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JPS62225218A - 濾材の製造法 - Google Patents

濾材の製造法

Info

Publication number
JPS62225218A
JPS62225218A JP6688786A JP6688786A JPS62225218A JP S62225218 A JPS62225218 A JP S62225218A JP 6688786 A JP6688786 A JP 6688786A JP 6688786 A JP6688786 A JP 6688786A JP S62225218 A JPS62225218 A JP S62225218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
hot
raising
electret
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6688786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559767B2 (ja
Inventor
Yatsuhiro Tani
谷 八紘
Takao Kawasaki
川崎 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP6688786A priority Critical patent/JPS62225218A/ja
Publication of JPS62225218A publication Critical patent/JPS62225218A/ja
Publication of JPH0559767B2 publication Critical patent/JPH0559767B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Filtering Materials (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は濾材の製造法に関し、詳しくは各種空気浄化に
用いられる中性能エアーフィルター用濾材の層間接着性
を改良した積層タイプのP材の製法に関するものである
〔従来技術〕
近年、中性能エアーフィルター用濾材として、エレクト
レット化不織布を適用する試みがある。
エレクトレット化不織布は永久帯電した静電気力によっ
て粉塵を吸引し捕集しようとするものであり、低坪量と
低繊維充填率にして低圧力損失を計ったとしても、なお
高い捕集効率を発揮するが、一方で濾材としての剛性が
不足するという問題があった。かかる剛性不足を改良す
るために低坪量のエレクトレット化不織布に高い繊維充
填率で剛性の大なる不織布を重合し、液状接着剤、粉末
状接着剤や熱融着繊維などで接着するとか、超音波や高
周波による溶着加工で接着するなどの方法がとられてい
た。ところが、上記接着方法で層間接着性を高めると、
接着剤を多用したり溶着面積を増す結果となり圧力損失
が増大するという問題が生じ、決して優れた接着法では
なかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる接着法で製造される濾材は現状では低圧力損失を
重要視する傾向があるため、p材の層間接着性を少なか
らず犠牲にしている状況にあり、P材の折曲げ加工時に
層間剥離が起るという問題がある。
本発明はかかる問題を解決するため鋭意検討した結果な
されたものであって、濾材の初期圧力損失の増大を抑え
かつ、高い層間接着性を付与した中性能エアーフィルタ
ー用p材を製造する方法を提供せんとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は熱融着繊維を含む短繊維ウェッブとエレクトレ
ット化起毛不織布とを重合し、次いで熱圧着することを
特徴とする濾材の製造法に関するものである。
本発明において、エレクトレット化不織布の起毛はルー
プ状の連続繊維ではなく、この不織布の表面から少なく
とも311m以上の長さを有するひげ状の繊維の毛羽で
あって、この不織布の全表面にわたって立毛しているも
のである。
本発明において、エレクトレット化不織布の起毛加工は
針金起毛機、エメリー起毛機やブラッシング機(ブラシ
ロール)などの起毛機で加工して得られるものである。
本発明において熱融着繊維を含有する短繊維ウェッブと
は熱融着繊維の含有率が少なくとも30%で繊維充填率
が0.05%以下の短繊維ウェッブである。熱融着繊維
の含有率はより好ましくは50%以上、場合によっては
100%であってもよい。
かかるエレクトレット化起毛不織布の起毛面を接着面と
して熱融着繊維を含む短繊維ウェッブと重合すると、起
毛した毛羽は熱融着繊維を含む短繊維ウェッブに喰い込
み、お互いの繊維同志が絡み合うことになり、熱圧着に
より単なる溶融による繊維同志の表面接着に加えて、物
理的な投錨効果により、より強い層間接着性が得られる
のである。
本発明において熱圧着とは、エレクトレット化起毛不織
布の繊維の融点以下、熱融着繊維の融点以上の温度にお
いてIKp/cd以下の圧力でF材材料を形成すること
をいうものであり、その具体的方法には従来から用いら
れている熱板間プレスやp材材料を多孔材で挾んで熱風
を通過させる方法などがある。
またエレクトレット化加工される不織布の素材はそれ自
体公知のものでよく、絶縁性ポリマーから得られる繊維
、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリ弗化ビニリデン、ポリエステル繊
維などがあげられるが、好ましくはポリプロピレン繊維
である。
本発明においてエレクトレット化起毛不織布に重合せし
める短繊維ウェッブに用いられる繊維としてはポリエス
テルステープル、綿、ポリノジック、ポリアクリロニト
リルのような短繊維形態の天然繊維および合成繊維があ
げられ、また、これに配合される熱融着性繊維としては
融点の異なる異種の合成ポリマーを複合した繊維、例え
ば、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエステル/改
質ポリエステル等をシースコア型またはバイメタル型に
複合した繊維があげられる。
本発明においては起毛不織布のエレクトレット化加工は
熱融着の前でも後でもよく、また熱圧着の前後でエレク
トレット化加工してもよい。
(実施例〕 次に実施例でもって本発明の詳細な説明する。
実施例 1 3デニールのポリプロピレンのスパンボンド不織布(目
付ff140P/rrt)を合成繊維製ブラッシング機
で起毛加工し、平均15mm維長の毛羽を立毛させた。
この不織布の起毛面に3デニールの芯鞘(シースコア)
構造の熱融着繊維の含有率が80%である6デニールの
ポリエステル短繊維のウェッブ(805F−/イ)を重
ね合せ、145℃の熱板間温度で熱圧着した。次いで、
直流印加電圧−20KVで電極間距離10mで20秒間
、コロナ放電による荷電処理を施して、スパンボンド不
織布をエレクトレット化して本発明に係るp材(実施例
1)を作成した。この実施例1のp材をJ工5−P−8
116に準拠して層間剥離強度を測定した。その結果を
第1表に示した。
なお、第1表には比較のため、本実施例1で用いたスパ
ンボンド不織布を起毛せずに実施例1と同様に3デニー
ルの芯鞘構造の熱融着繊維の含有率が80%である6デ
ニールのポリエステル短繊維のウェッブ(80P/ld
)と重合し、145°Cの熱板間温度で熱圧着し、次い
でエレクトレット化処理をして比較例1を作成した。
この比較例1の部材について実施例1と同様に剥離強度
を測定した結果を第1表にあわせて示した。
第  1  表 比較例1のp材は130++g+幅で手による折畳み加
工をするとP材が容易に層間剥離をするのに対し、実施
例1の濾材は全く、問題なく折畳み加工ができた。
実施例 2 メルトブロー紡糸による0、07デニールのポリプロピ
レン極細繊維不織布(目付1i155’/rrt)を合
成繊維製ブラシロールで摩擦して起毛加工し、平均繊維
長8mの毛羽を立毛させた。
この不織布に3デニールのサイドバイサイド構造のポリ
エステル熱融着繊維100%の短繊維ウェッブ(100
F/yf)を重合し、140°Cの熱板間温度で熱圧着
して実施例2の濾材を作成した。
比較のため、実施例2で用いた極細繊維不織布を起毛せ
ずに実施例2と同じ構成で比較例2の濾材を作成した。
次いで、実施例1と同様に実施例2と比較例2の層間剥
離強度を測定した。
その結果を第2表に示した。
第  2  表 実施例2のp材は180°剥離試験では極細繊維不織布
の材料破断が発生した。この極細繊維不織布の引張破断
強度が800P/25m幅であることから剥離強度はこ
れ以上の値であったと考えられる。
実施例 3 8デニールのポリプロピレンのスパンボンド不織布(目
付fi30P/i)をエメリー起毛機で平均繊維長5m
の起毛加工をした。この不織布に6デニールの芯鞘構造
の熱融着繊維100%の短繊維ウェッブ<80P/d)
を重合し、150°Cの熱板間温度で熱圧着した。比較
のため起毛”せずに実施例3と同じ構成と製造方法で比
較例3を作成した。次いで、実施例3と比較例3を実施
例1と同様の方法で剥離強度を測定した。その結果を第
3表に示した。
第  3  表 実施例3の濾材を308幅でアコーデオンプリーツマシ
ンで折畳加工したとこ゛ろ、濾材の層間での剥離は全く
見られなかった。これに対し、比較例3のF材は折畳加
工中にスパンボンド不織布と熱融着繊維の熱圧着層とが
層間剥離を起こして、連続した折畳加工が出来なかった

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エレクトレット化起毛不織布と熱融着繊維含有短繊
    維ウエツブとを重合し、熱圧着することを特徴とする濾
    材の製造法。
JP6688786A 1986-03-25 1986-03-25 濾材の製造法 Granted JPS62225218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6688786A JPS62225218A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 濾材の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6688786A JPS62225218A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 濾材の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62225218A true JPS62225218A (ja) 1987-10-03
JPH0559767B2 JPH0559767B2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=13328861

Family Applications (1)

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JP6688786A Granted JPS62225218A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 濾材の製造法

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JP (1) JPS62225218A (ja)

Cited By (6)

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JP2014158988A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Kuraray Co Ltd 水処理不織布フィルター

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