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JPH06236762A - 高分子電解質型燃料電池 - Google Patents

高分子電解質型燃料電池

Info

Publication number
JPH06236762A
JPH06236762A JP5022776A JP2277693A JPH06236762A JP H06236762 A JPH06236762 A JP H06236762A JP 5022776 A JP5022776 A JP 5022776A JP 2277693 A JP2277693 A JP 2277693A JP H06236762 A JPH06236762 A JP H06236762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst layer
forming component
catalyst
fuel cell
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5022776A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okuyama
和雄 奥山
Yoshio Suzuki
良雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5022776A priority Critical patent/JPH06236762A/ja
Publication of JPH06236762A publication Critical patent/JPH06236762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のものよりも出力性能が大幅に向上され
た高分子電解質型燃料電池を提供する。 【構成】 孔形成剤を加えて触媒層を成形後、該孔形成
剤を除去することによって得られた空孔を有する触媒層
を用いることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子電解質型燃料電
池(PEFC)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、低公害性と高効率性という特徴に
より、燃料電池が注目されている。燃料電池とは、水素
やメタノール等の燃料を酸素または空気を用いて電気化
学的に酸化することにより、燃料の化学エネルギーを電
気エネルギーに変換して取り出すものである。
【0003】このような燃料電池は、用いる電解質の種
類によって、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型、
および高分子電解質型等が分類される。このうち、陽イ
オン交換膜を電解質として用いる高分子電解質型燃料電
池(PEFC)は、低温における作動性がよいことと出
力密度が高いことから、最近特に注目されている。この
PEFC本体の基本構造は、図2に示すように、陽イオ
ン交換膜からなる電解質膜1と、その両面に接合された
正負の各ガス拡散電極2,3とで構成される。ガス拡散
電極2,3の少なくとも電解質膜1側には触媒が担持し
てあり、各ガス拡散電極2,3における触媒層と電解質
膜1との界面において電池反応が生じる。
【0004】そして、ガス拡散電極2には例えば水素ガ
スを、ガス拡散電極3には例えば酸素ガスをそれぞれ供
給し、ガス拡散電極2,3間に外部負荷回路を接続する
と、ガス拡散電極2の触媒層と電解質膜1との界面で、
2H2 →4H+ +4e- の反応が起きる。この反応によ
り生じたH+ (プロトン)は電解質膜1を通って、e-
(電子)は負荷回路を通ってそれぞれ対極のガス拡散電
極3に移動し、電解質膜1とガス拡散電極3の触媒層と
の界面で、O2 +4H+ +4e- →2H2 Oの反応が起
きて、水が生じると同時に電気エネルギーが得られる。
【0005】従って、反応界面への反応ガス供給の程度
が電池としての出力性能に大きく影響を与えることにな
る。しかしながら、前記従来の方法によっても、用途に
よってはその出力性能が十分でないため、出力性能のよ
りたかいPEFCの出現が切望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の課題に着目してなされたものであり、より高
い出力性能を備えた高分子電解質型燃料電池(PEF
C)を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、鋭意検討した結果、反応界面が形成される触媒層を
成形する前に粉末状孔形成成分を混合し、成形後孔形成
成分を除去することにより空孔量及び平均空孔径の制御
が可能となり、その結果、燃料電池としての出力特性が
大きく向上することを見い出し本発明に至った。
【0008】すなわち、本発明は電解質となるイオン交
換膜と、触媒層を有するガス拡散電極とを有する高分子
電解質型燃料電池において、上記触媒層が、粉末状孔形
成成分を含有する触媒層形成用組成物を用いて成形後
に、該粉末状孔形成成分を除去し、空孔を形成してなる
ものであることを特徴とする高分子電解質型燃料電池で
ある。
【0009】ここで、触媒層とは、ガス拡散電極におい
て触媒が担持されている部分をいう。また、触媒層形成
用組成物は、少なくとも粉末状孔形成成分と触媒担持導
電材とを有し、必要に応じてプロトン導伝剤、撥水剤、
結着剤等を含有するものである。この触媒層は成形した
後に触媒を担持させてもよく、この場合には、触媒を担
持していない導電材を用いることになる。
【0010】本発明の高分子電解質型燃料電池におい
て、電解質となるイオン交換膜としては、含フッ素高分
子を骨格とし、イオン交換基として、スルホン酸基、カ
ルボキシル基、リン酸基、およびホスホン酸基のいずれ
か一つまたは複数を有するものが挙げられる。このよう
なイオン交換膜としては、例えば、下記(1)式で表さ
れるモノマーの一種以上を必須成分とし、これに後述の
モノマー群から選ばれた一種類または二種類以上のモノ
マーを共重合させた共重合体がある。 Y−(CF2 a −(CFR1 b −(CFR1 ′)c −O− −〔CF(CF2 X)−CF2 −O〕n −CF=CF2 …………(1) (式中、−Yは、−SO3 H,−SO2 F,−SO2
2 ,−SO3 NH4 ,−CN,−COOH,−CO
F,−COOR(Rは炭素数1〜10のアルキル基)、
−PO3 2 またはPO3 Hである。aは0〜6の整
数、bは0〜6の整数、cは0または1であり、且つa
+b+c≠0であり、nは0〜6の整数である。Xは、
n≧1のときCl、Br、またはFのいずれか一種、ま
たは複数種の組み合わせであり、R1 およびR1 ′は、
独立に、F、Cl、1〜10個の炭素原子を有するパー
フルオロアルキル基、および1〜10個の炭素原子を有
するフルオロクロロアルキル基から選択されるものであ
る。)そして、これに共重合させるモノマー群として
は、テトラフルオロエチレン、トリフルオロモノクロロ
エチレン、トリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、
1,1−ジフルオロ−2,2−ジクロロエチレン、1,
1−ジフルオロ−2−クロロエチレン、ヘキサフルオロ
プロピレン、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
ピレン、オクタフルオロイソブチレン、エチレン、塩化
ビニル、およびアルキルビニルエステルが挙げられる。
【0011】本発明におけるガス拡散電極に含まれる触
媒層は、触媒金属の微粒子を担持した導電材により構成
されるものであり、必要に応じてプロトン導伝材や撥水
剤や結着剤が含まれていてもよい。また、触媒を担持し
ていない導電材及び必要に応じて撥水剤や結着剤の含ま
れる層が、触媒層の外側に形成してあるものでもよい。
【0012】この触媒層に使用される触媒金属として
は、水素の酸化反応および酸素の還元反応を促進する金
属であればいずれのものでもよく、例えば、鉛、鉄、マ
ンガン、コバルト、クロム、ガリウム、パナジウム、タ
ングステン、ルテニウム、イリジウム、パラジウム、白
金またはロジウム、あるいはそれらの合金が挙げられ
る。
【0013】触媒となる金属の粒径は例えば10〜30
0Åとする。粒径が小さいほど触媒性能は高くなるが、
10Å未満のものは現実的に作製が困難であり、300
Åより大きいと必要な触媒性能が得られない。好ましい
触媒金属の粒径は、15〜100Åである。触媒の担持
量は、電極が成形された状態で例えば0.01〜10m
g/cm2が好ましい。0.01mg/cm2 未満では
触媒の性能が発揮されず、10mg/cm2 を超えると
コストが大きくなる。この値は0.1〜0.5mg/c
2であると好ましい。
【0014】導電材としては、電気導伝性物質であれば
いずれのものでもよく、例えば各種金属や炭素材料など
が挙げられる。炭素材料としては、例えば、ファーネス
ブラック、チャンネルブラック、およびアセチレンブラ
ック等のカーボンブラック、活性炭、黒鉛等が挙げら
れ、これらが単独であるいは混合して使用される。撥水
剤としては、例えばフッ素化カーボン等が使用される。
【0015】結着剤としては、各種樹脂が用いられる
が、撥水性をも有するフッ素樹脂が好ましい。そして、
フッ素樹脂のうちでも融点が400℃以下のものがより
好ましく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体、およびテトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体が挙げられる。
【0016】プロトン伝導材としては、プロトンを伝導
できる官能基を有する化合物であればいずれのものでも
よいが、含フッ素高分子を骨格とし、プロトンを伝導で
きる官能基として、スルホン酸基、カルボキシル基、リ
ン酸基、およびホスホン酸基のいずれか一つまたは複数
を有するものが好ましい。このようなプロトン伝導材と
なる材料としては、例えば、〔A〕上記(1)式で表さ
れるモノマーの一種類以上を必須成分とし、これに前述
のモノマー群から選ばれた一種類または二種類以上のモ
ノマーを共重合させた共重合体、〔B〕上記(1)式で
表されるモノマーのみを一種類以上重合してなる重合
体、〔C〕上記(1)式で表されるモノマー、〔D〕ト
リフルオロメタンスルホン酸、フルオロエタンスルホン
酸、トリフルオロエタンスルホン酸、テトラフルオロプ
ロパンスルホン酸、パーフルオロアルキル(C4
12) スルホン酸、3−〔フルオロアルキル(C6 〜C
11)オキシ〕−1−アルキル(C3 〜C4 )スルホン
酸、および3−〔ω−フルオロアルカノイル(C6 〜C
8 )−N−エチルアミノ〕−1−プロパンスルホン酸な
どの一官能基性含フッ素ハイドロカーボンスルホン酸
類、〔E〕テトラフルオロエタンジスルホン酸などの二
官能基性含フッ素ハイドロカーボンスルホン酸類、
〔F〕トリフルオロメタンベンゼンスルホン酸などの含
フッ素芳香族スルホン酸誘導体、〔G〕トリフルオロ酢
酸、フルオロアルキル(C2 〜C20)カルボン酸、パー
フルオロアルキル(C7 〜C13)カルボン酸などの一官
能基性含フッ素ハイドロカーボンカルボン酸類、〔H〕
ジフルオロメタンジカルボン酸、テトラフルオロエタン
ジカルボン酸などの二官能基性含フッ素ハイドロカーボ
ンカルボン酸類、〔I〕ジフルオロメタンジホスホン酸
などの含フッ素ハイドロカーボンホスホン酸類、〔J〕
含フッ素ハイドロカーボンチオスルホン酸類、〔K〕ト
リフルオロメタンスルホンイミドなどのフルオロスルホ
ンイミド類、〔L〕モノパーフルオロアルキル(C6
16)リン酸などの含フッ素ハイドロカーボンリン酸
類、などが挙げられ、これらは単独または二種類以上を
混合して用いられる。
【0017】重合体の場合は、モノマーが二つ以上連結
されたものであればよいが、分子量が5000以上であ
ることが好ましい。分子量が大きい方が触媒層における
導電材への絡まり具合が良好となるため、耐久性がよく
なる。低分子量化合物を単独で用いることもできるが、
その場合には固体の化合物に限られる。なぜならば、プ
ロトン伝導材が液状のものであると、燃料電池として作
動させた時に、電池反応で生じた水に溶解して系外に除
去される可能性が高いからである。
【0018】プロトン伝導材を触媒層に存在させる方法
としては、前記プロトン伝導材を溶液状態または粉末状
態で、触媒層をなす原料粉末と混合し、これを成形して
触媒層を形成してもよいし、予め形成されたガス拡散電
極の触媒層に、プロトン伝導材の溶液を含浸させてもよ
い。プロトン伝導材用の溶媒としては、例えば、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、およびブタノール等
のアルコール類、N,N′−ジメチルアセトアミド、
N,N′−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の極性溶媒、およびテトラヒドロフラ
ン等の環状エーテル類などの親水性溶媒が挙げられ、こ
れらの溶媒から選ばれた二種類以上の混合溶媒、または
これらの溶媒と水との混合溶媒を用いることもできる。
【0019】本発明においては、触媒層をつくる時に粉
末状の孔形成成分を含ませて、後処理にて除去し制御し
た空孔を形成する。すなわち、例えば触媒担持粉末状導
電材(触媒を成形後担持させる場合には、触媒を担持し
ていない導電材)と孔形成成分、そして必要に応じて、
プロトン導伝材、結着剤、撥水剤を例えば水中にて均一
混合し乾燥して、触媒層用原料粉である触媒層形成用組
成物を得る。この原料粉中にソルベントナフサ、トルエ
ン、ベンゼン、等の液体を加えペースト状態とし、必要
な触媒層形状に成形する。乾燥後、使用孔形成剤に応
じ、例えば水洗、アルカリ水水洗、加熱処理等の後処理
にて孔形成剤を除く。
【0020】孔形成剤としては、例えば、〔M〕塩化ナ
トリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、リン酸−ナ
トリウム、等の水溶性無機塩類、〔N〕シリカゲル、シ
リカゾル、アルミナ等のアルカリ水溶液に溶解性の無機
塩類、〔O〕ポリアセタール、アビセル等の熱分解性有
機高分子化合物類、〔P〕ポリビニルアルコール、ポリ
エチレングリコール等の水溶性有機化合物類などがあ
る。孔形成剤粉末の粒子径およびその分布は、使用する
導電材の粒径とともに、触媒層中に形成される空孔の平
均径及び分布に大きく影響する。従って、必要な空孔平
均径及び分布に応じて、導電材の粒子径と孔形成剤の粒
子径を選択する。必要な空孔平均径及び分布を得るため
に上記孔形成剤を二種以上併用することも有効である。
シリカゾルは、ほぼ均一な粒子径を有するものが各種市
販されており、空孔径のコントロールには非常に有効で
ある。
【0021】また、塩化ナトリウム等は、水洗により完
全に簡単に除くことができ、非常に有効である。さら
に、ポリアセタールは、200℃程度の比較的低温で処
理し完全に除去できるので特別に孔形成成分除去のため
の工程を必要としないことが大きな特徴である。孔形成
成分の添加量は空孔の必要量によって決まるが好ましく
は、触媒層形成用組成物の体積に対して30〜160容
量%である。少なすぎると空孔量が不充分となり反応ガ
ス供給が少なく性能低下の原因となる。一方、多すぎる
と空孔量が多くなりすぎ、出力密度低下の原因となる。
【0022】触媒層にプロトン伝導材の溶液を含浸する
方法では、例えば、溶液の濃度を1〜10重量%とし
て、これを多孔質体である触媒層の空孔に含浸させた後
に乾燥する。電解質であるイオン交換膜とガス拡散電極
との接合は、加温・加圧できる装置を用いて実施され
る。一般的には、例えばホットプレス機、ロールプレス
機等により行われる。その際のプレス温度は、電解質と
して使用するイオン交換膜のガラス転位温度以上であれ
ば良く、好ましくは120〜250℃である。プレス圧
力は、使用するガス拡散電極の固さに依存するが、例え
ば、5〜200kg/cm2 とする。5kg/cm2
満ではイオン交換膜と電極との接合が不十分となり、2
00kg/cm2 を超えるとガス拡散電極の空孔が少な
くなりすぎる。プレス圧力の好ましい値は20〜100
kg/cm2 である。
【0023】なお、ホットプレス時に電極の厚さより薄
いスペーサを入れると、ガス拡散電極の空孔が少なくな
ることを防止できることから好ましい。また、水や溶媒
等の共存下でイオン交換膜を湿潤させた状態でホットプ
レスすると、出力性能が向上するため好ましい。この理
由は明確ではないが、イオン交換膜内の含水率が増加す
るためであると考えられる。
【0024】本発明の高分子電解質型燃料電池では、孔
形成剤を添加して形成した空孔を有する触媒層を用いる
ことにより、反応ガスの反応点への供給を充分に行なう
ことができる。この結果、出力特性の向上、特に、高電
流密度測での性能向上が達成できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0026】
【実施例1】東海ブラック#5500〔東海カーボン
(株)製 商標〕18g、トリトンX−100〔和光純
薬(株)製 商標〕1.25gを水450gに加え、室
温で30分間撹拌混合した。次にこの混合物にポリフロ
ンD−2〔ディキン(株)製商標〕12.9gとシリカ
ゾル〔スノーテックス50 日産化学(株)製 商標〕
41.5gを添加し30分間撹拌混合した。この混合物
を熱風乾燥器中100℃、2日間乾燥した。得られた粉
末をミルにて細粉し、その中から5g秤量した。これに
ソルベントナフサ〔キシダ化学(株)製〕16ml加
え、混合後、サス304板上にて成膜した。この膜を熱
風乾燥器中で250℃、1時間、更に350℃、2分間
焼成した。この膜を、0.8mol/lの水酸化ナトリ
ウム溶液(水:エタノール=50:50容積%)を用い
て洗浄処理した。その後水洗し、中性であることを確認
して乾燥した。得られた膜に塩化白金酸〔和光純薬
(株)製特級〕とエタノール〔和光純薬(株)製 特
級〕から調製した12重量%溶液を含浸させた後乾燥
し、更に水素雰囲気下、150℃にて還元反応を行っ
た。白金担持量は3.0mg/cm2 であった。この触
媒層の空孔率を細孔分布測定装置ポアサイザー9320
〔(株)島津製作所製〕にて測定したところ0.76で
あった。
【0027】この触媒層から10cm2 を切り出し重量
を測定したところ0.191gであった。この触媒層
に、5重量%のナフィオン溶液〔アンドリッチ社製〕を
10重量%に濃縮した溶液0.24ml含浸させ、乾燥
して電極を作成した。この電極の重量を測定したところ
0.215gであった。この電極2枚と厚み100μm
のAciplex膜〔旭化成工業(株)製 商標、当量
重量1000g/当量〕との接合を140℃、90秒間
ホットプレスにて行ない、本発明の燃料電池を作成し
た。
【0028】図3に示した単セル評価装置にて出力性能
を評価した。H2 ガス流量100ml/min、酸素ガ
ス流量50ml/min、セル温度55℃、加湿温度7
0℃、常圧の条件下で実施した。結果を図1に示す。
【0029】
【実施例2】東海ブラック#5500〔東海カーボン
(株)製 商標〕18g、トリトンX−100〔和光純
薬(株)製 商標〕1.25gを水450gに加え、室
温で30分間撹拌混合した。次にこの混合物にポリフロ
ンD−2〔ディキン(株)製商標〕12.9gとテナッ
ク〔旭化成工業(株)製 商標〕タイプ5010用のホ
モポリマー原料粉末(平均粒径250μm)13gを添
加し30分間撹拌混合した。
【0030】この混合物を熱風乾燥器中100℃、2日
間乾燥した。得られた粉末をミルにて細粉し、その中か
ら5g秤量した。これにソルベントナフサ〔キシダ化学
(株)製〕16ml加え、混合後、サス304板上にて
成膜した。この膜を熱風乾燥器中で250℃、1時間、
更に350℃、2分間焼成した。得られた膜に塩化白金
酸〔和光純薬(株)製 特級〕とエタノール〔和光純薬
(株)製 特級〕から調製した12重量%溶液を含浸さ
せた後乾燥し、更に水素雰囲気下、150℃にて還元反
応を行った。白金担持量は3.5mg/cm2 であっ
た。この触媒層の空孔率を細孔分布測定装置ポアサイザ
ー9320〔(株)島津製作所製〕にて測定したところ
0.80であった。
【0031】この触媒層から10cm2 を切り出し重量
を測定したところ0.181gであった。この触媒層
に、5重量%のナフィオン溶液〔アンドリッチ社製〕を
10重量%に濃縮した溶液0.24ml含浸させ、乾燥
して電極を作成した。この電極の重量を測定したところ
0.205gであった。この電極2枚と厚み100μm
のAciplex膜〔旭化成工業(株)製 商標、当量
重量1000g/当量〕との接合を140℃、90秒間
ホットプレスにて行ない、本発明の燃料導電池を作成し
た。
【0032】実施例1と同じ条件にて単セル評価を行な
った。結果を図1に示す。
【0033】
【比較例1】東海ブラック#5500〔東海カーボン
(株)製 商標〕18g、トリトンX−100〔和光純
薬(株)製 商標〕1.25gを水450gに加え、室
温で30分間撹拌混合した。次にこの混合物にポリフロ
ンD−2〔ディキン(株)製商標〕12.9g添加し3
0分間撹拌混合した。この混合物を熱風乾燥器中100
℃、2日間乾燥した。得られた粉末をミルにて細粉し、
その中から5g秤量した。これにソルベントナフサ〔キ
シダ化学(株)製〕16ml加え、混合後、サス304
板上にて成膜した。この膜を熱風乾燥器中で250℃、
1時間、更に350℃、2分間焼成した。得られた膜に
塩化白金酸〔和光純薬(株)製 特級〕とエタノール
〔和光純薬(株)製 特級〕から調製した12重量%溶
液を含浸させた後乾燥し、更に水素雰囲気下、150℃
にて還元反応を行った。白金担持量は2.9mg/cm
2 であった。この触媒層の空孔率を細孔分布測定装置ポ
アサイザー9320〔(株)島津製作所製〕で測定した
ところ0.66であった。
【0034】この触媒層から10cm2 を切り出し重量
を測定したところ0.206gであった。この触媒層
に、5重量%のナフィオン溶液〔アンドリッチ社製〕を
10重量%に濃縮した溶液0.24ml含浸させ、乾燥
して電極を作成した。この電極の重量を測定したところ
0.230gであった。この電極2枚と厚み100μm
のAciplex膜〔旭化成工業(株)製 商標、当量
重量1000g/当量〕との接合を140℃、90秒間
ホットプレスにて行なった。
【0035】実施例と同様に単セル評価を行ない結果を
図1に示した。図3のグラフから、本発明の孔形成成分
を用いて作成した電極である実施例1〜2の結果は、比
較例1の結果と比較して、出力性能に優れたものである
ことが判る。
【0036】
【発明の効果】本発明の高分子電解質型燃料電池によれ
ば、高い出力性能を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例における出力性能評価の結
果を示すグラフである。
【図2】高分子電解質型燃料電池の基本構造を示す概要
図である。
【図3】実施例および比較例において使用した評価装置
を示す概要図である。
【符号の説明】
1 電解質膜 2 ガス拡散電極 3 ガス拡散電極 4 燃料電池セル 5 加湿基 6 純水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質となるイオン交換膜と、触媒層を
    有するガス拡散電極とを有する高分子電解質型燃料電池
    において、上記触媒層が、粉末状孔形成成分を含有する
    触媒層形成用組成物を用いて成形後に、該粉末状孔形成
    成分を除去し、空孔を形成してなるものであることを特
    徴とする高分子電解質型燃料電池。
JP5022776A 1993-02-10 1993-02-10 高分子電解質型燃料電池 Withdrawn JPH06236762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5022776A JPH06236762A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 高分子電解質型燃料電池

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