JPH0566592U - 粗微動装置 - Google Patents
粗微動装置Info
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- JPH0566592U JPH0566592U JP715292U JP715292U JPH0566592U JP H0566592 U JPH0566592 U JP H0566592U JP 715292 U JP715292 U JP 715292U JP 715292 U JP715292 U JP 715292U JP H0566592 U JPH0566592 U JP H0566592U
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- movement device
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一つの案内部材により粗動と微動とを行うこ
とができ、且つ、コンパクトな構成とする。 【構成】 ベース10上に設けられた一対の直線案内1
2に、第一ステージ18及び第二ステージ17が摺動可
能に取り付けられている。これらの第一ステージ18及
び第二ステージ17は駆動モータ26の回転軸に取り付
けられたボールねじ24の回転にともなって直線案内1
2上を移動可能である。また、電圧を印加することによ
り伸縮可能な圧電素子20が第一ステージ18と第二ス
テージ17との間に挟まれて配置されている。さらに、
第一ステージ18と第二ステージ17との間には、前記
圧電素子20の位置を安定させるための一対のコイルば
ね28が接続されている。そして、第二ステージ17上
に載置された被移動物体9は、ボールねじ24の回転に
伴う移動と、圧電素子20の伸縮に伴う移動との二通り
の方法で移動可能である。
とができ、且つ、コンパクトな構成とする。 【構成】 ベース10上に設けられた一対の直線案内1
2に、第一ステージ18及び第二ステージ17が摺動可
能に取り付けられている。これらの第一ステージ18及
び第二ステージ17は駆動モータ26の回転軸に取り付
けられたボールねじ24の回転にともなって直線案内1
2上を移動可能である。また、電圧を印加することによ
り伸縮可能な圧電素子20が第一ステージ18と第二ス
テージ17との間に挟まれて配置されている。さらに、
第一ステージ18と第二ステージ17との間には、前記
圧電素子20の位置を安定させるための一対のコイルば
ね28が接続されている。そして、第二ステージ17上
に載置された被移動物体9は、ボールねじ24の回転に
伴う移動と、圧電素子20の伸縮に伴う移動との二通り
の方法で移動可能である。
Description
【0001】
本考案は、トンネル顕微鏡や原子間力顕微鏡等に用いられ、一般にXYステー ジなどと呼ばれている移動装置に関する。特にステージ部の送りが粗動、微動で 調整可能な粗微動装置に関する。
【0002】
近年、トンネル顕微鏡や原子間力顕微鏡といった微小表面を測定する装置が開 発されてきている。これらの装置は、被測定物表面の数十μm角から数nm角と いう微小範囲を走査して、表面形状をきわめて高精度に測定するというものであ る。これらの装置においては、被測定物をその表面を含む面内に平行に二次元に 動かすことのできる移動装置が必要となる。そして、その移動装置には、おおよ そ測定したい位置にすばやく被測定物を移動させる粗動送り機構と、測定時に被 測定物を微小範囲走査させるための微動送り機構とを備えていることが必要であ る。
【0003】 従来、この種の装置に使われてきた移動装置を図2、図3、図4に示す。図2 に従来の粗微動装置を示す。図3には、図2に示す粗微動装置のうち、粗動装置 部分を、図4には、図2に示す粗微動装置のうち、微動装置部分を示している。
【0004】 図3に従って粗動装置の動作原理を説明する。粗動ベース21上には互いに平 行に設けられた一対の直線案内12が固定されている。直線案内12上には図中 矢印X方向へその直線案内12上を摺動可能な直線移動子14が配置されている 。このような直線案内機構としては、例えばアリ溝やV溝、リニアボールベアリ ング、リニアクロスローラガイドなどが採用される。直線移動子14上には粗動 ステージ16が固定されている。すなわち、この粗動ステージ16は、直線移動 子14を介して直線案内12上を矢印X方向あるいは反矢印X方向に移動可能と なる。
【0005】 前記粗動ベース21上には、ボールねじ24が粗動ベース21の両端部に立設 されたフランジ25及び粗動ステージ16を挿通して回転可能に取り付けられて いる。前記ボールねじ24の一端で、フランジ25の外側には駆動モータ26が ボールねじ24を回転可能となるように接続されており、他端のフランジ25に はボールねじ24が回転自在に取り付けられている。ボールねじ24には、粗動 ステージ16に固定されたボールねじナット22が取り付けられている。
【0006】 前記粗動ステージ16は、駆動モータ26を駆動してボールねじ24を回転さ せることにより、粗動ステージ16に取り付けられたボールねじナット22を介 して直線案内12上を矢印X方向に移動させられる。なお、駆動モータ26を駆 動させる代わりに、作業者が直接ボールねじ24を手で回転させてもよい。また 、ボールねじ24の回転方向を逆転することにより粗動ステージ16の移動方向 を反矢印X方向とすることができる。
【0007】 次に図4に基づいて微動装置の動作原理を説明する。
【0008】 図4(a)に示すように、微動ベース30は、リンク36,38により微動ス テージ32と結合されている。微動ベース30及び微動ステージ32と各リンク 36,38とはそれぞれ幅が数百μmの切り欠き部31により連結されている。 また、微動ベース30と一体に立設されたアーム部と前記リンク36との間には 、電圧を印加することにより矢印方向に伸縮可能な圧電素子34が前述と同様に 切り欠き部31により連結されている。各切り欠き部31は回転支点であり、こ の微動装置を構成している各構成要素は、圧電素子34の伸縮に伴って切り欠き 部31を中心に回転し、全体として平行四辺形の形を保ちつつ変形する。例えば 、圧電素子34に電圧を印加するとその全長が伸び、微動ステージ32が微動ベ ース30に対して図4(b)に示す左方に移動する。
【0009】 そして、図2に示すように、前記粗動装置の粗動ステージ16上に前記微動装 置の微動ベース30を固着すると、粗動装置あるいは微動装置を駆動させること により、微動ステージ31上に載置された被移動物体9を矢印X方向または反矢 印X方向へ粗動あるいは微動させることが可能となる。
【0010】
しかしながら、上述したような従来の粗微動装置では、粗動ステージと微動ス テージとが独立しており、それらを上下に組み合わせて用いているため装置全体 の高さが高くなり、結果として装置の重心が高くなっていた。そのため、超精密 測定に用いられる場合、外部からの振動の影響を受けやすいという欠点があった 。
【0011】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、一つの案内 部材により粗動と微動とを行うことができ、且つ、コンパクトな構成となる粗微 動装置を提供することを目的とする。
【0012】
この目的を達成するために本考案の粗微動装置は、案内部材を有するベースと 、その案内部材上を移動可能となるように配置された第一のステージ及び第二の ステージと、前記第一のステージを前記案内部材に従って移動させる粗動手段と 、前記第一のステージと接続され、前記第二のステージを前記案内部材に従って 移動させる微動手段とを備えている。
【0013】
上記の構成を有する本考案の粗微動装置において、第一のステージは粗動手段 によって案内部材に従って移動させられる。第二のステージは、第一のステージ が粗動手段により移動させられるのに伴って案内部材に従って移動させられると 共に、微動手段により案内部材に従って移動させられる。
【0014】
【実施例】 以下、本考案の粗微動装置を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 なお、本実施例において、図2、図3、図4に示す従来装置と同一の部材は同一 の符号を付してある。
【0015】 図1(a)及び図1(b)に示すように、ベース10上には互いに平行に設け られた一対の直線案内12が固定されている。直線案内12には、図中矢印X方 向へその直線案内12上を摺動可能な直線移動子14が複数個取り付けられてい る。直線移動子14上には第一ステージ18及び第二ステージ17が固定されて いる。すなわち、これらの第一のステージ18及び第二のステージ17は、直線 移動子14を介して直線案内12上を矢印X方向に移動可能となる。
【0016】 前記ベース10上には、ボールねじ24がベース10の両端に立設されたフラ ンジ25に回転可能に取り付けられている。また、前記両フランジ25のうち片 方の外側面には、駆動モータ26が取り付けられており、その駆動モータ26の 回転軸はフランジ25を挿通してボールねじ24の端部と接続されている。ボー ルねじ24には、第一ステージ18に固定されたボールねじナット22が取り付 けられている。また、前記第一ステージ18と第二ステージ17との間には、電 圧を印加することにより矢印方向に伸縮可能な圧電素子20が第一ステージ18 と第二ステージ17との間に挟まれて配置されている。さらに、第一ステージ1 8と第二ステージ17との間には、前記圧電素子20の位置を安定させるための 一対のコイルばね28が接続されている。なお、このコイルばね28のばね力は 圧電素子20の駆動力よりも小さく設定されている。
【0017】 続いて、上記のような構成の粗微動装置の動作について説明する。
【0018】 前記第二ステージ17上に被移動物体9を載置し、駆動モータ26を回転駆動 させる。すると、ボールねじ24が回転し、その回転に伴って第一ステージ18 は直線移動子14を介して直線案内12上を矢印X方向へ移動する。このとき、 第二ステージ17はコイルばね28によって第一ステージ18と接続されている ので、第二ステージ17は第一ステージ18の移動に追随して直線案内12上を 移動する。また、駆動モータ26を逆方向に回転駆動させると、第一ステージ1 8は直線案内12上を反矢印X方向へ移動する。この駆動モータ26を駆動させ ると、第一ステージ18及び第二ステージ17を比較的長いストロークで、しか も、早い移動速度で直線案内12上を移動させることができるのである。
【0019】 このようにして駆動モータ26の駆動により移動させられた第二ステージ17 上に載置されている被移動物体9を位置を正確に調整するときには、駆動モータ 26を停止させ、第一ステージ18を停止させておき、図示しない電圧印加手段 により圧電素子20に電圧を印加する。一般に圧電素子20は印加電圧に応じて 数nmから数十μm毎に伸縮量を調整することができるので、この伸縮量に応じ て第二ステージ17を精度良く移動させることができる。本実施例では、圧電素 子20に印加する電圧を高くすると第二ステージ17は直線移動子14を介して 直線案内12上を矢印X方向へ移動し、電圧を低くすると直線案内12上を反矢 印X方向へ移動する。
【0020】 以上の説明したとおり、本考案の粗微動装置によれば、第二の移動ステージ1 7上の被移動物体9を粗動送りと微動送りの二通りの方法で同一の直線案内12 上を精度良く移動させることが可能となる。
【0021】 以上、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本考案は他の態様 で実施することもできる。
【0022】 例えば、前記実施例では案内部材として直線案内12を用いていたが、特に案 内部材が直線である必要はなく、曲線を含む立体的な案内部材面でもかまわない 。
【0023】 また、前記実施例では粗動手段としてボールねじ24を駆動モータ26により 回転させる方法を用いていたが、台形ねじを含む他の送りねじで駆動してもよい し、ラックピニオンやリニアモータ等の駆動方法を用いてもよい。
【0024】 また、前記実施例では、コイルばね28は第二ステージ17と第一ステージ1 8との間に引っ張り力を発生させているが、第二ステージ17とベース10とを 接続して引っ張り力を発生させてもよい。また、圧電素子20が引っ張り荷重に 対して十分な耐性があれば圧電素子20の両端を第二ステージ17と第一ステー ジ18に固定することにより、コイルばね28を省略することも可能である。
【0025】 また、前記実施例を上下に組み合わせていわゆるXYステージとして用いても よいし、XYZの三軸あるいはそれ以上の多軸の組み合わせで用いてもよい。
【0026】
以上説明したことから明かなように、本考案の粗微動装置によれば、同一の案 内部材を用いて粗動と微動とを行うことができ、装置全体を小型化することがで きるので、装置の重心が高くなることを防止し、外部からの振動による影響を受 けにくいという効果がある。
【図1】図1(a)は本考案を具体化した粗微動装置の
一実施例の概略を示す上面図である。図1(b)は本考
案を具体化した粗微動装置の一実施例の概略を示す正面
図である。
一実施例の概略を示す上面図である。図1(b)は本考
案を具体化した粗微動装置の一実施例の概略を示す正面
図である。
【図2】図2(a)は従来の粗微動装置の概略を示す上
面図である。 図2(b)は従来の粗微動装置の概略を示す正面図であ
る。
面図である。 図2(b)は従来の粗微動装置の概略を示す正面図であ
る。
【図3】図3(a)は図2に示す粗微動装置の粗動装置
部分の概略を示す上面図である。 図3(b)は図2に示す粗微動装置の粗動装置部分の概
略を示す正面図である。
部分の概略を示す上面図である。 図3(b)は図2に示す粗微動装置の粗動装置部分の概
略を示す正面図である。
【図4】図4(a)は図2に示す粗微動装置の微動装置
部分の概略を示す上面図である。 図4(b)は図2に示す粗微動装置の微動装置部分の概
略を示す正面図である。
部分の概略を示す上面図である。 図4(b)は図2に示す粗微動装置の微動装置部分の概
略を示す正面図である。
10 ベース 12 直線案内 14 直線移動子 17 第二ステージ 18 第一ステージ 20 圧電素子 21 粗動ベース 24 ボールねじ 26 駆動モータ 28 コイルばね
Claims (1)
- 【請求項1】 案内部材を有するベースと、 その案内部材上を移動可能となるように配置された第一
のステージ及び第二のステージと、 前記第一のステージを前記案内部材に従って移動させる
粗動手段と、 前記第一のステージと接続され、前記第二のステージを
前記案内部材に従って移動させる微動手段とを備えたこ
とを特徴とする粗微動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP715292U JPH0566592U (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 粗微動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP715292U JPH0566592U (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 粗微動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566592U true JPH0566592U (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=11658101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP715292U Pending JPH0566592U (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 粗微動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0566592U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009001611A1 (ja) * | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Ulvac, Inc. | 粗微移動装置及びそれを備えた液体供給装置 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP715292U patent/JPH0566592U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009001611A1 (ja) * | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Ulvac, Inc. | 粗微移動装置及びそれを備えた液体供給装置 |
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