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JPH0769919A - Vip,その類縁体またはそのフラグメントを含む医薬組成物 - Google Patents

Vip,その類縁体またはそのフラグメントを含む医薬組成物

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Publication number
JPH0769919A
JPH0769919A JP6084194A JP8419494A JPH0769919A JP H0769919 A JPH0769919 A JP H0769919A JP 6084194 A JP6084194 A JP 6084194A JP 8419494 A JP8419494 A JP 8419494A JP H0769919 A JPH0769919 A JP H0769919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vip
peptide
pharmaceutical composition
group
norleucine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6084194A
Other languages
English (en)
Inventor
Illana Gozes
ゴゼス イラナ
Matityahu Fridkin
フライドキン マティットヤフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ramot at Tel Aviv University Ltd
Yeda Research and Development Co Ltd
Original Assignee
Ramot at Tel Aviv University Ltd
Yeda Research and Development Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ramot at Tel Aviv University Ltd, Yeda Research and Development Co Ltd filed Critical Ramot at Tel Aviv University Ltd
Publication of JPH0769919A publication Critical patent/JPH0769919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/57563Vasoactive intestinal peptide [VIP]; Related peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K19/00Hybrid peptides, i.e. peptides covalently bound to nucleic acids, or non-covalently bound protein-protein complexes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • C07K7/06Linear peptides containing only normal peptide links having 5 to 11 amino acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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Abstract

(57)【要約】 【構成】(i)バソアクティブ・インテスティナル・ペ
プチド(VIP),(ii)母体ペプチドの生物学的性
質を実質的に変化させることなく1個または2個以上の
アミノ酸が置換,付加または欠失されたバソアクティブ
・インテスティナル・ペプチド(VIP)の類縁体,
(iii)(i)および(ii)のいずれかのペプチド
化合物が親油性残基にカップリングした接合体,(i
v)(i),(ii)および(iii)の生理学的に活
性なフラグメント,ならびに(v)(i),(ii),
(iii)および(iv)のいずれかの機能性誘導体か
らなる群より選択されるペプチドを活性成分とし,これ
を医薬的に許容される担体と配合してなる医薬組成物 【効果】この医薬組成物は,アルツハイマーのような病
的状態による場合のみでなく、正常の生理学的な加齢に
よる学習および記憶能力の低下の回復にも有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は,バソアクティブ・インテスティナル・ペプチ
ド(VIP)またはその類縁体,誘導体およびフラグメ
ントを活性部分としてなる神経変性疾患の処置用医薬組
成物に関する。
【0002】発明の背景 神経細胞が変性する神経変性疾患は認識機能の低下をも
たらす,様々な疾患および神経学的欠損が神経細胞の変
性を生じ,とくにアルツハイマー病,ハンチントン病も
しくは舞踏病,卒中による低酸素症もしくは虚血,てん
かんによって起こる細胞死,筋萎縮性側索硬化症,精神
遅滞等,ならびび加齢によって生じる神経変性的変化が
ある。
【0003】バソアクティブ・インテスティナル・ペプ
チド(VIP)は,神経伝達物質およびホルモン様の役
割を示す28アミノ酸の調節ペプチドである。VIPは
中枢神経系(CNS)に不均一な分布を示し,大脳皮
質,視床下部,扁挑および線状体で最もレベルが高い。
これまでに蓄積された証拠から,多重なニューロン機能
中とくにVIPの関与は,膜電位の変化,ムスカリン興
奮の修飾,電気的にブロックされたニューロンの生残の
促進(1),神経統合性の維持(2),ラットでの新生
仔行動の発達(3),HIVエンベロープ蛋白によって
起こる神経の死からの救済が示唆されている。VIP受
容体のアンタゴニストによって生じるラットにおける空
間的学習障害がVIPとの共処置で減弱したことは,学
習過程におけるVIPの役割の可能性を指示している
(4)
【0004】一般的に痴呆でのまたとくにアルツハイマ
ー病でのVIPの役割に関する証拠には混乱がある。大
部分の証拠はこのような関与がないことを示唆するもの
である。Rosorらは,アルツハイマー型の老人性痴
呆に罹患した患者から得られた脳の大脳皮質でVIPに
は対照に比べて変化がないことを見出した(5)。他の
研究者達はアルツハイマーの患者と対照の間でVIP測
定値には変動がないことを見出してお
(6,7,8),また痴呆の程度と脳脊髄液中のVI
P濃度の間には相関のないことが明らかにされている
(9)
【0005】これに反し,アルツハイマー病および対照
脳におけるVIPの免疫反応性の研究では,アルツハイ
マー病患者の大脳皮質とくに島および角皮質でVIP免
疫反応性の有意な低下が認められた(10)。しかしな
がら,この低下がアルツハイマーにおける大脳皮質の劣
化の原因なのか,あるいはむしろ結果なのかについては
決定されていなかった。
【0006】発明の要約 本発明は,VIPならびにその類縁体,誘導体およびフ
ラグメントがアルツハイマーの動物モデルにおいて,学
習活性の回復を生じることを発見して完成されたもので
ある。
【0007】すなわち,本発明は(i)バソアクティブ
・インテスティナル・ペプチド(VIP),(ii)母
体ペプチドの生物学的性質を実質的に変化させることな
く1個または2個以上のアミノ酸が置換,付加または欠
失されたバソアクティブ・インテスティナル・ペプチド
(VIP)の類縁体,(iii)(i)および(ii)
のいずれかのペプチド化合物が親油性残基にカップリン
グした接合体,(iv)(i),(ii)および(ii
i)の生理学的に活性なフラグメント,ならびに(v)
(i),(ii),(iii)および(iv)のいずれ
かの機能性誘導体,からなる群より選択されるペプチド
を活性成分とし,これを医薬的に許容される担体と配合
してなる神経変性疾患の処置用医薬組成物を提供する。
【0008】式IのVIPまたは修飾VIPにカップリ
ングさせる上記親油性残基は好ましくは,少なくとも5
個の炭素原子を有するヒドロカルビルまたはカルボキシ
ル性アシルのような飽和または不飽和基である。親油性
残基はそのペプチド分子のN−末端およびC−末端のい
ずれかまたは両者に結合できる。
【0009】好ましくは,上記VIPの類縁体は,式I (式中,X,XおよびXは互いに同種または異種
であり,それぞれ天然または非天然の親油性アミノ酸の
残基である)の配列を有する。
【0010】本発明の活性成分はとくに好ましくは,式
II (式中,RおよびRは互いに同種もしくは異種であ
り,RおよびRの少なくとも一方が親油性残基であ
ることを条件に,水素,飽和もしくは不飽和親油性基ま
たはC〜Cヒドロカルビルもしくはカルボキシル性
アシルであり,YおよびYは互いに同種または異種
であり,それぞれ−CHであるかまたは結合したR
もしくはRが水素である場合には結合であり,さらに
は−CO−であってもよく,X,XおよびX
は互いに同種または異種であり,それぞれ天然または非
天然の親油性アミノ酸の残基である)の配列を有するペ
プチドもしくはその生理学的に活性なフラグメント,ま
たは式IIのペプチドの機能性誘導体もしくはその生理
学的に活性なフラグメントからなる群より選択される。
【0011】X,XおよびXは,ロイシン,イソ
ロイシン,ノルロイシン,バリン,トリプトファン,フ
ェニルアラニン,メチオニン,オクタヒドロインドール
−2−カルボン酸(oic),シクロヘキシルグリシン
(chg)およびシクロペンチルグリシン(cpg)に
よって表される好ましくは親油性アミノ酸残基である。
【0012】本発明のとくに好ましい組成物は,X
ノルロイシン残基であり,XおよびXはそれぞれバ
リンであり,Yは−CO−であり,RはC〜C
17アルキルであり,Yはたとえばステアロイル
またはカプロイルであり,Yは結合であり,Rは水
素である上記式IまたはIIのペプチドからなる。
【0013】本明細書に上述した機能性誘導体は,少な
くとも1個の非末端アミノ酸残基が側鎖に官能基を有
し,生物学的に活性な物質を生じる化合物である。官能
性誘導体の例にはグリコシド,エーテル,カルボキシル
およびヒドロキシル基両者のエステル,アミド等であ
る。
【0014】本明細書で使用されるVIPの類縁体の語
は,1個または2個以上のアミノ酸が,本技術分野の任
意の既知方法で,付加,欠失または置換されたペプチド
を意味する。本発明の範囲内に包含されるVIPの類縁
体とは,以下に説明するようなネイティブなVIPの生
物学的性質を維持する類縁体である。
【0015】本明細書に使用される生理学的に活性なフ
ラグメントの語は,VIPのフラグメント,VIP類縁
体のフラグメントおよびVIPのまたはその類縁体もし
くはそのフラグメントと親油性残基の接合体を意味す
る。
【0016】本発明の範囲内に包含される官能性誘導
体,生理学的に活性なフラグメントおよびVIPの類縁
体とは,ネイティブなVIPの保護濃度とほぼ同一もし
くはより低い濃度で,電気的にブロックされたニューロ
ンを死から保護する活性もしくは培養非処置ニューロン
を自然に起こる死から保護する活性,および/またはこ
れらの濃度を動物にin vivoで投与した場合学習
および記憶獲得能力の上昇を示す誘導体,フラグメント
および類縁体である。
【0017】VIPのフラグメントまたはその類縁体
は,たとえば,式IのVIPもしくは修飾VIPまたは
式IIの接合体の位置7〜28もしくは16〜28にお
けるアミノ酸の配列を有するフラグメントである。本発
明のVIPフラグメントの接合体の例には,式:St−
A−V−K−K−Y−L−N−S−I−L−NのSt−
VIP18−23(以下ペプチド6という),式:St
−A−V−T−T−D−N−Y−TのSt−Thr
VIP4−11(以下ペプチド5という),式:St−
H−S−D−A−V−F−T−D−N−Y−T−R−L
−RのSt−VIP1−14(以下ペプチド3とい
う),式:St−K−Q−M−A−V−K−K−Y−L
−A−A−V−LのSt−Ala24,Ala25,V
al26VIP15−27(以下ペプチド2という),
式:St−H−S−D−G−I−F−T−D−S−Y−
S−R−Y−Rの修飾VIPフラグメント(以下ペプチ
ド1という)がある。
【0018】本発明の組成物のペプチド化合物のペプチ
ド鎖の製造にはそれ自体公知の固相成による製造
(11,12)が最善であり,これらの鎖が組み立てら
れたのち,それに水素以外の末端基R−および/
またはR−が結合される。Yがカルボニル基で
ある場合,すなわち末端にRCO−をもつ化合物の場
合は,RCO−基は慣用のアシル化操作によって導入
できる。
【0019】本発明の組成物に使用する化合物におい
て,Yが−CH−である化合物,すなわち末端にR
−CH−を有する化合物の製造に際しては,R
CH−基は,最初にアルデヒドRCH=Oとカップ
リングさせ,ついで得られたR−CH=N−基をそれ
自体公知の方法で還元することによって導入できる。末
端にR−CH−を有する化合物は式R−CH
NHのアミンでペプチドを切断することによって得ら
れる。
【0020】本発明の医薬組成物の任意の担体は,中枢
神経系に作用させる薬剤の非経口,経口,エアゾル,経
鼻または眼内投与のための任意のビヒクルとすることが
できる。本発明の組成物はエアゾル組成物の臭覚神経を
介してのCNSへの浸透を可能にする経鼻的な投与(W
O91/07947),もしくは眼内への経路(Chi
ou,G.C.Y.,1991,Ann.Rev.Ph
armacol.Toxicol.31:457−6
7),またはW.M.Pardridge,Pepti
de Drug Delivery,Raven Pr
ess,N.Y.1991に記載の他の任意の適当な投
与方法で投与することが好ましい。本発明の医薬組成物
はまた,脳室間ポンプによって脳を直接的な標的にする
こともできる。
【0021】本発明はさらに,上記(i)〜(v)に定
義したペプチドの医薬的有効量をそのような処置を必要
とする宿主に投与することによる神経変性疾患の処置方
法に関する。本発明はさらにまた,神経変性疾患の処置
用の医薬の製造のための上記(i)〜(v)に定義した
ペプチドの使用に関する。
【0022】以下の実施例は本発明の様々な態様を例示
するものであり,本発明はそれによって限定されるもの
ではないことを理解すべきである。以後本明細書で使用
される次の語の意味は以下の通りである。VIP−バソ
アクティブ・インテスティナル薬剤;St−VIP−ス
テアロイルVIP;Nle17−VIP−ノルロイシン
17−VIP;St−Nle17−VIP−ステアロイ
ル−ノルロイシン17−VIP
【0023】図面の説明 よりよい理解のため,以下に,添付の図面を参照しなが
ら,例示のみの意図で,本発明を説明する。図中,図1
は,電気的にブロックされたニューロンの生残に対す
る,様々な濃度におけるVIP(○),St−Nle
17−VIP(▼),Nle17−VIP(▲黒四角
▼)およびSt−VIP(●)の作用を示し,図2は非
処置ニューロンの生残に対する様々な濃度のペプチド1
の作用を示し,図3は非処置ニューロンの生残に対する
様々な濃度のペプチド2の作用を示し,図4は非処置ニ
ューロンの生残に対する様々な濃度のペプチド6の作用
を示し,図5A−Bは,VIPアンタゴニスト処置(図
5A)および非処置ニューロン(図5B)の生残に対す
る様々な濃度のペプチド5の作用を示し,図6はβ−ア
ミロイドペプチドのフラグメント25−35で処置した
ニューロンの生残に対する様々な濃度のSt−Nle
17−VIPの作用を示し,図7A−Bは,St−Nl
17−VIP(図7A)およびSt−VIP(図7
B)のVIP受容体に対するアフィニティーを示し,図
8は,対照動物(○),コリン作動性神経ブロッカーを
注射した動物(□),およびコリン作動性神経ブロッカ
ーとSt−Nle17−VIPを注射した動物(●)に
おける学習および記憶試験の結果を示し,図9は,コリ
ン作動性神経ブロッカーを注射した動物(□),および
コリン作動性神経ブロッカーを注射してSt−Nle
17−VIP(●)またはペプチド6(○)の経鼻投与
で処置した動物における学習および記憶試験の結果を示
し,図10は,非処置老齢動物(□)およびSt−Nl
17−VIPで処置した老齢動物(●)における学習
および記憶試験の結果を示す。
【0024】以下の非限定的実施例により本発明を例示
する。 例1:ステアロイル−Nle17−VIPの合成 別法においては,St−Nle17−VIPの合成は次
のように実施した。ペプチド鎖は,Merrifiel
dの固相法の一般的原理に従い,Nova(Switz
erland)から購入した4−(2’,4’−ジメト
キシフェニル−アミノメチル)−フェノキシ樹脂上に,
機械振盪器中で手動的に組み立てられた。すべての溶
媒,メチレンクロリド(CHCl),N−メチルピ
ロリジン(NMP),およびジメチルホルムアミド(D
MF)は,Merck(Germany)の分折用の製
品を使用した。トリフルオロ酢酸(TFA),ジイソプ
ロピルエチルアミン(DIEA)およびN,N’−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)はAldric
h(USA)から購入した。1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール(HOBT)はNova(Switzerla
nd)から得られた。すべての保護アミノ酸誘導体(F
MOC−AA)はL−コンフィギュレーションであり,
Bachem(Switzerland)から入手し
た。Nα−アミノ酸官能基はフルオレニルメトキシカル
ボニル(FMOC)基によって合成時を通じて保護し
た。側鎖の官能基は以下のように,すなわち,Ser,
Asp,Thrはt−ブチルで;Lysはt−ブチルオ
キシカルボニルで;Hisはベンジルオキシメチル(B
OM)で;Argはメトキシトリメチルフェニルスルホ
ニル(Mtr)によって保護した。
【0025】合成は市販のポリマー,4−(2’,4’
−ジメトキシフェニル−FMOC−アミノメチル)−フ
ェノキシ樹脂(0.47mmolアミノ基/g)から,
工程1および2(プロトコール参照)に従ってFMOC
基を除去することによって開始した。2つの反応容器に
含まれる10gのポリマーを使用した。用いた溶媒の容
量は各容器中20〜25mlであった。ペプチド鎖の組
み立ては,試薬としてDCC(0.84g,4mmo
l)およびHOBT(0.55g,4mmol)を用い
てFMOC−Asn(0.92g,4mmol)を樹脂
(5g)にカップリングさせることによって開始した。
カップリングを反復させた。負荷(0.39mmol/
g)はアミノ酸分析で測定した。ポリマー上に未反応で
残ったアミノ基はCHCl中無水酢酸(10%)お
よびジイソプロピルエチルアミン(5%)と反応させて
キャップした。ペプチド鎖の組み立てはFMOC−As
n樹脂に出発し,表1に概略を示すプロトコールに従っ
た。
【表1】
【0026】すべての洗浄および反応の溶媒は,約5m
l/g樹脂の容量を使用したカップリング(工程10)
を除き,10ml/g樹脂の容量で使用した。すべての
カップリングは,各カップリング工程に先立ってDCC
によって調製したFMOC−アミノ酸誘導体のHOBT
活性エステルを用いて実施した。モル比2:1のFMO
C−アミノ酸1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステ
ル(FMOC−AA−OBT)および生長しつつあるペ
プチド鎖のα−アミノ基をそれぞれカップリングに使用
した。カップリング反応はポリマー数mg(約3mg)
をピリジン−水中ニンヒドリン溶液に取って2分間煮沸
してモニタリングした。FMOC−アミノ酸のカップリ
ング反応は反応の完了を確実にするために2回またはそ
れ以上反復した。2回目の,また必要な場合にはその後
のカップリングには,半量のFMOC−AA−OBTを
使用した。次のアミノ酸の付加を目的とする続く工程は
ニンヒドリン試験が陰性になった後にのみ開始された
(工程15,プロトコール参照)。一般的には,各カッ
プリング工程の完了後,残ったアミン基は樹脂を,メチ
レンクロリド中無水酢酸(10%)およびジイソプロピ
ルエチルアミン(5%)で処理しキャッピングした。
【0027】ペプチド鎖の組み立ての完了後,Hisの
FMOC保護基を常法によりDMF中ピペリジンで除去
し,新たな遊離α−アミノ基を試薬としてDCC(0.
84G,4mmol)およびHOBT(0.4g,4m
mol)を用いてステアリン酸にカップリングさせた
(各反応容器中)。反応を120分間進行させ,2回反
復した。完全に組み立てられたペプチド鎖を含有する樹
脂をプロトコールに従ってCHClで洗浄し,つい
で真空下に一夜P上で乾燥した。保護基の脱ブロ
ックおよびペプチドの樹脂からの切断は以下のように行
われた。すなわち,1gの乾燥樹脂を100ccフラス
コに取り,これにチオアニソール(2ml)およびエタ
ンジチオール(2ml)を添加した。混合物を氷浴中で
4℃に冷却し,20mlのトリフルオロ酢酸を加え,5
分後にさらにトリフルオロメタンスルホン酸(2ml)
を加えた。混合物を室温で穏やかに50分間攪拌した。
【0028】ついで反応混合物を4℃に冷却し,500
mlの乾燥エーテル中に注いだ、4℃において60分間
攪拌したのち,固体物質(樹脂およびペプチド)をガラ
スフィルターで濾過し,乾燥エーテルで洗浄し,乾燥
し,ついで50%酢酸水溶液(100ml)で抽出し
た。ペプチドを含む得られた溶液を高真空中で濃縮し,
残留物(約15ml)を直接セファデックスG25カラ
ム(45×6cm)に負荷した。カラムを0.1N酢酸
により流速45ml/1時間で溶出した。溶出は274
nmでモニタリングした。所望の分画を含む水溶液を凍
結乾燥すると,酸分解切断工程でスカベンジャーとして
添加した芳香族添加物を含まないペプチドが生成した。
収量は白色粉末400mgであった。
【0029】この物質は,完全な酸加水分解後のアミノ
酸分析によって明らかにされたように,要求されるアミ
ノ酸含量および比を示した。
【0030】さらに高速液体クロマトグラフィー(HP
LC)による精製が,セファデックス分画化生成物につ
いて行われた。しかしながら,これは粗製のペプチドに
ついても実施できる。精製はMerck RP−8カラ
ム(7μM,250×20mmカラム)上で達成され
た。ペプチドを35%アセトニトリル水溶液に適用し,
水中35%アセトニトリルと0.1%TFAおよび水中
0.1%TFAと75%アセトニトリルの間で確立させ
た直線勾配により,流速10ml/分で溶出した。分画
を集め,分析HPLCによる検査後にカットを行った。
誘導された分画をプールし,凍結乾燥した。純粋なペプ
チドの収率は30〜35%であった。
【0031】例2:R−CH−Nle17−VIP
誘導体の製造 ペプチド鎖は,ポリマー支持体メチルベンズヒドリルア
ミン樹脂(MBHA)(Nova,Switzerla
nd)(0.39mmolAsn/1gr含有)上に例
1の記載のようにして組み立てる。最後のアミノ酸残基
(ヒスチジン)を導入したのち,N−α−保護基(t−
Boc)をTFAで除去し,ポリマーをDIEAで処理
し,洗浄してニンヒドリン試験を行う。ポリマーをつい
でエチルアルコール(1gr/10ml)に懸濁し,相
当するアルデヒドR’−CH=Oを加え(遊離N−末端
アミノ基1当量に対しアルデヒド3〜4当量),混合物
を室温で穏やかに一夜攪拌する。ポリマーを濾過し,エ
タノール(3×10ml)で洗浄し,エタノールとNa
BH(シッフの塩基R’−CH=N−His…−1当
量に対して還元剤3〜4当量)中に再懸濁し,混合物を
室温で穏やかに2時間攪拌する。別法として,NaBH
CN(シッフの塩基1当量に対して3〜4当量)を使
用することもできる(0.1〜0.2mlの酢酸の存在
下)。縮合および還元反応は他の有機溶媒,たとえばD
MFまたはNMP中でも実施できる。還元完了後,ポリ
マーを濾過し,洗浄し,乾燥し,ステアロイル−Nle
17−VIPについての記載と同様にしてHFで処理す
る。粗製の生成物を例1の記載と同様にして精製する
と,所望の最終生成物が得られる。
【0032】例3:R−Y−NH−Nle17−V
IP−NH−Rの製造 最初のアミノ酸Boc−Asnを1%架橋クロロメチル
化ポリスチレン(Chemalog,South Pl
ainfield,N.J.,USA)に以下のように
して結合させた。すなわち,トリエチルアミン(4.7
5mmol;0.66ml)を無水エタノール(35m
l)中アミノ酸誘導体(5mmol;1.16gr)に
加え,混合物を室温に5分間放置した。ポリマー(5g
r)をついで加え,混合物を78℃で60時間穏やかに
還流した。別法として,Boc−Asn 5mmolを
EtOH(12ml)と水(3ml)の混合物に溶解
し,20%CsCO水溶液でpHを7.5に調整し
た。この溶液をベンゼンとともに3回フラッシュ蒸発さ
せ,残留物を乾燥器中P上で5時間乾燥した。つ
いでDMF(30ml)を添加して物質を溶解し,続い
てポリマー5grを加え,混合物を36℃で50時間撹
拌した。負荷(0.4mmol/gr)はアミノ酸分析
で測定した。
【0033】ペプチド鎖の組み立ては例1の場合と同様
に実施した。しかしながら,Boc−Asp(β−ベン
ジルエステル)に代えてBoc−Asp(β−シクロヘ
キシルエステル)を使用した。シクロヘキシル基はアミ
ン分解に対して安定である。所望のペプチド鎖の組み立
てが完了した後,ポリマーを上述のように洗浄する。つ
いで生成物を無水エタノール,またはEtOHとDMF
の1:1v/v混合物(1gr/10ml)に懸濁し,
ついで相当するアミン(R”−NH;20mmol)
を加え,混合物を室温で穏やかに48時間攪拌した。溶
媒系,N−ブタノール:酢酸:水:ピリジン(15:
3:12:10v/v)を用いたTLCにより,ポリマ
ー支持体から脱着した生成物の出現が明らかにされた。
ポリマーをエタノール(3×10ml)で抽出し,DM
F(3×10ml)および溶媒を高真空中で蒸発させ,
油状の半固体残留物をついで上述のように,HFで処理
して側鎖の保護基を除去した。粗製の生成物をステアロ
イル−Nle17−VIPについての記載と同様にして
HFで処理すると,匹敵する収率で,所望の最終生成物
が得られた。
【0034】例4:生物学的試験−電気的にブロックし
た細胞の生残に対するVIPおよびVIP類縁体の作用 方法 (a)12日齢のマウス胚から得た脊髄ニューロンを以
前の報告(15)のようにして培養した。ニューロンは
イーグルの最小必須培地(MEM)中10%ウマ血清お
よび10%胎仔ウシ血清にプレーティングした。培地は
1日後,栄養補給5%ウマ血清(15)に変更した。プ
レーティング後9日に,培養物の培地を完全に交換し
た。すべての培養液を,ニューロンの電気的活性のブロ
ッカーであるテトロドトキシン(TTX)1μMで処理
して,ついで4つの群に分けた。群1は様々な濃度のV
IP,群2は様々な濃度のNle17−VIP,群3は
様々な濃度のSt−VI,群4は様々な量のSt−Nl
17−VIPで処理した。培養物をVIPまたはその
類縁体で,日9〜日14に処理し,ついで生存ニューロ
ンのマーカーであるニューロン特異的エノラーゼ(NS
E)に対する免疫細胞化学的検討のために固定した。細
胞を総面積50mmの100フィールドについて処置
の種類を教えない盲検試験でカウントした。
【0035】結果 (b)結果は図1に示す。図1から明らかなように,試
験した本発明の医薬組成物の活性物質は,電気的にブロ
ックされた細胞を死からある程度保護した。St−VI
PおよびNle17−VIPはネイティブなVIPより
も約10倍強力であり,St−Nle17−VIPはネ
イティブなVIPよりも約100倍強力であった。疎水
性残基を有する両活性物質(St−VIPおよびSt−
Nle17−VIP)ではまた,活性濃度のピークの拡
大も生じた。上記結果は本発明の活性物質が電気的にブ
ロックされたニューロンの極めて強力なプロテクターで
あり,したがってニューロンの死の低下およびそれに続
く認識能力の喪失に有効である可能性を示している。
【0036】例5:生物学的試験−ニューロンの生残に
対するペプチド1,2および3の作用 方法 (a)培養大脳皮質を,Forsythe & Wes
tbrook(J.Physiol.Lond.39
6:515,1988)によって記載された技術をわず
かに改変し,視床下部に代えて大脳皮質を用い,E16
マウスに代えて新生仔ラットを用いて調製した。in
vitroで9日成育させたのち,培養物の培地を完全
に交換し,ペプチド1,2または6のいずれかの希釈系
列で処置し,これらのペプチドが自然に起こる死からの
ニューロンの保護に有効であるかどうかを測定した。大
脳皮質細胞を上述のように,ただしプレートあたり40
フィールドのみ,面積20mmをカウントした。
【0037】結果 (b)図2から明らかなように,ペプチド1は,自然に
起こる死から細胞を10−8M以上の濃度で保謹した
(10−12Mにおける細胞数が対照として役立つ)。
図3は,ペプチド2が10−9M以上の濃度で細胞を死
から保護できたことを,図4は,ペプチド6が10
−11Mに始まる試験したすべての濃度で細胞を自然に
起こる死から保護できたことを示している。上記結果は
本発明の活性物質が電気的ブロックによって生じる死の
みでなく,自然に起こる死からもニューロンを保護でき
ることを指示している。
【0038】例6:生物学的試験:非処置ニューロンお
よびVIPアンタゴニスト処置ニューロンの生残に対す
るペプチド5の作用 方法 (a)細胞は例5の記載のようにして調製した。in
vitroで9日成育させたのち,培養物の培地を完全
に交換し,米国特許第5,217,953号に詳述され
ているVIPアンタゴニスト10−8Mの存在下および
不存在下に,ペプチド5の希釈系列で処置した。5日の
試験期間の最初に1回の処置を行った。細胞のカウント
は100フィールドについて,総面積50mmで行っ
た。細胞数は処置の種類を知らされないでカウントされ
た。
【0039】結果 (b)図5から明らかなように,ペプチド5はVIPア
ゴニストであり,VIPアンタゴニストの存在下(図5
A)および不存在下(図5B)にニューロンの生残を刺
激し,これは,ペプチド5は自然に起こる死からニュー
ロンを保護できることを示している。VIPアンタゴニ
ストの存在下には最大活性は10−10Mで得られ,一
方,VIPアンタゴニストの不存在下には最大活性は1
−8Mで認められ,これはVIPアンタゴニストがこ
の系をより感受性にし,ペプチド5がより低濃度で保護
作用を発揮できるようにすることを示唆している。
【0040】例7:生物学的試験−β−アミロイドペプ
チドのフラグメント25〜35で処置したニューロンの
生残に対するSt−Nle17−VIPの作用 方法 (a)β−アミロイドペプチドはアルツハイマー病に関
与することが知られていて,培養液中で成育されたニュ
ーロンに対する毒性物質である(Pikeら,J.Ne
urosci.,13(4):1676−1687).
上述のようにして調製したラット大脳皮質からのニュー
ロンを,上述の刊行物に記載された位置25〜35にお
けるアミノ酸からなるβ−アミロイドペプチドフラグメ
ント25μMで処置した。β−アミロイドペプチドフラ
グンメントを水に溶解し,10%CO2中37℃で48
時間プレインキュベートした。St−Nle17−VI
P(10μl/1ml)を様々な濃度でのβ−アミロイ
ドペプチドフラグメントとともに培養プレートに加え
た。St−Nle17−VIPは最初,DMSOに溶解
して10−3Mの濃度とし,以後のすべての希釈は食塩
水中に実施した。細胞をついで5日間インキュベート
し,ニューロン特異的エノラーゼに対する抗体で染色
し,上述のようにして生存細胞をカウントした。
【0041】結果 25μMのβ−アミロイドペプチドフラグメント25〜
35は単独で生存ニューロン数を20mmあたり42
に低下させた。図6から明らかなように,St−NIe
17−VIPは試験したすべての濃度でβ−アミロイド
ペプチドフラグメントの毒性作用からニューロンを所後
できた。St−Nle17−VIPの最も効果的な保護
濃度は10−13Mで,これ以上高濃度では保護効果は
低下した。
【0042】これらの結果は,本発明の活性物質画,ア
ルツハイマー病の神経変性過程に関与するβ−アミロイ
ドペプチドによって生じる死から生存ニューロンを保護
することを示している。
【0043】例8:生物学的試験−アフィニティー試験 方法 (a)大脳皮質星状膠細胞を既報(16,17)のよう
にして得て,培養した。結合試験は0.1%ウシ血清ア
ルブミン含有リン酸塩緩衝食塩溶液中4℃で再プレーテ
ィング後5〜7日に無傷の細胞に対して実施した。細胞
を2群に分けた。群1は様々な濃度のSt−VIPとと
もに培養し,群2は様々な濃度のSt−Nle17−V
IPとともに培養した。30分間VIP類縁体とインキ
ュベートした後,50pMの125I−VIP(14)
を添加して1時間培養した。ついで培地を除去し,4℃
で3回,1mlのリン酸塩緩衝食塩溶液を急速に添加,
除去して,洗浄した。次に,標識細胞を0.2Nの水酸
化ナトリウムに溶解し,自動ガンマーカウンター(Wa
llac1470,Wizard)に移して放射能を計
測した。
【0044】結果 (b)アフィニティー試験の結果は図2(A)および図
2(B)に示す。低濃度(高アフィニティー)領域に見
られるように,St−Nle17−VIPに置換された
放射標識VIPの濃度(図2A)は,St−VIPの場
合の図2Bの濃度の10分の1と小さい。すなわち,S
t−Nle17−VIPは10倍のアフィニティーを有
する。高濃度領域(低アフィニティー)でも,St−N
le17−VIPはSt−VIPの場合の10倍のアフ
ィニティーを有する。St−Nle17−VIPの高ア
フィニティー受容体に対するアフィニティーはVIPの
場合より約100倍高い(19)
【0045】例9:生物学的試験−アルツハイマーの動
物モデルにおける学習および記憶に対するSt−Nle
17−VIPの作用 方法 (a)アルツハイマーの動物モデルの調製−I.C.V
薬剤投与 13匹の雄性ラットに,25ゲージの針を付したプラス
チックチューブ(PE20)を用いて,0.1μl/分
の速度で脳室内(I.C.V.)注射を行った。対照の
5匹のラットには食塩水(2μl/1側)を注射し,8
匹の他の動物にはエチルコリンアジリジウム(AF64
A)(3nmol/2μl/1側)。AF64Aアルツ
ハイマー病に報告されているコリン作動性機能低下の一
部を模倣するコリン作動性機能低下の誘発剤であり,ア
ルツハイマーの動物モデルの調製に使用されている
(22)
【0046】注射後に薬剤のI.C.V.適用を可能に
するため,動物にカニューレを留置し,1週間放置して
回復させた。学習および記憶試験は遊泳迷路テストを用
いて実施した。AF64Aを注射した8匹の動物を2つ
の等しい群に分けて,以後毎日,食塩水か100ngの
St−Nle17−VIPをI.C.V.投与した。5
匹のラット(上記参照)には食塩水を注射した。7日間
の注射後に,行動アッセイを次の14日間,対照および
試験動物の両者について実施した。
【0047】(b)アルツハイマー経鼻薬剤投与動物モ
デルの調製 8匹のラットすべてを上述のようにAF64Aで処理し
た。AF64A投与後10日から,5匹の動物には10
%sefsolおよび40%イソプロパノール中70μ
g/40μlの度に溶解して毎日St−Nle17−V
IPの経鼻投与を行い(各鼻孔を通して20μlを投
与),別の3匹の動物には10%sefsolおよび4
0%イソプロパノールに溶解した50μg/40μlの
ペプチド6を毎日経鼻投与した(20μl/鼻孔)。6
匹の動物には10%sefsolおよび40%イソプロ
パノールを40μl/日(20μl/鼻孔)の量を毎日
経鼻投与した。動物はけいび投与の前にジエチルエーテ
ルで部分的に麻酔した。対照および試験動物,両者と
も,感染を避けるために,毎日5,000単位の耐菌性
抗生物質で処置した。7日間の経鼻投与後に,さらに8
日間対照動物および試験動物について行動テストを実施
した。
【0048】試験操作 ラットを,透明なプレキシガラスの柱と水(22〜24
℃)の表面下に丁度達する13.3cmのプラットフォ
ームを装置した直径1.62m,深さ0.2mの円形プ
ールに入れた。薬剤は毎日,テストの4時間前の注射ま
たはテストの1時間前の経鼻投与によって適用した。プ
ラットフォームに到達するまでの潜時(秒)を各ラット
について記録し,学習および記憶を反映するトレーニン
グの経日的変化をグラフ化した。
【0049】結果 (a)I.C.V.注射動物 図8から明らかなように,コリン作動性神経ブロッカー
を注射した動物(□)では,プラットフォームに到達す
る潜時が経時的にわずかな改善しか示さず,これは対照
動物(○)に比べて学習および記憶の著しい低下を指示
した。コリン作動性神経ブロッカーとSt−Nle17
−VIPの両者を注射された動物(●)は,対照動物
(○)の場合とほぼ等しい学習および記憶能の回復を示
した。上述の結果は本発明の物質が,アルツハイマーに
認められるのと類似の条件のコリン作動性ニューロンの
機能低下によって生じる学習および記憶能の回復に有効
であることを明瞭に示している。
【0050】(b)経鼻投与動物 図9から明らかなように,対照動物(□)は,コリン作
動性神経ブロッカーとSt−Nle17−VIPの両者
(●)または,コリン作動性神経ブロッカーとペプチド
6(○)で処置された動物に比較して,学習および記憶
能の低下を指示するプラットフォームに到達する潜時の
わずかな改善しか示さない。この結果は本発明の物質
が,経鼻的に投与された場合にも有効であることを明瞭
に示している。
【0051】例10:生物学的試験−老齢動物における
学習および記憶に対するSt−Nle17−VIPの作
用 方法 月齢18〜20カ月の雄性ラット6匹を2群に分けた。
群1には毎日,40%イソプロパノール,10%Sef
sol中溶解したSt−Nle17−VIPを40μl
/日(20μl/鼻孔)経鼻投与した。投与はジエチル
エーテルによる部分的麻酔後に実施した。動物を7〜1
9日間このように処置したのち,上述のように水のプー
ルに入れて試験を行った。
【0052】結果 図10に見られるように,St−Nle17−VIPで
処置した老齢動物(▲黒四角▼)では対照の非処置動物
(●)に比べてプラットフォームに到達するまでの潜時
に経時的により大きな改善が認められ,これは学習およ
び記憶能力の増大を示している。これらの結果は,本発
明の薬剤がアルツハイマーのような病的状態による場合
のみならず,正常の生理学的な加齢による学習および記
憶能力の低下の回復にも有効であることを明瞭に示して
いる。
【0053】引用文献一覧 1.Gozes,I.& Brenneman,D.
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【図面の簡単な説明】
【図1】電気的にブロックされたニューロンの生残に対
する様々な濃度におけるVIP(○),St−Nle
17−VIP(▼),Nle17−VIP(▲黒四角
▼)およびSt−VIP(●)の作用。
【図2】非処置ニューロンの生残に対する様々な濃度の
ペプチド1の作用。
【図3】非処置ニューロンの生残に対する様々な濃度の
ペプチド2の作用。
【図4】非処置ニューロンの生残に対する様々な濃度の
ペプチド6の作用。
【図5】VIPアンタゴニスト処置(図5A)および非
処置ニューロン(図5B)の生残に対する様々な濃度の
ペプチド5の作用。
【図6】β−アミロイドペプチドのフラグメント25−
35で処置したニューロンの生残に対する様々な濃度の
St−Nle17−VIPの作用。
【図7】St−Nle17−VIP(図7A)およびS
t−VIP(図7B)のVIP受容体に対するアフィニ
ティー。
【図8】対照動物(○),コリン作動性神経ブロッカー
を注射した動物(□),およびコリン作動性神経ブロッ
カーとSt−Nle17−VIPを注射した動物(●)
における学習および記憶試験の結果。
【図9】コリン作動性神経ブロッカーを注射した動物
(□),およびコリン作動性神経ブロッカーを注射して
St−Nle17−VIP(●)またはペプチド6
(○)を経鼻投与で処置した動物における学習および記
憶試験の結果。
【図10】非処置老齢動物(□)およびSt−Nle
17−VIPで処置した老齢動物(●)における学習お
よび記憶試験の結果。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 14/47 ZNA 8318−4H (72)発明者 イラナ ゴゼス イスラエル国ラマット ハシャロン,ハー マル ストリート 14 (72)発明者 マティットヤフ フライドキン イスラエル国レホボト,ミラー ストリー ト 23

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)バソアクティブ・インテスティナル
    ・ペプチド(VIP),(ii)母体ペプチドの生物学
    的性質を実質的に変化させることなく1個または2個以
    上のアミノ酸が置換,付加または欠失されたバソアクテ
    ィブ・インテスティナル・ペプチド(VIP)の類縁
    体,(iii)(i)および(ii)のいずれかのペプ
    チド化合物が親油性残基にカップリングした接合体,
    (iv)(i),(ii)および(iii)の生理学的
    に活性なフラグメント,ならびに(v)(i),(i
    i),(iii)および(iv)のいずれかの機能性誘
    導体,からなる群より選択されるペプチドを活性成分と
    し,これを医薬的に許容される担体と配合してなる神経
    変性疾患の処置用医薬組成物
  2. 【請求項2】活性成分は,式I (式中,X,XおよびXは互いに同種または異種
    であり,それぞれ天然または非天然の親油性アミノ酸の
    残基である)の配列を有するVIPの類縁体である「請
    求項1」に記載の医薬組成物
  3. 【請求項3】X,XおよびXは互いに同種または
    異種であり,それぞれ,ロイシン,イソロイシン,ノル
    ロイシン,バリン,トリプトファン,フェニルアラニ
    ン,メチオニン,オクタヒドロインドール−2−カルボ
    ン酸(oic),シクロヘキシルグリシン(chg)お
    よびシクロペンチルグリシン(cpg)からなる群より
    選択される「請求項2」に記載の医薬組成物
  4. 【請求項4】活性成分はVIPまたはその類縁体,機能
    性誘導体もしくはフラグメントがそのN−末端およびC
    −末端のいずれかまたは両者において少なくとも5個の
    炭素原子を有する飽和または不飽和ヒドロカルビルまた
    はカルボキシル性アシル残基である親油性残基にカップ
    リングした接合体である「請求項1」に記載の医薬組成
  5. 【請求項5】活性成分は,式II (式中,RおよびRは互いに同種もしくは異種であ
    り,それぞれ水素,少なくとも5個の炭素原子を有する
    飽和もしくは不飽和ヒドロカルビルもしくはカルボキシ
    ル性アシルである親油性残基であるか,またはRおよ
    びRは互いに同種もしくは異種であり,それぞれR
    およびRの少なくとも一方が親油性残基であることを
    条件にC〜Cヒドロカルビルもしくはカルボキシル
    性アシルであり,YおよびYは互いに同種または異
    種であり,それぞれ−CHであるかまたは結合したR
    もしくはRが水素である場合には結合であり,さら
    にYは−CO−であってもよく,X,XおよびX
    は互いに同種または異種であり,それぞれ天然または
    非天然の親油性アミノ酸の残基である)の配列を有する
    ペプチドまたはその生理学的に活性なフラグメント,お
    よび式IIのペプチドの機能性誘導体またはその生理学
    的に活性なフラグメントからなる群より選択される「請
    求項1」に記載の医薬組成物
  6. 【請求項6】X,XおよびXは互いに同種または
    異種であり,それぞれ,ロイシン,イソロイシン,ノル
    ロイシン,バリン,トリプトファン,フェニルアラニ
    ン,メチオニン,オクタヒドロインドール−2−カルボ
    ン酸(oic),シクロヘキシルグリシン(chg)お
    よびシクロペンチルグリシン(cpg)からなる群より
    選択される「請求項5」に記載の医薬組成物
  7. 【請求項7】Xはロイシンまたはノルロイシンであ
    り,XおよびXはバリンである「請求項3または
    6」に記載の医薬組成物
  8. 【請求項8】Xはノルロイシンであり,XおよびX
    はバリンであり,Yは−CO−であり,Rは親油
    性基であり,R−Yは水素である「請求項5」に記
    載の医薬組成物
  9. 【請求項9】RはC17アルキルである「請求項8」
    に記載の医薬組成物
  10. 【請求項10】群(i)〜(iv)のいずれかのペプチ
    ドの少なくとも1個の非末端アミノ酸残基は官能基を有
    する「請求項1」に記載の医薬組成物
  11. 【請求項11】生理学的に活性なフラグメント(iv)
    はVIPまたはVIPの類縁体の位置7〜28または1
    6〜28におけるアミノ酸を有する「請求項1」に記載
    の医薬組成物
  12. 【請求項12】活性成分はステアロイル−ノルロイシン
    17−VIPである「請求項1」に記載の医薬組成物
  13. 【請求項13】活性成分はカプロイル−ノルロイシン
    17−VIPである「請求項1」に記載の医薬組成物
  14. 【請求項14】痴呆の処置のための「請求項1」に記載
    の医薬組成物
  15. 【請求項15】アルツハイマーによる痴呆の処置のため
    の「請求項1」に記載の医薬組成物
  16. 【請求項16】(i)バソアクティブ・インテスティナ
    ル・ペプチド(VIP),(ii)母体ペプチドの生物
    学的性質を実質的に変化させることなく1個または2個
    以上のアミノ酸が置換,付加または欠失されたバソアク
    ティブ・インテスティナル・ペプチド(VIP)の類縁
    体,(iii)(i)および(ii)のいずれかのペプ
    チド化合物が親油性残基にカップリングした接合体,
    (iv)(i),(ii)および(iii)の生理学的
    に活性なフラグメント,ならびに(v)(i),(i
    i),(iii)および(iv)のいずれかの機能性誘
    導体,からなる群より選択されるペプチドの,神経変性
    疾患の処置用の医薬の製造のための使用
  17. 【請求項17】活性成分は,式I (式中,X,XおよびXは互いに同種または異種
    であり,それぞれ天然または非天然の親油性アミノ酸の
    残基である)の配列を有するVIPの類縁体である「請
    求項16」に記載の使用
  18. 【請求項18】X,XおよびXは互いに同種また
    は異種であり,それぞれ,ロイシン,イソロイシン,ノ
    ルロイシン,バリン,トリプトファン,フェニルアラニ
    ン,メチオニン,オクタヒドロインドール−2−カルボ
    ン酸(oic),シクロヘキシルグリシン(chg)お
    よびシクロペンチルグリシン(cpg)からなる群より
    選択される「請求項17」に記載の使用
  19. 【請求項19】ペプチドはVIPまたはその類縁体,機
    能性誘導体もしくはフラグメントがそのN−末端および
    C−末端のいずれかまたは両者において少なくとも5個
    の炭素原子を有する飽和または不飽和ヒドロカルビルま
    たはカルボキシル性アシル残基である親油性残基にカッ
    プリングした接合体である「請求項16」に記載の使用
  20. 【請求項20】ペプチドは,式II (式中,RおよびRは互いに同種もしくは異種であ
    り,それぞれ水素,少なくとも5個の炭素原子を有する
    飽和もしくは不飽和ヒドロカルビルもしくはカルボキシ
    ル性アシルである親油性残基であるか,またはRおよ
    びRは互いに同種もしくは異種であり,それぞれR
    およびRの少なくとも一方が親油性残基であることを
    条件にC〜Cヒドロカルビルもしくはカルボキシル
    性アシルであり,YおよびYは互いに同種または異
    種であり,それぞれ−CHであるかまたは結合したR
    もしくはRが水素である場合には結合であり,さら
    にYは−CO−であってもよく,X,XおよびX
    は互いに同種または異種であり,それぞれ天然または
    非天然の親油性アミノ酸の残基である)またはその生理
    学的に活性なフラグメント,および式IIのペプチドの
    機能性誘導体またはその生理学的に活性なフラグメント
    の配列を有する「請求項16」に記載の使用
  21. 【請求項21】X,XおよびXは互いに同種また
    は異種であり,それぞれ,ロイシン,イソロイシン,ノ
    ルロイシン,バリン,トリプトファン,フェニルアラニ
    ン,メチオニン,オクタヒドロインドール−2−カルボ
    ン酸(oic),シクロヘキシルグリシン(chg)お
    よびシクロペンチルグリシン(cpg)からなる群より
    選択される「請求項20」に記載の使用
  22. 【請求項22】Xはロイシンまたはノルロイシンであ
    り,XおよびXはバリンである「請求項18または
    21」に記載の使用
  23. 【請求項23】Xはノルロイシンであり,Xおよび
    はバリンであり,Yは−CO−であり,Rは親
    油性基であり,R−Yは水素である「請求項20」
    に記載の使用
  24. 【請求項24】RはC17アルキルである「請求項2
    3」に記載の使用
  25. 【請求項25】群(i)〜(iv)のいずれかのペプチ
    ドの位置2〜27における少なくとも1個のアミノ酸残
    基は官能基を有する「請求項16」に記載の使用
  26. 【請求項26】生理学的に活性なフラグメントはVIP
    またはVIPの類縁体の位置7〜28または16〜28
    におけるアミノ酸を有する「請求項16」に記載の使用
  27. 【請求項27】ペプチドはステアロイル−ノルロイシン
    17−VIPである「請求項16」に記載の使用
  28. 【請求項28】ペプチドはカプロイル−ノルロイシン
    17−VIPである「請求項16」に記載の使用
  29. 【請求項29】痴呆の処置のための「請求項17」に記
    載の使用
  30. 【請求項30】アルツハイマーによる痴呆の処置のため
    の「請求項29」に記載の使用
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