JPH0779981A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH0779981A JPH0779981A JP22837493A JP22837493A JPH0779981A JP H0779981 A JPH0779981 A JP H0779981A JP 22837493 A JP22837493 A JP 22837493A JP 22837493 A JP22837493 A JP 22837493A JP H0779981 A JPH0779981 A JP H0779981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- contrast agent
- scanning
- administration
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、造影剤を用いた超音波診断に
おいて、組織成分と造影剤成分とを明確に分離して表示
できるできる超音波診断装置を提供することである。 【構成】本発明は、超音波ビームで被検体を走査するこ
とにより得られる受信信号を用いて画像を生成する超音
波診断装置において、造影剤投与前の走査による画像を
造影剤投与後の走査による画像から減算することにより
前記受信信号に含まれる造影剤成分からなる画像を生成
する減算器6と、前記造影剤成分からなる画像を前記造
影剤投与前の走査による画像と共に表示する手段とを具
備する。
おいて、組織成分と造影剤成分とを明確に分離して表示
できるできる超音波診断装置を提供することである。 【構成】本発明は、超音波ビームで被検体を走査するこ
とにより得られる受信信号を用いて画像を生成する超音
波診断装置において、造影剤投与前の走査による画像を
造影剤投与後の走査による画像から減算することにより
前記受信信号に含まれる造影剤成分からなる画像を生成
する減算器6と、前記造影剤成分からなる画像を前記造
影剤投与前の走査による画像と共に表示する手段とを具
備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波造影剤による診
断に適用する超音波診断装置に関する。
断に適用する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、超音波パルスを生体
内に放射し、固有音響インピーダンス(両媒質の密度と
音速との積)の異なる組織の境界面から反射してくる反
射波を受信した後、これを処理して画像を得るものであ
り、X線診断法のような被曝障害がなく臨床上有益な装
置である。しかも、電子走査技術に代表される各種技術
の進歩によりリアルタイム性能が向上し、動体計測がよ
り容易になった。
内に放射し、固有音響インピーダンス(両媒質の密度と
音速との積)の異なる組織の境界面から反射してくる反
射波を受信した後、これを処理して画像を得るものであ
り、X線診断法のような被曝障害がなく臨床上有益な装
置である。しかも、電子走査技術に代表される各種技術
の進歩によりリアルタイム性能が向上し、動体計測がよ
り容易になった。
【0003】ところで、近年、超音波造影剤の開発が進
み、X線アンギオに匹敵するような綿密な血流診断への
期待が高まっている。この造影剤は生体組織からの受信
信号とその強度において相違する性質を有している。こ
れによりBモード像上で造影剤が流入した部分は他の部
分と階調レベルが相違するので、観察者は造影剤の流動
する様子を観察することができる。
み、X線アンギオに匹敵するような綿密な血流診断への
期待が高まっている。この造影剤は生体組織からの受信
信号とその強度において相違する性質を有している。こ
れによりBモード像上で造影剤が流入した部分は他の部
分と階調レベルが相違するので、観察者は造影剤の流動
する様子を観察することができる。
【0004】しかし、このように造影剤の流動の様子を
階調レベルの相違に基づいて他の組織部分と区別してい
るので、その区別に誤りが発生する可能性がある。ま
た、造影剤の経時的な変動は重要な診断材料となるが、
従来の装置ではこの変動の様子を動画像から認識するし
かなかった。
階調レベルの相違に基づいて他の組織部分と区別してい
るので、その区別に誤りが発生する可能性がある。ま
た、造影剤の経時的な変動は重要な診断材料となるが、
従来の装置ではこの変動の様子を動画像から認識するし
かなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、造影剤を
用いた超音波診断において組織成分と造影剤成分とを明
確に分離して表示できる超音波診断装置を提供すること
である。
情に対処すべくなされたもので、その目的は、造影剤を
用いた超音波診断において組織成分と造影剤成分とを明
確に分離して表示できる超音波診断装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波ビーム
で被検体を走査することにより得られる受信信号を用い
て画像を生成する超音波診断装置において、造影剤投与
前の走査による画像を造影剤投与後の走査による画像か
ら減算することにより前記受信信号に含まれる造影剤成
分からなる画像を生成する手段と、前記造影剤成分から
なる画像を前記造影剤投与前の走査による画像と共に表
示する手段とを具備する。
で被検体を走査することにより得られる受信信号を用い
て画像を生成する超音波診断装置において、造影剤投与
前の走査による画像を造影剤投与後の走査による画像か
ら減算することにより前記受信信号に含まれる造影剤成
分からなる画像を生成する手段と、前記造影剤成分から
なる画像を前記造影剤投与前の走査による画像と共に表
示する手段とを具備する。
【0007】
【作用】本発明による超音波診断装置によれば、造影剤
投与前の走査による画像を造影剤投与後の走査による画
像から減算することにより、造影剤投与の前後で変化し
ない組織成分を除去して、造影剤成分からなる画像を生
成し、これを造影剤投与前の走査による画像と共に表示
することにより、組織成分と造影剤成分とを明確に分離
して表示できる。
投与前の走査による画像を造影剤投与後の走査による画
像から減算することにより、造影剤投与の前後で変化し
ない組織成分を除去して、造影剤成分からなる画像を生
成し、これを造影剤投与前の走査による画像と共に表示
することにより、組織成分と造影剤成分とを明確に分離
して表示できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による超音波診
断装置の実施例を説明する。図1は第1実施例の構成を
示すブロック図である。セクタ式電子走査型のプローブ
1は、一次元に配列された複数の振動子からなる。なお
プローブ1はセクタ式電子走査型に限定されず、リニア
式でも、機械走査型でもよい。このプローブ1には送信
系2が接続される。送信系2は、プローブ1の各振動子
に駆動パルスを供給する。送信系2は、この駆動パルス
の出力タイミングを振動子間で相違させ、これにより超
音波ビームを揺動して被検体の任意の断面を走査するこ
とができる。
断装置の実施例を説明する。図1は第1実施例の構成を
示すブロック図である。セクタ式電子走査型のプローブ
1は、一次元に配列された複数の振動子からなる。なお
プローブ1はセクタ式電子走査型に限定されず、リニア
式でも、機械走査型でもよい。このプローブ1には送信
系2が接続される。送信系2は、プローブ1の各振動子
に駆動パルスを供給する。送信系2は、この駆動パルス
の出力タイミングを振動子間で相違させ、これにより超
音波ビームを揺動して被検体の任意の断面を走査するこ
とができる。
【0009】被検体からの反射波は送信時と同じ振動子
で受信され、その受信信号は受信系3に供給される。受
信系3は各受信信号に送信時とは逆の遅延時間を与えて
それらを加算する。受信系3の出力にはBモード処理系
4が接続される。
で受信され、その受信信号は受信系3に供給される。受
信系3は各受信信号に送信時とは逆の遅延時間を与えて
それらを加算する。受信系3の出力にはBモード処理系
4が接続される。
【0010】Bモード処理系4は、受信系3の出力を対
数増幅し、その包絡線を検波し、この検波信号をディジ
タル信号に変換して出力する。このBモード処理系4か
らのBモード画像はフレームメモリ5と減算器6に供給
される。フレームメモリ5は造影剤投与前の走査による
Bモード画像を保管すると共に、このBモード画像をマ
スク画像として造影剤投与後に減算器6とディジタルス
キャンコンバータ(DSC)8に供給する。減算器6で
は、造影剤投与前の走査によるBモード画像を造影剤投
与後の走査によるBモード画像から画素毎に減算し、受
信信号に含まれる造影剤成分からなる画像(以下「造影
剤画像」という)を生成する。
数増幅し、その包絡線を検波し、この検波信号をディジ
タル信号に変換して出力する。このBモード処理系4か
らのBモード画像はフレームメモリ5と減算器6に供給
される。フレームメモリ5は造影剤投与前の走査による
Bモード画像を保管すると共に、このBモード画像をマ
スク画像として造影剤投与後に減算器6とディジタルス
キャンコンバータ(DSC)8に供給する。減算器6で
は、造影剤投与前の走査によるBモード画像を造影剤投
与後の走査によるBモード画像から画素毎に減算し、受
信信号に含まれる造影剤成分からなる画像(以下「造影
剤画像」という)を生成する。
【0011】この造影剤画像は、カラー情報変換器7を
介してディジタルスキャンコンバータ8でフレームメモ
リ5からの造影剤投与前の走査によるBモード画像と合
成され、モニタ9に表示される。カラー情報変換器7
は、グレースケールに対応するカラーバーを備え、この
カラーバーを用いて造影剤画像をカラー画像に変換す
る。このカラーバーとしては、図2(a),(b),
(c)に示すように、色相が変化するタイプ、所定の色
(例えば緑)の輝度が変化するタイプ、所定の色(例え
ば緑)の彩度が変化するタイプのいずれかが採用され
る。なお、ここでは色相が変化するタイプのカラーバー
を採用してものとして以下説明する。
介してディジタルスキャンコンバータ8でフレームメモ
リ5からの造影剤投与前の走査によるBモード画像と合
成され、モニタ9に表示される。カラー情報変換器7
は、グレースケールに対応するカラーバーを備え、この
カラーバーを用いて造影剤画像をカラー画像に変換す
る。このカラーバーとしては、図2(a),(b),
(c)に示すように、色相が変化するタイプ、所定の色
(例えば緑)の輝度が変化するタイプ、所定の色(例え
ば緑)の彩度が変化するタイプのいずれかが採用され
る。なお、ここでは色相が変化するタイプのカラーバー
を採用してものとして以下説明する。
【0012】次に本実施例の作用について説明する。造
影剤が被検体に投与される以前に、プローブ1からの超
音波ビームにより被検体の目的断面が走査される。この
受信信号は受信系3を介してBモード処理系4に送ら
れ、そこでBモード画像に生成される。この造影剤投与
前の走査によるBモード画像は、フレームメモリ5に記
憶される。図4(a)にこのBモード画像Bの一例を示
す。
影剤が被検体に投与される以前に、プローブ1からの超
音波ビームにより被検体の目的断面が走査される。この
受信信号は受信系3を介してBモード処理系4に送ら
れ、そこでBモード画像に生成される。この造影剤投与
前の走査によるBモード画像は、フレームメモリ5に記
憶される。図4(a)にこのBモード画像Bの一例を示
す。
【0013】造影剤が被検体に投与された以後に、プロ
ーブ1からの超音波ビームにより被検体の投与前と同じ
目的断面が走査される。この受信信号は受信系3を介し
てBモード処理系4に送られ、そこでBモード画像に生
成される。図4(b)にこのBモード画像Bm の一例を
示す。この造影剤投与後の走査によるBモード画像Bm
は、減算器6に供給される。このとき、フレームメモリ
5の造影剤投与前の走査によるBモード画像Bも減算器
6に供給される。
ーブ1からの超音波ビームにより被検体の投与前と同じ
目的断面が走査される。この受信信号は受信系3を介し
てBモード処理系4に送られ、そこでBモード画像に生
成される。図4(b)にこのBモード画像Bm の一例を
示す。この造影剤投与後の走査によるBモード画像Bm
は、減算器6に供給される。このとき、フレームメモリ
5の造影剤投与前の走査によるBモード画像Bも減算器
6に供給される。
【0014】造影剤投与後の走査によるBモード画像B
m は、減算器6で、造影剤投与前の走査によるBモード
画像Bを画素毎に減算される。図3は、造影剤投与した
時刻t0 以後のある1つの画素における輝度(画素値)
の経時的変化を示したグラフである。
m は、減算器6で、造影剤投与前の走査によるBモード
画像Bを画素毎に減算される。図3は、造影剤投与した
時刻t0 以後のある1つの画素における輝度(画素値)
の経時的変化を示したグラフである。
【0015】なお、Bモード画像Bm は、造影剤投与後
の時刻tm で生成されたものである。この画素の輝度情
報には、組織成分と造影剤成分が含まれる。このうち組
織成分は時間経過に伴って変化しないが、造影剤成分は
造影剤の流入に応じて時間経過に伴って変化する。した
がって、各画素の輝度から、造影剤投与前の走査による
Bモード画像Bの対応する画素の輝度、すなわち組織成
分S0 を減算することにより、造影剤成分だけが抽出さ
れる。この処理を全画素について個々に実施することに
より図4(c)に示す造影剤画像Gm が生成される。
の時刻tm で生成されたものである。この画素の輝度情
報には、組織成分と造影剤成分が含まれる。このうち組
織成分は時間経過に伴って変化しないが、造影剤成分は
造影剤の流入に応じて時間経過に伴って変化する。した
がって、各画素の輝度から、造影剤投与前の走査による
Bモード画像Bの対応する画素の輝度、すなわち組織成
分S0 を減算することにより、造影剤成分だけが抽出さ
れる。この処理を全画素について個々に実施することに
より図4(c)に示す造影剤画像Gm が生成される。
【0016】この造影剤画像Gm は、カラー情報変換器
7に送られ、そこでカラー情報に変換される。この変換
は上述したようにグレースケールに対応するカラーバー
にしたがって行われる。つまり、輝度の大きさにしたが
って、緑色から橙色へ徐々に変化する色相のいずれかが
割り当てられる。
7に送られ、そこでカラー情報に変換される。この変換
は上述したようにグレースケールに対応するカラーバー
にしたがって行われる。つまり、輝度の大きさにしたが
って、緑色から橙色へ徐々に変化する色相のいずれかが
割り当てられる。
【0017】このカラー画像は、ディジタルスキャンコ
ンバータ8に供給される。このディジタルスキャンコン
バータ8にはフレームメモリ5の造影剤投与前の走査に
よるBモード画像Bも供給される。ディジタルスキャン
コンバータ8ではカラー画像とBモード画像Bとが合成
される。この合成処理は、例えばカラー画像の中のカラ
ー情報の無い画素にBモード画像Bの同じ位置の輝度情
報を与えることにより行われる。したがって、この合成
画像には、カラー情報と輝度情報とが別々の画素に混在
することになる。この合成画像とBモード画像Bは、デ
ィジタルスキャンコンバータ8で1表示フレームに並列
配置され、モニタ9に出力される。モニタ9の表示画面
の一例を図5に示す。このように造影剤が流入した部分
はカラーで表示され、また造影剤が流入しない部分は輝
度情報(組織情報)が表示されるので、造影剤の流入し
た解剖学的な位置を認識できる。また、カラー表示によ
り見えなくなった造影剤が流入した部分の輝度情報は、
この合成画像に並列表示されているBモード画像Bで確
認することができる。
ンバータ8に供給される。このディジタルスキャンコン
バータ8にはフレームメモリ5の造影剤投与前の走査に
よるBモード画像Bも供給される。ディジタルスキャン
コンバータ8ではカラー画像とBモード画像Bとが合成
される。この合成処理は、例えばカラー画像の中のカラ
ー情報の無い画素にBモード画像Bの同じ位置の輝度情
報を与えることにより行われる。したがって、この合成
画像には、カラー情報と輝度情報とが別々の画素に混在
することになる。この合成画像とBモード画像Bは、デ
ィジタルスキャンコンバータ8で1表示フレームに並列
配置され、モニタ9に出力される。モニタ9の表示画面
の一例を図5に示す。このように造影剤が流入した部分
はカラーで表示され、また造影剤が流入しない部分は輝
度情報(組織情報)が表示されるので、造影剤の流入し
た解剖学的な位置を認識できる。また、カラー表示によ
り見えなくなった造影剤が流入した部分の輝度情報は、
この合成画像に並列表示されているBモード画像Bで確
認することができる。
【0018】なお上述の説明では、Bモード画像につい
ての説明であったが、血流情報(カラーフローマッピン
グ画像)であってもよく、この場合、Bモード処理系を
血流情報処理系に置換することで対応できる。なお、B
モード画像は原理的に1ラスタに1回の送受信を複数ラ
スタについて繰り返すことにより生成できるので、カラ
ーフローマッピングのように1ラスタに複数回の送受信
を繰り返す必要がないため、リアルタイム性に優れてお
り、特に組織の灌流観察には有利である。一方、Bモー
ド画像に代えて血流情報を取り扱う場合には、造影剤の
カラー表示以外の部分が、血流情報となるので、血管観
察には有利である。このようにBモード画像と血流情報
はそれぞれ別々の有利性を備えているので、適宜使い分
けることが望ましい。
ての説明であったが、血流情報(カラーフローマッピン
グ画像)であってもよく、この場合、Bモード処理系を
血流情報処理系に置換することで対応できる。なお、B
モード画像は原理的に1ラスタに1回の送受信を複数ラ
スタについて繰り返すことにより生成できるので、カラ
ーフローマッピングのように1ラスタに複数回の送受信
を繰り返す必要がないため、リアルタイム性に優れてお
り、特に組織の灌流観察には有利である。一方、Bモー
ド画像に代えて血流情報を取り扱う場合には、造影剤の
カラー表示以外の部分が、血流情報となるので、血管観
察には有利である。このようにBモード画像と血流情報
はそれぞれ別々の有利性を備えているので、適宜使い分
けることが望ましい。
【0019】また、上述の説明では、診断対象が態動の
少ない例えば腹部の場合には造影剤成分を良好に抽出で
きるが、例えば心臓のように拍動する場合には造影剤成
分を良好に抽出できないという問題がある。この問題は
心拍同期機能により簡単に解決できる。つまり、造影剤
投与前に、図6に示す心電計の出力を参照しながら一心
拍の複数の異なる心時相t0 〜tn で繰り返し走査する
ことにより心時相の異なる複数のBモード画像を生成し
てこれらをフレームメモリ群に保管しておき、このフレ
ームメモリ群から造影剤投与後のBモード画像と同じ時
相のBモード画像を選択的に使用して造影剤投与後のB
モード画像から減算する。
少ない例えば腹部の場合には造影剤成分を良好に抽出で
きるが、例えば心臓のように拍動する場合には造影剤成
分を良好に抽出できないという問題がある。この問題は
心拍同期機能により簡単に解決できる。つまり、造影剤
投与前に、図6に示す心電計の出力を参照しながら一心
拍の複数の異なる心時相t0 〜tn で繰り返し走査する
ことにより心時相の異なる複数のBモード画像を生成し
てこれらをフレームメモリ群に保管しておき、このフレ
ームメモリ群から造影剤投与後のBモード画像と同じ時
相のBモード画像を選択的に使用して造影剤投与後のB
モード画像から減算する。
【0020】次に第2の実施例について説明する。図7
は本実施例の構成を示すブロック図である。図7におい
て、図1と同じ部分には同符号を付して詳細な説明は省
略する。
は本実施例の構成を示すブロック図である。図7におい
て、図1と同じ部分には同符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0021】本実施例では、しきい値設定器10を特徴
的に設けている。Bモード処理系4からの造影剤投与前
のBモード画像は、しきい値設定器10に供給される。
しきい値設定器10では、このBモード画像からしきい
値を設定し、これを減算器6に供給する。造影剤投与前
のBモード画像の全範囲、または指定されたROI(関
心領域)内の輝度値(画素値)の最大値Smax が、しき
い値として設定される。減算器6では、Bモード処理系
4からの造影剤投与後のBモード画像から画素毎にこの
しきい値Smax を減算することにより、画素毎に造影剤
成分を抽出し、造影剤画像を生成する。
的に設けている。Bモード処理系4からの造影剤投与前
のBモード画像は、しきい値設定器10に供給される。
しきい値設定器10では、このBモード画像からしきい
値を設定し、これを減算器6に供給する。造影剤投与前
のBモード画像の全範囲、または指定されたROI(関
心領域)内の輝度値(画素値)の最大値Smax が、しき
い値として設定される。減算器6では、Bモード処理系
4からの造影剤投与後のBモード画像から画素毎にこの
しきい値Smax を減算することにより、画素毎に造影剤
成分を抽出し、造影剤画像を生成する。
【0022】図8は造影剤投与した時刻t0 以後の最大
値Smax を示した画素以外のある1つの画素における輝
度(画素値)の経時的変化を示したグラフである。この
輝度値から、最大値Smax を減算することにより、斜線
で示した造影剤成分が抽出される。
値Smax を示した画素以外のある1つの画素における輝
度(画素値)の経時的変化を示したグラフである。この
輝度値から、最大値Smax を減算することにより、斜線
で示した造影剤成分が抽出される。
【0023】このように本実施例のよると、第1実施例
と同様の効果が得られると共に、組織成分をほぼ完全に
除去することができるようになる。なお、本実施例で
は、パワーのばらつきにより誤差が生じ易くなるが、造
影剤のパワーは組織のそれと十分大きいので、この誤差
は無視できる。なお本実施例でも、第1の実施例と同様
に、Bモード画像に代えて血流情報を取り扱うようにし
てもよいし、心拍同期機能を設けてもよい。
と同様の効果が得られると共に、組織成分をほぼ完全に
除去することができるようになる。なお、本実施例で
は、パワーのばらつきにより誤差が生じ易くなるが、造
影剤のパワーは組織のそれと十分大きいので、この誤差
は無視できる。なお本実施例でも、第1の実施例と同様
に、Bモード画像に代えて血流情報を取り扱うようにし
てもよいし、心拍同期機能を設けてもよい。
【0024】次に第3の実施例について説明する。図9
は本実施例の構成を示すブロック図である。図9におい
て、図1と同じ部分には同符号を付して詳細な説明は省
略する。
は本実施例の構成を示すブロック図である。図9におい
て、図1と同じ部分には同符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0025】受信系3の出力は、Bモード処理系4と共
に、血流情報処理系11にも供給される。Bモード処理
系4からのBモード画像は、スイッチ18の第1の入力
端子とフレームメモリ5に供給される。フレームメモリ
5には造影剤投与前の走査によるBモード画像が保管さ
れる。フレームメモリ5の出力はスイッチ18の第2の
入力端子に接続される。オペレータはスイッチ18の接
続を切換えることにより、最新のBモード画像と造影剤
投与前の走査によるBモード画像を選択的に表示させる
ことができる。
に、血流情報処理系11にも供給される。Bモード処理
系4からのBモード画像は、スイッチ18の第1の入力
端子とフレームメモリ5に供給される。フレームメモリ
5には造影剤投与前の走査によるBモード画像が保管さ
れる。フレームメモリ5の出力はスイッチ18の第2の
入力端子に接続される。オペレータはスイッチ18の接
続を切換えることにより、最新のBモード画像と造影剤
投与前の走査によるBモード画像を選択的に表示させる
ことができる。
【0026】血流情報処理系11は、受信系4の出力を
直交位相検波し、この検波結果から高周波成分を除去す
ることによりドップラ偏移信号を得、次いでこのドップ
ラ偏移信号から心臓の壁等のように動きの遅い物体から
の不要なクラッタ成分を除去し、さらにこのクラッタ成
分を除去した信号を2次元の多点数毎にリアルタイムで
周波数分析し、この分析結果を用いて1フレームの平均
速度情報、その分散情報およびパワー情報を計測する。
1フレームのパワー情報を計測するパワー情報計測部1
9のみ図示し、他の部分は省略している。
直交位相検波し、この検波結果から高周波成分を除去す
ることによりドップラ偏移信号を得、次いでこのドップ
ラ偏移信号から心臓の壁等のように動きの遅い物体から
の不要なクラッタ成分を除去し、さらにこのクラッタ成
分を除去した信号を2次元の多点数毎にリアルタイムで
周波数分析し、この分析結果を用いて1フレームの平均
速度情報、その分散情報およびパワー情報を計測する。
1フレームのパワー情報を計測するパワー情報計測部1
9のみ図示し、他の部分は省略している。
【0027】パワー情報計測部19から出力されるパワ
ーは、減算器6とフレームメモリ12に供給される。フ
レームメモリ12には造影剤投与前の走査による1フレ
ームのパワー情報が保管される。フレームメモリ12の
パワー情報は、造影剤投与後にマスク画像として減算器
6に供給される。減算器6では、造影剤投与後の走査に
よる1フレームのパワー情報からフレームメモリ12か
らの造影剤投与前の走査による1フレームのパワー情報
を画素毎に減算する。
ーは、減算器6とフレームメモリ12に供給される。フ
レームメモリ12には造影剤投与前の走査による1フレ
ームのパワー情報が保管される。フレームメモリ12の
パワー情報は、造影剤投与後にマスク画像として減算器
6に供給される。減算器6では、造影剤投与後の走査に
よる1フレームのパワー情報からフレームメモリ12か
らの造影剤投与前の走査による1フレームのパワー情報
を画素毎に減算する。
【0028】減算器6の出力は、比較器14と最大値ホ
ールド器16に供給される。比較器14では、減算器6
からの各画素の減算結果を、しきい値設定器13から供
給を受けるしきい値と比較し、減算結果がしきい値より
も大きいときプラス信号を出力し、減算結果がしきい値
よりも小さいときマイナス信号を画素毎に出力する。こ
のしきい値は、組織信号より信号レベルの少なくとも大
きい値に設定される。したがって、比較器14からプラ
ス信号が出力されるときは造影剤信号が存在することを
示し、マイナス信号が出力されるときは造影剤信号が存
在しないことを示す。
ールド器16に供給される。比較器14では、減算器6
からの各画素の減算結果を、しきい値設定器13から供
給を受けるしきい値と比較し、減算結果がしきい値より
も大きいときプラス信号を出力し、減算結果がしきい値
よりも小さいときマイナス信号を画素毎に出力する。こ
のしきい値は、組織信号より信号レベルの少なくとも大
きい値に設定される。したがって、比較器14からプラ
ス信号が出力されるときは造影剤信号が存在することを
示し、マイナス信号が出力されるときは造影剤信号が存
在しないことを示す。
【0029】比較器14の出力は、第1時刻計測器15
と最大値ホールド器16に供給される。第1時刻計測器
15は、比較器14からの出力がマイナス信号からプラ
ス信号に反転したときの時刻、つまり造影剤が到着した
時の時刻(以下「到着時刻」という)、およびプラス信
号が出力されている時間、つまり造影剤が流入してから
流出するまでに要する時間(以下「流動時間」という)
を各画素毎に計測する。このため第1時刻計測器15
は、タイマを内蔵し、造影剤を投与した時にこのタイマ
を起動し、造影剤投与時刻を起点とした到着時刻および
流動時間を計測する。第1時刻計測器15で計測した到
着時刻および流動時間は、カラー情報変換器7に供給さ
れる。
と最大値ホールド器16に供給される。第1時刻計測器
15は、比較器14からの出力がマイナス信号からプラ
ス信号に反転したときの時刻、つまり造影剤が到着した
時の時刻(以下「到着時刻」という)、およびプラス信
号が出力されている時間、つまり造影剤が流入してから
流出するまでに要する時間(以下「流動時間」という)
を各画素毎に計測する。このため第1時刻計測器15
は、タイマを内蔵し、造影剤を投与した時にこのタイマ
を起動し、造影剤投与時刻を起点とした到着時刻および
流動時間を計測する。第1時刻計測器15で計測した到
着時刻および流動時間は、カラー情報変換器7に供給さ
れる。
【0030】最大値ホールド器16は、比較器14から
の出力がプラス信号である期間における減算器6の出力
の最大値を画素毎に検出する。この最大値は、カラー情
報変換器7と第2時刻計測器17に供給される。
の出力がプラス信号である期間における減算器6の出力
の最大値を画素毎に検出する。この最大値は、カラー情
報変換器7と第2時刻計測器17に供給される。
【0031】第2時刻計測器17は、造影剤投与時刻を
起点として減算器6の出力が最大値となるときの時刻、
つまり造影剤の流入量が最大となったときの時刻(以下
「最大流入時刻」という)を画素毎に計測する。このた
め第2時刻計測器17は、タイマを内蔵し、造影剤を投
与した時にこのタイマを起動することにより最大流入時
刻を計測する。この最大流入時刻はカラー情報変換器7
に供給される。
起点として減算器6の出力が最大値となるときの時刻、
つまり造影剤の流入量が最大となったときの時刻(以下
「最大流入時刻」という)を画素毎に計測する。このた
め第2時刻計測器17は、タイマを内蔵し、造影剤を投
与した時にこのタイマを起動することにより最大流入時
刻を計測する。この最大流入時刻はカラー情報変換器7
に供給される。
【0032】カラー情報変換器7は、図10(a),
(b),(c)にそれぞれ示すような時刻に対応するカ
ラーバー、時間に対応するカラーバー、最大値に対応す
るカラーバーを備え、これらのカラーバーを用いて各種
カラー画像を生成する。このカラーバーとしては、図2
(a),(b),(c)に示したように色相が変化する
タイプ、所定の色(例えば緑)の輝度が変化するタイ
プ、所定の色(例えば緑)の彩度が変化するタイプのい
ずれかが採用される。なお、ここでは色相が変化するタ
イプのカラーバーを採用するものとして以下説明する。
(b),(c)にそれぞれ示すような時刻に対応するカ
ラーバー、時間に対応するカラーバー、最大値に対応す
るカラーバーを備え、これらのカラーバーを用いて各種
カラー画像を生成する。このカラーバーとしては、図2
(a),(b),(c)に示したように色相が変化する
タイプ、所定の色(例えば緑)の輝度が変化するタイ
プ、所定の色(例えば緑)の彩度が変化するタイプのい
ずれかが採用される。なお、ここでは色相が変化するタ
イプのカラーバーを採用するものとして以下説明する。
【0033】次に本実施例の作用について説明する。造
影剤が被検体に投与される以前に、プローブ1からの超
音波ビームにより被検体の目的断面が走査される。受信
系3からの受信信号は受信系3を介してBモード処理系
4に送られ、そこでBモード画像に生成される。この造
影剤投与前のBモード画像は、フレームメモリ5に記憶
される。また、受信系3からの受信信号は血流情報処理
系11にも供給され、そこでパワー情報に生成される。
この造影剤投与前のパワー情報は、フレームメモリ12
に記憶される。
影剤が被検体に投与される以前に、プローブ1からの超
音波ビームにより被検体の目的断面が走査される。受信
系3からの受信信号は受信系3を介してBモード処理系
4に送られ、そこでBモード画像に生成される。この造
影剤投与前のBモード画像は、フレームメモリ5に記憶
される。また、受信系3からの受信信号は血流情報処理
系11にも供給され、そこでパワー情報に生成される。
この造影剤投与前のパワー情報は、フレームメモリ12
に記憶される。
【0034】造影剤が被検体に投与された以後、プロー
ブ1からの超音波ビームにより被検体の投与前と同じ目
的断面が繰り返し走査され、Bモード画像が順次生成さ
れる。オペレータはスイッチ18の接続を切換えること
により、造影剤投与前の走査によるBモード画像をフリ
ーズ状態で表示したり、また順次生成される各Bモード
画像をリアルタイムで表示させることができる。
ブ1からの超音波ビームにより被検体の投与前と同じ目
的断面が繰り返し走査され、Bモード画像が順次生成さ
れる。オペレータはスイッチ18の接続を切換えること
により、造影剤投与前の走査によるBモード画像をフリ
ーズ状態で表示したり、また順次生成される各Bモード
画像をリアルタイムで表示させることができる。
【0035】また、上記繰り返し走査に伴って、1フレ
ームのパワー情報が血流情報処理系11のパワー情報計
測部19で順次生成される。このパワー情報は、減算器
6に供給される。このとき、フレームメモリ12の造影
剤投与前の走査による1フレームのパワー情報がも減算
器6に供給される。
ームのパワー情報が血流情報処理系11のパワー情報計
測部19で順次生成される。このパワー情報は、減算器
6に供給される。このとき、フレームメモリ12の造影
剤投与前の走査による1フレームのパワー情報がも減算
器6に供給される。
【0036】造影剤投与後の走査によるパワー情報は、
減算器6で、造影剤投与前の走査によるパワー情報を画
素毎に順次減算される。図11は、造影剤投与した時刻
t0以後のある1つの画素におけるパワーの経時的変化
を示したグラフである。図11において斜線で示した部
分が減算の結果得られる成分である。減算器6による減
算結果は、比較器14と最大値ホールド器16に供給さ
れる。
減算器6で、造影剤投与前の走査によるパワー情報を画
素毎に順次減算される。図11は、造影剤投与した時刻
t0以後のある1つの画素におけるパワーの経時的変化
を示したグラフである。図11において斜線で示した部
分が減算の結果得られる成分である。減算器6による減
算結果は、比較器14と最大値ホールド器16に供給さ
れる。
【0037】比較器14では、減算器6からの各画素の
減算結果を、しきい値設定器13から供給を受けるしき
い値Pthと比較し、減算結果がしきい値Pthよりも大き
いときプラス信号を出力し、減算結果がしきい値Pthよ
りも小さいときマイナス信号を画素毎に出力する。
減算結果を、しきい値設定器13から供給を受けるしき
い値Pthと比較し、減算結果がしきい値Pthよりも大き
いときプラス信号を出力し、減算結果がしきい値Pthよ
りも小さいときマイナス信号を画素毎に出力する。
【0038】比較器14の出力は第1時刻計測器15と
最大値ホールド器16に順次供給される。第1時刻計測
器15では、造影剤を投与した時に内蔵タイマが起動さ
れ、比較器14からの出力がマイナス信号からプラス信
号へ反転することに応じて到着時刻、図11では時刻t
1 が画素毎に計測される。また、第1時刻計測器15で
は、比較器14からの出力がプラス信号からマイナス信
号に再反転する時刻、図11では時刻t3 が計測され、
時刻t1 から時刻t3 までの時間、つまり流動時間が画
素毎に計測される。この到着時刻および流動時間は、カ
ラー情報変換器7に供給される。
最大値ホールド器16に順次供給される。第1時刻計測
器15では、造影剤を投与した時に内蔵タイマが起動さ
れ、比較器14からの出力がマイナス信号からプラス信
号へ反転することに応じて到着時刻、図11では時刻t
1 が画素毎に計測される。また、第1時刻計測器15で
は、比較器14からの出力がプラス信号からマイナス信
号に再反転する時刻、図11では時刻t3 が計測され、
時刻t1 から時刻t3 までの時間、つまり流動時間が画
素毎に計測される。この到着時刻および流動時間は、カ
ラー情報変換器7に供給される。
【0039】最大値ホールド器16では、比較器14の
出力がプラス信号の期間に減算器6から出力される各画
素の減算結果の最大値Pmax が画素毎に検出される。こ
の最大値は、カラー情報変換器7と第2時刻計測器17
に供給される。
出力がプラス信号の期間に減算器6から出力される各画
素の減算結果の最大値Pmax が画素毎に検出される。こ
の最大値は、カラー情報変換器7と第2時刻計測器17
に供給される。
【0040】第2時刻計測器17では、造影剤を投与し
た時に内蔵タイマが起動され、最大値ホールド器16で
最大値が検出されたときの最大流入時刻、図11では時
刻t4 が画素毎に計測される。この最大流入時刻は、カ
ラー情報変換器7に供給される。
た時に内蔵タイマが起動され、最大値ホールド器16で
最大値が検出されたときの最大流入時刻、図11では時
刻t4 が画素毎に計測される。この最大流入時刻は、カ
ラー情報変換器7に供給される。
【0041】以上の動作で、カラー情報変換器7には、
到着時刻、流動時間、最大値、最大流入時刻の各パラメ
ータを画素値とする到着時刻分布画像、流動時間分布画
像、最大値分布画像、最大流入時刻分布画像が供給され
る。オペレータにより所望の画像が指定される。カラー
情報変換器7では、指定された画像の各画素値が、カラ
ーバーにしたがって対応するカラー情報に変換される。
到着時刻、流動時間、最大値、最大流入時刻の各パラメ
ータを画素値とする到着時刻分布画像、流動時間分布画
像、最大値分布画像、最大流入時刻分布画像が供給され
る。オペレータにより所望の画像が指定される。カラー
情報変換器7では、指定された画像の各画素値が、カラ
ーバーにしたがって対応するカラー情報に変換される。
【0042】このカラー画像は、ディジタルスキャンコ
ンバータ8に供給される。また、このディジタルスキャ
ンコンバータ8には、フレームメモリ5の造影剤投与前
の走査によるBモード画像またはBモード処理系4から
のリアルタイムのBモード画像が供給される。ディジタ
ルスキャンコンバータ8ではカラー画像とBモード画像
とが合成される。この合成処理は、第1の実施例と同様
に、カラー画像の中のカラー情報の無い画素にBモード
画像の同じ位置の輝度情報を与えることにより行われ
る。この合成画像は、Bモード画像とディジタルスキャ
ンコンバータ8で1表示フレームに並列配置され、モニ
タ9に出力され、表示に供される。
ンバータ8に供給される。また、このディジタルスキャ
ンコンバータ8には、フレームメモリ5の造影剤投与前
の走査によるBモード画像またはBモード処理系4から
のリアルタイムのBモード画像が供給される。ディジタ
ルスキャンコンバータ8ではカラー画像とBモード画像
とが合成される。この合成処理は、第1の実施例と同様
に、カラー画像の中のカラー情報の無い画素にBモード
画像の同じ位置の輝度情報を与えることにより行われ
る。この合成画像は、Bモード画像とディジタルスキャ
ンコンバータ8で1表示フレームに並列配置され、モニ
タ9に出力され、表示に供される。
【0043】このように本実施例では、到着時刻分布画
像、流動時間分布画像、最大値分布画像、最大流入時刻
分布画像をBモード画像と共に表示することができる。
これにより各位置に流れる造影剤の経時的な状況が静止
画像として提供され、したがって動画像に含まれていた
潜在的な情報を明確に把握することができるようにな
る。また、これら4種の画像は、動画像以上の情報量を
備えているので、膨大な記憶容量を必要とする動画像を
記録する必要がなくなるという副次的な効果も生じる。
像、流動時間分布画像、最大値分布画像、最大流入時刻
分布画像をBモード画像と共に表示することができる。
これにより各位置に流れる造影剤の経時的な状況が静止
画像として提供され、したがって動画像に含まれていた
潜在的な情報を明確に把握することができるようにな
る。また、これら4種の画像は、動画像以上の情報量を
備えているので、膨大な記憶容量を必要とする動画像を
記録する必要がなくなるという副次的な効果も生じる。
【0044】なお上述の説明では、血流情報(カラーフ
ローマッピング画像)についての説明であったが、Bモ
ード画像であってもよいのは勿論である。また心拍同期
機能により態動誤差を軽減するようにしてもよい。
ローマッピング画像)についての説明であったが、Bモ
ード画像であってもよいのは勿論である。また心拍同期
機能により態動誤差を軽減するようにしてもよい。
【0045】次に第4の実施例について説明する。図1
2は本実施例の構成を示すブロック図である。図12に
おいて、図1、図7、図9と同じ部分には同符号を付し
て詳細な説明は省略する。
2は本実施例の構成を示すブロック図である。図12に
おいて、図1、図7、図9と同じ部分には同符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0046】本実施例では、第2実施例と同様に、しき
い値設定器10を特徴的に設けている。血流情報処理系
11のパワー情報計測部19からの造影剤投与前の血流
情報はしきい値設定器10に供給され、ここで、この全
画素、または指定されたROI(関心領域)内の画素の
輝度値(画素値)の最大値または各画素の経時的に変化
する輝度値の最大値が、しきい値として設定される。減
算器6では、パワー情報計測部19からの造影剤投与後
の血流情報の各画素値からこのしきい値を減算すること
により、画素毎に組織成分を除去する。この減算以降の
処理は、第3実施例と同じである。
い値設定器10を特徴的に設けている。血流情報処理系
11のパワー情報計測部19からの造影剤投与前の血流
情報はしきい値設定器10に供給され、ここで、この全
画素、または指定されたROI(関心領域)内の画素の
輝度値(画素値)の最大値または各画素の経時的に変化
する輝度値の最大値が、しきい値として設定される。減
算器6では、パワー情報計測部19からの造影剤投与後
の血流情報の各画素値からこのしきい値を減算すること
により、画素毎に組織成分を除去する。この減算以降の
処理は、第3実施例と同じである。
【0047】本実施例でも、第3実施例と同様の効果が
得られると共に、血球や組織成分をほぼ完全に除去する
ことができるようになる。なお、本実施例では、パワー
のばらつきにより誤差が生じ易くなるが、造影剤のパワ
ーは組織のそれと十分大きいので、この誤差は無視でき
る。なお本実施例でも、血流情報についての説明であっ
たが、Bモード画像であってもよいのは勿論であるし、
また心拍同期機能により態動誤差を軽減するようにして
もよい。この発明は上述した実施例に限定されることな
く種々変形して実施可能であるのは勿論である。
得られると共に、血球や組織成分をほぼ完全に除去する
ことができるようになる。なお、本実施例では、パワー
のばらつきにより誤差が生じ易くなるが、造影剤のパワ
ーは組織のそれと十分大きいので、この誤差は無視でき
る。なお本実施例でも、血流情報についての説明であっ
たが、Bモード画像であってもよいのは勿論であるし、
また心拍同期機能により態動誤差を軽減するようにして
もよい。この発明は上述した実施例に限定されることな
く種々変形して実施可能であるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】本発明は、造影剤投与前の走査による画
像を造影剤投与後の走査による画像から減算することに
より、造影剤投与の前後で変化しない組織成分を除去し
て、造影剤成分からなる画像を生成し、これを造影剤投
与前の走査による画像と共に表示することにより、組織
成分と造影剤成分とを明確に分離して表示できる超音波
診断装置を提供することができる。
像を造影剤投与後の走査による画像から減算することに
より、造影剤投与の前後で変化しない組織成分を除去し
て、造影剤成分からなる画像を生成し、これを造影剤投
与前の走査による画像と共に表示することにより、組織
成分と造影剤成分とを明確に分離して表示できる超音波
診断装置を提供することができる。
【図1】本発明による超音波診断装置の第1実施例の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】図1のカラー情報変換器が備えるカラーバーの
一例を示す図。
一例を示す図。
【図3】造影剤投与後のある1つの画素の輝度(画素
値)の経時的変化を示す図。
値)の経時的変化を示す図。
【図4】Bモード画像、造影剤画像およびそれらの合成
画像の一例を示す図。
画像の一例を示す図。
【図5】図1のモニタの表示画面の一例を示す図。
【図6】心電波形を示す図。
【図7】第2実施例の構成を示すブロック図。
【図8】造影剤投与後のある1つの画素の輝度(画素
値)の経時的変化を示す図。
値)の経時的変化を示す図。
【図9】第3実施例の構成を示すブロック図。
【図10】図9のカラー情報変換器が備えるカラーバー
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図11】第3実施例により得られる各種情報を説明す
るための図。
るための図。
【図12】第4実施例の構成を示すブロック図。
1…プローブ、2…送信系、3…受信系、4…Bモード
処理系、5…フレームメモリ、6…減算器7…カラー情
報変換器、8…ディジタルスキャンコンバータ、9…モ
ニタ。
処理系、5…フレームメモリ、6…減算器7…カラー情
報変換器、8…ディジタルスキャンコンバータ、9…モ
ニタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 超音波ビームで被検体を走査することに
より得られる受信信号を用いて画像を生成する超音波診
断装置において、 造影剤投与前の走査による画像を造影剤投与後の走査に
よる画像から減算することにより前記受信信号に含まれ
る造影剤成分からなる画像を生成する手段と、 前記造影剤成分からなる画像を前記造影剤投与前の走査
による画像と共に表示する手段とを具備することを特徴
とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 超音波ビームで被検体を走査することに
より得られる受信信号を用いて画像を生成する超音波診
断装置において、 造影剤投与前の走査による画像の全画素値の中の最大値
を造影剤投与後の走査による画像の各画素値から減算す
ることにより前記受信信号に含まれる造影剤成分からな
る画像を生成する手段と、 前記造影剤成分からなる画像を前記造影剤投与前の走査
による画像と共に表示する手段とを備えることを特徴と
する超音波診断装置。 - 【請求項3】 超音波ビームで被検体を走査することに
より得られる受信信号を用いて画像を生成する超音波診
断装置において、 造影剤投与前の走査による画像を造影剤投与後の走査に
よる画像から減算する手段と、 前記減算手段の減算結果の経時的な変化を画素毎に計測
し、この変化に応じた画像を生成する手段と、 前記生成手段で生成された画像を前記造影剤投与前の走
査による画像と共に表示する手段とを具備することを特
徴とする超音波診断装置。 - 【請求項4】 超音波ビームで被検体を走査することに
より得られる受信信号を用いて画像を生成する超音波診
断装置において、 造影剤投与前の走査による画像の全画素値の中の最大値
を造影剤投与後の走査による画像の各画素値から減算す
る手段と、 前記減算手段の減算結果の経時的な変化を画素毎に計測
し、この変化に応じた画像を生成する手段と、 前記生成手段で生成された画像を前記造影剤投与前の走
査による画像と共に表示する手段とを具備することを特
徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22837493A JPH0779981A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22837493A JPH0779981A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779981A true JPH0779981A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16875468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22837493A Pending JPH0779981A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779981A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08336527A (ja) * | 1995-06-09 | 1996-12-24 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JPH0924047A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-01-28 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JPH1057375A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-03-03 | Advanced Technol Lab Inc | 携帯型超音波診断装置 |
| JP2001029347A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
| JP2003164452A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-10 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波信号解析装置、及び超音波映像化方法 |
| JP2004358134A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 流れ画像表示方法および超音波診断装置 |
| JP2007151972A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
| JP2008253764A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | General Electric Co <Ge> | 解剖学的画像を取得及び/または解析するための方法及び装置 |
| JP2009028194A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波撮像装置 |
| US7604596B2 (en) | 1996-06-28 | 2009-10-20 | Sonosite, Inc. | Ultrasonic signal processor for a hand held ultrasonic diagnostic instrument |
| JP2011254963A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム |
| JP2012065936A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置及び超音波画像表示方法 |
| JP2012509694A (ja) * | 2008-11-24 | 2012-04-26 | ブラッコ・シュイス・ソシエテ・アノニム | リアルタイム灌流イメージング及び定量化 |
| US9671491B2 (en) | 2005-05-03 | 2017-06-06 | Fujifilm Sonosite, Inc. | Systems for ultrasound beam forming data control |
| JP2025167316A (ja) * | 2024-04-25 | 2025-11-07 | ジーイー・プレシジョン・ヘルスケア・エルエルシー | 超音波診断装置および記憶媒体 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP22837493A patent/JPH0779981A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08336527A (ja) * | 1995-06-09 | 1996-12-24 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JPH0924047A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-01-28 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JPH1057375A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-03-03 | Advanced Technol Lab Inc | 携帯型超音波診断装置 |
| US7604596B2 (en) | 1996-06-28 | 2009-10-20 | Sonosite, Inc. | Ultrasonic signal processor for a hand held ultrasonic diagnostic instrument |
| US7740586B2 (en) | 1996-06-28 | 2010-06-22 | Sonosite, Inc. | Ultrasonic signal processor for a hand held ultrasonic diagnostic instrument |
| JP2001029347A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
| JP2003164452A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-10 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波信号解析装置、及び超音波映像化方法 |
| JP2004358134A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 流れ画像表示方法および超音波診断装置 |
| US9671491B2 (en) | 2005-05-03 | 2017-06-06 | Fujifilm Sonosite, Inc. | Systems for ultrasound beam forming data control |
| JP2007151972A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
| US8816959B2 (en) | 2007-04-03 | 2014-08-26 | General Electric Company | Method and apparatus for obtaining and/or analyzing anatomical images |
| JP2008253764A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | General Electric Co <Ge> | 解剖学的画像を取得及び/または解析するための方法及び装置 |
| JP2009028194A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波撮像装置 |
| JP2012509694A (ja) * | 2008-11-24 | 2012-04-26 | ブラッコ・シュイス・ソシエテ・アノニム | リアルタイム灌流イメージング及び定量化 |
| US9201139B2 (en) | 2010-06-08 | 2015-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic diagnostic apparatus, ultrasonic image processing apparatus, and medical image diagnostic apparatus |
| JP2011254963A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム |
| JP2012065936A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置及び超音波画像表示方法 |
| JP2025167316A (ja) * | 2024-04-25 | 2025-11-07 | ジーイー・プレシジョン・ヘルスケア・エルエルシー | 超音波診断装置および記憶媒体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5395396B2 (ja) | 超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラム | |
| JP4373699B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP4786150B2 (ja) | 超音波診断装置および画像処理装置 | |
| JP3410843B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP5472914B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| US20100249590A1 (en) | Ultrasonic diagnosis apparatus and ultrasonic image generating method | |
| JP4945040B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP6218400B2 (ja) | 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム | |
| JP2000333956A (ja) | 超音波診断装置及び超音波画像の表示切換方法 | |
| JPH0779981A (ja) | 超音波診断装置 | |
| US20050059893A1 (en) | Ultrasonic dignostic equipment and image processing apparatus | |
| JP3834365B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP7330705B2 (ja) | 画像解析装置 | |
| JPH11327A (ja) | 超音波診断装置 | |
| CN111093519B (zh) | 超声图像处理 | |
| JP2002209898A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP4574802B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP7305438B2 (ja) | 解析装置及びプログラム | |
| CN100421627C (zh) | 超声波成像装置和超声波成像方法 | |
| JP4795672B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0779974A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP2002028160A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP5002119B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP2011045660A (ja) | 超音波診断装置及び超音波画像処理装置 | |
| JP5242092B2 (ja) | 超音波診断装置 |