JPH08304985A - 写真材料の処理 - Google Patents
写真材料の処理Info
- Publication number
- JPH08304985A JPH08304985A JP8112421A JP11242196A JPH08304985A JP H08304985 A JPH08304985 A JP H08304985A JP 8112421 A JP8112421 A JP 8112421A JP 11242196 A JP11242196 A JP 11242196A JP H08304985 A JPH08304985 A JP H08304985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- solution
- tank
- stage
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 81
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 59
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 12
- 206010001497 Agitation Diseases 0.000 description 22
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 20
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 17
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 17
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 9
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 8
- -1 halide ion Chemical class 0.000 description 6
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000004061 bleaching Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- USFZMSVCRYTOJT-UHFFFAOYSA-N Ammonium acetate Chemical compound N.CC(O)=O USFZMSVCRYTOJT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005695 Ammonium acetate Substances 0.000 description 1
- PQUCIEFHOVEZAU-UHFFFAOYSA-N Diammonium sulfite Chemical compound [NH4+].[NH4+].[O-]S([O-])=O PQUCIEFHOVEZAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229940043376 ammonium acetate Drugs 0.000 description 1
- 235000019257 ammonium acetate Nutrition 0.000 description 1
- XYXNTHIYBIDHGM-UHFFFAOYSA-N ammonium thiosulfate Chemical compound [NH4+].[NH4+].[O-]S([O-])(=O)=S XYXNTHIYBIDHGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000008367 deionised water Substances 0.000 description 1
- 229910021641 deionized water Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/02—Details of liquid circulation
- G03D3/04—Liquid agitators
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/02—Details of liquid circulation
- G03D3/06—Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D2203/00—Liquid processing apparatus involving immersion; washing apparatus involving immersion
- G03D2203/02—Details of liquid circulation
- G03D2203/06—Liquid supply
- G03D2203/0608—Replenishment or recovery apparatus
- G03D2203/0683—Recovery or re-use of the processing liquid
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 材料表面を横切る所定の溶液流量について、
材料の感光性表面内へのまたは該表面からの物質移動を
向上させる方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つの処理段階は、その内部
を通って延びる処理経路を有する処理タンクおよび該処
理タンクに接続される外部濾過システムを有してなり、
濾過システムは処理タンク内に設けられた出口ポートと
入口ポートとの間を接続しており、処理タンク内の処理
経路の後半の部分に入口ポートが位置する。
材料の感光性表面内へのまたは該表面からの物質移動を
向上させる方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つの処理段階は、その内部
を通って延びる処理経路を有する処理タンクおよび該処
理タンクに接続される外部濾過システムを有してなり、
濾過システムは処理タンク内に設けられた出口ポートと
入口ポートとの間を接続しており、処理タンク内の処理
経路の後半の部分に入口ポートが位置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真材料(photogr
aphic material)の処理に関するものであり、処理溶液
の向上したアジテーション(かき混ぜ(agitation))によ
って処理の速度(割合)を増やす方法に特に関する。
aphic material)の処理に関するものであり、処理溶液
の向上したアジテーション(かき混ぜ(agitation))によ
って処理の速度(割合)を増やす方法に特に関する。
【0002】
【従来の技術】写真材料の処理に用いられる処理タンク
においては、タンク全体の温度および化学薬品濃度の均
一性を確保するために、再循環(recirculation)システ
ムが主として用いられる。再循環は、処理される材料の
感光性表面(photosensitive surface)に外部溶液の流
れを供給することによって、感光性表面へのおよび該表
面からの両方の化学薬品成分の物質移動もある程度増大
させる。
においては、タンク全体の温度および化学薬品濃度の均
一性を確保するために、再循環(recirculation)システ
ムが主として用いられる。再循環は、処理される材料の
感光性表面(photosensitive surface)に外部溶液の流
れを供給することによって、感光性表面へのおよび該表
面からの両方の化学薬品成分の物質移動もある程度増大
させる。
【0003】一般に、写真処理装置(photographic pro
cessor)の再循環システムは、処理タンク内のある部位
から出口オリフィスを通して溶液を回収し、同じタンク
のもう1つの部位に供給オリフィスを通してポンプによ
りそれを戻すことによって操作される。ある種のタンク
では、出口オリフィスが材料を幅方向に横切る一連の開
口部(aperture)を有してなることもある。別のアレン
ジメントでは、材料の横方向において均一性を得るた
め、ある種のスプレダー・バー(spreader bar)を意図す
る単一のパイプであってもよい。
cessor)の再循環システムは、処理タンク内のある部位
から出口オリフィスを通して溶液を回収し、同じタンク
のもう1つの部位に供給オリフィスを通してポンプによ
りそれを戻すことによって操作される。ある種のタンク
では、出口オリフィスが材料を幅方向に横切る一連の開
口部(aperture)を有してなることもある。別のアレン
ジメントでは、材料の横方向において均一性を得るた
め、ある種のスプレダー・バー(spreader bar)を意図す
る単一のパイプであってもよい。
【0004】もっとも、常にそうである訳ではなく、処
理溶液の全体が十分に混合されているならば、材料の感
光性表面から離れているタンクのある部分が、他の部分
よりも速く平衡に達することは、一般的にあまり重要で
はない。再循環システムの有効性は、処理タンクの異な
る部分における溶液温度の均一性を調べることによって
測定することができる。温度および化学薬品濃度プロフ
ァイルは拡散の同じ法則に従うので、簡単で正確な測定
として、再循環が十分であるか否かは溶液温度によって
示される。しかしながら、処理される材料の感光性表面
における再循環システムの有効性を測定することは非常
に困難である。
理溶液の全体が十分に混合されているならば、材料の感
光性表面から離れているタンクのある部分が、他の部分
よりも速く平衡に達することは、一般的にあまり重要で
はない。再循環システムの有効性は、処理タンクの異な
る部分における溶液温度の均一性を調べることによって
測定することができる。温度および化学薬品濃度プロフ
ァイルは拡散の同じ法則に従うので、簡単で正確な測定
として、再循環が十分であるか否かは溶液温度によって
示される。しかしながら、処理される材料の感光性表面
における再循環システムの有効性を測定することは非常
に困難である。
【0005】写真材料の処理の間に達成される結果を向
上するために、処理溶液をアジテーションすることが知
られている。感光性表面を有する物質を処理する間、感
光性表面に隣接して境界層(boundary layer)が形成さ
れる。この境界層では、新たな処理用の化学薬品が消費
され、材料の処理の間に起こる化学反応の間に生成する
反応副生物が過剰になる。例えば、現像液段階(develo
per stage)では、処理溶液中の現像主薬(developingag
ent)の濃度は、境界層、即ち、感光性表面の極めて近
くにおいて、溶液の残りの部分におけるその現像主薬の
濃度と比較すると、枯渇している。また、ハロゲン化物
イオン濃度は、現像反応の間の材料内部でのそれらの放
出およびそれに続く材料からの拡散によって増大する。
上するために、処理溶液をアジテーションすることが知
られている。感光性表面を有する物質を処理する間、感
光性表面に隣接して境界層(boundary layer)が形成さ
れる。この境界層では、新たな処理用の化学薬品が消費
され、材料の処理の間に起こる化学反応の間に生成する
反応副生物が過剰になる。例えば、現像液段階(develo
per stage)では、処理溶液中の現像主薬(developingag
ent)の濃度は、境界層、即ち、感光性表面の極めて近
くにおいて、溶液の残りの部分におけるその現像主薬の
濃度と比較すると、枯渇している。また、ハロゲン化物
イオン濃度は、現像反応の間の材料内部でのそれらの放
出およびそれに続く材料からの拡散によって増大する。
【0006】境界層が大きく現像主薬を消耗した場合、
現像処理は、特に短いプロセスサイクルの場合に、問題
となる。同様に、ハロゲン化物イオンの生成が過剰な程
度に達する場合、感光性表面から出るハロゲン化物イオ
ンの更なる拡散が大きく低下し、状況によっては、現像
を阻害する場合もある。
現像処理は、特に短いプロセスサイクルの場合に、問題
となる。同様に、ハロゲン化物イオンの生成が過剰な程
度に達する場合、感光性表面から出るハロゲン化物イオ
ンの更なる拡散が大きく低下し、状況によっては、現像
を阻害する場合もある。
【0007】従って、境界層を可能な限り薄く保持し
て、処理される材料の感光性表面へのまたは該表面から
の物質移動を促進するために、アジテーションシステム
が用いられる。機能が処理タンク内全体の均一性を提供
することである再循環システムとは異なって、アジテー
ションシステムは、写真材料の表面で作用しなければな
らず、それで感光性表面から拡散して出る生成した副生
物を除去すると共に、そこに新たな処理化学的作用をも
たらす。更に、アジテーションシステムは、処理される
材料の幅方向にわたって均一な作用を提供するように、
処理装置(processor)の中を通過する写真材料の移送方
向に対して一般に横断する方向に処理される材料の表面
を横切って作用するようにする。
て、処理される材料の感光性表面へのまたは該表面から
の物質移動を促進するために、アジテーションシステム
が用いられる。機能が処理タンク内全体の均一性を提供
することである再循環システムとは異なって、アジテー
ションシステムは、写真材料の表面で作用しなければな
らず、それで感光性表面から拡散して出る生成した副生
物を除去すると共に、そこに新たな処理化学的作用をも
たらす。更に、アジテーションシステムは、処理される
材料の幅方向にわたって均一な作用を提供するように、
処理装置(processor)の中を通過する写真材料の移送方
向に対して一般に横断する方向に処理される材料の表面
を横切って作用するようにする。
【0008】アジテーションは、化学的境界層を除去す
る物理的手段、例えば、ローラまたはワイパーによっ
て、および流れ技術(flow technique)、例えば、ジェ
ット、スプレー、溶液流れなどによって、ならびに液体
の中で写真材料を単に動かすことによってのいずれによ
っても供給することができる。再循環システムによって
形成される写真材料を横切る液体の動きによっても同様
に多少のアジテーションが提供されることは明らかであ
る。
る物理的手段、例えば、ローラまたはワイパーによっ
て、および流れ技術(flow technique)、例えば、ジェ
ット、スプレー、溶液流れなどによって、ならびに液体
の中で写真材料を単に動かすことによってのいずれによ
っても供給することができる。再循環システムによって
形成される写真材料を横切る液体の動きによっても同様
に多少のアジテーションが提供されることは明らかであ
る。
【0009】処理溶液のアジテーションは、処理される
材料が沿って移送される処理経路(processing path)に
処理溶液を供給(注入)するジェットを使用することに
よって達成することができる。処理経路は、処理タンク
内に設けられてもよいし、平行な複数のプレートによっ
て規定されていてもよく、そこに開口部(aperture)ま
たはオリフィスが形成されており、その中を通って処理
溶液は処理経路内に供給される。
材料が沿って移送される処理経路(processing path)に
処理溶液を供給(注入)するジェットを使用することに
よって達成することができる。処理経路は、処理タンク
内に設けられてもよいし、平行な複数のプレートによっ
て規定されていてもよく、そこに開口部(aperture)ま
たはオリフィスが形成されており、その中を通って処理
溶液は処理経路内に供給される。
【0010】米国特許(US−A)第3,192,846
号および同第3,774,521号はいずれも、アジテー
ションを提供するためにジェットを使用することを開示
している。米国特許(US−A)第3,192,846で
は、処理される材料に流体層を供給するためにもジェッ
トが用いられており、該流体層は処理中に生じる損傷を
防止するための液体ベアリング(bearing)として機能す
る。他の種類の液体ベアリングおよび液体サスペンショ
ン(suspension)は、米国特許(US−A)第4,98
9,028号および同第5,239,327号に記載され
ている。
号および同第3,774,521号はいずれも、アジテー
ションを提供するためにジェットを使用することを開示
している。米国特許(US−A)第3,192,846で
は、処理される材料に流体層を供給するためにもジェッ
トが用いられており、該流体層は処理中に生じる損傷を
防止するための液体ベアリング(bearing)として機能す
る。他の種類の液体ベアリングおよび液体サスペンショ
ン(suspension)は、米国特許(US−A)第4,98
9,028号および同第5,239,327号に記載され
ている。
【0011】ジェットは、米国特許(US−A)第4,
359,279号、同第3,688,677号、同第3,6
10,131号、同第3,344,729号および同第3,
516,345号に記載されているアレンジメントにも
用いられている。処理タンクの中を通して材料を移送す
るためにジェットを利用することも知られている。欧州
特許(EP−A)第0 558 557号はそのようなア
レンジメントを開示している。処理される材料は、高速
ジェットによりタンクに向けて供給される処理溶液によ
って、狭く長い処理タンクの中を通って移送される。ジ
ェットは2つの機能、即ち、タンクの中を通って材料を
駆動(drive)させる機能と、同時にタンクに処理溶液を
供給する機能とを有する。
359,279号、同第3,688,677号、同第3,6
10,131号、同第3,344,729号および同第3,
516,345号に記載されているアレンジメントにも
用いられている。処理タンクの中を通して材料を移送す
るためにジェットを利用することも知られている。欧州
特許(EP−A)第0 558 557号はそのようなア
レンジメントを開示している。処理される材料は、高速
ジェットによりタンクに向けて供給される処理溶液によ
って、狭く長い処理タンクの中を通って移送される。ジ
ェットは2つの機能、即ち、タンクの中を通って材料を
駆動(drive)させる機能と、同時にタンクに処理溶液を
供給する機能とを有する。
【0012】処理経路内に処理溶液を導入するためにジ
ェットを使用する平行なプレートまたは「スロット(slo
t)」処理装置(processor)も知られている。そのような
処理装置は、米国特許(US−A)第5,136,323
号、同第5,172,153号および同第5,289,22
4号に記載されている。これらのいずれの刊行物におい
ても、一対の平行なプレートが間隔を保った関係で支持
されて、ウェブ・チャンネル(web channel)または凹部
(recess)が規定されている。プレートには、ウェブ・
チャンネルまたは凹部の長手方向に沿って、複数の並置
された横方向の溶液供給スリットおよび複数の横方向の
排出スリットが設けられている。供給スリットおよび排
出スリットは、各供給スリットが2つの排出スリットの
間に位置するように交互パターンで配置されている。
ェットを使用する平行なプレートまたは「スロット(slo
t)」処理装置(processor)も知られている。そのような
処理装置は、米国特許(US−A)第5,136,323
号、同第5,172,153号および同第5,289,22
4号に記載されている。これらのいずれの刊行物におい
ても、一対の平行なプレートが間隔を保った関係で支持
されて、ウェブ・チャンネル(web channel)または凹部
(recess)が規定されている。プレートには、ウェブ・
チャンネルまたは凹部の長手方向に沿って、複数の並置
された横方向の溶液供給スリットおよび複数の横方向の
排出スリットが設けられている。供給スリットおよび排
出スリットは、各供給スリットが2つの排出スリットの
間に位置するように交互パターンで配置されている。
【0013】加圧下において、溶液が供給スリットに供
給されると、溶液は各供給スリットから隣接する排出ス
リットへ反対方向に流れ、そこで溶液はチャンネルまた
は凹所から排出されて、所望されるような補充を伴って
または伴わずに再循環して供給スリットの中に戻され
る。その境界層が所定の厚さに達した場合に溶液が排出
されるように、供給スリットは排出スリットから所定の
距離の間隔が保たれている。これは、溶液からの処理さ
れる材料への化学薬品の物質移動速度を、材料それ自身
の中における速度よりも大きく維持するために用いるこ
とができる。
給されると、溶液は各供給スリットから隣接する排出ス
リットへ反対方向に流れ、そこで溶液はチャンネルまた
は凹所から排出されて、所望されるような補充を伴って
または伴わずに再循環して供給スリットの中に戻され
る。その境界層が所定の厚さに達した場合に溶液が排出
されるように、供給スリットは排出スリットから所定の
距離の間隔が保たれている。これは、溶液からの処理さ
れる材料への化学薬品の物質移動速度を、材料それ自身
の中における速度よりも大きく維持するために用いるこ
とができる。
【0014】写真材料がその処理の間に1つの処理タン
クから次のタンクに移動する場合、2つの処理タンクの
浴中のシーズニングされた(seasoning、即ち、化学的
作用が処理に必要な通常の操作範囲にあるようにされ
た)化学薬品濃度は通常異なっている。これが物質移動
を引き起こす濃度勾配であるので、2つの溶液の間での
バルク濃度(bulk concentration)の差が、写真材料が
もう1つの溶液に入った直後での、写真材料内へまたは
該材料から化学薬品成分を移動させるために必要とされ
るものの全てである。これは、アジテーションによって
供給される材料を横切る溶液の流れとは無関係に起こる
ものである。
クから次のタンクに移動する場合、2つの処理タンクの
浴中のシーズニングされた(seasoning、即ち、化学的
作用が処理に必要な通常の操作範囲にあるようにされ
た)化学薬品濃度は通常異なっている。これが物質移動
を引き起こす濃度勾配であるので、2つの溶液の間での
バルク濃度(bulk concentration)の差が、写真材料が
もう1つの溶液に入った直後での、写真材料内へまたは
該材料から化学薬品成分を移動させるために必要とされ
るものの全てである。これは、アジテーションによって
供給される材料を横切る溶液の流れとは無関係に起こる
ものである。
【0015】更に、写真材料が1つの処理溶液からもう
1つの溶液に移動する際に、2つの溶液のイオン強度が
同じではない場合、材料の感光性表面または層は膨潤度
に変化を受ける。現像液段階では、物質は処理タンクド
ライ(processing tank dry)に入る。感光性表面また
は層は、現像溶液中における浸漬の最初の数秒の間に膨
潤する。この作用により、材料内への化学薬品成分の物
質移動が支配される。同様に、写真材料が現像段階から
定着段階に移動する場合、定着溶液のより高いイオン強
度によって感光層の膨潤度の低下が引き起こされるが、
定着反応の過程の間に、材料内の遊離の定着剤の急速な
消費により、内部イオン強度が減少するにつれて、一時
的に膨潤が生じ得る可能性がある。これらの作用は、
「フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニ
ヤリング、第19巻、1975年3月/4月(Photog.
Sci. & Eng, Vol 19, March/April 1975), エイ・グリ
ーン(A. Green), "Some Aspects of Fixing and Washin
g"」に述べられている。
1つの溶液に移動する際に、2つの溶液のイオン強度が
同じではない場合、材料の感光性表面または層は膨潤度
に変化を受ける。現像液段階では、物質は処理タンクド
ライ(processing tank dry)に入る。感光性表面また
は層は、現像溶液中における浸漬の最初の数秒の間に膨
潤する。この作用により、材料内への化学薬品成分の物
質移動が支配される。同様に、写真材料が現像段階から
定着段階に移動する場合、定着溶液のより高いイオン強
度によって感光層の膨潤度の低下が引き起こされるが、
定着反応の過程の間に、材料内の遊離の定着剤の急速な
消費により、内部イオン強度が減少するにつれて、一時
的に膨潤が生じ得る可能性がある。これらの作用は、
「フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニ
ヤリング、第19巻、1975年3月/4月(Photog.
Sci. & Eng, Vol 19, March/April 1975), エイ・グリ
ーン(A. Green), "Some Aspects of Fixing and Washin
g"」に述べられている。
【0016】膨潤度の変化は、感光層へのまたは該層か
らの物質移動に大きな影響を有する。感光性層の膨潤度
の変化がひとたび停止すると、再び溶液のアジテーショ
ンが物質移動を引き起こす支配的な要素になる。例え
ば、定着段階において、定着剤は感光性表面または感光
層の中に拡散し、ハロゲン化銀と反応して、銀の可溶性
錯体および遊離ハロゲン化物イオンを生成する。続い
て、銀錯体は感光性表面または層から拡散する。定着
は、完了するまで進行する写真処理化学反応の一例であ
る。現像されずに残っている全ての銀は定着剤によって
可溶性化される。反応は完了するまで進行するので、処
理される材料の幅方向にわたって反応速度が均一である
ことはあまり重要ではない。反応がひとたび起こると、
反応副生物、この場合には、可溶性銀およびハロゲン化
物イオンを、それが処理タンク内に残っている間に除去
することが重要である。
らの物質移動に大きな影響を有する。感光性層の膨潤度
の変化がひとたび停止すると、再び溶液のアジテーショ
ンが物質移動を引き起こす支配的な要素になる。例え
ば、定着段階において、定着剤は感光性表面または感光
層の中に拡散し、ハロゲン化銀と反応して、銀の可溶性
錯体および遊離ハロゲン化物イオンを生成する。続い
て、銀錯体は感光性表面または層から拡散する。定着
は、完了するまで進行する写真処理化学反応の一例であ
る。現像されずに残っている全ての銀は定着剤によって
可溶性化される。反応は完了するまで進行するので、処
理される材料の幅方向にわたって反応速度が均一である
ことはあまり重要ではない。反応がひとたび起こると、
反応副生物、この場合には、可溶性銀およびハロゲン化
物イオンを、それが処理タンク内に残っている間に除去
することが重要である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】処理時間が短い写真処
理において、各段階での化学的作用と処理される材料と
の間の平衡が達成されない場合がある。このことは、定
着段階で特に問題となり、続く段階、即ち、洗浄段階に
影響を及ぼす。写真処理装置(photographic processo
r)の洗浄段階における負荷を最小にするため、材料の
感光性表面または層がまだ定着溶液中にある間に、該感
光性表面または層から銀錯体を除去することが重要であ
る。短い定着時間のために、定着した銀のかなりの割合
が定着溶液から洗浄段階に持ち越される場合、より高い
洗浄液補充速度が必要とされる。この結果、洗浄溶液の
廃棄物が対応して生成する。このことは、材料がその特
定の段階を出る前に材料から反応副生物を除去すること
が望ましい場合、一般にすべての処理段階について当て
はまる。
理において、各段階での化学的作用と処理される材料と
の間の平衡が達成されない場合がある。このことは、定
着段階で特に問題となり、続く段階、即ち、洗浄段階に
影響を及ぼす。写真処理装置(photographic processo
r)の洗浄段階における負荷を最小にするため、材料の
感光性表面または層がまだ定着溶液中にある間に、該感
光性表面または層から銀錯体を除去することが重要であ
る。短い定着時間のために、定着した銀のかなりの割合
が定着溶液から洗浄段階に持ち越される場合、より高い
洗浄液補充速度が必要とされる。この結果、洗浄溶液の
廃棄物が対応して生成する。このことは、材料がその特
定の段階を出る前に材料から反応副生物を除去すること
が望ましい場合、一般にすべての処理段階について当て
はまる。
【0018】従って、本発明の目的は、材料感光性表面
を横切る所定の溶液流量(flow rate)について、材料の
感光性表面内へのまたは該表面からの物質移動を向上さ
せる方法を提供することである。本発明のもう1つの目
的は、1つの処理段階からもう1つの処理段階へ持ち越
される反応副生物の量を減少させるために、写真処理装
置内の向上した処理溶液のアジテーションを提供するこ
とである。
を横切る所定の溶液流量(flow rate)について、材料の
感光性表面内へのまたは該表面からの物質移動を向上さ
せる方法を提供することである。本発明のもう1つの目
的は、1つの処理段階からもう1つの処理段階へ持ち越
される反応副生物の量を減少させるために、写真処理装
置内の向上した処理溶液のアジテーションを提供するこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの要旨に従
えば、少なくとも2つの処理段階を有する装置内で写真
材料を処理する方法であって、少なくとも1つの処理段
階は、その内部を通って延びる処理経路を有する処理タ
ンクおよび該処理タンクに接続される外部濾過システム
を有してなり、濾過システムは処理タンク内に設けられ
た出口(outletport)と入口(inlet port)との間で接続
しており、処理タンク内の処理経路の後半の部分のある
箇所に入口が位置することを特徴とする方法が提供され
る。入口は、処理タンク内の処理経路の最後の3分の1
の間の位置に配されていることが好ましい。
えば、少なくとも2つの処理段階を有する装置内で写真
材料を処理する方法であって、少なくとも1つの処理段
階は、その内部を通って延びる処理経路を有する処理タ
ンクおよび該処理タンクに接続される外部濾過システム
を有してなり、濾過システムは処理タンク内に設けられ
た出口(outletport)と入口(inlet port)との間で接続
しており、処理タンク内の処理経路の後半の部分のある
箇所に入口が位置することを特徴とする方法が提供され
る。入口は、処理タンク内の処理経路の最後の3分の1
の間の位置に配されていることが好ましい。
【0020】
【発明の効果】処理される材料の感光性表面または層を
横切る所定の溶液流れとしてのアジテーションは、その
表面または層における膨潤が大部分完了する場合に、よ
り大きな効果を有するということが明らかとなった。更
に、定着および漂白−定着段階の場合、処理の重要な部
分は、感光性表面または層からの反応副生物の除去であ
る。増加したアジテーションは、それらの処理溶液にお
ける浸漬時間の後半に対して、即ち、反応副生物が感光
性表面または層から離れ始める場合に特に有効である。
横切る所定の溶液流れとしてのアジテーションは、その
表面または層における膨潤が大部分完了する場合に、よ
り大きな効果を有するということが明らかとなった。更
に、定着および漂白−定着段階の場合、処理の重要な部
分は、感光性表面または層からの反応副生物の除去であ
る。増加したアジテーションは、それらの処理溶液にお
ける浸漬時間の後半に対して、即ち、反応副生物が感光
性表面または層から離れ始める場合に特に有効である。
【0021】反応が完了するまで進行する場合、例え
ば、漂白、定着、漂白−定着、洗浄および安定化の場
合、増加したアジテーションによって処理時間の短縮化
が達成される。特定の処理装置についての再循環システ
ムが、処理溶液をよく混合し、その溶液の中の温度およ
び処理の化学的作用の良好な均一性を維持するのに既に
適当である場合は、感光性表面または層にわたる処理溶
液の更なるアジテーションを生じさせるために、もう1
つのポンプを利用することができる。
ば、漂白、定着、漂白−定着、洗浄および安定化の場
合、増加したアジテーションによって処理時間の短縮化
が達成される。特定の処理装置についての再循環システ
ムが、処理溶液をよく混合し、その溶液の中の温度およ
び処理の化学的作用の良好な均一性を維持するのに既に
適当である場合は、感光性表面または層にわたる処理溶
液の更なるアジテーションを生じさせるために、もう1
つのポンプを利用することができる。
【0022】そのようなポンプは、処理溶液の同じアジ
テーションをより広い領域にわたって均等に供給するよ
りも、アジテーションを処理溶液の処理経路の後半部分
に対して供給するように利用することができると有利で
ある。別法では、単一のポンプを、特定の処理段階のた
めの全体としての再循環システムならびに本発明に従っ
て局部的に追加されたアジテーション、即ち、処理段階
の中の処理経路の後半部分に対してアジテーションを供
給することの両者を供給するために利用することができ
る。
テーションをより広い領域にわたって均等に供給するよ
りも、アジテーションを処理溶液の処理経路の後半部分
に対して供給するように利用することができると有利で
ある。別法では、単一のポンプを、特定の処理段階のた
めの全体としての再循環システムならびに本発明に従っ
て局部的に追加されたアジテーション、即ち、処理段階
の中の処理経路の後半部分に対してアジテーションを供
給することの両者を供給するために利用することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明をよりよく理解するため
に、添付図面を単に一例として参照する。
に、添付図面を単に一例として参照する。
【0024】まず、図1を参照すると、フィルタ装置2
2およびポンプ24を有してなる濾過システム20に接
続された常套の処理タンク10が摸式的に示されてい
る。タンク10は、底壁14に位置する出口12および
側壁18に位置する入口16を有しており、出口12お
よび入口16は再循環システム20に接続されている。
処理溶液はタンク10から出口12を経て取り出され、
フィルタ装置22およびポンプ24の中を通過して、入
口16において処理タンクの中に再導入される。入口1
6は、側壁18の任意の位置に配することができる。
2およびポンプ24を有してなる濾過システム20に接
続された常套の処理タンク10が摸式的に示されてい
る。タンク10は、底壁14に位置する出口12および
側壁18に位置する入口16を有しており、出口12お
よび入口16は再循環システム20に接続されている。
処理溶液はタンク10から出口12を経て取り出され、
フィルタ装置22およびポンプ24の中を通過して、入
口16において処理タンクの中に再導入される。入口1
6は、側壁18の任意の位置に配することができる。
【0025】当然ながら、濾過システム20は、処理溶
液内での消費され得る化学薬品を補充するための(図示
しない)補充システムを含むこともできる。本発明に従
って、処理装置の定着段階30が図2に示されている。
定着段階30は、定着溶液34を含み、入口36および
出口38を有する処理タンク32を有してなる。実線で
示される処理すべき材料Mは、入口ローラ対40および
42を経てタンク32に入り、出口ローラ対44および
46を経てタンク32から出る。入口ローラ対40およ
び42ならびに出口ローラ対44および46は被駆ロー
ラである。更に、駆動ローラ対48および50ならびに
52および54がタンク32内に設けられている。
液内での消費され得る化学薬品を補充するための(図示
しない)補充システムを含むこともできる。本発明に従
って、処理装置の定着段階30が図2に示されている。
定着段階30は、定着溶液34を含み、入口36および
出口38を有する処理タンク32を有してなる。実線で
示される処理すべき材料Mは、入口ローラ対40および
42を経てタンク32に入り、出口ローラ対44および
46を経てタンク32から出る。入口ローラ対40およ
び42ならびに出口ローラ対44および46は被駆ロー
ラである。更に、駆動ローラ対48および50ならびに
52および54がタンク32内に設けられている。
【0026】入口ローラ対40および42と駆動ローラ
対48および50との間には一対のガイド56および5
8が設けられており、材料Mは定着溶液34の中を通っ
て入口36から駆動ローラ対48および50へ導かれ
る。駆動ローラ対52および54と出口38との間には
一対のガイド60および62が設けられており、材料M
は定着溶液34の中を通って駆動ローラ対52および5
4から出口ローラ対44および46へ導かれる。駆動ロ
ーラ対48および50と52および54との間にも、追
加の一対のガイド64および66が設けられている。
対48および50との間には一対のガイド56および5
8が設けられており、材料Mは定着溶液34の中を通っ
て入口36から駆動ローラ対48および50へ導かれ
る。駆動ローラ対52および54と出口38との間には
一対のガイド60および62が設けられており、材料M
は定着溶液34の中を通って駆動ローラ対52および5
4から出口ローラ対44および46へ導かれる。駆動ロ
ーラ対48および50と52および54との間にも、追
加の一対のガイド64および66が設けられている。
【0027】濾過システム100は、タンク32の底壁
70に設けられた出口68と、タンク32の側壁に位置
して、本発明に従ってガイド対60および62と整列し
て設けられている入口72との間に接続されている。前
述のように、濾過システム100は、フィルタ装置10
2およびポンプ104を有してなり、図1を参照して説
明される濾過システム20とほぼ同様のものである。
70に設けられた出口68と、タンク32の側壁に位置
して、本発明に従ってガイド対60および62と整列し
て設けられている入口72との間に接続されている。前
述のように、濾過システム100は、フィルタ装置10
2およびポンプ104を有してなり、図1を参照して説
明される濾過システム20とほぼ同様のものである。
【0028】入口72は、本発明に従って、材料の感光
性表面または層の膨潤が実質的に変化を停止しており、
反応副生物が材料の感光性表面または層から離れつつあ
る場合に、濾過された定着溶液を材料Mに向けることが
できるような位置に配されなければならない。入口72
は、定着溶液を処理タンク32の中に供給して戻す、い
ずれか適当な(図示しない)オリフィスに接続すること
ができる。所定の処理タンクの中での処理溶液の再循環
は、処理タンク内に浸漬されており、そのタンク内で処
理溶液を十分に再循環させるのに有効な(図示しない)
ポンプ装置を用いることによって通常は行うことができ
る。
性表面または層の膨潤が実質的に変化を停止しており、
反応副生物が材料の感光性表面または層から離れつつあ
る場合に、濾過された定着溶液を材料Mに向けることが
できるような位置に配されなければならない。入口72
は、定着溶液を処理タンク32の中に供給して戻す、い
ずれか適当な(図示しない)オリフィスに接続すること
ができる。所定の処理タンクの中での処理溶液の再循環
は、処理タンク内に浸漬されており、そのタンク内で処
理溶液を十分に再循環させるのに有効な(図示しない)
ポンプ装置を用いることによって通常は行うことができ
る。
【0028】所定の処理段階の中で処理溶液の再循環を
提供するための浸漬(水中)ポンプアレンジメントを有
する標準的なグランツ・アンド・ジェンセン(Glunz an
d Jensen)ML550プロセッサーにおいて、図2を参
照して上に説明したような濾過システムのための独立し
たポンプを、定着段階において使用した。迅速な定着の
ために測定すべき重要なパラメータは、写真材料が出口
スキージー(squeegee)の後で定着段階から出る際に、
写真材料の未露光領域中において持ち越される銀含量で
ある。種々のアジテーション方法について、浸漬時間に
対して銀を測定することによって、時間に関してアジテ
ーションの有効性を測定することができる。
提供するための浸漬(水中)ポンプアレンジメントを有
する標準的なグランツ・アンド・ジェンセン(Glunz an
d Jensen)ML550プロセッサーにおいて、図2を参
照して上に説明したような濾過システムのための独立し
たポンプを、定着段階において使用した。迅速な定着の
ために測定すべき重要なパラメータは、写真材料が出口
スキージー(squeegee)の後で定着段階から出る際に、
写真材料の未露光領域中において持ち越される銀含量で
ある。種々のアジテーション方法について、浸漬時間に
対して銀を測定することによって、時間に関してアジテ
ーションの有効性を測定することができる。
【0029】銀の持ち越し(silver carry over)を測定
する実験において、銀/時間曲線をプロットした。いず
れの場合にも、再循環ポンプを作動させた。フィルタポ
ンプも使用したが、処理タンクの底部からの出口は通常
のようにし、タンクへの入口については以下の2つの位
置の1つを用いた: ケースA) (図示しない)処理ラックの下側の常套の
位置に設けたタンクの底の入口;および ケースB) 図2に示すように、ガイド対60および6
2と整列させて、タンクの側壁の位置に設けた入口。
する実験において、銀/時間曲線をプロットした。いず
れの場合にも、再循環ポンプを作動させた。フィルタポ
ンプも使用したが、処理タンクの底部からの出口は通常
のようにし、タンクへの入口については以下の2つの位
置の1つを用いた: ケースA) (図示しない)処理ラックの下側の常套の
位置に設けたタンクの底の入口;および ケースB) 図2に示すように、ガイド対60および6
2と整列させて、タンクの側壁の位置に設けた入口。
【0030】幅459mmで銀被覆重量3.3g/m
2の、高コントラスト・グラフィック・アート・フィル
ム(graphic arts film)材料、コダック(KODAK) 「イ
マージセット(Imageset)」2000フィルムILD(コ
ダック(KODAK)および「イマージセット(Imageset)」は
イーストマン・コダック・カンパニー(Eastman Kodak C
ompany)の商標である。)の露光されていない試験スト
リップを、コダックRA2000デベロッパー&リプレ
ニッシャー(KODAK RA2000 Developer & Replenisher)を
有する現像段階で35℃にて処理し、続いて、1重量部
に対して水2重量部の割合で希釈した以下に示すような
シーズニングされる定着液濃厚物(seasonedfixer conc
entrate)を含む定着段階で35℃にて処理した。
2の、高コントラスト・グラフィック・アート・フィル
ム(graphic arts film)材料、コダック(KODAK) 「イ
マージセット(Imageset)」2000フィルムILD(コ
ダック(KODAK)および「イマージセット(Imageset)」は
イーストマン・コダック・カンパニー(Eastman Kodak C
ompany)の商標である。)の露光されていない試験スト
リップを、コダックRA2000デベロッパー&リプレ
ニッシャー(KODAK RA2000 Developer & Replenisher)を
有する現像段階で35℃にて処理し、続いて、1重量部
に対して水2重量部の割合で希釈した以下に示すような
シーズニングされる定着液濃厚物(seasonedfixer conc
entrate)を含む定着段階で35℃にて処理した。
【0031】
【表1】定着液濃厚物(1リットルあたり) 成分 (g) 酢酸 48.0 酢酸アンモニウム 90.9 チオ硫酸アンモニウム 535.0 亜硫酸アンモニウム 48.0 水(脱イオン水) 521.0 処理溶液は、未露光の上記フィルムを数百平方メートル
を処理することによって前もってシーズニングされてい
た。十分にシーズニングすると、定着液中の銀のレベル
は17g/lであった。
を処理することによって前もってシーズニングされてい
た。十分にシーズニングすると、定着液中の銀のレベル
は17g/lであった。
【0032】ストリップについての定着時間を、上述の
ケースAについては1秒の間隔で変動させた。ケースB
についてもこれを繰り返した。各フィルムストリップが
定着段階の出口ローラ対44および46から出て、乾燥
のために空気中に放置した後、各フィルムストリップを
処理装置から取り出した。乾燥後、フィルムストリップ
の幅を横切る3つの部分から、即ち、中央部からおよび
2つの外側エッジから、小さな試料を採取した。3つの
試料の全てについて残留する銀の測定を行い、クロス−
ロール(cross-roll)平均銀レベルを計算した。続い
て、得られた値を図3に示すように銀−時間曲線にプロ
ットした。
ケースAについては1秒の間隔で変動させた。ケースB
についてもこれを繰り返した。各フィルムストリップが
定着段階の出口ローラ対44および46から出て、乾燥
のために空気中に放置した後、各フィルムストリップを
処理装置から取り出した。乾燥後、フィルムストリップ
の幅を横切る3つの部分から、即ち、中央部からおよび
2つの外側エッジから、小さな試料を採取した。3つの
試料の全てについて残留する銀の測定を行い、クロス−
ロール(cross-roll)平均銀レベルを計算した。続い
て、得られた値を図3に示すように銀−時間曲線にプロ
ットした。
【0033】図3から、ケースB)の場合は、ケース
A)の場合よりも、14〜20秒の範囲の定着時間につ
いて、残留銀がより少ないことを見ることができる。本
発明の操作を、写真処理の定着段階に関してのみ説明し
たが、引き続く処理段階に入る前に、処理される材料か
ら反応副生物を除去することが重要であるいずれの処理
段階にも、本発明の操作を同様に適用できるということ
が容易に理解されるであろう。これにより、引き続く処
理段階に必要な補充量を減らすことができる。処理が、
完了するまで進む処理段階、例えば漂白、漂白/定着、
定着および洗浄/安定化段階のいずれにおいても本発明
を利用でき、その場合、アジテーションはより速い処理
時間に寄与する。
A)の場合よりも、14〜20秒の範囲の定着時間につ
いて、残留銀がより少ないことを見ることができる。本
発明の操作を、写真処理の定着段階に関してのみ説明し
たが、引き続く処理段階に入る前に、処理される材料か
ら反応副生物を除去することが重要であるいずれの処理
段階にも、本発明の操作を同様に適用できるということ
が容易に理解されるであろう。これにより、引き続く処
理段階に必要な補充量を減らすことができる。処理が、
完了するまで進む処理段階、例えば漂白、漂白/定着、
定着および洗浄/安定化段階のいずれにおいても本発明
を利用でき、その場合、アジテーションはより速い処理
時間に寄与する。
【図1】 図1は、処理タンクに接続される濾過システ
ムの摸式的ブロック図である。
ムの摸式的ブロック図である。
【図2】 図2は、本発明の処理タンクの摸式的断面図
である。
である。
【図3】 図3は、写真フィルムが定着段階から出る場
合の写真フィルム内の残留銀レベルを示すグラフであ
り、本発明の効果を示している。
合の写真フィルム内の残留銀レベルを示すグラフであ
り、本発明の効果を示している。
10…タンク、 12…出口ポート、
14…底壁、 16…入口ポート、
18…側壁、 20…濾過システ
ム、22…フィルタ装置、 30…定着段
階、40、42…入口ローラ対、 44、46…出
口ローラ対、48、50…駆動ローラ対、 52、
54…駆動ローラ対、56、58…ガイド対、
60、62…ガイド対、64、66…ガイド対、
70…底壁、72…入口ポート、
100…濾過システム、102…フィルタ装置、
104…ポンプ、
14…底壁、 16…入口ポート、
18…側壁、 20…濾過システ
ム、22…フィルタ装置、 30…定着段
階、40、42…入口ローラ対、 44、46…出
口ローラ対、48、50…駆動ローラ対、 52、
54…駆動ローラ対、56、58…ガイド対、
60、62…ガイド対、64、66…ガイド対、
70…底壁、72…入口ポート、
100…濾過システム、102…フィルタ装置、
104…ポンプ、
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも2つの処理段階を有する装置
内で写真材料を処理する方法であって、少なくとも1つ
の処理段階は、内部を通って延びる処理経路を有する処
理タンクおよび該処理タンクに接続される外部濾過シス
テムを有してなり、濾過システムは処理タンク内に設け
られた出口と入口との間を接続しており、処理タンク内
の処理経路の後半の部分に入口が位置することを特徴と
する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9509117 | 1995-05-04 | ||
| GB9509117A GB2300492B (en) | 1995-05-04 | 1995-05-04 | Processing of photographic materials |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304985A true JPH08304985A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=10774005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8112421A Pending JPH08304985A (ja) | 1995-05-04 | 1996-05-07 | 写真材料の処理 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5713058A (ja) |
| JP (1) | JPH08304985A (ja) |
| DE (1) | DE19617583A1 (ja) |
| GB (1) | GB2300492B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0026948D0 (en) | 2000-11-03 | 2000-12-20 | Eastman Kodak Co | Processing photographic material |
| CN106338846B (zh) * | 2016-10-27 | 2020-01-03 | 武汉华星光电技术有限公司 | 湿式设备 |
Family Cites Families (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3192846A (en) * | 1961-08-22 | 1965-07-06 | Itek Corp | Data processing apparatus |
| US3344729A (en) * | 1964-06-22 | 1967-10-03 | Itek Corp | Photographic sheet material processing apparatus |
| DE1296521B (de) * | 1967-06-30 | 1969-05-29 | Agfa Gevaert Ag | Entwicklungsvorrichtung fuer fotografische Schichttraeger |
| US3516345A (en) * | 1967-09-19 | 1970-06-23 | Us Navy | Strip processing system |
| BE759790A (nl) * | 1969-12-12 | 1971-06-03 | Agfa Gevaert Nv | Ontwikkelmachine voor fotografische materialen |
| US3774521A (en) * | 1969-12-19 | 1973-11-27 | Du Pont | Photographic developing apparatus |
| US3970457A (en) * | 1974-04-22 | 1976-07-20 | The Mead Corporation | Automatic replenishment method and apparatus for photographic processes |
| GB1469004A (en) * | 1974-11-25 | 1977-03-30 | Logetronics Inc | Method of stabilizing developer activity in an automatic film processor |
| JPS5772432U (ja) * | 1980-10-17 | 1982-05-04 | ||
| US4359279A (en) * | 1981-09-21 | 1982-11-16 | Keuffel & Esser Company | Photographic processing apparatus with liquid application to both sides of the photographic material |
| US4533225A (en) * | 1983-01-25 | 1985-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Sensitive material processing apparatus |
| CA1300959C (en) * | 1986-06-06 | 1992-05-19 | Akira Abe | Method for processing silver halide photosensitive materials and apparatus therefor |
| US4989028A (en) * | 1989-10-25 | 1991-01-29 | Eastman Kodak Company | Apparatus for processing light sensitive material |
| GB9024783D0 (en) * | 1990-11-14 | 1991-01-02 | Kodak Ltd | Method of processing a photographic silver halide colour material |
| US5177522A (en) * | 1990-12-04 | 1993-01-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Apparatus for processing light-sensitive materials |
| US5136323A (en) * | 1990-12-28 | 1992-08-04 | Eastman Kodak Company | Apparatus for enhancing heat and mass transfer in a fluid medium |
| US5172153A (en) * | 1990-12-28 | 1992-12-15 | Eastman Kodak Company | Processing apparatus |
| US5239327A (en) * | 1990-12-28 | 1993-08-24 | Eastman Kodak Company | Processor for light sensitive material |
| JPH0553259A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀感光材料の処理方法 |
| US5289224A (en) * | 1992-05-18 | 1994-02-22 | Eastman Kodak Company | Processing apparatus |
-
1995
- 1995-05-04 GB GB9509117A patent/GB2300492B/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-02 DE DE19617583A patent/DE19617583A1/de not_active Withdrawn
- 1996-05-03 US US08/642,731 patent/US5713058A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-07 JP JP8112421A patent/JPH08304985A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5713058A (en) | 1998-01-27 |
| GB2300492B (en) | 1998-12-23 |
| DE19617583A1 (de) | 1996-11-07 |
| GB9509117D0 (en) | 1995-06-28 |
| GB2300492A (en) | 1996-11-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR950007340B1 (ko) | 사진 처리용 장치 및 방법 | |
| JP2534227B2 (ja) | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 | |
| EP0546136B1 (en) | Photographic processing apparatus | |
| US4876180A (en) | Method of and apparatus for processing silver halide-containing photosensitive material for color photography | |
| JPH08304985A (ja) | 写真材料の処理 | |
| JP2928091B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
| JPH075663A (ja) | スロットノズルを有する感光材処理装置 | |
| JP2762422B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
| US6086270A (en) | Processing photographic material | |
| JP3283096B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
| JP3437329B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
| EP0908767A2 (en) | Processing photographic material | |
| JPH0142099Y2 (ja) | ||
| JP3376574B2 (ja) | 写真材料用処理装置 | |
| US6176628B1 (en) | Processing photographic material | |
| JPS61110142A (ja) | 感光性印刷版用自動現像機における現像補充液の補充方法 | |
| EP0742481A1 (en) | Method of processing black-and-white photographic materials | |
| JP2928028B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
| US6305854B1 (en) | Relating to photographic processes | |
| JP3442585B2 (ja) | 感光材料処理装置の処理液タンク | |
| JP2000187335A (ja) | 感光材料処理装置 | |
| JPH03257451A (ja) | 感光材料洗浄装置 | |
| JPH05307254A (ja) | 感光材料処理装置 | |
| JP2003270766A (ja) | 自動現像装置 | |
| JPH09281683A (ja) | 写真感光材料用自動現像機 |