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JPH069970A - 合成ディーゼル油 - Google Patents

合成ディーゼル油

Info

Publication number
JPH069970A
JPH069970A JP6565693A JP6565693A JPH069970A JP H069970 A JPH069970 A JP H069970A JP 6565693 A JP6565693 A JP 6565693A JP 6565693 A JP6565693 A JP 6565693A JP H069970 A JPH069970 A JP H069970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diesel oil
synthetic diesel
synthetic
parts
heavy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6565693A
Other languages
English (en)
Inventor
Chen Zheng
晨 鄭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH069970A publication Critical patent/JPH069970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】主成分として重質ベンゾール(重質ベンゼン系
材料)を含有し、高寒冷地での使用に特に適した合成デ
ィーゼル油を提供すること。 【構成】35−60容量部の重質ベンゾール、20−3
5容量部のケロシン、および2−27容量部のセタン価
改良剤を含む合成ディーゼル油。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通の地域と同様に高
寒冷地域においてディーゼルエンジンに使用するのに特
に適した合成ディーゼル油に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料として用いられるディーゼル油は大
部分が石油の精製により得られる。その製品は石油備蓄
により制限される。工業、農業、通信および輸送の発展
ならびに人々の生活基準の向上に伴って、ディーゼル油
に関する供給と需要の間の矛盾が次第に著しくなってき
ている。この問題を解決するために、合成液体燃料が中
国その他の国で最近現われた。米国特許第4,336,
023号、4,300,912号、4,298,352
号明細書および中国特許出願第87104075号明細
書に示されるように、この液体燃料の1種はメタノール
を主原料として使用し、天然のガソリンまたはディーゼ
ル油の代替品として使用しうる。これらにおいて配合物
の主成分には、炭化水素、ポリオキシアルキレン混合
物、またはポリエチレングリコール液などが、メタノー
ル、エタノールまたはブタノールのほかに含まれる。こ
の種類の燃料の欠点は以下のとおりである:出発原料が
高価な、かつ現在では供給量の少ない原料化学物質であ
る;製品の燃焼が完全でなく、結果的にパワー不足であ
り、黒煙を排気する;登山能および過負荷における性能
が貧弱である;ならびにエンジンに対して腐食作用およ
び摩耗作用を示す。
【0003】第2の種類の燃料は、米国特許第4,67
3,411号明細書、中国特許出願第88109773
号明細書および中国特許出願第90101391号明細
書に示されるように精製タール油を主原料として使用し
た合成ディーゼル油である。これらにおいて配合物の成
分には、ケロシンおよび少量のアルコール、エーテルま
たは硝酸アルキルなどが、精製タール油のほかに含まれ
る。主原料を得るのは容易であるが、この種類の合成デ
ィーゼル油はなお、たとえば貧弱な燃焼性能、排気され
る黒煙による大気汚染、およびエンジンに対する摩耗作
用などの欠点をもつ。従って上記2種類の合成燃料は、
実際には現在まで広範には使用されていない。第3の種
類の燃料は主原料としてのトルエンをアルコールと混合
することにより調製された合成液体燃料であり、本発明
のものに最も近い。それはガソリンのものに近い作業性
能をもち、ガソリン内燃機関に用いるのに適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、主成分とし
て重質ベンゾール(heavy benzol、重質ベ
ンゼン系材料)を含有し、高寒冷地での使用に特に適し
た合成ディーゼル油を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の合成ディーゼル
油は、重質ベンゾール35−60容量部、ケロシン20
−35容量部、およびセタン価改良剤2−27容量部を
含むことを特徴とする。
【0006】本発明による合成ディーゼル油は、35−
60容量部の重質ベンゾール、20−35容量部のケロ
シン、および2−27容量部のセタン価改良剤を含む。
【0007】主成分であり、石油の精製およびコークス
化プラントの副生物である重質ベンゾールは、メシチレ
ン、インデンおよびベンゾフランの混合物であり、石油
工業の残屑である粗製ベンゾールの蒸留により150−
200℃における留出液として低価格で得られる。重質
ベンゾールは、好ましくは38−43容量部の量で添加
される。
【0008】本発明に用いられるケロシンは、目的とす
る製品の凝固点に応じて分解ケロシンまたは燈用ケロシ
ンであってよい。一般に低い凝固点の製品には分解ケロ
シンを用い、高い凝固点の製品には燈用ケロシンを用い
ることが好ましい。ケロシンは主として本発明において
起爆剤の役割を果たすが、分解ケロシンは凝固点をある
程度降下させる作用をも備えている。ケロシンは好まし
くは24−30容量部の量で添加される。
【0009】本発明に用いられるセタン価改良剤は、ニ
トレートもしくはニトリット、たとえば硝酸ペンチルも
しくは亜硝酸イソペンチルなど;ニトロアルカン、たと
えばニトロブタンもしくはニトロオクタン;または異性
体炭化水素、天然の軽質ディーゼル油もしくは重質ディ
ーゼル油から選ばれる1種または2種の物質であってよ
い。これは合成ディーゼル油のセタン価が20−50と
なるように調整するために適切な改良剤量で添加しう
る。改良剤の添加量は、一般に天然ディーゼル油につい
ては20部以上、他の上記物質については全体として1
0部以下である。好ましくは改良剤として添加される天
然ディーゼル油は20−27部、改良剤として添加され
る他の物質は2−10部である。商業性の観点からは、
天然ディーゼル油をセタン価改良剤として用いる方が価
格は低い。一般に低速および高速ディーゼルエンジンに
ついては、セタン価を調整するためにそれぞれ重質およ
び軽質ディーゼル油を用いることが好ましい。
【0010】本発明によれば、合成ディーゼル油は凝固
点降下剤を含有しうる。合成ディーゼル油に用いられる
凝固点降下剤は、エチレン−酢酸ビニルコポリマーまた
はアルキルナフタリンから選ばれるいかなる物質であっ
てもよい。凝固点降下剤を添加しない場合はGB 25
2−87のNo.0ディーゼル油のものに相当する凝固
点が得られ、一方約0.01−3容量部の凝固点降下剤
を添加することによりそれぞれNo.−10、−20、
−35、−50またはそれ以上のディーゼル油のものに
相当する凝固点をもつ合成ディーゼル油が得られる。
【0011】本発明のディーゼル油の製法は簡単かつ一
般的である。本方法は下記の工程からなる: (1)選ばれた原料を混合する (2)少量の沈殿剤を添加する (3)混合物を常法により撹拌する (4)混合物を遠心分離するか、または静置する (5)常法により濾過する。
【0012】本方法に用いられる沈殿剤は、不純物の沈
殿を促進するためのものである。それは水酸化ナトリウ
ムまたはリン酸二水素ナトリウムから選ぶことができ、
好ましくはリン酸二水素ナトリウムである。沈殿剤は好
ましくは工業的純度98%以上の結晶質固体の形であ
り、調製過程で合成ディーゼル油の成分の混合溶液に直
接に、合成ディーゼル油の成分の全重量を基準として
0.1−0.5%の量で添加される。
【0013】撹拌工程は数分か、またはそれ以上を要す
るかも知れない。混合物を遠心装置で処理する場合、遠
心分離工程に要する時間は短い。あるいは混合物を数日
間静置したのち、濾過工程を行うことができる。本方法
は室温またはそれより若干低い温度で、大気圧下に実施
される。
【0014】
【実施例】実施例1 380Lの重質ベンゾール、350Lの燈用ケロシンお
よび270Lの軽質ディーゼル油を1500Lの容器内
で18℃の温度において混合した。工業的純度98%の
結晶質固体水酸化ナトリウム5kgを混合物に添加し
た。混合物を通常の電気撹拌機により約10分間撹拌
し、そして混合物を72時間静置した。混合物を濾過し
たのち、得られた製品約1000Lは赤褐色の透明な液
体であった。
【0015】GB 252−87のNo.0合成ディー
ゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従って
調製した。これを品質試験において試料油No.1と表
示した。
【0016】実施例2 実施例1と同じ方法で実施例2の試料を調製した。出発
原料は60Lの重質ベンゾール、34Lの燈用ケロシ
ン、4.6Lの硝酸ペンチル、および1.4Lのアルキ
ルナフタリンを含有していた。出発原料の全重量を基準
として0.1重量%のリン酸二水素ナトリウムを添加し
た。
【0017】GB 252−87のNo.−10合成デ
ィーゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従
って調製した。これを品質試験において試料油No.2
と表示した。
【0018】実施例3 実施例1と同じ方法で試料を調製した。出発原料は55
Lの重質ベンゾール、35Lの分解ケロシン、4.5L
のニトロブタン、3.0Lのニトロオクタン、および
2.5Lのアルキルナフタリンを含有していた。同様に
すべての出発原料の全重量を基準として0.1重量%の
リン酸二水素ナトリウムを添加した。
【0019】GB 252−87のNo.−20合成デ
ィーゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従
って調製した。これを品質試験において試料油No.3
と表示した。
【0020】実施例4 実施例1と同じ方法で試料を調製した。出発原料は45
Lの重質ベンゾール、34Lの分解ケロシン、20.7
Lの重質ディーゼル油、および0.2Lのエチレン−酢
酸ビニルコポリマーであった。同様にすべての出発原料
の全重量を基準として0.3重量%のリン酸二水素ナト
リウムを添加した。
【0021】GB 252−87のNo.−35合成デ
ィーゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従
って調製した。これを品質試験において試料油No.4
と表示した。この製品は冬季に低速ディーゼルエンジン
に用いるのに適している。
【0022】実施例5 実施例1と同じ方法で試料を調製した。出発原料は50
Lの重質ベンゾール、27.6Lの分解ケロシン、22
Lの軽質ディーゼル油、および0.4Lのエチレン−酢
酸ビニルコポリマーであった。同様にすべての出発原料
の全重量を基準として0.2重量%のリン酸二水素ナト
リウムを添加した。
【0023】GB 252−87のNo.−35合成デ
ィーゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従
って調製した。これを品質試験において試料油No.5
と表示した。この製品は冬季および高寒冷地域で高速デ
ィーゼルエンジンに用いるのに適している。
【0024】実施例6 実施例1と同じ方法で試料を調製した。出発原料は4
2.5Lの重質ベンゾール、30Lの分解ケロシン、2
7Lの軽質ディーゼル油、および0.5Lのエチレン−
酢酸ビニルコポリマーであった。同様に出発原料の全重
量を基準として0.2重量%の水酸化素ナトリウムを添
加した。
【0025】GB 252−87のNo.−50合成デ
ィーゼル油に相当する合成ディーゼル油を上記方法に従
って調製した。これを品質試験において試料油No.6
と表示した。この製品は冬季および超高寒冷地域で高速
ディーゼルエンジンに用いるのに適している。
【0026】実施例1−6の試料油につき品質指数に関
する試験を行い、凝固点;低温濾過点;流動点;引火
点、密度および動粘度;イオウ、炭素、水および機械的
不純物の含量;酸性度およびアルカリ性度;腐食度;
色、ならびにセタン価を表1に示す。これらのデータは
将来のディーゼル油につき明示される指数が本質的に達
成されたことを表す。
【0027】試料油のNo.4およびNo.5の合成デ
ィーゼル油を、6トンの″日野″トラック、4トンの″
いすず″トラック、および歩行式トラクター(walk
ing tractor)にそれぞれ装填し、100k
mおよび500kmの走行試験を行った。始動性、パワ
ー性、100km当たりの燃料消費量、排気煙の状態、
ならびにエンジン部品の腐食および摩耗を試験した。そ
の結果は以下のことを示す: 1.始動感度は天然ディーゼル油の1−2倍である。特
に歩行式トラクターはこの燃料を用いることにより−8
℃程度の低い気温においても正常に始動することがで
き、明らかに始動性において天然ディーゼル油のものよ
り優れている; 2.それぞれ無負荷、全負荷および過負荷における走行
により測定したパワー性は、燃料の燃焼が均一であり、
走行がなめらかであり、かつ17°の傾斜角度において
3種類のギヤーのいずれによっても正常な走行が達成さ
れることを示す; 3.100km当たりの燃料消費量は天然ディーゼル油
のものよりわずかに少ない。測定されたデータは以下の
とおりである:5トンの″いすず″トラックについて
は、合成データ油は13.5L/100km、天然ディ
ーゼル油は14L/100kmであり、6トンの″日
野″トラックについては、合成ディーゼル油は17.5
L/100km、天然ディーゼル油は18L/100k
mである; 4.排気煙の量は国内基準(National Sta
ndard)より低い。視覚観察によりダストまたは煤
煙を検出することはできなかった; 5.走行試験ののち、燃料インゼクター、高圧ポンプの
燃料パイプ、およびインゼクターのゴムリングの検査に
際して異常は認められなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明の燃料は、セタン価が適切であ
り、点火性が良好であり、燃焼効率が高く、排気煙の量
が少なく、凝固点および粘度が適度であり、水および機
械的不純物が含まれず、調製法および装置が簡単であ
り、石油化学工業における残屑から容易に入手されるた
め本発明の合成ディーゼル油の調製が低価格となり、市
場においてかなり強い競争力をもつことなど、多数の利
点を示す。
【0029】
【表1】実施例1−6の試料油につき測定された品質指
数データ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35−60容量部の重質ベンゾール、2
    0−35容量部のケロシン、および2−27容量部のセ
    タン価改良剤を含む合成ディーゼル油。
  2. 【請求項2】 合成ディーゼル油が0.01−3容量部
    の凝固点降下剤を含む、請求項1に記載の合成ディーゼ
    ル油。
  3. 【請求項3】 セタン価改良剤が、ニトレート、ニトリ
    ット、ニトロアルカン、異性体炭化水素、天然の軽質デ
    ィーゼル油および重質ディーゼル油よりなる群から選ば
    れる1種または2種である、請求項1に記載の合成ディ
    ーゼル油。
  4. 【請求項4】 セタン価改良剤が、好ましくは天然の軽
    質ディーゼル油または天然の重質ディーゼル油である、
    請求項3に記載の合成ディーゼル油。
  5. 【請求項5】 凝固点降下剤がエチレン−酢酸ビニルコ
    ポリマーまたはアルキルナフタリンである、請求項2に
    記載の合成ディーゼル油。
  6. 【請求項6】 重質ベンゾールが38−43容量部であ
    る、請求項1に記載の合成ディーゼル油。
  7. 【請求項7】 ケロシンが24−30容量部である、請
    求項1に記載の合成ディーゼル油。
  8. 【請求項8】 合成ディーゼル油の調製プロセスにおい
    て沈殿剤を使用し、該沈殿剤が合成ディーゼル油の成分
    の全重量を基準として0.1−0.5重量%である、請
    求項1に記載の合成ディーゼル油。
  9. 【請求項9】 沈殿剤が水酸化ナトリウムまたはリン酸
    二水素ナトリウム、好ましくはリン酸二水素ナトリウム
    である、請求項8に記載の合成ディーゼル油。
JP6565693A 1992-03-26 1993-03-24 合成ディーゼル油 Pending JPH069970A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92102043 1992-03-26
CN92102043:0 1992-03-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069970A true JPH069970A (ja) 1994-01-18

Family

ID=8209310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6565693A Pending JPH069970A (ja) 1992-03-26 1993-03-24 合成ディーゼル油

Country Status (1)

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JP (1) JPH069970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525547A (ja) * 2003-05-06 2006-11-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エレクトロウェッティング・モジュール
JP2008106198A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Japan Energy Corp 燃料用添加剤及び該添加剤を含む燃料組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525547A (ja) * 2003-05-06 2006-11-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エレクトロウェッティング・モジュール
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