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JPH0516146A - プラスチツク成形用金型の製造方法 - Google Patents

プラスチツク成形用金型の製造方法

Info

Publication number
JPH0516146A
JPH0516146A JP3175534A JP17553491A JPH0516146A JP H0516146 A JPH0516146 A JP H0516146A JP 3175534 A JP3175534 A JP 3175534A JP 17553491 A JP17553491 A JP 17553491A JP H0516146 A JPH0516146 A JP H0516146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
derivative
mold
molding
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3175534A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Iwabuchi
順一 岩渕
Toshiyuki Kanno
敏之 管野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3175534A priority Critical patent/JPH0516146A/ja
Publication of JPH0516146A publication Critical patent/JPH0516146A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、光学素子の連続成形時に樹脂貼付き
の無い高い離型性,金型との密着性,耐久性に優れた離
型膜を得ることを主要な目的とする。 【構成】プラスチック成形用金型の成形面上に、(メ
タ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,ある
いはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシラノ
−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した後、
放射線重合して架橋反応を起こさせて離型膜を形成する
ことを特徴とするプラスチック成形用金型の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック成型用金型
の製造方法に関し、特に微細な凹凸面を有するスクリ−
ンのフレネルレンズやディスク等の光学素子を連続成形
する際に用いられる成型用金型の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチックレンズやプラスチッ
クプリズム、スクリ−ン等のプラスチック製の光学素子
が増えている。これら光学素子の製造に関しての問題は
連続成型による樹脂の貼付きである。この樹脂の貼付き
を防止する方法としては従来から弗素樹脂やシリコン樹
脂等をスプレ−等により金型表面に噴霧する方法やディ
ッピングにより金型表面に上記離型性物質を塗布して被
膜を形成する方法が一般的に知られている。
【0003】また、その他の方法としては、シラノ−ル
基を有する誘導体の単分子層を金属面に形成させ金属面
からの樹脂の離型を容易にする方法(特開昭62-236713
号)や、ポリウレタン樹脂にシラノ−ル基含有組成物を
共重合させた樹脂を金型に焼き付ける方法(特開昭62-9
2813号)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、以下に述べる問題点を有する。
【0005】1)特開昭62-236713 号の場合、シラノ−
ル基を有する誘導体の単分子層は金属面との強固な結合
が形成されておらず、離型性はあるものの金型との密着
性及び耐久性がない。また、シラノ−ル基を有する誘導
体の単分子層が金属面から脱離し成形物に転移して悪影
響を及ぼすこともある。
【0006】2)特開昭62-92813号の場合、シラノ−ル
基を有する誘導体がポリウレタン樹脂と共重合しており
高分子化しているので金型との密着性及び耐久性はよい
が、高分子化しているために均一な膜厚形成ができない
問題点がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ
−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%
のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布
した後、放射線重合して架橋反応を起こさせることによ
り、光学素子の連続成形時に樹脂貼付きの無い高い離型
性,金型との密着性,耐久性に優れた離型膜が得られる
プラスチック成形用金型の製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、高い離型性
を有する,シラノ−ル基を有する誘導体を(メタ)アク
ロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリ
マ−の放射線硬化型樹脂に3〜30重量%のシラノ−ル基
を有する誘導体を配合して混合物とし、そのものをプラ
スチック成形用金型の成形面の上にスピンコ−ト法によ
り塗布する。そして、この塗布した上記混合物をUV
(紫外線)やEB(電子線)を照射して硬化させ、プラ
スチック成形用金型の成形面上に均一な厚さの離型膜を
形成する。ta均一な膜を形成する要因としては、低粘
度,回転数,塗布量,濃度,希釈溶媒,塗布環境(温
度,湿度)等がある。この中で回転数と希釈溶媒が膜の
均一性に非常に大きなウェイトを占めている。
【0009】即ち、本発明は、プラスチック成形用金型
の成形面上に、(メタ)アクロイル基を有したモノマ
−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと
3〜30重量%のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる
混合物を塗布した後、放射線重合して架橋反応を起こさ
せて離型膜を形成することを特徴とするプラスチック成
形用金型の製造方法である。
【0010】本発明において、シラノ−ル基を有する誘
導体としてはシランカップリング剤が挙げられる。この
系統としては、下記に示すようにビニル基を含有するタ
イプ(化1)、分子末端にエポキシ基を有するタイプ
(化2)、アミノ基を有するタイプ(化3)等がある。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】本発明において、代表的な(メタ)アクロ
イル基を有する化合物としては、下記に示すように、エ
ポキシアクリレ−ト例えばビスフェノ−ルA−エピクロ
−ルヒドリン酸/アクリル酸(化4)、ポリウレタンア
クリレ−ト(化5)、ポリメチルメタクリレ−ト例えば
トリメリット酸/ジエチレングリコ−ル/アクリル酸
(化6)等が挙げられる。
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】 このうち、高い硬度を有するエポキシアクリレ−ト及び
多官能ポリウレタンアクリレ−トが望ましい。
【0018】
【作用】本発明方法において、(メタ)アクロイル基を
有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の放射
線硬化型樹脂にシラノ−ル基を有する誘導体を配合する
と、UVやEB照射時に共重合を起こし、分子骨格内に
シラノ−ル基を有する誘導体が組み込まれる。放射線硬
化型樹脂は、金属表面との密着性は良好であり、この分
子内に離型性の高いシラノ−ル基を有する誘導体を導入
するので離型性にも優れ、更に密着性,耐久性にも優れ
ている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)
【0020】この実施例1では、プラスチックレンズの
成形用金型の上に、ビニル基を含有するシラノ−ル基含
有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,ポ
リマ−,オロゴマ−の放射線重合型の樹脂との混合物を
塗布する例を示す。
【0021】ビニル基を含有するシラノ−ル基含有誘導
体として信越シリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;KBM503)を用いた。この他、同社製造の
シランカップリング剤(商品名;KBM502)、ト−レシリ
コン株式会社製造のシランカップリング剤(商品名;SZ
-6030 ,SH-6075 ,SZ-6300 ,AY43-060)、あるいは東
芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;TSL8370 ,TSL8357 )等でもよい。以下に、上記シ
ラノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有した
モノマ−,ポリマ−,オロゴマ−との配合例を示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM503、レ−メタアクリロキシプロピルトリ メトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3)グリセロ−ルポリグリシジルエ−テルポリアクリレ−ト(商品名;デナコ−ル DA-314、永瀬化成株式会社製造) …60重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
【0022】上記組成物を回転数1500r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
6000A(0.6μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。下記[表1]は、上記実施例1及
び比較例1,2,3による配合比,離型性,密着性,耐
久性,転位性,形状転写性,総合評価を示すものであ
る。但し、上記配合比は上記KBM503/UV樹脂(モノマ
−,オリゴマ−,ポリマ−)の重量比を示す。
【0023】
【表1】 (実施例2)
【0024】この実施例2は、プラスチックレンズの成
形用金型の上に、分子末端にエポキシ基を含有するシラ
ノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモ
ノマ−,オリゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂と
の例を示す。
【0025】分子末端にエポキシ基を含有するシラノ−
ル基含有誘導体として、信越シリコン株式会社製造のシ
ランカップリング剤(商品名;KBM403)を用いた。この
他、同社製造のシランカップリング剤(商品名;KBM40
2)、ト−レシリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;SH-6040 )、信越シリコン株式会社製造
のシランカップリング剤(商品名;KBM402,KBM403)、
東芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商
品名;BX16-855,BX16-865,SF8421EG) 等を用いてもよ
い。上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基
を有したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を
下記に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM403、レ−グリシドキシプロピルトリメト キシシラン) …15重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …3重量部 3)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …17重量部 4)ビスフェノ−ルA−エピクロルヒドリンエポキシ樹脂アクリル変性ポリマ− …60重量部 5)エチレングリコ−ルジメタクリレ−ト …5重量部
【0026】上記組成物を回転数1800r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
5000A(0.5μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。 (実施例3)
【0027】この実施例3は、プラスチックレンズの成
形用金型の上に、アミノ基を含有するシラノ−ル基含有
誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリ
ゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂との例を示す。
【0028】アミノ基を含有するシラノ−ル基含有誘導
体としては、信越シリコン株式会社製造のシランカップ
リング剤(商品名;KBM603)を用いた。この他、同社製
造のシランカップリング剤(商品名;KBM602)、ト−レ
シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;SF8417,BY16-828BX,16-853)等を用いてもよい。
上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有
したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を下記
に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM603、N−β(アミノエチル)γ−アミノ プロピルトリメトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3) 2−メルトカプトエタノ−ル変性1,2ポリブタジエン …40重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
【0029】上記組成物を回転数1300r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
7000A(0.7μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明方法によれば、
(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,
あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシ
ラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した
後、放射線重合して架橋反応を起こさせることにより、
下記に列挙する効果を有する。 1.高い離型性を有する。 2.低分子の反応型のシリコンであるので均一な膜が形
成できる。 3.焼き付けを必要としないので、加工が容易である
(UVやEBによる短時間硬化が可能である)。 4.架橋型のため、シリコン単独で使用する場合と比較
して密着性が良い。 5.UV硬化型の樹脂を用いているので、金型との密着
性が良い。 6.反応型のシリコンであるので、UV硬化型樹脂と反
応し、シリコンの樹脂への転移がない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラスチック成形用金型の成形面上に、
    (メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,
    あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシ
    ラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した
    後、放射線重合して架橋反応を起こさせて離型膜を形成
    することを特徴とするプラスチック成形用金型の製造方
    法。
JP3175534A 1991-07-16 1991-07-16 プラスチツク成形用金型の製造方法 Withdrawn JPH0516146A (ja)

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