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JPS63258223A - 4輪駆動装置 - Google Patents

4輪駆動装置

Info

Publication number
JPS63258223A
JPS63258223A JP9394387A JP9394387A JPS63258223A JP S63258223 A JPS63258223 A JP S63258223A JP 9394387 A JP9394387 A JP 9394387A JP 9394387 A JP9394387 A JP 9394387A JP S63258223 A JPS63258223 A JP S63258223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
wheel
wheels
engine
hydraulic pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9394387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Miyao
隆之 宮尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
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Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9394387A priority Critical patent/JPS63258223A/ja
Publication of JPS63258223A publication Critical patent/JPS63258223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車における4輪駆動装置に関する。
[従来の技術] 従来、自動車における4輪駆動装置は、その4輪を全て
駆動することができることから、滑り易い路面の走行に
おいて、その駆動あるいは制動力を有効に発揮するのみ
ならず、その旋回時における操舵安定性にも優れ、近年
、特に注目されている。
これら、4輪駆動装置の構成は、エンジンからの出力動
力が、変速機を介して、一方において前輪あるいは後輪
を機械的に駆動し、他方において、後輪あるいは前輪を
同じく機械的に駆動する構成としている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これら4輪駆動装置は、上記のように、その前
輪の側も、その後輪の側も全て機械的にドライブシャフ
トを介して駆動しているから、その構成が設計上、柔軟
性を欠いた複雑な構成となっている。
その結果、その4輪駆動装置そのものが複雑な構成にな
るばかりか、シャーシ等の設計に種々の制約を及ぼし、
特に該シャーシーにはそのドライブシャフトを設けるた
めのトンネル構造を必要とし、車室内の床構造を一様な
平坦構造とすることができないものとなっている。
本発明の目的は、上記のような欠点を解消し、設計の柔
軟性を増した4輪駆動装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は下記のような構成からなっている。
エンジンからの出力動力は、主変速機を介して機械的に
、前車輪あるいは後車輪のうち、いずれか一方の車輪の
側を駆動する構成をなし、前記エンジンから前記一方の
車輪の側に至る駆動系の間には、油圧ポンプを連動させ
、前記油圧ポンプから出力する油圧動力は、油圧モータ
を駆動し、 前記油圧モータは、前記前車輪あるいは前記後車輪のう
ち、いずれか他方の車輪の側に連動し、 前記油圧ポンプと前記油圧モータとの間における油圧伝
動の作動圧力は、可変設定を可能としている。
以上の構成からなっている。
[作用] エンジンが主変速機を介して機械的に一方の車輪の側と
なっている前車輪あるいは後車輪を駆動し、艮つエンジ
ンは油圧ポンプを駆動しうる態勢になっており、その油
圧ポンプは油圧モータを介して、純油圧駆動的に、上記
前車輪あるいは後車輪のうち、他方の車輪の側を駆動で
きるようになっている。
この場合において、その油圧ポンプと油圧モータとの間
における油圧伝動の作動圧力を可変設定可能としている
から、例えば、 l)少なくともアクセルペダルの踏み込みが増大すると
き、すなわちエンジンからの出力トルクが増大する方向
にあるとき、その作動油圧をそのアクセルペダル踏み込
みに比例して変化させることが可能となり、あるいは 2)I:記エンジンから機械的駆動している一方の車輪
の側が路面に対して滑りを生じた場合、その滑りに比例
してその作動油圧を増大させてゆくことも可能となる。
この場合、上記l)の場合は、運転者が自動車に高い出
力を要求してい゛ないとき、純油圧駆勅の作動圧力を下
げて、その純油圧伝動の側においてもその駆動出力を低
減させ、不必要に油圧伝動の作動圧力を高くしないよう
にすることが可能となり、 上記2)の場合は、機械的伝動の側において路面に対す
る滑りが小さな場合、すなわち、機械的伝動の側だけで
殆ど駆動できる状態においては、油圧伝動の側の作動油
圧を低くしておくことができることを意味している。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明における一実施例としての4輪駆動装
置をシステム図によって示したものである。
エンジンlは、主変速111a、駆動軸1bおよびデフ
(最終減速機)lcを介して後輪側の車輪1eおよびl
dに連動する構成となっており、駆動軸1bには油圧ポ
ンプ2が連動し、油圧ポンプ2は、油圧管2bおよび2
cを介して油圧モータ2fおよび油圧モータ2gに連動
し、前輪側において、油圧モータ2fは右側車輪2pに
連動し、油圧モータ2gは左側車輪2qに連動している
油圧管2bおよび2Cの間には、チェック弁2dおよび
2eを介設し、且つ油圧管2bと油圧管2cとの間には
バイパス弁2hが介設し、チェック弁2dとチェック弁
2eの間には、油圧管2nが介設し、油圧管2nには圧
力検出器2kを設け、圧力検出器2kからの電気的な出
力信号は計算器4に入力し、アクセルペダル3の踏み込
み量、駆動軸tbの回転速度、図示していないブレーキ
ペダルからの踏み込み信号、車輪2pおよび2qの各回
転速度も計算器4に人力している。なお、4a、4bお
よび4Cのそれぞれは、電磁ピックアップ等の回転速度
検出器である。
油圧ポンプ2における押しのけ容積はアクチュエータ2
aによって操作され、油圧モータ2fにおける押しのけ
容積はアクチュエータ21によって操作され、油圧モー
タ2gにおける押しのけ容積はアクチュエータ2jによ
って操作される構成となっており、それら各押しのけ容
積は零から正の側に、その押しのけ容積を可変にできる
構成となっている。
これら各アクチュエータ2a、21および2jのそれぞ
れは、計算器4からの制御信号によって操作される構成
となっている。
なお、チェック弁2e等のチェック弁4個とリリーフ弁
を使用し肚つ油圧源2mを使用した圧油過給回路は、公
知の構成である。
以上の本発明における実施例の構成において、以下その
作用を説明する。
通常の駆動走行時における作用: エンジンブレーキ状態ではなく自動車の駆動走行状態で
あって且つその走行が直進している状態において、エン
ジン1は、主変速111a、駆動軸lbおよびデフIC
を介して車輪1eおよび1dを駆動し、且つ計算器4は
、初期値として油圧ポンプ2と油圧モータ2fおよび2
gにおけるそれぞれの押しのけ容積を零に設定している
この駆動状態において、計算器4は、検出器4aによっ
て、駆動軸ibにおける後輪側の回転速度を検出し、且
つ前輪側においては、検出器4bおよび4Cによって、
それぞれ車輪2pの回転速度と車輪2qの回転速度をそ
れぞれ検出し、その車輪2pの回転速度と車輪2qの回
転速度とのうち、いずれか回転速度の低い側の回転速度
と駆動軸1bの回転速度を比較する。
ここで、その比較において車輪2pの回転速度と車輪2
qの回転速度とのうち、いずれか回転速度の低い側の回
転速度を採用していることは、後述のように、車輪2p
および2qが油圧モータ2fおよび2gによって駆動さ
れている状態においては、路面と車輪2pあるいは2g
の間の摩擦係数が低くなっていて路面に対してそのいず
れかの車輪が滑りを生じ、その車輪の回転速度がvくな
っていることもありうることから、その低くなっている
側の車輪回転速度を、路面に対して滑りの生じていない
車輪とみなしているものである。
このように、路面に対して滑りを生じていないとみなさ
れる前輪側の回転速度と駆動軸tbの回転速度を比較し
たその両者の回転速度の比が所定の範囲内1例えば、駆
動軸ibの回転速度と前輪側のその車輪2pあるいは2
qの回転速度との差を駆動軸1bにおける回転速度によ
って除した値、すなわち路面に対する車輪1eおよびl
dのスリップ率Sが1例えばlOパーセント以内である
ような通常の状態においては、計算rg4はバイパス弁
2hを開き、且つアクチュエータ2aを操作して油圧ポ
ンプ2の押しのけ容積を零に設定したままとしている。
このように、この通常の駆動状態において。
バイパス弁2hは上記のように開いているから、油圧管
2bと油圧管2Cは等しい値、すなわち油圧源2mから
の過給圧力の低圧状態(例えば5気圧)となっている。
すなわち、この通常の状態においては、油圧管2bと油
圧管2Cとの間に圧力差が存在せず、且つ上記のように
油圧モータ2fおよび2gにおける各押しのけ容積が零
に設定され、油圧ポンプ2における押しのけ容積も零に
設定されているから、油圧ポンプ2から油圧モータ2f
および2gへは油圧動力が出力されておらず、その結果
、油圧モータ2fおよび2gがそれぞれ車輪2pおよび
2qを駆動する状態とはなっておらず、油圧的に無負荷
状態となっている。
主駆動側の駆動輪が路面に対して滑りを生じた場合の作
用: 車輪1eおよびldに与えられた駆動力が大き過ぎたた
め、あるいは車輪1eおよびldと路面との間における
摩擦係数が低下したことによって、車輪1eおよびld
と路面との間に滑りが生ずると、車輪1eおよびldの
回転速度が車輪2pあるいは2qの回転速度より高くな
る。
このように車輪1eおよび1dが路面に対して滑りを生
じ、計算器4における演算において上述のスリップ率S
が所定のスリップ率SOを越えたと判定したとき、計算
器4はバイパス弁2hを閉じると同時に、アクチュエー
タ2aに対して、下記の制御を行う。
油圧管2bおよび2nの油圧pが、後述の基準値poに
なるように、 a;P−po(Qなるとき、油圧ポンプ2における押し
のけ容積を油圧p=poとなるまで増大させ、 b;p−po=0なるとき、油圧ポンプ2における押し
のけ容積を現在の大きさに固定し、Cap−po>0な
るとき、油圧ポンプ2における押しのけ容積をp=po
となるまで小さくする、 上記制御に入る。
しかし、このp=poとする制御に入った瞬間において
は、未だ油圧モータ2fiよび2gの押しのけ容積が零
であるため、油圧ポンプ2における押しのけ容積が微小
な量だけ正の側に増大して、各部からの漏れ損失に相当
する量だけの僅かな油圧ポンプ2からの圧油吐出の状態
において、油圧管2bおよび2nの油圧がp=poに制
御されていることになる。
仁の場合において、上記制御は下記のことを意味してい
る。
油圧ポンプ2における回転速度をnp、その押しのけ容
積をDp、車輪2pおよび2qにおける回転速度をnm
、油圧モータ2fの押しのけ容積をDmf、および油圧
モータ2gの押しのけ容積をDmgとすると、油圧ポン
プ2からの圧油吐出量Qpは、 Qp=npxDp         (1)であり、且
つ、油圧モータ2fおよび2gに流入する圧油流量Qm
は、 Qm= nmX (Dmf+Dmg)   (2)であ
り、油圧ポンプ2と油圧モータ2fおよび2gとの間に
おける漏れ損失が零と仮定すると、連続の条件から、 Qp=Qm         (3) が満足される必要がある。
すなわち、油圧ポンプ2からの吐出油圧エネルギをリザ
ーバに捨てることなく、あるいは油圧モータ2fおよび
2gへ圧送する油圧ポンプ2からの圧油流量に不足を生
ずることなく、油圧ポンプ2と油圧モータ2fおよび2
g間の純油圧伝動を行うためには、上記Qp=Qmを満
足させる必要があり、それは(3)式に(1)および(
2)式を代入し、 npXDp==nmX (Dmf+Dmg)を得、ある
いはこれを整理して、 D p= (Dmf+Dmg)Xnp/nmの条件を満
足させれば、上記Qp=Qmが満足されることになる。
ここで、油圧管2bに吐出される圧油は、殆ど非圧縮性
流体と考えることができるので、上記Qmに対して少し
でもQp(油圧ポンプ2からの圧油吐出流酸)が増大し
ようとすると、油圧管2bの作動圧力pが高くなってゆ
き、逆の状態になると、該pが低下してしまうことにな
る。
したがって、上記制御は、上記(4)式の連続の条件を
満足させながら、p=poの制御を行っているものであ
る。
又このように、路面に対して車輪1eおよび1dが過度
に滑りを生じているとき、計算器4は、上記バイパス弁
2hの閉じ、および上記p=poの制御の態勢を確立す
ると同時に、引き続いてアクチュエータ21および2j
の各々を操作して、油圧モータ2fおよび2gにおける
それぞれの押しのけ容積を増大させてゆく。
この場合、その増大は、油圧モータ2fにおける押しの
け容積と油圧モータ2gにおける押しのけ容積を等しく
増大させてゆき、且つその増大させた押しのけ容積の値
はCs−5o)に比例させている。
この場合、上記のように油圧モータ2fおよび2gの押
しのけ電接を増大させてゆくと、そのことによって油圧
ポンプ2から吐出する圧油の量に対して油圧モータ2f
および2gへ流入してゆく圧油が不足して、油圧管2b
における油圧pがpo以下に低下してゆこうとすること
になる。しかし、その油圧pの低下に追随して、油圧ポ
ンプ2の押しのけ容積もp=poとなるまで増大して上
記(4)式を満足させてゆくことになる。
結局、上記のように車輪1eおよびldが路面に対して
許容以上の滑りを生じた結果、油圧ポンプ2は油圧管2
bに圧油を吐出し始め、油圧?i!?2bを介して油圧
動力を油圧モータ2fおよび2gに圧送する態勢となり
、そのことによって、油圧ポンプ2のその油圧動力発生
は、エンジン1に新たな負荷を生じさせ、今まで、エン
ジン1が主変速41!laを介して車輪1eおよび1d
を駆動していた出力を減じてゆくことになる。
したがって、エンジンlから車輪1eおよび1dへのそ
の出力減少は、車輪1eおよびLdの路面に対する駆動
力を減じ、その結果、車輪1eおよび1dと路面との間
のスリップ率Sが減少してゆき、且つ同時に油圧ポンプ
2から油圧モータ2fおよび2gを介しての油圧動力カ
ミ車輪2.pおよび2qを駆動し、自動車全体としての
駆動力を保持している。
これに対して、車輪2pあるいは2qの上記回転速度の
遅い側(路面に対して滑りを生じていないと仮定してい
る側)に対して、車輪1eおよび1dの回転速度の関係
が、S<S Oとなる正常の状態に戻ったとき、計算器
4は油圧モータ2fおよび2gの押しのけ容積を零に戻
し、且つ上記(4)式に従って油圧ポンプ2の押しのけ
容積も零として、自動車の駆動は車輪1eおよび1dの
みによる走行状態となる。
車輪2pあるいは2qが路面に対して滑りを生じた場合
: 計算器4は、上記制御に加えて、右側車輪2pの回転速
度と左側車輪2qの回転速度とのスリップ率Shも演算
している。この場合、そのスリップ$ s hは、車輪
2pの回転速度と車輪2qの回転速度との差を、その車
輪2pの回転速度と車輪2qの回転速度のうち、回転速
度の高い側の回転速度によって除した値としているこの
ように、スリップ率shが所定のスリップ率shoより
大きくなったとき、計算器4は、その車輪2pあるいは
2qのうち回転速度の高い側の油圧モータ2fあるいは
2gにおける押しのけ容積を小さくしてゆき、その押し
のけ容積を小さくしてゆく方法は、油圧モータ2fの押
しのけ容774 D m fと油圧モータ2gの押しの
け容積Dmgとの差の絶対値が、(sh−sho)に比
例するようにしている。
ここで、このように押しのけ容積を小さくしてゆくこと
は、上述のように油圧管2bにおける油圧pがpOにな
っているから、その押しのけ容積を小さくした車輪への
油圧駆動トルクを小さくしてゆくことに相当し、そのこ
とによって、その車輪と路面との間の滑りが減少してゆ
く。
このような車輪2pと車輪2qとの開において、両者の
回転差が生ずる場合は、片側車輪における路面との間の
摩擦係数が低下した場合と、ハンドルが切られて車両が
旋回状態にあって、その遠心力による力が旋回中心に対
する外輪側に作用し、その結果、その内輪側の車輪が路
面に対して浮き上がりぎみとなって、その内輪が路面に
対して滑り易くなる場合とがある。
後者の場合においては、ハンドル操作とその車速によっ
てその内外輪への荷重のかかり具合を予測できるので、
そのハンドル操作角度と車速によって、計算器4が最初
から油圧モータ2fの押しのけ容積と油圧モータ2gの
押しのけ容積との差を適切に設定する構成としてもよい
エンジンブレーキ時における作用: アクセルペダル3が急速に戻されたとき、あるいはそれ
に続くブレーキペダルの踏み込みによって、計算器4は
、上述の(p−po)の制御を下記の制御に切り換える
a;p>poなるとき、(p−po)の値に比例して油
圧ポンプ2の押しのけ容積を大きくb i P = P
 Oの値が零のとき、油圧ポンプ2の押しのけ容積を現
在の値に□固定し、cap’<poなるとき、(p−p
’o)の値の絶対値に比例して油圧ポンプ2の押しのけ
容積を小さくする関係とし、 該制御とすることによって上述の(4)式を満足させる
ようにしている。
また、この場合においてアクセルペダル3を踏み込んで
いる駆動の状態から、その踏み込みをsしてゆくエンジ
ンブレーキに入る過程においては、その駆動からエンジ
ンブレーキに入る中間の駆動力零となる状態が存在し、
その駆動力が零となるその状態においては、車輪1eお
よび1dが路面に対して滑りを生じない状態となる。
したがって、アクセルペダル3が零に戻されてゆくその
最初の駆動力が零となるとき、上述説明のように、油圧
ポンプ2および油圧モータ2fおよび2gの押しのけ容
積は共に一旦零となる。
又、このアクセルペダル3が戻されたとき。
計算器4は、そのエンジンブレーキによって車輪1eお
よび1dが路面に対して滑りを検出し、その滑りを生じ
ていると判定したとき、上記駆動におけると同様に、バ
イパス弁2hを閉じ、且つ(S−so)に比例して油圧
モータ2fおよび2jの各押しのけ容積を大きくしてゆ
くこの場合、アクセルペダル3が零に戻されていること
から、油圧モータ2fおよび2gは車輪2pおよび2q
から駆動されてポンプ作用をすることになる。
したがって、このようにアクセルペダル3が戻された状
態においては、駆動時とは逆に油圧管2Cの側が高圧側
となり、油圧管2bの側は低圧側となって、油圧管2C
の油圧pがチェック弁2dを介して油圧管2nに伝達し
ている。
このように油圧モータ2fおよび2gの押しのけ容積が
大きくなった結果、油圧モータ2fおよび2gのポンプ
作用による圧油は油圧管2Cに吐出され、油圧管2Cお
よび2nにおける油圧pがpoより高い値になろうとす
るが、このとき計算器4は(4)式の関係を維持するた
めに、上記エンジンブレーキの場合のp”p。
の制御によって、油圧ポンプ2の押しのけ容積をp”p
oになるまで大きくして、油圧ポンプ2の圧油吸収量を
増大させ、油圧管2nにおける油圧pを基準値poの値
に維持する。
すなわち、このエンジンブレーキにおいても、常に、油
圧管2nにおける油圧pを基準値pOに維持させるよう
に制御させながら、油圧ポンプ2の押しのけ容積を制御
し、原則として。
油圧ポンプ2と油圧モータ2fおよび2gとの間の圧油
流量の連続の条件(Qm= Q p )を満足させなが
ら、油圧モータ2fおよび2gは、車輪2pおよび2q
からの走行エネルギを吸収し、これを油圧動力として油
圧ポンプ2に伝動し、油圧ポンプ2はエンジンlにエン
ジンブレーキをかけてゆくものとなる。
このように、エンジンブレーキ時においても車輪1eお
よび1dが路面に対して滑りを生じたとき、車輪2pお
よび2gの側も油圧モータ2fおよび2gと油圧ポンプ
2からなる純油圧駆動系を介して、エンジンlにエンジ
ンブレーキをかけてゆくことになって、車輪1eおよび
ldにおけるエンジンブレーキ時の路面に対する滑りを
軽減させ、エンジンブレーキが有効にかかってゆくこと
になる。
また、上記エンジンブレーキにおいて、車輪2pおよび
2qのうち、いずれかの側が路面に対して滑りを生じた
ときにおいては、計算器4が、上述の駆動時と同様の制
御を行う。
すなわち、車輪2pおよび2qのうち、いずれか路面に
対して滑りを生じている側(路面と車輪との摩擦力が小
さくなって、その摩擦力の減少が車輪を回転させようと
する力を小さくさせ、その回転速度が低くなっている側
)の油圧モータにおける押しのけ容積を小さくし、その
小さくしてゆく方法は、駆動時と同じく、油圧モータ2
fの押しのけ容積と油圧モータ2gの押しのけ容積との
差が、スリップ率shと基準値shoとの差に比例した
ものとしている。
このように、路面に対して滑りを生じた側の押しのけ容
積を小さくして、その車輪の側における路面とのブレー
キ力を低減し、その滑りが無くなったとき、すなわち(
sh−sho)が零となったときは、再び、油圧モータ
2fと油圧モータ2gにおける両者の押しのけ容積は等
しくなる。
基準値pOの設定: 油圧モータ2fあるいは2gの駆動軸に生ずるトルクT
hは。
Th=DmXp/2π       (5)によって表
わされる。ただし、Dmは油圧モータ2fあるいは2g
の押しのけ容積DmfあるいはDmgである。
また、油圧モータ2fあるいは2gの効率は、押しのけ
容積Dmが大きい程、良い効率となる性質を有している
したがって、(5)式において同じトルクThを生じさ
せるためには、不必要に油圧pを高くせずに、押しのけ
容積Dmを出来るだけ大きくすることが、油圧伝動の効
率上、望ましいことになる。
このようなことから、本発明の実施例における基準値p
oは下記のように設定している。
エンジン1の出力トルクTは、アクセルペダル3の踏み
込みによって増大し、且つその増大は、第2図における
特性に示すように、アクセルペダル3の各踏み込み角度
θ(あるいはエンジン1におけるスロットル開度)によ
って異なった値となっている。
ただし、第2図はガソリンエンジンの場合であっテ、横
軸nはエンジンlの回転速度を示し、ディーゼルエンジ
ンの場合においても、同様に踏み込み角度0と回転速度
nの関係によって出力トルクTが定まる関係となってい
る。
計算器4は、このような第2図の特性をメモリのマツプ
に記憶させておき、そのマツプを使用して計算器4は、
現在のアクセルペダル3における踏み込み角度が第2図
における任意の踏み込み角度θに相当し、且つそのとき
におけるエンジンlの回転速度がn=n1に相当した作
動状態のとき、その関係から、現時点におけるエンジン
lの作動は第2図におけるa点であることを判定する。
その結果、このa点の値から、現在のその瞬間における
エンジン1の出力トルクTが、T=TIとなっているこ
とを判定することができる。
結局、駆動軸1bにおけるトルクTbは、主変速機1a
における変速比を1とすると、Tb=TiXi    
      (6)となり、計算器4は、このトルクT
bに比例した大きさに基準値pO1すなわちkを比例常
数として。
po=kXTb          (7)なる値に設
定することにしている。
このことは、下記のことを意味している。
駆動軸1bに生じているトルクTbが小さい状態におい
ては、車輪1eおよび1dに生ずるトルクも小さな値で
よいことであって、この状態において当然に車輪2pお
よび2qに必要とするトルクも小さくてよいことになる
したがって、このように駆動軸1bに要求されているト
ルクTbが小さな値のとき、°計算器4は、基準値po
を低い値に設定して油圧管2bあるいは2Cにおける油
圧pを低くなるようにし、その結果、(5)式から理解
できるように、その油圧pを低くしている分、油圧モー
タ2fおよび2gの押しのけ容積Dmを大きくして、油
圧伝動の伝達効率を良好に維持させているものである。
また、上記基準値poの設定は、簡単のため、アクセル
ペダル3の踏み込み量のみに比例する値となる関係とし
てもよい。
また、上記基準値po段設定実施例と異なり、その基準
値poの設定は下記のようにしてもよい。
上記のように、車輪1eおよび1dが路面に対して滑り
を生じ始める初期において、基準値poは非常に低い一
定の値(例えば10気圧)に設定しておき、その市軸の
滑りに応じて、先ず、上述の制御のように(s−50)
に比例して油圧モータ2fおよび2gの押しのけ容積を
大にしてゆく。しかし、(5)式から理解できるように
、このように、p=poが非常に低(なっているから、
その押しのけ容積Dmの制御のみではそのDmが最大に
達した状態においても、トルクThが非常に低い、その
結果、殆どの場合、計算器4はその押しのけ容積Dmを
最大値になるまで制御することになる。
このように、押しのけ容積Dmが最大値に達しても(S
−SO)が零になっていないとき。
計算器4は、更に(s−so)に比例して基準値poを
大きくしてゆく。
すなわち、(5)式において、トルクThの増大は、押
しのけ容積Dmを大にすることを優先し、その押しのけ
容JjlDmが最大になってから油圧pを大きくし、結
局、(s−so)に比例してトルクThを変化させて、
上述のように、車輪1eおよびldの路面に対する滑り
を減少させるものである。
ここで、上記前者における基準値po段設定方法を採用
する場合は、車輪1eおよび1dの路面に対する滑りと
関係なく、常に、油圧モータ2fおよび2gにおける押
しのけ容積Dmを最大にした常時4輪駆動とし、上記第
2図から演算したトルクTbと(5)式のトルクThか
ら、車輪1eおよびldにおける後輪側のトルクと車輪
2pおよび2qにおける前輪側のトルク配分を設定する
ようにしてもよい。
すなわち、そのトルク配分は、前輪側がトルクThであ
り、後輪側におけるトルクはTb−Thであり、そのト
ルク配分比tは。
t = (Tb−Th)/Th     (6)であり
、そのトルク配分比tを変えるためには、基準値pOを
変化させてThを修正することができる。
なお、上記実施例においては、車輪2pおよび2qの側
を前輪側とし、車輪1eおよびldを後輪側として説明
しているが、これは逆に、車輪2pおよび2qの側を後
輪側とし、車輪leおよび1dを前輪側としてもよい。
[発明の効果] 以−ヒの説明から明らかなように、本発明における効果
は下記のとおりである。
エンジンからの出力動力は、主変速機を介して機械的に
、前車輪あるいは後車輪のうち、いずれか一方の車輪の
側を駆動し、その他方の側の車輪を純油圧w!A動によ
って駆動する構成としているから、 1)一方の車輪の側にのみ機械的なドライブシャフトを
必要とし、他方の車輪の側への駆動は、配設自由な油圧
管路によって駆動できることになるから、駆動系の設計
が柔軟になる。
また、主変速機を介して駆動する車輪の側にエンジンを
装着すれば、他方の側の車輪への駆動において、シャー
シに従来の機械的なドライブシャフト用のトンネルを設
ける必要がなくなリ、車室内を広く設計することが可能
となる。
2)また、純油圧駆動の側における駆動は、主変速機を
介して機械的に駆動される側の車輪が、路面に対して所
定の値以上の滑りを生じたときのみ、その純油圧駆動の
側の駆動を行なうようにもできるから、そのように純油
圧駆動を使用するときは、他の側の車輪を駆動する必要
のあるときのみに使用するから、エンジンlからの動力
損失を最小にとどめることが可能である。
また、そのように純油圧駆動を使用する場合は、同様に
一方の側における車輪が路面に対して滑りを生じたとき
、粘性カップリングの滑りを利用して他の側の車輪への
動力伝達を行っていた従来方式に比し、そのようなカッ
プリングにおける滑り損失が存在しないから、その動力
伝達効率を良好にすることが可能となる。
3)また、油圧ポンプと油圧モータとの間における油圧
伝動の作動圧力を可変設定可能としているから、例えば
a:少なくともアクセルペダルの踏み込み量に比例して
その作nj圧力を変化させ。
あるいは b:エンジンから機械的駆動している一方の車輪の側が
路面に対して滑りを生じた場合、そのスリップ率に比例
してその作動圧力を変化させるようにする場合、 油圧モータに生じさせるトルクが小さくてよい状態にお
いては、その作動圧力を低くしておくことが可能となっ
て、油圧ポンプおよび油圧モータの一久性を向−ヒさせ
ることが可能となり、且つその油圧モータの必要なトル
クに対し、その作動圧力を低くする分その押しのけ容積
を大きくして使用できることになるから、油圧伝動にお
ける動力伝達効率を高めて使用することが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における4輪駆動装置の一実施例をを
システム図によって示し、第2図は、アクセルペダル3
の踏み込み角度θによるエンジン1のトルク特性を示し
たものである。 実施例に使用した主な符号は下記のとおりである。 1;エンジン、  1a:主変速機、  1b;駆動軸
、  IC:デフ、 leおよび1d:車輪、  2:
油圧ポンプ、 2a、2Iおよび2j:アクチュエータ
、  2fおよび2g=油圧モータ、  2pおよび2
q:車輪、 2に:圧力検出器、  4:計算器、 4
a、4bおよび4C:検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンからの出力動力は、主変速機を介して機械
    的に、前車輪あるいは後車輪のうち、いずれか一方の車
    輪の側を駆動する構成をなし、 前記エンジンから前記一方の車輪の側に至 る駆動系の間には、油圧ポンプを連動させ、前記油圧ポ
    ンプから出力する油圧動力は、 油圧モータを駆動し、 前記油圧モータは、前記前車輪あるいは前 記後車輪のうち、いずれか他方の車輪の側に連動し、 前記油圧ポンプと前記油圧モータとの間に おける油圧伝動の作動圧力は、可変設定を可能としてい
    る、 以上の構成からなる4輪駆動装置。 2、油圧ポンプと油圧モータとの間における油圧伝動の
    作動圧力設定が可変設定となっている構成は、少なくと
    もアクセルペダルの踏み込みが増大することによって、
    その作動圧力が高くなる関係を有しているものである特
    許請求の範囲第1項記載の4輪駆動装置。 3、油圧ポンプと油圧モータとの間における油圧伝動の
    作動圧力設定が可変設定となっている構成は、一方の車
    輪の側の路面に対する滑りに比例してその作動油圧を増
    大させてゆく構成となっているものである特許請求の範
    囲第1項記載の4輪駆動装置。
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