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JPWO1999019301A1 - ピペラジン化合物およびその医薬としての用途 - Google Patents

ピペラジン化合物およびその医薬としての用途

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JPWO1999019301A1
JPWO1999019301A1 JP2000-515874A JP2000515874A JPWO1999019301A1 JP WO1999019301 A1 JPWO1999019301 A1 JP WO1999019301A1 JP 2000515874 A JP2000515874 A JP 2000515874A JP WO1999019301 A1 JPWO1999019301 A1 JP WO1999019301A1
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methyl
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篤志 花野
浩司 森本
正生 久留
吉行 青木
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Mitsubishi Pharma Corp
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式 (式中、R、Rは水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、置換アミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを、R、R、Rは水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、置換アミノまたはヒドロキシを、R、Rは水素、低級アルキル、ハロゲン置換低級アルキル、アラルキル、アシルまたはハロゲン置換低級アシルを、R、Rは水素または低級アルキルを、Yは低級アルキレン等を、環Aはフェニル、ピリミジル、チアゾリル、ピリジル、ピラジルまたはイミダゾリルを示す。)で表されるピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩および当該化合物からなる医薬に関する。本発明化合物は優れたTNF−α産生抑制作用および/またはIL−10産生促進作用を有し、安全性の高い優れたTNF−α産生抑制および/またはIL−10産生促進剤として有用であり、たとえば、慢性炎症性疾患、急性炎症性疾患、感染による炎症性疾患、自己免疫性疾患、アレルギー性疾患、その他のTNF−α介在性疾患の予防または治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は医薬、とりわけTNF−α産生抑制および/またはIL−10産生促
進剤として有用なピペラジン化合物およびその医薬としての用途に関する。
背景技術 生体の免疫応答、炎症反応などの生体機能の発現に関与する蛋白として数多く
のサイトカインが発見されている。その中で、腫瘍壊死因子アルファ(以下、T
NF−αと称する)は、当初抗腫瘍作用を有するサイトカインとして発見された
が、その後の研究により、炎症に関与するサイトカインとしての性格が明らかに
され、近年では広く炎症、免疫反応を通して生体防御に関わるサイトカインとし
て認識されている。
たとえば、TNF−αは炎症性サイトカインであるインターロイキン1(以下
、IL−1と称する)等の産生促進作用やエンドトキシンショック誘発作用、線
維芽細胞に対する増殖作用、骨吸収作用、軟骨破壊作用等の関節炎の成因となる
作用を有することが報告されている[Beutler,B.,et al.,N
ature,316,552−554(1985):Peetre,C.,et
al.,J.Clin.InVest.,78,1694−1700(198
6):Bevilacqua,M.P.,et al.,Science,24
1,1160−1165(1989)]。
慢性関節リウマチでも、関節液中や血清中にTNF−α活性が認められている
「Macnaul,K.L.,et al.,J.Immunol.,145,
4154−4166(1990):Brennan,F.M.,et al.,
J.Immunol.,22,1907−1912(1992)]。最近、抗T
NF−αキメラ抗体が慢性関節リウマチおよびクローン病に有効であることが報
告されていることから、本疾患におけるTNF−αの重要性が明らかにされてい
る[Elliott,M.J,et al.,Arthritis Rheum
.,36,1681−1690(1993):VanDullemen,H.M
.et al,,Gastroenterology 109,129−135
(1995)]。
重篤な呼吸器疾患である成人呼吸窮迫症候群(ARDS)患者の喀痰中にもT
NF−α濃度が上昇していることが報告され、ARDSにおいてTNF−αが関
与すると考えられ〔Marks,J.D.et al.,Am.Rev.Res
pir.Dis.141,94−97(1990)、Millar,A.B.,
et al.,Nature,324,73(1986)〕、ウィルス性肝炎や
ウィルス性肝炎の劇症化にもTNF−αが関与するとされている〔Sheron
,N.et al.,Lancet 336,321−322(1990)、M
uto,Y.,et al.,Lancet,ii,72−74(1986)〕
また、急性心筋梗塞のような心筋虚血時に血液中のTNF−αの濃度が高くな
っていることが報告されており〔Latini,R.,et al.,J.Ca
rdiovasc.Pharmacol.,23,1−6(1990)〕、この
ような病態におけるTNF−αの関与が示唆されている〔Squadrito,
F.et al.,Inflammation Res.,45,14−19(
1996)、Lefer,A.M.,et al.,Science,249,
61−64(1990)〕。さらに最近、TNF−αが心筋収縮力を抑制するこ
とが報告されている〔Finkel,M.S.,et al.,Science
,257,387−389(1992);Pagani,D.F.,et al
.,J.Chlin.Invest.,90,389−398(1992)〕。
また、TNF−αは悪液質(癌や感染症における全身の代謝を異化亢進し、極
度の消耗をもたらす)の誘発因子であるカケクチンと同一物質であることが報告
されている〔B.Beutler,D.Greenwald,J.D.Hulm
es et al.,Nature,316,552−554(1985)〕。
また、敗血症の原因の1つとしてTNF−αの関与があげられ〔Starne
s,H.F.Jr.et al.,J.Immunol.,145,4185−
4191(1990)、Lechner,A.J.et al.,Am.J.P
hysiol.,263,526−535(1992)〕、敗血症性ショックに
対してもTNF−αの抗体を用いた実験で抑制効果が認められている〔Star
nes,H.F.Jr.,et al.,J.Immunol.,145,41
85−4191(1990);Beutler,B.,et al.,Scie
nce,229,869−871(1985)〕。
さらに、上記以外に、変形性関節症〔Lewis,A.J.et al.,I
mmunopharm.Immunotoxicol.,17,607−613
(1995)、Venn,G.,et al.,Arthritis Rheu
m.,36(6),819−826(1993)〕、多発性硬化症〔Shari
ef,M.K.,et al.,Engl.J.Med.,325(7),46
7−472(1991)、Beck,J.et al.,Acta.Neuro
l.Scand.,78,318−323(1988)、Franciotta
,D.M.et al.,Ann.Neurol.,26,787−789(1
989)、Hofmann,F.M.et al.,J.Exp.Med.,1
70,607−612(1989)、Gallo,P.et al.,J.Ne
uroimmunol.,23,41−44(1989)〕、川崎病〔Mats
ubara,T.,et al.,Clin.Immunol.Jmmunop
athol.,56,29−36(199の〕、潰瘍性大腸炎やクローン病など
の炎症性腸疾患〔Murch,S.et al.,Arch.Dis.,Chi
ld,66,561(1991)、Van Dullemen et al.,
Gastroenterology,109,129−135(1995)〕、
ベーチェット病〔Akoglu,T.,et al.,J.Rheumatol
.,17,1107−1108(1990)〕、全身性エリテマトーデス(SL
E)〔Maury,C.P.J.,et al.,Arthritis Rhe
um.,32,146−150(1989)〕、移植片対宿主疾患(GvHD)
〔Piruet et al.,J.Exp.Med.,170,655−66
3(1987)、Holler et al.,Blood,75,1011−
1016(1990)、Irle et al.,Bone Marrow T
ransplant.,3,127(1988)、Symington et
al.,Transplantation,50,518−521(1990)
、Herve et al.,Bllod,79,3362−3368(199
2)、Herve et al.,Immunol.Rev.,129,31−
55(1992)、Nestel,F.P.,et al.,J.Exp.Me
d.,175,405−413(1992)〕、同種移植片拒絶〔Imagaw
a et al.,Transplantation,50,189−193(
1990)〕、マラリア〔Grau,G.E.,et al.,Science
,237,1210−1212(1987)、Grau et al.,N.E
ngl.J.Med.,320,1586−1591(1989)、Kwiat
kowski et al.,Q.J.Med.,86,91−98(1993
)〕、後天性免疫不全症候群(AIDS)〔Lahdevirt et al.
,Am.J.Med.,85,289−291(1988)、Tracy,Ca
ncer.Cell,1,62−63(1989)、Odeh,J.Inter
n,Med.,228,549−556(1990)、Bromberg et
al.,J.Immunol.,148,3412−3417(1992)、
Wllaurie et al.,AIDS,6,1265−1268(199
2)、Ayehunie et al.,Clin.Exp.Immunol.
,91,37−42(1993)〕、髄膜炎〔Waage,A.,et al.
,LancetI,355−357(1987)〕、糖尿病〔Held,W.e
t al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,87,2239
−2243(1990)、Hotamisligil,G.S.,et al.
,Science,259,87−91(1993)〕、熱傷〔Marano,
M.A.et al.,Surg.Gynecol.Obstet.,170,
32−38(1990)〕、虚血−再灌流損傷〔Squadrito,F.et
al.,J.Lipid Mediators 8,53−65(1993)
〕、慢性心不全〔Levine,B.et al.,New Engl.J.M
ed.,323,236−241(1990)〕、感染〔Chang et a
l.,Immunol.Infect.Dis.,2,61−68(1992)
、Harvell,J.Immunol.,143,2894−2899(19
89)、Kindler et al.,Cell,56,731−740(1
989)、Liew et al.,Immunology,69,570−5
73(1990)、Nakane et al.,Infect.Immun.
,57,3331−3337(1989)、Nakano et al.,J.
Immunol.,144,1935−1941(1990)、Opal et
al.,J.Infect.Dis.,161,1148−1152(199
0)〕、接触性皮膚炎〔Piguet et al.,J.Exp.Med.,
173,673−679(1991)〕、細菌性ショック〔Exley et
al.,Lancet,335,1275−1277(1990)〕、内毒素血
症〔Beutler et al.,Science,229,860−871
(1985)〕、脱髄疾患〔Probert et al.,Proc.Nat
l.Acad.Sic.U.S.A.,92,11294−11298(199
5)〕、肺線維症〔Piguet et al.,J.Exp.Med.,17
0,655−663(1989)、Piguet et al.,Nature
,344,245−247(1990)〕、骨粗鬆症〔Ishimi et a
l.,J.Immunol.,145,3297−3303(1990)、Ma
cDonald et al.,Br.J.Rheumatol.,31,14
9−155(1992)〕、汎発性血管内凝固症候群(DIC)などによる血栓
〔Tracy et al.,Surg.Gen.Obstet.,164,4
15−422(1987)、Van et al.,N.Engl.J.Med
.,322,1622−1629(1990)〕などにTNF−αの関与が示唆
されている。
一方、インターロイキン10(以下、IL−10と称する)は主として2型ヘ
ルパーT細胞から産生されるサイトカインである。IL−10はB細胞や肥満細
胞に対しては活性を増強するが、マクロファージに対してはその抗原提示能やT
NF−αおよびIL−1などのサイトカイン産生能を抑制して、細胞性免疫に係
わる1型ヘルパーT細胞の機能を強く抑制する抑制性サイトカインの1種であり
、免疫応答系に重要な役割を担っている。例えば、IL−10は慢性関節リウマ
チの関節滑膜細胞からのTNF−αの産生を抑制することが報告されている[I
somaki,P,et al.,Arthritis Rheum.,39,
386−395(1996)]。また、IL−10を健常人に静脈内注射し、そ
の血液細胞をエンドトキシンで刺激すると、TNF−α産生は抑制されることが
報告されてぃる[Chernoff,A.E,et al.,J.Immuno
l.,154,5492−5499(1995)]。さらに、IL−10遺伝子
ノックアウトマウスでは慢性大腸炎が自然発症し、正常マウスと比較して結腸組
織中のTNF−α、IL−1などの炎症性サイトカイン濃度が有意に上昇するが
、IL−10を投与することにより大腸炎の出現率及び病状の進行が抑制される
ことが報告されている〔Breg D.J.et al.,J.Clin.In
vest.,98,1010(1996)〕。さらに,IL−10を遺伝子導入
した腫瘍細胞では腫瘍の増殖が抑制され,腫瘍の転移も抑制されることが報告さ
れている「Kundu N.et al.,Int.J.Cancer,76,
713(1998)」。現在、遺伝子組換えヒトIL−10が敗血症性ショック
、クローン病、慢性関節リウマチ、ガンの治療薬として開発中である。
特開昭52−156879号公報には、鎮痛・消炎薬、向精神病薬、抗不安薬
および血圧降下剤として有用なピペラジン誘導体が、特開平9−208570号
公報には、抗アレルギー剤および抗炎症剤として有用なベンジルピペラジン誘導
体が、それぞれ開示されている。また、米国特許第5569659号明細書には
、抗精神病薬として有用な4−アリールピペラジン化合物および4−アリールピ
ペリジン化合物が開示され、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(
J.Med.Chem.)、第38巻、4211〜4222頁(1995年)に
は抗精神病薬として有用なN−アリール−N’−ベンジルピペラジン化合物が記
載されている。さらに、IL−1およびTNF−α産生抑制剤として、国際公開
WO92/12154号公報にはイミダゾトリアジン化合物が、国際公開WO9
4/19350号公報にはピラゾロトリアジン化合物が、それぞれ開示されてい
る。
前述の通り、TNF−αの産生過剰は正常細胞に激しい作用をきたし、種々の
病態を引き起こすことが明らかとなり、このような病態の治療薬となりうるTN
F−α産生抑制剤が望まれている。しかしながら、現在開発中の抗TNF−α抗
体は注射しかできない、抗体が出現しやすい等、治療上の問題点があり、TNF
−α産生抑制剤として未だ満足すべきものではない。
また、IL−10はTNF−αの産生を抑制することから、IL−10の産生
を促進する薬剤はTNF−αが関与する疾患の治療薬としても期待されているが
、そのような薬剤は現在上市されていないのが現状である。なお、現在開発中の
遺伝子組換えヒトIL−10は生物製剤であるために抗TNF−α抗体と同様に
注射しかできない、抗体が出現しやすい等、治療上の問題点があり、満足すべき
ものではない。
一方、前記特開昭52−156879号公報に記載の化合物は、フェニル基と
ピペラジン環の間の低級アルキレン基がメチレン、エチレン、プロピレン、トリ
メチレンおよびエチリデンを包含する化合物であり、具体的に実施例としては低
級アルキレン基がエチレンまたはプロピレンである化合物のみ開示されている。
これら開示化合物は鎮痛・消炎作用を有しているが、同時に中枢神経系作用も有
しており、中枢神経系作用に起因する副作用が発現するため、鎮痛・消炎剤とし
て開発することは困難である。また、国際公開WO92/12154号公報およ
び国際公開WO94/19350号公報に記載の化合物は、十分なTNF−α産
生抑制作用を示さず、満足すべきものではない。
したがって、本発明は優れたTNF−α産生抑制作用および/またはIL−1
0産生促進作用を有し、かつ中枢神経系作用がなく、自己免疫疾患あるいは炎症
疾患などの予防または治療に有用な化合物を提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決する目的で鋭意検討した結果、特開昭52−15
6879号公報に記載の化合物のうち、該公報に具体的に開示されていないフェ
ニル基とピペラジン環の間の低級アルキレン基がメチレンまたは低級アルキルで
置換されたメチレンである化合物が、優れたTNF−α産生抑制作用および/ま
たはIL−10産生促進作用を有し、かつ中枢神経系作用が発現しないか、ある
いは著しく減弱されていることを見出し、本発明を完成するに至った。
発明の開示 すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アシルを示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素ま
たは低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R10、R11は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示す。R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。R14、R15は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキルを示す
。mは0〜2の整数を、nは0〜2の整数を示し、かつ0≦m+n≦2を示す。
)で表わされる基を示す。環Aはフェニル、ピリミジル、チアゾリル、ピリジル
、ピラジルまたはイミダゾリルを示す。ただし、R、Rの一方が水素、他方
がブチルであり、YにおいてR12、R13が共に水素、mおよびnが0であり
、R、R、RおよびRが水素であり、かつ環Aがフェニルである時、R
、R、Rの一つが2−イソプロポキシであり、残りの2つが水素である場
合を除く。)により表されるピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(2)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アシルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。ただし、R、Rの一方が水素、他方がブチルで
あり、YにおけるR12、R13が共に水素であり、かつR、Rが水素で
ある時、R、R、Rの一つが2−イソプロポキシ、残りの2つが水素であ
る場合を除く。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化合物またはそ
の製薬上許容しうる塩。
(3)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アシルを示す。R8aは低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(4)R8aがメチルである前記(3)に記載のピペラジン化合物またはその製
薬上許容しうる塩。
(5)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
置換された低級アシルを示す。R8a、R9aは同一または異なってそれぞれ低
級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(6)R8aおよびR9aが共にメチルである前記(5)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(7)R、R、Rが同一または異なって水素、ハロゲンまたは低級アルコ
キシである前記(1)〜(6)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩。
(8)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(9)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。R8aは低級アルキ
ルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(10)R8aがメチルである前記(9)に記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩。
(11)一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。R8a、R9aは同
一または異なってそれぞれ低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
。)で表わされる基を示す。)により表される前記(1)に記載のピペラジン化
合物またはその製薬上許容しうる塩。
(12)R8aおよびR9aが共にメチルである前記(11)に記載のピペラジ
ン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(13)R、Rの一方が水素、他方がアシルである前記(1)〜(12)の
いずれかに記載のピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(14)R12、R13が同一または異なってそれぞれ水素またはメチルである
か、またはR12、R13が一緒になってエチレンを形成する基である前記(1
)〜(13)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる
塩。
(15)N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル
メチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニルメチル)アセトアミド、 N−(2−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
エチル)アセトアミド、 N−(2−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
シクロプロピル)アセトアミドおよび N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド から選ばれる前記(1)、(2)、(7)、(13)または(14)に記載のピ
ペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(16)N−(4−(1−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル)フェ
ニルメチル)アセトアミド、 N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチ
ル)フェニルメチル)アセトアミドおよび N−(4−(1−(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル
)エチル)フェニルメチル)アセトアミド から選ばれる前記(1)、(3)、(4)、(7)、(13)または(14)に
記載のピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(17)N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトアミドである前記(1)、(
5)〜(7)、(13)および(14)のいずれかに記載のピペラジン化合物ま
たはその製薬上許容しうる塩。
(18)N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)
メチル)フェニルメチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド、 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)ホルムアミド、 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)プロピオンアミド、 N−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)アセトアミドおよび N−(4−((4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミド から選ばれる前記(1)、(7)、(8)、(13)または(14)に記載のピ
ペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
(19)N−(1−(4−(1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドである前記(1)
、(7)、(9)、(10)、(13)または(14)に記載のピペラジン化合
物またはその製薬上許容しうる塩。
(20)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分とする医薬組成物。
(21)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分とするTNF−α産生抑制および/またはIL−
10産生促進剤。
(22)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分として含有するTNF−α産生異常に伴う疾患、
TNF−α介在性疾患またはIL−10により治療可能な疾患の予防または治療
剤。
(23)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する炎症性疾患の予防または治療剤。
(24)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する自己免疫疾患の予防または治療剤
(25)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する慢性関節リウマチの予防または治
療剤。
(26)前記(1)〜(19)のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその
製薬上許容しうる塩を有効成分として含有するアレルギー性疾患の予防または治
療剤。
以下、本明細書における各記号で表される基について説明する。
、Rにおけるハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示す。
、Rにおける低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味し、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル
などを示す。
、Rにおける低級アルコキシとは、炭素数1〜4個のアルコキシを意味
し、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、第3級ブト
キシなどを示す。
、Rにおける低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基によりモノ
またはジ置換されたアミノにおいて、置換基としての低級アルキルとは、炭素数
1〜4個のアルキルを意味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、第3級ブチルなどを示す。置換基としての低級アシルとは、炭
素数1〜4個の低級アルカノイル、低級アルコキシカルボニルまたはフェニル基
が置換した低級アルカノイルを意味し、例えばホルミル、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニ
ル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル
、第3級ブトキシカルボニル、ベンゾイル、フェニルアセチル、フェニルプロピ
オニルを示す。これら置換基によりモノまたはジ置換されたアミノとは、メチル
アミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピルアミノ、ブ
チルアミノ、アセチルアミノ、ジアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ジプロ
ピオニルアミノ、ブチリルアミノ、N−メチル−N−アセチルアミノ、N−エチ
ル−N−アセチルアミノ、N−メチル−N−プロピオニルアミノ、メトキシカル
ボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、第3
級ブトキシカルボニルアミノ、ベンゾイルアミノ、フェニルアセチルアミノなど
を示す。
、R、Rにおけるハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示す
、R、Rにおける低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意
味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級
ブチルなどを示す。
、R、Rにおける低級アルコキシとは、炭素数1〜4個のアルコキシ
を意味し、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、第3
級ブトキシなどを示す。
、R、Rにおける低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基によ
りモノまたはジ置換されたアミノにおいて、置換基としての低級アルキルとは、
炭素数1〜4個のアルキルを意味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどを示す。置換基としての低級アシルと
は、炭素数1〜4個の低級アルカノイル、低級アルコキシカルボニルまたはフェ
ニル基が置換した低級アルカノイルを意味し、例えばホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカ
ルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカル
ボニル、第3級ブトキシカルボニル、ベンゾイル、フェニルアセチル、フェニル
プロピオニルを示す。これら置換基によりモノまたはジ置換されたアミノとは、
メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、アセチルアミノ、ジアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、
ジプロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、N−メチル−N−アセチルアミノ、N
−エチル−N−アセチルアミノ、N−メチル−N−プロピオニルアミノ、メトキ
シカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ
、第3級ブトキシカルボニルアミノ、ベンゾイルアミノ、フェニルアセチルアミ
ノなどを示す。
、Rにおける低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味し、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル
などを示す。
、Rにおける1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキルとは、
炭素数1〜4個の低級アルキルにハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)が置換し
たものであって、フルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ブロモ
メチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロロエ
チル、2−ブロモエチル、3−フルオロプロピル、3−クロロプロピル、4−フ
ルオロブチル、4−クロロブチルなどを示す。
、Rにおけるアラルキルとは、ベンジル、2−フェニルエチル、3−フ
ェニルプロピルなどを示す。
、Rにおけるアシルとは、炭素数1〜5個のアルカノイル、炭素数1〜
4個の低級アルコキシカルボニル、フェニル基あるいはピリジル基が置換した炭
素数1〜4個の低級アルカノイルまたは炭素数1〜4個の低級アルキルスルホニ
ルを意味し、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、イソバ
レリル、トリメチルアセチル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブト
キシカルボニル、第3級ブトキシカルボニル、ベンゾイル、ニコチノイル、イソ
ニコチノイル、ピコリノイル、フェニルアセチル、フェニルプロピオニル、メタ
ンスルホニルなどを示す。
、Rにおける1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルとは、炭
素数1〜4個の低級アシルにハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)が置換したも
のであって、フルオロアセチル、トリフルオロアセチル、クロロアセチル、ブロ
モアセチル、3−クロロプロピオニル、3−ブロモプロピオニル、4−クロロブ
チリル、4−ブロモブチリルなどを示す。
、Rにおける低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味し、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、第2級ブ
チル、第3級ブチルなどを示す。
10、R11における低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味
し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどを示す。
12、R13における低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味
し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどを示す。
12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基とは、メチレン、エチ
レン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレンなどを示す。
14、R15における低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味
し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどを示す。
16、R17におけるハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示す。
16、R17における低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味
し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブ
チルなどを示す。
16、R17における低級アルコキシとは、炭素数1〜4個のアルコキシを
意味し、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、第3級
ブトキシなどを示す。
16、R17における低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基により
モノまたはジ置換されたアミノにおいて、置換基としての低級アルキルとは、炭
素数1〜4個のアルキルを意味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどを示す。置換基としての低級アシルとは
、炭素数1〜4個の低級アルカノイル、低級アルコキシカルボニルまたはフェニ
ル基が置換した低級アルカノイルを意味し、例えばホルミル、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカル
ボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボ
ニル、第3級ブトキシカルボニル、ベンゾイル、フェニルアセチル、フェニルプ
ロピオニルを示す。これら置換基によりモノまたはジ置換されたアミノとは、メ
チルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピルアミノ
、ブチルアミノ、アセチルアミノ、ジアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ジ
プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、N−メチル−N−アセチルアミノ、N−
エチル−N−アセチルアミノ、N−メチル−N−プロピオニルアミノ、メトキシ
カルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、
第3級ブトキシカルボニルアミノ、ベンゾイルアミノ、フェニルアセチルアミノ
などを示す。
18における低級アルキルとは、炭素数1〜4個のアルキルを意味し、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなど
を示す。
環Aは (式中、各記号は前記と同義である。)を示し、環A’は上記2−ピリミジル、
4−ピリミジル、5−ピリミジル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チア
ゾリル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピラジルおよび2−
イミダゾリルを示し、なかでも好ましい環A’は上記2−ピリミジル、2−チア
ゾリル、2−ピリジル、2−イミダゾリルである。
本発明化合物(I)の製薬上許容しうる塩としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ
化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸塩、または、酢酸、マレイン酸、フ
マル酸、安息香酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタ
ンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、10−カンファ
ースルホン酸などの有機酸塩などがあげられる。また、本発明化合物は第4級ア
ンモニウム塩とすることもできる。本発明化合物(I)またはその製薬上許容し
うる塩は、水和物(1水和物、1/2水和物、1/4水和物、1/5水和物、2
水和物、3/2水和物、3/4水和物など)、溶媒和物であってもよい。また、
本発明の化合物(I)が不斉原子を有する場合には少なくとも2種類の光学異性
体が存在する。本発明はこれら光学異性体およびそのラセミ体も本発明に包含さ
れる。
本発明の化合物は、例えば、以下の方法により製造することができる。
(A法) 〔式中、Lvは有機合成化学の分野で広く用いられる脱離基、例えばハロゲン(
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、メタンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホ
ニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシを示す。P、Pは前に定
義されたR、Rを包含し、その他に有機合成化学の分野で広く用いられるア
ミノ基の保護基、例えばベンジルオキシカルボニル基を示し、さらにP、P
は隣接する窒素原子と一緒になってフタルイミド等のイミド基を形成してもよい
。他の記号は前記と同義である。但し、R、R、Rが官能基(例えば、ア
ミノ、ヒドロキシ等)を有する場合には、それらは必要に応じて保護されていて
もよい。〕 化合物(II)と化合物(III)の縮合反応に用いられる塩基としては、例え
ば炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、ブチルリチウム、リチ
ウムヘキサメチルジシラザン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジンがあげられる。
縮合反応に用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1−プ
ロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ベン
ゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水またはそれらの混
合物があげられる。
縮合反応の反応温度は、通常−80〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
組合反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により縮合反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I)を精製するこ
とができる。
なお、化合物(III)は市販のものを用いるか、またはジャーナル・オブ・
メディシナル・ケミストリー(J.Med.Chem.)第29巻、630〜6
34頁(1986年)あるいはテトラヘドロン・レターズ(Tetrahedr
on Letters)、第37巻、319〜322頁(1996年)に記載の
方法に準じて、ビス(2−クロロまたはブロモエチル)アミンと置換芳香族アミ
ンから合成することもできる。またはビス(2−ヒドロキシエチル)アミンと置
換芳香族アミンを塩酸水溶液中処理することによって合成することもできる。
(B法) 化合物(I)において、R、Rの一方がアシルであり、他方が水素である
化合物を加水分解反応に付すことにより、化合物(I)におけるR、Rが水
素である化合物(I−1) (式中、各記号は前記と同義である。)を製造することができる。
加水分解反応は酸性条件、塩基性条件のいずれを用いても行うことができる。
酸性条件の場合、鉱酸(塩酸、硫酸など)、好ましくは濃あるいは希塩酸水溶液
を用い、共有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、第3級ブチルア
ルコール、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルあるいはそれらの混合
物があげられる。一方、塩基性条件の場合、用いられる塩基としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウムがあげられ
る。用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール、第3級ブチ
ルアルコール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アセトニトリルあるいはそれらの混合物があげられる。
加水分解反応の反応温度は、通常−20〜150℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
加水分解反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により加水分解反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−1)を精
製することができる。
以下、化合物(I−1)のアミノ基を修飾する方法(B1法〜B8法)につい
て述べる。
(B1法) (式中、Rは1〜3個のハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)で置換されてい
てもよい炭素数1〜4個のアルキルを示し、Halはハロゲン(塩素、臭素、ヨ
ウ素など)を示し、Rは水素または1〜3個のハロゲン(フッ素、塩素、臭素
など)で置換されていてもよい炭素数1〜4個のアルキルを示し、Rは水素ま
たは1〜3個のハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)で置換されていてもよい炭
素数1〜4個のアルキルを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(I−1)の縮合反応に用いられる塩基としては、例えばトリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジンがあげられる。
縮合反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、
ベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、酢酸エチル、トル
エン、キシレン、ヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまた
はそれらの混合物があげられる。
縮合反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
縮合反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により縮合反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−2)を精製す
ることができる。
(B2法) (式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(I−2)におけるアミド基の還元反応に用いられる還元剤としては、
例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リ
チウム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
アミド基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノール、
2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチルエー
テルまたはそれらの混合物などがあげられる。
アミド基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
アミド基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であるが
、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−3)を精製す
ることができる。
(B3法) 化合物(I−3)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(I−1)の還元的アミノ化反応に用いられる還元剤としては、例えば
水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウムがあげられ、遷移金属
(例えば、パラジウム−炭素、酸化白金、ラネーニッケル、ロジウム、ルテニウ
ム)を用いた接触還元法も有効である。
還元的アミノ化反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタ
ノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチル
エーテル、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる。
還元的アミノ化反応の反応温度は、通常−20〜150℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
還元的アミノ化反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必
要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−3)を精製す
ることができる。
(B4法) (式中、Rは水素あるいは1〜3個のハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)で
置換されていてもよい炭素数1〜4個のアルキルを示し、他の記号は前記と同義
である。) アシル化反応の反応条件(試薬、反応溶媒、反応時間)は(B1法)と同様で
ある。
上記反応条件によりアシル化反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−4)を精
製することができる。
(B5法) (式中、各記号は前記と同義である。) 還元反応の反応条件(試薬、反応溶媒、反応時間)は(B2法)と同様である
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−5)を精製す
ることができる。
(B6法) (式中、Rは1〜3個のハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)で置換されてい
てもよい炭素数1〜4個のアルキルを示し、他の記号は前記と同義である。)な
お、本反応ではアシル部(R−C=O)はトリフルオロアセチル基などの電子
吸引性基が好ましい。
化合物(I−2)の縮合反応に用いられる塩基としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、水素化ナトリウム、水素
化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、ブチルリチウム、フェニルリチウ
ム、リチウムヘキサメチルジシラザン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンがあげら
れる。
縮合反応に用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1−プ
ロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物
があげられる。
縮合反応の反応温度は、通常−80〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
縮合反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により縮合反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−6)を精製す
ることができる。
(B7法) (式中、各記号は前記と同義である。) 加水分解反応は、(B法)と同様の反応条件により行う。
上記反応条件により加水分解反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−7)を精
製することができる。
(B8法) (式中、各記号は前記と同義である。) 還元反応は(B2法)と同様の反応条件により行う。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−5a)を精製
することができる。
(C法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 縮合反応の反応条件(塩基、反応溶媒、反応時間)は(A法)における縮合反
応と同様である。
上記反応条件により縮合反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I)を精製するこ
とができる。
(D法) 化合物(I−1)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(VIII)のアジド化反応に用いられる金属アジ化物は、ナトリウム
アジド、リチウムアジドなどがあげられる。
アジド化反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール
、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる。
アジド化反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
アジド化反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(X)におけるアジド基の還元反応に用いられる還元剤としては、例え
ば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウ
ム、水素化シアノホウ素ナトリウム等の金属還元試薬、ジボラン、トリフェニル
ホスフィンがあげられ、遷移金属(例えば、パラジウム−炭素、酸化白金、ラネ
ーニッケル、ロジウム、ルテニウム)を用いた接触還元法も有効である。
アジド基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタ
ノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチル
エーテル、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる。
アジド基の還元反応の反応温度は、通常−20〜150℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
アジド基の還元反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必
要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体および目的物を精製することができる。
(E法) 化合物(I−1)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(VIII)の縮合反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノ
ール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコ
ール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があ
げられる。
縮合反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上また
はこれ以下の温度を選択することができる。
縮合反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XI)の開裂分解反応に用いられる塩基としては、例えばヒドラジン
水和物、メチルヒドラジン、フェニルヒドラジン、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化バリウムまたは水酸化リチウムがあげられる。
開裂分解反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール
、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、アセトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混
合物があげられる。
開裂分解反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
開裂分解反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(F法) 化合物(XI)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 光延反応に用いられる試薬としては、ジアルキルアゾジカルボキシラート(こ
こでのアルキルとは、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルな
どの低級アルキルをいう)およびトリフェニルホスフィンがあげられる。
光延反応に用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1−プ
ロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、アセ
トン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があ
げられる。
光延反応の反応温度は、通常−80〜100℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
光延反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により光延反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XI)を精製する
ことができる。
(G法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、Qは前述の脱離基Lv及びその前駆体(有機合成化学の分野において公
知の方法により容易にLvに変換することができる水酸基または適当な保護基で
保護された水酸基)を示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XIII)と化合物(IX)の縮合反応における反応条件は(C法)
、(D法)、(E法)に記載された条件と同様である。得られた化合物(XIV
)の基Qを必要に応じて有機合成化学の分野における公知の方法により脱離基L
vに変換した後、化合物(III)と(A法)と同様に組合反応を行い、さらに
必要に応じて保護基の除去を行うことにより化合物(I)を製造することができ
る。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(H法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XV)と化合物(III)の縮合反応における反応条件は(A法)に
記載された条件と同様である。得られた化合物(XVI)の基Qを必要に応じて
有機合成化学の分野における公知の方法により脱離基Lvに変換した後、化合物
(IX)と(C法)、(D法)および(E法)と同様に縮合反応を行い、さらに
必要に応じて保護基の除去を行うことにより化合物(I)を製造することができ
る。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により各工程の合成中
間体化合物および目的物を精製することができる。
(I法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(II)と化合物(XVII)の縮合反応の条件(塩基、反応溶媒、反
応時間)は(A法)に記載された条件と同様である。得られた化合物(XVII
I)の基Qを必要に応じて有機合成化学の分野における公知の方法により脱離基
Lvに変換した後、化合物(XIX)と(A法)と同様に縮合反応を行い、さら
に必要に応じて保護基を除去することにより化合物(I)を製造することができ
る。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(J法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 本法における組合反応の条件(塩基、反応溶媒、反応時間)は(A法)に記載
された条件と同様である。
上記反応条件により縮合反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I)を精製するこ
とができる。
なお、化合物(XXI)は化合物(XIX)と化合物(XXIIa) (式中、Q、Hal、Rは前記と同義である。)を(A法)と同様に縮合反応さ
せ、化合物(XXIIb)(式中の記号は前記と同義である。)とした後、化合
物(XXIIb)の基Qを必要に応じて有機合成化学の分野における公知の方法
により脱離基Lvに変換することにより製造することができる。また、化合物(
XXIIb)は化合物(XIX)と化合物(XXIIc)(式中、Rは炭素数1
〜4個の低級アルキルを示し、Halは前記と同義である。)を(A法)と同様
に縮合反応させ、化合物(XXIId)(式中の記号は前記と同義である。)と
した後、有機合成化学の分野における公知の方法で変換することにより製造する
ことができる。
縮合反応の条件(塩基、反応溶媒、反応時間)は(A法)に記載された条件と同
様である。
化合物(XXIId)におけるエステル基の還元反応に用いられる還元剤とし
ては、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホ
ウ素リチウム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
エステル基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノール
、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチルエ
ーテルまたはそれらの混合物などがあげられる。
エステル基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
エステル基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲である
が、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XXIIb)を精
製することができる。
(K法) 化合物(I)は以下の方法により製造することもできる。
(式中、Lvは芳香族求核置換反応において汎用される脱離基、例えばハロゲ
ン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロ、p−トルエンスルホニルオキシ、
メタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、ベンゼンスル
フェニル、ベンゼンスルホニル、アジド、アリールオキシ、アルコキシ、アルキ
ルチオ、アミノを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XXIII)の芳香族求核置換反応に用いられる溶媒としては、例え
ばメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチ
ルアルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレン
グリコールジメチルエーテル、ベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、トルエン、キシレン、ヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、アセトニトリルまたはそれらの混合物があげられる。芳香族求核
置換反応では必要に応じて、銅粉、酸化鋼等の触媒を添加することができる。
芳香族求核置換反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこ
れ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
芳香族求核置換反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、
必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により芳香族求核置換反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I)を
精製することができる。
(L法) 化合物(II)において、RおよびRが共に水素である化合物は以下の方
法により製造することができる。
(式中、Wは有機合成化学の分野において基本的な且つ汎用される手法により相
互に容易に変換可能なカルボン酸誘導体、例えば、カルボン酸、カルボン酸エス
テル(COOR;Rは炭素数1〜4個の低級アルキル)、カルボキサミド、カル
ボニトリルを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XXV)は必要に応じて有機合成化学の分野における公知の方法によ
りエステル基に変換した後、還元反応を行う。
エステル基の還元反応に用いられる還元剤としては、例えば水素化アルミニウ
ムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム等の金属還元試薬
、ジボランがあげられる。
エステル基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば水、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチ
ルエーテルまたはそれらの混合物などがあげられる。
エステル基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
エステル基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲である
が、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により還元反応を行い、さらに有機合成化学の分野における公知
の方法により化合物(XXVI)の水酸基を基Lvに変換した後、さらに必要に
応じて保護基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶
媒抽出、再結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合
物(II−a)を精製することができる。
さらに、化合物(II−a)と化合物(III)を(A法)と同様に縮合反応
に付し、さらに必要に応じて保護基の除去を行うことにより、化合物(I)にお
いてRおよびRが共に水素の化合物、すなわち化合物(I−8) (式中、各記号は前記と同義である。)を製造することができる。
(M法) 化合物(XIV)において、Rが低級アルキル、Rが水素により表される
化合物は以下の方法により製造することができる。
(式中、R8aは低級アルキルを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XXVII)のフリーデル・クラフツ反応に用いられる酸触媒として
は、例えば塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化チタン、硫酸、塩化亜鉛
、塩化鉄、フッ化水素、リン酸があげられる。
フリーデル・クラフツ反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、エチレングリコールジメチルエーテル、アセトニトリル、ニトロメタ
ン、二硫化炭素またはそれらの混合物があげられる。また、必要に応じて無溶媒
で行ってもよい。
フリーデル・クラフツ反応の反応温度は、通常−20〜100℃であり、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
フリーデル・クラフツ反応の還元反応の反応時間は、通常30分間から24時
間の範囲であるが、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択すること
ができる。
化合物(XXIX)におけるカルボニル基の還元反応に用いられる還元剤とし
ては、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホ
ウ素リチウム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
カルボニル基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば水、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパ
ノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメ
チルエーテルまたはそれらの混合物などがあげられる。
カルボニル基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
カルボニル基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であ
るが、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
得られた化合物(XXX)を有機合成化学の分野における公知の方法により基
Qに変換して化合物(XIV−a)を製造することができる。
さらに、化合物(XIV−a)の基Qを必要に応じて有機合成化学の分野にお
ける公知の方法により基Lvに変換した後、化合物(III)と(A法)と同様
に縮合反応に付し、さらに必要に応じて保護基の除去を行うことにより、化合物
(I)においてRが水素の化合物、すなわち、化合物(I−9) (式中、各記号は前記と同義である。)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(N法) 化合物(II)において、RおよびRが共に水素であり、Lvが特にハロ
ゲンである化合物は以下の方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XXVII)のハロメチル化反応に用いられる試薬としては、例えば
ホルムアルデヒドおよび塩化水素、ホルムアルデヒドおよび臭化水素、ホルムア
ルデヒドおよびヨウ化水素、クロロメチルメチルエーテル、ビス(クロロメチル
)エーテル、メトキシアセチルクロリド、1−クロロ−4−(クロロメトキシ)
ブタンがあげられる。
ハロメチル化反応に用いられる触媒としては、例えば塩化亜鉛、塩化アルミニ
ウム、臭化アルミニウム、塩化チタン、塩化鉄があげられる。
ハロメチル化反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム
、エチレングリコールジメチルエーテル、アセトニトリル、ニトロメタン、二硫
化炭素またはそれらの混合物があげられる。
ハロメチル化反応の反応温度は、通常−20〜100℃であり、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ハロメチル化反応の反応時間は、通常30分間から24時間の範囲であるが、
必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件によりハロメチル化反応を行った後、さらに必要に応じて保護基
を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結
晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(II−b
)を精製することができる。
さらに、化合物(II−b)と化合物(III)を(A法)と同様に縮合反応
を行うことにより、化合物(I−8)を製造することができる。
(O法) 化合物(XXVI)は以下の方法でも製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ジクロロメチルメチルエーテルとの反応に用いられるルイス酸としては、たと
えば、塩化アルミニウム、四塩化チタン、四塩化スズ、塩化アンチモン(V)、
塩化鉄(III)、三フッ化ホウ素、塩化ビスマス(III)、塩化亜鉛、塩化
水銀(II)等があげられる。
ジクロロメチルメチルエーテルとの反応に用いられる有機溶媒としては、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、塩化メチレン、クロロホルム、ジ
クロロエタン、アセトニトリル、ニトロメタン、二硫化炭素などがあげられる。
また、必要に応じて無溶媒で行ってもよい。
ジクロロメチルメチルエーテルとの反応の反応温度は通常、−50〜50℃で
あり、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ジクロロメチルメチルエーテルとの反応の反応時間は通常、30分〜24時間
であり、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XXXI)におけるホルミル基の還元反応に用いられる還元剤として
は、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ
素リチウム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
ホルミル基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば水、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチ
ルエーテルまたはそれらの混合物などがあげられる。
ホルミル基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ホルミル基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であるが
、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XXVI)は、次のようにハロホルム反応を鍵反応にして製造するこ
とができる。
化合物(XXVII)のアセチルクロリドによるアシル化は(M法)に記載さ
れた反応条件と同様に行われる。
化合物(XXIXa)のハロホルム反応に用いられる試薬としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基及び、臭素、塩素、次亜塩素酸ナト
リウム(カリウム)、次亜臭素酸ナトリウム(カリウム)などのハロゲン化剤が
あげられる。
ハロホルム反応に用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノー
ル、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンまたはそれらの混合物などがあげられる。
ハロホルム反応の反応温度は、通常−20〜100℃であり、必要に応じてこ
れ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ハロホルム反応の反応時間は、通常30分間から24時間の範囲であるが、必
要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XXVa)から化合物(XXVb)を経由して、化合物(XXVI)
への変換反応は(L法)に記載された反応条件と同様に行われる。
なお、化合物(XXVa)は直接化合物(XXVII)からオキザリルクロリ
ドを用いてフリーデル・クラフツ反応を行うことによっても製造することができ
る。オキザリルクロリドを用いるフリーデル・クラフツ反応は(M法)に記載さ
れた反応条件と同様に行われる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により各工程の合成中
間体化合物および目的物を精製することができる。
なお、化合物(XXXI)は有機合成化学の分野で汎用される公知のフリーデ
ルクラフツ型反応、例えばガッタマン−コッホ(Gattermann−Koc
h)法、ガッタマン(Gattermann)法、ビルスマイヤー(Vilsm
eier)法、ダフ(Duff)法を用いて化合物(XXVII)から製造する
ことができる。
(P法) 化合物(XIV)、化合物(II−a)、化合物(XV)は例えば(D法)、
(E法)、(F法)に示されたアミノ基の導入反応を用いて、化合物(XX)に
変換することができる。
(Q法) 化合物(I−1)あるいは化合物(XII)におけるRおよびRが共に水
素の化合物は、以下の方法により製造することができる。
(式中、Yは単結合及び前に定義されたYよりも炭素数が一つ少ないアルキル
を示し、Aはヒドロキシまたはアミノを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XXXII)と化合物(III)の縮合反応としては、例えば有機合
成化学の分野において汎用される1)酸クロリド法、または2)混合酸無水物法
が特に有効である。
酸クロリド法に用いられる試薬としては、例えばチオニルクロリド、オキザリ
ルクロリドがあげられる。
酸クロリド法に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ベンゼン、ジ
クロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、トルエン、キシレン、ヘキサン
があげられる。
酸クロリド法の反応温度は、通常0〜80℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
酸クロリド法の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
混合酸無水物法に用いられる試薬としては、例えばクロロ炭酸メチル、クロロ
炭酸エチル、クロロ炭酸イソプロピル、クロロ炭酸イソブチル、クロロ炭酸フェ
ニルがあげられる。
混合酸無水物法に用いられる塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシドがあげられる。
混合酸無水物法に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アセトン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、
ベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、トルエン、キシレ
ン、ヘキサンがあげられる。
混合酸無水物法の反応温度は、通常−80〜20℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
混合酸無水物法の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XXXIII)における還元反応に用いられる還元剤としては、例え
ば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウ
ム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
還元反応に用いられる溶媒としては、例えば水、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プ
ロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチルエーテルま
たはそれらの混合物などがあげられる。
還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であるが、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(R法) 化合物(I−1)は以下の方法でも製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XXXV)と化合物(III)の縮合反応は(A法)に記載された反
応条件と同様に行われる。
化合物(XXXVI)の基Qは必要に応じて有機合成化学の分野における公知
の方法により脱離基Lvに変換してシアノ化反応に付すことができる。
シアノ化反応に用いられる試薬としては、例えば青酸ナトリウム、青酸カリウ
ムがあげられる。
シアノ化反応に用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフ
ラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があ
げられる。
シアノ化反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
シアノ化反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XXXVII)におけるシアノ基の還元反応に用いられる還元剤とし
ては、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホ
ウ素リチウム等の金属還元試薬、ジボランがあげられる。
シアノ基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、1−プロパノール、
2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコールジメチルエー
テルまたはそれらの混合物などがあげられる。
シアノ基の還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
シアノ基の還元反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であるが
、必要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(S法) 化合物(XXXVII)は以下のように製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 本法におけるシアノ化反応の条件は(R法)と同様であり、縮合反応の条件は
(A法)と同様である。
上記した各反応条件によりシアノ化反応及び縮合反応を行った後、さらに必要
に応じて保護基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば
溶媒抽出、再結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により各
工程の合成中間体化合物および目的物をを精製することができる。
(T法) 化合物(XXV)のうち、Rが水素、Rがニトロである化合物は以下の方
法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) なお、当該ニトロ化反応では化合物(XXV−b)が主に製造される。
ニトロ化反応に用いられる試薬としては、例えば硝酸、混酸、硝酸アセチル、
五酸化二窒素、ニトロニウム塩があげられる。
ニトロ化反応に用いられる溶媒としては、例えば水、酢酸、無水酢酸、濃硫酸
、クロロホルム、ジクロロメタン、二硫化炭素、ジクロロエタン、またはそれら
の混合物があげられるが、無溶媒で行うこともできる。
ニトロ化反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以
上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ニトロ化反応の反応時間は、通常30分間から10時間の範囲であるが、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件によりニトロ化反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XXV−b)
、化合物(XXV−c)を精製することができる。
さらに、化合物(XXV−b)、化合物(XXV−c)から(L法)と同様に
反応を行うことにより、化合物(I−8a) (式中、各記号は前記と同義である。)を製造することができる。
(U法) 化合物(I−8)において、Rが水素、Rがアミノ基である化合物は以下
の方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ニトロ基の還元反応に用いられる還元剤としては、例えば水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウム等の金属還元試薬、
金属(鉄、亜鉛、スズ等)による還元、遷移金属(パラジウム−炭素、酸化白金
、ラネーニッケル、ロジウム、ルテニウム等)を用いた接触還元があげられる。
なお、接触還元を行う場合、水素源としてギ酸アンモニウム、リン酸二水素ナト
リウム、ヒドラジン等を使用することもできる。
ニトロ基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば、水、メタノール、エ
タノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
ジオキサン、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる
ニトロの還元反応の反応温度は、通常−20〜150℃であり、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ニトロの還元反応の反応時間は、通常30分間から2日の範囲であるが、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−8b)を精製
することができる。
さらに、化合物(I−8b)において、R、Rが共に水素でなく、かつR
、R、Rがアミノ基でない場合、必要に応じて官能基(ヒドロキシなど)
を保護した後、(B1法)から(B8法)と同様の反応に付すことにより、対応
するフェニレン環上のアミノ基がアルキル化および/またはアシル化された化合
物を製造することができる。
(V法) 化合物(I−8)において、Rが水素、Rが水素、ハロゲン(フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素)、ヒドロキシまたはシアノである化合物は以下の方法により
製造することができる。
(式中、Rgは、水素、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ヒドロキシ
、シアノを示し、他の記号は前記と同義である。) ザンドマイヤー(Sandmeyer)型反応としては、例えば、ザンドマイ
ヤー(Sandmeyer)反応、ガッタマン(Gattermann)反応、
シーマン(Schiemann)反応などがあげられる。ザンドマイヤー型反応
はアミンをジアゾ化する過程と生成したジアゾニウム塩を種々の求核剤で求核置
換する過程からなる。
ジアゾ化反応には通常、亜硝酸ナトリウム水溶液、亜硝酸、有機亜硝酸エステ
ル(例えば、亜硝酸イソペンチル)が用いられる。
ジアゾ化反応に用いられる溶媒としては、例えば水、塩酸、臭化水素酸、硝酸
、希硫酸、ベンゼン、トルエンまたはそれらの混合物があげられる。
ジアゾ化反応の反応温度は、通常−20〜100℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ジアゾ化反応の反応時間は、通常10分間から5時間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
求核置換反応に用いられる試薬としては、例えば、次亜リン酸、ホウフッ化水
素酸、塩酸−塩化第一銅、塩酸−ガッタマン(Gattermann)銅、臭化
水素酸−臭化第一銅、臭化水素酸−ガッタマン(Gattermann)銅、ヨ
ウ素、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化トリメチルケイ素、水、シア
ン化第一銅、シアン化ナトリウム、シアン化カリウムなどがあげられる。
求核置換反応に用いられる溶媒としては、例えば水、塩酸、臭化水素酸、硝酸
、希硫酸、ベンゼン、トルエン、クロロホルム、ジクロロメタン、アセトニトリ
ルまたはそれらの混合物があげられる。
求核置換反応の反応温度は、通常−20〜100℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
求核置換反応の反応時間は、通常30分間から5時間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件により求核置換反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−8c)を
精製することができる。
(W法) 化合物(XXV)のうち、Rが水素、Rがアミノである化合物は以下の方
法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ニトロの還元反応の反応条件は、(U法)と同様である。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XXV−d)を精
製することができる。
さらに、化合物(XXV−d)のアミノ基を保護して(L法)と同様に反応さ
せることにより、化合物(I−8b)を製造することができる。
(X法) 化合物(XXV)のうち、Rが水素、Rが水素、ハロゲン(フッ素、塩素
、臭素、ヨウ素)、ヒドロキシまたはシアノである化合物は以下の方法により製
造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ザンドマイヤー型反応の反応条件は(V法)と同様である。
上記反応条件によりザンドマイヤー型反応を行った後、さらに必要に応じて保
護基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、
再結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XX
V−e)を精製することができる。
さらに、化合物(XXV−e)を(L法)と同様に反応させることにより、化
合物(I−8c)を製造することができる。
(Y法) 化合物(XXIX)のうち、Rが水素、Rがニトロである化合物は以下の
方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ニトロ化反応の反応条件は(T法)と同様である。
上記反応条件によりニトロ化反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XXIX−b
)を精製することができる。
さらに、化合物(XXIX−b)を(M法)さらには(G法)あるいは(I法
)と同様に反応させることにより、化合物(I−9a) (式中、各記号は前記と同義である。)を製造することができる。
(Z法) 化合物(I−9)において、Rが水素、Rがアミノ基である化合物は以下
の方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 還元反応の反応条件は(U法)と同様である。
上記反応条件により還元反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−9b)を精製
することができる。
さらに、化合物(I−9b)において、R、Rが共に水素でなく、かつR
、R、Rがアミノ基でない場合、必要に応じて官能基(ヒドロキシなど)
を保護した後、(B1法)から(B8法)と同様の反応に付すことにより、対応
するフェニレン環上のアミノ基がアルキル化および/またはアシル化された化合
物を製造することができる。
(AA法) 化合物(I−9)において、Rが水素、Rが水素、ハロゲン(フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素)、ヒドロキシまたはシアノである化合物は以下の方法により
製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) ザンドマイヤー型反応の反応条件は(V法)と同様である。
上記反応条件によりザンドマイヤー型反応を行った後、さらに必要に応じて保
護基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、
再結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(I−
9c)を精製することができる。
(BB法) 化合物(X)は化合物(XII)とアジ化水素を用いて(F法)と同様に光延
反応に付すことにより製造することができる。
光延反応の反応条件(試薬、溶媒、反応温度、反応時間)は(F法)と同様で
ある。
上記反応条件により光延反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除去し
た後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(X)を精製するこ
とができる。
(CC法) 化合物(I)において、Yがメチレン、RおよびRが共に水素である化合
物は以下のように製造することができる。
(式中、Halは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンを示し、その他の記号は前
記と同義である。) 化合物(XL)のハロゲン化反応に用いられるハロゲン化剤としては、塩素、
臭素、ヨウ素などのハロゲン、N−ブロモコハク酸イミド、N−クロロコハク酸
イミド、塩化スルフリル、次亜ハロゲン酸第3級ブチルなどがあげられる。なお
、反応を促進するために、過酸化ジベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリルな
どのラジカル開始剤を使用することができる。また、熱、光の存在下で反応を行
うことにより反応を促進することもできる。
ハロゲン化反応に用いられる溶媒としては、四塩化炭素が好ましい。
ハロゲン化反応の反応温度は、通常0〜100℃であり、必要に応じてこれ以
上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ハロゲン化反応の反応時間は通常、1〜12時間の範囲であるが、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XLI)の還元反応に用いられる還元剤としては、水素化ジイソブチ
ルアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化コバルト(II)、水素化アル
ミニウムリチウム−塩化アルミニウム、水素化トリメトキシアルミニウムリチウ
ム、ボラン−メチルスルフィド、遷移金属(パラジウム−炭素、酸化白金、ラネ
ーニッケル、ロジウム、ルテニウムなど)を用いた接触還元があげられる。
還元反応に用いられる溶媒としては、メタノール、エタノール、第3級ブチル
アルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、酢酸エチル
、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ドなどがあげられる。
還元反応の反応温度は、通常−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
還元反応の反応時間は通常、30分〜24時間の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
還元反応により得られた化合物は、必要に応じて有機合成化学の分野における
公知の方法によりアルキル化、アラルキル化、アシル化あるいは保護基を導入す
ることにより、化合物(II−c)を製造することができる。
さらに、化合物(II−c)と化合物(III)を(A法)と同様に縮合反応
を行うことにより、化合物(1−10)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(DD法) 化合物(III)は以下の方法により製造することができる。
(式中、Acはアセチル基を示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(XLII)と1−アセチルピペラジンとの縮合反応は(K法)と同様
の反応条件により行われる。
化合物(III−a)の加水分解反応に用いられる試薬としては、塩酸、硫酸
、酢酸、トリフルオロ酢酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウ
ム、水酸化リチウムなどがあげられる。
加水分解反応に用いられる溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、第3級ブチルアルコール、アセトン、テトラヒド
ロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる。
加水分解反応の反応温度は通常、−20〜100℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
加水分解反応の反応時間は通常、30分〜2日間の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XLII)とピペラジンから直接化合物(III)を得る縮合反応に
用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1−プロパノール、
2−プロパノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ベンゼン、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、トルエン、キシレン、ヘキサン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルまたはそれらの混
合物があげられ、無溶媒で行うこともできる。
縮合反応の反応温度は通常、0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上また
はこれ以下の温度を選択することができる。
縮合反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(EE法) 化合物(III)は、以下の方法により製造することもできる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XLIII)におけるニトロ基の還元反応に用いられる還元剤として
は、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウ
ムリチウム等の金属還元試薬、金属(鉄、亜鉛、スズ等)による還元、遷移金属
(パラジウム−炭素、酸化白金、ラネーニッケル、ロジウム、ルテニウム等)を
用いた接触還元があげられる。なお、接触還元を行う場合、水素源としてギ酸ア
ンモニウム、リン酸二水素ナトリウム、ヒドラジン等を使用することもできる。
ニトロ基の還元反応に用いられる溶媒としては、例えば、水、メタノール、エ
タノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
ジオキサン、アセトン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合物があげられる
ニトロ基の還元反応の反応温度は通常、−20〜80℃であり、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
還元反応の反応時間は通常、1〜24時間の範囲であるが、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XIX)と化合物(XVII−a)を(A法)と同様の反応条件によ
り縮合反応を行うことにより、化合物(III)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(FF法) 化合物(I)において、Yが式 (式中、各記号は前記と同義である。)で表わされる基であり、Rが水素によ
り表される化合物は以下の方法により製造することができる。
(式中、Gは水酸基または低級アルコキシを示し、他の記号は前記と同義である
。) 化合物(XLIV)の付加反応に用いられる有機溶媒としては、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなどがあげられる。
付加反応の反応温度は通常、−20〜100℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
付加反応の反応時間は通常、30分〜2日間の範囲であるが、必要に応じてこ
れ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XLV)の還元反応に用いられる還元剤としては、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ジイソブ
チルアルミニウム、トリメトキシ水素化アルミニウムリチウム、トリ第3級ブト
キシ水素化アルミニウムリチウム、ジボランなどがあげられる。
還元反応に用いられる有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、第
3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレングリ
コールジメチルエーテル、アセトン、メチルエチルケトンがあげられる。
還元反応の反応温度は通常、−100〜80℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
還元反応の反応時間は通常、30分〜10時間の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(XLVI)のリッター反応に用いられる試薬としては、シアン化水素
、アセトニトリル、ベンゾニトリルなどがあげられる。
リッター反応に用いられる有機溶媒としては、酢酸、テトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサン、塩化メ
チレン、クロロホルム、ジクロロエタンなどがあげられる。
リッター反応に用いられる酸触媒としては、硫酸、トリフルオロ酢酸などの強
酸があげられる。
リッター反応の反応温度は通常、−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以
上またはこれ以下の温度を選択することができる。
リッター反応の反応時間は通常、30分〜24時間の範囲であるが、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
リッター反応により得られた化合物は、必要に応じて有機合成化学の分野にお
ける公知の方法により加水分解反応を行ったり、あるいはアルキル化、アラルキ
ル化、アシル化または保護基を導入することにより化合物(XLVII)を製造
することができる。
化合物(XLVII)と化合物(III)を(A法)と同様の反応条件により
縮合反応を行うことにより、化合物(I−11)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(GG法) 化合物(I)において、Yが式 (式中、各記号は前記と同義である。)で表わされる基であり、Rが水素によ
り表される化合物は以下の方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XLV)の付加反応および化合物(XLVIII)のリッター反応は
(FF法)と同様の反応条件により行うことができる。
化合物(XLIX)と化合物(III)の縮合反応は(A法)と同様の反応条
件により行うことができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(HH法) 化合物(XXIX)および化合物(XXX)は以下の方法で製造することもで
きる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(L)のアジ化反応に用いられるアジ化剤としては、金属アジ化物(ナ
トリウムアジド、リチウムアジドなど)などがあげられる。
アジ化反応の反応温度は通常、0〜100℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
アジ化反応の反応時間は通常、1〜24時間の範囲であるが、必要に応じてこ
れ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(LI)の還元反応に用いられる還元剤としては、水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウムなどの金属還元試薬
、トリフェニルホスフィン、遷移金属(リンドラー(Lindlar)触媒(パ
ラジウム、炭酸カルシウム)、パラジウム炭素、ラネーニッケル、酸化白金、ロ
ジウム、ルテニウムなど)を用いた接触還元があげられるが、化合物(LI)の
アジド基のみの選択的還元には、トリフェニルホスフィンあるいは遷移金属を用
いた接触還元が特に有効である。
還元反応に用いられる有機溶媒としては、メタノール、エタノール、第3級ブ
チルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、アセト
ン、酢酸エチル、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシドなどがあげられる。
還元反応の反応温度は通常、−20〜80℃であり、必要に応じてこれ以上ま
たはこれ以下の温度を選択することができる。
還元反応の反応時間は通常、1〜24時間の範囲であるが、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
還元反応により得られた化合物は、必要に応じて有機合成化学の分野における
公知の方法によりアルキル化、アラルキル化、アシル化あるいは保護基を導入す
ることにより化合物(XXIX)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(II法) 化合物(I)において、Yがメチレン、RおよびRが同一または異なって
それぞれ低級アルキルである化合物は以下の方法により製造することができる。
(式中、R9aは低級アルキルを示し、他の記号は前記と同義である。) 化合物(LII)の縮合反応に用いられる塩基としては、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、リチウムジイ
ソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラザン、ジイソプロピルエチルア
ミン、1,8−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ウンデカ−5−エン、ナトリウム
アミド等があげられる。
縮合反応に用いられる有機溶媒としては、メタノール、エタノール、第3級ブ
チルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレングリコール
ジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ジオキサン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、アセトニトリル等があげられる。
縮合反応の反応温度は通常、−20〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
縮合反応の反応時間は通常、30分から2日間の範囲であるが、必要に応じて
これ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(LIII)の加水分解反応に用いられる試薬としては、塩酸、硫酸、
ギ酸、酢酸などの酸、または水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
があげられる。
加水分解反応に用いられる溶媒としては、水、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール、第3級ブチルアルコール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコールまたはそれらの混合物などがあげられる。
加水分解反応の反応温度は通常、−20〜150℃であり、必要に応じてこれ
以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
加水分解反応の反応時間は通常、30分から2日間の範囲であるが、必要に応
じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(LIV)をハロゲン化反応に付した後、次いでアジ化反応を行うこと
により、化合物(LIX)を製造することができる。化合物(LIV)のハロゲ
ン化反応は(CC法)と同様の反応条件により行うことができる。得られたハロ
ゲン化合物のアジ化反応は(HH法)と同様の反応条件により行うことができる
化合物(LV)の還元反応は(HH法)と同様の反応条件により行うことがで
きる。
化合物(LVI)のクルチウス転移反応に用いられる塩基としては、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどのヒューニッヒ塩基があげられる。
ただし、本反応の基質であるカルボン酸が塩である場合は塩基を用いる必要はな
い。
クルチウス転位反応に用いられる活性化剤としては、クロロ炭酸メチル、クロ
ロ炭酸エチル、クロロ炭酸イソプロピル、クロロ炭酸イソブチル、クロロ炭酸フ
ェニルなどがあげられる。
クルチウス転位反応に用いられるアジ化剤としては、アジ化ナトリウム、ジフ
ェニルリン酸アジド(ただし、本試薬を用いる場合は、塩基および活性化剤は必
要ない)などがあげられる。
クルチウス転位反応に用いられる溶媒としては、反応の前半の段階では非プロ
トン性溶媒が好ましく、たとえば、テトラヒドロフラン、アセトン、ジエチルエ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ジオキサン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、
アセトニトリルなどがあげられ、後半の段階では、たとえば、メタノール、エタ
ノール、第3級ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサン、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン、アセトニトリル、ベンジルアルコールがあげられる。
クルチウス転位反応の反応温度は通常、−20〜150℃であり、必要に応じ
てこれ以上またはこれ以下の温度を選択することができる。
クルチウス転位反応の反応時間は通常、30分〜10時間の範囲であるが、必
要に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
クルチウス転位反応により得られたカルバミン酸化合物はベンジルアルコール
と処理した後、接触還元反応に付すことにより化合物(LVII)を製造するこ
とができる。また、カルバミン酸化合物を酸(塩酸、硫酸など)、アルカリ(水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)のアルコール溶液またはトリメチルシリ
ルヨーダイドと処理することにより化合物(LVII)を製造することもできる
化合物(LVII)と化合物(XXI)の縮合反応は(J法)と同様の反応条
件により行うことができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(JJ法) 化合物(XVIII)は以下の方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XX)と化合物(XXIIa)の縮合反応は(J法)と同様の反応条件
により行うことができる。
化合物(XX)と化合物(XXIIc)の縮合反応は(J法)と同様の反応条
件により行うことができる。化合物(XXb)の還元反応は(J法)と同様の反
応条件により行うことができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
化合物(I)において、m=n=0、R12およびR13が一緒になってエチ
レンを形成する基であり、RおよびRが共に水素である化合物は以下の方法
により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(LXI)のハロメチル化反応は(N法)と同様の反応条件により行う
ことができる。
化合物(LXII)と化合物(III)の縮合反応は(A法)と同様の反応条
件により行うことができる。
化合物(LXIII)のクルチウス転位反応は(II法)と同様の反応条件に
より行うことができる。なお、クルチウス転位反応により得られたカルバミン酸
化合物をグルニヤール試薬と反応させることにより化合物(I−13)において
またはRがアシル化された化合物を製造することができる。また、クルチ
ウス転位反応により得られたアミン化合物を有機合成化学の分野における公知の
方法によりアルキル化、アラルキル化あるいはアシル化することにより化合物(
I−13)を製造することもできる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
(LL法) 化合物(I)において、m=n=0、R12およびR13が一緒になってエチ
レンを形成する基であり、Rが水素である化合物は以下の方法により製造する
ことができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(LXIV)のクルチウス転位反応は(KK法)と同様の反応条件によ
り行うことができる。
化合物(LXV)のフリーデル・クラフツ反応および化合物(LXVI)の還
元反応は(M法)と同様の反応条件により行うことができる。さらに、化合物(
LXVII)の水酸基を有機合成化学の分野における公知の方法により脱離基L
vに変換して化合物(LXVIII)とした後、化合物(III)と(A法)と
同様の縮合反応を行うことにより化合物(I−14)を製造することができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護基
を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結
晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成中
間体化合物および目的物を精製することができる。
(MM法) 化合物(XXIV)のうち、Lvが塩素あるいは臭素である化合物は以下の
方法により製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(XIX)のザンドマイヤー型反応は(V法)と同様の反応条件により
行うことができる。
上記反応条件によりザンドマイヤー型反応を行った後、さらに必要に応じて保
護基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、
再結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XX
IV)を精製することができる。
(NN法) 化合物(XXIV)のうち、Lvが塩素である化合物は以下の方法により製
造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 本方法は2−ヒドロキシピリミジン、2−ヒドロキシピリジンなどのヘテロ環
誘導体の水酸基をクロリドに変換するのに特に有効である。
化合物(LXIX)のクロル化反応に用いられる試薬としては、例えばオキシ
塩化リンがあげられる。
クロル化反応に用いられる溶媒としては、例えばジクロロメタン、ジクロロエ
タン、クロロホルム、四塩化炭素またはそれらの混合物があげられ、無溶媒でも
反応することができる。
クロル化反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以上
またはこれ以下の温度を選択することができる。
クロル化反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要に
応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
上記反応条件によりクロル化反応を行った後、さらに必要に応じて保護基を除
去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により化合物(XXIV)を
精製することができる。
(OO法) 化合物(XXVII)のYにおいてm=n=0である化合物は以下の方法によ
り製造することができる。
(式中、各記号は前記と同義である。) 化合物(LXX)のハロゲン化に用いられる試薬としては、例えば、N−ブロ
モスクシンイミド、N−クロロスクシンイミドがあげられる。
ハロゲン化反応においては、必要に応じて、2,2‘−アゾビスイソブチロニ
トリル(AIBN)、ベンゾイルペルオキシドなどのラジカル開始剤を使用する
ことができる。
ハロゲン化反応に用いられる溶媒としては、例えば、四塩化炭素、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ベンゼンがあげられる。
ハロゲン化反応の反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以
上またはこれ以下の温度を選択することができる。
ハロゲン化反応の反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(LXXI)のアンモノリシスに用いられる試薬としては、例えば、液
体アンモニアがあげられる。
アンモノリシスに用いられる溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノ
ール、1−プロパノール、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはそれらの混合
物があげられる。
アンモノリシスの反応温度は、通常0〜150℃であり、必要に応じてこれ以
上またはこれ以下の温度を選択することができる。
アンモノリシスの反応時間は、通常30分間から2日間の範囲であるが、必要
に応じてこれ以上またはこれ以下の時間を選択することができる。
化合物(LXXII)から化合物(XXVII)への変換は、(B1法)〜(
B8法)を用いて行うことができる。
上記した各反応条件によりそれぞれ反応を行った後、さらに必要に応じて保護
基を除去した後、有機合成化学の分野における公知の方法、例えば溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー、イオン交換樹脂を用いる方法により、各工程の合成
中間体化合物および目的物を精製することができる。
本発明の化合物(I)は、必要に応じて適当な溶媒(水、メタノール、エタノ
ール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど)中、酸(塩酸
、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、酢酸、マレイン酸、フマル
酸、安息香酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、10−カンファース
ルホン酸など)と処理することにより、製薬上許容しうる塩とすることができる
。本発明の化合物(I)は低級アルキルハライド(メチルヨーダイド、メチルブ
ロマイド、エチルヨーダイド、エチルブロマイドなど)と塩基の存在下で処理す
ることにより第4級アンモニウム塩とすることができる。また、得られた本発明
化合物の結晶が無水物である場合、本発明化合物を水、含水溶媒またはその他の
溶媒と処理することにより、水和物(1水和物、1/2水和物、1/4水和物、
1/5水和物、2水和物、3/2水和物、3/4水和物など)、溶媒和物とする
ことができる。
このようにして得られる本発明の化合物は再結晶、カラムクロマトグラフィー
などの常法により単離精製することができる。得られる生成物がラセミ体である
時は、たとえば、光学活性な酸との塩を分別再結晶により、もしくは光学活性な
担体を充填したカラムに通すことにより、所望の光学活性体に分割することがで
きる。個々のジアステレオマーは分別結晶化、クロマトグラフィーなどの手段に
よって分離することができる。これらは光学活性な原料化合物を用いることによ
っても得られる。
本発明の化合物はTNF−α産生抑制作用および/またはIL−10産生促進
作用を有し、TNF−α産生異常に伴う各種疾患またはIL−10により治療可
能な疾患、たとえば、慢性炎症性疾患、急性炎症性疾患、感染による炎症性疾患
、自己免疫性疾患、アレルギー性疾患、その他のTNF−α介在性疾患の予防ま
たは治療に有用である。
ここで慢性炎症性疾患とは変形性関節症、乾癬様関節炎、炎症性皮膚疾患(乾
癬、湿疹皮膚炎、脂漏性皮膚炎、扁平苔癬、天疱瘡、水泡性類天疱瘡、表皮水泡
症、蕁麻疹、脈管浮腫、脈管炎、紅斑、皮膚好酸球増加症、ざ瘡、円形性脱毛症
、好酸球性筋膜炎、粥状硬化症など)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン
病など)などの疾患を示す。
急性炎症性疾患とは接触性皮膚炎、成人性呼吸器不全症候群(ARDS)、敗
血症(敗血症起因の臓器障害などを含む)、敗血症性ショックなどの疾患を示す
感染による炎症性疾患とはエンドトキシンショック、後天性免疫不全症候群(
AIDS)、髄膜炎、悪液質、ウィルス性肝炎、劇症肝炎、その他、バクテリア
、ウイルス、マイコプラズマなどの感染に起因する炎症性の反応(流行性および
非流行性感冒による発熱、疼痛および臓器障害などを含む)などの疾患を示す。
自己免疫性疾患とは慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎、全身性エリトマトーデ
ス、糸球体腎炎(ネフローゼ症候群(特発性ネフローゼ症候群、最小変化ネフロ
パシーなど)など)、多発性硬化症、多発性軟骨炎、強皮症、皮膚筋炎、ウェゲ
ナー肉芽腫症、活動性慢性肝炎I、原発胆汁性肝硬変、重症筋無力症、特発性ス
プルー、グレーブス病、サルコイドーシス、ライター症候群、若年性糖尿病(I
型真性糖尿病)、自己免疫性眼疾患(内分泌性眼障害、ブドウ膜炎、角膜炎(乾
性角結膜炎、春季角結膜炎など)など)、ベーチェット病、自己免疫性血液疾患
(溶血性貧血、再生不能性貧血、特発性血小板減少症など),各種ガン(腺ガン
など)および転移性ガンなどの疾患を示す。
アレルギー性疾患とはアトピー性皮膚炎、喘息性疾患(気管支喘息、小児喘息
、アレルギー性喘息、内因性喘息、外因性喘息、塵埃性喘息、遅発性喘息、気道
過敏、気管支炎など)、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの疾患を示
す。
その他のTNF−α介在性疾患としてはヒト、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ブタ
、サル、ネズミ等の哺乳動物の器官または組織の移植(例えば、心臓、腎臓、肝
臓、肺、骨髄、角膜、膵臓、膵島細胞、小腸、十二指腸、四肢、筋肉、神経、脂
肪髄、皮膚などの同種ならびに異種移植)における抵抗性の反応、すなわち、拒
絶反応および移植片対宿主疾患(GvHD)、骨粗鬆症、癌悪液質、熱傷、外傷
、火傷、動植物成分(蛇毒などを含む)および薬物の投与などに起因する炎症性
反応(ショックを含む)などの疾患、心筋梗塞、慢性心不全、うっ血性心不全、
虚血−再灌流損傷、川崎病、肺炎、マラリア、髄膜炎、腹膜炎、肺繊維症、汎発
性血管内凝固症候群(DIC)があげられる。その他、肝障害の予防または治療
にも有用である。
本発明化合物は、中枢神経系に分布する受容体に対して親和性がないか、また
は著しく親和性が弱いことから、中枢神経系作用を示さない特徴を有する。さら
に、TNF−α産生抑制作用およびIL−10産生促進作用を有する本発明化合
物は、それら2つの相乗作用によって、前記疾患、特に慢性関節リウマチや慢性
炎症性疾患などの慢性疾患に対しても優れた予防または治療効果が期待される。
なお、本発明ではこれら2つの作用を有する化合物が好ましい。
本発明の化合物(I)をTNF−α産生抑制および/またはIL−10産生促
進剤として使用する場合は、一般的な医薬製剤として調製される。たとえば、本
発明化合物(I)を製剤上許容しうる担体(賦形剤、結合剤、崩壊剤、矯味剤、
矯臭剤、乳化剤、希釈剤、溶解補助剤など)と混合して得られる医薬組成物また
は錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤、トローチ剤、シロップ剤、液剤、乳
剤、懸濁剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、坐剤、吸入剤、経皮吸収剤、点眼剤、
点鼻剤、眼軟膏等の製剤として経口または非経口に適した形態で処方される。
固体製剤とする場合は、添加剤、たとえば、ショ糖、乳糖、セルロース糖、D
−マンニトール、マルチトール、デキストラン、デンプン類、寒天、アルギネー
ト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビアゴム類、ゼ
ラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、リン酸カルシウム、ソルビト
ール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、グリセリン、
ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タ
ルクなどが用いられる。さらに、錠剤は必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、
たとえば糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層
錠、多層錠とすることができる。
半固体製剤とする場合は、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマ
シ油など)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィンなど)、ロ
ウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウなど)、部分合成もしくは全合成グリ
セリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリステン酸、パルミチン酸など)等が用
いられる。これらの市販品の例としては、ウイテプゾール(ダイナミッドノーベ
ル社製)、ファーマゾール(日本油脂社製)などが挙げられる。
液体製剤とする場合は、添加剤、たとえば塩化ナトリウム、グルコース、ソル
ビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール
などが挙げられる。特に注射剤とする場合は、無菌の水溶液、たとえば生理食塩
水、等張液、油性液、たとえばゴマ油、大豆油が用いられる。また、必要により
適当な懸濁化剤、たとえばカルボキシメチルセルロースナトリウム、非イオン性
界面活性剤、溶解補助剤、たとえば安息香酸ベンジル、ベンジルアルコールなど
を併用してもよい。さらに、点眼剤または点鼻剤とする場合は水性液剤または水
溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液があげられる。この点眼用または点
鼻用液剤には緩衝剤(刺激軽減のためホウ酸塩緩衝剤、酢酸塩緩衝剤、炭酸塩緩
衝剤等が好ましい)、等張化剤、溶解補助剤、保存剤、粘稠剤、キレート剤、p
H調整剤(pHは通常約6〜8.5に調整することが好ましい)、芳香剤のよう
な各種添加剤を適宜添加してもよい。
これらの製剤の有効成分の量は製剤の0.1〜100重量%であり、適当には
1〜50重量%である。投与量は患者の症状、体重、年令などにより変わりうる
が、通常経口投与の場合、成人一日当たり0.01〜50mg程度であり、これ
を一回または数回に分けて投与するのが好ましい。
実施例 以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。なお、構造式中に使用した記号のうち、Acはアセチルを、M
eはメチルを、Etはエチルを示す。
実施例1:N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)アセトアミドの合成 (1)4−アセトアミドメチル安息香酸 4−(アミノメチル)安息香酸(20.46g)の酢酸エチル(100ml)
溶液に水酸化ナトリウム(12g)水溶液(100ml)を加え、更に無水酢酸
(14ml)を5〜7℃で加えた。この反応液を室温で1時間撹拌した後10%
塩酸で酸性にし、酢酸エチル:エタノール(10:1)にて抽出した(100m
l×5)。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒
を留去して淡黄色固体(27.2g)を得た。得られた固体を酢酸エチル:エタ
ノール(1:1,500ml)にて結晶化することにより、標記化合物(16.
7g)を白色結晶として得た。融点=200〜202℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),4.32(2H,
d,J=5.9Hz),7.36(2H,d,J=7.9Hz),7.89(2
H,d,J=8.6Hz),8.41(1H,m),12.84(1H,br.
s) IR(KBr):3298,1691,1646,1539cm−1 MS(ET):193(M) 元素分析: 計算値C;62.17,H;5.74,N;7.25 分析値C;62.01,H;5.71,N;7.21 (2)4−アセトアミドメチル安息香酸メチル 4−アセトアミドメチル安息香酸(4.0g)を0.5%塩酸−メタノール溶
液(100ml)に溶解した。この反応液を40℃で3.5時間撹拌した後氷水
(300ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した(100ml×4)。抽出液を
飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去
して淡黄色固体(4.3g)を得た。得られた固体を酢酸エチル(50ml)に
て結晶化することにより、標記化合物(3.2g)を淡黄白色結晶として得た。
融点=110〜111℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),3.84(3H,
s),4.33(2H,d,J=5.9Hz),7.39(2H,d,J=8.
6Hz),7.92(2H,d,J=7.9Hz),8.43(1H,m) IR(KBr):3277,1727,1643,1556cm−1 MS(EI):207(M) 元素分析: 計算値C;63.76,H;6.32,N;6.76 分析値C;63.76,H;6.38,N;6.76 (3)N−(4−ヒドロキシメチルフェニルメチル)アセトアミド 水素化リチウムアルミニウム(570mg)のテトラヒドロフラン(80ml
)懸濁液に4−アセトアミドメチル安息香酸メチル(3.1g)のテトラヒドロ
フラン(20ml)溶液を氷冷下で加えた。この反応液を室温で1.5時間撹拌
した後、飽和硫酸ナトリウム水溶液(7ml)を10℃で加え、室温で1時間撹
拌した。沈殿物を濾別し、溶媒を留去して標記物質(2.8g)を白色固体とし
て得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.86(3H,s),4.22(2H,
d,J=5.9Hz),4.46(2H,s),5.13(1H,br.s),
7.19(2H,d,J=7.9Hz),7.25(2H,d,J=8.6Hz
),8.30(1H,m) MS(EI):179(M) (4)N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド N−(4−ヒドロキシメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.5g)のク
ロロホルム(50ml)溶液に塩化チオニル(0.73ml)を加え、1時間加
熱還流した。溶媒を留去して得られた残渣を酢酸エチルにて結晶化することによ
り標記化合物(1.8g)を淡黄色結晶として得た。
融点=116〜118℃ H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),4.40(2H,d,
J=5.9Hz),4.56(2H,s),6.20(1H,br.s),7.
26(2H,d,J=8.6Hz),7.34(2H,d,J=7.9Hz) MS(EI):197(M) (5)N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメ
チル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.65g)、1−
フェニルピペラジン(1.3ml)、炭酸カリウム(1.2g)のジメチルホル
ミアミド(50ml)溶液を60℃で1時間撹拌した。反応液を水(200ml
)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した(100ml×3)。抽出液を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色固体(4.4g)
を得た。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロ
ロホルム:メタノール=10:1)にて精製して淡褐色固体(3.45g)を得
た。得られた固体を酢酸エチルにて結晶化して、この結晶を酢酸エチル−エタノ
ール−ヘキサンの混液から再結晶することにより、標記化合物(1.4g)を白
色結晶として得た。融点=135〜136℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.50(4H,
m),3.11(4H,m),3.49(2H,s),4.23(2H,d,J
=5.9Hz),6.76(1H,t,J=7.3Hz),6.90(2H,d
,J=7.9Hz),7.15−7.29(6H,m),8.30(1H,t,
J=5.9Hz) IR(KBr):3318,2813,1645,1538cm−1 MS(EI):323(M) 元素分析: 計算値C;4.27,H;7.79,N;12.99 分析値C;74.01,H;7.88,N;12.77 実施例2:4−((4−(アミノメチル)フェニル)メチル)−1−フェニルピ
ペラジンの合成 N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル
)アセトアミド(2.6g)を10%塩酸(50ml)に溶解し、6時間加熱還
流した。反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液を加えアルカリ性にした後、酢
酸エチルにて抽出した(100ml×3)。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣を水−エタノールに
て結晶化することにより、標記化合物(1.34g)を白色結晶として得た。融
点=68〜70℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.40−2.50(4H,m),3.0
5−3.15(4H,m),3.10−3.45(2H,br.s),3.48
(2H,s),3.69(2H,s),6.76(1H,t,J=7.3Hz)
,6.90(2H,d,J=7.9Hz),7.15−7.30(6H,m) IR(KBr):3359,2805,1602,1506cm−1 MS(EI):281(M) 元素分析: 計算値C;76.83,H;8.24,N;14.93 分析値C;76.60,H;8.21,N;14.59 実施例3:N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)ホルムアミドの合成 無水酢酸(0.36ml)とギ酸(0.15ml)の混合物を50〜60℃で
2時間撹拌して得られた酢酸蟻酸無水物に、4−((4−(アミノメチル)フェ
ニル)メチル)−1−フェニルピペラジン(0.5g)の塩化メチレン(10m
l)溶液を氷冷下で加え、5〜10℃で2.5時間撹拌して、その後室温で14
時間放置した。この反応液にエタノール(20ml)及び酢酸エチル(150m
l)を加え、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥
後、溶媒を留去して褐色固体(0.56g)を得た。得られた固体をシリカゲル
カムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて
精製して淡褐色固体(0.55g)を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサ
ン(2:1)にて結晶化することにより、標記化合物(0.41g)を淡黄白色
結晶として得た。融点=108〜109℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.45−2.53(4H,m),3.0
5−3.15(4H,m),3.49(2H,s),4.29(2H,d,J=
5.9Hz),6.76(1H,t,J=7.3Hz),6.90(2H,d,
J=8.6Hz),7.15−7.30(6H,m),8.13(1H,d,J
=1.3Hz),8.47(1H,m) IR(KBr):3315,2846,2821,1658,1522cm−1
MS(EI):309(M) 元素分析: 計算値C;73.76,H;7.49,N;13.58 分析値C;73.36,H;7.53,N;13.47 実施例4:N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)プロピオンアミドの合成 4−((4−(アミノメチル)フェニル)メチル)−1−フェニルピペラジン
(0.62g)、プロピオニルクロリド(0.23ml)、トリエチルアミン(
0.37ml)の塩化メチレン(20ml)溶液を室温で4時間撹拌した。この
反応液にクロロホルム(100ml)を加え、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡褐色固体(0.9g)を得た。得られた
固体を酢酸エチル(50ml)にて結晶化することにより、標記化合物(0.5
g)を淡黄白色結晶として得た。融点=140〜141℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.03(3H,t,J=7.9Hz),
2.14(2H,q,J=7.9Hz),2.45−2.55(4H,m),3
.05−3.15(4H,m),3.49(2H,s),4.24(2H,d,
J=5.9Hz),6.76(1H,t,J=7.3Hz),6.90(2H,
d,J=7.9Hz),7.15−7.30(6H,m),8.24(2H,t
,J=5.9Hz) IR(KBr):3318,2940,2819,1645,1535cm−1
MS(EI):337(M) 元素分析: 計算値C;74.74,H;8.06,N;12.45 分析値C;74.66,H;8.11,N;12.16 実施例5:N−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(4−フルオロフェ
ニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことによって標記
化合物を白色結晶として得た。融点=164〜166℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.00−3.10(4H,m),3.49(2H,s),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),6.89−6.95(2H,m),6.
95−7.06(2H,m),7.19−7.39(4H,m),8.30(1
H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3317,2920,2832,1643,1513m−1 MS(EI):341(M) 元素分析: 計算値C;70.36,H;7.09,N;12.31 分析値C;70.08,H;7.06,N;12.13 実施例6:N−(4−((4−(2−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)
メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(2−クロロフェニ
ル)ピペラジンを用いて反応を行った後、エタノール中4M塩酸−ジオキサンで
処理することによって標記化合物を淡褐色結晶として得た。
融点=235〜238℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.10−3.4
0(8H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.37(2H,m
),7.05−7.20(1H,m),7.30−7.35(3H,m),7.
44(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),7.63(2H,d,J=7.
9Hz),8.45(1H,t,J=5.9Hz),11.43(1H,br.
s) IR(KBr):3282,2591,1664,1543cm−1 MS(EI):357(M) 元素分析: 計算値C;60.76,H;6.23,N;10.63 分析値C;60.49,H;6.34,N;10.63 実施例7:N−(4−((4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・塩酸塩の合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(2,3−ジメチル
フェニル)ピペラジン・塩酸塩を用いて反応を行った後、エタノール中4M塩酸
−ジオキサンで処理することによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=253〜255℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),2.15(3H,
s),2.21(3H,s),3.00−3.35(8H,m),4.28(2
H,d,J=5.9Hz),4.35(2H,s),6.88(1H,d,J=
7.9Hz),6.92(1H,d,J=7.3Hz),7.06(1H,dd
,J=7.3,7.9Hz),7.33(2H,d,J=8.6Hz),7.6
3(2H,d,J=8.6Hz),8.45(1H,m),11.33(1H,
br.s) IR(KBr):3253,2465,1649,1556cm−1 MS(EI):351(M) 元素分析: 計算値C;68.11,H;7.79,N;10.83 分析値C;67.74,H;7.94,N;10.67 実施例8:N−(4−((4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(2−メトキシフェ
ニル)ピペラジンを用いて反応を行った後、塩酸−エーテルで処理し、メタノー
ル−酢酸エチルから再結晶することによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=221〜223℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.06−3.2
7(4H,m),3.31−3.35(2H,m),3.44−3.57(2H
,m),3.78(3H,s),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.
34(2H,br.s),6.86−7.05(4H,m),7.33(2H,
d,J=8.4Hz),7.61(2H,d,J=8.5Hz),8.45(1
H,t,J=5.9Hz),11.33(1H,br.s) IR(KBr):3263,2487,1666,1535cm−1 MS(EI):353(M) 元素分析: 計算値C;58.88,H;7.29,N;9.81 分析値C;58.45,H;6.91,N;9.75 実施例9:N−(4−((4−(3−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル)
メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(3−メチルフェニ
ル)ピペラジンを用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を淡黄色
結晶として得た。融点=80〜81℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.31(3H,s)
,2.58(4H,dt,J=5.3,4.7Hz),3.18(4H,dd,
J=5.3,4.7Hz),3.55(2H,s),4.42(2H,d,J=
5.3Hz),5.72(1H,br.s),6.67(1H,d,J=7.3
Hz),6.72(1H,d,J=7.3Hz),6.74(1H,s),7.
13(1H,t,J=7.3Hz),7.24(2H,d,J=7.9Hz),
7.33(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3317,2815,1633,1537cm−1 MS(EI):337(M) 元素分析: 計算値C;74.74,H;8.06,N;12.54 分析値C;74.60,H;8.04,N;12.47 実施例10:N−(4−((4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・塩酸塩・3/4水和物の合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(3−メトキシフェ
ニル)ピペラジンを用いて反応を行った後、塩酸−エーテルで処理し、メタノー
ル−酢酸エチルから再結晶することによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=201.5〜202.5℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.07−3.2
9(4H,m),3.33−3.39(2H,m),3.72(3H,s),3
.77−3.81(2H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.
34(2H,d,J=3.3Hz),6.45(1H,ddd,J=8.6,7
.9,2.0Hz),6.49(1H,s),6.52(1H,ddd,J=8
.6,7.9,2.0Hz),7.14(1H,ddd,J=8.6,7.9H
z),7.33(2H,d,J=7.9Hz),7.70(2H,d,J=7.
9Hz),8.44(1H,t,J=5.9Hz),11.33(1H,br.
s) IR(KBr):3280,2464,1643,1556cm−1 MS(EI):353(M) 元素分析: 計算値C;62.52,H;7.37,N;10.42 分析値C;62.64,H;7.34,N;10.44 実施例11:N−(4−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(4−クロロフェニ
ル)ピペラジンを用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を淡黄色
結晶として得た。融点=180.5〜182℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.58(4H,dd
,J=5.3,4.6Hz),3.15(4H,dd,J=5.3,4.6Hz
),3.54(2H,s),4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.74
(1H,br.s),6.82(2H,ddd,J=9.2,3.3,2.0H
z),7.19(2H,ddd,J=9.2,3.3,2.0Hz),7.24
(2H,d,J=7.9Hz),7.32(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3315,2890,1645,1542cm−1 MS(EI):357(M) 元素分析: 計算値C;67.12,H;6.76,N;11.45 分析値C;67.08,H;6.73,N;11.75 実施例12:N−(4−((4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・塩酸塩・1/4水和物の合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(2−フルオロフェ
ニル)ピペラジンを用いて反応を行った後、塩酸−エーテルで処理し、エタノー
ル−酢酸エチル−ヘキサンの混液から再結晶することによって標記化合物を淡褐
色結晶として得た。融点=250〜252℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.15−3.6
0(8H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.35(2H,b
r.s),7.15(4H,m),7.33(2H,d,J=7.9Hz),7
.62(2H,d,J=7.9Hz),8.46(1H,t,J=5.9Hz)
,11.43(1H,br.s) IR(KBr):3265,2679,1664,1504cm−1 MS(EI):341(M) 元素分析: 計算値C;62.82,H;6.72,N;10.99 分析値C;62.60,H;6.56,N;11.00 実施例13:N−(4−((4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(4−メトキシフェ
ニル)ピペラジンを用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を白色
結晶として得た。融点=137〜138℃ H−NMR(CDCl)δ:1.87(3H,s),2.50(4H,m)
,2.99(4H,m),3.48(2H,s),3.67(3H,s),4.
23(2H,d,J=5.9Hz),6.79(2H,d,J=9.2Hz),
6.86(2H,d,J=9.2Hz),7.21(2H,d,J=8.6Hz
),7.27(2H,d,J=7.9Hz),8.30(1H,t,J=5.6
Hz) IR(KBr):3325,1649,1514cm−1 MS(EI):353(M) 元素分析: 計算値C;71.36,H;7.70,N;11.89 分析値C;71.19,H;7.70,N;11.77 実施例14:N−(2−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 (1)N−(2−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミド N−(2−フェニルエチル)アセトアミド(5.0g)のジクロロメタン(3
1ml)溶液に四塩化チタン(17ml)を0〜5℃で30分かけて加えた。こ
れにジクロロメチルメチルエーテル(8.4ml)を0〜5℃で30分かけて加
えた。この反応液を室温で3時間攪拌した後、氷水(1000ml)に注ぎ、酢
酸エチルにて抽出した(200ml×2)。酢酸エチル層を水酸化ナトリウム水
及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して、N
−(2−(4−ホルミルフェニル)エチル)アセトアミドとN−(2−(2−ホ
ルミルフェニル)エチル)アセトアミドを約8:1で含有する混合物(1.4g
)を淡褐色油状物質として得た。
この混合物(1.4g)のエタノール(7.3ml)溶液に水素化ホウ素ナト
リウム(0.56g)を加え、50℃で3時間攪拌した。その後、2N塩酸(約
20ml)を10℃以下で加えた。この混合物を水(300ml)に注ぎ、酢酸
エチルにて抽出した(250ml×2)。酢酸エチル層を水酸化ナトリウム水(
200ml)及び飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて
乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール:クロロホルム=3:1:12)にて精製
して、N−(2−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)アセトアミドとN
−(2−(2−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)アセトアミドを約8:1で
含有する混合物(0.58g)を黄色油状物質として得た。
この混合物(0.58g)とチオニルクロリド(0.30ml)のジクロロメ
タン(15ml)溶液を2時間加熱還流した。溶媒を留去して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル)にて精製して、標
記化合物とN−(2−(2−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミドを約
8:1で含有する混合物(0.40g)を白色結晶として得た。
さらに、上記と同様の方法によって標記化合物とN−(2−(2−クロロメチ
ルフェニル)エチル)アセトアミドを約8:1で含有する白色結晶(0.70g
)を得た後、先の結晶(0.40g)と合わせて酢酸エチル−イソプロピルエー
テル−ヘキサンの混液から再結晶することにより、標記化合物(0.58g)を
白色結晶として得た。融点=86〜88℃ H−NMR(CDCl)δ:1.94(3H,s),2.82(2H,dd
,J=7.3,6.6Hz),3.50(2H,dd,J=7.3,6.6Hz
),4.57(2H,s),5.49(1H,br.s),7.19(2H,d
,J=8.6Hz),7.34(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3297,1633,1543cm−1 MS(EI):211((M+1)) 元素分析: 計算値C;62.41,H;6.67,N;6.62 分析値C;62.34,H;6.80,N;6.70 (2)N−(2−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェ
ニル)エチル)アセトアミド 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−(2−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミド
を用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=117〜118℃ H−NMR(CDCl)δ:1.94(3H,s),2.61(4H,t,
J=5.3Hz),3.15(2H,dd,J=7.3,6.6Hz),3.2
0(2H,t,J=5.3Hz),3.15(2H,dd,J=6.6,5.9
Hz),3.55(2H,s),5.46(1H,br.s),6.84(1H
,t,J=7.3Hz),6.92(2H,d,J=7.9Hz),7.16(
1H,d,J=7.9Hz),7.23(2H,d,J=7.9Hz),7.3
0(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3352,3302,1647,1535cm−1 MS(EI):337((M−1)) 元素分析: 計算値C;74.74,H;8.06,N;12.45 分析値C;74.49,H;8.05,N;12.40 実施例15:N−(3−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)プロピル)アセトアミド・1/4水和物の合成 (1)N−(3−(4−クロロメチルフェニル)プロピル)アセトアミド N−(3−フェニルプロピル)アセトアミド(10.14g)のジクロロメタ
ン(130ml)溶液に四塩化チタン(28ml)を5〜7℃で30分かけて加
えた。これにジクロロメチルメチルエーテル(18ml)のジクロロメタン(2
0ml)溶液を5〜8℃で30分かけて加えた。この反応液を室温で3時間攪拌
した後、氷水(1000ml)に注ぎ、クロロホルムにて抽出した(500ml
×2)。クロロホルム層を飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1→メタノール:クロロホルム=3:97)
にて精製して、N−(3−(4−ホルミルフェニル)プロピル)アセトアミドと
N−(3−(2−ホルミルフェニル)プロピル)アセトアミドを約6:1で含有
する混合物(10.85g)を黄色油状物質として得た。
この混合物(10.85g)のエタノール(100ml)溶液に水素化ホウ素
ナトリウム(2.0g)を5℃で15分かけて加えた。室温で1時間攪拌した後
、2N塩酸(約20ml)を10℃以下で加えた。この混合物を水(300ml
)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した(250ml×2)。酢酸エチル層を飽和重
曹水(200ml)及び飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;メタノール:クロロホルム=4:96)にて精製して、N−
(3−(4−ヒドロキシメチルフェニル)プロピル)アセトアミドとN−(3−
(2−ヒドロキシメチルフェニル)プロピル)アセトアミドを約6:1で含有す
る混合物(4.36g)を白色結晶として得た。
この混合物(1.428g)とチオニルクロリド(0.60ml)のクロロホ
ルム(50ml)溶液を2時間加熱還流した。溶媒を留去して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;メタノール:クロロホルム=3
:97)にて精製して、標記化合物とN−(3−(2−クロロメチルフェニル)
プロピル)アセトアミドを約6:1で含有する混合物(1.26g)を白色結晶
として得た。この結晶(0.98g)を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶するこ
とにより、標記化合物(0.23g)を白色結晶として得た。
融点=89〜90℃ H−NMR(CDCl)δ:1.82(2H,tt,J=7.4,7.4H
z),1.94(3H,s),2.65(2H,t,J=7.6Hz),3.2
7(2H,dt,J=6.8Hz),4,56(2H,s),5.55(1H,
br.s),7.17(2H,d,J=8.6Hz),7.29(2H,d,J
=7.9Hz) IR(KBr):3298,1639,1551cm−1 MS(EI):226((M+1)) 元素分析: 計算値C;63.85,H;7.14,N;6.21 分析値C;63.69,H;7.17,N;6.20 (2)N−(3−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェ
ニル)プロピル)アセトアミド・1/4水和物 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−(3−(4−クロロメチルフェニル)プロピル)アセトアミ
ドを用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を白色結晶として得た
。融点=117〜118℃ H−NMR(CDCl)δ:1.83(2H,tt,J=7.4,7.4H
z),1.94(3H,s),2.62(6H,m),3.19(4H,t,J
=4.9Hz),3.27(2H,dt,J=6.8,6.8Hz),3.53
(2H,s),5.48(1H,br.s),6.84(1H,t,J=7.2
Hz),6.91(2H,d,J=7.1Hz),7.14(2H,d,J=7
.9Hz),7.25(4H,m) IR(KBr):3323,2941,1641,1601,1537cm−1
MS(EI):351((M+1)) 元素分析: 計算値C;74.23,H;8.35,N;11.80 分析値C;74.27,H;8.26,N;11.89 実施例16:N−(4−(1−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル)
フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 (1)N−フェニルメチルアセトアミド ベンジルアミン(98.1g)の塩化メチレン(100ml)溶液に水酸化ナ
トリウム(44g)の水溶液(200ml)を加え、更に撹拌しながら塩化アセ
チル(78ml)を15〜20℃で1時間かけて加えた。この反応液を室温で3
0分撹拌した後、クロロホルムにて抽出した(100ml×2)。クロロホルム
層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して白色固体(
160g)を得た。得られた固体をヘキサン:酢酸エチル(2:1,750ml
)にて結晶化することにより、標記化合物(125.7g)を白色結晶として得
た。融点=61〜62℃ H−NMR(CDCl)δ:2.00(3H,s),4.41(2H,d,
J=5.3Hz),5.95(1H,br.s),7.20−7.35(5H,
m) IR(KBr):3298,1645,1552cm−1 MS(EI):149(M) 元素分析: 計算値C;72.46,H;7.43,N;9.39 分析値C;72.40,H;7.32,N;9.35 (2)N−[(4−アセチルフェニル)メチル]アセトアミド 塩化アルミニウム(22.3g)のジクロロエタン(40ml)懸濁液に塩化
アセチル(7.1ml)を加えた。これにN−フェニルメチルアセトアミド(1
0g)のジクロロエタン(20ml)溶液を10〜15℃で20分かけて加えた
。この反応液を室温で6時間撹拌した後、氷水(100ml)に注ぎ、クロロホ
ルムにて抽出した(100ml×3)。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黒褐色油状物質(15.5g)
を得た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロ
ロホルム:メタノール=20:1)にて精製することにより、標記化合物(6.
48g)を黒褐色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.04(3H,s),2.57(3H,s)
,4.46(2H,d,J=5.9Hz),6.30(1H,br.s),7.
34(2H,d,J=7.9Hz),7.88(2H,d,J=7.9Hz) MS(EI):191(M) (3)N−{[4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]メチル}アセトアミド
N−[(4−アセチルフェニル)メチル]アセトアミド(6.1g)のメタノ
ール(50ml)溶液に氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム(1.2g)を加えた
。この反応液を5〜7℃で2時間撹拌した後、2%塩酸を加え酢酸エチルにて抽
出した(100ml×3)。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質(6.3g)を得た。得られた
褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム
:メタノール=9:1)にて精製することにより、標記化合物(5.98g)を
淡褐色油状物質として得た。融点=61〜62℃ H−NMR(CDCl)δ:1.46(3H,d,J=6.6Hz),1.
97(3H,s),2.55(1H,br.s),4.35(2H,d,J=5
.9Hz),4.85(1H,q,J=6.6Hz),6.15(1H,br.
s),7.21(2H,d,J=7.9Hz),7.31(2H,d,J=7.
9Hz) IR(neat):3302,2971,1651,1556cm−1 MS(EI):193(M) (4)N−{[4−(1−クロロエチル)フェニル]メチル}アセトアミド N−{[4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]メチル}アセトアミド(5
.7g)、塩化チオニル(2.6ml)のクロロホルム(50ml)溶液を1.
5時間加熱還流した。溶媒を留去して褐色油状物質(6.7g)を得た。得られ
た褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて精製することにより、標記化合物(5.5g)
を淡褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.83(3H,d,J=7.3Hz),2.
01(3H,s),4.40(2H,d,J=4.6Hz),5.07(1H,
q,J=7.3Hz),6.12(1H,br.s),7.26(2H,d,J
=8.6Hz),7.38(2H,d,J=8.6Hz) MS(EI):211(M) (5)N−(4−(1−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル)フェニ
ルメチル)アセトアミド・2塩酸塩 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−{[4−(1−クロロエチル)フェニル]メチル}アセトア
ミドを用い反応を行った後、エタノール中4M塩酸−ジオキサンで処理すること
によって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=233〜235℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.74(3H,d,J=6.6Hz),
1.89(3H,s),2.80−3.20(4H,m),3.38(1H,m
),3.65−3.85(3H,m),4.27(2H,d,J=5.9Hz)
,4.51(1H,m),6.86(1H,t,J=7.3Hz),6.96(
2H,d,J=7.9Hz),7.25(2H,dd,J=7.3,8.6Hz
),7.34(2H,d,J=7.9Hz),7.65(2H,d,J=7.9
Hz),8.47(1H,m),11.71(1H,br.s) IR(KBr):3296,3061,2397,1668,1542cm−1
MS(EI):337(M) 元素分析: 計算値C;61.46,H;7.12,N;10.24 分析値C;61.41,H;7.20,N;10.32 実施例17:N−((2,6−ジメチル−4−((4−フェニルピペラジン−1
−イル)メチル)フェニル)メチル)アセトアミド 1/5水和物の合成 (1)4−ニトロメシチレンカルボン酸 無水クロム酸(40g)の酢酸(450ml)溶液にニトロメシチレン(20
g)の酢酸(50ml)溶液を65〜70℃で20分かけて加えた。この反応液
を65〜70℃で3時間30分攪拌した後、イソプロピルアルコール(45ml
)を加えて、さらに50℃で30分攪拌した。この反応液に水を加えて全量を5
00mlとした後、氷冷した。析出した結晶を濾取し、標記化合物(13g)を
淡緑色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.37(6H,s),7.89(2H,s)
IR(KBr):2968,2930,1696,1602,1535cm−1
MS(EI):195(M) (2)4−ニトロメシチレンカルボン酸エチル 4−ニトロメシチレンカルボン酸(13g)のエタノール(50ml)溶液に
28%塩酸−エタノール(50ml)溶液を加え、2時間加熱還流した。この反
応液を濃縮した後、酢酸エチルを加え、水及び飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製して、
標記化合物(7.7g)を淡褐色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.41(3H,t,J=4Hz),2.35
(6H,s),4.40(2H,q,J=4Hz),7.81(2H,s) IR(KBr):3077,2998,1725,1606,1524cm−1
MS(EI):223(M) (3)4−アミノメシチレンカルボン酸エチル 4−ニトロメシチレンカルボン酸エチル(7.7g)の酢酸エチル(300m
l)溶液に10%パラジウム炭素(3g)を加え、水素気流下、3時間30分攪
拌した。反応液から触媒を濾去し、濾液を水及び飽和食塩水にて洗浄した。無水
硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して、標記化合物(6.6g)を淡褐色
結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.37(3H,t,J=4Hz),2.20
(6H,s),3.96(2H,br.s),4.32(2H,q,J=4Hz
),7.66(2H,s) IR(KBr):3506,3398,1692,1627cm−1 MS(EI):193(M) (4)4−シアノメシチレンカルボン酸エチル 4−アミノメシチレンカルボン酸エチル(6.6g)の濃塩酸(50ml)溶
液に、亜硫酸ナトリウム(2.6g)の水(15ml)溶液を0〜5℃にて30
分かけて加え、0℃にて1時間攪拌した。この反応溶液に炭酸ナトリウムを加え
て中和した後、酢酸エチル(100ml)を加えた。シアン化銅(6.8g)の
水(100ml)溶液にシアン化カリウム(18g)を加え、0℃にて30分攪
拌した後、0〜5℃にて上記反応溶液を加え、さらに0℃にて1時間攪拌した。
この反応溶液を酢酸エチルにて抽出し、重曹水及び飽和食塩水にて洗浄し、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチル−ヘ
キサンから再結晶して、標記化合物(5.5g)を淡褐色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.39(3H,t,J=4Hz),2.57
(6H,s),4.37(2H,q,J=4Hz),7.76(2H,s) IR(KBr):3056,2222,1716,1585cm−1 MS(EI):203(M) (5)4−アミノメチル−3,5−ジメチルベンジルアルコール 水素化リチウムアルミニウム(2.1g)のテトラヒドロフラン(20ml)
溶液に、4−シアノメシチレンカルボン酸エチル(2.9g)のテトラヒドロフ
ラン(30ml)溶液を0℃にて加え、6時間加熱還流した。この反応溶液に氷
冷下、50%(v/v)テトラヒドロフラン水を加え、室温にて30分攪拌した
。セライトにて反応溶液から触媒を濾去し、溶媒を留去した。得られた残渣をメ
タノール−イソプロピルエーテルから再結晶して、標記化合物(5.5g)を白
色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.52(3H,br.s),2.39(6H
,s),3.85(2H,s),4.59(2H,s),7.03(2H,s)
IR(KBr):3294,2927,2858,1647,1554cm−1
MS(EI):164(M) (6)N−((4−ヒドロキシメチル−2,6−ジメチルフェニル)メチル)ア
セトアミド 4−アミノメチル−3,5−ジメチルベンジルアルコール(2.3g)の酢酸
エチル(70ml)溶液に、炭酸カリウム(2.0g)の水(35ml)溶液を
加えた。この溶液に氷冷下、塩化アセチル(0.95ml)を加え、室温にて1
時間攪拌した。この反応溶液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄し、
無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をメタノール
−酢酸エチルから再結晶して、標記化合物(2.0g)を白色結晶として得た。
融点=193.5〜194.5℃ H−NMR(CDCl)δ:1.97(3H,s),2.36(6H,s)
,4.44(2H,d,J=4.6Hz),4.62(2H,s),5.27(
1H,br.s),7.06(2H,s) IR(KBr):3286,2951,1632,1537cm−1 MS(EI):207(M) (7)N−((4−クロロメチル−2,6−ジメチルフェニル)メチル)アセト
アミド N−((4−ヒドロキシメチル−2,6−ジメチルフェニル)メチル)アセト
アミド(1.0g)のジクロロメタン(12ml)溶液に、塩化チオニル(0.
88ml)を加え、室温にて3時間攪拌した。この反応溶液を水に注ぎ、酢酸エ
チルにて抽出した。重曹水及び飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムに
て乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチル−イソプロピルエーテル
から再結晶して、標記化合物(1.0g)を白色結晶として得た。
融点=193〜194.5℃ H−NMR(CDCl)δ:1.97(3H,s),2.36(6H,s)
,4.44(2H,d,J=4.6Hz),4.50(2H,s),5.26(
1H,br.s),7.06(2H,s) IR(KBr):3284,1633,1538cm−1 MS(EI):225(M) (8)N−(4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2,6−ジメ
チルフェニルメチル)アセトアミド・1/5水和物 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−((4−クロロメチル−2,6−ジメチルフェニル)メチル
)アセトアミドを用いて同様に反応・処理することによって標記化合物を白色結
晶として得た。融点=159〜160.5℃ H−NMR(CDCl)δ:1.97(3H,s),2.36(6H,s)
,2.60(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.20(4H,dd,
J=5.3,4.6Hz),3.48(2H,s),4.46(2H,d,J=
4.6Hz),5.27(1H,br.s),6.86(1H,dt,J=7.
3,1.3Hz),6.92(2H,dd,J=7.3,1.3Hz),7.0
4(2H,s),7.21−7.29(2H,m) IR(KBr):3269,2952,1600,1546cm−1 MS(EI):351(M) 元素分析: 計算値C;74.41,H;8.35,N;11.83 分析値C;74.63,H;8.32,N;11.79 実施例18:N−(4−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル
メチル)−2,6−ジメチルフェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例17の(8)において1−フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジンを用いて同様に反応・処理することによって標記化
合物を白色結晶として得た。融点=163〜164℃ H−NMR(CDCl)δ:1.98(3H,s),2.36(6H,s)
,2.60(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.12(4H,dd,
J=5.3,4.6Hz),3.48(2H,s),4.45(2H,d,J=
4.6Hz),5.25(1H,br.s),6.83−6.98(4H,m)
,7.03(2H,s) IR(KBr):3323,2947,1645,1531cm−1 MS(EI):369(M) 元素分析: 計算値C;71.52,H;7.64,N;11.37 分析値C;71.22,H;7.71,N;11.28 実施例19:N−(4−(1−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−((4−(1−クロロエチル)フェニル)メチル)アセトア
ミドを、1−フェニルピペラジンの代わりに1−(2−メトキシフェニル)ピペ
ラジンを用い反応を行った後、エタノール中4M塩酸−ジオキサンで処理するこ
とによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=220〜223℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.75(3H,d,J=6.6Hz),
1.90(3H,s),2.90−3.25(4H,m),3.40−3.60
(3H,m),3.77(3H,s),3.82(1H,m),4.28(1H
,d,J=5.3Hz),4.53(1H,m),6.85−7.10(4H,
m),7.35(2H,d,J=7.9Hz),7.68(2H,d,J=8.
6Hz),8.53(1H,t,J=5.3Hz),11.81(1H,br.
s) IR(KBr):3286,3253,2983,2404,1668cm−1
MS(EI):367(M) 元素分析: 計算値C;60.00,H;7.09,N;9.54 分析値C;60.07,H;7.19,N;9.61 実施例20:N−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに(2,4−ジフルオ
ロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様に反応・処理することによって
標記化合物を淡褐色結晶として得た。融点=94〜95℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.61(4H,dd
,J=5.28,4.62Hz),3.04(4H,dd,J=5.3,4,6
Hz),3.56(2H,s),4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.
71(1H,br.s),6.73−6.93(3H,m),7.24(2H,
d,J=7.9Hz),7.32(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3307,2939,2821,1645,1556cm−1
MS(EI):359(M) 元素分析: 計算値C;66.84,H;6.45,N;11.69 分析値C;66.84,H;6.43,N;11.66 実施例21:N−(2−ニトロ−4−((4−フェニルピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)4−アセトアミドメチル−3−ニトロ安息香酸メチル 発煙硝酸(70ml)と濃硫酸(70ml)の混合物(混酸)に、4−アセト
アミドメチル安息香酸メチル(54g)を7〜15℃で1.5時間かけて加えた
。この反応液を室温で1時間撹拌した後、氷水(600ml)に注ぎクロロホル
ムにて抽出した(300ml×3)。抽出液を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色油状物質(75g)
を得た。得られた黄色油状物質を酢酸エチル(50ml)にて結晶化し、ヘキサ
ン/酢酸エチル(1:1、600ml)から再結晶することにより、標記化合物
(45.5g)を淡黄色結晶として得た。
融点=100〜102℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),3.97(3H,s)
,4.71(2H,d,J=6.6Hz),6.38(1H,m),7.76(
1H,d,J=7.9Hz),8.24(1H,dd,J=1.3,7.9Hz
),8.67(1H,d,J=1.3Hz) IR(KBr):3280,1735,1648,1533,1434cm−1
MS(EI):253((M+1)) 元素分析: 計算値C;52.38,H;4.80,N;11.11 分析値C;52.33,H;4.79,N;11.11 (2)N−(4−ヒドロキシメチル−2−ニトロフェニルメチル)アセトアミド 4−アセトアミドメチル−3−ニトロ安息香酸メチル(20g)と水素化ホウ
素リチウム(1.7g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液を40〜50
℃で2.5時間撹拌した。この反応液を水(150ml)に注ぎ、酢酸エチルに
て抽出した(100ml×3)。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色油状物質(15.5g)を得た。得られた
黄色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム
:メタノール=9:1)にて精製して淡褐色固体(13.5g)を得た。得られ
た固体を酢酸エチル/エタノール/ヘキサン(30:2:5)にて結晶化するこ
とにより、標記化合物(12g)を黄白色結晶として得た。
融点=133〜135℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),4.51(2H,
d,J=5.9Hz),4.58(2H,d,J=5.3Hz),5.47(1
H,t,J=5.3Hz),7.49(1H,d,J=7.9Hz),7.64
(1H,d,J=7.9Hz),7.96(1H,s),8.39(1H,m)
IR(KBr):3290,1656,1558,1529cm−1 MS(EI):225((M+1)) (3)N−(4−クロロメチル−2−ニトロフェニルメチル)アセトアミド N−(4−ヒドロキシメチル−2−ニトロフェニルメチル)アセトアミド(9
.1g)、トリエチルアミン(6.2ml)およびジメチルアミノピリジン(0
.99g)のジクロロメタン(150ml)−テトラヒドロフラン(50ml)
溶液に、氷冷下p−トルエンスルホニル クロリド(8.5g)を加え、室温で
3時間撹拌した。反応液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾
燥後、溶媒を留去して黄色油状物質(15.5g)を得た。得られた黄色油状物
質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノー
ル=20:1)にて精製して標記化合物(12g)を淡褐色固体(7.8g)と
して得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),4.52(2H,
d,J=5.9Hz),4.87(2H,s),7.54(1H,d,J=8.
6Hz),7.79(1H,dd,J=1.3,8.6Hz),8.12(1H
,d,J=1.3Hz),8.43(1H,m) MS(EI):243(M) (4)N−(2−ニトロ−4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチル−2−ニトロフェニルメチル)アセトアミド(1.4
g)、フェニルピペラジン(0.8ml)および炭酸カリウム(0.6g)のジ
メチルホルムアミド(20ml)溶液を60℃で4時間撹拌した。反応液を水(
150ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡黄色固体を得た。得られた淡
黄色固体を酢酸エチルにて結晶化することにより標記化合物(1.3g)を淡黄
白色結晶として得た。融点=135〜136℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),2.50−2.6
0(4H,m),3.10−3.15(4H,m),3.62(2H,s),4
.51(2H,d,J=5.9Hz),6.77(1H,m),6.91(2H
,d,J=7.9Hz),7.20(2H,m),7.50(1H,d,J=7
.9Hz),7.68(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),7.97(1
H,d,J=1.3Hz),8.40(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3251,3080,2823,1641,1599cm−1
MS(EI):368(M) 元素分析: 計算値C;65.20,H;6.57,N;15.21 分析値C;65.17,H;6.58,N;15.12 実施例22:N−(2−アミノ−4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)
メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 N−(2−ニトロ−4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミド(0.5g)および含水ラネーニッケル(0.5g
)のエタノール(8ml)溶液に、ヒドラジン1水和物(0.7ml)を室温で
滴下して、1時間加熱還流した。ラネーニッケルをセライト濾過により除去した
後、溶媒を留去して白色固体(0.48g)を得た。得られた白色固体をヘキサ
ン/酢酸エチル(1:1,100ml)にて結晶化することにより、標記化合物
(45.5g)を白色結晶として得た。融点=148〜149℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.85(3H,s),2.40−2.5
5(4H,m),3.05−3.15(4H,m),3.35(2H,s),4
.08(2H,d,J=5.9Hz),5.05(2H,s),6.46(1H
,dd,J=1.3,5.9Hz),6.62(1H,d,J=1.3Hz),
6.76(1H,t,J=7.3Hz),6.89−6.93(3H,m),7
.15−7.25(2H,m),8.21(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3336,3239,2809,1623,1523cm−1
MS(EI):338(M) 元素分析: 計算値C;70.98,H;7.74,N;16.55 分析値C;70.85,H;7.77,N;16.33 実施例23:N−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)−2−ニトロフェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例21の(4)においてフェニルピペラジンの代わりに(4−フルオロフ
ェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いることによって標記化合物を黄色結晶とし
て得た。融点=112〜114℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.91(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.05−3.15(4H,m),3.62(2H,s),4
.52(2H,d,J=5.9Hz),6.90−7.00(2H,m),7.
00−7.07(2H,m),7.51(1H,d,J=7.9Hz),7.6
8(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),7.97(1H,d,J=1.3
Hz),8.40(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3253,2831,1639,1562cm−1 MS(EI):386(M) 元素分析: 計算値C;62.16,H;6.00,N;14.50 分析値C;61.80,H;5.97,N;14.13 実施例24:N−(2−アミノ−4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例22においてN−(2−ニトロ−4−((4−フェニルピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(4−((4−
(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−ニトロフェニ
ルメチル)アセトアミドを用いることによって標記化合物を黄白色結晶として得
た。融点=163〜164℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.85(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.00−3.10(4H,m),3.33(2H,s),4
.08(2H,d,J=6.6Hz),5.05(2H,s),6.46(1H
,dd,J=1.3,7.3Hz),6.61(1H,d,J=1.3Hz),
6.89−6.95(3H,m),6.99−7.06(2H,m),8.21
(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3311,3241,2836,1626,1510cm−1
MS(EI):356(M) 元素分析: 計算値C;67.39,H;7.07,N;15.72 分析値C;67.56,H;7.14,N;15.59 実施例25:N−(2−アセトアミド−4−((4−(4−フルオロフェニル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 N−(2−アミノ−4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド(1.65g)、無水酢酸(0.
52ml)およびトリエチルアミン(0.77ml)の塩化メチレン(20ml
)溶液を3時間加熱還流した。反応液を水(150ml)に注ぎ、クロロホルム
にて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、
溶媒を留去して褐色油状物質を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて精
製して淡褐色固体(1.5g)を得た。この淡褐色固体を酢酸エチルにて結晶化
することにより標記化合物(1.1g)を淡黄色結晶として得た。融点=145
〜146℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),2.07(3H,
s),2.45−2.55(4H,m),3.00−3.10(4H,m),3
.47(2H,s),4.20(2H,d,J=5.9Hz),6.88−6.
98(2H,m),6.99−7.07(3H,m),7.20(1H,d,J
=7.9Hz),7.66(1H,s),8.48(1H,t,J=5.9Hz
),9.82(1H,s) IR(KBr):3288,2819,1673,1626,1587cm−1
MS(EI):398(M) 元素分析: 計算値C;66.31,H;6.83,N;14.06 分析値C;66.06,H;6.78,N;13.94 実施例26:N−(2−クロロ−4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 亜硝酸ナトリウム(213mg)の水溶液(2ml)に、N−(2−アミノ−
4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)アセトアミド(1.1g)の濃塩酸(5ml)溶液を氷冷下で加え、
同温で40分間撹拌した。この反応液を塩化第一銅(183mg)の濃塩酸(2
ml)溶液に10分間かけて加え、室温で2時間撹拌した。この反応液を水酸化
ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して緑色油状物質(1.4g)
を得た。得られた緑色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製して淡褐色固体(0.9g
)を得た。この淡褐色固体を酢酸エチル/ヘキサンにて結晶化することにより標
記化合物(0.75g)を黄色結晶として得た。
融点=141〜142℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.00−3.10(4H,m),3.51(2H,s),4
.30(2H,d,J=5.9Hz),6.85−6.95(2H,m),6.
95−7.05(2H,m),7.22−7.32(2H,m),7.38(1
H,s),8.32(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3267,2827,1653,1554,1512cm−1
MS(EI):375(M) 元素分析: 計算値C;63.91,H;6.17,N;11.18 分析値C;63.85,H;6.16,N;11.23 実施例27:N−(2−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 (1)4−((4−クロロメチルフェニル)メチル)−1−(4−フルオロフェ
ニル)ピペラジン 1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の水溶液(100ml)
に水酸化ナトリウム(10g)水溶液(50ml)を加えた後、酢酸エチルにて
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒
を留去して白色の固体(約20g)を得た。この固体(1−(4−フルオロフェ
ニル)ピペラジン)、α,α‘−ジクロロ−p−キシレン(20.0g)および
炭酸カリウムのジメチルホルムアミド(150ml)溶液を75℃で2時間攪拌
した。氷水(500ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した(400ml×2)
。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキ
サン=1:3)にて精製し、さらに酢酸エチル−ヘキサンから再結晶することに
より標記化合物(10.66g)を白色結晶として得た。融点=81〜83℃ H−NMR(CDCl)δ:2.60(4H,t,J=5.3Hz),3.
11(4H,t,J=4.9Hz),3.56(2H,s),4.58(2H,
s),6.90(4H,m),7.35(4H,s) IR(KBr):2947,2839,2773,1514cm−1 MS(EI):318(M) 元素分析: 計算値C;67.81,H;6.32,N;8.79 分析値C;67.80,H;6.34,N;8.75 (2)2−(4−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル
)フェニル)アセトニトリル 4−((4−クロロメチルフェニル)メチル)−1−(4−フルオロフェニル
)ピペラジン(10.0g)、青酸ナトリウム(1.72g)、および触媒量の
ヨウ化ナトリウムのジメチルホルムアミド(50ml)溶液を70℃で3時間攪
拌した。氷水(200ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した(300ml×2
)。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘ
キサン=1:2)にて精製し、さらに酢酸エチル−ヘキサンから再結晶すること
により標記化合物(6.50g)を淡黄色結晶として得た。融点=111〜11
3℃ H−NMR(CDCl)δ:2.60(4H,t,J=5.0Hz),3.
11(4H,t,J=4.9Hz),3.56(2H,s),3.73(2H,
s),6.89(4H,m),7.29(2H,d,J=7.9Hz),7.3
7(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):2946,2816,2775,2248,1514cm−1
MS(EI):291((M−F)) 元素分析: 計算値C;73.76,H;6.52,N;13.58 分析値C;73.98,H;6.52,N;13.52 (3)N−(2−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド 水素化リチウムアルミニウム(0.74g)のテトラヒドロフラン(30ml
)溶液に、2−(4−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメ
チル)フェニル)アセトニトリル(2.0g)のテトラヒドロフラン(30ml
)溶液を5〜10℃にて加え、4時間加熱還流した。この反応溶液に氷冷下飽和
硫酸ナトリウム水溶液(10ml)を加えた。不溶物を濾去し、溶媒を留去して
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:
ヘキサン=3:1;メタノール:クロロホルム=1:9その後1:6)にて精製
することにより、4−(4−(2−アミノエチル)フェニル)−1−(4−フル
オロフェニル)ピペラジン(0.59g)を得た。この化合物のジクロロメタン
溶液(20ml)にトリエチルアミン(0.24ml)と無水酢酸(0.21m
l)を加えて室温で10分放置した後、氷水(100ml)に注ぎ、酢酸エチル
にて抽出した(100ml×2)。酢酸エチル層を飽和食塩水(100ml)で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、得られた粗結晶を酢酸エチル/ヘキサ
ンから再結晶することにより標記化合物(416mg)を淡褐色結晶として得た
。融点=121〜123℃ H−NMR(CDCl)δ:1.94(3H,s),2.61(4H,t,
J=5.0Hz),2.81(2H,t,J=6.9Hz),3.12(4H,
t,J=4.9Hz),3.51(2H,q,J=6.4Hz),3.54(2
H,s),5.50(1H,br.s),6.89(4H,m),7.16(2
H,d,J=7.9Hz),7.29(2H,d,J=7.9Hz) IR(KBr):3292,2819,1647,1514cm−1 MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;70.81,H;7.41,N;11.68 実施例28:N−(2−ブロモ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 亜硝酸ナトリウム(387mg)の水溶液(4ml)に、N−(2−アミノ−
4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)アセトアミド(2.0g)の48%臭化水素酸(10ml)溶液を氷
冷下加え、同温で45分間撹拌した。この反応液を臭化第一銅(483mg)の
48%臭化水素酸(6ml)溶液に15分間かけて加え、室温で5時間撹拌した
。この反応液を水酸化ナトリウム水溶液に注ぎ、セライト濾過した後、酢酸エチ
ルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
、溶媒を留去して褐色油状物質(1.7g)を得た。得られた褐色油状物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=2
0:1)にて精製して褐色油状物質(1.4g)を得た。この褐色油状物質を酢
酸エチル−ヘキサンにて結晶化し、さらに酢酸エチル−ヘキサンから再結晶する
ことにより標記化合物(0.9g)を黄白色結晶として得た。融点=149〜1
50℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.91(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.00−3.10(4H,m),3.50(2H,s),4
.27(2H,d,J=5.9Hz),6.85−6.95(2H,m),6.
95−7.05(2H,m),7.22−7.35(2H,m),7.55(1
H,s),8.33(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3269,2827,1653,1550,1512cm−1
MS(EI):420(M) 元素分析: 計算値C;57.15,H;5.52,N;10.00 分析値C;56.92,H;5.39,N;9.92 実施例29:N−(3−ニトロ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 二塩酸塩 1/2
水和物の合成 (1)4−メチル−3−ニトロベンゾニトリル 濃硫酸(50ml)にp−トルニトリル(50g)を氷冷下加え、同温にて発
煙硝酸(38ml)を1時間かけて加えた。反応液を氷水(700g)に注ぎ、
析出した結晶を濾過し、得られた結晶を水で洗浄することにより黄白色結晶(9
0g)を得た。この黄白色結晶をエタノール:水(9:1)から再結晶すること
により標記化合物(61g)を白色結晶として得た。
融点=102〜103℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.58(3H,s),7.73(1H,
d,J=7.9Hz),8.09(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),8
.50(1H,d,J=1.3Hz) IR(KBr):3088,2235,1616,1525cm−1 MS(EI):163(M) 元素分析: 計算値C;59.26,H;3.73,N;17.28 分析値C;59.05,H;3.53,N;16.86 (2)4−ブロモメチル−3−ニトロベンゾニトリル 4−メチル−3−ニトロベンゾニトリル(30g)、N−ブロモコハク酸イミ
ド(37g)、アゾビスイソブチロニトリル(3.1g)の四塩化炭素(300
ml)溶液を8時間加熱還流した。反応液に水(100ml)を加えクロロホル
ムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)にて精製し、さらに酢酸エチル−ヘ
キサンから再結晶することにより標記化合物(23.7g)を淡黄色結晶として
得た。融点=85〜89℃ H−NMR(DMSO−d)δ:4.96(2H,s),7.97(1H,
d,J=7.9Hz),8.22(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),8
.61(1H,d,J=1.3Hz) IR(KBr):3082,2235,1614,1530cm−1 MS(EI):241(M) 元素分析: 計算値C;39.86,H;2.09,N;11.62 分析値C;40.64,H;2.15,N;11.85 (3)N−(4−ブロモメチル−3−ニトロフェニルメチル)アセトアミド 4−ブロモメチル−3−ニトロベンゾニトリル(25.7g)のテトラヒドロ
フラン(250ml)溶液にボラン−メチルスルフィドコンプレックスの2.0
Mテトラヒドロフラン溶液(59ml)を加え、4.5時間加熱還流した。反応
液に塩酸−メタノールを加え1.5時間加熱還流した後、減圧下溶媒を留去して
褐色油状物質を得た。得られた褐色油状物質を酢酸エチルにて結晶化することに
より、黄白色結晶を得た。得られた黄白色結晶、無水酢酸(12.1ml)、水
(50ml)および酢酸エチル(100ml)の混合溶液中に水酸化ナトリウム
(12.8g)の水溶液(50ml)を氷冷下加え、室温で2.5時間攪拌した
。反応液を酢酸エチルにて抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムにて乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製
することにより標記化合物(21.4g)を褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDOD)δ:2.03(3H,s),4.45(2H,s)
,4.94(2H,d,J=2.0Hz),7.55−7.65(2H,m),
7.96(1H,s) MS(EI):287(M) (4)N−(3−ニトロ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 二塩酸塩 1/2水和物 N−(4−ブロモメチル−3−ニトロフェニルメチル)アセトアミド(21g
)、1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン二塩酸塩(20.4g)および炭
酸カリウム(40.4g)のジメチルホルミアミド(200ml)溶液を85℃
で8.5時間撹拌した。反応液を水(300ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留
去して褐色油状物質(37g)を得た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:1)にて精製することに
より褐色油状物質(15.5g)を得た。この褐色油状物質(1.0g)のエタ
ノール(20ml)溶液中、1M塩酸−エーテル(6.5ml)を加えて、減圧
下溶媒を留去した。これをエタノール−酢酸エチルにて結晶化することにより標
記化合物(1.1g)を淡褐色結晶として得た。
融点=202−204℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.92(3H,s),3.20−3.5
0(8H,m),4.39(2H,d,J=5.9Hz),4.70(2H,s
),4.70−4.90(2H,brs),6.95−7.15(4H,m),
7.75(1H,m),8.05−8.10(2H,m),8.72(1H,t
,5.9Hz) IR(KBr):3255,2337,2157,1627,1537cm−1
MS(EI):241(M) 元素分析: 計算値C;51.29,H;5.60,N;11.96 分析値C;51.56,H;5.58,N;11.91 実施例30:N−(3−アミノ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 N−(3−ニトロ−4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミド(14.5g)および含水ラネーニッケル(5.0
g)のエタノール(150ml)溶液に、ヒドラジン−水和物(18.2ml)
を室温で滴下して、4時間加熱還流した。ラネーニッケルをセライト濾過により
除去した後、溶媒を留去して褐色油状物質(18.0g)を得た。得られた褐色
油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メ
タノール=20:1)にて精製することにより褐色油状物質(11.6g)を得
た。得られた褐色油状物質をヘキサン:酢酸エチル(2:1)にて結晶化するこ
とにより、標記化合物(7.4g)を黄白色結晶として得た。
融点=131〜132℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.86(3H,s),2.45−2.5
5(4H,m),3.05−3.10(4H,m),3.40(2H,s),4
.11(2H,d,J=5.9Hz),5.25(2H,s),6.41(1H
,dd,J=1.3,5.9Hz),6.53(1H,d,J=1.3Hz),
6.88−6.95(3H,m),7.00−7.06(2H,m),8.20
(1H,t,J=5.3Hz) IR(KBr):3305,2819,1625,1512cm−1 MS(EI):356(M) 元素分析: 計算値C;67.39,H;7.07,N;15.72 分析値C;67.06,H;7.19,N;15.40 実施例31:N−(3−クロロ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 2塩酸塩 1/2
水和物の合成 亜硝酸ナトリウム(213mg)の水溶液(2ml)に、N−(3−アミノ−
4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)アセトアミド(1.0g)の濃塩酸(5ml)溶液を氷冷下加え、同
温で1時間撹拌した。この反応液を塩化第一銅(167mg)の濃塩酸(3ml
)溶液に加え、室温で3時間撹拌した。この反応液を水酸化ナトリウム水溶液に
注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質(1.4g)を得た。得られた褐
色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:
メタノール=10:1)にて精製して褐色油状物質(1.2g)を得た。この褐
色油状物質をエタノール中1M塩酸−エーテル(10ml)で処理し、減圧下濃
縮することにより褐色固体を得た。得られた褐色固体を酢酸エチル−エタノール
にて結晶化することにより標記化合物(0.7g)を淡黄色結晶として得た。融
点=200〜205℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.91(3H,s),3.10−3.5
0(6H,m),3.60−3.70(2H,m),4.29(2H,d,J=
5.9Hz),4.51(2H,s),4.90−5.10(2H,m),6.
95−7.15(4H,m),7.33(1H,d,J=7.3Hz),7.4
5(1H,s),8.00(1H,d,J=7.9Hz),8.60(1H,t
,J=5.9Hz),11.69(1H,brs) IR(KBr):3282,2493,2443,2418,2063,167
6,1542cm−1 MS(EI):376(M) 元素分析: 計算値C;52.47,H;5.72,N;9.18 分析値C;52.76,H;5.57,N;9.58 実施例32:N−(3−ブロモ−4−(((4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 亜硝酸ナトリウム(290mg)の水溶液(3ml)に、N−(3−アミノ−
4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニ
ルメチル)アセトアミド(1.5g)の48%臭化水素酸(8ml)溶液を氷冷
下加え、同温で45分間撹拌した。この反応液を臭化第一銅(362mg)の4
8%臭化水素酸(4ml)溶液に15分間かけて加え、室温で4.5時間撹拌し
た。この反応液を水酸化ナトリウム水溶液に注ぎ、セライト濾過した後、酢酸エ
チルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥
後、溶媒を留去して褐色固体物質(1.8g)を得た。得られた褐色固体物質を
酢酸エチルにて結晶化することにより標記化合物(1.3g)を黄色結晶として
得た。融点=125〜127℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.88(3H,s),2.50−2.6
0(4H,m),3.05−3.10(4H,m),3.57(2H,s),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),6.85−6.95(2H,m),6.
95−7.05(2H,m),7.25(1H,dd,J=1.3,7.9Hz
),7.44(1H,d,J=7.9Hz),7.48(1H,d,J=1.3
Hz),8.36(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3304,2823,1649,1508cm−1 MS(EI):420(M) 元素分析: 計算値C;57.15,H;5.52,N;10.00 分析値C;57.15,H;5.54,N;10.05 実施例33:N−(4−((4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに(4−ニトロフェ
ニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を黄
色結晶として得た。融点=151.5〜153.5℃ H−NMR(CDCl)δ:2.03(3H,s),2.58(4H,dd
,J=5.3,4.6Hz),3.42(4H,dd,J=5.3,4.6Hz
),3.55(2H,s),4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.77
(1H,br.s),6.80(2H,d,J=9.9Hz),7.25(2H
,d,J=7.9Hz),7.31(2H,d,J=7.9Hz),8.16(
2H,d,J=9.2Hz). IR(KBr):3307,2922,2848,1641,1540cm−1
MS(EI):368(M) 元素分析: 計算値C;65.20,H;6.57,N;15.21 分析値C;65.06,H;6.58,N;15.19 実施例34:N−(4−((4−(4−アミノフェニル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 3塩酸塩 3/2水和物の合成 N−(4−((4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミド(6.1g)とラネーニッケル(0.6g)のエタ
ノール(166ml)溶液にヒドラジン・1水和物(4ml)を2℃〜3℃、3
0分かけて滴下した。この溶液を室温にて1時間、次に35℃で30分間撹拌し
、続けて50℃にて6時間40分加熱攪拌した。この溶液に再びヒドラジン・1
水和物(4ml)を加え、さらに50℃にて8時間加熱攪拌した。反応液をセラ
イトで濾過し、濾液を減圧濃縮後、水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して紫色
固体(5.0g)を得た。得られた固体にメタノールと塩酸を加え減圧下乾固し
た。得られた固体をメタノール−酢酸エチルから再結晶することにより標記化合
物(1.3g)を紫色結晶として得た。
融点=198〜200℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.05−3.4
0(6H,m),3.75−3.85(2H,m),4.28(2H,d,J=
5.9Hz),4.34(2H,s),7.06(2H,d,J=8.6Hz)
,7.29(2H,d,J=7.9Hz),7.33(2H,d,J=8.6H
z),7.62(2H,d,J=7.9Hz),8.47(1H,t,J=5.
9Hz),10.30(3H,br.s),11.61(1H,br.s). IR(KBr):3437,3278,2985,2846,1626,156
0cm−1 MS(EI):338(M) 元素分析: 計算値C;50.59,H;6.86,N;11.80 分析値C;50.62,H;6.69,N;11.79 実施例35:N−(4−((4−(4−アセトアミドフェニル)ピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 N−(4−((4−(4−アミノフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)アセトアミド(1.8g)と炭酸カリウム(3.1g)の水(
50ml)と酢酸エチル(50ml)の混合溶液に、塩化アセチル(0.43m
l)を室温下、10分かけて滴下した。この溶液を室温にて4時間攪拌した。反
応液を飽和食塩水に注下し、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水に
て洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して紫色固体(5.0
g)を得た。得られた固体をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホル
ム:メタノール=9:1)に付し、淡褐色固体を得た。この固体をメタノール−
水から再結晶することにより、標記化合物(0.75g)を淡赤色結晶として得
た。融点=225〜226℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),1.98(3H,
s),2.46−2.51(4H,m),3.03−3.06(4H,m),3
.48(2H,s),4.23(2H,d,J=5.9Hz),6.84(2H
,d,J=8.6Hz),7.20(2H,d,J=8.6Hz),7.27(
2H,d,J=7.9Hz),7.39(2H,d,J=9.2Hz),8.2
9(1H,t,J=5.9Hz),9.66(1H,s). IR(KBr):3311,2933,2819,1655,1516cm−1
MS(EI):380(M) 元素分析: 計算値C;69.45,H;7.42,N;14.73 分析値C;69.19,H;7.48,N;14.68 実施例36:N−(4−((4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 N−(4−((4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
フェニルメチル)アセトアミド(2.0g)の塩化メチレン(27ml)溶液に
、三臭化ホウ素(2.2ml)の塩化メチレン(10ml)溶液を−70℃にて
15分かけて滴下した。この溶液を徐々に昇温し、室温にて一晩放置した。反応
液を氷水に注下し、40℃にて30分攪拌した。反応後、水酸化ナトリウム水溶
液を加え中和した後、クロロホルムにて抽出した。抽出液を無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を留去して褐色固体(1.6g)を得た。得られた固体をカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール=8:1)に付し
、淡褐色固体(1.4g)を得た。この固体をメタノールに溶解し、1M−塩酸
エーテル溶液で塩酸塩とした。溶媒を留去して、メタノール−エーテルから再結
晶することにより標記化合物(0.81g)を白色結晶として得た。融点=21
8〜220℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.15−3.8
0(8H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.35(2H,s
),6.72(2H,d,J=9.2Hz),6.93(2H,d,J=8.5
Hz),7.33(2H,d,J=7.9Hz),7.60(2H,d,J=9
.2Hz),8.44(1H,t,J=5.9Hz),11.30(1H,br
.s). IR(KBr):3367,2987,2628,1637,1552,151
7cm−1 MS(EI):339(M) 元素分析: 計算値C;58.25,H;6.60,N;10.19 分析値C;57.88,H;6.71,N;9.90 実施例37:N−(4−((4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−アセチル−4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジンの
合成 1−アセチルピペラジン(48g)のアセトニトリル(100ml)溶液に、
2,5−ジフルオロニトロベンゼン(50g)と炭酸カリウム(44g)を加え
、5時間加熱還流した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液
を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して標
記化合物(88g)を赤色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.13(3H,s),2.98−3.03(
4H,m),3.61(2H,dd,J=5.28,4.62Hz),3.76
(2H,dd,J=5.28,4.62Hz),7.17−7.31(2H,m
),7.53(1H,dd,J=7.91,3.30Hz). IR(KBr):3087,2918,2835,1633,1583cm−1
MS(EI):267(M) (2)1−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジンの合成 1−アセチル−4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジン(10
g)に1.2N−塩酸(190ml)を加え、17時間加熱還流した。反応液を
水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性(pH12)とし、酢酸エチルにて抽出し
た。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を
留去して赤色油状物質を得た。これを酢酸エチル−イソプロピルエーテル−ヘキ
サンにて結晶化し、標記化合物(5.6g)を赤色固体として得た。融点=85
〜87℃ H−NMR(CDCl)δ:2.96−3.04(8H,m),7.15−
7.29(2H,m),7.49(1H,dd,J=7.9,3.3Hz). IR(KBr):3325,2954,2815,1520,1456cm−1
MS(EI):225(M) 元素分析: 計算値C;53.33,H;5.37,N;18.66 分析値C;53.44,H;5.40,N;18.47 (3)N−(4−((4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロ−2−ニトロフェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことによ
って標記化合物を白色結晶として得た。融点=94.5〜96℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.58(4H,t,
J=4.6Hz),3.02(4H,t,J=4.6Hz),3.55(2H,
s),4.42(2H,d,J=5.3Hz),5.76(1H,br.s),
7.14−7.22(2H,m),7.24(2H,d,J=7.9Hz),7
.30(2H,d,J=9.2Hz),7.48(1H,dd,J=7.9,2
.6Hz). IR(KBr):3277,2943,2821,1645,1529cm−1
MS(EI):386(M) 元素分析: 計算値C;62.16,H;6.00,N;14.50 分析値C;62.15,H;5.90,N;14.40 実施例38:N−(4−((4−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例34において、N−(4−((4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(4−((
4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記
化合物を淡褐色結晶として得た。融点=139〜140℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.58(2H,br
.s),5.87(4H,t,J=4.6Hz),3.56(2H,s),4.
11(2H,br.s),5.73(1H,br.s),6.36−6.44(
2H,m),6.93(2H,dd,J=7.9,5.9Hz),7.24(2
H,d,J=7.9Hz),7.32(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3444,3302,2829,1662,1560cm−1
MS(EI):356(M) 元素分析: 計算値C;67.39,H;7.07,N;15.72 分析値C;67.34,H;7.08,N;15.64 実施例39:N−(4−((4−(2−アセチルアミノ−4−フルオロフェニル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例35において、N−(4−((4−(4−アミノフェニル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(4−((
4−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フ
ェニルメチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記
化合物を白色結晶として得た。融点=148〜149.5℃ H−NMR(CDCl)δ:2.03(3H,s),2.20(3H,s)
,2.61(4H,br.s),2.84(4H,t,J=4.6Hz),3.
57(2H,s),4.43(2H,d,J=5.9Hz),5.77(1H,
br.s),6.72(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),7.11(1
H,dd,J=8.6,5.9Hz),7.25(2H,d,J=7.9Hz)
,7.32(2H,d,J=7.9Hz),8.16(1H,dd,J=11,
2.6Hz),8.62(1H,br.s). IR(KBr):3348,2935,2829,1660,1603,155
2cm−1 MS(EI):398(M) 元素分析: 計算値C;66.31,H;6.83,N;14.16 分析値C;66.31,H;6.92,N;13.87 実施例40:N−(4−((4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/4
水和物の合成 (1)4−フルオロ−2−メトキシニトロベンゼンの合成 水素化ナトリウム(1.3g)のジメチルホルミアミド(10ml)の懸濁液
に氷冷下5−フルオロ−2−ニトロフェノール(5.0g)のジメチルホルムア
ミド(20ml)溶液を加え、室温にて1時間攪拌した。この溶液にヨウ化メチ
ル(2.0ml)を加え、一晩放置した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて
抽出した。抽出液を水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄し、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して赤色固体を得た。この固体をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)
に付し、標記化合物(4.3g)を黄色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:3.97(3H,s),6.69−6.82(
2H,m),7.96(1H,dt,J=3.3,2.6Hz). IR(KBr):3124,3086,2994,1624,1587cm−1
MS(EI):171(M) (2)4−フルオロ−2−メトキシアニリンの合成 4−フルオロ−2−メトキシニトロベンゼン(4.2g)のエタノール(50
ml)溶液に室温にてラネーニッケル(0.4g)を加えた。この溶液に氷冷下
、ヒドラジン・1水和物(6ml)を滴下し室温にて1時間攪拌した。反応液を
セライトで濾過し、溶媒を留去して油状物質を得た。油状物質を水に注下し、酢
酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付し、標記化合
物(3.1g)を褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:3.51(2H,br.s),3.82(3H
,s),6.45−6.64(3H,m). IR(KBr):3452,3369,2964,1612,1514cm−1
MS(EI):141(M) (3)1−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合
4−フルオロ−2−メトキシアニリン(3.0g)のオルトキシレン(50m
l)溶液にビス(2−クロロエチル)アミン・塩酸塩(3.8g)を加え、13
時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、イソプロピルエーテルにて洗浄した。水
層に水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性(pH12)とし、酢酸エチル
にて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
後、溶媒を留去して黒色油状物質を得た。これをメタノールに溶解し濃塩酸を加
えて濃縮した。この濃縮溶液にテトラヒドロフランを加えて、標記化合物(3.
1g)を淡紫色結晶として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:3.20(8H,br.s),3.82(
3H,s),6.72(1H,dt,J=8.6,3.3Hz),6.92(1
H,dd,J=11,3.3Hz),7.01(1H,dd,J=8.6,5.
9Hz),9.51(2H,br.s). IR(KBr):3352,2997,2808,1625,1510cm−1
MS(EI):210(M) (4)N−(4−((4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/4水和物
の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロ−2−メトキシフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を
行うことによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=228〜229.5℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.06−3.2
0(4H,m),3.26−3.43(4H,m),3.79(3H,s),4
.28(2H,d,J=5.9Hz),4.33(2H,d,J=2.6Hz)
,6.70(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),6.87−6.95(2
H,m),7.33(2H,d,J=7.9Hz),7.62(2H,d,J=
7.9Hz),7.45(1H,t,J=5.9Hz),11.5(1H,br
.s). IR(KBr):3286,2368,1664,1624,1539cm−1
MS(EI):371(M) 元素分析: 計算値C;56.19,H;6.40,N;9.36 分析値C;56.04,H;6.66,N;9.35 実施例41:N−(4−((4−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)2−エトキシ−4−フルオロニトロベンゼンの合成 エタノール(4.2ml)のテトラヒドロフラン(65ml)溶液にトリフェ
ニルホスフィン(13g)と5−フルオロ−2−ニトロフェノール(10g)の
テトラヒドロフラン(65ml)溶液を加えた。この溶液に氷冷下で、アゾジカ
ルボン酸ジエチル(10ml)を加えて室温にて4時間攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、シイソプロピルエーテルを加えて析出した結晶を濾去後、さらに減圧
濃縮した。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:
酢酸エチル=4:1)に付し、黄色油状物質を得た。この油状物質に酢酸エチル
加え、水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃
縮することにより標記化合物(9.6g)を黄色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.50(3H,t,J=7.3Hz),4.
17(2H,q,J=7.3Hz),6.67−6.79(2H,m),7.9
2(1H,dt,J=3.3,2.6Hz). MS(EI):185(M) (2)2−エトキシ−4−フルオロアニリンの合成 実施例40の(2)において、4−フルオロ−2−メトキシニトロベンゼンの
代わりに2−エトキシ−4−フルオロニトロベンゼンを用いて同様の反応・処理
を行うことによって標記化合物を黒色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.44(3H,t,J=7.3Hz),3.
50(2H,br.s),4.00(2H,q,J=7.3Hz),6.27−
6.64(3H,m). IR(KBr):3548,3369,2981,1618,1512cm−1
MS(EI):155(M) (3)1−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合
実施例40の(3)おいて、4−フルオロ−2−メトキシアニリンの代わりに
2−エトキシ−4−フルオロアニリンを用いて同様の反応・処理を行うことによ
って標記化合物を紫色結晶として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.37(3H,t,J=7.4Hz),
3.20(8H,br.s),4.05(2H,q,J=7.4Hz),6.7
1(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),6.89(1H,dd,J=8.
6,2.6Hz),7.00(1H,dd,J=3.3,2.6Hz),9.5
1(2H,br.s). IR(KBr):3439,2997,2841,1624,1521cm−1
MS(EI):224(M) (4)N−(4−((4−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−エトキ
シ−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を
行うことによって標記化合物を淡褐色結晶として得た。
融点=108〜109℃ H−NMR(CDCl)δ:1.45(3H,t,J=6.6Hz),2.
02(3H,s),2.62−2.64(4H,m),3.04(4H,br.
s),3.56(2H,s),4.02(2H,q,J=6.6Hz),4.4
2(2H,d,J=5.3Hz),5.76(1H,br.s),6.54−6
.60(2H,m),6.81(1H,dd,J=9.2,5.9Hz),7.
24(2H,d,J=7.9Hz),7.33(2H,d,J=7.9Hz).
IR(KBr):3423,3261,2929,1637,1602,156
0cm−1 MS(EI):385(M) 元素分析: 計算値C;68.55,H;7.32,N;10.90 分析値C;68.24,H;7.35,N;10.70 実施例42:N−(4−((4−(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・塩酸塩・1
/4酢酸エチルの合成 (1)4−フルオロ−2−イソプロポキシニトロベンゼンの合成 実施例41の(1)において、エタノールの代わりにイソプロピルアルコール
を用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を橙色油状物質として
得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.42(6H,d,J=6.6Hz),4.
63(1H,septet,J=6.6Hz),6.65−6.79(2H,m
),7.45−7.90(1H,m). IR(KBr):3091,2983,1620,1589cm−1 MS(EI):199(M) (2)4−フルオロ−2−イソプロポキシアニリンの合成 実施例40の(2)において、4−フルオロ−2−メトキシニトロベンゼンの
代わりに4−フルオロ−2−イソプロポキシニトロベンゼンを用いて同様の反応
・処理を行うことによって標記化合物を黒色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.35(6H,d,J=5.9Hz),3.
47(2H,br.s),4.48(1H,septet,J=5.9Hz),
6.44−6.65(3H,m). IR(KBr):3460,3373,2980,1614,1589cm−1
MS(EI):169(M) (3)1−(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル)ピペラジン・2塩酸
塩の合成 実施例40の(3)おいて4−フルオロ−2−メトキシアニリンの代りに4−
フルオロ−2−イソプロポキシアニリンを用いて同様の反応・処理を行うことに
よって標記化合物を紫色結晶として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.31(6H,d,J=5.9Hz),
3.25(8H,br.s),4.67(1H,septet,J=5.9Hz
),6.71(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),7.93(1H,dd
,J=11,2.6Hz),7.08(1H,dd,J=5.9,2.6Hz)
,9.61(2H,br.s). IR(KBr):3442,2983,2925,1626,1522cm−1
MS(EI):238(M) (4)N−(4−((4−(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・塩酸塩・1/4酢
酸エチルの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロ−2−イソプロポキシフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・
処理を行うことによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=211.5〜213℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.28(6H,d,J=5.9Hz),
1.89(3H,s),3.01−3.24(4H,m),3.30−3.43
(4H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.34(2H,s)
,4.64(1H,septet,J=5.9Hz),6.67(1H,dd,
J=7.9,2.6Hz),6.85−6.92(2H,m),7.33(2H
,d,J=7.9Hz),7.61(2H,d,J=7.9Hz),8.43(
1H,t,J=5.9Hz),11.1(1H,br.s). IR(KBr):3435,3280,2931,1645,1603,154
1cm−1 MS(EI):399(M) 元素分析: 計算値C;63.36,H;7.17,N;9.64 分析値C;62.94,H;7.26,N;9.17 実施例43:N−(4−((4−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/
2水和物の合成 (1)1−アセチル−4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラジンの
合成 1−アセチルピペラジン(20g)のアセトニトリル(50ml)溶液に、2
,5−ジフルオロニトロベンゼン(25g)と炭酸カリウム(22g)を加え、
室温にて4時間半加熱還流した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて抽出した
。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留
去して赤色油状物質を得た。これを酢酸エチル−イソプロピルエーテルにて結晶
化することにより、標記化合物(36g)を赤色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.13(3H,s),2.98−3.01(
4H,m),3.61(2H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.77(2
H,dd,J=5.3,4.6Hz),7.16−7.31(2H,m),7.
53(1H,dd,J=7.9,3.3Hz). IR(KBr):3088,2931,1641,1583cm−1 MS(EI):267(M) (2)1−アセトアミド−4−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)ピペラジ
ンの合成 実施例40の(2)において、4−フルオロ−2−メトキシニトロベンゼンの
代わりに1−アセトアミド−4−(4−フルオロ−2−ニトロフェニル)ピペラ
ジンを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡褐色固体とし
て得た。 H−NMR(CDCl3)δ:2.14(3H,s),2.78−2.84(
4H,m),3.57−3.59(2H,m),3.73(1H,br.s),
4.16(1H,br.s),6.31−6.61(2H,m),6.85−7
.58(1H,m). IR(KBr):3429,3319,2960,1626,1506cm−1
MS(EI):237(M) (3)1−アセチル−4−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)ピペラジ
ンの合成 1−アセチル−4−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)ピペラジン(25
g)と濃硫酸(42ml)の水(210ml)溶液に、氷冷下、亜硝酸ナトリウ
ム(13g)の水(46ml)溶液を滴下し、同温にて4時間撹拌した後、室温
にてさらに6時間撹拌した。反応液に水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ
性とし、塩化アセチルを滴下して室温にて30分撹拌した。この溶液をセライト
にて濾過し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して黒色油状物質を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1
)に付し、黒色固体を得た。この固体を酢酸エチル−イソプロピルエーテルから
再結晶することにより、標記化合物(0.66g)を淡褐色固体として得た。融
点=183〜185℃ H−NMR(CDCl)δ:2.15(3H,s),2.80−2.86(
4H,m),3.63(2H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.78(2
H,dd,J=5.3,4.6Hz),6.57(1H,dd,J=8.6,2
.6Hz),6.69(1H,dd,J=8.9,2.6Hz),7.05(1
H,dd,J=8.6,5.9Hz),7.16(1H,br.s). IR(KBr):3290,2916,1630,1601,1502cm−1
MS(EI):238(M) 元素分析: 計算値C;60.49,H;6.35,N;11.76 分析値C;60.71,H;6.27,N;11.80 (4)1−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の
合成 1−アセチル−4−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン(
0.64g)を1.2N−塩酸水溶液(16ml)に溶解し、7日間加熱還流し
た。反応液を減圧濃縮して淡褐色固体を得た。この固体をメタノール−酢酸エチ
ルから再結晶することにより、標記化合物(0.65g)を淡褐色結晶として得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ:3.29(8H,br.s),5.33(
1H,br.s),6.62(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),6.8
0(1H,dd,J=9.9,2.6Hz),7.14−7.20(1H,m)
,9.52(2H,br.s). IR(KBr):3415,3016,2995,1628,1608cm−1
MS(EI):169(M) (5)N−(4−((4−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/2水和
物の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロ−2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理
を行うことによって標記化合物を淡赤色結晶として得た。
融点=255〜257℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.04−3.3
7(9H,m),4.28(2H,d,J=5.3Hz),4.33(2H,s
),6.57(1H,dt,J=8.6,2.6Hz),6.69(1H,dd
,J=11,2.6Hz),6.91(1H,dd,J=8.6,6.6Hz)
,7.33(2H,d,J=7.9Hz),7.60(2H,d,J=7.9H
z),8.45(1H,t,J=5.9Hz),11.2(1H,br.s).
IR(KBr):3246,3089,2885,1618,1597cm−1
MS(EI):357(M) 元素分析: 計算値C;54.67,H;6.19,N;9.56 分析値C;54.90,H;6.26,N;9.47 実施例44:N−(4−((4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合成
実施例40の(3)おいて、4−フルオロ−2−メトキシアニリンの代わりに
2−クロロ−4−フルオロアニリンを用いて同様の反応・処理を行うことによっ
て標記化合物を淡褐色結晶として得た。融点=203〜204.5℃ H−NMR(DMSO−d)δ:3.19(8H,dd,J=12,5.9
Hz),7.17−7.29(2H,m),7.43−7.51(1H,m),
9.45(2H,br.s). IR(KBr):3371,2956,2823,1672,1569cm−1
MS(EI):214(M) 元素分析: 計算値C;47.83,H;5.22,N;11.16 分析値C;47.58,H;5.25,N;11.12 (2)N−(4−((4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−クロロ
−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行
うことによって標記化合物を淡赤色結晶として得た。
融点=255〜257℃ H−NMR(CDCl)δ:2.03(3H,s),2.62(4H,t,
J=4.6Hz),3.00(4H,t,J=4.6Hz),3.57(2H,
s),4.43(2H,d,J=5.3Hz),5.71(1H,br.s),
6.89−7.03(2H,m),7.11(1H,dd,J=8.6,2.6
Hz),7.25(2H,d,J=7.9Hz),7.34(2H,d,J=8
.6Hz). IR(KBr):3277,2949,2821,1633,1556cm−1
MS(EI):375(M) 元素分析: 計算値C;63.91,H;6.17,N;11.18 分析値C;63.76,H;6.26,N;11.07 実施例45:N−(4−((4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 (1)1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合成 実施例40の(3)おいて、4−フルオロ−2−メトキシアニリンの代わりに
2−ブロモ−4−フルオロアニリンを用いて同様の反応・処理を行うことによっ
て標記化合物を淡褐色結晶として得た。融点=208〜210℃ H−NMR(DMSO−d)δ:3.17(8H,dd,J=8.6,5.
3Hz),7.26(2H,d,J=5.9Hz),7.60(1H,d,J=
8.6Hz),9.47(2H,br.s). IR(KBr):2945,2796,2725,1741,1591cm−1
MS(EI):258(M) 元素分析: 計算値C;40.63,H;4.43,N;9.48 分析値C;40.99,H;4.54,N;9.22 (2)N−(4−((4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ブロモ
−4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行
うことによって標記化合物を淡褐色結晶として得た。
融点=231〜235℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.13−3.3
8(8H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),4.37(2H,d
,J=4.6Hz),7.19−7.57(2H,m),7.33(2H,d,
J=7.9Hz),7.58−7.65(1H,m),7.63(2H,d,J
=7.9Hz),8.46(1H,t,J=5.9Hz),11.5(1H,d
,J=2.6Hz). IR(KBr):3228,2979,2958,1753,1668cm−1
MS(EI):419(M−1) 元素分析: 計算値C;48.70,H;5.11,N;8.52 分析値C;48.67,H;5.19,N;8.47 実施例46:N−(4−((4−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 (1)1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合成 実施例40の(3)おいて、4−フルオロ−2−メトキシアニリンの代わりに
4−フルオロ−2−メチルアニリンを用いて同様の反応・処理を行うことによっ
て標記化合物を淡褐色結晶として得た。融点=258〜260℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.27(3H,s),3.45(8H,
dd,J=5.1,4.4Hz),3.19(4H,br.s),6.97−7
.10(3H,m),9.64(2H,br.s). IR(KBr):3007,2925,2792,1622,1593cm−1
MS(EI):194(M) 元素分析: 計算値C;49.45,H;6.41,N;10.49 分析値C;49.23,H;6.51,N;10.51 (2)N−(4−((4−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロ−2−メチルフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行
うことによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=115〜117℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.28(3H,s)
,2.58(4H,br.s),2.86(4H,t,J=4.6Hz),3.
56(2H,s),4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.76(1H,
br.s),6.78−6.99(3H,m),7.24(2H,d,J=7.
9Hz),7.32(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3278,2949,2821,1651,1552cm−1
MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;70.64,H;7.44,N;11.61 実施例47:N−(4−((4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 (1)1−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩の合成 2,4,6−トリフルオロアニリン(4.4g)とビス(2−クロロエチル)
アミン・塩酸塩(6.4g)の水(4.2ml)溶液に、加熱還流下、炭酸ナト
リウム(3.8g)の水(8.9ml)溶液を40分かけて滴下し、さらに5時
間半加熱還流した。反応液に水酸化ナトリウム(3.6g)の水溶液(8.9m
l)を加え、さらに2時間半加熱還流した。反応液を酢酸エチルにて抽出した。
抽出液を水、飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を
留去して濃褐色油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)に付し、標記化合物(0.61
g)を淡褐色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.86(2H,br.s),3.03(
2H,br.s),4.07(4H,br.s),7.13(2H,t,J=9
.5Hz). IR(KBr):3205,2954,2846,1633,1594cm−1
MS(EI):216(M) (2)N−(4−((4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2,4,6
−トリフルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行
うことによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=235〜240℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.09−3.3
1(6H,m),3.58(2H,t,J=12Hz),4.28(2H,d,
J=5.9Hz),4.34(2H,d,J=4.6Hz),7.19(2H,
t,J=9.2Hz),7.32(2H,d,J=7.9Hz),7.62(2
H,d,J=7.9Hz),8.47(1H,t,J=5.9Hz),11.5
(1H,br.s). IR(KBr):3259,2926,2856,1635,1598cm−1
元素分析: 計算値C;53.34,H;5.37,N;9.33 分析値C;53.35,H;5.59,N;9.34 実施例48:N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 (1)4−クロロメチルアセトフェノンの合成 4−クロロメチルベンゾイルクロリド(40g)とトリスアセチルアセトナト
鉄(0.75g)のテトラヒドロフラン(400ml)溶液に、氷冷下、臭化メ
チルマグネシウム(3M、テトラヒドロフラン溶液)(70ml)を滴下し、0
℃にて2時間撹拌した。反応液を水に注下し、セライトで濾過した。セライトを
酢酸エチルで洗浄し、濾液を合して酢酸エチルにて抽出した。抽出液を水、飽和
食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して黒赤色油
状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン:酢酸エチル=9:1次いで酢酸エチル)に付し、標記化合物(19g)を淡
褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.60(3H,s),4.61(2H,s)
,7.48(2H,d,J=7.9Hz),7.95(2H,d,J=7.9H
z). IR(KBr):3005,2964,1683,1609,1574cm−1
MS(EI):168(M) (2)1−(4−クロロメチルフェニル)エタノールの合成 水素化ホウ素ナトリウム(4.9g)のメタノール(70ml)溶液に氷冷下
、4−クロロメチルアセトフェノン(22g)のメタノール(60ml)溶液を
滴下し、室温にて1時間撹拌した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて抽出し
た。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を
留去して淡褐色物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付し、標記化合物(17g)を無色油
状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=6.6Hz),4.
59(2H,s),4.91(1H,q,J=6.6Hz),7.73(4H,
s). IR(KBr):3360,2974,1513,1445cm−1 MS(EI):170(M) (3)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミドの合成 1−(4−クロロメチルフェニル)エタノール(17g)のアセトニトリル(
102ml)溶液に氷冷下、濃硫酸(5.7ml)を滴下し、0℃にて3時間半
撹拌し、次いで一晩放置した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて抽出した。
抽出液を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して白色固体を得た。この固体を酢酸エチル−
イソプロピルエーテルから再結晶することにより、標記化合物(17g)を白色
結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),1.
98(3H,s),4.57(2H,s),5.12(1H,dq,J=7.3
,6.6Hz),5.77(1H,br.s),7.30(2H,d,J=7.
9Hz),7.36(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3267,3061,2978,1631,1540cm−1
MS(EI):211(M) (4)N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジンを、およびN−(4−クロロメチルフェニルメチル)ア
セトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセト
アミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を白色
結晶として得た。融点=101〜103℃ H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=6.6Hz),1.
99(3H,s),2.60(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.1
1(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.55(2H,s),5.13
(1H,dq,J=7.3,6.6Hz),5.65(1H,d,J=7.3H
z),6.83−6.98(4H,m),7.27(2H,d,J=7.9Hz
),7.32(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3355,2943,2816,1645,1507cm−1
MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;70.88,H;7.51,N;11.79 実施例49:N−(1−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2,4−ジ
フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を、およびN−(4−クロロメチルフ
ェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル
)エチル)アセトアミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行うことによって
標記化合物を白色結晶として得た。融点=109〜111℃ H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=6.6Hz),1.
99(3H,s),2.62(4H,t,J=4.6Hz),3.04(4H,
t,J=4.6Hz),3.56(2H,s),5.13(1H,quinte
t,J=7.3Hz),5.65(1H,d,J=7.9Hz),6.74−6
.94(3H,m),7.27(2H,d,J=7.9Hz),7.32(2H
,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3351,2946,2811,1644,1505cm−1
MS(EI):373(M) 元素分析: 計算値C;67.54,H;6.75,N;11.25 分析値C;67.38,H;6.80,N;11.21 実施例50:N−(1−メチル−1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−
イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 (1)1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエタノールの合成 4−クロロメチルベンゾイルクロリド(40g)のテトラヒドロフラン(40
0ml)溶液に氷冷下、臭化メチルマグネシウム(3M、テトラヒドロフラン溶
液)(70ml)を滴下し、0℃にて4時間半撹拌した。反応液を塩化アンモニ
ウム水溶液に注下し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し
、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色油状物質を得た。これ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=9
:1)に付し、橙色油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、標記化合物(10g)
を淡褐色油状物質として得た。融点=101〜103℃ H−NMR(CDCl)δ:1.58(6H,s),4.58(2H,s)
,7.36(2H,d,J=8.6Hz),7.48(2H,d,J=8.6H
z). IR(KBr):3407,2976,2932,1677,1610cm−1
MS(EI):184(M) (2)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエチル)アセトア
ミドの合成 実施例48の(3)において、1−(4−クロロメチルフェニル)エタノール
の代わりに1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエタノールを用いて
同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡褐色物質として得た。融点
=101〜103℃ H−NMR(CDCl)δ:1.66(6H,s),1.95(3H,s)
,4.56(2H,s),5.82(1H,br.s),7.33(2H,d,
J=8.6Hz),7.37(2H,d,J=8.6Hz). IR(KBr):3317,3074,2974,1658,1553cm−1
MS(EI):225(M) (3)N−(1−メチル−1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)
メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエチル
)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を白色
結晶として得た。融点=110〜111℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.60(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.19(4H,dd,
J=5.3,4.6Hz),3.54(2H,s),5.70(1H,br.s
),6.84(1H,t,J=7.3Hz),6.91(2H,d,J=7.9
Hz),7.25(2H,ddd,J=5.3,4.6,2.0Hz),7.3
0(2H,d,J=8.6Hz),7.35(2H,d,J=8.6Hz). IR(KBr):3325,2923,2810,1659,1601cm−1
MS(EI):351(M) 元素分析: 計算値C;75.18,H;8.32,N;11.96 分析値C;75.10,H;8.28,N;11.87 実施例51:N−(1−メチル−1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジンを、およびN−(4−クロロメチルフェニルメチル)ア
セトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエ
チル)アセトアミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行うことによって標記
化合物を淡褐色結晶として得た。融点=104.5〜106℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.60(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.11(4H,dd,
J=5.3,4.6Hz),3.54(2H,s),5.70(1H,br.s
),6.83−7.02(4H,m),7.29(2H,d,J=8.6Hz)
,7.32(2H,d,J=8.6Hz). IR(KBr):3323,3002,2811,1658,1549cm−1
MS(EI):369(M) 元素分析: 計算値C;71.52,H;7.64,N;11.37 分析値C;71.43,H;7.65,N;11.25 実施例52:N−(1−メチル−1−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド・塩酸
塩・1/4水和物の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2,4−ジ
フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を、およびN−(4−クロロメチルフ
ェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル
)−1−メチルエチル)アセトアミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行う
ことによって標記化合物を淡褐色結晶として得た。
融点=240.5〜242℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.54(6H,s),1.85(3H,
s),3.21−3.41(8H,m),4.32(2H,d,J=4.0Hz
),6.80−7.28(3H,m),7.38(2H,d,J=7.9Hz)
,7.59(2H,d,J=7.9Hz),8.17(1H,s),11.6(
1H,br.s). IR(KBr):3287,2976,2468,1645,1596cm−1
MS(EI):387(M) 元素分析: 計算値C;61.68,H;6.71,N;9.81 分析値C;61.42,H;6.62,N;9.65 実施例53:N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)プロピル)アセトアミドの合成 (1)(4−クロロメチルフェニル)エチルケトンの合成 実施例48の(1)において、臭化メチルマグネシウム(3M、テトラヒドロ
フラン溶液)の代わりに臭化エチルマグネシウム(3M、エーテル溶液)を用い
て同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡黄色物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.23(3H,t,J=7.3Hz),3.
00(2H,q,J=7.3Hz),4.61(2H,s),7.48(2H,
d,J=8.6Hz),7.96(2H,d,J=8.6Hz). IR(KBr):2980,2939,1716,1687,1574cm−1
MS(EI):182(M) (2)1−(4−クロロメチルフェニル)プロパノールの合成 実施例48の(2)において、4−クロロメチルアセトフェノンの代わりに(
4−クロロメチルフェニル)エチルケトンを用いて同様の反応・処理を行うこと
によって標記化合物を無色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:0.92(3H,t,J=7.3Hz),1.
65−1.89(2H,m),4.58(2H,s),4.60(1H,t,J
=6.6Hz),7.33(2H,d,J=8.6Hz),7.37(2H,d
,J=8.6Hz). IR(KBr):3371,2964,2933,1614,1514cm−1
MS(EI):184(M) (3)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)プロピル)アセトアミドの合成 実施例48の(3)において、1−(4−クロロメチルフェニル)エタノール
の代わりに1−(4−クロロメチルフェニル)プロパノールを用いて同様の反応
・処理を行うことによって標記化合物を白色物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:0.89(3H,t,J=7.3Hz),1.
70−1.93(2H,m),1.98(3H,s),4.57(2H,s),
4.88(1H,q,J=7.9Hz),5.68(1H,d,J=7.3Hz
),7.27(2H,d,J=7.9Hz),7.35(2H,d,J=7.9
Hz). IR(KBr):3299,2964,2933,1639,1553cm−1
MS(EI):225(M) (4)N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェ
ニル)プロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)プロピル)アセトア
ミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡褐色結晶とし
て得た。融点=109〜110.5℃ H−NMR(CDCl)δ:0.89(3H,dd,J=7.9,7.3H
z),1.74−1.91(2H,m),1.99(3H,s),2.60(4
H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.20(4H,dd,J=5.3,4
.6Hz),3.55(2H,s),4.88(1H,dt,J=7.9,7.
3Hz),5.65(1H,d,J=7.9Hz),6.84(1H,t,J=
7.3Hz),6.92(2H,d,J=7.9Hz),7.24(2H,d,
J=7.9Hz),7.31(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3310,2924,2812,1649,1540cm−1
MS(EI):351(M) 元素分析: 計算値C;75.18,H;8.32,N;11.96 分析値C;75.00,H;8.41,N;11.86 実施例54:N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)プロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジンを、およびN−(4−クロロメチルフェニルメチル)ア
セトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)プロピル)アセ
トアミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡
褐色結晶として得た。融点=113〜114℃ H−NMR(CDCl)δ:0.89(3H,dd,J=7.9,7.3H
z),1.74−1.90(2H,m),1.99(3H,s),2.60(4
H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.11(4H,dd,J=5.3,4
.6Hz),3.54(2H,s),4.88(1H,dt,J=7.9,7.
3Hz),5.66(1H,d,J=7.9Hz),6.83−6.99(4H
,m),7.23(2H,d,J=7.9Hz),7.32(2H,d,J=7
.9Hz). IR(KBr):3308,2960,2811,1647,1510cm−1
MS(EI):369(M) 元素分析: 計算値C;71.52,H;7.64,N;11.37 分析値C;71.48,H;7.75,N;11.35 実施例55:N−(1−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニル)プロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2,4−ジ
フルオロフェニル)ピペラジンを、およびN−(4−クロロメチルフェニルメチ
ル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)プロピル
)アセトアミドをそれぞれ用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合
物を淡褐色結晶として得た。融点=137〜138℃ H−NMR(CDCl)δ:0.89(3H,t,J=7.3Hz),1.
74−1.90(2H,m),1.99(3H,s),2.62(4H,t,J
=4.6Hz),3.04(4H,t,J=4.6Hz),3.55(2H,s
),4.88(1H,dt,J=7.8,7.3Hz),5.69(1H,d,
J=7.8Hz),6.74−6.94(3H,m),7.23(2H,d,J
=7.9Hz),7.31(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3316,2946,2828,1647,1508cm−1
MS(EI):387(M) 元素分析: 計算値C;68.20,H;7.02,N;10.84 分析値C;68.26,H;7.08,N;10.79 実施例56:N−(1−エチル−1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−
イル)メチル)フェニル)プロピル)アセトアミドの合成 (1)1−(4−クロロメチルフェニル)−1−エチルプロパノールの合成 実施例50の(1)において、臭化メチルマグネシウム(3M、テトラヒドロ
フラン溶液)の代わりに臭化エチルマグネシウム(3M、エーテル溶液)を用い
て同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を褐色油状物質として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.76(6H,dd,J=7.9,7.3H
z),1.73−1.93(4H,m),4.59(2H,s),7.36(4
H,s). IR(KBr):3473,2968,2937,1612,1511cm−1
MS(EI):183(M−Et) (2)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−エチルプロピル)アセト
アミドの合成 実施例48の(3)において、1−(4−クロロメチルフェニル)エタノール
の代わりに1−(4−クロロメチルフェニル)−1−エチルプロパノールを用い
て同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡褐色油状物質として得た
H−NMR(CDCl)δ:0.73(6H,dd,J=7.9,7.3H
z),1.91−2.21(4H,m),2.01(3H,s),4.57(2
H,s),5.54(1H,s),7.29(2H,d,J=8.6Hz),7
.35(2H,d,J=8.6Hz). IR(KBr):3288,2979,2966,1644,1551cm−1
MS(EI):254(M+1) (3)N−(1−エチル−1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)
メチル)フェニル)プロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−エチルプロピ
ル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を白
色結晶として得た。融点=139〜140℃ H−NMR(CDCl)δ:0.73(6H,dd,J=7.9,7.3H
z),1.93−2.22(4H,m),2.03(3H,s),2.61(4
H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.20(4H,dd,J=5.3,4
.6Hz),3.54(2H,s),5.51(1H,br.s),6.84(
1H,t,J=7.3Hz),6.92(2H,d,J=7.9Hz),7.2
1−7.33(6H,m). IR(KBr):3269,2973,2827,1648,1602cm−1
MS(EI):379(M) 元素分析: 計算値C;75.95,H;8.76,N;11.07 分析値C;75.96,H;8.96,N;10.92 実施例57:N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (1)1−フェニルシクロプロパンカルボン酸 メチルエステルの合成 1−フェニルシクロプロパンカルボン酸(9.8g)のメタノール(121m
l)溶液に濃硫酸(0.1ml)を加え、8時間加熱還流した。反応液に炭酸カ
リウム水溶液を加えて中和し、減圧濃縮した後、酢酸エチルにて抽出した。抽出
液を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去して、標記化合物(8.5g)を無色油状物質とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.20(2H,dd,J=6.6,3.7H
z),1.61(2H,dd,J=6.6,3.7Hz),3.62(3H,s
),7.24−7.36(5H,m). IR(KBr):3059,2953,1724,1603cm−1 MS(EI):176(M) (2)1−(4−クロロメチルフェニル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエ
ステルの合成 1−フェニルシクロプロパンカルボン酸 メチルエステル(8.5g)の塩化
メチレン(70ml)溶液に氷冷下、四塩化チタン(8.0ml)を加えた。こ
の溶液に氷冷下、塩化メトキシメチル(5.5ml)の塩化メチレン(30ml
)溶液を滴下し、室温にて5時間撹拌した後、一晩放置した。反応液を水に注下
し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食
塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡褐色油状
物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン
:酢酸エチル=4:1)に付し、標記化合物(7.9g)を無色油状物質として
得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.19−1.21(2H,m),1.58−
1.64(2H,m),3.62(3H,s),4.57(2H,s),7.3
3(4H,s). IR(KBr):3016,2954,1717,1604cm−1 MS(EI):224(M) (3)1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
シクロプロパンカルボン酸 メチルエステルの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに1−(4−クロロメチルフェニル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエステルを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡
黄色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.19(2H,dt,J=4.0,3.3H
z),1.60(2H,dt,J=4.0,3.3Hz),2.61(4H,d
d,J=5.3,4.6Hz),3.20(4H,dd,J=5.3,4.6H
z),3.55(2H,s),3.62(3H,s),6.84(1H,t,J
=7.3Hz),6.91(2H,d,J=8.6Hz),7.25−7.32
(6H,m). IR(KBr):2934,2923,1713,1601cm−1 MS(EI):350(M) (4)(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルシクロ
プロパンカルボン酸の合成 1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シク
ロプロパンカルボン酸 メチルエステル(1.9g)をメタノール(50ml)
とテトラヒドロフラン(10ml)の混合溶液に溶解し、水酸化リチウム・1水
和物(0.46g)を加えて4時間加熱還流した。反応液に塩酸を加えて中和し
、減圧濃縮した後、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、
無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して、標記化合物(1.2g)を
淡褐色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.07(2H,t,J=3.3Hz),1.
40(2H,t,J=3.3Hz),2.50(4H,t,J=4.6Hz),
3.11(4H,t,J=4.6Hz),3.48(2H,s),3.73(1
H,br.s),6.76(1H,t,J=7.3Hz),6.91(2H,d
,J=8.6Hz),7.16−7.29(6H,m). IR(KBr):2934,2822,1697,1600cm−1 MS(EI):336(M) (5)N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェ
ニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルシクロプロ
パンカルボン酸(1.0g)とトリエチルアミン(0.42ml)のテトラヒド
ロフラン(70ml)溶液に氷冷下、クロル炭酸エチル(0.29ml)を加え
、0℃にて1時間20分撹拌した。この溶液に氷冷下、アジ化ナトリウム(0.
2g)の水(3ml)溶液を加え30分撹拌した後、一晩放置した。反応液を水
に注下し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質を得た。これをベンゼン
(20ml)に溶解し40分加熱還流した。反応液を氷冷し、臭化メチルマグネ
シウム(3M、テトラヒドロフラン溶液)(0.93ml)を滴下し、室温にて
1時間撹拌した。反応液を水に注下し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和
食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して無色油状
物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル:メタノール=20:1)に付し、白色固体を得た。この固体を酢酸エチル−
イソプロピルエーテルから再結晶することにより、標記化合物(0.52g)を
白色結晶として得た。融点=129〜139.5℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26(4H,br.s),1.99(3H
,s),2.58(4H,dd,J=5.3,4.6Hz),3.18(4H,
dd,J=5.3,4.6Hz),3.51(2H,s),6.15(1H,b
r.s),6.84(1H,t,J=7.3Hz),6.91(2H,d,J=
7.9Hz),7.09−7.32(6H,m). IR(KBr):3308,2824,1658,1603,1517cm−1
MS(EI):349(M) 元素分析: 計算値C;75.61,H;7.99,N;12.05 分析値C;75.36,H;7.79,N;11.85 実施例58:N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)エチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/4水和物の合成 (1)N−(1−フェニルエチル)アセトアミド 1−フェニルエチルアミン(10.45g)とトリエチルアミン(14.4m
l)のジクロロメタン(100ml)溶液に、室温で無水酢酸(9.0ml)を
滴下した。この溶液を室温にて5時間攪拌した。反応液を氷水(200ml)に
注ぎ、クロロホルムにて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶
媒を留去して得られた残渣を室温で3時間放置した。得られた素結晶をヘキサン
で数回洗浄し、標記化合物(14.0g)を白色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.46(3H,d,J=6.6Hz),1.
95(3H,s),5.10(1H,dt,J=5.4,5.4Hz),6.1
0(1H,brs),7.30(5H,m) IR(KBr):3282,3062,2979,1645,1552cm−1
MS(EI):163(M) (2)N−(1−(4−ホルミルフェニル)エチル)アセトアミド N−(1−フェニルエチル)アセトアミド(5.0g)のジクロロメタン(1
00ml)溶液に四塩化チタン(16.7ml)を5℃以下で30分かけて滴下
した。これにジクロロメチルメチルエーテル(14.1ml)のジクロロメタン
(30ml)溶液を5℃以下で30分かけて滴下した。25℃で3時間、室温で
12時間、さらに25℃で3時間攪拌した後、氷水(800ml)に注ぎ、酢酸
エチルにて抽出した。抽出液を飽和重曹水(500ml)および飽和食塩水(5
00ml)で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した
。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:
酢酸エチル=1:3)にて精製し、標記化合物(0.35g)を無色油状物質と
して得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=7.3Hz),2.
01(3H,s),5.17(1H,dt,J=7.1,7.1Hz),6.0
4(1H,brs),7.47(2H,d,J=7.9Hz),7.84(2H
,d,J=8.6Hz),9.98(1H,s) MS(EI):191(M) (3)N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェ
ニル)エチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/4水和物 N−(1−(4−ホルミルフェニル)エチル)アセトアミド(0.32g)と
水素化ホウ素ナトリウム(63mg)のエタノール(10ml)溶液を室温で1
時間攪拌した。2N塩酸(1ml)を加えて反応を止めた後、反応液を氷水(1
00ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和重曹水(500ml
)および飽和食塩水(500ml)で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて
乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:5,その後1:4)にて精製し、N−
(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)アセトアミド(100mg)
を無色油状物質として得た。得られたN−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニ
ル)エチル)アセトアミド(100mg)とチオニルクロリド(0.050ml
)のクロロホルム(5ml)溶液を60℃で1時間攪拌した。これを酢酸エチル
(100ml)で希釈した後、飽和重曹水(100ml)に注ぎ、有機層を分取
した。水層をさらに酢酸エチル(100ml)で抽出した後、先の有機層と合わ
せた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒
を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;
酢酸エチルのみ)にて精製し、N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル
)アセトアミド(92mg)を黄色結晶性物質として得た。
実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに、ここで得られたN−(1−(4−クロロメチルフェニル)エ
チル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行い、さらに1Mの塩酸のエー
テル溶液で処理することによって標記化合物(40mg)を白色結晶として得た
。融点=196〜200℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.34(3H,s),1.85(3H,
s),3.20(4H,m),3.33(2H,m),3.78(2H,m),
4.34(2H,s),6.86(1H,t,J=7.3Hz),6.97(2
H,d,J=8.6Hz),7.26(1H,t,J=7.9Hz),7.38
(2H,d,J=8.6Hz),7.61(2H,d,J=8.6Hz),8.
40(2H,d,J=7.9Hz),11.41(1H,brs). IR(KBr):3437,3244,3055,2987,1639cm−1
MS(EI):337(M) 元素分析: 計算値C;60.79,H;7.17,N;10.13 分析値C;60.69,H;7.27,N;9.84 実施例59:N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)(4−アジドメチルフェニル)メチルケトン 実施例48の(1)で得られた4−クロロメチルアセトフェノン(8.8g)
とアジ化ナトリウムのジメチルホルムアミド(52ml)溶液を50℃で3時間
攪拌した。反応液を氷水(200ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出
液を飽和食塩水洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢
酸エチル=4:1)にて精製し、標記化合物(8.61g)を黄色油状物質とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.61(3H,s),4.42(2H,s)
,7.42(2H,d,J=7.9Hz),7.97(2H,d,J=8.6H
z). IR(neat):2102,1684,1608cm−1 (2)N−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニルメチル)アセトアミド 水素化リチウムアルミニウム(5.31g)のテトラヒドロフラン(500m
l)懸濁液に(4−アジドメチルフェニル)メチルケトン(8.18g)のテト
ラヒドロフラン(100ml)溶液を5℃以下で30分かけて滴下した。30℃
で2時間攪拌した後、飽和硫酸ナトリウム水溶液(30ml)を加えて1時間攪
拌した。不溶物を濾去した後、溶媒を留去して得られた残渣を酢酸エチル(10
0ml)、2N水酸化ナトリウム水溶液(30ml)および水(70ml)に溶
解した。これに無水酢酸(4.8ml)を激しく攪拌しながら、10−15℃で
10分かけて滴下した。室温で1時間攪拌した後、有機層を分離した。水層をさ
らに酢酸エチルにて抽出し、先の有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗
浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;メタノール:クロロホルム=3:9
7,その後5:95)にて精製し、標記化合物(5.37g)をやや褐色の油状
物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.46(3H,d,J=6.6Hz),1.
98(3H,s),2.21(1H,brs),4.36(2H,d,J=5.
3Hz),4.87(1H,q,J=6.4Hz),6.88(1H,brs)
,7.22(2H,d,J=8.6Hz),7.32(2H,d,J=7.9H
z). IR(neat):3296,2972,2821,1653,1556cm
MS(EI):193(M) (3)N−(4−(1−クロロエチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニルメチル)アセトアミド(5.2
6g)のクロロホルム(40ml)溶液にチオニルクロリド(2.1ml)のク
ロロホルム(10ml)溶液を5℃以下で20分かけて滴下した。30℃で1時
間攪拌した後、飽和重曹水に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。有機層を無水硫
酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒;メタノール:クロロホルム=4:96)にて精製
し、標記化合物(4.08g)を白色結晶として得た。
融点=58〜62℃ H−NMR(CDCl)δ:1.83(3H,d,J=6.6Hz),1.
99(3H,s),4.39(2H,d,J=5.9Hz),5.07(1H,
q,J=6.8Hz),6.12(1H,brs),7.25(2H,d,J=
7.9Hz),7.37(2H,d,J=7.9Hz). IR(KBr):3286,1649,1547cm−1 MS(EI):211((M+1)) 元素分析: 計算値C;62.41,H;6.67,N;6.62 分析値C;62.68,H;6.81,N;6.59 (4)N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル
)エチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用い、さらにN−(4−クロロメチルフェ
ニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(4−(1−クロロエチル)フェニル
メチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物
を白色結晶として得た。融点=128〜130℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.87(3H,s),2.37−2.77(4H,m),3.03(4H,t
,J=5.0Hz),3.39(1H,q,J=7.3Hz),4.23(2H
,d,J=5.3Hz),6.86−7.05(4H,m),7.21(2H,
d,J=7.9Hz),7.27(2H,d,J=8.6Hz),8.30(1
H,t,J=5.6Hz). IR(KBr):3323,2818,1651,1535,1510cm−1
MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;71.09,H;7.41,N;11.74 実施例60:N−(1−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドの合成 (1)N−(1−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル)−1−メチルエチ
ル)アセトアミド N−(1−(4−アセチルフェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド(5
0.0g)のメタノール(400ml)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(4.3
g)を5℃以下で30分かけて滴下した。室温で2時間攪拌した後、2N塩酸(
60ml)を加えた。常法により処理して得られた素結晶をエタノールから再結
晶することにより、標記化合物(42.17g)を白色結晶として得た。融点=
146〜149℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.52(6H,s),1.81(3H,s),4.67(1H,q,J=6.
4Hz),7.23(4H,s),7.99(1H,s). MS(EI):221(M) (2)N−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)−1−メチルエチル)
アセトアミド N−(1−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル)−1−メチルエチル)
アセトアミドを実施例59の(3)と同様にクロル化することにより、標記化合
物を白色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.67(6H,s),1.83(3H,d,
J=6.6Hz),1.95(3H,s),5.07(1H,q,J=6.8H
z),5.88(1H,brs),7.39(4H,s). MS(EI):239(M) (3)N−(1−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用い、さらにN−(4−クロロメチルフェ
ニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−(1−クロロエチル)フ
ェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うこ
とによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=156〜157℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.53(6H,s),1.83(3H,s),2.40−2.56(4H,m
),3.03(4H,t,J=4.6Hz),3.38(1H,m),6.87
−7.05(4H,m),7.21(2H,d,J=8.6Hz),7.26(
2H,d,J=8.6Hz),7.98(1H,s) IR(KBr):3327,2818,1659,1547,1512cm−1
MS(EI):383(M) 元素分析: 計算値C;72.03,H;7.88,N;10.96 分析値C;71.90,H;7.99,N;10.76 実施例61:N−(1−(4−(1−(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピ
ペラジン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドの
合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2,4−ジ
フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用い、さらにN−(4−クロロメチ
ルフェニルメチル)アセトアミドの代わりに、実施例60の(2)で得られたN
−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトア
ミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を白色の無定形固
体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.53(6H,s),1.83(3H,s),2.42−2.57(4H,m
),2.93(4H,m),3.39(1H,q,J=6.6Hz),6.92
−7.18(3H,m),7.21(2H,d,J=8.6Hz),7.27(
2H,d,J=8.6Hz),7.99(1H,s). IR(KBr):3331,2975,2821,1659,1547,150
8cm−1 MS(EI):401(M) 元素分析: 計算値C;68.80,H;7.28,N;10.47 分析値C;68.76,H;7.38,N;10.28 実施例62:N−(1−(4−(1−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エ
チル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに、実施例103の(2)で得られたN−(1−(4−(1−ク
ロロエチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを用いて同様の反応
・処理を行うことによって標記化合物を白色結晶として得た。
融点=169〜171℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.31(3H,d,J=7.3Hz),
1.53(6H,s),1.83(3H,s),2.38−2.58(4H,m
),3.09(4H,t,J=4.6Hz),3.38(1H,q,J=6.6
Hz),6.75(1H,t,J=7.3Hz),6.88(2H,d,J=7
.9Hz),7.18(2H,t,J=7.3Hz),7.22(2H,d,J
=8.6Hz),7.27(2H,d,J=8.6Hz),7.98(1H,s
) IR(KBr):3286,2974,2823,1655,1603cm−1
MS(EI):365(M) 元素分析: 計算値C;75.58,H;8.55,N;11.50 分析値C;75.28,H;8.60,N;11.41 実施例63:N−(4−(1−(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 上記実施例と同様に反応・処理することにより、標記化合物を得た。融点=9
6〜97℃ 実施例64:N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1
−イル)プロピル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 上記実施例と同様に反応・処理することにより、標記化合物を得た。融点=1
34〜135℃ 実施例65:N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (1)1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに実施例75の(2)で得られた1−(4−クロロメチルフェニ
ル)シクロプロパンカルボン酸メチルを用い、さらにフェニルピペラジンの代わ
りに1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて、同様の反応
・処理を行うことにより、標記化合物を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.16−1.20(2H,m),1.58−
1.62(2H,m),2.59−2.63(4H,m),3.09−3.13
(4H,m),3.55(2H,s),3.62(3H,s),6.83−6.
98(4H,m),7.25−7.32(4H,m). MS(EI):368(M) (2)1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸の合成 1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)シクロプロパンカルボン酸メチル(2.26g)をエタノール(1
8ml)に溶解し、水酸化ナトリウム(0.49g)の水(4.6ml)溶液を
加え、70℃で2時間加熱した。溶媒を留去し、水(200ml)を加え溶解し
た。塩酸を加えて中和後、酢酸エチル(300ml)にて抽出した。抽出液を飽
和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して、標記
化合物(1.73g)を白色結晶として得た。融点=74〜77℃ H−NMR(CDCl)δ:1.13−1.17(2H,m),1.57−
1.65(2H,m),2.76−2.79(4H,m),3.11−3.12
(4H,m),3.62(2H,s),6.81−6.98(4H,m),7.
22−7.34(4H,m),7.70(1H,br.s). MS(EI):354(M) (3)N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニル)シクロプロパンカルボン酸(1.73g)の水(1.7ml)の懸
濁液にアセトン(7ml)を加えて溶解した。氷冷下、トリエチルアミン(0.
75ml)のアセトン(10ml)溶液を加え、クロロ炭酸エチル(0.56m
l)のアセトン(4ml)溶液を15分で滴下し、0℃にて30分撹拌した。こ
の溶液に氷冷下、アジ化ナトリウム(0.48g)の水(3ml)溶液を10分
で滴下し、30分間撹拌した。反応液を氷水(100ml)に注ぎ、ジエチルエ
ーテルにて抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去し
て油状物を得た。これをトルエン(17ml)に溶解し、100℃で1時間加熱
した。反応液を氷冷し、ヨウ化メチルマグネシウム(1M、ジエチルエーテル溶
液)(4.3ml)を加え、室温にて30分撹拌した。反応液を塩化アンモニウ
ム水に注ぎ、酢酸エチル(100ml)にて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて
洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=10
0:1)にて精製後、酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶することに
より、標記化合物(0.52g)を白色結晶として得た。融点=124〜126
H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.36(4H,sおよびd,
J=4.0Hz),2.00(3H,s),2.56−2.62(4H,m),
3.08−3.13(4H,m),3.51および3.54(2H,sおよびs
),6.09および6.12(1H,sおよびs),6.83−6.98(4H
,m),7.10−7.32(4H,m). MS(EI):367(M) 元素分析: 計算値C;71.91,H;7.13,N;11.44 分析値C;71.57,H;7.23,N;11.41 実施例66:N−(1−(4−((4−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (1)1−(4−((4−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに実施例75の(2)で得られた1−(4−クロロメチルフェニ
ル)シクロプロパンカルボン酸メチルを用い、さらにフェニルピペラジンの代わ
りに1−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の
反応・処理を行うことにより、標記化合物を橙色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.11−1.20(2H,m),1.58−
1.62(2H,m),2.61−2.65(4H,m),3.02−3.06
(4H,m),3.56(2H,s),3.62(3H,s),6.74−6.
94(3H,m),7.25−7.32(4H,m). MS(EI):386(M) (2)1−(4−((4−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸の合成 実施例65の(2)において、1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの
代わりに1−(4−((4−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸メチルを用いて同様の反応
・処理を行うことにり、標記化合物を白色結晶として得た。
融点=70〜74℃ H−NMR(CDCl)δ:1.13−1.19(2H,m),1.57−
1.65(2H,m),2.81(4H,m),3.04−3.05(4H,m
),3.62(2H,s),6.73−7.36(8H,m) MS(EI):372(M) (3)N−(1−(4−((4−(2、4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例65の(3)において、1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸の代わり
に1−(4−((4−(2、4−フジルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)
メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸を用いて同様の反応・処理を行う
ことにより、標記化合物を白色結晶として得た。
融点=124〜125℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.32(4H,sおよびd,
J=4.0Hz),2.00(3H,s),2.58−2.63(4H,m),
3.00−3.04(4H,m),3.52および3.55(2H,sおよびs
),6.11および6.13(1H,sおよびs),6.75−6.93(3H
,m),7.09−7.32(4H,m). MS(EI):385(M) 元素分析: 計算値C;68.55,H;6.54,N;10.90 分析値C;68.50,H;6.61,N;10.96 実施例67:N−(1−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (1)N−(1−フェニルシクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例65の(3)において、1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロパンカルボン酸の代わり
に1−フェニルシクロプロパンカルボン酸を用いて同様の反応・処理を行うこと
により、標記化合物を淡黄色結晶として得た。融点=94〜95℃ H−NMR(CDCl)δ:1.24および1.33−1.36(4H,s
およびm),1.96および1.97(3H,sおよびs),6.36(1H,
br.s),7.13−7.35(5H,m). MS(EI):175(M) (2)N−(1−(4−アセチルフェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合
実施例16の(2)において、N−フェニルメチルアセトアミドの代わりにN
−(1−フェニルシクロプロピル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行
うことにより標記化合物を白色結晶として得た。融点=128〜131℃ H−NMR(CDCl)δ:1.33および1.46(4H,sおよびs)
,1.96および2.02(3H,sおよびs),2.56および2.59(3
H,sおよびs),6.26および6.36(1H,br.sおよびbr.s)
,7.21−7.28(2H,m),7.84−7.93(2H,m). MS(EI):217(M) (3)N−(1−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル)シクロプロピル)
アセトアミドの合成 実施例16の(3)において、N−((4−アセチルフェニル)メチル)アセ
トアミドの代わりにN−(1−(4−アセチルフェニル)シクロプロピル)アセ
トアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を白色結晶と
して得た。融点=114〜116℃ H−NMR(CDCl)δ:1.25および1.35(4H,sおよびd,
J=3.3Hz),1.46および1.50(3H,d,J=6.6Hzおよび
s),1.87および1.92(1H,d,J=4.0Hzおよびd,J=3.
3Hz),1.97および1.98(3H,sおよびs),4.82−4.90
(1H,m),6.17(1H,br.s),7.11−7.35(4H,m)
. MS(EI):219(M) (4)N−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)シクロプロピル)アセ
トアミドの合成 実施例16の(4)において、N−((4−(1−ヒドロキシエチル)フェニ
ル)メチル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−(1−ヒドロキシエチル
)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うこ
とにより標記化合物を白色結晶として得た。融点=104〜107℃ H−NMR(CDCl)δ:1.25および1.35−1.38(4H,s
およびm),1.81および1.85(3H,d,J=6.6Hzおよびs),
1.98(1H,s),5.06(1H,q,J=6.6Hz),6.25およ
び6.29(1H,br.sおよびbr.s),7.11−7.40(4H,m
). MS(EI):237(M) (5)N−(1−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)シクロプロ
ピル)アセトアミドを用い、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことに
より、標記化合物を白色結晶として得た。融点=149〜150℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26(3H,s),1.35−1.39(
4H,m),2.00(3H,s),2.48−2.66(4H,m),3.0
5−3.10(4H,m),3.32−3.45(1H,m),6.12−6.
14(1H,m),6.81−6.98(4H,m),7.08−7.30(4
H,m). MS(EI):381(M) 元素分析: 計算値C;72.41,H;7.40,N;11.01 分析値C;72.33,H;7.39,N;10.94 実施例68:N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1
−イル)−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1水
和物の合成 (1)2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオニトリルの合成 60%水素化ナトリウム(50g)とテトラヒドロフラン(225ml)の懸
濁液を40℃に加熱し、4−メチルフェニルアセトニトリル(74.5g)のテ
トラヒドロフラン(75ml)の溶液を30分で滴下した。40℃で30分攪拌
後、ヨウ化メチル(78ml)のテトラヒドロフラン(75ml)の溶液を30
分で滴下した。40℃で1時間攪拌後、反応液を水(2000ml)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて
乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣を減圧蒸留にて精製することにより、標
記化合物(83.66g)を無色油状物として得た。
沸点=88〜91℃/4mmHg H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),2.34(3H,s)
,7.19(2H,d,J=7.9Hz),7.35(2H,d,J=7.9H
z). MS(EI):159(M) (2)2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸の合成 2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオニトリル(53.61g)
水酸化ナトリウム(40.4g)、ジエチレングリコール(160.8ml)、
水(60.6ml)の溶液を18時間還流した。反応液を水(3000ml)に
注ぎ、濃塩酸(90ml)を加え、生じた結晶を濾別することにより、標記化合
物(60.0g)を淡褐色結晶として得た。融点=78〜81℃ H−NMR(CDCl)δ:1.57(6H,s),2.32(3H,s)
,7.14(2H,d,J=8.6Hz),7.28(2H,d,J=8.6H
z). MS(EI):178(M) (3)2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチルの合成 2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸(60.0g)、硫酸
(0.6ml)、メタノール(300ml)の溶液を19時間還流した。溶媒を
留去し、水(200ml)を加え、クロロホルムで抽出した。抽出液を飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒を留去し、標記化合物(6
1.52g)を淡褐色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.56(6H,s),2.32(3H,s)
,3.64(3H,s),7.13(2H,d,J=8.6Hz),7.22(
2H,d,J=8.6Hz). MS(EI):192(M) (4)2−(4−アジドメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチルの合
2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチル(58.5g)
、N−ブロモコハク酸イミド(54.2g)、過酸化ベンゾイル(1.2g)、
四塩化炭素(300ml)の溶液を40分還流した。冷却後、反応液を濾過した
。濾液を亜硫酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥後、溶媒を留去し、2−(4−ブロモメチルフェニル)−2−メチル
プロピオン酸メチル(80.0g)を淡褐色油状物として得た。この油状物のジ
メチルホルムアミド(500ml)溶液にアジ化ナトリウム(21.14g)を
加え、80℃で40分攪拌した。反応液を水(1000ml)に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後
、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン,ヘキサン:酢酸エチル=20:1)にて精製することにより、
標記化合物(48.1g)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.58(6H,s),3.64(3H,s)
,4.31(2H,s),7.25−7.37(4H,m). (5)2−(4−アミノメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチルの合
2−(4−アジドメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチル(48.
1g)およびトリフェニルホスフィン(59.5g)のテトラヒドロフラン(4
80ml)および水(24ml)の混合溶液を30分還流した。溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム
:メタノール=10:1,クロロホルム:メタノール:アンモニア水=10:1
:0.3)にて精製することにより、標記化合物(29.4g)を淡黄色油状物
として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.57(6H,s),2.42(3H,s)
,3.63(3H,s),3.83(2H,s),7.25−7.32(4H,
m). (6)2−(4−アセトアミドメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチ
ルの合成 2−(4−アミノメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチル(29.
4g)とトリエチルアミン(23.8ml)のジクロロエタン(300ml)溶
液に、5℃にて塩化アセチル(11.1ml)を30分で滴下し、室温で30分
撹拌した。反応液を水に注ぎ、有機層を分離した。飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=3:1,酢酸エチル)
にて精製することにより、標記化合物(23.47g)を淡黄色油状物として得
た。 H−NMR(CDCl)δ:1.56(6H,s),1.98(3H,s)
,3.63(3H,s),4.37(2H,d,J=5.3Hz),7.21−
7.31(4H,m). MS(EI):249(M) (7)2−(4−アセトアミドメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸の合
2−(4−アセチルアミノメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸メチル
(23.47g)のエタノール(160ml)溶液に、水酸化ナトリウム(7.
53g)の水(94ml)溶液を加え、70℃で1時間撹拌した。溶媒を留去し
、濃塩酸を加え、生じた結晶を濾別することにより、標記化合物(14.0g)
を淡黄色結晶として得た。融点=166〜169℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.45(6H,s),1.85(3H,
s),4.21(2H,d,J=5.9Hz),7.20(2H,d,J=8.
6Hz),7.29(2H,d,J=8.6Hz),8.28(1H,br),
12.27(1H,br.s). MS(EI):235(M) (8)N−(4−(1−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−メチルエチル)
フェニルメチル)アセトアミドの合成 2−(4−アセチルアミノメチルフェニル)−2−メチルプロピオン酸(14
g)のアセトン(40ml)とジメチルホルムアミド(30ml)の混合溶液に
氷冷下、トリエチルアミン(8.75ml)を加え、クロロ炭酸エチル(6.7
6g)のアセトン(20ml)溶液を10分で滴下し、0℃にて15分撹拌した
。この溶液に氷冷下、アジ化ナトリウム(4.26g)の水(28ml)溶液を
10分で滴下し、30分間撹拌した。反応液を氷水(500ml)に注ぎ、酢酸
エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて
乾燥後,溶媒を留去した。得られた油状物をトルエン(100ml)に溶解し、
80℃で2時間加熱した。この溶液にベンジルアルコール(6.77ml)を加
え、80℃で42時間撹拌した。反応液にイソプロピルアルコールを加え結晶化
させることにより、標記化合物(14.62g)を白色結晶として得た。融点=
132−135℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.51(6H,s),1.86(3H,
s),4.21(4H,d,J=5.3Hz),4.93(2H,m),7.1
4−7.42(9H,m),7.65(1H,br.s),8.26−8.30
(1H,br). (9)N−(4−(1−アミノ−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトア
ミドの合成 N−(4−(1−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−メチルエチル)フェ
ニルメチル)アセトアミド(9.57g)のメタノール(200ml)とクロロ
ホルム(200ml)の溶液に10%パラジウム炭素(5.0g)を加え、水素
ガスを導入しながら、5時間攪拌した。反応液をセライト濾過後、溶媒を留去す
ることにより、標記化合物(5.8g)を淡黄色無定型固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.63(6H,s),1.87(3H,
s),4.23(2H,d,J=5.9Hz),7.28(2H,d,J=7.
9Hz),7.52(2H,d,J=7.9Hz),8.47(1H,br),
8.77(2H,br.s). (10)N−エトキシカルボニルメチル−N−(4−フルオロフェニル)アミノ
酢酸エチルの合成 4−フルオロアニリン(10g)とブロモ酢酸エチル(31.56g)のジメ
チルホルムアミド(120ml)の溶液に、炭酸カリウム(31.09g)を加
え、80℃にて1時間30分攪拌した。さらにブロモ酢酸エチル(13.5g)
と炭酸カリウム(6.22g)を追加し、3時間攪拌した。反応液を水(500
ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥後,溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=7:1,酢酸エチル)にて精製
することにより、標記化合物(13.51g)を黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.26(6H,t,J=7.3Hz),4.
10(2H,s),4.20(4H,q,J=7.3Hz),6.51−6.6
1(2H,m),6.86−6.96(2H,m). MS(EI):283(M) (11)N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−4−フルオロフェニルアミン
の合成 N−エトキシカルボニルメチル−N−(4−フルオロフェニル)アミノ酢酸エ
チル(13.51g)のテトラヒドロフラン(135ml)溶液に、水素化ホウ
素リチウム(4.15g)を加え、60℃にて1時間攪拌した。反応液を水(3
00ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒を留去することにより、標記化合物(9.
2g)を黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:3.42−3.46(4H,m),3.71−
3.74(4H,m),4.24(2H,br.s),6.56−6.64(2
H,m),6.87−6.94(2H,m). MS(EI):199(M) (12)N,N−ビス(2−クロロエチル)−4−フルオロフェニルアミンの合
N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−4−フルオロフェニルアミン(9.
2g)の塩化メチレン(92ml)溶液に、氷冷下、塩化チオニル(7.1ml
)を10分で滴下し、室温にて1時間攪拌した。さらに反応液を1時間30分還
流した後、重曹水に注いでアルカリ性とし、有機層を分離した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)にて精製することにより、標記化合物(4.88g)を橙色油状物と
して得た。 H−NMR(CDCl)δ:3.56−3.70(8H,m),6.60−
6.67(2H,m),6.91−7.00(2H,m). (13)N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1水和物
の合成 N−(4−(1−アミノ−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトアミド
(1.55g)およびN,N−ジ(2−クロロエチル)−4−フルオロアニリン
(1.5g)のジメチルスルホキシド(30ml)溶液に、炭酸カリウム(3.
12g)およびヨウ化カリウム(2.50g)を加え、80℃で24時間攪拌し
た。反応液を水(300ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残
渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=3:1
)にて精製した。これをエタノール中1M塩酸−エーテルで処理することにより
、標記化合物(0.33g)を白色結晶として得た。
融点=179〜181℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87および1.89(9H,sおよび
s),2.88−2.96(2H,m),3.35−3.44(4H,m),3
.61−3.66(2H,m),4.28(2H,d,J=5.9Hz),6.
95−7.12(4H,m),7.36(2H,d,J=8.6Hz),7.8
2(2H,d,J=8.6Hz),8.48(1H,t,J=5.9Hz). MS(EI):369(M) 元素分析: 計算値C;57.39,H;7.01,N;9.13 分析値C;57.63,H;6.96,N;9.19 実施例69:N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミ
ジル)ピペラジンを用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセ
トアミドの代わりに実施例66の(3)で得られたN−(1−(4−クロロメチ
ルフェニル)エチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによっ
て標記化合物を白色結晶として得た。融点=124〜126℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.33(3H,d,J=7.3Hz),
1.84(3H,s),2.40(4H,t,J=5.3Hz),3.47(2
H,s),3.72(4H,t,J=5.0Hz),4.91(1H,dq,J
=7.3,7.3Hz),6.60(1H,t,J=5.0Hz),7.27(
4H,s),8.25(1H,d,J=7.9Hz),8.34(2H,d,J
=4.6Hz). IR(KBr):3309,1643,1587,1547cm−1 MS(EI):339(M) 元素分析: 計算値C;67.23,H;7.42,N;20.63 分析値C;67.18,H;7.50,N;20.52 実施例70:N−(1−(4−(1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)シクロプロ
ピル)アセトアミドを用い、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミジ
ル)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化
合物を白色結晶として得た。融点=124〜125℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26(3H,s),1.34−1.41(
4H,m),2.00(3H,s),2.38−2.54(4H,m),3.3
3−3.45(1H,m),3.76−3.81(4H,m),6.10および
6.16(1H,sおよびs),6.42−6.46(1H,m),7.08−
7.30(4H,m),8.27(2H,d,J=4.6Hz). MS(EI):365(M) 元素分析: 計算値C;69.01,H;7.45,N;19.16 分析値C;68.97,H;7.47,N;19.05 実施例71:N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 (1)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)シクロプロピル)アセトアミド
の合成 N−(1−フェニルシクロプロピル)アセトアミド(5.0g)の塩化メチレ
ン(35ml)溶液に氷冷下、四塩化チタン(6.26ml)を加えた。この溶
液に氷冷下、塩化メトキシメチル(4.33ml)の塩化メチレン(15ml)
溶液を10分で滴下し、室温にて14時間撹拌した。反応液を氷水に注ぎ、クロ
ロホルム(50ml)にて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル)にて精製することにより標記化合物
(3.71g)を白色結晶として得た。融点=124〜127℃ H−NMR(CDCl)δ:1.25および1.37(4H,sおよびs)
,1.98(3H,s),4.54および4.57(2H,sおよびs),6.
17−6.28(1H,m),7.12−7.36(4H,m). MS(EI):223(M) (2)N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)シクロプロピル)ア
セトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミジル)ピ
ペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を
白色結晶として得た。融点=145〜146℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.36(4H,sおよびd,
J=5.3Hz),2.00(3H,s),2.45−2.51(4H,m),
3.49および3.52(2H,sおよびs),3.79−3.84(4H,m
),6.14(1H,s),6.44−6.48(1H,m),7.09−7.
32(4H,m),8.29(2H,d,J=4.6Hz). MS(EI):351(M) 元素分析: 計算値C;68.35,H;7.17,N;19.93 分析値C;68.30,H;7.07,N;19.77 実施例72:N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)4−アセトアミドメチル安息香酸 4−(アミノメチル)安息香酸(20.46g)の酢酸エチル(100ml)
溶液に水酸化ナトリウム(12g)水溶液(100ml)を加え、更に無水酢酸
(14ml)を5〜7℃で加えた。この反応液を室温で1時間撹拌した後、10
%塩酸で酸性にし、酢酸エチル:エタノール(10:1)にて抽出した。抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡黄色
固体(27.2g)を得た。得られた固体を酢酸エチル:エタノール(1:1,
500ml)にて結晶化することにより、標記化合物(16.7g)を白色結晶
として得た。融点=200〜202℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),4.32(2H,
d,J=5.9Hz),7.36(2H,d,J=7.9Hz),7.89(2
H,d,J=8.6Hz),8.41(1H,m),12.84(1H,br.
s) IR(KBr):3298,1691,1646,1539cm−1 MS(EI):193(M) 元素分析: 計算値C;62.17,H;5.74,N;7.25 分析値C;62.01,H;5.71,N;7.21 (2)4−アセトアミドメチル安息香酸メチル 4−アセトアミドメチル安息香酸(4.0g)を0.5%塩化水素−メタノー
ル溶液(100ml)に溶解した。この反応液を40℃で3.5時間撹拌した後
、氷水(300ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和重曹水お
よび飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡黄
色固体(4.3g)を得た。得られた固体を酢酸エチル(50ml)にて結晶化
することにより、標記化合物(3.2g)を淡黄白色結晶として得た。融点=1
10〜111℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.90(3H,s),3.84(3H,
s),4.33(2H,d,J=5.9Hz),7.39(2H,d,J=8.
6Hz),7.92(2H,d,J=7.9Hz),8.43(1H,m) IR(KBr):3277,1727,1643,1556cm−1 MS(EI):207(M) 元素分析: 計算値C;63.76,H;6.32,N;6.76 分析値C;63.76,H;6.38,N;6.76 (3)N−(4−ヒドロキシメチルフェニルメチル)アセトアミド 水素化リチウムアルミニウム(570mg)のテトラヒドロフラン(80ml
)懸濁液に4−アセトアミドメチル安息香酸メチル(3.1g)のテトラヒドロ
フラン(20ml)溶液を氷冷下で加えた。この反応液を室温で1.5時間撹拌
した後、飽和硫酸ナトリウム水(7ml)を10℃で加え、室温で1時間撹拌し
た。沈殿物を濾別し、溶媒を留去して標記化合物(2.8g)を白色固体として
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.86(3H,s),4.22(2H,
d,J=5.9Hz),4.46(2H,s),5.13(1H,br.s),
7.19(2H,d,J=7.9Hz),7.25(2H,d,J=8.6Hz
),8.30(1H,m) MS(EI):179(M) (4)N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド N−(4−ヒドロキシメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.5g)のク
ロロホルム(50ml)溶液に塩化チオニル(0.73ml)を加え、1時間加
熱還流した。溶媒を留去して得られた残渣を酢酸エチルにて結晶化することによ
り標記化合物(1.8g)を淡黄色結晶として得た。
融点=116〜118℃ H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),4.40(2H,d,
J=5.9Hz),4.56(2H,s),6.20(1H,br.s),7.
26(2H,d,J=8.6Hz),7.34(2H,d,J=7.9Hz) MS(EI):197(M) (5)N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(15.0g)、1−
(2−ピリミジル)ピペラジン2塩酸塩(19.8g)および炭酸カリウム(4
2.0g)のジメチルホルムアミド(200ml)溶液を80℃で8.5時間撹
拌した。反応液を水(500ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状
物質(24.0g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製して淡
褐色油状物質(18.7g)を得た。得られた淡褐色油状物質を酢酸エチル:ヘ
キサン(5:1,100ml)にて結晶化した後、この結晶を酢酸エチル:ヘキ
サン(10:1,100ml)から再結晶することにより、標記化合物(12.
8g)を白色結晶として得た。融点=120〜121℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.38−2.4
2(4H,m),3.47(2H,s),3.70−3.73(4H,m),4
.24(2H,d,J=5.9Hz),6.60(1H,t,J=4.6Hz)
,7.20−7.29(4H,m),8.30(1H,t,J=5.3Hz),
8.34(2H,d,J=4.6Hz) IR(KBr):3292,2792,1651,1587cm−1 MS(EI):325(M) 元素分析: 計算値C;66.44,H;7.12,N;21.52 分析値C;66.48,H;7.19,N;21.72 実施例73:N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 2塩酸塩 1水和物の合成 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド(5.1g)のエタノール(40ml)溶液に
1M塩化水素−エーテル(40ml)を加え、減圧下溶媒を留去することにより
淡褐色固体物質(7.2g)を得た。得られた淡褐色固体物質を酢酸エチル/エ
タノールで結晶化および再結晶を行うことにより、標記化合物(3.8g)を白
色結晶として得た。融点=194〜195℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),2.95−3.1
0(2H,m),3.25−3.35(2H,m),3.40−3.55(2H
,m),4.25−4.32(4H,m),4.65−4.71(2H,m),
5.20−5.40(3H,m),6.78(1H,t,J=5.3Hz),7
.32(2H,d,J=7.9Hz),7.61(2H,d,J=7.9Hz)
,8.45(2H,d,J=4.6Hz),8.50(1H,t,J=5.9H
z),11.80(1H,brs) IR(KBr):3417,3290,1627,1544cm−1 MS(EI):325(M) 元素分析: 計算値C;51.93,H;6.54,N;16.82 分析値C;52.26,H;6.40,N;16.86 実施例74:2−(4−(4−(アミノメチル)フェニルメチル)ピペラジン−
1−イル)ピリミジンの合成 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド(4.0g)を10%塩酸(50ml)に溶解
し、12.5時間加熱還流した。反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液を加え
てアルカリ性にした後、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をジイソプロ
ピルエーテルにて結晶化することにより、標記化合物(2.2g)を淡黄色結晶
として得た。融点=70〜72℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.38−2.42(4H,m),2.7
0−3.10(2H,brs),3.47(2H,s),3.70−3.73(
6H,m),6.62(1H,t,J=4.6Hz),7.23−7.30(4
H,m),8.34(2H,d,J=5.3Hz) IR(KBr):3358,2939,2817,1585cm−1 MS(EI):283(M) 元素分析: 計算値C;67.81,H;7.47,N;24.71 分析値C;67.52,H;7.42,N;24.12 実施例75:N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)プロピオンアミド 1/4水和物の合成 2−(4−(4−(アミノメチル)フェニルメチル)ピペラジン−1−イル)
ピリミジン(0.5g)、プロピオン酸クロリド(0.18ml)およびトリエ
チルアミン(0.3ml)の塩化メチレン(20ml)溶液を室温で2時間攪拌
した。反応液を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下溶媒を留去
することにより、淡黄色固体物質(0.8g)を得た。得られた淡黄色固体物質
をヘキサン/酢酸エチル(1:1、50ml)にて結晶化することにより、標記
化合物(0.5g)を淡黄色結晶として得た。
融点=103〜105℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.03(3H,t,J=7.9Hz),
2.15(2H,q,J=7.9Hz),2.40−2.43(4H,m),3
.49(2H,s),3.70−3.74(4H,m),4.25(2H,d,
J=5.9Hz),6.60(1H,t,J=4.6Hz),7.19−7.3
0(4H,m),8.25(1H,t,J=5.9Hz),8.34(2H,d
,J=4.6Hz) IR(KBr):3290,2935,1635,1587cm−1 MS(EI):339(M) 元素分析: 計算値C;66.35,H;7.47,N;20.36 分析値C;66.31,H;7.50,N;19.97 実施例76:N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)ホルムアミドの合成 無水酢酸(0.30ml)とギ酸(0.13ml)の混合物を50〜60℃で
1時間撹拌して得られたアセティックホルミックアンヒドリドに、2−(4−(
4−(アミノメチル)フェニルメチル)ピペラジン−1−イル)ピリミジン(0
.42g)の塩化メチレン(10ml)溶液を氷冷下で加え、5〜10℃で2時
間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製して黄色
油状物質(0.46g)を得た。得られた黄色油状物質を酢酸エチル/ジイソプ
ロピルエーテルにて結晶化することにより、標記化合物(0.45 g)を淡黄
色結晶として得た。融点=97〜98℃ H−NMR(DMSO−d)δ:2.38−2.42(4H,m),3.4
8(2H,s),3.70−3.73(4H,m),4.30(2H,d,J=
5.9Hz),6.60(1H,t,J=4.6Hz),7.22−7.31(
4H,m),8.15(1H,s),8.34(2H,d,J=4.6Hz),
8.45−8.55(1H,m) IR(KBr):3383,2868,1664,1581cm−1 MS(EI):311(M) 元素分析: 計算値C;65.57,H;6.80,N;22.49 分析値C;65.38,H;6.78,N;22.27 実施例77: エチル N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)スクシンアミド 2塩酸塩 1/2水
和物の合成 2−(4−(4−(アミノメチル)フェニルメチル)ピペラジン−1−イル)
ピリミジン(1.3g)、エチルスクシニル クロリド(0.7ml)およびト
リエチルアミン(0.7ml)の塩化メチレン(40ml)溶液を室温で4.5
時間撹拌した。反応液にクロロホルム(100ml)を加えた後、飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下溶媒を留去することにより、褐
色油状物質(2.0g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製して
淡褐色油状物質(2.0g)を得た。得られた淡褐色油状物質にエタノール中1
M塩化水素−エーテル(12ml)を加え、減圧下濃縮した後、酢酸エチル/エ
タノールにて結晶化することにより、標記化合物(1.4g)を白色結晶として
得た。融点=120〜123℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.17(3H,t,J=7.3Hz),
2.40−2.55(4H,m),2.95−3.10(2H,m),3.30
−3.35(2H,m),3.45−3.55(2H,m),4.05(2H,
q,J=7.3Hz),4.25−4.35(4H,m),4.65−4.75
(2H,m),4.80−4.90(2H,m),6.77(1H,t,J=4
.6Hz),7.31(2H,d,J=7.9Hz),7.60(2H,d,J
=7.9Hz),8.45(2H,d,J=4.6Hz),8.52(1H,t
,J=5.9Hz),11.78(1H,brs) IR(KBr):3421,3292,2981,1728,1626cm−1
MS(EI):411(M) 元素分析: 計算値C;53.55,H;6.54,N;14.19 分析値C;53.81,H;6.66,N;14.28 実施例78:N−(4−((4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)N−(4−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメ
チル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(7.7g)、1−ア
セチルピペラジン(5.0g)および炭酸カリウム(8.1g)のジメチルホル
ムアミド(50ml)溶液を80℃で5時間撹拌した。反応液を水(250ml
)に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色油状物質を得た。得られた黄色油状
物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノ
ール=9:1)にて精製することにより、標記化合物(11.5g)を無色透明
油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.06(3H,s)
,2.37−2.44(4H,m),3.43−3.46(2H,m),3.5
0(2H,s),3.58−3.61(2H,m),4.41(2H,d,J=
5.9Hz),6.00(1H,brs),7.22−7.30(4H,m) MS(EI):289(M) (2)N−(4−((ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセト
アミド N−(4−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル
)アセトアミド(11.5g)、水酸化ナトリウム(4.0g)のエタノール(
20ml)−水(20ml)溶液を18時間加熱還流した。反応液をクロロホル
ムにて抽出し、抽出液を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡褐色
油状物質(9.1g)を得た。得られた淡褐色油状物質をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール:アンモニア水=9:1
:0.3)にて精製することにより、標記化合物(7.4g)を淡黄色油状物質
として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),2.35−2.40(
4H,m),2.84−2.87(4H,m),3.46(2H,s),4.4
0(2H,d,J=5.30Hz),5.91(1H,brs),7.20−7
.30(4H,m) MS(EI):247(M) (3)N−(4−((4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 2,4,6−トリフルオロピリミジン(1.4g)、炭酸カリウム(2.1g
)のアセトニトリル(30ml)溶液中に、氷冷下、N−(4−((ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド(2.5g)のアセトニト
リル(20ml)溶液を5分間で加え、同温で1.5時間攪拌した。反応液を水
(100ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して白色固体物質(3.2 g)を得
た。得られた白色固体物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
クロロホルム:メタノール=50:1)にて精製することにより、N−(4−(
(4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物(1.3g)およびN−(4−
((4−(2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)
メチル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物(1.1g)を得た。N−(
4−((4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物を酢酸エチル:ジイソプ
ロピルエーテルにて結晶化することにより標記化合物(1.0g)を白色結晶と
して得た。融点=128〜129℃ H−NMR(CDCl)δ:2.03(3H,s),2.46(4H,t,
J=5.3Hz),3.52(2H,s),3.79(4H,t,J=5.3H
z),4.43(2H,d,J=5.3Hz),5.66(1H,t,J=1.
3Hz),5.75(1H,brs),7.23−7.32(4H,m) IR(KBr):3288,2918,1635,1552cm−1 MS(EI):361(M) 元素分析: 計算値C;59.82,H;5.86,N;19.38 分析値C;59.83,H;5.85,N;19.44 実施例79:N−(4−((4−(2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例78の(3)で得られたN−(4−((4−(2,6−ジフルオロピリ
ミジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトア
ミドの粗精製物(1.1g)を酢酸エチル:ジイソプロピルエーテルにて結晶化
することにより標記化合物(1.0g)を白色結晶として得た。
融点=127〜128℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.50(4H,t,
J=5.3Hz),3.53(2H,s),3.55−3.70(4H,m),
4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.87(1H,d,J=2.0Hz
),5.85−6.95(1H,brs),7.23−7.31(4H,m) IR(KBr):3259,2946,2823,1624,1560cm−1
MS(EI):361(M) 元素分析: 計算値C;59.82,H;5.86,N;19.38 分析値C;59.89,H;5.86,N;19.44 実施例80:N−(4−((4−(4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 2,4,6−トリクロロピリミジン(1.0g)、炭酸カリウム(0.84g
)のアセトニトリル(20ml)溶液中に、氷冷下、実施例78の(2)で得ら
れたN−(4−((ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトア
ミド(1.0g)のアセトニトリル(20ml)溶液を5分間で加え、同温で3
0分攪拌した。反応液を水(100ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽
出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡褐色
油状物質(1.6g)を得た。得られた淡褐色油状物質をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=50:1)にて精製す
ることにより、N−(4−((4−(4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物(0
.28g)およびN−(4−((4−(2,6−ジクロロピリミジン−4−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物(
0.9g)を得た。N−(4−((4−(4,6−ジクロロピリミジン−2−イ
ル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの粗精製物
を酢酸エチル:ヘキサンにて結晶化することにより標記化合物(0.2g)を白
色結晶として得た。融点=139〜140℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.40−2.4
3(4H,m),3.48(2H,s),3.68−3.72(4H,m),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),6.90(1H,s),5.75(1H
,brs),7.19−7.29(4H,m),8.30(1H,t,J=5.
9Hz) IR(KBr):3259,2858,1639,1570cm−1 MS(EI):394(M) 元素分析: 計算値C;54.83,H;5.37,N;17.76 分析値C;54.93,H;5.43,N;17.37 実施例81:N−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イ
ル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 塩酸塩 1/2水和物の合成 (1)1−(チアゾール−2−イル)ピペラジン 110℃に加熱溶解したピペラジン(48g)中に2−ブロモチアゾール(5
ml)を20分かけて滴下した後、150℃で1時間攪拌した。反応液を水(1
50ml)中に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(9
.5g)を淡黄色油状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.78(4H,t,J=5.3Hz),
3.29(4H,t,J=5.3Hz),6.80(1H,d,J=4.0Hz
),7.15(1H,d,J=4.0Hz) MS(EI):169(M) (2)N−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
チル)フェニルメチル)アセトアミド 塩酸塩 1/2水和物 N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.8g)、1−(
チアゾール−2−イル)ピペラジン(1.5g)および炭酸カリウム(1.8g
)のジメチルホルムアミド(20ml)溶液を80℃で2.5時間撹拌した。反
応液を水(100ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質を得た
。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ク
ロロホルム:メタノール=9:1)にて精製して淡褐色油状物質(2.3g)を
得た。得られた淡褐色油状物質をエタノール(200ml)に溶解し、1M塩化
水素−エーテル(7ml)を加え、減圧下溶媒留去した。得られた残渣を酢酸エ
チル:エタノール(1:1,100ml)にて結晶化した後、この結晶を酢酸エ
チル:エタノール:メタノール(1:1:1,100ml)から再結晶すること
により、標記化合物(1.2g)を白色結晶として得た。
融点=120〜121℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),3.00−3.3
5(4H,m),3.50−3.65(2H,m),3.70−3.80(4H
,m),3.90−4.10(2H,m),4.28(2H,d,J=5.9H
z),4.35(2H,s),6.99(1H,d,J=4.0Hz),7.2
4(1H,d,J=4.0Hz),7.32(1H,d,J=7.9Hz),7
.61(1H,d,J=7.9Hz),8.48(1H,t,J=5.9Hz)
,11.86(1H,brs) IR(KBr):3311,2526,2507,1641,1521cm−1
MS(EI):330(M) 元素分析: 計算値C;54.32,H;6.44,N;14.90 分析値C;54.10,H;6.31,N;14.73 実施例82:N−(4−((4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.0g)、1−(
2−ピリジル)ピペラジン(1.4g)および炭酸カリウム(4.2g)のジメ
チルホルミアミド(20ml)溶液を60−70℃で2.5時間撹拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質を得た。得られた褐色油
状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタ
ノール=20:1)にて精製して淡黄色油状物質(2.5g)を得た。得られた
淡黄色油状物質を酢酸エチルにて結晶化して、この結晶を酢酸エチルから再結晶
することにより、標記化合物(1.4g)を白色結晶として得た。融点=100
〜101℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),2.40−2.4
5(2H,m),2.45−2.30(2H,m),3.40−3.50(4H
,m),4.23(2H,d,J=5.9Hz),6.62(1H,dd,J=
5.3,7.3Hz),6.78(1H,d,J=8.6Hz),7.20−7
.29(4H,m),7.47−7.54(1H,m),8.09(1H,dd
,J=1.3,4.6Hz),8.25−8.35(1H,m) IR(KBr):3319,2940,2809,1645,1594cm−1
MS(EI):324(M) 元素分析: 計算値C;70.34,H;7.46,N;17.27 分析値C;70.10,H;7.50,N;17.05 実施例83:N−(4−((4−(ピリジン−3−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物の合成 (1)1−(ピリジン−3−イル)ピペラジン 3−アミノピリジン(2.0g)およびビス(2−クロロエチル)アミン塩酸
塩(3.8g)のo−キシレン(40ml)懸濁液を140℃で20時間攪拌し
た。反応液を水にて抽出し、水層を2N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性に
した後、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール:アンモニア水=9:1:
0.5)にて精製することにより、標記化合物(0.55g)を黒褐色油状物質
として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.83(4H,d,J=5.3Hz),
3.08(4H,d,J=5.3Hz),7.17−7.21(1H,m),7
.26−7.30(1H,m),7.97(1H,d,J=2.6Hz),8.
27(1H,d,J=3.3Hz) MS(EI):163(M) (2)N−(4−((4−(ピリジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)メチ
ル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物 N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.67g)、1−
(3−ピリジル)ピペラジン(0.55g)および炭酸カリウム(0.93g)
のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を80℃で4時間撹拌した。反応液を
水に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黒色油状物質を得た。得られた黒色油状
物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノ
ール=4:1)にて精製して褐色固体物質を得た。得られた褐色固体物質を酢酸
エチル−メタノールにて結晶化することにより、標記化合物(200mg)を白
色結晶として得た。融点=139〜140℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.48−2.5
1(4H,m),3.15−3.20(4H,m),3.49(2H,s),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),7.17−7.31(6H,m),7.
98(1H,d,J=3.3Hz),8.27(1H,d,J=2.6Hz),
8.30(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3455,3232,3041,1660,1568cm−1
MS(EI):324(M) 元素分析: 計算値C;68.44,H;7.56,N;16.80 分析値C;68.32,H;7.59,N;16.72 実施例84:N−(4−((4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−(ピリジン−4−イル)ピペラジン 110℃で溶解したピペラジン(3.6g)中に4−ブロモピリジン(1.0
g)を加え、140−150℃で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、クロロホ
ルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥
後、溶媒を留去することにより、標記化合物(0.64g)を淡黄色固体として
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.78(4H,t,J=5.3Hz),
3.20(4H,t,J=5.3Hz),6.77(2H,dd,J=1.3,
6.6Hz),8.14(2H,d,J=6.6Hz) MS(EI):163(M) (2)N−(4−((4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチ
ル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.85g)、1−
(ピリジン−4−イル)ピペラジン(0.64g)および炭酸カリウム(0.8
1g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を60〜70℃で5時間撹拌し
た。反応液を水に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)
にて精製して黄色固体(0.6g)を得た。得られた黄色固体を酢酸エチル−メ
タノールにて結晶化することにより、標記化合物(0.37g)を白色結晶とし
て得た。融点=164〜166℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.89(3H,s),2.43−2.4
6(2H,m),2.49−2.51(2H,m),3.27−3.30(4H
,m),3.49(2H,s),4.23(2H,d,J=5.9Hz),6.
78−6.79(2H,m),7.20−7.28(4H,m),8.13−8
.15(2H,m),8.32(1H,m) IR(KBr):3033,2952,2931,1664,1599cm−1
MS(EI):324(M) 元素分析: 計算値C;70.34,H;7.46,N;17.27 分析値C;70.29,H;7.37,N;17.26 実施例85:N−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 塩酸塩 1/2酢酸エ
チルの合成 (1)1−アセチル−4−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジン 2,6−ジフルオロピリジン(9.0g)、1−アセチルピペラジン(5.0
g)および炭酸カリウム(8.1g)のアセトニトリル(100ml)溶液を1
8時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡褐色固体(8
.7g)を得た。得られた淡褐色固体を酢酸エチル−ヘキサンにて結晶化するこ
とにより、標記化合物(5.5g)を淡褐色結晶として得た。融点=102〜1
03℃ H−NMR(CDCl)δ:2.14(3H,s),3.48−3.55(
2H,m),3.56−3.65(4H,m),3.71−3.75(2H,m
),6.22(1H,dd,J=2.6,7.9Hz),6.43(1H,dd
,J=2.6,8.6Hz),7.57(1H,dd,J=7.9,16.5H
z) IR(KBr):3077,2890,2852,1646,1608cm−1
MS(EI):223(M) 元素分析: 計算値C;59.18,H;6.32,N;18.82 分析値C;59.25,H;6.34,N;18.83 (2)1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジン 1−アセチル−4−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジン(5.5
g)および水酸化ナトリウム(3.0g)のメタノール(30ml)−水(30
ml)溶液を5時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した
後、溶媒を留去することにより、標記化合物(4.6g)を淡黄色油状物質とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.93−2.97(4H,m),3.48−
3.51(4H,m),6.16(1H,dd,J=2.6,7.9Hz),6
.40(1H,dd,J=2.6,7.9Hz),7.52(1H,dd,J=
7.9,16.5Hz) (3)N−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 塩酸塩 1/2酢酸エチル N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.5g)、1−(
6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジン(1.3g)および炭酸カリウム
(1.6g)のジメチルホルムアミド(20ml)溶液を80℃で6時間撹拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)に
て精製して淡褐色油状物質(2.9g)を得た。得られた淡褐色油状物質を1M
塩化水素−エーテルにて処理し、酢酸エチル−エタノールにて結晶化することに
より、標記化合物(2.2g)を淡黄色結晶として得た。融点=112〜115
℃(分解) H−NMR(DMSO−d)δ:1.78(1.5H,t,J=7.3Hz
),1.90(3H,s),1.99(1.5H,s),2.95−3.13(
2H,m),3.25−3.45(4H,m),4.03(1H,q,J=7.
3Hz),4.25−4.35(6H,m),6.39(1H,dd,J=2.
6,7.9Hz),6.78(1H,dd,J=2.6,7.9Hz),7.3
2(2H,d,J=7.9Hz),7.60(2H,d,J=7.9Hz),7
.75(1H,m),8.47(1H,t,J=5.9Hz),11.69(1
H,brs) IR(KBr):3263,2987,2541,1666,1614cm−1
MS(EI):342(M) 元素分析: 計算値C;57.46,H;6.43,N;12.76 分析値C;57.85,H;6.86,N;12.67 実施例86:N−(4−((4−(5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−(5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン 115℃で溶解したピペラジン(29.0g)中に2,5−ジクロロピリジン
(5.1g)を加え、140−150℃で1時間攪拌した。反応液を1N水酸化
ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(
5.0g)を淡褐色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.76(4H,t,J=5.3Hz),
3.38(4H,t,J=5.3Hz),6.81(1H,d,J=8.6Hz
),7.56(1H,dd,J=3.3,8.6Hz),8.09(1H,d,
J=2.6Hz) MS(EI):197(M) (2)N−(4−((4−(5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.5g)、1−(
5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン(1.5g)および炭酸カリウム(
1.6g)のジメチルホルムアミド(20ml)溶液を70〜80℃で8.5時
間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色固体(3.1g
)を得た。得られた褐色固体を酢酸エチルにて結晶化することにより、標記化合
物(1.3g)を淡黄色結晶として得た。融点=155〜156℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.35−2.4
5(4H,m),3.45−3.50(6H,m),4.23(2H,d,J=
5.9Hz),6.84(1H,d,J=9.2Hz),7.19−7.29(
4H,m),7.58(1H,dd,J=2.6,9.2Hz),8.09(1
H,d,J=2.6Hz),8.31(1H,t,J=5.3Hz) IR(KBr):3313,2915,2815,1645,1591cm−1
MS(EI):358(M) 元素分析: 計算値C;63.59,H;6.45,N;15.61 分析値C;63.55,H;6.48,N;15.48 実施例87:N−(4−((4−(ピラジン−2−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−(ピラジン−2−イル)ピペラジン 110℃で溶解したピペラジン(48.0g)中に2−クロロピラジン(5.
0ml)を加え、150℃で2時間攪拌した。反応液を水酸化ナトリウム水溶液
に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(6.4g)を褐
色油状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.97−3.01(4H,m),3.5
4−3.58(4H,m),7.84(1H,d,J=2.6Hz),8.06
(1H,dd,J=1.3,2.6Hz),8.13(1H,d,J=1.3H
z) MS(EI):164(M) (2)N−(4−((4−(ピラジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチ
ル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.6g)、1−(
ピラジン−2−イル)ピペラジン(1.3g)および炭酸カリウム(1.6g)
のジメチルホルムアミド(20ml)溶液を70〜80℃で7時間撹拌した。反
応液を水に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて
精製して淡黄色固体(1.8g)を得た。得られた淡黄色固体をヘキサン−酢酸
エチルにて結晶化することにより、標記化合物(1.2g)を淡黄色結晶として
得た。融点=118〜119℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.40−2.4
5(4H,m),3.49(2H,s),3.50−3.55(4H,m),4
.24(2H,d,J=5.9Hz),7.20−7.29(4H,m),7.
82(1H,d,J=2.6Hz),8.06(1H,d,J=1.3Hz),
8.29−8.35(2H,m) IR(KBr):3307,2929,2845,1639,1578cm−1
MS(EI):325(M) 元素分析: 計算値C;66.44,H;7.12,N;21.52 分析値C;66.49,H;7.10,N;21.34 実施例88:N−(4−((4−(5−ニトロチアゾール−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−(5−ニトロチアゾール−2−イル)ピペラジン ピペラジン(18.2g)および炭酸カリウム(12.6g)のアセトニトリ
ル(150ml)溶液に40℃で2−ブロモ−5−ニトロチアゾール(14.7
g)を加え、60℃で40分攪拌した。反応液を水に注ぎ、クロロホルムにて抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を
留去して褐色固体(11.2g)を得た。得られた褐色固体をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製
することにより、標記化合物(4.8g)を黄色結晶として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:2.80(4H,t,J=5.3Hz),
3.55(4H,t,J=5.3Hz),8.37(1H,s) MS(EI):214(M) (2)N−(4−((4−(5−ニトロチアゾール−2−イル)ピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.5g)、1−(
5−ニトロチアゾール−2−イル)ピペラジン(0.5g)および炭酸カリウム
(0.5g)のジメチルホルムアミド(15ml)溶液を80℃で3.5時間撹
拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色固体(1.5g)を
得た。得られた淡黄色固体を酢酸エチルにて結晶化することにより、標記化合物
(0.5g)を黄色結晶として得た。融点=151〜152℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.40−2.5
0(4H,m),3.52(2H,s),3.60−3.70(4H,m),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),7.23−7.29(4H,m),8.
31(1H,t,J=5.3Hz),8.37(1H,s) IR(KBr):3296,2964,1651,1558,1504cm−1
MS(EI):375(M) 元素分析: 計算値C;54.38,H;5.64,N;18.65 分析値C;54.26,H;5.65,N;18.38 実施例89:N−(4−((4−(2,6−ジクロロピリミジン−4−イル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例88の(3)で得られたN−(4−((4−(2,6−ジクロロピリミ
ジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミ
ドの粗精製物(0.9g)を酢酸エチルにて結晶化することにより標記化合物(
0.7g)を白色結晶として得た。融点=165〜166℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.35−2.4
5(4H,m),3.48(2H,s),3.60−3.70(4H,m),4
.23(2H,d,J=5.9Hz),6.99(1H,s),7.19−7.
29(4H,m),8.29(1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3249,2910,1646,1598cm−1 MS(EI):394(M) 元素分析: 計算値C;54.83,H;5.37,N;17.76 分析値C;54.88,H;5.41,N;17.60 実施例90:N−(4−((4−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物
の合成 (1)1−アセチル−4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン 2,4,6−トリフルオロピリミジン(2.0g)および炭酸カリウム(3.
1g)のアセトニトリル(15ml)溶液中に、氷冷下、1−アセチルピペラジ
ン(1.9g)のアセトニトリル(5ml)溶液を10分間で加え、室温で1時
間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して淡黄色油状物質を得た。
得られた淡黄色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製するこ
とにより、標記化合物(1.8g)および1−アセチル−4−(2,6−ジフル
オロピリミジン−4−イル)ピペラジン(1.7g)をそれぞれ白色固体として
得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.15(3H,s),3.55−3.65(
2H,m),3.65−3.70(2H,m),3.80−3.90(4H,m
),5.75(1H,t,J=2.0Hz) MS(EI):242(M) (2)1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン 1−アセチル−4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン
(1.7g)および水酸化ナトリウム(0.84g)のメタノール(20ml)
−水(10ml)溶液を7.5時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、クロロホ
ルムにて抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、
溶媒を留去して無色透明油状物質(2.5g)を得た。得られた無色透明油状物
質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノー
ル=50:1)にて精製することにより、標記化合物(1.0g)を淡黄色固体
として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.90(4H,t,J=5.3Hz),3.
77(4H,t,J=5.3Hz),3.85(6H,s),5.36(1H,
s) IR(KBr):2985,2944,1583,1564cm−1 MS(EI):224(M) 元素分析: 計算値C;53.55,H;7.19,N;24.98 分析値C;53.65,H;7.24,N;24.85 (3)N−(4−((4−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物 N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.93g)、1−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン(0.94g)および
炭酸カリウム(0.97g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を80℃
で1.5時間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状
物質(2.0g)を得た。得られた褐色油状物質を酢酸エチル:ジイソプロピル
エーテル(1:3,40ml)にて結晶化することにより、標記化合物(1.3
g)を淡黄色結晶として得た。融点=130〜131℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.40−2.5
0(4H,m),3.45−3.60(2H,m),3.65−3.75(4H
,m),3.78(6H,s),4.24(2H,d,J=5.9Hz),5.
39(1H,s),7.20−7.30(4H,m),8.32(1H,t,J
=5.3Hz) IR(KBr):3317,2829,1641,1578cm−1 MS(EI):385(M) 元素分析: 計算値C;60.90,H;7.15,N;17.75 分析値C;61.13,H;6.99,N;17.75 実施例91:N−(4−((4−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド合成(別法) 実施例88の(2)で得られたN−(4−((ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド(5.0g)、2−クロロ−4,6−ジメトキ
シピリミジン(3.9g)および炭酸カリウム(4.2g)のアセトニトリル(
50ml)溶液を5時間加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルにて抽
出した。抽出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去
して淡褐色固体を得た。得られた淡褐色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製し、ジイソプロ
ピルエーテルにて結晶化することにより標記化合物(5.0g)を白色結晶とし
て得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.40−2.5
0(4H,m),3.45−3.60(2H,m),3.65−3.75(4H
,m),3.78(6H,s),4.24(2H,d,J=5.9Hz),5.
39(1H,s),7.20−7.30(4H,m),8.32(1H,t,J
=5.3Hz) 実施例92:N−(4−((4−(2,6−ジメトキシピリミジン−4−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物
の合成 (1)1−アセチル−4−(2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)ピペラ
ジン 実施例90の(1)の操作により、標記化合物(1.7g)を白色固体として
得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.15(3H,s),3.55−3.70(
4H,m),3.70−3.85(4H,m),5.95(1H,d,J=2.
0Hz) MS(EI):242(M) (2)1−(2,6−ジメトキシピリミジン−4−イル)ピペラジン 1−アセチル−4−(2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)ピペラジン
(1.5g)および水酸化ナトリウム(0.8g)のメタノール(10ml)−
水(10ml)溶液を4時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、クロロホルムに
て抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を
留去して無色透明油状物質(1.8g)を得た。得られた無色透明油状物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=5
0:1)にて精製することにより、標記化合物(1.2g)を無色透明油状物質
として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.90−3.00(4H,m),3.53−
3.57(4H,m),3.90(3H,s),3.91(3H,s),5.4
8(1H,s) MS(EI):224(M) (3)N−(4−((4−(2,6−ジメトキシピリミジン−4−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 1/2水和物 N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.0g)、1−(
2,6−ジメトキシピリミジン−4−イル)ピペラジン(1.1g)および炭酸
カリウム(1.0g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を80℃で2時
間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色油状物質(2.
1g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製した後、酢酸エチル:
ジイソプロピルエーテル(1:2,30ml)にて結晶化することにより、標記
化合物(1.0g)を白色結晶として得た。融点=89〜90℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.87(3H,s),2.30−2.4
0(4H,m),3.47(2H,s),3.50−3.57(4H,m),3
.77(3H,s),3.78(3H,s),4.23(2H,d,J=5.9
Hz),5.70(1H,s),7.22−7.28(4H,m),8.29(
1H,t,J=5.9Hz) IR(KBr):3269,1652,1608,1564cm−1 MS(EI):385(M) 元素分析: 計算値C;60.90,H;7.15,N;17.75 分析値C;60.78,H;7.12,N;17.67 実施例93:N−(4−((4−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジン 2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン(5.0g)のオキシ塩化リン
(19ml)溶液を9時間加熱還流した。反応液を水酸化ナトリウム水溶液中に
滴下した後、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して黄色油状物質(3.0g)を得た。得ら
れた黄色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホ
ルム:メタノール=30:1)にて精製することにより、標記化合物(2.4g
)を淡黄色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.49(6H,s),6.98(1H,s)
(2)N−(4−((4−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例88の(2)で得られたN−(4−((ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド(1.7g)、2−クロロ−4,6−ジメチル
ピリミジン(1.0g)および炭酸カリウム(3.0g)のアセトニトリル(5
0ml)溶液を7時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出し
た。抽出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して
黄色油状物質を得た。得られた黄色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製し、ジイソプ
ロピルエーテルにて結晶化した後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶することに
より標記化合物(1.1g)を白色結晶として得た。
融点=127〜128℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.27(6H,s)
,2.47(4H,t,J=5.3Hz),3.52(2H,s),3.83(
4H,t,J=5.3Hz),4.42(2H,d,J=5.9Hz),5.7
9(1H,brs),6.25(1H,s),7.22−7.33(4H,m)
IR(KBr):3301,1643,1573cm−1 MS(EI):353(M) 元素分析: 計算値C;67.96,H;7.70,N;19.81 分析値C;68.03,H;7.76,N;19.73 実施例94:N−(1−メチル−1−(4−((4−(チアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエチル)
アセトアミドを、フェニルピペラジンの代わりに1−(チアゾール−2−イル)
ピペラジンを用いて、同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を淡黄色
結晶として得た。融点=118〜120℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.56(4H,t,J=5.3Hz),3.49(4H,t,J=5.3H
z),3.52(2H,s),5.72(1H,br.s),6.55(1H,
d,J=3.3Hz),7.19(1H,d,J=4.0Hz),7.26−7
.36(4H,m). MS(FAB):359(M) 元素分析: 計算値C;63.66,H;7.31,N;15.63 分析値C;63.70,H;7.34,N;15.65 実施例95:N−(1−メチル−1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 (1)4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安息香酸の合成 水酸化ナトリウム(164.2g)の水(500ml)溶液に、氷冷下、臭素
(70ml)を30分かけて滴下した。この溶液にN−(1−(4−アセチルフ
ェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド(100g)のジオキサン(100
0ml)溶液を1時間かけて滴下し、10℃にて30分間攪拌した。反応液に亜
硫酸ナトリウム(19g)の水(2000ml)溶液を加えて攪拌後、塩酸を加
え、生じた結晶を濾別することにより、標記化合物(73.4g)を淡褐色結晶
として得た。融点=235〜237℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.54(6H,s),1.83(3H,
s),7.42(2H,d,J=8.6Hz),7.86(2H,d,J=8.
6Hz),8.14(1H,s),12.72(1H,br.s). MS(EI):221(M) (2)4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安息香酸メチルの合成 4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安息香酸(73.4g)と硫酸
(0.7ml)のメタノール(370ml)懸濁液を16時間還流した。溶媒を
留去し、10%重曹水(500ml)を加え、酢酸エチル(500ml)にて抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒
を留去した。得られた残渣を酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶する
ことにより、標記化合物(39.0g)を淡黄色結晶として得た。融点=165
〜167℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.53(6H,s),1.83(3H,
s),3.83(3H,s),7.44(2H,d,J=8.6Hz),7.8
7(2H,d,J=8.6Hz),8.15(1H,s). MS(EI):235(M) (3)N−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−1−メチルエチル)アセ
トアミドの合成 4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安息香酸メチル(37.14g
)のテトラヒドロフラン(370ml)溶液に、水素化ホウ素リチウム(6.8
8g)を加え、19時間還流した。反応液を水(1000ml)に注ぎ、酢酸エ
チル(1000ml)にて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後,溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチルから再結晶
することにより、標記化合物(18.24g)を得た。
融点=126〜129℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.52(6H,s),1.81(3H,
s),4.44(2H,d,J=5.3Hz),5.06(1H,t,J=5.
3Hz),7.18−7.27(4H,m),7.98(1H,br.s). MS(EI):207(M) (4)N−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエチル)アセトア
ミドの合成 N−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−1−メチルエチル)アセトア
ミド(18.24g)のクロロホルム(180ml)溶液に、氷冷下、塩化チオ
ニル(7.07ml)を10分かけて滴下し、室温にて20時間攪拌した。反応
液を水(1000ml)に注ぎ、有機層を分離した。有機層を重曹水と飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標
記化合物(19.17g)を淡黄色結晶として得た。融点=124〜125℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.52(6H,s),1.82(3H,
s),4.71(2H,s),7.28−7.35(4H,m),8.05(1
H,s). MS(EI):225(M) (5)N−(1−メチル−1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−クロロメチルフェニル)−1−メチルエチル
)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミジル
)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合
物を白色結晶として得た。融点=137〜138℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.96(3H,s)
,2.50(4H,t,J=5.3Hz),3.51(2H,s),3.82(
4H,t,J=5.3Hz),5.76(1H,br.s),6.46(1H,
t,J=4.6Hz),7.28−7.36(4H,m),8.29(2H,t
,J=4.6Hz). MS(EI):353(M) 元素分析: 計算値C;67.96,H;7.70,N;19.81 分析値C;67.94,H;7.65,N;19.80 実施例96:N−(1−(4−((4−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセト
アミドの合成 実施例1の(5)において、N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりに実施例95の(4)で得られたN−(1−(4−クロロメチル
フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの
代わりに実施例90の(2)で得られた1−(4,6−ジメトキシピリミジン−
2−イル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物
を白色結晶として得た。融点=199〜202℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.53(6H,s),1.82(3H,
s),2.38−2.41(4H,m),3.46(2H,s),3.71(4
H,m),3.78(6H,s),5.38(1H,s),7.20−7.28
(4H,m),7.99(1H,s). MS(FAB):414(MH) 元素分析: 計算値C;63.90,H;7.56,N;16.94 分析値C;63.73,H;7.64,N;16.82 実施例97:N−(4−((4−(2−クロロピリミジン−4−イル)ピペラジ
ン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドとN−(4−((4−(
4−クロロピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメ
チル)アセトアミドの合成 実施例78の(2)で得られたN−(4−((ピペラジン−1−イル)メチル
)フェニルメチル)アセトアミド(1.0g)と2,4−ジクロロピリミジン(
0.60g)のアセトニトリル(20ml)懸濁液に、炭酸カリウム(0.84
g)を加え、室温にて2時間攪拌した。反応液を水(200ml)に注ぎ、酢酸
エチル(100ml)にて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=20:1〜10:1)
にて精製することにより、N−(4−((4−(2−クロロピリミジン−4−イ
ル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド(0.61
g)を白色結晶として、N−(4−((4−(4−クロロピリミジン−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド(10mg)
を白色結晶として得た。
N−(4−((4−(2−クロロピリミジン−4−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 融点=132〜133℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.49(4H,t,
J=5.3Hz),3.52(2H,s),3.65(4H,br.),4.4
2(2H,d,J=5.9Hz),5.96(1H,br.s),6.36(1
H,d,J=6.6Hz),7.23−7.31(4H,m),8.00(1H
,d,J=6.6Hz). MS(FAB):360(MH) 元素分析: 計算値C;60.08,H;6.16,N;19.46 分析値C;60.08,H;6.11,N;19.43 N−(4−((4−(4−クロロピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル
)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 融点=122〜124℃ H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),2.47(4H,t,
J=5.3Hz),3.52(2H,s),3.80−3.83(4H,t),
4.41(2H,d,J=5.3Hz),5.99(1H,br.s),6.4
8(1H,d,J=4.6Hz),7.22−7.32(4H,m),8.13
(1H,d,J=5.3Hz). MS(FAB):360(MH) 実施例98:N−(1−((4−(4−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)2−クロロ−4−メトキシピリミジンの合成 2,4−ジクロロピリミジン(32.4g)のメタノール(200ml)溶液
にナトリウムメトキシド(11.7g)のメタノール(120ml)溶液を40
分かけて滴下した後、30分間攪拌した。反応液を水(500ml)に注ぎ、ク
ロロホルム(300ml)にて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をヘキサンから再
結晶することにより、標記化合物(21.5g)を白色結晶として得た。融点=
50〜52℃ H−NMR(CDCl)δ:4.02(3H,s),6.68(1H,d,
J=5.3Hz),8.29(1H,d,J=5.3Hz). MS(EI):144(M) (2)1−(4−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラジンの合成 2−クロロ−4−メトキシピリミジン(21.5g)とピペラジン(64.0
g)のアセトニトリル(200ml)懸濁液を30分還流した。反応液を水(5
00ml)に注ぎ、クロロホルム(400ml)にて抽出した。抽出液を飽和食
塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより
、標記化合物(26.0g)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.90−2.94(4H,m),3.76−
3.80(4H,m),3.88(3H,s),5.97(1H,d,J=5.
9Hz),8.05(1H,d,J=5.3Hz). MS(EI):194(M) (3)N−(1−((4−(4−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてフェニルピペラジンの代わりに1−(4−メトキシ
ピリミジン−2−イル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより
、標記化合物を白色結晶として得た。融点=144〜145℃ H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.46−2.50(
4H,m),3.53(2H,s),3.79−3.82(4H,m),3.8
6(3H,s),4.42(2H,d,J=5.3Hz),5.84(1H,b
r.s),5.96(1H,d,J=5.9Hz),7.23−7.33(4H
,m),8.03(1H,d,J=5.3Hz). MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;64.21,H;7.09,N;19.70 分析値C;63.98,H;6.93,N;19.60 実施例99:N−(4−((4−(4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリミジン
−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの
合成 (1)2−クロロ−4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリミジンの合成 氷冷下、2,4−ジクロロピリミジン(3.0g)の20%ジメチルアミン−
エタノール溶液(15.4g)にトリエチルアミン(3ml)を加え、30分攪
拌した。反応液を水(100ml)に注ぎ、酢酸エチル(100ml)にて抽出
した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を
留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢
酸エチル:ヘキサン=1:1)にて精製することにより、標記化合物(1.90
g)を白色結晶として得た。融点=77〜79℃ H−NMR(CDCl)δ:3.11(6H,s),6.31(1H,d,
J=5.9Hz),8.00(1H,d,J=5.9Hz). MS(EI):157(M) (2)N−(4−((4−(4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリミジン−2−
イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例78の(2)で得られたN−(4−((ピペラジン−1−
イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの
代わりに2−クロロ−4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリミジンを用いて同様
の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=15
2〜155℃ H−NMR(CDCl)δ:1.99(3H,s),2.44−2.48(
4H,m),3.02(6H,s),3.51(2H,s),3.75−3.7
8(4H,m),4.40(2H,d,J=5.3Hz),5.77(1H,d
,J=5.9Hz),6.08(1H,br.s),7.21−7.32(4H
,m),7.88(1H,d,J=5.9Hz). MS(EI):368(M) 元素分析: 計算値C;65.19,H;7.66,N;22.81 分析値C;64.84,H;7.59,N;22.53 実施例100:N−(1−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例71の(1)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)シクロプロピル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わり
に実施例81の(1)で得られた1−(チアゾール−2−イル)ピペラジンを用
いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を淡黄色結晶として得た。
融点=184〜185℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.36(4H,sおよびd,
J=4.0Hz),1.99(3H,s),2.51−2.57(4H,m),
3.46−3.53(6H,m),6.21(1H,br),6.54−6.5
6(1H,m),7.09−7.31(5H,m). MS(EI):356(M) 元素分析: 計算値C;64.02,H;6.79,N;15.72 分析値C;63.83,H;6.55,N;15.58 実施例101:N−(1−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン
−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例48の(3)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)エチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに実施例
81の(1)で得られた1−(チアゾール−2−イル)ピペラジンを用いて同様
の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=13
6〜137℃ H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=7.3Hz),1.
98(3H,s),2.55(4H,t,J=5.3Hz),3.49(4H,
t,J=5.3Hz),3.53(2H,s),5.12(1H,dt,J=7
.3Hz),5.74−5.77(1H,br),6.56(1H,d,J=3
.3Hz),7.18(1H,d,J=3.3Hz),7.25−7.33(4
H,m). MS(EI):344(M) 元素分析: 計算値C;62.76,H;7.02,N;16.26 分析値C;62.74,H;6.92,N;16.21 実施例102:N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例48の(3)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)エチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに実施例
85の(2)で得られた1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジンを
用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。
融点=109〜111℃ H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=7.3Hz),1.
98(3H,s),2.50−2.53(4H,m),3.51−3.55(6
H,m),5.13(1H,dq,J=7.3Hz),5.73−5.75(1
H,br),6.13−6.17(1H,m),6.37−6.41(1H,m
),7.26−7.33(4H,m),7.46−7.55(1H,m). MS(EI):356(M) 元素分析: 計算値C;67.39,H;7.07,N;15.72 分析値C;67.29,H;7.00,N;15.76 実施例103:N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド
の合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例95の(4)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代
わりに実施例85の(2)で得られた1−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶
として得た。融点=133〜134℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.50−2.54(4H,m),3.51−3.55(6H,m),5.7
1(1H,br.s),6.13−6.16(1H,m),6.36−6.41
(1H,m),7.26−7.36(4H,m),7.46−7.55(1H,
m). MS(EI):370(M) 元素分析: 計算値C;68.08,H;7.35,N;15.12 分析値C;68.10,H;7.15,N;15.14 実施例104:N−(1−(4−((4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例48の(3)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)エチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(
2−ピリジル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化
合物を淡黄色結晶として得た。融点=120〜121℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.50−2.54(4H,m),3.51−3.55(6H,m),5.7
1(1H,br),6.13−6.16(1H,m),6.36−6.41(1
H,m),7.26−7.36(4H,m),7.46−7.55(1H,m)
. MS(EI):338(M) 元素分析: 計算値C;70.98,H;7.74,N;16.55 分析値C;70.91,H;7.70,N;16.51 実施例105:N−(1−メチル−1−(4−((4−(ピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例95の(4)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代
わりに1−(2−ピリジル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことに
より、標記化合物を白色結晶として得た。融点=129〜130℃ H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.53−2.57(4H,m),3.52−3.55(6H,m),5.7
1(1H,br.s),6.58−6.64(2H,m),7.26−7.36
(4H,m),7.42−7.49(1H,m),8.17−8.18(1H,
m). MS(EI):352(M) 元素分析: 計算値C;71.56,H;8.01,N;15.90 分析値C;71.59,H;7.93,N;15.88 実施例106:N−(1−(4−((4−(4−メトキシピリミジン−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミ
ドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例95の(4)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代
わりに実施例98の(2)で得られた1−(4−メトキシピリミジン−2−イル
)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結
晶として得た。融点=160〜162℃ 1H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H,s),1.97(3H,s)
,2.47−2.51(4H,m),3.52(2H,s),3.79−3.8
3(4H,m),3.87(3H,s),5.71(1H,br),5.96(
1H,d,J=5.3Hz),7.26−7.36(4H,m),8.04(1
H,d,J=5.3Hz). MS(EI):383(M) 元素分析: 計算値C;65.77,H;7.62,N;18.26 分析値C;65.69,H;7.46,N;18.37 実施例107:N−(1−(4−((4−(4−メトキシピリミジン−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに実施例48の(3)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフ
ェニル)エチル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに実施例
98の(2)で得られた1−(4−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン
を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を淡黄色結晶として得
た。融点=113〜115℃ H−NMR(CDCl)δ:1.49(3H,d,J=7.3Hz),1.
98(3H,s),2.46−2.50(4H,m),3.52(2H,s),
3.79−3.83(4H,m),3.86(3H,s),5.13(1H,d
q,J=7.3Hz),5.70−5.72(1H,br),5.96(1H,
d,J=5.3Hz),7.26−7.34(4H,m),8.03(1H,d
,J=5.9Hz). MS(EI):369(M) 元素分析: 計算値C;65.02,H;7.37,N;18.96 分析値C;64.90,H;7.15,N;19.21 実施例108:N−(4−((4−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)1−アセチル−4−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン 1−アセチル−4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン
(1.5g)、ナトリウムエトキシド(1.3g)のエタノール(15ml)溶
液を1時間加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出
液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することによ
り、標記化合物(1.8g)を淡褐色固体物質として得た。
1H−NMR(CDCl)δ:1.36(6H,t,J=7.3Hz),2.
14(3H,s),3.48−3.52(2H,m),3.64−3.68(2
H,m),3.73−3.83(4H,m),4.27(4H,q,J=7.3
Hz),5.38(1H,s) MS(EI):294(M) (2)1−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン 1−アセチル−4−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン
(1.8g)、水酸化ナトリウム(1.0g)のエタノール(10ml)−水(
10ml)溶液を11時間加熱還流した。反応液を水に注ぎ、クロロホルムにて
抽出した。抽出液を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより
、標記化合物(1.6g)を淡褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.35(6H,t,J=7.3Hz),2.
89(4H,t,J=5.3Hz),3.74(4H,t,J=5.3Hz),
4.26(4H,q,J=7.3Hz),5.32(1H,s) MS(EI):252(M) (3)N−(4−((4−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(1.2g)、1−(
4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン(1.7g)、炭酸カリ
ウム(1.3g)のジメチルホルムアミド(20ml)溶液を80℃で4.5時
間撹拌した。反応液を水(150ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して褐色
油状物質(2.9g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製することにより淡黄色油状物質(2.4g)を得た。得ら
れた淡黄色油状物質を酢酸エチル/ヘキサン(2:1,30ml)にて結晶化す
ることにより、標記化合物(1.7g)を白色結晶として得た。融点=119〜
120℃ H−NMR(CDCl)δ:1.34(6H,t,J=7.3Hz),2.
03(3H,s),2.45(4H,t,J=5.3Hz),3.52(2H,
s),3.77(4H,t,J=5.3Hz),4.25(4H,q,J=7.
3Hz),4.42(4H,d,J=5.9Hz),5.32(1H,s),5
.71(1H,brs),7.22−7.33(4H,m) IR(KBr):3288,2977,1643,1578cm−1 MS(EI):413(M) 元素分析: 計算値C;63.90,H;7.56,N;16.94 分析値C;63.81,H;7.47,N;16.72 実施例109:N−(4−((4−(4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジ
ン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド
の合成 (1)1−アセチル−4−(6−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピリミジン
−2−イル)ピペラジン 1−アセチル−4−(4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン
(1.9g)を12%ジメチルアミンエタノール溶液(30ml)に溶解し、室
温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮した後、残渣に水を加え、酢酸エチル
にて抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒
を留去することにより、標記化合物(2.1g)を黄色固体物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.13(3H,s),3.06(6H,s)
,3.47−3.51(2H,m),3.64−3.68(2H,m),3.7
4−3.81(4H,m),5.33(1H,d,J=1.3Hz) MS(EI):267(M) (2)1−アセチル−4−(4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−
イル)ピペラジン オートクレーブ中で1−アセチル−4−(6−(ジメチルアミノ)−4−フル
オロピリミジン−2−イル)ピペラジン(1.0g)を12%ジメチルアミンエ
タノール溶液(30ml)に溶解し、100℃で5時間攪拌した。反応液を減圧
下濃縮した後、残渣にクロロホルムを加えた。クロロホルム溶液を食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(
1.3g)を淡黄色固体物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.13(3H,s),3.02(12H,s
),3.48−3.52(2H,m),3.65−3.68(2H,m),3.
73−3.82(4H,m),4.91(1H,s) MS(EI):292(M) (3)1−(4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル)ピペラジ
1−アセチル−4−(4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル
)ピペラジン(1.3g)、水酸化ナトリウム(0.5g)のエタノール(15
ml)−水(15ml)溶液を9.5時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し
、残渣に酢酸エチルを加え、食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(0.9g)を淡褐色油状
物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.73(1H,s),2.87−2.89(
4H,m),3.01(12H,s),3.70−3.74(4H,m),4.
89(1H,s) MS(EI):250(M) (4)N−(4−((4−(4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−
イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.7g)、1−(
4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル)ピペラジン(0.9g
)、炭酸カリウム(0.7g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を80
℃で6時間撹拌した。反応液を水(100ml)に注ぎ、酢酸エチルにて抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去
して褐色固体物質(1.6g)を得た。得られた褐色固体物質を酢酸エチル/エ
タノール(2:1,30ml)にて結晶化することにより、標記化合物(0.9
g)を淡黄色結晶として得た。
融点=189〜190℃(分解) H−NMR(CDCl)δ:2.00(3H,s),2.43−2.47(
4H,m),2.99(12H,s),3.51(2H,s),3.74−3.
77(4H,m),4.40(2H,d,J=5.3Hz),4.88(1H,
s),5.80(1H,brs),7.21−7.32(4H,m) IR(KBr):3291,2935,2819,1645,1578cm−1
MS(EI):411(M) 元素分析: 計算値C;64.21,H;8.08,N;23.82 分析値C;63.81,H;7.79,N;22.96 実施例110:N−(4−((4−(4−ジメチルアミノ−6−メトキシピリミ
ジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミ
ドの合成 (1)1−(4−ジメチルアミノ−6−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン 実施例109の(1)で得られた1−アセチル−4−(6−(ジメチルアミノ
)−4−フルオロピリミジン−2−イル)ピペラジン(1.0g)およびナトリ
ウムメトキシド(1.1g)をメタノール(10ml)中で28時間加熱還流し
た。反応液を水(100ml)に注ぎ、クロロホルムにて抽出した。抽出液を無
水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(1.1
g)を淡黄色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.88−2.92(4H,m),3.01(
6H,s),3.72−3.76(4H,m),3.84(3H,s),5.1
5(1H,s) MS(EI):237(M) (2)N−(4−((4−(4−ジメチルアミノ−6−メトキシピリミジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.9g)、1−(
4−ジメチルアミノ−6−メトキシピリミジン−2−イル)ピペラジン(1.1
g)、炭酸カリウム(1.0g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を8
0℃で8.5時間撹拌した。反応液を水(100ml)に注ぎ、酢酸エチルにて
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒
を留去して褐色油状物質(1.9g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)
にて精製することにより黄色油状物質(1.6g)を得た。得られた黄色油状物
質を酢酸エチル/ヘキサン(1:1,20ml)にて結晶化することにより、標
記化合物(1.0g)を淡黄色結晶として得た。
融点=115〜118℃ H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),2.43−2.47(
4H,m),2.99(6H,s),3.52(2H,s),3.75−3.7
9(4H,m),3.81(3H,s),4.40(2H,d,J=5.9Hz
),5.14(1H,s),5.86(1H,brs),7.21−7.32(
4H,m) IR(KBr):3261,2939,2834,1635,1589cm−1
MS(EI):398(M) 元素分析: 計算値C;63.29,H;7.59,N;21.09 分析値C;63.38,H;7.45,N;20.64 実施例111:N−(4−((4−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)4−アセチル−1−(チアゾール−2−イル)ピペラジン 実施例81の(1)と同様の操作によって得られた1−(チアゾール−2−イ
ル)ピペラジン(6.7g)、無水酢酸(5.6ml)、水酸化ナトリウム(2
.4g)の水(50ml)−酢酸エチル(50ml)溶液を氷冷下1時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留
去することにより、淡黄色固体物質(6.9g)を得た。得られた淡黄色固体物
質を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、100ml)にて結晶化することにより、
標記化合物(5.0g)を白色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.14(3H,s),3.44−3.48(
2H,m),3.55−3.62(4H,m),3.74−3.78(2H,m
),6.62(1H,d,J=3.3Hz),7.21(1H,d,J=3.3
Hz) MS(EI):211(M) (2)4−アセチル−1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラジン 4−アセチル−1−(チアゾール−2−イル)ピペラジン(3.1g)、N−
ブロモコハク酸イミド(2.9g)の酢酸(14ml)溶液を室温で1時間攪拌
した。反応液を1N水酸化ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルにて抽出した
。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去す
ることにより、淡褐色固体物質(2.9g)を得た。得られた淡褐色固体物質を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=
20:1)にて精製することにより、標記化合物(2.1g)を淡褐色固体物質
として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.14(3H,s),3.37−3.41(
2H,m),3.48−3.51(2H,m),3.56−3.60(2H,m
),3.72−3.76(2H,m),7.09(1H,s) MS(EI):291((M+1)) (3)1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラジン 4−アセチル−1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラジン(2.0
g)を6N塩酸に溶解し、4.5時間加熱還流した。反応液を1N水酸化ナトリ
ウム水溶液で中和し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、褐色油状物質(1
.5g)を得た。得られた褐色油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製することにより、標
記化合物(1.1g)を淡黄色固体物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.95−2.98(4H,m),3.37−
3.41(4H,m),7.06(1H,s) MS(EI):248((M+1)) (4)N−(4−((4−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド N−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミド(0.9g)、1−(
5−ブロモチアゾール−2−イル)ピペラジン(1.1g)、炭酸カリウム(0
.9g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液を70℃で9時間撹拌した。
反応液に水(100ml)を注ぐことにより、結晶が析出した。この結晶を濾取
し、水で洗浄することにより、標記化合物(1.5g)を黄色結晶として得た。
融点=160〜163℃ H−NMR(CDCl)δ:2.01(3H,s),2.50−2.54(
4H,m),3.40−3.44(4H,m),3.52(2H,s),4.4
1(2H,d,J=5.3Hz),5.91(1H,brs),7.05(1H
,s),7.22−7.31(4H,m) IR(KBr):3309,2935,2821,1645,1529cm−1
MS(EI):410((M+1)) 元素分析: 計算値C;49.88,H;5.17,N;13.69 分析値C;49.94,H;5.13,N;13.54 実施例112:N−(4−((4−(5−クロロチアゾール−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)4−アセチル−1−(5−クロロチアゾール−2−イル)ピペラジン 実施例111の(2)において、N−ブロモコハク酸イミドの代わりにN−ク
ロロコハク酸イミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を
を淡黄色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.14(3H,s),3.36−3.40(
2H,m),3.47−3.50(2H,m),3.57−3.60(2H,m
),3.72−3.76(2H,m),7.00(1H,s) MS(EI):245(M) (2)1−(5−クロロチアゾール−2−イル)ピペラジン 実施例111の(3)において、4−アセチル−1−(5−ブロモチアゾール
−2−イル)ピペラジンの代わりに4−アセチル−1−(5−クロロチアゾール
−2−イル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合
物を淡褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ:2.95−2.98(4H,m),3.36−
3.40(4H,m),6.98(1H,s) MS(EI):203(M) (3)N−(4−((4−(5−クロロチアゾール−2−イル)ピペラジン−1
−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例111の(4)において、1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピ
ペラジンの代わりに1−(5−クロロチアゾール−2−イル)ピペラジンを用い
て同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を淡褐色結晶として得た。融
点=142〜145℃(分解) H−NMR(CDCl)δ:2.02(3H,s),2.51−2.54(
4H,m),3.39−3.43(4H,m),3.53(2H,s),4.4
1(2H,d,J=5.3Hz),5.88(1H,brs),6.96(1H
,s),7.22−7.31(4H,m) MS(EI):364(M) 元素分析: 計算値C;55.96,H;5.80,N;15.35 分析値C;55.81,H;5.68,N;15.38 実施例113:N−(4−(1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミド・2塩酸塩・1/2水和物の
合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミ
ジル)ピペラジン・2塩酸塩を用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメ
チル)アセトアミドの代わりにN−(4−(1−クロロエチル)フェニルメチル
)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を黄色
無定形固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.72(3H,d,J=6.6Hz),
1.89(3H,s),2.75−3.15(3H,m),3.30−3.90
(3H,m),4.27(2H,d,J=5.3Hz),4.45(1H,m)
,4.66(2H,m),6.76(1H,t,J=4.9Hz),7.33(
2H,d,J=7.9Hz),7.63(2H,d,J=7.9Hz),8.4
4(2H,d,J=4.6Hz),8.47(1H,t,J=4.6Hz). IR(KBr):3244,2920,1659,1626cm−1 元素分析: 計算値C;54.16,H;6.70,N;16.62 分析値C;53.92,H;7.01,N;16.39 実施例114:N−(1−(4−(1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリミ
ジル)ピペラジン・2塩酸塩を用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメ
チル)アセトアミドの代わりにN−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル
)−1−メチルエチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによ
って標記化合物を白色無定形固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.53(6H,s),1.83(3H,s),2.25−2.50(4H,m
),3.69(4H,m),6.58(1H,t,J=4.6Hz),7.21
(2H,d,J=8.6Hz),7.26(2H,d,J=7.9Hz),7.
97(1H,s),7.32(2H,s,J=5.3Hz) IR(KBr):3331,2976,1657,1585cm−1 MS(EI):367(M) 元素分析: 計算値C;68.63,H;7.95,N;19.06 分析値C;68.23,H;7.68,N;18.82 実施例115:N−(4−(1−(4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミド・1/2エタノール・1/2
水和物の合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−チアゾ
リル)ピペラジンを用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセ
トアミドの代わりにN−(4−(1−クロロエチル)フェニルメチル)アセトア
ミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合物を褐色油状物とし
て得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.87(3H,s),2.38−2.50(4H,m),3.37(4H,m
),3.45(1H,q,J=6.6Hz),4.23(2H,d,J=5.9
Hz),6.81(2H,d,J=3.3Hz),7.13(2H,d,J=3
.3Hz),7.20(2H,d,J=8.6Hz),7.27(2H,d,J
=7.9Hz),8.29(1H,t,J=5.3Hz). IR(neat):3284,2816,1653cm−1 MS(EI):344(M) 元素分析: 計算値C;60.61,H;7.50,N;14.88 分析値C;60.61,H;7.15,N;14.98 実施例116:N−(1−(4−(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド・1/4
エタノールの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリジ
ル)ピペラジンを用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(1−(4−(1−クロロエチル)フェニル)−1−メチ
ルエチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことによって標記化合
物を白色結晶として得た。融点=145〜148℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.30(3H,d,J=6.6Hz),
1.53(6H,s),1.83(3H,s),2.30−2.60(4H,m
),3.37(1H,m),3.43(4H,m),6.60(1H,d,J=
4.6,6.6Hz),6.75(1H,d,J=8.6Hz),7.22(2
H,d,J=8.6Hz),7.27(2H,d,J=8.6Hz),7.49
(1H,m),7.98(1H,s),8.09(1H,m) IR(KBr):3329,3066,1659,1594cm−1 MS(EI):366(M) 元素分析: 計算値C;71.49,H;8.37,N;14.91 分析値C;71.89,H;8.07,N;14.69 実施例117:N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合
実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミ
ドの代わりに実施例71の(1)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフェ
ニル)シクロプロピル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに
実施例85の(2)で得られた1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラ
ジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として
得た。融点=135〜136℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.36(4H,sおよびd,
J=4.6Hz),1.99(3H,s),2.48−2.53(4H,m),
3.49−3.55(6H,m),6.12−6.17(2H,m),6.36
−6.40(1H,m),7.10−7.31(4H,m),7.45−7.5
5(1H,m). MS(EI):368(M) 元素分析: 計算値C;68.46,H;6.84,N;15.21 分析値C;68.51,H;6.92,N;15.18 実施例118:N−(1−(4−((4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−
1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミ
ドの代わりに実施例71の(1)で得られたN−(1−(4−クロロメチルフェ
ニル)シクロプロピル)アセトアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに
1−(2−ピリジル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、
標記化合物を白色結晶として得た。融点=145〜147℃ H−NMR(CDCl)δ:1.26および1.36(4H,sおよびd,
J=5.3Hz),2.00(3H,s),2.51−2.56(4H,m),
3.50−3.56(6H,m),6.13(1H,br),6.58−6.6
4(1H,m),7.10−7.32(4H,m),7.42−7.49(1H
,m),8.16−8.19(1H,m). MS(EI):350(M) 元素分析: 計算値C;71.97,H;7.48,N;15.99 分析値C;72.10,H;7.52,N;15.94 実施例119:(S)−N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合
成 (1)(S)−N−(1−フェニルエチル)アセトアミドの合成 (S)−(−)−1−フェニルエチルアミン(121g)とトリエチルアミン
(168ml)のジクロロエタン(1200ml)溶液に、氷冷下、塩化アセチ
ル(78.2ml)を1時間かけて滴下し、室温にて2時間した。反応液を水(
1000ml)に注ぎ、有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去することにより、標記化合物(143
.4g)を淡黄色結晶として得た。融点=99〜101℃ H−NMR(CDCl)δ:1.44(3H,d,J=6.6Hz),1.
92(3H,s),5.08(1H,dq,J=7.3Hz),6.37(1H
,br),7.20−7.34(5H,m). MS(EI):163(M) (2)(S)−N−(1−(4−アセチルフェニル)エチル)アセトアミドの合
(S)−1−フェニルエチルアセトアミド(143.4g)と塩化アセチル(
93.7ml)のジクロロエタン(700ml)溶液に、氷冷下、塩化アルミニ
ウム(257.7g)を30分かけて加えた。10℃にて30分間、さらに60
℃にて3時間攪拌した。反応液を氷水(1500ml)に注ぎ、有機層を分離し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒を留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸
エチル)にて精製し、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶することにより、標記化
合物(76.4g)を白色結晶として得た。融点=125〜128℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),2.
00(3H,s),2.58(3H,s),5.15(1H,dq,J=7.3
Hz),5.98(1H,br.d,J=6.6Hz),7.40(2H,d,
J=8.6Hz),7.92(2H,d,J=7.9Hz). MS(EI):205(M) (3)(S)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸の合成 実施例95の(1)においてN−(1−(4−アセチルフェニル)−1−メチ
ルエチル)アセトアミドの代わりに(S)−N−(1−(4−アセチルフェニル
)エチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合
物を黄色結晶として得た。融点=186〜190℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.35(3H,d,J=7.3Hz),
1.86(3H,s),4.96(1H,dq,J=7.3Hz),7.42(
2H,d,J=8.6Hz),7.91(2H,d,J=7.9Hz),8.3
6(1H,d,J=7.9Hz),12.87(1H,br.s). MS(EI):207(M) (4)(S)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸メチルの合成 実施例95の(2)において4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安
息香酸の代わりに(S)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸を用いて同
様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=1
25〜127℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=7.3Hz),2.
00(3H,s),3.91(3H,s),5.16(1H,dq,J=7.3
Hz),5.85−5.87(1H,br),7.36−7.39(2H,m)
,7.98−8.01(2H,m). MS(EI):221(M) (5)(S)−N−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)アセトア
ミドの合成 実施例1の(3)において4−アセトアミドメチル安息香酸メチルの代わりに(
S)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸メチルを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=103〜104
H−NMR(CDCl)δ:1.45(3H,d,J=7.3Hz),1.
93(3H,s),2.53(1H,br.s),4.63(2H,s),5.
07(1H,dq,J=7.3Hz),6.02(1H,br.d,J=7.3
Hz),7.24−7.32(4H,m). MS(EI):193(M) (6)(S)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミド
の合成 実施例95の(4)においてN−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−
1−メチルエチル)アセトアミドの代わりに(S)−N−(1−(4−ヒドロキ
シメチルフェニル)エチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うこと
により、標記化合物を白色結晶として得た。融点=114〜116℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=7.3Hz),1.
98(3H,s),4.57(2H,s),5.12(1H,dq,J=7.3
Hz),5.70(1H,br),7.29−7.38(4H,m). MS(EI):211(M) [α] 25−145.0°(c=1.00,CHCl) (7)(S)−N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに(S)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセ
トアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに実施例85の(2)で得られ
た1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),1.
97(3H,s),2.49−2.53(4H,m),3.50−3.54(6
H,m),5.12(1H,dq,J=7.3Hz),5.84−5.87(1
H,br),6.12−6.16(1H,m),6.36−6.40(1H,m
),7.25−7.32(4H,m),7.46−7.55(1H,m). MS(EI):356(M) 実施例120:(R)−N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合
成 (1)(R)−N−(1−フェニルエチル)アセトアミドの合成 実施例119の(1)において(S)−(−)−1−フェニルエチルアミンの
代わりに(R)−(+)−1−フェニルエチルアミンを用いて同様の反応・処理
を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=100〜102℃
H−NMR(CDCl)δ:1.47(3H,d,J=7.3Hz),1.
96(3H,s),5.11(1H,dq,J=7.3Hz),5.95(1H
,br),7.22−7.36(5H,m). MS(EI):163(M) (2)(R)−N−(1−(4−アセチルフェニル)エチル)アセトアミドの合
実施例119の(2)において(S)−1−フェニルエチルアセトアミドの代
わりに(R)−1−フェニルエチルアセトアミドを用いて同様の反応・処理を行
うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=125〜127℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),1.
99(3H,s),2.58(3H,s),5.14(1H,dq,J=7.3
Hz),6.17(1H,br.d,J=6.6Hz),7.39(2H,d,
J=7.9Hz),7.91(2H,d,J=7.9Hz). MS(EI):205(M) (3)(R)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸の合成 実施例95の(1)においてN−(1−(4−アセチルフェニル)−1−メチ
ルエチル)アセトアミドの代わりに(R)−N−(1−(4−アセチルフェニル
)エチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合
物を淡黄色結晶として得た。融点=189〜192℃ H−NMR(DMSO−d)δ:1.35(3H,d,J=7.3Hz),
1.86(3H,s),4.96(1H,dq,J=7.3Hz),7.42(
2H,d,J=8.6Hz),7.91(2H,d,J=7.9Hz),8.3
6(1H,d,J=7.9Hz),12.85(1H,br.s). MS(EI):207(M) (4)(R)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸メチルの合成 実施例95の(2)において4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安
息香酸の代わりに(R)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸を用いて同
様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=1
26〜128℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=7.3Hz),2.
00(3H,s),3.91(3H,s),5.16(1H,dq,J=7.3
Hz),5.85−5.87(1H,br),7.36−7.39(2H,m)
,7.98−8.01(2H,m). MS(EI):221(M) (5)(R)−N−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)アセトア
ミドの合成 実施例1の(3)において4−アセトアミドメチル安息香酸メチルの代わりに
(R)−4−(1−アセトアミドエチル)安息香酸メチルを用いて同様の反応・
処理を行うことにより、標記化合物を白色結晶として得た。融点=102〜10
4℃ H−NMR(CDCl)δ:1.44(3H,d,J=6.6Hz),1.
92(3H,s),2.67(1H,br.s),4.62(2H,s),5.
06(1H,dq,J=7.3Hz),6.09(1H,br.d,J=7.3
Hz),7.23−7.31(4H,m). MS(EI):193(M) (6)(R)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセトアミド
の合成 実施例95の(4)においてN−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−
1−メチルエチル)アセトアミドの代わりに(R)−N−(1−(4−ヒドロキ
シメチルフェニル)エチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うこと
により、標記化合物を白色結晶として得た。融点=113〜114℃ H−NMR(CDCl)δ:1.46(3H,d,J=7.3Hz),1.
96(3H,s),4.56(2H,s),5.11(1H,dq,J=7.3
Hz),5.88(1H,br),7.28−7.37(4H,m). MS(EI):211(M) [α] 25145.8°(c=1.00,CHCl) (7)(R)−N−(1−(4−((4−(6−フルオロピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに(R)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセ
トアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに実施例85の(2)で得られ
た1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),1.
97(3H,s),2.49−2.53(4H,m),3.50−3.54(6
H,m),5.12(1H,dq,J=7.3Hz),5.90−5.93(1
H,br),6.12−6.16(1H,m),6.36−6.40(1H,m
),7.25−7.32(4H,m),7.46−7.55(1H,m). MS(EI):356(M) 実施例121:(S)−N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに(S)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセ
トアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオロフェニル
)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合
物を白色結晶として得た。融点=114〜115℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=6.6Hz),1.
98(3H,s),2.57−2.61(4H,m),3.09−3.12(4
H,m),3.54(2H,s),5.12(1H,dq,J=7.3Hz),
5.73(1H,br.d,J=7.3Hz),6.83−6.98(4H,m
),7.25−7.33(4H,m). MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;70.97,H;7.37,N;11.76 [α] 25−87.0°(c=1.00,CHCl) 実施例122:(R)−N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピ
ペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)においてN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトア
ミドの代わりに(R)−N−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)アセ
トアミドを、さらにフェニルピペラジンの代わりに1−(4−フルオロフェニル
)ピペラジン・2塩酸塩を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合
物を白色結晶として得た。融点=114〜115℃ H−NMR(CDCl)δ:1.48(3H,d,J=7.3Hz),1.
98(3H,s),2.57−2.61(4H,m),3.09−3.12(4
H,m),3.54(2H,s),5.12(1H,dq,J=7.3Hz),
5.72(1H,br.d,J=7.3Hz),6.83−6.98(4H,m
),7.25−7.33(4H,m). MS(EI):355(M) 元素分析: 計算値C;70.96,H;7.37,N;11.82 分析値C;71.03,H;7.35,N;11.79 [α] 2587.4°(c=1.00,CHCl) 実施例123:N−(1−(4−(1−(4−(6−フルオロピリジン−2−イ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトア
ミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに実施例85の(2
)で得られた1−(6−フルオロピリジン−2−イル)ピペラジンを用い、さら
にN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセトアミドの代わりにN−(1−
(4−(1−クロロエチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミドを用
いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
実施例124:N−(4−(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(2−ピリジ
ル)ピペラジンを用い、さらにN−(4−クロロメチルフェニルメチル)アセト
アミドの代わりにN−(4−(1−クロロエチル)フェニルメチル)アセトアミ
ドを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる
実施例125:N−(1−(4−(1−(4−(6−フルオロピリジン−2−イ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)フェニル)メチル)アセトアミドの合成 実施例1の(5)において、フェニルピペラジンの代わりに1−(6−フルオ
ロピリジン−2−イル)ピペラジンを用い、さらにN−(4−クロロメチルフェ
ニルメチル)アセトアミドの代わりにN−((4−(1−クロロエチル)フェニ
ル)メチル)アセトアミドを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化
合物を得ることができる。
実施例126:(S)−N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)(S)−4−(1−アミノエチル)安息香酸の合成 実施例68の(2)において2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピ
オニトリルの代わりに実施例119の(3)で得られた(S)−4−(1−アセ
トアミドエチル)安息香酸を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化
合物を得ることができる。
(2)(S)−4−(1−アミノエチル)安息香酸メチルの合成 実施例95の(2)において4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安
息香酸の代わりに(S)−4−(1−アミノエチル)安息香酸を用いて同様の反
応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(3)(S)−4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)安息香酸メチルの合成 実施例68の(13)においてN−(4−(1−アミノ−1−メチルエチル)
フェニルメチル)アセトアミドの代わりに(S)−4−(1−アミノエチル)安
息香酸メチルを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得るこ
とができる。
(4)(S)−4−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)−1−(
4−フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例1の(3)において4−アセトアミドメチル安息香酸メチルの代わりに
(S)−4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)エ
チル)安息香酸メチルを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物
を得ることができる。
(5)(S)−4−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例95の(4)においてN−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−
1−メチルエチル)アセトアミドの代わりに(S)−4−(1−(4−ヒドロキ
シメチルフェニル)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用い
て同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(6)(S)−4−(1−(4−アジドメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例59の(1)において4−クロロメチルアセトフェノンの代わりに(S
)−4−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)−1−(4−フルオロフ
ェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を
得ることができる。
(7)(S)−4−(1−(4−アミノメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例68の(5)において2−(4−アジドメチルフェニル)−2−メチル
プロピオン酸メチルの代わりに(S)−4−(1−(4−アジドメチルフェニル
)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(8)(S)−N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例68の(6)において2−(4−アミノメチルフェニル)−2−メチル
プロピオン酸メチルの代わりに(S)−4−(1−(4−アミノメチルフェニル
)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
実施例127:(R)−N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 (1)(R)−4−(1−アミノエチル)安息香酸の合成 実施例68の(2)において2−(4−メチルフェニル)−2−メチルプロピ
オニトリルの代わりに実施例120の(3)で得られた(R)−4−(1−アセ
トアミドエチル)安息香酸を用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化
合物を得ることができる。
(2)(R)−4−(1−アミノエチル)安息香酸メチルの合成 実施例95の(2)において4−(1−アセトアミド−1−メチルエチル)安
息香酸の代わりに(R)−4−(1−アミノエチル)安息香酸を用いて同様の反
応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(3)(R)−4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)安息香酸メチルの合成 実施例68の(13)においてN−(4−(1−アミノ−1−メチルエチル)
フェニルメチル)アセトアミドの代わりに(R)−4−(1−アミノエチル)安
息香酸メチルを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得るこ
とができる。
(4)(R)−4−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)エチル)−1−(
4−フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例1の(3)において4−アセトアミドメチル安息香酸メチルの代わりに
(R)−4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)エ
チル)安息香酸メチルを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物
を得ることができる。
(5)(R)−4−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例95の(4)においてN−(1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−
1−メチルエチル)アセトアミドの代わりに(R)−4−(1−(4−ヒドロキ
シメチルフェニル)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用い
て同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(6)(R)−4−(1−(4−アジドメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例59の(1)において4−クロロメチルアセトフェノンの代わりに(R
)−4−(1−(4−クロロメチルフェニル)エチル)−1−(4−フルオロフ
ェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処理を行うことにより、標記化合物を
得ることができる。
(7)(R)−4−(1−(4−アミノメチルフェニル)エチル)−1−(4−
フルオロフェニル)ピペラジンの合成 実施例68の(5)において2−(4−アジドメチルフェニル)−2−メチル
プロピオン酸メチルの代わりに(R)−4−(1−(4−アジドメチルフェニル
)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
(8)(R)−N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミドの合成 実施例68の(6)において2−(4−アミノメチルフェニル)−2−メチル
プロピオン酸メチルの代わりに(R)−4−(1−(4−アミノメチルフェニル
)エチル)−1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用いて同様の反応・処
理を行うことにより、標記化合物を得ることができる。
上記実施例と同様にして、以下の化合物を製造することができる。
実施例128:N−(4−((4−(1−メチルイミダゾール−2−イル)ピペ
ラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例129:N−(1−(4−((4−(1−メチルイミダゾール−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル−1−メチルエチル)アセトアミド 実施例130:N−(1−(4−((4−(1−メチルイミダゾール−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド 実施例131:N−(4−(1−(4−(1−メチルイミダゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)エチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例132:N−(1−(4−(1−(4−(1−メチルイミダゾール−2−
イル)ピペラジン−1−イル)エチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセト
アミド 実施例133:N−(1−(4−((4−(1−メチルイミダゾール−2−イル
)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド 実施例134:N−(4−((4−(5−メチルチアゾール−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例135:N−(4−((4−(4−メチルチアゾール−2−イル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例136:N−(4−((4−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド 実施例137:N−(1−(4−((4−(5−メチルチアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド 実施例138:N−(1−(4−((4−(5−メチルチアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド 実施例139:N−(1−(4−((4−(4−メチルチアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド 実施例140:N−(1−(4−((4−(4,5−ジメチルチアゾール−2−
イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−1−メチルエチル)アセト
アミド 実施例141:N−(1−(4−((4−(5−メチルチアゾール−2−イル)
ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド 以下、実験例を挙げて本発明の作用・効果をさらに詳細に説明する。
実験例1:マウスのTNF−α、IL−10産生に対する作用(in vivo
) 雌性BALB/cマウス(日本チャールスリバー社より購入)にLPS(リポ
多糖:Escherichia coli 055:B5由来、Difco社製
)500μg/kgを腹腔内投与した。血清中のTNF−α濃度はLPS投与9
0分後にピーク値を示すので、この時点での血清中TNF−α濃度をファクター
テストmTNF−α(FACTOR TEST mTNF−α)(Genzym
e社製)を用いて測定すると共に、同時点でのIL−10濃度をミューリンIL
−10ELISAキット(Murine IL−10 ELISA Kit)(
Endogen社製)を用いて測定した。また、試験化合物はLPS投与の30
分前に経口投与して同様にTNF−α濃度およびIL−10濃度を測定した。そ
の結果を表1に示す。なお、TNF−α産生およびIL−10産生に対する試験
化合物の作用は以下の式により試験化合物未投与群に対する割合として算出した
実験例2:ヒト単核球からのTNF−α、IL−10産生に対する作用(in
vitro) 健常人ボランティアから血液を採取し、リンパ球分離液(Flow Labo
ratories)を用いて単核球を分離する。細胞は10%FCS(Feta
l calf serum:牛胎児血清、Gibco社製)添加RPMI−16
40培地で懸濁する。単核球(5x10/ml)をLPS(1μg/ml)お
よびPMA(phorbol 12−myristate 13−acetat
e、Sigma社製)10ng/mlを用いて刺激し、種々の濃度における試験
化合物と共に5%二酸化炭素を含む加湿状態において37℃でインキュベートす
る。培養24時間後、上清中のTNF−α濃度をサイトスクリーンヒトTNF−
αELISAキット(Cytoscreen human TNF−αELIS
A Kit)(Biosource社製)を用いて測定する。
実験例3:エンドトキシンショック(生死)に対する作用 雌性BALB/cマウス(日本チャールスリバー社より購入)にLPS(E.
coli055B5)10mg/kgを腹腔内投与した。上記LPS投与の30
分前に試験化合物を経口投与した。翌日より3日間生死を観察した。なお、試験
化合物として実施例20の化合物を用いた。その結果、試験化合物未投与群(1
群9匹)では全例が死亡したのに対し、試験化合物投与群(1群9匹)では8例
生存したことから、顕著に有意な効果が観察された。
実験例4:アジュバント関節炎に対する治療効果 雄性Lewisラット(セアック吉富より購入)の尾基部に結核死菌を接種し
、アジュバント関節炎を発症させた。関節炎の発症した15日目から20日目ま
で6日間、試験化合物を30mg/kg経口投与した。足容積は15日目から経
時的に測定した。なお、試験化合物として実施例20の化合物を用いた。20日
目から15日目の足容積の変化を測定した結果、試験化合物未投与のラットの場
合、足容積が0.344ml増加するのに対し、試験化合物を投与したラットで
は0.186ml減少したことから、アジュバント関節炎の発症を顕著に抑制す
ることが判明した。
実験例5:コラーゲン関節炎に対する治療効果 DBA/1Jマウス(セアック吉富より購入)の尾基部にウシ由来タイプII
コラーゲン(コラーゲン技術研究会より購入)をコンプリートフロイドアジュバ
ントH37Rv(和光純薬工業より購入)とともにday0とday21の2回
皮内接種する。接種後22日目から33日まで試験化合物を経口投与する。四肢
の足関節腫脹を0(変化無し)〜3(5指の浮腫)のスコアで観察する。それぞ
れのマウスの関節腫脹スコアは四肢の合計スコアで表示する。
実験例6:ドパミンD受容体に対する親和性;H−スピペロン結合 粗シナプス膜調製および結合実験はクリーズ(I.Creese)らの方法[
ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー,第46巻,377頁(1
977)]に準じて行った。凍結保存したラット線条体から粗シナプス膜を調製
し、膜標本とH−スピペロンを被験化合物存在下で37℃で20分反応させた
。反応終了後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)で吸引濾過し
フィルター上の放射能活性はトップカウントで測定した。すべての反応は100
nMケタンセリン存在下で行った。非特異的結合量は100μM(±)−スルピ
リド存在下で求めた。試験化合物の50%抑制濃度(IC50)を2点補間法よ
り算出し、阻害定数(Ki値)を求めた。
実験例7:セロトニン2受容体に対する親和性;H−ケタンセリン結合 粗シナプス膜調製および結合実験はレイセン(Leysen J.E.)らの
方法[モレキュラー・ファーマコロジー,第21巻,301頁(1982)]に
準じて行った。凍結保存したラット大脳皮質から粗シナプス膜を調製し、膜標本
H−ケタンセリンを被験化合物存在下で37℃、20分間インキュベートし
た。反応終了後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)で吸引濾過
し、フィルター上の放射能活性はトップカウントで測定した。非特異的結合量は
10μMリタンセリン存在下で求めた。試験化合物の50%抑制濃度(IC50
)を2点補間法より算出し、阻害定数(Ki値)を求めた。
実験例8:アドレナリンα受容体に対する親和性;H−プラゾシン結合 粗シナプス膜調製および結合実験は[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファ
ーマコロジー,第55巻,323頁(1979)]に準じて行った。凍結保存し
たラット脳組織から粗シナプス膜を調製し、膜標本とH−プラゾシンを被験化
合物存在下で25℃、30分間インキュベートした。反応終了後、ただちにワッ
トマンGF/Bフィルター(商品名)で吸引濾過し、フィルター上の放射能活性
はトップカウントで測定した。非特異的結合量は100μMWB4101存在下
で求めた。試験化合物の50%抑制濃度(IC50)を2点補間法より算出し、
阻害定数(Ki値)を求めた。
実験例9:セロトニン1A受容体への親和性;H−8−OH−DPAT結合 特異的セロトニン1A(5−HT1A)受容体結合試験をジャーナル・オブ・
ニューロケミストリー(J.Neurochem.)、44、1685(198
5)に記載の方法に準じて行った。9〜10週令のウィスターラット海馬より粗
シナプトソーム画分を分離し、1mM塩化マンガンを含む50mMトリス−塩酸
緩衝液(pH7.4)に懸濁して実験に用いた。次にシナプトソーム懸濁液に数
種類の濃度の試験化合物とトリチウム化した8−ヒドロキシ−2−ジプロピルア
ミノテトラリン(8−OH−DPAT:終濃度1nM)を加え、37℃で12分
間反応させた。反応後、反応液をワットマンGF/Bフィルター(商品名)で吸
引濾過し、50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)でフィルターを洗った後
、フィルターに残った放射能活性をトップカウントで測定した。非特異的結合を
1μMWAY−100635存在下で決定した。50%抑制濃度(IC50)を
2点補間法より算出し、阻害定数(Ki値)を求めた。
実験例6〜9の結果を表2に示す。なお、表中、の値はIC50値を示す。
実験例10:毒性試験 単回投与毒性試験では、雌雄SD系ラット(3匹/群)およびビーグル犬(1
匹/群)に被験化合物を投与して死亡例の有無、一般状態および体重を指標とし
、単回投与における毒性を評価する。また、反復投与毒性試験では、雌雄のSD
系ラット(6匹/群)および雌雄ビーグル犬(2匹/群)に被験化合物を2週間
反復投与して、一般状態、体重、摂餌量、血液学的検査、血液生化学的検査、臓
器重量および剖検(病理組織検査を含む)を指標とし、反復投与における被験化
合物の毒性を評価する。
実験例11:ラットにおけるバイオアベイラビリティーの評価 SD系雌性ラット(1群5匹)に被験化合物を静脈内投与および経口投与した
後、経時的に採血し、血漿中薬物濃度を高速液体クロマトグラフを用いて測定す
る。次式によりバイオアベイラビリティー(BA)を算出する。
AUC:血漿中濃度−時間曲線下面積 産業上の利用可能性 上記した薬理実験を含む各種実験から明らかなように、本発明の化合物(I)
またはその製薬上許容しうる塩は、中枢神経系作用が発現しないか、あるいは著
しく減弱されていることから、安全性の高い優れたTNF−α産生抑制作用およ
び/またはIL−10産生促進作用を有し、TNF−α産生異常に伴う各種疾患
またはIL−10により治療可能な疾患、たとえば、慢性炎症性疾患、急性炎症
性疾患、感染による炎症性疾患、自己免疫性疾患、アレルギー性疾患、その他の
TNF−α介在性疾患の予防または治療剤として有用である。
本出願は日本で出願された平成9年特許願第280880号および平成10年
特許願第261100号を基礎としており、その内容は本明細書に全て包含され
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 37/08 A61P 37/08 C07D 233/90 C07D 233/90 239/42 239/42 239/47 239/47 Z 239/48 239/48 239/54 277/42 277/42 277/58 277/58 295/12 Z 295/12 239/54 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),UA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 久留 正生 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社 九州研究所内 (72)発明者 青木 吉行 埼玉県入間市小谷田3丁目7番25号 吉富 製薬株式会社 東京研究所内 (注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作 成したものである。 なおこの公表に係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の 効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法第48条の13第2項)に より生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
    、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
    る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
    は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アシルを示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素ま
    たは低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R10、R11は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示す。R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。R14、R15は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキルを示す
    。mは0〜2の整数を、nは0〜2の整数を示し、かつ0≦m+n≦2を示す。
    )で表わされる基を示す。環Aはフェニル、ピリミジル、チアゾリル、ピリジル
    、ピラジルまたはイミダゾリルを示す。ただし、R、Rの一方が水素、他方
    がブチルであり、YにおいてR12、R13が共に水素、mおよびnが0であり
    、R、R、RおよびRが水素であり、かつ環Aがフェニルである時、R
    、R、Rの一つが2−インプロポキシであり、残りの2つが水素である場
    合を除く。)により表されるピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  2. 【請求項2】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
    、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
    る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
    は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アシルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。ただし、R、Rの一方が水素、他方がブチルで
    あり、YにおけるR12、R13が共に水素であり、かつR、Rが水素で
    ある時、R、R、Rの一つが2−イソプロポキシ、残りの2つが水素であ
    る場合を除く。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラジン化合物ま
    たはその製薬上許容しうる塩。
  3. 【請求項3】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
    、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
    る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
    は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アシルを示す。R8aは低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラ
    ジン化合物またはその製薬上許容しつる塩。
  4. 【請求項4】 R8aがメチルである請求の範囲第3項に記載のピペラジン化合
    物またはその製薬上許容しうる塩。
  5. 【請求項5】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル
    、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれ
    る基によりモノまたはジ置換されたアミノまたはヒドロキシを示す。R、R
    は同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル、1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまたは1〜3個のハロゲンにより
    置換された低級アシルを示す。R8a、R9aは同一または異なってそれぞれ低
    級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラ
    ジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  6. 【請求項6】 R8aおよびR9aが共にメチルである請求の範囲第5項に記載
    のピペラジン化合物またはその製薬上許容しつる塩。
  7. 【請求項7】 R、R、Rが同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン
    または低級アルコキシである請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載のピペラジ
    ン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  8. 【請求項8】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
    ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
    示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
    、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
    は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラ
    ジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  9. 【請求項9】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
    ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
    示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
    、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
    は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。R8aは低級アルキ
    ルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラ
    ジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  10. 【請求項10】 R8aがメチルである請求の範囲第9項に記載のピペラジン化
    合物またはその製薬上許容しうる塩。
  11. 【請求項11】 一般式 (式中、R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはシアノを示す。
    環A’は (式中、R16、R17は同一または異なってそれぞれ水素、ハロゲン、低級ア
    ルキル、低級アルコキシまたは低級アルキルおよび低級アシルから選ばれる基に
    よりモノまたはジ置換されたアミノを示す。R18は水素または低級アルキルを
    示す。)を示す。R、Rは同一または異なってそれぞれ水素、低級アルキル
    、1〜3個のハロゲンにより置換された低級アルキル、アラルキル、アシルまた
    は1〜3個のハロゲンにより置換された低級アシルを示す。R8a、R9aは同
    一または異なってそれぞれ低級アルキルを示す。Yは式 (式中、R12、R13は同一または異なってそれぞれ水素または低級アルキル
    を示すか、またはR12、R13が一緒になってアルキレンを形成する基を示す
    。)で表わされる基を示す。)により表される請求の範囲第1項に記載のピペラ
    ジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  12. 【請求項12】 R8aおよびR9aが共にメチルである請求の範囲第11項に
    記載のピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  13. 【請求項13】 R、Rの一方が水素、他方がアシルである請求の範囲第1
    〜12項のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  14. 【請求項14】 R12、R13が同一または異なってそれぞれ水素またはメチ
    ルであるか、またはR12、R13が一緒になってエチレンを形成する基である
    請求の範囲第1〜13項のいずれかに記載のピペラジン化合物またはその製薬上
    許容しうる塩。
  15. 【請求項15】 N−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニルメチル)アセトアミド、 N−(2−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
    エチル)アセトアミド、 N−(2−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
    エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
    ル)メチル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)−1−メチルエチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)
    シクロプロピル)アセトアミドおよび N−(1−(4−((4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド から選ばれる請求の範囲第1、2、7、13または14項に記載のピペラジン化
    合物またはその製薬上許容しうる塩。
  16. 【請求項16】 N−(4−(1−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチ
    ル)フェニルメチル)アセトアミド、 N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチ
    ル)フェニルメチル)アセトアミドおよび N−(4−(1−(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル
    )エチル)フェニルメチル)アセトアミド から選ばれる請求の範囲第1、3、4、7、13または14項に記載のピペラジ
    ン化合物またはその製薬上許容しうる塩。
  17. 【請求項17】 N−(4−(1−(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン
    −1−イル)−1−メチルエチル)フェニルメチル)アセトアミドである請求の
    範囲第1、5〜7、13および14項のいずれかに記載のピペラジン化合物また
    はその製薬上許容しうる塩。
  18. 【請求項18】 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1
    −イル)メチル)フェニルメチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)エチル)アセトアミド、 N−(1−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メ
    チル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミド、 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)ホルムアミド、 N−(4−((4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)プロピオンアミド、 N−(4−((4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)
    フェニルメチル)アセトアミドおよび N−(4−((4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フ
    ェニルメチル)アセトアミド から選ばれる請求の範囲第1、7、8、13または14項に記載のピペラジン化
    合物またはその製薬上許容しうる塩。
  19. 【請求項19】 N−(1−(4−(1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペ
    ラジン−1−イル)エチル)フェニル)シクロプロピル)アセトアミドである請
    求の範囲第1、7、9、10、13または14項に記載のピペラジン化合物また
    はその製薬上許容しうる塩。
  20. 【請求項20】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分とする医薬組成物。
  21. 【請求項21】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分とするTNF−α産生抑制および/ま
    たはIL−10産生促進剤。
  22. 【請求項22】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分として含有するTNF−α産生異常に
    伴う疾患、TNF−α介在性疾患またはIL−10により治療可能な疾患の予防
    または治療剤。
  23. 【請求項23】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する炎症性疾患の予防また
    は治療剤。
  24. 【請求項24】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する自己免疫疾患の予防ま
    たは治療剤。
  25. 【請求項25】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分として含有する慢性関節リウマチの予
    防または治療剤。
  26. 【請求項26】 請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載のピペラジン化合物
    またはその製薬上許容しうる塩を有効成分として含有するアレルギー性疾患の予
    防または治療剤。
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