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JPH089198A - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

Info

Publication number
JPH089198A
JPH089198A JP6135749A JP13574994A JPH089198A JP H089198 A JPH089198 A JP H089198A JP 6135749 A JP6135749 A JP 6135749A JP 13574994 A JP13574994 A JP 13574994A JP H089198 A JPH089198 A JP H089198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear
transistor
supplied
gamma correction
correction circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6135749A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kokubo
有二 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6135749A priority Critical patent/JPH089198A/ja
Publication of JPH089198A publication Critical patent/JPH089198A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度を向上させることがきるガンマ補正回路
の提供。 【構成】 ノンリニアアンプ2は、入力端子1からの入
力信号を非線形に増幅して加算器4に供給し、リニアア
ンプ3は、入力端子1からの入力信号を線形に増幅して
加算器4に供給する。加算器4は、ノンリニアアンプ2
とリニアアンプ3の出力を加算して、出力端子5を介し
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のガンマ補正
を行なうガンマ補正回路に関し、特に、線形増幅手段と
非線形増幅手段を有するガンマ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像表示装置として、加速し
た電圧を走査して陰極に形成された蛍光体に照射し、発
光体を発光させることにより画像を表示させる陰極線管
を使用したモニタ装置が使用されている。これらのモニ
タ装置では、入力される画像信号の輝度信号のレベル
と、陰極線管上の蛍光体の発光の輝度は比例関係にな
い、
【0003】そこで、画像の記録再生を行なうビデオテ
ープレコーダ装置等の映像機器では、陰極線管に表示さ
れる画像の再現性を向上させるために、映像信号のガン
マ補正を行なうガンマ補正回路が使用されている。この
ガンマ補正回路では、非線形のガンマ特性に応じて供給
された映像信号にガンマ補正を行なうようになってい
る。
【0004】このガンマ特性は、連続関数であるが、一
般には、ガンマ特性を折線近似した特性が用いられる。
この折線近似したガンマ特性を実現するガンマ補正回路
は、例えば図7に示すように、入力端子31を介して映
像信号が供給されるトランジスタQ41と、3つのダイ
オードD1,D2,D3と、出力トランジスタQ42等
を備える。
【0005】このガンマ補正回路では、入力映像信号の
電圧に応じて順次ダイオードD1,D2,D3がオンす
るようになっており、これにより、入力映像信号に対す
るゲインが変化し、図8に示すように、折線状の入出力
特性を有する。
【0006】具体的には、このガンマ補正回路では、こ
の図8に示すa点でダイオードD1がオン状態となり、
b点でダイオードD2がオン状態となり、c点でダイオ
ードD3がオンする。このダイオードD1〜D3がオン
するa点〜c点の入力電圧は、可変抵抗R55,R5
6,R57の値を調整することによって設定できるよう
になっている。
【0007】また、ダイオードD1〜D3がオンした後
の入出力特性の傾きは、ダイオードD1〜D3に流入す
る電流Ia,Ib,Icと、抵抗R51に流入する電流
Idの比によって決まる。すなわち、ダイオードD1〜
D3がオンすると、トランジスタQ41のエミッタ抵抗
が変化し、このエミッタ抵抗の変化により、トランジス
タQ42のベースに供給される電圧が変化する。
【0008】ダイオードD1〜D3に流入する電流I
a,Ib,Icと抵抗R51に流入する電流Idの比
は、抵抗51と可変抵抗R52,R53,R54の値に
応じて決まるので、このガンマ補正回路では、可変抵抗
R52〜R54の値を調整して入出力特性の傾きを可変
することができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図7に示すガンマ補正回路は、ガンマ特性をa〜c点の
3つの変曲点で近似するため、補正の精度が不十分なも
のであり、また濃淡の変化か少ない映像信号に対して
は、実質的に直線状に補正されることになり、補正の精
度が低くなる問題があった。
【0010】また、他のガンマ補正回路では、トランジ
スタのベース・エミッタ間電圧とエミッタ電流の非直線
性を使用した補正回路が知られている。このガンマ補正
回路では、トランジスタのベースに映像信号に基づく信
号を入力し、このベース電圧に基づくエミッタ電流を電
圧として取り出し、出力信号として出力するようになっ
ている。
【0011】このガンマ補正回路では、トランジスタの
ベース・エミッタ間電圧の最大値が、0.7〜0.8V
程度であり、ダイナミックレンジが小さいため、その出
力を増幅器により増幅するようになっていた。また、ト
ランジスタの非直線性を使用してガンマ特性としている
ため信号対雑音比(以下、S/Nという)が悪く、増幅
器による増幅により、さらにS/Nが悪化する問題があ
った。
【0012】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、信号対雑音比を低下させずに精度良
くガンマ補正を行なうことができるガンマ補正回路の提
供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガンマ補正
回路は、供給された映像信号を線形に増幅する線形増幅
手段と、供給された映像信号を非線形に増幅する非線形
増幅手段と、線形増幅手段と非線形増幅手段の出力を加
算する加算手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るガンマ補正回路は、線
形増幅手段が増幅率を調整する調整手段を有することを
特徴とする。
【0015】また、本発明に係るガンマ補正回路は、非
線形増幅手段が増幅率を調整する調整手段を有すること
を特徴とする。
【0016】また、本発明に係るガンマ補正回路は、非
線形増幅手段がトランジスタのベース・エミッタ間電圧
とエミッタ電流の非線形特性により供給された映像信号
を非線形に増幅することを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明に係るガンマ補正回路では、線形増幅手
段は、供給された映像信号を線形に増幅して出力し、非
線形増幅手段は、供給された映像信号を非線形に増幅し
て出力する。加算手段は、線形増幅手段と非線形増幅手
段の出力を加算して出力する。
【0018】また、本発明に係るガンマ補正回路では、
線形増幅手段の調整手段が線形増幅手段の増幅率を調整
し、線形増幅手段は供給された映像信号を線形に増幅し
て加算手段に供給し、非線形増幅手段の調整手段が非線
形増幅手段の増幅率を調整し、非線形増幅手段は供給さ
れた映像信号を非線形に増幅して加算手段に供給する。
【0019】加算手段は線形増幅手段と非線形増幅手段
の出力を加算して出力する。これにより、このガンマ補
正回路は、供給された映像信号にガンマ補正を行なう。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るガンマ補正回路の好適な
実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】本発明を適用した第1のガンマ補正回路
は、例えば図1に示すように、入力端子1から供給され
る入力信号(映像信号)を非線形に増幅する非線形増幅
器(以下、ノンリニアアンプという)2と、入力端子1
から供給される映像信号を線形に増幅する線形増幅器
(以下、リニアアンプという)3と、ノンリニアアンプ
2とリニアアンプ3の出力を加算して出力する加算器4
とを備えている。
【0022】そして、ノンリニアアンプ2は、入力端子
1から供給される映像信号を非線形に増幅して加算器4
に供給し、リニアアンプ3は、入力端子1から供給され
る映像信号を線形に増幅して加算器4に供給する。
【0023】加算器4は、ノンリニアアンプ2とリニア
アンプ3の出力を加算して、出力端子5を介して出力す
る。
【0024】これにより、このガンマ補正回路は、供給
された映像信号にガンマ補正を行なうようになってい
る。
【0025】つぎに、本発明を適用した第2のガンマ補
正回路を説明する。このガンマ補正回路は、例えば図2
にその具体的な構成を示すように、入力端子11から供
給される映像信号を非線形に増幅するノンリニアアンプ
12と、入力端子11から供給される映像信号を線形に
増幅するリニアアンプ13と、ノンリニアアンプ12と
リニアアンプ13の出力を加算して出力する加算部14
とを備えている。
【0026】このガンマ補正回路では、上述の図1に示
すガンマ補正回路の加算器4の代わりにノンリニアアン
プ12とリニアアンプ13の出力が接続された抵抗R4
からなる加算部14を有する。そして、この加算部14
は、ノンリニアアンプ12とリニアアンプ13とからの
出力電流を加算すると共に、電圧に変換して出力端子1
5に出力するようになっている。
【0027】ノンリニアアンプ12は、入力信号を反転
させると共に、圧縮する反転圧縮部111と、反転圧縮
部111の出力を非線形に増幅して出力信号を加算部1
4に供給するノンリニア増幅部112等を備える。
【0028】反転圧縮部111は、入力信号が供給され
るトランジスタQ1とバイアス電圧V1が供給されるト
ランジスタQ2とトランジスタQ1,Q2のエミッタ間
に接続された抵抗R1等から構成される差動アンプを有
し、トランジスタQ1,Q2のベースに供給される電圧
に対応するコレクタ電圧を抵抗R2,R3を介して電圧
として出力することにより、入力信号を反転させると共
に、圧縮するようになっている。
【0029】ノンリニア増幅部112は、トランジスタ
Q2の出力が供給されるトランジスタQ3と、トランジ
スタQ1の出力が供給されるトランジスタQ4等からな
り、トランジスタQ1とトランジスタQ2からの出力電
圧の差を非線形に増幅して出力するようになっている。
【0030】リニアアンプ13は、入力信号が供給され
るトランジスタQ5と、バイアス電圧V2が供給される
トランジスタQ6等からなる差動増幅器を備え、入力信
号とバイアス電圧V2との差を増幅するようになってい
る。
【0031】ここで、このガンマ補正回路の動作を説明
する。反転圧縮部111は、供給された入力信号を反転
すると共に、圧縮してノンリニア増幅部112に供給す
る。具体的には、トランジスタQ1のコレクタに接続さ
れた抵抗R2とトランジスタQ2のコレクタに接続され
た抵抗R3とは同じ値(R2=R3)となっているの
で、反転圧縮部111に供給された入力信号はR2/R
1の比で圧縮される。
【0032】そして、トランジスタQ1はそのベースに
供給された入力信号に対応したコレクタ電流I1を抵抗
R2により電圧に変換してトランジスタQ4のベースに
供給し、トランジスタQ2はそのベースに供給された入
力信号に対応したコレクタ電流I2を抵抗R3により電
圧に変換してトランジスタQ3のベースに供給する。
【0033】ノンリニア増幅部112は、反転圧縮部1
11からの出力電圧の差を非線形に増幅して加算部14
に供給する。具体的には、トランジスタQ3のベースに
供給される電圧をVR3とし、トランジスタQ4のベース
に供給される電圧をVR2とすると、トランジスタQ3の
コレクタ電流I3とトランジスタQ4のコレクタ電流I
4の比は、ショックレーの式より次式で表わされる。
【0034】
【数1】
【0035】式1において、このトランジスタQ3,Q
4のベース電位差(VR3−VR2)は、上述のように入力
信号を反転圧縮部111で反転圧縮したものであるた
め、入力信号のレベルが大きくなる程大きくなる。した
がって、トランジスタQ3,Q4のエミッタ電流の和が
一定であるとすると、トランジスタQ4のコレクタ電流
I4は、ベースの電位差(VR3−VR2)に対して指数変
化のカーブを有する。このノンリニア増幅部112で
は、コレクタ電流I4を加算部14に供給して電圧に変
換する。
【0036】一方、リニアアンプ13は、供給された入
力信号を線形に増幅して電流増幅部14に供給する。
【0037】具体的には、トランジスタQ5とトランジ
スタQ6のベースに入力信号とバイアス電圧V2が供給
されると、トランジスタQ5とトランジスタQ6のコレ
クタには、それぞれベースに供給された入力信号とバイ
アス電圧V2に基づくコレクタ電流I5,I6が流入す
る。このリニアアンプ13は、トランジスタQ6のコレ
クタ電流を出力電流として電流加算器14に供給する。
このトランジスタQ5とトランジスタQ6とからなる差
動アンプのゲインはR4/R5となる。
【0038】加算部14は、トランジスタQ4のコレク
タ電流I4とトランジスタQ6のコレクタ電流I6を加
算し、電圧として出力する。具体的には、出力端子15
から出力する出力信号の電圧Vout は、 Vout =Vcc−R4(I4+I6) ・・・式2 となる。
【0039】これにより、このガンマ補正回路は、例え
ば図3に示す入出力特性(ガンマ特性)を有する。この
図3に示すガンマ特性は、入力信号の電圧が約2.3V
以下の入力電圧と出力電圧が非線形の関係にある領域
(以下、ノンリニア領域という)において出力電圧が入
力信号に対して非線形に変化し、入力信号の電圧が約
2.3V以上の入力電圧と出力電圧が線形の関係にある
領域(以下、リニア領域という)において出力電圧が入
力信号に対して線形に変化する。
【0040】この結果、このガンマ補正回路は、従来の
折線近似を行なうガンマ補正回路に比して、連続的に変
化するなめらかな入出力特性(ガンマ特性)を有し、精
度を向上させたガンマ補正を行なうことができる。
【0041】つぎに本発明を適用した第3のガンマ補正
回路を説明する。上述の第2のガンマ補正回路は、ガン
マ特性が一定としていたが、この第3のガンマ補正回路
は、外部から供給される調整電圧に応じてガンマ特性を
可変できるようになっている。
【0042】このガンマ補正回路は、例えば図4に示す
ように、入力端子21から供給される入力信号(映像信
号)を非線形に増幅するノンリニアアンプ22と、入力
端子21から供給される入力信号を線形に増幅するリニ
アアンプ23と、ノンリニアアンプ22とリニアアンプ
23の出力を加算して出力する加算部24とを備えてい
る。
【0043】ノンリニアアンプ22は、入力信号を反転
させると共に、圧縮する反転圧縮部221と、反転圧縮
部221の圧縮比を調整する補正制御部222と、圧縮
比が調整された反転圧縮部221の出力を非線形に増幅
して出力信号を加算部24に供給するノンリニア増幅部
223等を備える。
【0044】反転圧縮部221は、入力信号が供給され
るトランジスタQ11とバイアス電圧V3が供給される
トランジスタQ12とトランジスタQ11,Q12のエ
ミッタ間に接続された抵抗R11等から構成される差動
アンプを有し、トランジスタQ11,Q12のベースに
供給される電圧に対応するコレクタ電圧を抵抗R12,
R13を介して電圧として出力することにより、入力信
号を反転させると共に、圧縮するようになっている。
【0045】補正制御部222は、いわゆる平衡変調回
路と呼ばれる各々エミッタカップリングされた2組のト
ランジスタQ13,Q14,Q15,Q16からなる2
つ差動アンプを有し、ノンリニア調整端子26,27に
供給される調整電圧に応じて反転圧縮部221の圧縮比
を調整するようになっている。
【0046】ノンリニア増幅部223は、トランジスタ
Q15の出力が供給されるトランジスタQ17と、トラ
ンジスタQ14の出力が供給されるトランジスタQ18
等からなり、トランジスタQ14とトランジスタQ15
からの出力電圧の差を非線形に増幅して出力するように
なっている。
【0047】リニアアンプ23は、入力信号とバイアス
電圧V4との差を増幅する差動増幅部231と、外部か
ら供給される調整電圧に応じて出力信号の増幅率(以
下、ゲインという)を調整する補正制御部232等を有
している。
【0048】差動増幅部231は、入力信号が供給され
るトランジスタQ19と、バイアス電圧V4が供給され
るトランジスタQ20等からなり、入力信号とバイアス
電圧V4との差を増幅するようになっている。
【0049】補正制御部232は、エミッタ接合された
トランジスタQ21とトランジスタQ22等からなり、
リニア調整端子28,29に供給される調整電圧に応じ
てリニアアンプ23のゲインを調整するようになってい
る。
【0050】加算部24は、トランジスタQ18とトラ
ンジスタQ21のコレクタに接続された抵抗R14から
なり、トランジスタQ18のコレクタ電流I18とトラ
ンジスタQ21のコレクタ電流I21を加算し、電圧と
して出力端子25に出力するようになっている。
【0051】ここで、このガンマ補正回路の動作を説明
する。反転圧縮部221は、供給された入力信号を反転
すると共に、圧縮する。具体的には、トランジスタQ1
4のコレクタに接続された抵抗R12とトランジスタQ
15のコレクタに接続された抵抗R13とは同じ値(R
12=R13)となっているので、反転圧縮部221に
供給された入力信号はR12/R11の比で圧縮され
る。
【0052】補正制御部222は、ノンリニア調整端子
26,27に供給される電位に応じて、反転圧縮部22
1の圧縮比を調整すると共に、圧縮比が調整された入力
信号をノンリニア増幅部223に供給する。
【0053】具体的には、ノンリニア調整端子26に供
給される電圧をVN1とし、ノンリニア調整端子27に供
給される調整電圧をVN2とすると、トランジスタQ1
3,Q14のコレクタ電流I13,I14の比及びトラ
ンジスタQ15,Q16のコレクタ電流I15,I16
の比は、ショックレーの式より次式で表わされる。
【0054】
【数2】
【0055】この式3及び式4に示すように、ノンリニ
ア調整端子26,27に供給される調整電圧VN1,VN2
に応じてコレクタ電流I14のコレクタ電流I13に対
する比率及びコレクタ電流I15のコレクタ電流I16
に対する比率が変化する。
【0056】ここで、トランジスタQ11のコレクタ電
流I11は、トランジスタQ13,Q14のコレクタ電
流I13,I14の和となっており、トランジスタQ1
2のコレクタ電流I12は、トランジスタQ15,Q1
6のコレクタ電流I15,I16の和となっている。こ
れにより、電圧をVN1,VN2に応じてコレクタ電流I1
1とコレクタ電流I14の比、あるいはコレクタ電流I
12とコレクタ電流I15の比が変化すると反転圧縮部
221における圧縮比が調整される。
【0057】ノンリニア増幅部223は、反転圧縮部2
21からの出力電圧の差を非線形に増幅して加算部24
に供給する。具体的には、トランジスタQ17のベース
に供給される電圧をVR13 とし、トランジスタQ18の
ベースに供給される電圧をVR12 とすると、トランジス
タQ17のコレクタ電流I17とトランジスタQ18の
コレクタ電流I18の比は、ショックレーの式より次式
で表わされる。
【0058】
【数3】
【0059】式5において、このトランジスタQ17,
Q18のベース電位差(VR13 −VR12)は、上述のよ
うに入力信号を反転圧縮部221で反転圧縮したもので
あるため、入力信号のレベルが大きくなる程大きくな
る。したがって、トランジスタQ17,Q18のエミッ
タ電流の和が一定であるとすると、トランジスタQ18
のコレクタ電流I18は、ベースの電位差(VR13−VR
12)に対して指数変化のカーブを有する。このノンリニ
ア増幅部223では、コレクタ電流I18を加算部24
に供給して電圧に変換する。
【0060】一方、差動増幅部231は、入力信号とバ
イアス電圧V4との差を増幅する。具体的には、トラン
ジスタQ19とトランジスタQ20のベースに入力信号
とバイアス電圧V4が供給されると、トランジスタQ1
9とトランジスタQ20のコレクタには、それぞれベー
スに供給された入力信号とバイアス電圧V4に基づくコ
レクタ電流I19,I20が流入する。このリニアアン
プ23は、トランジスタQ20のコレクタ電流を出力電
流として補正制御部232を介して電流加算器24に供
給する。
【0061】補正制御部232は、リニア調整端子2
8,29に供給される調整電圧に応じてゲインを調整す
る。具体的には、リニア調整端子28に供給される電圧
をVL1とし、リニア調整端子29に供給される調整電圧
をVL2とすると、トランジスタQ21,Q22のコレク
タ電流I22,I23は、ショックレーの式より次式で
表わされる。
【0062】
【数4】
【0063】この式6に示すように、リニア調整端子2
8,29に供給される調整電圧VL1,VL2に応じてコレ
クタ電流I21のコレクタ電流I20に対する比率が変
化する。また、トランジスタQ21,Q22のエミッタ
はトランジスタQ20のコレクタに接続されているた
め、トランジスタQ20のコレクタ電流I20は、トラ
ンジスタQ21,Q22のコレクタ電流I21,I22
の和となっている。
【0064】上記式6より、I21=εI22となるか
ら、I21=I20/(1+ε)となり、入力信号に対
するゲインGは次式で表わされる。
【0065】
【数5】
【0066】この式7中のεは、上述のようにリニア調
整端子28,29に供給される調整電圧VL1,VL2に応
じて変化するので、このリニアアンプ23のゲインは調
整電圧により調整される。
【0067】加算部24は、ノンリニアアンプ22のト
ランジスタQ18のコレクタ電流I18とリニアアンプ
23のトランジスタQ21のコレクタ電流I21を加算
し、電圧として出力する。具体的には、出力端子25か
ら出力する出力信号の電圧Vout は、 Vout =Vcc−R14(I18+I21) ・・・式8 となる。
【0068】これにより、このガンマ補正回路は入力信
号と出力信号とに、例えば図5中に符号Yで示すガンマ
特性を有する。
【0069】ここで、ノンリニア調整端子26,27間
の電圧を変化させると、このガンマ補正回路の入出力電
圧特性は、上述の図5に示すように、上述のノンリニア
領域でのゲインが変化する。また、リニア調整端子2
8,29間の電圧を変化させると、このガンマ補正回路
の入出力電圧特性は、上述の図5に示すように、上述の
リニア領域でのゲインが変化する。
【0070】具体的には、ノンリニア調整端子26,2
7間の電圧をΔVA(ΔVA=VN1−VN2)とし、リニ
ア調整端子28,29間の電圧をΔVB(ΔVB=VL1
−VL2)とし、ΔVA=0、ΔVB=0のときの入出力
電圧特性を図5中の符号Yで示すと、ΔVAを増加させ
てΔVA=0.03Vとすると、図5中に符号Zで示す
ようにノンリニア領域でのゲインが増加し、ΔVAを減
少させてΔVA=−0.03Vとすると、図5中に符号
Xで示すようにノンリニア領域でのゲインが減少する。
【0071】また、ΔVBを増加させてΔVB=0.0
3Vとすると、図5中に符号Xで示すようにリニア領域
でのゲインが増加し、ΔVBを減少させてΔVB=−
0.03Vとすると、図5中に符号Zで示すようにリニ
ア領域でのゲインが減少する。
【0072】この結果、このガンマ補正回路は、外部か
らの電圧に応じてガンマ特性を調整することができ、例
えば再現性の異なる画像表示装置、あるいは感度の異な
る撮像装置等に使用する際に、対象となる装置の特性に
適合するようにガンマ特性を調整することができ、精度
を向上させたガンマ補正を行なうことができる。
【0073】上述の第3のガンマ補正回路では、補正制
御部222,232、ノンリニア増幅部223等をエミ
ッタ結合されたトランジスタ対により構成した場合につ
いて説明したが、このトランジスタ対は信号対雑音比
(以下、S/Nという)を悪化させる原因となってい
る。
【0074】すなわち、実際のトランジスタは、エミッ
タに出力抵抗を有し、この出力抵抗は、等価的にエミッ
タに接続されたエミッタ抵抗として表わされる。特に、
エミッタ結合されたトランジスタ対の場合では、2つの
トランジスタからのエミッタ電流が各々のトランジスタ
のエミッタ抵抗に流れるため、このエミッタ抵抗による
熱雑音によってS/Nが低下する。
【0075】そこで、S/Nを改善するために、上述の
図4に示すガンマ補正回路のノンリニア増幅部223
を、例えば図6に示すように、上述の図4に示すトラン
ジスタQ15の出力が供給されるトランジスタQ30
と、該トランジスタQ30のエミッタに直列に接続され
た3つのいわゆるダイオード接続されたトランジスタQ
31,Q32,Q33と、上述の図4に示すトランジス
タQ14の出力が供給されるトランジスタQ40と、該
トランジスタQ40のエミッタに直列に接続された3つ
のダイオード接続されたトランジスタQ41,Q42,
Q43とを備える構成としてもよい。
【0076】ところで、エミッタ結合されたトランジス
タ対からなる差動アンプに入力電圧Vinが供給されたと
きの出力電圧Vout は、出力抵抗をRとし、各トランジ
スタのエミッタ抵抗をReとすると、次式のようにな
る。
【0077】
【数6】
【0078】ここで、トランジスタ内部で発生するノイ
ズの電圧をVnbとすると、同様にノイズの出力電圧Vn
は次式のようになる。
【0079】
【数7】
【0080】ここで、出力抵抗Rを6.67kΩとし、
エミッタ抵抗Reを260Ωであるとすると、ノイズの
出力電圧Vn=12.8Vnbとなり、約22dBのゲイ
ンでノイズが増幅されることになる。
【0081】この図6に示すノンリニア増幅部223
は、トランジスタQ30及びトランジスタQ40のエミ
ッタにダイオード接続されたトランジスタQ31〜Q3
3及びトランジスタQ41〜Q43を有しているので、
等価的にエミッタ抵抗Reが4倍になっている。すなわ
ち、上記式10は、Vn=3.2Vnbとなり、ノイズに
対するゲインは約10dBとなって、ノイズのゲインを
12dB程度低減することができる。
【0082】一方、入力信号Vinに対するゲインは差動
増幅器としてのゲインとなるので、エミッタ結合された
トランジスタを多段としても式9からほとんど変化がな
い。これにより、このノンリニア増幅部223は、従来
に比してS/Nを向上させることができる。
【0083】また、同様に補正制御部222,232の
エミッタ結合されたトランジスタを多段とすることによ
り、ノンリニア増幅部223と同様にS/Nを向上させ
ることができる。
【0084】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば上述の実施例では、ノンリニアア
ンプ22及びリニアアンプ23が各々ゲインを調整する
補正制御部を有する構成として説明したが、ノンリニア
アンプ22とリニアアンプ23の一方が補正制御部を有
する構成としてもよく、種々の変更が可能であることは
言うまでもない。
【0085】また、上述の実施例では、ノンリニアアン
プがトランジスタのベース・エミッタ間電圧とエミッタ
電流の非線形特性により、入力信号を非線形に増幅する
例について説明したが、ノンリニアアンプは、入力信号
を非線形に増幅することができれば、例えばいわゆるオ
ペアンプ等を使用した対数アンプなどにより構成しても
よく、上述と同様の効果が得られる。
【0086】
【発明の効果】本発明に係るガンマ補正回路は、線形増
幅手段の調整手段が線形増幅手段の増幅率を調整し、線
形増幅手段は供給された映像信号を線形に増幅して加算
手段に供給し、非線形増幅手段の調整手段が非線形増幅
手段の増幅率を調整し、非線形増幅手段は供給された映
像信号を非線形に増幅して加算手段に供給することによ
り、連続的に変化するなめらかなガンマ特性を有し、精
度を向上させたガンマ補正を行なうことができる。
【0087】また、本発明では、線形増幅手段の調整手
段が線形増幅手段の増幅率を調整し、線形増幅手段は供
給された映像信号を線形に増幅して加算手段に供給する
ことにより、例えば再現性の異なる画像表示装置、ある
いは感度の異なる撮像装置等に使用する際に、対象とな
る装置の特性に適合するようにガンマ特性を調整するこ
とができ、精度を向上させたガンマ補正を行なうことが
できる。
【0088】また、本発明では、非線形増幅手段の調整
手段が非線形増幅手段の増幅率を調整し、非線形増幅手
段は供給された映像信号を非線形に増幅して加算手段に
供給することにより、例えば再現性の異なる画像表示装
置、あるいは感度の異なる撮像装置等に使用する際に、
対象となる装置の特性に適合するようにガンマ特性を調
整することができ、精度を向上させたガンマ補正を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したガンマ補正回路の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明を適用したガンマ補正回路の詳細な構成
を示すブロック図である。
【図3】上記ガンマ補正回路の入出力特性を示す図であ
る。
【図4】本発明を適用した他のガンマ補正回路の詳細な
構成を示すブロック図である。
【図5】上記ガンマ補正回路の入出力特性を示す図であ
る。
【図6】上記ガンマ補正回路を構成するノンリニア増幅
部の他の構成を示す回路図である。
【図7】従来のガンマ補正回路の構成を示すブロック図
である。
【図8】上記従来のガンマ補正回路の入出力特性を示す
図である。
【符号の説明】
1,11,21 入力端子 2,12,22 ノンリニアアンプ 3,13,23 リニアアンプ 4 加算器 5,15,25 出力端子 14,24 加算部 26,27 ノンリニア調整端子 28,29 リニア調整端子 111,221 反転圧縮部 112,223 ノンリニア増幅部 222,232 補正制御部 231 差動増幅部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号のガンマ補正を行なうガンマ補
    正回路であって、 供給された映像信号を線形に増幅する線形増幅手段と、 供給された映像信号を非線形に増幅する非線形増幅手段
    と、 上記線形増幅手段と非線形増幅手段の出力を加算する加
    算手段とを有することを特徴とするガンマ補正回路。
  2. 【請求項2】 前記線形増幅手段は増幅率を調整する調
    整手段を有することを特徴とする請求項1記載のガンマ
    補正回路。
  3. 【請求項3】 前記非線形増幅手段は増幅率を調整する
    調整手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のガンマ補正回路。
  4. 【請求項4】 前記非線形増幅手段はトランジスタのベ
    ース・エミッタ間電圧とエミッタ電流の非線形特性によ
    り供給された映像信号を非線形に増幅することを特徴と
    する請求項3記載のガンマ補正回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1093957A (ja) * 1996-09-12 1998-04-10 Hitachi Ltd 移動物体検出方法、装置、システム、および記憶媒体
US5933199A (en) * 1995-09-15 1999-08-03 Lg Electronics Inc. Gamma correction circuit using analog multiplier
US6245182B1 (en) 1997-08-12 2001-06-12 Nissha Printing Co., Ltd. Transfer material, surface-protective sheet, and process for producing molded article
KR100404270B1 (ko) * 1999-04-23 2003-11-03 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 이득률을 변경할 수 있고 그 가능 범위를 증폭하는 감마변환 회로

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