JPH09201199A - Dna変異の検出法 - Google Patents
Dna変異の検出法Info
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- JPH09201199A JPH09201199A JP8268687A JP26868796A JPH09201199A JP H09201199 A JPH09201199 A JP H09201199A JP 8268687 A JP8268687 A JP 8268687A JP 26868796 A JP26868796 A JP 26868796A JP H09201199 A JPH09201199 A JP H09201199A
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Abstract
簡便かつ高感度化し、診断に応用できる方法を提供する
こと。 【解決手段】 蛍光ラベル化したオリゴヌクレオチドプ
ライマーを用いてPCRを行った後、PCR産物の3’
末端側を平滑末端化処理し、SSCP法でLOHを検出
することにより、遺伝子の欠失を簡便かつ高感度に検出
する。p53癌抑制遺伝子等の癌抑制遺伝子の欠失は、
細胞の癌化と深く関連しているので、癌の診断に用いる
ことができる。
Description
を用いるヘテロ接合性の消失(ロス オブ ヘテロツァ
イゴシティ:LOH)の検出を、定量的で簡便かつ高感
度に実施し、癌などの疾病の診断に応用することができ
る検出法に関する。
子を利用した疾病の診断法へも広がりつつある。例え
ば、機能蛋白(酵素や構造蛋白)の遺伝的な欠損や機能
異常が原因とされる遺伝病の診断、癌化に伴う正常細胞
から癌細胞への遺伝子変異を検出する癌の診断、感染菌
やウイルスなどの遺伝子の検出や同定を利用する感染症
の診断、組織の細胞中mRNAの検出から遺伝子の転写
レベルの定量(蛋白発現レベルの予測)など広範にわた
り、一部は、既に臨床に供されているものもある。
あるいは癌抑制遺伝子の発現や変異などの異常を遺伝子
(DNAまたはmRNA)から特定するものであるが、
広義には、ある種の癌に特異的に発現する蛋白を同定し
たり発現量を検索することも含んでいる。この癌化にか
かわる遺伝子として多くの癌遺伝子や癌抑制遺伝子が報
告されており、これらの遺伝子に欠失や突然変異などの
何らかの変異が認められることも多い。しかし、これら
の遺伝子のうち、診断的価値のある遺伝子、即ち、比較
的多くの症例で共通の変異が認められている遺伝子の報
告は少ないが、このような遺伝子として、癌遺伝子では
ras遺伝子など、癌抑制遺伝子ではp53遺伝子など
が知られている。
CR)は、点突然変異、遺伝子増幅、染色体欠失などの
色々な遺伝子変異の分析に利用されてきた。染色体欠失
は、悪性新生物の一般的な特徴であり、polymorphic ba
se substitutions、variablenumber of tandem repeats
(VNTR)、マイクロサテライト型多型などの種々
の遺伝子多型マーカーを用いることにより、ヘテロ接合
性の消失(LOH)として検出される。
多型を指標とするヘテロ接合体の検出には、PCRが利
用され、広く遺伝子の連鎖分析に用いられてきた。しか
し、固形癌を対象とする場合、この方法を用いるLOH
の検出には、幾つかの問題点があった。(1) 一般に、癌
組織中に含まれる癌細胞数は少なく、また、癌細胞によ
って引き起こされる間質系細胞の増殖や白血球の浸潤に
よって、欠失の判定が困難になる場合があった。(2) 常
に、正常細胞との比較が必要であった。(3) フォルマリ
ン固定パラフィン包埋切片のような保存材料では、DN
Aが断片化してPCRが難しく、LOHの検出は困難で
あった。
ような問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、末端
平滑化したDNA断片を例えば一本鎖DNA高次構造多
型解析法(SSCP法)で分析すると、LOHが簡便か
つ定量的に検出できることを見出し、本発明に至ったも
のである。即ち本発明は、癌の診断などに有用なLOH
の簡便で高感度な検出法を提供するものである。
片を検出する際に、あらかじめ該DNA断片の末端平滑
化処理を行うことを特徴とするDNA断片中の変異の検
出法である。
片が、ポリメラーゼチェーンリアクション法(PCR)
の産物である第1の要旨のDNA断片中の変異の検出法
である。
本鎖DNA高次構造多型解析法(SSCP法)である第
1又は2の要旨のDNA断片中の変異の検出法である。
多型の存在する遺伝子領域のDNAを複製し、複製した
DNA断片の3’末端側に平滑化処理を行い、得られた
DNA断片を一本鎖DNA高次構造多型解析法(SSC
P法)で分析することを特徴とするヘテロ接合性の消失
(LOH)を検出する方法である。
複製しようとする1遺伝子領域中における遺伝子多型は
1箇所の塩基置換による多型である第4の要旨のLOH
の検出方法である。
53癌抑制遺伝子のイントロン1領域における制限酵素
HaeIII 感受性の有無である第4又は5の要旨のLO
Hの検出方法である。
片が、オリゴヌクレオチドプライマー、5’TCTTA
GCTCGCGGTTGTTTC3’(前向き)と5’
ACTGGCGCTGTGTGTAAATG3’(逆向
き)を用いるPCRで増幅される領域である第4又は5
の要旨のLOHの検出方法である。
53癌抑制遺伝子のエクソン4領域における制限酵素B
stUI感受性の有無である第4又は5の要旨のLOH
の検出方法である。
片が、オリゴヌクレオチドプライマー、5’AGCTC
CCAGAATGCCAGAG3’(前向き)と5’C
TGGGAAGGGACAGAAGATG3’(逆向
き)を用いるPCRで増幅される領域である第4又は5
の要旨のLOHの検出方法である。
p53癌抑制遺伝子のイントロン7領域における制限酵
素ApaI感受性の有無である第4又は5の要旨のLO
Hの検出方法である。
断片が、オリゴヌクレオチドプライマー、5’AGGT
CAGGAGCCACTTGCC3’(前向き)と5’
GTGATGAGAGGTGGATGGGT3’(逆向
き)を用いるPCRで増幅される領域である第4又は5
の要旨のLOHの検出方法である。
伝子内の複数個の遺伝子多型のそれぞれを、第4又は5
の要旨のLOHの検出法で検出し、その結果を組み合わ
せることによる癌の検査方法である。
の要旨のLOHの検出方法により得られる検出結果を2
以上組み合わせることによる第12の要旨の癌の検査方
法である。
イマーを同時に用いる第4又は5の要旨のLOHの検出
方法である。
先ず、本発明における試料中のDNA断片とは、組織、
血液、細胞、体液、精子、感染菌、ウイルスなどから抽
出したDNAを制限酵素などで適当なサイズに切断した
DNA断片、または、組織、血液、細胞、体液などから
抽出したDNAを鋳型として適当なDNA領域のみをP
CRなどで増幅したDNA断片を意味する。
A断片の末端1本鎖部分を平滑にすることであり、Klen
owフラグメントやT4 DNAポリメラーゼのような3’
→5’エキソヌクレアーゼ活性を有し、1本鎖部分を修
復する酵素で処理するか、平滑に切断する制限酵素で処
理して1本鎖部分を含む末端部を取り除けばよい。3′
→5′エクソヌクレアーゼ活性有する耐熱性ポリメラー
ゼを用いてPCR法を施行する等の方法を用いることが
可能である。分析しようとする2本鎖DNA断片のセン
ス鎖とアンチセンス鎖の長さが異なったり不揃いの場
合、熱変成して1本鎖にして分析すると、DNA断片に
由来するピークは分裂し、多重となる。これに対し、2
本鎖DNA断片を平滑化して分析すると単一ピークに収
束し、遺伝子変異を起こしたDNA断片との識別が、極
めて容易となる。
変異あるいは遺伝子多型等の塩基の置換、塩基の欠損や
挿入とそれに伴うフレームシフト、数塩基の欠損や挿
入、遺伝子全体の脱落などが含まれる。
ては、SSCP(single-stranded conformation polymo
rphism) 法、HET(hetero duplex analysis)法、DG
GE(denaturing gradient gel electrophoresis)法、
DS(direct sequence) 法、CCM(chemical cleavage
mismatch)法、CDI(carbodiimide modification)法
などがあげられる(バイオマニュアルシリーズ1,遺伝
子工学の基礎技術,山本 雅編,羊土社(1993))。
織、血液、細胞、体液、感染菌、ウイルスなどから抽出
したDNAである。特に、癌患者の診断の場合は、癌組
織、癌細胞あるいは尿、膵液、十二指腸液等の体液から
抽出したゲノムDNAが対象になる。
伝的多型であり、遺伝子上の塩基配列の個体差に由来す
る。平均して数百塩基に1箇所程度そのような遺伝子多
型が存在すると言われており、遺伝子多型を解析するこ
とにより、父方由来の染色体(アレル)と母方由来の染
色体(アレル)を区別することができる。従って、遺伝
子多型を利用し、ヘテロ接合体における一方のアレルの
消失(LOH)を測定すれば、遺伝子の欠失を検出する
ことができる。しかし、一塩基の置換による遺伝子多型
は、ヘテロ接合体である頻度が最大でも50%であり、1
つの遺伝子の欠失を調べるためには、ヘテロ接合体の出
現頻度の高い、複数の遺伝子多型を組み合わせるのが望
ましい。また、遺伝子多型には民族間差が存在するの
で、欠失を診断したい遺伝子のなかから、その民族で出
現頻度の高い遺伝子多型を選択する必要がある。
つの遺伝子多型を含む範囲であれば特に制限はないが、
PCRで増幅し易くSSCPに適した長さと範囲を選ぶ
必要がある。長さは通常 100〜200bp で、範囲はPCR
に適したオリゴヌクレオチドプライマーの設計から決め
ればよい。
ラベル化をすることもできる。DNA断片のラベル化と
しては、プライマーとして予めラベル化したプライマー
を使用する方法、又は、PCRを実施する際にラベル化
した塩基成分(例えば燐の放射性ラベル)を用いる方
法、又は、PCRを実施した後にラベル化する方法があ
る。
検出し易いものであれば特に制限はなく、放射性物質、
蛍光物質、化学発光物質、ビオチン(酵素標識アビジン
で検出)などで例えば、DNAの5’末端側を標識化す
ればよい。特に好ましくは、PCR用のオリゴヌクレオ
チドプライマーの5’末端をあらかじめA.L.F.r
ed(Cy5TM)amidite試薬(ファルマシア
社)で蛍光ラベル化したものを用いればよい。これをS
SCP法に応用したのが蛍光SSCP法である。
高感度で行なうことができ、例えば大腸癌、膵癌、膀胱
癌などの各種癌等の診断に利用することができる。又、
同一遺伝子座位に存在する2個以上の好ましくはお互い
に重複しない複数個の遺伝子多型についてそれぞれLO
Hを検出し、その検出結果を組み合わせることにより、
即ち、それら検出結果のいずれかひとつがヘテロ接合で
ありかつLOH陽性であれば仮に他がホモ接合であって
も「陽性」と判定することにより、遺伝子欠失の判定可
能な症例をより増加させることができ、癌等の疾病の診
断効率の向上に一層寄与することができる。
が、本発明がこれらの実施例のみによって限定されるも
のではない。
aeIII 遺伝子多型の検出(オリゴヌクレオチドプライ
マー、5’TCTTAGCTCGCGGTTGTTTC
3’(前向き)と5’ACTGGCGCTGTGTGT
AAATG3’(逆向き)を用いるPCRで増幅される
124bpのDNA断片のSSCP) 1.オリゴヌクレオチドプライマーの調製 PCR用のオリゴヌクレオチドプライマー、5’TCT
TAGCTCGCGGTTGTTTC3’(前向き)
と、5’末端をA.L.F.redTM(Cy5TM)am
idite試薬(ファルマシア社)で蛍光ラベルした
5’ACTGGCGCTGTGTGTAAATG3’
(逆向き)は、Oligo 1000 DNAsynt
hesizerTM(ベックマン社)を用いて合成した。
組織と正常組織を入手した。また、正常者の組織として
末梢血の白血球を用いた。これらの組織からのDNAの
抽出は、プロテナーゼKで消化後、フェノール・クロロ
フォルムで抽出するデイビスら(Basic Method in Mole
ular Biology, Elsevir Science Publishing 社出版)
や菅野ら(Lab. Invest. 68 361 (1993) )の方法で行
った。
リゴヌクレオチドプライマーを12.5pmoleずつ、各ヌク
レオチド3リン酸(dNTP)を10nmoleずつ、Taq
DNAポリメラーゼ(東洋紡(株))1.25units を、K
Cl50mM、MgCl2 1.0 mM、トリトンX−100
0.1%を含む10mMトリス塩酸緩衝液(pH 9.0)50μ
l に加え、その上にミネラルオイル(シグマ社)50μl
を重層した。この溶液について、次の条件下でPCRを
行った。最初の変成条件のみは94℃で5分間、その後の
反応は、94℃で1分間、50℃で1分間、72℃で1分間の
サイクルを40回繰り返し、最後は72℃で7分間の反応を
行った。
CR産物の3’末端側の状態(ゲノムDNA非依存性の
伸長部分)を比較するため、TaqDNAポリメラーゼ
(東洋紡(株))をTaqDNAポリメラーゼ(パーキ
ンエルマー・シータス社)又はPfuDNAポリメラー
ゼ(ストラタジン社)に変え、同様に反応させた。反応
の緩衝液は、TaqDNAポリメラーゼ(パーキンエル
マー・シータス社)についてはKCl50mM、MgCl
2 1.5mM、ゼラチン 0.001%を含む10mMトリス塩酸
緩衝液(pH 8.3)を、PfuDNAポリメラーゼ(ス
トラタジン社)についてはKCl10mM、(NH4 )2
SO4 6mM、MgCl2 2mM、トリトンX−100
0.1%、ヌクレアーゼの混入がないBSA10μg/mlを含
む20mMトリス塩酸緩衝液(pH 8.2)を用いた。
ゲルで電気泳動後、エチジウムブロマイドで染色して求
めた。
aqDNAポリメラーゼ(東洋紡(株)又はパーキンエ
ルマー・シータス社)で調製したPCR反応液5μl に
添加し、37℃で30分間反応した。
er(ファルマシア社)を用い、トリス・グリシン緩衝
液(トリス25mM、グリシン 192mM)を含む15%アク
リルアミド(ビスアクリルアミド/アクリルアミド=1
/30)ゲル(高さ 200mm×幅 345mm×厚さ 0.5mm)を用
いた。PCR反応液、もしくは、3’平滑化処理したP
CR反応液の1μl を、SSCP用のローディング液10
μl に加えて80℃で5分間加熱変成後、このうちの1μ
l をゲルにチャージし泳動した。ローディング液の組成
は、EDTA20mM、ブロムフェノールブルー0.05%を
含む脱イオン処理した90%ホルムアミド溶液である。電
気泳動の緩衝液は、トリス25mM、グリシン 192mMを
含む溶液である。電気泳動は、24℃で20W×10時間行っ
た。測定データの解析は、解析用のソフトFragme
nt ManagerTM(ファルマシア社)を用いた。
行った。
Aを、TaqDNAポリメラーゼ(パーキンエルマー・
シータス社)を用いてPCRで増幅後、蛍光SSCP分
析を行った結果を図1Aに示した。図中のラインは、そ
れぞれ、1:HaeIII 感受性ホモ接合体の健常者、
2:HaeIII 耐性ホモ接合体の健常者、3:ヘテロ接
合体の大腸癌患者の正常組織部、4:同一大腸癌患者の
癌組織部(LOH+)を示した。
(東洋紡(株))を用い、比較例1と同様にして行っ
た。結果を図1Bに示した。
(ストラタジン社)を用い、比較例1と同様にして行っ
た。結果を図1Dに示した。
クが2つに分裂したり、多数のピークが出現し、遺伝子
欠損の判定が煩雑であった。
効果) 実験例の操作法に従い、比較例2のPCR反応物に Kle
now fragment(宝酒造(株))を加えて3’末端を平滑
化後、蛍光SSCP分析を行った。その結果を図1Cに
示した。PCR産物の3’末端を平滑化処理することに
より、図1A,Bの様なピークの分裂が収束しLOHの
判定が、極めて容易になった。概念図で示すと図15の
様になる。即ち、末端平滑化処理により、ピークの分裂
が収束する。また、DNAポリメラーゼを変えた比較例
1のPCR反応物についても Klenow fragment(宝酒造
(株))を加えて3’末端を平滑化後、蛍光SSCP分
析を行い、図1Cと同様な結果を得た。
体の健常者の白血球ゲノムDNA(LOH−の正常細胞
に相当)に、LOH+のDNAモデルとして、HaeII
I 感受性ホモ接合体の健常者の白血球ゲノムDNA(モ
デルとしてホモ接合体のLOH−細胞を用いているの
で、片方のアレルが欠損した癌細胞としては1/2量の
DNAでよい)を20:0(癌細胞の含量は0%に相
当)、18:1(10%)、16:2(20%)、14:3(30
%)、12:4(40%)、10:5(50%)、8:6(60
%)、6:7(70%)、4:8(80%)、2:9(90
%)、0:10(100 %)の比率で混合し、実験例に従っ
てPCR反応、PCR産物の3’末端の平滑化、蛍光S
SCP分析を行った。測定データは、解析用のソフトF
ragment ManagerTM(ファルマシア社)
を用いて解析し、その結果を図2に示した。図2では、
HaeIII 耐性アレル(A1)とHaeIII 感受性アレ
ル(A2)をそれぞれ 100bpと 200bpに設定し、A2の
高さを合わせて重ね書きした。また、癌細胞の割合とA
1/A2の比をプロットしたところプロットは、良好な
直線に乗った(図3)。このことから、PCR産物の
3’末端側を平滑化処理してA1/A2比を求めること
により、アレル欠損の量、即ち、正常細胞の中に含まれ
る癌細胞数を正確に測定できることが分かる。
のLOH検出例) 14名の癌患者正常組織のp53遺伝子HaeIII 耐性
アレル(A1)とHaeIII 感受性アレル(A2)を分
析したところ、7名(50%)がヘテロ接合体で、LOH
を測定する対象として適していた。そこで、これら7名
の癌患者の正常組織と癌組織のゲノムDNAを、実施例
1の蛍光SSCP法で分析した(表1)。対象者7名の
正常組織のA1/A2比は、0.96±0.01(平均±SD)
であった。平均±2SDの範囲0.94〜0.98を正常値(L
OH−)とすれば、それを越える5/7(71.4%)が陽
性(LOH+)であった。また、LOH+とK-ras遺伝
子の突然変異との一致は、5/6(83.3%)であった。
LOH+症例のA1/A2比の範囲は0.52〜1.48で、
{A1/A2(正常組織) −A1/A2(癌組織) }/{A1/A2(正
常組織)}の計算式から推定した癌組織中に含まれる癌
細胞の割合は19〜37%であった。このように、本発明の
方法を用いるLOHの検出法は、癌の診断に有用である
ことが分かる。ここで、A1は欠失する方のアレルを示
し、A2は保存される方のアレルを示す。
OHの検出例) 1.ゲノムDNAの抽出 膀胱癌患者尿28例及び健常者尿12例を入手した。
尿サンプルを、1000rpmで5分間遠心分離し、上
清を捨てて尿沈渣を集めた。この沈渣を40mLの生理
食塩水に再分散し、再度1000rpmで5分間遠心分
離して洗浄した。DNAを抽出するまでは、この沈渣の
状態で、−80℃に凍結して保存した。実験例と同様
に、洗浄沈渣をプロテナーゼKで酵素消化後、フェノー
ル・クロロフォルム法でDNAを抽出した。
Aは、外科手術時に得られた対応組織のフォルマリン固
定パラフィン包埋サンプルから、Leviらの方法(Canc
er Res.,68,361(1993))に従って抽出した。
0 DNA synthesizerTM(ベックマン
社)を用いて合成した。p53遺伝子のイントロン1、
エクソン4、イントロン7部位の遺伝子多型を解析する
ためにデザインしたそれぞれのプライマーの組み合わせ
を、表2に示した。
ずれか一方の5’末端は、A.L.F.red(Cy5
TM)amidite試薬(ファルマシア社)を用いて、
ヨウ化ジカルボシアニンで蛍光ラベル化した。
の条件は、次の通りであった。抽出したゲノムDNA
(鋳型)を 0.1〜0.5 μg 、各オリゴヌクレオチドプラ
イマーを12.5pmoleずつ、各ヌクレオチド3リン酸(d
NTP)を10nmoleずつ、TaqDNAポリメラーゼ
(東洋紡(株))1.25units を、KCl50mM、MgC
l2 1.0mM、トライトンX−100 0.1%を含む10m
Mトリス塩酸緩衝液(pH 9.0)50μl に加え、その上
にミネラルオイル(シグマ社)50μlを重層した。一
方、イントロン7部位については、抽出したゲノムDN
A(鋳型)を 0.1〜0.5 μg 、各オリゴヌクレオチドプ
ライマーを12.5pmoleずつ、dNTPを10nmoleずつ、
TaqDNAポリメラーゼ(パーキンエルマー・シータ
ス社)1.25units を、KCl50mM、MgCl2 1.5m
M、ゼラチン 0.001%(W/V) を含む10mMトリス塩酸緩
衝液(pH 8.3)50μl に加え、その上にミネラルオイ
ル50μl を重層した。これらの溶液について、次の条件
下でPCRを行った。イントロン1については、最初の
変成条件のみは94℃で5分間、その後の反応は、変成条
件94℃で1分間、アニーリング50℃で1分間、伸長反応
72℃で1分間のサイクルを40回繰り返し、最後は72℃で
7分間の伸長反応を行った。イントロン7については、
最初の変成条件のみは94℃で5分間、その後の反応は、
94℃で1分間、60℃で30秒間、72℃で1分間のサイクル
を40回繰り返し、最後は72℃で7分間反応を行った。エ
クソン4については、最初の変成条件のみは94℃で5分
間、その後の反応は、94℃で30秒間、55℃で30秒間、72
℃で1分間のサイクルを40回繰り返し、最後は72℃で7
分間反応を行った。
ミドゲルで電気泳動後、エチジウムブロマイドで染色し
て求めた。
を、TaqDNAポリメラーゼ(東洋紡(株)又はパー
キンエルマー・シータス社)で調製したPCR反応液5
μl に添加し、37℃で30分間反応した。
er(ファルマシア社)に、トリス・グリシン緩衝液
(トリス25mM、グリシン 192mM)を含む15%ポリア
クリルアミド(ビスアクリルアミド/アクリルアミド=
1/30)ゲル(高さ 200mm×幅 345mm×厚さ 0.5mm)を
セットして行った。3’末端平滑化処理したPCR反応
液の1μl を、SSCP用のローディング液10μl に加
えて80℃で5分間加熱変成後、このうちの1μl をゲル
にチャージし泳動した。ローディング液の組成は、ED
TA20mM、ブロムフェノールブルー0.05%を含む脱イ
オン化した90%ホルムアミド溶液である。電気泳動の緩
衝液は、トリス25mM、グリシン 192mMを含む溶液で
ある。電気泳動は、イントロン1とイントロン7につい
ては24℃、エクソン4では20℃のそれぞれの温度で、20
W×10時間行った。測定データの解析は、解析用のソフ
トFragment ManagerTM(ファルマシア
社)を用いた。
組織のアレルのシグナル比から、癌組織中に含まれる癌
細胞の割合を推定する計算は、実施例3と同様にして行
った。また、癌細胞の割合が10%を越えた場合、LO
H+とした。
7の3つともヘテロ接合体であった典型的な尿サンプル
での分析例を、図4〜7に示した。図4,5,6はそれ
ぞれLOH+患者A25,A6,A1の例、図7は健常
者B1の例である。矢印は、欠失の有るアレルのシグナ
ルを示す。
その結果を比較した例を、図8〜10に示した。図8は
尿、図9は癌組織、図10は対応組織の正常部位の分析
結果を、それぞれ示している。図8のかっこ内は、アレ
ルのシグナルの高さから計算した癌組織中に含まれてい
る癌細胞の予想割合を示している。図8〜9のように、
癌患者の尿の分析パターンと癌組織のパターンは、良く
一致していた。
エクソン4、イントロン7に存在する3つの遺伝子多型
のうち、1つ以上がヘテロ接合体であった23尿検体
(58%)が分析対象として有効であった。このうち、
膀胱癌患者は16検体、健常者は7検体であった。健常
者7検体の各遺伝子多型内のアレルのシグナルの比バラ
ツキは、±2SDで5%未満と、極めて安定していた。
癌患者16検体の測定結果を表3にまとめた。いずれか
の遺伝子多型のLOHが陽性であるものは8検体(50
%)であった。p53遺伝子の3ヶ所の遺伝子多型の中
から選んだ、単一の遺伝子多型だけで判断した場合、L
OH+は6〜7検体と、いずれの場合も、3つの組み合
わせより劣っていた。従って、できるだけ重複の少ない
遺伝子多型を選択し、それらを組み合わせることによ
り、LOHの検出効率を、さらに向上できることが示さ
れた。
体のうち、8検体(89%)がLOH+であった。ま
た、尿検体とLOHの一致率は、6検体/8検体(75
%)と高率であった。このことから、膀胱癌において
は、尿検体を用いても、十分にLOHの検出が可能であ
ることが分かった。
ド別に分類し、表4にまとめた。Tis、Ta の初期ステ
ージにおいては、LOHの陽性例はなく、ステージの進
行とともに陽性化していくことが分かる。p53以外の
遺伝子マーカーや細胞診の結果と組み合わせることによ
り、より詳細な癌の把握が可能になる。
って複数個の遺伝子多型を同時に分析する方法) 大腸癌患者の検体を用い、実施例4のゲノムDNAの抽
出とPCRを次のように変更してp53遺伝子のLOH
を検出した。
と同様にしてゲノムDNAを抽出した。
μl、表2のイントロン1の各オリゴヌクレオチドプラ
イマー 5pmoleずつを含む溶液1.25μl、表2のエクソ
ン4の各オリゴヌクレオチドプライマー 5pmoleずつを
含む溶液1.25μl、表2のイントロン7の各オリゴヌク
レオチドプライマー1.25pmoleずつを含む溶液0.3125μ
l、各ヌクレオチド3リン酸(dNTP) 5nmoleずつ
を含む溶液4μl、KCl 500mM、MgCl2 10m
M、トライトンX−100 1%を含む 100mMトリス塩
酸緩衝液(pH 9.0) 2.5μl 、TaqDNAポリメラ
ーゼ(東洋紡(株)) O.625units /0.125 μl、蒸留
水 13.0625μlを混合した。この反応液25μl上にミネ
ラルオイル(シグマ社)50μl を重層し、PCR反応を
行った。最初の変成条件のみは94℃で5分間、その後の
反応は、変成条件94℃で1分間、アニーリング55℃で1
分間、伸長反応72℃で1分間のサイクルを40回繰り返
し、最後は72℃で7分間の伸長反応を行った。PCR産
物の収率は、8%ポリアクリルアミドゲルで電気泳動
後、エチジウムブロマイドで染色して求めた。
なように、一回のPCRだけで、大腸癌患者のエクソン
4、イントロン7、イントロン1の各部位における3つ
の遺伝子多型が同時に分析でき(図11A)、大腸癌患
者癌組織のLOH(図11B)が検出できることが分か
る。
イントロン7、イントロン1部位の遺伝子多型をそれぞ
れ拡大したものである。それぞれの部位におけるアレル
のピーク高さから計算した癌組織中に含まれる癌細胞の
推定割合は、それぞれエクソン4が61.2%、イント
ロン7が52.3%、イントロン1が58.4%と、ほ
ぼ同様の結果が得られた。このことから、PCRの条件
を工夫することにより、複数個のPCR反応を同時に行
って複数個の遺伝子多型を同時に分析できることが分か
る。
高感度(高い検出率)に行えるようになり、癌の診断に
有用であった。
末端平滑化の効果を示す。
サンプルの分析結果を示す。
ンプルの分析結果を示す。
ンプルの分析結果を示す。
ンプルの分析結果を示す。
ンプルの分析結果を示す。
織(Tumor)サンプルの分析結果を示す。
応正常部位組織(Normal)サンプルの分析結果を
示す。
用いて、複数個のPCR反応を同時に行って複数個の遺
伝子多型を同時に分析し、LOHを解析した結果を示
す。
図である。
大図である。
大図である。
感度検出の概念図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 試料中のDNA断片を検出する際に、あ
らかじめ該DNA断片の末端平滑化処理を行うことを特
徴とするDNA断片中の変異の検出法。 - 【請求項2】 試料中のDNA断片が、ポリメラーゼチ
ェーンリアクション法(PCR)の産物である請求項1
記載のDNA断片中の変異の検出法。 - 【請求項3】 変異の検出法が一本鎖DNA高次構造多
型解析法(SSCP法)である請求項1又は2記載のD
NA断片中の変異の検出法。 - 【請求項4】 遺伝子から遺伝子多型の存在する遺伝子
領域のDNAを複製し、複製したDNA断片の3’末端
側に平滑化処理を行い、得られたDNA断片を一本鎖D
NA高次構造多型解析法(SSCP法)で分析すること
を特徴とするヘテロ接合性の消失(ロス オブ ヘテロ
ツァイゴシティ:LOH)を検出する方法。 - 【請求項5】 DNA断片として複製しようとする1遺
伝子領域中における遺伝子多型は1箇所の塩基置換によ
る多型である請求項4記載のLOHの検出方法。 - 【請求項6】 遺伝子多型が、p53癌抑制遺伝子のイ
ントロン1領域における制限酵素HaeIII 感受性の有
無である請求項4又は5記載のLOHの検出方法。 - 【請求項7】 複製するDNA断片が、オリゴヌクレオ
チドプライマー、5’TCTTAGCTCGCGGTT
GTTTC3’(前向き)と5’ACTGGCGCTG
TGTGTAAATG3’(逆向き)を用いるPCRで
増幅される領域である請求項4又は5記載のLOHの検
出方法。 - 【請求項8】 遺伝子多型が、p53癌抑制遺伝子のエ
クソン4領域における制限酵素BstUI感受性の有無
である請求項4又は5記載のLOHの検出方法。 - 【請求項9】 複製するDNA断片が、オリゴヌクレオ
チドプライマー、5’AGCTCCCAGAATGCC
AGAG3’(前向き)と5’CTGGGAAGGGA
CAGAAGATG3’(逆向き)を用いるPCRで増
幅される領域である請求項4又は5記載のLOHの検出
方法。 - 【請求項10】 遺伝子多型が、p53癌抑制遺伝子の
イントロン7領域における制限酵素ApaI感受性の有
無である請求項4又は5記載のLOHの検出方法。 - 【請求項11】 複製するDNA断片が、オリゴヌクレ
オチドプライマー、5’AGGTCAGGAGCCAC
TTGCC3’(前向き)と5’GTGATGAGAG
GTGGATGGGT3’(逆向き)を用いるPCRで
増幅される領域である請求項4又は5記載のLOHの検
出方法。 - 【請求項12】 p53癌抑制遺伝子内の複数個の遺伝
子多型のそれぞれを、請求項4又は5記載のLOHの検
出法で検出し、その結果を組み合わせることによる癌の
検査方法。 - 【請求項13】 請求項7,9,11記載のLOHの検
出方法により得られる検出結果を2以上組み合わせるこ
とによる請求項12記載の癌の検査方法。 - 【請求項14】 2組以上のプライマーを同時に用いる
請求項4又は5記載のLOHの検出方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP26868796A JP4042826B2 (ja) | 1995-11-24 | 1996-10-09 | Dna変異の検出法 |
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| JP30573095 | 1995-11-24 | ||
| JP7-305730 | 1995-11-24 | ||
| JP26868796A JP4042826B2 (ja) | 1995-11-24 | 1996-10-09 | Dna変異の検出法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09201199A true JPH09201199A (ja) | 1997-08-05 |
| JPH09201199A5 JPH09201199A5 (ja) | 2005-02-24 |
| JP4042826B2 JP4042826B2 (ja) | 2008-02-06 |
Family
ID=26548430
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP26868796A Expired - Lifetime JP4042826B2 (ja) | 1995-11-24 | 1996-10-09 | Dna変異の検出法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP4042826B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26868796A patent/JP4042826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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