JPH0489816A - 彫刻性を有する組成物 - Google Patents
彫刻性を有する組成物Info
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- JPH0489816A JPH0489816A JP20632190A JP20632190A JPH0489816A JP H0489816 A JPH0489816 A JP H0489816A JP 20632190 A JP20632190 A JP 20632190A JP 20632190 A JP20632190 A JP 20632190A JP H0489816 A JPH0489816 A JP H0489816A
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- weight
- composition
- meth
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- acrylate
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、印材および装飾品等に用いられる彫刻性を有
する組成物に関するものである。
する組成物に関するものである。
[従来の技術]
従来より、印材および装飾品等に用いられる素材として
まず必要な要件とは、その彫刻加工性の良さである。例
えば、一般に、印鑑は光電式彫刻機といわれる機械で荒
彫りされていて、この機械で彫刻できることが印材の要
件の一つである。
まず必要な要件とは、その彫刻加工性の良さである。例
えば、一般に、印鑑は光電式彫刻機といわれる機械で荒
彫りされていて、この機械で彫刻できることが印材の要
件の一つである。
つまり、この機械は、透明フィルムに光を通さないイン
キ等により彫刻する文字を描いた原版を用いる。この原
版を回転させながら光を当てて、センサーでその光を受
ける。そして、光の通った部分だけ、原版と同調して回
転している印材に、回転している錐を叩く様に突き刺し
て削り、文字部分を残して他の部分を削り去り印鑑を彫
刻するものである。
キ等により彫刻する文字を描いた原版を用いる。この原
版を回転させながら光を当てて、センサーでその光を受
ける。そして、光の通った部分だけ、原版と同調して回
転している印材に、回転している錐を叩く様に突き刺し
て削り、文字部分を残して他の部分を削り去り印鑑を彫
刻するものである。
したがって、印材としては、錐で削れる硬さを備えると
共に、回転している錐との摩擦熱で溶融して付着せず、
その削り屑が容易に除去でき、さらに、彫刻時に欠けな
い性質が必要である。
共に、回転している錐との摩擦熱で溶融して付着せず、
その削り屑が容易に除去でき、さらに、彫刻時に欠けな
い性質が必要である。
また、印鑑には認印、実印等のように印刻されている文
字数が少なく、綿の幅が比較的広いものがある一方、代
表者印と言われる直径15〜18mmで中心部C二代表
取締役名を示す文字を配し、その周囲にその印面の外周
に沿って会社名の文字が印刻されているものがある。
字数が少なく、綿の幅が比較的広いものがある一方、代
表者印と言われる直径15〜18mmで中心部C二代表
取締役名を示す文字を配し、その周囲にその印面の外周
に沿って会社名の文字が印刻されているものがある。
この代表者印は狭い印面ムこ通常20文字以上の文字を
印刻しなければならないので、文字を小さくしその線も
非常に細くせざるを得なくなり、印鑑としては最も微細
な彫刻を施す物となっている。
印刻しなければならないので、文字を小さくしその線も
非常に細くせざるを得なくなり、印鑑としては最も微細
な彫刻を施す物となっている。
さらに、このような代表者印と同様なものとして、会社
印等の角印も挙げることができる。
印等の角印も挙げることができる。
このような優れた彫刻性を備えるには、その印材におい
てそのねばりと硬さを調和させる必要がある。つまり、
本来はねばりがあり、かつ硬いほど望ましいが、実際に
は硬くなるほどねばりは少なくなり、石のように欠は易
くなる。実際、水晶や石材は欠は易いため印材等には使
用されていない。一方、柔らかにするとねばりは出てく
るが、擦り減り易く耐久性が悪くなる。
てそのねばりと硬さを調和させる必要がある。つまり、
本来はねばりがあり、かつ硬いほど望ましいが、実際に
は硬くなるほどねばりは少なくなり、石のように欠は易
くなる。実際、水晶や石材は欠は易いため印材等には使
用されていない。一方、柔らかにするとねばりは出てく
るが、擦り減り易く耐久性が悪くなる。
これらの条件から、象牙や水牛の角等の天然材が印材と
して最もよく用いられている。さらC二、これら天然材
は、その感触、質感、重量感、外観等の他には見られな
い利点に備えていることから高く評価されてきた。また
、このような彫刻性を有する素材では、他の彫刻物、例
えばアクセサリ、彫像、装飾品等の製作においても微細
な線や点、微妙を曲面を彫刻でき、優れた作品を得るこ
ともできるようになる。
して最もよく用いられている。さらC二、これら天然材
は、その感触、質感、重量感、外観等の他には見られな
い利点に備えていることから高く評価されてきた。また
、このような彫刻性を有する素材では、他の彫刻物、例
えばアクセサリ、彫像、装飾品等の製作においても微細
な線や点、微妙を曲面を彫刻でき、優れた作品を得るこ
ともできるようになる。
しかし近年、天然材は、手に入り難くなってきている。
特に珍重されてきた象牙においては、その象が乱獲によ
り減少しており、その種族保護のため、今後の象牙入手
が不可能になる状況にある。
り減少しており、その種族保護のため、今後の象牙入手
が不可能になる状況にある。
そこで、象牙に代わる合成物として、アミノ樹脂(特開
昭53−8651号公報、特開昭53−9112号公報
)、カゼイン樹脂、熱可塑性樹脂(特開昭49−598
65号公報)、または、これらの樹脂に無機質充填材を
添加したものや、セラミック(特開昭60〜18093
3号公報、特開昭63−74950号公報)等が知られ
ている。
昭53−8651号公報、特開昭53−9112号公報
)、カゼイン樹脂、熱可塑性樹脂(特開昭49−598
65号公報)、または、これらの樹脂に無機質充填材を
添加したものや、セラミック(特開昭60〜18093
3号公報、特開昭63−74950号公報)等が知られ
ている。
ところが、上記の各樹脂においては、いずれも樹脂のみ
では比重が小さすぎて、天然材の質感、外観が得られな
い。また、その比重を重くするために無機質充填材を添
加すると象牙の有する深みのある質感、外観が得られず
、いかにも代用品といった惑じが拭えない。さらに、彫
刻時あるいは取扱時に欠は易い等の問題を生している。
では比重が小さすぎて、天然材の質感、外観が得られな
い。また、その比重を重くするために無機質充填材を添
加すると象牙の有する深みのある質感、外観が得られず
、いかにも代用品といった惑じが拭えない。さらに、彫
刻時あるいは取扱時に欠は易い等の問題を生している。
また、カゼイン樹脂では吸湿、乾燥で膨張、収縮し変形
し易い問題も有している。一方、前記のセラミックでは
、比重が大きすぎるし、彫刻時あるいは取扱時に欠は易
い等の問題を生じている。
し易い問題も有している。一方、前記のセラミックでは
、比重が大きすぎるし、彫刻時あるいは取扱時に欠は易
い等の問題を生じている。
さらに、彫刻用素材として用いるという記載はないが、
硬化系樹脂と無機質充填材の組み合わせによるU燃性成
形物(特開昭62−230659号公報、特開昭58−
171432号公報)についても検討したところ、彫刻
用素材としては、彫刻時に欠は易い等の問題を有してい
る。
硬化系樹脂と無機質充填材の組み合わせによるU燃性成
形物(特開昭62−230659号公報、特開昭58−
171432号公報)についても検討したところ、彫刻
用素材としては、彫刻時に欠は易い等の問題を有してい
る。
そこで、本発明の目的は、象牙や水牛等の天然材の代替
物に成り得る、その天然材と同様な感触、質感、重量感
、外観、加工性を備える彫刻性を有する組成物を提供す
ることにある。ここで天然材と同様な感触とは、手に持
ったとき、高級象牙の有する濡れたような、しっとりと
した惑じを言い、その質感とは、ノープルな深みがあり
ずしりと重厚な材質感を言う。また、その重量感とは、
手に持ったときいわゆるプラスチックの様に軽くなく天
然材に相当する重さを備えることを言い、その外観とは
、天然材の色相、光沢を言う。
物に成り得る、その天然材と同様な感触、質感、重量感
、外観、加工性を備える彫刻性を有する組成物を提供す
ることにある。ここで天然材と同様な感触とは、手に持
ったとき、高級象牙の有する濡れたような、しっとりと
した惑じを言い、その質感とは、ノープルな深みがあり
ずしりと重厚な材質感を言う。また、その重量感とは、
手に持ったときいわゆるプラスチックの様に軽くなく天
然材に相当する重さを備えることを言い、その外観とは
、天然材の色相、光沢を言う。
さらに、本発明の他の目的は、象牙等の天然材における
問題点、すなわち水分の影響を受は易く、吸湿すれば膨
張し、乾燥すれば収縮し、少し温度が上がれば割れ易く
なる、また汚れ易い等の問題点を克服すると共に、彫刻
性に優れた、具体的には代表者印、角印等の微細な彫刻
に適した彫刻性を有する組成物を提供することにある。
問題点、すなわち水分の影響を受は易く、吸湿すれば膨
張し、乾燥すれば収縮し、少し温度が上がれば割れ易く
なる、また汚れ易い等の問題点を克服すると共に、彫刻
性に優れた、具体的には代表者印、角印等の微細な彫刻
に適した彫刻性を有する組成物を提供することにある。
本願発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意検討
した結果、特定の樹脂成分に対して特定の充填材を特定
量混合した成形材料を硬化成形した組成物が、よくその
目的を達成することを見出し、本発明を完成させるに至
った。すなわち、本発明に係る彫刻性を有する組成物は
、ポリエーテルポリオールポリ (メタ)アクリレート
15〜35重量%、メチルメタクリレート系重合体10
〜30重量%およびラジカル重合性単量体35〜75重
量%より成る樹脂成分100重量部と無機質充填材40
〜280重量部とから成ることを特徴としている。
した結果、特定の樹脂成分に対して特定の充填材を特定
量混合した成形材料を硬化成形した組成物が、よくその
目的を達成することを見出し、本発明を完成させるに至
った。すなわち、本発明に係る彫刻性を有する組成物は
、ポリエーテルポリオールポリ (メタ)アクリレート
15〜35重量%、メチルメタクリレート系重合体10
〜30重量%およびラジカル重合性単量体35〜75重
量%より成る樹脂成分100重量部と無機質充填材40
〜280重量部とから成ることを特徴としている。
ポリエーテルポリオールポリ (メタ)アクリレートは
、ポリエーテルポリオールの○H末端にエステル結合に
よりアクリル酸またはメタクリル酸残基が結合した化学
的構造を有する架橋剤であり、この作用は彫刻性の改善
にある。まず、削り屑を容易に除去するため、彫刻時、
組成物が溶融しないように架橋構造を形成して軟化点を
上げる。
、ポリエーテルポリオールの○H末端にエステル結合に
よりアクリル酸またはメタクリル酸残基が結合した化学
的構造を有する架橋剤であり、この作用は彫刻性の改善
にある。まず、削り屑を容易に除去するため、彫刻時、
組成物が溶融しないように架橋構造を形成して軟化点を
上げる。
次に、その架橋構造の網目はポリエーテルの重合度を加
減することにより適切に制御できるので、微細な彫刻時
にも欠けないねばりを与えている。
減することにより適切に制御できるので、微細な彫刻時
にも欠けないねばりを与えている。
さらに、親水性のポリエーテルポリオール鎖の導入によ
り、象牙ムこ似た水に濡れたような感触が得られる。ま
た、このような熱硬化性樹脂成形物は空気中の湿度の影
響の受は難い優れた耐候性を有している。
り、象牙ムこ似た水に濡れたような感触が得られる。ま
た、このような熱硬化性樹脂成形物は空気中の湿度の影
響の受は難い優れた耐候性を有している。
ポリエーテルポリオールポリ (メタ)アクリレートの
分子量は、400〜2000、望ましくは500〜15
00である。この分子量が400に満たない場合、得ら
れる組成物は跪く、欠は易くなる。また、その分子量が
2000を越えると柔らかく成りすぎ、耐摩耗性に欠け
る。
分子量は、400〜2000、望ましくは500〜15
00である。この分子量が400に満たない場合、得ら
れる組成物は跪く、欠は易くなる。また、その分子量が
2000を越えると柔らかく成りすぎ、耐摩耗性に欠け
る。
ポリエーテルポリオールポリ (メタ)アクリレートと
しては、例えばポリプロレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、エチレンオキシド・プロピレンオキシド共重合物ジ(
メタ)アクリレート等が挙げられる。ポリエーテルポリ
オールポリ(メタ)アクリレートとしてポリエチレング
リコールジメタクリレートを用いる場合には、分子量は
1000〜1300が、ポリプロピレングリコールジメ
タクリレートを用いる場合には分子量は、500〜70
0が好ましい。
しては、例えばポリプロレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、エチレンオキシド・プロピレンオキシド共重合物ジ(
メタ)アクリレート等が挙げられる。ポリエーテルポリ
オールポリ(メタ)アクリレートとしてポリエチレング
リコールジメタクリレートを用いる場合には、分子量は
1000〜1300が、ポリプロピレングリコールジメ
タクリレートを用いる場合には分子量は、500〜70
0が好ましい。
メチルメタクリレート系重合体は、メチルメタクリレー
トのホモポリマーまたはメチルメタクリレート60重量
%以上と他の共重合可能な不飽和単量体40重量%未満
との共重合体より選ばれる。
トのホモポリマーまたはメチルメタクリレート60重量
%以上と他の共重合可能な不飽和単量体40重量%未満
との共重合体より選ばれる。
メチルメタクリレート系重合体の作用は、樹脂成分と無
機質充填材とを混合した成形材料の粘度を調節すること
で、硬化成形時、比重の大きい無機質充填材の沈降分離
の防止および硬化収縮の低減を図ることである。特に、
注型成形の場合には成形材料の粘度は百ポイズ以下と低
くする必要があり、一方、無機質充填材の比重は2以上
と大きいので沈降し易く、沈降防止のためにメチルメタ
クリレート系重合体の添加を必要とする。
機質充填材とを混合した成形材料の粘度を調節すること
で、硬化成形時、比重の大きい無機質充填材の沈降分離
の防止および硬化収縮の低減を図ることである。特に、
注型成形の場合には成形材料の粘度は百ポイズ以下と低
くする必要があり、一方、無機質充填材の比重は2以上
と大きいので沈降し易く、沈降防止のためにメチルメタ
クリレート系重合体の添加を必要とする。
また、メチルメタクリレート系重合体を使用することに
より、象牙等の天然材のような質感、外観が得られる。
より、象牙等の天然材のような質感、外観が得られる。
メチルメタクリレート系重合体の使用量は、樹脂成分に
対して10重量%未満であれば無機質充填材が沈降し、
30重量%を越えれば成形材料が流れ難くなり成形が困
難になる。一方、メチルメタクリレート系重合体中のメ
チルメタクリレートが6゜重量%未満では、天然材のよ
うな質感、外観が得られない。
対して10重量%未満であれば無機質充填材が沈降し、
30重量%を越えれば成形材料が流れ難くなり成形が困
難になる。一方、メチルメタクリレート系重合体中のメ
チルメタクリレートが6゜重量%未満では、天然材のよ
うな質感、外観が得られない。
メチルメタクリレート系重合体に用いる共重合可能な不
飽和単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、クロロスチレン、アクリロニトリル、
酢酸ビニル、アクリル酸やメタクリル酸等の不飽和−塩
基酸のエステル類(例えば、メチルエステル、エチルエ
ステル、プロピルエステル、ブチルエステル、2−エチ
ルヘキシルエステル、ヒドロキシエチルエステル、ヒド
ロキシプロピルエステル等)、アクリルアミド、メタク
リルアミド、それらのN−置換のアクリルアミドおよび
メタクリルアミド、マレイン酸やイタコン酸等の不飽和
二塩基酸の低級アルキルアルコール(例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等)
とのモノおよび、またはジエステル類が挙げられる。
飽和単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、クロロスチレン、アクリロニトリル、
酢酸ビニル、アクリル酸やメタクリル酸等の不飽和−塩
基酸のエステル類(例えば、メチルエステル、エチルエ
ステル、プロピルエステル、ブチルエステル、2−エチ
ルヘキシルエステル、ヒドロキシエチルエステル、ヒド
ロキシプロピルエステル等)、アクリルアミド、メタク
リルアミド、それらのN−置換のアクリルアミドおよび
メタクリルアミド、マレイン酸やイタコン酸等の不飽和
二塩基酸の低級アルキルアルコール(例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等)
とのモノおよび、またはジエステル類が挙げられる。
メチルメタクリレート系重合体を用いる際の具体的な方
法としては、懸濁重合、乳化重合、溶液重合法等の一般
に用いられる重合方法により重合し、分離して得られた
メチルメタクリレート系重合体をメチルメタクリレート
系単量体および、または後述する芳香族ビニル単量体に
溶解してもよい、さらに、メタクリル酸メチル、必要に
より共重合可能な不飽和単量体を加え、重合開始剤、連
鎖移動剤を加えて加熱し、部分的に重合させることによ
り得られるシロップで用いてもよい。
法としては、懸濁重合、乳化重合、溶液重合法等の一般
に用いられる重合方法により重合し、分離して得られた
メチルメタクリレート系重合体をメチルメタクリレート
系単量体および、または後述する芳香族ビニル単量体に
溶解してもよい、さらに、メタクリル酸メチル、必要に
より共重合可能な不飽和単量体を加え、重合開始剤、連
鎖移動剤を加えて加熱し、部分的に重合させることによ
り得られるシロップで用いてもよい。
ラジカル重合性単量体としては、(メタ)アクリル酸エ
ステル単量体と芳香族ビニル単量体とを併用して用いる
のが好ましい。(メタ)アクリル酸エステル単量体の作
用は、彫刻性を有する組成物の質感、感触を改善し、そ
の組成物の長期にわたる変色、劣化を防止できることに
ある。また、芳香族ビニル単量体の働きは、その組成物
の外観、質感、硬さを改善し、その組成物の屈折率を調
節し透明感を向上させることにある。
ステル単量体と芳香族ビニル単量体とを併用して用いる
のが好ましい。(メタ)アクリル酸エステル単量体の作
用は、彫刻性を有する組成物の質感、感触を改善し、そ
の組成物の長期にわたる変色、劣化を防止できることに
ある。また、芳香族ビニル単量体の働きは、その組成物
の外観、質感、硬さを改善し、その組成物の屈折率を調
節し透明感を向上させることにある。
ラジカル重合性単量体混合物の使用量は樹脂成分に対し
て35〜75重量%である。この使用量が35重量%未
満であっても、75重量%以上であっても、得られた組
成物は天然材のような外観、質感、感触、硬さ、透明感
が得られない。
て35〜75重量%である。この使用量が35重量%未
満であっても、75重量%以上であっても、得られた組
成物は天然材のような外観、質感、感触、硬さ、透明感
が得られない。
また、硬化時における(メタ)アクリル酸エステル単量
体と芳香族ビニル単量体との反応性の違いにより、両者
の比率は0.5〜2が望ましい。つまり、(メタ)アク
リル酸エステル単量体が多すぎると、(メタ)アクリル
酸エステル単量体は芳香族ビニル単量体より硬化反応は
速く、芳香族ビニル単量体が少ないためもあって、均一
に硬化せず、透明感に欠ける等の外観不良を生じ易い。
体と芳香族ビニル単量体との反応性の違いにより、両者
の比率は0.5〜2が望ましい。つまり、(メタ)アク
リル酸エステル単量体が多すぎると、(メタ)アクリル
酸エステル単量体は芳香族ビニル単量体より硬化反応は
速く、芳香族ビニル単量体が少ないためもあって、均一
に硬化せず、透明感に欠ける等の外観不良を生じ易い。
一方、芳香族ビニル単量体が多すぎると、芳香族ビニル
単量体の硬化反応は遅く、(メタ)アクリル酸エステル
単量体の速い硬化反応とは均一に反応が進み難く、得ら
れた組成物の質感が天然材の様にならない。
単量体の硬化反応は遅く、(メタ)アクリル酸エステル
単量体の速い硬化反応とは均一に反応が進み難く、得ら
れた組成物の質感が天然材の様にならない。
(メタ)アクリル酸エステル単量体としては、アクリル
酸やメタクリル酸等の不飽和−塩基酸のエステル類(例
えば、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエス
テル、ブチルエステル、2エチルヘキシルエステル、ヒ
ドロキシエチルエステル、ヒドロキシプロピルエステル
等)、アクリルアミド、メタクリルアミド、それらのN
−21のアクリルアミドおよびメタクリルアミド等が挙
げられる。また、芳香族ビニル単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチ
レン等が挙げられる。
酸やメタクリル酸等の不飽和−塩基酸のエステル類(例
えば、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエス
テル、ブチルエステル、2エチルヘキシルエステル、ヒ
ドロキシエチルエステル、ヒドロキシプロピルエステル
等)、アクリルアミド、メタクリルアミド、それらのN
−21のアクリルアミドおよびメタクリルアミド等が挙
げられる。また、芳香族ビニル単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチ
レン等が挙げられる。
無機質充填材は、彫刻性を有する組成物の比重を大きく
することにより天然材に相当する重さと、その添加によ
り半透明の深みのある質感を出すと共に、微細な彫刻等
の加工性を改善し、その組成物を使用する際の耐久性を
向上させる作用を有する。
することにより天然材に相当する重さと、その添加によ
り半透明の深みのある質感を出すと共に、微細な彫刻等
の加工性を改善し、その組成物を使用する際の耐久性を
向上させる作用を有する。
その無機質充填材としては、炭酸カルシウム、クレー、
シリカ、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、アル
ミナ、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム等が挙げ
られるが、特に、象牙等の天然材に代わり得る外観、質
感、感触、重量感、彫刻性を備えた組成物を得るには水
酸化アルミニウムが好ましい。この水酸化アルミニウム
の粒子径はICl0un1〜0.1μmが好ましく、よ
り好ましくは30um −0,5pm、最も好ましくは
10ttm 〜1umである。微細な彫刻有するには、
その粒子径は小さい程適しているが、0.1μm以下で
は樹脂吸収量が大きくなり、質感、重量感を得るのに必
要な無機質充填材の量を使用すると、吸着される樹脂量
が増えるため、得られる組成物中の樹脂成分と無機質充
填材の割合が大きく変化し、望む組成物が得られない。
シリカ、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、アル
ミナ、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム等が挙げ
られるが、特に、象牙等の天然材に代わり得る外観、質
感、感触、重量感、彫刻性を備えた組成物を得るには水
酸化アルミニウムが好ましい。この水酸化アルミニウム
の粒子径はICl0un1〜0.1μmが好ましく、よ
り好ましくは30um −0,5pm、最も好ましくは
10ttm 〜1umである。微細な彫刻有するには、
その粒子径は小さい程適しているが、0.1μm以下で
は樹脂吸収量が大きくなり、質感、重量感を得るのに必
要な無機質充填材の量を使用すると、吸着される樹脂量
が増えるため、得られる組成物中の樹脂成分と無機質充
填材の割合が大きく変化し、望む組成物が得られない。
この無機質充填材の使用量は、樹脂成分100重量部に
対して40〜280重量部が望ましい、より望ましくは
70〜150重量部である。使用量が40重量部未満で
は、その得られる組成物の比重が小さくなることから軽
い感じがすると共に外観に透明感が出過ぎるので象牙等
の質感が得られない。一方、280重量部を越えると得
られる組成物の比重が太き(なるので重すぎる感じにな
り、また、その外観に深みが失われ、かつ、彫刻時に欠
けを生じ易(好ましくない。
対して40〜280重量部が望ましい、より望ましくは
70〜150重量部である。使用量が40重量部未満で
は、その得られる組成物の比重が小さくなることから軽
い感じがすると共に外観に透明感が出過ぎるので象牙等
の質感が得られない。一方、280重量部を越えると得
られる組成物の比重が太き(なるので重すぎる感じにな
り、また、その外観に深みが失われ、かつ、彫刻時に欠
けを生じ易(好ましくない。
本発明に用いる重合開始剤としては、例えばヘンヅイル
パーオキサイド、シクロヘキサノン、メチルエチルケト
ン、ビス(4−t−プチルシクロヘキンル)パーオキシ
ジカーボネート、t−プチルパーオキシヘンゾエート、
t−ブチルパーオキシオクトエート、t−プチルバーオ
キンピハレート、22アヅビスイソブチロニトリル、2
,2゛−アヅビス(24−ジメチルバレロニトリル)、
2.2”−アヅビス(2−メチルプロピオンアミジン)
ジハイドロクロライドを挙げることができる。また、上
記の有機過酸化物と促進剤とを組み合わせて低温で硬化
させる事もできる。その促進剤としては、三級アミン、
四級アンモニウム塩、またはコバルト、マンガン、鉄、
銅、カルシウム等の可溶性金属塩類等が挙げられる。
パーオキサイド、シクロヘキサノン、メチルエチルケト
ン、ビス(4−t−プチルシクロヘキンル)パーオキシ
ジカーボネート、t−プチルパーオキシヘンゾエート、
t−ブチルパーオキシオクトエート、t−プチルバーオ
キンピハレート、22アヅビスイソブチロニトリル、2
,2゛−アヅビス(24−ジメチルバレロニトリル)、
2.2”−アヅビス(2−メチルプロピオンアミジン)
ジハイドロクロライドを挙げることができる。また、上
記の有機過酸化物と促進剤とを組み合わせて低温で硬化
させる事もできる。その促進剤としては、三級アミン、
四級アンモニウム塩、またはコバルト、マンガン、鉄、
銅、カルシウム等の可溶性金属塩類等が挙げられる。
重合開始剤の添加量は、成形材料に対しで0.01〜3
.0重量部、好ましくは0.1〜2.0重量部である。
.0重量部、好ましくは0.1〜2.0重量部である。
さらに、有機過酸化物を用いる場合、促進剤を成形材料
に対して0.001〜0.05重量部用いることが好ま
しい。
に対して0.001〜0.05重量部用いることが好ま
しい。
樹脂成分と無機質充填材とを混合する際に、ンランカノ
ブリング剤を用いると樹脂成分と無機質充填材とはより
緊密に一体化し、水分の影口を受は難くなる。そのンラ
ンカソプリング剤としてはT−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、T−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
アセトキシシランなどがある。
ブリング剤を用いると樹脂成分と無機質充填材とはより
緊密に一体化し、水分の影口を受は難くなる。そのンラ
ンカソプリング剤としてはT−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、T−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
アセトキシシランなどがある。
上記の成形材料には、必要に応じて、彫刻性を有する組
成物としての特性を損ねない範囲で染顔料、補強材、改
質側、安定剤、増量剤、離型剤、分散剤、重合調節側を
加えることも可能である。
成物としての特性を損ねない範囲で染顔料、補強材、改
質側、安定剤、増量剤、離型剤、分散剤、重合調節側を
加えることも可能である。
改質増量剤として象牙あるいは水牛の角の切削粉を添加
してもよい。
してもよい。
この改質増量剤は得られる組成物の比重にほとんど影響
なく成形材料の粘度を調整できる。また、彫刻性、外観
の調節にも有効である。その改質増量剤としての天然材
粉末の粒度は100メツシユふるい通過、好ましくは2
00メツシユふるい通過である。
なく成形材料の粘度を調整できる。また、彫刻性、外観
の調節にも有効である。その改質増量剤としての天然材
粉末の粒度は100メツシユふるい通過、好ましくは2
00メツシユふるい通過である。
本発明において硬化成形には注型成形が好ましい。注形
型としてはガラス、金属、硬質のプラスチック、あるい
はシリコンゴムの様な軟質プラスチックなどで所定の形
状に形成したものが使用できる。板材の注型にはセル装
置が使用できる。硬化温度は室温〜130°C1好まし
くは40〜90°Cである。必要により油槽または水槽
中にて加熱および冷却をしてもよい。また、成形材料を
弾性袋に入れ金型で押さえ、所定の形状として硬化させ
てもよい。弾力性を有する袋の材質としてはポリビニル
アルコール、エチレンプロピレンゴム等が用いられる。
型としてはガラス、金属、硬質のプラスチック、あるい
はシリコンゴムの様な軟質プラスチックなどで所定の形
状に形成したものが使用できる。板材の注型にはセル装
置が使用できる。硬化温度は室温〜130°C1好まし
くは40〜90°Cである。必要により油槽または水槽
中にて加熱および冷却をしてもよい。また、成形材料を
弾性袋に入れ金型で押さえ、所定の形状として硬化させ
てもよい。弾力性を有する袋の材質としてはポリビニル
アルコール、エチレンプロピレンゴム等が用いられる。
本発明に係る彫刻性を有する組成物を用いる彫刻物の形
状は、そのデザインにより多種多様であるから、板状あ
るいはブロック状に成形した後、機械加工により目的の
形状に仕上げることを妨げるものではない。例えば印鑑
のようなものにおいても、その形状は多種類である。す
なわち、直径5mm〜24mmの円、小判型、角型、つ
まみを有するもの等があるから、板状あるいはブロック
状に成形した後、機械加工により、それぞれの印鑑の形
状としてもよい。
状は、そのデザインにより多種多様であるから、板状あ
るいはブロック状に成形した後、機械加工により目的の
形状に仕上げることを妨げるものではない。例えば印鑑
のようなものにおいても、その形状は多種類である。す
なわち、直径5mm〜24mmの円、小判型、角型、つ
まみを有するもの等があるから、板状あるいはブロック
状に成形した後、機械加工により、それぞれの印鑑の形
状としてもよい。
以下、実施例により具体的に説明する。
[実施例1〜7〕
高速回転混合機、温度計を備えたジャケット付き混合槽
に、それぞれ第1表に記載されている仕込み量のポリメ
チルメタクリレート(スミペックスME、住人化学■製
)とメタクリル酸メチルとスチレンとを仕込み、40°
Cに加温混合し、均一に溶解した。次に、上記の樹脂混
合溶液Gこ、ポリエチレングリコールジメタクリレート
(NKエステル23G、新中村化学■製)を温水槽で熔
融後、所定量を加え混合溶解した。この後、この混合溶
液に、所定量のシランカップリング剤(K G M−5
03、信越化学■製)を混合し、所定量の水酸化アルミ
ニウム(CL303、住人化学■製)を均一に混練後、
所定量の着色剤としてのアイポリ−トナーおよび所定量
の重合開始剤としてのt〜ブチルパーオキシピパレート
(カヤエステルP−70、化薬アクゾ■製)を混合し、
減圧脱泡して、それぞれの成形材料を得た。
に、それぞれ第1表に記載されている仕込み量のポリメ
チルメタクリレート(スミペックスME、住人化学■製
)とメタクリル酸メチルとスチレンとを仕込み、40°
Cに加温混合し、均一に溶解した。次に、上記の樹脂混
合溶液Gこ、ポリエチレングリコールジメタクリレート
(NKエステル23G、新中村化学■製)を温水槽で熔
融後、所定量を加え混合溶解した。この後、この混合溶
液に、所定量のシランカップリング剤(K G M−5
03、信越化学■製)を混合し、所定量の水酸化アルミ
ニウム(CL303、住人化学■製)を均一に混練後、
所定量の着色剤としてのアイポリ−トナーおよび所定量
の重合開始剤としてのt〜ブチルパーオキシピパレート
(カヤエステルP−70、化薬アクゾ■製)を混合し、
減圧脱泡して、それぞれの成形材料を得た。
得られた各成形材料の25°Cでの粘度は第1表に示し
た。この成形材料を幅300mm、深さ300mm、厚
さ2On+mの注形型に入れ、60°Cの水槽で加熱し
たところ第1表記載の時間で硬化し、さらに120’C
にて2時間加熱した。
た。この成形材料を幅300mm、深さ300mm、厚
さ2On+mの注形型に入れ、60°Cの水槽で加熱し
たところ第1表記載の時間で硬化し、さらに120’C
にて2時間加熱した。
その注形型より得られた板状の組成物から直径18mm
の丸棒状印材を削り出し、仕上げ研磨を施し、この印面
に光電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻
した。その結果を第1表に示した。
の丸棒状印材を削り出し、仕上げ研磨を施し、この印面
に光電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻
した。その結果を第1表に示した。
なお、外観、質感の欄での○印は、その仕上げ研磨され
た組成物は深みのある象牙のような質感、外観および手
ざわりを有していることを示す。
た組成物は深みのある象牙のような質感、外観および手
ざわりを有していることを示す。
また、彫刻性の欄での○印は、光電式彫刻機により回り
文字を備えた代表者印を彫刻したところ、鮮明な印面で
彫刻時や取扱時に欠は等が生しなかったことを示す。
文字を備えた代表者印を彫刻したところ、鮮明な印面で
彫刻時や取扱時に欠は等が生しなかったことを示す。
第1表に示すように、実施例1〜7におけるそれぞれの
各原料の配合量においても、得られた各組成物は優れた
特性を示した。
各原料の配合量においても、得られた各組成物は優れた
特性を示した。
〔比較例1〜4〕
これらの各比較例では、実施例1〜7におけるそれぞれ
の各原料の配合量とは異なる第1表に示した配合量を用
いて組成物の調製を試みた。その調製操作および用いた
条件は実施例1〜7と同様に行い、それらの結果は第1
表に示した。
の各原料の配合量とは異なる第1表に示した配合量を用
いて組成物の調製を試みた。その調製操作および用いた
条件は実施例1〜7と同様に行い、それらの結果は第1
表に示した。
比較例1では、得られた組成物は硬すぎ、印材として光
電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻した
ところ欠けを生じた。
電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻した
ところ欠けを生じた。
比較例2では、得られた組成物は柔らかすぎ、象牙等の
光沢が得られなかった。また、印材に加工したところ耐
摩耗性に欠けているため、取扱時に変形し易かった。
光沢が得られなかった。また、印材に加工したところ耐
摩耗性に欠けているため、取扱時に変形し易かった。
比較例3では、得られた組成物は軽すぎ、かつその外観
に透明感が有りすぎたため、象牙等の有する外観や質感
が得られなかった。
に透明感が有りすぎたため、象牙等の有する外観や質感
が得られなかった。
比較例4では、得られた組成物は重すぎ、その外観に深
みが欠け、また印材として加工したところ欠けを生した
。
みが欠け、また印材として加工したところ欠けを生した
。
〔実施例8〜12〕
実施例8〜12では主に種々のポリエーテルポリオール
ポリ (メタ)アクリレートを用いて組成物の調製を行
った。また、上記の樹脂以外の他の樹脂原料の代替につ
いても検討した。
ポリ (メタ)アクリレートを用いて組成物の調製を行
った。また、上記の樹脂以外の他の樹脂原料の代替につ
いても検討した。
高速回転混合機、温度計を備えたジャケット付き混合槽
に、それぞれ第2表に記載されている仕込み量のポリメ
チルメタクリレート(スミペックスME、住人化学■製
)とメタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、スチレ
ンおよび、またはクロロスチレンを仕込み、40°Cに
加温混合し、均一に熔解した。次に、上記の樹脂混合溶
液に、種々の分子量を有するアルキレンオキシドを備え
たポリアルキレンジオールジ(メタ)アクリレート(新
中村化学■製)を温水槽で熔融後、所定量を加え混合溶
解した。この後、この溶液に所定量のシランカンプリン
グ剤(K G M−503、信越化学銖製)を混合し、
所定量の水酸化アルミニウム(CL303、住友化学@
製)を均一に混練後、着色剤としてのアイポリ−トナー
および重合開始剤としてのt−プチルバーオキシビハレ
ート(カヤエステルP−70、化薬アクゾ■製)を混合
し、減圧脱泡して、それぞれの成形材料を得た。得られ
た各成形材料の25°Cでの粘度は第2表に示した。こ
の成形材料を幅300mm、深さ300mm、厚さ20
mmの注形型に入れ、60°Cの水槽で加熱したところ
第2表記載の時間で硬化し、さらに120°Cにて2時
間加熱した。
に、それぞれ第2表に記載されている仕込み量のポリメ
チルメタクリレート(スミペックスME、住人化学■製
)とメタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、スチレ
ンおよび、またはクロロスチレンを仕込み、40°Cに
加温混合し、均一に熔解した。次に、上記の樹脂混合溶
液に、種々の分子量を有するアルキレンオキシドを備え
たポリアルキレンジオールジ(メタ)アクリレート(新
中村化学■製)を温水槽で熔融後、所定量を加え混合溶
解した。この後、この溶液に所定量のシランカンプリン
グ剤(K G M−503、信越化学銖製)を混合し、
所定量の水酸化アルミニウム(CL303、住友化学@
製)を均一に混練後、着色剤としてのアイポリ−トナー
および重合開始剤としてのt−プチルバーオキシビハレ
ート(カヤエステルP−70、化薬アクゾ■製)を混合
し、減圧脱泡して、それぞれの成形材料を得た。得られ
た各成形材料の25°Cでの粘度は第2表に示した。こ
の成形材料を幅300mm、深さ300mm、厚さ20
mmの注形型に入れ、60°Cの水槽で加熱したところ
第2表記載の時間で硬化し、さらに120°Cにて2時
間加熱した。
その注形型より得られた板状の組成物から直径18mm
の丸棒状印材を削り出し、仕上げ研磨を施し、この印面
に光電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻
した。その結果を第2表に示した。
の丸棒状印材を削り出し、仕上げ研磨を施し、この印面
に光電式彫刻機により回り文字を備えた代表者印を彫刻
した。その結果を第2表に示した。
実施例8〜12におけるそれぞれの各原料の配合量にお
いても、得られた各組成物は優れた特性を示した。
いても、得られた各組成物は優れた特性を示した。
[比較例6〕
実施例8〜12におけるポリアルキレンジオールジ(メ
タ)アクリレートの代わりに、平均分子量が330のポ
リアルキレンジオールジ(メタ)アクリレートを用いて
、他は実施例8〜12と同様にして組成物を調製した。
タ)アクリレートの代わりに、平均分子量が330のポ
リアルキレンジオールジ(メタ)アクリレートを用いて
、他は実施例8〜12と同様にして組成物を調製した。
各原料の配合量および結果を第2表に示した。この結果
から、得られた組成物はその外観および質感は良好であ
ったが、印材としては硬すぎ、上記各実施例と同様に彫
刻加工したところ、欠けを生した。
から、得られた組成物はその外観および質感は良好であ
ったが、印材としては硬すぎ、上記各実施例と同様に彫
刻加工したところ、欠けを生した。
[以下余白]
[発明の効果〕
本発明に係る彫刻性を有する組成物は、熱硬化性樹脂を
含むことにより、その得られる組成物は湿度の影響によ
る収縮や膨張は生じ難いものとなっており、また、象牙
や水牛の角等の天然材と同様な外観、質感、重量感等の
特性を有する。
含むことにより、その得られる組成物は湿度の影響によ
る収縮や膨張は生じ難いものとなっており、また、象牙
や水牛の角等の天然材と同様な外観、質感、重量感等の
特性を有する。
さらに、例えば代表者印等の微細な彫刻を施す際に、そ
の彫刻を施し易い硬度や削り屑の除去し易さ等の特性を
備えると共に、彫刻時や取扱時に微細な彫刻の欠は等を
生じ難い優れた彫刻性を有している。
の彫刻を施し易い硬度や削り屑の除去し易さ等の特性を
備えると共に、彫刻時や取扱時に微細な彫刻の欠は等を
生じ難い優れた彫刻性を有している。
これらの結果、彫刻を要する素材として好適に使用され
るという効果を奏する。
るという効果を奏する。
特許出願人 日本触媒化学工業株式会社代理人 弁
理士 原 謙 上動?!序1:gユ捧王甲 1三王
理士 原 謙 上動?!序1:gユ捧王甲 1三王
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、平均分子量400〜2000のポリエーテルポリオ
ールポリ(メタ)アクリレート15〜35重量%、メチ
ルメタクリレート系重合体10〜30重量%およびラジ
カル重合性単量体35〜75重量%より成る樹脂成分1
00重量部と無機質充填材40〜280重量部とから成
る彫刻性を有する組成物。 2、ポリエーテルポリオールポリ(メタ)アクリレート
がポリエチレングリコールジメタクリレートである請求
項第1項記載の彫刻性を有する組成物。 3、ポリエチレングリコールジメタクリレート中の平均
分子量が1000〜1300である請求項第2項記載の
彫刻性を有する組成物。 4、ポリエーテルポリオールポリ(メタ)アクリレート
がポリプロピレングリコールジメタクリレートである請
求項第1項記載の彫刻性を有する組成物。 5、ポリプロピレングリコールジメタクリレート中の平
均分子量が500〜700である請求項第4項記載の彫
刻性を有する組成物。 6、ラジカル重合性単量体が(メタ)アクリル酸エステ
ル単量体および芳香族ビニル単量体より成り、これら両
者の重量部配合比率は0.5〜2である請求項第1項、
第2項、第3項、第4項又は第5項記載の彫刻性を有す
る組成物。 7、無機質充填材が70〜150重量部である請求項第
6項記載の彫刻性を有する組成物。 8、無機質充填材が水酸化アルミニウムである請求項第
1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項又は第
7項記載の彫刻性を有する組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20632190A JPH0489816A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 彫刻性を有する組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20632190A JPH0489816A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 彫刻性を有する組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489816A true JPH0489816A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16521364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20632190A Pending JPH0489816A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 彫刻性を有する組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0489816A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022215716A1 (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 | 出光興産株式会社 | 熱硬化性組成物、それを用いた成形品の製造方法、及び硬化物 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP20632190A patent/JPH0489816A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022215716A1 (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 | 出光興産株式会社 | 熱硬化性組成物、それを用いた成形品の製造方法、及び硬化物 |
| JPWO2022215716A1 (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 |
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