[go: up one dir, main page]

JPH0288464A - 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材 - Google Patents

高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材

Info

Publication number
JPH0288464A
JPH0288464A JP63163626A JP16362688A JPH0288464A JP H0288464 A JPH0288464 A JP H0288464A JP 63163626 A JP63163626 A JP 63163626A JP 16362688 A JP16362688 A JP 16362688A JP H0288464 A JPH0288464 A JP H0288464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
density
carbon material
mixture
graphite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63163626A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Fukuda
福田 典良
Kiyoshi Hagiwara
萩原 潔
Takayuki Torii
孝行 鳥居
Katsuhiro Nagayama
勝博 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP63163626A priority Critical patent/JPH0288464A/ja
Publication of JPH0288464A publication Critical patent/JPH0288464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、放電加工用電極、治具、るつぼ、あるいは原
子力用などに利用可能な高密度・高強度炭素材料の製造
方法および放電加工用黒鉛電極材に関する。
〈従来の技術〉 炭素質メソフェーズ小球体とはタールピッチ、石油ピッ
チ類を350℃〜500℃の温度で加熱処理する際に光
学的等方性ピッチ中に生成するメソフェーズ小球体をい
う。 この小球体は溶剤分別法によりピッチマトリック
ス中から分離され、等方性・高密度・高強度黒鉛材料用
の原料となることはよく知られている。
例えば特公昭60−25364号公報によれば、小球体
を溶剤分別する際にベンゼン、タール中油等のピッチに
対して若干抽出力の低い溶剤を使用することにより、ピ
ッチ中のβ成分の一部を小球体と共に残存させ、しかる
後に不活性雰囲気中において200〜450℃の温度で
仮焼処理することにより、自己焼結性の優れた原料とな
ることが示されている。
この方法により得られた原料を使用すれば、そのまま成
形、焼成、黒鉛化することにより、かざ密度が1 、8
5 g/cm3以上、曲げ強度がa o o kg/c
m”以上の高密度・高強度・等方性黒鉛材が容易に得ら
れる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記炭素質メソフェーズ小球体は本質的
に結晶性(黒鉛化性)の良い原料ではなく、最終黒鉛材
料の品質のバリエーションの幅が狭い。 即ち密度が決
まれば強度、電気比抵抗、熱膨張係数が必然的に決まり
、個別の制御が難しいという欠点があった。
この対策方法としては結晶子の発達した仮焼コークス、
人造黒鉛粉末、天然黒鉛粉末等を添加して、品質調整す
ることが考えられる。 しかもこれ等の原料は、上記炭
素質メソフェーズ小球体に比較して安価である。 とこ
ろが、これらの原料は自己焼結性を有していないため、
上記炭素質メソフェーズ小球体に添加すると、得られる
黒鉛材の強度が低下してしまうという欠点があった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、炭
素質メソフェーズ小球体に比較して安価な骨材を利用し
、かつ広い範囲で電気比抵抗や熱膨張係数のような物理
特性の調節が可能な高密度・高強度炭素材料の製造方法
を提供することを目的としている。
また、炭素質メソフェーズ小球体のみを原料とする黒鉛
材を放電加工用電極として利用した場合、汎用の電極材
に比べて電極消耗が少なく加工速度が速いという利点が
あるが、反面硬度が高く加工が困難z高価という欠点が
あった。
また、炭素質メソフェーズ小球体は本質的に結晶性の良
い原料ではなく、従って密度が決まると電気比抵抗、硬
度など他の特性が決まってしまい個別の制御が難しかっ
た。
この対策方法としては、結晶性に優れかつ上記メソフェ
ーズより安価な人造黒鉛粉末、天然黒鉛粉末などを添加
して品質の調整を行い、さらに強度、硬度などの制御を
はかる為に粘結剤を添加することが考えられる。
しかしながら、上記方法にて製造した材料を放電加工用
電極として利用した場合、材料内部の不均一さなどのた
めに電極表面に微小突起物が発生し、加工精度が著しく
低下してしまうという欠点があった。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたもので、広
い範囲で電気比抵抗、硬度などの調節が可能な放電加工
電極用の等方性高密度高強度黒鉛材料を提供することを
目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明によれば、自己焼結
性を有する炭素質メソフェーズ小球体に対して、黒鉛粉
末および/または骨材コークスと粘結剤との混和物を添
加し、次いで成形、焼成および黒鉛化処理を施すことを
特徴とする高密度・高強度炭素材料の製造方法が提供さ
れる。
混和物が、黒鉛粉末および/または骨材コークス100
重量部に対し粘結剤を30〜120重量部混ねつしたも
のであり、かつこの混和物を総量に対して40重量%以
下の割合で添加することが好ましい。
また粘結剤がベンゼン不溶分を40重量%以上95重量
%未満含有するピッチ類であることが好ましい。
前記混和物が黒鉛粉末および/または骨材コークス10
0重量部に対し、前記ピッチ類15〜60重量部の割合
で配合したものを総量に対して60重量%以下の割合で
添加することが好ましい。
また、自己焼結性を有する炭素質メソフェーズ小球体と
黒鉛粉末および/または骨材コークスとピッチ類とを、
ピッチ類を加熱することなく乾式混合し、次いで成形、
焼成および黒鉛化処理を施すことが好ましい。
前記ピッチ類の粒径が10μm以下であることが好まし
い。
また、前記黒鉛粉末および/または骨材コークスの粒径
が、30μm以下であることが好ましい。
本発明の方法によって製造される放電加工用黒鉛電極材
は、炭素質メソフェーズ小球体の最大粒子径が30μm
以下で、黒鉛粉末および/または骨材コークスの粒子径
が使用される炭素質メソフェーズ小球体の最大粒子径以
下であるのが好ましい。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において使用する自己焼結性を有する炭素質メソ
フェーズ小球体は、例えば特公昭60−25364号公
報に示されるように、平均粒径数〜十数μmのメソフェ
ーズ小球体表面に粘結成分を保持させたものであり、炭
素材を製造するのにバインダーを使用することなく成形
、焼成、黒鉛化が可能な炭素材用原料である。 また、
該炭素材用原料を単独に成形、焼成、黒鉛化した場合に
は、粘結成分がメソフェーズ小球体表面に均一に分散し
ているので、バインダー使用の場合には不可能ながさ密
度1.85g/cm’以上、特に曲げ強度800kg/
cm’以上の炭素材が容易に得られる。
本発明は該小球体に対して、黒鉛粉末および/または骨
材コークスと粘結剤との混和物を添加することを特徴と
している。
黒鉛粉末および/または骨材コークスの粒径は、30μ
m以下、好ましくは15μm以下が望ましい。  30
μmを越えるとメソフェーズ小球体との接着力が弱くな
り、強度低下の原因となる。
放電加工用電極材においては、該小球体の最大粒径は3
0μm以下好ましくは15μm以下が望ましい。  3
0μmを越えると、放電加工後の被加工材の表面粗度が
著しく低下してしまう。
該小球体に対して、黒鉛粉末および/または骨材コーク
スと、粘結剤との混和物を添加することにより電気比抵
抗、硬度などの物理特性の調整が可能であり、使用され
る該小球体以下の最大粒径の黒鉛粉末および/または骨
材コークスを用いることで、黒鉛材内部が均一になり放
電加工用電極として利用した際、放電点が十分分散して
電極表面の微小突起物の発生を防止することができる。
本発明において使用可能な粘結剤としては、ピッチ、樹
脂類などを代表的に挙げることができる。
黒鉛粉末および/または骨材コークスと粘結剤との混合
比は、黒鉛粉末および/または骨材コークスの粒径や、
該混和物とメソフェーズ小球体との添加比で異るが黒鉛
粉末および/または骨材コークス100重量部に対し、
30〜120重量部の粘結剤を混ねつすることが好まし
い。 粘結剤が30重量部未満では、黒鉛粉末および/
または骨材コークスと球晶との粘結力か弱く、得られる
黒鉛材の強度の低下が著しい。 粘結剤が120重量部
を越えると、ガス化する成分が多いため、焼結体ブロッ
クに多数の気孔が発生し、高密度、高強度が得られない
また、該メソフェーズ小球体に対する該混和物の添加比
は、総量に対して40重量%以下が望ましい。 この範
囲であれば、該メソフェーズ小球体を用いた炭素材本来
の強度を低下させることなく添加が可能である。
この添加物の混合は、得られる黒鉛材内部の不均一性を
防止するために出来るだけ均一に実施されなければなら
ない。 放電加工用電極材として用いる場合には、混合
が不均一であると電極が不均一な消耗をおこしてしまう
。 そのための混合方法としては、例えば回転式のボー
ルミル等で1〜5時間行うことが効果的である。
さらに、コークス等は異方性を有しているので、成形体
の異方性発現を防止するため、該混合物の成形に際して
は、冷間静水圧(CIP)成形法を用いることが望まし
い。 成形圧力は、強度発現のために500 kg/c
m2以上が望ましい。
また、本発明において使用可能な粘結剤としては、ベン
ゼン不溶分を40重量%以上95重量%未満含有するピ
ッチ類であることが好ましく、石炭系、石油系ピッチ類
を代表的に挙げることができる。ベンゼン不溶分が40
重量%未満のピッチ類の場合は、軽質分が多いため微粉
砕が困難であり、かつ残炭率が低いため炭素材料の一層
の高密度化、高強度化に寄与しない。
ベンゼン不溶分が95重量%を越える場合は、均質な黒
鉛材が得られない。その理由は、焼成時300〜500
℃付近の炭化反応領域においてバインダー成分であるピ
ッチ類が軟化溶融し、骨材コークスの表面をぬらすと同
時にメソフェーズ小球体表面に存在するバインダー成分
とも反応して炭素材料としての強度発現に必要なベンゼ
ン可溶分の量が不足するためと推測される。
黒鉛粉末および/または骨材コークスと上記粘結剤とし
てのピッチ類との配合比は、黒鉛粉末および/または骨
材コークスの粒径や、この二原料とメソフェーズ小球体
との添加比で異るが、黒鉛粉末および/または骨材コー
クス100重量部に対し、15〜60重量部のピッチ類
を混和することが好ましい。 ピッチ類が15重量部未
満では、黒鉛粉末および/または骨材コークスと球晶と
の粘結力が弱く、得られる黒鉛材の強度の低下が著しい
。 ピッチ類が60重量部を越えると、ガス化する成分
が多いため、焼結体ブロックに多数の気孔が発生し、高
密度、高強度が得られない。
また、このピッチ類では該メソフェーズ小球体に対する
該混和物の添加比は、総量に対して60重量%以下が望
ましい。 この範囲であれば、該メソフェーズ小球体を
用いた炭素材本来の強度を低下させることなく添加が可
能である。
添加物の混合は、得られる黒鉛材内部の不均一性を防止
するために出来るだけ均一に実施されなければならない
。 放電加工用電極材として用いる場合には、混合が不
均一であると電極が不均一な消耗をおこしてしまう。 
そのための混合方法としては、例えば回転式のボールミ
ル等で1〜5時間行うことが効果的である。
また、メソフェーズ小球体と黒鉛粉末および/または骨
材コークスとピッチ類とをそれぞれ室温のまま直接、例
えば回転式のボールミルを用いて乾式混合することがで
きる。
この乾式混合では、黒鉛粉末および/または骨材コーク
スの粒径は、30μm以下、好ましくは10μm以下が
望ましい。30μmを越えるとメソフェーズ小球体およ
びピッチ類との混合が十分に行われず、黒鉛材の品質が
不均一となる。
ピッチ類の粒径は、10μm以下が好ましい。 10μ
mを越えるとメソフェーズ小球体、黒鉛粉末および/ま
たは骨材コークスとの混合が十分に行われず、黒鉛材の
品質が不均一となる。
さらに、コークス等は異方性を有しているので、成形体
の異方性発現を防止するため、該混合物の成形に際して
は、冷間静水圧(arp)成形法を用いることが望まし
い。 成形圧力は、強度発現のために500 kg/c
m’以上が望ましい。
このように調整された混合物は、上記のとおり成形、焼
成、黒鉛化することで、含浸を行わなくても等方性、高
密度、高強度炭素材料となる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき、具体的に説明する。
(実施例1) 平均粒径5μm の生ニードルコークス(仮焼前)10
0重量部に対し軟化点90℃(RB法、以下軟化点はす
べてRB法で示す)(BI:31wt%)のピッチ60
重量部を配合し、ニーダ−で130℃、1時間混ねっし
、放冷後粉砕して混和物を得た。 また、タールピッチ
を450℃で熱処理し、メソフェーズ小球体を発生させ
、これを6倍容量のタール中油を用いて抽出・濾過し、
さらに360℃で3時間仮焼して自己焼結性を有するメ
ソフェーズ小球体を得た。 該メソフェーズ小球体に対
し、上記混和物を総量に対して、それぞれ、10.20
.30.40.50重量%ずつ回転式ボールミルでエチ
ルアルコールの溶剤下で添加し5時間混式混合した。 
これらを濾過および乾燥后、1000 kg/cm’の
圧力で冷間静水圧(a r p)成形し、次いで10℃
/hの昇温速度でtooo℃まで昇温して焼成し、これ
を2500℃の温度で黒鉛化した。 これらの黒鉛材の
混和物の添加割合とカサ密度および曲げ強度との関係を
第1図に示した。 混和物の添加割合が40重量%以下
の黒鉛材は、カサ密度1 、85 g/Cm’以上、曲
げ強度700 kg/cm’以上の高密度、高強度を得
ているが、50重量%の黒鉛材はカサ密度および曲げ強
度の低下が著しい。
(比較例1) 平均粒径5μmの生ニードルコークスを実施例1と同様
の自己焼結性を有するメソフェーズ小球体に、総量に対
して、10〜50重量%添加して混合し、実施例1と同
じ条件で成形・焼成・黒鉛化した。 その曲げ強度を実
施例1と比較して第2図に示す。 生ニードルコークス
にピッチを配合した実施例1に比べ、強度の低下が著し
いことがわかる。
(実施例2) 平均粒径10μmの仮焼ニードルコークス100重量部
に対し軟化点90℃(BI:31wt%)のピッチを2
0〜130重量部の範囲で配合し130℃で混ねつして
混和物とし、実施例1と同様のメソフェーズ小球体に、
該混和物を総量に対して20重量%添加し、以下実施例
1と同様の方法で黒鉛材を得た。 カサ密度の結果を第
3図に示す。 コークス100重量部に対するピッチの
配合割合が30〜120重量部の範囲でカサ密度1 、
85 g/cn+”以上の高密度を得ている。
(実施例3) 平均粒径5.18.30.38.47μmの各仮焼ニー
ドルコークス100重量部に対し、軟化点107℃(B
I+33wt%)のピッチ100重量部を配合し、ニー
ダ−で150t、1時間混ねつし、放冷後粉砕して混和
物を得た。 実施例1と同様のメソフェーズ小球体にこ
れらを総量に対して25重量%添加し、以下実施例1と
同様の方法で黒鉛材を得た。 その結果を第4図に示す
。 平均粒径が30μmより大きいと曲げ強度の低下が
著しいことがわかる。
(実施例4〜5および比較例2) 平均粒径5μIの仮焼ニードルコークスおよびキッシュ
グラファイトそれぞれ100重量部に対し、軟化点90
℃(Br:31wt%)のピッチ70重量部を配合し、
ニーダ−で130℃、1時間混ねつし、放冷後粉砕して
混和物を得た。 実施例1と同様のメソフェーズ小球体
にこれらを総量に対して20重量%添加し、以下実施例
1と同様の方法で黒鉛材を得た(実施例4および5)。
 その結果を混和物を配合しないで黒鉛材とした比較例
2と共に第1表に示す。 結晶子の発達したニードルコ
ークスまたはキッシュグラファイトを混合することによ
って、電気比抵抗および熱膨張係数が低下している。 
このように、本発明は物理特性を調節する方法として有
用である。
第1表 (注、熱膨張係数は、350〜450℃での値)(比較
例3) タールピッチを450℃で熱処理してメソフェーズ小球
体を発生させ、これを6倍量のタール中油で抽出、濾過
し、さらに360’eで3時間仮焼して自己焼結性を有
する平均粒径15μm1最大粒径30μmのメソフェー
ズ小球体を得た。 上記小球体を混和物を添加すること
なく 550 kg/cm’で冷間静水圧成形、10t
/hで1000℃まで昇温して焼成し、次いで2500
℃で黒鉛化した。 得られた黒鉛材の物理特性および放
電加工を加工面10XIOI、ピーク電流16A、パル
ス幅と休止時間24μsecの苛酷な条件で行った際の
電極消耗率と加工速度を第2表に示した。
ここで示した電極消耗率とは被加工材 5KD−11を加工した深さに対する電極消耗長さの比
であり、加工速度とは単位時間あたりの加工重量である
(実施例6〜7) 平均粒径4.5μm、最大粒径13μmに粉砕した仮焼
ニードルコークス100重量部に対して、軟化点90℃
(BI:31wt%)のピッチを70重量部と100重
量部の割合で配合して、それぞれニーダ−で130℃、
1時間混ねつし、放冷後粉砕して混和物を得た(それぞ
れ実施例6および7)。
比較例3で得たメソフェーズ小球体に対し上記混和物を
総量に対して20重量部添加し、回転ボールミルでエチ
ルアルコール溶剤下5時間湿式混合した。 これらの原
料を比較例3と同様の方法で成形、焼成、黒鉛化して黒
鉛材を得た。 これら黒鉛材の物理特性を第2表に示し
た。 メソフェーズ小球体単独の黒鉛材とほぼ同様の放
電加工特性を有していた。
(比較例4) 平均粒径25μm、最大粒径60μmの仮焼ニードルコ
ークス100重量部に対して、軟化点90℃(Bl:3
1wt%)のピッチを65重量部配合し、ニーダ−で1
30℃、1時間混ねつして混和物を得、比較例3で得た
メソフェーズ小球体に対し、上記混和物を総量に対して
20rnifk部添加し、回転ボールミルでエチルアル
コール溶剤下5時間湿式混合した。 混合物を実施例6
.7と同様の方法で処理し黒鉛材を得た。 本黒鉛材の
物理特性を第2表に示した。
比較例3、実施例6.7と同様に高密度、高強度の黒鉛
材が得られたが、放電加工用電極として使用した場合、
電極表面に微小突起物が発生してしまい、放電加工用電
極材としては不適当であった。
(実施例8) 平均粒径10μm、最大粒径30μmの黒鉛粉末100
重量部に対して、軟化点110’Cのピッチ85重量部
を配合し、実施例6.7と同様にメソフェーズ小球体と
混合、成形、焼成、黒鉛化して黒鉛材を得た。 黒鉛材
の物理特性を第2表に示した。 曲げ強度800 kg
/cm2以上と高密度で、硬度(ショアー)が69と比
較例3に比べて低く、放電加工時の電極消耗率も十分実
用可能な材料を得た。
(比較例5) 各社市販の放電加工用高級黒鉛材A、Bおよび汎用黒鉛
材Cの物理特性を第2表に示した。
本発明による黒鉛材はこれら市販材に比べ、電極消耗率
が同等かそれ以下の優れた特性を有するものであった。
(比較例6〜12) タールピッチ(キノリンネ溶分が3wt%、軟化点が8
0℃のもの)を450℃で熱処理してメソフェーズ小球
体を発生させ、これを6倍愈のタール中油(沸点範囲が
150〜230℃のもの)で抽出、濾過を2回繰返又し
、濾過残留物をさらに360℃で3時間不活性雰囲気下
で仮焼して自己焼結性を有する平均粒径15μm、最大
粒径30.unのメソフェーズ小球体を得た。
一方、平均粒径5μmに粉砕した仮焼コークスに対して
、軟化点100℃(BI:25wt%)のピッチを第3
表に示す各割合で配合して、それぞれニーダ−で130
℃、1時間混ねつし、放冷後粉砕して混和物を得た。 
こ の各混和物と上記小球体を第3表に示す各割合で配
合して、それぞれ回転ボールミルで5時間湿式混合した
のち、これらを濾過および乾燥后、900kg/am”
で冷間静水圧成形、10℃/hで1000℃まで昇温し
で焼成し、次いで2500℃で黒鉛化した(比較例6〜
12)。 得られた各黒鉛材の物理特性を第3表に示す
。 なお、比較例6は混和物を添加することなく、従っ
て湿式混合処理を省略して黒鉛材としたものである。
(実施例9〜16) Bl : 60wt%の高軟化点ピッチ(R。
B、法では測定できず、フローテスターによる測定で約
200℃のもの)を平均粒径20Iinに粉砕したもの
と比較例6〜12で用いたメソフェーズ小球体および仮
焼コークスを第4表に示す各割合で配合して、それぞれ
回転式ボールミルで5時間乾式混合した。これらの原料
を比較例6〜12と同様の方法で成形、焼成、黒鉛化し
て黒鉛材を得た(実施例9〜16)。 これら黒鉛材の
物理特性を第4表に示す。
仮焼コークスとピッチとの混和物を作ることなくメソフ
ェーズ小球体と直接乾式で混合できるから製造工程が極
めて簡略化できる。また、BI:40wt%未満のピッ
チを用いた場合と比較して一段と高密度・高強度化した
黒鉛材が得られる。
さらに、メソフェーズ小球体単味から得られた黒鉛材(
比較例6)に比較して電気比抵抗、硬度および熱膨張係
数の低い高密度・高強度黒鉛材を得ることができる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したよ・うに構成されているので、
高密度・高強度の炭素材料を含浸工程を必要とせずに容
易に得ることができ、しかも炭素質メソフェーズ小球体
だけを用いる場合に比較して安価で、かつ広い範囲で電
気比抵抗や熱膨張係数のような物理特性の調節が可能で
ある。 特に、放電加工用、機械用、原子力用など高級
炭素材としての用途に使用可能であり、本発明は工業上
有用なものである。
また、粘結剤としてBI:40wt%以上95wt%未
満のピッチ類を用いる場合には、乾式混合することがで
き極めて簡略した工程で高密度・高強度炭素材料を製造
することができる。
第2図はメソフェーズ小球体に添加した混和物または生
コークスの割合と、得られた黒鉛材の曲げ強度との関係
を示す図である。
第3図は仮焼ニードルコークス100重量部に対するピ
ッチの配合割合(重量部)と、得られた黒鉛材のカサ密
度との関係を示す図である。
第4図は仮焼ニードルコークスの平均粒径と、得られた
黒鉛材の曲げ強度との関係を示す図である。
【図面の簡単な説明】
第1図はメゾフェーズ小球体に添加した混和物の割合と
、得られた黒鉛材のカサ密度および曲げ強度との関係を
示す図である。 FIG、1 FIG、3 FIG、2 FIG、4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自己焼結性を有する炭素質メソフェーズ小球体に
    対して、黒鉛粉末および/または骨材コークスと粘結剤
    との混和物を添加し、次いで成形、焼成および黒鉛化処
    理を施すことを特徴とする高密度・高強度炭素材料の製
    造方法。
  2. (2)前記混和物が黒鉛粉末および/または骨材コーク
    ス100重量部に対し粘結剤30〜120重量部を配合
    し、混ねつしたものであり、かつこの混和物を総量に対
    して40重量%以下の割合で添加する請求項1記載の高
    密度・高強度炭素材料の製造方法。
  3. (3)前記粘結剤がベンゼン不溶分を40重量%以上9
    5重量%未満含有するピッチ類である請求項1記載の高
    密度・高強度炭素材料の製造方法。
  4. (4)前記混和物が黒鉛粉末および/または骨材コーク
    ス100重量部に対し、前記ピッチ類15〜60重量部
    の割合で配合したものを総量に対して60重量%以下の
    割合で添加する請求項3記載の高密度・高強度炭素材料
    の製造方法。
  5. (5)自己焼結性を有する炭素質メソフェーズ小球体と
    黒鉛粉末および/または骨材コークスとピッチ類とを、
    ピッチ類を加熱することなく乾式混合し、次いで成形、
    焼成および黒鉛化処理を施す請求項3または4記載の高
    密度・高強度炭素材料の製造方法。
  6. (6)前記ピッチ類の粒径が10μm以下である請求項
    3〜5のいずれかに記載の高密度・高強度炭素材料の製
    造方法。
  7. (7)前記黒鉛粉末および/または骨材コークスの粒径
    が、30μm以下である請求項1〜6のいずれかに記載
    の高密度・高強度炭素材料の製造方法。
  8. (8)請求項1〜7のいずれかの方法によって製造され
    る放電加工用黒鉛電極材であって、炭素質メソフェーズ
    小球体の最大粒子径が 30μm以下で、黒鉛粉末および/または骨材コークス
    の粒子径が使用される炭素質メソフェーズ小球体の最大
    粒子径以下であることを特徴とする放電加工用黒鉛電極
    材。
JP63163626A 1988-02-16 1988-06-30 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材 Pending JPH0288464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63163626A JPH0288464A (ja) 1988-02-16 1988-06-30 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-33750 1988-02-16
JP3375088 1988-02-16
JP63-136590 1988-06-02
JP63163626A JPH0288464A (ja) 1988-02-16 1988-06-30 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0288464A true JPH0288464A (ja) 1990-03-28

Family

ID=26372493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63163626A Pending JPH0288464A (ja) 1988-02-16 1988-06-30 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0288464A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016006002A (ja) * 2014-04-02 2016-01-14 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム 炭素製品
US9455609B2 (en) 2010-09-16 2016-09-27 Robert Bosch Gmbh Electric motor with a power output stage and with efficient heat transport and method
US20220153590A1 (en) * 2020-11-19 2022-05-19 Cpc Corporation, Taiwan Method for preparing artificial graphite

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9455609B2 (en) 2010-09-16 2016-09-27 Robert Bosch Gmbh Electric motor with a power output stage and with efficient heat transport and method
JP2016006002A (ja) * 2014-04-02 2016-01-14 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム 炭素製品
US20220153590A1 (en) * 2020-11-19 2022-05-19 Cpc Corporation, Taiwan Method for preparing artificial graphite
US11459241B2 (en) * 2020-11-19 2022-10-04 Cpc Corporation, Taiwan Method for preparing artificial graphite

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1090068A (en) Production of high-density carbon materials
JP3765840B2 (ja) 炭素材の製造方法
JPH0288464A (ja) 高密度・高強度炭素材料の製造方法および放電加工用黒鉛電極材
JPH0348154B2 (ja)
JPH0124724B2 (ja)
JP2910002B2 (ja) 特殊炭素材の混練方法
JP3278190B2 (ja) 等方性高密度黒鉛材の製造方法
JPS5978914A (ja) 特殊炭素材の製造方法
JPS61295216A (ja) 高密度・高強度等方性黒鉛材の製造法
US3202619A (en) Graphitic neutron reflector containing beryllium and method of making same
JPH0337108A (ja) 等方性炭素材
JPS61191509A (ja) 等方性黒鉛材の製造法
JP2697482B2 (ja) ピッチ系素材の製造方法及びそれを原料とした炭素材の製造方法
JPH0329001B2 (ja)
JPH0791107B2 (ja) 高密度,高強度を有する等方性黒鉛材の製造方法
JPH02271908A (ja) 高密度・高強度炭素材料の製造方法
JPS63151610A (ja) 大型炭素材製造用原料組成物
JP2924062B2 (ja) 炭素材用原料粉の製造方法
JPH02192412A (ja) 耐酸化性に優れた高密度・高強度炭素材料の製造方法
JPH0364448B2 (ja)
JPH0269308A (ja) 生ピッチコークス及び等方性高密度炭素材料の製造方法
JPS63242912A (ja) 炭素材料用炭素質粉末およびその製造方法
KR100217850B1 (ko) 역청탄을 이용한 활성탄 제조방법
JPS6369756A (ja) 高密度黒鉛材の製造方法
JPS6235964B2 (ja)