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JPH0885757A - レーザマーキング性に優れたポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

レーザマーキング性に優れたポリアミド樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0885757A
JPH0885757A JP6221544A JP22154494A JPH0885757A JP H0885757 A JPH0885757 A JP H0885757A JP 6221544 A JP6221544 A JP 6221544A JP 22154494 A JP22154494 A JP 22154494A JP H0885757 A JPH0885757 A JP H0885757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyamide resin
nylon
resin composition
laser
carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6221544A
Other languages
English (en)
Inventor
Onrai Chiyou
恩来 張
Nobuyuki Sueyasu
信行 末安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP6221544A priority Critical patent/JPH0885757A/ja
Publication of JPH0885757A publication Critical patent/JPH0885757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ポリアミド樹脂のもつ優れた特性を保持しつ
つ、レーザマーキング性の極めて優れたポリアミド樹脂
組成物を得る。 【構成】ポリアミド樹脂に適量の水分(0.06〜12
重量%)を含有せしめ、更に0.001〜5重量%のカ
ーボンブラックを配合するにより、レーザマーキング性
の優れたポリアミド樹脂組成物からなる成形品を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光でマーキング可
能なポリアミド樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂成形品表面へのマーキング手法とし
て、従来はインキを用いた印刷が中心に行われてきた
が、印刷部分をプラスチックスとする場合には、インキ
の付着が良くなるように成形時に配合した離型剤等を除
去する必要があり、このためプラスチックスのフロン洗
浄が行われてきた。しかし,オゾン層破壊防止の観点か
らフロン洗浄処理は好ましくない。そのため革新的な手
段の開発が望まれている。もっとも、フロン洗浄工程を
省略化できるような技術は、同時に印刷コストを低減で
きるものでなくてはならず、技術的には印刷の精密細線
化ニーズに応え得るものでなくてはならない。そして、
最近ではレーザ光線によるマーキング手法が簡便かつ効
率的に印字が施せるため、注目を浴びている。
【0003】現在使用されているレーザマーキング装置
としては、炭酸ガスレーザ、YAGレーザの2種が主な
ものである。レーザマーキングを効果的に施すには、プ
ラスチックを予め感光し易いように改質しておく必要が
ある。これは、材料の中に光や熱を吸収する充填剤を予
め配合しておくことによってレーザ照射時に発泡、分解
等によってマーキングが可能となる技術である。例え
ば、特開昭57−116620号公報には熱可塑性樹脂
にカーボンブラックおよび/またはグラファイトを添加
することによってレーザマーキングが可能となることが
開示されている。また特開平1−254743号公報に
は、YAGレーザによる熱可塑性樹脂のマーキグ性の改
善手段に酸化チタン又はこれとカーボンブラックとを配
合することが開示されている。しかしながらカーボンブ
ラックを用いた場合、レーザ光照射部分の成形物表面の
白色度が低下することを否めず、更なる改良が求められ
ていた。
【0004】本発明者は鋭意検討の結果、適量の水分を
含有するポリアミド樹脂にレーザマーキングを行うこと
によってレーザ光照射部分の白色度を高く維持でき、し
かも鮮明なコントラストを呈すことを見出し、本発明に
到達した。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、レーザマーキングに優
れたポリアミド樹脂組成物を提供することにある。本発
明の他の目的は、レーザ光によりコントラストのはっき
りとした鮮明なマーキングを施し得る材料を提供するこ
とにある。本発明のさらに他の目的および利点は以下の
説明から明らかになろう。
【0006】
【発明の構成】本発明によれば、上記目的及び利点は、
ポリアミド樹脂のレーザマーキング性を向上するに充分
な量の水分を含有し、更にカーボンを特定量含有するポ
リアミド樹脂組成物によって達成される。
【0007】本発明で用いられるポリアミド樹脂には特
に制限はない。
【0008】本発明において用いられるポリアミド樹脂
としては、例えば環状ラクタムの開環重合物、アミノカ
ルボン酸の重縮合物、二塩基酸とジアミンとの重縮合物
などが挙げられ、具体的にはナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン46、ナイロン610、ナイロン612、
ナイロン11、ナイロン12などの脂肪族ポリアミド、
ポリ(メタキシレンアジパミド)、ポリ(ヘキサメチレ
ンテレフタルアミド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフタ
ルアミド)、ポリ(テトラメチレンイソフタルアミド)
などの脂肪族−芳香族ポリアミド、およびこれら共重合
体や混合物を挙げることができる。これらの中でナイロ
ン46、ナイロン6が好ましい。さらに、ナイロン66
も好ましい。
【0009】ナイロン46樹脂としては、酸成分として
アジピン酸、またはその機能誘導体を用い、アミン成分
としてテトラメチレンジアミンまたはその機能誘導体を
用いて縮合反応より得られるポリアミドを主たる対象と
するが、そのアジピン酸成分またはテトラメチレンジア
ミン成分の一部を他の共重合体成分で置き換えたもので
もよい。
【0010】ナイロン46樹脂の好ましい態様は特開昭
56−149430号公報及び特開昭56−14943
1号公報に記載されている。
【0011】本発明で用いられるナイロン46樹脂は、
m−クレゾールを用い35℃で測定したときの固有粘度
が0.80〜1.90、更には0.90〜1.50の範
囲にあることが望ましい。固有粘度として1.90を超
えるナイロン46を用いた場合には成形の際における流
動性が悪く、得られる成形品の外観の光沢が失われるの
みならず、その機械的特性、熱特性のバラツキが大きく
なるため好ましくない。一方、0.80よりも低い固有
粘度では、成形品の機械的強度が小さくなる欠点が生ず
る。
【0012】本発明の成分の1つであるカーボンには、
高い熱伝導度を有するものが好ましい。これらは、結晶
構造においてグラファイト化が進行しているもの、ある
いは二次構造において、鎖状凝集体を形成するなどし
て、比較的嵩高い構造をとっていることを特徴とするも
のである。
【0013】カーボンを添加する場合、カーボンの量が
10ppm(0.001重量%)未満では、5重量%を
超えてもマーキング効果が向上しないので、5重量%の
添加で充分である上に、成形品としたときの不必要なカ
ーボンによる着色を防ぐためにも少量配合が望ましい。
【0014】本発明のポリアミド樹脂に含まれる水分率
は、0.06重量%未満では、水分を含有しても本発明
の様な効果を賦与することが出来ない。また、12重量
%を超えるとポリアミド樹脂の機械的特性への悪影響が
あるので、12重量%の添加で充分である上に、成形品
としたときの不必要な水分による機械的特性の低下を防
ぐためにも適量配合が望ましい。
【0015】本発明のポリアミド樹脂は所望によりその
特性を著しく損なわない範囲で、他のポリマーや添加
剤、例えば安定剤、着色剤、紫外線吸収剤、離型剤、結
晶化促進剤、結晶核材、分粒状あるいは板状充填材、衝
撃改良材、難燃材、強化材、酸化防止剤等を含有するこ
とができる。
【0016】本発明のポリアミド樹脂成形品は、成形前
または成形後に適量の水分となるように調節される。ポ
リアミド樹脂は公知の種々な製造方法で得られる。通常
これらの樹脂や樹脂組成物の中の配合成分はより均一に
分散させることが好ましく、その全部または一部を同時
にあるいは別々に例えばブレンダー、ニーダー、パンバ
リーミキサー、ロール、押出機等の混合機で混合し均質
化させる方法を用いることができる。更に予めドライブ
レンドされた成形材料を加熱した押出機で溶融混練して
均質化した後針金状に押出し、次いて所望の長さに切断
して粒状化する方法などがある。
【0017】本発明のポリアミド樹脂または樹脂組成物
は、一般の熱可塑性樹脂の成形機によって通常方法で極
めて容易に成形することが可能である。前記の水分率に
調整された本発明のポリアミド樹脂成形品はレーザ光線
の照射を受けることにより、レーザ光線の照射を受けた
部位が明瞭に発泡あるいは分解を起こして周辺のレーザ
光非照射部位と明瞭なコントラストを示す性質を有す
る。
【0018】従って、本発明のポリアミド樹脂組成物
は、この性質を利用して、例えば本発明のポリアミド樹
脂組成物からなる成形品にレーザ光を直接照射して所望
の印字あるいは印画をなすことができる。また、本発明
のポリアミド樹脂からなるタグあるいはプレートにレー
ザ光を照射して所望の印字あるいは印画を付し、かくし
て印字あるいは印画したタグあるいはプレートを成形品
付すことにより成形品を特定するのに用いられる。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明を詳述する。なお、
実施例中の各種指数の評価は以下の方法によった。
【0020】レーザ加工はYAGレーザ(NEC製レー
ザマーカSL475E2)によるマーキングにより行っ
た。
【0021】コントラストによるマーキング性の評価は
成形品表面とレーザ光による発色表面部分のとの間の明
度差(△L*)、発色面の白色指数(WI)、黄色指数
(YI)および発泡状態で評価した。
【0022】明度差の評価はカラーアナライザーTC−
1800MK−IIを用いて行った。また発泡状態は均
一で微細な発泡が形成されているか否かを確認すること
により行った。均一で微細な発泡が形成されている場合
は◎で表した。
【0023】[実施例1〜9および比較例1〜2]表1
および表2に記載の各種原料を所定の量割合で予め均一
にドライブレンドーした後、スクリュー径44mmのベ
ント付き2軸押出機を用いてシリンダー温度280℃〜
300℃、スクリュー回転数160rpm、吐出量40k
g/hにて溶融混練し、ダイスから吐出するスレッドを
冷却後、切断して成形用ペレットを得た。
【0024】次いてこのペレットを用いて射出容量5オ
ンスの射出成形機にて射出圧力800kg/cm2、冷
却時間の20秒間、および全成形サイクル30秒間の条
件でレーザマーキング用のテストピースを成形し、レー
ザマーキングに供した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】これらの実験結果を表1および表2に示し
た。
【0028】なお、表1および表2記載の各種原料は以
下のものを使用した。
【0029】・ナイロン46(PA46) 帝人(株) KS200 固有粘度:1.2 結晶化度:60% ・ナイロン6(PA6) 帝中(株) テイジンナイロンNH−8001 ・カボ−ンブラック(CB) 電気化学(株) デンカブラック 平均粒径:42mμ 純度:99.8%
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリアミド樹脂よりなる成形品の表面
にCO2レーザを照射する方法の原理を説明するための
説明図である。
【図2】本発明の熱可塑性樹脂組成物よりなる成形品の
表面にYAGレーザを照射する方法の原理を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
11 折返しミラー 12 シリンドリカルレンズ 13 ステンシル 14 メニスカスレンズ 15 検流計 16 レーザヘッド 17 検流計 18 焦点レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分率が0.06%〜12重量%である
    ポリアミド樹脂100重量部にカーボン0.001〜5
    重量部を配合してなるレーザマーキング性に優れたポリ
    アミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂がナイロン6、ナイロン
    66およびナイロン46のいずれかである請求項1に記
    載のレーザマーキング性に優れたポリアミド樹脂組成
    物。
JP6221544A 1994-09-16 1994-09-16 レーザマーキング性に優れたポリアミド樹脂組成物 Pending JPH0885757A (ja)

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JP6221544A JPH0885757A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 レーザマーキング性に優れたポリアミド樹脂組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004034617A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toyo Ink Mfg Co Ltd 感熱記録材料、それを用いた感熱記録組成物および感熱記録方法
WO2019223007A1 (en) * 2018-05-25 2019-11-28 Evonik Degussa Gmbh Laser markable materials comprising a polyamide component and carbon black

Cited By (3)

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CN112218921A (zh) * 2018-05-25 2021-01-12 赢创运营有限公司 包含聚酰胺组分和炭黑的可激光标记材料

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