JPH077645B2 - 偏向ヨーク用コア - Google Patents
偏向ヨーク用コアInfo
- Publication number
- JPH077645B2 JPH077645B2 JP16211389A JP16211389A JPH077645B2 JP H077645 B2 JPH077645 B2 JP H077645B2 JP 16211389 A JP16211389 A JP 16211389A JP 16211389 A JP16211389 A JP 16211389A JP H077645 B2 JPH077645 B2 JP H077645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- inner peripheral
- deflection yoke
- peripheral surface
- coil insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カラー陰極線管に装着される高解像度偏向
ヨーク用のコア(以下、「コア」という)に関する。
ヨーク用のコア(以下、「コア」という)に関する。
[従来の技術] 第5図は従来のこの種のコアの斜視図、第6図はその分
解斜視図である。
解斜視図である。
図において、(2a),(2b)は軸線を通る平面で二分割
された一対のコア、(5)はコイル挿入溝で、コア(2
a),(2b)の内周面に周方向に所定間隔でもって軸方
向に延在するように形成され、図示していない垂直偏向
コイルおよび水平偏向コイルが挿入される。(6)はコ
アクリップで、二分割されたコア(2a),(2b)の突合
わせ面(7)の近傍に設けられた一対のクリップ溝(8
a),(8b)に跨って、コア(2a),(2b)を一体に弾
性力でもって結合するようになされている。
された一対のコア、(5)はコイル挿入溝で、コア(2
a),(2b)の内周面に周方向に所定間隔でもって軸方
向に延在するように形成され、図示していない垂直偏向
コイルおよび水平偏向コイルが挿入される。(6)はコ
アクリップで、二分割されたコア(2a),(2b)の突合
わせ面(7)の近傍に設けられた一対のクリップ溝(8
a),(8b)に跨って、コア(2a),(2b)を一体に弾
性力でもって結合するようになされている。
従来の高解像度偏向ヨークの水平偏向コイルおよび垂直
偏向コイルには、水平および垂直偏向磁界を発生させる
ための「のこぎり波電流」が通電され、両コイルには、
交流損失(銅損、うず電流損および表皮損失)が発生す
るとともに、コア(2a),(2b)内には鉄損(ヒステリ
シス損およびうず電流損)が発生するが、特に、水平偏
向電流の周波数は高いので、大きい交流損失および鉄損
が発生し、このため、偏向ヨークの各部に異常な温度上
昇が生じ、これに伴なう変形によってコンバーゼンス変
化が生じて画面に色ずれ等が生じる欠点がある。
偏向コイルには、水平および垂直偏向磁界を発生させる
ための「のこぎり波電流」が通電され、両コイルには、
交流損失(銅損、うず電流損および表皮損失)が発生す
るとともに、コア(2a),(2b)内には鉄損(ヒステリ
シス損およびうず電流損)が発生するが、特に、水平偏
向電流の周波数は高いので、大きい交流損失および鉄損
が発生し、このため、偏向ヨークの各部に異常な温度上
昇が生じ、これに伴なう変形によってコンバーゼンス変
化が生じて画面に色ずれ等が生じる欠点がある。
コイル挿入溝(5)は、このような偏向ヨークの温度上
昇を抑えるために、設けられたもので、コア(2a),
(2b)の内周面(2c)を極力陰極線管に接近させること
によってコアの鉄損の低減を図るとともに、磁束のコア
内通路を確保することによって偏向電流の減少を図り、
もって交流損失を少なくして偏向ヨークの発熱量を少な
くするようにしている。
昇を抑えるために、設けられたもので、コア(2a),
(2b)の内周面(2c)を極力陰極線管に接近させること
によってコアの鉄損の低減を図るとともに、磁束のコア
内通路を確保することによって偏向電流の減少を図り、
もって交流損失を少なくして偏向ヨークの発熱量を少な
くするようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 一般的に、コア(2a),(2b)は、フェライトの焼成プ
ロセスによって作られるが、フェライト原料のプレス成
形時に、コイル挿入(5)を同時に形成する作業が困難
であるとともに、このプレス成形品の焼結時の収縮率が
高いため、±0.5〜1%程度の寸法誤差が生じ、そのま
までは高解像度偏向ヨークのコアとして使用することは
できない。
ロセスによって作られるが、フェライト原料のプレス成
形時に、コイル挿入(5)を同時に形成する作業が困難
であるとともに、このプレス成形品の焼結時の収縮率が
高いため、±0.5〜1%程度の寸法誤差が生じ、そのま
までは高解像度偏向ヨークのコアとして使用することは
できない。
そこで、従来のコアは、費用対効果の点から、焼結後の
コア(2a),(2b)の内周面(2c)およびコイル挿入溝
(5)を、切削加工または研磨加工によって所望の寸法
精度に仕上げる方法によって製作するのが一般的になっ
ている。
コア(2a),(2b)の内周面(2c)およびコイル挿入溝
(5)を、切削加工または研磨加工によって所望の寸法
精度に仕上げる方法によって製作するのが一般的になっ
ている。
しかし、溝付コアは焼結時の寸法誤差が大きく、また、
コアの硬度が著しく高いためにその加工がきわめて面倒
で、しかも特殊な加工機械を必要とするため、高価なも
のとなるという問題点があった。
コアの硬度が著しく高いためにその加工がきわめて面倒
で、しかも特殊な加工機械を必要とするため、高価なも
のとなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点の解消を目的としてなさ
れたもので、高い寸法精度が得られるとともに、価格の
安いコアを得ることを目的とす。
れたもので、高い寸法精度が得られるとともに、価格の
安いコアを得ることを目的とす。
[課題を解決するための手段] この発明による高解像度偏向ヨーク用コアは、平滑な内
周面を有する円筒状のコアの内周面に、別に作成したコ
イル溝形成用部材を周方向に所定間隔でもって軸方向に
延在するように配置して接着してなる構造とした点を特
徴とする。
周面を有する円筒状のコアの内周面に、別に作成したコ
イル溝形成用部材を周方向に所定間隔でもって軸方向に
延在するように配置して接着してなる構造とした点を特
徴とする。
[作用] この発明によれば、平滑な内周面を有する円筒状のコア
と、コイル挿入溝形成用部材とを別々に作成し、コイル
挿入溝形成用部材を、コアの内周面に位置決めして接着
したものであるから、各構成部材の加工が容易となるの
で安い費用で高い寸法精度の加工ができる。コアは、こ
れらの構成部材を位置決めして一体に接着することによ
って得られるので、寸法精度の高いものが得られる。
と、コイル挿入溝形成用部材とを別々に作成し、コイル
挿入溝形成用部材を、コアの内周面に位置決めして接着
したものであるから、各構成部材の加工が容易となるの
で安い費用で高い寸法精度の加工ができる。コアは、こ
れらの構成部材を位置決めして一体に接着することによ
って得られるので、寸法精度の高いものが得られる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図は、この発明の一実施例による偏向ヨーク用コア
を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う拡大断
面図、第3図はこの実施例の溝形成用の部材の斜視図、
第4図はこの実施例のコアを示す斜視図であり、第5図
の従来例と同一または相当部分には、同一の符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う拡大断
面図、第3図はこの実施例の溝形成用の部材の斜視図、
第4図はこの実施例のコアを示す斜視図であり、第5図
の従来例と同一または相当部分には、同一の符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
図において、コア(2a),(2b)は、その内周面(2c)
が平滑面に形成されている。(9)はフェライトからな
る複数のコイル挿入溝形成部材で、コア(2a),(2b)
の内周面の軸方向に沿う形状に形成されており、周方向
に所定間隔でもって配設されて、たとえば接着剤によっ
て固着されている。
が平滑面に形成されている。(9)はフェライトからな
る複数のコイル挿入溝形成部材で、コア(2a),(2b)
の内周面の軸方向に沿う形状に形成されており、周方向
に所定間隔でもって配設されて、たとえば接着剤によっ
て固着されている。
(10)はコイル挿入溝形成部材(9)の接着面に形成さ
れた位置決め用の突子で、この突子(10)は第4図で示
すように、コア(2a),(2b)の内周面(2c)の所定の
位置に形成された位置決め用の凹部(11)に嵌め込まれ
て各コイル挿入溝形成部材(9)をそれぞれ所定の位置
に位置決めするようになされている。
れた位置決め用の突子で、この突子(10)は第4図で示
すように、コア(2a),(2b)の内周面(2c)の所定の
位置に形成された位置決め用の凹部(11)に嵌め込まれ
て各コイル挿入溝形成部材(9)をそれぞれ所定の位置
に位置決めするようになされている。
なお、上記実施例では、コイル挿入溝形成部材(9)の
接着面に、位置決め用の突子(10)を形成し、コア(2
a),(2b)の内周面(2c)の所定位置にこの突子(1
0)が嵌め込まれる位置決め用の凹部(11)を形成した
が、これとは反対に、コイル挿入溝形成部材(9)に凹
部(11)を、またコア(2a),(2b)の内周面(2c)に
突子(10)を設けてもよい。
接着面に、位置決め用の突子(10)を形成し、コア(2
a),(2b)の内周面(2c)の所定位置にこの突子(1
0)が嵌め込まれる位置決め用の凹部(11)を形成した
が、これとは反対に、コイル挿入溝形成部材(9)に凹
部(11)を、またコア(2a),(2b)の内周面(2c)に
突子(10)を設けてもよい。
また、上記実施例では、位置決め用の突子(10)と凹部
(11)とを設けたが、位置決め手段としてはこの例に限
られるものではなく、位置決め用の突子(10)および凹
部(11)を設けずに、位置決め治具を用いて所定位置に
コイル挿入溝形成用部材(9)を接着してもよい。
(11)とを設けたが、位置決め手段としてはこの例に限
られるものではなく、位置決め用の突子(10)および凹
部(11)を設けずに、位置決め治具を用いて所定位置に
コイル挿入溝形成用部材(9)を接着してもよい。
[発明の効果] この発明によれば、内周面が平滑面に形成された円筒状
のコアの内周面に、周方向に所定の間隔をもってコイル
挿入溝形成部材を接着して複数のコイル収容溝を形成す
る構造としたので、従来のように、フェライト原料のプ
レス成形時にコイル収容溝を同時に形成して焼結したも
の、あるいは焼結後のコアの平坦な内周面に機械加工に
よってコイル挿入溝をしたものと比較して、その加工が
きわめて簡単になるばかりでなく、高い寸法精度を有
し、かつコストの安い高解像度偏向ヨーク用のコアが得
られる効果がある。
のコアの内周面に、周方向に所定の間隔をもってコイル
挿入溝形成部材を接着して複数のコイル収容溝を形成す
る構造としたので、従来のように、フェライト原料のプ
レス成形時にコイル収容溝を同時に形成して焼結したも
の、あるいは焼結後のコアの平坦な内周面に機械加工に
よってコイル挿入溝をしたものと比較して、その加工が
きわめて簡単になるばかりでなく、高い寸法精度を有
し、かつコストの安い高解像度偏向ヨーク用のコアが得
られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による高解像度偏向ヨーク
のコアを示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う
一部拡大断面図、第3図はこの実施例のコイル挿入溝形
成用部材の斜視図、第4図は同じく円筒状コアの斜視
図、第5図は従来の高解像度偏向ヨーク用コアの斜視
図、第6図はこの従来例の分解斜視図である。 (2a),(2b)…コア、(2c)…コアの内周面、(5)
…コイル挿入溝、(9)…コイル挿入溝形成用部材。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
のコアを示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う
一部拡大断面図、第3図はこの実施例のコイル挿入溝形
成用部材の斜視図、第4図は同じく円筒状コアの斜視
図、第5図は従来の高解像度偏向ヨーク用コアの斜視
図、第6図はこの従来例の分解斜視図である。 (2a),(2b)…コア、(2c)…コアの内周面、(5)
…コイル挿入溝、(9)…コイル挿入溝形成用部材。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】内周面が平滑面に仕上げられた円筒状のコ
アと、この円筒状コアの内周面の軸方向に沿って延在す
る形状に形成されてなり、上記コアの内周面に周方向に
所定の間隔でもって配設され、かつ一体に固着されて複
数のコイル挿入溝を形成する複数のコイル挿入溝形成部
材とを具備してなる偏向ヨーク用コア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16211389A JPH077645B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 偏向ヨーク用コア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16211389A JPH077645B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 偏向ヨーク用コア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0329242A JPH0329242A (ja) | 1991-02-07 |
| JPH077645B2 true JPH077645B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=15748290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16211389A Expired - Lifetime JPH077645B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 偏向ヨーク用コア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077645B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999034023A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Nsk Ltd. | Four de recuit continu, roulement a galets, procede de recuit et procede de fabrication de bagues de roulement interieures et exterieures de roulement a billes a gorges profondes |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP16211389A patent/JPH077645B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999034023A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Nsk Ltd. | Four de recuit continu, roulement a galets, procede de recuit et procede de fabrication de bagues de roulement interieures et exterieures de roulement a billes a gorges profondes |
| GB2338717A (en) * | 1997-12-26 | 1999-12-29 | Nsk Ltd | Continuous annealing furnace, rolling bearing, annealing metho, and method of manufacturing inner and outer races of deeply groove ball bearing |
| GB2338717B (en) * | 1997-12-26 | 2003-01-15 | Nsk Ltd | Continuous annealing furnace, roller bearing, annealing method and method for manufacturing an inner ring and an outer ring for deep groove ball bearing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0329242A (ja) | 1991-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080130 |
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