JPS6069161A - 繊維複合樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
繊維複合樹脂組成物及びその製造方法Info
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- JPS6069161A JPS6069161A JP17694783A JP17694783A JPS6069161A JP S6069161 A JPS6069161 A JP S6069161A JP 17694783 A JP17694783 A JP 17694783A JP 17694783 A JP17694783 A JP 17694783A JP S6069161 A JPS6069161 A JP S6069161A
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- fibrous filler
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は改良された機械特性を有する繊維強化複合材成
形体の製造に使用する繊維複合樹脂組成物およびその製
造方法に関する。
形体の製造に使用する繊維複合樹脂組成物およびその製
造方法に関する。
成形品の機械的強度を改善する目的で繊維を充填するこ
とが行なわれている。繊維複合樹脂組成物からなる成形
品の機械的強度は1IAaの強度が強・<2、〈アスペ
クト比(繊維の直径に対する繊維の長さの比)が大きく
、しかも充填量を多くすることにより効果的に上げ得る
ことが期待されるが、アスペクト比が大きく繊維長の大
きな繊維は、それを配合した樹脂組成物の粘性を充填量
の増加とともに著るしく上昇させ、実際に成形品を得る
ためには限界がある。したがって繊維複合樹脂組成物か
らなる成形品の機械的強度は繊維の機械強度から期待す
るほどに効果的に上げることができなかった。
とが行なわれている。繊維複合樹脂組成物からなる成形
品の機械的強度は1IAaの強度が強・<2、〈アスペ
クト比(繊維の直径に対する繊維の長さの比)が大きく
、しかも充填量を多くすることにより効果的に上げ得る
ことが期待されるが、アスペクト比が大きく繊維長の大
きな繊維は、それを配合した樹脂組成物の粘性を充填量
の増加とともに著るしく上昇させ、実際に成形品を得る
ためには限界がある。したがって繊維複合樹脂組成物か
らなる成形品の機械的強度は繊維の機械強度から期待す
るほどに効果的に上げることができなかった。
本発明者は、上述の問題を解決すぺく、鋭意検討を重ね
た結果1.繊維状物質と樹脂の界面接着力を上げること
により繊維の機械的強度の効果を著るしく成形品の強度
に反映させ得ることに着目しメカノケミカル的に、繊維
表面に樹脂を強力に結合させることにより強度の高い成
形品を得ることを目的とするものである。
た結果1.繊維状物質と樹脂の界面接着力を上げること
により繊維の機械的強度の効果を著るしく成形品の強度
に反映させ得ることに着目しメカノケミカル的に、繊維
表面に樹脂を強力に結合させることにより強度の高い成
形品を得ることを目的とするものである。
本発明は、本組成物を混練りする温度において液状を呈
する熱硬化性樹脂(5)と本組成物の少なくとも20容
量チを構成するアスペクト比50以上の少なくとも1種
の繊維質充填剤と繊維質充填剤よりも表面硬度の高い粒
子を含有してなる繊維複合樹脂組成物に関する。またか
かる本組成物を混線すすべき温度において液状を呈する
熱硬化性樹脂内申に、アスペクト比50以上の少なくと
も1種の繊維質充填剤向を繊維質充填剤より表面硬度の
高い粒子C)の存在下で、該繊維質充填剤が本組成物の
少なくとも20容量チを構成するように分散させ、充分
混練りすることからなる繊維複合樹脂組成物製造方法に
関する。
する熱硬化性樹脂(5)と本組成物の少なくとも20容
量チを構成するアスペクト比50以上の少なくとも1種
の繊維質充填剤と繊維質充填剤よりも表面硬度の高い粒
子を含有してなる繊維複合樹脂組成物に関する。またか
かる本組成物を混線すすべき温度において液状を呈する
熱硬化性樹脂内申に、アスペクト比50以上の少なくと
も1種の繊維質充填剤向を繊維質充填剤より表面硬度の
高い粒子C)の存在下で、該繊維質充填剤が本組成物の
少なくとも20容量チを構成するように分散させ、充分
混練りすることからなる繊維複合樹脂組成物製造方法に
関する。
さらに本組成物を混練りの後に樹脂、硬化剤。
触媒、他の充填剤、または他の有機液体を添加すること
により成形、注形または塗布等をして固形物成形体を得
ることができる繊維複合樹脂組成物に関する。
により成形、注形または塗布等をして固形物成形体を得
ることができる繊維複合樹脂組成物に関する。
また本組成物を混練りの後に、本組成物の熱硬。。
化性樹脂を溶解する溶剤で本組成物を洗浄して得られる
繊維質充填剤に熱硬化性樹脂または必要とあれば硬化剤
、触媒、他の充填剤または他の有機液体を添加あるいは
含浸することにより成形または注形または塗布等をして
固形物成形体を得ることができる繊維複合樹脂組成物に
関する。
繊維質充填剤に熱硬化性樹脂または必要とあれば硬化剤
、触媒、他の充填剤または他の有機液体を添加あるいは
含浸することにより成形または注形または塗布等をして
固形物成形体を得ることができる繊維複合樹脂組成物に
関する。
次に本発明をさらに詳しく述べる。
物体を研削したり破壊するとその表面にラジカルが発生
することは知られている。この表面に発生したラジカル
は、官能基と反応して共有結合を得る。例えばポリエチ
レンフィルムの表面全液体エポキシ樹脂中でサンドペー
パーで研摩すると接着強度が著るしく改善されることが
報告されている( C、H、Lerchenthal、
M、Brenman 、and N 。
することは知られている。この表面に発生したラジカル
は、官能基と反応して共有結合を得る。例えばポリエチ
レンフィルムの表面全液体エポキシ樹脂中でサンドペー
パーで研摩すると接着強度が著るしく改善されることが
報告されている( C、H、Lerchenthal、
M、Brenman 、and N 。
yitihaq 、 J 、 polym 、 8ci
、 polym 、 Chem、gd 、 vol
。
、 polym 、 Chem、gd 、 vol
。
13.734(1975))、一方、繊維状物質を配合
してなる複合材料は、繊維と樹脂の界面接着力を改善す
ることによって複合材料の機械的強度を上げうろことが
知られている。本発明は繊維質充填剤の表面を液体樹脂
中で研削あるいは破壊することによって、樹脂と繊維質
充填剤の接着力を著るしく改善することによって、複合
材料の機械的強度を上げようとするものである。すなわ
ち、2官能基以上を有する通常の熱硬化性樹脂が液状と
なる温度で、繊維質充填剤を20容f−以上配合するこ
とにより、ニーグーあるいはボールミルで混練シすると
単繊維同志が激しく接触しそこに繊;維より表面硬度の
高い粒子が介在すると、繊維の表面は研削あるいは破壊
しラジカルが発生する。このラジカルの寿命時間以内に
熱硬化性樹脂分子の一方の官能基が近づけば、ラジカル
反応により熱硬化性樹脂分子は、繊維質充填剤の表面に
グラフトすることになる。この結合は共有結合であり、
ファンデルワールス力による物理的吸着に比べると数1
0倍の結合力がある。グラフトされた熱硬化性樹脂分子
の他の官能基は硬化反応に使われることにより、繊維と
樹脂は強力に結合し、高い接着力を呈する。繊維質充填
剤を含む従来の樹脂組成物に比べ、本発明の樹脂組成物
は混練り時におけるラジカルの発生が著るしく高く、シ
たがって樹脂と繊維質充填剤の界面の接着力は、格段に
大きくたとえ成形可能な繊維充填量まで希釈されても触
媒、硬化剤等を加え熱または光で硬化させた成形物は、
従来方法で得られた繊維強化熱硬化性樹脂組成物からな
る成形体に比べ高強度が得られる。
してなる複合材料は、繊維と樹脂の界面接着力を改善す
ることによって複合材料の機械的強度を上げうろことが
知られている。本発明は繊維質充填剤の表面を液体樹脂
中で研削あるいは破壊することによって、樹脂と繊維質
充填剤の接着力を著るしく改善することによって、複合
材料の機械的強度を上げようとするものである。すなわ
ち、2官能基以上を有する通常の熱硬化性樹脂が液状と
なる温度で、繊維質充填剤を20容f−以上配合するこ
とにより、ニーグーあるいはボールミルで混練シすると
単繊維同志が激しく接触しそこに繊;維より表面硬度の
高い粒子が介在すると、繊維の表面は研削あるいは破壊
しラジカルが発生する。このラジカルの寿命時間以内に
熱硬化性樹脂分子の一方の官能基が近づけば、ラジカル
反応により熱硬化性樹脂分子は、繊維質充填剤の表面に
グラフトすることになる。この結合は共有結合であり、
ファンデルワールス力による物理的吸着に比べると数1
0倍の結合力がある。グラフトされた熱硬化性樹脂分子
の他の官能基は硬化反応に使われることにより、繊維と
樹脂は強力に結合し、高い接着力を呈する。繊維質充填
剤を含む従来の樹脂組成物に比べ、本発明の樹脂組成物
は混練り時におけるラジカルの発生が著るしく高く、シ
たがって樹脂と繊維質充填剤の界面の接着力は、格段に
大きくたとえ成形可能な繊維充填量まで希釈されても触
媒、硬化剤等を加え熱または光で硬化させた成形物は、
従来方法で得られた繊維強化熱硬化性樹脂組成物からな
る成形体に比べ高強度が得られる。
次に本発明に使用できる材料について説明する。
本発明に使用する熱硬化性樹脂はエポキシ樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、架橋
ウレタン樹脂、アリル樹脂、などが挙げられる。
脂、尿素樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、架橋
ウレタン樹脂、アリル樹脂、などが挙げられる。
これらの樹脂は、本組成物の混練り時に繊維表面に有効
にグラフトするためには混練り温度で液体であることが
好ましい。
にグラフトするためには混練り温度で液体であることが
好ましい。
本発明に使用する繊維質充填剤は、ガラス#維。
炭素繊維、ボロン繊維、窒化ホウ素繊維、チタン酸カリ
ウムホイスカー、カーボンホイスカー、などの無機繊維
質充填剤、あるいはセルロース繊維。
ウムホイスカー、カーボンホイスカー、などの無機繊維
質充填剤、あるいはセルロース繊維。
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、フェノール樹脂−
維等の有機繊維質充填剤あるいは各種金属繊維などいず
れでも良い。また繊維質充填剤は、モノフィラメントで
も適当なサイズでチョップトストランドとしたものでも
良い。但し、繊維のアスペクト比が50以下であるもの
は、成形体の繊維強化の程度が小さい。なおチョップト
ストランドの場合には、混練りによってモノフィラメン
トになるので、チョップトストランドのアスペクト比が
50以下でもそれを構成するモノフィラメントのアスペ
クト比が50以上ならば本組成物の繊維質充填剤に含ま
れる。
維等の有機繊維質充填剤あるいは各種金属繊維などいず
れでも良い。また繊維質充填剤は、モノフィラメントで
も適当なサイズでチョップトストランドとしたものでも
良い。但し、繊維のアスペクト比が50以下であるもの
は、成形体の繊維強化の程度が小さい。なおチョップト
ストランドの場合には、混練りによってモノフィラメン
トになるので、チョップトストランドのアスペクト比が
50以下でもそれを構成するモノフィラメントのアスペ
クト比が50以上ならば本組成物の繊維質充填剤に含ま
れる。
本発明の繊維質充填剤より表面硬度の高い粒子としては
、有機質繊維の場合には、金属粒子や無機質粒子が含ま
れ、金属繊維ならばモース硬度の高い金属粒子か、ヌー
プ硬度あるいはモース硬度の高い無機質粒子である。ま
た無機質繊維の場合には、モース硬度やヌープ硬度の高
い無機質粒子である。これらの繊維質充填剤より表面硬
度の高い粒子は、本組成物を混練りの後に、必要とあれ
ば取り除いても良い。例えば、本組成物からなる成形体
が絶縁物として使用される場合で繊維質充填剤より表面
硬度の高い粒子として導電性粒子を使う場合には、本組
成物を充分混練りの後に、グラフトしていない熱硬化性
樹脂を溶解する溶剤で洗い、導電性粒子を沈降、あるい
はろ過あるいは必要ならば遠心分離によって除き、溶剤
を乾燥により除いた後に、必要量の熱硬化性樹脂と触媒
。
、有機質繊維の場合には、金属粒子や無機質粒子が含ま
れ、金属繊維ならばモース硬度の高い金属粒子か、ヌー
プ硬度あるいはモース硬度の高い無機質粒子である。ま
た無機質繊維の場合には、モース硬度やヌープ硬度の高
い無機質粒子である。これらの繊維質充填剤より表面硬
度の高い粒子は、本組成物を混練りの後に、必要とあれ
ば取り除いても良い。例えば、本組成物からなる成形体
が絶縁物として使用される場合で繊維質充填剤より表面
硬度の高い粒子として導電性粒子を使う場合には、本組
成物を充分混練りの後に、グラフトしていない熱硬化性
樹脂を溶解する溶剤で洗い、導電性粒子を沈降、あるい
はろ過あるいは必要ならば遠心分離によって除き、溶剤
を乾燥により除いた後に、必要量の熱硬化性樹脂と触媒
。
硬化剤、他の充填剤、あるいは他の有機液体を加え成形
、注形、含浸、または塗布等して固形物成形体を得るこ
とが出来る。
、注形、含浸、または塗布等して固形物成形体を得るこ
とが出来る。
本発明による混練りされた繊維複合樹脂組成物を成形、
注形または塗布するにあたり、流動性を増大せしめるに
は、本発明の樹脂組成物の熱硬化性樹脂と同じまたは異
なる少なくとも1種の樹脂を加えるか、あるいは硬化時
に蒸発しうる溶剤を加えるか、あるいは希釈剤を加える
ことができる。
注形または塗布するにあたり、流動性を増大せしめるに
は、本発明の樹脂組成物の熱硬化性樹脂と同じまたは異
なる少なくとも1種の樹脂を加えるか、あるいは硬化時
に蒸発しうる溶剤を加えるか、あるいは希釈剤を加える
ことができる。
また本発明による混練りされた繊維複合樹脂組成物を成
形、注形または塗布するにあたり、成形固化物を得るた
めに、熱や光を与えることあるいは例えばエポキシ樹脂
にはアミンや酸あるいは酸無水物等の硬化剤をあるいに
不飽和ポリエステル樹脂にはスチレンをフェノールノボ
ラック樹脂には、ヘキサメチレンテトラミンなどの硬化
剤を繊。
形、注形または塗布するにあたり、成形固化物を得るた
めに、熱や光を与えることあるいは例えばエポキシ樹脂
にはアミンや酸あるいは酸無水物等の硬化剤をあるいに
不飽和ポリエステル樹脂にはスチレンをフェノールノボ
ラック樹脂には、ヘキサメチレンテトラミンなどの硬化
剤を繊。
維複合樹脂組成物に加える必要がある。また成形固化物
を得るためには、例えばエポキシ樹脂に第3級アミン等
を不飽和ポリエステル樹脂には過酸化物などをシリコー
ン樹脂には錫、鉛、亜鉛塩または有機アミンなどをアリ
ル樹脂には過酸化物などを触媒として、また尿素樹脂に
は酸を繊維複合樹脂組成物に加える必要がある。
を得るためには、例えばエポキシ樹脂に第3級アミン等
を不飽和ポリエステル樹脂には過酸化物などをシリコー
ン樹脂には錫、鉛、亜鉛塩または有機アミンなどをアリ
ル樹脂には過酸化物などを触媒として、また尿素樹脂に
は酸を繊維複合樹脂組成物に加える必要がある。
さらに本発明による混練りされた繊維複合樹脂組成物に
他の充填剤や、可塑剤などを加えても良い。
他の充填剤や、可塑剤などを加えても良い。
本発明の熱硬化性樹脂(A)とアスペクト比50以上の
少なくとも1種の繊維質充填剤(B)を繊維質充填剤よ
り表面硬度の高い粒子(C)の存在下で骸繊維質充填剤
が本組放物少なくとも20容竜チを構成する樹脂組成物
を混練りする方法は、ニーダ−やロールあるいはボール
ミルなど該組成物の繊維同志が混練り過程で充分接触を
繰6返えすことができる方法ならばいずれでもよい。ま
た該繊維質充填剤が本組成物の少なくとも20容量チを
構成する理由は、20容量チ以下では、繊維同志が互に
混練り過程で充分接触できず、本組成物を使って成形し
た固形物の機械的強度が充分改善されないためである。
少なくとも1種の繊維質充填剤(B)を繊維質充填剤よ
り表面硬度の高い粒子(C)の存在下で骸繊維質充填剤
が本組放物少なくとも20容竜チを構成する樹脂組成物
を混練りする方法は、ニーダ−やロールあるいはボール
ミルなど該組成物の繊維同志が混練り過程で充分接触を
繰6返えすことができる方法ならばいずれでもよい。ま
た該繊維質充填剤が本組成物の少なくとも20容量チを
構成する理由は、20容量チ以下では、繊維同志が互に
混練り過程で充分接触できず、本組成物を使って成形し
た固形物の機械的強度が充分改善されないためである。
本発明によれば、成形、注形、含浸、または塗布によっ
て得られる繊維複合樹脂硬化物の強度を著るしく向上す
ることが可能である。
て得られる繊維複合樹脂硬化物の強度を著るしく向上す
ることが可能である。
し発明の実施例〕
以下本発明を実施例により説明する。なお成形体の機械
的強度は、引張り試験機(島津製作所株)により、JI
8に6911に従って引張り試験を行なったものである
。
的強度は、引張り試験機(島津製作所株)により、JI
8に6911に従って引張り試験を行なったものである
。
実施例1
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量t90)30gを直径10μで長さ3鵬
のガラス繊維60g(4g容量係)を平均粒径5μのア
ルミナ粉を6g添加し、直径8c1rLで長さ8cWL
のミルにボールをt75g(10個)を入れて5時間室
温で混練りした。このものにビスフェノールAジグリン
ジルエーテル型エポキシ樹脂200 g・とヘキサヒド
ロフタリックアンハイドライド200gとペンテイルジ
メチルアミン4gを加え80℃にて30分間攪拌した後
に注形し150℃で硬化した。
(エポキシ当量t90)30gを直径10μで長さ3鵬
のガラス繊維60g(4g容量係)を平均粒径5μのア
ルミナ粉を6g添加し、直径8c1rLで長さ8cWL
のミルにボールをt75g(10個)を入れて5時間室
温で混練りした。このものにビスフェノールAジグリン
ジルエーテル型エポキシ樹脂200 g・とヘキサヒド
ロフタリックアンハイドライド200gとペンテイルジ
メチルアミン4gを加え80℃にて30分間攪拌した後
に注形し150℃で硬化した。
比較例1
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当ill 90 )を230gと直径10μ
で長さ3嗣のガラス繊維60gを攪拌器で3時間室温で
混練りした後に、ヘキサヒドロフタリックアンハイド2
00gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80℃で
30分間攪拌した後に注形し150 ”0で硬化した。
(エポキシ当ill 90 )を230gと直径10μ
で長さ3嗣のガラス繊維60gを攪拌器で3時間室温で
混練りした後に、ヘキサヒドロフタリックアンハイド2
00gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80℃で
30分間攪拌した後に注形し150 ”0で硬化した。
実施例2
フェノールノボラック樹脂30gを粉砕し、直径10μ
で厚さ3 inのガラス繊維60g(48容量チ)と平
均粒径5μのアルミナ粉6gとを100°0にて、ロー
ルで5時間混練りした。このものにフェノールノボラッ
ク樹脂60gとへギサテトラミン0,3gを加えi o
o ’oで30分ロールで混線り後に200℃で成形
した。
で厚さ3 inのガラス繊維60g(48容量チ)と平
均粒径5μのアルミナ粉6gとを100°0にて、ロー
ルで5時間混練りした。このものにフェノールノボラッ
ク樹脂60gとへギサテトラミン0,3gを加えi o
o ’oで30分ロールで混線り後に200℃で成形
した。
比較例2
フェノールノボラック樹脂90gを粉砕し直径10μで
長さ3mmのガラス繊維60gとへキサテトラミン0.
3gを加え100℃で1時間ロールで混練りした後に2
00℃で成形した。
長さ3mmのガラス繊維60gとへキサテトラミン0.
3gを加え100℃で1時間ロールで混練りした後に2
00℃で成形した。
実施例3
ビスフェノールA型エポキシレジンとメタマクリル酸と
を反応させて得られたビニルエステル樹脂30gに、直
径10μ長さ3閤のガラス繊維60g(4B容量チ)と
平均粒径5μのアルミナ粉6gとを加え、直径8ctn
で長さ8傷のミルにボールを175g(10個)を入れ
て5時間室温で混練りした。このものにビニルエステル
1111210gとスチレン42gとジクミルパーオキ
シド2gとシリカ粉を400gを加え室温ブニーダーで
1時間混練りして150℃で成形した。
を反応させて得られたビニルエステル樹脂30gに、直
径10μ長さ3閤のガラス繊維60g(4B容量チ)と
平均粒径5μのアルミナ粉6gとを加え、直径8ctn
で長さ8傷のミルにボールを175g(10個)を入れ
て5時間室温で混練りした。このものにビニルエステル
1111210gとスチレン42gとジクミルパーオキ
シド2gとシリカ粉を400gを加え室温ブニーダーで
1時間混練りして150℃で成形した。
比較例3
上記ビニルエステル樹脂240g!:スチレン42gと
ジクミルパーオキシド2gとクリカ粉400gK直径1
0μで長さ3mmのガラス繊維60gをニーダ−で室温
で1時間混練りし150℃で成形した。
ジクミルパーオキシド2gとクリカ粉400gK直径1
0μで長さ3mmのガラス繊維60gをニーダ−で室温
で1時間混練りし150℃で成形した。
実施例1〜3と比較例1〜3で得られた成形物の引張り
強度を表1に示す。いずれの熱硬化性樹脂でも繊維質充
填剤(ガラス繊維)よりも表面硬度の高い粒子(アルミ
ナ粒子)を添加して混練りすることによって引張り強度
が改善されることを示している。
強度を表1に示す。いずれの熱硬化性樹脂でも繊維質充
填剤(ガラス繊維)よりも表面硬度の高い粒子(アルミ
ナ粒子)を添加して混練りすることによって引張り強度
が改善されることを示している。
実施例4
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)を100gと直径10で長さ3
mmのガラス繊維60g(2o容量チ)を平均粒径5μ
のアルミナ粉を6g添加し、直径8mで長さ8cWLの
ミルにボール175 g (10個)を入れて5時間室
温で混練りした。このものにビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量190)を
130gとヘキサヒドロフタリックアンハイドライド2
00gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80℃で
30分間攪拌した後に注形し150℃で硬化した。
(エポキシ当量190)を100gと直径10で長さ3
mmのガラス繊維60g(2o容量チ)を平均粒径5μ
のアルミナ粉を6g添加し、直径8mで長さ8cWLの
ミルにボール175 g (10個)を入れて5時間室
温で混練りした。このものにビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量190)を
130gとヘキサヒドロフタリックアンハイドライド2
00gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80℃で
30分間攪拌した後に注形し150℃で硬化した。
比較例4
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)を160gと直径10μで長さ
3 mmのガラス繊維60g(15容−i:チ)tl−
平均粒径5μのアルミナ6gを添加し、直径s cmで
長さ8信のミルにボール175g(10個)を入れて5
時間室温で混練りした。このものにビスフェノールAジ
グリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量19
0)を70gとヘキサヒドロフタリックアンハイドライ
ド200gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80
°0で30分間攪拌した後に注形し150℃で硬化した
。
(エポキシ当量190)を160gと直径10μで長さ
3 mmのガラス繊維60g(15容−i:チ)tl−
平均粒径5μのアルミナ6gを添加し、直径s cmで
長さ8信のミルにボール175g(10個)を入れて5
時間室温で混練りした。このものにビスフェノールAジ
グリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量19
0)を70gとヘキサヒドロフタリックアンハイドライ
ド200gとペンテイルジメチルアミン4gを加え80
°0で30分間攪拌した後に注形し150℃で硬化した
。
表1の実施例1と4および比較例1と4から繊維質充填
剤(ガラス繊維)が20容量チ以下では繊維質充填剤よ
り表面硬度の高い粒子(アルミナ)を添加して混練りし
た効果があられれないことを示す。
剤(ガラス繊維)が20容量チ以下では繊維質充填剤よ
り表面硬度の高い粒子(アルミナ)を添加して混練りし
た効果があられれないことを示す。
実施例5
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)30gに直径10μで長さ4
mmの芳香族ポリアミド繊維34g(48容量チ)を加
え、平均粒径5μの鉄粉を11g添加し、直径s cm
で長さ8crnのミルにボール175g(10個)を入
れて5時間室温で混練りした。このものにビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当
量190)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハ
イドライド200gとペンテイルジメチルアミン4gを
加え80°Cで30分攪拌した後に注形し150℃で硬
化した。
(エポキシ当量190)30gに直径10μで長さ4
mmの芳香族ポリアミド繊維34g(48容量チ)を加
え、平均粒径5μの鉄粉を11g添加し、直径s cm
で長さ8crnのミルにボール175g(10個)を入
れて5時間室温で混練りした。このものにビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当
量190)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハ
イドライド200gとペンテイルジメチルアミン4gを
加え80°Cで30分攪拌した後に注形し150℃で硬
化した。
比較例5
実施例5の平均粒径5μの鉄粉15gのかわりに平均粒
径5μのナイロン粒子を2g加えて反復した。
径5μのナイロン粒子を2g加えて反復した。
実施例6
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)30gに直径13μで長さ2
mmのスチール繊維1.86g(4B容量チ)を加え、
平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gを添加し、直径8信で
長さ8cmのミルでボール175g(10個)を入れて
5時間室温で混練りした。このものにビスフェノールA
ジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量1
90)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハイド
ライド200gとペンテイルジメチルアミン4gを加え
80℃で30分間攪拌した後に注型し150°0で硬化
した。
(エポキシ当量190)30gに直径13μで長さ2
mmのスチール繊維1.86g(4B容量チ)を加え、
平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gを添加し、直径8信で
長さ8cmのミルでボール175g(10個)を入れて
5時間室温で混練りした。このものにビスフェノールA
ジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当量1
90)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハイド
ライド200gとペンテイルジメチルアミン4gを加え
80℃で30分間攪拌した後に注型し150°0で硬化
した。
比較例6
実施例6の平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gのかわりに
平均粒径5μの窒化ホウ素粉3gを加えて反復した。
平均粒径5μの窒化ホウ素粉3gを加えて反復した。
実施例7
ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)30gに直径0.3μで長さ1
5μのチタン酸カリウム80g(48容量チ)を加え、
平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gを添加し、直径8偲で
長さ8ctILのミルでボール175g(10個)を入
れて5時間室温で混練りした。このものにビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当
量190)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハ
イドライド200とペンテイルジメチルアミン4gを加
え80°0で30分間攪拌した後に注型し150℃で硬
化した。
(エポキシ当量190)30gに直径0.3μで長さ1
5μのチタン酸カリウム80g(48容量チ)を加え、
平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gを添加し、直径8偲で
長さ8ctILのミルでボール175g(10個)を入
れて5時間室温で混練りした。このものにビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(エポキシ当
量190)を200gとヘキサヒドロフタリックアンハ
イドライド200とペンテイルジメチルアミン4gを加
え80°0で30分間攪拌した後に注型し150℃で硬
化した。
比較例7
実施例7の平均粒径1μの炭化ケイ素粉5gのかわりに
平均粒径5μの窒化ホウ素粉3gを加えて反復した。
平均粒径5μの窒化ホウ素粉3gを加えて反復した。
表1に示した実施例5〜7と比較例5〜7より各種繊維
質充填剤(B)に対して表面硬度の高い粒子(C)を添
加することによって混練りの効果があられれる。以千侃
臼
質充填剤(B)に対して表面硬度の高い粒子(C)を添
加することによって混練りの効果があられれる。以千侃
臼
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) (5)混練する温度において液状を呈する熱硬化性樹脂
; 回 アスペクト比50以上の繊維質充填剤;(C) 繊
維質充填剤よりも表面硬度の高い粒子;を含有し、同成
分の含有量が少なくとも20容量チであることを特徴と
する繊維複合樹脂組成物。 (2)混線すすべき温度において液状を呈する熱硬化性
樹脂内申に、アスペクト比50以上の少なくとも1種の
繊維質充填剤向を繊維質充填剤より表面硬度の高い粒子
C〕の存在下で、該繊維質充填剤が組成物の少なくとも
20容量チを構成するように分散させ、充分混練りする
ことからなる繊維複合樹脂組成物の製造方法。 (3)組成物を混練りの後に樹脂、硬化剤、触媒他の充
填剤、または他の有機液体を添加し、成形。 注形または塗布等により固形物成形体を得ることを特徴
とする特許請求の範囲第2項に記載の繊維複合樹脂組成
物の製造方法。 (4)組成物を混練りした後に、組成物の熱硬化性樹脂
を溶解する溶剤で組成物を洗浄することによって得られ
る講維質充填剤に熱硬化性樹脂、必要とあれば硬化剤、
触媒他の充填剤または他の有機液体を添加あるいは含浸
することにより成形。 注形または塗布等をして固形物成形体を得ることを特徴
とする特許請求の範囲第2項に記載の繊維複合樹脂組成
物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17694783A JPS6069161A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 繊維複合樹脂組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17694783A JPS6069161A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 繊維複合樹脂組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069161A true JPS6069161A (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=16022513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17694783A Pending JPS6069161A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 繊維複合樹脂組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069161A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4687796A (en) * | 1985-12-23 | 1987-08-18 | Allied Corporation | Optimum formulation regions of reinforced thermoset composites |
| WO1996034045A1 (en) * | 1995-04-27 | 1996-10-31 | Aviplast Bv | Plastic-based composite product and method and apparatus for manufacturing same |
| US7241484B2 (en) | 2003-03-17 | 2007-07-10 | Tech-Wood International Ltd. | Reinforced profile |
| US7713460B2 (en) | 1995-04-27 | 2010-05-11 | Tech-Wood International Ltd. | Method and apparatus for manufacturing of plastic-based composite product |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP17694783A patent/JPS6069161A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4687796A (en) * | 1985-12-23 | 1987-08-18 | Allied Corporation | Optimum formulation regions of reinforced thermoset composites |
| WO1996034045A1 (en) * | 1995-04-27 | 1996-10-31 | Aviplast Bv | Plastic-based composite product and method and apparatus for manufacturing same |
| US6929841B1 (en) | 1995-04-27 | 2005-08-16 | Tech-Wood International Ltd. | Plastic-based composite product and method and apparatus for manufacturing same |
| US7713460B2 (en) | 1995-04-27 | 2010-05-11 | Tech-Wood International Ltd. | Method and apparatus for manufacturing of plastic-based composite product |
| US7241484B2 (en) | 2003-03-17 | 2007-07-10 | Tech-Wood International Ltd. | Reinforced profile |
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