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JPH11509665A - スタガ記録を行う記憶媒体装置及びビデオサービスシステム - Google Patents

スタガ記録を行う記憶媒体装置及びビデオサービスシステム

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Publication number
JPH11509665A
JPH11509665A JP8528955A JP52895596A JPH11509665A JP H11509665 A JPH11509665 A JP H11509665A JP 8528955 A JP8528955 A JP 8528955A JP 52895596 A JP52895596 A JP 52895596A JP H11509665 A JPH11509665 A JP H11509665A
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JP
Japan
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data
storage medium
video
video data
audio data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8528955A
Other languages
English (en)
Inventor
ドゥ ヴォス ヨハン
ゴゲ パスカル
コペヤンス ゲルト
Original Assignee
ソニー オイローパ ビーブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー オイローパ ビーブイ filed Critical ソニー オイローパ ビーブイ
Publication of JPH11509665A publication Critical patent/JPH11509665A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/002Programmed access in sequence to a plurality of record carriers or indexed parts, e.g. tracks, thereof, e.g. for editing

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、記録データを記録する記憶媒体装置であって、記録データは、所定の数のデータグループに分割され、上記データグループの第1の部分は、記憶媒体のN(N=1、2、3・・・)本のトラックに1つおきに記録され、他の部分は、記憶媒体の残りのトラックに記録される記憶媒体装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 スタガ記録を行う記憶媒体装置及びビデオサービスシステム 背景技術 従来のケーブルTVシステムでは、ビデオデータを、配信事業者からケーブル を介して多くの視聴者のモニタ受像機に供給する。近年、多くの番組が各ケーブ ルTV事業者から多チャンネルを介して配信されているが、ユーザ又は視聴者は 、見たい番組が始まり、選局したチャンネルを介して伝送されてくるまで待たな くてはならない。 また、近年、対話型ビデオシステムが提案されている。このような対話型ビデ オシステムにおいて、視聴者は、モニタ受像機に表示したい映画を選択すること ができる。このようなビデオオンディマンドシステムでは、ユーザのモニタ受像 機や端末装置への直接的な接続が確立され、その後、エンドユーザは、要求した 映画を見ることができる。 この周知のシステムでは、例えば、配信事業者の所でシステムが構築された後 に、システムを拡張することは、事実上不可能である。このようなシステムにお いて会員数が増え、要求されるビデオの数が増加した場合、新たな対話型ビデオ システムを構築しなければならない。 発明の開示 本発明は、記録データを記録する記憶媒体装置であって、上記データが所定の 数のデータグループに分割され、データグループの第1の部分は、N(N=1、 2、3・・・)トラックおきに記録され、データグループの残りの部分は、記憶 媒体の残りの部分に記録される記憶媒体装置を提供する。 本発明に係る記憶媒体装置は、対話型ビデオシステムに用いて、ビデオオンデ マンドの要求からの待ち時間を短縮する。 さらに、本発明は、ビデオデータが所定の数のデータグループに分割されて記 録され、その所定の数のデータグループが本来の順序とは違う順序で記録される 記憶媒体装置と、この記憶媒体装置から供給されるデータグループを、仮想チャ ンネルを切り換えて一連のビデオデータとして複数の端末装置に供給する少なく とも1つのATMスイッチとを備えるビデオサービスシステムを提供する。 ATMスイッチは、連続したビデオデータを配信する。ATM(非同期転送モ ード)の原理及び規格については、1993年3月に国際電気通信連合によって 発行された勧告I.150及びI.327に記載されている。ATMは、一般的 に、非同期時分割多重化技術を用いた専用パケット型転送モード(a specific p acket-oriented transfer mode)に用いられる。多重化された情報のフローは、 セルと呼ばれる固定サイズのブロックに組み込まれる。1つのセルは、情報領域 とヘッダとにより構成される。ヘッダの主たる機能は、非同期時分割多重内の同 一の仮想チャンネルに属するセルを識別することである。 本発明に係る記憶媒体装置は、例えば、ビデオカセットレコーダ (VCR)におけるように、静止画モード動作、早送り再生モード動作、リバー ス再生モード動作、モザイクモード動作を行う。 本発明のさらなる詳細、特徴、利点については、本発明の実施例を示す図面を 参照して以下に説明する。 図面の簡単な説明 図1は、インフォメーションオンディマンドのためのシステム全体の構成を示 す図である。 図2は、記憶媒体装置の第1の具体的な構成を示す図である。 図3は、記憶媒体装置の第2の具体的な構成を示す図である。 図4は、図2及び図3に示す記憶媒体装置における制御フロー及びデータフロ ーを示す概略図である。 図5は、記憶媒体装置の第3の具体的な構成を示す図である。 図6は、図2に示す記憶媒体装置に相当する記憶媒体装置を、それより得られ るデータグループとともに示す図である。 図7は、記憶媒体装置におけるATMインターフェースのタイミングを示す図 である。 図8は、図1に示すナビゲーションシステムの具体的な構成を示す図である。 図9は、図1に示すエンドユーザ装置の具体的な構成を示す図である。 図10は、図1に示すシステム管理装置の具体的な構成を示す図である。 図11は、スタガ記録に対する基本的な再生機能を示す図である。 図12は、モザイクメニュー機能を示す図である。 図13、14、14Aは、それぞれ、光磁気ディスクの記録トラックの記録フ ォーマットを示す図である。 図15は、図14のスタガフォーマットで記録されたデータの再生を示す図で ある。 図16は、マルチキャスティングの例を示す図である。 図17は、本発明に係るシステムにおける一連の通信工程の例を示す図である 。 図18は、本発明に係るシステムの好ましい実施例における一連の通信工程の 他の例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態 図面を参照した以下の記述では、ハードウェアとソフトウェアの組合せについ て説明している。ハードウェアの構成要素の中には、単一の構成要素に組み合わ されて、CPUのように機能を時分割多重によって実行するものもある。また、 論理(ソフトウェア)ユニット間の接続は、実際には、図に概略的に示したもの よりも複雑である。 図1は、本発明に係る対話型通信システムの好ましい実施例における全体の構 成を示す図である。このシステムは、ATMスイッチ1(例えば、米国ペンシル バニア州ワレンデイルのフォアシステムインク社製のフォアランナ(商標)AS X−200(Fore Systems Inc.,Warrendale,Pennsylvania,USA の ForeRunne rTM ASX-200)) と、記憶媒体装置20(SMU)と、端末装置40と、システム管理装置60と 、ナビゲーション装置30とを備えている。ATMスイッチ1は、仮想チャンネ ル接続を用いて、記憶装置20と、端末装置40と、システム管理装置60と、 ナビゲーション装置30とを互いに選択的に接続し、これらの構成要素間を、デ ータが、ルーティング情報を含む5バイトのセルヘッダと48バイトの情報領域 からなるATMパケットの形式で、各装置とATMスイッチ1間に設けられたA TMユーザ/ネットワークインターフェースを介して転送される。ATMスイッ チ1は、仮想チャンネル識別子等のルーティング情報の変換テーブルを有してお り、転送されてくる各ATMパケットのルーティング情報を、出力仮想チャンネ ルを指定するルーティング情報に変換することによって、ATMパケットを正し い転送先に転送することができる。ATMスイッチは周知のものであり、詳細な 説明は省略する。 対話型通信システムについて、特にビデオオンディマンド(VOD)サービス をユーザに提供する具体例を参照して以下に説明する。なお、テレショッピング 、ゲーム、その他の情報交換等の用途についても同様に行うことができる。この ようなサービスは、一般的にインフォメーションオンディマンドサービスと称さ れる。 図1に示す対話型通信システムにおいて、ビデオ信号及び/又はオーディオ信 号は、SMU20に記憶されている。SMU20の幾つかの具体例については、 後に詳細に説明する。 図1において、端末装置40はセットトップボックスであり、各セットトップ ボックスは、ナビゲーション装置30やシステム管理装置60と通信を行うこと ができ、SMU20からのビデオデータ 及び/又はオーディオデータ(例えば、MPEG−2規格に準拠して圧縮されて いる)をデコードし、デコードされたビデオ信号及び/又はオーディオ信号をモ ニタ受像機43及び/又はスピーカシスム42に供給する。各セットトップボッ クス又は端末装置40には、例えばキーボードや遠隔操作装置等の入力装置44 が接続されている。セットトップボックスは、例えば、モニタ受像機43に表示 するためのグラフィックデータを生成してユーザとの対話を容易にするグラフィ ックプロセッサユニット49を備えている。また、グラフィックプロセッサユニ ット49に対するデータは、ATMパケットとしてシステム管理装置60から供 給される。視聴者は、キーボード44や他の適した入力装置を用いて、セットト ップボックス40にインストラクションを入力できるようになっている。セット トップボックス40の具体例については、後に詳細に説明する。 ナビゲーション装置30は、セットトップボックス40のうちのいずれか1つ に、提供可能なビデオ番組の情報を供給するようになっている。このような情報 は、図形又は文書、又はその組合せによって、セットトップボックス40に接続 されたのモニタ受像機43に表示される。提供可能なビデオ番組は、視聴者が選 択することができるビデオ番組である。このようなユーザが要求することができ る情報を、以下、サービス項目と称する。ナビゲーション装置30の具体例につ いては、後に詳細に説明する。 システム管理装置60は、ATMスイッチ1の動作を管理することによって、 対話型通信システム全体の動作を管理する。システム管理装置60の具体例につ いては、後に詳細に説明する。 本発明の好ましい実施例に係る対話型通信システムの主たる特徴 は、使用するハードウェアやインストールされるオペレーティングシステムに限 定がないことである。各通信動作は、それらの動作専用の制御ソフトウェアプロ グラムを受信機及び/又は送信機に送ることによって行われるので、受信機及び /又は送信機は、この制御ソフトウェアプログラムをダウンロードした後、受信 及び/又は送信を最適に実行することができる。 図1の実施例では、SMU20のうち少なくとも1つは、保管用SMUである 。本実施例では、その他のSMU20は、配信用SMUである。保管用SMUは 、種々の制御ソフトウェアプログラムやビデオデータ及び/又はオーディオデー タを記憶している。保管用SMUは、例えばテープや光磁気ディスクを記憶手段 として備え、一方、配信用SMUは、例えば記憶手段として動作の速いハードデ ィスクや光磁気ディスクを備える。光磁気ディスクは、ハードディスクよりも動 作が遅いが、テープよりは動作が速い。各配信用SMUは、保管用SMUに記憶 されているデータの異なる一部をそれぞれ記憶する。保管用SMUを、配信用S MUとして使用することもできるが、配信用SMUは、VODサービスに用いら れる。システム管理装置60は、制御ソフトウェアプログラムを保管用SMUに ダウンロードし、保管用SMUは、ビデオオンディマンドサービスの開始時又は その以前に、複数の配信用SMUのうちの1つに対する制御ソフトウェアプログ ラムのコピー動作を実行する。保管用SMUによる制御ソフトウェアプログラム の配信用SMUへのインストールについては、図18に詳細に示す。配信用SM Uは、システム管理装置60からの、具体的には記憶媒体マネージャ62からの コピー動作命令に従って、保管用SMUから供給される必要なビデ オデータを記憶する。 システム管理装置60は、端末装置40からのディマンドデータを受信すると 、受信したディマンドデータから得られる選択されたビデオデータのための仮想 チャンネルや端末装置40のアドレス情報を含む配信制御データを、ATMスイ ッチ1に出力する。次に、配信用SMUは、選択されたビデオデータを、この端 末装置40のためのルーティング情報とともに出力する。ビデオデータのコピー 動作が実行される前に、書込動作のためのソフトウェアプログラムが、システム 管理装置60からSMU20のRAM24にダウンロードされる。SMU20の CPU22は、RAM24に記憶された書込動作ソフトウェアプログラムに基づ いて、物理的記憶媒体21の書込動作を制御する。そして、ビデオサービスが開 始する前に、RAM24内の書込動作ソフトウェアプログラムは、システム管理 装置60からダウンロードされた読出動作のためのソフトウェアプログラムに置 き換えられる。CPU22は、ビデオサービスにおける読出動作ソフトウェアプ ログラムに基づいて、物理的記憶媒体21の読出動作を制御する。 対話型通信システムは、例えば複数の(配信用)SMUを備える。このシステ ムにおいて、特定のビデオ及び/又はオーディオ番組を選択する可能性のある端 末装置40の数が所定数より少ない場合、その特定のビデオ及び/又はオーディ オ番組に必要なビデオデータ及び/又はオーディオデータは、保管用SMUから 1つの配信用SMUのみにコピーされる。一方、所定数より多い端末装置が特定 のビデオ及び/又はオーディオ番組を選択する可能性がある場合、必要なビデオ データ及び/又はオーディオデータは、保管用SMUか ら又は上記配信用SMUから、1つ以上の配信用SMUにコピーされる。ここで の所定数は、ある時間における特定のビデオ及び/又はオーディオ番組を要求す る端末装置40の数の統計値や実時間監視に基づいて、決定することができる。 本発明の好ましい実施例では、エンドユーザ数を動作中に監視することが可能 であり、システムのオーバーロードを防止するためにその構成を大幅に変更する ことができる。エンドユーザ数が増加した場合、新たな配信用SMUは、保管用 SMU又は他の配信用SMUからビデオデータ及び/又はオーディオデータをロ ードする。 システム管理装置60は、例えば、配信用SMUのうちのいずれかが機能しな くなったときに、バックアップ制御データを出力する。そして、選択されたビデ オデータ及び/又はオーディオデータは、バックアップ制御データに基づいて選 択された正常に動作している他の配信用SMUから出力される。ATMスイッチ 1に設けられている仮想チャンネルの変換テーブルは、システム管理装置60に よって更新され、機能していない可能性がある配信用SMUの入力仮想チャンネ ルが、他の配信用SMUの仮想チャンネルに変更され、変更されたSMUから同 じビデオデータ及び/又はオーディオデータが配信される。 ユーザは、所望のナビゲーションサービスを選択し、この所望のナビゲーショ ンサービスを提供するナビゲーション装置30に端末装置40を接続する。サー ビス項目メニューを表示するソフトウェアプログラムを含むナビゲーションデー タと各サービス項目に対応する識別データは、例えば、端末装置40によって選 択された少なくとも1つのナビゲーション装置30から予めダウンロードされる 。 端末装置40に接続されたモニタ受像機43は、利用可能なサービス項目のメニ ューや、必要に応じてそれに対応する識別データを表示する。ナビゲーション装 置30からのメニューは、図形、文書、それらの組合せのいずれかの形式のビデ オ情報及び/又はオーディオ情報と制御データとからなり、エンドユーザは、メ ニューを容易に選択することができる。 ユーザが、入力装置44を介して、モニタ受像機43に表示されているメニュ ーから所望のビデオ番組をポインタで指示したり、又は所望の番組に対応する識 別データがモニタ受像機43に表示されているときはそれを入力することによっ て、ビデオ及び/又はオーディオ番組を選択すると、端末装置40は、識別デー タをATMスイッチ1を介してシステム管理装置60に供給する。システム管理 装置60が公衆ATMネットワークに接続されている場合、このような識別デー タは、例えば公衆アドレスであってもよい。ナビゲーションデータに、更にSM U20又はナビゲーション装置30から得られるビデオデータを含ませるように してもよい。また、ナビゲーション装置30からダウンロードされるナビゲーシ ョンデータに、他の選択可能なナビゲーション装置30の情報を含ませるように してもよい。 他の実施例において、図示しないが、端末装置40を、公衆ATMスイッチを 介してナビゲーション装置に接続することができ、この場合、このようなナビゲ ーション装置は、公衆アドレスによって選択される。このような公衆ナビゲーシ ョン装置を介して、例えば第1の公衆ナビゲーション装置を介して他のナビゲー ション装置を選択できるようにしてもよい。 システム管理装置60は、セットトップボックス40から識別データを受信し た後、選択されたビデオ番組に対応する端末装置40用のVODソフトウェアプ ログラムを、端末装置40にダウンロードする。また、システム管理装置60は 、VODサービスを開始する前に、選択されたビデオ番組に対応するSMU20 用のVODソフトウェアプログラムを、ATMスイッチ1を介してSMU20に ダウンロードする。システム管理装置60は、SMU20と、SMU20におけ るビデオ番組の位置を示す例えばテーブル形式のデータに応じた最も適切なサー ビス項目とを選択して、チャンネル情報や選択されたビデオ番組に対応するルー ティング情報を含む配信制御データをSMU20に供給し、SMU20は、選択 されたビデオ番組を再生する。 SMU20内のコントローラ26は、物理的記憶媒体21を制御し、物理的記 憶媒体21は、詳細を後述するように、選択されたビデオデータを、端末装置4 0によって選択された再生モードで再生する。再生されたビデオデータ及び/又 はオーディオデータは、ATMインターフェース29に供給される。 物理的記憶媒体は、上述のように、ビデオ映画が記録されるハードディスク、 光磁気ディスク、テープのいずれであってもよい。 ATMインターフェース29は、例えば、それぞれ48バイトを有する各セル に分割された再生ビデオデータ及び/又はオーディオデータを、SMU20のメ モリに記憶されているルーティング情報と結合してATMパケット形式で、AT Mスイッチ1に出力する。 端末装置40用の制御情報等のコントローラ26からの制御データは、ATM インターフェース29及びATMスイッチ1を介して 端末装置40に供給される。必要とされる再生モード等の端末装置40からの制 御データは、ATMスイッチ1及びATMインターフェース29を介して受信さ れる。 ATMスイッチ1は、ATMパケットに付加されたルーティング情報に応じて 、端末装置40、SMU20及びシステム管理装置60間のATMパケットのル ーティングを行う。私設ATMスイッチ1の変換テーブルは、システム管理装置 60によって更新される。 公衆ATMスイッチが私設ATMスイッチと組み合わせて用いられる図示しな い実施例では、公衆ATMスイッチの仮想チャンネル接続は、サービスの開始時 に公衆アドレスを用いて確立される。 VOD動作では、端末装置40は、ユーザが入力装置44により選択したノー マル再生モード、早送り再生モード、リバース再生モード、早送りリバース再生 モード、静止画モード又はその他のモード等の再生モードを要求する制御データ を、ATMインターフェース41を介してATMスイッチ1に出力する。そして 、ATMスイッチ1は、システム管理装置60に対して制御データのルーティン グを行う。システム管理装置60は、選択された再生モードを要求する制御デー タを、ATMインターフェースを介してATMスイッチ1に出力する。SMU2 0は、選択されたビデオデータを選択された再生モードで再生する。また、他の 変形例として、再生モードを要求する制御データを、端末装置40から直接SM U20にルーティングすることもできる。 VCR動作の場合、物理的記憶媒体は、例えば、上述した他の物理的記憶媒体 よりも動作が速いハードディスクである。また、光磁気ディスクを用いることも できるが、この場合、後述するスタガ形 式で情報が記録されている。 システム管理装置60は、機能的には、1つ以上の記憶媒体マネージャ62と 、1つ以上のサービス項目グループ64及び1以上のサービス項目プロバイダ6 5を有する記憶媒体グループ63と、サービスルーティングマネージャ66と、 プログラムマネージャ67とを備えている。各記憶媒体マネージャ62は、例え ば、それが制御する各SMU20に対する静的データ及び/又は動的データを有 している。静的データは、例えば、各SMU20の種類、コスト、記録容量から なる。動的データは、例えば、そのSMUがビデオデータ及び/又はオーディオ データにより占有されているか否か、使用中であるか否か、機能しているか否か 等のステータス情報を含む。 記憶媒体グループ63は、端末装置40からの要求に基づいて、SMU20の 割当ての要求を記憶媒体マネージャ62に出力する。このような要求は、一定の 時間内又はビデオ番組の全体の時間内にサービスを要求する可能性がある端末装 置40の潜在的な数等の統計的な情報によって特定される。他の可能な要求は、 例えば、いずれかの端末装置40が、上述したような早送り再生や早送りリバー ス再生等のより複雑な再生モードを選択する可能性があるか否かである。記憶媒 体マネージャ62は、例えばテーブル手段として記憶している各SMU20に対 する静的データ及び/又は動的データと、記憶媒体グループ63からの要求とに 基づいて、端末装置40に対するビデオサービスのための適切なSMU20又は SMU20内の適切な記憶媒体を記憶媒体グループ63に提示する。さらに、記 憶媒体グループ63は、端末装置40のうちの1つの端末装置からの要求に応じ て、この端末装置40に対するソフトウェアプログラム のダウンロード動作を制御する。 複数の記憶媒体マネージャ62を用いる場合、各記憶媒体マネージャ62は、 ビデオサービスのために、各記憶媒体マネージャ62に属する適切なSMU20 を記憶媒体グループ63に提示する。1つの記憶媒体マネージャ62は、記憶媒 体グループ63の要求を満足させられない場合、記憶媒体グループ63によって 要求された適切なSMU20を提示するように他の記憶媒体マネージャ62に依 頼する。具体的には、サービス項目プロバイダ64は、SMU20のうちの1つ を割り当てるように、サービス項目グループ65を介して記憶媒体マネージャ6 2に要求する。また、サービス項目グループ65は、プログラムマネージャ67 から始めに供給される制御ソフトウェアプログラムのダウンロード動作を制御す る。プログラムマネージャ67は、システム内で使用される全てのソフトウェア プログラムを管理し、更新された適切で有効なプログラムを各装置に供給する。 サービス項目グループ65は、例えば、サービス項目識別子とサービス項目プ ロバイダとの関係を示す内部のテーブルに基づいて、適切なダウンロード可能な ソフトウェアプログラムをセットトップボックスにダウンロードする。サービス 項目グループ65は、例えば、サービス項目プロバイダから要求が供給されると 、サービス項目グループ内のテーブルに基づいて、どのダウンロード可能ソフト ウェアがセットトップボックスの次動作に適切であるかを決定する。 記憶媒体マネージャ62が機能していない場合でも、再生されたビデオデータ 及び/又はオーディオデータは、記憶媒体マネージャ62によるルーティングな しに直接ATMスイッチ1に出力される ので、SMU20がビデオデータ及び/又はオーディオデータを出力している間 に、機能していない記憶媒体マネージャ62を復帰させることができる。 次に、フルVCR機能、例えば早送り再生モード、リバース再生モード、早送 りリバース再生モード、静止画モードについて説明する。フルVCR機能では、 例えばハードディスクのような高速の記憶媒体が用いられる。この高速の記憶媒 体は、SMUのうちの1つ以上のSMUに設置されている。ビデオオンディマン ドサービスの開始時において、選択されたビデオ番組又は端末装置40からのV CR機能の可能性があるビデオ番組のビデオデータ及び/又はオーディオデータ は、保管用SMU又は1つの配信用SMUから、この高速の記憶媒体にコピーさ れる。高速の記憶媒体は、システム管理装置60によって制御され、セットトッ プボックス40によって要求された再生モードでビデオデータ及び/又はオーデ ィオデータを出力する。システム管理装置60は、エンドユーザによってフルV CR機能が要求されたときは、仮想チャンネルを変更し、このようなエンドユー ザは、変更された仮想チャンネルを介してフルVCR機能が可能なハードディス クを備えたSMUに接続される。スタガ形式で情報が記録された光磁気ディスク からの情報が端末装置40に供給され、その端末装置が、例えば早送り再生モー ド又は早送りリバース再生モードを要求した場合、高速のハードディスクを備え た別のSMUが用いられる。これは、要求から、この再生モードで配信する他の 仮想チャンネルが使用可能となるまでに時間がかかっても構わない場合には、有 用である。高速のハードディスクを直ちに用いることができる時には、要求され た時に使用されているバー チャルチャンネルのタイムポインタに一致したタイムポインタで高速のハードデ ィスクを用いることができ、またそのハードディスクをスピードアップしたり、 スローダウンでき、当然、高速のハードディスクのタイムポインタ及びスピード と、フォワード又はリバーススタガ形式で記録された情報を含む光磁気ディスク から選択された再生モードで情報を配信する他のバーチャルチャンネルのタイム ポインタ及びスピードとが一致したときに、ハードディスクの使用を終了するこ とができる。 セットトップボックス40が、早送りモード又は早送りリバースモードのよう な単純なVCR機能を要求したときは、これらの単純なVCR機能は、他の配信 用SMU20によって行うことができる。この場合、高速の記憶媒体を備えてい ない配信用SMUは、例えば、ATMインターフェースを介する多数の仮想チャ ンネルにおいてそれぞれ異なる遅延時間を有するように後述するフォーマットで 記録されたビデオデータ及び/又はオーディオデータを出力する。そして、AT Mスイッチ1は、システム管理装置60の制御の下に、入力仮想チャンネルと出 力仮想チャンネルとの関係を変更して、ビデオデータ及び/又はオーディオデー タを、要求された再生モードでセットトップボックス40に供給する。 ここで、図1に示すテーブルデータを用いて端末装置40、システム管理装置 60及びSMU20間に確立される通信の具体例について、説明する。端末装置 40(STB−2)が、映画に対応した識別番号678901を指示して選択す る映画を要求し、識別番号678901が、ナビゲーション装置30のうちの1 つから時刻0:09に供給されると、サービス項目プロバイダ64(SIP−1 ) のうちの1つが、この識別番号によって指定される。 そして、サービス項目プロバイダ64(SIP−1)は、現在の時刻を確認し 、内部のテーブルから、映画の開始時刻として次の配信可能なタイムポイント0 :10と、映画のビデオデータ及び/又はオーディオデータを記憶しているSM U20を指定する番号「2」及び、タイムポイント0:10において映画を頭か ら配信することができるSMU20からのサービス項目ストリーム(SIS)の うちの1つを指定する番号「2」を含む配信制御データと、このストリームの仮 想チャンネル番号「21」とを得て、端末番号「2」によって指定されるSMU 20に、SIS番号「2」と、仮想チャンネル番号「21」と、端末装置番号「 STB−2」とを供給する。 サービス項目プロバイダ64(SIP−1)は、サービス項目プロバイダ64 (SIP−1)内で利用可能な他のテーブルデータに基づいて、ATMスイッチ 1内の変換テーブルを更新し、サービス項目ストリーム(SIS)に対する入力 仮想チャンネル番号「21」と、端末装置40(STB−2)に対する出力仮想 チャンネル番号「21」との関係を確立する。したがって、要求された映画のデ ータストリームは、時刻0:10において、映画の頭から端末装置40(STB −2)に供給される。 端末装置40(STB−2)が、フルVCR機能のためにサービス項目プロバ イダ64(SIP−1)のうちの1つを要求すると、そのサービス項目プロバイ ダ64(SIP−1)は、内部のテーブルから、フルVCR機能を有するSMU 20を指定する番号「4」及びこの番号「4」によって指定されたSMU20か らのサービス項目ストリーム(SIS)のうちの1つを指定する番号「1」を含 む配信制御データを、仮想チャンネル番号「28」及び端末装置番号「STB− 1」とともに得る。 サービス項目プロバイダ64(SIP−1)は、サービス項目プロバイダ64 (SIP−1)内で利用可能な他のテーブルデータに基づいて、ATMスイッチ 1内の変換テーブルを更新し、サービス項目ストリーム(SIS)に対する入力 仮想チャンネル番号「28」と、端末装置40(STB−1)に対する出力仮想 チャンネル番号「7」との関係を確立する。したがって、要求された映画のデー タストリームは、フルVCR機能を要求した端末装置40(STB−1)に供給 される。 上述したような対話型通信システムは、多くのサーバオーナ、ナビゲーション 装置オーナ、システム管理装置オーナ及びユーザからなるシステムのプラットホ ームとして用いるのに適している。この場合、1つのパーティは、例えば、シス テム管理装置60、及び/又は、1又は複数のナビゲーション装置30と同様に 、1又は複数のSMU20を利用することができる。 図1において、システム全体は、単一のATMスイッチ1を中心として構成さ れている。2つ以上の私設ATMスイッチ及び/又は公衆ATMスイッチからな るシステムも、同様に構成することができる。さらに、他の種類の伝送ネットワ ークを用いることもできる。しかしながら、1以上のATMスイッチを用いたネ ットワークは、将来性がある最も適したネットワークの構成であると考えられる 。 次に、各装置について詳細に説明する。 図2は、SMU20の構成を示す図である。各SMU20は、例えば光磁気( MO)ディスク及びそれに対応するドライバ又は1以 上のハードディスク及びそれに対応するドライバからなる物理的記憶媒体21と 、SMU20の一部としての又はその外部に設けられたATMインターフェース 29と、例えばテーブルを記憶するメモリ25と、CPU22、RAM24、R OM23及びバス27からなるコントローラ26とを備える。 コントローラ26のCPU22は、ROM23に記憶されているソフトウェア プログラム、RAM24に追加されてダウンロードされた制御ソフトウェアプロ グラム及びSMU20のメモリ25に記憶されているテーブルデータに基づいて 、物理的記憶媒体21とSMU20の他部分の動作を制御する。 物理的記憶媒体21は、主としてサービス項目を含んでいるが、端末装置40 又は1以上のSMU20に必要に応じてダウンロードされる制御ソフトウェアプ ログラムも含んでいる。 SMU20のROM23は、例えば、マイクロカーネルオペレーティングシス テムと、ATMドライバ、光磁気ディスクドライバ等の記憶媒体インターフェー スレジデントソフトウェアとを記憶している。マイクロカーネルオペレーティン グシステムは、例えばSMU20によって後で実行される通信のために特別に作 成された制御ソフトウェアのダウンロード等の最も初歩的な通信動作のみを行う ことを可能にする基本命令セットとして機能する。ATMドライバは、ATMイ ンターフェース29を介する通信を確立するのに用いられる。光磁気ディスクド ライバは、物理的記憶媒体21が機能する後述のモードを決定する。また、コン トローラ26は、仮想チャンネルと端末装置40との関係を確立するためのテー ブル25を有している。 ATMインターフェース29は、例えば、全二重モードでATMスイッチ1と 通信を行い、この場合、ATMインターフェース29は、出力ATMパケット2 8と入力ATMパケット28を同時に送受する。このようなATMパケット28 は、図2に示すように、通常5バイトからなるヘッダ部Aと、通常48バイトか らなる情報領域部Bとを有する。 RAM24は、ROM23内の実行可能なコードと、サーバを最適に機能させ るためのダウンロード可能なモジュールと、バッファとを有している。 図3は、SMU20の他の構成を示す図である。この図3において、バス27 は、高いスループットを得るために、独立した制御バスと、独立したデータバス とに分割されている。 図4は、図3に示したSMU20における制御のフロー及びデータのフローを 概略的に示したものである。ここでは、入出ビデオデータ及び/又はオーディオ データと、入出制御データと、ダウンロードされる入力制御ソフトウェアプログ ラムとを区別している。ビデオデータ及び/又はオーディオデータ、制御データ 、ソフトウェアプログラムの各パケットは、同じSMU20又は同じ端末装置4 0に転送されるとしても、互いに区別することができるように、ヘッダに異なる ルーティング情報を有している。 図5は、SMU20の第3の構成を示す図であり、ATMスイッチ1と、SM U20のATMインターフェース29とが一体化されている。この結果、SMU 20から直接ATMインターフェース41を介する端末装置40への接続を確立 することができる。この場合、システム管理装置60は、ATMスイッチ1に接 続され、又は コントローラ26がシステム管理装置60の機能を行うようにしてもよい。 図6は、図2の実施例に対応したSMU20を示し、例えばディスク等の物理 的記憶媒体からデータセグメントを読み出して、出力する方法を示している。例 えば、データグループは、3つの仮想チャンネルを介して出力される。これらの チャンネルは、独立した物理チャンネルとしてもよい。この図は、スタガ記録デ ータの再生の原理を示すが、これについては後に詳細に説明する。ここに示すS MU20は、バッファ210と、タイマ211とを備え、バッファ210は、例 えばATMインターフェース29の一部である。ビデオデータは、所定数Tのセ ンテンスに分割され、ここで、Tはチャンネル数に対応するものであり、図6の 場合は3である。各センテンスは、所定数Nのデータグループに分割され、Nは 、図6の場合は4である。図6の左上部に示すように、データグループの順番が 、例えば1番目のセンテンスのn番目(n=1、2、3、4、N)のデータグル ープの後にT番目、T−1番目、・・・T−(T−2)番目のセンテンスのn番 目のデータグループが順に続き、nを増加しながらこの操作を繰り返して得られ る順序に変えられた後に、ビデオデータは、物理的記憶媒体21に記録される。 上述のようにして記録されたビデオデータは、物理的記憶媒体21から順次、 繰り返し再生される。T個の各センテンスのn番目のデータグループは、バッフ ァ210に順次記憶され、AMTインターフェース29を介してそれぞれ異なる 仮想チャンネルに出力される。T個のセンテンスの各N個のデータグループが出 力された後、仮想チャンネルは、図7に示すように、次のサイクル及びそれに続 くサイクルに切り換えられ、図6の右側に示すように、N×T個のデータグルー プが、互いに1センテンスの時間差を有して各仮想チャンネルを介し、連続的に 再生される。 図8は、ナビゲーション装置30の構成を示す図である。ナビゲーション装置 30は、例えば、CPU32、ROM33、端末装置40にダウンロードされる ナビゲーションソフトウェアプログラムを記憶するRAM34、バス37及び配 信可能なビデオ番組、例えば配信能なビデオ番組の公衆アドレス等の識別データ のためのテーブル35からなるコントローラ36と、ATMインターフェース3 1とを備える。コントローラ36は、ROM33及びRAM34に記憶されてい るプログラムに基づいて、ナビゲーション装置30の動作を制御する。セットト ップボックス40がナビゲーション装置30にナビゲーション動作を要求すると 、ナビゲーション装置30は、ナビゲーションソフトウェアプログラムをセット トップボックス40にダウンロードする。そして、ナビゲーション装置30は、 提供可能なビデオ番組とその識別データに関する情報を、セットトップボックス 40に供給する。公衆ネットワークを対話型通信システムに用いるときは、公衆 アドレスを使用することができる。対話型通信システムが複数のナビゲーション 装置30を有し、これらのナビゲーション装置が例えば日本語バージョン、英語 バージョン、三次元グラフィックバージョン等を取り扱う場合、多種多様なナビ ゲーションメニューを提供することができる。 図9は、端末装置、すなわちセットトップボックス40の構成を示す図である 。セットトップボックス40は、CPU45と、RAM46と、ROM47と、 MPEGデコーダ48とを備える。CP U45は、ROM47及びRAM46に記憶されているプログラムに基づいて、 セットトップボックス40の動作を制御する。これらのプログラムは、例えば、 システム管理装置60、SMU20又はナビゲーション装置30からダウンロー ドされる。MPEGデコーダ48は、ATMスイッチ41を介して供給される圧 縮されたビデオデータ及び/又はオーディオデータをデコードし、ビデオデータ を、必要に応じてグラフィックプロセッサ49からのデータと組み合わせ、ビデ オRAMメモリ50を介してモニタ受像機43に供給し、オーディオデータを、 増幅器51を介してスピーカシステム42に供給する。CPU45は、ユーザに よりキーボード44又は同様の装置を介して入力される命令データに応じたディ マンドデータを作成する。このようなディマンドデータは、ATMインターフェ ース41を介して出力される。 図10は、システム管理装置60の構成を示す図である。システム管理装置6 0は、CPU68と、ROM69と、例えばセットトップボックス40及び/又 はSMU20にダウンロードされるVODソフトウェアプログラムのためのメモ リであるRAM70と、ATMインターフェース61と、例えばテーブル手段と してのメモリ71とを備える。CPU68は、システム管理装置60の動作を制 御する。システム管理装置60は、SMU20及びセットトップボックス40に オペレーションソフトウェアを供給するとともに、ATMスイッチ1における入 力仮想チャンネルと出力仮想チャンネルとの関係を示すデータ用のテーブルを更 新する。このようなシステム管理装置60は、記憶媒体マネージャ62、プログ ラムマネージャ67、サービス項目プロバイダ64、サービス項目グループ65 、 サーバルーティングマネージャ66に関する上述した全ての機能を実行する。 図11は、シーンのシーケンスを示す図であり、このシーケンスは、種々の伝 送チャンネル上にビデオデータを表したものである。この具体例では、12本の (仮想)伝送チャンネルが用いられ、T=12であるが、チャンネル4〜12に ついては簡略化のために図示を省略する。データグループは、スタガ記録データ を記録している物理的記憶媒体21から再生され、これらの仮想チャンネルを介 して、図6及び図7に示すのと同様に出力される。図11に示すように、シーン のシーケンスは、このような1シーンを有するビデオデータを入力のためのチャ ンネルを順次切り換えることによって、変更することができ、単純なVCR機能 を実現することができる。例えば、シーン「2」が表示されている間にチャンネ ル1からチャンネル2に切り換えることにより、シーン「4」が表示され、した がって、早送りモードのようにシーン「3」をスキップすることができる。同様 に、シーン「6」が表示されている間にチャンネル3からチャンネル1に切り換 えることにより、シーン「5」が次に表示され、したがって、リバースモードを 実現することができる。このような仮想チャンネル間の切換は、端末装置40か らの制御データに応じたシステム管理装置60の制御の下に、ATMスイッチ1 の変換テーブルを更新することによって、行うことができる。チャンネル間の切 換が行われない場合、シーンの本来のシーケンスが続き、これは、単一チャンネ ル上のビデオデータのシーケンスである。 チャンネル3からチャンネル1に切り換えることにより、シーン5は、シーン 6の後に表示される。このようにして、リバーススキ ップ再生が行われる。 図12は、端末装置40によって実行されるモザイク機能の具体例を示す図で あり、モザイク機能では、あるシーケンスから選択されたシーンがモニタ受像機 43に表示される。このように、ユーザは、入力装置44を介して対応する要求 を発することにより、映画の頭以外に開始点を選択することができる。勿論、こ のようなモザイク機能を、1又は複数のナビゲーション装置30を介する、例え ば複数の選択可能なビデオ番組のタイトルフレーム等の選択可能なサービス項目 のメニューを表示するのに用いることもでき、この場合、このようなモザイク機 能のために選択されたシーンは、仮想チャンネルを実時間で切り換えて、これら をビデオRAM50に同時に記憶することにより、又はSMU20に前もってモ ザイクビデオデータとして蓄積されているビデオデータを再生することにより、 表示される。次に、物理的記憶媒体21上のビデオデータの記録フォーマットに ついて、図13〜15を参照して説明する。 図13は、物理的記憶媒体21を示す図であり、ヘッド90が、物理的記憶媒 体21の中心に対して進退自在にアーム91に取り付けられている。ここで、物 理的記憶媒体21は光磁気ディスクからなる。光磁気ディスク21のデータトラ ックには、図13において物理的記憶媒体21の上側に示すスタガ記録シーケン ス92のデータグループが記録されている。シーケンス92の上下の矢印は、ヘ ッド90が物理的記憶媒体21からデータグループを読み出す順序を示している 。再生ヘッド90は、図に示すように、物理的記憶媒体21上を外周側に向かっ て、データグループをスキップしながら読み出し、スキップされたデータグルー プは、物理的記憶媒体21 上を再生ヘッド90が内側に向かう際に読み出される。このように、SMU20 のコントローラ26(図6参照)に送られるデータグループのシーケンスの終了 と開始の間にはタイムロスが発生せずSMU20のコントローラ26によって要 求された順番のデータグループの連続したフローが、確実に得られる。データグ ループが連続したフローとなっているので、容量が少ないバッファメモリを用い ることができる。 上述したフォーマットで記憶媒体に記録されたビデオデータは、物理的記憶媒 体21から再生され、SMU20から、3つの仮想チャンネルとしてのATMイ ンターフェース29を介してATMスイッチ1に出力される。 図14において、同じ内容で反対のタイムラインを有する第1及び第2のビデ オデータが、ディスクに記録されている。この場合、第1のビデオデータのデー タグループと第2のビデオデータのデータグループは、インターリーブされてい る。第1のビデオデータは、セットトップボックスが、ノーマル再生モード、早 送り再生モード、又は段階的早送り再生モードを要求したときに用いられる。一 方、第2のビデオデータは、セットトップボックスがリバース再生モードを要求 したときに用いられる。さらに、第1のビデオデータのデータグループを、ディ スクの1トラックおきに記録しておくこともできる。このとき、第2のビデオデ ータのデータグループは、ディスクの残りのトラックに記録されている。そして 、記録されている第1のビデオデータは、再生ヘッドを第1の方向に移動させる ことにより、ディスクの1トラックおきのトラックから再生される。記録されて いる第2のビデオデータは、再生ヘッドをこの第1の方向 に移動させることにより、ディスクの残りのトラックから再生される。また、第 1のビデオデータが再生された後、第1の方向と逆方向に第2のビデオデータを 再生することもでき、図13に示す記録フォーマットと同様の効果が得られる。 第1及び第2のビデオデータがMPEG規格に準拠して符号化される場合、第 2のビデオデータは、第1のビデオデータと逆の方法で符号化されなければなら ない。この場合、第2のビデオデータを上述のような逆方向で再生することはで きない。図14Aの例では、フォワードデータグループ(1F、2F、3F、4 F等)が図13と同様に4トラックおきに記録され、リバースデータグループ( 12R、11R、10R、9R等)がそれぞれ2F、3F、4F等の前に4トラ ックおきに記録されているので、フォワード再生及びリバース再生の両方におい て、ヘッドの移動距離は最小化される。また、ディスクの外周部の6F、7F、 8F及び7R、6R、5Rや、内周部の12F、1F、2F及び1R、12R、 11Rからも明らかなように、ディスクの内外周部においるヘッドの移動距離は 最小化される。 図15は、モニタ受像機に表示されたビデオデータのシーケンスを示す図であ り、このシーケンスは、フォワード及び/又はリバース再生モードを得るための 図14に示した記録フォーマット及び読出シーケンスを用いることによって、ま た図13、14、14Aに例示したスタガ形式でデータを記録するために異なる 仮想チャンネルに対してそれぞれ送受信を行うことによって、得られる。 マルチキャスト機能について、図16を参照しながら説明する。 マルチキャスト機能では、図1に示すシステム管理装置60は、ビ デオデータの配信も管理する。システム管理装置60は、サービス中の1つ以上 の端末装置40から、SMU20のうちの1つから送信されているのと同じビデ オデータ及び/又はオーディオデータ、又は他の端末装置40から要求されてい るのと同じビデオデータ及び/又はオーディオデータを供給するように依頼する ディマンドデータを受信したとき、SMU20からの選択されたビデオデータの 入力仮想チャンネルと、受信したディマンドデータに応じて生成されるビデオデ ータ及び/又はオーディオデータを要求する端末装置40の出力仮想チャンネル との情報を含む配信制御データを、ATMスイッチ1に出力する。例えば、端末 装置STB−3が、他の端末装置STB−1に要求によりSMU20から入力仮 想チャンネル「vc1」及び出力仮想チャンネル「vc7」を介して伝送される のと同じビデオデータ「ビデオ1」、「ビデオ2」、「ビデオ3」を要求すると 、システム管理装置60は、更新された変換テーブルをATMスイッチ1に出力 し、「ビデオ1」「ビデオ2」「ビデオ3」を伝送するATMパケットのヘッダ は、ATMスイッチにて、出力仮想チャンネル「vc7」に対応するヘッダに置 き換えられるだけではなく、端末装置STB−3によって指定されている出力仮 想チャンネル「vc8」に対応するヘッダにも置き換えられる。したがって、「 ビデオ1」、「ビデオ2」、「ビデオ3」を含むATMパケットは、端末装置4 0STB−1及び端末装置STB−3の両方に同時に供給される。 図17に示す通信シーケンスは、SMU20からセットトップボックス40へ のビデオーデータのフローを確立する方法を示している。まず、ステップ1にお いて、ユーザは、自分の入力装置44を 介して、システムにアクセスしたい旨をSTBで示されているセットトップボッ クス40に通知する。ステップ2において、セットトップボックス40は、ビデ オオンディマンド、ゲーム、テレビ等、どのような種類のサービスをユーザが選 択したいのかをユーザに尋ねることによって、応答する。このような選択可能な オプションは、セットトップボックス40のメモリに記憶されているようにして もよい。次に、ステップ3において、ユーザは、自分の選択を自分の入力装置4 4を介してセットトップボックス40に入力し、そして、セットトップボックス 40は、図中NAVIで示されるナビゲーション装置30と通信を行う。以下の 説明は、ユーザが、1又は複数のナビゲーション装置30が適用されたビデオオ ンディマンドサービスメニューを選択した場合についてである。図には、分かり 易いように1つのナビゲーション装置30のみを示している。 ステップ5において、ナビゲーション装置30は、ナビゲーション装置30が アクセスできる選択可能なビデオサービスのメニューをセットトップボックス4 0に供給する。このメニューには、セットトップボックス40が、他のビデオサ ービスにアクセスできる他のナビゲーション装置30を参照するオプションを設 けるようにしてもよい。次のステップ6において、セットトップボックス40は 、モニタ受像機43にメニューを表示することにより、ユーザにメニューを提供 する。ステップ7において、ユーザは、自分の入力装置44を介して自分の選択 、例えば更なるメニューの要求を入力する。ステップ8において、この要求は、 ナビゲーション装置30に供給され、ステップ9において、ナビゲーション装置 30は、これに応じて、新たな選択メニューをセットトップボックス40に供給 する。 ステップ7〜10は、ステップ10においてセットトップボックス40によりモ ニタ受像機43に表示されたメニューが、ステップ11で示すユーザが選択した いビデオ番組のオプションを含むまで、何度も繰り返される。ステップ12にお いて、セットトップボックス40は、SIPで示されるサービス項目プロバイダ 64に対して、サービス項目プロバイダ64のアドレスに対応する所定の公衆ア ドレスをセットトップボックスに供給するように要求する。ステップ13におい て、サービス項目プロバイダ64は、まず、SIGで示されるサービス項目グル ープ65に対して、ビデオストリームが確立されるセットトップボックス40に よる最適な処理に必要とされる制御データをセットトップボックス40に供給す るように要求し、ステップ14において、この制御ソフトウェアは、セットトッ プボックス40にダウンロードされる。これにより、セットトップボックス40 はVCR機能に関するコマンドを発することが可能となり、ステップ15におい て、第1の再生コマンドがサービス項目プロバイダ64に対して発せられる。ス テップ16において、サービス項目プロバイダ64は、要求に応じた第1の提供 可能なビデオストリーム、例えばSMUIで示される記憶媒体装置20からのビ デオストリームを検索し、ATMスイッチ1内の仮想チャンネルテーブルを書き 換えることによって、記憶媒体装置20とセットトップボックス40を接続する ように、ATMSWで示されるATMスイッチ1を設定する。ステップ17及び 18において、要求されたビデオストリームは、ATMスイッチ1を介してセッ トトップボックス40にルーティングされ、要求されたビデオ番組がモニタ受像 機43に表示される。 図18において、システムの動的な再構成が行われる。このタイミングチャー トのライン13にて、サービス項目グループ(SIG)は、SMUインストーラ の新たなインスタンスを生成し、送信元SMUの数、送信先SMUの数、その他 のパラメータを供給する。ライン14にて、SMUインストーラは、送信先であ るSMUIに対するダウンロード動作を実行し、SMUIをデータ待ちの状態に しておく。ライン15にて、SMUインストーラは、送信元であるSMU2に、 送信先であるSMUIへのデータ供給を開始するように要求する。ライン16に て、要求されたデータは、SMU2からSMUIへ転送される。ライン17にて 、SMU2は、データ転送が完了したことをSMUインストーラに報告する。ラ イン18にて、SMUインストーラは、SMUIがデータを供給する準備ができ たことをSIGに通知し、その後、SMUインストーラは、消滅する。ライン1 9にて、SIGは、SMUIに、ある仮想チャンネルへのデータ供給を開始する ように要求し、このようなデータがエンドユーザに供給される。 以上の説明では、多くの特徴及び詳細について、好ましい実施例を参照しなが ら説明したが、本発明は、そのような好ましい実施例の説明に限定されるもので はない。本発明の権利範囲は、以下の請求の範囲によって特定されるものである 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月6日 【補正内容】 請求の範囲 1.記録データを記録する記憶媒体装置であって、 上記データは所定の数のデータグループに分割され、上記データグループの第 1の部分は、記憶媒体の離散された第1の領域に記録され、データグループの上 記第1の部分に続く他の部分の少なくとも1つは、上記第1の離散された領域か ら離隔した上記記憶媒体の他の離散された領域に記録され、 上記所定の数のデータグループは、本来の順序と相違する順序で記録され、 上記データは、ビデオデータ及び/又はオーディオデータからなり、第1及び 第2のデータグループから構成され、上記第1及び第2のデータグループは互い に同一の内容を逆方向に符号化したものであり、上記第1のデータグループのデ ータは、上記記憶媒体のN(N=1、2、3・・・)トラックおきに記録され、 上記第2のデータグループのデータは、上記記憶媒体の残りのトラックに記録さ れる ことを特徴とする記憶媒体装置。 2. 上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、再生時にフォワ ード再生のビデオデータ及び/又はオーディオデータとして出力され、上記第2 のビデオデータ及び/又はオーディオデータは再生時にリバース再生のビデオデ ータ及び/又はオーディオデータとして出力される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の記憶媒体装置。 3. 上記データは、チャンネル数に対応するT(T=2、3、4・・・)個の センテンスに分割され、上記データの最後のセンテンスのデータグループのシー ケンスが最初のセンテンスのN番目のデータグループの後に再生される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載の記憶媒体装置。 4. 上記データグループの第1の部分は、ヘッドを第1の方向に移動すること により、上記記憶媒体のN(N=1、2、3・・・)本のトラックおきのトラッ クから再生され、上記データグループの残りの部分は、上記ヘッドを上記第1の 方向と反対の第2の方向に移動させることにより上記記憶媒体の残りのトラック から再生される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 5. 上記データはビデオデータ及び/又はオーディオデータであり、上記記憶 媒体から再生されるデータグループは、ATMスイッチに供給され、仮想チャン ネルの切換により複数の端末装置に一連のビデオデータ及び/又はオーディオデ ータとして配信される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 6. 上記記憶媒体は高速のハードディスクにより構成される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 7. 上記第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、互いに 時間的に逆方向に同一の内容を記録したものであり、上記第1及び第2のビデオ データ及び/又はオーディオデータのデータグループは、上記記憶媒体にインタ ーリーブされて記録されている、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項いずれか1項記載の記憶媒体 装置。 8. 上記第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、それぞ れ第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータのデータグループの 順序を変更した後に上記記憶媒体に記録される、 ことを特徴とする請求の範囲第7項記載の記憶媒体装置。 9. 上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータ及び上記第2のビデ オデータ及び/又はオーディオデータは、それぞれフォワード再生用のビデオデ ータ及び/又はオーディオデータ及びリバース再生用のビデオデータ及び/又は オーディオデータとして再生される、 ことを特徴とする請求の範囲第4項、第7項及び第8項記載の記憶媒体装置。 10. ビデオデータデータが所定の数のデータグループに分割されて、上記所 定の数のデータグループが本来の順序とは違う順序に配列されて記録された記憶 媒体装置と、 上記記憶媒体装置から上記データグループが供給され、仮想チャンネルを切り 換えて複数の端末装置に連続したビデオデータを配信する少なくとも1つのAT Mスイッチと、 を備えるビデオサービスシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 パスカル ゴゲ ベルギー国 ブリュッセル ビー−1130 サント スティーブンス ヴォルヴェスト ラート55 ソニー オイローパ ビーブイ 内 (72)発明者 ゲルト コペヤンス ベルギー国 ブリュッセル ビー−1130 サント スティーブンス ヴォルヴェスト ラート55 ソニー オイローパ ビーブイ 内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 記録データを記録する記憶媒体装置であって、上記記録データは、所定の 数のデータグループに分割され、上記データグループの第1の部分は、記憶媒体 に離散して記録され、上記データグループの残りの部分は、上記記憶媒体の残り の部分に記録される記憶媒体装置。 2. 上記所定の数のデータは、本来の順序と相違する順序で記録される ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の記憶媒体装置。 3. 上記データは、ビデオデータ及び/又はオーディオデータである ことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載の記憶媒体装置。 4. 上記データは第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータか らなり、上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータの内容は同一であ り、上記第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、互いに逆 方向に符号化され、上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータのデー タグループは、上記記憶媒体のN(N=1、2、3・・・)本のトラックに1つ おきに記録され、上記第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは上記記 憶媒体の残りのトラックに記録される ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 5. 上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、再生モードにお いてビデオデータ及び/又はオーディオデータのフォワード再生に対応し、上記 第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、再生モードにおいてビデオ データ及び/又はオーディオデータのリバース再生に対応する、 ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の記憶媒体装置。 6. 上記データはチャンネル数に対応するT(T=2、3、4・・・)個のセ ンテンスに分割され、上記データグループは、上記データの最後のセンテンスの N(N=1、2、3・・・)番目のデータグループが上記データの最初のセンテ ンスのN番目のデータグループの後となるように配列される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 7. 上記データグループの第1の部分は、ヘッドを第1の方向に移動すること により、記憶媒体のN(N=1、2、3・・・)トラックの1つおきのトラック から再生され、データグループの残りの部分は、上記ヘッドを上記第1の方向に 反対の第2の方向に移動することによって、上記記憶媒体の残りのトラックから 再生される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 8. 上記データはビデオデータ及び/又はオーディオデータであり、上記記憶 媒体から再生されたデータグループは、ATMスイッチに供給され、仮想チャン ネルの切換により複数の端末装置に一連のビデオデータ及び/又はオーディオデ ータとして配信される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第7項いずれか1項記載 の記憶媒体装置。 9. 上記記憶媒体は高速のハードディスクにより構成される、 ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 10. 上記第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータは、互い に時間的に逆方向に同一の内容を記録したものであり、上記第1及び/又は第2 のビデオデータ及び/又はオーディオデータのデータグループは、上記記憶媒体 にインターリーブされて記録されている、 ことを特徴とする請求の範囲第4項乃至第9項いずれか1項記載の記憶媒体装 置。 11. 上記第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータはそれぞ れ第1及び第2のビデオデータ及び/又はオーディオデータのデータグループの 配列を変更した後に上記記憶媒体に記録される、 ことを特徴とする請求の範囲第10項記載の記憶媒体装置。 12. 上記第1のビデオデータ及び/又はオーディオデータ及び上記第2のビ デオデータ及び/又はオーディオデータはそれぞれフォワード再生用のビデオデ ータ及び/又はオーディオデータと及びリバース再生用のビデオデータ及び/又 はオーディオデータとして再生される、 ことを特徴とする請求の範囲第7項記載の記憶媒体装置。 13. ビデオデータが所定の数のデータグループに分割されて、上記所定の数 のデータグループが本来の順序とは違う順序に配列されて記録された記憶媒体装 置と、 上記記憶媒体装置から上記データグループが供給され、仮想チャンネルを切り 換えて複数の端末装置に連続したビデオデータを配信する少なくとも1つのAT Mスイッチと、 を備えるビデオサービスシステム。
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