JPH10221593A - デジタルカメラ - Google Patents
デジタルカメラInfo
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- JPH10221593A JPH10221593A JP9020211A JP2021197A JPH10221593A JP H10221593 A JPH10221593 A JP H10221593A JP 9020211 A JP9020211 A JP 9020211A JP 2021197 A JP2021197 A JP 2021197A JP H10221593 A JPH10221593 A JP H10221593A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントラストの表示数が少なくてもコントラ
ストの高低に関係なく良好にピント合わせを行えるよう
にすることを課題とする。 【解決手段】 フレーム毎に、積分器8Aによりコント
ラスト値を取得し、積分器8Bにより輝度値を取得し
て、RAM16に複数フレーム分のコントラスト値と輝
度値とを記憶しておき、CPU9により、輝度変化を調
べて、その輝度変化からコントラスト増減表示可の際に
は、その記憶されたコントラスト値に基づいてコントラ
ストの増減傾向を判定し、その判定されたコントラスト
増減傾向を表す旨の表示をファインダー15に行うよう
に制御する。
ストの高低に関係なく良好にピント合わせを行えるよう
にすることを課題とする。 【解決手段】 フレーム毎に、積分器8Aによりコント
ラスト値を取得し、積分器8Bにより輝度値を取得し
て、RAM16に複数フレーム分のコントラスト値と輝
度値とを記憶しておき、CPU9により、輝度変化を調
べて、その輝度変化からコントラスト増減表示可の際に
は、その記憶されたコントラスト値に基づいてコントラ
ストの増減傾向を判定し、その判定されたコントラスト
増減傾向を表す旨の表示をファインダー15に行うよう
に制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関し、詳細には、CCD(Charge Coupl
ed Device)撮像素子等の固体撮像素子を用い
て被写体を撮像して得られる画像データを入力するデジ
タルカメラに関する。
に関し、詳細には、CCD(Charge Coupl
ed Device)撮像素子等の固体撮像素子を用い
て被写体を撮像して得られる画像データを入力するデジ
タルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデジタルカメラにおいては、撮
像時に、通常、自動焦点調節(以下にオートフォーカス
と称する)機能によりピント合わせが行われる。このオ
ートフォーカス機能は、レンズ駆動モータなどのオート
フォーカス専用の機構が必要となり、装置全体を大きく
してしまうとともに、所望の被写体へのピント合わせを
困難にする。
像時に、通常、自動焦点調節(以下にオートフォーカス
と称する)機能によりピント合わせが行われる。このオ
ートフォーカス機能は、レンズ駆動モータなどのオート
フォーカス専用の機構が必要となり、装置全体を大きく
してしまうとともに、所望の被写体へのピント合わせを
困難にする。
【0003】このため、従来、デジタルカメラの撮影機
能からオートフォーカス機能そのものを省略したり、オ
ートフォーカス機能を解除してマニュアル操作にて肉眼
によりピント合わせを行うことで、画面内の所望の被写
体へのピント合わせが行われていた。
能からオートフォーカス機能そのものを省略したり、オ
ートフォーカス機能を解除してマニュアル操作にて肉眼
によりピント合わせを行うことで、画面内の所望の被写
体へのピント合わせが行われていた。
【0004】しかしながら、マニュアル操作でピント合
わせを行う場合には、肉眼でビューファインダー等の表
示画面に表示される映像を確認しながらの操作となり、
ピントの最適位置を見つけ出すことは困難であった。
わせを行う場合には、肉眼でビューファインダー等の表
示画面に表示される映像を確認しながらの操作となり、
ピントの最適位置を見つけ出すことは困難であった。
【0005】そこで、近年、特開平6−113184号
公報のように、表示画面に被写体の映像を表示するとと
もに、合焦状態の状態遷移をコントラストでグラフ表示
するという提案がなされてる。
公報のように、表示画面に被写体の映像を表示するとと
もに、合焦状態の状態遷移をコントラストでグラフ表示
するという提案がなされてる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のように従来
例によるデジタルカメラは、コントラストをグラフ化し
てピントの合い具合を視覚的に確認するようにしたの
で、どの被写体でも合焦時がわかるようにグラフ表示を
行うためには、コントラストの表示数を多くする必要が
あった。
例によるデジタルカメラは、コントラストをグラフ化し
てピントの合い具合を視覚的に確認するようにしたの
で、どの被写体でも合焦時がわかるようにグラフ表示を
行うためには、コントラストの表示数を多くする必要が
あった。
【0007】すなわち、コントラストによる合焦検出で
は、合焦時のコントラストデータの大きさは合焦時でし
か判定できないので、グラフ表示範囲としては、コント
ラストデータが出力できる最小値から最大値までを用意
し、グラフ表示分解能としては、例えばコントラストの
変化が少ない被写体でも合焦時を判定できるようにする
必要がある。このため、コントラストの表示数が少ない
場合には、被写体のコントラストが低くなると、合焦時
と非合焦時間のグラフ表示に変化が見られず、正確にピ
ント合わせができない場合がある。
は、合焦時のコントラストデータの大きさは合焦時でし
か判定できないので、グラフ表示範囲としては、コント
ラストデータが出力できる最小値から最大値までを用意
し、グラフ表示分解能としては、例えばコントラストの
変化が少ない被写体でも合焦時を判定できるようにする
必要がある。このため、コントラストの表示数が少ない
場合には、被写体のコントラストが低くなると、合焦時
と非合焦時間のグラフ表示に変化が見られず、正確にピ
ント合わせができない場合がある。
【0008】しかしながら、デジタルカメラに与えられ
た表示画面のサイズでは、コントラストの表示数に限界
が生じて、最適なピント合わせを行うために必要な表示
数まで多くす設定ることは不可能であった。
た表示画面のサイズでは、コントラストの表示数に限界
が生じて、最適なピント合わせを行うために必要な表示
数まで多くす設定ることは不可能であった。
【0009】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、コントラストの表示数が少なくてもコン
トラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこ
とが可能なデジタルカメラを得ることを目的とする。
解消するため、コントラストの表示数が少なくてもコン
トラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこ
とが可能なデジタルカメラを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るデジタルカ
メラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジ
タルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化され
た画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得
られた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト
値を検出するコントラスト検出手段と、前記コントラス
ト検出手段により検出されたコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定する増減傾向判定手段
と、前記増減傾向判定手段により判定されたコントラス
ト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、を備えた
ことを特徴とする。
目的を達成するため、請求項1の発明に係るデジタルカ
メラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジ
タルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化され
た画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得
られた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト
値を検出するコントラスト検出手段と、前記コントラス
ト検出手段により検出されたコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定する増減傾向判定手段
と、前記増減傾向判定手段により判定されたコントラス
ト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0011】この請求項1の発明によれば、被写体のコ
ントラスト値を検出し、そのコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定して、その判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたの
で、コントラストの表示数が少なくなり、これによっ
て、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能である。
ントラスト値を検出し、そのコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定して、その判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたの
で、コントラストの表示数が少なくなり、これによっ
て、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能である。
【0012】また、請求項2の発明に係るデジタルカメ
ラは、固定焦点と可変焦点とを有し、撮像時の焦点を手
動操作に応じて調整するデジタルカメラにおいて、被写
体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮像手
段と、前記撮像手段により得られた画像データに基づい
て前記被写体のコントラスト値を検出するコントラスト
検出手段と、撮像時の焦点が固定焦点か、それとも可変
焦点かを判別する焦点判別手段と、前記焦点判別手段に
より可変焦点という判断結果が得られた場合にのみ前記
コントラスト検出手段により検出されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減傾向
判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
ラは、固定焦点と可変焦点とを有し、撮像時の焦点を手
動操作に応じて調整するデジタルカメラにおいて、被写
体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮像手
段と、前記撮像手段により得られた画像データに基づい
て前記被写体のコントラスト値を検出するコントラスト
検出手段と、撮像時の焦点が固定焦点か、それとも可変
焦点かを判別する焦点判別手段と、前記焦点判別手段に
より可変焦点という判断結果が得られた場合にのみ前記
コントラスト検出手段により検出されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減傾向
判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0013】この請求項2の発明によれば、焦点が可変
焦点の場合にのみコントラスト値に基づいてコントラス
トの増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト
増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、固定焦
点時にコントラスト増減表示を行わずに済み、これによ
り誤表示が防止され、また、可変焦点時にはコントラス
ト増減表示においてコントラストの表示数が少なくなる
ことから、コントラストの高低に関係なく良好にピント
合わせを行うことが可能である。
焦点の場合にのみコントラスト値に基づいてコントラス
トの増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト
増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、固定焦
点時にコントラスト増減表示を行わずに済み、これによ
り誤表示が防止され、また、可変焦点時にはコントラス
ト増減表示においてコントラストの表示数が少なくなる
ことから、コントラストの高低に関係なく良好にピント
合わせを行うことが可能である。
【0014】また、請求項3の発明に係るデジタルカメ
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
を検出するコントラスト検出手段と、前記撮像手段によ
り得られた画像データに基づいて前記被写体の輝度値を
検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段により検出
された輝度値に基づいてコントラストの増減表示の可否
を判断する判断手段と、前記判断手段によりコントラス
トの増減表示可という判断結果が得られた場合にのみ前
記コントラスト検出手段により検出されたコントラスト
値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減傾
向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定された
コントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段
と、を備えたことを特徴とする。
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
を検出するコントラスト検出手段と、前記撮像手段によ
り得られた画像データに基づいて前記被写体の輝度値を
検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段により検出
された輝度値に基づいてコントラストの増減表示の可否
を判断する判断手段と、前記判断手段によりコントラス
トの増減表示可という判断結果が得られた場合にのみ前
記コントラスト検出手段により検出されたコントラスト
値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減傾
向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定された
コントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項3の発明によれば、被写体の輝
度に応じてコントラストの増減表示の可否を判断し、そ
の増減表示が可の場合にのみコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定して、その判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたの
で、信頼性のない不適な輝度値の際にコントラスト増減
表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、ま
た、適した輝度値を得た場合にはコントラスト増減表示
ににおいてコントラストの表示数が少なくなることか
ら、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能である。
度に応じてコントラストの増減表示の可否を判断し、そ
の増減表示が可の場合にのみコントラスト値に基づいて
コントラストの増減傾向を判定して、その判定されたコ
ントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたの
で、信頼性のない不適な輝度値の際にコントラスト増減
表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、ま
た、適した輝度値を得た場合にはコントラスト増減表示
ににおいてコントラストの表示数が少なくなることか
ら、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能である。
【0016】また、請求項4の発明に係るデジタルカメ
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
を検出するコントラスト検出手段と、前記コントラスト
検出手段により検出されたフレーム毎のコントラスト値
を複数フレーム分だけ記憶するコントラスト記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された複数フレーム分のコント
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する
増減傾向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示
手段と、を備えたことを特徴とする。
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
を検出するコントラスト検出手段と、前記コントラスト
検出手段により検出されたフレーム毎のコントラスト値
を複数フレーム分だけ記憶するコントラスト記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された複数フレーム分のコント
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する
増減傾向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】この請求項4の発明によれば、被写体のコ
ントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラスト
値を記憶しておき、その記憶されたコントラスト値に基
づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定に
より得られたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行
うようにしたので、データを記憶しておくことにより表
示保持が可能となるとともに、コントラストの表示数が
少なくなり、これによって、コントラストの高低に関係
なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
ントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラスト
値を記憶しておき、その記憶されたコントラスト値に基
づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定に
より得られたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行
うようにしたので、データを記憶しておくことにより表
示保持が可能となるとともに、コントラストの表示数が
少なくなり、これによって、コントラストの高低に関係
なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
【0018】また、請求項5の発明に係るデジタルカメ
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
コントラスト検出手段により検出されたフレーム毎のコ
ントラスト値を複数フレーム分だけ記憶するコントラス
ト記憶手段と、前記コントラスト記憶手段に記憶された
複数フレーム分のコントラスト値に基づいてコントラス
トの増減表示の可否を判断する判断手段と、前記判断手
段によりコントラストの増減表示可という判断結果が得
られた場合にのみ前記記憶手段に記憶されたコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減
傾向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定され
たコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段
と、前記判断手段によりコントラストの増減表示不可と
いう判断結果が得られた場合には前記表示手段による前
回の表示状態を保持する表示保持手段と、を備えたこと
を特徴とする。
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
コントラスト検出手段により検出されたフレーム毎のコ
ントラスト値を複数フレーム分だけ記憶するコントラス
ト記憶手段と、前記コントラスト記憶手段に記憶された
複数フレーム分のコントラスト値に基づいてコントラス
トの増減表示の可否を判断する判断手段と、前記判断手
段によりコントラストの増減表示可という判断結果が得
られた場合にのみ前記記憶手段に記憶されたコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減
傾向判定手段と、前記増減傾向判定手段により判定され
たコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行う表示手段
と、前記判断手段によりコントラストの増減表示不可と
いう判断結果が得られた場合には前記表示手段による前
回の表示状態を保持する表示保持手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0019】この請求項5の発明によれば、被写体のコ
ントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラスト
値を記憶しておき、コントラスト値に基づきコントラス
ト増減表示可の際には、その記憶されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判
定により得られたコントラスト増減傾向を表す旨の表示
を行い、コントラスト増減表示が不可の際には前回の表
示状態を保持するようにしたので、コントラストの増減
傾向からノイズや手ぶれなどにより発生するコントラス
ト値の増減による誤表示を避けることが可能であるとと
もに、正常なコントラスト増減表示においては、コント
ラストの表示数が少なくなり、これによって、コントラ
ストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うことが
可能である。
ントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラスト
値を記憶しておき、コントラスト値に基づきコントラス
ト増減表示可の際には、その記憶されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判
定により得られたコントラスト増減傾向を表す旨の表示
を行い、コントラスト増減表示が不可の際には前回の表
示状態を保持するようにしたので、コントラストの増減
傾向からノイズや手ぶれなどにより発生するコントラス
ト値の増減による誤表示を避けることが可能であるとと
もに、正常なコントラスト増減表示においては、コント
ラストの表示数が少なくなり、これによって、コントラ
ストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うことが
可能である。
【0020】また、請求項6の発明に係るデジタルカメ
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
撮像手段により得られた画像データに基づいて前記被写
体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段と、前
記コントラスト検出手段により検出された複数フレーム
分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出され
た複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の変
化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断する
判断手段と、前記判断手段によりコントラストの増減表
示可という判断結果が得られた場合にのみ前記記憶手段
に記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの
増減傾向を判定する増減傾向判定手段と、前記増減傾向
判定手段により判定されたコントラスト増減傾向を表す
旨の表示を行う表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
撮像手段により得られた画像データに基づいて前記被写
体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段と、前
記コントラスト検出手段により検出された複数フレーム
分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出され
た複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の変
化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断する
判断手段と、前記判断手段によりコントラストの増減表
示可という判断結果が得られた場合にのみ前記記憶手段
に記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの
増減傾向を判定する増減傾向判定手段と、前記増減傾向
判定手段により判定されたコントラスト増減傾向を表す
旨の表示を行う表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0021】この請求項6によれば、被写体のコントラ
スト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、そのコントラ
スト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の変化量に
応じてコントラスト増減表示可の際にはその記憶された
コントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判
定して、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨
の表示を行うようにしたので、輝度の変化から生じるコ
ントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可能である
とともに、正常なコントラスト増減表示においてはコン
トラストの表示数が少なくなり、これによって、コント
ラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこと
が可能である。
スト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、そのコントラ
スト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の変化量に
応じてコントラスト増減表示可の際にはその記憶された
コントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判
定して、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨
の表示を行うようにしたので、輝度の変化から生じるコ
ントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可能である
とともに、正常なコントラスト増減表示においてはコン
トラストの表示数が少なくなり、これによって、コント
ラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこと
が可能である。
【0022】また、請求項7の発明に係るデジタルカメ
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
撮像手段により得られた画像データに基づいて前記被写
体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段と、前
記コントラスト検出手段により検出された複数フレーム
分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出され
た複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の変
化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断する
判断手段と、前記判断手段によりコントラストの増減表
示不可という判断結果が得られた場合に前記記憶手段に
記憶された輝度値を用いて前記記憶手段に記憶されたコ
ントラスト値を補正する補正手段と、前記判断手段によ
りコントラストの増減表示可という判断結果が得られた
後、もしくは前記補正手段による補正後に、前記記憶手
段に記憶されたコントラスト値に基づいてコントラスト
の増減傾向を判定する増減傾向判定手段と、前記増減傾
向判定手段により判定されたコントラスト増減傾向を表
す旨の表示を行う表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。
ラは、撮像時の焦点を手動操作に応じて調整するデジタ
ルカメラにおいて、被写体を撮像してデジタル化された
画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得ら
れた画像データに基づいて前記被写体のコントラスト値
をフレーム毎に検出するコントラスト検出手段と、前記
撮像手段により得られた画像データに基づいて前記被写
体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段と、前
記コントラスト検出手段により検出された複数フレーム
分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出され
た複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の変
化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断する
判断手段と、前記判断手段によりコントラストの増減表
示不可という判断結果が得られた場合に前記記憶手段に
記憶された輝度値を用いて前記記憶手段に記憶されたコ
ントラスト値を補正する補正手段と、前記判断手段によ
りコントラストの増減表示可という判断結果が得られた
後、もしくは前記補正手段による補正後に、前記記憶手
段に記憶されたコントラスト値に基づいてコントラスト
の増減傾向を判定する増減傾向判定手段と、前記増減傾
向判定手段により判定されたコントラスト増減傾向を表
す旨の表示を行う表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0023】この請求項7によれば、被写体のコントラ
スト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、そのコントラ
スト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の変化量に
応じてコントラスト増減表示不可の際には輝度値に基づ
きコントラスト値を補正してからコントラストの増減傾
向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向を
表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変化から生
じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可能
であるとともに、正常なコントラスト増減表示において
はコントラストの表示数が少なくなり、これによって、
コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行
うことが可能である。
スト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、そのコントラ
スト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の変化量に
応じてコントラスト増減表示不可の際には輝度値に基づ
きコントラスト値を補正してからコントラストの増減傾
向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向を
表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変化から生
じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可能
であるとともに、正常なコントラスト増減表示において
はコントラストの表示数が少なくなり、これによって、
コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行
うことが可能である。
【0024】また、請求項8の発明によれば、請求項1
〜7のいずれか一つに記載の発明において、前記コント
ラスト検出手段は、複数のバンドパスフィルタ手段を有
し、前記各バンドパスフィルタ手段によるフィルタリン
グ後のコントラスト値を検出することを特徴とする。
〜7のいずれか一つに記載の発明において、前記コント
ラスト検出手段は、複数のバンドパスフィルタ手段を有
し、前記各バンドパスフィルタ手段によるフィルタリン
グ後のコントラスト値を検出することを特徴とする。
【0025】この請求項8の発明によれば、複数のバン
ドパスフィルタによるフィルタリング後のコントラスト
値を検出するようにしたので、コントラスト増減の判断
精度を向上させることが可能である。
ドパスフィルタによるフィルタリング後のコントラスト
値を検出するようにしたので、コントラスト増減の判断
精度を向上させることが可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0027】図1はこの発明の実施の形態1によるデジ
タルカメラの内部構成を示すブロック図である。このデ
ジタルカメラは、図1に示したように、撮影光学系であ
るレンズ系1、マニュアルオートフォーカス機構2、撮
像素子であるCCD3、オペアンプ4、A/Dコンバー
タ5、画像信号処理回路6、バンドパスフィルタ(以下
にBPFと称する)7、コントラスト検出手段である積
分器8A、輝度検出手段である積分器8B、CPU9、
操作スイッチ10、画像メモリ11、記憶装置12、D
/Aコンバータ13、エンコーダ14、コントラスト増
減傾向の表示手段である電子式ビューファインダー(以
下にファインダーと称する)15、コントラストや輝度
をデータとして記憶するRAM16、撮影領域検出手段
であるポテンショメーター17などを備えている。
タルカメラの内部構成を示すブロック図である。このデ
ジタルカメラは、図1に示したように、撮影光学系であ
るレンズ系1、マニュアルオートフォーカス機構2、撮
像素子であるCCD3、オペアンプ4、A/Dコンバー
タ5、画像信号処理回路6、バンドパスフィルタ(以下
にBPFと称する)7、コントラスト検出手段である積
分器8A、輝度検出手段である積分器8B、CPU9、
操作スイッチ10、画像メモリ11、記憶装置12、D
/Aコンバータ13、エンコーダ14、コントラスト増
減傾向の表示手段である電子式ビューファインダー(以
下にファインダーと称する)15、コントラストや輝度
をデータとして記憶するRAM16、撮影領域検出手段
であるポテンショメーター17などを備えている。
【0028】レンズ系1は、フォーカシングリング等で
構成されるマニュアルフォーカス機構2によりその光軸
上に沿って移動可能に設定される。レンズ系1の光軸上
には、CCD3が配設され、レンズ系1を介して被写体
の撮影像がCCD3の撮像面に結像するように設定され
ている。このCCD3においては、図示せぬタイミング
発生器から出力されるパルスに従ってその撮像動作が制
御される。
構成されるマニュアルフォーカス機構2によりその光軸
上に沿って移動可能に設定される。レンズ系1の光軸上
には、CCD3が配設され、レンズ系1を介して被写体
の撮影像がCCD3の撮像面に結像するように設定され
ている。このCCD3においては、図示せぬタイミング
発生器から出力されるパルスに従ってその撮像動作が制
御される。
【0029】CCD3の撮像により得られたアナログ画
像信号は、オペアンプ4に出力され、所定のレベルまで
増幅される。このオペアンプ4によって増幅されたアナ
ログ画像信号は、続くA/Dコンバータ5でA/D変換
され、デジタル画像信号となって画像信号処理回路6に
出力される。
像信号は、オペアンプ4に出力され、所定のレベルまで
増幅される。このオペアンプ4によって増幅されたアナ
ログ画像信号は、続くA/Dコンバータ5でA/D変換
され、デジタル画像信号となって画像信号処理回路6に
出力される。
【0030】この画像信号処理回路6では、入力された
デジタル画像信号から輝度信号YHと色差信号(CR,
CB)が抽出される。なお、CRはR−Yにより求めら
れ、CBはB−Yにより求められる。上記の輝度信号Y
HのデータはBPF7に出力され、輝度信号YHの所定
のバンドの成分だけが積分器8A,8Bに供給される。
デジタル画像信号から輝度信号YHと色差信号(CR,
CB)が抽出される。なお、CRはR−Yにより求めら
れ、CBはB−Yにより求められる。上記の輝度信号Y
HのデータはBPF7に出力され、輝度信号YHの所定
のバンドの成分だけが積分器8A,8Bに供給される。
【0031】具体的には、BPF7は、ここではバンド
の異なる2種のフィルタを具備しており、2種類の出力
を得る。
の異なる2種のフィルタを具備しており、2種類の出力
を得る。
【0032】積分器8Aは、入力された輝度信号YHの
データを積分して、撮影された画像のコントラストに比
例した直流電圧をコントラスト電圧(コントラスト値)
として求め、これをCPU9に供給する。この場合、B
PF7から2種類の出力を得ることから、コントラスト
値を2種類求めることになる。
データを積分して、撮影された画像のコントラストに比
例した直流電圧をコントラスト電圧(コントラスト値)
として求め、これをCPU9に供給する。この場合、B
PF7から2種類の出力を得ることから、コントラスト
値を2種類求めることになる。
【0033】一方、積分器8Bは、入力された輝度信号
YHのデータを積分して、撮影された画像の輝度に比例
した直流電圧を輝度電圧(輝度値)として求め、これを
CPU9に供給する。
YHのデータを積分して、撮影された画像の輝度に比例
した直流電圧を輝度電圧(輝度値)として求め、これを
CPU9に供給する。
【0034】操作スイッチ10は、シャッターレリーズ
ボタンや露出補正ボタン等を具備しており、各スイッチ
やボタンの操作により検出された入力信号をCPU9に
供給する。CPU9は、各積分器8A,8Bからそれぞ
れ供給される2種類のコントラスト値、輝度値をRAM
16に記憶して所定の演算を行い、その演算結果に基づ
いて後述のコントラスト増減表示等を制御したり、操作
スイッチ10からの入力信号に従って各種の制御を実行
する。
ボタンや露出補正ボタン等を具備しており、各スイッチ
やボタンの操作により検出された入力信号をCPU9に
供給する。CPU9は、各積分器8A,8Bからそれぞ
れ供給される2種類のコントラスト値、輝度値をRAM
16に記憶して所定の演算を行い、その演算結果に基づ
いて後述のコントラスト増減表示等を制御したり、操作
スイッチ10からの入力信号に従って各種の制御を実行
する。
【0035】RAM16は、2種類のコントラスト値す
なわちコントラストaデータ,コントラストbデータを
それぞれ記憶するRAM16A,16Bと、輝度データ
を記憶するRAM16Cとを具備している。
なわちコントラストaデータ,コントラストbデータを
それぞれ記憶するRAM16A,16Bと、輝度データ
を記憶するRAM16Cとを具備している。
【0036】画像メモリ11は画像信号処理回路6によ
って得られた上述の輝度信号YHと色差信号(CR,C
B)とを記憶し、記録装置12は、磁気ディスク等の記
憶メモリを有しており、CPU9の制御に応じて画像メ
モリ11に記憶されている輝度信号YHと色差信号(C
R,CB)とを書き込んで保存する。
って得られた上述の輝度信号YHと色差信号(CR,C
B)とを記憶し、記録装置12は、磁気ディスク等の記
憶メモリを有しており、CPU9の制御に応じて画像メ
モリ11に記憶されている輝度信号YHと色差信号(C
R,CB)とを書き込んで保存する。
【0037】ファインダー15へ表示画像を出力するた
め、すなわち、例えば後述のコントラスト増減表示を行
うため、画像メモリ11もしくは記録装置12に記憶さ
れている輝度信号YHと色差信号(CR,CB)とはD
/Aコンバーター13によってアナログ信号に変換さ
れ、エンコーダー14の制御を経てファインダー15へ
映像出力される。このエンコーダー14は、図示せぬ外
部端子を経由して外部映像出力も行うことが可能であ
る。
め、すなわち、例えば後述のコントラスト増減表示を行
うため、画像メモリ11もしくは記録装置12に記憶さ
れている輝度信号YHと色差信号(CR,CB)とはD
/Aコンバーター13によってアナログ信号に変換さ
れ、エンコーダー14の制御を経てファインダー15へ
映像出力される。このエンコーダー14は、図示せぬ外
部端子を経由して外部映像出力も行うことが可能であ
る。
【0038】ファインダー15は、エンコーダー14よ
り出力されてくる映像出力に基づき画像再生を行う。こ
のファインダー15は、例えば、液晶表示デバイスによ
って構成される。
り出力されてくる映像出力に基づき画像再生を行う。こ
のファインダー15は、例えば、液晶表示デバイスによ
って構成される。
【0039】また、マニュアルフォーカス機構2は、R
AM16に格納された2種類のコントラスト値及び輝度
値から得られる後述のコントラスト増減表示に応じてマ
ニュアルにてユーザからの操作を受けることにより合焦
操作される。
AM16に格納された2種類のコントラスト値及び輝度
値から得られる後述のコントラスト増減表示に応じてマ
ニュアルにてユーザからの操作を受けることにより合焦
操作される。
【0040】次に、動作について説明する。図2はコン
トラスト増減表示処理を説明するフローチャート、図3
はコントラスト増減表示処理時の積分動作を説明する
図、図4はコントラスト増減処理時のガイダンス表示例
を示す図、図5〜図8はコントラスト増減表示時の処理
データを示す図である。このコントラスト増減表示処理
は、CPU9によりそのCPU9に内蔵されるROM
(不図示)のプログラムに従って実行される。
トラスト増減表示処理を説明するフローチャート、図3
はコントラスト増減表示処理時の積分動作を説明する
図、図4はコントラスト増減処理時のガイダンス表示例
を示す図、図5〜図8はコントラスト増減表示時の処理
データを示す図である。このコントラスト増減表示処理
は、CPU9によりそのCPU9に内蔵されるROM
(不図示)のプログラムに従って実行される。
【0041】なお、このコントラスト増減表示処理が開
始されると、図4に示した「+」と「−」の各矢印が常
時ファインダー15中に表示されるものとする。
始されると、図4に示した「+」と「−」の各矢印が常
時ファインダー15中に表示されるものとする。
【0042】このコントラスト像増減表示では、図3に
示したように、本プログラムが開始された後、第1フレ
ーム(1フレーム当たり1/30秒)から順に、2種類
のコントラスト値(コントラストデータa,b)と輝度
値(輝度データ)とが積分によって取得される。なお、
各データを取り込む間隔は、上述の1フレーム間隔でも
2フレーム間隔もしくはそれ以上でもよい。
示したように、本プログラムが開始された後、第1フレ
ーム(1フレーム当たり1/30秒)から順に、2種類
のコントラスト値(コントラストデータa,b)と輝度
値(輝度データ)とが積分によって取得される。なお、
各データを取り込む間隔は、上述の1フレーム間隔でも
2フレーム間隔もしくはそれ以上でもよい。
【0043】図3において、“mf_data_a”は
マニュアルフォーカスのためのコントラストaデータを
意味し、“mf_data_b”はマニュアルフォーカ
スのためのコントラストbデータを意味し、“ae_d
ata”は輝度データを意味する。
マニュアルフォーカスのためのコントラストaデータを
意味し、“mf_data_b”はマニュアルフォーカ
スのためのコントラストbデータを意味し、“ae_d
ata”は輝度データを意味する。
【0044】コントラスト増減表示処理では、まず、ス
テップS1において、ファインダー15に“mf_di
sp=MF_READY”が表示される。そして、RA
M16A,16B,16Cにそれぞれ格納されているコ
ントラストaデータ、コントラストbデータ、輝度デー
タが3フレーム分クリアされる。RAM16A,16B
16Cは少なくとも3フレーム以上のデータを保持する
ことができるものとする。
テップS1において、ファインダー15に“mf_di
sp=MF_READY”が表示される。そして、RA
M16A,16B,16Cにそれぞれ格納されているコ
ントラストaデータ、コントラストbデータ、輝度デー
タが3フレーム分クリアされる。RAM16A,16B
16Cは少なくとも3フレーム以上のデータを保持する
ことができるものとする。
【0045】この結果、図5に示した如く、3フレーム
分(図中、[1],[2],[3]で示す)のコントラ
ストaデータ、コントラストbデータ、輝度データがす
べて“0”値として設定される。
分(図中、[1],[2],[3]で示す)のコントラ
ストaデータ、コントラストbデータ、輝度データがす
べて“0”値として設定される。
【0046】続くステップS2において、撮影領域が検
出される。この場合、ポテンショメーター17により現
在設定されている撮影領域が電圧で検出される。その電
圧値により撮影領域が標準撮影領域か、それとも近接撮
影領域かを判定する。この標準撮影領域は、固定焦点で
あり、マニュアルフォーカス機構2でメカ的に設定でき
るようになっている。この固定焦点によれば、0.6m
から無限大までが被写体深度によってピントが合致す
る。近接撮影領域は可変焦点である。
出される。この場合、ポテンショメーター17により現
在設定されている撮影領域が電圧で検出される。その電
圧値により撮影領域が標準撮影領域か、それとも近接撮
影領域かを判定する。この標準撮影領域は、固定焦点で
あり、マニュアルフォーカス機構2でメカ的に設定でき
るようになっている。この固定焦点によれば、0.6m
から無限大までが被写体深度によってピントが合致す
る。近接撮影領域は可変焦点である。
【0047】ステップS2において、標準撮影領域であ
るという判定結果が得られた場合には、処理は再びステ
ップS1に戻る。また、コントラスト増減表示を必要と
する近接撮影領域であるという判定結果が得られた場合
には、処理はステップS3に移行する。
るという判定結果が得られた場合には、処理は再びステ
ップS1に戻る。また、コントラスト増減表示を必要と
する近接撮影領域であるという判定結果が得られた場合
には、処理はステップS3に移行する。
【0048】このステップS3では、今度は撮像に応じ
て取得されるコントラストaデータ、コントラストbデ
ータ、輝度データがそれぞれ3フレーム分RAM16
A,16B,16Cに格納される。
て取得されるコントラストaデータ、コントラストbデ
ータ、輝度データがそれぞれ3フレーム分RAM16
A,16B,16Cに格納される。
【0049】この結果、図6に示した如く、3フレーム
分(図中、[1],[2],[3]で示す)のコントラ
ストaデータ、コントラストbデータ、輝度データが設
定される。
分(図中、[1],[2],[3]で示す)のコントラ
ストaデータ、コントラストbデータ、輝度データが設
定される。
【0050】続くステップS4において、RAM16
A,16B,16Cに格納された各データの内、RAM
16Cに格納された輝度データの値すなわち測定輝度値
をコントラスト増減検出の可不可を判断するために予め
設定された比較用輝度値に比較する処理が実行される。
A,16B,16Cに格納された各データの内、RAM
16Cに格納された輝度データの値すなわち測定輝度値
をコントラスト増減検出の可不可を判断するために予め
設定された比較用輝度値に比較する処理が実行される。
【0051】もし測定輝度値が比較用輝度値よりも低い
という判定結果が得られた場合には、コントラスト増減
検出は不可能であると判断して、ステップS6において
ファインダー15にコントラスト増減検出不可を表す
“mf_disp=MF_NG”が表示出力される。こ
の後、処理はステップS1に戻る。
という判定結果が得られた場合には、コントラスト増減
検出は不可能であると判断して、ステップS6において
ファインダー15にコントラスト増減検出不可を表す
“mf_disp=MF_NG”が表示出力される。こ
の後、処理はステップS1に戻る。
【0052】また、もし測定輝度値が比較用輝度値以上
という判定結果が得られた場合には、処理はステップS
5に移行して今度はコントラストを判別する。すなわ
ち、RAM16A,16B,16Cに格納された各デー
タの内、RAM161,16Bに格納されたコントラス
トaデータ,コントラストbデータの各値すなわち測定
コントラスト値についてフレーム間(2フレームもしく
は3フレーム)で差分を求め、その差分をコントラスト
増減検出の可不可を判断するために予め設定された比較
用コントラスト値に比較する処理が実行される。
という判定結果が得られた場合には、処理はステップS
5に移行して今度はコントラストを判別する。すなわ
ち、RAM16A,16B,16Cに格納された各デー
タの内、RAM161,16Bに格納されたコントラス
トaデータ,コントラストbデータの各値すなわち測定
コントラスト値についてフレーム間(2フレームもしく
は3フレーム)で差分を求め、その差分をコントラスト
増減検出の可不可を判断するために予め設定された比較
用コントラスト値に比較する処理が実行される。
【0053】もし測定コントラスト値が比較用コントラ
スト値よりも低いという判定結果が得られた場合には、
コントラスト増減検出は不可能であると判断して、ステ
ップS6においてファインダー15にコントラスト増減
検出不可を表す“mf_disp=MF_NG”が表示
出力される。この後、処理はステップS1に戻る。
スト値よりも低いという判定結果が得られた場合には、
コントラスト増減検出は不可能であると判断して、ステ
ップS6においてファインダー15にコントラスト増減
検出不可を表す“mf_disp=MF_NG”が表示
出力される。この後、処理はステップS1に戻る。
【0054】また、もし測定コントラスト値が比較用コ
ントラスト値以上という判定結果が得られた場合には、
処理はステップS7に移行して今度は輝度変化が許容値
以上か否かを判断する。この場合、RAM16Cに記憶
された輝度データをフレーム間で比較してその差が予め
設定されている許容値以上の変化があった場合には、処
理はステップS1に戻る。
ントラスト値以上という判定結果が得られた場合には、
処理はステップS7に移行して今度は輝度変化が許容値
以上か否かを判断する。この場合、RAM16Cに記憶
された輝度データをフレーム間で比較してその差が予め
設定されている許容値以上の変化があった場合には、処
理はステップS1に戻る。
【0055】一方、差が許容値に満たない場合には、処
理は、ステップS8に移行し、現在、RAM16A,1
6B,16Cにそれぞれ3フレーム分のデータが格納済
みであるか否かを判断する。その結果、3フレーム分の
データが存在すれば、処理はさらにステップS9に移行
し、3フレーム分のデータが存在しなければ、ステップ
S2に戻る。
理は、ステップS8に移行し、現在、RAM16A,1
6B,16Cにそれぞれ3フレーム分のデータが格納済
みであるか否かを判断する。その結果、3フレーム分の
データが存在すれば、処理はさらにステップS9に移行
し、3フレーム分のデータが存在しなければ、ステップ
S2に戻る。
【0056】ステップS9では、まず、図7に示した
(1)コントラストaの減少判定と(2)コントラスト
bの減少判定とにより、コントラストaとコントラスト
bのそれぞれの減少傾向を判断する処理が実行される。
その結果、コントラストa,bが両方とも減少傾向にあ
れば、ファインダー15には、コントラスト減少を表す
“mf_disp=MF_DOWN”が表示される。
(1)コントラストaの減少判定と(2)コントラスト
bの減少判定とにより、コントラストaとコントラスト
bのそれぞれの減少傾向を判断する処理が実行される。
その結果、コントラストa,bが両方とも減少傾向にあ
れば、ファインダー15には、コントラスト減少を表す
“mf_disp=MF_DOWN”が表示される。
【0057】このとき、ファインダー15に表示中の
「+」矢印が点滅もしくは「−」矢印とよりも強調され
て点灯表示され、ユーザは以上のガイダンス表示を確認
した後、コントラストの増加操作をマニュアルにて調整
すればよい。
「+」矢印が点滅もしくは「−」矢印とよりも強調され
て点灯表示され、ユーザは以上のガイダンス表示を確認
した後、コントラストの増加操作をマニュアルにて調整
すればよい。
【0058】続くステップS10では、まず、図8に示
した(1)コントラストaの増加判定と(2)コントラ
ストbの増加判定とにより、コントラストaとコントラ
ストbのそれぞれの増加傾向を判断する処理が実行され
る。
した(1)コントラストaの増加判定と(2)コントラ
ストbの増加判定とにより、コントラストaとコントラ
ストbのそれぞれの増加傾向を判断する処理が実行され
る。
【0059】その結果、コントラストa,bが両方とも
増加傾向にあれば、ファインダー15には、コントラス
ト増加を表す“mf_disp=MF_UP”が表示さ
れる。このとき、ファインダー15に表示中の「−」矢
印が点滅もしくは「+」矢印とよりも強調されて点灯表
示され、ユーザは以上のガイダンス表示を確認した後、
コントラストの減少操作をマニュアルにて調整すればよ
い。
増加傾向にあれば、ファインダー15には、コントラス
ト増加を表す“mf_disp=MF_UP”が表示さ
れる。このとき、ファインダー15に表示中の「−」矢
印が点滅もしくは「+」矢印とよりも強調されて点灯表
示され、ユーザは以上のガイダンス表示を確認した後、
コントラストの減少操作をマニュアルにて調整すればよ
い。
【0060】以上説明したように、実施の形態によれ
ば、被写体のコントラスト値を検出し、そのコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、そ
の判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行
うようにしたので、コントラストの表示数が少なくな
り、これによって、コントラストの高低に関係なく良好
にピント合わせを行うことが可能である。
ば、被写体のコントラスト値を検出し、そのコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、そ
の判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行
うようにしたので、コントラストの表示数が少なくな
り、これによって、コントラストの高低に関係なく良好
にピント合わせを行うことが可能である。
【0061】また、焦点が可変焦点の場合にのみコント
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定し
て、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表
示を行うようにしたので、固定焦点時にコントラスト増
減表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、
また、可変焦点時にはコントラスト増減表示においてコ
ントラストの表示数が少なくなることから、コントラス
トの高低に関係なく良好にピント合わせを行うことが可
能である。
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定し
て、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表
示を行うようにしたので、固定焦点時にコントラスト増
減表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、
また、可変焦点時にはコントラスト増減表示においてコ
ントラストの表示数が少なくなることから、コントラス
トの高低に関係なく良好にピント合わせを行うことが可
能である。
【0062】また、被写体の輝度に応じてコントラスト
の増減表示の可否を判断し、その増減表示が可の場合に
のみコントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向
を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向を表
す旨の表示を行うようにしたので、信頼性のない不適な
輝度値の際にコントラスト増減表示を行わずに済み、こ
れにより誤表示が防止され、また、適した輝度値を得た
場合にはコントラスト増減表示ににおいてコントラスト
の表示数が少なくなることから、コントラストの高低に
関係なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
の増減表示の可否を判断し、その増減表示が可の場合に
のみコントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向
を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向を表
す旨の表示を行うようにしたので、信頼性のない不適な
輝度値の際にコントラスト増減表示を行わずに済み、こ
れにより誤表示が防止され、また、適した輝度値を得た
場合にはコントラスト増減表示ににおいてコントラスト
の表示数が少なくなることから、コントラストの高低に
関係なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
【0063】また、被写体のコントラスト値をフレーム
毎に検出し、そのコントラスト値を記憶しておき、その
記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの増
減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾
向を表す旨の表示を行うようにしたので、データを記憶
しておくことにより表示保持が可能となるとともに、コ
ントラストの表示数が少なくなり、これによって、コン
トラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこ
とが可能である。
毎に検出し、そのコントラスト値を記憶しておき、その
記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの増
減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾
向を表す旨の表示を行うようにしたので、データを記憶
しておくことにより表示保持が可能となるとともに、コ
ントラストの表示数が少なくなり、これによって、コン
トラストの高低に関係なく良好にピント合わせを行うこ
とが可能である。
【0064】また、被写体のコントラスト値をフレーム
毎に検出し、そのコントラスト値を記憶しておき、コン
トラスト値に基づきコントラスト増減表示可の際にはそ
の記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの
増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減
傾向を表す旨の表示を行い、コントラスト増減表示が不
可の際には前回の表示状態を保持するようにしたので、
コントラストの増減傾向からノイズや手ぶれなどにより
発生するコントラスト値の増減による誤表示を避けるこ
とが可能であるとともに、正常なコントラスト増減表示
においてはコントラストの表示数が少なくなり、これに
よって、コントラストの高低に関係なく良好にピント合
わせを行うことが可能である。
毎に検出し、そのコントラスト値を記憶しておき、コン
トラスト値に基づきコントラスト増減表示可の際にはそ
の記憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの
増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減
傾向を表す旨の表示を行い、コントラスト増減表示が不
可の際には前回の表示状態を保持するようにしたので、
コントラストの増減傾向からノイズや手ぶれなどにより
発生するコントラスト値の増減による誤表示を避けるこ
とが可能であるとともに、正常なコントラスト増減表示
においてはコントラストの表示数が少なくなり、これに
よって、コントラストの高低に関係なく良好にピント合
わせを行うことが可能である。
【0065】また、被写体のコントラスト値及び輝度値
をフレーム毎に検出し、そのコントラスト値及び輝度値
を記憶しておき、輝度値間の変化量に応じてコントラス
ト増減表示可の際にはその記憶されたコントラスト値に
基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うよう
にしたので、輝度の変化から生じるコントラスト増減傾
向の誤表示を避けることが可能であるとともに、正常な
コントラスト増減表示においてはコントラストの表示数
が少なくなり、これによって、コントラストの高低に関
係なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
をフレーム毎に検出し、そのコントラスト値及び輝度値
を記憶しておき、輝度値間の変化量に応じてコントラス
ト増減表示可の際にはその記憶されたコントラスト値に
基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うよう
にしたので、輝度の変化から生じるコントラスト増減傾
向の誤表示を避けることが可能であるとともに、正常な
コントラスト増減表示においてはコントラストの表示数
が少なくなり、これによって、コントラストの高低に関
係なく良好にピント合わせを行うことが可能である。
【0066】また、BPF7内の複数のバンドパスフィ
ルタによるフィルタリング後のコントラスト値を検出す
るようにしたので、コントラスト増減の判断精度を向上
させることが可能である。
ルタによるフィルタリング後のコントラスト値を検出す
るようにしたので、コントラスト増減の判断精度を向上
させることが可能である。
【0067】さて、上述した実施の形態では、輝度変化
が許容値以上の場合にはRAM16A,16B,16C
にそれぞれ記憶されたコントラストaデータ、コントラ
ストbデータ、輝度データを一旦クリアするようにして
いたが、その輝度データを補正することによってコント
ラスト増減表示処理を実施するようにしてもよい。
が許容値以上の場合にはRAM16A,16B,16C
にそれぞれ記憶されたコントラストaデータ、コントラ
ストbデータ、輝度データを一旦クリアするようにして
いたが、その輝度データを補正することによってコント
ラスト増減表示処理を実施するようにしてもよい。
【0068】以下に図9及び図10を参照して、前述の
コントラスト増減表示処理(図2参照)と相違する処理
についてのみ説明する。図9は変形例によるコントラス
ト増減表示処理を説明すフローチャートであり、図10
は変形例によるコントラスト増減表示時の処理データを
示す図である。なお、図9に示した各ステップS21〜
ステップS26までの処理は図2に示した各ステップS
1〜ステップS6までの処理と同様のため説明を省略す
る。
コントラスト増減表示処理(図2参照)と相違する処理
についてのみ説明する。図9は変形例によるコントラス
ト増減表示処理を説明すフローチャートであり、図10
は変形例によるコントラスト増減表示時の処理データを
示す図である。なお、図9に示した各ステップS21〜
ステップS26までの処理は図2に示した各ステップS
1〜ステップS6までの処理と同様のため説明を省略す
る。
【0069】図2に示したフローでは、ステップS27
において、輝度変化が許容値以上であれば、ステップS
1に戻り、3フレーム分のデータのクリアを行うように
していたが、この変形例では、ステップS27において
ステップS7と同様に輝度変化の判定を行い、その結
果、輝度変化が許容値以上であると判断した場合、処理
はステップS21へは戻らず、ステップS28へ移行す
る。
において、輝度変化が許容値以上であれば、ステップS
1に戻り、3フレーム分のデータのクリアを行うように
していたが、この変形例では、ステップS27において
ステップS7と同様に輝度変化の判定を行い、その結
果、輝度変化が許容値以上であると判断した場合、処理
はステップS21へは戻らず、ステップS28へ移行す
る。
【0070】このステップS28では、図10に示した
如く、コントラストaデータ,コントラストbデータに
それぞれフレーム間での輝度データの差分を掛け合わせ
(乗算)、その乗算結果を新たなコントラストaデー
タ,コントラストbデータとする演算が実行される。
如く、コントラストaデータ,コントラストbデータに
それぞれフレーム間での輝度データの差分を掛け合わせ
(乗算)、その乗算結果を新たなコントラストaデー
タ,コントラストbデータとする演算が実行される。
【0071】以降は、前述の図2におけるステップS8
〜ステップS10と同様に、RAM16A,16B内で
それぞれ3フレーム目のコントラストaデータ、コント
ラストbデータが補正された状態でコントラストの増減
判定及びその結果表示が行われる。
〜ステップS10と同様に、RAM16A,16B内で
それぞれ3フレーム目のコントラストaデータ、コント
ラストbデータが補正された状態でコントラストの増減
判定及びその結果表示が行われる。
【0072】以上説明したように、変形例によれば、被
写体のコントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出
し、そのコントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝
度値間の変化量に応じてコントラスト増減表示不可の際
には輝度値に基づきコントラスト値を補正してからコン
トラストの増減傾向を判定して、その判定されたコント
ラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、
輝度の変化から生じるコントラスト増減傾向の誤表示を
避けることが可能であるとともに、正常なコントラスト
増減表示においてはコントラストの表示数が少なくな
る。これによって、コントラストの高低に関係なく良好
にピント合わせを行うことが可能である。
写体のコントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出
し、そのコントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝
度値間の変化量に応じてコントラスト増減表示不可の際
には輝度値に基づきコントラスト値を補正してからコン
トラストの増減傾向を判定して、その判定されたコント
ラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、
輝度の変化から生じるコントラスト増減傾向の誤表示を
避けることが可能であるとともに、正常なコントラスト
増減表示においてはコントラストの表示数が少なくな
る。これによって、コントラストの高低に関係なく良好
にピント合わせを行うことが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、被写体のコントラスト値を検出し、そのコント
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定し
て、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表
示を行うようにしたので、コントラストの表示数が少な
くなり、これによって、コントラストの高低に関係なく
良好にピント合わせを行うことが可能なデジタルカメラ
が得られるという効果を奏する。
よれば、被写体のコントラスト値を検出し、そのコント
ラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定し
て、その判定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表
示を行うようにしたので、コントラストの表示数が少な
くなり、これによって、コントラストの高低に関係なく
良好にピント合わせを行うことが可能なデジタルカメラ
が得られるという効果を奏する。
【0074】また、請求項2の発明によれば、焦点が可
変焦点の場合にのみコントラスト値に基づいてコントラ
ストの増減傾向を判定して、その判定されたコントラス
ト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、固定
焦点時にコントラスト増減表示を行わずに済み、これに
より誤表示が防止され、また、可変焦点時にはコントラ
スト増減表示においてコントラストの表示数が少なくな
ることから、コントラストの高低に関係なく良好にピン
ト合わせを行うことが可能なデジタルカメラが得られる
という効果を奏する。
変焦点の場合にのみコントラスト値に基づいてコントラ
ストの増減傾向を判定して、その判定されたコントラス
ト増減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、固定
焦点時にコントラスト増減表示を行わずに済み、これに
より誤表示が防止され、また、可変焦点時にはコントラ
スト増減表示においてコントラストの表示数が少なくな
ることから、コントラストの高低に関係なく良好にピン
ト合わせを行うことが可能なデジタルカメラが得られる
という効果を奏する。
【0075】また、請求項3の発明によれば、被写体の
輝度に応じてコントラストの増減表示の可否を判断し、
その増減表示が可の場合にのみコントラスト値に基づい
てコントラストの増減傾向を判定して、その判定された
コントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにした
ので、信頼性のない不適な輝度値の際にコントラスト増
減表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、
また、適した輝度値を得た場合にはコントラスト増減表
示ににおいてコントラストの表示数が少なくなることか
ら、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能なデジタルカメラが得られるという効
果を奏する。
輝度に応じてコントラストの増減表示の可否を判断し、
その増減表示が可の場合にのみコントラスト値に基づい
てコントラストの増減傾向を判定して、その判定された
コントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うようにした
ので、信頼性のない不適な輝度値の際にコントラスト増
減表示を行わずに済み、これにより誤表示が防止され、
また、適した輝度値を得た場合にはコントラスト増減表
示ににおいてコントラストの表示数が少なくなることか
ら、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能なデジタルカメラが得られるという効
果を奏する。
【0076】また、請求項4の発明によれば、被写体の
コントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラス
ト値を記憶しておき、その記憶されたコントラスト値に
基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うよう
にしたので、データを記憶しておくことにより表示保持
が可能となるとともに、コントラストの表示数が少なく
なり、これによって、コントラストの高低に関係なく良
好にピント合わせを行うことが可能なデジタルカメラが
得られるという効果を奏する。
コントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラス
ト値を記憶しておき、その記憶されたコントラスト値に
基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判定
されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行うよう
にしたので、データを記憶しておくことにより表示保持
が可能となるとともに、コントラストの表示数が少なく
なり、これによって、コントラストの高低に関係なく良
好にピント合わせを行うことが可能なデジタルカメラが
得られるという効果を奏する。
【0077】また、請求項5の発明によれば、被写体の
コントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラス
ト値を記憶しておき、コントラスト値に基づきコントラ
スト増減表示可の際にはその記憶されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判
定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行い、
コントラスト増減表示が不可の際には前回の表示状態を
保持するようにしたので、コントラストの増減傾向から
ノイズや手ぶれなどにより発生するコントラスト値の増
減による誤表示を避けることが可能であるとともに、正
常なコントラスト増減表示においてはコントラストの表
示数が少なくなり、これによって、コントラストの高低
に関係なく良好にピント合わせを行うことが可能なデジ
タルカメラが得られるという効果を奏する。
コントラスト値をフレーム毎に検出し、そのコントラス
ト値を記憶しておき、コントラスト値に基づきコントラ
スト増減表示可の際にはその記憶されたコントラスト値
に基づいてコントラストの増減傾向を判定して、その判
定されたコントラスト増減傾向を表す旨の表示を行い、
コントラスト増減表示が不可の際には前回の表示状態を
保持するようにしたので、コントラストの増減傾向から
ノイズや手ぶれなどにより発生するコントラスト値の増
減による誤表示を避けることが可能であるとともに、正
常なコントラスト増減表示においてはコントラストの表
示数が少なくなり、これによって、コントラストの高低
に関係なく良好にピント合わせを行うことが可能なデジ
タルカメラが得られるという効果を奏する。
【0078】また、請求項6の発明によれば、被写体の
コントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、その
コントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の
変化量に応じてコントラスト増減表示可の際にはその記
憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの増減
傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向
を表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変化から
生じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可
能であるとともに、正常なコントラスト増減表示におい
てはコントラストの表示数が少なくなり、これによっ
て、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能なデジタルカメラが得られるという効
果を奏する。
コントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、その
コントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の
変化量に応じてコントラスト増減表示可の際にはその記
憶されたコントラスト値に基づいてコントラストの増減
傾向を判定して、その判定されたコントラスト増減傾向
を表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変化から
生じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けることが可
能であるとともに、正常なコントラスト増減表示におい
てはコントラストの表示数が少なくなり、これによっ
て、コントラストの高低に関係なく良好にピント合わせ
を行うことが可能なデジタルカメラが得られるという効
果を奏する。
【0079】また、請求項7の発明によれば、被写体の
コントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、その
コントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の
変化量に応じてコントラスト増減表示不可の際には輝度
値に基づきコントラスト値を補正してからコントラスト
の増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変
化から生じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けるこ
とが可能であるとともに、正常なコントラスト増減表示
においてはコントラストの表示数が少なくなり、これに
よって、コントラストの高低に関係なく良好にピント合
わせを行うことが可能なデジタルカメラが得られるとい
う効果を奏する。
コントラスト値及び輝度値をフレーム毎に検出し、その
コントラスト値及び輝度値を記憶しておき、輝度値間の
変化量に応じてコントラスト増減表示不可の際には輝度
値に基づきコントラスト値を補正してからコントラスト
の増減傾向を判定して、その判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行うようにしたので、輝度の変
化から生じるコントラスト増減傾向の誤表示を避けるこ
とが可能であるとともに、正常なコントラスト増減表示
においてはコントラストの表示数が少なくなり、これに
よって、コントラストの高低に関係なく良好にピント合
わせを行うことが可能なデジタルカメラが得られるとい
う効果を奏する。
【0080】また、請求項8の発明によれば、請求項1
〜7のいずれか一つに記載の発明において、複数のバン
ドパスフィルタによるフィルタリング後のコントラスト
値を検出するようにしたので、コントラスト増減の判断
精度を向上させることが可能なデジタルカメラが得られ
るという効果を奏する。
〜7のいずれか一つに記載の発明において、複数のバン
ドパスフィルタによるフィルタリング後のコントラスト
値を検出するようにしたので、コントラスト増減の判断
精度を向上させることが可能なデジタルカメラが得られ
るという効果を奏する。
【図1】この発明の実施の形態1によるデジタルカメラ
の内部構成を示すブロック図である。
の内部構成を示すブロック図である。
【図2】コントラスト増減表示処理を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】コントラスト増減表示処理時の積分動作を説明
する図である。
する図である。
【図4】コントラスト増減処理時のガイダンス表示例を
示す図である。
示す図である。
【図5】コントラスト増減表示時の処理データを示す図
である。
である。
【図6】コントラスト増減表示時の処理データを示す図
である。
である。
【図7】コントラスト増減表示時の処理データを示す図
である。
である。
【図8】コントラスト増減表示時の処理データを示す図
である。
である。
【図9】変形例によるコントラスト増減表示処理を説明
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図10】変形例によるコントラスト増減表示時の処理
データを示す図である。
データを示す図である。
1 レンズ系 2 マニュアルオートフォーカス機構 3 CCD 4 オペアンプ 5 A/Dコンバータ 6 画像信号処理回路 7 BPF 8A 積分器 8B 積分器 9 CPU 10 操作スイッチ 11 画像メモリ 12 記憶装置 13 D/Aコンバータ 14 エンコーダ 15 ファインダー 16 RAM 17 ポテンショメーター
Claims (8)
- 【請求項1】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値を検出するコントラスト検出手
段と、 前記コントラスト検出手段により検出されたコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減
傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 固定焦点と可変焦点とを有し、撮像時の
焦点を手動操作に応じて調整するデジタルカメラにおい
て、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値を検出するコントラスト検出手
段と、 撮像時の焦点が固定焦点か、それとも可変焦点かを判別
する焦点判別手段と、 前記焦点判別手段により可変焦点という判断結果が得ら
れた場合にのみ前記コントラスト検出手段により検出さ
れたコントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向
を判定する増減傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項3】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値を検出するコントラスト検出手
段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体の輝度値を検出する輝度検出手段と、 前記輝度検出手段により検出された輝度値に基づいてコ
ントラストの増減表示の可否を判断する判断手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示可という判
断結果が得られた場合にのみ前記コントラスト検出手段
により検出されたコントラスト値に基づいてコントラス
トの増減傾向を判定する増減傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項4】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値を検出するコントラスト検出手
段と、 前記コントラスト検出手段により検出されたフレーム毎
のコントラスト値を複数フレーム分だけ記憶するコント
ラスト記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数フレーム分のコントラス
ト値に基づいてコントラストの増減傾向を判定する増減
傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項5】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値をフレーム毎に検出するコント
ラスト検出手段と、 前記コントラスト検出手段により検出されたフレーム毎
のコントラスト値を複数フレーム分だけ記憶するコント
ラスト記憶手段と、 前記コントラスト記憶手段に記憶された複数フレーム分
のコントラスト値に基づいてコントラストの増減表示の
可否を判断する判断手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示可という判
断結果が得られた場合にのみ前記記憶手段に記憶された
コントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判
定する増減傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示不可という
判断結果が得られた場合には前記表示手段による前回の
表示状態を保持する表示保持手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項6】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値をフレーム毎に検出するコント
ラスト検出手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段
と、 前記コントラスト検出手段により検出された複数フレー
ム分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出さ
れた複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の
変化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断す
る判断手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示可という判
断結果が得られた場合にのみ前記記憶手段に記憶された
コントラスト値に基づいてコントラストの増減傾向を判
定する増減傾向判定手段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項7】 撮像時の焦点を手動操作に応じて調整す
るデジタルカメラにおいて、 被写体を撮像してデジタル化された画像データを得る撮
像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体のコントラスト値をフレーム毎に検出するコント
ラスト検出手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに基づいて前記
被写体の輝度値をフレーム毎に検出する輝度検出手段
と、 前記コントラスト検出手段により検出された複数フレー
ム分のコントラスト値と前記輝度検出手段により検出さ
れた複数フレーム分の輝度値とを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数フレーム分の輝度値間の
変化量に応じてコントラストの増減表示の可否を判断す
る判断手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示不可という
判断結果が得られた場合に前記記憶手段に記憶された輝
度値を用いて前記記憶手段に記憶されたコントラスト値
を補正する補正手段と、 前記判断手段によりコントラストの増減表示可という判
断結果が得られた後、もしくは前記補正手段による補正
後に、前記記憶手段に記憶されたコントラスト値に基づ
いてコントラストの増減傾向を判定する増減傾向判定手
段と、 前記増減傾向判定手段により判定されたコントラスト増
減傾向を表す旨の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項8】 前記コントラスト検出手段は、複数のバ
ンドパスフィルタ手段を有し、前記各バンドパスフィル
タ手段によるフィルタリング後のコントラスト値を検出
することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記
載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020211A JPH10221593A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020211A JPH10221593A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | デジタルカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10221593A true JPH10221593A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12020840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9020211A Pending JPH10221593A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10221593A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7403705B2 (en) | 2004-08-04 | 2008-07-22 | Casio Computer Co., Ltd. | Camera device having automatic focusing function |
| JP2014029357A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Mega Chips Corp | 撮像装置、撮像調整方法およびプログラム |
| JP2017107219A (ja) * | 2017-01-23 | 2017-06-15 | 株式会社メガチップス | 撮像装置、撮像調整方法およびプログラム |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP9020211A patent/JPH10221593A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7403705B2 (en) | 2004-08-04 | 2008-07-22 | Casio Computer Co., Ltd. | Camera device having automatic focusing function |
| JP2014029357A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Mega Chips Corp | 撮像装置、撮像調整方法およびプログラム |
| JP2017107219A (ja) * | 2017-01-23 | 2017-06-15 | 株式会社メガチップス | 撮像装置、撮像調整方法およびプログラム |
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