JPH04198126A - 腸管洗浄用液剤 - Google Patents
腸管洗浄用液剤Info
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- JPH04198126A JPH04198126A JP33197590A JP33197590A JPH04198126A JP H04198126 A JPH04198126 A JP H04198126A JP 33197590 A JP33197590 A JP 33197590A JP 33197590 A JP33197590 A JP 33197590A JP H04198126 A JPH04198126 A JP H04198126A
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- JP
- Japan
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- polyethylene glycol
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- intestine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は腸管洗浄用液剤、詳しくは注腸X線検査や大腸
内視鏡検査、大腸手術等の前処置、便秘の処置等に利用
され、製剤的にも安定な腸管洗浄用液剤に関する。
内視鏡検査、大腸手術等の前処置、便秘の処置等に利用
され、製剤的にも安定な腸管洗浄用液剤に関する。
従来の技術
従来、注腸X線検査や大腸内視鏡検査、大腸手術等の前
処置等は、主としてブラウン(Brown)法、即ち低
残渣、低脂肪の食餌制限と塩類下剤及び接触性下剤の投
与を行なうが、注腸は行なわない所謂ドライ法(dry
melhod)によって行なわれてきたが、このブラ
ウン法は塩類下剤が飲みにくく、急激に下痢をきたすた
め高齢者や虚弱者には耐え難いこと、塩類下剤の効果を
あげるために大量の水分を摂取せねばならず、このため
心不全患者や腎障害のある患者では受入れられないこと
、X線学的には有半結腸の清浄が難しく、残渣が残りが
ちであること等の重大な欠点があった。
処置等は、主としてブラウン(Brown)法、即ち低
残渣、低脂肪の食餌制限と塩類下剤及び接触性下剤の投
与を行なうが、注腸は行なわない所謂ドライ法(dry
melhod)によって行なわれてきたが、このブラ
ウン法は塩類下剤が飲みにくく、急激に下痢をきたすた
め高齢者や虚弱者には耐え難いこと、塩類下剤の効果を
あげるために大量の水分を摂取せねばならず、このため
心不全患者や腎障害のある患者では受入れられないこと
、X線学的には有半結腸の清浄が難しく、残渣が残りが
ちであること等の重大な欠点があった。
最近、上記ブラウン法に代り、ポリエチレングリコール
を主成分とし、これに電解質を加えた非吸収性、非分泌
性の腸管洗浄剤が研究開発され、米国等で既に市販され
、また上記市販品の改良研究もなされている〔特表昭6
3−500523号公報参照〕。之等の洗浄剤は、液剤
形態及び用時溶解用粉末剤形態の両者の形態で製剤化が
可能で、市販品も液剤(製品名: OCL 5olut
ion;Abott社製等)と粉末剤(製品名: Go
lytely;Braintree社製等)の両方が知
られている。
を主成分とし、これに電解質を加えた非吸収性、非分泌
性の腸管洗浄剤が研究開発され、米国等で既に市販され
、また上記市販品の改良研究もなされている〔特表昭6
3−500523号公報参照〕。之等の洗浄剤は、液剤
形態及び用時溶解用粉末剤形態の両者の形態で製剤化が
可能で、市販品も液剤(製品名: OCL 5olut
ion;Abott社製等)と粉末剤(製品名: Go
lytely;Braintree社製等)の両方が知
られている。
之等の内、粉末剤は溶解・計量用容器と共に販売されて
はいるが、用時水に溶かすのが不便で、特にポリエチレ
ングリコールを完全に溶解させるにはかなりの時間と手
間がかかること、調製時の衛生保持や処方量の計量操作
が繁雑であるというデメリットがある。一方、液剤は必
要時にすぐ使用できるか、安定性や衛生保持の対策が必
要となる不利がある。かかる液剤は現在日本では院内製
剤としても用いられており、投与の前日に液剤を調製し
、使用時まで冷蔵庫内にて保管されている。
はいるが、用時水に溶かすのが不便で、特にポリエチレ
ングリコールを完全に溶解させるにはかなりの時間と手
間がかかること、調製時の衛生保持や処方量の計量操作
が繁雑であるというデメリットがある。一方、液剤は必
要時にすぐ使用できるか、安定性や衛生保持の対策が必
要となる不利がある。かかる液剤は現在日本では院内製
剤としても用いられており、投与の前日に液剤を調製し
、使用時まで冷蔵庫内にて保管されている。
発明が解決しようとする課題
ところが、上記液剤について、その安定性を詳しく調査
していくうちに、衛生保持のための加熱滅菌によって、
また微生物増殖防止のための高濃度化(特開平1− 、
+−32529号)或は無菌製造、更に防腐剤の添加等
のいずれかの非加熱調製法においても、その後の保存中
に主成分のひとつであるポリエチレングリコールが酸化
されてホルムアルデヒドが発生するという重大な欠点が
発見された。殊に上記ホルムアルデヒドは、その摂取に
より腹痛、吐血、血尿等をもたらし、その上発癌性があ
るという報告もされている。従って、1回に数lも服用
しなければならない腸管洗浄剤中にこのような物質が混
在するということは、患者にとって極めて危険である。
していくうちに、衛生保持のための加熱滅菌によって、
また微生物増殖防止のための高濃度化(特開平1− 、
+−32529号)或は無菌製造、更に防腐剤の添加等
のいずれかの非加熱調製法においても、その後の保存中
に主成分のひとつであるポリエチレングリコールが酸化
されてホルムアルデヒドが発生するという重大な欠点が
発見された。殊に上記ホルムアルデヒドは、その摂取に
より腹痛、吐血、血尿等をもたらし、その上発癌性があ
るという報告もされている。従って、1回に数lも服用
しなければならない腸管洗浄剤中にこのような物質が混
在するということは、患者にとって極めて危険である。
またホルムアルデヒドは、更に酸化されてギ酸となり、
製剤のpHを低下させ重炭酸イオン含量の低下をきたす
不利もある。
製剤のpHを低下させ重炭酸イオン含量の低下をきたす
不利もある。
本発明者らは、上記問題を解決するために、例えばガス
バリア性容器に可及的に脱酸素状態で充填すること、更
に冷暗所に保存すること等の対応策を検討してみたが、
満足する結果は得られなかった。また、重亜硫酸塩、ア
スコルビン酸、トコフェロール等の医薬品や食品分野で
一般に用いられている種々の抗酸化剤の添加も試みたが
、いずれもあまり効果的でなく、しかも腸管洗浄剤は前
述した通り大量に服用される薬剤であることから、上記
抗酸化剤中にはその添加の好ましくないものもかなりあ
った。
バリア性容器に可及的に脱酸素状態で充填すること、更
に冷暗所に保存すること等の対応策を検討してみたが、
満足する結果は得られなかった。また、重亜硫酸塩、ア
スコルビン酸、トコフェロール等の医薬品や食品分野で
一般に用いられている種々の抗酸化剤の添加も試みたが
、いずれもあまり効果的でなく、しかも腸管洗浄剤は前
述した通り大量に服用される薬剤であることから、上記
抗酸化剤中にはその添加の好ましくないものもかなりあ
った。
このように、ポリエチレングリコールを含有する腸管洗
浄用液剤において、加熱滅菌や長期保存に際する安定性
及び患者に対する安全性を確保するためには、ホルムア
ルデヒドの発生を抑えることが必須不可欠な課題であっ
た。
浄用液剤において、加熱滅菌や長期保存に際する安定性
及び患者に対する安全性を確保するためには、ホルムア
ルデヒドの発生を抑えることが必須不可欠な課題であっ
た。
課題を解決するための手段
本発明者らは、上記課題を解決するために日夜研究を重
ねた結果、α−アミノ酸が上記ポリエチレングリコール
の安定化剤として働き、その配合によれば得られる製剤
は室温保存時だけでなく加熱滅菌によっても殆どホルム
アルデヒドを生じないという新しい知見を得、かくして
本発明を完成するに至った。
ねた結果、α−アミノ酸が上記ポリエチレングリコール
の安定化剤として働き、その配合によれば得られる製剤
は室温保存時だけでなく加熱滅菌によっても殆どホルム
アルデヒドを生じないという新しい知見を得、かくして
本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、ポリエチレングリコール及び電
解質を主成分とし、α−アミノ酸を0.005〜0.2
%(w / v%、以下同じ)含有することを特徴とす
る腸管洗浄用液剤が提供される。
解質を主成分とし、α−アミノ酸を0.005〜0.2
%(w / v%、以下同じ)含有することを特徴とす
る腸管洗浄用液剤が提供される。
本発明腸管洗浄用液剤においては、またポリエチレング
リコール及び電解質イオンの組成が以下の範囲から選ば
れるのが好適である。
リコール及び電解質イオンの組成が以下の範囲から選ば
れるのが好適である。
ポリエチレングリコール 40〜160g/lNa+3
5〜150 mEq/l1 K” 5〜20 mEq//CA
’−20〜 50 mEq// HCO3−10〜30 mEq//SO42−0〜
100 mEq// 本発明の腸管洗浄用液剤は、上記の通り安定化剤として
所定量のα−アミノ酸を含有させたことにより、ホルム
アルデヒドの発生をみごとに防止し、毒性の心配もなく
安全性の非常に高いものである。また、該液剤ではホル
ムアルデヒドの発生防止によりギ酸の生成もなくなり、
pHの変動や重炭酸イオン含量の低下も確実に防止され
ている。
5〜150 mEq/l1 K” 5〜20 mEq//CA
’−20〜 50 mEq// HCO3−10〜30 mEq//SO42−0〜
100 mEq// 本発明の腸管洗浄用液剤は、上記の通り安定化剤として
所定量のα−アミノ酸を含有させたことにより、ホルム
アルデヒドの発生をみごとに防止し、毒性の心配もなく
安全性の非常に高いものである。また、該液剤ではホル
ムアルデヒドの発生防止によりギ酸の生成もなくなり、
pHの変動や重炭酸イオン含量の低下も確実に防止され
ている。
本発明において用いられるα−アミノ酸としては、通常
の輸液や栄養剤等に慣用される各種の必須及び非必須ア
ミノ酸の中から適宜選択でき、その1種を単独でも2種
以上を組合せてもよい。中でも特に、L−4リプトフア
ン、L−ヒスチジン、L−アルギニンは好適である。ま
た該α−アミノ酸は通常遊離アミノ酸形態で利用できる
が、特に遊離形態である必要はなく、例えば塩、エステ
ル、ペプチド等の各種形態で利用することもできる。
の輸液や栄養剤等に慣用される各種の必須及び非必須ア
ミノ酸の中から適宜選択でき、その1種を単独でも2種
以上を組合せてもよい。中でも特に、L−4リプトフア
ン、L−ヒスチジン、L−アルギニンは好適である。ま
た該α−アミノ酸は通常遊離アミノ酸形態で利用できる
が、特に遊離形態である必要はなく、例えば塩、エステ
ル、ペプチド等の各種形態で利用することもできる。
この場合之等の使用量は遊離アミノ酸に換算した量か上
記の範囲、即ち0.005〜0.2%となるように決定
されるものとする。尚、製剤の味への影響や着色等を考
慮すれば、上記添加量範囲は特に約0.01〜0.1%
の範囲から選択されるのが好ましい。
記の範囲、即ち0.005〜0.2%となるように決定
されるものとする。尚、製剤の味への影響や着色等を考
慮すれば、上記添加量範囲は特に約0.01〜0.1%
の範囲から選択されるのが好ましい。
本発明腸管洗浄用液剤の主成分の一つとされ且つ上記α
−アミノ酸の添加により酸化が防止されるポリエチレン
グリコールとしては、腸管内壁の洗浄効果を有するもの
であればその種類は特に問われず、いずれの場合も本発
明によりその酸化防止がなされ、安定な製剤となる。中
でも通常医薬品の担体等としてよ(用いられているポリ
エチレングリコール4000、ポリエチレングリコール
6000等の局方界は好適である。
−アミノ酸の添加により酸化が防止されるポリエチレン
グリコールとしては、腸管内壁の洗浄効果を有するもの
であればその種類は特に問われず、いずれの場合も本発
明によりその酸化防止がなされ、安定な製剤となる。中
でも通常医薬品の担体等としてよ(用いられているポリ
エチレングリコール4000、ポリエチレングリコール
6000等の局方界は好適である。
本発明腸管洗浄用液剤は、上記ポリエチレングリコール
と共に、前記した組成の特定電解質イオンの所定量を含
有することを必須とする。
と共に、前記した組成の特定電解質イオンの所定量を含
有することを必須とする。
かかる電解質イオンの供給源としては、特に制限はなく
、一般の輸液等に用いられている各種化合物でよい。通
常之等は硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウ
ム及び炭酸水素ナトリウムから選択されるのが好ましい
。之等の配合は、本発明液剤を患者に適用した際、該患
者の生体より失われる正味の電解質を充分に補給し、実
質的に生体からの電解質の損失を防止し、これにより組
織の電解質バランスを維持し、正常状態の保持を可能と
する。上記効果を確実なものとするより好ましい本発明
液剤の各成分(ポリエチレングリコールを含む)の組成
範囲は以下の通りである。
、一般の輸液等に用いられている各種化合物でよい。通
常之等は硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウ
ム及び炭酸水素ナトリウムから選択されるのが好ましい
。之等の配合は、本発明液剤を患者に適用した際、該患
者の生体より失われる正味の電解質を充分に補給し、実
質的に生体からの電解質の損失を防止し、これにより組
織の電解質バランスを維持し、正常状態の保持を可能と
する。上記効果を確実なものとするより好ましい本発明
液剤の各成分(ポリエチレングリコールを含む)の組成
範囲は以下の通りである。
ポリエチレングリコール48〜144g/lNa+
40〜135mEq/lK+7〜13 m
Eq/A’ C12−24〜 46 mEq/A’ HCO3−14〜26 mEq/l SO4’ 0〜85 mEq/V上記各
成分は、生体組織の水分量をなるべく変化させないため
に、液全体の浸透圧がほぼ等張となるように配合される
のがよい。
40〜135mEq/lK+7〜13 m
Eq/A’ C12−24〜 46 mEq/A’ HCO3−14〜26 mEq/l SO4’ 0〜85 mEq/V上記各
成分は、生体組織の水分量をなるべく変化させないため
に、液全体の浸透圧がほぼ等張となるように配合される
のがよい。
また本発明液剤には、−層飲みやすさを向上させるため
に、例えばサッカリンナトリウム等の矯味剤、フルーツ
エッセンス等の香料等を適宜添加配合することもでき、
之等の配合によっても液剤の安定性には全く影響はない
。
に、例えばサッカリンナトリウム等の矯味剤、フルーツ
エッセンス等の香料等を適宜添加配合することもでき、
之等の配合によっても液剤の安定性には全く影響はない
。
本発明液剤の製造方法は、市販のこの種液剤形態の腸管
洗浄剤の製造方法となんら変わるところはなく、ポリエ
チレングリコール、電解質及びαTアミノ酸を水に溶解
して各成分が所定の濃度になるように調製し、これをガ
ラス製や合成樹脂製等の適当な容器、好ましくはガスバ
リア性の高い容器中に必要に応じて窒素置換後充填し、
製品とすればよい。
洗浄剤の製造方法となんら変わるところはなく、ポリエ
チレングリコール、電解質及びαTアミノ酸を水に溶解
して各成分が所定の濃度になるように調製し、これをガ
ラス製や合成樹脂製等の適当な容器、好ましくはガスバ
リア性の高い容器中に必要に応じて窒素置換後充填し、
製品とすればよい。
かくして調製される本発明腸管洗浄用液剤は、従来のこ
の種液剤と同様にして使用できる。その量は一般には1
回約1000〜30007/を目安とすればよく、これ
は適用すべき患者の年齢、体重等に応じて適宜増減でき
る。また服用速度としては通常15〜25ivA’/分
程度(約0.9〜1.51/時程度)を採用すればよく
、該服用は通常経口であるが、これに限定されず例えば
経鼻的等であってもよい。
の種液剤と同様にして使用できる。その量は一般には1
回約1000〜30007/を目安とすればよく、これ
は適用すべき患者の年齢、体重等に応じて適宜増減でき
る。また服用速度としては通常15〜25ivA’/分
程度(約0.9〜1.51/時程度)を採用すればよく
、該服用は通常経口であるが、これに限定されず例えば
経鼻的等であってもよい。
実 施 例
以下、本発明を更に詳しく説明するため本発明腸管洗浄
用液剤の調製例を実施例として挙げ、次いでその効果を
明らかにする試験例を挙げる。
用液剤の調製例を実施例として挙げ、次いでその効果を
明らかにする試験例を挙げる。
実施例 1
成 分 配合量(g/A’)ポリエチ
レングリコール4000
6 0Na2 304
5. 69NaCI
1. 46KCI
0.
75NaHCO31,68 L〜ヒスチジン 0. 2上記各成分を
上記に示す量で精製水に溶かし、容器に充填して密封後
、105℃で40分間加熱滅菌して本発明腸管洗浄用液
剤を調製した。
レングリコール4000
6 0Na2 304
5. 69NaCI
1. 46KCI
0.
75NaHCO31,68 L〜ヒスチジン 0. 2上記各成分を
上記に示す量で精製水に溶かし、容器に充填して密封後
、105℃で40分間加熱滅菌して本発明腸管洗浄用液
剤を調製した。
実施例 2
成 分 配合量(g//)ポリエチレ
ングリコール4000
6 ONa 2 SO45,69 NaCl
1. 46KCI
0. 75NaHCO31
,68 L、−)リプトファン 0. 1実施例1と
同様にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を
調製した。
ングリコール4000
6 ONa 2 SO45,69 NaCl
1. 46KCI
0. 75NaHCO31
,68 L、−)リプトファン 0. 1実施例1と
同様にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を
調製した。
実施例 3
成 分 配合量(g / l)ポリエ
チレングリコール400[]
6 ONa 2 SO45,69 NaC/
1. 46KCI
0. 75NaHCO3
1−、68 L−)リプトファン 0. LL−アルギ
ニン 0. 5実施例1と同様にして、
上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製した。
チレングリコール400[]
6 ONa 2 SO45,69 NaC/
1. 46KCI
0. 75NaHCO3
1−、68 L−)リプトファン 0. LL−アルギ
ニン 0. 5実施例1と同様にして、
上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製した。
実施例 4
成 分 配合量(g / A’ )ポ
リエチレングリコール4000
6 0Na2 SO45,69 NaCA’
1. 46KC/
0. 75NaHCO
31,68 L−ヒスチジン 0. 5実施例1と同
様にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調
製した。
リエチレングリコール4000
6 0Na2 SO45,69 NaCA’
1. 46KC/
0. 75NaHCO
31,68 L−ヒスチジン 0. 5実施例1と同
様にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調
製した。
実施例 5
成 分 配合量(g/l)ポリエチレ
ングリコール4000 1
2 0NaCl
1. 46KCI
0. 75N
aHCO31,68 L−システィン 0.2実施例1と同様
にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製
した。
ングリコール4000 1
2 0NaCl
1. 46KCI
0. 75N
aHCO31,68 L−システィン 0.2実施例1と同様
にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製
した。
実施例 6
成 分 配合量 (g / A’
)ポリエチレングリコール4000
6 ONa 2 SO45,69 NaC11,46 KCI 0.75Na
HCO31,68 L−ヒスチジン 1.0実施例1と同様
にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製
した。
)ポリエチレングリコール4000
6 ONa 2 SO45,69 NaC11,46 KCI 0.75Na
HCO31,68 L−ヒスチジン 1.0実施例1と同様
にして、上記に示す組成の本発明腸管洗浄用液剤を調製
した。
試験例 1
実施例1〜4で得た各本発明腸管洗浄用液剤試料につい
て、之等のそれぞれを内容量IIのガラス瓶及びアルミ
ラミネートフィルム袋のそれぞれに充填後、105℃で
40分間加熱滅菌した。
て、之等のそれぞれを内容量IIのガラス瓶及びアルミ
ラミネートフィルム袋のそれぞれに充填後、105℃で
40分間加熱滅菌した。
尚、ガラス瓶を用いる場合は、窒素雰囲気中で液剤を調
製し、窒素置換充填を行なった。またアルミラミネート
フィルム袋の場合は、空気雰囲気中で調製、充填を行な
った。
製し、窒素置換充填を行なった。またアルミラミネート
フィルム袋の場合は、空気雰囲気中で調製、充填を行な
った。
上記で調製した各充填された液剤試料を、40℃で3ケ
月間及び室温で1年間それぞれ保存し、保存後の試料液
のホルムアルデヒド濃度、ギ酸濃度及びpHをそれぞれ
測定した。また、上記保存開始時にも同様の測定を行な
っておいた。
月間及び室温で1年間それぞれ保存し、保存後の試料液
のホルムアルデヒド濃度、ギ酸濃度及びpHをそれぞれ
測定した。また、上記保存開始時にも同様の測定を行な
っておいた。
上記ホルムアルデヒド濃度は、衛生試験法(平成2年)
のAHMT法に基づいて定量した。またギ酸濃度は、イ
オンクロマトグラフィーにより定量した。尚、用いたカ
ラムはTSK gel 5CX()l+)[東ソー社製
]で、溶離液は1.2mMへブタフルオロ−n−酪酸と
した。
のAHMT法に基づいて定量した。またギ酸濃度は、イ
オンクロマトグラフィーにより定量した。尚、用いたカ
ラムはTSK gel 5CX()l+)[東ソー社製
]で、溶離液は1.2mMへブタフルオロ−n−酪酸と
した。
一方、比較例として、実施例1の組成からアミノ酸(L
−ヒスチジン)を除いた組成の液剤を同様にして調製し
、加熱滅菌するか又はすることなく、上記と同一試験を
行なった。
−ヒスチジン)を除いた組成の液剤を同様にして調製し
、加熱滅菌するか又はすることなく、上記と同一試験を
行なった。
得られた結果を第1表に示す。
第 1 表
GV : ガラス瓶、 A 1 : アルミラミネート
フィルム袋第 1 表 (続き) GV : ガラス瓶、 A l : アルミラミネート
フィルム袋尚、上記第1表において、ホルムアルデヒド
濃度及びギ酸濃度の測定値における単位はppmであり
、N、 D、は検出限界(0,O5ppm以下)を示す
。
フィルム袋第 1 表 (続き) GV : ガラス瓶、 A l : アルミラミネート
フィルム袋尚、上記第1表において、ホルムアルデヒド
濃度及びギ酸濃度の測定値における単位はppmであり
、N、 D、は検出限界(0,O5ppm以下)を示す
。
第1表から明らかな通り、比較例1及び2に示す試料(
α−アミノ酸無添加の比較腸管洗浄用液剤試料)は、4
0°C3ケ月及び室温1年間の両保存条件下において、
ホルムアルデヒド発生やギ酸発生の著しい増加が認めら
れ、pHの低下も確認された。
α−アミノ酸無添加の比較腸管洗浄用液剤試料)は、4
0°C3ケ月及び室温1年間の両保存条件下において、
ホルムアルデヒド発生やギ酸発生の著しい増加が認めら
れ、pHの低下も確認された。
これに対して、本発明腸管洗浄用液剤試料は、いずれも
同保存条件下において、ホルムアルデヒド及びギ酸を殆
ど発生せず、またpHの変動も非常に少なく、極めて安
定であり、安全性の高いものであることが確認された。
同保存条件下において、ホルムアルデヒド及びギ酸を殆
ど発生せず、またpHの変動も非常に少なく、極めて安
定であり、安全性の高いものであることが確認された。
(以 上)
Claims (2)
- (1)ポリエチレングリコール及び電解質を主成分とし
、α−アミノ酸を0.005〜0.2%(w/v)含有
することを特徴とする腸管洗浄用液剤。 - (2)ポリエチレングリコール及び電解質イオンの組成
が以下の範囲から選ばれる請求項(1)に記載の腸管洗
浄用液剤。 ポリエチレングリコール40〜160g/lNa^+
35〜150mEq/l K^+ 5〜20mEq/l Cl^− 20〜50mEq/l HCO_3^− 10〜30mEq/l SO_4^2^− 0〜100mEq/l
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33197590A JPH04198126A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 腸管洗浄用液剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33197590A JPH04198126A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 腸管洗浄用液剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04198126A true JPH04198126A (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=18249744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33197590A Pending JPH04198126A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 腸管洗浄用液剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04198126A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6444198B1 (en) | 1999-02-22 | 2002-09-03 | Smithkline Beecham Corporation | Effervescent laxatives |
| JP2005507407A (ja) * | 2001-10-29 | 2005-03-17 | 清水製薬株式会社 | 腸管洗浄製剤 |
| JP2005187448A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-07-14 | Ajinomoto Co Inc | 腸管洗浄用組成物 |
| US7495063B2 (en) | 2006-02-03 | 2009-02-24 | Dow Global Technologies Inc. | Reduced oligomer concentration in high purity polyalkylene glycols |
| JP2011162549A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-25 | Ajinomoto Co Inc | 腸管洗浄用組成物 |
| JP2016141734A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物及び成形体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS649285A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Shiseido Co Ltd | Antioxidant |
| JPH01132527A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-25 | Morishita Seiyaku Kk | 腸管洗浄液剤 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP33197590A patent/JPH04198126A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2011162549A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-25 | Ajinomoto Co Inc | 腸管洗浄用組成物 |
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