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JPH05301816A - 抗エイズ剤 - Google Patents

抗エイズ剤

Info

Publication number
JPH05301816A
JPH05301816A JP12796592A JP12796592A JPH05301816A JP H05301816 A JPH05301816 A JP H05301816A JP 12796592 A JP12796592 A JP 12796592A JP 12796592 A JP12796592 A JP 12796592A JP H05301816 A JPH05301816 A JP H05301816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gomisin
group
cells
aids
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12796592A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Kato
明久 加藤
Yukinobu Iketani
幸信 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsumura and Co filed Critical Tsumura and Co
Priority to JP12796592A priority Critical patent/JPH05301816A/ja
Publication of JPH05301816A publication Critical patent/JPH05301816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】副作用が少なく薬理効果の高い新しい抗エイズ
剤を提供する。 【構成】下記式(1)で表される化合物を有効成分とする
抗エイズ剤。 (式中R1がメトキシ基を示すとき、R2及びR4は水酸基、
R3は水素原子を示し、R1とR2がメチレンジオキシ基によ
って環状を示すとき、R3は水酸基、R4はメトキシル基を
示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト免疫不全症候群ウ
イルス(HIV)に起因する疾患(エイズ)に有効な抗エイズ
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エイズ(後天性免疫不全症候
群)の治療薬を開発すべく、盛んに研究が行われ、抗ウ
イルス剤など種々の薬物が開発されている。
【0003】一方、下記式(1) で表される化合物のうち、R1がメトキシル基、R2及びR4
が水酸基、R3が水素原子である化合物はゴミシンJであ
り、従来より、血圧降下作用等の薬理効果を有すること
が知られている(特許公開昭和64年第42421号)。また、
式(1)で表される化合物のうち、R1とR2がメチレンジオ
キシ基による環状であり、R3が水酸基、R4がメトキシル
基である化合物は、従来より、肝障害改善作用等の薬理
効果を有することが知られている(特許公開昭和61年第2
82315号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、エイズの治療に
効果があるとして研究されてきた薬物は、副作用が強
く、薬物耐性ウイルス株が比較的早く出現する等の問題
点があった。
【0005】一例を挙げると、従来研究されてきた核酸
誘導体の抗ウイルス剤は、HIVの複製過程におけるDNA合
成を阻害し、HIVの増殖を抑制するという作用機序であ
った。それと同時に、正常細胞のDNA合成も抑制され、
重篤な副作用を起こすという問題点があった。
【0006】そこで、生体における薬理効果が高く、副
作用の少ない薬物の開発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を行った結果、ゴミシンJ及び
ゴミシンAが、インビトロにおける抗HIV活性を有し、さ
らに生体における副作用も少ないことを見いだし本発明
を完成するに至った。
【0008】すなわち従来の薬剤がHIVの複製過程にお
けるDNA合成を阻害し、HIVの増殖を抑制していたのに対
し、ゴミシンJ及びゴミシンAは、正常細胞へのエイズウ
イルスの感染を防ぐ一方、副作用が少ないという点で優
れている。
【0009】ゴミシンJの製造方法は、特開昭64-42421
号に記載されている。
【0010】ゴミシンAの製造方法は、田口らによるChe
m. Pharm. Bull. (Tokyo),23巻,3296頁(1975年)およ
び田口らによるChem. Pharm. Bull. (Tokyo),25巻,3
64頁(1977年)に記載され、またその改良製造方法が特開
平2-48592号に記載されている。
【0011】次にゴミシンJ及びゴミシンAが、抗エイズ
剤として有用であることを実験例を挙げて説明する。
【0012】実験例1 [実験方法] SupT1細胞(1.0×106細胞)にエイズウイルス [HIV-1(◆B);約20TCID50(50% of Tissue Culture I
nhibition Dose)]を37℃、5%二酸化炭素下で1時間感染
させた後、予め段階希釈した被験薬物(ゴミシンJ又はゴ
ミシンAが入っている96穴マイクロプレートに、感染細
胞(0.4×105細胞/穴)をまき、37℃、5%二酸化炭素下で4
日間培養した。
【0013】上記の実験で被験薬物を用いない実験結果
をコントロールとした。
【0014】感染による細胞障害抑制の判定は、4日間
培養後の多核巨細胞(GIANT CELL;mulnuclear giant
cells)数を算定し、コントロールと比較することにより
求めた。この結果を第1表に示す。第1表
【0015】実験例2 [実験方法]MT-4細胞(T cell line系)1.0×106細胞に
エイズウイルス[HIV-1(◆B);約20TCID50(50% of Tiss
ue Culture Inhibition Dose)]を37℃、5%二酸化炭
素下で1時間感染させた後、予め段階希釈されたゴミシ
ンJが入っている96穴マイクロプレートに、感染細胞(0.
4×105細胞/穴)をまき、37℃、5%二酸化炭素下で5日間
培養した。
【0016】上記の実験でゴミシンJを用いない実験結
果をコントロールとした。
【0017】感染による細胞障害抑制の判定は、5日間
培養後の生細胞をMTT法で測定することにより求めた。
この結果を第2表に示す。第2表
【0018】実験例3 [実験方法]CloneH9細胞1.0×106細胞にエイズウイルス
[HIV-1(◆B);約20TCID50(50% ofTissue Culture Inh
ibition Dose)]を37℃、5%二酸化炭素下で1時間感染さ
せた後、CloneH9細胞の最終濃度が1×105細胞/mlとなる
ように調製し、37℃、5%二酸化炭素下で5日間培養し
た。5日間培養後、培養上清を遠心分離により回収し、
回収された培養上清中のp24アンチゲン(p24 antigen;g
ag protein)をp24ディテクションキット(p24 detecti
on kit;COULTER社製)を用い、ELISA法によって測定し
た。キット付属のantigen reagentをポジティブコント
ロールとし、検量線を作成した。測定した各データは検
量線からグラム換算し、薬物未処理群のp24量を100と
し、薬物処理群(ゴミシンJ及びゴミシンA)のp24量を換
算した。さらにp24の減少をもって阻害率とした。この
結果を第3表に示す。第3表
【0019】上記の実験結果より、ゴミシンJ及びゴミ
シンAが抗エイズ剤として高い薬理効果を有することが
確認された。
【0020】次にマウスにおける腹腔内投与による急性
毒性は、ゴミシンJでは750mg/kg、ゴミシンAでは390mg/
kgであり、その有効投与量においては急性毒性は認めら
れず、毒性が低いことが確認された。
【0021】次に、ゴミシンJおよびゴミシンAの投与量
および製剤実施例について説明する。
【0022】ゴミシンJおよびゴミシンAはそのまま、あ
るいは慣用の製剤担体と共に動物および人に投与するこ
とができる。投与形態としては、特に限定がなく、必要
に応じ適宜選択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒
剤、細粒剤、散剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口
剤が挙げられる。
【0023】経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通
常成人でゴミシンJまたはゴミシンAの重量として30mg〜
0.5gを、1日数回に分けての服用が適当と思われる。
【0024】経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、
マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される。
【0025】この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他
に、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進
剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することができる。
それぞれの具体例は以下に示す如くである。
【0026】[結合剤]デンプン、デキストリン、アラビ
アゴム末、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、
エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴー
ル。
【0027】[崩壊剤]デンプン、ヒドロキシプロピルス
ターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース。
【0028】[界面活性剤]ラウリル硫酸ナトリウム、大
豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート8
0。
【0029】[滑沢剤]タルク、ロウ類、水素添加植物
油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、ポリエチレングリコール。
【0030】[流動性促進剤]軽質無水ケイ酸、乾燥水酸
化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム。
【0031】また、ゴミシンJおよびゴミシンAは、懸濁
液、エマルジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤として
も投与することができ、これらの各種剤形には、矯味矯
臭剤、着色剤を含有してもよい。
【0032】非経口剤として所期の効果を発揮するため
には、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人でゴミシンJおよびゴミシンAの重量として1日5
mg〜50mgまでの静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が
適当と思われる。
【0033】この非経口剤は常法に従って製造され、希
釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖
水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ
油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等を用いることができる。さらに必要に
応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。ま
た、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填
後冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使
用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもでき
る。さらに、必要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防
腐剤、無痛化剤等を加えても良い。
【0034】その他の非経口剤としては、外用液剤、軟
膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、
常法に従って製造される。
【0035】次に本発明の製剤の実施例を挙げて説明す
る。 [実施例1] 上記の処方に従って〜を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠に
は、ゴミシンAが20mg含有されており、成人1日3〜10錠
を数回にわけて服用する。
【0036】[実施例2] 結晶セルロース 84.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチル セルロースカルシウム 5g ゴミシンJ 10g 計 100g 上記の処方に従って、およびの一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、およびの残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を
得た。この錠剤一錠には、ゴミシンJが20mg含有されて
おり、成人1日3〜10錠を数回にわけて服用する。
【0037】[実施例3] 結晶セルロース 79.5g 10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 50g カルボキシメチル セルロースカルシウム 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g ゴミシンA 10g 計 145g 上記の処方に従って、およびを均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、およびを混合し、打錠機にて圧縮成
型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠には、ゴ
ミシンAが20mg含有されており、成人1日3〜10錠を数回
にわけて服用する。
【0038】[実施例4] 上記の処方に従って〜を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。この顆粒剤1gには、ゴミシンJが100mg含有され
ており、成人1日0.6〜2gを数回にわけて服用する。
【0039】[実施例5] 結晶セルロース 86.5g 10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 35g ゴミシンA 10g 計 131.5g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、ねつ和し
た。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆
粒剤を得た。この顆粒剤1gには、ゴミシンAが100mg含有
されており、成人1日0.6〜2gを数回にわけて服用する。
【0040】[実施例6] コーンスターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5g ゴミシンJ 10g 計 100g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、200mgを2号
カプセルに充填した。このカプセル剤1カプセルには、
ゴミシンJが20mg含有されており、成人1日3〜10カプセ
ルを数回にわけて服用する。
【0041】[実施例7] 注射用蒸留水 89.5g 大豆油 5g 大豆リン脂質 2.5g グリセリン 2g ゴミシンA 1g 全量 100g 上記の処方に従ってをおよびに溶解し、これに
との溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1) (式中R1がメトキシル基を示すとき、R2及びR4は水酸
    基、R3は水素原子を示し、R1とR2がメチレンジオキシ基
    によって環状を示すとき、R3は水酸基、R4はメトキシル
    基を示す。)で表される化合物を有効成分とする抗エイ
    ズ剤。
JP12796592A 1992-04-22 1992-04-22 抗エイズ剤 Pending JPH05301816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12796592A JPH05301816A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 抗エイズ剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12796592A JPH05301816A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 抗エイズ剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301816A true JPH05301816A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14973062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12796592A Pending JPH05301816A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 抗エイズ剤

Country Status (1)

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JP (1) JPH05301816A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001039868A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Soutetsu Cho 抗ウイルス製剤および該製剤を用いたウイルス感染症予防・治療方法
CN100430053C (zh) * 2004-10-22 2008-11-05 中国科学院昆明植物研究所 治疗艾滋病的药物及其应用

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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