WO1986004875A1 - Appareil pour steriliser des feuilles souples en continu analogues a des bandes - Google Patents

Description

明 細 香

可捷性带状ゥ - ブの滅菌装置 技術分野

こ の発明は可撓性带状ゥ - ブ、 特に包装用の積層 ゥ - ブを湿式で連続的に滅菌するための装置に関する 背景技術

可撓性带状ゥ - プを加熱滅菌液で連続的に滅菌す る場合、 特に問題となる点はこの よ うな ゥ - ブ表面を 十分な時間、 滅菌液と接触させる こ とによ 十分な狻 茵処理を こな う こ とができ るか否かである 。 しかる に従来の滅菌装置において 、 この点において必ずしも 満足なも のとは云えず、 特に ウ ェ ブ表面が耐熱性胞子 等で異常に汚染されている場合に問題があ つた。

すなわち、 従来のこの種の湿式滅菌装置に いて は過酸化水素滅菌溶液と带状ウ ェ ブ と の持続的接触が 十分でな く 、 带状ウ ェ ブの滅菌処理工程の間に いて も再汚染の可能性も あ った。

可徺性带状 ウ ェ ブを最初に常温の過酸化水素溶液 層に よ 濡 らし、 ついで包装段階で加熱する よ うにし た装置も知られている 。 しかし、 このよ う な装置にお いても 、 細菌を完全に死滅させるのに十分な高温での 滅菌効果が必ずしも満足に得られないとい う問題があ つ 。

この発明は上述の如き従来の湿式滅菌装置の欠点 を改善し °、 炱好な淤茵を効率良 く こな う こ とができ る可撓性帯状ゥ ェ プの滅菌装置を提供する こ とを 目的 とする。

発明の開示

すなわち、 この発明は以下の如き特徵を有する可 徺性带状ゥ - ブの湿式連続滅菌装置を提供する も ので ある 。

すなわち、 本発明の装置に いては、 上記带状ゥ エ ブの両表面が滅菌用加熱溶液、 たとえば過酸化水素 溶液と十分に接触する よ う に して滅菌が こなわれる。 すなわち 、 第 1 の段階において 、 加熱滅菌溶液は帯状 ゥ - ブを'十分に灕 ら しなが ら加熱滅菌溶液収容タ ンク 間の加熱空間を 自然落下する 。 上記带状ゥ - ブも 同時 に この加熱滅菌溶液で満たされた空間内を垂直方向に 下方に走行させ られ、 一定の高温下で連続的に滅菌さ れる 。 滅菌溶液はこの空間内に常に溢れる よ うに して 供給され带状ゥ - プの両表面を所定温度に保つよ うに している 。 帯状ゥ エ ブをこの空間の両側の対向加熱面 から等し く 離間させるため、 これ ら加熱対向面には長 手方向 （滅菌溶液の流れ方向 ） に沿う複数の突条が形 成されて ]? 、 ま たこれに よ ]J带状ゥ 3： ブの平面状態 が保たれる 。 この滅菌用空間の断面は適宜変える こ と ができ 、 これによ ]7滅菌溶液と被滅菌表面との間の連 動条件を種々調節する こ と、 たとえば、 滅菌溶液の落 下速度と带状ゥ - ブの通過速度を等し くする こ と もで き る 。

この発明の滅菌装置に よれば滅菌処理されるべき 带状ゥ - ブが狭い滅菌液通路に導入されるため、 ゥ X ブ表面に付着している紙粉 （ 帯状ゥ - ブが紙の層を有 する場合 ） 等のゴ ミ の洗浄除去が効果的になされる 。 このよ う な洗浄効果は本発明において 、 後述の如 く带 状ゥ エ ブの導入方向と滅菌溶液の流れ方向と を対向さ せる手段が具備されている こ とに よ D—層促進される。 図面の簡単な説明

第 1 図は本発明の一実施例に係わる可携性带状ゥ ブ滅菌装置の断面図 ： ^ 2 図は第 1 図の装置の A-A 線に沿 う断面図である 。

発明を実施するための最良の形態

以下、 こ の発明を図示の実施例を参照 して説明す o

第 1 図に示す如 く 、 帯 ウ ェ ブ はロ ー ル 2 を介 し てタ ン ク 3 および 4 の対向する垂直側壁 ^ と / との 間の空間に導入される 。 このタ ン ク 3 および 4 内には 矢線 F ₃ および F ₄ でそれぞれ示す如 く加熱滅菌溶液 が下から上に向 って流れる よ う にな つている 。 側壁

および はそれぞれ対応する上部が切欠されていて 同一の高さ L i - L , の間で加熱滅菌溶液がタ ン ク 3 および 4 の外方へ溢出する よ うになつている 。 すなわ ち、 高低差 L i - L a よ び巾 L ₃ に よ って定ま る断 面の大き さが側面 ^3/ , よ びその左右両側端を仕切 る ガ イ ド 2 0 , 2 < の内壁に よ って囲ま れた空間の大 き さ よ J? 大き く なる よ う にな つているため 、 余分な滅 菌溶液がガ イ ド ² 0 , 2 の側方か ら溢出する こ と に なる 。 なお 、 1 9 ， J z は側面 ， の両側に配置さ れた側壁である 。

したが って 、 この空間 （ すなわち側壁 ， 4' , ガ イ ド 2 0 , 2 ヅ で囲ま れた高さ L ₂ - L の間 ） は带 状 ゥ - ブ J が導入、 降下する間において も 常に滅菌溶 液で充満されている こ とになる 。 この側壁 の間 を下降する带状 ゥ ブ 1 は加熱滅菌溶液およ び側壁 3" , ^/か ら も 熱を けて両面が急速に加熱される 。

帯状 ゥ ： ^ プ J が この空間を通過 した と き 、 すなわ ち高さ L ₄ か ら排出される と 、 次に ロ ー ル 7 に よ って 逆方向に導かれる 。 こ の ロ ー ル 7 の直径は帯状 ゥ ヱ ブ の垂直降下路 と垂直上昇路の間隔に等し く な る よ う に 図 られている 。

第 2 図か ら明 らかな如 く 、 対向する側壁 ^ , は 凸条部 D お よ びその間に形成された溝部 E を有する 。 この凸条部 D相互間の間隔は導入され 7t带状 ゥ 工 プの 平面状態を十分に保ち得る程度であればよ い 。 溝部 B ( 凸条部 D と帯状 ゥ ヱ ブ J と の間 ） の深さは 、 帯状 ゥ ェ ブの表面を急速に所望の温度に加熱するのに十分な 量の滅菌溶液を通過させ得る程度とする 。 過剰の滅菌 液は下部タ ン ク S に溜め られる 。 こ の下部タ ン ク S は 循環ポ ンプ ·ί S を介して ヒ ータ 1 7 に接続されていて 滅菌溶液を一定温度に保つよ う にな つている 。 なお、 図示していないが、 た とえば上記ポンプ 2 S に至る ィ ：°に フ ィ ル タを介在させても よ い。 又、 この装 Sに は自動供袷装置に よ 消費分の滅菌溶液が 自動的に補 給される よ う にな っている 。 これ ら装置全体は ^ ッ ク ス 2 3内に配置されているので 、 ッ ク ス 2 3内部は 滅菌溶液の翁和蒸気で満される 。 そのため 、 帯状ゥ ェ ブ J がこ の ^ ッ ク ス 2 3 内を走行する間に いて冷却 するおそれがない。

ロ ー ル 7 に よ つて反転された ゥ ヱ ブ 2 は対向する 側壁 , ^間の空間に再び導入される 。 こ こ で 、 タ ン ク 5 にはタ ン ク 3 の場合と同様に矢線 F ₅ で示す方向 に、 すなわち下から上に向けて加熱された滅菌溶液が 供給されている 。 なお、 タ ン ク 4 は両側から滅菌溶液 が溢出する （ すなわち、 2 つの加熱側壁 ， ^4//を有す る ） からタ ン ク 3 , 5 の場合の 2倍の量の滅菌溶液が 供袷される 。 対向側壁 4〃， ^は対向側壁 , と同様 に構成され、 同一の機能を有する 。

このよ う に 2 つの流通空間 （ すなわち、 側壁 ， 4'間および側壁 ， 間 ） を設ける こ とに よ ]?加熱面 が長く な J9所定温度での十分な滅菌が可能となる と と も に、 帯状ゥ - プ J 表面の良好な洗浄効果が得 られる。 タ ン ク 5 と タ ン ク 4 との間の滅菌空間か ら導出さ れた帯状ゥ ヱ ブは対向する一対のロ ール S , ^間に導 入され、 その表面の過剰の鈸菌溶液が除去される よ う にな っている 。 これら ロ ール ⁵ , 間を通過した帯状ゥ エ ブ ·Ζ は乾燥工程に導かれる 。 たとえば第 1 図に示す 如 く卷き戻しロ ーラ i 0 に卷回されたのち乾燥工程へ 送られる 。 こ の乾燥工程に導 く 機構は特に継続動作を と もな つた包装装置と組合せて実施する場合に必要と なる 。 この場合、 この弒菌シ ス テ ム か ら帯状ウ ェ ブを 排出させたのち、 この ウ ェ ブの矢線 F _Aの方向への自 由 なけん引を可能にするため、 巻き戻 しローラ . 2 0 、 口 —ラ J 1 , 1 2 が配置される 。 なお、 ローラ 2 J の位 置を調整する こ とに よ ]? ローラ J によ る巻回の程度 が調節される 。 なお、 第 1 図中 、 1 5 は滅菌シス テ ム から排出された帯状ウ ェ ブを保護 し、 その無菌状態を 保っための力パーである 。

ロ ー ル J 2 か ら送られた帯状ゥ ヱ プ J がそのま ま 包装工程へ進む場合、 第 1 図に示す如 く 、 F_A方向に移 動する間、 適当な手段に よ ] J 2 つ折 ]Jにされ、 ついで 両側面が熱シ ール さ れ袋状に成形されたのち、 包装す べき液体が注入され、 最後に包装体が形成される 。

産業上の利用可能性

以上のよ うに、 本発明に係わる可撓性帯状ウ ェ ブ の滅菌装置は可徺性带状ク - プの両面を効率良 く湿式 滅菌するのに適 し、 特に滅菌処理後無滅状態でそのま ま 液体の包装工程に導 く場合などに有用である 。

Claims

請 求 の 範 囲

(1) 可徺性带状 ウ ェ ブの両面を加熱滅菌溶液で湿潤 させるための第 1 のシステム と 、 この ゥ ヱ ッ ト滅菌処 理の間 、 上記加熱狻菌溶液の温度を維持するための第 2 のシ ス テ ムを具備 してなる こ と を特徵 とする可撓性 带状 ゥ - ブの滅菌装置 。

(2) 上記 ウ ェ ブを加熱滅菌溶液で湿潤させるための 第 1 のシ ス テ ム が ゥ ヱ ブの厚みおよ び巾 よ ]3 大き い断 面を有する扁平通路に該滅菌溶液を流通させる も のか らな る請求の範囲第 1 項記載の滅菌装置 。

(3) 上記通路が 、 内側に向けて間隔をおいて突出 し た突条部を有する板状体の一対を互いに対称的に対向 させた も のを具備 してな ]? 、 その間に ウ ェ ブを通過さ せる よ う に した請求の範囲第 2 項記載の滅菌装置。

(4) 板状体が加熱滅菌溶液を循環、 収容する タ ン ク の一側面を構成 し、 こ の加熱狨菌溶液によ ]? 該板状体 が加熱される よ う に した請求の範囲第 3 項記載の滅菌 装置 。

(5) 上記板状体に よ つて形成された通路は上記滅菌 溶液に よ ]? 常,時満たされ、 ウ ェ ブの通過と相対的に上 記滅菌溶液が同一方向に流通する よ う に した請求の範 囲第 2 項記載の滅菌装置 。

(6) 該滅菌溶液が ウ ェ ブと上記板状体と の間に介在 して流れる間 、 上記板状体か らの加熱によ j？ 、 その加 熱温度を維持する よ う に した請求の範囲第 1 項記載の 滅菌装置。

(7) 滅菌処理空間がほぼ閉塞され、 かつ滅菌溶液の 温度と同程度に加熱された蒸気で飽和されている請求 の範囲第 1 項記載の滅菌装置。

(8) 滅菌処理空間内に、 滅菌処理後の ゥ ブ表面か ら過剰の滅菌溶液を除去するための一対の圧搾ロー ル が設け られている請求の範囲第 1 項記載の滅菌装置。