JPH0767654A - ヒトヒスタミンh1受容体遺伝子およびその利用 - Google Patents
ヒトヒスタミンh1受容体遺伝子およびその利用Info
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- JPH0767654A JPH0767654A JP5219544A JP21954493A JPH0767654A JP H0767654 A JPH0767654 A JP H0767654A JP 5219544 A JP5219544 A JP 5219544A JP 21954493 A JP21954493 A JP 21954493A JP H0767654 A JPH0767654 A JP H0767654A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 配列表1の塩基配列またはアミノ酸配列で示
されるヒスタミンH1 受容体をコードする遺伝子を含む
DNA断片、およびそれを利用するヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子の多型の検出法。 【効果】 本発明のDNA断片は、ヒトヒスタミンH1
受容体の構造を初めて明らかにしたものであり、ヒトヒ
スタミンH1 受容体に関する各種の研究、疾患の治療、
薬物の設計等に貢献すると考えられるものである。
されるヒスタミンH1 受容体をコードする遺伝子を含む
DNA断片、およびそれを利用するヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子の多型の検出法。 【効果】 本発明のDNA断片は、ヒトヒスタミンH1
受容体の構造を初めて明らかにしたものであり、ヒトヒ
スタミンH1 受容体に関する各種の研究、疾患の治療、
薬物の設計等に貢献すると考えられるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒト染色体に由来する遺
伝子に関し、さらに詳しくはヒトヒスタミンH1 受容体
をコードする遺伝子DNAに関する。
伝子に関し、さらに詳しくはヒトヒスタミンH1 受容体
をコードする遺伝子DNAに関する。
【0002】
【従来の技術】ヒスタミン受容体は、分子構造や臓器分
布および応答機構の差異から、H1 、H2 、H3 と3種
類のサブタイプに分類されている。このうちH1 受容体
については、末梢において血管拡張と透過性の亢進、気
管支収縮など、即時型アレルギー反応の発現に関与する
ことが知られている。ジフェンヒドラミンなどH1 受容
体に対し選択的に遮断する薬物は、目的臓器の生理機能
を抑制することが可能であり、従来より諸アレルギー疾
患の特効薬として用いられてきた。
布および応答機構の差異から、H1 、H2 、H3 と3種
類のサブタイプに分類されている。このうちH1 受容体
については、末梢において血管拡張と透過性の亢進、気
管支収縮など、即時型アレルギー反応の発現に関与する
ことが知られている。ジフェンヒドラミンなどH1 受容
体に対し選択的に遮断する薬物は、目的臓器の生理機能
を抑制することが可能であり、従来より諸アレルギー疾
患の特効薬として用いられてきた。
【0003】近年、新薬開発の有効な手段として構造活
性相関の概念が導入され、薬物の分子設計が可能となっ
てきた。薬物受容体の中には、遺伝子の塩基配列やタン
パク質の一次構造が明らかにされたものも多く、このこ
とが選択性の優れた薬物を開発するための有用な情報と
なっている。
性相関の概念が導入され、薬物の分子設計が可能となっ
てきた。薬物受容体の中には、遺伝子の塩基配列やタン
パク質の一次構造が明らかにされたものも多く、このこ
とが選択性の優れた薬物を開発するための有用な情報と
なっている。
【0004】また中枢性のヒスタミンH1 受容体は、神
経細胞およびそれを周囲で支持するグリア細胞などにお
いて発現が認められる。さらに、グリア細胞では脳内の
多様な生理機能に積極的に関与することが知られてお
り、これらのことからヒスタミンH1 受容体と各種神経
疾患との関連性が予想される。
経細胞およびそれを周囲で支持するグリア細胞などにお
いて発現が認められる。さらに、グリア細胞では脳内の
多様な生理機能に積極的に関与することが知られてお
り、これらのことからヒスタミンH1 受容体と各種神経
疾患との関連性が予想される。
【0005】例えば、最近以下に示す一連の研究からヒ
スタミンH1 受容体とてんかん発作との関連性が示唆さ
れている。すなわち、ヒスタミンH1 受容体刺激薬投
与により発作誘発のいき値が上昇する〔シェルクル(R.
Scherkl)ら、エピレプシーリサーチ(Epilepsy Res.), 1
0(1991) 他〕、ヒスタミンH1 受容体刺激の反応機構
でもあるCa2+の細胞内流入が発作現象に関与する〔ジ
ビキ(I. Jibiki) ら、クリニカル・ニューロサイエンス
(Clin. Neurosci.), 5, 380(1987) 他〕、てんかん発
作焦点付近においてヒスタミンH1 受容体発現量の変化
が認められる〔イイヌマ(K. Iinuma)ら、ランセット
(Lancet), 341, 238(1993) 〕などである。
スタミンH1 受容体とてんかん発作との関連性が示唆さ
れている。すなわち、ヒスタミンH1 受容体刺激薬投
与により発作誘発のいき値が上昇する〔シェルクル(R.
Scherkl)ら、エピレプシーリサーチ(Epilepsy Res.), 1
0(1991) 他〕、ヒスタミンH1 受容体刺激の反応機構
でもあるCa2+の細胞内流入が発作現象に関与する〔ジ
ビキ(I. Jibiki) ら、クリニカル・ニューロサイエンス
(Clin. Neurosci.), 5, 380(1987) 他〕、てんかん発
作焦点付近においてヒスタミンH1 受容体発現量の変化
が認められる〔イイヌマ(K. Iinuma)ら、ランセット
(Lancet), 341, 238(1993) 〕などである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒスタ
ミンH1 受容体をコードする遺伝子の構造については、
これまでにヤマシタ(M. Yamashita)らによるウシのcD
NA〔プロシーディングス・オブ・ナショナル・アカデ
ミー・オブ・サイエンス・オブ・ユーエスエー (Proc.
Natl. Acad. Sci. USA), 88, 11515(1991)〕およびフジ
モト(K. Fujimoto) らによるラットのゲノムDNA〔バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・
コミュニケーションズ(Biochem. Biophys. Res. Commu
n.), 190, 294(1993)〕についてのみ報告がなされてい
るだけで、ヒトの遺伝子についてはその重要性にもかか
わらず未だ報告がない。本発明の目的であるヒトヒスタ
ミンH1 受容体遺伝子のクローニングが達成され塩基配
列およびアミノ酸配列が決定されることで、ヒスタミン
H1 受容体を特異的に遮断する理想的な薬物の設計に大
きく貢献するものと考えられる。また、クローニングさ
れた遺伝子を動物培養細胞中で発現させる系が確立され
るならば、ヒスタミンH1 受容体を介する反応機構の一
端を解明することが可能となり、さらには受容体タンパ
クと薬物との親和力を直接調べることで新たな薬効評価
が可能になると考えられる。
ミンH1 受容体をコードする遺伝子の構造については、
これまでにヤマシタ(M. Yamashita)らによるウシのcD
NA〔プロシーディングス・オブ・ナショナル・アカデ
ミー・オブ・サイエンス・オブ・ユーエスエー (Proc.
Natl. Acad. Sci. USA), 88, 11515(1991)〕およびフジ
モト(K. Fujimoto) らによるラットのゲノムDNA〔バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・
コミュニケーションズ(Biochem. Biophys. Res. Commu
n.), 190, 294(1993)〕についてのみ報告がなされてい
るだけで、ヒトの遺伝子についてはその重要性にもかか
わらず未だ報告がない。本発明の目的であるヒトヒスタ
ミンH1 受容体遺伝子のクローニングが達成され塩基配
列およびアミノ酸配列が決定されることで、ヒスタミン
H1 受容体を特異的に遮断する理想的な薬物の設計に大
きく貢献するものと考えられる。また、クローニングさ
れた遺伝子を動物培養細胞中で発現させる系が確立され
るならば、ヒスタミンH1 受容体を介する反応機構の一
端を解明することが可能となり、さらには受容体タンパ
クと薬物との親和力を直接調べることで新たな薬効評価
が可能になると考えられる。
【0007】また、本遺伝子の変異(多型)とアレルギ
ー疾患やてんかん発作をはじめ予想される各種疾患との
連鎖が証明された場合、これらの疾患の遺伝子診断およ
び遺伝子治療に貢献する可能性が考えられる。さらに、
発現誘導された受容体タンパクに対する抗体を作製すれ
ば、免疫染色法によるヒトヒスタミンH1 受容体タンパ
クの組織分布や発現量の評価も可能になると考えられ
る。
ー疾患やてんかん発作をはじめ予想される各種疾患との
連鎖が証明された場合、これらの疾患の遺伝子診断およ
び遺伝子治療に貢献する可能性が考えられる。さらに、
発現誘導された受容体タンパクに対する抗体を作製すれ
ば、免疫染色法によるヒトヒスタミンH1 受容体タンパ
クの組織分布や発現量の評価も可能になると考えられ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、後記配列表の
配列番号1に示されるヒトヒスタミンH1 受容体をコー
ドする遺伝子DNA(以下これを「ヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子」と称する)を含むDNA断片、および該
遺伝子内に存在する変異点の上流部分に対して相補性を
有するオリゴヌクレオチドおよび変異点の下流部分に対
して相補性を有するオリゴヌクレオチドをプライマーと
して用いて該遺伝子内に存在する変異点を含むDNA領
域を増幅し、該増幅DNAを解析することを特徴とする
ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子の多型の検出法に関す
る。
配列番号1に示されるヒトヒスタミンH1 受容体をコー
ドする遺伝子DNA(以下これを「ヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子」と称する)を含むDNA断片、および該
遺伝子内に存在する変異点の上流部分に対して相補性を
有するオリゴヌクレオチドおよび変異点の下流部分に対
して相補性を有するオリゴヌクレオチドをプライマーと
して用いて該遺伝子内に存在する変異点を含むDNA領
域を増幅し、該増幅DNAを解析することを特徴とする
ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子の多型の検出法に関す
る。
【0009】本発明のヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子
は、ヒスタミンH1 受容体をコードするcDNAおよび
ゲノム遺伝子をクローン化し、塩基配列ならびにアミノ
酸配列を決定することによって得ることができる。
は、ヒスタミンH1 受容体をコードするcDNAおよび
ゲノム遺伝子をクローン化し、塩基配列ならびにアミノ
酸配列を決定することによって得ることができる。
【0010】本遺伝子は、例えば以下のようにして調製
される。ヤマシタ(M. Yamashita)らが報告した(前
出)ウシヒスタミンH1 受容体塩基配列をもとに、塩基
番号757−796、即ちアミノ酸配列253番目のグ
リシンから278番目のリジンに対応する塩基配列(5'
-GGGAAGGAGTCCCCCTGGGAGGTTCTGAAAAGGAAGCCAA-3';配列
番号3) に相当するオリゴヌクレオチドを化学合成し、
これをプローブとして、プラークハイブリダイゼーショ
ン法によりヒトグリオーマcDNAライブラリー(λg
tll組換え体ファージ、東洋紡製)などをスクリーニ
ングし、目的ファージクローンを単離する。次に、得ら
れた目的ファージクローンからDNAを抽出し、これを
制限酵素EcoRIなどで消化した後アガロースゲル電
気泳動を行い、サザンブロット後、上記プローブを用い
てサザンハイブリダイゼーションを行って、目的cDN
A断片の挿入を確認する。
される。ヤマシタ(M. Yamashita)らが報告した(前
出)ウシヒスタミンH1 受容体塩基配列をもとに、塩基
番号757−796、即ちアミノ酸配列253番目のグ
リシンから278番目のリジンに対応する塩基配列(5'
-GGGAAGGAGTCCCCCTGGGAGGTTCTGAAAAGGAAGCCAA-3';配列
番号3) に相当するオリゴヌクレオチドを化学合成し、
これをプローブとして、プラークハイブリダイゼーショ
ン法によりヒトグリオーマcDNAライブラリー(λg
tll組換え体ファージ、東洋紡製)などをスクリーニ
ングし、目的ファージクローンを単離する。次に、得ら
れた目的ファージクローンからDNAを抽出し、これを
制限酵素EcoRIなどで消化した後アガロースゲル電
気泳動を行い、サザンブロット後、上記プローブを用い
てサザンハイブリダイゼーションを行って、目的cDN
A断片の挿入を確認する。
【0011】この目的領域を含む組換えファージDNA
を鋳型として、λgtllフォワード(forward) 、リバ
ース(reverse) 両プライマーを用い、PCR法によりこ
の領域を増幅させる。増幅産物を、例えば制限酵素Sa
cIで2断片(0.9kbと1.0kb)に消化した後、D
NAライゲーションキット(宝酒造製)を用いてpBS
SK(+)ベクター(東洋紡製)に結合させ、塩化ルビ
ジウム法によって作製された感受性大腸菌HB101株
(宝酒造製)に導入し形質転換させ、アンピシリン耐性
株を分離する。これらからプラスミドDNAを常法〔マ
ニアティス(T.Maniatis)ら、「モレキュラー・クロー
ニング(Molecular Cloning)」、1.25、コールド・スプ
リング・ハーバー・ラボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)、(1989)〕に従って抽出し、得られたプラ
スミドを制限酵素SacI/ApaIなどで消化し、ア
ガロースゲル電気泳動により目的DNA断片の有無を検
出することによって、0.9kbおよび1.0kbの目的c
DNA断片がpBSSK(+)ベクターに挿入されてい
ることを確認することができる。
を鋳型として、λgtllフォワード(forward) 、リバ
ース(reverse) 両プライマーを用い、PCR法によりこ
の領域を増幅させる。増幅産物を、例えば制限酵素Sa
cIで2断片(0.9kbと1.0kb)に消化した後、D
NAライゲーションキット(宝酒造製)を用いてpBS
SK(+)ベクター(東洋紡製)に結合させ、塩化ルビ
ジウム法によって作製された感受性大腸菌HB101株
(宝酒造製)に導入し形質転換させ、アンピシリン耐性
株を分離する。これらからプラスミドDNAを常法〔マ
ニアティス(T.Maniatis)ら、「モレキュラー・クロー
ニング(Molecular Cloning)」、1.25、コールド・スプ
リング・ハーバー・ラボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)、(1989)〕に従って抽出し、得られたプラ
スミドを制限酵素SacI/ApaIなどで消化し、ア
ガロースゲル電気泳動により目的DNA断片の有無を検
出することによって、0.9kbおよび1.0kbの目的c
DNA断片がpBSSK(+)ベクターに挿入されてい
ることを確認することができる。
【0012】該組換えプラスミド(pBSHR−1,p
BSHR−2)を、アルカリ法(T.Maniatis ら、前
出、1.38)に従って大量調製し、タック・ダイ・デオキ
シ・ターミネーター・サイクル・シークエンス・キット
(Taq Dye Deoxy Terminator Cycle Sequence kit )
〔アプライド・バイオシステムズ(Applied Biosystem
s)製〕を用いたジデオキシ法〔サンガー (F. Sanger)
ら、Proc. Natl. Acad. Sci.USA., 74, 5463(1977) 〕
によりヌクレオチドの塩基配列を決定し、目的とするヒ
トヒスタミンH1 受容体をコードするcDNAを同定す
ることができる。
BSHR−2)を、アルカリ法(T.Maniatis ら、前
出、1.38)に従って大量調製し、タック・ダイ・デオキ
シ・ターミネーター・サイクル・シークエンス・キット
(Taq Dye Deoxy Terminator Cycle Sequence kit )
〔アプライド・バイオシステムズ(Applied Biosystem
s)製〕を用いたジデオキシ法〔サンガー (F. Sanger)
ら、Proc. Natl. Acad. Sci.USA., 74, 5463(1977) 〕
によりヌクレオチドの塩基配列を決定し、目的とするヒ
トヒスタミンH1 受容体をコードするcDNAを同定す
ることができる。
【0013】かくして得られる完全長のヒトヒスタミン
H1 受容体cDNAの塩基配列およびそれから推定され
るヒトヒスタミンH1 受容体のアミノ酸配列を、後記配
列表の配列番号1に示す。この遺伝子は、配列番号1に
示される配列から明らかなとおり、487個のアミノ酸
をコードする1461塩基対より構成される。
H1 受容体cDNAの塩基配列およびそれから推定され
るヒトヒスタミンH1 受容体のアミノ酸配列を、後記配
列表の配列番号1に示す。この遺伝子は、配列番号1に
示される配列から明らかなとおり、487個のアミノ酸
をコードする1461塩基対より構成される。
【0014】この遺伝子の特徴は、そのcDNAにつ
いては、ルヒエリニ(M. Lucherini)らの報告〔ブレイ
ン・リサーチ(Brain Research), 592, 193(1992)〕な
どからヒスタミンH1 受容体タンパクの発現が予想され
る組織に由来している点、上記ヒトヒスタミンH1 受
容体cDNAに由来するDNA断片とハイブリダイズす
るヒトゲノムDNA断片中には完全なオープンリーディ
ングフレーム(以下これを「ORF」ということがあ
る)が存在し(配列番号2参照)、このORF中の配列
は配列番号1に示す配列と一致する点、ゲノムDNA
のヒトヒスタミンH1 受容体をコードする塩基配列の対
応するアミノ酸配列は、既知のウシおよびラットヒスタ
ミンH1 受容体と相同性が高い点、既知のラットヒス
タミンH1受容体と同様にゲノムDNAのORF中にイ
ントロンが含まれていない点、などである。
いては、ルヒエリニ(M. Lucherini)らの報告〔ブレイ
ン・リサーチ(Brain Research), 592, 193(1992)〕な
どからヒスタミンH1 受容体タンパクの発現が予想され
る組織に由来している点、上記ヒトヒスタミンH1 受
容体cDNAに由来するDNA断片とハイブリダイズす
るヒトゲノムDNA断片中には完全なオープンリーディ
ングフレーム(以下これを「ORF」ということがあ
る)が存在し(配列番号2参照)、このORF中の配列
は配列番号1に示す配列と一致する点、ゲノムDNA
のヒトヒスタミンH1 受容体をコードする塩基配列の対
応するアミノ酸配列は、既知のウシおよびラットヒスタ
ミンH1 受容体と相同性が高い点、既知のラットヒス
タミンH1受容体と同様にゲノムDNAのORF中にイ
ントロンが含まれていない点、などである。
【0015】上記した配列番号1に示される塩基配列を
包含する本発明のヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含
むDNA断片は、ヒトグリオーマcDNAライブラリー
から分離されたヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含む
DNA断片のみならず、通常用いられるDNA合成装
置、例えばApplied Biosystems社製モデル394を用い
て合成されたものであってもよい。
包含する本発明のヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含
むDNA断片は、ヒトグリオーマcDNAライブラリー
から分離されたヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含む
DNA断片のみならず、通常用いられるDNA合成装
置、例えばApplied Biosystems社製モデル394を用い
て合成されたものであってもよい。
【0016】また、前記の如くヒトグリオーマcDNA
ライブラリーから得られる本発明のDNA断片は、ヒト
ヒスタミンH1 受容体をコードする機能を実質的に損な
うことがない限り、配列番号1に示される塩基配列の一
部の塩基が他の塩基で置換されるかまたは削除されてい
てもよく、あるいは新たに塩基が挿入されていてもよ
く、さらに塩基配列の一部が転位されているものであっ
てもよく、これらの誘導体のいずれもが、本発明のヒト
ヒスタミンH1 受容体をコードする遺伝子を含むDNA
断片に包含されるものである。
ライブラリーから得られる本発明のDNA断片は、ヒト
ヒスタミンH1 受容体をコードする機能を実質的に損な
うことがない限り、配列番号1に示される塩基配列の一
部の塩基が他の塩基で置換されるかまたは削除されてい
てもよく、あるいは新たに塩基が挿入されていてもよ
く、さらに塩基配列の一部が転位されているものであっ
てもよく、これらの誘導体のいずれもが、本発明のヒト
ヒスタミンH1 受容体をコードする遺伝子を含むDNA
断片に包含されるものである。
【0017】次に、上記ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝
子の多型の検出方法について述べる。先ず、末梢血など
の検体から、それ自体既知の通常用いられる方法によ
り、ヒトゲノムDNAを分離する。次に、これを鋳型D
NAとして、ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子内に存在
する変異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴヌ
クレオチドおよび変異点の下流部分に対して相補性を有
するオリゴヌクレオチドをプライマーとして用い、該遺
伝子内に存在する変異点を含むDNA領域を増幅する。
該増幅DNA断片を適当な方法で解析することによりヒ
トヒスタミンH1受容体遺伝子の多型を検出することが
できる。
子の多型の検出方法について述べる。先ず、末梢血など
の検体から、それ自体既知の通常用いられる方法によ
り、ヒトゲノムDNAを分離する。次に、これを鋳型D
NAとして、ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子内に存在
する変異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴヌ
クレオチドおよび変異点の下流部分に対して相補性を有
するオリゴヌクレオチドをプライマーとして用い、該遺
伝子内に存在する変異点を含むDNA領域を増幅する。
該増幅DNA断片を適当な方法で解析することによりヒ
トヒスタミンH1受容体遺伝子の多型を検出することが
できる。
【0018】該増幅DNA断片の解析方法には特に制限
はないが、変異点を認識する制限酵素で切断する方法、
SSCP(シングルストランド・コンホメイション・ポ
リモルフィズム)法〔オリタ(M. Orita) ら、Proc. Na
tl. Acad. Sci. USA, 86, 2766-2770, 1989 〕、RNA
アーゼ・プロテクション法〔リボヌクレアーゼ・プロテ
クション・アッセイ・キット(Ribonuclease Protection
Assay Kit) 、アンビオン(Ambion)製〕、PCR−SS
O(ピーシーアール、シークエンス・スペシフィク・オ
リゴヌクレオチド)法〔サイキ(R. K. Saiki) ら、Pro
c. Natl. Acad.Sci. USA, 86, 6230-6234, 1989 〕およ
び塩基配列の決定等が好適に用いられる。
はないが、変異点を認識する制限酵素で切断する方法、
SSCP(シングルストランド・コンホメイション・ポ
リモルフィズム)法〔オリタ(M. Orita) ら、Proc. Na
tl. Acad. Sci. USA, 86, 2766-2770, 1989 〕、RNA
アーゼ・プロテクション法〔リボヌクレアーゼ・プロテ
クション・アッセイ・キット(Ribonuclease Protection
Assay Kit) 、アンビオン(Ambion)製〕、PCR−SS
O(ピーシーアール、シークエンス・スペシフィク・オ
リゴヌクレオチド)法〔サイキ(R. K. Saiki) ら、Pro
c. Natl. Acad.Sci. USA, 86, 6230-6234, 1989 〕およ
び塩基配列の決定等が好適に用いられる。
【0019】ここでヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子内
に存在する変異点としては、後記配列表の配列番号2で
示される塩基配列中に存在する487個のアミノ酸をコ
ードする1461塩基対より構成されるORF内の塩基
配列であって、該塩基配列に変異を有する塩基であれば
いかなる位置の塩基であってもよいが、好ましくは、後
記配列表の配列番号2に示される塩基配列の2315番
目の塩基Gを用いるのが適当である。
に存在する変異点としては、後記配列表の配列番号2で
示される塩基配列中に存在する487個のアミノ酸をコ
ードする1461塩基対より構成されるORF内の塩基
配列であって、該塩基配列に変異を有する塩基であれば
いかなる位置の塩基であってもよいが、好ましくは、後
記配列表の配列番号2に示される塩基配列の2315番
目の塩基Gを用いるのが適当である。
【0020】この変異点の上流部分に対して相補性を有
するオリゴヌクレオチドおよび変異点の下流部分に対し
て相補性を有するオリゴヌクレオチドとしては、上記変
異点を挟むように設計された、配列番号1または配列番
号2のORF配列の一部と相補性を有するオリゴヌクレ
オチドであれば、いかなるものであってもよい。このオ
リゴヌクレオチドは、配列番号1または2に示される配
列に基づいて容易に設計することができる。プライマー
として用いるオリゴヌクレオチドの具体例としては、例
えば、変異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴ
ヌクレオチドとして、下記の配列: GTCTTGAAGT CACCATCCCA (配列番号4) また、変異点の下流部分に対して相補性を有するオリゴ
ヌクレオチドとして、下記の配列: GCGGTTCATG TGCAACCCAG (配列番号5) で示される塩基配列を有するプライマーを挙げることが
できる。
するオリゴヌクレオチドおよび変異点の下流部分に対し
て相補性を有するオリゴヌクレオチドとしては、上記変
異点を挟むように設計された、配列番号1または配列番
号2のORF配列の一部と相補性を有するオリゴヌクレ
オチドであれば、いかなるものであってもよい。このオ
リゴヌクレオチドは、配列番号1または2に示される配
列に基づいて容易に設計することができる。プライマー
として用いるオリゴヌクレオチドの具体例としては、例
えば、変異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴ
ヌクレオチドとして、下記の配列: GTCTTGAAGT CACCATCCCA (配列番号4) また、変異点の下流部分に対して相補性を有するオリゴ
ヌクレオチドとして、下記の配列: GCGGTTCATG TGCAACCCAG (配列番号5) で示される塩基配列を有するプライマーを挙げることが
できる。
【0021】上記したオリゴヌクレオチド(プライマ
ー)は、それ自体既知の通常用いられる核酸合成装置、
例えばApplied Biosystems製モデル394DNA合成機
を用いる固相合成法で容易に行うことができる。
ー)は、それ自体既知の通常用いられる核酸合成装置、
例えばApplied Biosystems製モデル394DNA合成機
を用いる固相合成法で容易に行うことができる。
【0022】前記変異点を含むDNA領域の増幅は、上
記プライマーを用いて、通常用いられるPCR法〔サイ
キ(Saiki) ら、サイエンス(Science) 239, 487-491(198
8)〕により容易に行うことができる。
記プライマーを用いて、通常用いられるPCR法〔サイ
キ(Saiki) ら、サイエンス(Science) 239, 487-491(198
8)〕により容易に行うことができる。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、下記の実施例は本発明について具体的な認
識を得る一助としてのみ挙げたものであり、これによっ
て本発明の範囲は何ら限定されるものではない。
説明するが、下記の実施例は本発明について具体的な認
識を得る一助としてのみ挙げたものであり、これによっ
て本発明の範囲は何ら限定されるものではない。
【0024】実施例1 ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝
子のクローニング ヒトヒスタミンH1 受容体DNAを含むクローンを得る
ために、ヒトグリオーマcDNAライブラリー(λgt
ll組換え体ファージ;東洋紡製)を用いた。λgtl
l組換え体ファージ5×109 pfu を、大腸菌Y109
0株〔ストラタジーン(STRATAGENE)製〕の一晩培養液
〔LB培地(1%トリプトン、0.5%酵母エキス、
0.8%NaCl)+0.2%マルトース、10mMMg
SO4 〕200μl に加え、37℃で15分間反応させ
た後、7.5mlのLB軟寒天培地(LB培地+0.7%
アガロース)とともに直径150mmのLBプレート(L
B培地+1.5%寒天)30枚にまいた。これらのプレ
ートを37℃で5〜6時間培養し、プラークを形成させ
た後、4℃で放置した。組換え体ファージをナイロンメ
ンブレン〔バイオダインBNNG137、ポール・バイ
オ・サポート・ディビジョン(Pall Bio Support Divis
ion)製〕に移し、アルカリ変性液(0.5N NaOH、
1M NaCl)を浸した3MMろ紙〔ワットマン(What
man)製〕上に1分間置き、さらに中和液(0.5M Tr
is−HCl、pH7.5、1.5M NaCl)を浸した
ろ紙上に5分間静置した。2×SSC溶液(0.3M N
aCl、0.03M クエン酸三ナトリウム)でメンブレ
ンを洗い、UV照射することによりファージDNAをメ
ンブレンに固定した。そのメンブレンを、α−32P放射
性同位元素で標識した合成オリゴヌクレオチド(比活性
≧107 cpm/μg )をプローブに用いてスクリーニング
した〔ベントン(W. Benton)ら、Science, 196, 383(19
77) 〕。
子のクローニング ヒトヒスタミンH1 受容体DNAを含むクローンを得る
ために、ヒトグリオーマcDNAライブラリー(λgt
ll組換え体ファージ;東洋紡製)を用いた。λgtl
l組換え体ファージ5×109 pfu を、大腸菌Y109
0株〔ストラタジーン(STRATAGENE)製〕の一晩培養液
〔LB培地(1%トリプトン、0.5%酵母エキス、
0.8%NaCl)+0.2%マルトース、10mMMg
SO4 〕200μl に加え、37℃で15分間反応させ
た後、7.5mlのLB軟寒天培地(LB培地+0.7%
アガロース)とともに直径150mmのLBプレート(L
B培地+1.5%寒天)30枚にまいた。これらのプレ
ートを37℃で5〜6時間培養し、プラークを形成させ
た後、4℃で放置した。組換え体ファージをナイロンメ
ンブレン〔バイオダインBNNG137、ポール・バイ
オ・サポート・ディビジョン(Pall Bio Support Divis
ion)製〕に移し、アルカリ変性液(0.5N NaOH、
1M NaCl)を浸した3MMろ紙〔ワットマン(What
man)製〕上に1分間置き、さらに中和液(0.5M Tr
is−HCl、pH7.5、1.5M NaCl)を浸した
ろ紙上に5分間静置した。2×SSC溶液(0.3M N
aCl、0.03M クエン酸三ナトリウム)でメンブレ
ンを洗い、UV照射することによりファージDNAをメ
ンブレンに固定した。そのメンブレンを、α−32P放射
性同位元素で標識した合成オリゴヌクレオチド(比活性
≧107 cpm/μg )をプローブに用いてスクリーニング
した〔ベントン(W. Benton)ら、Science, 196, 383(19
77) 〕。
【0025】プローブとしてはヤマシタらにより報告さ
れた(前出)ウシヒスタミンH1 受容体cDNAのアミ
ノ酸配列の253番目のグリシンから278番目のリジ
ンに対応するDNA 5'-GGGAAGGAGTCCCCCTGGGAGGTTCTGA
AAAGGAAGCCAA-3' (配列番号3)を選び、これを自動D
NA合成機(モデル394、Applied Biosystems製)を
用いて合成し、合成DNA鎖(30pmol)を50mMTr
is−HCl(pH7.5)、10mMMgCl2 、5mMジ
チオスレイトール(DTT)、100μCi〔γ−32P〕
ATP(3000Ci/mmol 、アマシャム製)および10
単位のT4DNAポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造
製)を含有する溶液50μl 中で、37℃で1時間処理
することにより、5´末端をリン酸化した。6×SS
C、1×デンハルト溶液(0.02%ウシ血清アルブミ
ン、0.02%フィコール、0.02%ポリビニルピロ
リドン)、0.05%SDS、200μg/ml酵母RNA
および106 cpm/mlプローブDNAを含む溶液を用い、
42℃で20時間メンブレンのハイブリダイゼーション
を行った。そのメンブレンを2×SSC、0.1%SD
Sで室温〜45℃で洗浄し、X線フィルム〔XAR−
5、コダック(Kodak) 製〕に−80℃で12時間露光さ
せた。
れた(前出)ウシヒスタミンH1 受容体cDNAのアミ
ノ酸配列の253番目のグリシンから278番目のリジ
ンに対応するDNA 5'-GGGAAGGAGTCCCCCTGGGAGGTTCTGA
AAAGGAAGCCAA-3' (配列番号3)を選び、これを自動D
NA合成機(モデル394、Applied Biosystems製)を
用いて合成し、合成DNA鎖(30pmol)を50mMTr
is−HCl(pH7.5)、10mMMgCl2 、5mMジ
チオスレイトール(DTT)、100μCi〔γ−32P〕
ATP(3000Ci/mmol 、アマシャム製)および10
単位のT4DNAポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造
製)を含有する溶液50μl 中で、37℃で1時間処理
することにより、5´末端をリン酸化した。6×SS
C、1×デンハルト溶液(0.02%ウシ血清アルブミ
ン、0.02%フィコール、0.02%ポリビニルピロ
リドン)、0.05%SDS、200μg/ml酵母RNA
および106 cpm/mlプローブDNAを含む溶液を用い、
42℃で20時間メンブレンのハイブリダイゼーション
を行った。そのメンブレンを2×SSC、0.1%SD
Sで室温〜45℃で洗浄し、X線フィルム〔XAR−
5、コダック(Kodak) 製〕に−80℃で12時間露光さ
せた。
【0026】現像後、陽性のシグナルを与えたプラーク
6個をパスツールピペットの先端でかき取り、1mlのS
M液(50mMTris−HCl、pH7.5、8mMMgS
O4)に懸濁し、4℃で一晩静置した。懸濁液をSM液
で105 倍希釈し、そのうち100μl を前述の方法で
大腸菌Y1090株に感染させ、LBプレート上にまき
プラークを形成させた。形成されたプラークで再度上記
のようにプラークハイブリダイゼーションを行い、単一
プラークから成る陽性クローンを得た。
6個をパスツールピペットの先端でかき取り、1mlのS
M液(50mMTris−HCl、pH7.5、8mMMgS
O4)に懸濁し、4℃で一晩静置した。懸濁液をSM液
で105 倍希釈し、そのうち100μl を前述の方法で
大腸菌Y1090株に感染させ、LBプレート上にまき
プラークを形成させた。形成されたプラークで再度上記
のようにプラークハイブリダイゼーションを行い、単一
プラークから成る陽性クローンを得た。
【0027】陽性クローンをパスツールピペットの先で
かき取り、1mlのSM液に懸濁し、105 pfu を同様に
して大腸菌Y1090株に感染させ、LBプレート4枚
にまき37℃で7〜8時間培養を行った。プラーク形成
後、各プレートにSM液8mlとクロロホルム1滴を入
れ、4℃で5時間放置した。この間、時々緩やかに振と
うを行った。ファージが溶出されたSM液を回収し、室
温で3000rpm で20分間遠心し、上清を得た。この
上清に1μg/μl DNaseI〔ベーリンガー・マンハ
イム・バイオケミカ(Boehringer Mannheim Biochemic
a)製〕と1μg/μl RNaseA〔シグマ(Sigma)
製〕を各々8μl ずつ加え、37℃で30分間反応させ
た。等量の20%ポリエチレングリコール、2M NaC
l溶液を加え、よく混ぜてから氷中に1時間放置した。
かき取り、1mlのSM液に懸濁し、105 pfu を同様に
して大腸菌Y1090株に感染させ、LBプレート4枚
にまき37℃で7〜8時間培養を行った。プラーク形成
後、各プレートにSM液8mlとクロロホルム1滴を入
れ、4℃で5時間放置した。この間、時々緩やかに振と
うを行った。ファージが溶出されたSM液を回収し、室
温で3000rpm で20分間遠心し、上清を得た。この
上清に1μg/μl DNaseI〔ベーリンガー・マンハ
イム・バイオケミカ(Boehringer Mannheim Biochemic
a)製〕と1μg/μl RNaseA〔シグマ(Sigma)
製〕を各々8μl ずつ加え、37℃で30分間反応させ
た。等量の20%ポリエチレングリコール、2M NaC
l溶液を加え、よく混ぜてから氷中に1時間放置した。
【0028】4℃で3000rpm で20分間遠心し、上
清を除いた。沈殿物を600μl のSM液に溶かし、1
0%SDS6μl と250mMEDTA・2Na(pH8.
0)12μl を加え、68℃で15分間保温した。等量
のフェノールとフェノール/クロロホルム(1:1) で
抽出を行った後、等量のイソプロパノールによりファー
ジDNAの沈殿を得た。これを50μl TE緩衝液(1
0mMTris−HCl、1mMEDTA・2Na、pH8.
0)に溶解させた。
清を除いた。沈殿物を600μl のSM液に溶かし、1
0%SDS6μl と250mMEDTA・2Na(pH8.
0)12μl を加え、68℃で15分間保温した。等量
のフェノールとフェノール/クロロホルム(1:1) で
抽出を行った後、等量のイソプロパノールによりファー
ジDNAの沈殿を得た。これを50μl TE緩衝液(1
0mMTris−HCl、1mMEDTA・2Na、pH8.
0)に溶解させた。
【0029】得られた溶液5μl に、2μl の10倍濃
度のEcoRI緩衝液(0.5M NaCl、1M Tri
s−HCl、 pH 7.5、70mMMgCl2 )および1
μl(10単位)のEcoRI(Boehringer Mannheim B
iochemica製)を加え、全量20μl の系で37℃で2
時間反応させた。反応後、0.7%アガロースゲル電気
泳動を行い、サザンブロット法〔サザン(E. Souther
n)、ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー
(J. Mol. Biol. ), 98, 503(1975) 〕に従ってDNA
をナイロンメンブレン(バイオダインB BNBZF3
RT、Pall Bio Support Division 製)にブロッティン
グした。ハイブリダイゼーションは、オリゴヌクレオチ
ドを用いて、プラークハイブリダイゼーションと同一の
条件で行った。こうして得られたクローンは、約1.7
kbのEcoRI断片を有していた。
度のEcoRI緩衝液(0.5M NaCl、1M Tri
s−HCl、 pH 7.5、70mMMgCl2 )および1
μl(10単位)のEcoRI(Boehringer Mannheim B
iochemica製)を加え、全量20μl の系で37℃で2
時間反応させた。反応後、0.7%アガロースゲル電気
泳動を行い、サザンブロット法〔サザン(E. Souther
n)、ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー
(J. Mol. Biol. ), 98, 503(1975) 〕に従ってDNA
をナイロンメンブレン(バイオダインB BNBZF3
RT、Pall Bio Support Division 製)にブロッティン
グした。ハイブリダイゼーションは、オリゴヌクレオチ
ドを用いて、プラークハイブリダイゼーションと同一の
条件で行った。こうして得られたクローンは、約1.7
kbのEcoRI断片を有していた。
【0030】このファージDNA10ngを鋳型として、
1×緩衝液(10mMTris−HCl、pH8.3、1.
5mMMgCl2 、50mMKCl、0.01%ゼラチン)
中で0.2mMdNTPs(dATP、dGTP、dCT
P、dTTP)および25pmolの各プライマー、0.6
μl (3単位)のTaqDNAポリメラーゼ(Boehring
er Mannheim Biochemica製)を用いて、挿入DNA断片
の増幅を全量100μl の系で行った。プライマーは、
λgtllベクターのEcoRI認識部位外側のアーム
部にアニールするフォワード(forward) およびリバース
(reverse) の両プライマー(ニッポンジーン製)を用い
た。増幅反応は、変性(94℃、1分間)、アニーリン
グ(55℃、1分間)、伸長(72℃、1分間)の順序
で行い、これを30サイクル繰り返した。
1×緩衝液(10mMTris−HCl、pH8.3、1.
5mMMgCl2 、50mMKCl、0.01%ゼラチン)
中で0.2mMdNTPs(dATP、dGTP、dCT
P、dTTP)および25pmolの各プライマー、0.6
μl (3単位)のTaqDNAポリメラーゼ(Boehring
er Mannheim Biochemica製)を用いて、挿入DNA断片
の増幅を全量100μl の系で行った。プライマーは、
λgtllベクターのEcoRI認識部位外側のアーム
部にアニールするフォワード(forward) およびリバース
(reverse) の両プライマー(ニッポンジーン製)を用い
た。増幅反応は、変性(94℃、1分間)、アニーリン
グ(55℃、1分間)、伸長(72℃、1分間)の順序
で行い、これを30サイクル繰り返した。
【0031】増幅産物を、アガロースゲル電気泳動ゲル
から目的のDNA断片(1.9kb)を切出し、DNA回
収フィルター(SUPREC-01 、宝酒造製)を用いることに
より精製した。回収したDNA断片500ngを、5mMA
TPおよび1×緩衝液〔50mMTris−HCl(pH
7.5) 、10mMMgCl2 、5mMDTT〕中で、T4
ポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造製)10単位によ
り、全量50μl の系で37℃で1時間処理し、5´末
端のリン酸化を行った。この反応液を等量のフェノール
/クロロホルム(1:1)で抽出し、エタノール沈殿し
た後、1×緩衝液〔10mMTris−HCl(pH 8.
0) 、7mMMgCl2 、7mMメルカプトエタノール、
0.01%BSA〕中、3単位のSacI(Boehringer
Mannheim Biochemica 製)で37℃で1時間消化し、
2種のDNA断片(0.9kbおよび1.0kb)を得た。
これを分離回収せずに、DNAライゲーションキットを
用いて、制限酵素SacIとEcoRVで二重消化した
pBSSK(+)ベクター(100ng)に各々連結し
た。この反応液45μl を、感受性大腸菌HB101株
(宝酒造製)を次のとおり形質転換するのに用いた。
から目的のDNA断片(1.9kb)を切出し、DNA回
収フィルター(SUPREC-01 、宝酒造製)を用いることに
より精製した。回収したDNA断片500ngを、5mMA
TPおよび1×緩衝液〔50mMTris−HCl(pH
7.5) 、10mMMgCl2 、5mMDTT〕中で、T4
ポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造製)10単位によ
り、全量50μl の系で37℃で1時間処理し、5´末
端のリン酸化を行った。この反応液を等量のフェノール
/クロロホルム(1:1)で抽出し、エタノール沈殿し
た後、1×緩衝液〔10mMTris−HCl(pH 8.
0) 、7mMMgCl2 、7mMメルカプトエタノール、
0.01%BSA〕中、3単位のSacI(Boehringer
Mannheim Biochemica 製)で37℃で1時間消化し、
2種のDNA断片(0.9kbおよび1.0kb)を得た。
これを分離回収せずに、DNAライゲーションキットを
用いて、制限酵素SacIとEcoRVで二重消化した
pBSSK(+)ベクター(100ng)に各々連結し
た。この反応液45μl を、感受性大腸菌HB101株
(宝酒造製)を次のとおり形質転換するのに用いた。
【0032】感受性大腸菌液20μl と、2×TCM液
〔20mMTris−HCl(pH8.0)、20mMCaC
l2 、20mMMgCl2 〕で2倍希釈した前記DNAラ
イゲーション反応液とを混ぜ合せ、氷中に25分間静置
した。37℃で3分間保温し氷中に90秒間放置した
後、1mlのLB培地を加え、37℃で30分間保温し
た。これをLBプレート(50μg/mlアンピシリンを含
む)上に塗布し、37℃で一晩保温した。
〔20mMTris−HCl(pH8.0)、20mMCaC
l2 、20mMMgCl2 〕で2倍希釈した前記DNAラ
イゲーション反応液とを混ぜ合せ、氷中に25分間静置
した。37℃で3分間保温し氷中に90秒間放置した
後、1mlのLB培地を加え、37℃で30分間保温し
た。これをLBプレート(50μg/mlアンピシリンを含
む)上に塗布し、37℃で一晩保温した。
【0033】プレート上に生じたコロニーを50μg/ml
アンピシリンを含むLB培地1.5mlに植菌し、一晩培
養した。この培養液を遠心して集菌し、プラスミドの少
量調製を常法(T. Maniatis ら、前出、1.25)により行
った。得られたプラスミドDNA100ngを、1単位の
制限酵素SacIとApaI(Boehringer MannheimBio
chemica製)で二重消化し、アガロースゲル電気泳動に
より0.9kbおよび1.0kbのcDNA断片が各々pB
SSK(+)ベクターに挿入されていることを確かめ
た。pBSSK(+)ベクターに0.9kbのcDNA断
片が挿入されたプラスミドをpBSHR−1、1.0kb
のcDNA断片が挿入されたプラスミドをpBSHR−
2とそれぞれ命名した。これら組換えプラスミドの構築
方法を図1に示す。
アンピシリンを含むLB培地1.5mlに植菌し、一晩培
養した。この培養液を遠心して集菌し、プラスミドの少
量調製を常法(T. Maniatis ら、前出、1.25)により行
った。得られたプラスミドDNA100ngを、1単位の
制限酵素SacIとApaI(Boehringer MannheimBio
chemica製)で二重消化し、アガロースゲル電気泳動に
より0.9kbおよび1.0kbのcDNA断片が各々pB
SSK(+)ベクターに挿入されていることを確かめ
た。pBSSK(+)ベクターに0.9kbのcDNA断
片が挿入されたプラスミドをpBSHR−1、1.0kb
のcDNA断片が挿入されたプラスミドをpBSHR−
2とそれぞれ命名した。これら組換えプラスミドの構築
方法を図1に示す。
【0034】この組換えプラスミドをアルカリ法(T. M
aniatis ら、前出、1.38)に従って大量調製し、タック
・ダイ・デオキシ・ターミネーター・サイクル・シーク
エンス・キット(Applied Biosystems製)を用いたジデ
オキシ法(F. Sanger ら、前出)によりヌクレオチドの
塩基配列を決定し、目的とするヒトヒスタミンH1 受容
体をコードするcDNAを同定した。この遺伝子は、後
記配列表の配列番号1に示されるとおり487個のアミ
ノ酸をコードする1461塩基対より構成されることが
判明した。
aniatis ら、前出、1.38)に従って大量調製し、タック
・ダイ・デオキシ・ターミネーター・サイクル・シーク
エンス・キット(Applied Biosystems製)を用いたジデ
オキシ法(F. Sanger ら、前出)によりヌクレオチドの
塩基配列を決定し、目的とするヒトヒスタミンH1 受容
体をコードするcDNAを同定した。この遺伝子は、後
記配列表の配列番号1に示されるとおり487個のアミ
ノ酸をコードする1461塩基対より構成されることが
判明した。
【0035】実施例2 ヒトヒスタミンH1 受容体を含
むゲノム遺伝子のクローニング 単離されたヒトヒスタミンH1 受容体cDNAを制限酵
素KpnIとEcoRIで二重消化して得られる1.0
kbのDNA断片をアガロースゲル電気泳動により分離回
収し、これをプローブとして用いて、ヒトゲノム遺伝子
ライブラリーよりヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子をク
ローニングした。ヒトゲノム遺伝子ライブラリーは、以
下に示した方法で正常人末梢血より調製した。
むゲノム遺伝子のクローニング 単離されたヒトヒスタミンH1 受容体cDNAを制限酵
素KpnIとEcoRIで二重消化して得られる1.0
kbのDNA断片をアガロースゲル電気泳動により分離回
収し、これをプローブとして用いて、ヒトゲノム遺伝子
ライブラリーよりヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子をク
ローニングした。ヒトゲノム遺伝子ライブラリーは、以
下に示した方法で正常人末梢血より調製した。
【0036】先ず、採血した血液に対し3倍量のA液
(155mMNH4 Cl、10mMKHCO3 、100mME
DTA・2Na、pH7.4)を混ぜ合わせ、氷中に15
分間放置した後、4℃で1000rpm で10分間遠心し
た。上清を除き、B液(100mMTris−HCl、1
0mMEDTA・2Na、8mM尿素、1%SDS、pH7.
0)を加えて30分間緩やかに転倒混和した。フェノー
ルとフェノール/クロロホルム(1:1)で抽出後、ゲ
ノムDNAをエタノール沈殿した。
(155mMNH4 Cl、10mMKHCO3 、100mME
DTA・2Na、pH7.4)を混ぜ合わせ、氷中に15
分間放置した後、4℃で1000rpm で10分間遠心し
た。上清を除き、B液(100mMTris−HCl、1
0mMEDTA・2Na、8mM尿素、1%SDS、pH7.
0)を加えて30分間緩やかに転倒混和した。フェノー
ルとフェノール/クロロホルム(1:1)で抽出後、ゲ
ノムDNAをエタノール沈殿した。
【0037】得られたゲノムDNA100μg を、緩衝
液〔100mMNaCl、100mMTris−HCl(pH
7.5) 、7mMMgCl2 〕中、37℃で1単位の制限
酵素Sau3AI(Boehringer Mannheim Biochemica
製)で経時的に部分消化し、常法(T. Maniatisら、前
出、9.24) に従ってショ糖密度勾配超遠心を行い、50
kb前後のサイズの消化DNA断片を分画した。エタノー
ル沈殿により回収したDNA1μg を、3単位のT4D
NAリガーゼ(宝酒造製)を用いて、1μg のpWE1
5コスミドベクター(STRATAGENE製)のBamHI認識
部位に連結した。
液〔100mMNaCl、100mMTris−HCl(pH
7.5) 、7mMMgCl2 〕中、37℃で1単位の制限
酵素Sau3AI(Boehringer Mannheim Biochemica
製)で経時的に部分消化し、常法(T. Maniatisら、前
出、9.24) に従ってショ糖密度勾配超遠心を行い、50
kb前後のサイズの消化DNA断片を分画した。エタノー
ル沈殿により回収したDNA1μg を、3単位のT4D
NAリガーゼ(宝酒造製)を用いて、1μg のpWE1
5コスミドベクター(STRATAGENE製)のBamHI認識
部位に連結した。
【0038】ギガパックII・パッケージング・エクスト
ラクト(GIGAPACK II PACKAGINGEXTRACT;STRATAGENE
製)を用いて上記組換えDNAのパッケージングを行っ
た後、その一部を、TB培地(純水1リットル中、バク
トトリプトン10g 、NaCl5g 、10mMMgSO
4 、0.2%マルトース)で一晩培養した大腸菌NM5
54株(STRATAGENE 製)に感染させ、NZY〔ディフコ
(Difco )製〕寒天培地上にまき、37℃で一晩培養し
た。タイターの測定を行った後、同様にして50枚のプ
レート(150mm)に3×105 個のコロニーをつくら
せ、常法(T. Maniatisら、前出、1.90) に従い、上記ヒ
トヒスタミンH1 受容体cDNAから得た大きさ1.0
kbのKpnI−EcoRI断片をプローブとして用い
て、コロニーハイブリダイゼーションによるスクリーニ
ングを行った。
ラクト(GIGAPACK II PACKAGINGEXTRACT;STRATAGENE
製)を用いて上記組換えDNAのパッケージングを行っ
た後、その一部を、TB培地(純水1リットル中、バク
トトリプトン10g 、NaCl5g 、10mMMgSO
4 、0.2%マルトース)で一晩培養した大腸菌NM5
54株(STRATAGENE 製)に感染させ、NZY〔ディフコ
(Difco )製〕寒天培地上にまき、37℃で一晩培養し
た。タイターの測定を行った後、同様にして50枚のプ
レート(150mm)に3×105 個のコロニーをつくら
せ、常法(T. Maniatisら、前出、1.90) に従い、上記ヒ
トヒスタミンH1 受容体cDNAから得た大きさ1.0
kbのKpnI−EcoRI断片をプローブとして用い
て、コロニーハイブリダイゼーションによるスクリーニ
ングを行った。
【0039】得られた陽性クローン1個を分離し、コス
ミドの少量調製を常法(T. Maniatisら、前出、1.25) に
従って実施した。得られたコスミドDNA(200ng)
を、緩衝液〔50mMNaCl、100mMTris−HC
l(pH 7.5) 、7mMMgCl2 〕中、1単位の制限酵
素EcoRIで消化し、実施例1 と同様にサザンブロッ
ト法により目的のDNAの挿入を確認した。
ミドの少量調製を常法(T. Maniatisら、前出、1.25) に
従って実施した。得られたコスミドDNA(200ng)
を、緩衝液〔50mMNaCl、100mMTris−HC
l(pH 7.5) 、7mMMgCl2 〕中、1単位の制限酵
素EcoRIで消化し、実施例1 と同様にサザンブロッ
ト法により目的のDNAの挿入を確認した。
【0040】この挿入DNAを制限酵素PstIで消化
し、5kbのPstI断片を分離精製し、その500ngを
DNAライゲーションキットを用いて制限酵素PstI
で消化したpBSK(+)ベクター100ngに連結し
た。この連結反応物を用いて、実施例1と同様に感受性
大腸菌HB101株(宝酒造製)を形質転換させ、形質
転換体の単離、確認を行った。得られたクローンが保有
する、pBSK(+)ベクターに5kbのPstI断片が
挿入されたプラスミドを、pHRPPと命名した。この
プラスミドpHRPPの構成およびヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子を含むヒトゲノムDNAの制限酵素切断点
地図を図2に示す。
し、5kbのPstI断片を分離精製し、その500ngを
DNAライゲーションキットを用いて制限酵素PstI
で消化したpBSK(+)ベクター100ngに連結し
た。この連結反応物を用いて、実施例1と同様に感受性
大腸菌HB101株(宝酒造製)を形質転換させ、形質
転換体の単離、確認を行った。得られたクローンが保有
する、pBSK(+)ベクターに5kbのPstI断片が
挿入されたプラスミドを、pHRPPと命名した。この
プラスミドpHRPPの構成およびヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子を含むヒトゲノムDNAの制限酵素切断点
地図を図2に示す。
【0041】次に、プラスミドpHRPPに挿入された
5kbのPstI断片のうち、ヒトヒスタミンH1 受容体
遺伝子を含むと考えられる3.3kbの範囲の塩基配列
を、ジデオキシ法により決定した。その配列を、後記配
列表の配列番号2に示す。その配列中には、487個の
アミノ酸をコードする1461塩基対より成る一個のオ
ープンリーディングフレーム(ORF)が存在してお
り、このORF中の配列は、実施例1でヒトグリオーマ
cDNAライブラリーから得られたヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子の配列と同一であった。
5kbのPstI断片のうち、ヒトヒスタミンH1 受容体
遺伝子を含むと考えられる3.3kbの範囲の塩基配列
を、ジデオキシ法により決定した。その配列を、後記配
列表の配列番号2に示す。その配列中には、487個の
アミノ酸をコードする1461塩基対より成る一個のオ
ープンリーディングフレーム(ORF)が存在してお
り、このORF中の配列は、実施例1でヒトグリオーマ
cDNAライブラリーから得られたヒトヒスタミンH1
受容体遺伝子の配列と同一であった。
【0042】実施例3 ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝
子中に存在する多型の検出 現在、多型を利用したリスクファクターの評価が種々の
遺伝子について行われている。本発明のヒトヒスタミン
H1 受容体遺伝子においても、配列番号2に示す配列の
2315番目の塩基(G)にアミノ酸置換をもたらす変
異が存在することが、該遺伝子の解析によって明らかと
なった。すなわち、配列番号2の2315番目の塩基:
GがCに置換することにより、コードされる349番目
のアミノ酸がAspからHisに変換され、2315〜
2318番目の塩基配列(GATC)を認識する制限酵
素Sau3AI部位が消失する。以下、2315番目の
塩基がGである遺伝子をアリル1、2315番目の塩基
がGからAに置換し、制限酵素Sau3AI部位が消失
した遺伝子をアリル2ということがある。
子中に存在する多型の検出 現在、多型を利用したリスクファクターの評価が種々の
遺伝子について行われている。本発明のヒトヒスタミン
H1 受容体遺伝子においても、配列番号2に示す配列の
2315番目の塩基(G)にアミノ酸置換をもたらす変
異が存在することが、該遺伝子の解析によって明らかと
なった。すなわち、配列番号2の2315番目の塩基:
GがCに置換することにより、コードされる349番目
のアミノ酸がAspからHisに変換され、2315〜
2318番目の塩基配列(GATC)を認識する制限酵
素Sau3AI部位が消失する。以下、2315番目の
塩基がGである遺伝子をアリル1、2315番目の塩基
がGからAに置換し、制限酵素Sau3AI部位が消失
した遺伝子をアリル2ということがある。
【0043】次に、上記ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝
子の多型の検出法を述べる。実施例2と同様の方法でヒ
トゲノムDNAを分離し、これを鋳型DNAとして、配
列番号2の2315〜2318番目の塩基配列(GAT
C;Sau3AI部位)を含む414bpのDNAをPC
R法(Saiki ら、前出)で増幅した。
子の多型の検出法を述べる。実施例2と同様の方法でヒ
トゲノムDNAを分離し、これを鋳型DNAとして、配
列番号2の2315〜2318番目の塩基配列(GAT
C;Sau3AI部位)を含む414bpのDNAをPC
R法(Saiki ら、前出)で増幅した。
【0044】DNAの増幅は、上記Sau3AI部位を
挟むように設計した2種の化学合成したプライマー:プ
ライマー1(配列番号2の2084〜2103番目の配
列の相補鎖に対して相補性を有する塩基配列)、即ち5'
-GTCTTGAAGTCACCATCCCA-3'(配列番号4)、およびプラ
イマー2(配列番号2の2478〜2497番目の配列
に対して相補性を有する塩基配列)、即ち5'-GCGGTTCAT
GTGCAACCCAG-3'(配列番号5)を用いて、1×緩衝液
(10mMTris−HCl、pH8.3、1.5mMMgC
l2 、50mMKCl、0.01%ゼラチン)中で0.2
mMdNTPs(dATP、dGTP、dCTP、dTT
P)、25pmolの各プライマー、0.6μl (3単位)
TaqDNAポリメラーゼ(Boehringer Mannheim Bioch
emica 製)を含む最終液量100μl の系で、変性(9
4℃、1分間)、アニーリング(55℃、1分間)、伸
長(72℃、1分間)を30サイクル繰り返した。
挟むように設計した2種の化学合成したプライマー:プ
ライマー1(配列番号2の2084〜2103番目の配
列の相補鎖に対して相補性を有する塩基配列)、即ち5'
-GTCTTGAAGTCACCATCCCA-3'(配列番号4)、およびプラ
イマー2(配列番号2の2478〜2497番目の配列
に対して相補性を有する塩基配列)、即ち5'-GCGGTTCAT
GTGCAACCCAG-3'(配列番号5)を用いて、1×緩衝液
(10mMTris−HCl、pH8.3、1.5mMMgC
l2 、50mMKCl、0.01%ゼラチン)中で0.2
mMdNTPs(dATP、dGTP、dCTP、dTT
P)、25pmolの各プライマー、0.6μl (3単位)
TaqDNAポリメラーゼ(Boehringer Mannheim Bioch
emica 製)を含む最終液量100μl の系で、変性(9
4℃、1分間)、アニーリング(55℃、1分間)、伸
長(72℃、1分間)を30サイクル繰り返した。
【0045】大きさが414bpの得られた増幅DNA断
片を制限酵素Sau3AIで切断し、3%アガロースゲ
ル電気泳動によりDNA断片を分離し、得られた切断D
NA断片の数からヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子の多
型の存在を検出した。その結果を図3に示す。図中、レ
ーン2はアリル1のみを相同染色体にもつ正常人由来の
増幅DNAについて、レーン3はアリル1およびアリル
2の両方をもつ正常人由来の増幅DNAについての、そ
れぞれSau3AIによる切断断片のアガロースゲル電
気泳動パターンである。232bpおよび182bpのバン
ドはアリル1由来のSau3AI切断断片を、414bp
のバンドはアリル2由来の未切断断片を示す。レーン1
は分子量マーカーとして用いたΦX174DNAの制限
酵素HaeIII による切断断片のアガロースゲル電気泳
動パターンである。
片を制限酵素Sau3AIで切断し、3%アガロースゲ
ル電気泳動によりDNA断片を分離し、得られた切断D
NA断片の数からヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子の多
型の存在を検出した。その結果を図3に示す。図中、レ
ーン2はアリル1のみを相同染色体にもつ正常人由来の
増幅DNAについて、レーン3はアリル1およびアリル
2の両方をもつ正常人由来の増幅DNAについての、そ
れぞれSau3AIによる切断断片のアガロースゲル電
気泳動パターンである。232bpおよび182bpのバン
ドはアリル1由来のSau3AI切断断片を、414bp
のバンドはアリル2由来の未切断断片を示す。レーン1
は分子量マーカーとして用いたΦX174DNAの制限
酵素HaeIII による切断断片のアガロースゲル電気泳
動パターンである。
【0046】上記した方法で血縁関係のない20人につ
いてヒスタミンH1 受容体遺伝子の多型を検査した結
果、その検出頻度はアリル1が92%、アリル2が8%
であった。
いてヒスタミンH1 受容体遺伝子の多型を検査した結
果、その検出頻度はアリル1が92%、アリル2が8%
であった。
【0047】配列番号: 1 配列の長さ:1462 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ヒト 細胞の種類:グリオーマ 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..1461 特徴を決定した方法:E 配列 ATG AGC CTC CCC AAT TCC TCC TGC CTC TTA GAA GAC AAG ATG TGT GAG 48 Met Ser Leu Pro Asn Ser Ser Cys Leu Leu Glu Asp Lys Met Cys Glu 1 5 10 15 GC AAC AAG ACC ACT ATG GCC AGC CCC CAG CTG ATG CCC CTG GTG GTG 96 Gly Asn Lys Thr Thr Met Ala Ser Pro Gln Leu Met Pro Leu Val Val 20 25 30 GTC CTG AGC ACT ATC TGC TTG GTC ACA GTA GGG CTC AAC CTG CTG GTG 144 Val Leu Ser Thr Ile Cys Leu Val Thr Val Gly Leu Asn Leu Leu Val 35 40 45 CTG TAT GCC GTA CGG AGT GAG CGG AAG CTC CAC ACT GTG GGG AAC CTG 192 Leu Tyr Ala Val Arg Ser Glu Arg Lys Leu His Thr Val Gly Asn Leu 50 55 60 TAC ATC GTC AGC CTC TCG GTG GCG GAC TTG ATC GTG GGT GCC GTC GTC 240 Tyr Ile Val Ser Leu Ser Val Ala Asp Leu Ile Val Gly Ala Val Val 65 70 75 80 ATG CCT ATG AAC ATC CTC TAC CTG CTC ATG TCC AAG TGG TCA CTG GGC 288 Met Pro Met Asn Ile Leu Tyr Leu Leu Met Ser Lys Trp Ser Leu Gly 85 90 95 CGT CCT CTC TGC CTC TTT TGG CTT TCC ATG GAC TAT GTG GCC AGC ACA 336 Arg Pro Leu Cys Leu Phe Trp Leu Ser Met Asp Tyr Val Ala Ser Thr 100 105 110 GCG TCC ATT TTC AGT GTC TTC ATC CTG TGC ATT GAT CGC TAC CGC TCT 384 Ala Ser Ile Phe Ser Val Phe Ile Leu Cys Ile Asp Arg Tyr Arg Ser 115 120 125 GTC CAG CAG CCC CTC AGG TAC CTT AAG TAT CGT ACC AAG ACC CGA GCC 432 Val Gln Gln Pro Leu Arg Tyr Leu Lys Tyr Arg Thr Lys Thr Arg Ala 130 135 140 TCG GCC ACC ATT CTG GGG GCC TGG TTT CTC TCT TTT CTG TGG GTT ATT 480 Ser Ala Thr Ile Leu Gly Ala Trp Phe Leu Ser Phe Leu Trp Val Ile 145 150 155 160 CCC ATT CTA GGC TGG AAT CAC TTC ATG CAG CAG ACC TCG GTG CGC CGA 528 Pro Ile Leu Gly Trp Asn His Phe Met Gln Gln Thr Ser Val Arg Arg 165 170 175 GAG GAC AAG TGT GAG ACA GAC TTC TAT GAT GTC ACC TGG TTC AAG GTC 576 Glu Asp Lys Cys Glu Thr Asp Phe Tyr Asp Val Thr Trp Phe Lys Val 180 185 190 ATG ACT GCC ATC ATC AAC TTC TAC CTG CCC ACC TTG CTC ATG CTC TGG 624 Met Thr Ala Ile Ile Asn Phe Tyr Leu Pro Thr Leu Leu Met Leu Trp 195 200 205 TTC TAT GCC AAG ATC TAC AAG GGC GTA CGA CAA CAC TGC CAG CAC CGG 672 Phe Tyr Ala Lys Ile Tyr Lys Gly Val Arg Gln His Cys Gln His Arg 210 215 220 GAG CTC ATC AAT AGG TCC CTC CCT TCC TTC TCA GAA ATT AAG CTG AGG 720 Glu Leu Ile Asn Arg Ser Leu Pro Ser Phe Ser Glu Ile Lys Leu Arg 225 230 235 240 CCA GAG AAC CCC AAG GGG GAT GCC AAG AAA CCA GGG AAG GAG TCT CCC 768 Pro Glu Asn Pro Lys Gly Asp Ala Lys Lys Pro Gly Lys Glu Ser Pro 245 250 255 TGG GAG GTT CTG AAA AGG AAG CCA AAA GAT GCT GGT GGT GGA TCT GTC 816 Trp Glu Val Leu Lys Arg Lys Pro Lys Asp Ala Gly Gly Gly Ser Val 260 265 270 TTG AAG TCA CCA TCC CAA ACC CCC AAG GAG ATG AAA TCC CCA GTT GTC 864 Leu Lys Ser Pro Ser Gln Thr Pro Lys Glu Met Lys Ser Pro Val Val 275 280 285 TTC AGC CAA GAG GAT GAT AGA GAA GTA GAC AAA CTC TAC TGC TTT CCA 912 Phe Ser Gln Glu Asp Asp Arg Glu Val Asp Lys Leu Tyr Cys Phe Pro 290 295 300 CTT GAT ATT GTG CAC ATG CAG GCT GCG GCA GAG GGG AGT AGC AGG GAC 960 Leu Asp Ile Val His Met Gln Ala Ala Ala Glu Gly Ser Ser Arg Asp 305 310 315 320 TAT GTA GCC GTC AAC CGG AGC CAT GGC CAG CTC AAG ACA GAT GAG CAG 1008 Tyr Val Ala Val Asn Arg Ser His Gly Gln Leu Lys Thr Asp Glu Gln 325 330 335 GGC CTG AAC ACA CAT GGG GCC AGC GAG ATA TCA GAG GAT CAG ATG TTA 1056 Gly Leu Asn Thr His Gly Ala Ser Glu Ile Ser Glu Asp Gln Met Leu 340 345 350 GGT GAT AGC CAA TCC TTC TCT CGA ACG GAC TCA GAT ACC ACC ACA GAG 1104 Gly Asp Ser Gln Ser Phe Ser Arg Thr Asp Ser Asp Thr Thr Thr Glu 355 360 365 ACA GCA CCA GGC AAA GGC AAA TTG AGG AGT GGG TCT AAC ACA GGC CTG 1152 Thr Ala Pro Gly Lys Gly Lys Leu Arg Ser Gly Ser Asn Thr Gly Leu 370 375 380 GAT TAC ATC AAG TTT ACT TGG AAG AGG CTC CGC TCG CAT TCA AGA CAG 1200 Asp Tyr Ile Lys Phe Thr Trp Lys Arg Leu Arg Ser His Ser Arg Gln 385 390 395 400 TAT GTA TCT GGG TTG CAC ATG AAC CGC GAA AGG AAG GCC GCC AAA CAG 1248 Tyr Val Ser Gly Leu His Met Asn Arg Glu Arg Lys Ala Ala Lys Gln 405 410 415 TTG GGT TTT ATC ATG GCA GCC TTC ATC CTC TGC TGG ATC CCT TAT TTC 1296 Leu Gly Phe Ile Met Ala Ala Phe Ile Leu Cys Trp Ile Pro Tyr Phe 420 425 430 ATC TTC TTC ATG GTC ATT GCC TTC TGC AAG AAC TGT TGC AAT GAA CAT 1344 Ile Phe Phe Met Val Ile Ala Phe Cys Lys Asn Cys Cys Asn Glu His 435 440 445 TTG CAC ATG TTC ACC ATC TGG CTG GGC TAC ATC AAC TCC ACA CTG AAC 1392 Leu His Met Phe Thr Ile Trp Leu Gly Tyr Ile Asn Ser Thr Leu Asn 450 455 460 CCC CTC ATC TAC CCC TTG TGC AAT GAG AAC TTC AAG AAG ACA TTC AAG 1440 Pro Leu Ile Tyr Pro Leu Cys Asn Glu Asn Phe Lys Lys Thr Phe Lys 465 470 475 480 AGA ATT CTG CAT ATT CGC TCC 1461 Arg Ile Leu His Ile Arg Ser 485
【0048】配列番号:2 配列の長さ:3252 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:ヒト 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1271..2731 特徴を決定した方法:E 配列 CTGCAGCCTC CTGAGTAGCT AGGACTATAG GTGTATTATA GGACAATTTT TAAAAAATTT 60 CATTGTAAAG ACAGGATTCC ACTGTGTTGC CCAGGCTGCA AGTCTTGGCC TCAAGTGATC 120 ATTCCACCTT TAACTCTTGC CCTCAAGCAG TCCTCCCACC TCAGACTCCC AAAATGCTGG 180 GATTATGGGT GTGAGCCACC ATTTCCAGCC TACTAGCAAG GGTCTTGTTA CATATTACTT 240 GGCATGATTT ATGTAATTTA AAAAAATTGT TTGTTTTTCA AATAGAGAAG TAAAATAACG 300 AATATGCTTT TCCAATAACA TAATCCCCTT CTCACTTGAG AATTTTCCTC TAAAAAGATA 360 TGCTAGATTT ATTTCATGCT TTATGTGCCT CTGGTGTGTC CCCTTATAAC CTCCTCCATA 420 TCATTTAGGG ATGGTCTCAG CTGCAAGTAA GAACTGCCAC AACAGTGATG TAAGCCAAAA 480 AAAAAAAAAA AAAAAAGGCA AGGCCAGGCA AAACAAAGCC CATTTAATTA TTTCCCATAA 540 TAATAAGTCT GGGAGAAGAA GATTCCAGAG TTGGCTCAGC AGCTTAGTGA CAGAAAGGCC 600 CTAGGCTGGC ATTTTCTTGG CCTTCCCGAT GGTCCCAAGA TGACTCCCAT GGCCTCAAAC 660 ATCACTTCCT CACATCCTGT CAGGGAGAAA GAGGCAAGTG AGCAACAACA ATTTTTGTTG 720 TTTTGATCAT TTGTCAGAGA GGAAGAACGT TCCTAAAAAC TCCGCCTCTG CTGTTTGACA 780 TCCTCATCCT ATTCCTTGGC CATGGTGGTA TCTCATGGTC ACTCCTCTAT CTGCCACTGT 840 AAAGAGGAAC TGGATTGCTA TATTCTGCTT AGACACATGA GGATGCAGCC CACCTTCCCA 900 GAACATGTGC GGAATTAGAT TTCTACAAAC ACATTTGTCT TGCTTCTGCC CAACTCTCTC 960 ACTAGAATGC ACATTCCATA GGGGCAAACA TTTTTGTCTA TTTTGTTCAC AGCTATATTC 1020 TCAACACCTA GAAGAGTGAC AGAAATTCAA TAAATAGTTG TTAAGTGAGC AAATGAATGC 1080 ATGAATAAGG AAAAGGGTAC ATGGCTATTG AGTAGGTAAC CAGCAGTGTT GATCACCCCC 1140 AACAGCATAC AACTCCAGTC TGATGAACAT CATGCTACTA AGTGGCCACT CATCACCCAA 1200 GTCTCTGACC TTACTTTTTC TCTCTTTTCT CCCAGGGAGT GAGCCATAAC TGGCGGCTGC 1260 TCTTGCGCCA ATG AGC CTC CCC AAT TCC TCC TGC CTC TTA GAA GAC 1306 Met Ser Leu Pro Asn Ser Ser Cys Leu Leu Glu Asp 1 5 10 AAG ATG TGT GAG GGC AAC AAG ACC ACT ATG GCC AGC CCC CAG CTG ATG 1354 Lys Met Cys Glu Gly Asn Lys Thr Thr Met Ala Ser Pro Gln Leu Met 15 20 25 CCC CTG GTG GTG GTC CTG AGC ACT ATC TGC TTG GTC ACA GTA GGG CTC 1402 Pro Leu Val Val Val Leu Ser Thr Ile Cys Leu Val Thr Val Gly Leu 30 35 40 AAC CTG CTG GTG CTG TAT GCC GTA CGG AGT GAG CGG AAG CTC CAC ACT 1450 Asn Leu Leu Val Leu Tyr Ala Val Arg Ser Glu Arg Lys Leu His Thr 45 50 55 60 GTG GGG AAC CTG TAC ATC GTC AGC CTC TCG GTG GCG GAC TTG ATC GTG 1498 Val Gly Asn Leu Tyr Ile Val Ser Leu Ser Val Ala Asp Leu Ile Val 65 70 75 GGT GCC GTC GTC ATG CCT ATG AAC ATC CTC TAC CTG CTC ATG TCC AAG 1546 Gly Ala Val Val Met Pro Met Asn Ile Leu Tyr Leu Leu Met Ser Lys 80 85 90 TGG TCA CTG GGC CGT CCT CTC TGC CTC TTT TGG CTT TCC ATG GAC TAT 1594 Trp Ser Leu Gly Arg Pro Leu Cys Leu Phe Trp Leu Ser Met Asp Tyr 95 100 105 GTG GCC AGC ACA GCG TCC ATT TTC AGT GTC TTC ATC CTG TGC ATT GAT 1642 Val Ala Ser Thr Ala Ser Ile Phe Ser Val Phe Ile Leu Cys Ile Asp 110 115 120 CGC TAC CGC TCT GTC CAG CAG CCC CTC AGG TAC CTT AAG TAT CGT ACC 1690 Arg Tyr Arg Ser Val Gln Gln Pro Leu Arg Tyr Leu Lys Tyr Arg Thr 125 130 135 140 AAG ACC CGA GCC TCG GCC ACC ATT CTG GGG GCC TGG TTT CTC TCT TTT 1738 Lys Thr Arg Ala Ser Ala Thr Ile Leu Gly Ala Trp Phe Leu Ser Phe 145 150 155 CTG TGG GTT ATT CCC ATT CTA GGC TGG AAT CAC TTC ATG CAG CAG ACC 1786 Leu Trp Val Ile Pro Ile Leu Gly Trp Asn His Phe Met Gln Gln Thr 160 165 170 TCG GTG CGC CGA GAG GAC AAG TGT GAG ACA GAC TTC TAT GAT GTC ACC 1834 Ser Val Arg Arg Glu Asp Lys Cys Glu Thr Asp Phe Tyr Asp Val Thr 175 180 185 TGG TTC AAG GTC ATG ACT GCC ATC ATC AAC TTC TAC CTG CCC ACC TTG 1882 Trp Phe Lys Val Met Thr Ala Ile Ile Asn Phe Tyr Leu Pro Thr Leu 190 195 200 CTC ATG CTC TGG TTC TAT GCC AAG ATC TAC AAG GGC GTA CGA CAA CAC 1930 Leu Met Leu Trp Phe Tyr Ala Lys Ile Tyr Lys Gly Val Arg Gln His 205 210 215 220 TGC CAG CAC CGG GAG CTC ATC AAT AGG TCC CTC CCT TCC TTC TCA GAA 1978 Cys Gln His Arg Glu Leu Ile Asn Arg Ser Leu Pro Ser Phe Ser Glu 225 230 235 ATT AAG CTG AGG CCA GAG AAC CCC AAG GGG GAT GCC AAG AAA CCA GGG 2026 Ile Lys Leu Arg Pro Glu Asn Pro Lys Gly Asp Ala Lys Lys Pro Gly 240 245 250 AAG GAG TCT CCC TGG GAG GTT CTG AAA AGG AAG CCA AAA GAT GCT GGT 2074 Lys Glu Ser Pro Trp Glu Val Leu Lys Arg Lys Pro Lys Asp Ala Gly 255 260 265 GGT GGA TCT GTC TTG AAG TCA CCA TCC CAA ACC CCC AAG GAG ATG AAA 2122 Gly Gly Ser Val Leu Lys Ser Pro Ser Gln Thr Pro Lys Glu Met Lys 270 275 280 TCC CCA GTT GTC TTC AGC CAA GAG GAT GAT AGA GAA GTA GAC AAA CTC 2170 Ser Pro Val Val Phe Ser Gln Glu Asp Asp Arg Glu Val Asp Lys Leu 285 290 295 300 TAC TGC TTT CCA CTT GAT ATT GTG CAC ATG CAG GCT GCG GCA GAG GGG 2218 Tyr Cys Phe Pro Leu Asp Ile Val His Met Gln Ala Ala Ala Glu Gly 305 310 315 AGT AGC AGG GAC TAT GTA GCC GTC AAC CGG AGC CAT GGC CAG CTC AAG 2266 Ser Ser Arg Asp Tyr Val Ala Val Asn Arg Ser His Gly Gln Leu Lys 320 325 330 ACA GAT GAG CAG GGC CTG AAC ACA CAT GGG GCC AGC GAG ATA TCA GAG 2314 Thr Asp Glu Gln Gly Leu Asn Thr His Gly Ala Ser Glu Ile Ser Glu 335 340 345 GAT CAG ATG TTA GGT GAT AGC CAA TCC TTC TCT CGA ACG GAC TCA GAT 2362 Asp Gln Met Leu Gly Asp Ser Gln Ser Phe Ser Arg Thr Asp Ser Asp 350 355 360 ACC ACC ACA GAG ACA GCA CCA GGC AAA GGC AAA TTG AGG AGT GGG TCT 2410 Thr Thr Thr Glu Thr Ala Pro Gly Lys Gly Lys Leu Arg Ser Gly Ser 365 370 375 380 AAC ACA GGC CTG GAT TAC ATC AAG TTT ACT TGG AAG AGG CTC CGC TCG 2458 Asn Thr Gly Leu Asp Tyr Ile Lys Phe Thr Trp Lys Arg Leu Arg Ser 385 390 395 CAT TCA AGA CAG TAT GTA TCT GGG TTG CAC ATG AAC CGC GAA AGG AAG 2506 His Ser Arg Gln Tyr Val Ser Gly Leu His Met Asn Arg Glu Arg Lys 400 405 410 GCC GCC AAA CAG TTG GGT TTT ATC ATG GCA GCC TTC ATC CTC TGC TGG 2554 Ala Ala Lys Gln Leu Gly Phe Ile Met Ala Ala Phe Ile Leu Cys Trp 415 420 425 ATC CCT TAT TTC ATC TTC TTC ATG GTC ATT GCC TTC TGC AAG AAC TGT 2602 Ile Pro Tyr Phe Ile Phe Phe Met Val Ile Ala Phe Cys Lys Asn Cys 430 435 440 TGC AAT GAA CAT TTG CAC ATG TTC ACC ATC TGG CTG GGC TAC ATC AAC 2650 Cys Asn Glu His Leu His Met Phe Thr Ile Trp Leu Gly Tyr Ile Asn 445 450 455 460 TCC ACA CTG AAC CCC CTC ATC TAC CCC TTG TGC AAT GAG AAC TTC AAG 2698 Ser Thr Leu Asn Pro Leu Ile Tyr Pro Leu Cys Asn Glu Asn Phe Lys 465 470 475 AAG ACA TTC AAG AGA ATT CTG CAT ATT CGC TCC TAAGGG AGGCTCTGAG 2747 Lys Thr Phe Lys Arg Ile Leu His Ile Arg Ser *** 480 485 GGGATGCAAC AAAATGATCC TTATGATGTC CAACAAGGAA ATAGAGGACG AAGGCCTGTG 2807 TGTTGCCAGG CAGGCACCTG GGCTTTCTGG AATCCAAACC ACAGTCTTAG GGGCTTGGTA 2867 GTTTGGAAAG TTCTTAGGCA CCATAGAAGA ACAGCAGATG GCGGTGATCA GCAGAGAGAT 2927 TGAACTTTGA GGAGGAAGCA GAATCTTTGC AAGAAAGTCA GACCTGTTTC TTGTAACTGG 2987 GTTCAAAAAG AAAAAAATAA TAAAAATAAA AGAGAGAGAG AATCAGACCT GGGTGGAACT 3047 CTCCTGCTCC TCAGGAACTA TGGGAGCCTC AGACTCATTG TAATTCAAGC TTTCCGAGTC 3107 AAGTGATTGA CAACTGAAGA GACACGTGGC TAGGGTTCCA CTGGAGAATT GAAAAGGACT 3167 CTTGAGCCCT CCTGGAATGG AGCTGTATAA CTGTGCAGAG ACTTTATCCA TGCCAATAGT 3227 TGCTGTCCCC TTCCAGGGGT CACCT 3252
【0049】配列番号:3 配列の長さ:40 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: 他の核酸 合成DNA 配列 GGGAAGGAGT CCCCCTGGGA GGTTCTGAAA AGGAAGCCAA 40
【0050】配列番号:4 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: 他の核酸 合成DNA 配列 GTCTTGAAGT CACCATCCCA 20
【0051】配列番号:5 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: 他の核酸 合成DNA 配列 GCGGTTCATG TGCAACCCAG 20
【図1】プラスミドpBSHR−1およびpBSHR−
2の構築方法の概略図である。
2の構築方法の概略図である。
【図2】プラスミドpHRPPの構成図および本発明の
ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含むヒトゲノムDN
Aの制限酵素切断点地図である。
ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子を含むヒトゲノムDN
Aの制限酵素切断点地図である。
【図3】ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子の多型分析結
果を示す図である。
果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 智子 東京都板橋区志村3−30−1 株式会社三 菱油化ビーシーエル内
Claims (3)
- 【請求項1】 配列表の配列番号1の塩基配列またはア
ミノ酸配列で示されるヒスタミンH1 受容体をコードす
る遺伝子を含むDNA断片。 - 【請求項2】 ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子内に存
在する変異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴ
ヌクレオチドおよび変異点の下流部分に対して相補性を
有するオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いて、
該遺伝子内に存在する変異点を含むDNA領域を増幅
し、該増幅DNAを解析することを特徴とするヒトヒス
タミンH1 受容体遺伝子の多型の検出法。 - 【請求項3】 ヒトヒスタミンH1 受容体遺伝子内の変
異点の上流部分に対して相補性を有するオリゴヌクレオ
チドが、次の配列: GTCTTGAAGT CACCATCCCA (配列番号4) で示される塩基配列を有し、該遺伝子の下流部分に対し
て相補性を有するオリゴヌクレオチドが、次の配列: GCGGTTCATG TGCAACCCAG (配列番号5) で示される塩基配列を有し、かつ増幅DNAの解析が制
限酵素Sau3AI切断である請求項2記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219544A JPH0767654A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ヒトヒスタミンh1受容体遺伝子およびその利用 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219544A JPH0767654A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ヒトヒスタミンh1受容体遺伝子およびその利用 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767654A true JPH0767654A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16737165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5219544A Pending JPH0767654A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ヒトヒスタミンh1受容体遺伝子およびその利用 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767654A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999033978A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Banyu Pharmaceutical Co., Ltd. | Nouvelles proteines receptrices du type conjugue guanosine triphosphate (gtp)-proteine de liaison |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5219544A patent/JPH0767654A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999033978A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Banyu Pharmaceutical Co., Ltd. | Nouvelles proteines receptrices du type conjugue guanosine triphosphate (gtp)-proteine de liaison |
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