JPH058368A - スクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法 - Google Patents
スクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法Info
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- JPH058368A JPH058368A JP19086891A JP19086891A JPH058368A JP H058368 A JPH058368 A JP H058368A JP 19086891 A JP19086891 A JP 19086891A JP 19086891 A JP19086891 A JP 19086891A JP H058368 A JPH058368 A JP H058368A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーン印刷用マスクの耐摩耗性、印刷寸
法安定性の向上、微細線印刷の実現を図る。 【構成】 電鋳母型1の表面に、現像液に難溶性でかつ
粘弾性を有するメッシュ保持層2を形成し、メッシュ保
持層2の上に導電性を有するメッシュ3をラミネート
し、メッシュ3の上に所望の印刷パターンのフォトレジ
スト膜6を形成し、メッシュ3のフォトレジスト膜6で
覆われていない表面に電鋳により電鋳金属薄膜7を形成
し、最後にメッシュ3および電鋳金属薄膜7を電鋳母型
1から剥離する。これにより所望の印刷パターンに形成
さた多数の開口部8を有する電鋳金属薄膜7をメッシュ
3の片面側に形成し、前記開口部8にメッシュ3を生地
のまま露出させたスクリーン印刷用マスクを得る。
法安定性の向上、微細線印刷の実現を図る。 【構成】 電鋳母型1の表面に、現像液に難溶性でかつ
粘弾性を有するメッシュ保持層2を形成し、メッシュ保
持層2の上に導電性を有するメッシュ3をラミネート
し、メッシュ3の上に所望の印刷パターンのフォトレジ
スト膜6を形成し、メッシュ3のフォトレジスト膜6で
覆われていない表面に電鋳により電鋳金属薄膜7を形成
し、最後にメッシュ3および電鋳金属薄膜7を電鋳母型
1から剥離する。これにより所望の印刷パターンに形成
さた多数の開口部8を有する電鋳金属薄膜7をメッシュ
3の片面側に形成し、前記開口部8にメッシュ3を生地
のまま露出させたスクリーン印刷用マスクを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばICやLSI
用プリント配線などのスクリーン印刷に好適に使用され
るスクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法に関す
る。
用プリント配線などのスクリーン印刷に好適に使用され
るスクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスクリーン印刷用マスクとして
は、たとえば、図5の(A)に示すごとくポリエチレン
テレフタレートやステンレス製等のメッシュ3に感光性
樹脂10による所望の印刷パターンを塗布したものや、
図6の(B)に示すごとくステンレス製メッシュ3上に
ステンレスやニッケルなどの薄い金属箔11を配し、両
者を電気メッキにより一体結合し、エッチングにより金
属箔11を所望の印刷パターンに開口部12を形成した
ものがある(文献不詳)。後者のものによれば、印刷パ
ターンが金属箔11で作られているため、前者の感光性
樹脂10による印刷パターンに比較して耐薬品性、耐摩
耗性に優れる。また、印刷パターンが感光性樹脂10で
は、連続印刷時にスキージ印圧により、図5の(B)に
示すようにメッシュ3の中に押し込まれて印刷の厚みが
変化したり、そのエッジ10aが崩れて印刷の質が低下
しやすいが、金属箔11で形成されたパターンエッジ1
1aではそのような不具合がなく、しかもその全てが金
属体にて一体に構成されているためスキージの印圧によ
る寸法変化が極めて小さく、比較的に精度の高いシャー
プな印刷を期することができる。
は、たとえば、図5の(A)に示すごとくポリエチレン
テレフタレートやステンレス製等のメッシュ3に感光性
樹脂10による所望の印刷パターンを塗布したものや、
図6の(B)に示すごとくステンレス製メッシュ3上に
ステンレスやニッケルなどの薄い金属箔11を配し、両
者を電気メッキにより一体結合し、エッチングにより金
属箔11を所望の印刷パターンに開口部12を形成した
ものがある(文献不詳)。後者のものによれば、印刷パ
ターンが金属箔11で作られているため、前者の感光性
樹脂10による印刷パターンに比較して耐薬品性、耐摩
耗性に優れる。また、印刷パターンが感光性樹脂10で
は、連続印刷時にスキージ印圧により、図5の(B)に
示すようにメッシュ3の中に押し込まれて印刷の厚みが
変化したり、そのエッジ10aが崩れて印刷の質が低下
しやすいが、金属箔11で形成されたパターンエッジ1
1aではそのような不具合がなく、しかもその全てが金
属体にて一体に構成されているためスキージの印圧によ
る寸法変化が極めて小さく、比較的に精度の高いシャー
プな印刷を期することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図6の
(B)に示すごとく印刷パターンが金属箔11で形成さ
れるスクリーン印刷用マスクでは、図6の(A)に示す
ごとくその金属箔11が電気メッキによりステンレス製
メッシュ3に一体に結合されるため、図6の(B)に示
すごとく印刷パターンの開口部12内に露出するメッシ
ュ3の線にメッキ13が付いて線径が太くなり、そのメ
ッキ13が付く分だけ開口率が低下し、インキ・ペース
トの通りが悪くなり、またマスクのトータル厚みの調整
が難しい。また、片面エッチングであるため、アスペク
ト比(トータル厚/開口幅)が高くとれず、パターンニ
ング(線幅)に限界があり、マスク断面形状も直角にな
るものが得られ難くて開口率が低下していた。
(B)に示すごとく印刷パターンが金属箔11で形成さ
れるスクリーン印刷用マスクでは、図6の(A)に示す
ごとくその金属箔11が電気メッキによりステンレス製
メッシュ3に一体に結合されるため、図6の(B)に示
すごとく印刷パターンの開口部12内に露出するメッシ
ュ3の線にメッキ13が付いて線径が太くなり、そのメ
ッキ13が付く分だけ開口率が低下し、インキ・ペース
トの通りが悪くなり、またマスクのトータル厚みの調整
が難しい。また、片面エッチングであるため、アスペク
ト比(トータル厚/開口幅)が高くとれず、パターンニ
ング(線幅)に限界があり、マスク断面形状も直角にな
るものが得られ難くて開口率が低下していた。
【0004】本発明はこうした問題を解消するためにな
されたもので、上記のような、メッシュの片面に形成さ
れる印刷パターンが金属からなるスクリーン印刷用マス
クにおいて、その金属を電鋳することにより耐摩耗性、
印刷寸法安定性の確保を図ることができ、しかもマスク
断面が垂直に立ち上がる形になり、高い開口率でインキ
・ペーストの通過性(吐出性)を向上でき、微細線印刷
を可能とし、またトータル厚を容易に調整できるスクリ
ーン印刷用マスク、並びにその製造方法を提供せんとす
るものである。
されたもので、上記のような、メッシュの片面に形成さ
れる印刷パターンが金属からなるスクリーン印刷用マス
クにおいて、その金属を電鋳することにより耐摩耗性、
印刷寸法安定性の確保を図ることができ、しかもマスク
断面が垂直に立ち上がる形になり、高い開口率でインキ
・ペーストの通過性(吐出性)を向上でき、微細線印刷
を可能とし、またトータル厚を容易に調整できるスクリ
ーン印刷用マスク、並びにその製造方法を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリーン印刷
用マスクは、図1に例示するように、電鋳により所望の
印刷パターンにパターンニング形成された多数の開口部
8を有する電鋳金属薄膜7をメッシュ3の片面側に形成
し、前記開口部8にメッシュ3を生地のまま露出させた
ものである。
用マスクは、図1に例示するように、電鋳により所望の
印刷パターンにパターンニング形成された多数の開口部
8を有する電鋳金属薄膜7をメッシュ3の片面側に形成
し、前記開口部8にメッシュ3を生地のまま露出させた
ものである。
【0006】また、本発明は、かかるスクリーン印刷用
マスクを製造するに際し、図2の(A)ないし(G)に
その製造工程を例示するように、先ず、電鋳母型1の表
面に、後述するフォトレジスト膜形成用現像液に難溶性
でかつ粘弾性を有するメッシュ保持層2を剥離可能に形
成する。次いでメッシュ保持層2の上に導電性を有する
メッシュ3を配する。次いでメッシュ3の上に、フォト
レジスト4を配した後該フォトレジスト4の上に印刷パ
ターンフィルム5を置き、焼き付け、現像処理して印刷
パターンのフォトレジスト膜6を形成する。このときメ
ッシュ保持層2は現像液で溶かされないで電鋳母型1の
表面に付いたまま残されてメッシュ3の下面全体を保持
し続ける。次いでメッシュ3のフォトレジスト膜6で覆
われていない表面に電鋳により電鋳金属薄膜7を形成す
る。最後にメッシュ3および電鋳金属薄膜7を電鋳母型
1から剥離する。
マスクを製造するに際し、図2の(A)ないし(G)に
その製造工程を例示するように、先ず、電鋳母型1の表
面に、後述するフォトレジスト膜形成用現像液に難溶性
でかつ粘弾性を有するメッシュ保持層2を剥離可能に形
成する。次いでメッシュ保持層2の上に導電性を有する
メッシュ3を配する。次いでメッシュ3の上に、フォト
レジスト4を配した後該フォトレジスト4の上に印刷パ
ターンフィルム5を置き、焼き付け、現像処理して印刷
パターンのフォトレジスト膜6を形成する。このときメ
ッシュ保持層2は現像液で溶かされないで電鋳母型1の
表面に付いたまま残されてメッシュ3の下面全体を保持
し続ける。次いでメッシュ3のフォトレジスト膜6で覆
われていない表面に電鋳により電鋳金属薄膜7を形成す
る。最後にメッシュ3および電鋳金属薄膜7を電鋳母型
1から剥離する。
【0007】
【作用】スクリーン印刷用マスク9の開口部8に露出す
るメッシュ3は、電鋳時にはフォトレジスト膜6で覆わ
れているので、電鋳金属がその開口部8内のメッシュ3
に付着することがなくてメッシュ3の線径は変化せず生
地のままで、マスクの開口率が高くなる。
るメッシュ3は、電鋳時にはフォトレジスト膜6で覆わ
れているので、電鋳金属がその開口部8内のメッシュ3
に付着することがなくてメッシュ3の線径は変化せず生
地のままで、マスクの開口率が高くなる。
【0008】フォトレジスト膜6の厚みを変えて電鋳高
さを調整することで、マスクのトータル厚の調整が容易
に行える。
さを調整することで、マスクのトータル厚の調整が容易
に行える。
【0009】粘弾性を有するメッシュ保持層2は電鋳母
型1の表面に浮いたりすることなく密着させることがで
き、そのメッシュ保持層2の上にはメッシュ3が動いた
りすることなく密着保持される。
型1の表面に浮いたりすることなく密着させることがで
き、そのメッシュ保持層2の上にはメッシュ3が動いた
りすることなく密着保持される。
【0010】フォトレジスト膜6はメッシュ3を介在さ
せた状態でメッシュ保持層2と一体に密着するので、フ
ォトレジスト膜6はメッシュ3の上でも浮いたり、剥が
れたりすることなく、電着金属がフォトレジスト膜6の
裏へまわり込むのをよく防止できる。
せた状態でメッシュ保持層2と一体に密着するので、フ
ォトレジスト膜6はメッシュ3の上でも浮いたり、剥が
れたりすることなく、電着金属がフォトレジスト膜6の
裏へまわり込むのをよく防止できる。
【0011】メッシュ保持層2で平面度が出ているの
で、電鋳形成時の電鋳金属薄膜7の平面度が高くなる。
で、電鋳形成時の電鋳金属薄膜7の平面度が高くなる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、マスク素材がメッシュ
3および電鋳金属薄膜7からなるので、耐摩耗性、印刷
寸法安定性に優れる。
3および電鋳金属薄膜7からなるので、耐摩耗性、印刷
寸法安定性に優れる。
【0013】開口部8に露出するメッシュ3をフォトレ
ジスト膜6で覆った状態で電鋳するので、マスクの開口
率の高いものが得られてインキ・ペーストの通りが良好
となり、精度の高いスクリーン印刷を可能とする。
ジスト膜6で覆った状態で電鋳するので、マスクの開口
率の高いものが得られてインキ・ペーストの通りが良好
となり、精度の高いスクリーン印刷を可能とする。
【0014】また、フォトレジスト膜6の厚みを変える
ことによりマスクのトータル厚の調整が容易に行えるの
で、厚さの異なる多種のスクリーン印刷用マスクを簡単
に得ることができる。
ことによりマスクのトータル厚の調整が容易に行えるの
で、厚さの異なる多種のスクリーン印刷用マスクを簡単
に得ることができる。
【0015】電鋳によりアスペクト比を高くとることが
でき、微細なパターンニング(線幅)が得られ、マスク
断面形状も直角になるものが得られるので、寸法精度を
非常に要求される液晶ディスプレイ用電極やハイブリッ
ドIC用プリント配線などの微細線印刷をも実現でき
る。
でき、微細なパターンニング(線幅)が得られ、マスク
断面形状も直角になるものが得られるので、寸法精度を
非常に要求される液晶ディスプレイ用電極やハイブリッ
ドIC用プリント配線などの微細線印刷をも実現でき
る。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づき
説明する。図1および図3において、本発明のスクリー
ン印刷用マスク9は電鋳により所望の印刷パターンにパ
ターンニング形成された多数の開口部8を有する電鋳金
属薄膜7をメッシュ3の片面側に形成し、電鋳金属薄膜
7の開口部8にメッシュ3を生地のまま露出させてあ
る。スクリーン印刷においては、そのマスク9をスクリ
ーン枠に張り、電鋳金属薄膜7の面側を配線基板など印
刷対象物に対し密着させ、インキ・ペーストをメッシュ
3の面側にのせスキージをかけて開口部8から吐出して
印刷対象物に付着させるのである。
説明する。図1および図3において、本発明のスクリー
ン印刷用マスク9は電鋳により所望の印刷パターンにパ
ターンニング形成された多数の開口部8を有する電鋳金
属薄膜7をメッシュ3の片面側に形成し、電鋳金属薄膜
7の開口部8にメッシュ3を生地のまま露出させてあ
る。スクリーン印刷においては、そのマスク9をスクリ
ーン枠に張り、電鋳金属薄膜7の面側を配線基板など印
刷対象物に対し密着させ、インキ・ペーストをメッシュ
3の面側にのせスキージをかけて開口部8から吐出して
印刷対象物に付着させるのである。
【0017】図2の(A)ないし(H)はかかるスクリ
ーン印刷用マスクを電鋳で得るまでの工程図を示してい
る。スクリーン印刷用マスクを電鋳するに際し、まず、
図2の(A)に示すように、ステンレス製の電鋳母型1
の表面にメッシュ保持層2(25〜50μm厚)を剥離
可能にラミネートまたは塗布する。そのメッシュ保持層
2は、この後のフォトレジスト膜形成工程で使用される
現像液に難溶性のもので、かつ電鋳母型1の表面との密
着性および後述するメッシュ3との密着性にも優れる適
度の粘性と弾性を兼ね備えた材料、たとえば、日立化成
工業(株)製のPHT−142Fなど溶剤タイプのドラ
イフィルムレジストをラミネートするか、または、東京
応化工業(株)製のOP−2レジストRSなどの液状フ
ォトレジストを塗布して乾燥する。
ーン印刷用マスクを電鋳で得るまでの工程図を示してい
る。スクリーン印刷用マスクを電鋳するに際し、まず、
図2の(A)に示すように、ステンレス製の電鋳母型1
の表面にメッシュ保持層2(25〜50μm厚)を剥離
可能にラミネートまたは塗布する。そのメッシュ保持層
2は、この後のフォトレジスト膜形成工程で使用される
現像液に難溶性のもので、かつ電鋳母型1の表面との密
着性および後述するメッシュ3との密着性にも優れる適
度の粘性と弾性を兼ね備えた材料、たとえば、日立化成
工業(株)製のPHT−142Fなど溶剤タイプのドラ
イフィルムレジストをラミネートするか、または、東京
応化工業(株)製のOP−2レジストRSなどの液状フ
ォトレジストを塗布して乾燥する。
【0018】次いで、図2の(B)に示すようにメッシ
ュ保持層2の上にステンレス製のメッシュ3(20μm
線径で♯325、あるいは20μm線径で♯400)を
ラミネートする。このメッシュ3は電鋳時に電極(陰
極)の役目を兼ねさせるために導電性を有する材料から
なることを必要とするが、ステンレスメッシュのほか
に、たとえばニッケル電鋳製のもの、あるいはポリエチ
レンテレフタレートなど合成繊維製のメッシュにニッケ
ルメッキを施したものなどであってもよい。
ュ保持層2の上にステンレス製のメッシュ3(20μm
線径で♯325、あるいは20μm線径で♯400)を
ラミネートする。このメッシュ3は電鋳時に電極(陰
極)の役目を兼ねさせるために導電性を有する材料から
なることを必要とするが、ステンレスメッシュのほか
に、たとえばニッケル電鋳製のもの、あるいはポリエチ
レンテレフタレートなど合成繊維製のメッシュにニッケ
ルメッキを施したものなどであってもよい。
【0019】次いで、図2の(C)に示すようにメッシ
ュ3の上にアルカリ現像液で溶解するアルカリタイプの
フォトレジスト4(厚50〜75μm)をラミネートま
たは塗布する。そのフォトレジスト4としては、たとえ
ば、三菱レーヨン(株)製のダイヤロン307または日
本アルファ(株)製の301などを用いる。このときメ
ッシュ3の下側にメッシュ保持層2を敷いてあるので、
フォトレジスト4でメッシュ3をメッシュ保持層2に押
しつけて良好に密着させることができる。もっとも、メ
ッシュ保持層2の材料がフォトレジストでなく、他の材
料を選択する場合は、上記フォトレジスト4としては溶
剤タイプのフォトレジスト、たとえば、東京応化工業
(株)製のOP−2レジストRSなどを用いることもで
きる。
ュ3の上にアルカリ現像液で溶解するアルカリタイプの
フォトレジスト4(厚50〜75μm)をラミネートま
たは塗布する。そのフォトレジスト4としては、たとえ
ば、三菱レーヨン(株)製のダイヤロン307または日
本アルファ(株)製の301などを用いる。このときメ
ッシュ3の下側にメッシュ保持層2を敷いてあるので、
フォトレジスト4でメッシュ3をメッシュ保持層2に押
しつけて良好に密着させることができる。もっとも、メ
ッシュ保持層2の材料がフォトレジストでなく、他の材
料を選択する場合は、上記フォトレジスト4としては溶
剤タイプのフォトレジスト、たとえば、東京応化工業
(株)製のOP−2レジストRSなどを用いることもで
きる。
【0020】次いで、図2の(D)に示すごとくフォト
レジスト4の上に、所望のスクリーン印刷用マスクのパ
ターンフィルム(ネガタイプのもの)5を密着させ、焼
き付け、現像、乾燥の各処理を行って、図2の(E)に
示すごとく所望のパターンのフォトレジスト膜6を形成
する。このときメッシュ保持層2は現像液に難溶性であ
るので電鋳母型1から除かれないで残される。これが、
比較例として図7の(A)に示すように電鋳母型1の表
面に直接メッシュ3をラミネートし、この上にフォトレ
ジスト膜6を形成する場合は、フォトレジスト膜6の一
部6aがメッシュ3により電鋳母型1の表面から浮かさ
れたり、剥離されたりしやいといった不具合が生じる
が、この実施例ではメッシュ保持層2を敷いてこの上に
メッシュ3を置いているのでそのような問題はなく、フ
ォトレジスト膜6を良好に形成することができる。
レジスト4の上に、所望のスクリーン印刷用マスクのパ
ターンフィルム(ネガタイプのもの)5を密着させ、焼
き付け、現像、乾燥の各処理を行って、図2の(E)に
示すごとく所望のパターンのフォトレジスト膜6を形成
する。このときメッシュ保持層2は現像液に難溶性であ
るので電鋳母型1から除かれないで残される。これが、
比較例として図7の(A)に示すように電鋳母型1の表
面に直接メッシュ3をラミネートし、この上にフォトレ
ジスト膜6を形成する場合は、フォトレジスト膜6の一
部6aがメッシュ3により電鋳母型1の表面から浮かさ
れたり、剥離されたりしやいといった不具合が生じる
が、この実施例ではメッシュ保持層2を敷いてこの上に
メッシュ3を置いているのでそのような問題はなく、フ
ォトレジスト膜6を良好に形成することができる。
【0021】次いで、電鋳母型1を電着槽、たとえばス
ルファミン酸ニッケル浴に浸漬してニッケル電鋳を行う
と、図2の(F)に示すごとくメッシュ3のフォトレジ
スト膜6で覆われていない表面に電鋳金属薄膜7を形成
する。この電鋳時には、図4に示すように導電性を有す
るメッシュ3を電導材としてこれを導電性保持体14を
電極(陰極)15に接続させるので、電鋳はメッシュ3
から成長することになる。この電鋳時フォトレジスト膜
6はメッシュ保持層2に密着状態にあるので、ニッケル
がフォトレジスト膜6の裏側(開口部8となる箇所)に
まわり込むようなことがなく、この点でも直角のマスク
断面形状を得ることができる。これが、前述した比較例
のようにフォトレジスト膜6の一部6aがメッシュ3に
より電鋳母型1の表面から浮かされたり、剥離されたり
していると、図7の(B)に示すようにニッケルがその
浮きあるいは剥離箇所にまわり込み、図7の(C)に示
すごとく電鋳金属薄膜7に薄状片Eができて開口率が変
化し、アスペクト比が低下する。なお、ニッケル電鋳に
代えて、ニッケル−コバルト合金で電鋳を行うこともで
きる。
ルファミン酸ニッケル浴に浸漬してニッケル電鋳を行う
と、図2の(F)に示すごとくメッシュ3のフォトレジ
スト膜6で覆われていない表面に電鋳金属薄膜7を形成
する。この電鋳時には、図4に示すように導電性を有す
るメッシュ3を電導材としてこれを導電性保持体14を
電極(陰極)15に接続させるので、電鋳はメッシュ3
から成長することになる。この電鋳時フォトレジスト膜
6はメッシュ保持層2に密着状態にあるので、ニッケル
がフォトレジスト膜6の裏側(開口部8となる箇所)に
まわり込むようなことがなく、この点でも直角のマスク
断面形状を得ることができる。これが、前述した比較例
のようにフォトレジスト膜6の一部6aがメッシュ3に
より電鋳母型1の表面から浮かされたり、剥離されたり
していると、図7の(B)に示すようにニッケルがその
浮きあるいは剥離箇所にまわり込み、図7の(C)に示
すごとく電鋳金属薄膜7に薄状片Eができて開口率が変
化し、アスペクト比が低下する。なお、ニッケル電鋳に
代えて、ニッケル−コバルト合金で電鋳を行うこともで
きる。
【0022】電鋳後、電鋳金属薄膜7の表面を研磨して
平滑面に仕上げることにより印刷対象物に対し良好な密
着状態が得られるようにする。このときフォトレジスト
膜6は電鋳母型1に粘弾性を有するメッシュ保持層2を
介在させて付いたままの状態で行われるので、研磨し易
く、高い平面度を出すことができる。これが、図7の
(A)で示すように電鋳母型1の表面に直接メッシュ3
をラミネートさせていると、この研磨時にメッシュ3が
その研磨圧で電鋳母型1の表面上を滑り動きやすくて研
磨しにくくなり、平面度を出しにくくするのである。
平滑面に仕上げることにより印刷対象物に対し良好な密
着状態が得られるようにする。このときフォトレジスト
膜6は電鋳母型1に粘弾性を有するメッシュ保持層2を
介在させて付いたままの状態で行われるので、研磨し易
く、高い平面度を出すことができる。これが、図7の
(A)で示すように電鋳母型1の表面に直接メッシュ3
をラミネートさせていると、この研磨時にメッシュ3が
その研磨圧で電鋳母型1の表面上を滑り動きやすくて研
磨しにくくなり、平面度を出しにくくするのである。
【0023】研磨後、図2の(G)に示すようにフォト
レジスト膜6を水酸化ナトリウム溶液あるいは市販のフ
ォトレジスト除去液で除去し、その後図2の(H)に示
すようにメッシュ保持層2を電鋳金属薄膜7およびメッ
シュ3と共に電鋳母型1から剥離する。
レジスト膜6を水酸化ナトリウム溶液あるいは市販のフ
ォトレジスト除去液で除去し、その後図2の(H)に示
すようにメッシュ保持層2を電鋳金属薄膜7およびメッ
シュ3と共に電鋳母型1から剥離する。
【0024】剥離後、メッシュ保持層2を除去する。た
とえばメッシュ保持層2が溶剤タイプのレジストである
場合塩化メチレンなどで溶解除去できる。これにより図
1および図3に示すごとき所望の印刷パターンに形成さ
れた多数の開口部8を有する電鋳金属薄膜7がメッシュ
3の片面側に形成されたスクリーン印刷用マスク9の製
品を得ることができる。
とえばメッシュ保持層2が溶剤タイプのレジストである
場合塩化メチレンなどで溶解除去できる。これにより図
1および図3に示すごとき所望の印刷パターンに形成さ
れた多数の開口部8を有する電鋳金属薄膜7がメッシュ
3の片面側に形成されたスクリーン印刷用マスク9の製
品を得ることができる。
【0025】なお、メッシュ保持層2の材料としては、
フォトレジスト膜形成用の現像液におかされないもので
あればよく、上記実施例のごとく溶剤タイプのレジスト
以外に、たとえばゴム系粘着テープなどの粘着性シート
を用いることもできる。メッシュ保持層2として粘着性
シートが用いられる場合、フォトレジスト膜6の材料と
してはアルカリタイプのレジストまたは溶剤タイプのレ
ジストのいずれであってもよい。
フォトレジスト膜形成用の現像液におかされないもので
あればよく、上記実施例のごとく溶剤タイプのレジスト
以外に、たとえばゴム系粘着テープなどの粘着性シート
を用いることもできる。メッシュ保持層2として粘着性
シートが用いられる場合、フォトレジスト膜6の材料と
してはアルカリタイプのレジストまたは溶剤タイプのレ
ジストのいずれであってもよい。
【図1】スクリーン印刷用マスクの一部の斜視図であ
る。
る。
【図2】製造工程図である。
【図3】スクリーン印刷用マスクの一部の断面図であ
る。
る。
【図4】電鋳時における母型を示す正面図である。
【図5】従来例のスクリーン印刷用マスクの一部の断面
図である。
図である。
【図6】他の従来例のスクリーン印刷用マスクの製造工
程図である。
程図である。
【図7】比較例を示すスクリーン印刷用マスクの製造工
程図である。
程図である。
1 電鋳母型
2 メッシュ保持層
3 メッシュ
4 フォトレジスト
5 印刷パターンフィルム
6 フォトレジスト膜
7 電鋳金属薄膜
8 開口部
9 スクリーン印刷用マスク
Claims (2)
- 【請求項1】 電鋳により所望の印刷パターンにパター
ンニング形成された多数の開口部8を有する電鋳金属薄
膜7をメッシュ3の片面側に形成し、前記開口部8にメ
ッシュ3を生地のまま露出させてあることを特徴とする
スクリーン印刷用マスク。 - 【請求項2】 電鋳母型1の表面に粘弾性を有するメッ
シュ保持層2を剥離可能に形成する工程と、 メッシュ保持層2の上に導電性を有するメッシュ3を配
する工程と、 メッシュ3の上に、フォトレジスト4を配した後該フォ
トレジスト4の上に印刷パターンフィルム5を置き、焼
き付け、現像処理して印刷パターンのフォトレジスト膜
6を形成する工程と、 メッシュ3のフォトレジスト膜6で覆われていない表面
に電鋳により電鋳金属薄膜7を形成する工程と、 メッシュ3および電鋳金属薄膜7を電鋳母型1から剥離
する工程とからなり、 上記メッシュ保持層2はフォトレジスト膜形成用の現像
液に難溶性の材料からなることを特徴とするスクリーン
印刷用マスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19086891A JPH058368A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | スクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19086891A JPH058368A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | スクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058368A true JPH058368A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16265103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19086891A Pending JPH058368A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | スクリーン印刷用マスク、並びにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058368A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9860584B2 (en) | 1998-06-16 | 2018-01-02 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television program guide with simultaneous watch and record capabilities |
| JP2019214139A (ja) * | 2018-06-11 | 2019-12-19 | 東京プロセスサービス株式会社 | スクリーン印刷版の製造方法 |
| CN117445534A (zh) * | 2022-07-18 | 2024-01-26 | 国巨电子(中国)有限公司 | 电铸金属网版及其制造方法 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP19086891A patent/JPH058368A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9860584B2 (en) | 1998-06-16 | 2018-01-02 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television program guide with simultaneous watch and record capabilities |
| JP2019214139A (ja) * | 2018-06-11 | 2019-12-19 | 東京プロセスサービス株式会社 | スクリーン印刷版の製造方法 |
| CN117445534A (zh) * | 2022-07-18 | 2024-01-26 | 国巨电子(中国)有限公司 | 电铸金属网版及其制造方法 |
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