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JPH0733680A - 免疫抑制剤 - Google Patents

免疫抑制剤

Info

Publication number
JPH0733680A
JPH0733680A JP17681593A JP17681593A JPH0733680A JP H0733680 A JPH0733680 A JP H0733680A JP 17681593 A JP17681593 A JP 17681593A JP 17681593 A JP17681593 A JP 17681593A JP H0733680 A JPH0733680 A JP H0733680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
human
cells
antibodies
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17681593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ozawa
忠 小澤
Tomoyuki Tawara
知幸 田原
Yutaro Hayasaka
勇太郎 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP17681593A priority Critical patent/JPH0733680A/ja
Publication of JPH0733680A publication Critical patent/JPH0733680A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記の (a) 、(b)及び (c) の3つのモ
ノクローナル抗体を有効成分として含有する免疫抑制
剤。 (a) ヒトT細胞表面抗原CD2に反応性を有するモノ
クローナル抗体 (b) ヒトT細胞表面抗原CD4に反応性を有するモノ
クローナル抗体 (c) ヒトT細胞表面抗原CD8に反応性を有するモノ
クローナル抗体 【効果】 本発明の抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗C
D8抗体3種類の組み合わせからなる免疫抑制剤は、そ
れが単独或いは2つの組み合わせによる場合に較べ顕著
な免疫抑制効果があり、又特にいずれか1つの抗体が単
独ではT細胞増殖活性という好ましくない性質を有する
場合に相乗作用によりそれが抑えられるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のモノクローナル
抗体を有効成分とする免疫抑制剤に関する。更に詳しく
は、ヒトT細胞の表面抗原であるCD2、CD4、CD
8に対しそれぞれ特異的に反応する3種のモノクローナ
ル抗体を有効成分として含む免疫抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、臓器移植技術の進歩とともに移植
時に起こる免疫拒絶反応に対する様々な抑制剤が開発さ
れ移植例数の増加にともないその需要を伸ばし、更に異
種動物との移植などその多様性が広がるなかで、完全な
免疫抑制剤が開発されていないのが現状である。具体的
には、臓器移植時の免疫拒絶反応の抑制剤として著名な
サイクロスポリンA、ステロイド剤などは液性免疫反応
に関して高い免疫抑制効果を示すことが知られている
が、細胞拒絶反応の一部を抑制することができないとい
う弱点を有している。
【0003】また、細胞性拒絶反応の抑制能を有する各
種抗体製剤が開発されている。免疫反応担当細胞である
T細胞の表面抗原であるCD3に対するマウスモノクロ
ーナル抗体 (OKT−3) もその一つであるが、T細胞
を活性化するために極度の発熱悪寒などの副作用を有し
ている(1)、(2)、(3)。また、同様の抗体製剤でT細胞の
受容体を認識するマウスモノクローナル抗体BMA03
(4)、(5) はT細胞の活性化などの副作用はないが、そ
の比活性が低いために大量投与を行わざるをえず、その
結果点滴静注を余儀なくされている。一方ポリクローナ
ル抗体製剤も開発されているが、免疫担当細胞以外の細
胞への反応性があるために赤血球、血小板減少症などの
副作用を有している(6)、(7)
【0004】生体内の防御機構である免疫機構は、主
に、抗原の認識、免疫担当細胞の活性化、細胞傷害の三
段階に分類される。始めのステップで抗原の認識には主
に2種類のリンパ球が担当しており、1つはB細胞の担
当する液性免疫で、B細胞表面上に発現している膜結合
型イムノグロブリンによる抗原のネイティブ形の認識で
ある。もう一方はT細胞が主に担当する細胞性免疫機構
で抗原提示細胞にどん食され断片化 (ペプチド化) され
て細胞表面上にあるMHC分子に提示された抗原に関す
るT細胞上のT細胞受容体の認識である。この抗原の認
識によって次のステップである免疫担当細胞の活性化が
起こるわけであるが、単に抗原提示細胞とT細胞間にお
けるMHC分子+抗原の複合体とT細胞受容体との結合
のみによるシグナル伝達でT細胞の活性化がおこるので
はなくて、その際に、CD2、CD4、CD8のLFA
−3, MHC ClassI, MHC ClassIIへの結合による
セカンダリーシグナルのT細胞への伝達が必須であるこ
とが知られている。更に細胞傷害機構については、MH
C ClassI上に提示された抗原を、細胞表面上にCD8
を発現しているMHC ClassI拘束性T細胞 (細胞傷害
性T細胞) が認識し、パーフォリンを含む顆粒などを分
泌し細胞傷害性を引き起こす。これら免疫反応に深く関
係しているT細胞上の表面抗原CD2, CD4, CD8
は、イムノグロブリンスーパーファミリーに属する細胞
接着分子で、いずれもT細胞の活性化に関与しているこ
とが知られている。以下にその機能を示す。CD2は、
T細胞全般の表面に分布し当初ヒツジ赤血球 (SRB
C) レセプターとしてEロゼット形成を起こすものとし
同定され、アミノ酸残基327個からなる分子量50K
の膜結合型糖蛋白質で、そのリガンドとしてLFA−3
(CD58) が知られている(8)。CD2は、抗原提示
細胞上に発現しているLFA−3と結合し、抗原を介さ
ずにT細胞と抗原提示細胞の結合を強めるとともに、み
ずからもT細胞内部へのシグナル伝達を行ってい
(9)
【0005】CD4は、T細胞のサブセットと単球及び
一部のB細胞株の表面に分布していることが知られてい
る分子量59Kの単一鎖の膜結合型蛋白質である。その
リガンドとして主要組織適合性抗原MHC ClassIIの定
常部があり、そのCD4の機能としてMHC ClassIIと
T細胞受容体の結合を強化するとともに、CD4自らも
タイロシンカイネースp56lckを介してシグナルト
ランスダクションを行っていることが知られてい
(10)
【0006】CD8は、T細胞のサブセット及び胸腺細
胞とナチュラルキラー細胞の表面上に分布していて、α
鎖とβ鎖からなるヘテロダイマー(11)を構成しており、
そのリガンドとしてMHC ClassI(12)が知られてい
る。その機能として、MHC ClassIとT細胞受容体の
結合を強化するとともに、CD8自らも細胞内で接触し
ているタイロシンカイネースp56lckを介してシグ
ナルトランスダクションを行っていることが知られてい
(10)
【0007】ヒトT細胞表面抗原CD2に反応性を有す
るモノクローナル抗体(以下、抗CD2抗体という)、
ヒトT細胞表面抗原CD4に反応性を有するモノクロー
ナル抗体(以下、抗CD4抗体という)並びにヒトT細
胞表面抗原CD8に反応性を有するモノクローナル抗体
(以下、抗CD8抗体という)についても、その免疫抑
制作用が指摘されている。具体的には、抗CD2抗体が
異種間臓器移植について免疫抑制効果を示すこと(13)
抗CD4抗体が同種間臓器移植について免疫抑制効果を
示すこと、抗CD8抗体が骨髄移植の際に起きるGVH
Dに対する免疫抑制効果があること(14)、が既に知られ
ている。また、組み合わせによるもので免疫抑制効果を
見た例として、抗CD4抗体、抗CD8抗体並びに抗I
L2受容体抗体の3種の組み合わせ、抗CD4抗体と抗
CD8抗体(16)の2種の組み合わせの例が知られてい
る。
【0008】しかし、抗CD2抗体、抗CD4抗体並び
に抗CD8抗体の3種類の抗体の組み合わせによる免疫
抑制剤についてはその事例は今だ知られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の抗体を有効成分とする免疫抑制剤に関する前述の欠点
を解消すべく、T細胞以外の細胞と交差性がなく且つT
細胞を活性化しない免疫抑制剤を開発し、提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記課
題を解決すべく、種々のヒトT細胞表面抗原に対するモ
ノクローナル抗体について検討を行った結果、抗CD2
抗体、抗CD4抗体及び抗CD8抗体の3種の抗体を混
合して用いた場合に、該混合物が、それら単独或いは2
つの組み合わせ、又は、従来の免疫抑制抗体製剤と較べ
て、驚くべきことに免疫担当細胞特異的でかつT細胞活
性化が少なく、しかも著しく免疫抑制作用が高いという
優れた相乗作用を発揮することを見い出し、本発明を完
成させた。
【0011】本発明は新規な免疫抑制剤の提供に係るも
のである。すなわち、本発明はヒトT細胞の表面抗原で
あるCD2、CD4、CD8に対しそれぞれ特異的に反
応する3種のモノクローナル抗体を有効成分として含む
免疫抑制剤である。本発明で用いることのできるモノク
ローナル抗体については、CD2、CD4、CD8に対
するそれぞれの抗原特異性を保持している或いは損なわ
れない限り、以下の全てのものが使用できる。
【0012】A:常法により、マウスを含む種々の動物
由来のB細胞を用いて作成した抗体産生ハイブリドーマ
により生産されるモノクローナル抗体 B:Aの抗体を、以下に例示する様に、遺伝子組換え技
術を用いて、ヒト型化、親和性向上、補体活性除去或い
は強化等を目的として、改変あるいは作製したもの。
【0013】・Aの抗体の可変領域或いは超可変領域
を、様々のイムノグロブリンの定常領域あるいは定常領
域部分あるいは定常領域とフレームワークからなる部分
に挿入する。(19)、(20) ・Aの抗体の可変領域或いは超可変領域をイムノグロブ
リン以外の分子と結合する。(21) ・Aの抗体の可変領域と、該抗体とは異なる抗体の可変
領域を有する2つの特異性を有する (bispecific) な抗
体を造成する。(22) ・ファージ表面上に抗体フラグメントを発現させたもの
より、抗原に親和性の高いものをスクリーニングする。
(23) ・PCR法などを用いてDNA変異を起こし親和性の高
いものに改変したもの。 C:Aの抗体に、補体活性除去等の目的で、酵素処理
(例えば、ペプシン処理(25)やプラスミン処理(26)によ
りFc部分を除去する) 或いは化学修飾 (例えば、β−
プロピオラクトン処理(27)やジスルフィド結合の還元ア
ルキル化(28)によりFc部分を不活化する) を行い改変
したもの。
【0014】D:ヒト型イムノグロブリン産生トランジ
ェニック動物(24)を用いて作製したもの。 E:免疫不全動物にヒト抗体産生細胞を導入しこれより
作製したもの。 本発明は、抗原提示反応のみを抑えるのでなく細胞障害
反応も抑制するので、同種間及び異種間における臓器移
植時あるいは骨髄細胞などの細胞移植時におこる拒絶反
応抑制剤としてだけでなく、自己抗原を認識しそれに対
して細胞傷害性を起こす自己免疫疾患一般の治療薬とし
ても利用できる。尚その際はヒト以外の抗体では、長期
投与によって該抗体に対する抗体ができると思われるの
で、ヒト型化するのが望ましい。
【0015】本発明の免疫抑制剤における3種のモノク
ローナル抗体のそれぞれの配合比率は、各々が10〜60%
の範囲でかつ全体として100%になるような比率であ
る。本発明は注射剤、好ましくは静脈投与の態様で使用
することができ、投与量、投与回数は対象の疾患患者の
病状を配慮して決めることができるが成人一人当たり10
μg〜100mg/日まで投与することができる。
【0016】本発明は、溶液製剤或いは凍結乾燥製剤と
して調剤することができ、必要に応じて薬剤的に許容さ
れる賦形剤、希釈体、安定化剤、等張化剤、緩衝剤を添
加物として含むことができる。好ましい添加物として
は、マルトース等の糖類、ポリソルベート等の界面活性
剤、グリシン等のアミノ酸、ヒト血清アルブミン等の蛋
白質、塩化ナトリウム等の塩類を挙げることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の抗CD2抗体、抗CD4抗体、
抗CD8抗体3種類の組み合わせからなる免疫抑制剤
は、それが単独或いは2つの組み合わせによる場合に較
べ顕著な免疫抑制効果があり、又特にいずれか1つの抗
体が単独ではT細胞増殖活性という好ましくない性質を
有する場合に相乗作用によりそれが抑えられるものであ
る。したがって、この免疫抑制剤は従来の免疫抑制剤に
較べて優れた免疫抑制効果を奏するばかりでなく、使用
する抗体にT細胞増殖活性があったとしても混合により
それを抑制し該活性に基づく副作用を押さえるという異
質の効果を奏するものであり、また、ポリクロナール抗
体製剤にあるような免疫担当細胞以外の細胞への反応性
による副作用の恐れもないので産業上きわめて有用であ
る。 (調製例) 抗体の調製 (1)抗体のスクリーニングとクローニング 雌のBalb/cマウス8週令にB細胞株 (CCRF-SB ATCC No.
CCL-120)で活性化したT細胞2×107 を尾静注にて免疫
した。この免疫されたマウスのヒ臓を摘出しこのヒ臓に
より調製したリンパ球とマウスミエローマp3X63 6.5.3
(ATCC No.CRL-1580) をポリエチレングリコール1500
(ベリンガー社) を用いて細胞融合を行った。この融合
細胞を限界希釈法を用いて抗体分泌陽性株のクローニン
グを行った。尚、陽性株の判定は ELISA法を用いた。具
体的にはヒト末梢血をPBSにて洗浄し血球画分を0.1%F
CS/PBSに懸濁してフィコールに重層した。1500rpm で30
分間遠心後buffy coatを単核細胞画分として回収した。
この単核細胞画分をIgGカラムに通してB細胞を取り除
いた。このようにして得られたT細胞とCCRF-SBを混合
し37℃にて6日間培養してT細胞を活性化した。この細
胞をFicolに重層して1500rpm で遠心後buffy coatをと
りPBSで3回洗浄し免疫抗原の調製を行った。この免疫
原をBalb/cマウスの尾静脈に注入した。このマウスのヒ
臓を摘出しこのヒ臓より調製したリンパ球とp3X63 6.5.
3をポリエチレングリコール1500にて細胞融合した。こ
の融合細胞を96穴プレートにまきこみ37℃、5%CO2 HA
T(ヒポキサンチン、アミノプテリン、チミジン、シグマ
社) +10%FCS RPMI培地にて10日間〜20日間培養した。
この培養上清にかんしてT細胞に対する酵素免疫抗体法
を用いてアッセイを行い得られた陽性株について限界希
釈を行い1個/ウエルで96穴プレートにまきこんだ。こ
の限界希釈操作を繰り返すことによってヒトT細胞認識
抗体分泌ハイブリドーマのクローニングを行った。 (2)自動蛍光解析装置による抗体の解析 常法に従い末梢血よりT細胞を調製した。このT細胞を
上記抗体および市販のCD2、CD4、CD8抗体を用
いて蛍光二次染色を行った。この蛍光染色されたT細胞
をフローサイトメトリーFACSCAN(ベクトン デッキンソ
ン社) を使って解析し抗体の同定を行った。このように
して得られた抗ヒトCD2、CD4、CD8抗体を下記
のin vitroの評価系サンプルに供した。具体的には末梢
血からFicol(ファルマシア社) を用いた密度勾配遠心法
によりリンパ球の分離を行うことにより単核細胞画分を
調製した。このT細胞を0.1% NaN3 2% FCS/PBSに懸
濁しヒトイムノグロブリンを加え氷中30分放置しこれを
0.1% NaN3 2%FCS/PBSで3回洗浄後、FITCで標識され
た抗マウスIgG抗体を添加しこれを0.1% NaN32% FCS
/PBSで3回洗浄後、各市販のピコエリスリンで標識され
た抗ヒトCD2抗体 (anti-Leu5b ベクトン デッキンソ
ン社) 抗ヒトCD4抗体 (anti-Leu3aベクトン デッキ
ンソン社) 抗ヒトCD8抗体 (anti-Leu2a ベクトン デ
ッキンソン社) をそれぞれ加えて30分室温にて放置し
た。これを0.1% NaN3 2% FCS/PBSで3回洗浄した。
このようにして得られた蛍光標識されたT細胞をFACSca
n を用いたドットブロット解析することにより、各市販
のCD2、CD4、CD8抗体と上記モノクローナル抗
体とのT細胞認識群の差を検定した。各T細胞抗体と市
販のCD2、CD4、CD8抗体を用いた二重染色によ
るドットプロットのパターンを図1に示す。図1より取
得された抗体は各市販のCD2、CD4、CD8抗体と
競合するかあるいは同じT細胞群を認識する抗体である
ことが判明した。 (3)抗体の精製 各抗ヒトリンパ球抗体分泌ハイブリドーマを無血清培養
した。この培養上清をプロテインAディスクカラムに通
し、吸着したIgG画分を緩衝液にて溶出した。具体的に
はハイブリドーマをERDF培地 ( (極東製薬工業) +イン
シュリン+トランスフェリン等) にて37℃6日間培養し
た。この培養液を遠心し培養上清を回収した。この培養
上清をプロテインAカラム (富士フィルター工業) に通
してイムノグロブリン画分を吸着させた。このカラムを
1.5M Glycine 3M NaCl pH8.9にて洗浄し、0.1M Glyc
ine pH2.5にてイムノグロブリン画分を溶出した。 (試験例) 免疫抑制試験 (1)リンパ球混合培養試験 前述した免疫反応において抗原提示細胞により抗原刺激
を受けたリンパ球は活性化を受け増殖が促進される。こ
れをin vitroの系でみたのがリンパ球混合培養試験であ
り、種々の免疫抑制物質の効果の判定に使用することが
できる(17)。具体的にはハプロタイプの異なるヒト同士
(以下、便宜上ヒトA、ヒトBという)のリンパ球を混
合し、リンパ球増殖を促し、これを上記抗体によって抑
制する。あらかじめヒトAの末梢血より調製したリンパ
球をマイトマイシンCを用いて非増殖化しておく。この
非増殖化されたリンパ球 (Stimulator) と抗体の添加さ
れたヒトBの末梢血より調製したリンパ球 (Responder)
を混合し4日後トリチウムラベルされたサイミジンを添
加しヒトBのリンパ球の増殖を測定する。以下にその方
法を示す。 1) リンパ球の調製 ハプロタイプの異なるヒトA、ヒトBの末梢血からFico
lを用いた密度勾配遠心法によりリンパ球の分離を行な
った。 2) Stimulatorの調製 ヒトAのリンパ球1×107個を、10%のヒトBより調製
した血清を含むRPMI培地 (ギブコ社) 5mlに浮遊した。
このリンパ球浮遊液にマイトマイシンC250μgを加え
て37℃ 30分 5%CO2存在下インキュベートした。1500r
pm 5分で遠心後、沈澱物を1%FCS PBSに懸濁し、更に
遠心しこの洗浄操作を4回繰り返した後、10%B氏血清
RPMIに懸濁した。 3) Responderの調製 ヒトBのリンパ球5×105/ml に10%B氏血清RPMIに懸
濁 4) リンパ球の混合 StimulatorとResponder 各々100μlずつU底96穴プレ
ート上で混合した。この時あらかじめ混合する1時間前
に抗体をResponder側に入れておく。この混合リンパ球
を37℃ 4日間 5%CO2存在下培養した。 5) サイミジンの取り込み このプレートに 3Hサイミジンを0.25μCi/well添加
し、37℃ 16〜24時間 5%CO2 存在下放置した。 6) ラベルの取り込み量の測定 セルハーベスター (ワッラック社) で 3Hサイミジンを
取り込んだDNAを回収した。この 3Hサイミジンのβ
線量を液体シンチレーションカウンター (ワッラック
社) で測定した。
【0018】結果 我々が取得したマウス抗ヒトCD2モノクローナル抗体
(62D4) 、マウス抗ヒトCD4モノクローナル抗体 (a2
0-4)、マウス抗ヒトCD8モノクローナル抗体(h32-1)
それぞれ単独及び1:1:1に混合したサンプルのリン
パ球混合培養試験におけるサイミジンの取り込みを (抑
制効果) を図2に示す。それぞれサンプルの抗体総和の
終濃度は700ng/mlになるように調製した。マウス抗ヒト
CD3モノクローナル抗体 (OKT-3)がコントロールより
も高いT細胞増殖活性 (サイミジンの取り込み14000cp
m) をしめすのに対して、それぞれの抗CD2抗体、抗
CD4抗体、抗CD8抗体は高い免疫抑制能を示した
(サイミジンの取り込み1000〜1200cpm)。更に抗CD2
抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体を1:1:1に混合
したものは単独の抗体と混合総和の終濃度が同じにもか
かわらずより、高い免疫抑制活性 (260cpm) を示した。
このことより抗CD2、CD4、CD8抗体のコンビネ
ーションによる相乗効果を示していると思われる。
【0019】次に、我々が取得した、上記と別のマウス
抗ヒトCD4モノクローナル抗体 (k35-37) 、マウス抗
ヒトCD8モノクローナル抗体 (a86-2)と先程の抗ヒト
CD2モノクローナル抗体 (62D4) を用いてそれぞれの
抗体単独及び組み合わせにおける免疫抑制効果を図3に
示す。単独で各抗体を用いた場合、抗CD2抗体、抗C
D4抗体に関しては前述同様免疫抑制効果を示し、抗C
D8抗体単独についてはT細胞増殖活性をしめす組み合
わせであるが、このような組み合わせでも抗CD2抗
体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の3種類の混合にする
と高い免疫抑制効果を示した。そしてこの効果は各抗C
D2、CD4、CD8抗体2種類の組み合わせのいずれ
よりも高かった。
【0020】更に我々が取得したマウス抗ヒトCD2モ
ノクローナル抗体 (h82-35、62D 4)、マウス抗ヒトCD
4モノクローナル抗体 (k35-37、N93-18) 、マウス抗ヒ
トCD8モノクローナル抗体 (h32-1、N49-4)を用いて
それぞれ単独及び抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD
8抗体の3種類の混合 (抗CD2抗体、抗CD4抗体、
抗CD8抗体=1:1:1) における免疫抑制効果を図
4に示す。この抗体間の組み合わせにおいても、いずれ
の場合にも抗CD2、CD4、CD8抗体3種類混合に
よる相乗効果を示した。
【0021】また、市販のマウス抗ヒトCD2モノクロ
ーナル抗体 (IOT-11:IMMUNOTECH社)、マウス抗ヒトCD
4モノクローナル抗体 (A40:PHARMINGEN社) 、マウス抗
ヒトCD8モノクローナル抗体 (G-42-8:PHARMINGEN社)
の単独及び3種類の混合による免疫抑制効果を図5に
示す。この場合にも3種類混合による相乗効果が確認さ
れた。
【0022】抗CD2抗体 (62D4) 、CD4 (k35-37)
、CD8抗体 (h32-1)の免疫抑制活性の濃度依存性の
検討を図6に示す。終濃度2.8ng/ml〜350ng/mlの間での
各抗CD2、CD4、CD8抗体単独および3種類混合
(抗CD2:CD4:CD8抗体=1:1:1) による
免疫抑制効果を検討した結果、いずれの抗体濃度におい
ても各抗CD2、CD4、CD8抗体3種類混合による
相乗効果が見られた。
【0023】これらのことよりリンパ球混合培養試験に
おいて抗CD2、CD4、CD8抗体単独で十分に免疫
抑制活性を有しているものだけでなく、抗CD2、CD
4、CD8抗体単独のさいには免疫抑制活性が低いある
いはT細胞増殖活性を有しているものでも3種類混合す
ることによって相乗効果がでることが確認できた。な
お、これらの検定における Responderリンパ球と Stmul
aterリンパ球は、それぞれの検定ごとに異なったヒトの
ものを使用しているが( 例えば、図2のデーターがヒト
AとヒトBのものとすると、図3ではヒトCとヒトDの
ものという様に)、何れでも相乗効果が出ることから、
この効果はヒトの固体差にかかわらず認められるものと
言える。 (2)標的細胞障害性試験 前述の一連の免疫反応の最終段階において起きるリンパ
球による細胞障害性は移植の際におきる免疫反応、ウイ
ルス感染細胞に対する免疫反応、自己免疫疾患等に深く
関連している。この細胞性障害作用をin vivoでヒトに
おいて測定することはできないのでin vitroでの測定法
であるこの細胞障害性試験などが広く用いられている
(18)。具体的にはターゲットとなるマイトマイシンCに
よって非増殖化したヒトのB細胞株とヒト末梢血より調
製した単核細胞を共培養し、細胞障害性T細胞を調製し
た。51Crを取り込ませた新鮮なヒトB細胞株 (標的細
胞)と上記の細胞障害性T細胞を共培養し障害を受けた
B細胞株より放出された培養上清中のクロム量を測定す
る。その方法を以下に示す。 1) ヒト末梢血より単核細胞の調製 ヒト末梢血を1500rpm 10分遠心し、血球画分をPBSに懸
濁しフィコールに重層した。これを1500rpm 30分間遠心
し、Buffy coatをリンパ球画分として集めて、2%FCS/
PBSで2回洗浄後10%RPMIに懸濁。 2) アロ刺激細胞 (標的細胞) の調製 標的細胞となるB細胞株SKW.6.4 を10%FCSで懸濁し、
マイトマイシンCを終濃度50μg/mlになるように加え、
37℃で30分間放置後PBSで4回洗浄する。 3) 単核細胞へのアロ刺激 (細胞障害性T細胞の調製) 上記1) で調製した単核細胞に上記2) の細胞を混合
し、37℃ 5%CO2 6日間インキュベートした。この細胞
を上記1) と同様の操作で調製し10%ヒト血清RPMIに懸
濁した。尚、コントロールとして上記2) の細胞を混合
していないものを用いた。 4) 標的細胞への51Crの取り込み B細胞株SKW.6.4 を10%FCS RPMIに懸濁しこれに51Cr
(NEN社) を添加し37℃ 5%CO2 1時間インキュベー
ト後1%FCS/PBSで5回洗浄した。 5) アッセイ 上記3) の細胞と上記4) の細胞を混合し10%ヒト血清
RPMIにて37℃ 5%CO24時間インキュベートした。この
培養上清を上清採取システム (大日本製薬(株)) にて
回収した。この回収された標識体をガンマーカウンター
(AUTO-GAMMA5650パッカード社) にて測定した。尚、抗
体の添加は、標的細胞 (上記4))と細胞障害性細胞 (上
記3))を混合する1時間前に細胞障害性細胞に行なっ
た。
【0024】結果 抗CD2抗体 (h82-35、62D4) 、抗CD4抗体 (k35-3
7、N93-18) 、CD8抗体 (h32-1)のそれぞれ単独及び
各抗CD2、CD4、CD8抗体3種類混合 (抗CD
2:CD4:CD8抗体=1:1:1) を終濃度200ng/
mlになるように添加したときの免疫抑制効果を図7に示
す。それぞれ、抗CD2、CD4、CD8抗体単独で用
いたときより3種類混合したときのほうが高い免疫抑制
効果を示し、混合による相乗効果が認められた。次に同
抗体を用いてそれぞれ単独、CD2、CD4、CD8抗
体の内2種類混合 (1:1) と3種類混合 (1:1:
1) の際の免疫抑制効果を図8、図9に示す。抗体総和
の終濃度が図8では350ng/ml、図9では200ng/mlになる
ように添加した。その結果2種類ではむしろ免疫抑制効
果の低下が見られるものもあったが、3種類混合におい
てはいずれも相乗的免疫抑制効果を示した。同様に抗C
D2抗体 (62D4) 、CD4 (k35-37、N93-18) 、CD8
抗体 (N49-4、h32-1)のそれぞれ単独及び各抗CD2、
CD4、CD8抗体3種類混合 (抗CD2:CD4:C
D8抗体=1:1:1) を終濃度200ng/mlになるように
添加したとき免疫抑制効果を図10に示す。
【0025】これらの検定ではいずれも異なるヒトから
細胞障害性T細胞の調製を行なったが、いずれも各抗C
D2、CD4、CD8抗体3種類混合 (抗CD2:CD
4:CD8抗体=1:1:1) の組み合わせによる相乗
効果が確認された。また、市販のマウス抗ヒトCD2モ
ノクローナル抗体 (IOT-11:IMMUNOTECH社) 、マウス抗
ヒトCD4モノクローナル抗体 (A40:PHARMINGEN社) 、
マウス抗ヒトCD8モノクローナル抗体 (G-42-8:PHARM
INGEN 社) の単独及び3種類の混合による免疫抑制効果
を図11に示す。この場合にも3種類混合による相乗効
果が確認された。 抗CD2抗体 (62D4) 、抗CD4抗
体 (k35-37) 、抗CD8抗体 (h32-1)、OKT-3 (マウス
抗ヒトCD3モノクローナル抗体 オルソ ファーマシ
ューテイカル社) それぞれ単独及び抗CD2、CD4、
CD8抗体3種類混合物 (1:1:1) に関して各々終
濃度3ng/ml〜700ng/mlになるように添加したときの細
胞障害活性抑制効果の濃度依存性を図12に示す。抗C
D2、CD4、CD8抗体3種類混合は終濃度10ng/ml
以上でそれぞれ単独の抗体よりも高い抑制効果を示し
た。さらに OKT-3が700ng/mlで約36%の% of lysisを
しめすのに対して、3種類混合の場合350ng/mlで約33%
の% of lysisを示した。
【0026】抗CD2抗体 (62D4) 、抗CD4抗体 (k3
5-37) 、抗CD8抗体 (h32-1)を抗CD2、CD4、C
D8抗体混合比を1:0:0、0:1:0、0:0:
1、7:5:3、2:1:1、1:2:1。1:1:
2、1:1:1の割合でかつ総抗体濃度が700ng/mlで添
加したとき、およびOKT-3 (抗ヒトCD3モノクローナ
ル抗体 オルソ ファーマシューテイカル社) 700ng/ml
添加したときの、各抗体による細胞障害活性抑制効果を
図13に示す。
【0027】抗CD2、CD4、CD8抗体3種類混合
物はいずれの抗体単独よりも高い免疫抑制効果を示し、
またその混合比が抗CD2:CD4:CD8抗体=1:
1:2の時にこの検定においてはもっとも高い免疫抑制
相乗効果がみられた。これは細胞障害性T細胞の多くに
CD8陽性細胞が存在することに起因するのかもしれな
い。
【0028】
【実施例】
実施例1 液剤−1 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
2mg、ポリソルベート1mg、塩化ナトリウム16mg、2ml
PBSからなる溶液を無菌的に調製、アンプル充填し、注
射液とした。
【0029】実施例2 液剤−2 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
1.5mg、1.5mg、3mg、ポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製、ア
ルプル充填し、注射液とした。 実施例3 液剤−3 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
1.5mg、3mg、1.5mg、ポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製、ア
ルプル充填し、注射液とした。
【0030】実施例4 液剤−4 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
3mg、1.5mg、1.5mg、ポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製、ア
ンプル充填し、注射液とした。 実施例5 液剤−5 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
2mg、1mg、3mg、ポリソルベート1mg、塩化ナトリウ
ム16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製、アンプ
ル充填し、注射液とした。
【0031】実施例6 液剤−6 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ
3mg、1mg、2mg、ポリソルベート1mg、塩化ナトリウ
ム16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製、アルプ
ル充填し、注射液とした。 実施例7 凍結乾燥剤−1 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ2mg) および添加剤と
してポリソルベート1mg、塩化ナトリウム16mg、2ml P
BSからなる溶液を無菌的に調製した凍結乾燥剤、注射用
蒸留水にて溶解後、注射液として使用する。
【0032】実施例8 凍結乾燥剤−2 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ1.5mg、1.5mg、3m
g) および添加剤としてポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2mlPBSからなる溶液を無菌的に調製した
凍結乾燥剤、注射用蒸留水にて溶解後、注射液とし使用
する。
【0033】実施例9 凍結乾燥剤−3 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ1.5mg、3mg、1.5m
g) および添加剤としてポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2mlPBSからなる溶液を無菌的に調製した
凍結乾燥剤、注射用蒸留水にて溶解後、注射液とし使用
する。
【0034】実施例10 凍結乾燥剤−4 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ3mg、1.5mg、1.5m
g) および添加剤としてポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2mlPBSからなる溶液を無菌的に調製した
凍結乾燥剤、注射用蒸留水にて溶解後、注射液とし使用
する。
【0035】実施例11 凍結乾燥剤−5 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ3mg、1.5mg、1.5m
g) および添加剤としてポリソルベート1mg、塩化ナト
リウム16mg、2mlPBSからなる溶液を無菌的に調製した
凍結乾燥剤、注射用蒸留水にて溶解後、注射液とし使用
する。
【0036】実施例12 凍結乾燥剤−6 1バイヤル中に抗ヒトTリンパ球 (CD2、CD4、C
D8) モノクローナル抗体6mg (抗CD2抗体、抗CD
4抗体、抗CD8抗体をそれぞれ3mg、1mg、2mg) お
よび添加剤としてポリソルベート1mg、塩化ナトリウム
16mg、2ml PBSからなる溶液を無菌的に調製した凍結乾
燥剤、注射用蒸留水にて溶解後、注射液とし使用する。 〔引用文献〕 (1) Von Wauwe J.P., Demey J.R., Goosens J.G. J Immunol, 124, 2708(1980) (2) Ellenhorn J.D.I., Woodle E.S., Ghobrial I, Th
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【図面の簡単な説明】
【図1】各種抗体と市販の抗CD2、CD4、CD8抗
体での蛍光自動解析装置によるリンパ球の染色パターン
【図2】混合リンパ球培養試験の結果を示す図。 Cont : 10 %FCS培地(コントロール) A:62D4 (抗CD2抗体) B:k35-37 (抗CD4
抗体) C:h32-1 (抗CD8抗体) OKT-3 : 抗CD3抗体 A+B+C:A、B、Cの混合 A:B:C=1:
1:1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は700ng/ml
【図3】混合リンパ球培養試験の結果を示す図。 T(R) : レスポンダーT細胞 mT(S) : マイトマイシンCにより非増殖処理したステ
ィミュレーターT細胞 A:62D4 (抗CD2抗体) B:k35-37 (抗CD4
抗体) C:a86-2 (抗CD8抗体) A+B:A、Bの混合 A:B=1:1 A+C:A、Cの混合 A:C=1:1 B+C:B、Cの混合 B:C=1:1 A+B+C:A、B、Cの混合 A:B:C=1:1:
1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は700ng/ml
【図4】混合リンパ球培養試験の結果を示す図。 A:h82-35 (抗CD2抗体) B:62D4 (抗CD2抗
体) C:k35-37 (抗CD4抗体) D:N93-18 (抗CD4
抗体) E:h32-1 (抗CD8抗体) F:N49-4 (抗CD8
抗体) OKT-3 :抗CD3抗体 (ortho) 尚、各抗CD2、CD4、CD8抗体の混合比は1:
1:1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は200ng/ml
【図5】混合リンパ球培養試験の結果を示す図。 Anti-CD2:抗CD2抗体 (IOT-11:IMMUNOTECH) Anti-CD4:抗CD4抗体 (A-40:PHARMINGEN) Anti-CD8:抗CD8抗体 (C-42-8:PHARMINGEN) Mix:抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の混
合 Anti-CD2:Anti-CD4:Anti-CD8=1:1:1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は350ng/ml
【図6】混合リンパ球培養試験の結果を示す図。 anti-CD2:62D4 anti-CD4:k35-37 anti-CD8:h32-1, Mix:anti-CD2+anti-CD4、anti-CD8の混合抗CD2抗
体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の混合比はAnti-CD2:
Anti-CD4:Anti-CD8=1:1:1
【図7】細胞障害性試験の結果を示す図。 A:h82-35 (抗CD2抗体) B:62D4 (抗CD2抗
体) C:k35-37 (抗CD4抗体) D:N93-18 (抗CD4
抗体) E:h32-1 (抗CD8抗体) それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は200ng/ml 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体混合比は
1:1:1
【図8】細胞障害性試験の結果を示す図。 A:62D4( 抗CD2抗体) B:k35-37( 抗CD4抗
体) C:h32-1(抗CD8抗体) それぞれの抗体単独あるいは混和濃度は350ng/ml 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体混合比は、
2種混合の場合は1:1、3種混合の場合は1:1:1
【図9】細胞障害性試験の結果を示す図。 A:h82-35 (抗CD2抗体) B:62D4 (抗CD2抗
体) C:k35-37 (抗CD4抗体) D:N93-18 (抗CD4
抗体) E:h32-1 (抗CD8抗体) それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は200ng/ml 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体混合比は、
2種混合の場合は1:1、3種混合の場合は1:1:1
【図10】細胞障害性試験の結果を示す図。 A:62D4( 抗CD2抗体) B:k35-37 (抗CD4
抗体) C:N93-18 (抗CD4抗体) D:N49-4 (抗CD8
抗体) E:h32-1 (抗CD8抗体) それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は200ng/ml 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体混合比は
1:1:1
【図11】細胞障害性試験の結果を示す図。 Anti-CD2:抗CD2抗体 (IOT-11:IMMUNOTECH) Anti-CD4:抗CD4抗体 (A-40:PHARMINGEN) Anti-CD8:抗CD8抗体 (C-42-8:PHARMINGEN) Mix:抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の混
合 Anti-CD2:Anti-CD4:Anti-CD8=1:1:1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は350ng/ml
【図12】細胞障害性試験の結果を示す図。 anti-CD2:62D4 anti-CD4:k35-37 anti-CD8:h32-1,
OKT-3: (抗CD3抗体:ORTHO) Mix:抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の混
合比はAnti-CD2:Anti -CD4:Anti-CD8=1:1:1
【図13】細胞障害性試験の結果を示す図。 anti-CD2:62D4 anti-CD4:k35-37 anti-CD8:h32-1,
OKT-3: (抗CD3抗体:ORTHO) 抗CD2抗体、抗CD4抗体、抗CD8抗体の混合比は
それぞれ 1.7:5:3 2.2:1:1 3.1:2:1 4.1:1:2
5.1:1:1 それぞれの抗体単独あるいは混和終濃度は700ng/ml

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の (a) 、(b)及び (c) の3つ
    のモノクローナル抗体を有効成分として含有する免疫抑
    制剤。 (a) ヒトT細胞表面抗原CD2に反応性を有するモノ
    クローナル抗体 (b) ヒトT細胞表面抗原CD4に反応性を有するモノ
    クローナル抗体 (c) ヒトT細胞表面抗原CD8に反応性を有するモノ
    クローナル抗体
  2. 【請求項2】 モノクローナル抗体がマウス由来である
    ことを特徴とする請求項1記載の免疫抑制剤。
JP17681593A 1993-07-16 1993-07-16 免疫抑制剤 Pending JPH0733680A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6062756A (en) * 1997-08-28 2000-05-16 Kabushiki Kaisha Pilot Push-button writing instrument
WO2001026679A3 (en) * 1999-10-08 2001-10-25 Li Zhang T-cells and molecules involved in immune regulation
CN107459573A (zh) * 2017-08-03 2017-12-12 郑州伊美诺生物技术有限公司 利用小鼠模型提高杂交瘤细胞分泌抗体能力的方法

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