JPH1010038A - 光音響セル - Google Patents
光音響セルInfo
- Publication number
- JPH1010038A JPH1010038A JP16460796A JP16460796A JPH1010038A JP H1010038 A JPH1010038 A JP H1010038A JP 16460796 A JP16460796 A JP 16460796A JP 16460796 A JP16460796 A JP 16460796A JP H1010038 A JPH1010038 A JP H1010038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- optical
- concentration
- casing
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title abstract description 12
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 13
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 claims description 4
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 14
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract description 12
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004867 photoacoustic spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 229910052770 Uranium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000001739 density measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- JFALSRSLKYAFGM-UHFFFAOYSA-N uranium(0) Chemical compound [U] JFALSRSLKYAFGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の光音響セルよりも2桁程度広い濃度範
囲の測定が可能になる光音響セルを提供する点にある。 【解決手段】 試料を試料注入入口からケーシング内へ
送り、この試料に光ファイバの入射ポートからレーザ光
を照射し、照射部位の試料を熱膨張させて、ケーシング
内を周囲に向かい伝播する圧力波を発生させるととも
に、この圧力波を圧力センサにより検出し、そのとき得
られる検出信号を取り出して、試料濃度及び光吸収係数
を求める光音響セルにおいて、前記光ファイバの入射ポ
ート側にレーザ光の光径を試料中で変える光径変更手段
を設けている。
囲の測定が可能になる光音響セルを提供する点にある。 【解決手段】 試料を試料注入入口からケーシング内へ
送り、この試料に光ファイバの入射ポートからレーザ光
を照射し、照射部位の試料を熱膨張させて、ケーシング
内を周囲に向かい伝播する圧力波を発生させるととも
に、この圧力波を圧力センサにより検出し、そのとき得
られる検出信号を取り出して、試料濃度及び光吸収係数
を求める光音響セルにおいて、前記光ファイバの入射ポ
ート側にレーザ光の光径を試料中で変える光径変更手段
を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光音響分光
法による水質計測に使用する光音響セルに関するもので
ある。
法による水質計測に使用する光音響セルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の光音響セルには、特開平6−28
8989号公報に記載されたものがある。この光音響セ
ルを図5により説明すると、1がケーシング、1aが同
ケーシング1に穿設した試料注入口、1bが同ケーシン
グ1に穿設した試料注出口、5aが上記ケーシング1の
対向一端面に装着した入射ポート取付フランジ、5bが
上記ケーシング1の対向他端面に装着した出射ポート取
付フランジである。
8989号公報に記載されたものがある。この光音響セ
ルを図5により説明すると、1がケーシング、1aが同
ケーシング1に穿設した試料注入口、1bが同ケーシン
グ1に穿設した試料注出口、5aが上記ケーシング1の
対向一端面に装着した入射ポート取付フランジ、5bが
上記ケーシング1の対向他端面に装着した出射ポート取
付フランジである。
【0003】2aが上記入射ポート取付フランジ5aに
ねじ2a1 を介して螺合した入射ポート、2bが上記出
射ポート取付フランジ5bにねじ2b1 を介して螺合し
た出射ポートで、これらの入射ポート2a及び出射ポー
ト2bが同一軸線上で対向するとともに、上記ねじ2a
1 、2b1 により上記軸線方向に移動調整可能に支持さ
れ、それぞれの先端部に透明体6が取付けられている。
ねじ2a1 を介して螺合した入射ポート、2bが上記出
射ポート取付フランジ5bにねじ2b1 を介して螺合し
た出射ポートで、これらの入射ポート2a及び出射ポー
ト2bが同一軸線上で対向するとともに、上記ねじ2a
1 、2b1 により上記軸線方向に移動調整可能に支持さ
れ、それぞれの先端部に透明体6が取付けられている。
【0004】4aが上記ケーシング1の試料注入口1a
に接続した試料注入管、4bが上記ケーシング1の試料
注出口1bに接続した試料注出管、7が上記試料注入管
4aに配管を介して接続した試料送液ポンプである。3
が圧力センサで、この圧力センサ3が上記ケーシング1
の内面に上記軸線に対して略直交するように設けられ、
同圧力センサ3には、アンプ8とデジタルオシロスコー
プ9とコンピュータ10とが接続されている。
に接続した試料注入管、4bが上記ケーシング1の試料
注出口1bに接続した試料注出管、7が上記試料注入管
4aに配管を介して接続した試料送液ポンプである。3
が圧力センサで、この圧力センサ3が上記ケーシング1
の内面に上記軸線に対して略直交するように設けられ、
同圧力センサ3には、アンプ8とデジタルオシロスコー
プ9とコンピュータ10とが接続されている。
【0005】11が上記ケーシング1と上記取付フラン
ジ5a、5bとの間、同取付フランジ5a、5bと上記
入出射ポート2a、2bとの間、及び上記ケーシング1
と上記圧力センサ3との間に介装したOリングである。
次に前記図5に示す光音響セルの作用を説明する。試料
を試料送液ポンプ7→試料注入管4a→試料注入口1a
を経てケーシング1(光音響セル)内へ送る。この試料
に入射ポート2aからレーザ光を照射し、照射部位の試
料を熱膨張させて、圧力波を発生させる。
ジ5a、5bとの間、同取付フランジ5a、5bと上記
入出射ポート2a、2bとの間、及び上記ケーシング1
と上記圧力センサ3との間に介装したOリングである。
次に前記図5に示す光音響セルの作用を説明する。試料
を試料送液ポンプ7→試料注入管4a→試料注入口1a
を経てケーシング1(光音響セル)内へ送る。この試料
に入射ポート2aからレーザ光を照射し、照射部位の試
料を熱膨張させて、圧力波を発生させる。
【0006】この圧力波、即ち、ケーシング1(光音響
セル)内を周囲に向かい伝播する圧力波を圧力センサ3
により検出し、そのとき得られる検出信号を電気信号に
変換し、アンプ8へ送って、ここで増幅し、次いでデジ
タルオシロスコープ9へ送って、ここで測定する。そし
てこの測定したデータをコンピュータ10により処理し
て、試料濃度及び光吸収係数を求める。
セル)内を周囲に向かい伝播する圧力波を圧力センサ3
により検出し、そのとき得られる検出信号を電気信号に
変換し、アンプ8へ送って、ここで増幅し、次いでデジ
タルオシロスコープ9へ送って、ここで測定する。そし
てこの測定したデータをコンピュータ10により処理し
て、試料濃度及び光吸収係数を求める。
【0007】その際、測定する試料の濃度が高くなれ
ば、濃度に応じて入射ポート2aまたは入出射ポート2
a、2bの双方を回し、透明体6、6を圧力センサ3の
中心に近づけて、高濃度になっても同圧力センサ3が受
ける圧力が低下しないように調整する。入出射ポート2
a、2bの位置決めは、入出射ポート2a、2bを時計
方向に回し、一杯に締め込んで、それぞれの透明体6、
6を圧力センサ3の中心で突き合わせ、次いでパルスモ
ータまたはサーボモータにより、入出射ポート2a、2
bを反時計方向に回して、それぞれの透明体6、6を圧
力センサ3の中心から離す。このとき、入出射ポート2
a、2bの回転数にねじピッチを乗じた値が圧力センサ
3の中心からの距離Lになる。
ば、濃度に応じて入射ポート2aまたは入出射ポート2
a、2bの双方を回し、透明体6、6を圧力センサ3の
中心に近づけて、高濃度になっても同圧力センサ3が受
ける圧力が低下しないように調整する。入出射ポート2
a、2bの位置決めは、入出射ポート2a、2bを時計
方向に回し、一杯に締め込んで、それぞれの透明体6、
6を圧力センサ3の中心で突き合わせ、次いでパルスモ
ータまたはサーボモータにより、入出射ポート2a、2
bを反時計方向に回して、それぞれの透明体6、6を圧
力センサ3の中心から離す。このとき、入出射ポート2
a、2bの回転数にねじピッチを乗じた値が圧力センサ
3の中心からの距離Lになる。
【0008】入出射ポート2a、2bを圧力センサ3の
中心から離した状態で、試料の濃度が高くなると、圧力
信号強度が低下してくる。このため、入出射ポート2
a、2bの透明体6、6を圧力センサ3の中心に近づけ
て、圧力信号強度を上げる。しかし試料の濃度が低いの
に、入出射ポート2a、2bの透明体6、6を圧力セン
サ3の中心にセットすると、圧力センサ3の受圧面の全
域で信号を受けられないので、圧力信号強度が逆に低下
することになる。そのため、試料濃度の変化に応じて、
その都度、入出射ポート2a、2bを移動させて、圧力
信号強度が強く且つ試料濃度に対する信号強度の直線性
の良い位置に入出射ポート2a、2bをセットする。
中心から離した状態で、試料の濃度が高くなると、圧力
信号強度が低下してくる。このため、入出射ポート2
a、2bの透明体6、6を圧力センサ3の中心に近づけ
て、圧力信号強度を上げる。しかし試料の濃度が低いの
に、入出射ポート2a、2bの透明体6、6を圧力セン
サ3の中心にセットすると、圧力センサ3の受圧面の全
域で信号を受けられないので、圧力信号強度が逆に低下
することになる。そのため、試料濃度の変化に応じて、
その都度、入出射ポート2a、2bを移動させて、圧力
信号強度が強く且つ試料濃度に対する信号強度の直線性
の良い位置に入出射ポート2a、2bをセットする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示す従来の
光音響セルは、入射ポート2aから透明体6を通して試
料中に照射したレーザ光が試料によるエネルギー吸収を
受けた後、出射ポート2bの透明体(石英窓)6を経て
セル外に抜ける。このとき、光音響信号をP、試料の濃
度をC、光路長(入射ポート2aの透明体6と出射ポー
ト2bの透明体6との間の距離)をL’とすると、P∝
e-CL'になるので、L’が一定の場合、高濃度に対して
は信号が飽和し、低濃度に対しては信号が小さくなり過
ぎて、何れの場合にも、濃度測定が不可能になる。
光音響セルは、入射ポート2aから透明体6を通して試
料中に照射したレーザ光が試料によるエネルギー吸収を
受けた後、出射ポート2bの透明体(石英窓)6を経て
セル外に抜ける。このとき、光音響信号をP、試料の濃
度をC、光路長(入射ポート2aの透明体6と出射ポー
ト2bの透明体6との間の距離)をL’とすると、P∝
e-CL'になるので、L’が一定の場合、高濃度に対して
は信号が飽和し、低濃度に対しては信号が小さくなり過
ぎて、何れの場合にも、濃度測定が不可能になる。
【0010】この対策としては、入射ポート2aと出射
ポート2bとを動かして、光路長L’を可変にしていた
が、光路長L’を1mm以下にすることが非常に困難で
あり、高濃度の測定を十分に行うことができなかった。
また光路長L’が長くなることにより、その間でのレー
ザ光の強度が主として試料(液)中でのエネルギー吸収
により減衰して、低濃度までの測定を十分に行うことが
できなかった。
ポート2bとを動かして、光路長L’を可変にしていた
が、光路長L’を1mm以下にすることが非常に困難で
あり、高濃度の測定を十分に行うことができなかった。
また光路長L’が長くなることにより、その間でのレー
ザ光の強度が主として試料(液)中でのエネルギー吸収
により減衰して、低濃度までの測定を十分に行うことが
できなかった。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、従来の光音響セルよりも
2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる光音響セルを
提供しようとする点にある。
であり、その目的とする処は、従来の光音響セルよりも
2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる光音響セルを
提供しようとする点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光音響セルは、試料を試料注入入口からケ
ーシング内へ送り、この試料に光ファイバの入射ポート
からレーザ光を照射し、照射部位の試料を熱膨張させ
て、ケーシング内を周囲に向かい伝播する圧力波を発生
させるとともに、この圧力波を圧力センサにより検出
し、そのとき得られる検出信号を取り出して、試料濃度
及び光吸収係数を求める光音響セルにおいて、前記光フ
ァイバの入射ポート側にレーザ光の光径を試料中で変え
る光径変更手段を設けている。
に、本発明の光音響セルは、試料を試料注入入口からケ
ーシング内へ送り、この試料に光ファイバの入射ポート
からレーザ光を照射し、照射部位の試料を熱膨張させ
て、ケーシング内を周囲に向かい伝播する圧力波を発生
させるとともに、この圧力波を圧力センサにより検出
し、そのとき得られる検出信号を取り出して、試料濃度
及び光吸収係数を求める光音響セルにおいて、前記光フ
ァイバの入射ポート側にレーザ光の光径を試料中で変え
る光径変更手段を設けている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の光音響セルを図1〜
図4に示す実施形態により説明すると、図1(a)は、
高濃度溶液の濃度測定に適用する場合の一構成例を示す
縦断側面図、図1(b)は、高濃度溶液の濃度測定に適
用する場合の他の構成例を示す縦断側面図、図2は、低
濃度溶液の濃度測定に適用する場合の構成例を示す縦断
側面図、図3及び図4は、図1及び図2に示す光音響セ
ルの実施効果例を示す説明図である。
図4に示す実施形態により説明すると、図1(a)は、
高濃度溶液の濃度測定に適用する場合の一構成例を示す
縦断側面図、図1(b)は、高濃度溶液の濃度測定に適
用する場合の他の構成例を示す縦断側面図、図2は、低
濃度溶液の濃度測定に適用する場合の構成例を示す縦断
側面図、図3及び図4は、図1及び図2に示す光音響セ
ルの実施効果例を示す説明図である。
【0014】先ず高濃度溶液の濃度測定に適用する図1
(a)の光音響セルについて説明すると、10が光ファ
イバ、20がケーシング、30が石英窓、40がレーザ
光、50が圧力センサに相当する圧電素子(またはマイ
クロフォン)で、光ファイバ10の先端部を球面加工し
ており、この球面加工部が光径変更手段に相当してい
る。
(a)の光音響セルについて説明すると、10が光ファ
イバ、20がケーシング、30が石英窓、40がレーザ
光、50が圧力センサに相当する圧電素子(またはマイ
クロフォン)で、光ファイバ10の先端部を球面加工し
ており、この球面加工部が光径変更手段に相当してい
る。
【0015】この図1(a)に示す音響セルでは、光フ
ァイバ10の先端部を球面加工しており、レーザ光40
の光径を溶液中で広げて、高濃度溶液の濃度を測定す
る。次に高濃度溶液の濃度測定に適用する図1(b)の
光音響セルについて説明すると、10が光ファイバ、2
0がケーシング、30が石英窓、40がレーザ光、50
が圧力センサに相当する圧電素子(またはマイクロフォ
ン)、60がレンズで、レンズ60が光径変更手段に相
当している。このレンズ60は、ケーシング20内に設
置しても、ケーシング20外に設置してもよい。
ァイバ10の先端部を球面加工しており、レーザ光40
の光径を溶液中で広げて、高濃度溶液の濃度を測定す
る。次に高濃度溶液の濃度測定に適用する図1(b)の
光音響セルについて説明すると、10が光ファイバ、2
0がケーシング、30が石英窓、40がレーザ光、50
が圧力センサに相当する圧電素子(またはマイクロフォ
ン)、60がレンズで、レンズ60が光径変更手段に相
当している。このレンズ60は、ケーシング20内に設
置しても、ケーシング20外に設置してもよい。
【0016】この図1(b)に示す光音響セルでは、レ
ンズ60により、レーザ光40の光径を溶液中で広げ
て、高濃度溶液の濃度を測定する。上記図1(a)
(b)に示す光音響セルでは、所定の広がり角度を得ら
れれば、何れの場合でも同様の効果を達成可能である。
次に低濃度溶液の濃度測定に適用する図2の光音響セル
について説明すると、10が光ファイバ、20がケーシ
ング、21、21が集光レンズ、30が石英窓、40’
がレーザ光、50が圧力センサに相当する圧電素子(ま
たはマイクロフォン)で、各集光レンズ21が光径変更
手段に相当している。
ンズ60により、レーザ光40の光径を溶液中で広げ
て、高濃度溶液の濃度を測定する。上記図1(a)
(b)に示す光音響セルでは、所定の広がり角度を得ら
れれば、何れの場合でも同様の効果を達成可能である。
次に低濃度溶液の濃度測定に適用する図2の光音響セル
について説明すると、10が光ファイバ、20がケーシ
ング、21、21が集光レンズ、30が石英窓、40’
がレーザ光、50が圧力センサに相当する圧電素子(ま
たはマイクロフォン)で、各集光レンズ21が光径変更
手段に相当している。
【0017】この図2に示す光音響セルでは、集光レン
ズ21、21により、レーザ光40の光径を絞ったり、
平行にしたりして、低濃度溶液の濃度を測定する。上記
各光音響セルの作用をさらに具体的に説明すると、レー
ザ光音響分光法は、被測定試料による光の吸収により発
生する圧力波の強度を、圧電素子またはマイクロフォン
50で検知して、試料の濃度を求める方法であり、図2
に示すようにレーザ光40’が平行光である場合、理論
的に音響信号P、レーザ光強度I、試料濃度C、試料の
吸収係数α、光路長L’の間には、次の関係がある。
ズ21、21により、レーザ光40の光径を絞ったり、
平行にしたりして、低濃度溶液の濃度を測定する。上記
各光音響セルの作用をさらに具体的に説明すると、レー
ザ光音響分光法は、被測定試料による光の吸収により発
生する圧力波の強度を、圧電素子またはマイクロフォン
50で検知して、試料の濃度を求める方法であり、図2
に示すようにレーザ光40’が平行光である場合、理論
的に音響信号P、レーザ光強度I、試料濃度C、試料の
吸収係数α、光路長L’の間には、次の関係がある。
【0018】
【数1】
【0019】しかし図3に示すように試料中でレーザ光
を広げてやると、初期レーザ光径をr、レーザ入射位置
からの距離をx、レーザ光の広がり角をθとすると、
式は次のようになる。
を広げてやると、初期レーザ光径をr、レーザ入射位置
からの距離をx、レーザ光の広がり角をθとすると、
式は次のようになる。
【0020】
【数2】
【0021】図4は、ウランの吸収係数を用いて試算し
たものであるが、図4から明らかなように式は、式
に比べて、濃度Cに対する信号の飽和が小さく、より高
濃度まで、信号の飽和なしに濃度計測が可能になる。
たものであるが、図4から明らかなように式は、式
に比べて、濃度Cに対する信号の飽和が小さく、より高
濃度まで、信号の飽和なしに濃度計測が可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明は前記のように試料を試料注入入
口からケーシング内へ送り、この試料に光ファイバの入
射ポートからレーザ光を照射し、照射部位の試料を熱膨
張させて、ケーシング内を周囲に向かい伝播する圧力波
を発生させるとともに、この圧力波を圧力センサにより
検出し、そのとき得られる検出信号を取り出して、試料
濃度及び光吸収係数を求める光音響セルにおいて、前記
光ファイバの入射ポート側にレーザ光の光径を試料中で
変える光径変更手段を設けており、従来の光音響セルよ
りも2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる。即ち、
高濃度試料の測定では、レーザ光強度の強い領域をいか
に小さくするか、また低濃度試料の測定では、試料に吸
収される全レーザエネルギーをいかに高くするかが重要
であり、従来の光音響セルも、本発明の光音響セルも、
上記の点を狙っているが、従来の光音響セルではレーザ
光の入出射ポートを動かすので、調整に限界があり、ポ
ート間を例えば1μm程度に設定することが困難であ
る。しかし本発明の光音響セルなら、ポート間を例えば
1μm程度に設定することができて、従来の光音響セル
よりも2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる。
口からケーシング内へ送り、この試料に光ファイバの入
射ポートからレーザ光を照射し、照射部位の試料を熱膨
張させて、ケーシング内を周囲に向かい伝播する圧力波
を発生させるとともに、この圧力波を圧力センサにより
検出し、そのとき得られる検出信号を取り出して、試料
濃度及び光吸収係数を求める光音響セルにおいて、前記
光ファイバの入射ポート側にレーザ光の光径を試料中で
変える光径変更手段を設けており、従来の光音響セルよ
りも2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる。即ち、
高濃度試料の測定では、レーザ光強度の強い領域をいか
に小さくするか、また低濃度試料の測定では、試料に吸
収される全レーザエネルギーをいかに高くするかが重要
であり、従来の光音響セルも、本発明の光音響セルも、
上記の点を狙っているが、従来の光音響セルではレーザ
光の入出射ポートを動かすので、調整に限界があり、ポ
ート間を例えば1μm程度に設定することが困難であ
る。しかし本発明の光音響セルなら、ポート間を例えば
1μm程度に設定することができて、従来の光音響セル
よりも2桁程度広い濃度範囲の測定が可能になる。
【図1】(a)は、本発明の光音響セルを高濃度試料の
濃度測定に適用する場合の一構成例を示す縦断側面図、
(b)は、高濃度溶液の濃度測定に適用する場合の他の
構成例を示す縦断側面図である。
濃度測定に適用する場合の一構成例を示す縦断側面図、
(b)は、高濃度溶液の濃度測定に適用する場合の他の
構成例を示す縦断側面図である。
【図2】本発明の光音響セルを低濃度試料の濃度測定に
適用する場合の構成例を示す縦断側面図である。
適用する場合の構成例を示す縦断側面図である。
【図3】図1及び図2に示す光音響セルの実施効果例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】図1及び図2に示す光音響セルの実施効果例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】従来の光音響セルを示す縦断側面図である。
10 光ファイバ 20 ケーシング 30 石英窓 40 レーザ光 50 圧力センサ(圧電素子またはマイクロフォ
ン)
ン)
Claims (1)
- 【請求項1】 試料を試料注入入口からケーシング内へ
送り、この試料に光ファイバの入射ポートからレーザ光
を照射し、照射部位の試料を熱膨張させて、ケーシング
内を周囲に向かい伝播する圧力波を発生させるととも
に、この圧力波を圧力センサにより検出し、そのとき得
られる検出信号を取り出して、試料濃度及び光吸収係数
を求める光音響セルにおいて、前記光ファイバの入射ポ
ート側にレーザ光の光径を試料中で変える光径変更手段
を設けたことを特徴とする光音響セル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16460796A JPH1010038A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 光音響セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16460796A JPH1010038A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 光音響セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010038A true JPH1010038A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15796407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16460796A Withdrawn JPH1010038A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 光音響セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010038A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008517252A (ja) * | 2004-10-04 | 2008-05-22 | ユニヴァーシティー オブ サウスカロライナ | 熱選択性多変量光学的コンピューティング |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16460796A patent/JPH1010038A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008517252A (ja) * | 2004-10-04 | 2008-05-22 | ユニヴァーシティー オブ サウスカロライナ | 熱選択性多変量光学的コンピューティング |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7921693B2 (en) | Photo-acoustic spectrometer apparatus | |
| US3556659A (en) | Laser-excited raman spectrometer | |
| US5151590A (en) | Photoacoustic cell and photoacoustic measuring device | |
| US7777886B2 (en) | Optical system including a weak lens and a beam translation plate for selectively coupling to the lowest order mode of an optical resonator | |
| CN102680451B (zh) | 一种去除拉曼光谱散射背景噪声的系统 | |
| CN113008829B (zh) | 一种基于光学反馈的近红外线性腔增强吸收光谱装置 | |
| CN112924388A (zh) | 正交双通道声学谐振模块及包括该模块的装置 | |
| WO2018201586A1 (zh) | 原位时间分辨x射线吸收谱的测量装置和测量方法 | |
| CN113552212B (zh) | 径向腔石英增强光声光谱测声器及其气体探测装置 | |
| CN101622534B (zh) | 超声波检查装置 | |
| JP2009250825A (ja) | 吸光度測定用プローブ及び吸光光度計 | |
| CN207816830U (zh) | 变波长激发及光谱范围可调的拉曼光谱仪 | |
| JP2008544291A (ja) | 光音響自由場検知器 | |
| JPH1010038A (ja) | 光音響セル | |
| CN117990612B (zh) | 一种利用光学反馈的石英增强光声光谱检测方法及系统 | |
| CN119124339A (zh) | 一种光声光谱测声器及气体探测装置 | |
| JP3012868B2 (ja) | 光音響セル | |
| JPH03239950A (ja) | レーザブレイクダウン分析装置 | |
| Takamoto et al. | In vivo percutaneous absorptiometry by a laser photoacoustic method using a novel open-ended cell combined with light guide | |
| CN119000564B (zh) | 一种基于光子纳米射流的气体浓度检测设备及检测方法 | |
| CN110646348A (zh) | 基于平行入射的石英光声光谱传感系统 | |
| JP2809361B2 (ja) | 光音響信号測定用開放型セル | |
| JPS6360856B2 (ja) | ||
| JPH0736051U (ja) | ガス分析計 | |
| Cwik et al. | A quantitative schlieren method for the investigation of axisymmetrical shock waves |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |