JPH0516146A - プラスチツク成形用金型の製造方法 - Google Patents
プラスチツク成形用金型の製造方法Info
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- JPH0516146A JPH0516146A JP3175534A JP17553491A JPH0516146A JP H0516146 A JPH0516146 A JP H0516146A JP 3175534 A JP3175534 A JP 3175534A JP 17553491 A JP17553491 A JP 17553491A JP H0516146 A JPH0516146 A JP H0516146A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、光学素子の連続成形時に樹脂貼付き
の無い高い離型性,金型との密着性,耐久性に優れた離
型膜を得ることを主要な目的とする。 【構成】プラスチック成形用金型の成形面上に、(メ
タ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,ある
いはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシラノ
−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した後、
放射線重合して架橋反応を起こさせて離型膜を形成する
ことを特徴とするプラスチック成形用金型の製造方法。
の無い高い離型性,金型との密着性,耐久性に優れた離
型膜を得ることを主要な目的とする。 【構成】プラスチック成形用金型の成形面上に、(メ
タ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,ある
いはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシラノ
−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した後、
放射線重合して架橋反応を起こさせて離型膜を形成する
ことを特徴とするプラスチック成形用金型の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック成型用金型
の製造方法に関し、特に微細な凹凸面を有するスクリ−
ンのフレネルレンズやディスク等の光学素子を連続成形
する際に用いられる成型用金型の製法に関する。
の製造方法に関し、特に微細な凹凸面を有するスクリ−
ンのフレネルレンズやディスク等の光学素子を連続成形
する際に用いられる成型用金型の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチックレンズやプラスチッ
クプリズム、スクリ−ン等のプラスチック製の光学素子
が増えている。これら光学素子の製造に関しての問題は
連続成型による樹脂の貼付きである。この樹脂の貼付き
を防止する方法としては従来から弗素樹脂やシリコン樹
脂等をスプレ−等により金型表面に噴霧する方法やディ
ッピングにより金型表面に上記離型性物質を塗布して被
膜を形成する方法が一般的に知られている。
クプリズム、スクリ−ン等のプラスチック製の光学素子
が増えている。これら光学素子の製造に関しての問題は
連続成型による樹脂の貼付きである。この樹脂の貼付き
を防止する方法としては従来から弗素樹脂やシリコン樹
脂等をスプレ−等により金型表面に噴霧する方法やディ
ッピングにより金型表面に上記離型性物質を塗布して被
膜を形成する方法が一般的に知られている。
【0003】また、その他の方法としては、シラノ−ル
基を有する誘導体の単分子層を金属面に形成させ金属面
からの樹脂の離型を容易にする方法(特開昭62-236713
号)や、ポリウレタン樹脂にシラノ−ル基含有組成物を
共重合させた樹脂を金型に焼き付ける方法(特開昭62-9
2813号)等が知られている。
基を有する誘導体の単分子層を金属面に形成させ金属面
からの樹脂の離型を容易にする方法(特開昭62-236713
号)や、ポリウレタン樹脂にシラノ−ル基含有組成物を
共重合させた樹脂を金型に焼き付ける方法(特開昭62-9
2813号)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、以下に述べる問題点を有する。
術によれば、以下に述べる問題点を有する。
【0005】1)特開昭62-236713 号の場合、シラノ−
ル基を有する誘導体の単分子層は金属面との強固な結合
が形成されておらず、離型性はあるものの金型との密着
性及び耐久性がない。また、シラノ−ル基を有する誘導
体の単分子層が金属面から脱離し成形物に転移して悪影
響を及ぼすこともある。
ル基を有する誘導体の単分子層は金属面との強固な結合
が形成されておらず、離型性はあるものの金型との密着
性及び耐久性がない。また、シラノ−ル基を有する誘導
体の単分子層が金属面から脱離し成形物に転移して悪影
響を及ぼすこともある。
【0006】2)特開昭62-92813号の場合、シラノ−ル
基を有する誘導体がポリウレタン樹脂と共重合しており
高分子化しているので金型との密着性及び耐久性はよい
が、高分子化しているために均一な膜厚形成ができない
問題点がある。
基を有する誘導体がポリウレタン樹脂と共重合しており
高分子化しているので金型との密着性及び耐久性はよい
が、高分子化しているために均一な膜厚形成ができない
問題点がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ
−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%
のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布
した後、放射線重合して架橋反応を起こさせることによ
り、光学素子の連続成形時に樹脂貼付きの無い高い離型
性,金型との密着性,耐久性に優れた離型膜が得られる
プラスチック成形用金型の製造方法を提供することを目
的とする。
で、(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ
−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%
のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布
した後、放射線重合して架橋反応を起こさせることによ
り、光学素子の連続成形時に樹脂貼付きの無い高い離型
性,金型との密着性,耐久性に優れた離型膜が得られる
プラスチック成形用金型の製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、高い離型性
を有する,シラノ−ル基を有する誘導体を(メタ)アク
ロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリ
マ−の放射線硬化型樹脂に3〜30重量%のシラノ−ル基
を有する誘導体を配合して混合物とし、そのものをプラ
スチック成形用金型の成形面の上にスピンコ−ト法によ
り塗布する。そして、この塗布した上記混合物をUV
(紫外線)やEB(電子線)を照射して硬化させ、プラ
スチック成形用金型の成形面上に均一な厚さの離型膜を
形成する。ta均一な膜を形成する要因としては、低粘
度,回転数,塗布量,濃度,希釈溶媒,塗布環境(温
度,湿度)等がある。この中で回転数と希釈溶媒が膜の
均一性に非常に大きなウェイトを占めている。
を有する,シラノ−ル基を有する誘導体を(メタ)アク
ロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリ
マ−の放射線硬化型樹脂に3〜30重量%のシラノ−ル基
を有する誘導体を配合して混合物とし、そのものをプラ
スチック成形用金型の成形面の上にスピンコ−ト法によ
り塗布する。そして、この塗布した上記混合物をUV
(紫外線)やEB(電子線)を照射して硬化させ、プラ
スチック成形用金型の成形面上に均一な厚さの離型膜を
形成する。ta均一な膜を形成する要因としては、低粘
度,回転数,塗布量,濃度,希釈溶媒,塗布環境(温
度,湿度)等がある。この中で回転数と希釈溶媒が膜の
均一性に非常に大きなウェイトを占めている。
【0009】即ち、本発明は、プラスチック成形用金型
の成形面上に、(メタ)アクロイル基を有したモノマ
−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと
3〜30重量%のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる
混合物を塗布した後、放射線重合して架橋反応を起こさ
せて離型膜を形成することを特徴とするプラスチック成
形用金型の製造方法である。
の成形面上に、(メタ)アクロイル基を有したモノマ
−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の少なくとも1つと
3〜30重量%のシラノ−ル基を有する誘導体とからなる
混合物を塗布した後、放射線重合して架橋反応を起こさ
せて離型膜を形成することを特徴とするプラスチック成
形用金型の製造方法である。
【0010】本発明において、シラノ−ル基を有する誘
導体としてはシランカップリング剤が挙げられる。この
系統としては、下記に示すようにビニル基を含有するタ
イプ(化1)、分子末端にエポキシ基を有するタイプ
(化2)、アミノ基を有するタイプ(化3)等がある。
導体としてはシランカップリング剤が挙げられる。この
系統としては、下記に示すようにビニル基を含有するタ
イプ(化1)、分子末端にエポキシ基を有するタイプ
(化2)、アミノ基を有するタイプ(化3)等がある。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】本発明において、代表的な(メタ)アクロ
イル基を有する化合物としては、下記に示すように、エ
ポキシアクリレ−ト例えばビスフェノ−ルA−エピクロ
−ルヒドリン酸/アクリル酸(化4)、ポリウレタンア
クリレ−ト(化5)、ポリメチルメタクリレ−ト例えば
トリメリット酸/ジエチレングリコ−ル/アクリル酸
(化6)等が挙げられる。
イル基を有する化合物としては、下記に示すように、エ
ポキシアクリレ−ト例えばビスフェノ−ルA−エピクロ
−ルヒドリン酸/アクリル酸(化4)、ポリウレタンア
クリレ−ト(化5)、ポリメチルメタクリレ−ト例えば
トリメリット酸/ジエチレングリコ−ル/アクリル酸
(化6)等が挙げられる。
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】 このうち、高い硬度を有するエポキシアクリレ−ト及び
多官能ポリウレタンアクリレ−トが望ましい。
多官能ポリウレタンアクリレ−トが望ましい。
【0018】
【作用】本発明方法において、(メタ)アクロイル基を
有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の放射
線硬化型樹脂にシラノ−ル基を有する誘導体を配合する
と、UVやEB照射時に共重合を起こし、分子骨格内に
シラノ−ル基を有する誘導体が組み込まれる。放射線硬
化型樹脂は、金属表面との密着性は良好であり、この分
子内に離型性の高いシラノ−ル基を有する誘導体を導入
するので離型性にも優れ、更に密着性,耐久性にも優れ
ている。
有したモノマ−,オリゴマ−,あるいはポリマ−の放射
線硬化型樹脂にシラノ−ル基を有する誘導体を配合する
と、UVやEB照射時に共重合を起こし、分子骨格内に
シラノ−ル基を有する誘導体が組み込まれる。放射線硬
化型樹脂は、金属表面との密着性は良好であり、この分
子内に離型性の高いシラノ−ル基を有する誘導体を導入
するので離型性にも優れ、更に密着性,耐久性にも優れ
ている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)
【0020】この実施例1では、プラスチックレンズの
成形用金型の上に、ビニル基を含有するシラノ−ル基含
有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,ポ
リマ−,オロゴマ−の放射線重合型の樹脂との混合物を
塗布する例を示す。
成形用金型の上に、ビニル基を含有するシラノ−ル基含
有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,ポ
リマ−,オロゴマ−の放射線重合型の樹脂との混合物を
塗布する例を示す。
【0021】ビニル基を含有するシラノ−ル基含有誘導
体として信越シリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;KBM503)を用いた。この他、同社製造の
シランカップリング剤(商品名;KBM502)、ト−レシリ
コン株式会社製造のシランカップリング剤(商品名;SZ
-6030 ,SH-6075 ,SZ-6300 ,AY43-060)、あるいは東
芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;TSL8370 ,TSL8357 )等でもよい。以下に、上記シ
ラノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有した
モノマ−,ポリマ−,オロゴマ−との配合例を示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM503、レ−メタアクリロキシプロピルトリ メトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3)グリセロ−ルポリグリシジルエ−テルポリアクリレ−ト(商品名;デナコ−ル DA-314、永瀬化成株式会社製造) …60重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
体として信越シリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;KBM503)を用いた。この他、同社製造の
シランカップリング剤(商品名;KBM502)、ト−レシリ
コン株式会社製造のシランカップリング剤(商品名;SZ
-6030 ,SH-6075 ,SZ-6300 ,AY43-060)、あるいは東
芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;TSL8370 ,TSL8357 )等でもよい。以下に、上記シ
ラノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有した
モノマ−,ポリマ−,オロゴマ−との配合例を示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM503、レ−メタアクリロキシプロピルトリ メトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3)グリセロ−ルポリグリシジルエ−テルポリアクリレ−ト(商品名;デナコ−ル DA-314、永瀬化成株式会社製造) …60重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
【0022】上記組成物を回転数1500r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
6000A(0.6μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。下記[表1]は、上記実施例1及
び比較例1,2,3による配合比,離型性,密着性,耐
久性,転位性,形状転写性,総合評価を示すものであ
る。但し、上記配合比は上記KBM503/UV樹脂(モノマ
−,オリゴマ−,ポリマ−)の重量比を示す。
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
6000A(0.6μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。下記[表1]は、上記実施例1及
び比較例1,2,3による配合比,離型性,密着性,耐
久性,転位性,形状転写性,総合評価を示すものであ
る。但し、上記配合比は上記KBM503/UV樹脂(モノマ
−,オリゴマ−,ポリマ−)の重量比を示す。
【0023】
【表1】 (実施例2)
【0024】この実施例2は、プラスチックレンズの成
形用金型の上に、分子末端にエポキシ基を含有するシラ
ノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモ
ノマ−,オリゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂と
の例を示す。
形用金型の上に、分子末端にエポキシ基を含有するシラ
ノ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモ
ノマ−,オリゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂と
の例を示す。
【0025】分子末端にエポキシ基を含有するシラノ−
ル基含有誘導体として、信越シリコン株式会社製造のシ
ランカップリング剤(商品名;KBM403)を用いた。この
他、同社製造のシランカップリング剤(商品名;KBM40
2)、ト−レシリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;SH-6040 )、信越シリコン株式会社製造
のシランカップリング剤(商品名;KBM402,KBM403)、
東芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商
品名;BX16-855,BX16-865,SF8421EG) 等を用いてもよ
い。上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基
を有したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を
下記に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM403、レ−グリシドキシプロピルトリメト キシシラン) …15重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …3重量部 3)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …17重量部 4)ビスフェノ−ルA−エピクロルヒドリンエポキシ樹脂アクリル変性ポリマ− …60重量部 5)エチレングリコ−ルジメタクリレ−ト …5重量部
ル基含有誘導体として、信越シリコン株式会社製造のシ
ランカップリング剤(商品名;KBM403)を用いた。この
他、同社製造のシランカップリング剤(商品名;KBM40
2)、ト−レシリコン株式会社製造のシランカップリン
グ剤(商品名;SH-6040 )、信越シリコン株式会社製造
のシランカップリング剤(商品名;KBM402,KBM403)、
東芝シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商
品名;BX16-855,BX16-865,SF8421EG) 等を用いてもよ
い。上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基
を有したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を
下記に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM403、レ−グリシドキシプロピルトリメト キシシラン) …15重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …3重量部 3)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …17重量部 4)ビスフェノ−ルA−エピクロルヒドリンエポキシ樹脂アクリル変性ポリマ− …60重量部 5)エチレングリコ−ルジメタクリレ−ト …5重量部
【0026】上記組成物を回転数1800r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
5000A(0.5μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。 (実施例3)
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
5000A(0.5μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。 (実施例3)
【0027】この実施例3は、プラスチックレンズの成
形用金型の上に、アミノ基を含有するシラノ−ル基含有
誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリ
ゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂との例を示す。
形用金型の上に、アミノ基を含有するシラノ−ル基含有
誘導体と(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリ
ゴマ−,ポリマ−の放射線重合型の樹脂との例を示す。
【0028】アミノ基を含有するシラノ−ル基含有誘導
体としては、信越シリコン株式会社製造のシランカップ
リング剤(商品名;KBM603)を用いた。この他、同社製
造のシランカップリング剤(商品名;KBM602)、ト−レ
シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;SF8417,BY16-828BX,16-853)等を用いてもよい。
上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有
したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を下記
に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM603、N−β(アミノエチル)γ−アミノ プロピルトリメトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3) 2−メルトカプトエタノ−ル変性1,2ポリブタジエン …40重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
体としては、信越シリコン株式会社製造のシランカップ
リング剤(商品名;KBM603)を用いた。この他、同社製
造のシランカップリング剤(商品名;KBM602)、ト−レ
シリコン株式会社製造のシランカップリング剤(商品
名;SF8417,BY16-828BX,16-853)等を用いてもよい。
上記シラ−ル基含有誘導体と(メタ)アクロイル基を有
したモノマ−,オリゴマ−,ポリマ−との配合例を下記
に示す。 1)シランカップリング剤(商品名;KBM603、N−β(アミノエチル)γ−アミノ プロピルトリメトキシシラン) …20重量部 2)重合開始剤(イルガキュア) …5重量部 3) 2−メルトカプトエタノ−ル変性1,2ポリブタジエン …40重量部 4)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(DPHA) …15重量部
【0029】上記組成物を回転数1300r.p.m で回転して
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
7000A(0.7μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。
いるスピンコ−タの上に固定したプラスチックレンズ用
入れ子の成形面上に塗布し、高圧水銀灯を用いて400mJ
/cm2 の照度で120 秒紫外線を照射して硬化した。その
結果、プラスチックレンズ用入れ子の成形面上に、膜厚
7000A(0.7μm)の離型膜が形成された。これ
により、離型性を有し入れ子との密着性、耐久性に優れ
た離型膜を入れ子の成形面上に形成したプラスチックレ
ンズ成形用型を得た。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明方法によれば、
(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,
あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシ
ラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した
後、放射線重合して架橋反応を起こさせることにより、
下記に列挙する効果を有する。 1.高い離型性を有する。 2.低分子の反応型のシリコンであるので均一な膜が形
成できる。 3.焼き付けを必要としないので、加工が容易である
(UVやEBによる短時間硬化が可能である)。 4.架橋型のため、シリコン単独で使用する場合と比較
して密着性が良い。 5.UV硬化型の樹脂を用いているので、金型との密着
性が良い。 6.反応型のシリコンであるので、UV硬化型樹脂と反
応し、シリコンの樹脂への転移がない。
(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,
あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシ
ラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した
後、放射線重合して架橋反応を起こさせることにより、
下記に列挙する効果を有する。 1.高い離型性を有する。 2.低分子の反応型のシリコンであるので均一な膜が形
成できる。 3.焼き付けを必要としないので、加工が容易である
(UVやEBによる短時間硬化が可能である)。 4.架橋型のため、シリコン単独で使用する場合と比較
して密着性が良い。 5.UV硬化型の樹脂を用いているので、金型との密着
性が良い。 6.反応型のシリコンであるので、UV硬化型樹脂と反
応し、シリコンの樹脂への転移がない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラスチック成形用金型の成形面上に、
(メタ)アクロイル基を有したモノマ−,オリゴマ−,
あるいはポリマ−の少なくとも1つと3〜30重量%のシ
ラノ−ル基を有する誘導体とからなる混合物を塗布した
後、放射線重合して架橋反応を起こさせて離型膜を形成
することを特徴とするプラスチック成形用金型の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175534A JPH0516146A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プラスチツク成形用金型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175534A JPH0516146A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プラスチツク成形用金型の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516146A true JPH0516146A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15997757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175534A Withdrawn JPH0516146A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プラスチツク成形用金型の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516146A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512979A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-05-24 | グゼノクス・エス・アー | 複製原型を製造する方法、複製法及び複製原型 |
| JP2011005696A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 |
| JP2011005695A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 |
| JP2011056747A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理方法、プログラム、コンピュータ記憶媒、テンプレート処理装置及びインプリントシステム |
| WO2024062659A1 (ja) * | 2022-09-21 | 2024-03-28 | ユシロ化学工業株式会社 | 離型剤兼潤滑剤組成物、被膜の成形方法および乾性被膜 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175534A patent/JPH0516146A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512979A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-05-24 | グゼノクス・エス・アー | 複製原型を製造する方法、複製法及び複製原型 |
| US8496863B2 (en) | 2003-11-28 | 2013-07-30 | Xenocs S.A. | Method for producing a replication master, replication method and replication master |
| JP2011005696A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 |
| JP2011005695A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 |
| JP2011056747A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Tokyo Electron Ltd | テンプレート処理方法、プログラム、コンピュータ記憶媒、テンプレート処理装置及びインプリントシステム |
| WO2024062659A1 (ja) * | 2022-09-21 | 2024-03-28 | ユシロ化学工業株式会社 | 離型剤兼潤滑剤組成物、被膜の成形方法および乾性被膜 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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