JPH0640363U - エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置 - Google Patents
エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置Info
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- JPH0640363U JPH0640363U JP7524992U JP7524992U JPH0640363U JP H0640363 U JPH0640363 U JP H0640363U JP 7524992 U JP7524992 U JP 7524992U JP 7524992 U JP7524992 U JP 7524992U JP H0640363 U JPH0640363 U JP H0640363U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンジンを始動する前にエア抜きポンプを作動
する。エンジンが所定の回転数になるまでエア抜きポン
プの作動が継続し確実にエンジンの始動が完了するまで
エア抜き作業を行ない、さらに燃料が空のときにエア抜
きポンプを作動しないようにして目詰りや焼損を防止す
る。 【構成】燃料タンク1から燃料フィルタ4を介して燃料
インジェクションポンプ5へ至るエンジン作業機の燃料
の配管経路中に、前記燃料インジェクションポンプ5へ
の流れのみを許容する逆止弁14を設け、この逆止弁1
4をバイパスするバイパス配管15にエア抜きポンプ1
6を設ける。前記エア抜きポンプ16を電源に接続する
回路中に接点を介設し、さらに、エンジンの始動を検知
する検知手段のエンジン始動検知信号により前記接点を
開成する制御回路を設け、エンジン始動後、エア抜きポ
ンプ16と電源との接続を遮断し、該ポンプ16を停止
する。
する。エンジンが所定の回転数になるまでエア抜きポン
プの作動が継続し確実にエンジンの始動が完了するまで
エア抜き作業を行ない、さらに燃料が空のときにエア抜
きポンプを作動しないようにして目詰りや焼損を防止す
る。 【構成】燃料タンク1から燃料フィルタ4を介して燃料
インジェクションポンプ5へ至るエンジン作業機の燃料
の配管経路中に、前記燃料インジェクションポンプ5へ
の流れのみを許容する逆止弁14を設け、この逆止弁1
4をバイパスするバイパス配管15にエア抜きポンプ1
6を設ける。前記エア抜きポンプ16を電源に接続する
回路中に接点を介設し、さらに、エンジンの始動を検知
する検知手段のエンジン始動検知信号により前記接点を
開成する制御回路を設け、エンジン始動後、エア抜きポ
ンプ16と電源との接続を遮断し、該ポンプ16を停止
する。
Description
【0001】
本考案は、コンプレッサ、発電機、バックホーなどのディーゼルエンジン搭載 のエンジン作業機における燃料系統の自動エア抜き装置に関するものである。
【0002】
従来のエンジン作業機においては、運転中に燃料が無くなるとエンジンの燃料 フィルタ、燃料インジェクションポンプ及びこれらの配管経路にエアが混入し、 エンジンは停止すると共に、エンジンを再始動するときには混入したエアを排出 しないと始動できない。またエンジンを長期間運転しなかった場合も同様に、前 記配管経路内に自然にエアが入り込み、燃料タンクに燃料が戻ってしまうという 、いわゆる“燃料落ち”と呼ばれる現象により、エンジンの始動不良が発生する 。この場合、運転者は燃料フィルタのエア抜きプラグを緩め、手動のプライミン グポンプを作動してエア抜きプラグから気泡のない燃料が流出するまでエア抜き 作業を行なう。しかし、このエア抜き作業を運転者が手動で行なっているため、 エア抜きが完了するまでの時間がかかると共に、作業者が未熟である場合は、一 回の作業ではエア抜きを完全に行なえないため、何度も繰り返してエア抜き作業 を行なっていた。特に寒冷時にはこの作業を繰り返すとバッテリが放電しエンジ ンの始動不能を招くこともあった。
【0003】 そこで、前記エア抜き作業を専用のエア抜きポンプにより自動的に行なう自動 エア抜き装置が開発されている。この種の自動エア抜き装置は、例えば特開平2 −188663号公報、実開昭59−84264号公報に開示されている。
【0004】
従来の自動エア抜き装置にあっては、以下に示すような問題点があった。
【0005】 特開平2−188663号 (1) 特開平2−188663号公報に示されるような自動エア抜き装置におい ては、スタート位置プレヒート位置を有する始動スイッチあるいは手動スイッチ を作動して専用のエア抜きポンプを作動することによりエア抜き作業を行なうの であるが、前記始動スイッチあるいは手動スイッチをOFFにするとポンプは停 止するものであるため、エンジンのスタータモータによりエンジンを始動してか ら所定の回転数になる前に、エア抜きポンプの作動が停止することがあり、その ためにスタータモータによるエンジン始動後に燃料配管中にエアが残留している 場合は燃焼室内での燃料の着火が不完全となり、エンジンが停止するという問題 点があった。
【0006】 (2) また、上記(1)項とは逆に、前記始動スイッチまたは手動スイッチをO Nしたままにしてスイッチを切ることを忘れた場合、エア抜きポンプが連続して 運転されることになるため、以下に示すような問題点があった。
【0007】 (2-1) 専用のエア抜きポンプの燃料配管の流入口側に設けた燃料フィルタが 早期につまりやすく、エア抜きポンプのメンテナンス作業を頻繁に必要とする。
【0008】 (2-2) エンジン始動後であってもエア抜きポンプが連続して運転されるので 、ベアリング等、エア抜きポンプの各部材の摩耗劣化が促進される。特に、エア 抜きポンプがブラシ式の電動ポンプではブラシが早期に摩耗し著しく寿命が短く なる。
【0009】 (2-3) 燃料が空の場合、ポンプの冷却ができないためエア抜きポンプが焼損 する。一般にこの種のエア抜きポンプは通過燃料により、回転時の発熱を冷却し ている。このため燃料が空であると冷却できず、焼損することがある。
【0010】 (2-4) 上記(2-2),(2-3)項の理由で、エア抜きポンプの寿命が短い。
【0011】 実開昭59−84264号 実開昭59−84264号公報に示されるような自動エア抜き装置において は、スタータモータを操作する前に一定時間エア抜きポンプを作動するものであ り、エンジンが始動した後も、エンジン停止用押しボタンスイッチを押さないか ぎりエア抜きポンプが作動し続けるものであるため、エンジンを運転している間 に燃料が無くなった場合、エア抜きポンプが空運転の状態で作動し続けることに なり、上記(2)項と同様の問題点があった。
【0012】
本考案は、叙上の問題点を解決するために開発されたもので、エンジンが所定 の回転数になるまでエア抜きポンプの作動を継続してエア抜き作業を行ない、エ ンジンの始動を検知して、該ポンプを停止する。さらに、燃料が空のとき該ポン プを作動しないようにして専用の燃料フィルタの早期の目詰りや該ポンプの焼損 を防止することを可能とするエンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置を提供 することを目的としている。
【0013】
上記目的を達成するため、本願考案のエンジン作業機の燃料系統自動エア抜き 装置は、燃料タンク1から燃料フィルタ4を介して燃料インジェクションポンプ 5へ至るエンジン作業機の燃料の配管経路中に、前記燃料インジェクションポン プ5への流れのみを許容する逆止弁14を設け、さらに、この逆止弁14をバイ パスするバイパス配管15を設け、このバイパス配管15にエア抜きポンプ16 を設ける。一方、該ポンプ16を手動スイッチ(スタータスイッチ21)、もし くは該手動スイッチと連動して開閉する接点を介して電源に接続し、該手動スイ ッチの操作により、前記ポンプ16を作動させ、燃料系統のエア抜きを行うと共 に、該ポンプ16と電源を接続する回路中に直列に接点23を設け、エンジンの 始動を検知する検知手段のエンジン始動検知信号により、前記接点23を開成し 、エア抜きポンプ16と電源との接続を遮断する制御回路を設けたものである。
【0014】 また、前記エンジンの始動を検知する検知手段を、エンジンの始動により発電 するオルタネータ26とし、制御回路を該オルタネータ26の電流の入力により 開成するリレーとすることもできる。
【0015】 さらに、エンジン始動検知手段を、エンジン始動により作動する油圧スイッチ 31とし、制御回路は該油圧スイッチ31の信号の入力により開成するリレーと することもできる。
【0016】 また、エンジン始動検知手段を、エンジン始動によりエンジンが設定回転数に 達したことを検知する検知手段たる回転検知器32とし、制御回路は該回転検出 器32の検知信号の入力により開成するリレーとしてもよい。
【0017】 さらに、前記エア抜きポンプ16を電源に接続する回路中に、前記燃料タンク の燃料が設定最小値であることを検知する検知手段たる燃料レベルスイッチ18 の最小値検知信号で開成する接点を直列に接続するようにすることもできる。
【0018】 また、上記のエンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置のうちいずれか一つ において、前記制御回路20はコイル24と、このコイル24によって開閉され るa接点25とb接点23を有する制御リレー22と、この制御リレー22のコ イル24に接続したエンジンの始動を検知する検知手段とから成り、前記制御リ レーのb接点23をエア抜きポンプ16へ接続すると共に、a接点25をコイル 24と前記エンジンの始動を検知する検知手段間の回路に接続した自己保持回路 を設けることができる。
【0019】
エンジン始動前に手動スイッチの操作により電源からエア抜きポンプの回路に 電流が流れ、該エア抜きポンプ16を作動するので、燃料タンク1から燃料フィ ルタ4を介して燃料インジェクションポンプ5へ至る配管経路内の燃料はバイパ ス配管15を経てエア抜きポンプ16により燃料インジェクションポンプ5内へ 加圧されて送られる。したがって燃料インジェクションポンプ5内の加圧された 燃料は調圧弁8を介して燃料タンク1内へ戻る。この過程で前記配管経路中の燃 料内に混入しているエアは除去される。
【0020】 さらにスタータモータによりエンジンを始動すると、エンジンの始動を検知す る検知手段の検知信号により、エンジンが所定の回転数に到達したことを検知し て前記電源とエア抜きポンプ間の回路中の接点23を開成し、エア抜きポンプ1 6の作動を確実に停止してエア抜きポンプ16の連続運転を防止する。
【0021】 なお、エンジン運転中に燃料が無くなるとエンジンは停止するが、前記前記電 源とエア抜きポンプ間の回路の開成状態を維持する自己保持回路を電源に接続し ているので、前記電源とエア抜きポンプ間の回路の開成状態が維持され、電源か らの電流がエア抜きポンプ16に流れることはなくエア抜きポンプ16の空運転 は防止される。
【0022】 また、エンジン運転前に燃料が無い状態では、燃料レベルスイッチ18が燃料 タンク1の燃料が設定最小値になったことを検知して電源とエア抜きポンプ16 間の導通を遮断しエア抜きポンプ16は空運転しない。
【0023】
本考案の実施例を図面を参照して説明すると、ディーゼルエンジンの燃料系統 は、図1に示すように構成されており、燃料タンク1内の燃料はフィードポンプ 3の作動により吸い上げられ、燃料中の水分を除去するセジメンタ2を通過して 配管経路13を経てフィードポンプ3内に流入し、フィードポンプ3から燃料フ ィルタ4を経て濾過されたのち、燃料インジェクションポンプ5内に送給される 。この燃料インジェクションポンプ5からインジェクションパイプ7を介して噴 射ノズル6へ送られ、この噴射ノズル6で調圧されて図示せざるエンジンのシリ ンダの燃焼室内に噴射される。
【0024】 なお噴射ノズル6のノズルニードルを潤滑した燃料はリーケージパイプ10を 介して燃料タンク1へ戻る。
【0025】 また、前記燃料インジェクションポンプ5には調圧弁8を設けており、この調 圧弁8で燃料インジェクションポンプ5内の燃料圧力を設定値に調圧する。燃料 圧力が前記設定値を超えたとき燃料インジェクションポンプ5内の燃料は調圧弁 8の開放した弁を通過してオーバフローパイプ9を経て燃料タンク1へ戻る。
【0026】 また、前記セジメンタ2とフィードポンプ3を連通する配管経路13の途中に 、セジメンタ2からフィードポンプ3へ流れる燃料のみを通過せしめる逆止弁1 4を介設し、該逆止弁14をバイパスして逆止弁14の上下流位置の配管経路1 3にバイパス配管15を連通し、このバイパス配管15にエア抜きポンプ16を 介設する。なおエア抜きポンプ16の上流側入口にはエア抜きポンプ16を保護 するための専用のフィルタ(図示せず)を設けている。
【0027】 また、燃料タンク1内には燃料が空又は設定最小値以下の状態を検知してエア 抜きポンプ16と電源の接続を遮断する燃料レベルスイッチ18を設けている。
【0028】 前記エア抜きポンプ16は、図2に示すように、図示せざる電源バッテリにエ ンジン始動用のスタータスイッチ21(手動スイッチ)と、燃料タンク1の燃料 が空又は設定最小値以下になったときエア抜きポンプ16と電源の接続を遮断す る燃料レベルスイッチ18(b接点)と、制御回路20内の制御リレー22を直 列に接続する。制御リレー22はコイル24の励磁により開成するb接点23と 、コイル24の励磁により閉成するa接点25で成り、前記b接点23はエア抜 きポンプ16に接続されており、前記a接点25及びコイル24はそれぞれ、エ ンジンの始動を検知する検知手段としてのオルタネータ26にダイオード27を 介して接続されている。なおスタータスイッチ21では、エンジンのスタータキ ーを回してエンジンを始動するスタート(C)位置および該位置の前位置である ACC位置で制御回路20と電源バッテリを導通するように接続している。
【0029】 エンジンのスタータキーをスタータスイッチ21のACC位置まで回すと、電 源バッテリの電流がスタータスイッチ21と燃料レベルスイッチ18を流れ、制 御リレー22の接点C−B間のb接点23を経てエア抜きポンプ16に通電し、 エア抜きポンプ16が駆動される。
【0030】 エア抜きポンプ16が駆動すると、燃料タンク1からセジメンタ2を経て配管 経路13を通過する燃料は、バイパス配管15へ迂回し、エア抜きポンプ16に よりフィードポンプ3へ圧送される。このとき燃料は逆止弁14により配管経路 13を逆流することはない。次いでフィードポンプ3から燃料フィルタ4を経て 燃料インジェクションポンプ5へ流入する。この燃料インジェクションポンプ5 内の燃料圧力は前記エア抜きポンプ16によって設定値以上になるため調圧弁8 が開放し、燃料インジェクションポンプ5内の燃料が調圧弁8の弁を通過しオー バフローパイプ9から燃料タンク1へ戻される。このとき燃料内に混入している エアも燃料と共に燃料タンク1へ強制的に送られるので燃料系統の中からエアが 除去される。このため、エンジン始動前、手動にてスタータスイッチ21をAC C位置とすることにより、所定時間燃料系統内のエア抜きを行うことができる。
【0031】 燃料系統内のエア抜き完了後、エンジンのスタータキーを前記ACC位置より さらにスタート(C)位置まで回して、スタータモータの駆動回転によりエンジ ンを始動させると、エンジンの始動を検知する検知手段としてのオルタネータ2 6が回転して発電が開始され、このオルタネータ26の電流がエンジン始動検知 信号として制御リレー22の接点D−E間のコイル24へ出力される。このコイ ル24が励磁されることにより前記b接点23が開成され、かつ前記a接点25 が閉成されるので、電源バッテリからエア抜きポンプ16への電流は遮断され、 エア抜きポンプ16の作動が停止する。また、エンジン始動後、スタータキーか ら手を放すとスタータキーはACC位置に復帰し、そしてエンジンが回転してい る間は、オルタネータ26からの電流が常時コイル24へ流れるのでb接点23 は常時開成するためエア抜きポンプ16は停止した状態である。
【0032】 なお、オルタネータ26はエンジンが始動して所定の回転数に達すると所定電 流の発電を行なうので、前記スタータスイッチ21のスタータキーを回してエン ジンを始動した後も燃料配管中にエアが残留している場合は、エンジンは所定の 回転数に立ち上がらないためオルタネータ26は制御リレー22のコイル24を 励磁しない。したがってエア抜きポンプ16はエンジンが所定の回転数になるま で継続作動して燃料配管中のエアを確実に抜き取るので、始動ミスを確実に防止 する。
【0033】 さらに、前記エア抜きポンプ16はスタータスイッチ21のACC位置で導通 するように接続しているので、エア抜きポンプ16はエンジンを始動する前に必 ず作動するため、自動的にエア抜きが行なわれると同時に、エンジンを始動する 毎にエア抜きポンプが作動するためエア抜きポンプ16内及び燃料配管内へのス ラッジの固着を防止する。
【0034】 また、エンジン運転中に燃料が無くなった場合、エンジンは停止するのでオル タネータ26の回転も停止するためオルタネータ26からコイル24へエンジン の始動検知信号としての電流が流れなくなるが、スタータスイッチ21はACC 位置で導通しているので電源バッテリの電流が制御リレー22の接点C−A間の a接点25を経て制御リレー22の接点D−E間のコイル24へ通電し、この制 御リレー22の自己保持作用によりa接点25の閉成状態とb接点23の開成状 態が維持され、エア抜きポンプ16が再び作動することはなく、エア抜きポンプ 16の空運転は防止されるのでエア抜きポンプ16が焼損することがない。
【0035】 なお、エンジン始動前に燃料が無かった場合、燃料タンク1内に設けた前記燃 料レベルスイッチ18が燃料タンク1の燃料が設定最小値以下になったことを検 知して導通を遮断して電源バッテリとエア抜きポンプ16間の導通が遮断される ので運転者が知らずにスタータキーをACC位置としてもエア抜きポンプ16が 空運転されることはない。
【0036】 次に、本考案の装置の他の実施例を図3を参照して説明する。
【0037】 図3の制御回路20aは前述実施例の図2の制御回路20に代わるもので、エ ンジンの始動を検知する検知手段としての油圧を検知して開閉する油圧スイッチ 31を例えばエンジンのシリンダブロックの図示せざる潤滑油の給油通路の途中 に設けて、この油圧スイッチ31をエンジンの始動により開閉するように設け( 図3ではエンジンが始動して潤滑油の圧力が上昇すると油圧スイッチ31が閉成 して導通状態になる)、この油圧スイッチ31の一方の接点を制御リレー22の 接点D−E間のコイル24及び接点A−C間のa接点25にダイオード27を介 して接続し、油圧スイッチ31の他方の接点を前記スタータスイッチ21のAC C位置に接続する。制御リレー22の接点C−B間のb接点23は図2の前述実 施例と同様にスタータスイッチ21とエア抜きポンプ16の電気回路に直列に接 続している。
【0038】 なお、前記油圧スイッチ31は、エンジンが始動してエンジン回転速度が増大 してエンジンの潤滑油の圧力が上昇するとこの油圧スイッチ31が閉成して導通 状態になり、エンジンの始動検知信号としての電源バッテリの電流が接点D−E 間のコイル24に流れて励磁されるためb接点23が開成しかつa接点25が閉 成するので電源バッテリからのエア抜きポンプ16への通電は遮断される。なお 、他の作用は前述実施例と同様である。
【0039】 さらに、本考案の装置の他の実施例を図4を参照して説明する。
【0040】 図4の制御回路20bは前述実施例の図2及び図3の制御回路20、20aに 代わるもので、エンジンの始動を検知する検知手段としてのエンジンの回転数を 検知する回転数検出器32を設け、この該回転数検出器32で検出した検知信号 により制御リレー22にエンジンの始動検知信号を出力するコントローラ33を 設け、このコントローラ33を図3の油圧スイッチ31と同様に、制御リレー2 2の接点D−E間のコイル24及び接点A−C間のa接点25にダイオード27 を介して接続する。前記回転数検出器32としては、一例として近接センサを使 った磁界を利用してエンジンの回転数に応じた出力電圧を発生する回転数検出器 がある。前記コントローラ33は前記回転数検出器32から入力される信号が所 定の値になったとき、エンジンが始動したものとして検知し、制御リレー22の コイル24にエンジンの始動検知信号としての制御電流を出力する。他は前述実 施例の図1、図2及び図3と同様である。
【0041】 なお、前記回転数検出器32とコントローラ33は前述実施例の図2のオルタ ネータ26又は図3の油圧スイッチ31に代わるもので、同様の作用をする。す なわち、エンジンが始動してエンジン回転速度が増大すると、このエンジンの設 定回転数を検知する回転数検出器32の検知信号により、コントローラ33が作 動してエンジン始動検知信号としての電源バッテリの電流を制御リレー22の接 点D−E間のコイル24に出力し、コイル24を励磁するためb接点23が開成 しかつa接点25が閉成するので電源バッテリからのエア抜きポンプ16への通 電は遮断される。なお、その他の作用は前述実施例と同様である。
【0042】 また、以上の実施例は、エア抜きポンプの作動のための手動スイッチを始動操 作を行うスタータスイッチと兼用した例を示すが、本考案はこれに限定されるも のではない。すなわち、図2において、スタータスイッチ21とは別の手動スイ ッチ(図示せず)を設け、該手動スイッチ、もしくは該手動スイッチと連動して 開閉する接点を介してエア抜きポンプ16を電源に接続しても良い。この場合、 エンジン始動前、該手動スイッチの操作によりポンプ16を通電し、燃料系統の エア抜き完了後、スタータスイッチを操作し、スタータモータによりエンジンを 始動する。その他制御回路による接点の開閉作用は前述実施例と同様である。
【0043】 また、前記手動スイッチと連動して開閉する接点は、リレーの接点もしくはタ イマーの接点とすることができ、また、特公昭60ー32027号公報に示すよ うな作業機用エンジンの(自動)運転装置において、自動運転開始の始動スイッ チ(手動スイッチ)と連動して開閉するリレーまたはタイマーの接点を介して、 前記エア抜きポンプ16を電源に接続し、エア抜きポンプを自動運転装置に組み 込むこともできる。
【0044】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0045】 本考案のエンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置は、燃料タンクから燃料 フィルタを介して燃料インジェクションポンプへ至るエンジン作業機の燃料の配 管経路中に、前記燃料インジェクションポンプへの流れのみを許容する逆止弁を 設け、この逆止弁をバイパスするバイパス配管を設け、このバイパス配管にエア 抜きポンプを設けると共に、該ポンプを手動スイッチ、もしくは該手動スイッチ と連動して開閉する接点を介して電源に接続し、該手動スイッチの操作により、 前記エア抜きポンプを作動させ、燃料系統のエア抜きを行う燃料系統自動エア抜 き装置おいて、前記エア抜きポンプと電源を接続する回路に直列に接点を介設す ると共に、エンジンの始動を検知する検知手段を設け、該検知手段のエンジンン 始動検知信号により、前記接点を開成する制御回路を設けたから、エンジンを始 動する前手動スイッチの操作によりエア抜きポンプを作動することができ、燃料 系統のエア抜きを行うことができる。
【0046】 また、エンジンの始動を検知する検知手段のエンジン始動検知信号でエア抜き ポンプの作動を停止するので、エンジンが所定の回転数になるまでエア抜きポン プの作動が継続し確実にエンジンの始動が完了するまでエア抜き作業を行なうこ とができ、またエア抜きポンプ連続運転およびの空運転を確実に防止できる。こ れにより、専用フィルタの交換清掃等のメンテナンス作業を極力少なくし、かつ 、エア抜きポンプの焼損をなくすことができる。
【0047】 また、前記エンジンの始動を検知する検知手段を、エンジン始動により発電す るオルタネータとし、制御回路を該オイルネータの電流の入力により開成するリ レーとして構成したので、エア抜き作業が完了してエンジンが所定の回転数にな るとエア抜きポンプの作動を確実に停止できる。
【0048】 さらに、前記エンジン始動検知手段を、エンジンの始動により作動する油圧ス イッチの信号の入力により開成するリレーとして構成したので、エンジンが始動 して所定の回転数になるとエンジンの潤滑油の圧力が所定の値に上昇したことを 検知する油圧スイッチの信号をエンジン始動検知信号として、エア抜きポンプの 作動を確実に停止できる。
【0049】 また、前記エンジン始動検知手段を、エンジンの始動によりエンジンが設定回 転数に達したことを検知する回転検出器とし、前記制御回路を該検知手段の検知 信号の入力により開成するリレーとして構成したので、エンジンが所定の回転数 になるまでエア抜き作業を行いその後確実にエア抜きポンプの作動を停止するこ とができる。
【0050】 さらに、前記エア抜きポンンプと電源を接続する回路中に燃料タンクの燃料が 設定最小値であることを検知する検知手段の最小値検知信号で開成する接点を、 直列に接続するようしたので、エンジン始動前燃料が空のときにエア抜きポンプ が作動しないようにしてエア抜きポンプの目詰りや焼損を防止することを可能に することができる。
【0051】 また、前記制御回路は、コイルと、このコイルによって開閉されるa接点とb 接点を有する制御リレーと、この制御リレーのコイルに接続したエンジンの始動 を検知する検知手段とから成り、前記制御リレーのb接点をエア抜きポンプへ接 続すると共に、a接点をコイルと前記エンジンの始動を検知する検知手段間の回 路に接続した自己保持回路を設けたので、運転中に燃料が無くなるとエンジンは 停止するが前記b接点の開成状態が維持されるため電源からの電流がエア抜きポ ンプに流れることはなくエア抜きポンプの空運転を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す燃料系統の概略図。
【図2】本発明の一実施例を示すエア抜きポンプの回路
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例を示すエア抜きポンプの回
路図。
路図。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示すエア抜きポン
プの回路図。
プの回路図。
1 燃料タンク 2 セジメンタ 3 フィードポンプ 4 燃料ポンプ 5 燃料インジェクションポンプ 6 噴射ノズル 7 インジェクションパイプ 8 調圧弁 9 オーバフローパイプ 10 リーケージパイプ 13 配管経路 14 逆止弁 15 バイパス配管 16 エア抜きポンプ 18 燃料レベルスイッチ 20,20a,20b 制御回路 21 スタータスイッチ 22 制御リレー 23 b接点 24 コイル 25 a接点 26 オルタネータ 27 ダイオード 31 油圧スイッチ 32 回転検出器 33 コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】燃料タンクから燃料フィルタを介して燃料
インジェクションポンプへ至る燃料の配管経路中に、前
記燃料インジェクションポンプへの流れのみを許容する
逆止弁を設け、さらに、この逆止弁をバイパスするバイ
パス配管にエア抜きポンプを設けると共に、該ポンプを
手動スイッチ、もしくは該手動スイッチと連動して開閉
する接点を介して電源に接続し、該手動スイッチの操作
により、前記エア抜きポンプを作動させ、燃料系統のエ
ア抜きを行う燃料系統自動エア抜き装置において、前記
エア抜きポンプと電源を接続する回路中に直列に接点を
介設すると共に、 エンジンの始動を検知する検知手段を設け、該検知手段
のエンジン始動検知信号により、前記接点を開成する制
御回路を設けたことを特徴とするエンジン作業機の燃料
系統自動エア抜き装置。 - 【請求項2】前記エンジンの始動を検知する検知手段
が、オルタネータである請求項1記載のエンジン作業機
の燃料系統自動エア抜き装置。 - 【請求項3】前記エンジンの始動を検知する検知手段
が、油圧スイッチである請求項1記載のエンジン作業機
の燃料系統自動エア抜き装置。 - 【請求項4】前記エンジンの始動を検知する検知手段
が、エンジン回転数検出器である請求項1記載のエンジ
ン作業機の燃料系統自動エア抜き装置。 - 【請求項5】前記燃料タンクに燃料が設定最小値である
ことを検知する検知手段を設け、該検知手段の燃料設定
最小値検知信号で開成する接点を前記エア抜きポンプと
電源を接続する回路中に直列に接続した請求項1記載の
エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置。 - 【請求項6】請求項1〜5いずれか一つに記載のエンジ
ン作業機の燃料系統自動エア抜き装置において、前記制
御回路はコイルとこのコイルによって開閉されるa接点
とb接点を有する制御リレーと、この制御リレーのコイ
ルに接続したエンジンの始動を検知する検知手段とから
成り、前記制御リレーのb接点をエア抜きポンプへ接続
すると共に、前記a接点を前記コイルと前記エンジンの
始動を検知する検知手段間の回路に接続した自己保持回
路を設けたエンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075249U JP2568830Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075249U JP2568830Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640363U true JPH0640363U (ja) | 1994-05-27 |
| JP2568830Y2 JP2568830Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13570766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992075249U Expired - Fee Related JP2568830Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | エンジン作業機の燃料系統自動エア抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568830Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003206821A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-25 | Toyota Motor Corp | 燃料加熱装置 |
| KR100411159B1 (ko) * | 2001-03-22 | 2003-12-18 | 기아자동차주식회사 | 디젤차량 연료탱크와 연료펌프 사이의 공기 자동제거장치 |
| WO2009038003A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Komatsu Ltd. | エンジンの燃料供給装置 |
| CN111648888A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-11 | 无锡动力工程股份有限公司 | 一种柴油机的低压油路控制系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102966U (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP1992075249U patent/JP2568830Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102966U (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111648888A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-11 | 无锡动力工程股份有限公司 | 一种柴油机的低压油路控制系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2568830Y2 (ja) | 1998-04-15 |
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