JPH0526883A - 自動分析装置 - Google Patents
自動分析装置Info
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- JPH0526883A JPH0526883A JP3271671A JP27167191A JPH0526883A JP H0526883 A JPH0526883 A JP H0526883A JP 3271671 A JP3271671 A JP 3271671A JP 27167191 A JP27167191 A JP 27167191A JP H0526883 A JPH0526883 A JP H0526883A
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 測定項目によっては分析処理数を2倍程度と
し、かつ、分析処理時間を1/2程度することができる
他、反応時間が長い測定項目にも対処することができる
自動分析装置を得る。 【構成】 所要数の反応容器5を保持する反応容器ホル
ダを、反応容器5をループ状に保持する同軸状に配設さ
れた2つの反応ラインで構成し、これらの各反応ライン
に保持された反応容器5を、交換装置30,40を介し
て所定位置で相手の反応ラインへと移し換えるように構
成すると共に、上記各反応ラインを、他方の反応ライン
とは別個独立した駆動装置によって上記反応容器5を他
方の反応ラインとは異なる態様で移送可能に駆動制御
し、かつ、これら各反応ラインに保持された各反応容器
5の呈色反応状態を1の光学測定装置7によって測定す
ることを特徴とする自動分析装置A。
し、かつ、分析処理時間を1/2程度することができる
他、反応時間が長い測定項目にも対処することができる
自動分析装置を得る。 【構成】 所要数の反応容器5を保持する反応容器ホル
ダを、反応容器5をループ状に保持する同軸状に配設さ
れた2つの反応ラインで構成し、これらの各反応ライン
に保持された反応容器5を、交換装置30,40を介し
て所定位置で相手の反応ラインへと移し換えるように構
成すると共に、上記各反応ラインを、他方の反応ライン
とは別個独立した駆動装置によって上記反応容器5を他
方の反応ラインとは異なる態様で移送可能に駆動制御
し、かつ、これら各反応ラインに保持された各反応容器
5の呈色反応状態を1の光学測定装置7によって測定す
ることを特徴とする自動分析装置A。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生化学的分析や免疫
学的分析を行う自動分析装置に係り、特に、この種の自
動分析における分析処理時間をスピードアップし、か
つ、測定精度に対する信頼性を飛躍的に向上させること
ができると共に、1時間に600テスト以上の分析を処
理することができる自動分析装置に関する。
学的分析を行う自動分析装置に係り、特に、この種の自
動分析における分析処理時間をスピードアップし、か
つ、測定精度に対する信頼性を飛躍的に向上させること
ができると共に、1時間に600テスト以上の分析を処
理することができる自動分析装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来より、自動分析装置は種々
の方式のものが提案されているが、その多くの自動分析
装置は、反応容器をループ状の反応容器ホルダに直列に
保持するように構成したものが殆どであるため、分析処
理数を1時間当り、例えば、600検体以上とする場合
には、上記反応容器ホルダの直径が大径となり、装置が
大幅に大型化する、という問題を有していた。
の方式のものが提案されているが、その多くの自動分析
装置は、反応容器をループ状の反応容器ホルダに直列に
保持するように構成したものが殆どであるため、分析処
理数を1時間当り、例えば、600検体以上とする場合
には、上記反応容器ホルダの直径が大径となり、装置が
大幅に大型化する、という問題を有していた。
【0003】また、上記従来の自動分析装置の中には、
反応容器ホルダを2列に配置したものも提案されてはい
るが、この従来の2反応ラインを持つ自動分析装置で
は、各ラインが独立して駆動制御されるものであるた
め、各反応ラインに沿って、例えば、サンプリング装置
や試薬装置、光学測定装置等を配設しなければならず、
装置が複雑化・大型化・高コスト化すると共に、例え
ば、1試薬系のものと2試薬系のものとの処理時間が全
く同一となる等、反応時間に対応させて分析データを得
ることができない、という問題を有していた。
反応容器ホルダを2列に配置したものも提案されてはい
るが、この従来の2反応ラインを持つ自動分析装置で
は、各ラインが独立して駆動制御されるものであるた
め、各反応ラインに沿って、例えば、サンプリング装置
や試薬装置、光学測定装置等を配設しなければならず、
装置が複雑化・大型化・高コスト化すると共に、例え
ば、1試薬系のものと2試薬系のものとの処理時間が全
く同一となる等、反応時間に対応させて分析データを得
ることができない、という問題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる現状
に鑑み創案されたものであって、その目的とするところ
は、単位時間当りの検体処理件数が大幅に向上し、しか
も、セルブランク並びに検体ブランクを測定して測定精
度に対する信頼性を飛躍的に向上させることができると
共に、測定項目によっては、極めて短い時間で分析結果
を得ることができる小型の自動分析装置を提供しようと
するものである。
に鑑み創案されたものであって、その目的とするところ
は、単位時間当りの検体処理件数が大幅に向上し、しか
も、セルブランク並びに検体ブランクを測定して測定精
度に対する信頼性を飛躍的に向上させることができると
共に、測定項目によっては、極めて短い時間で分析結果
を得ることができる小型の自動分析装置を提供しようと
するものである。
【0005】上記目的を達成するために、この発明に係
る自動分析装置にあっては、所要数の反応容器を保持す
る反応容器ホルダを、反応容器をループ状に保持する同
軸状に配設された2つの反応ラインで構成し、これらの
各反応ラインに保持された反応容器を、交換装置を介し
て所定位置で相手の反応ラインへと移し換えるように構
成すると共に、上記各反応ラインを、他方の反応ライン
とは別個独立した駆動装置によって上記反応容器を他方
の反応ラインとは異なる態様で移送可能に駆動制御し、
かつ、これら各反応ラインに保持された各反応容器の呈
色反応状態を1の光学測定装置によって測定することを
特徴とするものである。
る自動分析装置にあっては、所要数の反応容器を保持す
る反応容器ホルダを、反応容器をループ状に保持する同
軸状に配設された2つの反応ラインで構成し、これらの
各反応ラインに保持された反応容器を、交換装置を介し
て所定位置で相手の反応ラインへと移し換えるように構
成すると共に、上記各反応ラインを、他方の反応ライン
とは別個独立した駆動装置によって上記反応容器を他方
の反応ラインとは異なる態様で移送可能に駆動制御し、
かつ、これら各反応ラインに保持された各反応容器の呈
色反応状態を1の光学測定装置によって測定することを
特徴とするものである。
【0006】そして、この発明においては、上記構成に
対応して前記各反応容器に試薬を分注するピペットを、
上記2つの反応ラインに保持された各反応容器に選択的
に試薬を分注できるよう駆動制御したことを特徴とする
ものである。
対応して前記各反応容器に試薬を分注するピペットを、
上記2つの反応ラインに保持された各反応容器に選択的
に試薬を分注できるよう駆動制御したことを特徴とする
ものである。
【0007】また、この発明にあっては、例えば、1時
間に600テスト以上の大量分析処理を行なうことがで
きる自動分析装置をより小型化するため、所要数の反応
容器を保持した反応ラインと、反応容器内に測定項目に
対応する試薬を分注する試薬分注装置と、光学測定装置
と、を有してなる自動分析装置において、上記反応ライ
ンは、所要数の反応容器をループ状に保持する同軸状に
配設された2つのラインから構成され、かつ、上記試薬
が収容された試薬ボトルは、上記反応ラインの外周側に
沿って円弧状に配設されていると共に、反応ラインの外
周側に沿って移動可能に配設されていることを特徴とす
るものである。
間に600テスト以上の大量分析処理を行なうことがで
きる自動分析装置をより小型化するため、所要数の反応
容器を保持した反応ラインと、反応容器内に測定項目に
対応する試薬を分注する試薬分注装置と、光学測定装置
と、を有してなる自動分析装置において、上記反応ライ
ンは、所要数の反応容器をループ状に保持する同軸状に
配設された2つのラインから構成され、かつ、上記試薬
が収容された試薬ボトルは、上記反応ラインの外周側に
沿って円弧状に配設されていると共に、反応ラインの外
周側に沿って移動可能に配設されていることを特徴とす
るものである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の発明を詳細に説明する。
の発明を詳細に説明する。
【0009】図1乃至図4に示すように、この実施例に
係る自動分析装置Aは、測定すべきサンプル(血清)が
収納された複数個のサンプル容器1と、このサンプル容
器1をエンドレスベルト状に保持するスネークチェーン
2と、このスネークチェーン2に保持されたサンプル容
器1を所定の間欠移送タイミングでサンプル吸引位置a
まで順次移送する公知の駆動装置(図示せず)と、サン
プル吸引位置aまで移送されたサンプル容器1内から所
要量のサンプルを吸引して一方の反応ラインを構成する
アウターホルダ10の対応する反応容器5へと分注する
サンプリングピペット装置4と、上記反応容器5を所要
数保持するアウターホルダー10と、このアウターホル
ダ10の内側に配設された他方の反応ラインを構成する
インナーホルダ20と、該アウターホルダ10とインナ
ーホルダ20の各反応容器5を所定位置で移し換える交
換装置30,40と、所定位置で反応容器5内へ測定項
目に対応する所要量の試薬を所要量吸引・分注する試薬
分注装置6,6’と、所定時間経過後にサンプルと試薬
との反応を所定の波長で光学測定する光学測定装置7
と、光学測定作業が終了した反応容器5を洗浄する洗浄
装置8と、から構成されている。
係る自動分析装置Aは、測定すべきサンプル(血清)が
収納された複数個のサンプル容器1と、このサンプル容
器1をエンドレスベルト状に保持するスネークチェーン
2と、このスネークチェーン2に保持されたサンプル容
器1を所定の間欠移送タイミングでサンプル吸引位置a
まで順次移送する公知の駆動装置(図示せず)と、サン
プル吸引位置aまで移送されたサンプル容器1内から所
要量のサンプルを吸引して一方の反応ラインを構成する
アウターホルダ10の対応する反応容器5へと分注する
サンプリングピペット装置4と、上記反応容器5を所要
数保持するアウターホルダー10と、このアウターホル
ダ10の内側に配設された他方の反応ラインを構成する
インナーホルダ20と、該アウターホルダ10とインナ
ーホルダ20の各反応容器5を所定位置で移し換える交
換装置30,40と、所定位置で反応容器5内へ測定項
目に対応する所要量の試薬を所要量吸引・分注する試薬
分注装置6,6’と、所定時間経過後にサンプルと試薬
との反応を所定の波長で光学測定する光学測定装置7
と、光学測定作業が終了した反応容器5を洗浄する洗浄
装置8と、から構成されている。
【0010】サンプル容器1は、合成樹脂等の材質で有
底筒状に形成されており、例えば、100本がスネーク
チェーン2に保持されている。尚、このサンプル容器1
の外周面には、収容検体に関する情報(例えば、患者登
録番号・検査種類・病院コード等)がバーコード化され
印刷されたラベル(図示せず)が貼着されており、該情
報は、図示しないバーコードリーダによってサンプリン
グ時に読み取られて制御装置へと自動的に入力される。
底筒状に形成されており、例えば、100本がスネーク
チェーン2に保持されている。尚、このサンプル容器1
の外周面には、収容検体に関する情報(例えば、患者登
録番号・検査種類・病院コード等)がバーコード化され
印刷されたラベル(図示せず)が貼着されており、該情
報は、図示しないバーコードリーダによってサンプリン
グ時に読み取られて制御装置へと自動的に入力される。
【0011】スネークチェーン2は、1個1個が夫々独
立したものがエンドレス状に連結されて構成されてお
り、サンプル容器1を保持してサンプリング位置aまで
順次間欠移送する。
立したものがエンドレス状に連結されて構成されてお
り、サンプル容器1を保持してサンプリング位置aまで
順次間欠移送する。
【0012】サンプリングピペット装置4は、軸4aか
ら放射状に4本のアーム4bが延設されており、この各
アーム4bの他端にはピペット4cが配設され、この各
ピペット4cには、図1aの位置で所要量のサンプルを
吸引しbの位置でこれを吐出するサンプリングポンプが
連通接続され、上記各ピペット4cは、サンプル吸引位
置aからサンプル分注位置bを経て洗浄位置cまで上記
軸4aを中心に所定のタイミングで回動制御される。勿
論、このサンプリングピペット装置4では、上記軸4a
を図1の前後方向に移動可能に構成し、吸引されたサン
プルを、インナーホルダ20のサンプル分注位置b’に
到達している反応容器5内に分注するように構成するこ
ともできる。勿論、この発明の自動分析装置では、上記
構成からなるサンプリングピペット装置に限らず、他の
公知のサンプリングピペット装置を適用してもかまわな
い。
ら放射状に4本のアーム4bが延設されており、この各
アーム4bの他端にはピペット4cが配設され、この各
ピペット4cには、図1aの位置で所要量のサンプルを
吸引しbの位置でこれを吐出するサンプリングポンプが
連通接続され、上記各ピペット4cは、サンプル吸引位
置aからサンプル分注位置bを経て洗浄位置cまで上記
軸4aを中心に所定のタイミングで回動制御される。勿
論、このサンプリングピペット装置4では、上記軸4a
を図1の前後方向に移動可能に構成し、吸引されたサン
プルを、インナーホルダ20のサンプル分注位置b’に
到達している反応容器5内に分注するように構成するこ
ともできる。勿論、この発明の自動分析装置では、上記
構成からなるサンプリングピペット装置に限らず、他の
公知のサンプリングピペット装置を適用してもかまわな
い。
【0013】このサンプルの計量方式は、吸上系内を水
で満たしておき、空気を介してサンプルと水とを隔離し
た状態で吸引計量した後、サンプルのみを吐出させ、こ
の後内部から洗浄水を通して各ピペット4cの内部を洗
浄する。尚、このピペット4cにはサンプル等の吸上量
を確認する公知の構成よりなる吸上量確認装置(図示せ
ず)が配設されており、サンプリングのたびにサンプル
等の絶対量を検出し、サンプル量が不足の場合には、こ
れを自動的に補正する。
で満たしておき、空気を介してサンプルと水とを隔離し
た状態で吸引計量した後、サンプルのみを吐出させ、こ
の後内部から洗浄水を通して各ピペット4cの内部を洗
浄する。尚、このピペット4cにはサンプル等の吸上量
を確認する公知の構成よりなる吸上量確認装置(図示せ
ず)が配設されており、サンプリングのたびにサンプル
等の絶対量を検出し、サンプル量が不足の場合には、こ
れを自動的に補正する。
【0014】反応容器5は、図2に示すように透明な合
成樹脂などの材質で多角形状(図示の実施例では、略八
角形)に形成されており、その外面には磁化された金属
製のホルダ5aが嵌装されている。このホルダ5aの下
面には、前記光学測定装置7の測定光が透過する孔5b
が開設されている。
成樹脂などの材質で多角形状(図示の実施例では、略八
角形)に形成されており、その外面には磁化された金属
製のホルダ5aが嵌装されている。このホルダ5aの下
面には、前記光学測定装置7の測定光が透過する孔5b
が開設されている。
【0015】勿論、反応容器5全体を金属若しくは磁石
吸着材で形成してもよいが、前記光学測定装置7の測定
光が透過する部分だけは、少なくとも透明に形成されて
いるものとする。
吸着材で形成してもよいが、前記光学測定装置7の測定
光が透過する部分だけは、少なくとも透明に形成されて
いるものとする。
【0016】このように形成された各反応容器5は、ア
ウターホルダ10とインナーホルダ20に形成された各
保持孔の数より1個少ない49本が夫々ループ状に保持
されている。
ウターホルダ10とインナーホルダ20に形成された各
保持孔の数より1個少ない49本が夫々ループ状に保持
されている。
【0017】アウターホルダ10は、リング状に形成さ
れており、該アウターホルダ10には、所定間隔毎に反
応容器5が嵌合保持される有底の保持孔11が50個開
設されている。また、この保持孔11が開設された部位
には、上記ホルダ5aの測定光透過孔5bと同軸となる
ように測定光透過孔(図示せず)が開設されており、か
つ、該測定光透過孔は、上記各保持孔11間にも等間隔
で所要数開設されている。
れており、該アウターホルダ10には、所定間隔毎に反
応容器5が嵌合保持される有底の保持孔11が50個開
設されている。また、この保持孔11が開設された部位
には、上記ホルダ5aの測定光透過孔5bと同軸となる
ように測定光透過孔(図示せず)が開設されており、か
つ、該測定光透過孔は、上記各保持孔11間にも等間隔
で所要数開設されている。
【0018】このように構成されたアウターホルダ10
は、パルスモータ等の公知の駆動装置(図示せず)を介
して図1時計方向へ移送される。
は、パルスモータ等の公知の駆動装置(図示せず)を介
して図1時計方向へ移送される。
【0019】このアウターホルダ10の移送態様として
は、反応容器5を1ピッチ(容器)づつ間欠移送し、ま
たは、所定容器数分ステップ回転させて移送することも
できる。
は、反応容器5を1ピッチ(容器)づつ間欠移送し、ま
たは、所定容器数分ステップ回転させて移送することも
できる。
【0020】ステップ回転の態様としては、アウターホ
ルダ10を図1時計方向へ51容器分、つまり、36
7.2度ステップ回転させ、結果的に、反応容器5をス
テップ回転毎に図1時計方向へと1ピッチづつ間欠移送
する形態と、アウターホルダ10を、図1反時計方向へ
49容器分、つまり352.8度ステップ回転移送し、
従ってアウターホルダ10に保持された反応容器5を結
果的にアウターホルダ10の移送方向とは逆の方向へ1
ピッチ(1容器分)ずつ間欠移送される形態のいずれか
一方を選択して採用することができる。勿論、このステ
ップ回転の形態は従来より公知であるので、その詳細な
説明をここでは省略する。
ルダ10を図1時計方向へ51容器分、つまり、36
7.2度ステップ回転させ、結果的に、反応容器5をス
テップ回転毎に図1時計方向へと1ピッチづつ間欠移送
する形態と、アウターホルダ10を、図1反時計方向へ
49容器分、つまり352.8度ステップ回転移送し、
従ってアウターホルダ10に保持された反応容器5を結
果的にアウターホルダ10の移送方向とは逆の方向へ1
ピッチ(1容器分)ずつ間欠移送される形態のいずれか
一方を選択して採用することができる。勿論、このステ
ップ回転の形態は従来より公知であるので、その詳細な
説明をここでは省略する。
【0021】上記保持孔11は、各ホルダ5aの外形と
略同一に形成されており、そのインナーホルダ側は、特
に、図3に示すように、反応容器5がインナーホルダ2
0の保持孔21へと出入可能なように夫々開口されてい
ると共に、上記各保持孔11の外周壁側には公知の構成
からなる永久磁石又は電磁石(図示せず)が夫々配設さ
れている。また上記保持孔11の外周壁側には、反応容
器5を図1のfの位置でインナーホルダ20の保持孔2
1へと押圧移送する交換装置30のピストンロッド31
が出没するための孔12が夫々開設されている。
略同一に形成されており、そのインナーホルダ側は、特
に、図3に示すように、反応容器5がインナーホルダ2
0の保持孔21へと出入可能なように夫々開口されてい
ると共に、上記各保持孔11の外周壁側には公知の構成
からなる永久磁石又は電磁石(図示せず)が夫々配設さ
れている。また上記保持孔11の外周壁側には、反応容
器5を図1のfの位置でインナーホルダ20の保持孔2
1へと押圧移送する交換装置30のピストンロッド31
が出没するための孔12が夫々開設されている。
【0022】インナーホルダ20は、上記したように、
アウターホルダ10の内側に配設されており、上記アウ
ターホルダ10よりも小径のリング状に形成されてい
る。そして、このインナーホルダ20にも、前記アウタ
ーホルダ10と同数の、反応容器5が嵌合保持される有
底の保持孔21が所定間隔毎に50個開設されている。
また、この保持孔21が開設された部位には、上記アウ
ターホルダ10の測定光透過孔と同軸となるように測定
光透過孔(図示せず)が開設されており、かつ、該測定
光透過孔は、上記各保持孔21間にも等間隔で所要数開
設されている。
アウターホルダ10の内側に配設されており、上記アウ
ターホルダ10よりも小径のリング状に形成されてい
る。そして、このインナーホルダ20にも、前記アウタ
ーホルダ10と同数の、反応容器5が嵌合保持される有
底の保持孔21が所定間隔毎に50個開設されている。
また、この保持孔21が開設された部位には、上記アウ
ターホルダ10の測定光透過孔と同軸となるように測定
光透過孔(図示せず)が開設されており、かつ、該測定
光透過孔は、上記各保持孔21間にも等間隔で所要数開
設されている。
【0023】インナーホルダ20は、駆動装置(図示せ
ず)を介して図1時計方向へ移送される。
ず)を介して図1時計方向へ移送される。
【0024】このインナーホルダ20の移送態様として
は、反応容器5を1ピッチ(容器)づつ間欠移送し、ま
たは、所定容器数分ステップ回転させて移送することも
できる。
は、反応容器5を1ピッチ(容器)づつ間欠移送し、ま
たは、所定容器数分ステップ回転させて移送することも
できる。
【0025】ステップ回転の態様としては、上記アウタ
ーホルダ10と同様に、インナーホルダ20を、図1時
計方向へ51容器分、つまり367.2度ステップ回転
させて、結果的に、反応容器5をステップ回転毎に図1
時計方向へと1ピッチづつ間欠移送する形態と、インナ
ーホルダ20を、図1反時計方向へ49容器分、つまり
352.8度ステップ回転移送し、従ってインナーホル
ダ20に保持された反応容器5を結果的にインナーホル
ダ20の移送方向とは逆の方向へ1ピッチ(1容器分)
ずつ間欠移送される形態のいずれか一方を選択して採用
することができる。勿論、このステップ回転の形態は従
来より公知であるので、その詳細な説明をここでは省略
する。
ーホルダ10と同様に、インナーホルダ20を、図1時
計方向へ51容器分、つまり367.2度ステップ回転
させて、結果的に、反応容器5をステップ回転毎に図1
時計方向へと1ピッチづつ間欠移送する形態と、インナ
ーホルダ20を、図1反時計方向へ49容器分、つまり
352.8度ステップ回転移送し、従ってインナーホル
ダ20に保持された反応容器5を結果的にインナーホル
ダ20の移送方向とは逆の方向へ1ピッチ(1容器分)
ずつ間欠移送される形態のいずれか一方を選択して採用
することができる。勿論、このステップ回転の形態は従
来より公知であるので、その詳細な説明をここでは省略
する。
【0026】上記保持孔21は、各反応容器5の外形と
略同一に形成されており、そのアウターホルダ側は、特
に図3に示すように、反応容器5が出入可能なように夫
々開口されていると共に、上記各保持孔21の内周壁側
には公知の構成からなる永久磁石又は電磁石(図示せ
ず)が夫々配設されている。
略同一に形成されており、そのアウターホルダ側は、特
に図3に示すように、反応容器5が出入可能なように夫
々開口されていると共に、上記各保持孔21の内周壁側
には公知の構成からなる永久磁石又は電磁石(図示せ
ず)が夫々配設されている。
【0027】また、上記保持孔21の内周壁側には、反
応容器5を図1lの位置でアウターホルダ10の保持孔
11へと押圧移送する交換装置40のピストンロッド4
1が出没するための孔22が夫々開設されている。それ
故、アウターホルダ10の保持孔11とインナーホルダ
20の保持孔21とは、その開口が夫々向き合った状態
となるように形成されている。
応容器5を図1lの位置でアウターホルダ10の保持孔
11へと押圧移送する交換装置40のピストンロッド4
1が出没するための孔22が夫々開設されている。それ
故、アウターホルダ10の保持孔11とインナーホルダ
20の保持孔21とは、その開口が夫々向き合った状態
となるように形成されている。
【0028】尚、図示の実施例ではアウターホルダ10
とインナーホルダ20の各保持孔11,21の壁面に磁
性体を配設した場合を例にとり説明したが、アウターホ
ルダ10とインナーホルダ20全体を夫々磁性化して反
応容器5を吸着しホールドするように構成してもよいこ
と勿論である。
とインナーホルダ20の各保持孔11,21の壁面に磁
性体を配設した場合を例にとり説明したが、アウターホ
ルダ10とインナーホルダ20全体を夫々磁性化して反
応容器5を吸着しホールドするように構成してもよいこ
と勿論である。
【0029】交換装置30,40は、特に、図3に示す
ように、公知の構成からなるアクチュエータで構成され
ており、交換装置30のピストンロッド31は、図1f
の位置でアウターホルダ10に保持された反応容器5を
インナーホルダ20に移し換え、また、交換装置40の
ピストンロッド41は、図1lの位置でインナーホルダ
20に保持された反応容器5をアウターホルダ10に移
し換えるように駆動制御される。
ように、公知の構成からなるアクチュエータで構成され
ており、交換装置30のピストンロッド31は、図1f
の位置でアウターホルダ10に保持された反応容器5を
インナーホルダ20に移し換え、また、交換装置40の
ピストンロッド41は、図1lの位置でインナーホルダ
20に保持された反応容器5をアウターホルダ10に移
し換えるように駆動制御される。
【0030】測定項目に対応する試薬を分注する試薬分
注装置6,6’は、上記アウターホルダ10の外周側に
沿って円弧状に配設された各試薬ボトル60,60’
が、第1試薬吸引位置eおよび第2試薬吸引位置hへと
到達するように、アウターホルダ10の外周側に沿って
移動可能に配設されている。
注装置6,6’は、上記アウターホルダ10の外周側に
沿って円弧状に配設された各試薬ボトル60,60’
が、第1試薬吸引位置eおよび第2試薬吸引位置hへと
到達するように、アウターホルダ10の外周側に沿って
移動可能に配設されている。
【0031】試薬分注装置6は、試薬ボトル60内の試
薬を第1試薬吸引位置eで吸引した後、第1試薬分注位
置d,d’でホルダ10,20に保持された反応容器5
内に分注し、また、試薬分注装置6’は、試薬ボトル6
0’内の試薬を第2試薬吸引位置hで吸引した後、第2
試薬分注位置g,g’でホルダ10,20に保持された
反応容器5内に分注する。
薬を第1試薬吸引位置eで吸引した後、第1試薬分注位
置d,d’でホルダ10,20に保持された反応容器5
内に分注し、また、試薬分注装置6’は、試薬ボトル6
0’内の試薬を第2試薬吸引位置hで吸引した後、第2
試薬分注位置g,g’でホルダ10,20に保持された
反応容器5内に分注する。
【0032】このように、反応容器5がインナーホルダ
20に移送保持された後で第2試薬を添加するのは、第
1試薬との反応が終了したときの検体ブランクを測定す
るためであり、この検体ブランク値に応じて必要な測定
値の補正が行われる。
20に移送保持された後で第2試薬を添加するのは、第
1試薬との反応が終了したときの検体ブランクを測定す
るためであり、この検体ブランク値に応じて必要な測定
値の補正が行われる。
【0033】試薬ボトル60と60’には、測定項目に
対応する第1試薬ボトルと第2試薬が夫々収容されてお
り、第1試薬は第1試薬保冷庫61により常時8℃〜1
0℃に保冷され、第2試薬は第2試薬保冷庫61’によ
り常時8℃〜10℃に保冷されている。
対応する第1試薬ボトルと第2試薬が夫々収容されてお
り、第1試薬は第1試薬保冷庫61により常時8℃〜1
0℃に保冷され、第2試薬は第2試薬保冷庫61’によ
り常時8℃〜10℃に保冷されている。
【0034】試薬ボトル60,60’は、制御部74の
指令に基き、図1に示すように、往復移動制御され、測
定項目に対応する試薬ボトルを試薬吸引位置eまたはh
へと移送する。尚、この試薬ボトル60,60’の試薬
吸引位置eまたはhへの移送手段は、例えば、スライド
レールとステップモータ駆動等、公知の移動機構を適用
することができ、また、セットされる各第1及び第2の
試薬ボトルは、予じめ定められた位置にセットされて制
御装置にメモリーされている。
指令に基き、図1に示すように、往復移動制御され、測
定項目に対応する試薬ボトルを試薬吸引位置eまたはh
へと移送する。尚、この試薬ボトル60,60’の試薬
吸引位置eまたはhへの移送手段は、例えば、スライド
レールとステップモータ駆動等、公知の移動機構を適用
することができ、また、セットされる各第1及び第2の
試薬ボトルは、予じめ定められた位置にセットされて制
御装置にメモリーされている。
【0035】次に、試薬分注装置6は、軸6aを中心に
回動するアーム6bと、このアーム6bの他端に配設さ
れたピペット6cと、から構成されており、該ピペット
6cは、第1試薬を前記試薬吸引位置eで所要量吸引し
た後、該吸引試薬を加温し、該第1試薬を、アウターホ
ルダ10の試薬分注位置d或は/及びインナーホルダ2
0の試薬分注位置d’へと分注するように回転制御され
る。勿論、上記ピペット6cは、試薬分注後、洗浄位置
mまで移送され、洗浄作業が施される。
回動するアーム6bと、このアーム6bの他端に配設さ
れたピペット6cと、から構成されており、該ピペット
6cは、第1試薬を前記試薬吸引位置eで所要量吸引し
た後、該吸引試薬を加温し、該第1試薬を、アウターホ
ルダ10の試薬分注位置d或は/及びインナーホルダ2
0の試薬分注位置d’へと分注するように回転制御され
る。勿論、上記ピペット6cは、試薬分注後、洗浄位置
mまで移送され、洗浄作業が施される。
【0036】また、試薬分注装置6’は、攪拌体9がア
ーム6b’に配設されて図1i位置で攪拌作業を行うよ
うに構成されており、吸引された第2試薬を、アウター
ホルダ10の試薬分注位置g或は/及びインナーホルダ
20の試薬分注位置g’へと分注するように構成されて
いる他は、上記試薬分注装置6と同様に構成されている
ので、同一の構成については、試薬分注装置6で用いた
符号と同一の符号を付して、その詳細な説明をここでは
省略する。
ーム6b’に配設されて図1i位置で攪拌作業を行うよ
うに構成されており、吸引された第2試薬を、アウター
ホルダ10の試薬分注位置g或は/及びインナーホルダ
20の試薬分注位置g’へと分注するように構成されて
いる他は、上記試薬分注装置6と同様に構成されている
ので、同一の構成については、試薬分注装置6で用いた
符号と同一の符号を付して、その詳細な説明をここでは
省略する。
【0037】攪拌体9は、アーム6b’と一体に駆動さ
れ、公知の撹拌棒を液中に浸漬させて撹拌する。勿論、
この撹拌棒は、撹拌作業後洗浄される。
れ、公知の撹拌棒を液中に浸漬させて撹拌する。勿論、
この撹拌棒は、撹拌作業後洗浄される。
【0038】尚、上記試薬の計量方式は、吸上系内を蒸
留水で満たしておき、空気を介して試薬と蒸留水とを隔
離した状態で吸引計量した後、試薬のみを吐出させ、こ
の後内部から洗浄水を通して各ピペット6c,6c’の
内部を洗浄するとともに、外側は蒸留水で洗浄される。
留水で満たしておき、空気を介して試薬と蒸留水とを隔
離した状態で吸引計量した後、試薬のみを吐出させ、こ
の後内部から洗浄水を通して各ピペット6c,6c’の
内部を洗浄するとともに、外側は蒸留水で洗浄される。
【0039】また、ピペット6c,6c’には、試薬の
吸上量を確認する公知の構成よりなる吸上量確認装置
(図示せず)が配設されており、試薬吸引作業のたびに
試薬の絶対量を検出し、試薬量が不足の場合には、これ
を自動的に補正する。
吸上量を確認する公知の構成よりなる吸上量確認装置
(図示せず)が配設されており、試薬吸引作業のたびに
試薬の絶対量を検出し、試薬量が不足の場合には、これ
を自動的に補正する。
【0040】検出部もしくは観測点を形成する光学測定
装置7は、図1に示すように、所定位置でアウターホル
ダ10或は/及びインナーホルダ20に保持された反応
容器5の反応状態を比色測定するもので、公知の回折格
子方式の光学測定装置の構成作用と同様に、光源70
と、この光源70から照射された測定光を集光する光学
系71と、光分散素子72と、測定光が反応容器5を透
過した後の光量を所定波長毎に受光する受光素子73
と、から構成されており、ホルダ10,20の1回の回
転動作で49本の反応容器5が測定されることとなる
が、夫々の反応容器5は、一定時間毎に49回光学測定
され、反応のタイムコースが得られる。
装置7は、図1に示すように、所定位置でアウターホル
ダ10或は/及びインナーホルダ20に保持された反応
容器5の反応状態を比色測定するもので、公知の回折格
子方式の光学測定装置の構成作用と同様に、光源70
と、この光源70から照射された測定光を集光する光学
系71と、光分散素子72と、測定光が反応容器5を透
過した後の光量を所定波長毎に受光する受光素子73
と、から構成されており、ホルダ10,20の1回の回
転動作で49本の反応容器5が測定されることとなる
が、夫々の反応容器5は、一定時間毎に49回光学測定
され、反応のタイムコースが得られる。
【0041】この受光素子73で受光された測定項目に
対応する波長の光量は、図4に示すように、電圧変換さ
れてその分析値が処理される制御部74と、測定結果を
記憶する記憶部75と、自動分析装置Aの全ての操作を
行う操作部/ディスプレイ76と、プリンター77と、
から構成されてなるデータ処理装置によって演算処理さ
れ、その結果はプリンター77で打ち出される。制御部
74は、自動分析装置Aの各動作制御と測定信号の演算
及びその判定を行う。
対応する波長の光量は、図4に示すように、電圧変換さ
れてその分析値が処理される制御部74と、測定結果を
記憶する記憶部75と、自動分析装置Aの全ての操作を
行う操作部/ディスプレイ76と、プリンター77と、
から構成されてなるデータ処理装置によって演算処理さ
れ、その結果はプリンター77で打ち出される。制御部
74は、自動分析装置Aの各動作制御と測定信号の演算
及びその判定を行う。
【0042】従って、例えば、1試薬系の測定を行なう
場合であって、アウターホルダ10及びインナーホルダ
20を夫々独立した状態でステップ回転制御する場合に
は、上記アウターホルダ10とインナーホルダ20の各
保持孔11,21に開設された測定光透過孔が合致しな
いように移送タイミングをずらし、上記アウターホルダ
10の保持孔11がインナーホルダ20の保持孔21に
開設された測定光透過孔とは異なるインナーホルダ20
の他の測定光透過孔の光軸と合致させ、また、インナー
ホルダ20の保持孔21がアウターホルダ10の保持孔
11に開設された測定光透過孔とは異なるアウターホル
ダ10の他の測定光透過孔の光軸と合致させることで、
上記アウターホルダ10とインナーホルダ20に保持さ
れた反応容器5内の各検体試料の光学測定を連続的に行
なうことができる。
場合であって、アウターホルダ10及びインナーホルダ
20を夫々独立した状態でステップ回転制御する場合に
は、上記アウターホルダ10とインナーホルダ20の各
保持孔11,21に開設された測定光透過孔が合致しな
いように移送タイミングをずらし、上記アウターホルダ
10の保持孔11がインナーホルダ20の保持孔21に
開設された測定光透過孔とは異なるインナーホルダ20
の他の測定光透過孔の光軸と合致させ、また、インナー
ホルダ20の保持孔21がアウターホルダ10の保持孔
11に開設された測定光透過孔とは異なるアウターホル
ダ10の他の測定光透過孔の光軸と合致させることで、
上記アウターホルダ10とインナーホルダ20に保持さ
れた反応容器5内の各検体試料の光学測定を連続的に行
なうことができる。
【0043】尚、図4中、符号78は安定化電源、79
は電源、80は第1及び第2試薬保冷庫61,61’の
保冷制御部、81はアウターホルダ10及びインナーホ
ルダ20に保持された反応容器5内の反応液を生体温度
に加熱保持する恒温制御部を各々示す。
は電源、80は第1及び第2試薬保冷庫61,61’の
保冷制御部、81はアウターホルダ10及びインナーホ
ルダ20に保持された反応容器5内の反応液を生体温度
に加熱保持する恒温制御部を各々示す。
【0044】洗浄装置8は、インナーホルダ20のjの
位置からkの位置までの9段階で洗浄作業を行うように
構成されており、jの位置では反応液の吸引・廃棄作業
が行われ、2段目では洗浄水の注入・廃棄、3段目では
洗浄液の注入、4段目では注入洗浄液の放置、5段目で
は洗浄液の廃棄、6段目から9段目までは洗浄水の吸引
・廃棄が行われる。尚、上記7段目で洗浄水が注入され
た反応容器5は、インナーホルダ20の移送回転に伴な
い、その水ブランクが測定され、セルブランク値として
測定値の補正に用いられる。勿論、この洗浄装置8は、
アウターホルダ10の反応容器5を洗浄することができ
るように、上記インナーホルダ20の洗浄機構と同様の
洗浄機構を有して構成することもできる。
位置からkの位置までの9段階で洗浄作業を行うように
構成されており、jの位置では反応液の吸引・廃棄作業
が行われ、2段目では洗浄水の注入・廃棄、3段目では
洗浄液の注入、4段目では注入洗浄液の放置、5段目で
は洗浄液の廃棄、6段目から9段目までは洗浄水の吸引
・廃棄が行われる。尚、上記7段目で洗浄水が注入され
た反応容器5は、インナーホルダ20の移送回転に伴な
い、その水ブランクが測定され、セルブランク値として
測定値の補正に用いられる。勿論、この洗浄装置8は、
アウターホルダ10の反応容器5を洗浄することができ
るように、上記インナーホルダ20の洗浄機構と同様の
洗浄機構を有して構成することもできる。
【0045】尚、上記反応液の廃棄並びに洗浄液・洗浄
水の注入・廃棄は、図示しない公知の洗浄駆動部の洗浄
管により行われ、洗浄液・洗浄水は反応容器洗浄ポンプ
から送られる。
水の注入・廃棄は、図示しない公知の洗浄駆動部の洗浄
管により行われ、洗浄液・洗浄水は反応容器洗浄ポンプ
から送られる。
【0046】次に、上記構成からなる自動分析装置Aに
おいて、アウターホルダ10を図1時計方向に1ピッチ
づつ間欠移送し、インナーホルダ20を図1反時計方向
へ49容器分、つまり352.8度ステップ回転移送す
る場合の作用について説明する。
おいて、アウターホルダ10を図1時計方向に1ピッチ
づつ間欠移送し、インナーホルダ20を図1反時計方向
へ49容器分、つまり352.8度ステップ回転移送す
る場合の作用について説明する。
【0047】スタートスイッチ(図示せず)をONする
と、スネークチェーン2に保持されたサンプル容器1が
サンプル吸引位置aまで移送され、該サンプル吸引位置
aでサンプル容器1内の血清検体はサンプリングピペッ
ト装置4を介して所要量吸引された後、サンプル分注位
置bでアウターホルダ10に保持された反応容器5内に
上記血清検体は分注される。
と、スネークチェーン2に保持されたサンプル容器1が
サンプル吸引位置aまで移送され、該サンプル吸引位置
aでサンプル容器1内の血清検体はサンプリングピペッ
ト装置4を介して所要量吸引された後、サンプル分注位
置bでアウターホルダ10に保持された反応容器5内に
上記血清検体は分注される。
【0048】このようにして血清検体が分注された反応
容器5は、第1試薬分注位置dまで1ピッチずつ間欠移
送され、同位置dで試薬分注装置6を介して測定項目に
対応する第1試薬が所要量分注される。
容器5は、第1試薬分注位置dまで1ピッチずつ間欠移
送され、同位置dで試薬分注装置6を介して測定項目に
対応する第1試薬が所要量分注される。
【0049】この後、該第1試薬が分注された反応容器
5は、アウターホルダ10に保持された状態でfの位置
まで間欠移送され、同f位置で上記反応容器5は、交換
装置30を介してインナーホルダ20に移し換えられ
る。
5は、アウターホルダ10に保持された状態でfの位置
まで間欠移送され、同f位置で上記反応容器5は、交換
装置30を介してインナーホルダ20に移し換えられ
る。
【0050】このようにしてインナーホルダ20に移し
換えられた反応容器5は、インナーホルダ20の回転方
向(図1時計方向)とは逆の方向(図1反時計方向)へ
1ピッチずつ間欠移送され、図1g位置では測定項目に
対応する第2試薬が試薬分注装置6’を介して所要量分
注され、また、1ピッチ上流のi位置では攪拌体9によ
る気泡攪拌が行われた後、当該反応容器5内の反応液の
反応状態が光学測定装置7によって比色測定される。
尚、前記したように、反応容器5がアウターホルダ10
からインナーホルダ20に移し換えられた後、第2試薬
が分注されるまでの間の反応容器5に対しては、光学測
定装置7によって検体ブランクが測定される。
換えられた反応容器5は、インナーホルダ20の回転方
向(図1時計方向)とは逆の方向(図1反時計方向)へ
1ピッチずつ間欠移送され、図1g位置では測定項目に
対応する第2試薬が試薬分注装置6’を介して所要量分
注され、また、1ピッチ上流のi位置では攪拌体9によ
る気泡攪拌が行われた後、当該反応容器5内の反応液の
反応状態が光学測定装置7によって比色測定される。
尚、前記したように、反応容器5がアウターホルダ10
からインナーホルダ20に移し換えられた後、第2試薬
が分注されるまでの間の反応容器5に対しては、光学測
定装置7によって検体ブランクが測定される。
【0051】光学測定装置7による測定が終了した反応
容器5は、この後洗浄装置8へと移送されてその内部が
洗浄され、この洗浄が終了した反応容器5は、図1l位
置で交換装置40によってインナーホルダ20からアウ
ターホルダ10へと移し換えられ、サンプル分注位置b
へと間欠移送される。
容器5は、この後洗浄装置8へと移送されてその内部が
洗浄され、この洗浄が終了した反応容器5は、図1l位
置で交換装置40によってインナーホルダ20からアウ
ターホルダ10へと移し換えられ、サンプル分注位置b
へと間欠移送される。
【0052】それ故、この実施例に係る自動分析装置A
にあっては、単位時間当りの検体処理件数が大幅に向上
し、さらには、セルブランク並びに検体ブランクを測定
して測定精度に対する信頼性を飛躍的に向上させること
かできると共に、試薬ボトル60,60’がアウターホ
ルダ10の外周に沿って移動可能に配設されているた
め、従来の自動分析装置より装置巾寸法を大幅に小さく
することができ、設置スペースが小さな検査室でも容易
に設置することができる。
にあっては、単位時間当りの検体処理件数が大幅に向上
し、さらには、セルブランク並びに検体ブランクを測定
して測定精度に対する信頼性を飛躍的に向上させること
かできると共に、試薬ボトル60,60’がアウターホ
ルダ10の外周に沿って移動可能に配設されているた
め、従来の自動分析装置より装置巾寸法を大幅に小さく
することができ、設置スペースが小さな検査室でも容易
に設置することができる。
【0053】勿論、上記反応容器5の移送形態は、この
発明にあっては、前記したように、一例にすぎず、例え
ば、一試薬系の分析項目に対しては、アウターホルダ1
0とインナーホルダ20とを、例えば、同一方向に1ピ
ッチづつ間欠移送し、或は、同一方向にステップ回転さ
せるように前記制御部74に指令を入力しておくこと
で、二試薬系の分析項目数に比べ、2倍の処理能力を得
ることができ、また、分析処理に要する時間を1/2程
度に短縮することもできる。尚、このとき、サンプリン
グピペット装置4や試薬分注装置6,6’及び洗浄装置
8は各ホルダ10,20の反応容器5に所定位置で所定
の作業を行なうように駆動制御される。
発明にあっては、前記したように、一例にすぎず、例え
ば、一試薬系の分析項目に対しては、アウターホルダ1
0とインナーホルダ20とを、例えば、同一方向に1ピ
ッチづつ間欠移送し、或は、同一方向にステップ回転さ
せるように前記制御部74に指令を入力しておくこと
で、二試薬系の分析項目数に比べ、2倍の処理能力を得
ることができ、また、分析処理に要する時間を1/2程
度に短縮することもできる。尚、このとき、サンプリン
グピペット装置4や試薬分注装置6,6’及び洗浄装置
8は各ホルダ10,20の反応容器5に所定位置で所定
の作業を行なうように駆動制御される。
【0054】また、反応時間が長い分析項目の場合に
は、例えば、ステップ回転するアウターホルダ10から
ステップ回転するインナーホルダ20へと反応容器を移
し換えた後、所定位置で該反応容器5を図示しない第3
の交換装置によって再びインナーホルダ20からアウタ
ーホルダ10へと移し換える、という具合に、反応容器
5を各ホルダ10,20間で移し換え可能に構成するこ
とで、種々の分析を一台の自動分析装置で行なうことが
でき、設備コストが大幅に低減される。
は、例えば、ステップ回転するアウターホルダ10から
ステップ回転するインナーホルダ20へと反応容器を移
し換えた後、所定位置で該反応容器5を図示しない第3
の交換装置によって再びインナーホルダ20からアウタ
ーホルダ10へと移し換える、という具合に、反応容器
5を各ホルダ10,20間で移し換え可能に構成するこ
とで、種々の分析を一台の自動分析装置で行なうことが
でき、設備コストが大幅に低減される。
【0055】尚、上記実施例では、1個の反応容器5を
アウターホルダ10又はインナーホルダ20へ交換する
場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに
限定されず、例えば2容器を同時に交換するように構成
することで、単位時間当り2倍の処理が可能となる。勿
論、この場合には反応容器数やサンプリングピペット装
置及び試薬分注装置等の各装置も2倍必要である。ま
た、光学測定装置をアウターホルダ10用とインナーホ
ルダ20用の2台とし、アウターホルダ10又はインナ
ーホルダ20に保持された反応容器5内の血清試料の呈
色状態を独立した光学測定装置で測定するように構成す
ることもできる。
アウターホルダ10又はインナーホルダ20へ交換する
場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに
限定されず、例えば2容器を同時に交換するように構成
することで、単位時間当り2倍の処理が可能となる。勿
論、この場合には反応容器数やサンプリングピペット装
置及び試薬分注装置等の各装置も2倍必要である。ま
た、光学測定装置をアウターホルダ10用とインナーホ
ルダ20用の2台とし、アウターホルダ10又はインナ
ーホルダ20に保持された反応容器5内の血清試料の呈
色状態を独立した光学測定装置で測定するように構成す
ることもできる。
【0056】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、反応容
器を2つの反応ラインで移送し、所定位置でこれを相手
の反応ラインに移し換えることができると共に、各反応
ラインは、測定項目によって反応容器の移送形態を選択
することができ、しかも、これに対応して各反応ライン
に保持された各検体の光学測定を連続的に行なうことが
できるため、単位時間当りの検体処理件数を大幅に向上
させることができると共に、測定項目によっては分析処
理数を2倍程度とし、かつ、分析処理時間を1/2程度
することができる他、反応時間が長い測定項目にも対処
することができ、また、1のホルダに保持された反応容
器のセルブランク並びに検体ブランクを測定できるの
で、自動分析装置における測定精度に対する信頼性を飛
躍的に向上させることができ、さらに、試薬ボトルをア
ウターホルダの外周に沿って移動可能に配設すること
で、大量処理可能な自動分析装置の巾寸法を大幅に小さ
くすることができる等の優れた効果を奏する。
器を2つの反応ラインで移送し、所定位置でこれを相手
の反応ラインに移し換えることができると共に、各反応
ラインは、測定項目によって反応容器の移送形態を選択
することができ、しかも、これに対応して各反応ライン
に保持された各検体の光学測定を連続的に行なうことが
できるため、単位時間当りの検体処理件数を大幅に向上
させることができると共に、測定項目によっては分析処
理数を2倍程度とし、かつ、分析処理時間を1/2程度
することができる他、反応時間が長い測定項目にも対処
することができ、また、1のホルダに保持された反応容
器のセルブランク並びに検体ブランクを測定できるの
で、自動分析装置における測定精度に対する信頼性を飛
躍的に向上させることができ、さらに、試薬ボトルをア
ウターホルダの外周に沿って移動可能に配設すること
で、大量処理可能な自動分析装置の巾寸法を大幅に小さ
くすることができる等の優れた効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例に係る自動分析装置の全体
構成を概略的に示す説明図である。
構成を概略的に示す説明図である。
【図2】反応容器とホルダを分解して示す斜視図であ
る。
る。
【図3】アウターホルダとインナーホルダの各構成の詳
細を一部切欠して示す平面図である。
細を一部切欠して示す平面図である。
【図4】自動分析装置の駆動原理を示すブロック図であ
る。
る。
A 自動分析装置
a サンプル吸引位置
b サンプル分注位置
d,d’ 第1試薬分注位置
f,l 反応容器交換位置
g,g’ 第2試薬分注位置
1 サンプル容器
5 反応容器
6,6’ 試薬分注装置
7 光学測定装置
10 アウターホルダ
11 アウターホルダの保持孔
20 インナーホルダ
21 インナーホルダの保持孔
30,40 交換装置
Claims (3)
- 【請求項1】 所要数の反応容器を保持する反応容器ホ
ルダを、反応容器をループ状に保持する同軸状に配設さ
れた2つの反応ラインで構成し、これらの各反応ライン
に保持された反応容器を、交換装置を介して所定位置で
相手の反応ラインへと移し換えるように構成すると共
に、上記各反応ラインを、他方の反応ラインとは別個独
立した駆動装置によって上記反応容器を他方の反応ライ
ンとは異なる態様で移送可能に駆動制御し、かつ、これ
ら各反応ラインに保持された各反応容器の呈色反応状態
を1の光学測定装置によって測定することを特徴とする
自動分析装置。 - 【請求項2】 前記各反応容器に試薬を分注するピペッ
トは、上記2つの反応ラインに保持された各反応容器に
選択的に試薬を分注できるよう駆動制御されていること
を特徴とする自動分析装置。 - 【請求項3】 所要数の反応容器を保持した反応ライン
と、反応容器内に測定項目に対応する試薬を分注する試
薬分注装置と、光学測定装置と、を有してなる自動分析
装置において、上記反応ラインは、所要数の反応容器を
ループ状に保持する同軸状に配設された2つのラインか
ら構成され、かつ、上記試薬が収容された試薬ボトル
は、上記反応ラインの外周側に沿って円弧状に配設され
ていると共に、反応ラインの外周側に沿って移動可能に
配設されていることを特徴とする自動分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3271671A JPH0526883A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3271671A JPH0526883A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 自動分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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