JPH0731086A - 三相同期モータのステータ構造およびステータ - Google Patents
三相同期モータのステータ構造およびステータInfo
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- JPH0731086A JPH0731086A JP19090993A JP19090993A JPH0731086A JP H0731086 A JPH0731086 A JP H0731086A JP 19090993 A JP19090993 A JP 19090993A JP 19090993 A JP19090993 A JP 19090993A JP H0731086 A JPH0731086 A JP H0731086A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステータを積層して固定子を形成する際、固
定用のボルトなどにより積層したステータを締め付ける
が、このボルト用の孔などの磁路を構成しない領域を特
定の位置に設け、固定子の外径が大きくならないように
する。 【構成】 ボルト孔36を、ティース22の背後の位置
であって、ステータ20の外周部付近に設ける。詳しく
は、ステータ20のスロット24の両隅部から、ヨーク
の幅Wで円弧を描き、両円弧に外接するようボルト孔3
6を設ける。この結果、ヨークとして必要な幅Wを確保
することができ、モータの性能を落とすことなく、固定
子30、延いては三相同期モータ40の外径を小さくす
ることができる。
定用のボルトなどにより積層したステータを締め付ける
が、このボルト用の孔などの磁路を構成しない領域を特
定の位置に設け、固定子の外径が大きくならないように
する。 【構成】 ボルト孔36を、ティース22の背後の位置
であって、ステータ20の外周部付近に設ける。詳しく
は、ステータ20のスロット24の両隅部から、ヨーク
の幅Wで円弧を描き、両円弧に外接するようボルト孔3
6を設ける。この結果、ヨークとして必要な幅Wを確保
することができ、モータの性能を落とすことなく、固定
子30、延いては三相同期モータ40の外径を小さくす
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相同期モータのステ
ータ構造およびステータに関し、詳しくは固定子コイル
が巻回されるティースを備えたステータをその積層方向
に固定する三相同期モータのステータ構造および積層可
能なステータに関する。
ータ構造およびステータに関し、詳しくは固定子コイル
が巻回されるティースを備えたステータをその積層方向
に固定する三相同期モータのステータ構造および積層可
能なステータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の三相同期モータの固定子
は、無方向性電磁鋼板からなるステータを回転子の軸方
向に積層して構成されている。積層される鋼板は、表面
に絶縁層と接着層が形成されており、組立後に接着層を
加熱溶融することで積層可能であるが、十分な組立強度
を確保するために、積層方向に貫通孔を設け、ボルト・
ナットやカシメにより締め付けるのが一般的である。ま
た、ステータ外周に溶接用の切欠部を設け、積層後にス
テータ外周部をTIG溶接する手法も知られている。
は、無方向性電磁鋼板からなるステータを回転子の軸方
向に積層して構成されている。積層される鋼板は、表面
に絶縁層と接着層が形成されており、組立後に接着層を
加熱溶融することで積層可能であるが、十分な組立強度
を確保するために、積層方向に貫通孔を設け、ボルト・
ナットやカシメにより締め付けるのが一般的である。ま
た、ステータ外周に溶接用の切欠部を設け、積層後にス
テータ外周部をTIG溶接する手法も知られている。
【0003】こうした貫通孔や切欠部は、ステータを貫
く磁束にとっては、通常磁路となり得ないから、従来こ
れらの貫通孔や切欠部は、磁路として必要な断面積を確
保した上で、図8に示すように、ヨークとなる部分の外
部に設けられていた。図8は、4極の三相同期モータの
ステータの平面図である。このステータを用いてるモー
タは、1極当たり3個のスロットSLを備える。従っ
て、ティースTEは全部で12個存在する。尚、図にお
いて、ハッチを施した領域は、ティースTEに巻回され
た図示しない固定子コイルにより発生する磁束にとって
必要となる磁路の範囲を示している。1極当たりスロッ
ト3の場合には、磁束量に対して必要となるティースT
Eの幅とヨークYKの幅とは同一となり、ティースTE
間のヨークYKの幅としては、ティースTEと同一の幅
Wがあれば足りる。従来のステータでは、図8に示した
ように、必要な磁路を得るためのヨーク幅Wを確保した
上で、その外周に締め付け用のボルト孔BHを、数カ所
設けていた。
く磁束にとっては、通常磁路となり得ないから、従来こ
れらの貫通孔や切欠部は、磁路として必要な断面積を確
保した上で、図8に示すように、ヨークとなる部分の外
部に設けられていた。図8は、4極の三相同期モータの
ステータの平面図である。このステータを用いてるモー
タは、1極当たり3個のスロットSLを備える。従っ
て、ティースTEは全部で12個存在する。尚、図にお
いて、ハッチを施した領域は、ティースTEに巻回され
た図示しない固定子コイルにより発生する磁束にとって
必要となる磁路の範囲を示している。1極当たりスロッ
ト3の場合には、磁束量に対して必要となるティースT
Eの幅とヨークYKの幅とは同一となり、ティースTE
間のヨークYKの幅としては、ティースTEと同一の幅
Wがあれば足りる。従来のステータでは、図8に示した
ように、必要な磁路を得るためのヨーク幅Wを確保した
上で、その外周に締め付け用のボルト孔BHを、数カ所
設けていた。
【0004】図9は、ティースTEの間にボルト孔BH
を形成した例を示す説明図である。この場合でも、ティ
ースTEの幅Wと等しい磁路の幅をヨーク部において確
保するために、ボルト孔BHの位置を、スロットSLの
外側端部から、少なくともティースTEと同一の幅Wだ
け隔たった位置の外側に置いている。
を形成した例を示す説明図である。この場合でも、ティ
ースTEの幅Wと等しい磁路の幅をヨーク部において確
保するために、ボルト孔BHの位置を、スロットSLの
外側端部から、少なくともティースTEと同一の幅Wだ
け隔たった位置の外側に置いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たステータ構造では、ステータの外径を小さくすること
ができないという問題があった。即ち、ステータは、中
心からスロットSL外周までの距離Rsに必要ヨーク幅
Wを加え、更にボルト孔BHを形成するに足りる幅eを
加えた半径D0が必要となり、これ以上小さくすること
はできないと考えられていた。仮に、ヨークにおける磁
気回路内にボルトあるいは固定ピン用の孔を設けると、
この孔が磁路を妨げることになり、結果的に磁路の幅は
狭くなってしまう。モータとして所定のトルクを得るた
めにはこれに応じた磁束量が必要とされるから、磁路が
狭くなった部分では磁束密度が高くなり、磁束が通り難
くなって、結果的に必要なトルクを得ることができなく
なってしまう。また、鉄損が増大するから、モータの効
率も低下してしまう。
たステータ構造では、ステータの外径を小さくすること
ができないという問題があった。即ち、ステータは、中
心からスロットSL外周までの距離Rsに必要ヨーク幅
Wを加え、更にボルト孔BHを形成するに足りる幅eを
加えた半径D0が必要となり、これ以上小さくすること
はできないと考えられていた。仮に、ヨークにおける磁
気回路内にボルトあるいは固定ピン用の孔を設けると、
この孔が磁路を妨げることになり、結果的に磁路の幅は
狭くなってしまう。モータとして所定のトルクを得るた
めにはこれに応じた磁束量が必要とされるから、磁路が
狭くなった部分では磁束密度が高くなり、磁束が通り難
くなって、結果的に必要なトルクを得ることができなく
なってしまう。また、鉄損が増大するから、モータの効
率も低下してしまう。
【0006】他方、固定用のボルトの径を小さくした
り、ボルト孔用を形成するための幅eを小さくしたりす
れば、固定強度が不十分となってしまう。本発明の三相
同期モータのステータ構造は、こうした問題を解決し、
モータの出力トルクや効率を低下することなく、外形形
状を小型化可能とすることを目的としてなされた。ま
た、本発明のステータは、かかるステータ構造を実現す
るものである。両者は、次の構成を採った。
り、ボルト孔用を形成するための幅eを小さくしたりす
れば、固定強度が不十分となってしまう。本発明の三相
同期モータのステータ構造は、こうした問題を解決し、
モータの出力トルクや効率を低下することなく、外形形
状を小型化可能とすることを目的としてなされた。ま
た、本発明のステータは、かかるステータ構造を実現す
るものである。両者は、次の構成を採った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の三相同期モータ
のステータ構造は、固定子コイルが巻回されるティース
を備えたステータを、ステータの積層方向に固定した三
相同期モータのステータ構造であって、磁路として使用
できないステータの固定用領域を、ティース背後のヨー
ク外周付近の位置であり、かつヨークを貫く磁束量に応
じて必要とされる幅の磁路が該固定用領域とティースと
の間で確保される位置に配置したことを要旨とする。
のステータ構造は、固定子コイルが巻回されるティース
を備えたステータを、ステータの積層方向に固定した三
相同期モータのステータ構造であって、磁路として使用
できないステータの固定用領域を、ティース背後のヨー
ク外周付近の位置であり、かつヨークを貫く磁束量に応
じて必要とされる幅の磁路が該固定用領域とティースと
の間で確保される位置に配置したことを要旨とする。
【0008】また、本発明の三相同期モータ用のステー
タは、ティースの付け根の左右の隅部から、ヨーク幅を
半径とする円弧をヨーク外周側に各々描き、この両円弧
の外側であってティース背後の位置に、ステータ固定用
の孔もしくは切欠部を設けたことを要旨とする。
タは、ティースの付け根の左右の隅部から、ヨーク幅を
半径とする円弧をヨーク外周側に各々描き、この両円弧
の外側であってティース背後の位置に、ステータ固定用
の孔もしくは切欠部を設けたことを要旨とする。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明の三相同期モー
タのステータ構造では、ステータを固定する固定用領域
(例えばボルト孔や切欠部など)をティースの背後のヨ
ーク外周付近であって、ヨークを貫く磁束量に応じて必
要とされる幅の磁路が、固定用領域とティースとの間で
確保される位置に配置している。通常、固定用領域の幅
は、ティースの幅より小さいから、固定用領域は、必ず
従来知られている位置よりヨークの内側の位置に配置す
ることができる。もとより、固定用領域の形状によって
は、その幅がティースの幅より大きくとも、ヨークの内
側の位置に配置することが可能である。
タのステータ構造では、ステータを固定する固定用領域
(例えばボルト孔や切欠部など)をティースの背後のヨ
ーク外周付近であって、ヨークを貫く磁束量に応じて必
要とされる幅の磁路が、固定用領域とティースとの間で
確保される位置に配置している。通常、固定用領域の幅
は、ティースの幅より小さいから、固定用領域は、必ず
従来知られている位置よりヨークの内側の位置に配置す
ることができる。もとより、固定用領域の形状によって
は、その幅がティースの幅より大きくとも、ヨークの内
側の位置に配置することが可能である。
【0010】また、本発明の三相同期モータ用のステー
タは、これを積層してステータ構造とすれば、外形を大
型化することなく、固定用の孔もしくは切欠部の存在す
る位置でも、ヨークを貫く磁束量に応じて必要とされる
幅の磁路を確保することができる。
タは、これを積層してステータ構造とすれば、外形を大
型化することなく、固定用の孔もしくは切欠部の存在す
る位置でも、ヨークを貫く磁束量に応じて必要とされる
幅の磁路を確保することができる。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例としてのステータ2
0の形状を示す平面図、図2は、このステータ20を積
層して固定子30を仮組立した状態を示す端面図、図3
は、この固定子30を組み込んだ三相同期モータ40の
構造を示す断面図である。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例としてのステータ2
0の形状を示す平面図、図2は、このステータ20を積
層して固定子30を仮組立した状態を示す端面図、図3
は、この固定子30を組み込んだ三相同期モータ40の
構造を示す断面図である。
【0012】まず、図3を用いて、三相同期モータ40
の全体構造について説明する。この三相同期モータ40
は、固定子30と回転子50とこれらを収納するケース
60とからなる。回転子50は、外周に永久磁石52が
貼付されており、その軸中心に設けられた回転軸55
を、ケース60に設けられた軸受61,62により回転
自在に軸支している。
の全体構造について説明する。この三相同期モータ40
は、固定子30と回転子50とこれらを収納するケース
60とからなる。回転子50は、外周に永久磁石52が
貼付されており、その軸中心に設けられた回転軸55
を、ケース60に設けられた軸受61,62により回転
自在に軸支している。
【0013】固定子30は、無方向性電磁鋼板を打ち抜
いて成形したステータ20を複数枚積層したものであ
る。この電磁鋼板には、その表面に絶縁層と接着層が形
成されており、積層後所定温度に加熱して接着層を溶融
させ、仮止めしている。ステータ20は、図1に示すよ
うに、計12個のティース22を備え、そのティース2
2間に形成されたスロット24には、固定子30に回転
磁界を発生させるコイル32が巻回されている(図3参
照)。ステータ20の外周には、固定用のボルト34を
通すボルト孔36が4箇所設けられている。ステータ2
0を積層する際、図2に示すように、このボルト孔に仮
止め用のボルト35を通して位置決めし、このボルト3
5を締め付けておく。この結果、ステータ20は互いに
押圧された状態となり、接着層を加熱・溶融すること
で、積層されたステータ20は一応固定される。この状
態で、コイル32をティース22に巻回して固定子30
を完成した後、仮止め用のボルト35を取り外し、これ
をケース60に組み付け、ボルト34により固定する。
いて成形したステータ20を複数枚積層したものであ
る。この電磁鋼板には、その表面に絶縁層と接着層が形
成されており、積層後所定温度に加熱して接着層を溶融
させ、仮止めしている。ステータ20は、図1に示すよ
うに、計12個のティース22を備え、そのティース2
2間に形成されたスロット24には、固定子30に回転
磁界を発生させるコイル32が巻回されている(図3参
照)。ステータ20の外周には、固定用のボルト34を
通すボルト孔36が4箇所設けられている。ステータ2
0を積層する際、図2に示すように、このボルト孔に仮
止め用のボルト35を通して位置決めし、このボルト3
5を締め付けておく。この結果、ステータ20は互いに
押圧された状態となり、接着層を加熱・溶融すること
で、積層されたステータ20は一応固定される。この状
態で、コイル32をティース22に巻回して固定子30
を完成した後、仮止め用のボルト35を取り外し、これ
をケース60に組み付け、ボルト34により固定する。
【0014】次に、図4を参照しつつ、固定用のボルト
孔36を設ける位置について詳しく説明する。ボルト孔
36は、ティース22が存在する位置のステータ20外
周側に設けられるが、その位置は、次のように決定され
る。まず、三相同期モータ40として要求される出力ト
ルクから、必要とされる磁束量ψを計算する。次に、こ
の磁束量ψを生成し得るコイル32や永久磁石52の仕
様を決定し、ステータ20の幅Wtやヨークの幅Wyを
決定する。コイル32,永久磁石52等の仕様は、三相
同期モータ40の基本的な設計事項なので、ここではそ
の説明を省略する。ティース幅Wt,ヨーク幅Wyの決
定の考え方については、本発明と密接な関係があるの
で、1極3スロットの場合を例に挙げて、以下説明す
る。
孔36を設ける位置について詳しく説明する。ボルト孔
36は、ティース22が存在する位置のステータ20外
周側に設けられるが、その位置は、次のように決定され
る。まず、三相同期モータ40として要求される出力ト
ルクから、必要とされる磁束量ψを計算する。次に、こ
の磁束量ψを生成し得るコイル32や永久磁石52の仕
様を決定し、ステータ20の幅Wtやヨークの幅Wyを
決定する。コイル32,永久磁石52等の仕様は、三相
同期モータ40の基本的な設計事項なので、ここではそ
の説明を省略する。ティース幅Wt,ヨーク幅Wyの決
定の考え方については、本発明と密接な関係があるの
で、1極3スロットの場合を例に挙げて、以下説明す
る。
【0015】図5は、1極3スロットの三相同期モータ
40の磁束の様子を示す説明図である。いま、一つのテ
ィース22に着目し、このティース22に対して永久磁
石52の一方の極が正対し、コイル32に通電された状
態で、ティース22に生じる磁束の最大値をψ0とする
と、ティース22を貫く全磁束ψtは、ψ(θ)を−π
/6からπ/6まで、積分した値となる。尚、ψ(θ)
は、 ψ(θ)=ψ0・cosθ …(1) である。積分を実行し、磁束ψtを求めると、 ψt=ψ0 を得る。
40の磁束の様子を示す説明図である。いま、一つのテ
ィース22に着目し、このティース22に対して永久磁
石52の一方の極が正対し、コイル32に通電された状
態で、ティース22に生じる磁束の最大値をψ0とする
と、ティース22を貫く全磁束ψtは、ψ(θ)を−π
/6からπ/6まで、積分した値となる。尚、ψ(θ)
は、 ψ(θ)=ψ0・cosθ …(1) である。積分を実行し、磁束ψtを求めると、 ψt=ψ0 を得る。
【0016】一方、ステータ20のヨークの部分を貫く
最大の磁束ψyは、図示するように、ψ(θ)を0から
π/2まで積分したものに等しい。即ち、 ψy=ψ0 であり、1極当たりのスロット数によらず一定となる。
所望の磁束量ψに対して必要となる幅Wは、磁束が貫く
ステータの材料の最大許容磁束密度をBmax、その厚
みをLとすると、 w=ψ/(Bmax・L) …(2) であるから、実施例におけるティース22とヨークの必
要幅Wt,Wyは、 Wt=Wy=ψ0/(Bmax・L) …(3) となる。即ち、1極3スロットの三相同期モータ40の
場合、ティース22の幅Wtとヨークの幅Wyとは等し
い。
最大の磁束ψyは、図示するように、ψ(θ)を0から
π/2まで積分したものに等しい。即ち、 ψy=ψ0 であり、1極当たりのスロット数によらず一定となる。
所望の磁束量ψに対して必要となる幅Wは、磁束が貫く
ステータの材料の最大許容磁束密度をBmax、その厚
みをLとすると、 w=ψ/(Bmax・L) …(2) であるから、実施例におけるティース22とヨークの必
要幅Wt,Wyは、 Wt=Wy=ψ0/(Bmax・L) …(3) となる。即ち、1極3スロットの三相同期モータ40の
場合、ティース22の幅Wtとヨークの幅Wyとは等し
い。
【0017】尚、一般式として、1極Nスロット(N
は、1以上の整数)の三相同期式モータにおいてティー
スを通過する磁束量は、ψ(θ)を−π/(2・N)か
らπ/(2・N)まで積分したものとなり、ティース幅
Wtとヨーク幅Wyとの比は、 Wt/Wy=2・sin(π/2N) …(4) となる。
は、1以上の整数)の三相同期式モータにおいてティー
スを通過する磁束量は、ψ(θ)を−π/(2・N)か
らπ/(2・N)まで積分したものとなり、ティース幅
Wtとヨーク幅Wyとの比は、 Wt/Wy=2・sin(π/2N) …(4) となる。
【0018】以上の検討から1極3スロット(N=3)
の三相同期モータ40では、ティース22とヨークの幅
は等しいことが分かる。そこで、この場合のティース2
2およびヨークの幅をWとする。ティース22は、ボル
ト孔36の位置にかかわらず、その幅Wを確保している
ので、ヨークとして幅Wを確保しつつステータ20の外
形を最も小さくできるボルト孔36の位置を検討する。
図4に示すように、ティース22の左右の付け根A,B
を中心として、半径Wの円弧を描く。この両円弧に外接
するようボルト孔36を配置する。ボルト孔36の半径
をdとすると、ステータ20の中心から距離Rs隔たっ
たスロット24の外周線(ヨーク幅を決定する内周線)
からボルト孔36の中心までの距離Sは、次式により求
められる。
の三相同期モータ40では、ティース22とヨークの幅
は等しいことが分かる。そこで、この場合のティース2
2およびヨークの幅をWとする。ティース22は、ボル
ト孔36の位置にかかわらず、その幅Wを確保している
ので、ヨークとして幅Wを確保しつつステータ20の外
形を最も小さくできるボルト孔36の位置を検討する。
図4に示すように、ティース22の左右の付け根A,B
を中心として、半径Wの円弧を描く。この両円弧に外接
するようボルト孔36を配置する。ボルト孔36の半径
をdとすると、ステータ20の中心から距離Rs隔たっ
たスロット24の外周線(ヨーク幅を決定する内周線)
からボルト孔36の中心までの距離Sは、次式により求
められる。
【0019】
【数1】
【0020】この結果、ボルト孔36をヨークの外にお
く場合と較べて、ボルト孔36の中心位置は、少なくと
も △S=W+d−S だけ、ステータ20の内側に移動する。
く場合と較べて、ボルト孔36の中心位置は、少なくと
も △S=W+d−S だけ、ステータ20の内側に移動する。
【0021】設計の一例として、Rs=175、W=6
0、d=5(単位はいずれもmm)とすると、 Z=2.6、S=55.0、△S=10 となる。即ち、ボルト孔36の中心位置は、三相同期モ
ータ40の中心に向かって約10ミリ内側に入った位置
とすることができる。図1にハッチを施して示したよう
に、ティース22の背面では、ヨークの部分の磁束量に
対して必要な幅Wを内側に寄せて確保できるからであ
る。従って、ヨーク部の磁束に影響を与えることなくボ
ルト孔36を配置することができ、ステータ20の半径
D1は、従来のステータより約10ミリ小さくなった。
0、d=5(単位はいずれもmm)とすると、 Z=2.6、S=55.0、△S=10 となる。即ち、ボルト孔36の中心位置は、三相同期モ
ータ40の中心に向かって約10ミリ内側に入った位置
とすることができる。図1にハッチを施して示したよう
に、ティース22の背面では、ヨークの部分の磁束量に
対して必要な幅Wを内側に寄せて確保できるからであ
る。従って、ヨーク部の磁束に影響を与えることなくボ
ルト孔36を配置することができ、ステータ20の半径
D1は、従来のステータより約10ミリ小さくなった。
【0022】この結果、単純にヨークの外側にボルト孔
BHを設けた従来例(図8参照)と較べて、本実施例で
は、固定子30、延いては三相同期モータ40の外形を
直径で20ミリ小さくすることができた。三相同期モー
タ40の外径を小さくすることが可能となると、電気自
動車など、三相同期モータ40を組み込んだ機器の形状
を小さくできるばかりか、三相同期モータ40自体の重
量も低減できるので、電気自動車であれば、走行距離が
延びるなど、この三相同期モータ40を組み込んだ機器
の性能を向上させることが可能となる。
BHを設けた従来例(図8参照)と較べて、本実施例で
は、固定子30、延いては三相同期モータ40の外形を
直径で20ミリ小さくすることができた。三相同期モー
タ40の外径を小さくすることが可能となると、電気自
動車など、三相同期モータ40を組み込んだ機器の形状
を小さくできるばかりか、三相同期モータ40自体の重
量も低減できるので、電気自動車であれば、走行距離が
延びるなど、この三相同期モータ40を組み込んだ機器
の性能を向上させることが可能となる。
【0023】また、ボルト34により締め付け位置を、
より内側とすることができるので、ステータ20を抑え
込む同一の圧力を得るのに、少ないボルト本数で足り、
あるいは同一のボルト本数であれば、締め付けトルクを
小さくすることができるなど、固定子30の構成・組立
を簡略にすることができる。
より内側とすることができるので、ステータ20を抑え
込む同一の圧力を得るのに、少ないボルト本数で足り、
あるいは同一のボルト本数であれば、締め付けトルクを
小さくすることができるなど、固定子30の構成・組立
を簡略にすることができる。
【0024】上述したボルト孔36の位置の設計(図
4)においては、スロット24のコーナーの円みを無視
したが、実際のステータ20では、スロット24のコー
ナーは所定のRが付けてあるのが普通である(図1)。
コーナーのRが、無視できないほど大きい場合には、図
6に示すように、スロット24の外周線のあらゆる点か
ら実質的に必要とされるヨーク幅半径W0の円を描き、
その円弧の包絡線を描き、この包絡線に外接するようボ
ルト孔36の位置を定めればよい。これにより、両コー
ナーから常に必要なヨーク幅W0を確保することができ
る。また、ボルト34による締め付けに代えてカシメに
より固定する場合でも、同様にカシメ用の孔の位置を定
めることができる。更に、ステータ20の外周にTIG
溶接用の切欠部70などを設ける場合、この切欠も、図
7に示すように、同じように配置することができる。
4)においては、スロット24のコーナーの円みを無視
したが、実際のステータ20では、スロット24のコー
ナーは所定のRが付けてあるのが普通である(図1)。
コーナーのRが、無視できないほど大きい場合には、図
6に示すように、スロット24の外周線のあらゆる点か
ら実質的に必要とされるヨーク幅半径W0の円を描き、
その円弧の包絡線を描き、この包絡線に外接するようボ
ルト孔36の位置を定めればよい。これにより、両コー
ナーから常に必要なヨーク幅W0を確保することができ
る。また、ボルト34による締め付けに代えてカシメに
より固定する場合でも、同様にカシメ用の孔の位置を定
めることができる。更に、ステータ20の外周にTIG
溶接用の切欠部70などを設ける場合、この切欠も、図
7に示すように、同じように配置することができる。
【0025】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばボルト孔36が円形以外の形状をしている構
成、固定用に用いられる切欠部が左右非対象の形状をし
ている構成、スロット24のコーナーのRが左右で異な
る形状をしている構成、1極当たりのスロット数が3以
外の構成、ステータ20を固定するボルトの他に固定子
30をケース60に固定するボルトが別に設けられた構
成、表面に接着層が形成されていないステータ20を用
いてステータ20を積層した構成など、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばボルト孔36が円形以外の形状をしている構
成、固定用に用いられる切欠部が左右非対象の形状をし
ている構成、スロット24のコーナーのRが左右で異な
る形状をしている構成、1極当たりのスロット数が3以
外の構成、ステータ20を固定するボルトの他に固定子
30をケース60に固定するボルトが別に設けられた構
成、表面に接着層が形成されていないステータ20を用
いてステータ20を積層した構成など、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の三相同期モ
ータのステータ構造では、同期モータの性能を落とすこ
となく、固定子の外径を小さくすることができるという
極めて優れた効果を奏する。この結果、三相同期モータ
の外径形状、重量の低減を図ることができ、モータの小
型化・軽量化を達成することが可能となる。また、本発
明の三相同期モータ用のステータは、外径の小さなステ
ータを実現する上で、ステータ固定用の孔もしくは切欠
部の配置を容易を設計することができるという効果を奏
する。
ータのステータ構造では、同期モータの性能を落とすこ
となく、固定子の外径を小さくすることができるという
極めて優れた効果を奏する。この結果、三相同期モータ
の外径形状、重量の低減を図ることができ、モータの小
型化・軽量化を達成することが可能となる。また、本発
明の三相同期モータ用のステータは、外径の小さなステ
ータを実現する上で、ステータ固定用の孔もしくは切欠
部の配置を容易を設計することができるという効果を奏
する。
【図1】本発明の一実施例である三相同期モータのステ
ータの形状を示す平面図である。
ータの形状を示す平面図である。
【図2】固定子30を仮止めした状態での縦断面を示す
端面図である。
端面図である。
【図3】実施例の固定子30を組み込んだ三相同期モー
タ40の構造を示す断面図である。
タ40の構造を示す断面図である。
【図4】ボルト孔36の位置の設計の様子を示す説明図
である。
である。
【図5】磁束量ψを計算するための固定子と回転子との
関係を模式的に示す説明図である。
関係を模式的に示す説明図である。
【図6】スロットの隅部に無視し得ないRが付けられて
いる場合のボルト孔の位置の設計の様子を示す説明図で
ある。
いる場合のボルト孔の位置の設計の様子を示す説明図で
ある。
【図7】固定用の切欠を設ける場合の設計例を示す説明
図である。
図である。
【図8】従来のステータの形状を示す平面図である。
【図9】同じく従来のボルト孔BHの配置を示す説明図
である。
である。
20…ステータ 22…ティース 24…スロット 30…固定子 32…コイル 34…ボルト 35…仮止め用ボルト 36…ボルト孔 40…三相同期モータ 50…回転子 52…永久磁石 55…回転軸 60…ケース 70…切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 固定子コイルが巻回されるティースを備
えたステータを複数枚、厚さ方向に積層・固定して用い
る三相同期モータのステータ構造であって、 磁路として使用できない前記ステータの固定用領域を、
前記ティース背後のヨーク外周付近の位置であり、かつ
前記ヨークを貫く磁束量に応じて必要とされる幅の磁路
が該固定用領域と前記ティースとの間で確保される位置
に配置した三相同期モータのステータ構造。 - 【請求項2】 三相同期モータ用のステータであって、 ティースの付け根の左右の隅部から、実質的なヨーク幅
を半径とする円弧をヨーク外周側に各々描き、該両円弧
の外側であって前記ティース背後の位置に、ステータ固
定用の孔もしくは切欠部を設けたステータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090993A JPH0731086A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 三相同期モータのステータ構造およびステータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090993A JPH0731086A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 三相同期モータのステータ構造およびステータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731086A true JPH0731086A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16265739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19090993A Pending JPH0731086A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 三相同期モータのステータ構造およびステータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731086A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-07-02 JP JP19090993A patent/JPH0731086A/ja active Pending
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