[go: up one dir, main page]

JPH087437B2 - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

Info

Publication number
JPH087437B2
JPH087437B2 JP63205903A JP20590388A JPH087437B2 JP H087437 B2 JPH087437 B2 JP H087437B2 JP 63205903 A JP63205903 A JP 63205903A JP 20590388 A JP20590388 A JP 20590388A JP H087437 B2 JPH087437 B2 JP H087437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
general formula
alkyl group
bis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63205903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0254268A (ja
Inventor
信行 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63205903A priority Critical patent/JPH087437B2/ja
Publication of JPH0254268A publication Critical patent/JPH0254268A/ja
Publication of JPH087437B2 publication Critical patent/JPH087437B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不飽和単量体と光重合開始剤と有機硼素化合
物とを含み、さらに必要により線状有機高分子重合体を
含む光重合性組成物に関し、特に印刷用原版の作製、プ
リント基板作製用レジストまたはフォトマスク、白黒ま
たはカラーの転写発色用シートや発色シート作製などの
用途に用いることのできる高感度な光重合性組成物に関
するものである。
〔従来の技術〕
重合可能なエチレン性不飽和化合物と、光重合開始剤
と、更に必要に応じて適当な皮膜形成能を有する線状有
機高分子重合体、熱重合防止剤等を混和させたものを感
光性組成物として写真的手法によって画像複製を行なう
方法は現在広く知られるところである。すなわち特公昭
35−5093号公報、特公昭35−8495号公報等に記載される
様に該感光性組成物は活性光線の照射により光重合を起
し、不溶化する。従って、感光性組成物を適当な皮膜と
なし、所望の画像の陰画を通して活性光線の照射を行
い、適当な溶媒により未感光部のみを除去する(以下単
に現像とよぶ。)ことにより所望の光重合画像を形成さ
せることができる。このタイプの感光性組成物は印刷
板、プルーフ、ドライレジスト、塗料、UVインキ、転写
記録材料やマイクロレジスト等の感光剤として極めて有
用である。
従来より、重合可能なエチレン性不飽和化合物の光重
合開始剤として、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインエ
チルエーテル、ミヒラーケトン、アンスラキノン、アク
リジン、フェナジン、ベンゾフェノン、2−エチルアン
スラキノン等が代表的なものとして知られている。しか
しながらこれらの開始剤は、実用上必ずしも充分な光重
合開始能力を示さず、光照射による画像形成には多くの
時間を要した。この欠点を改良するために通常ラジカル
発生剤に光吸収剤を組み合せることが提案されている。
たとえば本発明の一般式(I)で表わされるS−トリア
ジン化合物のトリクロロメチル化合物に、特公昭59−28
328号公報に示される芳香族チアゾール化合物、特開昭5
4−151024号公報に示されるメロシアニン色素、特開昭5
8−40302号公報に示される芳香族チオピリリウム塩や芳
香族ピリリウム塩、その他9−フェニルアクリジン、 (式中、Rはアルキル基である。) 等の光吸収剤を組み合せ、更にはこれらの組み合せにN
−フェニルグリシン、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、N′,N′−ジメチルアミノ安息香酸エチル等の水素
供与体等を組み合せることによって、優れた光重合開始
能力を示すことが知られている。しかしこれらのラジカ
ル発生剤と光吸収剤との組み合せでは実用系で用いた場
合必ずしも感度的には満足するものではなく、長時間の
露光を必要としたりあるいは強力な光源を必要とした。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明は、より高感度な印刷用原版、プリント
基板作製用レジストまたはフォトマスク、白黒またはカ
ラーの転写発色用シートや発色シートに用いる感光性マ
イクロカプセルに有用な光重合性組成物を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記のような技術の現状に鑑み、鋭意
研究の結果、光重合性組成物において、光重合開始剤と
してトリアジン系化合物、有機硼素化合物および光によ
ってそれ自体で重合を開始する能力を有している特定の
増感剤の3者を組み合せることによって、より優れた光
重合開始能力を示すことができるという知見を得、これ
に基づき、本発明をなすに至った。
すなわち本発明は、活性光線により光重合が可能な少
なくとも1個のエチレン性不飽和基をもつ単量体と光重
合開始剤と、必要とするならば線状有機高分子重合体と
を含む光重合性組成物において、光重合開始剤として (a)少なくとも1種の下記一般式(I): (Xはハロゲン原子を表わす。Yは‐CX3、‐NH2、‐
NHR′、‐NR2′又は‐OR′を表わす。ここでR′はアル
キル基又はアリール基を表わす。またRはアルキル基、
アリール基、‐CX3基又はCH=CHnR″を表わす。こ
こでR″はアリール基又は複素環基を、nは1〜3の整
数を表わす。) (b)少なくとも1種の下記一般式(II): (R1、R2、R3およびR4は同じでも異っていてもよく、
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール
基、アルケニル基、アリサイクリック基、アリル基又は
複素環基を表わし、R1、R2、R3およびR4はその2個以上
の基が結合している環状構造であってもよい。ただし、
R1、R2、R3およびR4のうち少なくとも1つは、アルキル
基である。X はアルカリ金属又は で示される第四アンモニウムを表わす。ここでR5、R6
R7およびR8は同じでも異っていてもよく水素、アルキル
基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アル
ケニル基、アルキニル基、アリサイクリック基又はアリ
ル基を表わす。)、および (c)少なくとも1種のビス(ジアルキルアミノ)ベン
ゾフェノン又は下記一般式(III): (Zは窒素を含む5員環の複素環核を形成するのに必
要な非金属原子群を表わし、該複素環はS、Se又はOの
いずれかを異項原子として含有し、かつ縮合環となって
いる。R9はアルキル基を表わす。R10はアルキル基、ア
リール基またはチェニル基を表わす。R11は水素又は を表わす。)の組み合せを用いることを特徴とする光重
合性組成物である。
本発明に使用される「活性光線により光重合が可能な
少なくとも1個のエチレン性不飽和基を有する単量体」
は、常圧で沸点100℃以上の、少なくとも1分子中に1
個、より好ましくは2個以上の付加重合可能なエチレン
性不飽和基を有する分子量10,000以下のモノマー又はオ
リゴマーである。このようなモノマー又はオリゴマーと
しては、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の単官
能のアクリレートやメタクリレート;ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリ
(アクリロイロキシエチル)イソシアヌレート、グリセ
リンやトリメチロールエタン等の多価アルコールにエチ
レンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加させた後
(メタ)アクリレート化したもの、特公昭48−41708
号、特公昭50−6037号、特開昭51−37193号各公報に記
載されているようなウレタンアクリレート類、特開昭48
−64183号、特公昭49−43191号、特公昭52−30490号各
公報に記載されているポリエステルアクリレート類、エ
ポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させたエポキシ
アクリレート類等の多官能のアクリレートやメタクリレ
ートをあげることができる。さらに日本接着協会誌Vol.
20、No.7、300〜308ページに光硬化性モノマー及びオリ
ゴマーとして紹介されているものも使用することができ
る。
本発明で用いる一般式(I) で表わされる化合物としては、2,4,6−トリ(トリクロ
ルメチル)−S−トリアジン、2−(p−アセチルフェ
ニル)−4,6−ビス(トリクロルメチル)−S−トリア
ジン、2−メチル−4,6−ビス(トリクロルメチル)−
S−トリアジン、 や若林ら著、Bull.Chem.Soc.Japan,42、2924(1969)記
載の化合物、たとえば、2−フェニル−4,6−ビス(ト
リクロルメチル)−S−トリアジン、2−(p−クロル
フェニル)−4,6−ビス(トリクロルメチル)−S−ト
リアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロ
ルメチル)−S−トリアジン、2−(p−メトキシフェ
ニル)−4,6−ビス(トリクロルメチル)−S−トリア
ジン、2−(2′,4′−ジクロルフェニル)−4,6−ビ
ス(トリクロルメチル)−S−トリアジン等が挙げられ
る。その他、英国特許1388492号明細書記載の化合物、
たとえば2−スチリル−4,6−ビス(トリクロルメチ
ル)−S−トリアジン、2−(p−メチルスチリル)−
4,6−ビス(トリクロルメチル)−S−トリアジン、2
−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロル
メチル)−S−トリアジン等、特開昭53−133428号公報
記載の化合物、たとえば、2−(4−メトキシ−ナフト
−1−イル)−4,6−ビス−トリクロルメチル−S−ト
リアジン、2−(4−エトキシ−ナフト−1−イル)−
4,6−ビス−トリクロルメチル−S−トリアジン、2−
〔4−(2−エトキシエチル)−ナフト−1−イル〕−
4,6−ビス−トリクロルメチル−S−トリアジン、2−
(4,7−ジメトキシ−ナフト−1−イル〕−4,6−ビス−
トリクロルメチル−S−トリアジン、2−(アセナフト
−5−イル)−4,6−ビス−トリクロルメチル−S−ト
リアジン等、特公昭59−1281号公報記載の化合物、たと
えば 独国特許3337024号明細書記載の化合物たとえば、 特開昭62−58241号公報記載の化合物、たとえば 等や、 特開昭63−153542号公報記載の化合物、たとえば 等をあげることが出来る。
本発明で用いられる一般式(II) で表わされる化合物としては、式中のR1〜R4が炭素数1
〜18のものが好ましい。特に好ましいものは炭素数1〜
6のアルキル基、フェニル基、置換フェニル基及びベン
ジル基である。X はアルカリ金属又は で、特にR5〜R8としては炭素数1〜6のアルキル基が好
ましい。
一般式(II)で表わされる具体的な化合物としては (e)(nC4H9)4B-N+(nC4H9)4 等をあげることが出来る。
本発明で用いられるビス(ジアルキルアミノ)ベンゾ
フェノンとしては4,4′−ビス(ジメチルアミノ)ベン
ゾフェノン、4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフ
ェノン、4,4′−ビス(ジプロピルアミノ)ベンゾフェ
ノン等をあげることが出来る。
本発明で用いられる一般式(III) で表わされる化合物としては、R9がアルキル基(たとえ
ばメチル基、エチル基、プロピル基など)又は置換アル
キル基(たとえば2−ヒドロキシエチル基、2−メトキ
シエチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチ
ル基、3−カルボキシプロピル基、2−スルホエチル
基、3−スルホプロピル基、2−カルボメトキシエチル
基、ベンジル基、フェネチル基、P−スルホフェネチル
基、P−カルボキシフェネチル基、ビニルメチル基な
ど)、R10がアルキル基(例えばメチル基、エチル基、
プロピル基など)またはアリール基(例えばフェニル
基、P−ヒドロキシフェニル基、P−メトキシフェニル
基、P−クロロフェニル基、ナフチル基など)もしくは
チェニル基、Zが通常シアニン色素で用いられる窒素を
含む5員環の複素環核を形成するのに必要な非金属原子
群を表わし、該複素環はS、SeもしくはOのいずれかを
異項原子として含有し、かつ縮合環となっているもの、
たとえばベンゾチアゾール類(ベンゾチアゾール、5−
クロロベンゾチアゾール、6−クロロベンゾチアゾー
ル、4−メチルベンゾチアゾール、6−メチルベンゾチ
アゾール、5−フェニルベンゾチアゾール、6−メトキ
シベンゾチアゾール、4−エトキシベンゾチアゾール、
5−メトキシベンゾチアゾール、5−ヒドロキシベンゾ
チアゾール、5,6−ジメチルベンゾチアゾール、5,6−ジ
メトキシベンゾチアゾールなど)、ナフトチアゾール類
(α−ナフトチアゾール、β−ナフトチアゾールな
ど)、ベンゾセレナゾール類(ベンゾセレナゾール)、
5−クロロベンゾセレナゾール、6−メチルベンゾセレ
ナゾール、6−メトキシベンゾセレナゾールなど)、ナ
フトセレナゾール類(α−ナフトセレナゾール、β−ナ
フトセレナゾールなど)、ベンゾオキサゾール類(ベン
ゾオキサゾール、5−メチルベンゾオキサゾール、5−
フェニルベンゾオキサゾール、6−メトキシベンゾオキ
サゾールなど)、ナフトオキサゾール類(α−ナフトオ
キサゾール、β−ナフトオキサゾールなど)であるもの
をあげることが出来る。
これらの光重合開始剤の使用濃度は通常わずかなもの
であり、不適当に多い場合には有効光線の遮蔽等好まし
くない結果を生じる。本発明における光重合開始剤の組
み合せの合計量は光重合可能なエチレン性不飽和化合物
と必要とするなら線状有機高分子重合体との合計に対し
て0.01重量%から20重量%の範囲で充分であり、更に好
ましくは1重量%から10重量%で良好なる結果を得る。
また前記の一般式(I)の化合物、一般式(II)の化合
物とビス(ジアルキルアミノ)ベンゾフェノンは一般式
(III)の化合物の全光重合開始剤に対する割合は、そ
れぞれ60〜10重量%、10〜60重量%および30〜70重量%
であることが望ましい。
更に本発明で用いる光重合開始剤に必要に応じてN−
フェニルグリシン、2−メルカプトベンゾチアゾール、
N,N−ジアルキル安息香酸アルキルエステル等の水素供
与性化合物を与えることによって更に光重合開始能力を
高めることができる。
本発明において必要に応じて添加する「線状有機高分
子重合体」としては当然光重合可能なエチレン性不飽和
化合物と相溶性を有しているものを選択しなければなら
ない。光重合可能なエチレン性不飽和化合物と相溶性の
ある線状有機高分子重合体である限り、どれを使用して
も構わないが、望ましくは水現像あるいは弱アルカリ水
現像を可能とする様な線状有機高分子重合体を選択すべ
きである。線状有機高分子重合体は、該組成物の皮膜形
成剤としてだけではなく、水、弱アルカリ水あるいは有
機溶剤等、使用される現像剤に応じて使用される。たと
えば水可溶性有機高分子重合体を用いると水現像が可能
となる。この様な線状有機高分子重合体としては、側鎖
にカルボン酸を有する付加重合体、たとえばメタクリル
酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共重合
体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分エ
ステル化マレイン酸共重合体等があり、また同様に側鎖
にカルボン酸を有する酸性セルロース誘導体がある。こ
の他水酸基を有する付加重合体に環状酸無水物を付加さ
せたもの等が有用である。この他に水溶性線状有機高分
子重合体としてポリビニルピロリドンやポリエチレンオ
キサイド等が有用である。また硬化皮膜の強度をあげる
ためにアルコール可溶性ナイロンや2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパンとエピクロロヒドリン
のポリエーテル等も有用である。これらの線状有機高分
子重合体は全組成中に任意な量、例えば光重合可能なエ
チレン性不飽和基を有する単量体100重量部当り、100〜
900重量部の割合で混和させることができるが、90重量
%を超えることは形成される画像強度等の点で好ましい
結果を与えない。
さらに本発明においては以上の基本成分の他に光重合
性組成物の製造中あるいは保存中において重合可能なエ
チレン性不飽和化合物の不要な熱重合を阻止するために
少量の熱重合防止剤を添加することが望ましい。適当な
熱重合防止剤としてはハイドロキノン、p−メトキシフ
ェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロ
ール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4′−
チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)、2−メルカプトベンゾイミダゾール、N−
ニトロソフェニルヒドロキシアミン第一セリウム塩等が
あげられる。また、場合によっては、硬化皮膜の物性を
改良する目的で無機充てん剤を加えてもよい。
本発明の光重合製組成物は、例えば、2−メトキシエ
タノール、2−メトキシエチルアセテート、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、3−メトキシプロパノ
ール、3−メトキシプロイルアセテート、メチルエチル
ケトン、エチレンジクロライドなどの適当な溶剤の単独
またはこれらを適当に組合せた混合溶媒に溶解して支持
体上に塗設することができる。その被覆量は乾燥後の重
量で約0.1g/m2〜約10g/m2の範囲が適当であり、より好
ましくは0.5〜5g/m2である。
さらにまた、本発明の光重合性組成物は、所期の目的
を達成するための公知の他の添加剤(例えば、焼出し剤
等)を含み得る。
上記支持体としては、寸度的に安定な板状物が用いら
れる。このような寸度的に安定な板状物としては、従来
印刷版の支持体として使用されたものが含まれ、それら
を好適に使用することができる。かかる支持体として
は、紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンなど)がラミネートされた紙、例
えばアルミニウム(アルミニウム合金も含む。)、亜
鉛、銅などのような金属の板、例えば二酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸
セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルア
セタールなどのようなプラスチックのフィルム、上記の
如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプ
ラスチックフィルムなどが含まれる。これらの支持体の
うち、アルミニウム板は寸度的に著しく安定であり、し
かも安価であるので特に好ましい。更に、特公昭48−18
327号公報に記されているようなポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にアルミニウムシートが結合された複
合体シートも好ましい。
また金属、特にアルミニウムの表面を有する支持体の
場合には、砂目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウ
ム酸カリウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるい
は陽極酸化処理などの表面処理がなされていることが好
ましい。また、米国特許第2,714,066号明細書に記載さ
れている如く、砂目立てしたのちに珪酸ナトリウム水溶
液に浸漬処理されたアルミニウム板、特公昭47−5125号
公報に記載されているようにアルミニウム板を陽極酸化
処理したのちに、アルカリ金属珪酸塩の水溶液に浸漬処
理したものも好適に使用される。上記陽極酸化処理は、
例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸等の無機酸、若し
くは蓚酸、スルファミン酸等の有機酸またはこれらの塩
の水溶液又は非水溶液の単独又は二種以上を組み合わせ
た電解液中でアルミニウム板を陽極として電流を流すこ
とにより実施される。
また、米国特許第3,658,662号明細書に記載されてい
るようなシリケート電着も有効である。
更に特公昭46−27481号公報、特開昭52−58602号公
報、特開昭52−30503号公報に開示されているような電
解グレインを施した支持体と、上記陽極酸化処理及び珪
酸ソーダ処理を組合せた表面処理も有用である。
更には、特開昭56−28893号公報に開示されているよ
うな、ブラシグレイン、電解グレイン、陽極酸化処理さ
らに珪酸ソーダ処理を順に行ったものも好適である。
更にこれらの処理を行った後に、水溶性の樹脂、たと
えばポリビニルフォスホン酸、スルホン酸基を側鎖に有
する重合体及び共重合体、ポリアクリル酸等を下塗りし
たものも好適である。
これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性とする
ために施されるものであるが、その上に設けられる光重
合性組成物と支持体との間の有害な反応を防ぐため、更
には感光層の密着性の向上等のために施されるものでも
ある。
支持体上に設けられた光重合性組成物の層の上には、
空気中の酸素による重合禁止作用を完全に防止するた
め、例えばポリビニルアルコール、特にケン化度99%以
上のポリビニルアルコール、酸性セルロース類などのよ
うな酸素遮断性に優れたポリマーよりなる保護層を設け
てもよい。この様な保護層の塗布方法については、例え
ば米国特許第3,458,311号、特公昭55−49729号公報に詳
しく記載されている。
本発明の光重合性組成物を支持体上に設けた感光性プ
レートをメタルハライドランプ、高圧水銀灯などのよう
な紫外線に富んだ光源を用いた画像露光し、現像液で処
理して感光層の未露光部を除去し、最後にガム液を塗布
することにより印刷板が得られる。上記現像液として好
ましいものは、ベンジルアルコール、2−フェノキシエ
タノール、2−ブトキシエタノールのような有機溶媒を
少量含むアルカリ水溶液であり、例えば米国特許第3,47
5,171号及び同3,615,480号に記載されているものを挙げ
ることができる。
更に、特開昭50−26601号、特公昭56−39464号、同56
−42860号の各公報に記載されている現像液も上記感光
性プレートの現像液として優れている。
以下実施例をもって本発明を説明するが本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1 厚さ0.30mmもアルミニウム板をナイロンブラシと400
メッシュのパミストンの水懸濁液とを用いその表面を砂
目立てした後、よく水で洗浄した。10%水酸化ナトリウ
ムに70℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水
洗後20%HNO3で中和洗浄し、次いで水洗した。これをVA
=12.7Vの条件下で正弦波の交番波形電流を用いて1%
硝酸水溶液中で160クーロン/dm2の陽極時電気量で電解
粗面化処理を行った、その表面粗さを測定したところ、
0.6μ(Ra表示)であった。ひきつづいて30%のH2SO4
溶液中に浸漬し50℃で2分間デスマットした後、20%H2
SO4水溶液中、電流密度2A/dm2において厚さが2.7g/m2
なるように2分間陽極酸化処理した。
このように処理されたアルミニウム板上に、下記組成
の光重合性組成物からなる感光液を乾燥塗布重量が1.5g
/m2となるように塗布し、100℃で2分間乾燥させ感光性
プレートを得た。
トリメチロールプロパントリ(アクリロイルオキシプロ
ピル)エーテル 2.0g アリルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合
モル比80/20) 2.0g 光重合開始剤 Xg 銅フタロシアニン顔料 0.2g フッ素系ノニオン界面活性剤 0.03g 〔3M社製、フルオラッドFC-430(商品名)〕 メチルエチルケトン 20g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート20
g この感光層上にポリビニルアルコール(ケン化度86.5
〜89モル%、重合度1,000)の3重量%の水溶液を乾燥
塗布重量が2g/m2となるように塗布し、100℃/2分間乾燥
させた。
このようにして得られた感光性平版印刷版上に富士写
真フィルム(株)製の富士PSステップガイド(ΔD=0.
15で不連続に透過濃度が変化するグレースケール)を密
着させ、その上に380nm以下の光をカットするフィルタ
ーフィルムを置いて、その上から露光した。光源は100W
の高圧水銀灯で、フィルターを通過した後での版面での
光強度は0.01mW/cm2であった。感度としてはプレートを
現像した後グレースケールの6段目が残存している時の
露光量を、実用感度として表示した。
現像は、下記の現像液に25℃、1分間浸漬して行っ
た。
光重合開始剤の組み合せを変えたときの感度の結果を
表1に示す 表1に示すように、光重合開始剤とし、単独で、用い
た場合や2つの組合せで用いた場合に比較して、本発明
の3つの組み合せで用いることによって感度はは3倍以
上高くなることが判明した。
実施例2〜7 実施例1の開始剤の代りに他の開始剤を用いたときの
感度の結果を表2に示す。その他は実施例1と同様にし
て行った。
表2のごとく3種の光重合開始剤を組み合せることに
よって高感度になることが判明した。
〔発明の効果〕
本発明の光重合性組成物は極めて高感度である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性光線により光重合が可能な少なくとも
    1個のエチレン性不飽和基をもつ単量体と光重合開始剤
    とを含む光重合性組成物において、光重合開始剤として (a)少なくとも1種の下記一般式(I)の化合物: (Xはハロゲン原子を表わす。Yは‐CX3、‐NH2、‐NH
    R′、‐NR2′又は‐OR′を表わす。ここでR′はアルキ
    ル基又はアリール基を表わす。またRはアルキル基、ア
    リール基、‐CX3基又はCH=CHnR″を表わす。ここ
    でR″はアリール基又は複素環基を、nは1〜3の整数
    を表わす。) (b)少なくとも1種の下記の一般式(II)の化合物: (R1、R2、R3およびR4は同じでも異っていてもよく、ア
    ルキル基、フェニル基、置換フェニル基又はベンジル基
    を表す。ただし、R1、R2、R3およびR4のうち少なくとも
    1つは、アルキル基である。 X はアルカリ金属又は で示される第四アンモニウムを表わす。ここでR5、R6
    R7およびR8は同じでも異なっていてもよく、水素、アル
    キル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリサイクリック基又は
    アリル基を表わす。)、および (c)少なくとも1種のビス(ジアルキルアミノ)ベン
    ゾフェノン又は下記一般式(III)の化合物: (Zは窒素を含む5員環の複素環核を形成するのに必要
    な非金属原子群を表わし、該複素環はS、Se又はOのい
    ずれかを異項原子として含有し、かつ縮合環となってい
    る。R9はアルキル基を表わす。R10はアルキル基、アリ
    ール基またはチエニル基を表わす。R11は水素又は を表わす。)の組み合せを用いることを特徴とする光重
    合性組成物。
  2. 【請求項2】さらに線状有機高分子重合体を含む請求項
    1記載の光重合性組成物。
JP63205903A 1988-08-19 1988-08-19 光重合性組成物 Expired - Lifetime JPH087437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63205903A JPH087437B2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 光重合性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63205903A JPH087437B2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 光重合性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0254268A JPH0254268A (ja) 1990-02-23
JPH087437B2 true JPH087437B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=16514658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63205903A Expired - Lifetime JPH087437B2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 光重合性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH087437B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5153100A (en) * 1990-08-27 1992-10-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Borate coinitiators for photopolymerizable compositions
JP2747751B2 (ja) * 1991-03-15 1998-05-06 富士写真フイルム株式会社 ビストリハロメチル−s−トリアジン化合物、光重合開始剤、及び光重合性化合物
WO2005118556A1 (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Astellas Pharma Inc. プロパン-1,3-ジオン誘導体又はその塩
SI1864976T1 (sl) 2005-03-31 2012-12-31 Astellas Pharma Inc. Propan-1,3-dionski derivat ali njegova sol

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026125B2 (ja) * 1977-07-05 1985-06-21 東レ株式会社 光増感剤
JPS6076507A (ja) * 1983-09-01 1985-05-01 Agency Of Ind Science & Technol 光不溶性樹脂組成物
JPS6076740A (ja) * 1983-10-04 1985-05-01 Agency Of Ind Science & Technol 可視光感光性樹脂組成物
JPS6281403A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Nippon Oil & Fats Co Ltd 光重合開始剤組成物
CA1284740C (en) * 1985-11-20 1991-06-11 Peter Gottschalk Photosensitive materials containing ionic dye compounds as initiators
US4772541A (en) * 1985-11-20 1988-09-20 The Mead Corporation Photohardenable compositions containing a dye borate complex and photosensitive materials employing the same
JPS6413142A (en) * 1987-07-06 1989-01-18 Fuji Photo Film Co Ltd Photopolymerizable composition
JPH0774906B2 (ja) * 1987-07-31 1995-08-09 富士写真フイルム株式会社 光重合性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0254268A (ja) 1990-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3112771B2 (ja) 光重合性組成物
JP2764769B2 (ja) 光重合性組成物
US4950581A (en) Photopolymerizable composition
US4239850A (en) Photopolymerizable composition
JPH07120036B2 (ja) 光重合性組成物
JPH05142772A (ja) 光重合性組成物
US4971891A (en) Photopolymerizable compositions containing organoboron compounds and pyrylium or thiopyrylium dyes
JPH01229003A (ja) 光重合性組成物
JPH0854735A (ja) 光重合性組成物
JPS63258903A (ja) 光重合性組成物
JPS63178105A (ja) 光重合性組成物
JPH01138204A (ja) 光重合性組成物
JP2547613B2 (ja) 光重合性組成物
US4774163A (en) Photopolymerizable composition including an unsaturated monomer, a photopolymerization initator and a carbozole compound
JPH08305019A (ja) 光重合性組成物
US5250385A (en) Photopolymerizable composition
JPH087437B2 (ja) 光重合性組成物
US5346805A (en) Photopolymerizable composition
JPS6332541A (ja) 光重合性組成物
JPH0774906B2 (ja) 光重合性組成物
JPH08101498A (ja) 感光性平版印刷版
JPS63168403A (ja) 光重合性組成物
JPH09230594A (ja) 光重合性組成物
JP2835728B2 (ja) 感光性平版印刷版
JPS6261045A (ja) 光重合性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 13