JPH07288233A - 堆積膜形成装置 - Google Patents
堆積膜形成装置Info
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- JPH07288233A JPH07288233A JP7901294A JP7901294A JPH07288233A JP H07288233 A JPH07288233 A JP H07288233A JP 7901294 A JP7901294 A JP 7901294A JP 7901294 A JP7901294 A JP 7901294A JP H07288233 A JPH07288233 A JP H07288233A
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- high frequency
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大面積の基体を均一に再現性良くプラ
ズマ処理することが可能であり、製造時間が短く低コス
トであり、例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体
を製造するのに最適な堆積膜形成装置を提供すること。 【構成】 減圧可能な反応容器内において同一円周上に
配置される複数の円筒状導電性基体を回転させるための
手段と、原料ガスを前記円筒状導電性基体の配置円内に
導入するための原料ガス導入手段と、高周波電力を前記
円筒状導電性基体の配置円内に導入するための高周波電
力導入手段とを有する、前記円筒状導電性基体上に堆積
膜を形成する堆積膜形成装置において、前記原料ガス導
入手段を導電性部材により構成し、該原料ガス導入手段
に流れる電流値を検知するための電流検知手段と、該電
流値が所望の値となるように、前記高周波電力導入手段
により導入される高周波電力量を調整するため手段とを
設けたことを特徴とする。
ズマ処理することが可能であり、製造時間が短く低コス
トであり、例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体
を製造するのに最適な堆積膜形成装置を提供すること。 【構成】 減圧可能な反応容器内において同一円周上に
配置される複数の円筒状導電性基体を回転させるための
手段と、原料ガスを前記円筒状導電性基体の配置円内に
導入するための原料ガス導入手段と、高周波電力を前記
円筒状導電性基体の配置円内に導入するための高周波電
力導入手段とを有する、前記円筒状導電性基体上に堆積
膜を形成する堆積膜形成装置において、前記原料ガス導
入手段を導電性部材により構成し、該原料ガス導入手段
に流れる電流値を検知するための電流検知手段と、該電
流値が所望の値となるように、前記高周波電力導入手段
により導入される高周波電力量を調整するため手段とを
設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は堆積膜形成装置に係り、
より詳細には、円筒状導電性基体上に堆積膜、とりわけ
機能性堆積膜、特に半導体デバイス、電子写真用光受容
部材、画像入力用ライセンサー、撮像デバイス、光起電
力デバイス等に用いるアモルファス半導体等を形成する
プラズマCVDによる堆積膜形成装置に関する。
より詳細には、円筒状導電性基体上に堆積膜、とりわけ
機能性堆積膜、特に半導体デバイス、電子写真用光受容
部材、画像入力用ライセンサー、撮像デバイス、光起電
力デバイス等に用いるアモルファス半導体等を形成する
プラズマCVDによる堆積膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス、電子写真用光受容部
材、画像入力用ライセンサー、映像デバイス、光起電力
デバイス、またその他の各種エレクトロニクス素子等に
用いる素子部材として、アモルファスシリコン、例えば
水素または/及びハロゲンで補償されたアモルファスシ
リコン等のアモルファス材料で構成された半導体等用の
堆積膜が提案され、その中のいくつかは実用に付されて
いる。
材、画像入力用ライセンサー、映像デバイス、光起電力
デバイス、またその他の各種エレクトロニクス素子等に
用いる素子部材として、アモルファスシリコン、例えば
水素または/及びハロゲンで補償されたアモルファスシ
リコン等のアモルファス材料で構成された半導体等用の
堆積膜が提案され、その中のいくつかは実用に付されて
いる。
【0003】しかし、これらのデバイスのいくつかは、
その生産において特性やコストなどの面で問題を持って
いるものもある。例えば電子写真用光受容部材を製造す
る場合では、比較的大面積に堆積膜を形成することもあ
り、堆積膜の膜厚や電気特性を均一に形成することが難
しく、充分な生産性や歩留りを確保出来る堆積膜形成装
置が求められている。
その生産において特性やコストなどの面で問題を持って
いるものもある。例えば電子写真用光受容部材を製造す
る場合では、比較的大面積に堆積膜を形成することもあ
り、堆積膜の膜厚や電気特性を均一に形成することが難
しく、充分な生産性や歩留りを確保出来る堆積膜形成装
置が求められている。
【0004】従来の堆積膜形成装置の一例を図7に示
す。図7(a)は従来の堆積膜形成装置の1例の横断面
を模式的に示した図であり、図7(b)は前記堆積膜形
成装置の縦断面を模式的に示した図である。
す。図7(a)は従来の堆積膜形成装置の1例の横断面
を模式的に示した図であり、図7(b)は前記堆積膜形
成装置の縦断面を模式的に示した図である。
【0005】図7(a)、(b)において700は反応
容器であり、排気管705を介して排気装置(不図示)
に接続されている。成膜用の原料ガス、例えばシランガ
ス、メタンガス、ジボランガス、ホスフィンガスなどは
ボンベ、圧力調整器、マスフローコントローラー、バル
ブ等より構成される原料ガス供給系(不図示)に接続さ
れた原料ガス供給管703より、チャンバ内部に同心円
状に配置された基体701によって形成された内部チャ
ンバ711内部に供給される。
容器であり、排気管705を介して排気装置(不図示)
に接続されている。成膜用の原料ガス、例えばシランガ
ス、メタンガス、ジボランガス、ホスフィンガスなどは
ボンベ、圧力調整器、マスフローコントローラー、バル
ブ等より構成される原料ガス供給系(不図示)に接続さ
れた原料ガス供給管703より、チャンバ内部に同心円
状に配置された基体701によって形成された内部チャ
ンバ711内部に供給される。
【0006】内部チャンバ711内のガス圧は、通常の
場合1×10-5〜10Torrの所望の圧力となるよう
に、排気速度が調整される。
場合1×10-5〜10Torrの所望の圧力となるよう
に、排気速度が調整される。
【0007】マイクロ波電源(不図示)からアイソレー
ター(不図示)、導波管714、マイクロ波導入窓71
3を経て、例えば2.45GHzのマイクロ波電力を内
部チャンバ711内部に導入することにより、内部チャ
ンバ711内にグロー放電を発生させ、基体701上に
堆積膜を形成する。基体701はホルダー(不図示)を
介して回転軸708により支持されている。さらに回転
軸はギヤ710を介してモーター709と接続され、モ
ーターにより基体を回転させることによって、基体70
1上に均一な堆積膜が形成される。
ター(不図示)、導波管714、マイクロ波導入窓71
3を経て、例えば2.45GHzのマイクロ波電力を内
部チャンバ711内部に導入することにより、内部チャ
ンバ711内にグロー放電を発生させ、基体701上に
堆積膜を形成する。基体701はホルダー(不図示)を
介して回転軸708により支持されている。さらに回転
軸はギヤ710を介してモーター709と接続され、モ
ーターにより基体を回転させることによって、基体70
1上に均一な堆積膜が形成される。
【0008】また基体701はヒーター704によっ
て、堆積膜の形成に必要な温度、例えば100〜400
℃まで加熱される。
て、堆積膜の形成に必要な温度、例えば100〜400
℃まで加熱される。
【0009】このような従来の堆積膜形成装置を用い
て、前述した問題点を改善する堆積膜形成装置として、
特開平3−219081号公報に、マイクロ波を用いた
プラズマCVD法による堆積膜の形成方法が開示されて
いる。該公報によれば、反応容器内に基体、マイクロ波
導入手段、原料ガス導入手段を配置し、原料ガス導入手
段と基体間との間に電界を形成して両者間に放電を生じ
させることにより膜厚や電気特性の均一性を高める堆積
膜の形成方法が開示されている。
て、前述した問題点を改善する堆積膜形成装置として、
特開平3−219081号公報に、マイクロ波を用いた
プラズマCVD法による堆積膜の形成方法が開示されて
いる。該公報によれば、反応容器内に基体、マイクロ波
導入手段、原料ガス導入手段を配置し、原料ガス導入手
段と基体間との間に電界を形成して両者間に放電を生じ
させることにより膜厚や電気特性の均一性を高める堆積
膜の形成方法が開示されている。
【0010】本発明者は、上記のような堆積膜形成装置
において、原料ガス導入手段と基体間に高周波電力を印
加することにより堆積膜の性能をより向上させ得る可能
性を見いだし検討を進めた所、性能の向上が認められる
反面、高周波電力やマイクロ波電力を再現性良く導入す
ることが難しく、堆積膜の特性にばらつきが多かった
り、場合によっては放電が不安定になるなどして、再現
性良く堆積膜を形成するのが難しくて、結果として製造
されるデバイスのコストを押し上げる要因となる問題が
あることを解明した。
において、原料ガス導入手段と基体間に高周波電力を印
加することにより堆積膜の性能をより向上させ得る可能
性を見いだし検討を進めた所、性能の向上が認められる
反面、高周波電力やマイクロ波電力を再現性良く導入す
ることが難しく、堆積膜の特性にばらつきが多かった
り、場合によっては放電が不安定になるなどして、再現
性良く堆積膜を形成するのが難しくて、結果として製造
されるデバイスのコストを押し上げる要因となる問題が
あることを解明した。
【0011】以上のように、従来の堆積膜形成装置で
は、性能の向上を目指しながら、生産性、特性の均一性
をすべて満足させることは難しかった。
は、性能の向上を目指しながら、生産性、特性の均一性
をすべて満足させることは難しかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
のような従来の問題点を克服し、従来のプラズマプロセ
スでは達成出来なかった比較的大面積の基体を均一に再
現性良くプラズマ処理することが可能な堆積膜形成装置
を提供することにある。
のような従来の問題点を克服し、従来のプラズマプロセ
スでは達成出来なかった比較的大面積の基体を均一に再
現性良くプラズマ処理することが可能な堆積膜形成装置
を提供することにある。
【0013】更には、製造時間が短く低コストであり、
例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体を製造する
のに最適な堆積膜形成装置を提供することを目的とす
る。
例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体を製造する
のに最適な堆積膜形成装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の堆積膜形成装置は、減圧可能な反応容器内において
同一円周上に配置される複数の円筒状導電性基体を回転
させるための手段と、原料ガスを前記円筒状導電性基体
の配置円内に導入するための原料ガス導入手段と、高周
波電力を前記円筒状導電性基体の配置円内に導入するた
めの高周波電力導入手段とを有する、前記円筒状導電性
基体上に堆積膜を形成する堆積膜形成装置において、前
記原料ガス導入手段を導電性部材により構成し、該原料
ガス導入手段に流れる電流値を検知するための電流検知
手段と、該電流値が所望の値となるように、前記高周波
電力導入手段により導入される高周波電力量を調整する
ため手段とを設けたことを特徴とする。
明の堆積膜形成装置は、減圧可能な反応容器内において
同一円周上に配置される複数の円筒状導電性基体を回転
させるための手段と、原料ガスを前記円筒状導電性基体
の配置円内に導入するための原料ガス導入手段と、高周
波電力を前記円筒状導電性基体の配置円内に導入するた
めの高周波電力導入手段とを有する、前記円筒状導電性
基体上に堆積膜を形成する堆積膜形成装置において、前
記原料ガス導入手段を導電性部材により構成し、該原料
ガス導入手段に流れる電流値を検知するための電流検知
手段と、該電流値が所望の値となるように、前記高周波
電力導入手段により導入される高周波電力量を調整する
ため手段とを設けたことを特徴とする。
【0015】なお、前記高周波電力の周波数は、20M
Hz〜450MHzであることが望ましい。
Hz〜450MHzであることが望ましい。
【0016】
【作用】本発明の構成によれば、大面積の基体上に、均
一に再現性良く堆積膜を形成することが出来る効果を生
むものである。
一に再現性良く堆積膜を形成することが出来る効果を生
むものである。
【0017】以下本発明の完成に至った経緯と、本発明
の作用について詳細に説明する。
の作用について詳細に説明する。
【0018】従来の堆積膜形成装置では、前記特開平3
−219081号公報に記載されてるように、主に前記
円筒状導電性基体の配置円内に形成される放電空間内に
マイクロ波電力を導入し、該放電空間内の原料ガス導入
手段と基体との間に直流電界を印加する構成が採られて
いた。本発明者は、前述したように、前記放電空間内に
高周波電力を導入することにより、生産性が高く、特性
も優れた堆積膜を得ることが可能であるとの知見を得て
検討を進めたところ、堆積膜の特性を再現性良く得るこ
が難しいという問題が発生した。
−219081号公報に記載されてるように、主に前記
円筒状導電性基体の配置円内に形成される放電空間内に
マイクロ波電力を導入し、該放電空間内の原料ガス導入
手段と基体との間に直流電界を印加する構成が採られて
いた。本発明者は、前述したように、前記放電空間内に
高周波電力を導入することにより、生産性が高く、特性
も優れた堆積膜を得ることが可能であるとの知見を得て
検討を進めたところ、堆積膜の特性を再現性良く得るこ
が難しいという問題が発生した。
【0019】つまりは、高周波電力を放電空間内に導入
するには、高周波電源から発生する高周波電力をマッチ
ングボックスに導入し、該マッチングボックスにより、
放電空間内へ高周波電力が効率よく導入されるように整
合をとってから、放電空間内に高周波電力を導入し、そ
の際に高周波電源とマッチングボックス間に設けた高周
波電力計により、導入する高周波電力の出力を制御して
いた。しかしながら、高周波電力はその搬送経路周囲の
インダクタンス成分に非常に影響されやすいために、高
周波電力の搬送経路の構成部品、特には放電空間近辺に
配置される装置の構成部品の配置位置精度や部品自体の
バラツキ等により、高周波電力計が示す電力値と、実際
に放電空間に導入される電力値が、必ずしも再現性良く
一致しないため、堆積膜の特性再現性が損なわれること
を知見した。
するには、高周波電源から発生する高周波電力をマッチ
ングボックスに導入し、該マッチングボックスにより、
放電空間内へ高周波電力が効率よく導入されるように整
合をとってから、放電空間内に高周波電力を導入し、そ
の際に高周波電源とマッチングボックス間に設けた高周
波電力計により、導入する高周波電力の出力を制御して
いた。しかしながら、高周波電力はその搬送経路周囲の
インダクタンス成分に非常に影響されやすいために、高
周波電力の搬送経路の構成部品、特には放電空間近辺に
配置される装置の構成部品の配置位置精度や部品自体の
バラツキ等により、高周波電力計が示す電力値と、実際
に放電空間に導入される電力値が、必ずしも再現性良く
一致しないため、堆積膜の特性再現性が損なわれること
を知見した。
【0020】本発明者は、以上の知見に基づき、放電空
間内に導入される高周波電力をより直接的に検知して制
御することにより、特性再現性の優れた堆積膜を得る装
置構成を検討した結果、本発明の完成に至ったものであ
る。
間内に導入される高周波電力をより直接的に検知して制
御することにより、特性再現性の優れた堆積膜を得る装
置構成を検討した結果、本発明の完成に至ったものであ
る。
【0021】すなわち、放電空間内に高周波電力導入手
段と原料ガス導入手段を別個に設け、該原料ガス導入手
段を導電性部材として放電空間外で接地し、放電空間内
に生じる電界により、該原料ガス導入手段に流れ込む電
流値を検知し、その電流値が所望の値となるように高周
波電力の導入量を制御することにより、放電空間内に導
入される高周波電力をより正確に制御することが可能と
なった。
段と原料ガス導入手段を別個に設け、該原料ガス導入手
段を導電性部材として放電空間外で接地し、放電空間内
に生じる電界により、該原料ガス導入手段に流れ込む電
流値を検知し、その電流値が所望の値となるように高周
波電力の導入量を制御することにより、放電空間内に導
入される高周波電力をより正確に制御することが可能と
なった。
【0022】放電空間内に導入する高周波電力の周波数
はいずれのものであっても差し支えないが、本発明者の
実験によれば、周波数が20MHz未満の場合は、条件
によっては放電が不安定となり、堆積膜の形成条件に制
限が生じる場合があった。また450MHzより大きい
と、高周波電力の伝送特性が悪化し、場合によってグロ
ー放電を発生させること自体が困難になることもっあっ
た。したがって、20MHz〜450MHzの周波数範
囲が本発明には最適である。
はいずれのものであっても差し支えないが、本発明者の
実験によれば、周波数が20MHz未満の場合は、条件
によっては放電が不安定となり、堆積膜の形成条件に制
限が生じる場合があった。また450MHzより大きい
と、高周波電力の伝送特性が悪化し、場合によってグロ
ー放電を発生させること自体が困難になることもっあっ
た。したがって、20MHz〜450MHzの周波数範
囲が本発明には最適である。
【0023】高周波の波形は、いずれのものでも差し支
えないか、サイン波、矩形波等が適する。また高周波電
力の大きさは、目的とする堆積膜の特性等により、適宜
決定されるが、基体1個あたり10〜5000Wが望ま
しく、さらに20〜2000Wがより望ましい。
えないか、サイン波、矩形波等が適する。また高周波電
力の大きさは、目的とする堆積膜の特性等により、適宜
決定されるが、基体1個あたり10〜5000Wが望ま
しく、さらに20〜2000Wがより望ましい。
【0024】本発明に用いられる高周波電力導入手段の
材質としては、基本的には導電性の材質のものならばい
ずれでも良く、その材質はたとえばAl,Cr,Mo,
Au,In,Nb,Ni,Te,V,Ti,Pt,P
b,Fe等の金属、およびこれらの合金、たとえばステ
ンレス等が挙げられる。また表面を導電処理したガラ
ス、セラミック等も用いることができる。
材質としては、基本的には導電性の材質のものならばい
ずれでも良く、その材質はたとえばAl,Cr,Mo,
Au,In,Nb,Ni,Te,V,Ti,Pt,P
b,Fe等の金属、およびこれらの合金、たとえばステ
ンレス等が挙げられる。また表面を導電処理したガラ
ス、セラミック等も用いることができる。
【0025】高周波電力導入手段の形状は、特に制限は
ないが、本発明では円筒状のものが最適である。また、
高周波電力導入手段の大きさは、小さすぎても本発明の
効果が現れにくく、大き過ぎても高周波電力導入手段に
付着する堆積膜が多くなり基体上の堆積速度を低下させ
てしまう。また、条件によっては、放電を乱してしま
う。本発明の高周波電力導入手段の断面積は、放電空間
のそれの100分の1から、10分の1程度が好まし
い。高周波電力導入手段の長さは、基体の長さよりも1
%から10%程度長いことが好ましいが、逆に基体より
も短い場合でも本発明は有効である。
ないが、本発明では円筒状のものが最適である。また、
高周波電力導入手段の大きさは、小さすぎても本発明の
効果が現れにくく、大き過ぎても高周波電力導入手段に
付着する堆積膜が多くなり基体上の堆積速度を低下させ
てしまう。また、条件によっては、放電を乱してしま
う。本発明の高周波電力導入手段の断面積は、放電空間
のそれの100分の1から、10分の1程度が好まし
い。高周波電力導入手段の長さは、基体の長さよりも1
%から10%程度長いことが好ましいが、逆に基体より
も短い場合でも本発明は有効である。
【0026】更には、高周波電力導入手段を放電空間内
に複数設けることにより、放電空間内の放電分布を更に
最適化することも出来る。
に複数設けることにより、放電空間内の放電分布を更に
最適化することも出来る。
【0027】本発明に用いられる原料ガス導入手段の材
質としては、導電性のものであればいずれのものでもよ
く、その材質はたとえばAl,Cr,Mo,Au,I
n,Nb,Ni,Te,V,Ti,Pt,Pb,Fe等
の金属、およびこれらの合金、たとえばステンレス等が
挙げられる。また表面を導電処理したガラス、セラミッ
クス等も用いることができる。
質としては、導電性のものであればいずれのものでもよ
く、その材質はたとえばAl,Cr,Mo,Au,I
n,Nb,Ni,Te,V,Ti,Pt,Pb,Fe等
の金属、およびこれらの合金、たとえばステンレス等が
挙げられる。また表面を導電処理したガラス、セラミッ
クス等も用いることができる。
【0028】また、原料ガス導入手段の形状としては、
特に制限は無いが、本発明では、円筒状のものが最適で
あり、断面の直径は3mm以上が本発明では特に有効で
あり、特に5mm以上、20mm以下が最適である。
特に制限は無いが、本発明では、円筒状のものが最適で
あり、断面の直径は3mm以上が本発明では特に有効で
あり、特に5mm以上、20mm以下が最適である。
【0029】更に、原料ガス導入手段に設けられるガス
放出孔の放出の方向としては、複数の方向を持っている
ものが良く、好ましくは放電空間全体に広がる方向が適
している。又あるいは、材質自体ポーラスなもので全方
向に均一にガスを導入するのもよい。
放出孔の放出の方向としては、複数の方向を持っている
ものが良く、好ましくは放電空間全体に広がる方向が適
している。又あるいは、材質自体ポーラスなもので全方
向に均一にガスを導入するのもよい。
【0030】又、原料ガス導入手段を放電空間内に複数
設けることにより、放電空間内の原料ガスの分布を更に
均一にすることも出来る。
設けることにより、放電空間内の原料ガスの分布を更に
均一にすることも出来る。
【0031】また本発明では、放電空間内に、マイクロ
波電力を導入する手段を設けることもできる。マイクロ
波電力を導入することにより、堆積膜の特性を損なわず
に堆積速度を向上させて、より生産性の高い堆積膜形成
装置を得ることが出来る。マイクロ波電力を導入する手
段は、基体の両端方向からマイクロ波を導入するのが一
般的である。
波電力を導入する手段を設けることもできる。マイクロ
波電力を導入することにより、堆積膜の特性を損なわず
に堆積速度を向上させて、より生産性の高い堆積膜形成
装置を得ることが出来る。マイクロ波電力を導入する手
段は、基体の両端方向からマイクロ波を導入するのが一
般的である。
【0032】本発明に用いられるマイクロ波導入窓の材
質としては、マイクロ波エネルギーの損失の少ないもの
が好ましく、且つ放電空間内を真空に保つ必要があるこ
とから、アルミナセラミックス、窒化アルミニウム、窒
化ホウ素、酸化珪素、炭化珪素、窒化珪素、テフロン
(登録商標)、ポリスチレン等を用いることが出来る。
質としては、マイクロ波エネルギーの損失の少ないもの
が好ましく、且つ放電空間内を真空に保つ必要があるこ
とから、アルミナセラミックス、窒化アルミニウム、窒
化ホウ素、酸化珪素、炭化珪素、窒化珪素、テフロン
(登録商標)、ポリスチレン等を用いることが出来る。
【0033】放電空間内に導入するマイクロ波電力の周
波数は、500MHz以上が好ましく、2.45GHz
が最適である。
波数は、500MHz以上が好ましく、2.45GHz
が最適である。
【0034】またマイクロ波電力の大きさは、目的とす
る堆積膜の特性等により、適宜決定されるが、基体1個
あたり10〜5000Wが好ましく、さらに20〜20
00Wがより望ましい。
る堆積膜の特性等により、適宜決定されるが、基体1個
あたり10〜5000Wが好ましく、さらに20〜20
00Wがより望ましい。
【0035】本発明に用いられる基体は、円筒形で導電
性のものであればいずれのものでもよく、その材質はた
とえばAl,Cr,Mo,Au,In,Nb,Te,
V,Ti,Pt,Pb,Fe等の金属、およびこれらの
合金、たとえばステンレス等が挙げられる。またポリエ
ステル、ポリスチレン、ポリカーボネイト、セルロース
アセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリアミド等の合成樹脂のシート、ガラス、セ
ラミック等の電気絶縁性基体の少なくとも堆積膜を形成
する側の表面を導電処理した基体も用いることができ
る。さらに堆積膜を形成する側と反対側も導電処理する
ことが望ましい。
性のものであればいずれのものでもよく、その材質はた
とえばAl,Cr,Mo,Au,In,Nb,Te,
V,Ti,Pt,Pb,Fe等の金属、およびこれらの
合金、たとえばステンレス等が挙げられる。またポリエ
ステル、ポリスチレン、ポリカーボネイト、セルロース
アセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリアミド等の合成樹脂のシート、ガラス、セ
ラミック等の電気絶縁性基体の少なくとも堆積膜を形成
する側の表面を導電処理した基体も用いることができ
る。さらに堆積膜を形成する側と反対側も導電処理する
ことが望ましい。
【0036】基体の表面形状は、平滑平面、または凹凸
表面とすることができる。例えば電子写真用光受容部材
などで、レーザー光などの可干渉性光を用いて像記録を
行う場合には、可視画像において現われる干渉縞模様に
よる画像不良を解消するために、特開昭60−1681
56号公報、同60−178457号公報、同60−2
25854号公報等に記載された公知の方法により作製
された凹凸表面であることができる。
表面とすることができる。例えば電子写真用光受容部材
などで、レーザー光などの可干渉性光を用いて像記録を
行う場合には、可視画像において現われる干渉縞模様に
よる画像不良を解消するために、特開昭60−1681
56号公報、同60−178457号公報、同60−2
25854号公報等に記載された公知の方法により作製
された凹凸表面であることができる。
【0037】
【実施態様例】以下図面を用いて本発明の堆積膜形成装
置をより詳細に説明する。
置をより詳細に説明する。
【0038】図1(a)は本発明の堆積膜形成装置の1
例の横断面を模式的に示した図である。図1(b)は前
記堆積膜形成装置の縦断面を模式的に示した図である。
例の横断面を模式的に示した図である。図1(b)は前
記堆積膜形成装置の縦断面を模式的に示した図である。
【0039】図1(a)、(b)において100は反応
容器であり、排気管105を介して排気装置(不図示)
に接続されている。反応容器100は、真空気密構造で
あればよく、その形状はいずれでも差し支えないが、円
筒、直方体等の形状が一般に用いられる。またその材質
もいずれでもよいが、機械的強度、高周波電力の漏洩防
止などの観点からAl、ステンレス等の金属あるいは合
金が望ましい。
容器であり、排気管105を介して排気装置(不図示)
に接続されている。反応容器100は、真空気密構造で
あればよく、その形状はいずれでも差し支えないが、円
筒、直方体等の形状が一般に用いられる。またその材質
もいずれでもよいが、機械的強度、高周波電力の漏洩防
止などの観点からAl、ステンレス等の金属あるいは合
金が望ましい。
【0040】原料ガスはボンベ、圧力調整器、マスフロ
ーコントローラー、バルブ等より構成される原料ガス供
給系(不図示)に接続された原料ガス供給管103より
基体101によって形成された内部チャンバ111内部
に供給される。
ーコントローラー、バルブ等より構成される原料ガス供
給系(不図示)に接続された原料ガス供給管103より
基体101によって形成された内部チャンバ111内部
に供給される。
【0041】本発明において使用される原料ガスは、例
えばアモルファスシリコンを形成する場合にはSi
H4,Si2H6等のガス状態の、またはガス化し得る水
素化珪素(シラン類)が、Si供給用ガスとして有効に
使用される。また、水素化珪素のほかにも、弗素原子を
含む珪素化合物、いわゆる弗素原子で置換されたシラン
誘導体、具体的には、たとえばSiF4,Si2F6等の
フッ化珪素や、SiH3F,SiH2F2,SiHF3等の
弗素置換水素化珪素等、ガス状の、またはガス化し得る
物質も本発明のSi供給用ガスとしては有効である。ま
た、これらのSi供給用の原料ガスを必要に応じて
H2,He,Ar,Ne等のガスにより希釈して使用し
ても本発明には何等差し支えない。
えばアモルファスシリコンを形成する場合にはSi
H4,Si2H6等のガス状態の、またはガス化し得る水
素化珪素(シラン類)が、Si供給用ガスとして有効に
使用される。また、水素化珪素のほかにも、弗素原子を
含む珪素化合物、いわゆる弗素原子で置換されたシラン
誘導体、具体的には、たとえばSiF4,Si2F6等の
フッ化珪素や、SiH3F,SiH2F2,SiHF3等の
弗素置換水素化珪素等、ガス状の、またはガス化し得る
物質も本発明のSi供給用ガスとしては有効である。ま
た、これらのSi供給用の原料ガスを必要に応じて
H2,He,Ar,Ne等のガスにより希釈して使用し
ても本発明には何等差し支えない。
【0042】さらには前記のガスに加えて、必要に応じ
て周期律表3族に属する原子、または周期律表5族に属
する原子を、いわゆるドーパントとして用いることもで
きる。例えばホウ素原子(B)を用いる場合には、B2
H6,B4H10等の水素化硼素、BF3,BCl3等のハロ
ゲン化硼素等が挙げられる。またリン原子を用いる場合
には、PH3,P2H4等の水素化燐、PH4I,PF3,
PCl3,PBr3,PI3等のハロゲン化燐が使用でき
る。
て周期律表3族に属する原子、または周期律表5族に属
する原子を、いわゆるドーパントとして用いることもで
きる。例えばホウ素原子(B)を用いる場合には、B2
H6,B4H10等の水素化硼素、BF3,BCl3等のハロ
ゲン化硼素等が挙げられる。またリン原子を用いる場合
には、PH3,P2H4等の水素化燐、PH4I,PF3,
PCl3,PBr3,PI3等のハロゲン化燐が使用でき
る。
【0043】また、例えばアモルファスシリコンカーバ
イト(a−SiC)を形成する場合には、前記の原料ガ
スのほかに、炭素原子導入用のガスとして、CとHとを
構成原子とする、例えば炭素数1〜5の飽和炭化水素、
炭素数2〜4のエチレン系炭化水素、炭素数2〜3のア
セチン系炭化水素等を使用できる。具体的には、飽和炭
化水素としては、メタン(CH4)、エタン(C2H6)
等、エチレン系炭化水素としては、エチレン(C
2H4)、プロピレン(C3H6)等、アセチレン系炭化水
素としては、アセチレン(C2H2)、メチルアセチレン
(C3H4)等が挙げられる。
イト(a−SiC)を形成する場合には、前記の原料ガ
スのほかに、炭素原子導入用のガスとして、CとHとを
構成原子とする、例えば炭素数1〜5の飽和炭化水素、
炭素数2〜4のエチレン系炭化水素、炭素数2〜3のア
セチン系炭化水素等を使用できる。具体的には、飽和炭
化水素としては、メタン(CH4)、エタン(C2H6)
等、エチレン系炭化水素としては、エチレン(C
2H4)、プロピレン(C3H6)等、アセチレン系炭化水
素としては、アセチレン(C2H2)、メチルアセチレン
(C3H4)等が挙げられる。
【0044】また、例えばアモルファス酸化シリコン
(a−SiO)を形成する場合には、前記の原料ガスの
ほかに、酸素原子導入用のガスとして使用出来るものと
して、酸素(O2)、オゾン(O3)、一酸化窒素(N
O)、二酸化窒素(NO2)、一二酸化窒素、(N
2O)、三二酸化窒素(N2O3)、四二酸化窒素(N2O
4)、五二酸化窒素(N2O5)、三酸化窒素(NO3)、
シリコン原子(Si)と酸素原子(O)と水素原子
(H)とを構成原子とする例えば、ジシロキサン(H3
SiOSiH3)、トリシロキサン(H3SiOSiH2
OSiH3)等の低級シロキサン等を挙げることができ
る。
(a−SiO)を形成する場合には、前記の原料ガスの
ほかに、酸素原子導入用のガスとして使用出来るものと
して、酸素(O2)、オゾン(O3)、一酸化窒素(N
O)、二酸化窒素(NO2)、一二酸化窒素、(N
2O)、三二酸化窒素(N2O3)、四二酸化窒素(N2O
4)、五二酸化窒素(N2O5)、三酸化窒素(NO3)、
シリコン原子(Si)と酸素原子(O)と水素原子
(H)とを構成原子とする例えば、ジシロキサン(H3
SiOSiH3)、トリシロキサン(H3SiOSiH2
OSiH3)等の低級シロキサン等を挙げることができ
る。
【0045】本発明において、例えば、アモルファス窒
化シリコン(a−SiN)を形成する場合には、前記の
原料ガスのほかに、窒素原子導入用のガスとして使用出
来るものとして、窒素(N2)、アンモニア(NH3)、
ヒドラジン(H2NNH2)、アジ化水素(HN3)、ア
ンモニウム(NH4N3)等のガス状のまたはガス化し得
る窒素、窒素物及びアジ化物等の窒素化合物を挙げるこ
とができる。この他に、窒素原子の供給に加えて、ハロ
ゲン原子の供給も行えるという点から、三弗化窒素(F
3N)、四弗化窒素(F4N2)等のハロゲン化窒素化合
物を挙げることができる。
化シリコン(a−SiN)を形成する場合には、前記の
原料ガスのほかに、窒素原子導入用のガスとして使用出
来るものとして、窒素(N2)、アンモニア(NH3)、
ヒドラジン(H2NNH2)、アジ化水素(HN3)、ア
ンモニウム(NH4N3)等のガス状のまたはガス化し得
る窒素、窒素物及びアジ化物等の窒素化合物を挙げるこ
とができる。この他に、窒素原子の供給に加えて、ハロ
ゲン原子の供給も行えるという点から、三弗化窒素(F
3N)、四弗化窒素(F4N2)等のハロゲン化窒素化合
物を挙げることができる。
【0046】原料ガス供給管103は、電流測定器11
2を通して接地されている。高周波電力導入手段(高周
波電極)102は、マッチングボックス106を介して
高周波電源107と接続され、この高周波電極102に
高周波電力を付与することによって、高周波電極102
と基体101との間で放電を生じさせ、内部チャンバ1
11内にプラズマを発生させる。基体101はホルダー
(不図示)を介して回転軸108により支持されてい
る。さらに回転軸はギヤ110を介してモーター109
と接続され、モーターにより基体を回転させることによ
って、基体101上に均一な堆積膜が形成される。
2を通して接地されている。高周波電力導入手段(高周
波電極)102は、マッチングボックス106を介して
高周波電源107と接続され、この高周波電極102に
高周波電力を付与することによって、高周波電極102
と基体101との間で放電を生じさせ、内部チャンバ1
11内にプラズマを発生させる。基体101はホルダー
(不図示)を介して回転軸108により支持されてい
る。さらに回転軸はギヤ110を介してモーター109
と接続され、モーターにより基体を回転させることによ
って、基体101上に均一な堆積膜が形成される。
【0047】また基体101はヒーター104によっ
て、堆積膜の形成に必要な温度まで加熱される。この基
体の温度は目的とする堆積膜の特性により適宜最適範囲
が選択されるが、通常の場合、好ましくは20〜500
℃、より好ましくは50〜480℃、最適には100〜
450℃とするのが望ましい。
て、堆積膜の形成に必要な温度まで加熱される。この基
体の温度は目的とする堆積膜の特性により適宜最適範囲
が選択されるが、通常の場合、好ましくは20〜500
℃、より好ましくは50〜480℃、最適には100〜
450℃とするのが望ましい。
【0048】反応容器内のガス圧も同様に目的とする堆
積膜の特性により適宜最適範囲が選択されるが、通常の
場合、好ましくは1×10-5〜10Torr、更に好ま
しくは5×10-5〜3Torr、最適には1×10-4〜
1Torrである。
積膜の特性により適宜最適範囲が選択されるが、通常の
場合、好ましくは1×10-5〜10Torr、更に好ま
しくは5×10-5〜3Torr、最適には1×10-4〜
1Torrである。
【0049】次に図1の装置を用いた堆積膜形成の手順
について説明する。この装置を用いた堆積膜の形成は、
例えば以下のように行うことができる。
について説明する。この装置を用いた堆積膜の形成は、
例えば以下のように行うことができる。
【0050】まず、反応容器100内に、あらかじめ脱
脂洗浄した基体101を設置し、不図示の排気装置(例
えば真空ポンプ)により反応容器100内を排気する。
続いて、基体101を回転させながら、ヒーター104
により基体101の温度を20℃〜500℃の所望の温
度に制御する。
脂洗浄した基体101を設置し、不図示の排気装置(例
えば真空ポンプ)により反応容器100内を排気する。
続いて、基体101を回転させながら、ヒーター104
により基体101の温度を20℃〜500℃の所望の温
度に制御する。
【0051】基体101が所望の温度になったところ
で、原料ガス供給系(不図示)より原料ガスを原料ガス
供給管103を通して内部チャンバ111内に供給す
る。このときガスの突出等、極端な圧力変動が起きない
よう注意する。次に原料ガスの流量が所定の流量になっ
たところで、真空計(不図示)を見ながら排気バルブ
(不図示)を調整し、所望の内圧を得る。
で、原料ガス供給系(不図示)より原料ガスを原料ガス
供給管103を通して内部チャンバ111内に供給す
る。このときガスの突出等、極端な圧力変動が起きない
よう注意する。次に原料ガスの流量が所定の流量になっ
たところで、真空計(不図示)を見ながら排気バルブ
(不図示)を調整し、所望の内圧を得る。
【0052】内圧が安定したところで、高周波電源10
7を所望の電力に設定して、マッチングボックス106
を通じて高周波電極102に高周波電力を印加し、グロ
ー放電を生起させる。この際、電流測定器112により
原料ガス供給管103に流れ込む電流値を測定し、該電
流値が所望の値となるように、高周波電源107とマッ
チングボックス106を調整する。この放電エネルギー
によって反応容器100内に導入された原料ガスが分解
され、基体101上に所定の堆積膜が形成されるところ
となる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の
供給を止め、反応容器へのガスの流入を止め、堆積膜の
形成を終える。
7を所望の電力に設定して、マッチングボックス106
を通じて高周波電極102に高周波電力を印加し、グロ
ー放電を生起させる。この際、電流測定器112により
原料ガス供給管103に流れ込む電流値を測定し、該電
流値が所望の値となるように、高周波電源107とマッ
チングボックス106を調整する。この放電エネルギー
によって反応容器100内に導入された原料ガスが分解
され、基体101上に所定の堆積膜が形成されるところ
となる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の
供給を止め、反応容器へのガスの流入を止め、堆積膜の
形成を終える。
【0053】目的とする堆積膜の特性のため、基体上に
複数の層からなる堆積膜を形成する場合には、前記の操
作を繰り返すことによって、所望の層構成の堆積膜を得
ることができる。
複数の層からなる堆積膜を形成する場合には、前記の操
作を繰り返すことによって、所望の層構成の堆積膜を得
ることができる。
【0054】また図2に、内部チャンバ211内に高周
波電力と合わせて、マイクロ波電力を導入する場合の本
発明の堆積膜形成装置の1例を、模式的に示した。図2
ではマイクロ波導入窓213、導波管214、及びマイ
クロ波電源(不図示)、アイソレーター(不図示)等を
接続し、内部チャンバ211内の上下方向よりマイクロ
波を投入可能にしたものである。
波電力と合わせて、マイクロ波電力を導入する場合の本
発明の堆積膜形成装置の1例を、模式的に示した。図2
ではマイクロ波導入窓213、導波管214、及びマイ
クロ波電源(不図示)、アイソレーター(不図示)等を
接続し、内部チャンバ211内の上下方向よりマイクロ
波を投入可能にしたものである。
【0055】高周波電力と合わせてマイクロ波電力を導
入する装置を用いた堆積膜の形成は、例えば以下のよう
に行うことができる。
入する装置を用いた堆積膜の形成は、例えば以下のよう
に行うことができる。
【0056】まず、反応容器200内に、あらかじめ脱
脂洗浄した基体201を設置し、不図示の排気装置(例
えば真空ポンプ)により反応容器200内を排気する。
続いて、基体201を回転させながら、ヒーター204
により基体201の温度を20℃〜500℃の所望の温
度に制御する。
脂洗浄した基体201を設置し、不図示の排気装置(例
えば真空ポンプ)により反応容器200内を排気する。
続いて、基体201を回転させながら、ヒーター204
により基体201の温度を20℃〜500℃の所望の温
度に制御する。
【0057】基体201が所望の温度になったところ
で、原料ガス供給系(不図示)より原料ガスを原料ガス
供給管203を通して内部チャンバ211内に供給す
る。このときガスの突出等、極端な圧力変動が起きない
よう注意する。次に原料ガスの流量が所定の流量になっ
たところで、真空計(不図示)を見ながら排気バルブ
(不図示)を調整し、所望の内圧を得る。
で、原料ガス供給系(不図示)より原料ガスを原料ガス
供給管203を通して内部チャンバ211内に供給す
る。このときガスの突出等、極端な圧力変動が起きない
よう注意する。次に原料ガスの流量が所定の流量になっ
たところで、真空計(不図示)を見ながら排気バルブ
(不図示)を調整し、所望の内圧を得る。
【0058】内圧が安定したところで、高周波電源20
7を所望の電力に設定して、マッチングボックス206
を通じて高周波電極202に高周波電力を印加し、更に
は、マイクロ波電源(不図示)を所望の電力に設定し
て、アイソレーター(不図示)、導波管214を通じ
て、マイクロ波導入窓213を介して放電空間211内
にマイクロ波電力を投入して、グロー放電を生起させ
る。この際、電流測定器212により原料ガス供給管2
03に流れ込む電流値を測定し、該電流値が所望の値と
なるように、高周波電源207とマッチングボックス2
06もしくはマイクロ波電源(不図示)とアイソレータ
ー(不図示)を調整する。この放電エネルギーによって
反応容器200内に導入された原料ガスが分解され、基
体201に所定の堆積膜が形成されるところとなる。所
望の膜厚の形成が行なわれた後、高周波電力及びマイク
ロ波電力の供給を止め、反応容器へのガスの流入を止
め、堆積膜の形成を終える。
7を所望の電力に設定して、マッチングボックス206
を通じて高周波電極202に高周波電力を印加し、更に
は、マイクロ波電源(不図示)を所望の電力に設定し
て、アイソレーター(不図示)、導波管214を通じ
て、マイクロ波導入窓213を介して放電空間211内
にマイクロ波電力を投入して、グロー放電を生起させ
る。この際、電流測定器212により原料ガス供給管2
03に流れ込む電流値を測定し、該電流値が所望の値と
なるように、高周波電源207とマッチングボックス2
06もしくはマイクロ波電源(不図示)とアイソレータ
ー(不図示)を調整する。この放電エネルギーによって
反応容器200内に導入された原料ガスが分解され、基
体201に所定の堆積膜が形成されるところとなる。所
望の膜厚の形成が行なわれた後、高周波電力及びマイク
ロ波電力の供給を止め、反応容器へのガスの流入を止
め、堆積膜の形成を終える。
【0059】目的とする堆積膜の特性のため、基体上に
複数の層からなる堆積膜を形成する場合には、前記の操
作を繰り返すことによって、所望の層構成の堆積膜を得
ることができる。
複数の層からなる堆積膜を形成する場合には、前記の操
作を繰り返すことによって、所望の層構成の堆積膜を得
ることができる。
【0060】
【実施例】以下本発明の効果を実証するための具体例を
説明するが、本発明は具体例によって何等限定されるも
のではない。
説明するが、本発明は具体例によって何等限定されるも
のではない。
【0061】(実施例1)図1に示した堆積膜形成装置
において、発振周波数105MHzの高周波電源107
を用い、ステンレス製の高周波導入手段102と原料ガ
ス導入手段103を用い、アルミニウム製の円筒状基体
101上にa−Si膜を成膜し、電子写真用感光体を作
成した。
において、発振周波数105MHzの高周波電源107
を用い、ステンレス製の高周波導入手段102と原料ガ
ス導入手段103を用い、アルミニウム製の円筒状基体
101上にa−Si膜を成膜し、電子写真用感光体を作
成した。
【0062】成膜するにあたっては、電流測定器112
での電流値を所望の値になるように、マッチングボッス
ク106と高周波電源107を調整し、表1に示す成膜
条件に従って10回成膜を行った。
での電流値を所望の値になるように、マッチングボッス
ク106と高周波電源107を調整し、表1に示す成膜
条件に従って10回成膜を行った。
【0063】
【表1】
【0064】(比較例1)実施例1において、電流測定
器112での電流値を参照せずに、マッチングボックス
106と高周波電源107の間に設けた電力計(不図
示)を参照し、高周波電源107の出力値が表2に示す
値になるように、マッチングボックス106と高周波電
源107を調整した以外は、実施例1と同様にして10
回成膜を行った。
器112での電流値を参照せずに、マッチングボックス
106と高周波電源107の間に設けた電力計(不図
示)を参照し、高周波電源107の出力値が表2に示す
値になるように、マッチングボックス106と高周波電
源107を調整した以外は、実施例1と同様にして10
回成膜を行った。
【0065】
【表2】 実施例1、比較例1で作成した電子写真用光受容部材は
次の方法で評価した。
次の方法で評価した。
【0066】(1)膜厚分布評価 各々の感光体について軸方向5ケ所×周方向3ケ所の計
15ケ所の膜厚を渦電流式膜厚計(Kett科学研究所
製)により測定し、1回の成膜毎の全感光体の平均膜厚
を求めた。
15ケ所の膜厚を渦電流式膜厚計(Kett科学研究所
製)により測定し、1回の成膜毎の全感光体の平均膜厚
を求めた。
【0067】(2)電子写真特性 各々の感光体について電子写真装置(キヤノン社製NP
6060を実験用に改造したもの)にセットして、初期
の帯電能、残留電位等の電子写真特性を次のように評価
した。
6060を実験用に改造したもの)にセットして、初期
の帯電能、残留電位等の電子写真特性を次のように評価
した。
【0068】・帯電能 …… 電子写真用光受容部材を
実験装置に設置し、帯電器に+6kVの高電圧を印加し
コロナ帯電を行ない、表面電位計により電子写真用光受
容部材の暗部表面電位を測定し、1回の成膜毎の全感光
体の平均帯電能を求めた。
実験装置に設置し、帯電器に+6kVの高電圧を印加し
コロナ帯電を行ない、表面電位計により電子写真用光受
容部材の暗部表面電位を測定し、1回の成膜毎の全感光
体の平均帯電能を求めた。
【0069】・残留電位 …… 電子写真用光受容部材
を、一定の暗部表面電位に帯電させる。そして直ちに一
定光量の比較的強い光を照射する。光像はハロゲンラン
プ光源を用い、フィルターを用いて550nm以下の波
長域の光を除いた光を照射した。この時表面電位計によ
り電子写真用光受容部材の明部表面電位を測定し、1回
の成膜毎の全感光体の平均残留電位を求めた。
を、一定の暗部表面電位に帯電させる。そして直ちに一
定光量の比較的強い光を照射する。光像はハロゲンラン
プ光源を用い、フィルターを用いて550nm以下の波
長域の光を除いた光を照射した。この時表面電位計によ
り電子写真用光受容部材の明部表面電位を測定し、1回
の成膜毎の全感光体の平均残留電位を求めた。
【0070】以上の評価を行い、実施例1と比較例1で
作成した電子写真用光受容部材の各特性の標準偏差値と
平均値を求めた。その結果を、比較例1を基準とした相
対値で表3に示す。表3から解るように、本発明の実施
例1は特性バラツキが少なく、本発明に従えば、再現性
良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来
ることが判明した。
作成した電子写真用光受容部材の各特性の標準偏差値と
平均値を求めた。その結果を、比較例1を基準とした相
対値で表3に示す。表3から解るように、本発明の実施
例1は特性バラツキが少なく、本発明に従えば、再現性
良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来
ることが判明した。
【0071】
【表3】 (注)比較例1を基準とした相対値
【0072】(実施例2)図2に示した堆積膜形成装置
において、発振周波数105MHzの高周波電源207
を用い、アルミニウム製の円筒状基体201上にa−S
i膜を成膜し、電子写真用感光体を作成した。
において、発振周波数105MHzの高周波電源207
を用い、アルミニウム製の円筒状基体201上にa−S
i膜を成膜し、電子写真用感光体を作成した。
【0073】成膜するにあたっては、電流測定器212
での電流値を所望の値になるように、マッチングボック
ス206と高周波電源207を調整し、表4に示す成膜
条件に従って10回成膜を行った。
での電流値を所望の値になるように、マッチングボック
ス206と高周波電源207を調整し、表4に示す成膜
条件に従って10回成膜を行った。
【0074】
【表4】
【0075】(比較例2)実施例2において、電流測定
器212での電流値を参照せずに、マッチングボックス
206と高周波電源207の間に設けた電力計(不図
示)を参照し、高周波電源207の出力値が表5に示す
値になるように、マッチングボックス206と高周波電
源207を調整した以外は、実施例2と同様にして10
回成膜を行った。
器212での電流値を参照せずに、マッチングボックス
206と高周波電源207の間に設けた電力計(不図
示)を参照し、高周波電源207の出力値が表5に示す
値になるように、マッチングボックス206と高周波電
源207を調整した以外は、実施例2と同様にして10
回成膜を行った。
【0076】
【表5】 実施例2、比較例2で作成した電子写真用光受容部材を
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果を表6に示す。表6から解るよう
に、本発明の実施例2は特性バラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果を表6に示す。表6から解るよう
に、本発明の実施例2は特性バラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
【0077】
【表6】 (注)比較例2を基準とした相対値
【0078】(実施例3)図2に示した堆積膜形成装置
において、発振周波数105MHzの高周波電源207
を用い、アルミニウム製の円筒状基体201上にa−S
i膜を成膜し、電子写真用感光体を作成した。
において、発振周波数105MHzの高周波電源207
を用い、アルミニウム製の円筒状基体201上にa−S
i膜を成膜し、電子写真用感光体を作成した。
【0079】成膜するにあたっては、高周波電源の出力
値及び電流測定器212での電流値を表7に示す値にな
るように、高周波電源及びマイクロ波電源(不図示)を
調整した以外は、実施例2と同様にして10回成膜を行
った。
値及び電流測定器212での電流値を表7に示す値にな
るように、高周波電源及びマイクロ波電源(不図示)を
調整した以外は、実施例2と同様にして10回成膜を行
った。
【0080】
【表7】 実施例3で作成した電子写真用光受容部材を実施例1と
同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を評価した。
比較例2と比較した結果を表8に示す。表8から解るよ
うに、本発明の実施例3は特性バラツキが少なく、本発
明に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形
成することが出来ることが判明した。
同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を評価した。
比較例2と比較した結果を表8に示す。表8から解るよ
うに、本発明の実施例3は特性バラツキが少なく、本発
明に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形
成することが出来ることが判明した。
【0081】
【表8】 (注)比較例2を基準とした相対値
【0082】(実施例4)図1に示した堆積膜形成装置
において、高周波電源107の発振周波数を20MH
z、50MHz、300MHz、450MHzとした以
外は、実施例1と同様の条件で各々10回成膜し、電子
写真用感光体を作成した。
において、高周波電源107の発振周波数を20MH
z、50MHz、300MHz、450MHzとした以
外は、実施例1と同様の条件で各々10回成膜し、電子
写真用感光体を作成した。
【0083】(比較例3)図1に示した堆積膜形成装置
において高周波電源107の発振周波数を20MHz、
50MHz、300MHz、450MHzとした以外
は、比較例1と同様の条件で各々10回成膜し、電子写
真用感光体を作成した。
において高周波電源107の発振周波数を20MHz、
50MHz、300MHz、450MHzとした以外
は、比較例1と同様の条件で各々10回成膜し、電子写
真用感光体を作成した。
【0084】実施例4、比較例3で作成した電子写真用
光受容部材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電
能、残留電位を評価した。その結果、比較例3よりも実
施例4の電子写真用感光体のほうが、いずれの高周波電
源周波数においても、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば、再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形
成することが出来ることが判明した。
光受容部材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電
能、残留電位を評価した。その結果、比較例3よりも実
施例4の電子写真用感光体のほうが、いずれの高周波電
源周波数においても、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば、再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形
成することが出来ることが判明した。
【0085】(実施例5)表9に示す成膜条件とした以
外には、実施例1と同様の条件で各々10回成膜し、電
子写真用感光体を作成した。
外には、実施例1と同様の条件で各々10回成膜し、電
子写真用感光体を作成した。
【0086】
【表9】
【0087】(比較例4)比較例1と同様に、高周波電
源107の出力値が表10に示す値になるようにした以
外は、実施例5と同様にして10回成膜を行った。
源107の出力値が表10に示す値になるようにした以
外は、実施例5と同様にして10回成膜を行った。
【0088】
【表10】 実施例5、比較例4で作成した電子写真用光受容部材を
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例4よりも実施例5の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例4よりも実施例5の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
【0089】(実施例6)表11に示す成膜条件とした
以外には、実施例2と同様の条件で各々10回成膜し、
電子写真用感光体を作成した。
以外には、実施例2と同様の条件で各々10回成膜し、
電子写真用感光体を作成した。
【0090】
【表11】
【0091】(比較例5)比較例2と同様に、高周波電
源107の出力値が表12に示す値になるようにした以
外は、実施例6と同様にして10回成膜を行った。
源107の出力値が表12に示す値になるようにした以
外は、実施例6と同様にして10回成膜を行った。
【0092】
【表12】 実施例6、比較例5で作成した電子写真用光受容部材を
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例5よりも実施例6の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例5よりも実施例6の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
【0093】(実施例7)表13に示す成膜条件とした
以外には、実施例2と同様の条件で各々10回成膜し、
電子写真用感光体を作成した。
以外には、実施例2と同様の条件で各々10回成膜し、
電子写真用感光体を作成した。
【0094】
【表13】
【0095】(比較例6)比較例2と同様に、高周波電
源107の出力値が表14に示す値になるようにした以
外は、実施例7と同様にして10回成膜を行った。
源107の出力値が表14に示す値になるようにした以
外は、実施例7と同様にして10回成膜を行った。
【0096】
【表14】 実施例7、比較例6で作成した電子写真用光受容部材を
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例6よりも実施例7の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位を
評価した。その結果、比較例6よりも実施例7の電子写
真用感光体のほうが、特性のバラツキが少なく、本発明
に従えば再現性良く、かつ、良好な膜質の堆積膜を形成
することが出来ることが判明した。
【0097】(実施例8)チタニウム合金製の高周波電
力導入手段102を用いた以外には、実施例1と同様の
条件で、電子写真用感光体を作成した。
力導入手段102を用いた以外には、実施例1と同様の
条件で、電子写真用感光体を作成した。
【0098】実施例8で作成した電子写真用光受容部材
を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位
を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子写
真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位
を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子写
真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0099】(実施例9)チタニウム合金製のガス導入
手段103を用いた以外には、実施例1と同様の条件
で、電子写真用感光体を作成した。
手段103を用いた以外には、実施例1と同様の条件
で、電子写真用感光体を作成した。
【0100】実施例9で作成した電子写真用光受容部材
を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位
を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子写
真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電位
を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子写
真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0101】(実施例10)チタニウム合金製の高周波
電力導入手段202及びガス導入手段203を用いた以
外には、実施例2と同様の条件で、電子写真用感光体を
作成した。
電力導入手段202及びガス導入手段203を用いた以
外には、実施例2と同様の条件で、電子写真用感光体を
作成した。
【0102】実施例10で作成した電子写真用光受容部
材を実施例2と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例2と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
材を実施例2と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例2と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0103】(実施例11)図3に示した堆積膜形成装
置において、4本のステンレス製の高周波電力導入手段
302を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電
子写真用感光体を作成した。
置において、4本のステンレス製の高周波電力導入手段
302を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電
子写真用感光体を作成した。
【0104】実施例11で作成した電子写真用光受容部
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0105】(実施例12)図4に示した堆積膜形成装
置において、4本のステンレス製の原料ガス導入手段4
03を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電子
写真用感光体を作成した。
置において、4本のステンレス製の原料ガス導入手段4
03を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電子
写真用感光体を作成した。
【0106】実施例12で作成した電子写真用光受容部
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0107】(実施例13)図5に示した堆積膜形成装
置において、2本のチタニウム合金製の高周波電力導入
手段502及び2本のステンレス製の原料ガス導入手段
503を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電
子写真用感光体を作成した。
置において、2本のチタニウム合金製の高周波電力導入
手段502及び2本のステンレス製の原料ガス導入手段
503を用いた以外には、実施例1と同様の条件で、電
子写真用感光体を作成した。
【0108】実施例13で作成した電子写真用光受容部
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
材を実施例1と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例1と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0109】(実施例14)図6に示した堆積膜形成装
置において、2本のチタニウム合金製の高周波電力導入
手段602及び2本のチタニウム合金製の原料ガス導入
手段603を用いた以外には、実施例2と同様の条件
で、電子写真用感光体を作成した。
置において、2本のチタニウム合金製の高周波電力導入
手段602及び2本のチタニウム合金製の原料ガス導入
手段603を用いた以外には、実施例2と同様の条件
で、電子写真用感光体を作成した。
【0110】実施例14で作成した電子写真用光受容部
材を実施例2と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例2と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
材を実施例2と同様の手順で膜厚分布、帯電能、残留電
位を評価した。その結果、実施例2と同様な特性の電子
写真用感光体が得られ、本発明に従えば再現性良く、か
つ、良好な膜質の堆積膜を形成することが出来ることが
判明した。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、従来の問題点をことご
とく克服し、従来のプラズマプロセスでは達成出来なか
った比較的大面積の基体を均一に再現性良くプラズマ処
理することが可能となる。
とく克服し、従来のプラズマプロセスでは達成出来なか
った比較的大面積の基体を均一に再現性良くプラズマ処
理することが可能となる。
【0112】更には、製造時間が短く低コストであり、
例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体を製造する
のに最適な堆積膜形成装置を提供することが可能とな
る。
例えば、画像特性に優れた電子写真用感光体を製造する
のに最適な堆積膜形成装置を提供することが可能とな
る。
【図1】本発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図で
あり、図1(a)は横断面図、図1(b)縦断面図をそ
れぞれ示している。
あり、図1(a)は横断面図、図1(b)縦断面図をそ
れぞれ示している。
【図2】マイクロ波電力も合わせて導入する方式の、本
発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図であり、図2
(a)は横断面図、図2(b)は縦断面図をそれぞれ示
している。
発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図であり、図2
(a)は横断面図、図2(b)は縦断面図をそれぞれ示
している。
【図3】複数の高周波電力導入手段を有する方式の、本
発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図である。
発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図である。
【図4】複数の原料ガス導入手段を有する方式の、本発
明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図である。
明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図である。
【図5】複数の高周波電力導入手段及び複数の原料ガス
導入手段を有する方式の、本発明の堆積膜形成装置の一
例を示す模式図である。
導入手段を有する方式の、本発明の堆積膜形成装置の一
例を示す模式図である。
【図6】複数の高周波電力導入手段及び複数の原料ガス
導入手段を有し、マイクロ波電力も合わせて導入する方
式の、本発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図であ
る。
導入手段を有し、マイクロ波電力も合わせて導入する方
式の、本発明の堆積膜形成装置の一例を示す模式図であ
る。
【図7】従来の堆積膜形成装置の一例を示す模式図であ
り、図7(a)は横断面図、図7(b)は縦断面図をそ
れぞれ示している。
り、図7(a)は横断面図、図7(b)は縦断面図をそ
れぞれ示している。
100,200,300,400,500,600,7
00 反応容器、 101,201,301,401,501,601,7
01 円筒状導電性基体、 102,202,302,402,502,602 高
周波電極(高周波電力導入手段)、 103,203,303,403,503,603,7
03 原料ガス供給管、 104,204,704 ヒーター、 105,205,305,405,505,605,7
05 排気管、 106,206,306,406,506,606 マ
ッチングボックス、 107,207,407,507,607,707 高
周波電源、 108,208,708 回転軸、 109,209,709 モーター、 110,210,710 ギヤ、 111,211,311,411,511,611,7
11 内部チャンバ、 112,212,312,412,512,612 電
流測定器、 213,613,713 マイクロ波導入窓、 214,714 マイクロ波導入窓。
00 反応容器、 101,201,301,401,501,601,7
01 円筒状導電性基体、 102,202,302,402,502,602 高
周波電極(高周波電力導入手段)、 103,203,303,403,503,603,7
03 原料ガス供給管、 104,204,704 ヒーター、 105,205,305,405,505,605,7
05 排気管、 106,206,306,406,506,606 マ
ッチングボックス、 107,207,407,507,607,707 高
周波電源、 108,208,708 回転軸、 109,209,709 モーター、 110,210,710 ギヤ、 111,211,311,411,511,611,7
11 内部チャンバ、 112,212,312,412,512,612 電
流測定器、 213,613,713 マイクロ波導入窓、 214,714 マイクロ波導入窓。
Claims (10)
- 【請求項1】 減圧可能な反応容器内において同一円周
上に配置される複数の円筒状導電性基体を回転させるた
めの手段と、原料ガスを前記円筒状導電性基体の配置円
内に導入するための原料ガス導入手段と、高周波電力を
前記円筒状導電性基体の配置円内に導入するための高周
波電力導入手段とを有する、前記円筒状導電性基体上に
堆積膜を形成する堆積膜形成装置において、前記原料ガ
ス導入手段を導電性部材により構成し、該原料ガス導入
手段に流れる電流値を検知するための電流検知手段と、
該電流値が所望の値となるように、前記高周波電力導入
手段により導入される高周波電力量を調整するため手段
とを設けたことを特徴とする堆積膜形成装置。 - 【請求項2】 前記高周波電力の周波数が20MHz〜
450MHzであることを特徴とする請求項1に記載の
堆積膜形成装置。 - 【請求項3】 前記円筒状導電性基体の配置円内にマイ
クロ波電力を導入する手段を有することを特徴とする請
求項1または2に記載の堆積膜形成装置。 - 【請求項4】 前記原料ガス導入手段に流れる電流値が
所望の値となるように、前記マイクロ波電力導入手段を
調整することを特徴とする請求項3に記載の堆積膜形成
装置。 - 【請求項5】 前記原料ガス導入手段がステンレスから
なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
記載の堆積膜形成装置。 - 【請求項6】 前記高周波電力導入手段がステンレスか
らなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項
に記載の堆積膜形成装置。 - 【請求項7】 前記原料ガス導入手段が主にチタニウム
からなることを特徴とする請求項1乃至4及び6のいず
れか1項に記載の堆積膜形成装置。 - 【請求項8】 前記高周波電力導入手段が主にチタニウ
ムからなることを特徴とする請求項1乃至5及び7のい
ずれか1項に記載の堆積膜形成装置。 - 【請求項9】 前記原料ガス導入手段を複数有すること
を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の堆
積膜形成装置。 - 【請求項10】 前記高周波電力導入手段を複数有する
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載
の堆積膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7901294A JPH07288233A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 堆積膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7901294A JPH07288233A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 堆積膜形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07288233A true JPH07288233A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13678041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7901294A Pending JPH07288233A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 堆積膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07288233A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012507150A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | サンディスク スリーディー,エルエルシー | 低減された層間剥離特性を示す炭素系メモリ素子およびその形成方法 |
| JP2013254915A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Canon Inc | 堆積膜形成方法および電子写真感光体の製造方法 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7901294A patent/JPH07288233A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012507150A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | サンディスク スリーディー,エルエルシー | 低減された層間剥離特性を示す炭素系メモリ素子およびその形成方法 |
| JP2013254915A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Canon Inc | 堆積膜形成方法および電子写真感光体の製造方法 |
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