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JPS63218703A - 光硬化性複合組成物 - Google Patents

光硬化性複合組成物

Info

Publication number
JPS63218703A
JPS63218703A JP62051207A JP5120787A JPS63218703A JP S63218703 A JPS63218703 A JP S63218703A JP 62051207 A JP62051207 A JP 62051207A JP 5120787 A JP5120787 A JP 5120787A JP S63218703 A JPS63218703 A JP S63218703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
filler
vinyl monomer
polymerization
paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62051207A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0448801B2 (ja
Inventor
Hideki Ono
秀樹 大野
Shigeki Yuasa
湯浅 茂樹
Koji Kusumoto
楠本 紘士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP62051207A priority Critical patent/JPS63218703A/ja
Publication of JPS63218703A publication Critical patent/JPS63218703A/ja
Publication of JPH0448801B2 publication Critical patent/JPH0448801B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Dental Preparations (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可視光によって重合を開始する光硬化性腹合
組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来、理工学的性質の向上や1合時の体積収縮の低減な
図る為に、1合可能なビニルモノマーと無機あるいは有
機フィラーを混合した複合組成物が種々の分野で広く使
用されている。例えば、歯科分野に於いては、歯科修復
用数音組成物として重合収縮が比較的小さいとされてい
る2、2−ビス(4−(3−メタクリレート)−2−ヒ
ドロキシプセポ千ジフェニル〕プロパン(ビスフェノー
ルAとグリシジルメタクリレートの付加生成物)を主成
分とするアクリル系モノマーに、粒径数1゜μmのガラ
スピーズあるいは石英やストロンチウムガラスの粉砕物
等をフィラーとして太麺に配合し、使用時に口腔内で1
合硬化させるという複合組成物が一般に用いられている
現在、このような歯科修復用腹合組成物の重合開始方法
としては、大別して2種類の方法が由いられている。一
つは、BPO−m三級アミンのレドックス反応を利用し
たもので、この場合、2種類のペーストを使用直前に練
和する事により重合が開始する。他の一つは、千ノン類
の如き光触媒を利用したもので、可視光又は紫外光の照
射により1合を開始する。
この場合、ペーストは1種類であり練和な必要としない
。そのため、臨床操作上の容易さもあって、近年後者の
光触媒方式が多く用いられるようになって来ている。
光触媒を用いた歯科修復用複合組成物の大吉な問題の一
つは重合が不均一となる事である。すなわち、このよう
な複合組成物を歯牙の窩洞内で1合させる場合、光が材
料内部で散乱又は吸収されるため、重合に必要な光量が
隅底部まで十分に到達する事が困難となる。
そのため、特に隅底部に3いてより多くの未重合の七ツ
マ−が残置しやすいという問題がある。そこでこのよう
な問題の対策の一つとして複合組成物の光透過率を向上
させる事が重要な研究課題となっている。
例えは、 とニルモノマーと該ビニルモノマーを重合して得られる
ビニルポリマーの中間の屈折率を有するフィラーを用い
る事によって、複合組成物の硬化深度を向上させる方法
が報告されている。しかしながら、上記−一■■■−−
−−一方法では、重合後の硬化体の透明度が高くなり過
き′て、天然歯と同様な半透明感を有する硬化体な得る
事が困難となる。その理由は、一般に、歯科修復用腹合
組成物に好適ニ使用すレるビニルモノマーと、該ビニル
ポリマーvi合して得られるビニルポリマーとの屈折率
の差は釣0.03又はそれ以下であり、その結果フィラ
ーとビニルポリマーとの屈折率の差はさらに小さくなる
のに対して、天然歯と同様の半透明感を有する硬化体を
得るためには、フィラーととニルポリマーとの屈折率の
差が約0.04前後でなければならないためである。
そこで、天然歯のような色調の硬化体を得るために硬化
体の透明度を下げる工夫が必要となり、その手段として
、通常二酸化チタンや二酸化ジルコニウムのような隠ぺ
い力の強い顔料が飾加されている。しかしながら、この
ような方法では、複合組成物中の光透過率が同時に低下
し、その結果、硬化深度が低下するという間層を生じる
さらに、歯科修復用複合組成物には、天然歯ようの半透
明感と同時に、重合前後での透IJIJ度の変化が出来
るだけ小さい事が要求される。なぜならば、人間の歯牙
の色調は個人差。
あるいは修復部位により様々であり、歯科医は数種類の
色調の複合組成物の中から穿洞の周囲の色調に最も良く
合ったものを選択する必要がある。この時、重合前後で
の複合組成物の透明度の変化が大きいと、その変化を予
測して色調の選択を行なわけれはならない事になるから
である。前述した■■■■■■I−■■■■■I■−複
合組成物では、フィラーの屈折率がビニルモノマーと該
ビニルモノマーを1合して得られるビニルポリマーの屈
折率のちょうど中央にある場合を除いて、重合前後で透
明度が大きく変化する。フィラーの屈折率がビニルモノ
マーと該ビニルモノマーを重合して得られるとニルポリ
マーのちょうど中央にある場合には、1合前後で屈折率
の変化に基づく透明度の変化がなくなる。しかし前述し
たように硬化体の透明度は天然歯より高くなりすき°る
以上のように、光硬化屋の歯科修復用複合組成物では、
重合後に適度な半透明感を有し、かつ重合前後の透明度
の変化が出来るだけ小さく、しかも硬化深度の高い複合
組成物の開発が要求されており、重要な技術課題となっ
ている。
〔問題な解決するための手段〕
不研究者らは、上記技袴課題を解決する事を目的に、鋭
意研究をlねた。その結果、特定の屈折率を有する二種
類のフィラーを用いる事によって上記課題を解決出来る
事を見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は &) M金回tliなヒニルモノマー イラー(以下、高屈折率フィラーと称する)但し、nM
:重合可能なビニルモノマーの屈折率 !lP:該ビニルビニルモノマ−1k 得られるポリマーの屈折率 イラ−(以下、低屈折率フィラーと称する)と同し 及び d) 3 9 0 nm〜7 Q Q nm  の可視
光によって重合を開始し得る光重合開始触媒 から成る光硬化性複合組成物である。
不発明に於ける光硬化性腹合組成物の1成分は重合可能
なビニル七ツマ−である。該ビニル七ツマ−は特に限定
されず一般に公知のものが使用出来る。一般に好適に使
用される代表的なものな例示すれは、アクリル基及び/
又はメタクリル基を有する1合可能な七ツマ−である。
具体的に例示すれば次の通りである。
イ)単官能性ビニルモノマー メチルメタクリレート;エチルメタクリレート;イソプ
ロピルメタクリレート;ヒドロ牛ジエチルメタクリレー
ト;テトラヒドロフルフリルメタクリレート;グリシジ
ルメタクリレート;およびこれらのアクリレートあるい
はアクリル#に,メタクリル酸。
P−メタクリロキシ安息香*.N−2−ヒドロキシ−3
−メタクリロキシプロピル−N−フェニルグリシン、4
−メタクリロ牛ジエチルトリメリット酸及びその無水物
6−メタクリロキシへキサメチレンマロン酸.10−メ
タクリロ牛シデ力メチレンマロン酸,2−メタクリロ千
シエチルジハイドロゲンフオスフエート,10−メタク
リロ午シデ力メチレンジハイドロゲン7オスフエート.
2−とドロ千シエチルハイドロゲンフェニル7オス7オ
ネート。
口)二官能性ビニルモノマー (T)芳香族化合物系のもの 2、2−ビス(メタクリロ牛ジフェニル)プロパン;2
.2−ビス(4−(3−メタクリロキシ)−2−ヒドロ
牛ジプロポキシフェニル〕プロパン;2.2−ビス(4
−メタクリロ乎ジェトキシフェニル)プロパン:2,2
−ビス(4−メタクリロキシジェトキシフェニル)プロ
パン52t2−ビス(4−メタクリロキシテトラエト牛
ジフェニル)プロパン;2.2−ビス(4−メタクリロ
キシプロピル)中ジフェニル)プロパン;2.2−ビス
(4−メタクリロキシyl(’llエトクジフェニルプ
ロパン;2。
2−ビス(4−メタクリロキシジブ四ボキシフェニル)
プロパン;2(4−メタクリロ千シェド千ジフェニル”
)−2(4−メタクリロキシジェトキシフェニル)プロ
パンyz(+−メタクリロキシジェトキシ7エ二ル)−
2(4−メタクリロ牛シトリエト千ジフェニル)プロパ
ン;2(4−メタクリロ牛シジプロボキシフェニル)−
2(4−メタクリロキシトリエトキシフェニル)プロパ
ン;2.2−ビス(4−メタクリロ牛シプロボ牛ジフェ
ニル)プロパン;2゜2−i:’X(4−メタクリロ午
ジイソプロポ千ジフェニル)プロパンおよびこれらのア
クリレート:2−ハイドロ千ジエチルメタ?リレー1,
2−ハイドロキシプロピルメタクリレート、3−クロロ
−2−ハイドロキシプロピルメタクリレートあるいはこ
れらのアクリレートのような一〇H基を有するビニルモ
ノマーと、ジイソシアネートメチルベンゼン、4.4’
−ジフェニルメタンジイソシアネートのような芳香族基
を有するジイソシアネート化合物との付加から得られる
シアダクト om肪族化合物系のもの エチレングリコールジメタクリレート;ジエチレングリ
コールジメタクリレート;トリエチレングリコールジメ
タクリレ1−ト;ブチレングリコールジメタクリレート
;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;プロピレ
ングリコールジメタクリレート;1,3−ブタンジオー
ルジメタクリレー);1.4−ブタンジオールジメタク
リレート;1.6−ヘキサンシオールジメタクリレート
およびこれらのアクリレート;2−ハイドロ千ジエチル
メタクリレート、2−ハイドロキシプロピルメタクリレ
ート。
3−クロロ−2−ハイドロキシプロピルメタクリレート
あるいはこれらのアクリレートのように−OH基な有す
るビニルモノマーとへ牛すメチレンジイソシアネート、
トリメチルへキサメチレンジインシアネート。
ジイソシアネートメチルシクロへ牛サン。
イン7オロンジインシアネート、メチレンビス(4−シ
クロへ牛シルイソシアネート)のようにジイソシアネー
ト化合物との付加から得られるシアダクト:無水アクリ
ル酸。
無水メタクリルR:l、2−ビス(3−メタクリロキシ
−2−とドロ牛シプロボ牛シ)エチル、ジ(2−メタク
リロキシエチル)7オス7エート、ジ(3−メタクリロ
牛ジプロピル)フォスフェート ハ) 王宮a性ビニルモノマー トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチ
ロールエタントリメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリツタクリレート、トリメチルールメタントリメタ
クリレートおよびこれらのアクリレート二> 四官能性
ビニルモノマ− ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラアクリレートおよびジイソシアネー
トメチルベンゼン、ジイソシアネートメチルシクロへ千
サン、イソ7オロンジインシアネート、へ牛すメチレン
ジイソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート、メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシア
ネート)、4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、トリレン−2,4−ジイソシアネートのようなジイ
ソシアネート化合物とグリシドールジメタクリレートと
の付加から得られるシアダクト 以上のビニルモノマー以外に、一般に工業用として公知
のものが使用できる。一般に好適に使用される代表的な
ものを例示すれば、酢酸ビニル、プロピオン撤ビニル等
のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、インブチルビニルエーテル等のビニルエ
ーテル類;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチ
レン、クロルメチルスチレン、スチルベン等のアルケニ
ルベンゼン類等が好適に用いられる。
本願特許請求の範囲、及び発明の詳細な説明において重
合可能なビニルモノマーとは単一成分の場合のみならず
、a数のビニルモノマーからなるビニルモノマー混合物
も含む。
重合可能なとニルモノマーを複数種類を用いる場合、こ
のビニルモノマーが室温で粘度が極めて高いもの、ある
いは1体である場合には、低粘度の重合可能などニルモ
ノマーと組み合せて使用する方が好ましい。この組み合
せは29類に限らず、3種類以上であってもよい。又、
単官能性ビニルモノマーだけの重合体は架橋構造を有し
ないので、一般に重合体の機械的強度が劣る傾向にある
。そのために、単官能性ビニルモノマーを使用する場合
は多官能性上ツマ−と共に使用するのが好ましい。重合
可能なビニルモノマーの最も好ましい組合せは、二官能
性ビニル七ノマーノ芳香族化合物を主成分として二官能
性ビニルモノマーの脂肪族化合物を組み合せる方法であ
る。これ以外に、たとえば、三官能性ビニルモノマーと
四官能性ビニルモノマーの組ミ合せ、二官能性ビニルモ
ノマーの芳香族化合物と同脂肪族化合物に三官能性ビニ
ルモノマー及び/又は四官能性ビニルモノマーの組み合
せ、およびこれらの組み合せにさらに単官能性ビニルモ
ノマーを加えた組み合せが好適に採用出来る。
次に、上記ビニルモノマーの組み合せにおける組成比は
必要に応じて決定すればよいが一般に好適に採用される
組成比を示す。
(1)二官能性ビニルモノマーの芳香族化合物は30〜
80重量%で同脂肪族化合物70〜20]1[m% (27EWm性ビニルモノマーは30〜100重蓋%で
四官能性ビニルモノマーはO〜70xli% (3)  二官能性ビニルモノマーの芳香族化合物は3
0〜60重1%、同脂肪族化合物は5〜3011L*%
、 三官能性ビニルモノマーはlO〜801輩襲、四官
能性ビニルモノマーは0〜50m1%等の組成比が好ま
しい。
本発明の複合組成物に好適に用いられる1合可能なとニ
ルモノマーの屈折率は1.45から1.55の範囲であ
り、該ビニルモノマーを1合して得られるビニルポリマ
ーの屈折率は150から1.60の範囲である。さらに
好ましくは、ビニルモノマーの屈折率はL48からL5
3の範囲であり、該ビニルモノマーを1合して得られる
ビニルポリマーの屈折率は1.52から1.56の範囲
である。
さらに、本発明の複合組成物に用いられる1金回fle
なとニルモノマーと、該ビニルモノマーを組合して得ら
れるビニルポリマーとの屈折率の差は0.04以内であ
る事が好ましい。
この屈折率の差が上記範囲より大きなどニルモノマーは
、一般に大きな重合収縮を有するので、歯科修復用複合
組成物に用いるには不適当である。なぜなら、歯科修復
用複合組成物は歯牙の窩洞内で重合硬化させて用いられ
るものであるが、該複合組成物の重合収縮が大きいと、
恵合後の複合組成物と歯牙の間に生じるすき間に細菌が
侵入し易くなり、窩洞内に新たなう蝕(二次う蝕)が発
生する原因となり好ましくない。
本発明の光硬化性複合組成物には、屈折率の異なる二種
類のフィラー即ち、高屈折率フィラーと低屈折率フィラ
ーを組み合せて用いる。高屈折率フィラーはビニルポリ
マーに近い屈折率を有し、低屈折率フィラーはビニルモ
ノマーに比較的近い屈折率を有する。これら高屈折率フ
ィラーと低屈折率フィラーを組み合わせて用いる事によ
り、本発明の複合組成物は、二酸化チタンのような顔料
を添加した従来の鉤合組底物と比べて、高い硬化深度を
有する事が判明した。また、本発明の複合組成物を重合
して得られる硬化体の透明度を天然の歯牙と同程度のも
のとする事が出来る上に、該複合組成物の1合前後での
透明度の変化より小さくする事が可能となった。
以下、この様なフィラーについてさらに詳しく述べる。
高屈折率フィラーの屈折率(no)は次式を満足する必
要がある。
但し、nD;1合可能なビニルモノマーの屈折率 nD;該ビニルモノマーを重合して得 られろポリマーの屈折率 好1しくは次式を満足する事が望ましく・。
P 高屈折率フィラーの屈折率(n  )がnD+0.04
より高い場合には、硬化体の透明度か小さくなり過き゛
て天然歯と同様な半透明感を有する−IM 硬化体は得られない。また、nDかT(nD+nP)以
下の場合には、重合前後の透明度の差り が大きくなり過ぎ、臨床使用上色合せが非常に困難にな
る。
r′ 低屈折率フィラーの屈折率(n o )は次式を満足す
る会費がある。
M       F’  P n  −0,04≦nD(nD−0,04好ましくは次
式を満足する事が望まし〜・。
nM−0,02≦n”< nP−0,04[)    
  DD F’    P 低屈折率フィラーの屈折率(n  )がn D−o、o
 4以上の場合には、硬化体の透明度が高くなり過き、
天然歯と同様の半透明感な出すために、新たに隠ベイカ
の強い顔料のか加を心安とすF’   M る事ニなる。鷹だ、nDがnD−0,04より低い場合
には、腹合組成物中の光透過率が小さくなり、高い硬化
深度を得る事が出来ない。
さらにrLF′は次式を満足する会費がある8低屈折率
フィラーの屈折率がこの範囲より高いと、屈折率の差に
基づく重合前後の透明度の差が大きくなり過ぎる。
本発明の複合組成物に用いられる高屈折率フィラーと低
屈折率フィラーは、ビニル七ツマ−の種類によってそれ
らの屈折率が限定されるが、前記した好適なビニル七ツ
マ−の場合には、一般に、高屈折率フィラーの屈折率は
148から1.62の範囲であり、低屈折率フィラーの
屈折率は1.43から1.56の範囲か好ましい。より
好ましくは高屈折率フィラーの屈折率は1.51から1
.58の範囲であり、低屈折率フィラーの屈折率は1.
46から1.52の範囲である。
本発明に使用される各フィラーは前記屈折率を有するも
のであれは無機物でも有機物でも良く、一般に公知のも
のが使用される。無機物の中で一般に使用される代表的
なものを挙げれば、シリカを含有する無機酸化物、例え
は、石英、クリストバライト、ユークリプタイト、スボ
ジュメン、カーネギート、正長石、曹長石、灰長石等の
天然鉱物あるいはシリカ−アルミナ−カルシア−酸化ナ
トリウム−[化カリウム、シリカ−アルミナ−酸化ホウ
素−醸化カリウムー酸化バリウム、シリカ−カルシア−
酸化ホウ素−酸化ナトリウム−酸化カリウム−酸化亜鉛
、シリカ−酸化ナトリウム−酸化カリウム−酸化鉛等を
主成分とするガラス等が挙げられる。
さらに、特開昭58−110414号公報特開昭58−
151321号公報 特開昭58−152804号公報 特開昭58−156524号公報 特開昭58−156526号公報 特開昭59−54616毎公報 特開昭59−101409号公報 の各公開公報に開示されている物質、卯ち、シリカと結
合可能な周期律表第■族、第■族。
第■族及び第■族からなる群より選ばれた少くとも1種
の金属酸化物及びシリカを主な構成成分とし、かつ粒子
径が0.1μmから1.0μmの無機酸化物を用いる事
も出来ろ。
有機物のフィラーとして使用可能なものを例示すれは、
ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート
、ポリメチルアクリレート、ポリエチルアクリレート、
ポリn −ブチルアクリレート等単官能性メタクリレー
ト又はアクリレートのポリマー、エチレングリコールジ
メタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、1.6−へ牛サン
ジオールジメタクリレート、2,2−ビス〔4−(3−
メタクリル基シ)−2−とドロ千シブロボ牛ジフェニル
〕プロパン等二官能性メタクリレートのポリマー又はこ
れらのメタクリル基をアクリル基で置換した形のアクリ
レートのポリマー、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、テトラメチロールメタントリメタクリレート
、テトラメチロールメタンテトラメタクリレート等、三
官能あるいは四官能性メタクリレートのポリマー又はこ
れらのメタクリル基をアクリル基で置換した形のアクリ
レートのポリマー等を挙げる事が出来る。また、上記ポ
リマーの共1合体を用いる事も可能である。この他に、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリジアリルフタレ
ート、ポリジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト等を挙げる事も出来る。
また、上記ポリマーを強化するために無機物のフィラー
を充填し有機複合フィラーとすることも可能である。有
機複合フィラーとしては、本発明に使用される無機物の
フィラーを上記ポリマー中に均一に分散せしめた構造を
有するものが好適である。この有機複合フィラーは光透
過性を有する必要があるため、無機物のフィラーとポリ
マーとの屈折率の差が0.02以内である事が望ましい
本発明に使用される高屈折率フィラー及び低屈折率フィ
ラーの粒径、形状は特に限定されない。しかしながら、
粒物が小さすぎるとフィラーとビニルモノマーを混合す
る場合、界面のIIIIaiIが大きなりフィラーをビ
ニルモノマー中へ多鰍に充填する事が困−となる。その
結果、複合組成物を1合して得られる硬化体の強度が低
下する。従って本発明に使用されるフィラーの粒径は0
.05μm以上である事が好ましい。逆に粒径の大きな
フィラーを用いた場合は、一般に複合組成物を1合して
得られる硬化体の表面は粗造となるので、フィラーの粒
径は0.05μm〜100 pmの範囲にある事が好ま
しい。特にフィラーが無機物である場合には、その粒径
が大きいと硬化体の表面が粗造となるだけでなく、研摩
を行こなっても滑沢な表面?:得る事が困難となるので
、粒径が0.05μmN10μmの範囲にある事が好ま
しく、さらには0.1μrrL〜3μmの範囲がより好
ましい。
本発明に使用されるフィラーは、補強効果の点から有機
物より無機物の方が好ましく、とりわけ無機酸化物が好
ましい。これらフィラーとしては、三種類以上のそれぞ
れ屈折率の異なるフィラーを使用する事も可能である。
この場合、個々のフィラーの屈折率が前述した高屈折率
フィラー、又は低屈折率フィラーの条件を満たした上で
両屈折率フィラーが共に含まれていれば良い。なお、重
合可能なビニルモノマーの屈折率と該ビニルモノマーを
重合して得られるとニルポリマーの屈折率が次式に示さ
れる関係を有する場合には、高屈折率フィラー、 低屈折率フィラーに加えて次式の屈折率ある。該フィラ
ーの 全フィラー中に占める割合は80重皺%以上、好ましく
は60重jt幅以上が好適である。
本発明のフィラーにシリカを含有する無機酸化物を用い
る場合には、その表面安定性を保持するため表面のシラ
ノール基を減するのが好ましい。そのために無機酸化物
を乾燥後更に500〜1000℃の温度で焼成する手段
がしはしは好適に採用される。また一般に前記焼成した
無機酸化物は安定性を保持するため有機珪素化合物を用
いて表向処理を行った後に、使用するのが最も好適であ
る。上記表向処理の方法は特に限定されず公知の方法例
えば無機酸化物とr−メタクリロ千ジプロピルトリメト
千ジシラン、ビニルトリエトキシシラン等の公知の有機
珪素化合物とな、アルコール等の溶媒中で一定時間接触
させた後、該溶媒を除去する方法が採用される。
次に本発明で瑣いる(OJの光1合開始触媒は390〜
700 thru の可視光線照射によって励起され1
合を開始し得るものであれは何ら制限なく公知のものが
使用出来る。好ましくは400〜600 nmの可視光
で重合を開始させる触媒が用いられる。また、一般に光
重合開始触媒としては光増感剤を光重合促進剤と組み合
わせて使用するのが好ましい。光増感剤として好適に用
いられるものを例示すれば、ベンジル、カンファー中ノ
ン、α−ナフチル、アセトナフセン、P、P’−ジメト
キシベンジル、p、p’−ジクロqベンジルジアセチル
、ペンタンジオン、lI2−フェナントレンキノンsl
*4−7エナントレン牛ノン。
3.4−yエナントレン千ノン、9.10−7エナント
レン千ノン、ナフト牛ノン等)α−シナトン類である。
本発明における上記α−ジケトンは公知のα−ジケトン
のうち少なくとも一種を選んで用いることができ、さら
に二種類以上混合して用いることもできる。
また、カンファー千ノンは最も好ましく用いることがで
きる。
また光重合促進剤としては、N、N−ジメチルアニリン
、N、N−ジエチルアニリン。
N、N−ジ−n−ブチルアニリン、N、N−ジベンジル
アニリン、N、N−ジメチル−P−トルイジン、N、N
−ジエチル−P−トルイジン、N、N−ジメチル−m−
)ルイジン。
P−プロモーN、N−ジメチルアニリン、m−?ロワー
N。N−ジメチルアニリン、 P −ジメチルアミノベ
ンズアルデヒド、P−ジメチルアミノアセトフェノン、
P−ジメチルアミノベンゾイックアシッド、P−ジメチ
ルアミノベンゾイックアシッドエチルエステル。
P−ジメチルアミノベンゾイックアシッドアミノエステ
ル、N、N−ジメチルアンスラニリツクアシツドメチル
エステル、N、N−ジヒドロ牛ジエチルアニリン、N、
N−ジヒドロキシエチル−P−)ルイジン、P−ジメチ
ルアミノフェネチルアルコール、 P−1メチルアミノ
スチルベン、N、N−ジメチル−3゜5−千シリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、N、N−ジメチル−α−
す7チルアミン。
N、N−ジメチル−β−ナフチルアミン、トリブチルア
ミン、トリプロピルアミン、トリエチルアミン、N−メ
チルジェタノールアミン、N−エチルジェタノールアミ
ン、 N、 N−ジメチルへ中ジルアミン、N、N−ジ
メチルドデシルアミン、N、N−ジメチルステ了りルア
ミン、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレ−)、
N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレ−)、2.2
’−(n−ブチルイミノ)ジェタノール等の第3級アミ
ン類;5−ブチルバルビッール酸、1−ベンジル−5−
フェニルバルビッール酸等のバルビッール酸類;ベンゾ
イルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
t−ブチルパーベンゾエート等の有機過酸化物等が好適
に使用出来る。これらの光重合促進剤のうち少なくとも
一種を選んで用いることができ、さらに二種類以上を混
合して用いることもできる。
また第3級アミン類な促進剤として用いる場合には、特
に芳香族基に直接窒素原子が置換した1Ik3級アミン
類がより好適に用いられる。更に元1合促進能の向上の
ために、第3級アミンに加えてクエン酸、リンゴ散、酒
石酸、グリコールm、グルコン酸、α−オ千ジイソ酪酸
、2−ヒドロキシプロパン酸、3−ヒドロ千シプリバン
I!!!、 3−ヒドロ牛シブタン酸、4−ヒドロキシ
ブタン酸、ジメチロールプロピオン酸等のオキシカルボ
ン酸類の添加が効果的である。
本発明の光硬化用の複合組成物の好適な混合割合を示す
と、&)の重合可能などビニルモノマーと、b)の高屈
折率フィラーとC)の低屈折率フィラーをあわせた全フ
ィラーとの混合割合はビニルモノマーが10〜70mh
t%の範囲が適当であり、より好ましくは15〜407
jL緻傳である。さらにb)とC)の混合λ量比は9:
1〜3ニアの範囲が適当であり、より好筐しくは8:2
〜5:5の範囲である。この比が9:1〜3ニアの範囲
から外れると、重合前後の透明度の変化が大きくなると
いう欠点を有する。また、この比は1組みあわされるa
)* b)−a)および&)を1合して得られるビニル
ポリマーのそれぞれの屈折率を考慮して、適宜決定され
る必要がある。さらにまた、a)の光重合開始触媒はQ
、001〜51皺%、より好ましくは0.01〜331
敞%の範囲でよい。
更にまた、2−ヒドセ牛シー4−メチルベンゾフェノン
のような紫外!1[&収剤、へイドロキノン、へイドロ
牛ノンモノメチルエーテル、2.5−ジターシャリブチ
ル−4−メチルフェノール等の1合禁止剤、*料等の成
分を本発明の光硬化性複合組成物に任意に添加できる。
本発明の光硬化性複合組成物を1合させる光の波長は3
90〜7QQnm、好ましくは400〜600 nm 
の範囲の光が用いられる。
人体に関連する歯科修復用腹合レジンに本発明の光1合
用の複合組成物を用いる場合、照射する光の波長が人体
に無害であることは1喪である。前記の波長範囲の光と
しては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、レーザー。
螢光灯、太陽等の光を使用することができる。
また、前記の光を照射し、ビニルモノマーを1合する場
合の温度、照射時間は照射光の強さにより異なるが、一
般に所望の1合時間にあわせ適宜決定すれはよい。好適
には、θ℃〜60℃程度の比較的低温で、10秒〜数分
程度の比較的短時間の照射を行なえば十分である。
不発例の光硬化性複合組成物を重合させる場合、予めa
)の重合可能なビニルモノマーとtl)、O)のフィラ
ーおよびd)の光重合用開始触媒を混合しペースト状と
したものな貯蔵しておき、使用時に元を照射してもよい
し、a)、b)、c)およびd)を別々に保存しておき
使用直前に混合し光を照射してもよい。但し、a)* 
 b)およびO)を混合したペーストおよび光1合開始
触媒の貯蔵に際しては、前記ペーストの貯蔵中の1合あ
るいは触媒の劣化を防ぐために遮光しておく事が必貴で
ある。また光を照射する前に減圧脱泡操作を行い、ペー
スト中から気泡を除去しておくと、本発明の効果が鯉も
良好に発揮される。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明の光硬化性複合組
成物は、歯科修復用複合レジンとして使用した場合、硬
化深度が大きく窩底部まで十分に1合する利点と、歯牙
の透明感に適合した硬化体が得られる利点を有する。
さらに、本複合組成物は1合前後で透明度が大きく変化
しないという特徴を有する。これは、歯牙の修復の如く
、微妙な色合わせが重視される場合に、充填前後での色
調変化が小さく色合わせを行い易いという利点となる。
このように本発明の光硬化性複合組成物は、数々の長所
な有しており、歯科分野では修復用複合レジンに加えて
歯冠用レジン、シーラント等に適用出来る。
〔実施例〕
以下、実施例によりさらに詳しく本発明の詳細な説明す
るが1本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、以下の製造例に示したフィラーの#I特性(
粒子径2粒子径分布の標準偏差値、屈折率)の測定9重
合可能なビニルモノマー及び該重合可能なビニルモノマ
ーを重合して得られるポリマーの屈折率の測定、並びに
光1合用の複合組成物を用いた物性値(硬化深度、透明
度)の測定は次に示す方法に準じて行った。
(1)無根酸化物の粒子径及び粒子径分布の標準偏差値
; 粉体の走査屋先子wA微鏡写真を撮り、その写真の単位
視野内に観察される粒子の数(nJ、および粒子径(直
径X1:但し、形状が球形でない場合には水平方向フェ
レ径をXlとする)1に:求め、次式により算出される
し) 無機酸化物の屈折率; 試料の無機酸化物の屈折率と同じ屈折率の溶媒を調製し
、その溶媒の屈折率を試料の屈折率とした。溶媒の調製
方法としては、試料を溶媒に懸濁させ、肉眼観察により
透明に見えるような溶媒の組成を一定温度下で調製した
。使用した溶媒はペンタン、へ午サン、シク′ロヘ千サ
ン、トルエン、スチレン、アニリン及びヨウ化メチレン
等であり溶媒の屈折率はアツベの屈折計で測定した。
(3331合金回fflなビニルモノマー及び該ビニル
モノマーな重合して得られるポリマーの屈折率; ビニルモノマー及びポリマーの屈折率は直接アツベの屈
折計を用いて測定した。なお、測定は一定温度下で行な
った。
(4)  硬化深度: 重合前の複合組成物であるペーストを直径4■の孔を有
するステンレス鵬割型に壜入しポリプロピレン製フィル
ムで圧接した。
次に圧接面に可視光線照射器オプテイラツクス(商品名
、米国デメトロン社鯛)の石英ロッド先端を固定し30
秒間光照射を行なった。照射後、試料を側盤から取り外
しメタノールに浸漬し未重合部分な除去した。
次いで、円柱状の1合硬化体の長さをマイクロメーター
で続み取り硬化深度とした。
(5)  透明度; ペーストを直径6關、深さl關の孔を有するステンレス
製割型に壜入し、ポリプロピレン製フィルムで圧接した
。次に、圧接面に可視光線照射器ホワイトライト(商品
名、タカラベルモント社製)の石英ロッド先端1!を固
定し、30秒間光照射を行った。
照射後、硬化体を割裂から取り外し、37℃空気中に2
4時間静置後、色差計(TC−1500MC,東京亀色
社製)により三刺激値の一つであるY値を測定した。こ
の時、Y、ミヤカワら、[ジャーナルオプデンタルリサ
ーチJ 、60 (5)、890−894.1981に
示された方法に従い、硬化体の裏側に標準白色板(X=
81.2゜Y=817.Z=93.8  )fa:fM
いf、ニー場合ノY1m(以下Ywとする)と、硬化体
の裏側に標準黒色板(X=0.1 、 Y=0.1. 
Z=0.2)を置いた場合のY値(以下Ybとする)を
測定し、硬化体の不透明度を示すコントラスト比を次式
により算出した。
b コントラスト比=□ w 占明度は、コントラスト比を用いて、次式により算出し
た。
透明度は0から1の11111v5で変化し、その値が
大きい程遠明度が高い事を示す。
また、1合前のペーストのhBA反を測定するために、
各実施例、比較例で示したペーストと、フィラー組成、
七ツマー組成が同一であり、かつ触媒を含まないペース
トを別途調製した。そして、これらのペース)Y直径1
゜II+の孔を有する厚さ1111のアクリル板に壜入
し、ポリプロピレン製フィルムで両面から圧接した。そ
の後、上述した硬化体の場合と同様の方法でY w e
 Y bを測定し、上記ti算式に従い透明度を算出し
た。
また、以下の実施例、比較例に於て化合物を次の通り略
記する。
化合部名   略称 ロパン トリエチレングリコールジメタクリレート  TEGD
MAネオペンチルグリメチルジメタクリレー)   N
PGDIvlAカンファー牛ノン          
  CQP−ジメチルアミノベンゾイツクアシドエ  
DMBEチルエステル 製造g11 0.04%塩1i1に5.0.9とテトラエチルシリケ
ー) (Sl(QC2H,)4、日本コルコート化学社
製、製品名:エチルシリケート28)176.61をメ
タノールo、441に溶かし、この溶液を30℃で約1
時間攪拌しながら加水分解した。その後、これにテトラ
ブチルチタネート(Ti (0−nc4H,)4m 日
本曹達製)25.0gtイソブチルアルコール0.24
7に溶かした溶液な攪拌しながら添加し、テトラエチル
シリケートの加水分解物とテトラブチルチタネートとの
混合溶液を調製した。次に攪拌機付きの内容1II31
のガラス製反応容器にメタ、p−No、39txびイン
ブチルアルコール0.781を導入し、これに0.25
7のアンモニア水溶液(濃度25 wt  %)を加え
てアンモニア性アルコール溶液を調製し、これにシリカ
の種子を作るための有機珪素化合物溶液としてテトラエ
チルシリケートα8Iなメタノール】8−に溶かした溶
液を添加し、添加終了10分後反応液がわずかに乳白色
を帯びたところで、さらに絖けて、上記混合溶液を約5
時間かけて添加し反応生底物を析出させた。なお反応中
は反応容器の温度を30℃に保った。反応終了後更に3
0分間攪拌を続けた後、乳白色の反応液からエバポレー
ターで溶媒を除去し、更に80°Cで減圧乾燥すること
により乳白色の粉体な得た。
次に、この乳白色の粉体を900℃、1時間焼成した後
、メノウ乳鉢で分散し、シリカとチタニアを構成成分と
する無機酸化物を得た。この無機酸化物は走査凰電子顕
微鏡の観察から、粒子径は0.22〜0.42μmの範
囲にあり、平均粒子径は0.29μmで且つ形状は真球
でさらに、粒子径分布のS準備差値は1.11で屈折率
は1.503  であった。得られた無機酸化物は更に
γ−メタクリロ牛ジプロピルトリメトキシシランで表向
処理した。
(この表向処理粉体な以後粉体■と称する)製造例2〜
5 製造例−1に於て、テトラブチルチタネートの鰍を変え
た以外は製造例−1と全く同様な方法で無機酸化物を製
造した。得られた無機酸化物はさらにγ−メタクリロキ
シプロピル、トリメトキシシランで表向処理した。(こ
れらの表面処理粉体なそれぞれ以後粉体■〜Vと称スる
。)テトラブチルチタネートの置及び得られた無機酸化
物の諸性質を表1に示した。
〔実施例1〕 Bi s −GMA 60宜i1部及びTEGDMA 
401艦部を攪拌混合し、均一なとニルモノマー液とし
た。この七ツマー液の屈折率は1.516であり、また
これをx台して祷られるポリマーの屈折率は1.546
であった。容器の周囲ケアルミ箔でおおい遮光し、続い
てCQo、4重量部およびDMBE 0.47i1(1
部などニルモノマー液に添加し攪拌溶解させた。
マタ、石英粉末(11森社製、 V X S 、1.5
44と1.553 の複屈折率を有する)をジェットミ
ル(セイシン企業製、FS−4型)により粉砕し、平均
粒径27μmの微粉砕石英を得た。そして、この粉体を
γ−メタクリロ千ジプロピルトリメト千ジシランにより
表面処理した。(以後、この表面処理粉体を粉体■と称
する。) 次に、上記とニルモノマー混合液30m社部と粉体I2
1′1/Li1部及び粉体VI49]1[1を部をメノ
ウ乳鉢で充分に練和し、ペーストを調製した。ベース+
+i+im後減圧下で脱泡し、気泡をペースト中から除
失した。このペーストの硬化深度は8.1t1であった
。また、1部合前後での透明度はそれぞれ0.44.0
.38であり、歯牙の透明度(約0.4付近)に近く、
かつ1合前後の変化は0,06と小さかった。以下、実
施例1〜9の結果を表2にまとめて示す。
〔実施例2〕 実施例1に用いたものと同一のとニルモノマー混合液3
0]1[iit部と粉体I21!j1部。
粉体■7x輩部及び粉体VI42重量部をメノウ乳鉢で
充分に練和し、ペーストを調製後、脱泡した。このペー
ストを用いて実施例1と同徐の測定を行なった。
〔実施例3〕 実施例141:便用したものと同一のビニルモノマー混
合fi30夏社部と粉体IV15ムに部。
粉体VI44.5xkk部及びポリメチルメタクリレー
ト粉末(新中村化学社製、D−250−M、平均粒径3
0μrrL、屈折率1.49 ) 10.5Xt部をメ
ノウ乳鉢で充分に練和し、ペーストを#製後、脱泡した
。このペーストを用いて実施例1と同様の測定を行なっ
た。
〔実施例4〕 実施例1に使用したものと同一のビニルモノマー混合液
30重量部と、粉体■525重社部及びポリジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート(特開昭56−10
4914に開示、平均粒径40μm、屈折率1.496
)17.5重合部をメノウ乳鉢で充分に練和し。
ペーストを調製後、脱泡した。このペーストを用いて実
施例1と同様の測定を行なった。
〔実施例5〕 Big −GMl  75重量部及びTEGDMA25
重量部!攪拌混合置部均一などニルモノマー液とした。
この七ツマー液の屈折率は1、530 であり、またこ
れを重合して得られろポリマーの屈折率は1.556 
 であった。容器の周囲をアルミ箔でおおい遮光し、続
いてC’Q0.4m社部およびDMBE 0147重量
部をビニルモノマー液に添加し攪拌溶解させた。
上記ビニルモノマー混合液35:i![11部と、粉体
■422重を部及びガラスピーズ(東芝バロテイー二製
、GB731M、平均粒径20μm、屈折率1.51)
 2SL839:置部をメノウ乳鉢で充分に練和し、ペ
ーストを調製後脱泡した。このペーストを用いて実施例
1と同様の測定を行なった。
〔実施例6〕 粉体[75重量部に、B i s −MP EP Pと
NPGDMAとのビニル七ツマー混合物(Bis−MP
IPP 19重社囁、 NPGDMA 81重鎗襲)2
5重置部、アゾビスイソブチロニトリル0.125 重
緻部及びエタノール5重量部を配合し充分練和する事に
よりペーストを得た。
このペーストを真空下に置き気泡とエタノールな除去し
た。その後このベース)t−5%の窒素加圧下9重合温
度120℃1重合時間1時間で重合し、透明性の高い重
合体を得た。
この重合体を乳鉢で径5■以下の大きさに粉砕後、さら
に擢潰機で1時間粉砕した。粉砕後250メツシユふる
い通過の粉体(以下粉体V■と称する)を得た。粉体■
の屈折率は1.506  であった。
Big−GMA  63 mli!Ri及びTEGDM
A37重量部を攪拌混合し均一なビニル七ツマー溶液と
した。このモノマー液の屈折率は1.519であり 、
またこれを重合して得られるポリマーの屈折率は1.5
48  であった。容器の周囲をアルミ箔でおおい遮光
し、続いてCQO,04重に部射よびDMBE 014
7重量部をビニルモノマー液に添加し攪拌溶解させた。
次ニ、上記ビニル七ツマー混合液30重歓部と粉体V2
1重量部、及び粉体■491重量部なメノウ乳鉢で充分
に練和し、ペーストを調製後脱泡した。このペーストl
用いて実施例1と同様の測定を行なった。
〔実施例7〕 Big−GMA  42N量部、TEGDMA  28
重侃部及びA−TMM−3L30″ijL皺部を攪拌混
合シ、均一なビニル七ツマー溶液とした。この七ツマー
液の屈折率は1.507であり、またこれtlL合して
得られるポリマーの屈折率は1.5田9であった。容器
の周囲をアルミ箔でおおい遮光し、続いてCQo、4]
![置部およびDMBE  0.47  mltt部を
とニルモノマー液に添加し攪拌溶解させた。このとニル
モノマー混合液30重量部と粉体tvszs11Lg部
及びクリストバライト(vM森社製、43−63C。
平均粒径84μ電、1.484 と1.487の複屈折
率を有する)17.5X量部をメノウ乳鉢で充分に練和
し、ペーストを調製後、脱泡した。
このペーストを用いて実施例】と同様の測定を行なった
〔実施例8〕 B15−MPEPPのモノマー溶液の屈折率は1.54
0 であり、これを重合して得られるポリマーの屈折率
は1.565であった。この七ツマ−の容器の周囲をア
ルミ箔でおおい遮光し、続いてBta−MPEPP 1
00!鑓部に対し、CQ α4mff1部およびDMB
E  O,47重量部を添加し攪拌溶解させた。次に、
このモノマー混合液303に置部と粉体[14″mii
部及び粉体V56重量部をメノウ乳鉢で充分に練和し、
ペーストを調製後、脱泡した。このペーストを用いて実
施例1と同様の測定を行なった。
〔実施@9〕 実施例7と同一のビニルモノマーffi合液30型蓋部
と、粉体IV35.!置部及びポリメチルメタクリレー
ト粉末(新中村化学社製、 D −250−M、平均粒
径3op1n l屈折率1.49)24.51蓋部をメ
ノウ乳鉢で充分に練和し、ペーストを網製後脱泡した。
このペーストを用いて実施例1と同様の測定を行なった
〔比較例1〕 実施例1に用いたものと同一のとニルモノマー混合液3
01鷲部と粉体[703m蛍部及び硬化体に不透明性を
付与するためのチタニア(5原産業、CR−50)0、
o7z鰍部をメノウ乳鉢で充分に練和し、ペーストを調
製後、脱泡した。このペーストの硬化深度は6.6鰭で
あり、チタニアの添加により低下した。
また、1合前後での透明度はそれぞれ0.54 。
0.38であり、重合前後の変化は0.16と大きかっ
た。以下、比較例1〜8の結果をまとめて表3に示す。
〔比較例2〕 実施例1に用いたものと、同一のビニルモ/ v−混合
* 30 XjiIk部と、粉体[70fi量部、及び
硬化体に不透明性を付与するためのジルコニア(第一希
元素化学工業社製、gp:0.5部11量部をメノウ乳
鉢で充分に練和し、ペーストを調製後、脱泡した。この
ペーストの硬化深度は6.4絽であり、ジルコエフ0m
加により低下した。また、1合前後での6明度はそれぞ
れ0.57,0.40であり1M合前後の変化は0,1
7と大きかった。
〔比較例3〕 実施例1に用いたものと同一のビニルモノマー混合液3
0重量部と、粉体■70重社部及び硬化体に不市明性を
付与するためのチタニア(5原産業社製、CR−50)
0.15重fi1部をメノウ乳鉢で充分に練和し、ペー
ストを調製後、脱泡した。このペーストの硬化深度は5
.1uであった。また、1合φJ後での透明度はそれぞ
れ0.19,0.41であり、重合前後の変化は0.2
2と大きかった。
〔比較例4〕 実施例1に用いたものと同一のビニルモノマー混合液3
01[1部と、粉体ll70重量部をメノウ乳鉢で充分
に練和し、ペーストを調a!ll後、脱泡した。このペ
ーストの硬化深度は&3謔であった。また、1合前後で
の透明度はそれぞれ0.77.0.39であり、重合前
後の変化は0.38と大きかった。
〔比較例5〕 実施例1に用いたものと同一のビニルモノマー混合液3
0)l置部と粉体I 35部1黛部及びアルミナ粉末(
住人電工社製、AKP −20゜平均粒径0.3 μm
 +屈折率1.73 ) 35][111Mをメノウ乳
鉢で充分に練和し、ペーストを調製後、脱泡した。この
ペーストの硬化深度は3.1諺であった。また、重合前
後での透明度はそれぞれα14,0.10であり、1合
後の透明度は歯牙より著しく低かった。重合前後の透明
度の変化は0.04であった− 〔比較f11J6〕 実施例1に用いたものと同一のビニルモノマー混合液3
0ム社部と粉体135重量部および粉体111351!
[1を部をメノウ乳鉢で充分に練和し、ペーストをs1
g@i!後説泡した。このペーストの硬化深度は9,1
關であった。また、重合前後での透明度はそれぞれ0.
68.0.52であり、重合前後の透明度の変化は0.
16と大きかった。
〔比較−7〕 実施飢lに用いたものと同一のビニルモノマー混合ft
1soム輩部と粉体1[[35重置部および粉体IV3
5部量部をメノウ乳鉢で充分に練和し、ペーストを調製
後脱泡した。このペーストの硬化深度は96R1であっ
たCまた重合nil後での透明度はそれぞれ0.51.
0.74であり、1合後のrM明度は歯牙より著しく高
かった。1合前後の透明度の変化は0.23と大きかっ
た。
〔比較例8〕 実施例Iに用いたものと同一のビニルモノマー混合液3
0重量部と粉体IV35重級部およびシリカ粉体(マイ
クロン社製、M状シリカS−〇、平均粒径Z 3 pm
 *屈折率1.463)35重置部をメノウ乳鉢で充分
に練和し、ペーストを調製後脱泡した。このペーストの
硬化深度は17mであった。また、重合lσ後での透明
度はそれぞれ0.13,0.23であり、ム合後の透u
Agtは歯牙より低かった。重合前後のa8A&の変化
は0.10であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)重合可能なビニルモノマー b)次式を満足する屈折率(n^F_D)を有するフィ
    ラー(以下、高屈折率フィラーという) (n^M_D)+(n^P_D)/2<n^F_D≦n
    ^P_D+0.04(但し n^M_D:重合可能なビ
    ニルモノマーの屈折率 n^P_D:該ビニルモノマーを重合して 得られるポリマーの屈折率) c)次式を満足する屈折率(n^F′_D)を有するフ
    ィラー(以下、低屈折率フィラーという) n^M_D−0.04≦n^F′_D<n^P_D−0
    .04、かつn^F′_D<(n^M_D)+n^P_
    D/2(但しn^M_D、n^P_Dの定義はb)項と
    同じ) 及び d)390nm〜700nmの波長域の可視光により重
    合を開始し得る光重合開始触媒 からなる光硬化性複合組成物。
JP62051207A 1987-03-07 1987-03-07 光硬化性複合組成物 Granted JPS63218703A (ja)

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