JPH0881851A - ホットメルト接着可能な筒状原反織布およびそのバイアスカット織布 - Google Patents
ホットメルト接着可能な筒状原反織布およびそのバイアスカット織布Info
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- JPH0881851A JPH0881851A JP6240731A JP24073194A JPH0881851A JP H0881851 A JPH0881851 A JP H0881851A JP 6240731 A JP6240731 A JP 6240731A JP 24073194 A JP24073194 A JP 24073194A JP H0881851 A JPH0881851 A JP H0881851A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉体状のホットメルト接着剤を散布すること
自体を省略した主として接着縫製用のホットメルト接着
可能な筒状原反織布を提供すること、およびその筒状原
反織布を用いたバイアスカット織布を提供することを目
的とする。 【構成】 経糸および緯糸を用いて袋織り法により製織
したシームレス筒状織布である。筒状織布の製織にあた
っては、経糸または/および緯糸の一部にホットメルト
性樹脂による被覆を施した糸を用いて製織する。
自体を省略した主として接着縫製用のホットメルト接着
可能な筒状原反織布を提供すること、およびその筒状原
反織布を用いたバイアスカット織布を提供することを目
的とする。 【構成】 経糸および緯糸を用いて袋織り法により製織
したシームレス筒状織布である。筒状織布の製織にあた
っては、経糸または/および緯糸の一部にホットメルト
性樹脂による被覆を施した糸を用いて製織する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として接着芯地など
接着縫製用に用いられるホットメルト接着可能な筒状原
反織布、およびその筒状原反織布を織布の経緯の組織に
対し斜め方向にカットしたバイアスカット織布に関する
ものである。
接着縫製用に用いられるホットメルト接着可能な筒状原
反織布、およびその筒状原反織布を織布の経緯の組織に
対し斜め方向にカットしたバイアスカット織布に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】接着芯地など接着縫製の用途には、フラ
ットな織布に粉体状のホットメルト接着剤を散布して定
着させた後、織布を二つ折りしてその端縁をミシン掛け
することにより筒状に形成し、ついでその筒状織布を螺
旋状にカットして(つまり織布の経緯方向に対し斜め方
向にカットして)得たバイアスカット織布を用いること
が多い。
ットな織布に粉体状のホットメルト接着剤を散布して定
着させた後、織布を二つ折りしてその端縁をミシン掛け
することにより筒状に形成し、ついでその筒状織布を螺
旋状にカットして(つまり織布の経緯方向に対し斜め方
向にカットして)得たバイアスカット織布を用いること
が多い。
【0003】従来、このバイアスカットは次のようにし
て行われている。すなわち、筒状に縫合した織布を原反
ボックスに収容し、該原反ボックスから筒状織布を引き
出しながらテンションアーム付きの拡巾アームに外挿し
て拡巾し、カッタを筒状織布に対し所定の角度となるよ
うに接当させてまず片面につき斜めにカットし、カット
部が片面の耳端部にまで来たときに拡巾アームを反転さ
せて他面を同様に斜めにカットし、以後カット部がその
面の耳端部に来るたびに拡巾アームを反転させることに
より、筒状織布全長にわたりバイアスカットする。
て行われている。すなわち、筒状に縫合した織布を原反
ボックスに収容し、該原反ボックスから筒状織布を引き
出しながらテンションアーム付きの拡巾アームに外挿し
て拡巾し、カッタを筒状織布に対し所定の角度となるよ
うに接当させてまず片面につき斜めにカットし、カット
部が片面の耳端部にまで来たときに拡巾アームを反転さ
せて他面を同様に斜めにカットし、以後カット部がその
面の耳端部に来るたびに拡巾アームを反転させることに
より、筒状織布全長にわたりバイアスカットする。
【0004】上述の拡巾アームを反転方式のほか、本出
願人は下記のようなバイアスカット装置の出願を行って
いる。
願人は下記のようなバイアスカット装置の出願を行って
いる。
【0005】特開昭64−61567号公報には、筒状
織布を扁平状態で巻回した供給ロールを収容した送り側
回転手段、供給ロールから繰り出された筒状織布を筒状
に拡巾しカットするための案内ドラムとカッタ、その下
流に設けた引取ロール対と巻取ロールおよびこれらのロ
ールを支持すると共に回転させる受け側回転手段から構
成されたバイアスカット装置が示されている。
織布を扁平状態で巻回した供給ロールを収容した送り側
回転手段、供給ロールから繰り出された筒状織布を筒状
に拡巾しカットするための案内ドラムとカッタ、その下
流に設けた引取ロール対と巻取ロールおよびこれらのロ
ールを支持すると共に回転させる受け側回転手段から構
成されたバイアスカット装置が示されている。
【0006】特開平1−192868号公報には、回転
可能な原反収容器から繰り出された原反織布を円筒状に
拡巾するためのドラムと、該ドラム面でバイアスカット
された原反織布を引き取るための引取手段とを装備した
バイアスカット装置であって、前記ドラムに送風手段を
配設すると共に、該送風手段により生ずる気流がドラム
内を通ってその原反収容器側の端部から導出されるよう
にしながら、小ロールで原反織布を押さえつつ所定の角
度でカットする装置が示されている。
可能な原反収容器から繰り出された原反織布を円筒状に
拡巾するためのドラムと、該ドラム面でバイアスカット
された原反織布を引き取るための引取手段とを装備した
バイアスカット装置であって、前記ドラムに送風手段を
配設すると共に、該送風手段により生ずる気流がドラム
内を通ってその原反収容器側の端部から導出されるよう
にしながら、小ロールで原反織布を押さえつつ所定の角
度でカットする装置が示されている。
【0007】特開平4−240262号公報には、回転
可能な原反収容器から繰り出された筒状の原反を外挿し
かつそれを拡巾して支持する原反拡巾支持部材(ドラム
体、パイプ体、棒体、板体等)、その拡巾支持部材に支
持された原反を螺旋状に移動させる原反移動手段(索条
や無端ベルト)、その拡巾支持部材に拡巾支持されたバ
イアスカットを行うカッタ手段、およびカット済原反引
取手段からなるバイアスカット装置が示されている。原
反拡巾支持部材に筒状の原反を外挿するように供給し、
挿入した原反を接触摩擦により螺旋状に滑らせながら所
定の角度でカットするのである。
可能な原反収容器から繰り出された筒状の原反を外挿し
かつそれを拡巾して支持する原反拡巾支持部材(ドラム
体、パイプ体、棒体、板体等)、その拡巾支持部材に支
持された原反を螺旋状に移動させる原反移動手段(索条
や無端ベルト)、その拡巾支持部材に拡巾支持されたバ
イアスカットを行うカッタ手段、およびカット済原反引
取手段からなるバイアスカット装置が示されている。原
反拡巾支持部材に筒状の原反を外挿するように供給し、
挿入した原反を接触摩擦により螺旋状に滑らせながら所
定の角度でカットするのである。
【0008】なおこれら3件の公報には、筒状原反織布
として、従来のようなフラットな織布から円筒状に形成
した筒状織布のみならず、袋織り法により筒状に製織し
たシームレス織布を用いることもできる旨の記載もあ
る。
として、従来のようなフラットな織布から円筒状に形成
した筒状織布のみならず、袋織り法により筒状に製織し
たシームレス織布を用いることもできる旨の記載もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】フラットな織布に粉体
状のホットメルト接着剤を散布して定着させた後、織布
を二つ折りしてその端縁をミシン掛けして筒状に形成
し、ついでその筒状体を螺旋状にカットして織布の経緯
方向に対し斜め方向にカットする方法は、(a) 粉体状の
ホットメルト接着剤を均一に散布することが容易ではな
いこと、(b) バイアスカットに際しては、必ずミシン目
による接合部分を横断するカットを行うので、実際の接
着縫製に際してこのミシン目部分の厚さが異なることに
なること、そのためこのミシン目の部分をロスとして捨
てることも多く、除去のために作業も煩わしいこと、
(c)両面に粉体状のホットメルト接着剤を定着させると
きはさらに作業が複雑となること、などの問題点があ
る。
状のホットメルト接着剤を散布して定着させた後、織布
を二つ折りしてその端縁をミシン掛けして筒状に形成
し、ついでその筒状体を螺旋状にカットして織布の経緯
方向に対し斜め方向にカットする方法は、(a) 粉体状の
ホットメルト接着剤を均一に散布することが容易ではな
いこと、(b) バイアスカットに際しては、必ずミシン目
による接合部分を横断するカットを行うので、実際の接
着縫製に際してこのミシン目部分の厚さが異なることに
なること、そのためこのミシン目の部分をロスとして捨
てることも多く、除去のために作業も煩わしいこと、
(c)両面に粉体状のホットメルト接着剤を定着させると
きはさらに作業が複雑となること、などの問題点があ
る。
【0010】この点、袋織り法によりシームレスの筒状
織布を得る方法を採用すると、任意の角度でバイアスカ
ットを行っても継ぎ目がなく、従ってロスもないので有
利であるが、この場合には今度は粉体状のホットメルト
接着剤を筒状織布の全周面にわたり均一に散布すること
が難しくなる。そこで、接着芯地などの目的にシームレ
ス筒状織布をバイアスカットするときには、筒状織布に
パウダー糊付けすることが難しいので、バイアスカット
後の織布に対して糊付けを行わなければならないという
制約がある。
織布を得る方法を採用すると、任意の角度でバイアスカ
ットを行っても継ぎ目がなく、従ってロスもないので有
利であるが、この場合には今度は粉体状のホットメルト
接着剤を筒状織布の全周面にわたり均一に散布すること
が難しくなる。そこで、接着芯地などの目的にシームレ
ス筒状織布をバイアスカットするときには、筒状織布に
パウダー糊付けすることが難しいので、バイアスカット
後の織布に対して糊付けを行わなければならないという
制約がある。
【0011】本発明は、このような背景下において、粉
体状のホットメルト接着剤を散布すること自体を省略し
た主として接着縫製用のホットメルト接着可能な筒状原
反織布を提供すること、およびその筒状原反織布を用い
たバイアスカット織布を提供することを目的とするもの
である。
体状のホットメルト接着剤を散布すること自体を省略し
た主として接着縫製用のホットメルト接着可能な筒状原
反織布を提供すること、およびその筒状原反織布を用い
たバイアスカット織布を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のホットメルト接
着可能な筒状原反織布は、経糸および緯糸を用いて袋織
り法により製織したシームレス筒状織布であって、該筒
状織布が、経糸または/および緯糸の一部にホットメル
ト性樹脂による被覆を施した糸を用いて製織したもので
あることを特徴とするものである。
着可能な筒状原反織布は、経糸および緯糸を用いて袋織
り法により製織したシームレス筒状織布であって、該筒
状織布が、経糸または/および緯糸の一部にホットメル
ト性樹脂による被覆を施した糸を用いて製織したもので
あることを特徴とするものである。
【0013】また本発明のバイアスカット織布は、上記
の筒状原反織布をバイアスカットしてなるものである。
の筒状原反織布をバイアスカットしてなるものである。
【0014】以下本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明においては、経糸および緯糸を用い
て袋織り法により製織したシームレス筒状織布を用い
る。袋織り法とは二重織りの一種であって、経糸を上下
の2群に分離可能に配列し、緯糸を螺旋状に緯入するこ
とによって表裏が分離した織布を織ると共に、両耳端に
おいてのみ接結するようにした織り方であり、これによ
り周方向に継ぎ目のない(つまりシームレスの)筒状織
布が得られる。二重織りのほか、三重織り以上の多重織
りとすることもでき、また平織りだけでなく朱子織りや
綾織りあるいはそれらの変形織りなどとすることもでき
る。
て袋織り法により製織したシームレス筒状織布を用い
る。袋織り法とは二重織りの一種であって、経糸を上下
の2群に分離可能に配列し、緯糸を螺旋状に緯入するこ
とによって表裏が分離した織布を織ると共に、両耳端に
おいてのみ接結するようにした織り方であり、これによ
り周方向に継ぎ目のない(つまりシームレスの)筒状織
布が得られる。二重織りのほか、三重織り以上の多重織
りとすることもでき、また平織りだけでなく朱子織りや
綾織りあるいはそれらの変形織りなどとすることもでき
る。
【0016】そして本発明においては、上記の筒状織布
を、経糸または/および緯糸の一部にホットメルト性樹
脂による被覆を施した糸を用いて製織する。すなわち、
通常の糸をA、ホットメルト性樹脂による被覆を施した
糸をBとするとき、AおよびBを次のように用いる。
を、経糸または/および緯糸の一部にホットメルト性樹
脂による被覆を施した糸を用いて製織する。すなわち、
通常の糸をA、ホットメルト性樹脂による被覆を施した
糸をBとするとき、AおよびBを次のように用いる。
【0017】・経糸は全てAとし、緯糸にはBを用い
る。 ・経糸は全てAとし、緯糸にはAと共に間歇的にBを用
いる。 ・経糸としてBを配列し、緯糸にはAを用いる。 ・経糸としてBを配列し、緯糸にはAと共に間歇的にB
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはA
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはB
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはA
と共に間歇的にBを用いる。
る。 ・経糸は全てAとし、緯糸にはAと共に間歇的にBを用
いる。 ・経糸としてBを配列し、緯糸にはAを用いる。 ・経糸としてBを配列し、緯糸にはAと共に間歇的にB
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはA
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはB
を用いる。 ・経糸としてAと共にBを間歇的に配列し、緯糸にはA
と共に間歇的にBを用いる。
【0018】上記の使い方のほか、糸Aと糸Bとを適当
本数の比率で引き揃えて、経糸または緯糸として用いる
こともできる。
本数の比率で引き揃えて、経糸または緯糸として用いる
こともできる。
【0019】経糸および緯糸を構成する糸A、または糸
Bの被覆前の基糸としては、ポリエステル、ポリアミ
ド、アクリル、アセテート、レーヨン、木綿、スフ、
麻、羊毛、あるいはこれらを2種以上含む糸をはじめと
する種々の材質のものが用いられる。
Bの被覆前の基糸としては、ポリエステル、ポリアミ
ド、アクリル、アセテート、レーヨン、木綿、スフ、
麻、羊毛、あるいはこれらを2種以上含む糸をはじめと
する種々の材質のものが用いられる。
【0020】糸Bにおいて被覆したホットメルト性樹脂
としては、たとえば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体またはそのケン化物、エチレン−アクリレ
ート共重合体、共重合ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ
ウレタンなどが用いられる。ホットメルト性樹脂は、溶
融温度または軟化温度、柔軟性、耐水洗性、耐溶剤性
(耐ドライクリーニング性等)、接着性、風合、耐侯性
などの点でそれぞれ差があるので、使用用途に適した性
質を有する樹脂を採用する。
としては、たとえば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体またはそのケン化物、エチレン−アクリレ
ート共重合体、共重合ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ
ウレタンなどが用いられる。ホットメルト性樹脂は、溶
融温度または軟化温度、柔軟性、耐水洗性、耐溶剤性
(耐ドライクリーニング性等)、接着性、風合、耐侯性
などの点でそれぞれ差があるので、使用用途に適した性
質を有する樹脂を採用する。
【0021】糸Bにおけるホットメルト性樹脂の被覆状
態は、層状、線状、点状など任意とすることができる。
被覆操作は、ホットメルト性樹脂の溶液、分散液、溶融
液、粉体などを用いて、ディッピング、コーティング、
スプレー、溶融被覆、粉体付着などの方法によりなされ
る。
態は、層状、線状、点状など任意とすることができる。
被覆操作は、ホットメルト性樹脂の溶液、分散液、溶融
液、粉体などを用いて、ディッピング、コーティング、
スプレー、溶融被覆、粉体付着などの方法によりなされ
る。
【0022】上記で得た筒状原反織布のバイアスカット
は、従来の技術の項で述べたような種々のバイアスカッ
ト装置または方式を用いて、筒状原反織布を螺旋状に
(織布の経緯の組織に対し斜め方向に)にカットするこ
とにより行われ、これにより目的とするバイアスカット
織布が得られる。
は、従来の技術の項で述べたような種々のバイアスカッ
ト装置または方式を用いて、筒状原反織布を螺旋状に
(織布の経緯の組織に対し斜め方向に)にカットするこ
とにより行われ、これにより目的とするバイアスカット
織布が得られる。
【0023】本発明の筒状原反織布またはバイアスカッ
ト織布は、接着芯地など接着縫製の用途に好適に用いら
れる。また接着縫製の用途に限らず、他の繊維産業、包
装産業、製本産業、木材工業、製靴産業、電気産業をは
じめとする種々の用途にも使用できる。
ト織布は、接着芯地など接着縫製の用途に好適に用いら
れる。また接着縫製の用途に限らず、他の繊維産業、包
装産業、製本産業、木材工業、製靴産業、電気産業をは
じめとする種々の用途にも使用できる。
【0024】
【作用】本発明においては、筒状織布を構成する経糸ま
たは/および緯糸の一部としてホットメルト性樹脂によ
る被覆を施した糸を用いているので、従来のように粉体
状のホットメルト接着剤を散布するという煩雑な操作自
体を省略することができ、設計された通りのホットメル
ト接着能を有する筒状原反織布、さらにはバイアスカッ
ト織布を得ることができる。また製織時の織り組織を選
ぶことにより、ホットメルト性樹脂被覆が両面に露われ
るもののほか、片面に露われるものも自在に得ることが
できる。
たは/および緯糸の一部としてホットメルト性樹脂によ
る被覆を施した糸を用いているので、従来のように粉体
状のホットメルト接着剤を散布するという煩雑な操作自
体を省略することができ、設計された通りのホットメル
ト接着能を有する筒状原反織布、さらにはバイアスカッ
ト織布を得ることができる。また製織時の織り組織を選
ぶことにより、ホットメルト性樹脂被覆が両面に露われ
るもののほか、片面に露われるものも自在に得ることが
できる。
【0025】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
る。
【0026】実施例1 図1は本発明の筒状原反織布およびバイアスカット織布
の一例を模式的に示した説明図である。細線で示したA
は通常の糸、太線で示したBはホットメルト性樹脂によ
る被覆を施した糸である。
の一例を模式的に示した説明図である。細線で示したA
は通常の糸、太線で示したBはホットメルト性樹脂によ
る被覆を施した糸である。
【0027】ポリウレタンからなるホットメルト性樹脂
の溶剤溶液を入れた浴を準備し、ポリエステル/コット
ン糸を浸漬してから1本1本が分離するようにした状態
で乾燥し、ホットメルト性樹脂による被覆を施した糸B
を作製した。
の溶剤溶液を入れた浴を準備し、ポリエステル/コット
ン糸を浸漬してから1本1本が分離するようにした状態
で乾燥し、ホットメルト性樹脂による被覆を施した糸B
を作製した。
【0028】上記の糸Bと通常のポリエステル/コット
ン糸からなる糸Aを用いて、袋織り法によりシームレス
筒状織布を製織した。製織に際しては、経糸はA4本に
対しB1本の割合で用いてBを間歇的に配列し、緯糸も
A4本に対しB1本が間歇的に緯入されるようにした。
(図1参照)
ン糸からなる糸Aを用いて、袋織り法によりシームレス
筒状織布を製織した。製織に際しては、経糸はA4本に
対しB1本の割合で用いてBを間歇的に配列し、緯糸も
A4本に対しB1本が間歇的に緯入されるようにした。
(図1参照)
【0029】このようにして得られた接着縫製用の筒状
原反織布を、従来の技術の項で述べたバイアスカット装
置を用いて斜め方向(たとえば15゜、30゜45゜方
向)にバイアスカットした。バイアスカットは円滑に行
うことができた。(図1参照)
原反織布を、従来の技術の項で述べたバイアスカット装
置を用いて斜め方向(たとえば15゜、30゜45゜方
向)にバイアスカットした。バイアスカットは円滑に行
うことができた。(図1参照)
【0030】得られたバイアスカット織布を衣料の接着
芯地に用いたところ、ホットメルト性樹脂としてポリウ
レタンを選択使用したため、ソフトな感触の衣料が得ら
れた。
芯地に用いたところ、ホットメルト性樹脂としてポリウ
レタンを選択使用したため、ソフトな感触の衣料が得ら
れた。
【0031】実施例2 図2は本発明の筒状原反織布およびバイアスカット織布
の他の一例を模式的に示した説明図である。
の他の一例を模式的に示した説明図である。
【0032】共重合ポリアミドからなるホットメルト接
着剤の溶剤溶液を入れた浴を準備し、木綿糸を浸漬して
から1本1本が分離するようにした状態で乾燥し、ホッ
トメルト性樹脂による被覆を施した糸Bを作製した。
着剤の溶剤溶液を入れた浴を準備し、木綿糸を浸漬して
から1本1本が分離するようにした状態で乾燥し、ホッ
トメルト性樹脂による被覆を施した糸Bを作製した。
【0033】上記の糸Bと通常の木綿糸からなる糸Aを
用いて、袋織り法によりシームレス筒状織布を製織し
た。製織に際しては、経糸はA9本に対しB1本の割合
でBを間歇的に配列し、緯糸はAとBとが1本おきに緯
入されるようにした。(図2参照)
用いて、袋織り法によりシームレス筒状織布を製織し
た。製織に際しては、経糸はA9本に対しB1本の割合
でBを間歇的に配列し、緯糸はAとBとが1本おきに緯
入されるようにした。(図2参照)
【0034】このようにして得られた接着縫製用の筒状
原反織布を、従来の技術の項で述べたバイアスカット装
置を用いてバイアスカットした。バイアスカットは円滑
に行うことができた。
原反織布を、従来の技術の項で述べたバイアスカット装
置を用いてバイアスカットした。バイアスカットは円滑
に行うことができた。
【0035】得られたバイアスカット織布を衣料の接着
芯地に用いたところ、ホットメルト性樹脂として共重合
ポリアミドを選択使用したため、耐ドライクリーニング
性の良好な衣料が得られた。
芯地に用いたところ、ホットメルト性樹脂として共重合
ポリアミドを選択使用したため、耐ドライクリーニング
性の良好な衣料が得られた。
【0036】実施例3〜6 実施例1〜2に準じて、次の組み合わせにて袋織り法に
よりシームレス筒状織布を製織し、ついでバイアスカッ
トを行った。 実施例3 経糸:Aのみを配列。 緯糸:A7本に対しB1本を間歇的に緯入。 実施例4 経糸:Aのみを配列。 緯糸:Bのみを緯入。 実施例5 経糸:Bのみを配列。 緯糸:Aのみを緯入。 実施例6 経糸:A8本に対しB1本の割合で間歇的に配列。 緯糸:Bを緯入。
よりシームレス筒状織布を製織し、ついでバイアスカッ
トを行った。 実施例3 経糸:Aのみを配列。 緯糸:A7本に対しB1本を間歇的に緯入。 実施例4 経糸:Aのみを配列。 緯糸:Bのみを緯入。 実施例5 経糸:Bのみを配列。 緯糸:Aのみを緯入。 実施例6 経糸:A8本に対しB1本の割合で間歇的に配列。 緯糸:Bを緯入。
【0037】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明によ
れば、従来のように粉体状のホットメルト接着剤を散布
するという煩雑な操作自体を省略することができ、設計
された通りのホットメルト接着能を有する筒状原反織
布、さらにはバイアスカット織布を得ることができる。
また製織時の織り組織を選ぶことにより、ホットメルト
性樹脂が両面に露われるもののほか、片面に露われるも
のも自在に得ることができる。
れば、従来のように粉体状のホットメルト接着剤を散布
するという煩雑な操作自体を省略することができ、設計
された通りのホットメルト接着能を有する筒状原反織
布、さらにはバイアスカット織布を得ることができる。
また製織時の織り組織を選ぶことにより、ホットメルト
性樹脂が両面に露われるもののほか、片面に露われるも
のも自在に得ることができる。
【図1】本発明の筒状原反織布およびバイアスカット織
布の一例を模式的に示した説明図である。
布の一例を模式的に示した説明図である。
【図2】本発明の筒状原反織布およびバイアスカット織
布の他の一例を模式的に示した説明図である。
布の他の一例を模式的に示した説明図である。
A…通常の糸、 B…ホットメルト性樹脂による被覆を施した糸
Claims (4)
- 【請求項1】経糸および緯糸を用いて袋織り法により製
織したシームレス筒状織布であって、該筒状織布が、経
糸または/および緯糸の一部にホットメルト性樹脂によ
る被覆を施した糸を用いて製織したものであることを特
徴とするホットメルト接着可能な筒状原反織布。 - 【請求項2】接着縫製用である請求項1記載の筒状原反
織布。 - 【請求項3】請求項1記載の筒状原反織布をバイアスカ
ットしてなるバイアスカット織布。 - 【請求項4】接着縫製用である請求項3記載のバイアス
カット織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240731A JPH0881851A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ホットメルト接着可能な筒状原反織布およびそのバイアスカット織布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240731A JPH0881851A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ホットメルト接着可能な筒状原反織布およびそのバイアスカット織布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881851A true JPH0881851A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17063868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6240731A Withdrawn JPH0881851A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ホットメルト接着可能な筒状原反織布およびそのバイアスカット織布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0881851A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101249975B1 (ko) * | 2012-10-12 | 2013-04-03 | 에코얀주식회사 | 접착력이 우수한 직물의 제조방법 |
| JP2016536480A (ja) * | 2013-08-26 | 2016-11-24 | フェデラル−モーグル・パワートレイン・リミテッド・ラ | ホットメルト固定、端部ほつれ防止層を備える保護織物スリーブおよびその製造方法および適用方法 |
| JP2018538457A (ja) * | 2015-12-18 | 2018-12-27 | フェデラル−モーグル・パワートレイン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Powertrain Llc | 端部がほつれにくい織られた保護テキスタイルスリーブおよびその製造方法 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6240731A patent/JPH0881851A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101249975B1 (ko) * | 2012-10-12 | 2013-04-03 | 에코얀주식회사 | 접착력이 우수한 직물의 제조방법 |
| JP2016536480A (ja) * | 2013-08-26 | 2016-11-24 | フェデラル−モーグル・パワートレイン・リミテッド・ラ | ホットメルト固定、端部ほつれ防止層を備える保護織物スリーブおよびその製造方法および適用方法 |
| US10211612B2 (en) | 2013-08-26 | 2019-02-19 | Federal-Mogul Powertrain Llc | Protective textile sleeve with hot melt fixation, end fray prevention layer and methods of construction and application thereof |
| JP2018538457A (ja) * | 2015-12-18 | 2018-12-27 | フェデラル−モーグル・パワートレイン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Powertrain Llc | 端部がほつれにくい織られた保護テキスタイルスリーブおよびその製造方法 |
| US11268217B2 (en) | 2015-12-18 | 2022-03-08 | Federal-Mogul Powertrain Llc | Wrappable end fray resistant woven protective textile sleeve and method of construction thereof |
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