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JPS61284005A - 低弛度架空送電線 - Google Patents

低弛度架空送電線

Info

Publication number
JPS61284005A
JPS61284005A JP12659885A JP12659885A JPS61284005A JP S61284005 A JPS61284005 A JP S61284005A JP 12659885 A JP12659885 A JP 12659885A JP 12659885 A JP12659885 A JP 12659885A JP S61284005 A JPS61284005 A JP S61284005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
steel core
power transmission
aluminum
overhead power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12659885A
Other languages
English (en)
Inventor
北西 光雄
正明 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP12659885A priority Critical patent/JPS61284005A/ja
Publication of JPS61284005A publication Critical patent/JPS61284005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 この発明は電力送電用架空送電線に関するものである。
口、従来技術及びその問題点 従来から電力用の架空送電線としてはAC8R(鋼芯ア
ルミニウム撚線)が用いられている。従来のAC8Rで
は架線した時の張力は鋼芯とアルミ線に分担されている
。そのため通電時に温度が上昇すると鋼芯とアルミ線の
合成熱膨張係数によって電線伸びが生じて弛度が増加す
る。即ち、アルミニウムの熱膨張係数は、鋼のそれの2
倍であるから、合成熱膨張係数は、鋼芯のみの熱膨張係
数よシ大となシ、鋼芯のみで張力を負担するAC8Rよ
シ弛度が大となる。通電時に温度上昇によって架線時に
比し弛度が大きく増加すると、それを見越して、鉄塔の
高さを高くする必要がある。  。
これに対し間隙形AC8R(住友電工発行、電線技術資
料1978年版 P、900)を用いる方法が提案され
ている。即ち鋼芯とアルミ線との間に間隙をもうけて架
線時の張力を鋼芯のみに分担せしめ、且つ鋼芯とアルミ
撚線の間が滑るようにして弛度の増加を鋼芯の熱膨張に
よるもののみとして低弛度とするものである。しかしな
がらこの間隙形AC8Rは製造方法が複雑で電線自身が
高価となるし、また鋼芯のみに張力を掛けるように架線
しなければならず、従って架線時の工法が特殊であシエ
事費が高くなる欠点がある。
さらに低弛度超々耐fI?、A1合金撚線(住友電気。
第117号、P、38.昭和55年9り住友電気工業(
株)発行)が提案されている。これは鋼芯として高強度
インバー線の撚線を用い、外側に耐熱合金アルミ線を撚
シ合わせたもので、鋼芯自身の熱膨張を小さくすること
によって弛度の増加を低減する゛ものである。しかしこ
の電線の場合高強度インバー線は材料が高価でしかも加
工性が悪いので電線が非常に高価になる欠点がある。
ハ0問題点を解決するための手段 この発明は通常のAC8R或いは耐熱アルミを使用した
AC!SRの製造時の撚線工程において、鋼芯に一定以
上の張力を加えながら外側にアルミ線を撚シ合わせるこ
とによって鋼芯には引張応力が働き、且つ鋼芯の上にア
ルミ線が緩んだ状態で撚υ線されたことを特徴とするA
C!SR(鋼芯アルミ撚線の架空送電線)である。この
場合に鋼芯のσ[張応力は架線して電線に張力が掛かっ
た状態ではアルミ線に圧縮応力が働かなくなり、張力が
全べて鋼芯にかかる程度あるいはそれ以上に引張応力を
働かせておくようにする。
このようにして製造した低弛度架空送電線を用いると通
常の架線方法で架線した時その張力が全べて鋼芯部分に
かかつているので通電時に電線の温度が上昇しても弛度
は鋼芯の熱膨張係数のみによって決定されるので弛度の
増加が少ない。
この低弛度架空送電線を製造するには、第1図に示すよ
うに、通常の鋼芯サプライボビン(1)、アルミ素線の
撚線部(4)、引取キャプスタン(6)、巻取ドラム(
7)を有する撚線機において、鋼芯バッタ張力印加用キ
ャプスタン(3)を鋼芯サプライボビン(1)とアルミ
素線の撚線部(4)の間にもうけた撚線機を用いるもの
である。図面では各キャプスタンとしてダブルキャプス
タンを用いた機械を示したが、シングルキャプスタンあ
るいはキャタピラ−キャプスタンでもよい。
この装置を用いると鋼芯(2)は鋼芯サプライボビン(
1)から引き出され、その外側に撚線部(4)によって
アルミ素線が撚られて鋼芯アルミ撚線(ACSR) (
5)となシ引取キャプスタン(6)によってσ]き出さ
れ巻取ドラム(7)に巻き取られて製品となるが、その
場合に常に鋼芯バッタ張力印加用キャプスタン(6)に
よって張力がかけられている。このようにして撚線され
たAC8Rはアルミ線部に圧縮応力がはたらき、鋼芯の
上にアルミ線が緩んだ状態で撚電線された低弛度架空送
電線を得ることができる。
この低弛度架空送電線にはアルミ線として普通のアルミ
線(ACSR)あるいは耐熱アルミ線(耐熱AC8R)
などを用いることができる。
二0発明の効果 以上詳しく説明したように本発明の低弛度架空送電線は
、従来の低弛度架空送電線としての間隙形AC!SRに
比し構造は普通のAC8Rと同じで単に製造工程でバッ
ク張力を印加するだけであるので製造コストは殆ど変わ
らず、また特殊な架線工法を必要としないので工事費用
も高くならず、しかも低弛度である利点がある。またイ
ンバーを使用した低弛度架空送電線に比し、高価なイン
バーを使用しないので安価である利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低弛度架空送S線を製造するに用いる
撚線機の構造を示す正面図である。 (1)・・・鋼芯サプライボビン、 (2)・・・鋼芯
、(3)・・・鋼芯バッタ張力印加用キャプスタン、(
4)・・・アルミ線撚線部、   (5)・・・AC8
R1(6)・・・引取キャプスタン、  (7)・・・
巻取ドラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、架空送電線に用いる鋼芯アルミ撚線(ACSR)に
    おいて、架線された時に電線にかかる張力が鋼芯のみに
    かかる程度に鋼芯に引張応力が働き、且つ鋼芯の上にア
    ルミ線が緩んだ状態で撚り線されたことを特徴とする低
    弛度架空送電線 2、撚線時に鋼芯バック張力印加用キャプスタンによつ
    て鋼芯に張力を加えながら外側にアルミ線を撚り合わせ
    て製造することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の低弛度架空送電線 3、アルミ線として純アルミ線もしくは耐熱アルミ線を
    用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは
    第2項記載の低弛度架空送電線
JP12659885A 1985-06-11 1985-06-11 低弛度架空送電線 Pending JPS61284005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4944020B2 (ja) * 2004-06-17 2012-05-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケーブルおよびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4944020B2 (ja) * 2004-06-17 2012-05-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケーブルおよびその製造方法
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