記基板の一方の表面の側に前記ス タ ンプエレメ ン 卜の表面が位置し かつ該基板の他方の 表面の側に前記フィ ンガタ ツチ部分の背面が位置する よ う に該基板に支持さ れ、 前記基板の他方の表面の側 から前記フィ ンガタ ツチ部分の背面を指で押圧される と、 前記変形可能部分の作用によって前記ス タ ンプェ レ メ ン 卜の表面が前記基板の一方の表面の側に突出す る よ う になっているカー ド状印。

2 . ク レーム 1 によるカ ー ド状印であって、 前記スタ ンプエ レ メ ン ト がイ ン ク含浸形多孔質合成樹脂材料か らなるもの。

3 . ク レーム 1 によ るカ ー ド状印であって、 前記フィ ン ガタ ツチ部分は前記スタ ンプエ レ メ ン ト と収容する レセプタ クルを有しているもの。

4 . ク レーム 1 によるカー ド状印であって、 前記に加 え、 前記基板の一方の表面の側に可動的に設けられた スライ ドカバー を備え、 このスライ ドカバーは前記ス タ ンプエレメ ン 卜を保護するよ う になっているもの。

5 . ク レーム 1 によるカー ド状印であって、 前記変形 可能部分は前記フィ ンガタ ツチ部分から放射状に延び る複数のアームからなるもの。

6 . ク レーム 1 によるカー ド状印であって、 前記変形 可能部分は前記フィ ンガタ ツチ部分のまわり に形成さ れたダイヤフラムからなるもの。

7 . ク レーム 6 によ るカー ド状印であって、 前記フィ ンガタ ツチ部分とダイヤフラムとは一体的に成形され ているもの。